過去ログ倉庫No.46

No.7034 二次合格発表まであと○日 投稿者:キットカット 投稿日:2007/01/30(Tue) 19:17 [返信]

もうあと10日ほどで発表ですねえ・・・・

感慨深いものがあります・・・。


       

No.7035 RE:二次合格発表まであと○日 投稿者:45sai 投稿日:2007/01/30(Tue) 20:12

ドキドキ 毎日祈ってます・・・。

       

No.7041 RE:二次合格発表まであと○日 投稿者:盛土屋 投稿日:2007/01/31(Wed) 07:40

 吉報を期待しています。

       

No.7042 RE:二次合格発表まであと○日 投稿者:転職男 投稿日:2007/01/31(Wed) 07:49

みなさん同じ心境ですね^^;

       

No.7051 RE:二次合格発表まであと○日 投稿者:かしわ 投稿日:2007/01/31(Wed) 23:55

昨年の口答試験で、不合格となって以来、合格発表の日を一日千秋の想いで待ち焦がれております。
勿論、合格していましたら、唯一、氏名が記載される官報を真っ先に買いに行くつもりです。
この掲示板でも、口答試験に落ちるような人は信じられないとか、ご本人に帰責性があるといった趣旨の書き込みを拝見したことがありますが、私も総監技術士でありますので、部門が違うと、口答試験の流儀が違うという貴重な体験をさせていただきました。
キットカット様は、例年、掲示板で、ただいまの心境は?というご質問をされたかと思いますが・・・
「日本シリーズで、9回裏ツーアウトで、ベンチで待機している控え選手の心境」と申し上げれば通じますでしょうか。(個人的には、併願した総監の結果が非常に気になっております。)


       

No.7057 RE:二次合格発表まであと○日 投稿者:秘密部門 投稿日:2007/02/01(Thu) 16:15

わたしは、全く初めての受験でして
1次ー>2次ー>口頭
と連続合格で一見順調(?)に来てたのですが、口頭の論文内容で、「貴方、普通そんなこと無いでしょ?」みたいなこと言われて、今までヘコんで居たところです。(笑)

まったくのマイナー部門でして、選択した所は受験生が私1人(しかも、オジサン)だけといったところなので、多少大目に見てよ!という気持もあります。

いずれにせよ、2/9は気になりますね!


       

No.7060 新聞に氏名はでないの? 投稿者:生コン太郎 投稿日:2007/02/01(Thu) 18:57

今年からはインターネット上で合格者の氏名は出なくなりましたが、
地方新聞にも、合格者の氏名は出ないのでしょうか?


       

No.7061 RE:二次合格発表まであと○日 投稿者:G7 投稿日:2007/02/01(Thu) 18:57

総監口頭試験結果待ちです。部門によっては口頭試験の合格率が60%くらいのところもありますよね。私が取得した経営工学部門も昨年は29名中、口頭合格者は17名でした。約40%の人が涙を飲んだわけです。今年は同選択科目の総監部門です。口頭試験の試験官はかなり厳しい質問を投げかけてきました。無論、今思えば良い経験になりましたが、「あのときの質問はこう対応しておけばよかった・・」などと思うときが多々あります。試験の結果はどうか内心を汲み取っていただき、合格していて欲しいというのが素直な気持ちです。そうすれば、新たなスタートの力になるのですが。あと8日。静かに待ちます。

       

No.7082 RE:二次合格発表まであと○日 投稿者:G7 投稿日:2007/02/02(Fri) 21:57

今年から官報のみに氏名掲載とのことですので、地方新聞への氏名掲載はないかもしれませんね。合格した場合、掲載されると嬉しいのですが。

       

No.7083 RE:二次合格発表まであと○日 投稿者:ぼうず 投稿日:2007/02/02(Fri) 23:09

技術士試験センターにも
「平成18年度技術士第二次試験合格発表に関するお知らせ」がでました。
http://www.engineer.or.jp/examination_center/index.html
いよいよ1週間後ですね。
期待と不安が入り交じる長いような短いような1週間になりそうです。


       

No.7084 RE:二次合格発表まであと○日 投稿者:2nd 投稿日:2007/02/02(Fri) 23:17

技術士試験センターのお知らせにも記載がありますが、インターネット官報で合格者氏名は見られそうですね。9日の正午ごろ掲載のようです。無料で見られるのは1週間ですが。

http://kanpou.npb.go.jp/


       

No.7087 RE:二次合格発表まであと○日 投稿者:うんちっち 投稿日:2007/02/03(Sat) 00:58

おお、うんちち!
こうとうでおちてしまうとは なさけない・・・。
そなたに もういちど ひっきからのきかいを
あたえよう。
ふたたび このようなことがないようにな。

!?
!!!!!!!!!!!!!

王様!
そこを何とか激甘採点で.....


       

No.7090 RE:二次合格発表まであと6日 投稿者:盛土屋 投稿日:2007/02/03(Sat) 08:32

 あと6日・・・・
 入学試験の合格発表以来の気分です。


       

No.7091 RE:二次合格発表まであと○日 投稿者:ボルタ 投稿日:2007/02/03(Sat) 08:51

みなさん、こんにちは。
化学部門で受験したボルタです。
実は私も秘密部門さんと全く同じsituationであり、
口答試験で撃沈しました。この2ヶ月間非常に憂鬱な日々を送ってきましたが、発表まで1週間を切ってから、妙に落ち着いた気分になり、自分でも不思議な感じがします。(もう開き直っているのですが・・・)
幸運にも、合格できたらこの掲示板上で皆さんと喜びをわかちあいたいと思います。


       

No.7092 RE:二次合格発表まであと○日 投稿者:新庄イチロー 投稿日:2007/02/03(Sat) 09:32

おはようございます。
私も昨年の今頃(一週間前から)は、結果が気になり
毎日5時に目が覚める状態でした。
50代で、ようやく口答試験まで到達したものの面接内容がイマイチのため非常に不安な精神状態にありました。この間は寝不足の状態で仕事をしておりました。
しかし、発表当日は寝坊のため7時に結果を知ることになり、それまでの早起きが生かされませんでした。

皆様の合格を祈念しております。


       

No.7107 RE:二次合格発表まであと○日 投稿者:秘密部門 投稿日:2007/02/03(Sat) 19:47

ボルタさん、お互い落ち着いて発表を待てますね。(笑)

是非とも、よい結果を得て、
この掲示板上で美酒を和かち合いましょう!


