名義貸し [1131] 投稿者:焼酎 2003/08/16(Sat) 08:39:47
先輩がリストラになりました。彼は、まだ住宅ローンや子供の学費もあります。再就職を探したのですが今の収入の確保は困難でした。今、彼は年360万円の技術士の名義貸しと設計のアルバイトで生活は成り立っています。名義を借りる会社は私が紹介いたしました。私にとって倫理感より友情と現実です。このURL登場する技術士の方々は、倫理観のある方が多いようですが『あなたならどうする?』

APEC >
その「名義貸し」は、実際の勤務(アドバイス程度でもいい。メールを使ったバーチャルなものでもいい。とにかく何らかの実働。逆に会社にでても何もせずにいるだけでは実働とは言わない)は伴うのでしょうか。勤務を伴うのであれば、それは「名義貸し」とは言わないと思います。値段はともかく、コンサル契約をしてベースの金額を決め、あとはコンサルティングの回数や実働内容で案件別出来高で積み上げるのが妥当ではないかと思います。
「名前だけ」であれば、どうして名前だけなのでしょうか?管理技術者などになっておれば、それなりに出向かなければならないのでは?実際に実働してくれれば会社も助かると思うのですが。私が同じ立場であれば、まず技術士事務所を作り(屋号でいい)、月30万の契約を名義料ではなくコンサル契約としてもっと減額し、コンサルティングや営業その他の実務をすることで積み上げて月30万になるようにします。そうしておいて自分の価値をアピールし、年ごとに契約金額見直し等を進めます。
もし専門外分野で実働できないのであれば、その会社の業務内容を勉強して実働できるようにするべきだと思います。貢献できるようになるまでにも生活がありますから、今の月30万は、実貢献できるようになるまでの「借り」にして。複数年定額契約はできないのでしょうか。 (2003/08/16(Sat) 09:09:34)
Shima >
私が娘たちに仕事の話をするとき「資格が金になることもある、職を得る武器」と当たり前のことを言いますが、食うために「名義貸し」一時しのぎなら、許されると思います。
しかし、技術士の力と体力さえあれば「名だけ」貸さなくとも、実務に関われば更なる収入が得られるような気がします。この話がバーチャルなものかどうか分りませんが、倫理観を問う前に、食うためなら仕方がないことでしょう。 (2003/08/16(Sat) 09:33:16)

斡旋経験者 >
技術士も、需要と供給の関係です。先日、私が関わった名義貸しの話は、技術士側の要求が50万/月×12ヶ月=600万円/年、企業側=300万円/年で、双方の条件が折り合いませんでした。360万円/年であれば、名義貸しとしては妥当な所かと思います。
しかし、名義貸しは、老齢で実際には働くつもりが無い技術士か、他に本業があり技術士の資格が不要な方だけでしょう!?
現役の技術士で、実力のある人ならこの倍=720万円/年は稼げると思いますし、私はもっと稼いでいます。
名義貸しは、本人のためにも、技術士全体のためにも不幸です。名義貸しは、一時しのぎの緊急避難として、独立または良い就職先を探してください。 (2003/08/16(Sat) 10:04:58)

焼酎 >
『あなたならどうする』と問いかけた私は、やはり名義貸しをします。この話は決してバーチャルではありません。私の社内にいる技術士の一部は(多くは?)社内管理と評論しか出来ません。あなたに何が出来ますか?と問いかけたら「部長が出来ます」「品質管理者が出来ます」という答えは返ってきても設計実務が出来ない人が多いのです。(申し遅れましたが比較的大手のコンサルです)
今の会社組織から離れるとなかなか900万円前後の収入は得られないのが現状です。尚、資格を借りた会社は地方の測量設計事務所で名義だけで一切の出社およびアドバイスは不要だそうです。名義を借りるほうも2年契約を望んでいますから一時しのぎにはならないと思います。まさに『資格が金になる』です。 (2003/08/16(Sat) 11:52:44)

