技術士第一次試験の概要 最終更新:2011.10.04 Top Page
関連サイト:一次試験実施案内(技術士会)

第一次試験とは

技術士第一次試験は、技術士の前段階である「修習技術者」になるための試験です。

  • 受験資格の制限は特にありません。年齢・学歴・経験年数など関係なく、学生・外国人、誰でも受験できます。
  • 試験に合格すると、修習技術者になり、以下のいずれかの課程を経て、第二次試験が受験できるようになります。
    (1) 技術士補登録→指導技術士の下で実務経験4年
    (2) 優れた監督者の指導下で実務修習プログラム4年
    (3) 実務経験7年
  • 平成20年度試験の内容は、下表のようなものです。
    出願
    期間
    出願書類配布:平成23年6月1日〜7月4日(技術士会HPからのダウンロードが効率的です)
    出願書類受付:平成23年6月1日〜7月4日(土曜日・日曜日・祝日を除く)
    試験日 平成23年10月10日(月・祭日)
    試験地 北海道,宮城,東京,神奈川,新潟,石川,愛知,大阪,広島,香川,福岡,沖縄
    試験
    内容

    合格
    基準
    科目および内容 試験時間 配点 合格基準
    適性
    科目
    技術士等の義務規定の遵守に関する
    適性に関する問題

    1時間 1点×15問
    =15点満点
    8点以上
    専門
    科目
    選択した技術部門に係る基礎知識及び
    専門知識に関する問題
    2時間 2点×25問
    =50点満点
    20点以上 合計して
    33点以上
    基礎
    科目
    科学技術全般にわたる基礎知識に関する
    問題

    1時間 1点×15問
    15点満点
    6点以上
    共通
    科目
    数学、物理学、化学、生物学、地学から
    2科目選択
    2時間 20点満点
    ×2科目
    平均点以上
    受験料 11,000円
    免除
    規定
    適性
    科目
    免除規定なし
    専門
    科目
    既技術士
    (登録部門と同一部門を受験)
    基礎
    科目
    既技術士
    (登録部門と他の部門を受験)
    共通
    科目
    大学エンジニアリング課程修了者

 進む国際化の中、技術者資格の国際相互承認のため、また外国企業の市場参入のため、日本の技術士資格と欧米の技術者資格との整合性をとる必要が出てきました。
 そして、エンジニアリング課程の高等教育・技術者倫理・継続的な技術力の維持向上といった、これまでの技術士資格で担保されていなかった資質を確認することを盛り込んで、平成12年度に技術士制度が改定されました。旧制度から新制度への移行期間が平成14年度で終了し、15年度からは完全に新制度下での試験実施となっています。

 「エンジニアリング課程の高等教育の担保」とは、技術士をめざしてこれから実務経験を積むにふさわしい基礎知識を有することを保証することです。この方法には、JABEE認定教育プログラム修了と、第一次試験合格の2つの道があります。
 JABEE認定教育プログラムとは、国際的に認定されたエンジニアリング課程の教育プログラムのことで、これを修了することで、修習技術者として必要な基礎知識を有することを確認するものです。
 そして技術士第一次試験は、上記のような国際的に認定された教育プログラムを修了していなくても、これと同等の基礎知識を有することを確認するための試験です。すなわち、大学受験に対する大検のようなイメージになります。

 大学を受験するためには・・・・
   @高校過程を卒業する
    そうでない人のために・・・・ A大検に合格すれば高校卒業と同程度と認定する

 二次試験を受験するためには・・・・
   @JABEE過程を修了する
    そうでない人のために・・・・ A一次試験に合格すればJABEE修了と同程度と認定する


 こういったことにより、JABEE認定課程修了者は第一次試験を免除されます。
             ※文部科学大臣の認定手続きを要するので、実際の免除はJABEE認定から1年後になります。

 このような試験の性格上、試験問題は、実務経験とは縁の薄い基礎知識を確認するものばかりになります。問題の内容については、過去問題を参考にしてください。