       

No.7120 RE:二次合格発表まであと○日 投稿者:ホタル書忘 投稿日:2007/02/05(Mon) 11:45

今週末には結果がでるかと思うと、緊張します。
早く結果を見たいのと、今のグレーなままでいたいのと複雑な心境です。
合格出来ていると良いのですが・・・。
とりあえず、目の前の仕事に精を出します。


       

No.7139 RE:二次合格発表まであと○日 投稿者:キットカット 投稿日:2007/02/07(Wed) 20:25

あと2晩ですねぇ・・・

ああ・・・・


       

No.7140 RE:二次合格発表まであと○日 投稿者:いなかもん 投稿日:2007/02/07(Wed) 21:06

そうですねぇ・・・あと2晩ですねぇ・・・

ううん・・・・

(くだらないレスですみません!でもなんだか返信しなくてはおれなくて・・・)


       

No.7141 RE:二次合格発表まであと○日 投稿者:うんちっち 投稿日:2007/02/07(Wed) 21:27

とりあえず、このアドをお気に入りに登録してみました。
http://www.engineer.or.jp/examination_center/success/second_note/2006/index.html

でも、口頭がビミョーな私は、発表を見たいような、見たくないような...。

でも、やっぱり早起きするんだろうな。


       

No.7143 発表は9時半ですよ! 投稿者:ReNN 投稿日:2007/02/07(Wed) 22:57

みなさん、早起きする必要はないですよ!
今年の発表は、午前9時30分からです。
http://www.engineer.or.jp/examination_center/success/second_note/2006/oshirase.pdf


       

No.7144 RE:二次合格発表まであと○日 投稿者:APEC 投稿日:2007/02/07(Wed) 23:01

技術士会のHPはご存知だと思いますので、文科省の報道発表のURLを記しておきます。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/kagaku.htm
最近はそうでもないのですが、以前は技術士会のHPがアクセス集中でつながりにくくなることがよくありました。文科省のほうはアクセスも少ないのか、早朝でも大丈夫のようです。

皆さんに桜咲きますように。

なお、9:30は文科省・技術士会での「掲示」ですよ。ホームページでの公表は例年通り午前5時です。
私も建設部門の時は寝付けませんでした。合格を確認したのは4:30ごろ、地方新聞ででした。


       

No.7145 RE:二次合格発表まであと○日 投稿者:ラインハルト NEW! 投稿日:2007/02/08(Thu) 09:08

昨晩、不合格の悪夢をみました。
正夢なのでしょうか。
あぁ不安。きっと無理。
そして、スパイラルダウン。


       

No.7147 RE:二次合格発表まであと○日 投稿者:ホタル書忘 NEW! 投稿日:2007/02/08(Thu) 11:54

明日の今頃はどんな感じだろう。準備は十分出来たと思いますが、当日、緊張して発揮できなかったのが悔やまれます。
そういう意味でも未だ、未熟なのだろうと反省してます。
結果がどうあれ、今後も勉強していく励みにしていこうと思います。
とりあえず、今は祈るのみです・・・。
発表の事を思い出すと、ドキドキします。
ここに書き込んでおられる方々も同じ気持ちなのでしょうね・・・。


       

No.7148 RE:二次合格発表まであと○日 投稿者:秘密部門 NEW! 投稿日:2007/02/08(Thu) 18:49

いよいよ明日ですねぇ〜、
あと10時間ぐらいでしょうか?

私は玉砕した口ですので、受かればもうけ物程度に気楽に
構えてますが、それでもやっぱり気になります!

地方なんで、口頭に行くだけで大変ですから…(笑)


       

No.7150 RE:二次合格発表まであと○日 投稿者:傷心物 NEW! 投稿日:2007/02/08(Thu) 19:18

私も玉砕気味の感じですが、一応ドキドキしてます。

長い夜になりそうです。


       

No.7153 RE:二次合格発表まであと○日 投稿者:ヘキサン NEW! 投稿日:2007/02/08(Thu) 23:02

ボルタさんとまったく同じ状況です。
テンションが上がってきているのか、下がってきているのか、自分でも分からない奇妙な心境です。

今夜は朝方まで起きて、最速のタイミングで合否確認するつもりです。


       

No.7154 RE:二次合格発表まであと○日 投稿者:秘密部門 NEW! 投稿日:2007/02/08(Thu) 23:18

ヘキサンさん、

その気持よ〜〜〜く分かりますよ!
晴れて合格して美酒を!と思ってましたが、
もうすでに3本目いってます。(笑)

これだから、オジサンは気楽だ!


       

No.7155 RE:二次合格発表まであと○日 投稿者:ドキドキたろー NEW! 投稿日:2007/02/08(Thu) 23:22

みなさん、こんにちは。
私も発表待ちの者です。
既にお酒が大分入っていますが、全く酔えません。
やはり、この日、この時間みなさん同じ気持ちなのですね。
少々安心します。
これから、どのくらい杯が進むか分かりませんが、何とか酔いを利用して眠りたいと思います。
パソコンは、発表サイトを繋いだままにしておきます。
みなさんと、喜び合えれば良いのですが・・・
では。


       

No.7156 RE:二次合格発表まであと○日 投稿者:秘密部門 NEW! 投稿日:2007/02/08(Thu) 23:48

ドキドキたろーさん、どうもです。
私は既に相当に酔っ払ってますw

明日仕事あるんだけど、大丈夫かな?

