インフラ整備のこれまでと今から
[1333]  Shima2003/09/03(Wed) 17:52:22

 

建設白書みたいな優等生の答えは当然の事として、それも整理は必要です。また常々私が考えていることは、今までわが国で整備された既存のインフラの役割やわが国の経済発展に寄与してきた効果(ストック及びフロー効果)等について、適正な評価と議論が一部専門家ではされていますが、国民への開示あるいは説明についてはあまりされていないと思います。

小泉内閣は「構造改革無くしては・・・」と言われて久しいですが、改革の実績と効果は、まだのようですね。私は外側より中身・本質が大切と思います。以上前置きとして皆様にご意見を伺いたいことは、

@自分の専門分野のインフラ整備で経済発展に寄与してきたという分かりやすい事例は在りませんか?

A高速道路の話のように、その効果とか評価より、整備方法が問題になっている事例

Bあるいは無駄な投資と評価される事例とその理由

Cあるいは現在の政策が偏りすぎていると思うこと

の4点です。

この類の話は批判的になりそうですが、理想に対する不平不満から、ひょっとして役立つアイデアが生まれるかもしれません。

 

APEC >

ストック&フロー効果という事例にはふさわしくないと思いますが、私が関わってきた中で、何とも複雑な気持ちになっているのはゴルフ場です。バブルのころはいろいろと関わりました。地元の土建屋はかなりもうけました。少ないけれど雇用も創出しました。

自然を壊したかというと、元の森林よりは自然度は落ちたけれど、宅地にするよりはずいぶんましだったし、調整池は間違いなく新たな水辺環境を創出しました。私はゴルフはやりませんのでわかりませんが、地元の人たちの交流の場ともなっているようです。あれってどうだったのだろうと、未だに私の中で収まりが悪いままになっています。

Shimaさん、最初から変なレスですいません。 (2003/09/03(Wed) 22:55:24)

 

魔法使い >

ゴルフ場に関しては万一世界的飢饉が発生し食料輸入が困難になった場合は、芋畑じゃから、リスク管理になっていますという意見を聞きました。自然はうっそうとした森林とは限りません。草原には草原の生態系もあるというのは暴論ですか?先の芋畑とあわせて、必ず森林が良いとは言えないなというのが、今、パークゴルフの設計に関わった設計者の実感です。 (2003/09/04(Thu) 01:27:52)

 

のぞき魔 >

住宅地の開発に関わったものとしてあえて一言申し上げます。

確かに都市周辺の丘陵地は減少したでしょう。しかし、計画的な開発は確実に良好な居住環境を提供しました。既成市街地、それも密集市街地と郊外の住宅団地を比較していただければそれは一目瞭然です。

私が許せないと思うことのひとつは、こうした一戸建て住宅に引っ越してきた方たちの中に、その後その周辺の丘陵地が開発されようとすると、開発反対運動をされることです。「私は豊かな緑を求めてここにきた。それがなくなるのは反対だ。」といった言い分を聞くと、「だったら、あんた、周辺の緑地を身銭を切って買えよ。」と言いたくなります。緑もただではありません。宅地にするのも悪くはなかったという言い分です。

ただ、今後は少子化が進むので無条件に外に向かって膨張するのはよくありません。市街化区域をもっと高度に利用する必要があります。都市内はコンパクトに住み、別荘では定期借地権や借家権でゆったり過ごすそんなライフスタイルも制度と生き方を見直せば可能です。政策の偏りで言えば、政府は相変わらずの持ち家志向をあおっていますが、間違っています。

この政策で儲かるのは銀行と不動産会社と建設会社で購入者ではありません。ちなみに購入後すぐ売値を調査してみてください。ひどいときは半額です。残りの半額はこの建設に関わった人たちの食い扶持と利益です。定期借地借家権を利用し、土地は利用するという思想を定着させてほしいですね。 (2003/09/04(Thu) 02:06:34)

 

Shima >

レスありがとうございます。APECさん、ゴルフ場ですか。ご指摘の通り軒並み経営状態が悪く、開発した事業者は債務処理ができず、つぶれている所もありますね。当時は「まだ儲かるという、市場原理」で増殖したのでしょうか?

