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必須問題(建設一般)のうち、記述式問題対策について記しています。 |
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| 1.出題内容と対策 ※ここで解説する内容は、「筆記試験対策マニュアル」で、例やH20建設一般問題を引用して解説しています。 (1) 評価基準 部門一般(必須科目)は、「部門全般にわたる論理的考察力と課題解決能力」を評価します。ちなみに18年度以前は「部門全般にわたる一般的専門知識」を評価していました。 そして、それぞれの評価基準の概念と確認方法は下表のとおりです。特に赤字で書いた①~③の部分が採点基準であると考えてかまいません。
それでは問題点とは何でしょうか。それは、課題解決にあたりボトルネックとなるもの、課題が解決困難になっている原因です。「なぜその課題が解決できないか」と考え、必要な情報を集めることで、問題点は浮かび上がってきます。そしてこれを抽出することができれば、解決の方向性はおのずと見えてきます。 問題点の抽出ができていないと、上表の採点基準②の「問題点の抽出」はもちろん、③の「対応策は適切か」、①の「論理の飛躍はないか」の3つすべてについて×となるのです。これではA評価などもらえません。 このことは非常に大事なポイントですので、よく認識してください。 (2) A評価を取るコツ A評価を取るコツは、以下のとおりです。 ①提案型ではなく、解決型、それも問題点抽出解消型の課題解決をする。 そして、課題解決の結果だけ示したのでは問題点抽出解決型かどうかはわかりませんから、 ②課題解決のプロセス(問題点を抽出・分析して解決策を必然的に導くという行程)を示す。 ということも必要です。 B評価になっている答案の多くが、上記①②をせず、課題からいきなり解決策に行っています。その結果、解決策の適切性(最適性)が読み取れなかったり、話が飛躍したりしているのです。 さらには、アイデア提案型の勝負だと勘違いしている人もいます。そういう人は問題点を掘り下げるなどという発想は最初からなく、課題を与えられたら、「うーん、何かいいアイデアはないかなあ」などと考えてしまい、白書に書いてある施策を「いいアイデア」として書いたりしているのです。 このように、B評価答案のもっとも多い失敗である、課題にたいして直接解決策を提案するということをせず、問題点抽出解消型の答案を書くように留意すれば、A評価を取れる答案にぐっと近づきます。 |
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| 2.出題傾向 最近6年間の出題内容をみてみましょう。
これらの出題内容を見るとその傾向は明瞭で、以下に示すように、その時期のインフラ整備重要課題、国土交通白書の第Ⅰ部から、毎年必ず出題されています。
なお、平成19年度以降の問題を見ると、18年度までに比べて問題文の文章量が増えていることが見て取れます。それは、「課題を挙げ」「具体策を示し」「多面的に述べ」「3つ上げ、それぞれについて概説」といった、「こんなことを書け」という指定が多くなりました。特に21年度問題は、「取り組みを3つあげて、そのうち1つについて課題解決に関する意見を述べよ」といったように、答案構成の自由度が狭まる問題文になっています。この「3つあげて」に苦しんだ人も多かったのではないでしょうか。 これも評価基準が、18年度以前の「部門一般に関する基礎知識」から「論理的考察力・課題解決能力」に変化したことの現れであり、「想定問題答案丸暗記」では対処できない問題を出そうという意図、つまり記憶力ではなく考察力を見たいという意図も感じられます。 |
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こちらで述べたように20年度試験は、
以上です。なにせ考えをまとめるために骨子表にしたものをそのまま章構成の見出しに使うのですから、読み手にも理解しやすいものになるはずです。ダラダラ文もありませんから、なおさらです。 ただし、以下の点に注意して活用してください。
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| 5.重要課題について ※ここで解説する内容は、「筆記試験対策マニュアル」で、答案骨子例も示して詳細に解説しています。 インフラ整備の重要6項目 インフラ整備にかかわる大きな問題・方向性は次の6項目に集約することができます。
たとえば東アジア経済発展を踏まえた地域活性化を考えるなら、グローバル経済①と観光⑤を組み合わせることが考えられますし、安全・安心で暮らしやすいまちといったことをテーマにするなら、④を中心に③を絡め、そこに低炭素社会などの文言があれば②、活発とか活性化とかいう文言があれば①や⑤が入ってくるでしょう。このように、5つの重要項目はインフラ整備に関する現状と課題・あるべき方向(施策)の見識ベースとして身に着け、これを組み合わせたり掘り下げたりして使いこなす訓練をつむことが望ましいと思います。 また、たとえば「スプロール化→コンパクトシティ」「インフラ老朽化→アセットマネジメント」「温暖化緩和策→交通流円滑化」のように、定番的な課題と解決策の組み合わせというものがあります。これは白書等を勉強すれば、まあ誰でも書けるようになります。 こういった組み合わせを書けばそれでOKというような単純な問題の出し方ではなく、ひとひねりした出題がけっこうあるのです。それは、たとえば昨年度の必須科目の「社会条件変化」のように、「これについて配慮しながら答えを書いてね」みたいな付帯条件として示されます。 そしてそれが題意であり、これをきちんと答案に反映することで題意に応えた答案となり、定番的組み合わせを書いただけの答案に比べて一歩抜け出た答案になるのです。 |
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