My Note 私、プロレスの味方かも
2005.2.4

私は就寝前に、本を読むかTVを見るかしてしばらく時間を過ごす。よほど眠いときや酔っ払ったときは別として、まあナイトキャップというやつである。
ところで最近、深夜のCATVでよくプロレスをやっているのに出くわす。

実は私は学生時代、大のプロレスファンであった。
私が子どものころは、ジャイアント馬場とアントニオ猪木の「BI砲」を擁する日本プロレスが全盛期で、金曜夜8時のゴールデンタイムで堂々たる1時間放送であった。
「火の玉小僧」吉村道明にキムイルこと大木金太郎を加えた「四天王」が毎日画面せましと暴れていた。日本人対決などという図式はなく、ひたすら外人レスラーとの戦いであった。
外人レスラーもフレッド・ブラッシー、フリッツ・フォン・エリック、ブルーノ・サンマルチノ、キラー・コワルスキー、ボボ・ブラジル、ザ・デストロイヤーなどなど、魅力的なレスラーたちであった。
多くの子どもは猪木のファンであり、繰り出す多彩な技にあこがれ、プロレスごっこをやってはあそこを打ったのあの子が泣いたのとわあわあやっていた。雪が積もろうものならバックドロップやブレーンバスターをばんばんかけまくり、たまにもろに決まって息ができなくなったり、どこで打ったか鼻血が出て雪が真っ赤に(黒く見えるのだが)染まったりと、今では考えられない無茶なことをやっていた。

あのころ、どの技が一番痛そうといって、パイルドライバー以上のものは考えられなかった。頭をもろにガツンと打ち付けるなど、子どもにもすごくわかりやすい痛さではないか。話はそれるが、痛いといえば四の字固めも相当痛く、子どもでも簡単にかけられるので身を持って理解することができ、一度体験した後にTVで見ると、もう知らないうちに顔がしかめっ面になっていたものである。似たような体験できる痛い技には逆エビ固めもあった。
ところが後年、パワーボムなどという、これも至極わかりやすく痛そうな技が出てきてびっくりした。あれは確かテリー・ゴディあたりがやっていたと思う。今になって考えてみると手がフリーなので受身がとりやすい技なのだが、最初に見たときは思わず「あいたぁ〜」と口に出していた。

反面、何が痛いのか理解できない技も多くあった。代表格はスピニング・トーホールドやローリング・クレイドルといったファンクスの技で、見た目も派手ではないし、何だかなあという感じであった。馬場の一連の技も痛いというか効いているのかどうか理解不能であった。実はコブラツイストや卍固めも、内心痛くないんじゃないかと思っていたが、猪木ファンに何をされるかわからないので絶対に言わなかった。

話は飛ぶが、カッコイイよなあーと思っていたのは、イカしたネーミングのタッグチームであった。
ハンセン&マードックのアウトローズ、テリー・ゴディ他(忘れた!)のフリーバーズ、そして何と言ってもロードウォリアーズ。
日本人タッグも「ナントカ砲」ばかりじゃなくて、カッコイイ名前をつければいいのになーと思うのである。闘竜門ジャパンの「イタリアン・コネクション」だったか、あれはまあいけてるほうだろう。しかし「クレイジーマックス」は安直に過ぎる。維新軍・マシン軍・狼軍団などにいたっては、カッコよさというかスマートさに欠けること著しい。
そうそう、先日気に入ったレスラーができた。ストーカー市川という。わかる人はわかるのだ。うーん、今日はちょっとディープになってしまった。


私も小・中学生の頃は、プロレスファンでした。(^◇^)
APECさんの時代より少し後の時代で、私はジャンボ鶴田とイギリスのビルロビンソンの対決が非常に記憶に残っています。
BUT!!(・o・)
ジャンボ鶴田はすでに他界、ビルロビンソンに至っては、ヒールに大変身(・_・)。やはり年とともに技の切れが悪くなりヒールに変身してしまったのだろう(゜o゜)。
他の職業でも能力が減退してくると口で勝負のヒールになる人もいるなあ〜〜(自分のことか??(^^ゞ)
Posted by 竜馬 at 2005年02月04日 09:21


おお、ビル・ロビンソン!「人間風車」ですね。(今思うととんでもないネーミングだ)
彼のダブルアームスープレックスは本当にきれいでした。つま先から肩までのきれいな丸いブリッジは見事でしたね。
ダブルアームスープレックスといえば、後年ローラン・ボックも必殺技にしていますが、彼のブリッジはあまりきれいではありませんでした。やはりビル・ロビンソンが一番でした。
スープレックス系の必殺技といえば、カールゴッチのジャーマンも見事でした。
猪木のジャーマン(ストロング小林をフォールした時の)はゴッチに似てましたね。
前田日明もスープレックスきれいだったのですが、打撃&サブミッションに行ってしまったので残念でした。
そうそう、初代タイガーもきれいなブリッジでしたね。

・・・・うーむ、すごくディープになってきた・・・・そろそろやめよ。
Posted by APEC at 2005年02月05日 01:38


すみませーん!終了間際に場外乱入します。
フリッツ・フォン・エリックって、鉄のつめのアイアンクロウですか?あれって、本当に頭が割れるほどいたいのでしょうか。万力で頭蓋骨がゆがむほどの握力なんて信じられんし、もしそんな力があったら、えらいことになると思いますが。笑。
 私は、高校二年のとき、力道山が殺されて以来、プロレスに興味を失いました。そういえば、豊登、とか、吉村道明とか、グレート東郷とか、ルーテーズとか、いましたね。グレート東郷なんか結構好きでした。
でも、柔道王の木村さんと力動の戦いは見ておりません。それではまた、お便りします♪♪♪♪、魔法使い♪♪♪
Posted by 魔法使い at 2005年02月05日 02:22


おぉっと、オールドファンの乱入だぁ!
アイアンクローとは懐かしい。あれをやられた馬場のこめかみが内出血していたという話はありましたが、どうなんだろう。でも猪木だったか、エリックの本当に怖い技は「馬の蹴り」だと言っていました。
彼は多くの息子に恵まれ、彼らはみんなプロレスラーになるのですが、なぜかほとんど死んでしまったと記憶しています。息子のケリー、ケビンのアメリカでの試合を何度かTVで見ましたが、ものすごいショープロレスでした。
Posted by APEC at 2005年02月05日 09:21


2005.2.4 ブログに掲載