H28技術士二次試験
応用理学部門
択一臨時掲示板
 ●この掲示板は、平成28年度技術士第二次試験のうち、
   応用理学部門の択一問題について語り合う掲示板です。
 ●2016.7.19立ち上げ、2016.8.31終了。アクセス数2703。

[20] 01 Name:APEC Date:2016/07/19(火) 01:02
T-1 次の記述の、[   ]に入る語句の組合せとして最も適切なものはどれか。
 海水の動きなど流体の運動を記述する基礎方程式を[ ア ]と呼ぶ。この方程式は一般に  [ イ ]であるため、厳密に特ことは困難である。
 
    ア            イ
@シュレーディンガーの方程式  非線形
Aシュレーディンガーの方程式  線形
Bナビエーストークスの方程式  非線形
Cナビエーストークスの方程式  線形
Dマクスウェル方程式      非線形


[28] RE:01 Name:さかもっちゃん Date:2016/07/19(火) 05:32
Bでしょう

[37] RE:01 Name:ゆきのした Date:2016/07/19(火) 09:08
私もBと判断しました。

シュレーディンガーの方程式は量子力学関係、
マクスウェル方程式は電磁気学関係ですから
この段階でBまたはCに絞られます。

線形か非線形かは、ざっくりとした解釈では
数値同士を加算および減算して意味があるものが
線形、そうでないものが非線形になるかと。
↑説明が今イチなので、どなたかわかりやすく
フォローしてくださると助かります。


[38] RE:01 Name:ちょーさん Date:2016/07/19(火) 12:26
B 過去問と同じ

[78] RE:01 Name:アルマジロ Date:2016/07/21(木) 22:54
Bでした。
H17年U-1-9と同じ


[19] 02 Name:APEC Date:2016/07/19(火) 01:01
T-2 温度T、圧力1気圧の状態にある1molの理想気体(状態方程式に従う)を、温度を一定に保ったまま準静的に圧縮したところ、圧力が2気圧になった。その圧縮過程に必要な外から加えられる仕事として最も適切なものはどれか。ただし、気体定数をRとする。

@RT   A(1/2)RT   B(1/2)RTloge2  CRTloge2  D2RTloge2


[29] RE:02 Name:さかもっちゃん Date:2016/07/19(火) 05:37
あてずっぽうだけどD?

[82] RE:02 Name:あ Date:2016/07/22(金) 09:35
Cですね。
普通に状態方程式から積分するとRT・ln(1/2)になりますが、
RT・ln(1/2)=RT(ln(1)-ln(2))=-RTln2
外から与える仕事なのでRTln(2)
一瞬誤問と勘違いしそうになりました。

[18] 03 Name:APEC Date:2016/07/19(火) 01:00
T-3 次の測定器のうち、半透明な表面薄幕の厚さを測定するのに最も適しているものはどれか。
@容量過渡応答分光(DLTS)装置
A原子間力顕微鏡
B蛍光X線分析装置
C光スペクトラムアナライザ
D分光エリプソメータ


[39] RE:03 Name:ちょーさん Date:2016/07/19(火) 12:27
D 過去問と同じ

[77] RE:03 Name:アルマジロ Date:2016/07/21(木) 22:53
Dにしました。
過去問H16年U-1-3と同じです。


[17] 04 Name:APEC Date:2016/07/19(火) 01:00
T-4大気に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
@オゾン層の破壊は、主に二酸化炭素の増加によって引き起こされている。
A大気に放出されたフロンは地上に届く紫外線量に影響を与えるが、温室効果はない。
B地球誕生時以降、二酸化炭素濃度は常に増加している。
C亜酸化窒素の発生源は人為的なものに限定される。
D水蒸気には温室効果がある。


[21] RE:04 Name:さかもっちゃん Date:2016/07/19(火) 05:01
受験していないけど、
ぜったいD

[40] RE:04 Name:ちょーさん Date:2016/07/19(火) 12:27
D 過去問と同じ

[60] RE:04 Name:ゆきのした Date:2016/07/20(水) 00:00
実際にDと解答しました。

ざっくり理由を調べたところ、
@⇒オゾン層を破壊するのはフロン等の塩素を含む化学物質。
A⇒フロンには温室効果もある。
B⇒とても多い時代もありましたが、光合成を行う植物が
  進化したことにより二酸化炭素濃度が減少した時代も
  あります。
  あと、最近は増える傾向にありますが、細かく見ると
  季節による変動もあります。
C⇒有機物の微生物分解でも発生することがあります。
D⇒正しい記述です。
となりました。

