技術士試験の意義とは?[692] 投稿者:最優秀者2002/09/27(Fri) 12:39:12

 技術士の目的、義務、効果について、技術士法を当然理解した上で何か意見はありませんか? どこかの掲示板で、土木学会の資格についても議論がありましたが、多角多面的な見地から意見を求めたいです。 そもそも、試験とは何か?私は、一種の形式と考えています。 語弊が生じそうですが、実計画、実設計、実施工に本来の意義があると考えています。従って、極論を言えば実構造物に巧みにアプローチしていれば、技術士資格は不要では?

あなたに聞く >
 あなたにとって、人間の生きる目的は何かを敢えて問いたい。 (2002/09/27(Fri) 12:56:07)
最優秀者 >
 題意と違いますよ。まあ良いですが。それは、人それぞれですよ。私自身の事について少し言うとすれば、妻子のためにそして、両親、姉弟のためにがんばって生きていますが。あなたは? (2002/09/27(Fri) 15:21:50)

あなたに聞く=朋友 >
 謙虚なあなたを見て、少し安心しました。私が、このテーマを提示したのも、実は昨今話題になっている技術者倫理のテーマを再考してみたかったからです。究極的には、人間の生きる目的が定まっておれば、自ずと答えが出てくると思うのです。
 つまり、私が言及したかったことは、技術士の目的が生きる目的につながっていくものであるということにささやかでも触れたかったからなのです。ここで問うべき目的や義務は、数値でもなければ観念でもないのです。あなたが違うと言い張る題意は、実は同じ土俵にあるのです。それから、あくまでも私見ですが、「妻子・・・等々」は目的ではなく、私にとっては、あくまでも目標です。ですから、目的の対象ではありません。(2002/09/27(Fri) 16:38:23)

最優秀者 >
 技術者倫理、技術士の目的、個人の人として倫理についてでも。この問題は、昨今の多くの技術者が頭を悩ます事でしょう。「数値でもなければ観念でもない」については、人としては同感です。公共の業務に携わる技術者としては・・・?悩むところです。勝手な事を書きますが、「酒でも飲んで話すべき問題」かもしれませんね。ちなみに私は、酒が弱く安くつく男です。(朋友殿)(2002/09/27(Fri) 17:32:04)

朋友 >
 壮年の歳を向えますと、技術的な視点とは別な、何か高みから自分を見下ろすようなものの考え方に自分が引き込まれていくのを感じるのです。具体的な例として、「環境との共生」といったことについて少し触れてみましょう。いま世界の潮流は、国益を超えた「人類益」「地球益」の視点に立って、いかに実りある討議ができるかといった視座が大きな鍵を握っているように思われます。
 環境問題の解決には、識者が中心となった法制度の整備といった「上からの改革」は重要であり、それらを支える我々技術士の役目は極めて意義深いものであると考えます。しかし、「上からの改革」にとどまらず、それを支え後押しする「民衆の連帯」を築いていく「下からの改革」こそが、環境問題解決の糸口となるような気がするのです。技術士としての私は、上意下達の徒として、職責をまっとうすることだけを考えてきました。
 しかし、これからはNPO、NGOといった活動に身を投じ「民衆の連帯」を支える技術士として挑戦していければと考えております。社会基盤整備は、上意下達の方式ばかりに頼らず、民衆の連帯によって民衆のレベルから社会資本とする世界があってもよいのではないかと思うのです。環境問題は他の問題群と密接に関わるものであり、「人間の生き方」や「技術者のあり方」にまで立ち返って、問題解決の視座を浮かび上がらせることが要請されるものと言えましょう。
 私が目的と目標を敢えて区別した理由は、言わば原点を見つめ直す作業であり、技術士としての共通の未来のために心を合わせ努力していく、その原動力としての「技術継承」の重要性を訴えたかったからなのです。 (2002/09/27(Fri) 18:51:08)

APEC >
 朋友さん、そのとおりだと思います。感銘を受けました。私について言いますと、私はここ10年ほど、プライベートではずっと地域教育活動に関することをやってきました。
地域の子供達と祭りを作ったり、学校に外部講師として赴いたりしてきました。技術者あるいは地質学に志した経歴のある自分の特性を、化石採取に行ったりいろいろな堆積学関連の野外実験をしたり、ミニビオトープを作ったりして活かしてきました。
 こういった活動は、自分の仕事や技術者としての自分とは切り離して「別物」として考えていたのですが、ここ数年、技術者としてのあるべき姿とか世の中への貢献といったことを考えるとき、そういった地域教育活動を通じて自分の意識(公共心とかそういったもの)が育てられたことを強く認識しています。
 「技術をもって社会に貢献する」という言葉は、お題目として薄っぺらに口に出すこともできますが、私にとっては自分の心の中から滲み出してくるような感覚で言うことができる言葉です。地域教育活動などの経験を通じて、いつの間にかそういう意識が自分の中に培われていたのだなあと思います。そういう思いの中、地域教育NPOを立ち上げようとしています。
 面白いもので、自分の思いを恥ずかしがったりせずに言うようになると、類は友を呼ぶで仲間が増えてきます。充実しているけれど忙しい時間の中で、技術士などの資格試験も時間があった頃より勝率が上がっています。やはり集中するからですかね。とりとめのないことを書いてしまいました。またしてもスレのテーマから逸脱してもいますね。(2002/09/27(Fri) 19:23:47)