APEC >
もし、おわかりになれば教えていただきたいのですが、その地方の会社は、何を目的に名義を借りるのでしょう?この時代、何か即効的な実利がないと年360万も出しませんよね。コンサルタント登録?管理技術者の確保?今後、技術者評価が進むと、前者(建コン登録の技術管理者)以外に完全名義貸しは難しくなり、それも技術士が増えるようになれば(今年の二次受験者などを見るかぎり、技術士が増えだすのはあと数年かかりそうですが)、生き残れなくなってくると思います。
斡旋経験者さんのおっしゃるとおり、今後のためにも、完全名義貸しから早期に足を洗うべきだと思います。 (2003/08/16(Sat) 13:09:01)

斡旋経験者 >
当然、コンサルタント登録のためでしょう!?地方では、まだまだ技術士が不足しています。登録さえすれば、元請で仕事が取れるのです。経営者として、名義貸しに360万円を払っても、それ以上の利益があると考えるから、名義借りをするのです。地方では、いまだにこのような会社がまかり通っており、業者の淘汰や技術者のレベルが上がらないのです!
逆に、焼酎さんの先輩も実務が可能であれば、地方のコンサルに再就職するというのも選択肢の一つかと思います。同じ年収でも、1.5倍くらいの価値がありますから、地方はいいですよー! (2003/08/16(Sat) 15:02:50)

けー >
この掲示板に相応しくない不謹慎な感想ですが、名義貸すだけで年360万なんていいなぁ。盆暮れ働きづめでそれ以下の年収の自分があほらしくなります(苦笑)。名義貸して空いた時間を勉強に費やしてみたい。私の周囲は自動車運転免許のようにみんな技術士持っているので貸す隙間がありません。 (2003/08/16(Sat) 17:41:57)

焼酎 >
斡旋経験者さんの言われるようにコンサルタント登録が目的での名義借りです。今まで測量業登録で設計を受注していたのが今後受注できなくなる事への対応だそうです。また聞くところによると、360万円は安かったようです400から500万円の人もいるようです。 (2003/08/17(Sun) 07:58:16)

小市民 >
確かに少し安いですね。知人の会社でも焼酎さんの言われるような状況で一人雇い入れるようです。ちなみに年俸430万ぐらいで月1回程度の出社とのこと。(2003/08/17(Sun) 12:02:39)

現場で汗流す技術士 >
地方の測量設計会社は、社内の社員から技術士を育成できないものが多数存在しています。そのような会社の技術的業務内容は、マニアルエンジニアがほとんどです。標準設計を貼り付けている業務を繰り返しています。
従って、コンサルタント登録を得るために、老朽化した技術士から名義だけ借りているローカル測量設計会社が多数存在します。環境的なコンサルなどできない会社が、建設環境で建設コンサルタント登録を取得するといったようなばかげたものが多くあります。 (2003/08/17(Sun) 12:15:16)

APEC >
大手コンサルでは過剰になって溢れている技術士ですが、確かに地方の中小会社ではプロパーの技術士などとてもとてもの状況です。何せ経験論文のネタになるような仕事がない(マニュアル通りの設計ばかり)、勉強する時間がない(小さい安い仕事ばかり。加えて災害復旧設計は地元コンサルの義務のようになっている)、教えてくれる人がいないの三重苦です。
技術士制度改定で、経験偏重傾向が是正され、地方から若いプロパーの技術士が多く誕生し、まちづくり・地域活性化に貢献してくれればと期待はしているのですが・・・・。
私も微力ながら「三重苦」の中で技術士を目指す人たちのお力になれればと思っています。あとはやはり技術者評価制度の普及ですね。名前だけの管理技術者を排除することが、健全化につながると考えます。 (2003/08/17(Sun) 13:05:22)

