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プラゴミの洗浄について・下水に与える影響 [1183] うらん:2003/05/21(Wed) 23:50:09
五味さんの投稿を読んで感じたことです。プラスチックゴミの中で、醤油・ソース・納豆パック色々ありますが、皆さんはどこまで洗って出すものだとお考えでしょうか? 私の市の広報によると「たとえプラマークがついていても、洗うことにより水を汚してしまうなら、一般ゴミで捨ててください」となっています。 私も肉を包んでいて油がついているような袋はすすがずに捨てています。環境に与える影響をトータルに考えると、果たして何でも水洗いして捨ててよいのでしょうか??ゴミ問題にはこのような側面(水洗いによる負荷)もあると思っています。皆さんのご意見をお待ちしています。 |
APEC >
うらんさん、下水道整備状況によるのではないでしょうか。未整備なら排水に配慮すべきでしょう(スプーン1杯のテンプラ油は、風呂桶1杯の残り湯より環境を汚します)し、下水整備済なら(あるいは浄化槽をお持ちなら)水の処理よりゴミに配慮すべきであると思います。環境に与える影響をトータルに考えるためには、自分の出した負荷物質等の行く末をきちんと知っておき、その上で環境負荷を最小にするためにはどう行動すればよいかを考えるというのが適当ではないかと思います。 (2003/05/22(Thu) 00:52:44)
社会科学者 >
APECさんのおっしゃることはごもっともですが、ゴミを捨てるときに環境への影響をトータルで考えるというのは、一般市民はもちろん、技術者でも環境の専門化でもない限り困難なことだと思います。やはり、ゴミ処理に責任を持つ自治体が、下水道整備状況等の違いなどの諸条件を考慮したLCAを実施したうえで、適切なゴミ処理方法を市民に提示するのが現実的だと思います。実際のところ、市町村でゴミ処理方法が違うのは、独自のLCAに基づいて決められているからなのでしょうか? (2003/05/22(Thu) 01:14:55)
APEC >
社会科学者さん、舌足らずでした。「自分の出した負荷物質の行く末をきちんと知る」ために必要な情報、そして「環境負荷を最小にするのはどんな方法があるのか」は、無論自治体などが市民に提供すべきであると思います。ただ、その上で、そのためにはどう行動すればよいかを考えるのは、最終的には個々人であるべきだと思っています。そのためには市民一人一人に高い公共心が求められるわけですが、様々な方法で公共意識を高める啓発を続け、同時にある程度の強制力(条例でもいいし、守らないといけないという雰囲気づくりでもいい)ももって、あるべき方向に持っていくという方策が行政には望まれると思います。
うらんさんの提示された例は、極端に言えばゴミ処理と水質汚濁の間のトレードオフ関係ですが、環境保全という問題は、「ゴミ処理」に限定して考えるべきではないということを示していると思います。それはそれとして、うらんさんお住まいの自治体は、下水道整備を危急の課題として進めるべきでしょうね。
社会科学者さん、市町村ごとのゴミ処理法の違いが各々のLCAに基づいているということはほとんどないと思います。LCA自体知らない自治体が多いのが現状です。 (2003/05/22(Thu) 08:32:03)
あいこ >
ゴミ問題はもちろん洗浄水の問題もありますが、物流時の負荷や、製造時の負荷なども考えられると思います。本来は、製品を作る時(設計時)にその製品の最終時点まで考慮して物をつくっていくべきなのでしょうが、LCW(ライフサイクルウェイスト)を最小限にすると、逆に他の環境負荷が大きくなってしまう場合も多いですよね。身近な例でいうと、瓶製品の再生利用は、確かに繰り返し利用でゴミは減りますが、逆に重量が重いため物流負荷(トラック輸送などによるCO2排出量の増加)が大きくなるケースもあります。APECさんのおっしゃるとおり、いろんな環境側面から総合的に判断しなくてはいけないのだと思います。
近年では、盛んにゴミゼロだとかゼロエミッションだとかいって、最終処分量を0に近づける努力を企業はしていますが、本当に0にすると、かえって環境負荷が大きくなることを皆さんご存じでしょうか?