魔法使いさん芋畑は面白い。でも金がかかりすぎている畑ですね。

のぞき魔さん、始めましてその名の通りあちこちでご活躍のようですね。失礼。住宅開発計画が良かったのか?悪かったのか?どちらでしょうか?緑を求めて一戸建てを立てたほうの気持ちも分かります。終わりの部分の「土地は利用する思想」をもう少し聞かせてください。 (2003/09/04(Thu) 06:42:35)

 

ガン >

魔法使いさんの「自然はうっそうとした森林とは限りません。草原には草原の生態系もあるというのは暴論ですか?」は、生態系ということで言えば暴論です。問題はそこに草原が相応しいかどうかということでしょう。食糧難のときの芋畑、という考え方は重要で、芋畑にすぐにでも転換できるような管理、運用が必要ですね。すべて芝を張ってしまってはすぐに畑にはなりません。

のぞき魔さんの「持ち家・・・」は賛成です。そもそも土地に馬鹿高い値が付くこと事態おかしな話です。長寿命型社会を構築するには「親の家に住む」「人が立てた家に住む」「借家に住む」ことが前提にないと成り立たない話です。 (2003/09/04(Thu) 07:37:12)

 

APEC >

のぞき魔さん、「宅地開発よりまし」という言い方は誤解を招いたかなと思うので(邪推?)補足させてください。何がましだたかというと、自然度の減少が少なかったという意味です。緑はただではない、全く同感です。その自然の形を変えて作ったゴルフ場や宅地であってみれば、その重みを感じつつ活用せねばならないはずですが、なかなか一人のプレーヤー、居住人には伝わらないものですね。

スレのテーマからちょっと外れてしまいますが、ゴルフ場やスキー場といった「広い草地」は湿潤多雨の我が国には、本来無理のある自然環境です。イギリスでは本当に草地にしかならない気候・土壌条件の土地があり、そこでは草地は「手つかずの自然」でしょうが、日本ではちょっと油断すると雑草から低木、やがて森林に「戻ります」。つまり、管理していないと維持できない半自然環境です。その点では里山と同じなのですが、生活するために半自然環境を維持する里山と、レジャーのためのゴルフ場・スキー場(流出係数増大・農薬散布・生態系改変というリスク付)は、どこまで同列に考えられるのか、という疑問をずっと感じています。

そしてレジャーですから、景気が悪くなると真っ先に控えられ、荒廃ぶりをさらします。何のために自然を切り取ってきたのかという思いと、自分の力ではどうにもならない「ゴルフ場開発」という規定路線の中で、せめてと思いアセスをしてオープン後も調整池などをしょっちゅう見に行っていた自分が、どうにも座りの悪い記憶になっています。 (2003/09/04(Thu) 08:51:52)

 

魔法使い >

21世紀の都市と地方を自由に移動する騎馬民族的日本人におすすめの地方住宅案を考えてみました。住宅のあり方に絞って議論してみたいので杜ハヤ公開掲示板のほうに書き込んでみました。よろしければ見てやってください。)

ゴルフ場はいま、日本投資家が主体?の外国資本、通称はげたかファンドで続々買占めが進んでいます。先日の新聞では全国80箇所を手に入れたとのことです。せっかく大枚のお金を使ってゴルフ場を建設したのに数億程度で売却しているようです。その程度の値段なら、関係市町村がスポーツ公園として買収可能と思われます。ゴルフを真に国民のものとする良い機会なのに、行政は批判を恐れてか、どこも手を出さないようです。管理費がかかるなら、市民がボランティアでやればよいし、市民ゴルフ場としてNPO経営もできます。もったいないと思うのですが、いかがですか? (2003/09/04(Thu) 11:14:26)

 

腹八分 >

東京の世田谷区にある砧公園が、かつてゴルフ場だったと聞いたことがあります。公園になってからは、住民の憩いの場であり、広域非難所であり、体育館やテニスコートが併設されスポーツ公園的な存在。たまたまゴルフ場の転用がうまくいった例だと思います。魔法使いさん、河川敷のゴルフ場ならアクセスも便利で継続的に道路維持の必要もないですし、散水には河川水を引くだけなので維持管理は比較的楽とは思いますが、山岳コースだとちょっとキツイのでは(騎馬民族でないと)。 (2003/09/04(Thu) 12:38:21)

 

Shima >

皆様レスありがとうございます。ゴルフ場、住宅は我々に問題が直接密着していますね。やはり「インフラ」という総花的なお話では、話の展開が難しいことがよく分かりました。

私は「高規格幹線道路はまだ必要か?」、「下水道普及率は」、「静岡空港は今でもいるか?」、「港湾、国際空港は競争力で韓国に負け?」とかのお話が出ないかなと期待しておりました。これらは結果、政治の世界で決まるものかもしれません。今は景気対策が優先、将来的には各種のインフラ整備の数字が挙がっていくのが望ましいと思います。