いいな >
私も水道部門の技術士ですが、長時間労働、精神的な苦痛から1度コンサルをやめています。しかし、再就職は難しく、つぶしがきかないことを痛感しました。警備員も考えましたが、結局、先輩の同業コンサルに拾われ長時間労働に逆戻り、月200時間以上の勤務で年収450万、やっと10月から600万になります。幸い、独身だったので生活には困っていませんが、人を雇って食わしていくことの難しさ、委託料の安さを痛感しております。
ちなみにうちは実行予算60%これには家賃、光熱費、会費もろもろが加わり、直接人件費の1.67倍になります。常勤で自己消化できない技術士を雇うより、名義貸しは経済的です。うちは私を含めて技術士2名内1名は年200万で借りています。複数いないと最低ランクになるのでやむを得ません。 (2003/08/17(Sun) 13:08:33)

税務署員 >
名義貸しの人って給料として貰っているのかな?表に出せない金だと脱税していたりしてないかな?なんてね。 (2003/08/17(Sun) 21:41:43)

斡旋経験者 >
名義貸しと言っても、昔と違って現在は審査が非常に厳しいです。保険証や住所、給与明細書などの提示を求められ、書類上は完全にその会社で働いている形となります。したがって、税金や年金なども、きちんと払いますので、税務上は問題になることはありません。そうですよね? (2003/08/17(Sun) 21:56:39)

緑の風 >
所属している会社に了解をえれば、他社にて技術士を名のる(?) ことは可能だったような話をきいたことがあります。? (2003/08/17(Sun) 22:36:37)

小市民 >
技術管理者として登録する場合または、管理技術者・主任技術者としてテクリスなどに名前があがる場合は、斡旋経験者さんの言われる通りだと思います。ただし、技術顧問などの名称で技術管理者として登録などをしないのであれば緑の風さんの言われるようなことも可能ではないでしょうか? (2003/08/18(Mon) 06:54:48)

地方の測量設計会社 >
私どもの会社は、地方の小さな測量設計会社です。従業員は20名程度、市町村、県土木事務所からの発注業務、他社からの一括下請け業務を行っています。やはり、社員から技術士は育成できません。
したがって、年老いた技術士に名義を借りています。名前を借りるだけでも、最近は審査が厳しく、給料明細、保険証、タイムカード、会社の近郊に住んでいることの証明のための住民票、通勤していることの証明書等が必要です。
名義貸しだからといって安い給料では通用しません。年相応の技術士の給料を支払わないと管理技術者として登録できません。 (2003/08/18(Mon) 11:52:05)

零能者 >
設計コンサルタントにもランク付けがされており、所属技術士の数もランクに影響します。名義貸しの給料ですが、これは需要と供給の関係で決まると思って良いのじゃないですか。私の聞いた範囲では200万〜600万/月です。ランク付けのためか、登録技術部門の追加等で、値段が変わるのじゃないですかね。
ただ、会社の技術管理者としての登録であれば特に問題はありませんが、管理技術者として実際に業務に携わっているような形になると、テクリス上業務成果の点数が個人の点数として蓄積されてくるので、いつの間にか点数の低い、プロポーザル等に対応できない技術士になってしまうかもしれませんね。 (2003/08/18(Mon) 17:10:15)

と言うことは >
何でもかんでも名前が挙がるのは、考え物ですね。うちの会社は、技術士は私一人なのでテクリスには、全て名前があげられますが担当者ベースでは出来の良いのが一人もいないので。 (2003/08/18(Mon) 21:40:23)

W >
名前が沢山上がるのは実績が増える観点からは望ましいことです。昨年9月の通達以来、国交省業務(地方自治体もいずれはならう)では業務および個人評価点を受注企業に通知しています。当社では、この個人評価点が65点以下(特に60点以下)になるといずれは発注サイドからある種のペナルティーがつくのではないかと危惧しています。(2003/08/19(Tue) 08:44:55)

APEC >
業務評定の結果は、プロポの結果や業績とともにデータベースに蓄積されますので、ペナルティーよりもプロポに勝てなくなる(技術者評価型の一般プロポ)、あるいはお声がかからなくなる(即日プロポ)という形になるのじゃないでしょうか。会社ではなく技術者個人の評価なので、その評価ポイントの高低は切実な問題ですね。点数の高い技術者は引く手あまたになるでしょうし、逆だと・・・・ (2003/08/19(Tue) 20:31:25)