まぁ、今日は特別な夜だしいいかぁ〜!


       


No.7062 19年度二次試験対策本が出版 投稿者:APEC 投稿日:2007/02/01(Thu) 19:11 [返信]

以前から予告されていたイマジンさんの「ズバリ!技術士新制度【建設部門】の攻略法」がついに出版されました。

イマジンさんは口頭試験セミナーでもお世話になった方が多くいらっしゃると思いますが、若くして複数部門を取得された優秀な方で、口頭試験セミナーではボランティア講師を買って出てくださいました。
本の内容ですが、新制度二次試験への対応が実践的に書かれていて、私もサイトリニューアルに向けて大いに参考にさせていただこうと思っています。
出版前に拝見させていただいて、私の考えとおおむね同じ方向性だと思ったので、推薦文も書かせていただきました。

下記URLからオンライン購入できます。出版数に限りがあるので、早めに購入されることをお勧めします。
宣伝というより、お勧め文献として紹介させていただきました。
http://www.proengineer.jp/book/isbn978-4-88538-337-3.html


       

No.7077 RE:19年度二次試験対策本が出版 投稿者:イマジン 投稿日:2007/02/01(Thu) 23:49

この掲示板に集まっている皆様

たいへん長らくお待たせしました。
APECさんからご紹介いただきましたとおり、ようやく購入受付の準備が整いました。
この本は、技術士二次試験に挑戦する方のために書いたものです。このページに集まっている皆様からいただいたパワーやノウハウが形になったものでもあります。初めて挑戦する方にはもちろんのこと、2つめ、3つめの技術士を目指す方にも必ずためになる本です。ぜひ、手にとって読んでみてください。


       

No.7079 RE:19年度二次試験対策本が出版 投稿者:ホタル書忘 投稿日:2007/02/02(Fri) 19:51

早速注文しました。
今年はまだ結果待ちですが、今夏も受験予定ですので、参考にしたいと思います。


       

No.7080 RE:19年度二次試験対策本が出版 投稿者:みずはる 投稿日:2007/02/02(Fri) 20:41

イマジン様。お尋ねさせて下さい。去年、衛生工学部門で不合格になった受験者です。貴殿の執筆された本はWEBで拝見させて頂きました。テクノの場合、通信販売のため、中身を精査できないのが困りものです。「技術士ハンドブック」でも本屋で内容を確認できるのですが。。。今年こそ合格に邁進する所存です。WEBでは、建設部門の本のようですが、衛生工学部門(建築環境)は建設部門とも大きく関わりがあると思います。しかしながら、貴殿の本は「土質」等あまり私には見識の無い科目も紹介されていました。私の受験の科目に役立つなら購入したいと考えています。イマジン様のお考えをお聞かせ下さい。よろしくお願い致します。

       

No.7081 RE:19年度二次試験対策本が出版 投稿者:イマジン 投稿日:2007/02/02(Fri) 21:00

ホタル書忘さん
ありがとうございます。

みずはるさん
建設部門以外の方であるにもかかわらず、本書に関心をもっていただきありがとうございます。
 T ガイダンス   U 専門論文(選択科目T-1)   V 一般論文(必須科目U-1)
 W 経験論文    X 口頭試験    Y 統計コーナー
のうち、UとVは衛生工学部門にはほとんど関係ないと思います。
2/5からですが、ジュンク堂(全国)、丸善本店、東京八重洲ブックセンターの店頭には並びますので、そちらでしたら、ざっと中身を見ることができるでしょう。
単なる合格のためのテクニックを書いたつもりはないので、きっとためになると思いますが、実物をご覧になってからご判断ください。


       

No.7103 RE:19年度二次試験対策本が出版 投稿者:北闘星 投稿日:2007/02/03(Sat) 17:36

イマジンさま はじめまして”北闘星”といいます。
去年一次試験をなんとか合格することができ、今年は二次試験への挑戦を考えています。
私もぜひ購入させていただきたいのですが、Amazonでも販売されるのでしょうか?
販売されるのであれば取り扱いはいつ頃からになりますか?


       

No.7109 RE:19年度二次試験対策本が出版 投稿者:イマジン 投稿日:2007/02/03(Sat) 20:14

北闘星さん、こんにちは。
アマゾンからも購入できると聞いていますが、まだ、出ていませんね。
現在は、出版社(テクノ)のホームページで予約を受け付けている状態で、2月5日が発刊日となっていますので、アマゾンでは5日からということかもしれません。


       

No.7110 RE:19年度二次試験対策本が出版 投稿者:北闘星 投稿日:2007/02/04(Sun) 08:20

ありがとうございました。
2月5日まで待って購入したいと思います。
これからもよろしくお願い致します。


       

No.7112 RE:19年度二次試験対策本が出版 投稿者:みずはる 投稿日:2007/02/04(Sun) 18:06

イマジン様。ご丁寧な説明ありがとうございました。
実は貴殿の執筆された本を某センターのセミナーで拝見することができました。ざっとしか見れませんでしたが、興味深い内容だったと思います。購入しようと思っています。
他のセミナー受講の方々も興味深く拝見していました。でもセミナーの参加者約40名のうち建設部門が数人程度だったのは以外でした。他の部門の方も興味をもたれるのは、良い本ってことですね。
ちなみに「青い炎様」、「APEC様」のコメントも載っていたようです。読むことはできませんでしたが。
イマジン様。ありがとうございました。


       

No.7114 RE:19年度二次試験対策本が出版 投稿者:イマジン 投稿日:2007/02/04(Sun) 19:42

みずはるさん
ありがとうございます。
それから、冒頭に「発刊に寄せて」ということで、APECさんと青い炎さんだけでなく、PMPさんとCANさんからも応援メッセージを頂いています。
ご購入された際には、ぜひ、こちらからお読みください。