例えば新築ビルの工事でゼロエミッションをやろうとすると、本当に0にするのはすごく難しいのです。それは、建築工事で使う「耐火被覆材」が全くもって燃えないからです。(耐火被覆材がわからない方のために。大型スーパーなどの駐車場で、鉄骨の周りにグレーの綿みたいな物が吹きつけられてくっついている、あれが耐火被覆材です。)鉄骨を組み立てた後、天井に向かって被覆材を吹き付け塗布するために、どんな上手い職人が施工してもかならず吹きつけゴミが出てしまいます。耐火被覆材は燃えないし、一度固まってしまったらセメントと一緒で元の流動体に戻らないため、再利用するなら粉砕して粉状にして何かに混ぜて使うか、ガス化溶融炉のようなハイカロリーな焼却炉で処理するしかないのです。循環型社会というのは、静脈産業が育って初めて成り立つ社会ですから、今の日本のように、静脈ビジネスが追いついていない状態では、製造者がいくらゴミを減らすよう努力しても難しい事も多いです。国土交通省はこういう事を本当に理解していて、ゼロエミッションとかいっているのだろうか?と思っています。
納豆のゴミの話から、いきなりゼロエミッションの話に飛んでしまいすいません。ちなみに、うらんさん。最近は納豆パックは、燃やしていいタイプのパックで売り出されている物も多いです。私はそういう納豆パックを買っています。消費者が製造時から、消費した後まで一貫して環境負荷が少ない商品を見極めて購入するようになればいいのでしょうけどね。
ちなみに、社会科学者さん。APECさんのおっしゃるとおり自治体はLCAのことはほとんど考慮していません。地域によって廃棄物の受け入れ状況が違うのはその地域の中間処理施設や焼却場や最終処分場のキャパシティで決まっているだけです。 (2003/05/22(Thu) 22:24:43)
APEC >
あいこさん、なるほどです。環境関係で注目すべきは地球環境問題と循環型社会でしょうが、環境への負荷が複雑に絡み合って現れる社会の中で、「自然と共生」・「健全な物質循環」という「お題目」実現のためには、それを可能にする、ミティゲーションなど負荷低減技術の開発が欠かせない、というところに落ち着くのですかね。試験対策としても頭にしっかり叩き込んでおきたいところですね。 (2003/05/22(Thu) 22:46:28)
社会科学者 >
APECさん、あいこさん、自治体におけるLCAの利用状況について教えていただきありがとうございます。かすかに期待はしたのですが、やはりそんな小難しいことはやってないのですね。
それでも、「地域によって廃棄物の受け入れ状況が違うのはその地域の中間処理施設や焼却場や最終処分場のキャパシティで決まっているだけ」とのことですので、LCAとまでは言わないまでも、地域の実情に応じてゴミ処理の方針が決められているわけですね。
そこで、環境やゴミの素人から素朴な質問をさせていただきたいのですが、そうやって決まった自治体のゴミ受け入れ方針に、我々は素直に従っていればよろしいものなのでしょうか?言いかえると、各自治体は、LCAまでは行かないにしても地域の実情を分析したうえで、最適なゴミ処理方針を策定していると考えてよろしいものなのでしょうか?もっとくだけて言うと、自治体のゴミ行政って、信じていいものなのでしょうか?一方的な質問ばかりで恐縮ですがよろしくお願いします。 (2003/05/23(Fri) 00:35:51)
うらん >
みなさん、レスありがとうございます。家からレスします。APECさん、うちの市では下水道は整備されています。でも、啓発用資料には「軽くすすいでも落ちないものは一般ゴミ」とあります。これって、ゴミよりも水を重視したためなのでしょうね。(それがベストかはまだわかりませんが)
下水処理の現状について不勉強なので素人考えなのですが、下水整備されていても色々流してしまうと下水処理場に負荷がかかってしまうのではないでしょうか。私はその観点から、最近多い「ゴミ粉砕」型のシステムキッチンはあまり好きではないのですが・・・。
あいこさん、瓶製品の話、よくわかります。みんな「よかれ」と思ってやっているのでしょうけど、いろいろな環境側面から総合的に判断することは必要だと思っています。ですが、判断のための情報は現在少ない(もしくは、広く知られていない)と思います。
納豆パックについては、教えていただき、ありがとうございます。今度裏読みをよくやってみます。
自治体の方もどこまでわかっていらっしゃるかという疑問、社会科学者さんのおっしゃることは本当にわかります。ゴミ問題に関しては私は素人ですが、素朴な疑問を解決していき、みんなに知らせていくことも「公益の確保」のためには大事な活動(?)ではないかと思っています。 (2003/05/23(Fri) 10:45:15)
社会科学者 >
うらんさん、「素朴な疑問を解決していき、みんなに知らせていくことも「公益の確保」のためには大事な活動(?)ではないか」というのは同感です。そこで、またまた質問ですが、皆さんの住んでいる自治体のゴミ収集方法は、当然、啓発用資料やHPで公開されていると思いますが、その根拠まで示してある例はありますでしょうか?ちなみに、私が住んでいる自治体のHPでは、ゴミの分け方と出し方は詳しく説明されていますが、その根拠は全く説明されておりません。何の疑いもなく決まっているかのようです。