ねぎ >
生活に困っている技術士が名義貸しをすることに何の問題があるでしょうか。遠慮なくおやりなさいと申し上げたい。実働なしの報酬をうらやましく思う人は,今の職場を辞めて焼酎さんに斡旋してもらうのがよろしい。盆暮れなく働かされるあほらしさから開放され,年金生活者のような安穏な生活を送ることができるでしょう。
焼酎さんの先輩について言えば,できるだけ早く新しい職場をみつけるのが最善です。名義貸しをいつまでも続けられる保証はないし,働かずに収入を得るのは精神衛生上好ましくありません。人は,報酬にふさわしい仕事をしたという自覚によって精神の安定を得るものです。 (2003/08/19(Tue) 21:03:11)

m.i.i >
難しい問題ですよね。(物事全て、万人に納得、了承、了解、承認、・・。どれが適当な言葉か分りませんが)。人間は、「ねぎ」さんの仰られるように、精神の安定を得られる行動(例えば、ボランティア活動)を取る事が、自分の生き甲斐を見い出す様です。
人間の一生を大きく分けると、若年層は「自分自身」。中年層(結婚後も含む)は「家族中心」。老年層(老いると云う言葉は適当では無いと思いますが)は「社会奉仕活動」に意識が向く傾向が有るとの事です。
「本音と建前」の狭間で解答を見つけるのは現時点では至難の技です。旧約聖書によると,アダムとイブは神の言いつけを守らないで禁断の果実を食べた事が人間の「欲」、「性」を生み、罪を背負った物となったと記載されているようですが。
訳の分らない事をレスしました。スレの本題に戻ります。私の本音を言います。『羨ましい』。本音その2『でも、人間は何処かに必ず、仏性はある筈』と感じます。 (2003/08/19(Tue) 21:58:24)

野本イチロー >
現在の法律が正しいと思う人は名義貸しに問題を見出すでしょう。しかし現在の法自体を国交省の都合のいい悪法と思う人は名義貸しに何等問題を見出さないでしょう。そもそも非常勤や兼務や非専任は、労働者であるサラリーマンや経営側の企業のトップにとっても当たり前のことで、それが日本では行なわれていないだけなのです。
労働者に兼業を禁止する傾向にあるわが国では、それに疑問をもたず議論をするむなしさを感じます。役所は、あまたのOBをゼネコン・コンサル・メーカーに臆面もなく現在も送り出しハレンチ極まる行為を行なっています。このような現状を考えると名義貸しのどこに問題があるのでしょうか。ハレンチ極まりない役人が名義貸し本人の所在を確認すれば済む話です。 (2003/08/19(Tue) 22:12:24)

現場で汗まみれの技術士 >
現役でない人なら別に評価点数が悪くなろうと関係ないですね。知り合いの会社にも元●○省や元▲△公団の技術士がいるらしい。その知り合いは、めったに見たことないと言っていますが。まあ、軍隊でいえば、着飾ってパレードするよりもジャングルでドロドロになって白兵戦をするほうがよっぽどカッコいいと思う私なので取りあえず点数は悪くてもしょうがないか。でも名義貸しってちょっと惹かれますね。 (2003/08/19(Tue) 22:12:31)

APEC >
野本イチローさんのおっしゃるとおり、兼務・非常勤などは何ら問題ないと思います。ただ、それは法には触れないと思いますが・・・・。法に触れるとすると、名義貸し自体ではなくて、勤務実態がないのにあるように偽装することでしょう。
ただ、悪法だからそれに反しても問題ない、あるいは、役人が悪い事をしているから、こっちもやったらいいということではないと思います。法を守りつつ改正するよう運動すべきで、それができないなら順法ではないでしょうか。
食うために名義貸しをしてしのぐことは、他人がとやかく言うことではないと思います。ただそれをよしとして厚顔無恥となれば、技術士の社会的地位を貶めることになると考えます。名義貸しが後ろめたいと思う人なら、それを脱却する努力をされるでしょうし、そうでなくて安寧としているのであれば、技術者評価システムが進行する中で居場所がなくなっていくだけでしょう。 (2003/08/20(Wed) 00:03:35)