杜ハヤの掲示板でも議論が始まりましたね。自分でもどちらに書くか、ちょっと戸惑っています。 (2003/09/04(Thu) 19:08:25)

 

皮算用 >

今朝の朝刊に、首都高・等の一部を国主導(要するに高規格国道)で建設する旨が報道されていました。通行料金でB/Cを検討すると赤字になる業務も、トータル(かっこよく言うと税収?国益?)でB/Cを検討すると黒字になる、というオチでしょうか。先の「JH道路はB/Cで要否判定すべきか」と重なる話です。

考えさせられるのは、首都公団を半民間と考えた場合、「逆PFIの逆BTO」と理解すればよいか否かです。 (2003/09/04(Thu) 20:58:36)

 

APEC >

Shimaさん、最初に私がゴルフ場の話を出したのがやっぱり失敗でしたね。申し訳ありません。高速道路については別スレ(1324:道路公団)で青い炎さんが問題提起してくださっていますが、私は専門外ながら港湾・空港に興味があります。

香港・韓国におけるハブ空港整備などを見ていると、もはや日本ではナショナルプロジェクト(古いか?)はできないのかなと感じます。それがいいというわけではありませんが、「どーんと思い切ったこと」は非常にやりにくい状況になっていることは、景気の上でも、また国民の価値観の上からも難しくなってきているように思います。そういった中で、小手先でなく国際社会の中で凋落するのを防ぐにはどうすればいいのでしょうか。いや、それさえも防がなくてもいいのか?「別に二流国でいいものね」という人も多いのだろうなと思いますしね。 (2003/09/04(Thu) 21:07:54)

 

けー >

空港の話が出たので。以前、ちょっとだけ関わった神戸空港。推進派(≒行政)の危機感は震災後、横浜と上海に流出してしまった港湾機能の回復の見込みが無いことも大きな動機になっています。そして、ロンドンのシティ空港がヒースロー、ガトウィック空港とうまく相乗効果を上げていること、ドックランド再開発地区の基礎需要を押し上げる役割を果たしたことを参考に、ポーアイ2期・医福クラスターの後押しや関西経済の再生を狙っています。

で、私としては、それは理解しつつ、どちらかと言われれば推進派ですが、6:4の4くらいは懐疑的であったりもします。見ていると、推進派は20年後位を見通しているのに対し、反対派は「無い袖(予算)は振れない」という話で概ね5〜10年くらいの話で通しており、双方がそれぞれ見て見ぬ振りしているタームの話(都市戦略)はどう考えているのかなぁという印象があります。技術者の側にも、インフラ整備をきちんとした戦略論で語れる人がほとんど居ないので、「百年の計」を技術者として語れず(市民運動と同じ視点で語る方は多いですが)、目先の計算と設計に没頭する毎日になっているのではないでしょうか。この点、自分を含めて、土木技術者全体にものすごく危機感を感じています。

私は、静岡空港は貨物空港としては有りだと思いますが、現行構想のような旅客空港では第二佐賀空港と感じています。でも、貨物空港は選挙の票になりません。

ゴルフ場の環境に対する影響は、造成時はもとより、維持の際の農薬問題が大きいと聞いたことがあります。 (2003/09/04(Thu) 21:37:39)

 

Shima >

交通白書の中に公共事業評価が述べられています。評価の3本柱は@事業効率B/Cと採算性、A波及効果(フロー効果)、B実施環境となっています。

私はこの波及効果「住民の生活向上、地域経済向上、安全等々・・・」がありますが、インフラ整備の判断は、わが国の現状では「地域経済向上」の内、生産性向上と雇用の確保の2点を何を置いても一番に持って来るべきだと思います。当然バランスの確保は大切です。車は急に止まれないし回れない。このほかの評価事項も配慮しつつ、生産性向上と雇用の確保につながる、インフラを国として地方行政として、重視していくべきと思います。

私は個人的に亀井さんが好き。反論もあるでしょうが、景気対策を公共事業でやる、旧態依然ではありますが、その内容を間違わなければ、景気対策につながると思います。話が横にそれていますが、小泉さんの分かりやすい言葉とパフォーマンスだけで、景気が良くなるか?心配。 (2003/09/04(Thu) 22:06:21)

 