最優秀者 >
 朋友殿へ。貴殿に敬意を表します。私は昔の恩師を尊敬し、技術者として、「聡明才弁」「深枕厚重」「磊落豪雄」の魅力三位一体を目指し精進している旨であります。貴殿の「人類益」「民衆ボトムアップ」「匠・技・心の継承」には感銘しました。
 さて、貴殿はおそらく技術士として「円熟期」なのでしょう。したがって、一流を極めた先達の奥義において「継承的改善メカニズム」を自己確立され、後達へ「自律したコラボレーションとシナジー現象」を創造し、技術者と地球環境の好循環プログラムを目指される事を切に願います。
 私はまだ「充実・拡充期」でありまして、「技・知見」の深い掘り下げをおこない、グローバル化の進展に対応できるよう「先達の奥義・一流の匠」を積極的に身に纏う所存であります。敬具 (2002/09/27(Fri) 20:08:16)

朋友 >
 恐縮します。APECさんのように、羨ましい活動を実際に繰り広げている方がいることにエールをおくります。私も参加したいですね。
話しを少し戻しますが、倫理観の確立は非常に重要であることは、誰も異論を挿まないと思いますが、我々技術士の役目は、正確な情報や知識を得て、目の前の現実を直視する役目を担っていると私は考えております。環境問題ひとつにしても、日々我々技術者が接する世界は、問題の規模が大き過ぎたり複雑過ぎて、情報や知識を得たとしても、自分との関わりが見出しにくく、現実の行動に踏み出すまでには至らない場合も多いと言えます。
 ましてや、住民の視点では、よく見えない世界が技術の世界と考える方も少なからずいるように感じます。しかし、そうした限界を超えるためには、私達の日常生活はすべて環境問題に密接につながっており、地球規模で「プラス」の変化を起こす「力」と「使命」が一人ひとりにあることの自覚を促すことが必要と考えます。
 その橋渡しの役目を我々技術者が補おうというわけです。地球規模で住良い環境を享受させるには、第一に郷土を愛することが必要ではないでしょうか。郷土は言わば、世界の縮図であります。人間の歴史と自然と社会の交差点ともいうべき「郷土」。その「郷土」に根ざした学習を通して、「世界」への目を開いていくことが重要です。
 この「世界」から「郷土」を見ていく往還作業こそが、生活実感に根ざした自然観と倫理観を養う上で欠かせないと作業であると、私は考えます。ですから、その具象化したものが、技術者から提供するべき実計画であり実設計として昇華されたものであると思うのです。 (2002/09/27(Fri) 21:26:37)

APEC >
 朋友さん、素晴らしい理念をお持ちですね。地球・人類といったグローバルな視点をもちつつ、しかし足元の社会の日々の営みを軽んじることはないという姿勢であってこそ、1本の道路、1つの橋、1件の家といった、大事業では決してない小さな仕事に、「オレは小さな仕事しかやらせてもらえないから」などと不満を言ったりせず、喜んで全力であたることができるのだと思います。
 私も故郷に帰って仕事をしておりますが、郷土の未来を時に憂い、時に夢を広げ、仲間たちとあれこれやっています。どこまでが仕事でどこからプライベートなのか定かではありませんが、その中から小さいけれど実現したプロジェクトもあります。
 全国で同様の様々な取り組みがなされています。そして少なからずNPO活動に発展し、行政とタッグを組んでふるさと作りに取り組んでいます。このパワーは大きいと私は思います。今年の建設一般問題ではありませんが、地方発展の鍵を握っているのはNPOだと思います。高いところからあれこれ偉そうなことを言うのでなく、仲間を作り笑って汗をかくところから始める。そういう活動がもっと広がればと思っています。 (2002/09/27(Fri) 22:09:29)

ゴーマニズム >
最優秀者様。あなたは皆より一段高いところからありがたい言葉を発しているつもりなのでしょうが、朋友様、APEC様と並んでしまうと、あなたこそが一段低いレベルにいることがよくわかるでしょう。あなたは上ばかり見ていて朋友様のように郷土を愛し、APEC様のように足元の営みを大切にするという発想をお持ちでないのではありませんか。試験における技術者倫理不要論しかり。少なくともAPEC様のように仲間と笑って汗をかくタイプではないようです。フランケンシュタイン・シンドロームにご自分が陥らないようご注意を。 (2002/09/27(Fri) 22:20:33)

ぴょん >
 本題につきまして、思うことを少し。わたしにとっては、技術士試験は、ある意味「自己満足」の世界であります。最優秀者様がおっしゃるように、実際に仕事が出来れば、技術士資格は不要なのだと思います。そもそも、名称独占資格なのですから、資格があっても「箔がつく」くらいのものでしかないと認識しております。(建設部門は別なのでしょうが。)わたしの部門では、業界では「物好きなやつ」くらいの捉え方しかされていないと思います。
 ですから、「自己満足」の世界。自己満足に国がお墨付きを与えてくれている、とでも言いましょうか。そのため、最初受けたときも、総監受けたときも、出題がどうだの、配点がどうだの、採点がどうだの、全然気にはなりませんでした。
 とにかく、自分の100%をぶつけて、採点者が技術士としてふさわしいと認めてくれれば良し、ダメならもっと自分を磨くまで、と割り切っていました。この思いは現在でも変わりません。
 実際は、そういうところに技術士試験の意義があったのでは、と思います。択一問題が加わったとき、「自分を100%ぶつける」ということができなくなるなぁ、と一抹の寂しさも感じました。もちろん試験ですから、採点して、合格点を決めるわけです。でも本来的には、点数なんかつけないで、試験官の主観で技術士としてふさわしいかどうか、で合否を決めればいいのじゃないか、なんて思います。何でも数値化すれば客観的であるとは思いません。むしろ、数値化できないところにこそ、本質があり、意義があるように思います。「科学技術に関する専門的応用能力」を合理的に点数化しようなんて、どだい無理な気がします。 (2002/09/27(Fri) 23:32:09)