       

No.7115 RE:19年度二次試験対策本が出版 投稿者:無限の可能性  投稿日:2007/02/04(Sun) 20:44

イマジン様 ”無限の可能性"です。
大変申し訳ありませんが良く調べておりませんので、教えてください。
総合技術管理を受ける人間にも参考になるものでしょうか。


       

No.7117 RE:19年度二次試験対策本が出版 投稿者:イマジン 投稿日:2007/02/05(Mon) 08:03

無限の可能性さん、こんにちは。
本書に関心をもっていただきありがとうございます。
残念ながら、建設部門に絞っていますので、総合技術監理部門の対策は一切書いていません。
総合技術監理部門の対策本に関しては、大先輩のPMPさんが出版されています。近々改訂版を出すと聞いていますので、少し待ってから、そちらを参考にされるといいと思います。


       

No.7125 RE:19年度二次試験対策本が出版 投稿者:PMP(☆虎) 投稿日:2007/02/05(Mon) 20:04

PMP(☆虎)です。
イマジンさん、献本ありがとうございます。

中身もあるし、タイムリーな対策本ですね。

推薦文も掲載ありがとうございます。
早速、息子達に自慢です!!
「お父さんの仲間の本だぜ!!」って!!

また、一杯やりましょうね!!


       

No.7126 RE:19年度二次試験対策本が出版 投稿者:イマジン 投稿日:2007/02/05(Mon) 21:45

PMPさん、コメントありがとうございます。
早速ブログでも紹介していただきまして、重ねてお礼を申し上げます。
もしよろしければ、『総監虎の巻』のページでもご紹介していただけると幸いです。


       

No.7128 RE:19年度二次試験対策本が出版 投稿者:PMP(☆虎) 投稿日:2007/02/06(Tue) 03:58

PMP(☆虎)です。

イマジンさん、この週末までお待ちください!!

HP「総監虎の巻」をリニューアルする予定です。
試験制度も変わるので更新せねばと思っていたのですが、合格発表にあわせて更新することになりました。

(本当はもっと早くしたかったのですが...)

で、そのページでイマジンさんの書籍を紹介+推薦させていただきます。

でも、講座や書籍販売をすると、合格発表が受験生のように気になりますね〜〜


       

No.7129 RE:19年度二次試験対策本が出版 投稿者:イマジン 投稿日:2007/02/06(Tue) 06:50

PMPさん、ありがとうございます。
総監対策本【改訂版】の出版も楽しみですね。


       

No.7133 RE:19年度二次試験対策本が出版 投稿者:秘密部門 投稿日:2007/02/06(Tue) 21:20

仕方無いのでしょうが、マイナーな部門は
過去問あつめるのにも一苦労です。

メジャー部門は羨ましい…


       

No.7138 RE:19年度二次試験対策本が出版 投稿者:PRE ンジャー 投稿日:2007/02/07(Wed) 19:42

インターネットで予約していたのですが,
ようやく今日,手元に届きました。

まだ、詳しく中を見たわけではありませんが,
過去問題の詳細な分析や読むべき雑誌が紹介してあって、
とても参考になりそうです。

あしたから週末にかけて,じくり読み込みます。
良い参考書をありがとう。

私は平成19年度の技術士第二次試験(建設部門)
に必ず合格します。

詳しく読み込んだら,また報告します。


       

No.7151 RE:19年度二次試験対策本が出版 投稿者:イマジン NEW! 投稿日:2007/02/08(Thu) 21:21

秘密部門さん
たしかに建設部門以外の方は、建設部門と比べると情報量にかなり差がありますね。
ですが、部門が違っても、技術士になるためにすべきことはほとんど共通していると思います。
この試験は長期的な戦いになるので、強い決意と日々の暮らしかたが特に重要だと思っています。
しっかりと決意して、挑戦者にふさわしい暮らしかたができれば、きっと技術士になれます。

PREンジャーさん
ご購入いただきありがとうございます。
>私は平成19年度の技術士第二次試験(建設部門)
>に必ず合格します。
素晴らしい決意ですね!
この決意ができるかどうかが、この試験の最初のハードルだと思っています。PREンジャーさんは、すでにこのハードルを越えましたね。
応援しております。がんばってください。


       

No.7152 RE:19年度二次試験対策本が出版 投稿者:ホタル書忘 NEW! 投稿日:2007/02/08(Thu) 21:47

毎日楽しみに郵便受けを確認してますが、まだ届きません!
連休中に読みたいので、休みまでに届けばいいなぁ


       


No.7149 二次合格発表まであと○日 投稿者:森林工学 NEW! 投稿日:2007/02/08(Thu) 19:13 [返信]

いよいよ明日合格発表です。
人事を尽くして天命を待つ心境です。
結果はどうあれ、ここまでこれたことを皆さんに感謝します。


       


No.7098 『談合決別宣言』後の談合(その2) 投稿者:APEC 投稿日:2007/02/03(Sat) 12:35 [返信]

その1スレでの議論が混乱してきている(素入れ違いになっている)と思いますので、差し出がましいのですが、ファシリテーター的立場で整理させてください。

いわゆる問題解決・問題是正の議論を行う場合、次のようなステップで進めます。

    (A)基本方針(基本認識とその対応の方向性)
         ↓
    (B)現状分析とその評価
         ↓
    (C)具体的な対応策

このあたりは、リスク管理とか危機管理と同じですね。まず基本的なスタンスで一致していないとその後の議論は不毛です。
なお、この基本方針の部分をわざと相反する2つに分けるのがディベートですね。