やっぱり頑張りすぎ >

久しぶりでトンチンカンな投稿になるかもしれませんが、自らの思考訓練と開き直らせていただいて、とにかく書かせていただきます。

いきなり批判めいた話になります。ストック効果における「直接効果」の目安として、B/Cを計測しますが、この数値の扱いに疑問を持っていまして、そもそも「或る手法、或る原単位」という前提付きで意味を持っている「数値」のはずです。

例えば、道路事業(余剰便益計測)の場合の「時間短縮効果」計測で用いる「1台・1分当たり○○円」という原単位、この原単位(時間価値)は、現時点では或る程度(車種分類等により)統一的な数値を用いていますが、本来ならば個人属性(年代、所属)、地域、経済情勢等で様々な「値」を持つ筈です。計算やパラメータ設定が複雑になりすぎるので、統一的に扱うという「方法論」は理解しますが、問題はその数値の取り扱い。「こういう前提の元で計測した結果がこうで、この場合の比較としてAよりBが優っている」という扱いがされる「数値」のはずが、「Bの投資効果はこれ」なんていう「数字の一人歩き」が見られるような気がして・・。私の思い過ごしですかね?

ちょっと個別論に拘りすぎました。ストック効果、フロー効果についての私論を書かせて貰います。(かなり青臭い話になりますがご容赦を) 総論で言うと『「目に見えない」或いは「予測不可能な」将来への挑戦』みたいな感じです。(甘過ぎますね。自覚はしています。)

私が住む市は「戦災復興区画整理事業」が実施されました。その時の計画を見ると幹線道路の幅員は「十五間(27m)」「二十間(36m)」等です。おそらく当時はここまでの「車社会」は想定していなかったと思います。ただ当時は「戦時」「防災帯」のイメージはあったと思います。当時の技術者の思いは想像するしかありませんが、そして「空襲」によってまさに「白紙」からのスタートであり、現在では殆ど「あり得ない」状況ではありますが、とにかく彼らは「この街には、これだけの空間が必要なのだ」と思い、実現したのです。

その後、その空間はモータリゼーション到来を迎え6車線の道路となり、更に現在は広幅員歩道と4車線の道路にリニューアルされました。また歩道の一部を利用して小さいですが「親水公園」も造られました。(リニューアル関係は、いわゆる「景観形成モデル・・」というやつですね。)

道路が「交通インフラとしてのストック効果」のみならず、公共の「空間としてのストック効果」があるという例です。そして私が思いを馳せるのは、その効果が発現したのは「40年後」だということです。都市環境、都市景観などが重視され始めた40年後に・・。

「国家100年の大計」と良く言いますし、私もそのとおりだと思います。ただ、昨今のように「何年後には人口どれくらい」「その時の経済情勢は・・」といったことを「過去分析」から「将来シミュレーション」するのではなく、私は、我々技術者は、もっと「目に見えないこと」「予測不可能なこと」へも思考を巡らせるべきではないか、挑戦してみるべきではないかなと思っています。「途方もない」「現状認識不足」ひいては「将来へ無責任」という意見もあるでしょうが。

なんだか主旨から外れてきましたのでこれくらいにします。実は職場で、ある事例で「そんなことは将来の人が考えればいい。先の見えないことを今の我々がすべき事ではない(上司)」「現時点で、我々の出来る最大限の努力をすべきでしょう。それは思考停止です(私)。」とやりあってしまいました。上司の言うことも「もっとも」だとも思いましたが・・。

ほんとShimaさんのスレから外れた「言いたい放題」ですいません。実はCの「政策の偏り」にも思いがあるのですが(規制緩和政策について)、また今度にします。 (2003/09/05(Fri) 04:45:41)

 

ポチ >

Shimaさんへ。私も個人的に亀井さんに期待しています。私は建設部門の技術士ですが、この不景気にはほどほど困っています。 (2003/09/05(Fri) 12:38:58)

 

鶴亀 >

亀井さんの演説をテレビで聞いていたら「小泉政権の逆をやればいい」とか「きちんとやればちゃんとなる」などと言う言葉ばかりでした。これでは国民の支持は得られないよな、と思った次第です。 (2003/09/05(Fri) 12:44:44)

 

み〜すけ >

ネタ探しにお茶しています。亀井さん、朝三暮四の逆を地で行くってホントでしょうか。将来年金いっぱいやるからさ、キミたちちゃんとお金を納めろよ、と言われても、今日のお米に困っているのに、支払えないのじゃないでしょうか。サラリーマンはキッチリ税金取られちゃうものね。ああ、お腹が空いた〜。 (2003/09/05(Fri) 15:39:08)

 