YOSHI >
 題意に従えば、資格をとる事の意味はいくつかあります。もちろん技術士が名称独占資格であることを踏まえた上でのことです。
 一つには、自分の技術者としての能力の確認方法としてです。これは、自分の主たる業務で自分の能力がどの程度であるかは、日常業務の遂行で、社内的には示せても「井の中の蛙」であるかもしれないので、そこを自己確認したいということです。
 2つ目は、目標であり、通過点でもある、ということでしょうか、いずれにせよ、個人の知識の到達点など、終わりがないのですから、年齢や、職務に応じて自分の目標をどこかに設定し、(これは別に資格に限ったことではないですが)そこを当面の到達点として自己を引っ張っていくエネルギーのようなものとして設定する、言わば、小野道風における柳(資格)と蛙(自己)のようなものでしょうか。
 3番目に、やはり自動車運転免許と同様、極めて実利的に言えば、ある仕事をするのに必要だからという単純なことです。1つ目から3つ目は、別に順位ということではなく、これらの理由が資格にはあるかなという3つです。
ぴょんさん、同じ時間に同じようなことを、キーボードで叩いていましたね。小生も受験のスタンス、社内評価は極めてぴょんさんに近いです。だから書かれていること良くわかります。択一についてもそうですね。何で、他の資格みたいなことを技術士がするのだと、愕然としました。尤も、本職の技術士は、択一のない時代にとったものですが。(2002/09/27(Fri) 23:44:10)

最優秀者 >
さて、題意の真意、言わば本論に突入しましょうか?試験が形式という私の見解ですが、その理由を以下に示します。
@ 1日のペーパー試験で、受験者(旧制度では最低7年)の何が解るのでしょうか?
A 実構造物の良否が重要と考えているため、文章や面接(30分)では形式と思われても仕方がない。
B 名称独占だから、業務独占にすべき
C 一般的にあまり認知されていない。
D 合否判定基準が不明確であった(近年は明確になりつつある)以上の5点です。
簡潔に述べました。皆様、理由5点に対して反論をお願いします。(2002/09/28(Sat) 00:54:40)

YOSHI >
 反論というか、考えを書きます。最優秀者さんの言われているのは、試験一般ではなくて、技術士試験に限ってのことでしょうが、小生はいささか違います。まず試験が形式であるとの結論ですが、あることを認定(判定)する手法の一つとして、「試験と言う形式」があるのだと思います。(最優秀者さんのいう「形式」とは少し意味合いが異なります)。それで各論ですが、
@ 1日のペーパー試験で何がわかるかですが、小生の受けた試験で2日連続という、のもありました、これは法律、計算、関連知識が記述式でびっしりでした。それに比べると、技術士 は、楽なものです。しかし、一日で何も判らないかといえばそうでもなくて、ある定められた時間に与えられたテーマに沿って論文を書く能力があるか、ということは十分に判るでしょう。小生が受けた、他の試験(受験者が少なく、問題集などは無いし、周りに経験者もいない、判るのは受験案内と法で示されている科目だけというものです)では、法律は、法令則すべてと、過去40年間ほどの行政通達すべて(法令集として3分冊、5000ページ)を情報カードに手書きで纏め、計算問題はその分野のものを手計算でできるようにし、関連分野(医学その他)もかじり、それで取得したものもあります。この試験も1日でしたが、あの問題を解くのは大変だったというのが合格後の感想でした。で、1日でも問題の設定方法で、その資格の求めていることが判るようにすれば、それでその人のレベルはわかります。
A 文は人なりです、試験官(採点者)に判らないような文を書く人は、業務でも顧客、上司、同僚、部下の理解を得られるような意見の表明はできないでしょう。面接は、面接を行うものの経験としては、30分もあれば人物のかなりの部分がわかります。採用でもそうでしょう。たまには外れがあるかもしれませんが。
B については、そうであればいいですね。拘りませんが。でも本題からずれますが、旧厚生省がらみの資格は何とかなりませんかね、大したものでもないのに、教育課程で受験を縛っているのが多く、いやになります。
C 一般の認知は我々の努力次第でしょう。Bとの関連も大きいですが。
D は、過去形としてはそうですね。でもそれで形式だと言うのもどうでしょうか。長くなりました。 (2002/09/28(Sat) 08:33:46)