私の前レス(長くてゴメンナサイ)も、
 (1) 本方針の確認
 (2) 現状分析と評価に関する手法としての「談合の功罪」分析には意味があるのではないかという意見
 (3) 対策について、大枠での意見の提示
をさせていただいているつもりです。(長いのでわかりにくいかもしれませんが^^;)

蛇足ながら、通常の議論では上記A〜Cがごっちゃに語られます。それはAについて大枠での一致があるという前提に基づくこともありますが、参加者がA〜Cのどの部分の話をしているかを互いが認識できるので、Aの議論をしたりBの議論をしたりしながら、あっちへ行ったりこっちへ行ったりしつつ収斂されていくからです。
今回の場合、Aの話をしているのかBの話をしているのかが混同されているのが、すれ違いが埋まらない原因と思います。
本来は自由にご議論いただきたいのですが、このままでは議論ではなく言い争いになる可能性を感じましたので、今回に限り管理人としてこのような整理をさせていただきました。ご理解下さい。


       

No.7099 RE:『談合決別宣言』後の談合(その2) 投稿者:APEC 投稿日:2007/02/03(Sat) 12:37

さて、まずは基本方針の部分に絞ってご意見を伺いたいと思います。

(基本認識)談合は違法である。
(対応の方向性)談合はやめなければならない
(基本方針)談合をやめるためにどうすればいいか

以上の点について異論ないでしょうか。

しつこいようですが、ここで注意していただきたいのは、たとえば「談合には功罪の『功』の部分もあった」というような、「これまではこうであった」ということではなく、「これからどうしていくか、どうあるべきか」という点に絞っていただきたいということです。
「談合には功罪の『功』の部分もあったのではないか」というような話は、上記ステップBの話であって、これから談合を容認するかどうかとは別次元の話です。


       

No.7102 RE:『談合決別宣言』後の談合(その2) 投稿者:名古屋コーチン 投稿日:2007/02/03(Sat) 13:48

新規投稿した者として、トップバッターをさせていただきたいと思います。
APECさんの基本方針に、もちろん異論はありません。
独占禁止法という法律違反であります。
国民的関心としても、日米構造協議における日本の非競争的市場構造への指摘、埼玉土曜会事件で談合は許せんと言うことになってきました。
平成12年には、入札契約適正化法が制定されました。
そして最近では改正独占禁止法、そして、談合決別宣言であります。
APECさん、色々と申し訳ありませんでした。
matさん、是非有意義な議論にしましょう!


       

No.7105 RE:『談合決別宣言』後の談合(その2) 投稿者:ラインハルト 投稿日:2007/02/03(Sat) 18:55

>これからどうしていくか、どうあるべきか

建設業界はGDPの10%を締める主要産業です。また、公共事業(特に建設)は、田中角栄時代の日本改造論に代表されるように、国家的戦略により増幅した分野だと思います。(これだけではないのですが・・・)
このため、建設従事者がそれに比例して増加したと思ってます。
談合は犯罪です。しかし、現実に横行している。
突然の景気低迷で、公共事業不要論あるいは縮小論が叫ばれるのは当然で、縮小すべきだと思いますが、談合により建設従事者を維持しているのが実情だと思っています。具体的に言えば、
『給料は下がれど今さらやめられないので、みんな減給になるが、この業界でやっていこう』
論に繋がっている思います。(推測ですが)

これから、談合をどのような方向で収束させるかですが、私は上記の事情(実態)を考えると、やはり、『強行着陸』より『軟着陸』にすべきと思っています。
強行着陸では、建設従事者およびその関系者(家族など)の多さ、さらには、受け皿のない状況などから、国家的不安を引起すこともいがめないからです。40歳以上になると、簡単に転職(業種変更)もできない。技術士であれば、それも可能かと思いますが、『技術士以外の人間の人生なんて知ったことじゃない』的発想も安易だと思います。
具体的対策は以後で議論されるのでしょうが、私は『軟着陸』を目指す対策や行動が妥当な方向性だと思います。


       

No.7111 RE:『談合決別宣言』後の談合(その2) 投稿者:まてぃ 投稿日:2007/02/04(Sun) 12:06

まてぃ@30台半ば、建設コンサルタント会社管理職、技術士(建設、総監)です。

APECさんご提示の基本認識、対応の方向性については異論がありません。ただ私の背景認識はラインハルトさんの書かれたこととと異なっています。

> 突然の景気低迷で、公共事業不要論あるいは縮小論が叫ばれるのは当然で、縮小すべきだと思いますが

国家財政、地方財政が厳しい要因の大きな1つが景気低迷で、財政が厳しいため公共投資が見直されているのは事実だと思いますが、では景気が回復し、財政が健全化し、国家・地方の投資余力が回復すれば、バンバン建設事業を行う時代が再び到来するのでしょうか。

地方との整備水準の格差はあり、まだまだ整備すべき社会基盤施設もあると私は思いますが、圧倒的に社会基盤施設が不足していた高度成長期と比較した場合、施設を新設する事業のトータルボリュームはかなり小さいものではないでしょうか。皆さんが建設一般の論文で書くように施設の維持管理や更新、既存施設の有効活用といったソフトに近いところの需要は増大すると思いますが、ここで問題とされている談合や低価格受注の対象は主に施設新設型の建設事業だと思います。
施設新設型の事業の減少は施設整備が進めば当然のこと(=構造的)だと思います。事業が減っているのに業者が減らないということが問題だと私は思います。
私は建設関連業に従事するものとして建設事業は社会に貢献しているとの誇りを持っていますが、社会から必要とされているものは変わってきており、ある面の建設業は(ボリューム的な)必要性が低下していると認識しています。