なるモン >

現実と理想(倫理?)の狭間で名義貸しは、どの世界にもあることでしょう。就職先が見つからず、食うために名義貸しをせざるを得ないのであれば、空いた時間と身体を活かし、最大限自分の技術力を活かした研究や社会活動を有償・無償にかかわらず積極的に行うなど、別の形で社会に貢献するという考え方もあるのではないでしょうか。
収入の足りない分はラム酒さんのようにバイトをするなども必要でしょうが(ラム酒さんも仕方なくそうしているのだと思います)。また、その逆で、当面お金にならない自主研究や活動を行うための一時的な手段として名義が使われる場合もあるでしょう。ただ少なくともAPECさんが仰るように、架空の勤務実態ではなく必ず何らかの形でその会社の業務に係わらなければいけないと思います。
「名義貸し(カシ)」でなく、「名義を活かし(カシ)」と言っては言い過ぎで不適切ですが、名義を必要とするニーズと名義を貸したいというニーズがあるから「必要悪」としてどの業界でも暗黙の了解的に行われているのだと思います。ですが、やっぱり本来望ましいことではないですよね。技術士自らが公開掲示板で堂々と実態を取り上げるのもどうかと思いますが・・・・。 (2003/08/20(Wed) 11:41:33)

ねぎ >
名義貸しがよくないのは分りきったことです。しかし,家庭を守るために他に手段がなければ仕方ないではありませんか。もちろん,これは緊急避難的に行うべきであって,できるだけ早く再就職するのがよいことは先に述べたとおりです。
「空いた時間と身体を活かし、最大限自分の技術力を活かした研究や社会活動を有償・無償にかかわらず積極的に行うなど、別の形で社会に貢献する」はよい提案だと思います。
(2003/08/20(Wed) 13:06:35)

魔法使い >
技術士の名義貸し問題は、兼業技術士として生活していくのであれば、なんの問題もないと考えています。専業として雇用するにはお金が無くて、経営上問題があるのなら、週に1〜2回、出社して、管理技術者、また、業務指導を行う形もあります。
社内独立技術士として兼業する道もあります。こうした形が実現しない原因は、日本システムがドライでなくウェットなところにあります。経営者が、割り切った考えに基づいて経営すれば、技術士個人は契約金に応じた勤務ですので、お互いすっきりした契約になります。しかし、会社への忠誠心とか、ほかの社員の手前とか、を持ち込むので、具合が悪くなります。
技術士資格を持たないプロパーは、無資格で、仕事ができるのだからと割り切って、対処すればいいものを、業務に口出しされるのがいやなものだから、名義だけの技術士を望むことになります。もう少し自分の能力を見つめ、個人主義を進めて欲しいものです。
一方、社内技術士は、管理技術者の役目を果たしているか?社内名義貸し技術士になっていないか?内省すれば忸怩たるものがあります。もうすこし、形にこだわらない考え方が出来ないものでしょうか?名義貸しは社内も社外も区別はありません。(2003/08/20(Wed) 16:45:13)

恥ずかしい >
たとえ緊急避難であっても、名義貸しなどするのは恥ずかしい。そう思えばいつまでも会社の寄生虫ではいられないはず。せめて世の中の役に立とうと努力しなさい。(2003/08/20(Wed) 17:14:03)

風太郎 >
皆さんのレスを拝見していてちょっと違和感を感じています。勤務実態のまったく無い名義貸しは、刑法246条に規定される詐欺行為に当たり、当然違法行為です。
医師の名義貸し問題について、ラジオ番組で弁護士がそう発言していましたので、間違いないと思います。ちなみに弁護士は名義貸しを行ったのが発覚すると弁護士資格が剥奪されるそうです。
技術士についてもこれくらいの厳しい罰則を定めて、本気で名義貸しを根絶してもらいたいものです。私自身は名義貸しも出来ないようなマイナー分野の技術士ですので、名義貸しについては正直羨ましいという気持ちはあります。
それでも、いわゆる純粋な「名義貸し」が違法行為であることは明白で、単なる技術士の倫理の問題ではありません。文部科学省および技術士会は厳罰主義でこの問題に臨み、一部部門の技術士のみが不当な利益を得ているこの悪しき慣習をすっぱり断ち切って欲しいと思います。 (2003/08/20(Wed) 18:53:30)

