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共通科目・基礎科目・専門科目および適性科目から成る一次試験について、全般的な受験対策を記します。
ただし、受験対策は人それぞれです。学生さんから社会に出て間もない若手技術者、中堅技術者、熟練技術者、それぞれの立場で、ポイントは変わってきます。うのみにするのではなく、参考にできるところは参考にするというスタンスでお読みください。
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答案用紙はマークシートです。
模擬練習用答案用紙を用意しましたので、お使いください。なお、この答案用紙はNagaseさんよりご提供いただいたものです。 |
| Excel版 PDF版 |
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できるだけ免除科目を増やそう
第一次試験は、共通科目、基礎科目、専門科目、適性科目からなりますが、共通・基礎・専門の各科目には免除規定があります。共通科目免除の詳細はこちらを見てください。
| 受験者種別 |
共通科目 |
基礎科目 |
専門科目 |
適性科目 |
| 高卒・専門学校卒 |
● |
● |
● |
● |
| 理工系大卒 |
免除 |
● |
● |
● |
| 技術士(同部門) |
免除 |
免除 |
免除 |
● |
| 技術士(別部門) |
免除 |
免除 |
● |
● |
- 共通科目免除について
理工系大学卒業者・特定の国家資格(一級土木施工管理・測量士など)保有者は、共通科目が免除になります。共通科目は大学入試のような問題です。免除してもらえる人は必ず免除してもらいましょう。
学歴から免除してもらえない人には、理工系大学・高専以外の学歴をお持ちの社会人(おそらく多くは高卒・専門学校卒)と、学生さん(おそらく大部分は理工系大学に在学中)と思われます。
- 社会人の人は、まず過去問題を見てみよう
一度共通科目の過去問題を見てみましょう。
何とかなりそうだったか挑戦してみましょう。おそらく理工系大学に進まれなかった方は、こういった問題は苦手だと思いますが、それは「苦手な人たちばかりが受けた中で平均点を上回ればよい」ということも意味します。
「こりゃだめだ」と思うなら、免除してもらうように回り道しましょう。具体的には、一級土木施工管理技士や測量士、公害防止管理者(大気・水質の1種・3種)、甲種危険物取扱者などの国家資格を取得してから一次試験に挑戦するようにしましょう。
- 学生の人は、得意科目で挑戦しよう
理工系大学在学中の方は、大学受験や日々の勉強で、共通科目のうち得意科目・専攻科目はかなり楽に点数が稼げると思います。平均点以上取るのは難しくないでしょう。
文系大学の方など、これといった得意科目・専攻科目がない方は、一度過去問題をやってみて自分の得意科目を把握するといいでしょう。比較的暗記系で行けて、かつ暗記すべき内容があまり多くないのは生物・地学だと思われます。
- 基礎科目・専門科目免除について
既技術士は、共通科目・基礎科目が免除になります。
さらに、技術士登録部門と同一部門だと専門科目も免除になります。つまり、適性科目のみ受験すればよくなり、ほぼ100%合格できます。
既技術士の人は、必ず同一部門で受験しましょう。一次試験の部門は、二次試験の受験部門に関係ありません。どの部門でもいいので、一次試験に合格していさえすれば、二次試験のどの部門でも、何度でも受験できるようになります(もちろん所定の経験年数は必要です)。既技術士の人が、取得部門以外の部門で一次試験を受ける意味は、「腕試し」以外の何者でもありません。
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学生のアタマになろう
一次試験は、JABEE認定教育課程の修了者と同等の学業レベルにあるかどうかを確認する試験ですから、経験は問われません。基礎知識が問われます。
学生あるいは卒業後まもない受験生はともかく、社会人となって長い受験生、特に熟練技術者は、学生のアタマに切り替えることが何より大切です。「学生のアタマ」とは何かというと、次のようなものだと思います。