APEC >
 最優秀者さんのおっしゃる@とAは、ひらたくいえば「1日のペーパーテストと30分の面接で技術者たるその人を推し量ってしまうのではなく、実際の仕事の成果で見極めるべきじゃないか」ということでしょうか?違っていたら私の読解能力の低さをお許しください。こういうことへの願いや釈然としない気持ちは、合格者・不合格者みんな持っていると思います。
 特に技術士試験は「技術者たる自分の全てをぶつける」「一生の大勝負」というように非常に重くとらえている方が多いので、そういう思いも強いと思います。そのような判定方式に近いと思われるものに博士論文の審査がありますが、審査する博士論文は往々にして100ページにもなる大作です。また狭い学会のことで指導教官だけでなく審査員も本人を知っているため、資質があますところなく審査されます。
 しかし、こんな調子では年間何人も選定できません。このような方法がとれるのは対象者がごく少数の場合だけで、年間何千人も選ぶとなると雑になり、確たる合理的基準で公明正大に選んでいるとは言えなくなるでしょう。また、その人の成果をもって技術士レベルにあることを認めるというのに認定技術者がありますが、政治力が大きくモノをいうためか、やはり技術士より1つ下に見られます。私の周囲にも2人おられますが、「やはり認定では格好が悪い」と言って試験を受けておられます。
 技術士として必要な力を、できるだけピントを外さず合理的かつ公明正大に判定することが目的であり、その方法として「実構造物評価」は現実的に無理であれば、ペーパーテストと面接でやっている今の試験は、100点満点ではないにせよ十分に意味があると思います。
 あとはペーパーテストと面接を目的から外れない良質のものにすることだと思います。なお、ペーパーテストと言いましたが、択一をのぞけば論文審査の意味合いの濃いテストになっています。技術士試験の意義は、私にとっては、自分をサビさせないためと力の客観的確認、それとメシのタネです。
 あと最優秀者さんの言われるBの名称独占ですが、今の技術士の数では業務独占は難しいと思います。コンサル登録や管理技術者の要件であったり企業評価の点数になったりしますから、業務独占にはほど遠いにせよ実利がないわけでもありません。CとDは、今後改善していくべきことであり、試験や資格そのものの是非とは無関係と思います。(2002/09/28(Sat) 09:49:36)

ガン >
 最優秀者さんが言われる「実計画、実設計、実施工に本来の意義がある」はそのとおりだと思います。というか当たり前のことですね。過去にも資格に関する議論がありましたが、私は、資格は仕事をしやすくするための単なる「切符」であって「実力の証」ではないと思っています。過去に、技術士がRCCMを見下すような発言もありましたが、たぶん資格を実力と勘違いしているのでしょう。
@ 論文についてはYOSHIさんが言われるようなことだと思います。ただ、真に論文をわかりやすく纏める能力を試すのであれば、設問の仕方(時間や手書きも含む)を工夫する必要がありますね。
A 確かに技術者としての「実力」を試すには不充分だと思いますが、口頭試験は技術者としての人となりを把握できるのではないでしょうか。
B そうなれば技術士の仕事は増えますが、それこそ今のような試験ではだめでしょう。
C 難しいですねー、特に一般の人には。
D 基準は明確になりつつありますが、自分の論文がどう評価されたのかは未だにわからないわけで、どこかのスレ(一級建築士?)にあったように、特に不合格者に対しては評価点を知らせるべきだと思います。「現行の試験では、実計画、実設計、実施工などの実力を試せない」という意味で「形式」というならば、私もそう思います。 (2002/09/28(Sat) 10:06:59)

YOSHI >
いささか、違う観点からの意見です。最優秀者さんはじめ、多くの方(ぴょんさんは違うようですが)は「実計画、実設計、実施工」が現物として見える業種におられるのだと推察します。しかしながら、技術士試験の分野の中では、例えば、経営工学部門や情報工学部門などは基本的にシステムの構築でしょうから、「実計画、実設計、実施工」の把握は難しいでしょうね。そのようなソフト的分野も含めて学科試験+面接というのは有効かなと考えます。(2002/09/28(Sat) 11:07:15)

最優秀者 >
 皆様、5各論についての見解ありがとうございました。どなたの意見も理解できました。今後どうあるべきかを簡潔に述べさせて頂きます。
@ 従来方式(ペーパー、面接)+実地「物(基本的に目視)の評価」 *注:情報等の場合は媒体を介したシステムプログラム等)+抜き打ち視察(願書提出から合否判定決定日までの期間にて、受験者の勤務地へ審査員が視察する。)の採用
A 実構造物(実システム、実プログラム)の発注者機関(第三者)、同業者(無作為抽出)、受益者(国民、地域住民)、他国の専門家(欧米等の専門技術者)による意見、評価の反映
B 業務独占を技術士法或いは、その他の法律に明文化
C 国政によるマスメデイア(テレビ、新聞等)による公開宣伝の推進および導入(積極的かつ継続性による)
D 合否判定基準の細部規定(具体的数値、チェックシート、採点官)徹底した公開。
以上ですが、どうでしょうか? (2002/09/28(Sat) 13:17:45)

YOSHI >

 @はISO審査に類似した考えですが、数万人の受験者に対応可能でしょうか。受験料がべらぼうな金額になりそうです。Aは管理的立場で、部下を指揮し、ソフト的システム導入に対してどのように評価できるでしょうか。実構造物にしても見えない部分の独創性というものの確認は難しいようです。Bは何を独占させます?Cは他力本願です。自ら切り開くべき社会での評価でしょう。資格取得が自己との戦いであるように。「国政による・・・」などという、国家権力に阿るような技術に繋がるようなことは、小生は願い下げです。Dは公開と、受験テクニックとのせめぎ合いに陥りそうです。皆さんどうでしょう? (2002/09/28(Sat) 16:40:38)