なお、平成25年度のT-7で全く同じ問題が出題されています。
今年の択一問題は平成25年の問題とかなり被っているような
イメージがあります。


[75] RE:04 Name:アルマジロ Date:2016/07/21(木) 22:41
Dにしました。
過去問にもありました。
実際水蒸気の多い日は温室効果があるなと実感できるからです。


[16] 05 Name:APEC Date:2016/07/19(火) 00:59
T-5次のうち、飲料水中の微量金属イオンを特定するに最も不適切なものはどれか。
@赤外吸収スペクトル分析
A誘導結合プラズマ発光分析
B原子吸光分析
Cイオンクロマトグラフィ
DX線吸収微細構造分析


[34] RE:05 Name:ゆきのした Date:2016/07/19(火) 08:49
迷いましたが、@で。

AおよびBは元素を測定する装置ですが、試料を
適切に前処理すれば金属イオンの定量もできます。
Cは「最も適切な」装置。
Dがわからなかったので迷う原因になりました。

@は私のイメージとしては、有機化合物の分子
構造をある程度推測するのに使う装置です。
大学の出身研究室および現職場では、有機化合物の
特定の官能基を検出するのに使っています。


[83] RE:05 Name:あ Date:2016/07/22(金) 17:24
当問題を除いても択一試験合格をしていると思いますが、
「適切な」と誤ってCにしてしまいました。
皆さんは私のような凡ミスをしないよう…

[84] RE:05 Name:紅白 Date:2016/07/23(土) 20:36
どうやらDXAFSが正解のようです。@IRによる水中の金属イオンの検出についての記事を見つけました。独立行政法人物質・材料研究機構が平成25年2月6日付けで発表した記事です。良い勉強になりました。

[85] RE:05 Name:ゆきのした Date:2016/07/25(月) 21:44
技術士会の公式サイトに解答が出ていましたが
正解は@だそうです。


[88] RE:05 Name:ゆきのした Date:2016/07/26(火) 21:08
紅白様が見つけられたという記事の内容が気に
なります。
これが広く知れ渡っていたらまさかの正解
2つ(@またはD)になるのでしょうか?


[90] RE:05 Name:紅白 Date:2016/07/27(水) 22:03
ゆきのした様
次のURLをご参照いただければと思います。
http://www.nims.go.jp/news/press/2013/02/p201302060.html
IRによる水中の金属イオンの検出とは、驚きました。
何となく、この問題には、正答(最も不適切なもの)はない感じがしてきました。

[93] RE:05 Name:ゆきのした Date:2016/07/28(木) 22:37
紅白様
なるほど、水銀イオンですか!
ただ、他の金属イオンについてはどうなのかなぁと
気になります。
「微量金属」の「微量」のレベルにもよりますが
飲料水ならば他にも注意すべき金属イオンが多数
ありますので。


[15] 06 Name:APEC Date:2016/07/19(火) 00:58
T-6 有機化合物に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
@エタノールの酸性度は、2,4-ペンタンジオン(アセチルアセトン)の酸性度よりも低い。
Aヘキサンの沸点は、ペンタンの沸点よりも低い
Bエタノールを酸化すると、酢酸が生成する。
C酢酸は二量体を形成するため、エタノールよりも沸点が高い。
Dフェノール(ベンゼノール)は水に可溶である。


[35] RE:06 Name:ゆきのした Date:2016/07/19(火) 08:53
これはAです。

同系列の有機分子なら、一般的には分子量が小さいほうが沸点は低くなります。

確認したところ、ヘキサンの沸点は69℃、
ペンタンの沸点は36.07℃とのこと。


[79] RE:06 Name:アルマジロ Date:2016/07/21(木) 23:02
Aにしました。
ペンタンの沸点が低いことは、地熱エネルギーの勉強の時に出て来たので知っていたのですが、具体的な温度までは知りませんでしたが。