- 出された問題に答える能力
頭の中の「知識の本棚」から答えになる知識を引き出してきて、必要であれば計算などをして整理し、それを提示する能力です。 知識と経験を組み合わせて「何を作ろうか」とか「これはどうなっているんだろう」ということを考える必要はありません。
- 空間イメージ、手順イメージ
頭の中で、「これとこれがこうなって・・・・」とか「こうして次にこうやって・・・・」といった抽象的なものをイメージする能力です。 高校生のとき、三次元ベクトルを理解しようとして頭の中で「箱の隅っこ」のような三次元座標をイメージして、そこから斜めに延びる「矢印」を思い浮かべたりしませんでしたか?ああいった、現実に目の前にはないものを頭の中でイメージする「アタマの構造」です。
- 論理的思考
上記と似ていますが、「経験ではこうだった」とか、「どうあるべきか」といったようなこと、あるいは実行した場合に生起しうるあらゆるケースを考えるなどということを一切考えず、ただただ論理的に「こうしたらこうなる。これはこうだからこうなる」という手順で考える能力です。
- 疑わない。背景を探らない。
「なぜこの法律はこういうことになってるんだろう」とか「誰の意図が働いてるんだろう」などとスレた考えを持たず、まっすぐに情報を受け止めて頭の中に格納するという特質です。
どうしたら学生のアタマになれるかというと、「学生が解くような問題の中にどっぷりつかる」ことです。学生時代の教科書を読んでも効果はあまりありません。退屈になって投げ出してしまうのが落ちです。
お勧めは、基礎科目の過去問題をしっかり解くことです。文献・教科書・インターネットなどいろいろな出典を当たって、各選択肢の正誤が自信を持って答えられるまで調べます。おそらく数日かかると思いますが、休日1日だけでもいいです。基礎科目解答にどっぷりつかって過ごすと、理工系大学を出ておられる方は、基礎科目がこんなに簡単だっかのかと感じるようになると思います。
一方、そもそも「学生のアタマ」になったことがない人もおられると思います。あるいは卒業から長年が経過して、とてもそんなアタマの切替はできないという方もいらっしゃるでしょう。そういう方は、このサイトのコンテンツや問題集、あるいは大学の教科書などを使って、とにかく勉強されることをお勧めします。特に大学の教科書は基礎から段階的に解説してあるので、比較的理解しやすいと思います。
なお、このサイトでの解説も、特に基礎科目に関しては、大学の教科書以上に分かりやすく解説するよう心がけているつもりですが、一方向の情報発信になっている関係上、「これを読んで理解してもらえるだろうか」といつも不安に思っています。もし「ここがわからない」とか「ここはもっと噛み砕いて説明してほしい」などのご意見・ご要望がありましたら、遠慮なくご意見・ご質問をお寄せ下さい。こちら |
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過去問題を解いてみよう
一番大切なのは、まず自分の実力を知ることです。過去問題を解いて採点してみましょう。
40%以下・・・・がんばらないとダメ。
50〜70%・・・・なんとか行けそうだが、より磐石に。
80%以上・・・・確認勉強程度で大丈夫。
まずこの程度の評価をし、あぶないものから優先順位をつけて勉強します。
この場合の「優先順位」は、勉強する順番ではなく、勉強するウェイト、頻度です。試験勉強は繰り返し訓練であることを忘れてはいけません。
たとえば、「基礎は苦手。専門はまあまあ。適性はバッチリ」と判断したなら、「基礎は毎日勉強。設計・計画→情報・論理→解析→材料・化学・バイオ→技術連関というローテーションで1日1分野づつ繰り返す。専門は2日に1度。11分野のうち2分野づつ。適性はやらない」と決めて勉強します。
そして、2週間〜4週間程度ごとに確認模擬試験を行い、レベルの再評価をします。これは、優先順位に関係なく全科目やります。
この結果にもとづき、次の2週間〜4週間のスケジュールを決めます。相変わらず適性はバッチリなら今度も勉強はしません。「基礎が良くなったが専門が落ちた」のなら、ウェイトを変えてみます。
すなわち、PDCAサイクルを回して勉強することがポイントです。
(P)自分の実力に合わせて勉強計画をたてる