APEC >
 最優秀者さん、B〜Dは程度はともかく賛成です。@とAも理想的にはその方がいいのでしょうが、それを実際にやっていたら大変ですよ。万単位の受験者に対して実地検分を可能にするために全国の支部を動かし、かつ評価基準をしっかりと策定し(これがいかに大変かは小中学校を見ればわかります。相対的評価でなく絶対的評価でなければならないのですから)、様々な人の評価を整理(無責任あるいは恣意的な評価の取り捨て判断も含む)しなくてはなりません。
 そのためにかかる労力たるや大変なものでしょう。合格者数からみても大変なことです。その対価は技術士試験の受験料に当然はねかえります。それ以外の財源確保は社会が許さないでしょう。「受けてみただけ」程度の受験者に対してもそんなことをするのはあまりにも非効率ということになると、本当に足切りをするしかなくなります。
 無論、合格者数を極端に減らすことは社会ニーズに逆行します。ということで、実社会において実行するにはあまりに理想的すぎて実現不可能だと思います。公共の利益には何ら資するところがないのではないでしょうか。「試験に合格することを難しくする」というのは、従来の大学受験と同じあまりにも日本的な発想ではないでしょうか。
 それよりも合格後の評価に重点をおき、成果を積み上げるごとにCPDのようにポイントを加算するとかを考えて、良質な技術士が自然とセレクトされるようなシステムを考えていった方がいいと思います。
総監試験ではないですが、経済性・人的資源管理の発想からいっても、ものすごく手間隙掛けて大きなハードルを1回だけ設けるより、時間が多少かかっても自然と淘汰されていくようなシステムを作るのが現実的ではないでしょうか。
理想理念をもつことは絶対に忘れてはならないことですが、我々は学者ではなく技術者ですから、実現のための手続きもしっかり考えないといけないと思います。総監はまさにそういったことの優れた技術者を認定するものではないでしょうか。(2002/09/28(Sat) 16:52:57)

最優秀者 >
 ありがとうございます。YOSHI 殿、APEC殿の指摘、批判を伺ってさすがと感じました。そうですね。理想論に近いでしょうね。ただ、1つ言及したいのは、皆さん「オトナシイ」ですね。我国はそういう文化かも知れませんね。欧米(特に米国)では、技術者は、もっとメデイアを活用する動きになっていると感じています。あなたの周りの一般人で技術士の事を知っている人あまりいないでしょう?現実は。
@Aは理想論ですが、目指すべきと私は思う。
Bは公共に関する業務を独占するということです。
Cは先程の通りです。
Dは信念です。「明確な公開」を当たり前にしたいです。その分、現行の問題レベルより、難易度の高い問題にするのです。問題傾向が解らない、予測できない問題にするのです。しかしながら、皆さんの表現力には、感服いたします。
 多角多面的な見地からの御言葉、大変ありがとうございました。私自身、正義とは何かを考え直さなければならないかもしれません。
「技術士が一般的に社会認知されていない」について、どの程度の認知が必要かについて言います。それは、現在の「弁護士、医者」レベルまで認知される事です。社会の認知の普及は地道ではダメなのです。ドーンと宣伝(マスコミ)することが早いです。
 まず、「技術士」という名称を、次に何かを、そして具体的にどんな人達かを、そして一般人にとってどんな利用効果があるのか?を知ってもらうのです。それから、様々な要望、要請、市場価値、業界活性化が世に出てくるのです。現状では、まだまだ「オトナシイ」、「縁の下」、「裏方」ですよ。時代を変えなくては?米国のように。 (2002/09/28(Sat) 17:41:43)

リベンジャー >

 技術士とは、技術士制度のあり方、技術士はどうあるべきか等々、皆様方の意見や考え方を拝見させていただき、自分自身の未熟さを痛感するしだいです。ちょっと、抽象的な文面になりますが、本スレッドのコーヒーブレイクとして読み流してください。
 私の考える技術士像は、技術に対して(当然、人に対しても)謙虚であり、技術(人)の持つ無限の可能性を引き出せる能力を持つ技術者と考えます。さらに、技術(人)に関する説明を求められた場合、自らの高度な見識や思考スキルを相手の理解レベル(不特定多数の場合は、視点を中位におくべきか?) に合わせて説得できる能力が重要と考えます。山頂の登山者の言葉は山裾の登山者に届かない。自らが中腹まで降りてきて話すことが必要では。
 実際の現場におけるリスクコミュニケーションにも当てはまるような気がします。批判的な文面になりましたが、最近の最優秀者さんの文面から素直に感じた気持ちです。(気を悪くされたなら、ごめんなさい。) 誰がどのように技術士を認めるのかを自問自答するに、「技術士とはただの言葉」 (バガボンドより引用) です。
 しかし、現実の世の中は公平のための区別が必要であり、定量的な尺度による評価が可能(?) なところに技術士試験の存在意義があると思います。
最後に、「いろんな宗教の教えの先に果てしなき宇宙があるように、技術士像を追い求める先には奥の深い心理学の世界がある。」という考え方を漠然と抱いています(2002/09/28(Sat) 22:32:20)

