4-1--------------------------------------------------------- 問題文が16年度と同じになっています。例年、建設部門の第1問目は土の基本的性質に関する問題です。 (1)・・・・○ そのとおり。 (2)・・・・× 液性限界と塑性限界の差は「塑性指数」です。液性指数は、(含水比−塑性限界)/塑性指数です。 (3)・・・・○ そのとおり。正確には百分率表記します。 (4)・・・・○ そのとおり。 (5)・・・・○ そのとおり。 A2 4-2--------------------------------------------------------- 1)・・・・× 粘土の非排水せん断強度(見かけの粘着力cu)は、一軸圧縮強度quの1/2程度になります。 (2)・・・・○ そのとおり。 (3)・・・・○ そのとおり。 (4)・・・・○ そのとおり。 (5)・・・・○ そのとおり。 A1 4-3--------------------------------------------------------- (1)・・・・○ そのとおり。 (2)・・・・○ そのとおり。 (3)・・・・○ そのとおり。 (4)・・・・× 等水圧線ではなく等ポテンシャル線です。臨時掲示板での議論(こちら)は参考になります。 (5)・・・・○ そのとおり。 A4 4-4--------------------------------------------------------- ランキンの主導土圧の合力Pa=1/2*γ*H^2*tan^2(45−φ/2)=1/2*20*5^2*{tan(45-30/2)}^2=250*(tan30)^2=250/3 三角関数が入っていますが、tan30=1/√3ですから、その2乗は1/3、暗算・手計算でも十分計算できます。 A1 4-5 (1)・・・・○ そのとおり。 (2)・・・・○ そのとおり。 (3)・・・・○ そのとおり。 (4)・・・・× 杭先端部ではなく、杭周面です。 (5)・・・・○ そのとおり。 A4 4-6--------------------------------------------------------- 地震のエネルギーEとマグニチュードMの関係は、logE=4.8+1.5Mです。従って、マグニチュードが1増加すると、地震エネルギーは約32倍になります。よって、M7→M9と2増加していますから、32×32≒1,000。ちゃんと計算しなくても、正解選択肢は選べます。 あるいは、マグニチュードが2増加すると、地震エネルギーは3桁上がります(103倍になります)。このことを覚えていれば、計算せずとも1,000倍。 A4 4-7--------------------------------------------------------- (1)・・・・○ そのとおり。 (2)・・・・× アルカリ骨材反応は、すぐに出るものではありませんから、「すみやかに調査」しても意味がありません。 (3)・・・・○ そのとおり。 (4)・・・・○ そのとおり。 (5)・・・・○ そのとおり。 A2 4-8--------------------------------------------------------- 片持ち梁ですから、バネ定数K=3EI/L3。固有円振動数は、ω=(K/M)1/2。よって、ω=(3EI/ML3)1/2。 片持ち梁のバネ定数は覚えていないとどうにもなりません。 固有円振動数は、固有振動数f(=1/2π(K/M)1/2)と混同しないように注意が必要です。固有円振動数ω=2πfでもあります。 A1 4-9--------------------------------------------------------- 1)・・・・○ そのとおり。 (2)・・・・○ そのとおり。 (3)・・・・× 耐候性高力ボルトが使用できないということはありません。よく使われます。 (4)・・・・○ そのとおり。 (5)・・・・○ そのとおり。 A3 4-10-------------------------------------------------------- (1)・・・・○ そのとおり。 (2)・・・・○ そのとおり。 (3)・・・・○ そのとおり。 (4)・・・・× そもそもオイラー座屈とは偏心や初期不整のない完全な柱の弾性座屈のことです。 (5)・・・・○ そのとおり。 A4 4-11-------------------------------------------------------- (1)・・・・○ そのとおり。 (2)・・・・○ そのとおり。 (3)・・・・○ そのとおり。 (4)・・・・○ そのとおり。 (5)・・・・× 事業施工に伴う資産譲渡には、特別控除があります。 A5 4-12-------------------------------------------------------- 五全総出示された基本的課題は以下の5つです。  1 自立の促進と誇りの持てる地域の創造  2 国土の安全と暮らしの安心の確保  3 恵み豊かな自然の享受と継承  4 活力ある経済社会の構築  5 世界に開かれた国土の形成 A2 4-13-------------------------------------------------------- 臨時掲示板よりpika-pikaさんご提供の情報です。ありがとうございました。 (1)・・・・× パーソントリップ調査は約10年ごとです。 (2)・・・・× パーソントリップ調査はある1日のトリップが対象です。 (3)・・・・× パーソントリップ調査は都市内交通を対象としています。 (4)・・・・× 「大都市交通センサス」は鉄道系の調査ですので、乗用車はやりません。        記述は「道路交通センサス・OD(自動車起終点)調査」の際、長距離トリップの補正のために実施される「路側OD調査」です。 (5)・・・・○ そのとおり。 A5 4-14-------------------------------------------------------- 臨時掲示板よりギリギリ君さんご提供の情報です。ありがとうございました。 (1)・・・・× 「いかなる場合」が間違いです。農業用の堰とか河川管理者以外設置のものもありますから。 (2)・・・・○ そのとおり。 (3)・・・・× 「高さが20m」が間違い。15mが正解です。 (4)・・・・× 低水護岸は「河川を横断」が間違い。横断しては設けない。 (5)・・・・× 「最高の水位より低い」が間違い。高いが正解。 A2 4-15-------------------------------------------------------- (1)・・・・○ そのとおり。 (2)・・・・× ティーセン法は面積雨量を求める方法です。こちら (3)・・・・× シールズ数は、         ψ=τ/ρsgD  τ:底面せん断力,D:底質中央粒径,g:重力加速度,s:底質粒子の海水中重量,ρ:海水密度        で表され、砂粒子を移動させようとする力と重力により止まらせようとする力の比です。 (4)・・・・× 流水中に置かれた物体の抗力は、接近流速、欠損流速、後流の断面積に比例します。 (5)・・・・× 水中にある物体は、その物体が押しのける水の重さに等しい浮力をうけます。(アルキメデスの原理) A1 4-16-------------------------------------------------------- 臨時掲示板よりLさんご提供の情報です。ありがとうございました。 (1)・・・・× 高水路設計流速≠低水路の設計流速。 (2)・・・・○ そのとおり。 (3)・・・・× 津波伝播速度≒√(gh)ので、V(深海部)>V(浅海部)。 (4)・・・・× 塩水密度>河川水密度→底部をくさび形に進入していく。 (5)・・・・× 常流の場合、水面形は下流から決定 A2 4-17-------------------------------------------------------- (1)・・・・○ そのとおり。 (2)・・・・○ そのとおり。 (3)・・・・○ そのとおり。 (4)・・・・○ そのとおり。 (5)・・・・× 掃流砂と浮遊砂が逆です。 A5 4-18-------------------------------------------------------- (1)・・・・○ そのとおり。 (2)・・・・○ そのとおり。 (3)・・・・× 正常流量の定義はその通りですが、年間を通じてこれを維持すべき流量で、平水流量などの「年間何日以上」などは関係ありません。 (4)・・・・○ そのとおり。 (5)・・・・○ そのとおり。 A3 4-19-------------------------------------------------------- 臨時掲示板よりLさんご提供の情報です。ありがとうございました。 (1)・・・・○ そのとおり。 (2)・・・・○ そのとおり。 (3)・・・・○ そのとおり。 (4)・・・・○ そのとおり。 (5)・・・・× 高潮時の水位上昇の主な原因は        1)風による吹き寄せ        2)気圧低下による吸い上げ        の2つであり、設問中の「高潮の原因の台風の移動速度が高潮の長波としての波速と一致する共鳴効果」が間違い。 A5 4-20-------------------------------------------------------- 1)・・・・× 港湾法の規定により、港湾管理者になることができるのは地方公共団体のみです。明治の初期、横浜・神戸などの外国貿易港では、国営管理が行われたこともありましたが、戦後、我が国の港湾は地域の公共物と認識され、地方公共団体によって管理者を設立し、管理することとなりました。 (2)・・・・× 今まさに利用されている陸地部の例えばコンテナバースや工業区等が、この定義では港湾計画の対象になりません。 (3)・・・・○ そのとおり。こちらhttp://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/h16/hakusho/h17/html/g1021201.html (4)・・・・× スーパー中枢港湾プロジェクト指定されたのは、京浜港、阪神港、伊勢湾(名古屋港および四日市港)です。ちょっと重箱の隅ですよね・・・・ (5)・・・・× さまざまな港湾運営が抜けています。 A3 4-21-------------------------------------------------------- (1)・・・・× 国際民間航空機関(ICAO)の基準は95%ですが、これは「○○以上でなければならない」というものでしたっけ? (2)・・・・× 加速停止距離が抜けています。 (3)・・・・○ そのとおり。 (4)・・・・× B滑走路とは平行ですが、A・C滑走路とは斜交しています。 (5)・・・・× 沖積層の厚さは100〜200mもありません。 A3 4-22-------------------------------------------------------- (1)・・・・× 非洪水時ではなく洪水時です。 (2)・・・・× 85日でなく95日です。 (3)・・・・× アーチダムはダム鉛直断面は重量ダムに比べて薄く、コンクリート量が少なくなります。 (4)・・・・× 有効落差は、総落差−損失落差(水路の摩擦損失、スクリーン通過時の損失、水路の屈折等による屈折損失などなど)です。 (5)・・・・○ そのとおり。 A5 4-23-------------------------------------------------------- (1)・・・・× 洗掘ではなく堆砂です。 (2)・・・・○ そのとおり。 (3)・・・・× 深層ではなく表層です。 (4)・・・・× 混合しません。 (5)・・・・× 常流から射流ではなく、射流から常流に移行する際に生じます。 A2 4-24-------------------------------------------------------- (1)・・・・○ そのとおり。 (2)・・・・○ そのとおり。 (3)・・・・× 記述内容は、高規格幹線道路のことです。 (4)・・・・○ そのとおり。 (5)・・・・○ そのとおり。 A3 4-25-------------------------------------------------------- (1)・・・・○ そのとおり。 (2)・・・・× 「往復の方向別に分離する」のは第3種では1級だけです。(道路構造令第6条) (3)・・・・○ そのとおり。 (4)・・・・○ そのとおり。 (5)・・・・○ そのとおり。 A2 4-26-------------------------------------------------------- (1)・・・・○ そのとおり。 (2)・・・・○ そのとおり。 (3)・・・・○ そのとおり。 (4)・・・・× 路上路側OD調査は、オーナーインタビューOD調査では充分把握しきれない長距離トリップを捉えることを目的としています。よって逆です。 (5)・・・・○ そのとおり。 A4 4-27-------------------------------------------------------- (1)・・・・× 資料が入手できていないのでわかりませんが、インフラ整備・鉄道事業費の変化からみて、ずっと増加しているということはないと思います。 (2)・・・・× 設置距離数のデータは知りませんが、とても30,000kmは行っていないと思います。 (3)・・・・× 昭和61年に制定された特定都市鉄道整備促進特別措置法に基づく制度。 (4)・・・・× 制定は平成元年。 (5)・・・・○ そのとおり。 A5 4-28-------------------------------------------------------- (1)・・・・○ そのとおり。 (2)・・・・× これはNATM工法です。 (3)・・・・× これはシールド工法です。つまり、選択肢2と3で、工法名と説明の組み合わせが逆になっています。 (4)・・・・× これはケーソン工法です。 (5)・・・・× これは沈埋工法です。つまり、選択肢4と5で、工法名と説明の組み合わせが逆になっています。 A1 4-29-------------------------------------------------------- (1)・・・・× 地山条件とは、トンネル周辺地山の地形・地質・水文条件をいいます。 (2)・・・・○ そのとおり。 (3)・・・・○ そのとおり。 (4)・・・・○ そのとおり。 (5)・・・・○ そのとおり。 A1 4-30-------------------------------------------------------- (1)・・・・× 「トンネルの清掃にあたっては、よごれの程度、交通状況などを考慮し、効果的かつ能率的な清掃計画をたてるものとする。清掃は定期的に実施するのを原則とする。」とされています。 (2)・・・・○ そのとおり。 (3)・・・・○ そのとおり。 (4)・・・・○ そのとおり。 (5)・・・・○ そのとおり。 A1 4-31-------------------------------------------------------- (1)・・・・○ そのとおり。 (2)・・・・○ そのとおり。 (3)・・・・○ そのとおり。 (4)・・・・× 建設発生土の規模ではなく、工事規模で規定されます。 (5)・・・・○ そのとおり。 A4 4-32-------------------------------------------------------- (1)・・・・○ そのとおり。 (2)・・・・× 仕様規定化ではなく。性能規制化を推進します。 (3)・・・・○ そのとおり。 (4)・・・・○ そのとおり。 (5)・・・・○ そのとおり。 A2 4-33 環境税は導入が検討されている段階です。 A1 4-34-------------------------------------------------------- (1)・・・・× すでにかなりの物件が手続き完了しています。 (2)・・・・○ そのとおり。 (3)・・・・○ そのとおり。 (4)・・・・○ そのとおり。 (5)・・・・○ そのとおり。 A1 4-35-------------------------------------------------------- (1)・・・・× 必要に応じて観測結果の変動が少ないことが想定される時期に開始されることとなっています。 (2)・・・・○ そのとおり。 (3)・・・・○ そのとおり。 (4)・・・・○ そのとおり。 (5)・・・・○ そのとおり。 A1