[14] 07 Name:APEC Date:2016/07/19(火) 00:56
T-7 地上気圧分布が変化せず等圧線は平行で、かつ、地表付近の薄い大気層の中で地表面摩擦力が一様に働く定常状態を仮定する。このとき、地表付近では、気圧差(気圧傾度)、地表との摩擦、地球の自転効果それぞれによる力が作用する結果、低圧部に向かって風が吹く。この状態の中、地表付近で吹く風に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
@地球自転効果がもたらすコリオリ力は、地球自転の角速度と風速に比例する。
A気圧差により生じる気圧傾度力の方向とコリオリ力の方向は直交する。
B地表面での摩擦力は風向と反対方向に作用する。
C気圧傾度力、コリオリ力及び摩擦力が釣り合う状態で風が吹く。
D地表面での摩擦力が小さいほど、風が低圧部に吹き込む時の等圧線との角度(鋭角側)は小さくなる。


[22] RE:07 Name:さかもっちゃん Date:2016/07/19(火) 05:04
受験してないけど@

[13] 08 Name:APEC Date:2016/07/19(火) 00:55
T-8 海洋の平均的な深さは3,700mであり、地球の表面積の71%を占める。標準大気の地上気圧を1,013hPa、海水の密度を1,035kg/㎥としたとき、地球上の海水の全質量は大気の全質量のおよそ何倍か。
@74倍  A740倍  B7,400倍  C260倍  D2,600倍


[41] RE:08 Name:ちょーさん Date:2016/07/19(火) 12:28
C 過去問と同じ

[52] RE:08 Name:ゆきのした Date:2016/07/19(火) 15:52
あまり自信がありませんがCと解答しました。

海洋の体積を計算するとき、単位の位取りに
注意するのがミソだと思います。


[76] RE:08 Name:アルマジロ Date:2016/07/21(木) 22:51
Cです。
自信がなかったので選びませんでしたが、H17年U-1-13と同じでしたね。


[12] 09 Name:APEC Date:2016/07/19(火) 00:53
T-9 地球の大気(乾燥空気)を構成する成分の体積割合の大きい順として、最も適切なものはどれか。
@ N2  O2  CO2  Ar  Ne
A N2  O2  Ar   CO2  Ne
B O2  N2  Ar   CO2  He
C N2  O2  Ne   CO2  Ar  
D O2  N2  CO2  He  Ne


[27] RE:09 Name:さかもっちゃん Date:2016/07/19(火) 05:28
Aです
今年の択一、とっつきやすいですね

[51] RE:09 Name:ちょーさん Date:2016/07/19(火) 12:41
A

[61] RE:09 Name:ゆきのした Date:2016/07/20(水) 00:09
理科の基礎知識があれば、まずBとDが真っ先に
選択肢からはずれます。

あとは「乾燥空気の主要成分表」の内容を
覚えておけばばっちりでしょう。
JIS W 0201に載っているそうです。


[74] RE:09 Name:アルマジロ Date:2016/07/21(木) 22:37
Aにしました。
N2が一番多いことは知っていたのですが、後は感で。


[11] 10 Name:APEC Date:2016/07/19(火) 00:53
T-10 グローバルな硫黄サイクルに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
@地殻岩石中に存在する硫黄量は海水、河川水、大気などの流体中に含まれる硫黄量よりも少ない。
A大気中の硫黄は酸性雨として大気から除去されやすい。
B海水から土壌、大気への硫黄の移行には微生物や植物プランクトンの動きが関与していない。
C工業活動による大気への硫黄供給量は火山活動による供給量よりも少ない。
D硫黄サイクルにおけるフラックス変化時に同位体分別が生じるが、δ34Sは変動しない。


[99] RE:10 Name:kame Date:2016/08/12(金) 22:25
公式の解答ではAだそうです.