その対応の方向性についてですが、産業構造的な問題であるという認識ですので、産業構造の改革しかないと思っています。
ラインハルトさんは「建設業は基幹産業」と書かれています。
例えば、戦後の重工業の復興において、炭坑は政府もその投資を傾斜配分する主要産業でした。今はどうでしょう。夕張を見るまでもないと思います。それを考えるとこれまで建設業は基幹産業であったといっても今後はどうでしょう。背景認識のところで書いたように(建設事業自体の必要性はなくならないが)施設新設型の建設事業は縮小するのは長い目で見れば基本的な潮流ではないでしょうか。
そう考えると建設業の構造を変えるしかないと思います。
ラインハルトさんも書かれているように方法には「ハードランディング」と「ソフトランディング」があると思いますが、私も「軟着陸」を主張します。但し、国家の建設投資は社会福祉投資であってはならない、と私は考えています。つまり失業対策のため建設事業を作る(ニューディーラー的政策)には反対です。社会基盤施設というのはストック効果こそその施設整備の意義です。単にフロー効果を狙うだけなら例えば垂直に穴を掘って埋めるだけでも建設業者(及び資材納入先諸々波及先)にお金を流すことができます。でもその穴の跡(埋めちゃうので)になんの意味があるのでしょうか。よって景気が回復し投資余力が回復したからと行って不必要な事業を行うことには反対です。
少し具体的な対策に入って恐縮ですが、私としては軟着陸の方法としてこれからの時代の建設事業に即した建設業への転換への投資や建設業従事者の他の成長部門への転換への投資が必要なのではないかと考えています。


       

No.7113 RE:『談合決別宣言』後の談合(その2) 投稿者:ラインハルト 投稿日:2007/02/04(Sun) 18:38

まてい さん
私も30代前半で、これから、何とかこの業界でがんばっていきたい1人です。
まったくもって、おっしゃられるとおりだと思います。まていさんの書き込みを拝読して、違和感をおぼえることもありません。

前回の書き込みでは、誤解を与える文章でしたが、私は決して、無用な公共事業でこの業界を維持してもらおうと思ってません。国家・地方の投資余力が回復すれば、バンバン建設事業を行う時代が再び到来することも無いでしょう。(広域災害の時は気になるが・・・)
景気が回復し投資余力が回復したからと行って不必要な事業を行うことには私も反対です。

軟着陸の方向としては、『団塊世代の大量退職』を利用するような形で、適正を欠く逆ピラミッド社会を健全な形になればと思っています。(誤解を与えそうなので、補足しますが、実力のある人にはご指導願いたいが)
これに、入札制度改革などが機能すれば、あるいは、さらなる一手があれば、なんとか談合社会から抜け出せるような・・・

若い者には任せられない。定年後も低給料で雇用する(CADすら、エクセルすら使えなくても)。名義貸ししてもらわないと登録もできない(中小企業)。天下りがいないと指名ももらえない。などの問題があります。

私たち以降の技術者は、就職氷河期により格段にその人数が少ない。
需要と供給のバランス、組織での世代バランスを適正化する上でも、若輩者の若手が努力し、この業界を担える、あるはそう思ってもらえる技術者になりたい。でも、土木は経験工学的な部分もあるので、団塊世代の方が退職される前に、ぜひ、技術を伝授してほしい。勝手ながら。


       

No.7116 RE:『談合決別宣言』後の談合(その2) 投稿者:ルフィ 投稿日:2007/02/05(Mon) 01:26

久しぶりにレスします。
地方ゼネコンに勤める40台後半の管理職@建設・総監です。
私は入札制度の正しい改善により、談合が消えてゆくことを望んでいます。
門戸を広げての単なる一般競争入札は、低価格でのたたき合いとなり、良質の完成物を納めようという精神など期待できるはずもなく。
本来、より良い会社を選別するはずの総合評価落札方式も、技術力評価のポイントが低いために、結局は札勝負となっているのが実情です。
枠を広げた(電子)一般競争入札は社会の必然性、ただし、総合評価で技術提案力に優れた会社に高得点を与えることが必要です。
この辺については、体制が整うまで相当時間を要する気がします。(役所の方には、札勝負だけで当然という意見があることに少々不安を感じますが・・・。)
ただし、良い方向に入札制度が改善されるまで、業界内でワークシュワリング的に持久戦をしているような状態は耐え難いものがありますね。

余談ですが、私の昨年の年収は500万円台半ば、家計は苦しいですよ。
でも国立大学理系に進んでくれた長男は、無利子奨学金とアルバイトにより仕送りなしで頑張ってくれていますし、次に大学受験を迎える娘もその辺のことを理解してくれています。
こんな大変な業界になるなどと予想だにしませんでしたが、技術屋としての誇りは失いたくないものです。
部下に愚痴はこぼしたくありませんし、家族にくたびれた父親の表情は見せたくないですから。


       

No.7118 RE:『談合決別宣言』後の談合(その2) 投稿者:名古屋コーチン 投稿日:2007/02/05(Mon) 08:35

私は土木系のゼネコンの監理技術者をしております。
ルフィさんの一般競争入札、総合評価の現状を読み、頭を抱えたくなってしまいました。やはり・・・と言う思いです。私も年を重ねるにつれ入札、契約業務に携わるようになり、発注、受注側にあまり意識の変化が見られないことを目の当たりにし、昔は物作りを自分の手でやってみたいという純粋な夢も、最近では金勘定やその前段の非公式なやり取りを目の当たりにし、もうこんなところやめて真剣に独立を考えたりもすることもあります。

ところで建設業は縮小するべきである、と言う意見でありますが、私も当然そうあるべきであると思いますし、今の流れから行けば当然そうなるでしょう。
しかし、こうなることは昭和、平成初期に予想されていたでしょうか?『土木は不況に強い』なんて、私が会社に入った頃は言われていたものでした。
私も会社の株を買っており、給料が少ないのでせめて子供に残してやれるのは株くらい、と思ってひそかにまた上がる時代が来ないものかと思っていますが、それにしてもバブルのような時代はいくらなんでももう来ないでしょうね。

話がそれましたが、つまり今後は右肩上がりの経済成長とは違い、ましてや建設業は縮小していく、国の基幹産業とは言えなくなってくる、と言うことですよね。
談合が蔓延化した情勢とは異なっているわけですが、そうなれば比例配分的に談合は少なくなるのでしょうが、どうも私は建設業社会の基本システムがもっと大きく変わらないと談合は比例配分的に縮小するだけで、その精神には何ら変わりはないと思うのですがいかがでしょうか?