→(D)勉強を実行する
→(C)実力確認をする(過去問題・模擬試験など)
→(A)(P)新たな自分の実力にあわせた勉強計画をたてる
→(D)勉強を実行する・・・・
という繰り返しです。 |
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配点と重要科目
一次試験の配点および合格条件は下表の通りです。
| 科目 |
配点 |
合格条件 |
| 共通 |
40 |
平均点以上 |
| 基礎 |
15 |
40%以上 |
基礎+専門で
50%以上 |
| 専門 |
50 |
40%以上 |
| 適性 |
15 |
50%以上 |
共通科目は免除、適性科目は50%以上取れないわけがないとすれば、基礎科目と専門科目だけの勝負です。
「基礎+専門で50%以上」という時の配点は、基礎15点・専門50点というウェイトがそのまま反映されたものになります。すなわち、各科目での得点(○○点満点中△△点という得点)がそのまま加算されます。満点は15点+50点ですから65点で、この50%以上ですから、基礎+専門で33点以上の得点が必要となります。
ちょっと例で考えてみます。
-------------------------------
(例1)基礎科目が40%ギリギリの場合
15点×40%=6点 → 33点−6点=27点必要 → 27点÷50問=54%取ればOK。
(例2)専門科目が40%ギリギリの場合
50点×40%=20点 → 33点−20点=13点必要 → 13点÷15問=87%取らないとダメ(2問以上間違えたらアウト)
-------------------------------
したがって、専門科目のウェイトが非常に高いといえ、専門科目が低得点であれば、基礎科目では挽回困難と考えられます。 |
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科目別の対策
- 共通科目
- 試験の内容
- 数学・物理学・化学・生物学・地学(各20問の択一問題)から2科目選択解答です。
- 受験部門に関係なく、どの科目を選んでもかまいません。時間は2時間です。
- 問題のレベルは大学教養課程程度と予想されますが、想定される受験者の学力・学歴も考慮すると、大学入試レベルをクリアしておれば平均点は取れると思われます。
- 試験対策
- 理工系大卒者や関連国家資格等は免除です。
- 免除にならない人は、過去問題を見て、共通科目を受験するか、他の国家資格等を取得して免除をねらうかを決めます。
- 免除対象となる学歴・資格は下表のとおりで、一級土木施工管理技士・測量士・公害防止管理者・甲種危険物取扱者などです。「いまさら高校の教科書なんてとてもダメ」という熟練技術者は免除ねらいをお勧めします。土木建設技術者には一級土木施工管理技士がお勧めです。この資格のための勉強がそのまま一次試験に生きます。
| 区分 |
共通科目免除条件
|
| 学歴 |
理工系大学卒業者(理科系等の学士の学位を有する者) |
| 防衛大学の理科系課程・防衛医科大卒業者 |
| 水産大学・海上保安大学・気象大学大学部卒業者 |
| 職業訓練学校長期課程修了者 |
| その他、旧制高等師範学校・旧制女子高等師範学校・旧制大学・旧制専門学校の理科系等課程卒業者など |
| 資格 |
公害防止管理者(大気1・3級、水質1・3級)、公害防止主任管理者 |
技術検定1級合格者
(1級土木施工管理技士、1級建設機械施工技士、1級管工事施工管理技士、1級造園施工管理技士、1級建築施工管理技士、1級電気工事施工管理技士) |
| 測量士、1級建築士、甲種危険物取扱者 |
| 労働安全コンサルタント、労働衛生コンサルタント |
| 高圧ガス製造保安責任者(甲種化学・甲種機械・第1種冷凍機械)、エネルギー管理士、電気主任技術者(1級・2級)、第1種ダム水路主任技術者、第1種ボイラー・タービン主任技術者、甲種ガス主任技術者、第1級総合無線通信士、第1種陸上無線技術士、核燃料取扱主任者、原子炉主任技術者、第1種放射線取扱主任者、特級ボイラー技士 |
- 受験するなら、まず科目を絞り、過去問題をとことん調べる(正解とその理由もしっかりと)ことをお勧めします。そして必要に応じて高校教科書・大学受験参考書・大学教養課程参考書で勉強するといいでしょう。