[10] 11 Name:APEC Date:2016/07/19(火) 00:52
T-11 地球に関する次の記述のうち、もっとも不適切なものはどれか。
@地下に周囲より密度の大きい物質が存在するところではジオイドは高くなる。
A地表の重力値は赤道よりも北極及び南極で大きい。
B海洋潮汐と地球潮汐は異なる原因で生じる。
C地殻、マントル、核(外核と内核)のうち、体積が最大のものはマントルである。
D地磁気の強さは最近の約200年間では少しずつ弱くなっている。


[23] RE:11 Name:さかもっちゃん Date:2016/07/19(火) 05:08
Bやろ

[42] RE:11 Name:ちょーさん Date:2016/07/19(火) 12:29
B 過去問と同じ

[53] RE:11 Name:ゆきのした Date:2016/07/19(火) 16:12
実際にBと解答しました。

理由は「海洋潮汐でも地球潮汐でも原因は
他の天体(この場合、太陽および月)からの
影響によるから」と判断しましたが、
これで適切なのかなぁ?


[73] RE:11 Name:アルマジロ Date:2016/07/21(木) 22:32
Bにしました。
H26の過去問T-13と同じです。


[9] 12 Name:APEC Date:2016/07/19(火) 00:50
T-12 地球に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
@地球は赤道半径が極半径よりも21qほど長い回転楕円体で近似できる。
A地球表層部のリソスフェアは厚さが30q程度であり、地殻のみからなる。
B地球内部の外核は鉄を主成分とし、液体と考えられている。
C地球内部では地表から100kmより深いところを震源とする地震が起こることがある。
D地球の自転速度は赤道において現在465m/s程度であるが、徐々に減速している。


[24] RE:12 Name:さかもっちゃん Date:2016/07/19(火) 05:11
Aでしょうか

[36] RE:12 Name:ゆきのした Date:2016/07/19(火) 08:56
私もAと判断しました。

リソスフェアは地殻+上部マントルだそうです。

この問題、平成25年にも出題されていました。


[43] RE:12 Name:ちょーさん Date:2016/07/19(火) 12:29
A 過去問と同じ

[72] RE:12 Name:アルマジロ Date:2016/07/21(木) 22:29
Aにしました。
リソスフェアは地殻のみではなく、地殻と上部マントルであるため。


[8] 13 Name:APEC Date:2016/07/19(火) 00:49
T-13 基盤層と表層からなる2層構造を考え、地表面及び2つの層の境界面は平坦かつ水平であると仮定する。このとき、地震波の伝わり方に関する次の記述の、[   ]に入る数値や語句の組合せとして最も適切なものはどれか。

 下図に示すように電源と観測点がともに地表にあるとしたとき、地中を伝わる地震波が屈折して図中の太線のように進み、観測点に到達したとする。このことから、この地震波の基盤層での速度V2と表層での速度V1の比(V2/V1)は[ ア ]であることがわかる。このような経路に沿って伝わる地震波が震源から観測点まで到達するのにかかる時間と地表に沿った両者の距離(凾ニする)の関係を示すグラフは[ イ ]になる。下図の場合、凾ェ[ ウ ]qの観測点ではこのような経路に沿って伝わる地震波と地表に沿って伝わる地震波の到達時刻が等しくなる。
   
     ア      イ    ウ
@   1.5     双曲線   10
A   (2√3)/3 直線   20√3
B   (2√3)/3 放物線   30
C   2.0     放物線   20
D   2.0     直線   20√3




[59] RE:13 Name:kame Date:2016/07/19(火) 21:52
数字をぶちこんで計算するとDになりました.

[71] RE:13 Name:アルマジロ Date:2016/07/21(木) 22:26
Dにしました。
イは「直線」と考えると答えはAとDに絞られる。
後はよくわからなかったのでDにしました。
全然根拠になっていませんが。


[7] 14 Name:APEC Date:2016/07/19(火) 00:48
T-14 地すべりの対策工に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
@地すべり対策工には大別して抑制工と抑止工がある。グランドアンカー工、鋼管杭工、シャフト工、押え盛土工は抑止工に分類される。
A地すべりの活動が継続している場合、抑制工を先行して施工し、地すべりの活動を抑えたのち、抑止工を適切な時期に施工する。
B活動中の地すべりにおいて、降雨量と地すべり活動が密接に関連している場合は、地表水排除工を実施して、降雨の浸透を防止することが有効である。
C大規模な地すべりに対する対策工においては、大きな抑止力が必要となるため、複数の工法の組み合わせが用いられることが多い。
D単一の地すべりブロック(斜面上部に別のブロックがない場合)で、すべり面の形状が弧状をなしている場合は、頭部での排土工が有効である。