       

No.7119 RE:『談合決別宣言』後の談合(その2) 投稿者:APEC 投稿日:2007/02/05(Mon) 09:00

基本的な方向は皆さん同じだと思いますし、話が深まってきましたので、現状分析と評価、その対策までまとめて議論しましょう。

現状ですが、よく知られているように「叩き合い」になっています。
談合はなくなってはいませんが、確実に縮小しています。ゼロになったほうがいいに決まっていますが、ゼロにはならないでしょう。それは殺人事件がゼロにならないのと同じです。意識が全く変わらないにもかかわらずいろいろな方法で生き延びる業者、経営に行き詰ったとかやむにやまれぬ事情で違法と知りながら手を染める業者、それらはゼロになることはないでしょう。ただ、「みんながやっている」つまり業界体質であることがなくなればいいのだと思います。

叩き合いについては、「安かろう、悪かろう」になっているといえましょう。
経営者としてはやはり経営が立ち行かなくなるので困ります。
公共事業に話を限定させてもらえれば、公共財は「安全・良質」であることが大前提ですから、それが安全と言い切れないほどリスクが高くなると、発注者である役所、真の発注者でありエンドユーザーである国民も困ります。
もちろん技術者としては「いいものを作る」という存在価値にかかわる問題です。
では逆に品質確保最優先でコストはどうでもいいのかというと、もちろんそうではありません。
低廉なコストでありながら質を確保するためにはどうしたらいいか、ということに集約されるのかなと思います。

なお、完全な自由競争とは異なる競争形態を持っている業界もありますね。たとえば本の再販制度とか。これらの内容を吟味してみるのもいいかもしれません。


       

No.7121 RE:『談合決別宣言』後の談合(その2) 投稿者:名古屋コーチン 投稿日:2007/02/05(Mon) 13:01

現状は、早く言えば法律違反であるにも関わらず、
・罪の意識が無かった。
・最近になって大きく問題視されてきた。
と言うことだと思います。しかし、その背景には、
予算が潤沢である、入札方式が会計法上の『最低価格自動落札制度』によっていた、などです。その他、今でもおかしいと思うのは、企業の格づけは、完成工事高が大きな要素である、設計変更は予算の潤沢さや発注者の裁量で行なわれることが多い、更にその背景には公共工事を過不足無く予算を執行しながら年度内に終わらせ、会計検査に対して無難に対応するという発注者側の事情もあった、と言うことでしょうか?
こういった状況では、技術と経営が優れた会社ではなく、技術が不十分で不誠実な会社が工事を落札する恐れがある、だからこれを回避するために発注側でも談合に関与するようになり、発注者は能力のある会社を選定でき、企業は工事受注の見通しが容易にできるようになっていった。
と言うことであると思います。
すなわち、発注者の企業による実費生産方式に近い、予算が潤沢な時代ならではの方式であり、先進諸外国と比較しても特異なシステムであるにも関わらず、バブル期の頃には今ほど大きな問題にはならなかったと言うことです。

対策については今の私では正直、どうすればよいか分かりません。情けないですがただ嫌だと思っているだけです。
個人的には予定価格があまりにも君臨しすぎているのでこれを何とかして欲しいぐらいは思っていますが・・・・。


       

No.7122 RE:『談合決別宣言』後の談合(その2) 投稿者:ほっけ 投稿日:2007/02/05(Mon) 16:09

ほっけ@技術士補(建設).大学院生
学生の立場から少しだけ思っていることを述べさせていただきます。
私も公共事業は縮小すべきだと思います。思わなくても必ずそうなるでしょう。今後の日本を支えていくには社会福祉関連の政策にお金を投資していくべきだとも思いますし。
自身の今後については不安だらけです。物心ついた頃、ダンプトラックのおもちゃ等で工事ごっこをして遊んでいて、その頃から土木技術者を目指し、結局大学院まで進みました。この業界について知れば知る程、不安が拡がります。

以降は学生の戯れ言として見ていただきたい。

建設業を守るための談合、これを無くすには建設業を守ることをやめていくしかないのではないかと思います。地元の福岡市、北九州市の市長選では社会資本整備を進めることを公約とした人間は落選し、当選者はどちらも社会福祉を主軸とした政策を公約としていました。我々技術者は社会、国民の生活に貢献することを目的としているとの考えに立つと、現在の国民の生活の質を上げるものは社会資本整備よりも社会福祉の向上であり、我々は本当に生活の質を上げることができているのかとのジレンマを感じます。道路等を整備することよりも、介護福祉士などになった方がよっぽど社会貢献できるのではないか、より多くの方に喜んでもらえるのではないかと考えることもあります。

投げやりな言い方になってしまうかもしれませんが、単に金をもらうために建設業界で働いているといった人材は、ホームヘルパー等の社会福祉業界の人材として転換する等の施策を取ることで業界の縮小とともに今後の高齢社会を支える一つの手立てとなるのではないかと思います。


       

No.7124 RE:『談合決別宣言』後の談合(その2) 投稿者:ラインハルト 投稿日:2007/02/05(Mon) 19:38

ほっけ様
>この業界について知れば知る程、不安が拡がります。
業界内部の人間ですが、ぼくはそれほど悲観的では無いです。悪い情報ばかりを聞かれてるのではないですか?