APEC >
 最優秀者さんのおっしゃるとおり、Cにかかげられている「技術士の認知度」は確かに低いですね。我が家では、「技術士受かったの?すごいじゃない」というように言ってくれたのは親類縁者の中で妻の妹ただ一人でした。妻子にいたっては、いつ受験に行ったのかすら知りませんでした。とほほ。認知度が上がればいいなあとは思いますが、そうすると今度は「なぜ技術士を認知してもらいたいのか?」という疑問が生まれ、@「我々は技術士という資格をもっと認知してもらいたいのか」(もしくは社会的価値を上げたいのか)、  Aそうした方が社会のためになるのか(公共の利益のためそうしたほうが好ましいのか)というテーマが出てきます。
 このスレの最初のほうで「あなたはなぜ技術士試験を受けるのか?」というようなレスがいくつかありましたが、そういった話も含め、非常に深いテーマになりそうですね。
 また、@Aは理想であり、ペーパーテスト(論文審査の簡易版といえるもの)や面接といったものが現実的に可能な手法なわけですが、理想を忘れると形骸化したりヘンな方向に行ったりしますから、技術士試験の目的を失わないためにも、最優秀者さんのおっしゃるようなことを本当はしたいけれど、現実的にムリだから今の方法をとっているのだということは忘れてもらっては困ると思います。
 Bは完全に独占するのは技術士の数から言ってどうかと思いますが、数がぐんぐん増える方向のようですから、いずれはそうなるべきだと私も思います。
 リベンジャーさん、全くその通りだと思います。難しいことを難しく言うのは誰にでもできますものね。技術士に限らず、何でも極めようとすればその奥深さを発見して驚きます。そこで怖気づき、あるいは面倒になって立ち止まったり引き返したりするのではなく、さらに奥へと探求していくエネルギーを持ち続けたいですね。
 今日、NPOに関するシンポに行っていたのですが、ボランティアグループでもいいのに、なぜみんなNPO法人になろうとするのか?という話が出ていました。それを聞いていて私なりに思ったことを書きます。
 NPO法人になりたいという欲求は、その方がお上の「お墨付き」がついて信用してもらえ、公共から委託などを出してもらいやすくなるとか、企業からの寄付がもらいやすくなるとかいった実利もあるのですが、自分が一生懸命やっていることを、世の中の人に知ってもらいたい(決して売名行為的発想ではなく)、世の中に認知されることで自分の中に安定感を持ち、根無し草的な不安定感・不安感から開放されたいという、押さえがたい気持ちがあるのではないかと感じました。
 私自身がボランティア活動をやってきて、今まさにNPO申請しようとしているので、実感として感じたことです。こういう気持ちは技術士資格にもあるのではないでしょうか。
技術士に限らず、資格というものには、認知されることで一生懸命やっているその人に安定感をもたらすという意義もあるのではないかなと感じました。(2002/09/28(Sat) 22:54:05)

最優秀者 >
 そうですね。認知は技術士(技術者)の願望、欲求じゃないでしょうか?正直そうでしょう。その認知願望と、受益者(一般の方)の利益のため、公開認知が必要なのです。必要というか、なぜ行動に移らないのか残念です。ここの皆さんは別ですよ。国がですよ。
 言い換えれば、文部科学省、国土交通省、技術士会がです。これらは、自身の宣伝は行う(まだ不十分)が、技術士という(技術弁護、技術医者、技術鑑定)について、かなり鈍感なのです。正直、キャリアは、知識、能力は良いが、社会システムの牽引役としての実行方法、行動手腕が、あまりないのです。
 彼らに働きかける動きが技術士グループからでてきて欲しいですね。一人一人の力は断然小さく、自己満足で終わっているのです。できる限り多数のグループによる、国への呼びかけを継続的に行うのが近道であり、本道と考えます。
 メデイア(情報発信)の力は想像を絶していますよ。現況技術士は、高度情報化についての見識はかなり高いが、自身における活用は未熟も未熟、初心者です。早く自覚し、危機を持つべきです。 (2002/09/28(Sat) 23:18:52)

ピロリ >
 最優秀者さんのニックネームの意味を教えてください。 (2002/09/28(Sat) 23:32:41)

最優秀者 >

 それでは、ピロリさんは、なぜ「ピロリ」さんなのですか?このニックネームは、深い意味はありません。ただ、最優秀者を目指しているからかな?私は学生の頃、悪い事ばかりする、落ちこぼれだったのですよ。どこの学校にもテストの成績が良い優等生的な人っていませんでした?
 それに憧れているからかもしれませんね。それより題意について、意見を伺いたいのですが? (2002/09/29(Sun) 00:06:30)

脳味噌地すべり >
 最優秀者さん、それほど題意にこだわるなら、旗色が悪くなったからといって自分勝手に話をそらしたりスレッドを切ろうとしたりしないでください。JABEEさん、APECさん、リベンジャーさん、YOSHIさん、皆さんの議論は技術士を目指す私にとってすごくためになります。大変な勇気とやる気をいただいています。そういう中で最優秀者さんは高ビーな態度で見下したように議論をふっかけては論破され、すぐに話題を変えてはまた高ビーな言い方をして、その繰り返しではないですか。確かに高い技術力をお持ちのようですが、人格面に問題があると思います。個人批判はしたくないですが、はっきり言って、技術士になってもこうはなりたくないと思える反面教師です。 (2002/09/29(Sun) 00:14:26)