- 合格基準は、平均点以上の得点です(14年度までは50%得点でした)。アメリカの一次試験相当のFE試験は、工学系大卒でないと受験すらできません(理学部でもダメです)。それに比べればチャンスがあるだけ幸運です。石にかじりついても、のガッツがあるかどうかの勝負です。
- 基礎科目
- 試験の内容
- 設計・計画、情報・論理、解析、材料・化学・バイオ、技術それぞれに関する5つの択一問題群から3問づつ、計15問選択します。
- 時間は1時間です。平成18年は各分野5問中3問ずつ、計25問中から15問選択でした。
- 問題レベルは大学専門課程程度です。
- 17年度あたりから、暗記系の知識問題から応用事例にも踏み出した問題が増えてきました。
- 40%以上の正解率が条件です(これを下回ると他科目がどんなに良くてもアウト)。なおかつ、専門科目と合わせて50%以上正解が条件です。前述のように、基礎科目が多少悪くても専門科目で挽回できますが、やはり最低50%は取りたいものです。
- 基礎科目は、理工系の知識が大卒にふさわしい程度にある人ならば、頭さえ切り替われば7割は取れる問題です。専門科目に自信がない人は無論、万全を期するため、70%程度の正解を目指しましょう。逆に理工系の基礎学力に劣る人には難しいだけでなく得体の知れない(どう勉強するかもよくわからない)科目です。
- 試験対策
- 最もお勧めな方法は、次のやり方です。
これを繰り返すことで、試験で点数を取るのに必要な範囲で、工学関連基礎知識が着実についてくると思います。
なお、過去問題は13〜17年の5年分しかありませんし、何度か解いていると覚えてしまいますので、問題集や本サイトの模擬試験などなども使って、「品切れ」にならないようにするとよいでしょう。
- 過去問題を解いて、「答えあわせ」をしてみる。過去問題と解答案はこちら
- 大丈夫そうな分野(60%(余裕を見るなら70%)以上解けるもの)、不安の残る分野、あきらめたほうが早そうな分野に分ける。
- あきらめたほうが早そうな分野が50%以上ある場合は、理工系の基礎学力自体が不足していると思われるので、「受験勉強」以前に「工学基礎知識の勉強」をする。次の■へ。
- 不安の残る分野について、インターネットを駆使して「広く浅く」勉強する。1つの出題分野について、日曜日の午後など半日程度使ってインターネットでごそごそやっていれば、かなり点数が取れるようになると思います。
- 1へ戻る
- 基礎科目については、
「どう勉強していいかわからない。雲をつかむようだ」
「答えどころか問題の内容、そもそも何を問われているかがわからない」
「正解と解説を見ても、それも理解できない」
といった声が聞かれます。はっきり申し上げてこのように感じる方は、理工系の基礎学力が不足しています。そもそも勉強してこなかったのか、勉強したけれど長年のうちにすっかり忘れたのかはわかりませんが、とにかく基礎学力不足です。
対策は、基礎からしっかり勉強すること、これに尽きます。
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「基礎学力のない人は技術士になるなということか」
そのとおりです。現実問題として、それが今の技術士試験制度です。
科学技術の基礎学力がない人は往々にして経験則に頼ります。「なぜそうなるのか理論的に説明しろと言われてもできないけれど、なにせこうなる。だからこの方法を使う」という人に、科学技術に関する高度な判断をまかせられると国民は思うでしょうか。
「土木をやるのになんでDNAなんて勉強しなければいけないんだ」
広い知識の裾野を持っている専門家と、専門バカで「自分の専門なら誰にも負けないけどそれ以外はわからない。そっちの専門家に聞いてくれ」ですまそうとする専門家と、国民はどちらを選ぶでしょうか。
厳しいことを申し上げましたが、これが現実です。この苦い現実をまず飲み下してください。私がお手伝いできるのはそれからです。 |
とはいえ、科学技術の基礎すべてを遮二無二勉強してもムダが多すぎます。各分野での出題傾向などをしっかり把握して、「試験に出る問題に強くなる」という受験勉強の基本をおさえましょう。