魔法使い >

Cについて一言。私は国家百年の計を考えるなら、首都機能移転を行うべきと考えます。

公共事業は逆風が吹いていますが、道州制を踏まえ、小さな政府を目指し、国際経済都市として東京再生を実現する、そのためには首都機能を移転すればいいと思います。当然、フロー効果は抜群です。金がないといいますが、国民の金融資産は1400兆円です。国家予算の20年分です。意味のある社会資本なら、ファンドを組んでやっても、資金は集まる、また、資金が集まるような魅力ある計画とすれば良い訳です。 (2003/09/05(Fri) 17:06:18)

 

青い炎 >

亀井さんが総理となり、建設国債をばんばん発行して、ばらまき公共投資を始めると、確かに景気はよくなるような気はしますね。でもそんなものは瞬間風速で、国家5年の計で考えても害の方が多いと思います。

私は建設業界に携わる人間があまりにも適正な人数を超えていると思うので、今のまま、建設業者・建設コンサルの競争淘汰が続くような現状が続いて欲しいと思います。過激な競争で勝ち残った企業及び技術者で海外の仕事までとりまくるような将来像を思い描くと、もう一期小泉さんにかけたいと思います。 (2003/09/05(Fri) 17:33:38)

 

電気屋 >

電機業界も同じです。デジタル家電を除いた電機業界は、どこも青息吐息です。会社も社員も数が多すぎるのです。やはり淘汰が必要かと・・・。この話を50代の者にすると「うちの会社が倒産するのはやむを得ない。しかし、俺が退職金をはじめ、もらうものをもらってから、つぶれてもらいたい」というコメントが返ってきます。それが本音か、と・・・。 (2003/09/05(Fri) 17:56:17)

 

APEC >

総論・各論ですね。私も青い炎さんに同感です。むろん会社がつぶれると困りますが、その時はその時。 (2003/09/05(Fri) 19:03:35)

 

ミミ >

公共事業をバンバンやって景気をよくしてほしいですが、しかし、いつも悪いことをして甘い汁を吸うのは、大企業や政治家、官僚と思うと構造改革の小泉さんに賭けたくなる。 (2003/09/05(Fri) 20:43:05)

 

Shima >

やっと帰り着きました。何か、亀井さんの件で小盛り上がりですね。私の情報によると亀井さんは経済に強い。それと行動力ですか。宣伝はやめときます。(竹村健一情報です)

青い炎さん、何で「建設国債ばんばん発行なのですか」その次は「ばら撒き」、この2点は批判語の常套手段、ここまできたらそんなことはしないでしょう。だから、国が今公共工事の評価について検討していると思います。

ミミさん、聞きますが、小泉さんにかけて構造改革ができたらどうなるのですか?一つでも見える構造改革があるのでしょうか?勿論組織や構造が変わったとして、中身の必要性を議論しないで、何が変わるのでしょうか? 小泉さんの美点はスキャンダルが無い。心に響く・残る言葉を効果的に使える。後は何ですか。口がうまい。実績はどこだ。

魔法使いさん、私は首都移転には反対。なぜかと言うと、現状に比べさらに新しいものが生まれるでしょうか?お金を使えばフロー効果と雇用はあるでしょうが、生産性向上が疑問。庶民も貯金が無いときに新築はしないでしょ。何度も出てきて失礼しました。 (2003/09/05(Fri) 22:08:50)

 

鶴亀 >

小泉さんはかなり以前から財政投融資の問題を提起していました。財投とは、郵便貯金や厚生年金・国民年金が各種の特殊法人に融資をすることで、利子や年金給付金にあてる資金を作りだすことをいいます。この財投で問題なのは融資の基準がめちゃくちゃ(天下り官僚の言いなり)で不良債権だらけになっていることです。「こんなむちゃくちゃなことをやっていると日本は危ない」とかなり以前から指摘していました。当時は自民党の中でもまともなことを言う人がいるものだと感心したものです。不正をそのままにしていては新たな発展は望めません。構造改革は進めるべきです。 (2003/09/05(Fri) 23:44:45)

 

魔法使い >

Shimaさん、生産性向上とはどんな意味なのでしょうか?