[25] RE:14 Name:さかもっちゃん Date:2016/07/19(火) 05:15
Aじゃないのかな

[30] RE:14 Name:O Date:2016/07/19(火) 06:35
@と思います。押え盛土工は抑制工

[44] RE:14 Name:ちょーさん Date:2016/07/19(火) 12:30
@ 押え盛土工は抑制が常識

[69] RE:14 Name:アルマジロ Date:2016/07/21(木) 22:13
@にしました。
押さえ盛土工は抑制工です。


[6] 15 Name:APEC Date:2016/07/19(火) 00:46
T-15 既存資料を用いた地形・地質等の判読に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
@地すべり地形は、地形図からも空中写真からも判読することができる。
A地層の走向・傾斜は、地質図からも土地条件図からも判読することができる。
B風化・変質状況は、空中写真からも地質図からも判読することができる。
C土質のタイプは、地盤図からも土地分類図からも判読することができる。
D軟弱地盤の分布やタイプは、土地条件図からも地盤図からも判読することができる。


[26] RE:15 Name:さかもっちゃん Date:2016/07/19(火) 05:21
専門外の素人だけどBでしょう

[31] RE:15 Name:O Date:2016/07/19(火) 06:36
Aと思います。土地条件から走向傾斜が難しいような

[50] RE:15 Name:ちょーさん Date:2016/07/19(火) 12:40
B判読できる人がいたら教えてほしい

[56] RE:15 Name:kame Date:2016/07/19(火) 20:51
地質図のJISには風化岩や変質岩の模様についての規定があります.
具体例では,火山地質図に熱水変質帯が描かれている場合などで判読できます.
土地条件図は地形情報がメインなので走向・傾斜はわかりません.
よって答えはA.

[64] RE:15 Name:O Date:2016/07/20(水) 21:08
ふと空中写真から風化状況が判読できるのか?が気になって、いろいろググって調べてみました。結果、表層付近の風化状況の判読はできるようです。ただ、対象地域の露頭状況や気候条件(植生に影響)によって、精度差が出るためどこでもできるというものでもないようです。

[65] RE:15 Name:紅 Date:2016/07/20(水) 21:29
Bにしました。
何も情報が無い状態で空中写真だけ渡されて風化変質を判読しろって言われても僕には無理です。
地質の硬軟とかもっと大ざっぱな情報ならともかく。
一方で、一般的な土地条件図から走向傾斜を判読するもの無理があるのでAが正答の可能性もありますね。

[70] RE:15 Name:アルマジロ Date:2016/07/21(木) 22:21
Aにしました。
土地条件図の山地地域からは走行傾斜は判読できないと思います。
一方で、Bの空中写真判読で熱水変質帯では巨大地すべりが多く分布することから「熱水変質している」と読み取れるのかなと考えました。また、熱水変質していない場所でも崩壊や地すべり地形から風化していることを推定することができるのかなと考えてAにしました。


[86] RE:15 Name:タイガー Date:2016/07/26(火) 09:40
公式な発表ではAが正解(不適切)でしたが、
『地盤調査の方法と解説』(地盤工学会発行)のp.33に
「b)地質図には被覆土層・風化程度の表現がない」ことが明記され、
その解説が掲載されています。
Bも正解(不適切)になるため、明らかに出題ミスです。
出題者は「地質図」を「土木地質図」(風化状況を記載)
もしくは「地質図幅説明書」(変質状況を記述)と
誤って認識されているのかもしれません。
技術士会へ、どのように指摘すればよいのでしょうか?