P&B >
名義貸しを倫理問題で議論するのはおかしいと思います。それを許すシステムなのだから、現状で言えば、やりたければやればいい。なんら恥ずべきことはない。違法といってもそれを処罰する部分が曖昧なのでしょ?だからはびこる。
アコムとか大手サラ金の金利だって、明らかに違法金利なのに、処罰対象から外れるのだっけ?のグレーゾーンだから、テレビのCMなんかサラ金会社の大洪水ではないか。犯罪者・自殺者を生み出す根源が放置されている。それを正したければ、罰則規定も含め法を変えるしかない。
名義貸しも、上請けとか、似たようなひどいものは建設業界にいくらでもあるではないですか。コンプライアンス強化の方向では進むでしょうが、その歩みのなんたるのろさよ。 (2003/08/20(Wed) 19:10:07)

焼酎 >
当社には数十人の技術士が在籍しています。この掲示板に書き込まれている多くの方々のように倫理観のある技術士はほとんど存在しません。リストラではなく、定年退職や取締役の退職者でも大半のものが名義貸しや準名義貸し(実質上は名義貸し)をしたり、名義貸しを探しています。
このことが一番私にはギャップと感じられます。ところで信用失墜行為を言うならば、どうしてコンサルやゼネコンで談合事件に加担した(当該する会社が課徴金を支払った)会社の当事者的技術士の資格が剥奪されないのでしょうか?疑問ですよね。そういえば前々技術士会長が代表者をしていた会社も談合事件で摘発されませんでしたか?名義貸しではなくて常勤出社すれば問題は解決しますか? (2003/08/20(Wed) 21:25:27)

魔法使い >
技術士制度は不思議な制度で、技術士が指導すれば、担当はどんな、ど素人が行っても、罰せられることがありません。合法です。この部分を解決しない限り名義貸しの根本的解決にはなりません。
つまり、制度そのものが名義貸しとなる要因を含んでいます。弁護士や医者は資格のない人間が行えば、それだけで、罰せられます。業務の出来の善し悪しでなく、無資格者が業務を行うことが、既に違法なわけです。その部分を改善せず、表面的な名義貸しだけを論じても意味がありません。
主担当者は技術士でなければならないと、制度を改めれば、名義貸しは、意味を失います。自ら業務の出来ない技術士は必要が無くなるからです。一方資格のない技術者は技術士の下で補佐的な業務しか出来なくなります。これも、どんなに、腕がよくても無資格の医者は業務できないのですから、当然ということになります。
この制度に改めてもらった方がよほど、平等な競争になります。一通りの技術分野を集めたコンサルタンツも、北海道にいる技術士が沖縄の業務の主担当にはなりづらい。それよりは、沖縄在住の技術士が仕事を受注できる機会が、大きいからです。
しかし、そんな制度変革を大手コンサルが黙って認める訳がありません。数の論理の優位性がなくなるからです。一方、せっかく、技術者評価制度を作ったのなら、もう一歩踏み込んで、技術士の業務独占まで実現してもらいたいものです。業務独占を認める以上、技術士が業務の主担当者になるのは当然です。権限と責任が明確になり曖昧な日本人の特質が否定されることになります。こんなことは夢物語ですがね。 (2003/08/21(Thu) 00:13:08)