私は小さな行政府を作るためのリストラクチャリング、つまり、国家の再構築をすべきであると考えています。例えば国会と霞ヶ関は半分にして移転します。残った半分のうち必要とされる人材は道州制度に吸収されます。それ以外の方は、民間へ天下るのでなく再就職します。当然競争が起こります。もともとが優秀な方たちですので、やる気さへ出せば、新しい能力開発はできるでしょう。フローや建設産業の雇用は二の次、三の次です。なにせ国家百年の計です。ですから、首都機能移転は小さな政府、小さな行政、小さな特殊法人、道州制、流域圏構想、地産地消、地方への人口移動、少子化対策とすべてワンセットなのです。

追伸、「新しい酒は新しい皮袋に」とか申します。古い皮袋では、雑菌が混ざって、腐ったりするからです。理念がはっきりしていれば、形から入るということも考えられると思うのですが、いかがでしょうか? (2003/09/06(Sat) 07:21:45)

 

Shima >

鶴亀さんレスありがとうございました。先ず構造改革を進めるべきでないなんていっておりません。小泉さんは不正に対して正義感、は他の人より一段強い。綺麗。認めます。何回も申し上げましたが、中身です。どれをどのようにする政策です。構造を変えるのは良いけど、その結果どうなるのが見えない。

財投の問題は本当に官僚だけの問題か?ここは疑問。国民は郵便貯金をせっせとやり、10年で50万円を100万円くらいに増やしました。ところが、その100万円を、親父が株に投資バブルで10分の一になった。よくある話です

当時国民が財形貯蓄を増やせたのは、国の金でなく、借金でまかなう部分がある、特殊法人の資金になったからです。特殊法人でも、だいぶバブルがはじけ始めた時でも、金利の高い、郵便貯金の資金など借りたくは無かったのに、システムがそうだった。この点については政府の指導で、借り換えを許さない。政治家でなくとも誰でも分かりきった問題でした。小泉さんがこれらについて何かしましたか?

魔法使いさんへ。上記の「建設産業の雇用は二の次、三の次」は勘違いです。建設部門に身を置く私が何を言っても無駄かもしれませんね。私は建設業のことを、重視した発言ではなかった。しかしそう取られましたね。生産性向上は言葉足らずでした。書きながら考えていたことは、全産業・GDPがあがる。「桶屋が儲かれば・・・」のたとえです。現在の世界の環境問題のキーワードそのものですが、「継続可能な発展を目指し、循環型社会の構築を目指す」この点を述べたかっただけ。勿論述べられていることについては一点を除き、ごもっともです。

首都移転は今考えることではない。一歩譲って、考えるのはいい。実施は元気になってから。補足です。環境のキーワードの箇所が通じないかもしれません。私は環境ばかりでなく、経済発展についても「継続性と循環型」が大切と言いたかった。 (2003/09/06(Sat) 07:54:00)

 

NT >

私は、最近、地方都市の活性化などを考える時、「風が吹けば桶屋が儲かる」ということを意識しています。

よく、総合計画等では、「新しい産業創出機能、情報発信機能を誘導するため、新産業創出拠点や情報発信拠点の整備を推進」などの記述を目にします。でも、「そんな拠点を整備ぐらいでは新産業の創出や情報産業の集積なんて」と話しています。失礼しました。「それよりも、都市に新産業が集まってくるような風を起こす必要がある。

例えば、国交省の本省が地方都市にくれば、建設産業や関連研究所、関連出版企業、支援サ−ビス等が集積し、学者や学生が集まってきて建設関連の新産業や情報発信機能が自然に誘導できるのではないか。国交省という扇風機は都市に大きな風を起こしてくれる。そうすれば、産業や人が集まり、桶屋の私の仕事も活性化する。この扇風機を探そう」ということになりました。

かつては、鉄道・道路の整備、埋め立てによる工場用地の供給、港湾・空港などが扇風機だったのですよね。今は、その都市に相応しい扇風機が見えないのです。 (2003/09/06(Sat) 17:58:43)

 

青い炎 >

現時点で、国民にとって必要と考えられる公共事業を厳密に審査して、国民の前でかかるコストから工事の必要性までオープンに議論したとして、本当に必要と判定される公共事業はどの程度なのでしょうか?間違いなく公共事業費は大幅に減りますし、道路公団の計画延長14000kmなんて一瞬で吹き飛ぶと思いますよ。

亀井さんの言っていることは公共事業を増やして景気をよくするというのですから、普通に考えれば無駄な工事をバンバンするという意味にしかとれません。もちろん国にお金はないし、かといって現在の福祉を減らして嫌われるのはイヤなので(政策担当者の立場として)、結局、全部未来の子孫から借金することになります。私はこれに大反対なのです。

ちなみに首都移転は大賛成です。今の国会議事堂跡地や霞ヶ関跡地を全部売り払って、どっかの山間部に首都機能だけ移転すればよいと思います。 (2003/09/06(Sat) 18:09:56)

 

魔法使い >

shimaさん、首都機能移転はなぜ現在行うべきでないのか、お聞かせください。

わたしは、この時期だからこそ首都機能移転と東京大改造を両面から進めればよいと考えています。東京はもっと高度な土地利用を主体とした経済都市になればいいのです。なぜ、政治と経済をくっつけてしまうのか?政府主導の経済だからでしょうか?