よく聞かれるのが、「基礎科目は範囲が広すぎてどこから手をつけたらいいのかわからない」という言葉です。ところがそんなことはないのです。近年の出題傾向を吟味すると、基礎科目は「よく出る問題」がいくつかあることがわかります。
具体的には下表のような問題で、9種類しかありません。
| 分野 |
よく出る問題 |
出題実績 |
| H16 |
H17 |
H18 |
H19 |
H20 |
H21 |
H22 |
| 設計・計画 |
@システム信頼度解析 |
1 |
2 |
1 |
1 |
0 |
1 |
1 |
| Aオペレーションズ・リサーチ |
1 |
0 |
0 |
2 |
2 |
1 |
2 |
| 情報・論理 |
Bビット・2進数 |
1 |
2 |
1 |
3 |
2 |
2 |
2 |
| Cネットワーク法 |
0 |
0 |
1 |
1 |
1 |
0 |
0 |
| D構文図 |
1 |
0 |
1 |
0 |
0 |
1 |
0 |
| 解析 |
E数値解析 |
1 |
1 |
2 |
1 |
0 |
0 |
0 |
| 材料・化学・バイオ |
F元素 |
2 |
2 |
1 |
0 |
1 |
1 |
1 |
| G材料と製品 |
1 |
0 |
1 |
1 |
1 |
2 |
1 |
| 技術連関 |
H環境(特に地球温暖化など地球環境問題) |
3 |
2 |
3 |
1 |
1 |
2 |
3 |
| (合計出題数) |
11 |
9 |
11 |
10 |
8 |
9 |
10 |
もしこれら9種類の問題で正解率80%を出せば、平均10問として8点取れますから、十分な得点が期待できます。さらに実際の試験では、感覚や常識的知識で答えられる文章題も必ず出ており、かなり高得点が期待できます。
また、基礎科目といえば
「解き方がぜんぜん思いつかない」
「問題の意味もわからない」
という問題が出るというイメージのある方もいらっしゃると思いますが、そういった問題は上表に挙げてあるものが多いのではないでしょうか。
これらのことから、出題率の高い9種類の問題を集中的に勉強することが効率的な基礎科目攻略法と考えます。下記書籍は、このような考え方に基づき、頻出9分野について徹底解説したものです。
| 参考図書 |
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一次試験のうち基礎科目と適性科目の受験対策をまとめました。
基礎科目については9種類、余裕がある人のための追記を含めても13種類の問題に絞り込みました。
問題を数多く解いてトレーニングを積むという人が多いのですが、わかったようなわからないような状態で演習問題を解きまくるのが果たして効率的だろうかという疑問もあって、とにかく頻出問題に対する理解を深めることに特化しています。
そして適性科目とあわせて50問の練習問題も掲載しました。
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| 購入はこちら |
| 出版・オンライン購入に伴うボランティア支援について |
- 「0点の分野があると失格」という無責任なデマが一部で流れているようですが、そんなことはありません。基礎科目全体の得点での勝負なので、0点の分野があってもかまいません。
- 私が一番お勧めするのは、大学の教科書です。工学系大学を卒業され、まだ教科書が手元にある人は、せひそれを活用して、習ったはずのことを「復習」しましょう。
そういうものが手元にない人は、本屋さんで入手します。どの本を入手したらいいかは、
ネットで大学の講義計画を検索して使用テキストを調べる
工学系学部のある身近な大学の生協などに置いてあるテキストを調べる
などの方法があります。
たとえば私の手元には「土木計画学序説」(森北出版)という本がありますが、設計・計画分野と一部技術連関分野の勉強に適しており、このサイトの当該分野のテキストや模擬試験などを作るのに多いに参考になりました。この本は2,200円で、岩波「現代工学の基礎」よりはるかに安くなっています。
参考までに、私の手元にある「大学のテキスト」のリストを掲載します。こちら
- 専門科目
- 試験の内容
- 専門部門の基礎的問題(択一形式)を解きます。