これって、かえって不信を招きませんかねえ?担当部署に行けば根拠資料は入手できるものなのでしょうか?それとも情報公開を請求すれば出てくる?ゴミ行政の説明責任という観点からは疑問だらけですね。 (2003/05/23(Fri) 23:19:48)
腹八分 >
私の居住する自治体では、その他プラの分別収集が実質的に実施されていませんので、洗うか否かの以前の問題です。ただ、下水道に負荷をかけたくもないという意味合いから、食器に付着した食べ残し?は紙で拭き取ってから少量の洗剤で洗っています。
実は、米も生協の無洗タイプを購入しています(研ぐ回数が少なくて済みますし汚水の発生量を減らせます)。過去に何度か「砕いて流せます」の訪問販売がきましたが、都度追い返しました。ペットボトルは分別回収していますが、クリーンセンターを見に行くと、所狭しと山積みになっており、リサイクル施設の整備の遅れが心配になります。
その他プラも施設整備の計画はあるものの、遅れていることから、分別収集したくともできない状況下にあります(一部指定地域での実施がやっと始まった)。そこそこの規模の市であれは、廃棄物処理計画が策定されているので、施設整備計画もあるはず。だが、予算が付かず計画は遅れ・・・が実状でしょう。
社会科学者さんのおっしゃるように、根拠までを示している自治体は私も知らないです。また、ごみ行政を信じていいのだろうか、との問いかけは、自治体関係者の方にとってはちょっと「重たすぎる」 質問になるでしょう。 (2003/05/26(Mon) 15:59:09)
ガン >
スレ「1193」で魔法使いさんの「子供が油料理の皿をなめてちょっと情けない」という、何とも愉快な話(ごめんなさい)がありましたが、私も弁当のふたに着いた米粒まで、一粒残さず食べる方です(舌ではなく箸で一粒ずつですが 笑)。でも子供の頃はよく皿をなめていましたね、洗わなくていいくらいに。でも「残さず食べる」これが基本ですよね。
スレ「1185」で雑魚さんが「日本は食料の30%を捨てている」という書き込みをされていましたが、我々消費者がゴミや水質汚濁などの問題解決に一律貢献できるのは「食べる分だけ調達し、残さずに食べる」ですね。これすらできないなら、環境問題の解決はほど遠いかもしれません。 (2003/05/27(Tue) 12:58:11)
雑魚 >
食料の話の続き:ある環境団体に、「日本は食料の30%は捨てている・・・」と質問したら、「賞味期限の問題があって・・・・・・ムニャ・・難しい問題・・・」 賞味期限、賞味時間は、企業が商品を回転よく捨てるために定めたものです。名古屋では賞味期限を、自分の5感(鼻、舌など)を動員して、自己責任で決めます。(ある漫画でもからかわれました。)
だいたい、USJでも、賞味期限切れ1年の食材を食べていたではないですか。また、牛、馬、豚、鶏入り乱れて、賞味期限を改竄した物、中身を入れ替えた物など、内部告発がなければ、誰も気がつかなかったのではないですか。
環境問題は個々の教養問題ではなく、全ての関連性について論じ、実践することが重要。 環境団体なんてヤグイ。しかし、自分の娘が賞味期限云々言うのが悲しい。 (2003/05/28(Wed) 14:29:31)
腹八分 >
納豆の賞味期限のことで。買ってから1ケ月くらい経過したものでも冷蔵庫に入れてあったなら平気です。私も納豆は時々食べますが、だいたい賞味期限の2倍くらい経過するとバシラス菌がコロニー(白くて小さい粒が無数に発生する)を形成します。私の経験上、これは苦みがあるだけで、食べたからといって食あたりを起こしたことはありません。
つまり、まずくなるだけです。おそらく五味さんも、納豆パックに記載された賞味期限で判断せずに、このコロニーちゃんの出現を廃棄時期判断の目安にしているものと思います。(スレの趣旨とちょっとずれて失礼します) (2003/05/29(Thu) 17:46:42)
社会科学者 >
よくわからないのですが、「賞味期限」って、「最高の味を保証する期間」ってことですよね?保証がなくなったからってすぐにまずくなるわけではありませんよね?ましてや、腐っていてお腹を壊すこととは、断然意味だと思うのですが‥‥。なので、名古屋人の五感の動員に一票です。 (2003/05/29(Thu) 20:22:28)
腹八分 >
はい、そうです。賞味期限切れの食品を廃棄するか否かは、まさしく五感の動員です。ただ、客観的に眼に見える情報(納豆ではコロニーの出現)もあるので、ご紹介させていただきました。なお、消費者としてはガンさんのおっしゃるように、必要な分だけ調達し、廃棄することのないように心がける姿勢は資源の有効利用ということで大事です。 (2003/05/30(Fri) 11:18:13)
山あり谷あり >
「賞味期限」と「消費期限」があるので注意してください。「賞味期限」は、おいしく食べられる期限のことで「品質保持期限」と表示されることもあり、多少過ぎてもお腹は大丈夫(あまり過ぎてはいけません)。「消費期限」は、衛生上、安全に食べられる期限で、これを過ぎると途端に危険になるようです。 (2003/05/30(Fri) 12:46:43)