[87] RE:15 Name:ぶうぶう Date:2016/07/26(火) 17:11
地質図の変質記載について確認したところ、5万分の1地質図幅(たとえば須坂)の凡例には、「熱水変質地区」の記号がありました。
出題者はこのことを言っていたのでしょうか?
個人的には、この問題が正解だったら合格圏でしたので、出題ミスが認められればラッキーなのですが。

[89] RE:15 Name:Name Date:2016/07/27(水) 07:44
http://www.shu136kita.sakura.ne.jp/English/medi/A%20green-belt%20concept/B/t4.gif
上記の表「地質図利用上の着眼点」では、地質図は変質の程度がわかるような表示がされていない。
したがって、Bも正解(不適切)です。


[91] RE:15 Name:Name Date:2016/07/28(木) 11:37
↑追加
産総研の地質図のHPには、「風化」「変質」という言葉がまったく書かれていない。
https://www.gsj.jp/geology/geomap/geomap-view/
しかも、地形判読するには1/2.5万より大縮尺のスケールが必要なので、1/5万の地質図では無理がある。
「土木地質図」か「工学地質図」と勘違いした可能性大。


[92] RE:15 Name:海陸風鈴 Date:2016/07/28(木) 20:57
わたしもこの問題が気になっています。ただ、ちょっと専門外なところもあるので、応用理学な先輩に参考意見を聞いてみました。先輩の意見を要約すると・・・
・「地質調査の方法と解説P32」に記述があるように地質図の予察(推察って言ってました)から、地質の種類や性状(硬軟・亀裂形態・風化形態など)を把握できる。
・例えば、近くに大きな断層があれば、その構造運動によって周辺の地質はもまれ、風化や変質が進んでいるのでは?と推察できる(ハズれることもあるけど)。
・判読という言葉に、推察するという意味合いもあると思う。
とのことでした。そんなこと言ったらBの土地条件図からもなんとなく走向傾斜推察できるんじゃないですか?って聞いてみたのですが、
・自分には思いつかない。無理やり推察方法はあるのかもしれないが、今回の問題文に「最も不適切を選べ」って書いているからやはりAが正解となるのではと言われました。あくまで参考意見です。

[96] RE:15 Name:ぶうぶう Date:2016/08/01(月) 09:27
https://www.zenchiren.or.jp/forum-pdf/01.pdf
この資料、特にp.12近辺を読むと、
>「土木地質図」か「工学地質図」と勘違いした可能性大。
ということがはっきりしていると思います。
この問題文で“地質図”の定義があいまいなまま扱われていたとしたらこれは明らかな出題ミスでしょう。一方で、火山地質図などにある熱水変質帯を意図して作られた問題であれば、いわゆるひっかけ問題でかなり難易度の高い問題であったかもしれません。

[97] RE:15 Name:れじぇんど 改 Date:2016/08/11(木) 12:59
A地層の走向・傾斜
地質図から判読できます。
土地条件図からは通常は判読しません。→判読できない。しかしケスタやホッグバック地形は土地条件図でも判読できる。
B風化・変質状況
空中写真では風化地形や変質地形が認められるか、その範囲の植生が周囲と異なっていたりするときは判読ができる。
地質図では風化・変質状況の推定はできても、判読は無理だと思う。しかし風化状況や熱水変質帯の記された土木地質図や地質図もありますから、ということですか?。


[98] RE:15 Name:kame Date:2016/08/12(金) 22:19
確かに『地盤調査の方法と解説-二分冊の一-』(地盤工学会編集 平成26年3月31日訂正第2刷発行)では,
p.33に「地質図には被覆土層・風化程度の表現がない」との記載があります.
一方で,p.25の「表-3.3.1 既存資料から読みとることのできる地形・地質・地盤情報(島ら1)に一部加筆修正)」において
地層の走向傾斜は,空中写真では○,地質図では◎,土地条件図では無印
風化・変質状況は,空中写真では○,地質図では◎,土地条件図では無印
凡例は,◎:よく把握できる,○:ある程度は把握できる,あるいは参考になる,無印:ほとんど把握できない
となっています.

つい先日刊行された5万分の1「母島列島」図幅の地質図のシート(説明書ではない)にも熱水変質帯が描かれています.
日本において5万スケールで風化の分布を表現するのは確かにちょっと難しいかもしれません.
しかし,表現するスケールの中にmappableな広がりさえあれば,一般的な地質図で変質や風化を描くことができると考えられます.
もちろん,崩壊や地すべりの分布からもある程度推定できると思います.