しかし、いまや、政府主導の経済運営では、限界がはっきりしてきていませんか?もっと、東京は国際化し、世界の経済の中で立ち打ちできる産業が、そこで発展すべきであると考えます。そのためには、もっと高度化し、コンパクト化すればいい。では、どこで休むか?地方ですね。情報は十分発達しています。

航空、高速道路はもっと必要かも知れません。鉄道網も同様です。鉄道については、リニアができるので、東京向け、新首都向けに地方住宅を開発すればいいわけです。一言で言うとこんな風に、情報を含めた交通を利用した騎馬民族国家を作ればいいわけです。それと土地については、いい加減、所有をやめて、借地、借家など、利用してなんぼ、の発想に切り替えるときです。元々地球の表面であるものを所有するというばかげたことはいい加減やめて、もっと有効な金の使い方をすればいいのです。 (2003/09/06(Sat) 23:05:41)

 

Shima >

一度寝ましたが、目が覚めたので、のぞいてみました。とりあえず、東京都の首都移転反対のレスです。魔法使いさん、要は莫大なお金がかかる、首都移転が論じられた平成2年から、状況が変わりすぎたと言うことです。

将来はニューヨークとワシントンみたいに別れたほうがいいと思う。今やるにはそれこそ資金が無い。ある自治体みたいに、公民館を建てるのに住民から無利子で借金しますか?無い袖は振れないと思います。公共事業の割り振りは政治決着しかないと思います。だから国民の代表である信頼できる政治家にその議論を託すのではないですか。

振り子が振れすぎている。何かおかしいと思うのは、「情報公開・アカウンタビリティ・住民参加・公の場での議論」どうも行きすぎだと思いませんか?どれもこの10年で重視されだしたキーワードですね。

政治家を信用しない、官僚を目の敵にする。マスコミ等で一部の悪を、全体のように拡げる、ネガティブキャンペーン。私は異常な感じを受けます。皆様そう思う方はおられますか? (2003/09/07(Sun) 01:44:16)

 

魔法使い >

Shimaさん、8500ha、56万人、7兆円とのことですが、まず、新首都は丘陵地を大造成するのでしょうか?自然地形を生かしてほしいですね。次に56万人、根拠がよくわかりませんが、もっとスケールダウンできるでしょう。

次にお金、必要な施設は借金してでも作ることが重要と考えます。そのためには、今までの発想とは異なる理念が必要でしょうね。公共事業の見直しは当然必要ですね。行政と経済活動が分離して困るのは、政商や国際競争力のない企業群ではありませんか?

確か、トヨタは本社機能を愛知県に集中したのではなかったかしら?情報交換が必要なら、インターネットを使えばいい、フェイスtoフェイスという前に、情報化を徹底することが必要です。

亀井さんには政治家としての理念がない、どんな国にするか?百年の計がさっぱり感じられません。わたしは、小澤一朗のほうがよほど好きですが、残念ながら、野党です。 (2003/09/07(Sun) 07:06:07)

 

Shima >

おはようございます。我々庶民にとって、政治家やタレントをどれだけ悪く言おうが、誉めようが、許されます。古い話ですが、貴乃花は嫌いだ。兄貴が良い。とかよく言っていましたね。それで誰も傷つかない。

ここで亀井さんを上げたのはスレの勢いと弾み程度にしか考えていません。ただ、竹村健一情報の、亀井さんの評価を紹介しますと「亀井という男、ものすごい能力、特に実行力がある」例は、「阪神大震災のときの対応、大都会の建ぺい率変更、ダム建設の中止」を一気にやった。」こういうことはマスコミも書かないそうです。それと経済に強い。何かと言うと「円安、ドル高」が日本の景気回復の絶対条件だそうです。この辺はよくわかりませんが、アメリカが叩きたい国については、その国の通貨を強くする。(日本の場合円高)これで長期的に経済が落ち込むそうです。

受け売りですのでこの辺は追及しないで下さい。今朝のニュースでも亀井さんが、「景気回復なくして構造改革なし」と小泉さんと逆のことを言っていました。

最初に述べたようにこのような内容は害が無い。この掲示板では適切でないかもしれません。この件は、私はこのくらいにします。 (2003/09/07(Sun) 07:40:11)