ガン >
個人の名義貸し、企業の談合・・・同じようなものかな。両者とも諸手をあげて「賛成」という人はいない(少しはいる?)でしょう。談合は明らかに犯罪ですが、そうとわかっていても業界内ではそれが正義、抜けようとする者が犯罪者扱いです。生き残るための必要悪?だ、ということで変に収まっているわけです。
そういう業界で飯を食っているのですよ、我々技術者も。そのことを横に置いて「それは営業の世界で技術者の俺には関係ない」とは言えないでしょう?つまり、我々は自分の所属する会社が罪を犯しているとわかっていながら、生活のためにそこで生きているわけです。生活のために名義を貸すことと、さほど違いはないでしょう。
とはいえこのままで良いわけではありません。名義貸しや談合という末端の現象を云々するよりも、そうしなければ生きていけない社会を何とかしなければ・・・。どういう手があるのでしょう? (2003/08/21(Thu) 06:41:33)

大手コン >
魔法使いさん、主担当は全て技術士(医者、弁護士と同じような制度)となった場合、業務プロセスの変換が必要となりますが、数の理論の優位性は変わらないと思います。大手コンは技術士も大量に輩出しています。極端に言えば、資格取得の見込みのない人をばっさり切って技術士もばんばん転勤させれば業務は進められます。
むしろ、一番厳しくなるのは個人事務所でも大手でもない、小規模コンサルではないでしょうか。
それはさておき、医者、弁護士と同じように主担当は全て技術士、とするのは賛成ですが、医者・弁護士に比べ、技術者(私がイメージできるのは建設技術者ですが)は経験工学に依存する部分が大きく、試験勉強で得られる技術力には疑問を感じます。
従って、資格取得までの技術者の卵の教育制度(やはりOJT)の充実をセットで考えたいと思います。医者も弁護士も司法修習生とかインターンとか、ありますよね。(2003/08/21(Thu) 13:13:46)

W >
技術士による業務独占問題ですが、建設コンサルタントの世界では、少なくとも国、都道府県業務には管理技術者や照査技術者に対しては技術士資格等が要求されています。また、プロポーザル業務では主担当技術者にも技術士を当てないとなかなか特定されません。
医学の世界では医師に補助者として看護師やレントゲン技士が協力するのと同じように建設コンサルタントの世界では技術士等である管理技術者に補助者として無資格技術者が協力する時代(すなわち、技術士による業務独占)がすでに始まっていると見ることはできませんか? (2003/08/21(Thu) 16:57:52)

コア箱かついで今日も汗まみれの技術士 >
先般、受注した地質調査業務では、特記仕様書に主任技術者は技術士であることと明記されていたため、私が主任技術者として打ち合わせに臨んだ。しかし設計屋さんは全て(管理技術者・照査技術者とも)RCCMであった。(2003/08/21(Thu) 20:27:52)

APEC >
RCCMでも管理技術者にはなれますからね。そもそもそのために創設した資格ですし。ただ、評価点数が低いなどの差別化は図られているようです。しかし、Wさんのおっしゃるように、技術士による事実上の業務独占化は確かに進んでいる(あるいは進みだした)と思います。常にそれを感じるところまではまだ行っていないと思います。
業務独占のためには実務技術者(技能者ではない。ここが肝心)を技術士が担う必要があるわけですが、現状では数が不足しています。かといって技術レベルの伴わない技術士を量産すれば、技術士という資格自体が価値を失ってしまいます。現状程度の難易度で少しずつ増えるのを待つのが最善なのでしょうね。来年以降は一次合格者が流れてくるから多少は増えるでしょう。
こういう中でRCCMがどうなっていくか、注目しています。文科省(技術士)は知識重視に大きく舵を取りましたが、国交省(RCCM)は経験重視です。そして実際の現場も、豊富な経験がモノをいう現実があります。私はわが国の複雑な土質・地質の体系的調査を行う土壌が醸成されていないことも大きな原因だと思っています。(2003/08/21(Thu) 21:23:07)

くたくた >
零細コンサルに転職しました。比較的大手にいたのですが、10年目で3回技術士に落ちて、ラインから外されてしまったためやめてしまいました。しかし、転職した年に合格しましたが、殆ど待遇は変わりません。
うちは爺さんたちに名義を借りているためプロパーの技術士は逆にやっかいみたいです。爺さんは週に1回くるだけで常任顧問です。爺さんを養うために土工数量を拾います。
もう一言、社会では爺さんを養うために高い税金と年金を払い、社内では爺さんを養うために長時間労働ほんとくたくたです。 (2003/08/23(Sat) 22:06:30)