[5] 16 Name:APEC Date:2016/07/19(火) 00:46
T-16 活断層の存在が想定される個所周辺で観察された図A〜図Dに示す地質現象について、その活断層の活動を認定する根拠として確実度の高いものから低いもの順に並べたものとして、最も適切なものはどれか。なお、図中の地層はいずれも後期更新世以降のものとする。

  高い ← 確実度 → 低
@ D → C → A → B
A C → D → A → B
B C → A → D → B
C D → C → B → A
D A → C → D → B




[46] RE:16 Name:ちょーさん Date:2016/07/19(火) 12:32
B 過去問そのまま

[68] RE:16 Name:アルマジロ Date:2016/07/21(木) 22:11
Bにしました。
Cは断層で切られていて最も確実度が高いことは明らかです。そこで答えはAとBのどちらかに絞られます。
Aは地層が傾斜してますので、活断層のイベントを受けています。Dの地割れ痕は活断層以外の地震でも発生しそうなのでBにしました。


[4] 17 Name:APEC Date:2016/07/19(火) 00:45
T-17 火成岩の特徴を示した次の(ア)〜(オ)の記述に当てはまる岩石名の組み合わせとして最も適切なものはどれか。

(ア)石英、カリ長石、斜長石、黒雲母などが、ガラス質の石基の中に斑晶となって散らばっている。色は白色が普通であるが、なかには茶色や褐色、灰色のものもある。表面には流れたような縞模様が見られることもある。
(イ)主に石英と長石からできている。黒雲母を含んでいるのが普通であるが、角閃石を含むこともある。ごま塩のような模様をしており、自形ないし判自形の結晶と、判自形ないし他形の結晶が、ほぼ同じ粒度で入り混じっている。
(ウ)主に斜長石と輝石、かんらん石からできていて、色の黒い鉱物を多量に含む。通常は暗黒色ないし暗灰色であり、完晶質で自形・他形の粗粒鉱物の集合からなる。
(エ)非常に細かい斜長石やガラス状の物質の集まりで、時に斜長石、輝石、かんらん石が斑晶として入ってくる。表面は黒っぽく緻密に見える。
(オ)斜長石、角閃石、輝石などが斑晶となっていて、石基もこれらの非常に細かい結晶の集まりでできている。色は暗い灰色や赤褐色などをしている。

  ア     イ      ウ      エ     オ
@玄武岩  はんれい岩   花崗岩    安山岩   流紋岩
A流紋岩   花崗岩    玄武岩   はんれい岩  安山岩
B流紋岩   花崗岩   はんれい岩   安山岩   玄武岩
C流紋岩  はんれい岩   花崗岩    玄武岩   安山岩
D流紋岩   花崗岩   はんれい岩   玄武岩   安山岩


[45] RE:17 Name:ちょーさん Date:2016/07/19(火) 12:32
D

[58] RE:17 Name:もょもと Date:2016/07/19(火) 21:51
アとイは明らかとして、ウは玄武岩の性質ではないでしょうか。
私は2番にしました。

[62] RE:17 Name:名無し MAIL Date:2016/07/20(水) 09:04
ウは塩基性深成岩の特徴なので斑レイ岩、エは塩基性火山岩の特徴なので、玄武岩。答えはDだと思います。

[63] RE:17 Name:くじら Date:2016/07/20(水) 09:05
Dではないでしょうか
ウとエはかんらん石が含まれることから塩基性岩(玄武岩もしくははんれい岩)が該当します。
ウ:完晶質は深成岩の特徴なのではんれい岩
エ:ガラス状の集まりや班晶は火山岩の特徴なので玄武岩
と考えました。

[80] RE:17 Name:アルマジロ Date:2016/07/21(木) 23:14
Dにしました。
アは「流れたようなしま模様」から流紋岩
イは「ごま塩のような模様」から花崗岩
ウは「完晶質」なのではんれい岩
エとオで悩みましたが、エは「緻密」なので安山岩と玄武岩では玄武岩のほうが緻密なのでDにしました。
現場での観察経験が役立ちました。


[3] 18 Name:APEC Date:2016/07/19(火) 00:44
T-18 下図はある地域の地質平面図である。この図から読み取れる地質情報として正しいものはどれか。なお、本地域では褶曲などによる地層の逆転構造は存在しない。