最優秀者 >
 残念ですが、終わりにしましょう。ガン殿、APEC殿、リベンジャー殿、YOSHI 殿、朋友殿、ぴょん殿の御意見は大変参考になりました。私自身とても勉強ができました。皆さんは私の題意の真意、伝えたかった事は御理解されましたか?技術士個人個人の受け止め方はあるので、何とも言えませんが、一番強調したかったことは、「メデイア活用」です。大変ありがとうございました。 (2002/09/29(Sun) 00:32:23)

ピロリ >
 さて、題意についてですが、私は人が人を上下できるとは思いません。従って資格試験は自分のために行うものであり、それで十分と思います。私は総監の勉強しています。この時間はCPDに入れて欲しいほどだと思っていますか、そんな主張はしたいと思いません。でもまだだ皆さんほど物事がわかっているわけではありません。もう少し、もう少しの日びです。もちろん私のニックネームには意味はありません。普通の名前です。「最優秀者」というハンドルネームは、それだけで「損」を感じさせると思います。これはリスクコミュニケーションの観点からです。 (2002/09/29(Sun) 00:43:36)

ぴょん >
 皆様の議論に圧倒さておりますが、少しお邪魔いたします。@、Aについて、丸一日かけての筆記と、30分の口頭で、自らをアピールできてこそ、技術士としてふさわしいと言えるのではないでしょうか。
ご丁寧に実地検分までしていただかないと自分を伝えられないようであれば、まだまだ、なんじゃないでしょうか。
 B20部門の内容が多岐にわたり、業務独占の範囲設定が難しいと思います。また、例え定義を設けて法制化しても、日進月歩の技術に法律が追いつかないことは想像に難くありません。個人的には、業務独占でないからこそ、妙な利権や政治的圧力からの悪影響を受けにくいようにも思えます。比較的業務独占的な建設部門においては、いろいろあるようにも聞きますが。
 C認知度の低さは、痛感します。技術士会として、それなりに取り組んではいるようですが、まだまだ、ですね。でも、もう前線を遠く離れておられるおじい様方(失礼!)にばかり期待しないで、現役実戦部隊の世代がもっとがんばらないといけないと思います。
認知度が低い=大して役にたっていないと思われている、ということですから、各方面で大いに役立つ技術者となりませんか。
 D基準の明確化、公開は、時代の流れでもありますし歓迎しますが、論文の採点なんて、択一と違って採点者の主観が入って当然と思われます。1点2点の点差の根拠まで明確にすることは不可能と思いますし、そもそもそう言う性格の試験ではないと思います。
(2002/09/29(Sun) 01:10:27)

同じ悩み >
 展開の早さに追いつけず、ただ眺めているでしたが、この板はいいなー、と思っていたのに・・・・。続けてほしいなー、と思っている人も多いはずですが。自分としては、技術士ってなんだろうか?と結構悩んでいたとこなのだけどな。そういう人間から見ると、結構為になる意見が多くてよかったのだけど。終わりにしちゃうのですか?(2002/09/29(Sun) 01:17:13)

APEC >
 最優秀者さん、私はあなたとの議論、大変楽しくまた勉強にもなりました。田舎の中小コンサルに勤めている日常ではなかなかこのような議論はできません。議論の中で自分の考えを言葉にして表現するという作業をすると、その過程で自分の中にイメージとしてあったことを言葉として整理具体化できるという効果があります。
 また言葉にしてみて始めて気づく矛盾点や不備、場合によっては他の事とのつながりなども発見できます。ずいぶん勉強できたと思い、感謝しています。また大いに議論しましょう。 (2002/09/29(Sun) 01:25:54)

最優秀者 >

 「感涙」とはこのことですね。画面が滲んで、上手くキーが打てません。皆様、ありがとう。続けましょう。それでは、一番強調したい視点「メデイア活用」ですが、@技術士アピール、A新規市場開拓、B倫理問題の解決手段 があると考えています。誹謗、中傷に負けずがんばります。無責任でしたね。それでは、暖かい方々の見解、ソリューション等を御願い致します。 (2002/09/29(Sun) 01:53:55)

リベンジャー >
 現在、総監試験の論文を作成中。ちょっと行き詰ったので掲示板を覗いてみると、すごい展開になっていますね。最優秀者さん、心中穏やかでないのは察するに余りありますが、この日本一高度な議論を続けてくれることに感謝します。
 技術士の方、技術士を目指す方にとって、確実に脳みその栄養となっています。少々荒っぽいが、あなたの見識の高さを尊敬しています。APECさんの技術者としてのポリシーには感銘を受けています。メデイアを活用した技術士のアピールについて;日本放送協会(NHK)の活用です。朝の連続ドラマ、大河ドラマ,NHKドキュメンタリー(スペシャルだったかな。) 過去に弁護士を題材にした連続ドラマがあったと思いますが、弁護士の仕事内容やその苦労等をさりげなくアピールできていたと感じます。
 このドラマの視聴率は良く、毎日、2回も放送してくれるし、特集まで組むこともある。しかも、スポンサーは国民ですよね。著名な脚本家が技術士を題材に作った脚本がドラマになったら効果満点と思うのですが。短絡的な発想かな? (2002/09/29(Sun) 02:27:09)