焼酎 >
技術士の受験者の皆さん、このスレッド、このレスを読んでコンサル事情の一部を感じ取られましたか?技術士の受験勉強の励みになった方もおられたかと思います。だって!技術士はこんなに美味しい資格です。もう一言、スレにあるリストラになった先輩の前に技術士の取得が出来なかった社員が退職していきました。くたくたさんが言われていることも現実のひとつです。 (2003/08/24(Sun) 08:06:21)

建コン >
焼酎さん、多くの方が参加したスレッドのまとめとしては、不適切な気がします?確かに、技術士の資格を持っていれば、リストラなどで困った時には、名義貸しという手段で収入を得ることも可能です。しかし、名義貸しではなく、技術士として自分の得意分野のコンサルや技術指導に利用すれば、その数倍の収入を得ることが可能です。なによりも、自分の仕事が、人のため社会のために役立っているという充実感を得ることができます。
これから技術士を目指す方、既に技術士の方は、名義貸しで後ろめたい収入を得るのではなく、自分の技術を生かして、技術者として社会人として充実した生き方をして欲しいと思います。焼酎さんの先輩も、焼酎さん自身も、そのような人生を目指して欲しいと願います。少なくとも、私はそのような人生を目指します。 (2003/08/24(Sun) 08:16:34)

焼酎 >
建コンさんの言われるとおりです。私も人生を建コンさんの言われるように目指したい。今回は、あえて批判を覚悟の上スレ・レスを立てました。コンサルと技術士とその周りの社会の現状や恥部を出したかったのです。 (2003/08/24(Sun) 08:38:20)

魔法使い >
私は建設部門の社内技術士です。今、全国の技術士のうち、技術士として、独立しても、飯が食えると言う自信のある方が、どれほどみえるのでしょうか?ちなみに建設部門は、かなり少ないのでは?と推察しています。技術士という個人資格でありながら、独立性の大変低い資格ではないでしょうか?現在、技術士資格を持っている人達のうち建設部門の割合がどの程度かよく知りませんが、半分ぐらいですかね?国土交通省や地方自治体がらみの仕事に従事する技術士ですと80%を超えているのでしょうか?他の部門の方々は独立して技術士事務所を開設してみえる方に時々お目にかかります。東京の技術士会はそんな方々が多いと聞いています。
こうした技術士事務所を経営されている人達のお話が聞ければ、もう少し議論も進むかと思います。この人達に言わせれば、名義貸しは、全く意味をなさないでしょう。需要がありません。しかし、建設関連部門には、需要があります。建設行政が制度として技術管理者や管理技術者制度を導入してくれたからです。この制度は、名義貸しという悪い慣習も生みましたが、技術者全体の地位の向上だけとっても多大な貢献をしています。技術士制度が生まれる時に業務独占については議論がなされ、企業利益を優先したのか、その時点ではまだその時期ではないと判断したのか、わかりませんが、業務独占は与えられませんでした。個人の力があまりにも大きくなるのを恐れたからでしょう。
しかし青色発光ダイオード訴訟をみてもわかるように、個人の技術者能力評価は、避けて通れません。電子、電気など他部門も含めて、業務独占を含めて、考える時期に来ているように感じます。他部門の方はどのように考えられているのでしょうか?
大手コンサルさんのおっしゃるように大手では、すでに技術士は持っていて当たり前ですね。数の論理で対抗するには中小コンサルは別の工夫をしなければ対抗できないでしょうね。方法はあるのですが、欲、得、しがらみ、制度の不備その他で、実現が困難です。
しかし、入ったところが大手だろうと中小だろうと、技術者の選別は進みます。私は、土木技術者の夢を、自分のなかで育てながら生きていきたいと考えています。夢だけでは生きていけませんが、夢がなければ、生きていく資格がないと感じるからです。 (2003/08/24(Sun) 20:09:16)