@A層は最も上位の地層である。
AD層は最も下位の地層である。
B本地域の中央には南北走行西傾斜の正断層が分布している。
C本地域の中央には南北走行東傾斜の正断層が分布している。
D本地域の中央には南北走行東傾斜の逆断層が分布している。




[49] RE:18 Name:ちょーさん Date:2016/07/19(火) 12:38
C
A層は最も下位 走向傾斜マークより
D層は最も上位
コンターとの関係から断層は東傾斜
断面図書いてみると東側が下がっているので
正断層


[67] RE:18 Name:アルマジロ Date:2016/07/21(木) 22:02
Cにしました。
断面を起こしてみた。
D層が一番新しい地層。A層が一番古い。
逆断層を考えた場合、コンタ―から見て西傾斜となるが西傾斜の逆断層の選択しはない。
正断層に絞り込まれる。
正断層の場合は東傾斜しか当てはまらない。


[2] 19 Name:APEC Date:2016/07/19(火) 00:43
T-19 ダルシーの法則に関する次の記述の、[   ]に入る語句の組合せとして最も適切なものはどれか。

 下図はフランス人の上下水道の技術者であるダルシ―が、水を浄化する砂フィルターを設計するための実験データを取得した装置である。この装置において、Qは流量、Aは試料の断面積、Lは試料の長さ、h1及びh2は間のマノメータの読みである。ダルシ―の実験により、単位断面当たりの流量【q(=Q/A)】と[ ア ]【(h1-h2)/L】の関係が求められた。これによると、単位流量qは[ ア ]に[ イ ]し、このときの定数Kは[ ウ ]と呼ばれる。この法則は単位流量と[ ア ]の間には[ イ ]関係が成立することを示している。
 上記のqは試料の単位断面積当たりの流量であるが、実際には断面中の連続した空隙を水が流れるため、この連続した空隙の単位面積当たりの流量(実流量)【v】で評価することが必要である。このとき、連続した空隙の場合(有効間隙率)をnとするとvはnに[ エ ]する。

   ア     イ     ウ      エ
@透水係数   反比例   動水勾配   反比例  
A動水勾配   比例    透水係数   比例
B動水勾配   比例    透水係数   反比例
C動水勾配   反比例   透水係数   反比例
D透水係数   反比例   動水勾配   比例  




[32] RE:19 Name:O Date:2016/07/19(火) 06:37
Bと思います。過去問題より

[48] RE:19 Name:ちょーさん Date:2016/07/19(火) 12:34
過去問とまったく同じB

[81] RE:19 Name:アルマジロ Date:2016/07/21(木) 23:33
Bです。
私はうっかりしてAを選択して間違えてしまいましたが、H25年T-18と同じでした。
有効空隙率が小さいほうが実流速は大きいです。


[1] 20 Name:APEC Date:2016/07/19(火) 00:43
T-20 物理探査法に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
@物理検層は、坑井内に測定器を下ろし、坑井のまわりの地層の比抵抗、密度、弾性波速度、孔隙率などを測定する探査法である。
A浅層反射法地震探査は、地表付近で人工的に発生させた地震波が地下の地層境界や弾性波速度境界で反射して戻ってきた反射波を受振器で観測して、地下構造を推定する探査法である。
B重力探査は、地表で重力計を用い重力加速度を測定して、微小な重力加速度の変化から地下の密度構造を推定する探査法である。
C比抵抗電気探査は、地磁気の変化によって地中に生じる地電流を観測して、地下の比抵抗構造を推定する探査法である。
D地中レーダ探査は、地中に送信した電磁波(レーダ)を地下で反射・屈折・透過して戻ってきた波を観測して、地下の空洞、埋設物などの分布を推定する探査法である。


[33] RE:20 Name:O Date:2016/07/19(火) 06:41
Cと思います。内容は電磁探査(MT法?)

[47] RE:20 Name:ちょーさん Date:2016/07/19(火) 12:33
Cです。

[66] RE:20 Name:アルマジロ Date:2016/07/21(木) 21:52
Cにしました。「比抵抗法電磁探査」ではなく、「電磁探査」だと思います。