 

やっぱり頑張りすぎ >

「また今度に・・」などと書いてしまい、折角なので「極私論」を投稿します。

Cの「政策の偏り・・」について。私は「少なくとも」現在の「規制緩和ありき(市場経済至上論)」的な政策には、「効果」ひいては「結果」に疑問を持っています。少なくとも「或る前提」がクリアされなければ、「バブルの再来」になりかねないとも考えています。

理由その1:市場理論神話(「神の見えざる手」による均衡)への不信。例えば中曽根首相時代における規制緩和政策とバブルの到来と崩壊。この時、土地取引に表れた「均衡」は供給者と需用者との「双方の限りない努力」の上で成り立つ「均衡」を越え、自らの能力(この場合、日本経済の能力)をはるかに越え、フィーバー(熱)は幻想を生み、熱が醒めた時その幻想は「多大なる不良債権」。見えない「欲望の均衡点」。

理由その2:規制撤廃は誰のために?・・企業の自由参入→市場競争激化→不採算部門切り捨て。いずれは寡占、独占。この流れでいうと規制撤廃は「民間」のため?それとも「民間企業」のため?

というところで、では私が思う「或る前提」とは、【国民自身が「自己責任意識」と「倫理観」を持つこと】(国や企業任せにしないこと、そして倫理観、正義感)、と【徹底した情報公開】(公や企業は国民の自己判断、責任意識を妨げない)というものなのですが・・。短絡的ですかね。

話は変わって、首都機能移転と都市(東京)再生・・。かなり密に関連はしているとは思いますが、現時点では別々に考えた方が判りやすいのかもしれません。(本来はセットで考えた方が効率的とは思いますが)

「国家と地方のあり方論→小さな政府→国家機能移転・分散」と「東京(都市)再生→経済機能特化」の方法論が「首都機能移転」だとして、「現時点での経済状況」を加味した場合に「なぜ今?」という問いに対して答えが発散しますね。「地方活性化の起爆剤」としては有効かもしれません。地方財界を主に各地で誘致合戦が起きるでしょう。「我が街の大計」といった「そもそも論」は別にして。

「また今度・・」の割には、まとまりのないレス、失礼しました。 (2003/09/09(Tue) 02:29:52)

 

魔法使い >

やっぱり頑張りすぎさん、2つに分けたほうが議論しやすいですね。

まず、首都機能移転です。私の目的は地方活性化(移転したその地域が活性化する)ではなく、地方が活性化し地方自治が進み、地産地消が促進する、そのための核として、新首都が機能するというものです。ですから、役所で言えば、自治省が中心になる、経済については、ボーダレス経済は東京に置き、地方経済は、新首都に移転し地産地消を推進します。

道路は三大都市主要幹線は東京で、地方道路整備は新首都を核とした地方ネットでといった具合です。ですから、新首都は道州制の推進の核にもなります。要するに小さな政府=地方自治の拡大=首都機能移転という図式なので、これが国家百年の大計ではないかと思います。国家百年の大計を今なぜ首都機能移転という形で進めるか?景気対策として、フロー効果が必要だからです。 (2003/09/09(Tue) 03:29:06)

 

Shima >

一度沈んだスレですが、機会を頂きましたので、応えて頂いた感謝の気持ちと簡単なまとめをしたいと思います。

議論の当初の主旨は、「この不景気の中、インフラ整備の効果として、ストック、フロー効果が得られますが、自分の分野でどのような効果があったか、アウトカムを得られたか、わかりやすい事例を出していただき、参考としたい」と言うものでした。要はインフラ整備の何が本当にこの国に必要か

意見を出していただいた方、ありがとう。お名前は省略しますが、主な内容は次の通りです。@ゴルフ場開発の失敗、A高速道路のB/C B地方空港の無駄、C亀井さん、小泉さんの話、そして効果を期待した建設的な意見としてD首都移転の話が出されました。

首都移転に関しては、魔法使いさんの必要なインフラ整備「首都移転」をそのフロー効果を期待して、今やる必要がある。との事でした。この件については過去のスレでも随分議論された内容ですね。

最後に、インフラをどうするか、この問題は技術者の永遠のテーマの一つだと思います。まとまるはずもなく、結論が到底出るようなものではなく、考え続けていくことが大切と思います。ありがとうございました。また別のスレとしましょう。 (2003/09/20(Sat) 06:26:44)