- 平成14年度は択一10問・記述1問でしたが、15年度はすべて択一になり、30問中25問選択になりました。16年度もこれを踏襲しましたが、17年度からは35問中25問選択になりました。
問題数が増えたことへの対策は、選択するかどうかを素早く決定すること、これにつきます。先頭の問題から1問ずつ考えて、わからなかったら捨てて・・・・などということをやっていてはとても間に合いません。
(1) 自分の専門分野の問題は全部選ぶことにして、その問題数を数える。
(2) 得意分野を中心に、合計25問になるよう問題を選ぶ。
(3) 選んだ問題を解いていく。
見込み違いで解けない場合を除き、その他の問題は見向きもしない。
これが一番効果的な対応ではないかと思います。
- 建設部門の問題は、「いろいろな工法・法令などを知っているか」ということが問われます。
- 試験対策(建設部門)
- 土質基礎・鋼構造・都市計画・道路・鉄道・河川砂防・トンネル・港湾・発電・積算・環境からの出題ですが、土質基礎・鋼構造・河川砂防に偏って出題されます。これら3分野(中でも、土質工学・構造力学・水理学)のうち1分野でも多く得意分野にしましょう。
- まんべんなく得点する必要はありません。偏ってもいいから合格ラインに達すればいいのです。なお、条件は正解率40%ですが、基礎科目と合わせて50%正解も条件です。正解率が50%を下回ると、基礎科目での挽回は困難と思われます。実質的なボーダーラインは50%と考えておきましょう。逆に60%以上は必要ありません(正確には56%です)。正答率を60%から70%に上げるための勉強は、基礎科目や適性科目が磐石になってからでいいでしょう。
- 得意分野とやや得意な分野を足して7分野〜8分野決め、大学の教科書やハンドブックなどの専門書を読んで勉強します。
得意分野4・やや得意3〜4が目標です。
- 上記以外の2〜3分野は、余裕ができたら勉強する程度にとどめます。過去問題は一通りやってみます。
- この勉強は、幅広く正確な知識の取得になりますから、一番力を入れるべきです。
特に土質工学・構造力学・水理学は建設技術者の基礎の基礎なので、この機会にぜひしっかり身に付けましょう、
若手は、将来技術者として大変役立つ、仕事に直結する基礎知識を仕入れる格好の機会になります。
熟練者は経験を基礎知識で裏打ちするチャンスです。
- 各分野の問題には傾向があります。例えば、都市計画は都市計画法の知識を問う問題が主に出されています。
また、道路は道路構造令、トンネルはシールドなど、「よく出る問題」があります。
- 適性科目
- 試験の内容
- 主に技術者倫理に関する択一問題が出ます。
- 時間は1時間です。
- 15年度から難度は上がりましたが、それでも50%取れないことはまずない問題です。
- 技術者倫理に関する知識問題(トレードオフ、告発・警笛鳴らし、専門職、インフォームドコンセントなど)が出ますが、常識感覚でも60%は楽に答えられます。
- 16年度から、技術者教育に関する問題も出るようになり、範囲が広がりつつあります。
- 試験対策
- 17・18年度問題を解いて、どのくらい取れるかをチェックしてみる。
- 両方とも80%以上得点できていたら、試験勉強は不要。
- 70%程度以下なら、下記文献や技術士倫理要綱(こちら)などを参考に勉強します。特に※の本が個人的にはお勧めです。
| 書籍名 |
著者 |
訳編 |
発行所 |
参照 |
| 科学技術者の倫理〜その考え方と事例 |
Harris,Pritchard&Rabins |
日本技
術士会 |
丸善 |
こちら |
| 環境と科学技術者の倫理 |
Vesilind&Gunn |
こちら |
| 科学技術者倫理の事例と考察 |
米国NSPE倫理審査委員会 |
こちら |
| ※大学講義 技術者の倫理入門 第2版 |
杉本泰治・高城重厚 |
− |
こちら |
| ※技術者倫理の世界 |
藤本温(編著) |
− |
森北出版 |
こちら |
| 技術士の倫理 |
日本技術士会倫理委員会 |
− |
日本技
術士会 |
こちら |
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| 戻る |
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