YOSHI >
 NHKだったら、プロジェクトXですよ。あれで出てくる技術者には、技術士いないのでしょうか。(アーいかん、自助努力といっていながら、マスコミ頼りだ)。今日は、久しぶりに仕事を休んで、農作業です。日本の農村、農業はひどい状態です。では又夜お会いしましょう。 (2002/09/29(Sun) 06:15:28)

最優秀者 >
 リベンジャー殿、お褒め頂きありがとうございます。私自身の目標とする「最優秀者」に向けて、今後も努力致します。@について、日本放送協会(NHK)の活用は全く同感です。小説家、作家、映画監督等にも深い人脈を築き、何とか「技術士魂、技術士人生、町の技術士、政策に関与する技術士、弁護士と法廷で論争する技術士」等宣伝媒体をソリューションしてもらいたいですね。スポンサーは、最終的には国民であります。
 しかし、認知普及期は、有力な力のある民間に頼るのも一法であると考えます。リベンジャー殿、その豊かな発想をどんどん活かして下さい。総監、絶対に取得してください。
(2002/09/29(Sun) 12:26:15)

リベンジャー >
 このスレをご覧になっている皆さん。観ているだけでなく、自分の意見や考え方をどんどん発信しましょう。技術士の基本は、自らの考えをいかに適切かつ的確に表現できるかではないでしょうか。このスレはずいぶん長くなりました。最優秀者さん、論点を絞って違うスレッドに移したらいかがでしょうか。 (2002/09/29(Sun) 13:50:29)

APEC >
 プロジェクトXはいいですね。美化しすぎとか批判もあるようですが、全力投球で何かに挑戦する姿を見るとジーンときます。ただ、あれは特定の個人なり会社・グループを取り上げていますから、誰か大変な働きをした技術士でなく、その個人という話になるように思います。
 弁護士や検事、医者などはドラマでいろいろな取り上げられかたをしていますが、あれは、@裁判や人の生き死になど切実な人間ドラマにかかわる商売である、A裁判や病気、生死は視聴者みんなにとって無縁ではない問題である、B「先生」と呼ばれ一般市民とは一線を画する(業務独占)といったことが理由ではないかと思います。その点、学校の先生もまさにそうですよね。
 その点、技術士は業務独占ではない(身内で「先生」と呼び合う習慣も一部であるようですが)ので、「この人を助けるのはオレしかいないのだ」的ドラマは作れないでしょう。
 また一般市民の生活に身近でもありません。建設部門などまだましですが、電気・電子や繊維、生物工学などは何をやっているのか知っている人はあまりいないでしょう。まして先端技術にかかわる話などは、フランケンシュタイン症候群的な負のイメージで取り上げられかねません。
 技術士が人間ドラマにかかわるとすれば災害くらいでしょうが、それとて例えば避難するかどうかは技術士でないと判断できないとかいうことはないですし。さらに部門というかたちでさまざまな科学技術分野にまたがるため、弁護士や医者に比べたら「何をやっている人か」というイメージが定まりません。
 以上のように、現状のままでは技術士という職業(資格)がドラマやドキュメンタリーで活躍するというのは難しい気がします。では業務独占資格になればいいのかというと、私はそれはもっと技術士の人数が増えてからの話だと思います。そんなことよりも、例えば地方の技術士会支部で、自分達の高い技術力を使って、地域住民や子供達を対象に何かボランティア活動をしてはいかがでしょう。手前味噌になりますが、化石採取やビオトープ作りは、専門知識があるとないでは大違いです。そういう活動を通じて「技術士という高度な知識をもった人たちがいて、いろいろ教えてもらえた」という形で一般市民に認知してもらうよう、地道な活動を続けていくというのはどうでしょうか。また、これからの社会のあり方に関して、地域の技術士がグループを作って、企業や行政に対していろいろと提言していくというのも考えられます。自らの受注に直結してしまうといけませんが、技術士とて市民なのですから、「何も言わずに受注した仕事だけこなしていろ」と言われる筋合いはないはずです。業務独占とかマスコミアピールといったことに比べれば地味かもしれませんが、世の中にそうそう楽でウマイ話などありはしません。そのような活動が技術士の間に広がれば、技術士の意識向上にも資すると思います。 (2002/09/29(Sun) 14:32:35)

最優秀者 >
 私は建設・水道部門が主分野なもので、電気・電子や繊維、生物工学では難しいかもしれませんね。APECさんの意見は、正しいです。しかし、「オトナシイ」のです。弁護士はまだしも裁判官、検察などが国民に認知(気軽に)されてきたのは、ここ数年ですよ。
 司法について一般市民は日常ではなかったのです。米国の影響を受け、先進国として、ここ最近になって司法改革が浮上してきたのです。司法内部からの具体的改革と、メデイアによる宣伝効果によって、司法成長を模索していると思います。
 「技術士」は、社会認知の面で断然子供なのです。「技術士」の理想像、役割等は、技術士関連の方が考えるのではなく、一般市民に考えてもらいたいのです。皆様御意見ありがとうございました。 (2002/09/29(Sun) 15:04:33)