<以下ぼくの勝手な将来像>
先進国の公共事業投資はGDPの概ね5%程度と聞きます。我が国では10%で、恐らく将来は5%ぐらいになると思います。
でも、2007年問題に始まり、今後は土木技術者が激減していくと思います。その低下率は、投資額の低下率より高いと思ってます。
土木技術は、勉強や資格も大事ですが、経験が最も重要だと思ってます。つまり、将来は、逆に人手不足・技術者不足になると予想してます。技術者は1夜にして育ちません。絵描屋さん(CADオペ程度)なら、3ヶ月で十分ですが。
正直、3年目で幼稚園児、10年目で中学生ぐらいでしょうか・・・(ぼくも中学生ぐらい)

ほっけ様がこの業界に入られ、20年後には、希少価値の高い技術者で、給料も言い値になってるかもしれませんよ。(^;^)
(勝手な推測ですが。でも事実、20才台の技術者を1とすると、35〜50才台の技術者は5〜6人ぐらいいると思います)
それに社会資本整備は無くならない、あるいは、必要不可欠な分野です。

>ホームヘルパー等の社会福祉業界の人材として転換する等の施策を取る
これには、無理だと思います。
1つには、2級ホームヘルパーは多い。私の母も2級です。定年後の母たちと同レベルの仕事内容で、高収入(普通程度)は考えられない。家族抱えて生活できない。それに、ホームヘルパーなどは、色々と嫌な仕事(汚物の処理など)もしないといけないので、生半可なやる気で続けることの出来ない仕事だとおもいます。それに、現状で楽に儲かる仕事もないと思いますし、仮にあったとしても、すぐに、激戦過密状態になると思います。まるで、バブルで増幅した建設業界みたいに・・・

ほっけ様、ぼくも中学の時から土木をしたいと思い、この業界にいます。色々とつらい面もありますが、やってて楽しいですよ。『やりがい』と言う麻薬の中毒者かもしれない・・・

PS.我が息子(2才)はトミカが大好き、車(工事車両)が大好きです。絵本や車の本に、パワーショベルが良く載ってます。『パワーショベル』と書いてあるのですが、我が家では『バックホウ』と呼ばせてます。娘がこれホントは『パワ-ショベル』って言うねんでと、弟に言ってますが、『バックホウ』や!っと言い聞かせてます。息子も土木を目指すのだろうか?・・・


       

No.7130 RE:『談合決別宣言』後の談合(その2) 投稿者:名古屋コーチン 投稿日:2007/02/06(Tue) 11:18

夜勤明けなので頭がぼーっとしてますが・・・・・。

>どうしてこうまで公共事業関係だけが取り上げれれるの か?
● 法律違反が蔓延化しているからではないでしょうか?
>ならばなぜ自動販売機のジュースはどのメーカも120円な のか?
●良くわかりませんが、間違いなく法的に認められている からではないでしょうか?
>談合とは少し違うが考えるところはありませんか。
●まさか談合を合法的にすればよいと言うことではないと 思いますし、もう少し詳しく述べていただくとありがた いのですが・・・・。

ジュースと談合の違いは法律違反かそうでないかだと思います。(私のとらえ方が違っていたらごめんなさい。)

人間として、社会人として、まずはやってはならないことは、法律違反だと思います。談合は、法律違反であります。普通は法を犯す人は少数ですが、当たり前のような時代があり蔓延化し、今もなお抜けきっていない、他には思い当たりませんが、これは談合くらいではないでしょうか?家計が苦しいのに独占しようとする人がいて、それが大きな批判を浴びている、だから談合が注目されているのだと思います。
それにしても私は問題ばかり言って、具体的な対策は何もいえない。
自分に何ができるのか?そのことばかりを考えています。


       

No.7131 RE:『談合決別宣言』後の談合(その2) 投稿者:ちょっとまって 投稿日:2007/02/06(Tue) 12:18

余談で申し訳ないのですが、
ジュースは、あくまで小売希望価格じゃないですか?
周辺の自販機は100円ですよ。120が多いけど。
スーパーでは100円を切ってるし、隔離施設じゃ150円になってたりもします。
だれかが決めた目安が120円なだけで、必ず120円とは限っていないから、公取も何ともいえないのでは・・・
塩とかタバコは論外だし。


       

No.7132 RE:『談合決別宣言』後の談合(その2) 投稿者:APEC 投稿日:2007/02/06(Tue) 14:53

そうですね。
ジュースの例えが価格が決まっている(値引きができない)という点に着目されてのことでしたら、本などに適用されている再販制度(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%8D%E8%B2%A9%E5%88%B6%E5%BA%A6)のほうが例としては適当ではないのかなと思います。


       

No.7135 RE:『談合決別宣言』後の談合(その2) 投稿者:いさ 投稿日:2007/02/07(Wed) 11:54

再販制度(再販売価格維持制度)なるものがあるんですね。勉強になりました!
建設業界以外の分野で、どのように価格競争が行われているかを調べる事は、現状分析と対応策を考える上で参考になりそうですね。
しかし他の業界も、叩けばホコリがいっぱい出てきそうな気がしますが(^−^;
本音とタテマエが入り乱れるこの社会(;_;)で、どこまで粘って論議できるか、腕の見せ所ですね!

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まず、ジュースの価格ですが、全国一律120円ですが、これは談合(カルテル)で値段を決めているとは考えにくいように思います。
ジュースの談合だったら、予定価格の上限が決まっているわけではないから、もっともっと値段を上げればメーカーはさらに儲かりますよね。
しかし、実際はそういう事はない。なぜか?新規業者が入ってきた時に、価格が下げられてしまうからです。一般競争なので談合にならないわけです。

それなら、もっと値段を下げれば他社より売れるのでは?とも考えられますが、
もし【A社】が値段を下げて、他メーカーが値段を下げなければ、【A社】は売上が上がるでしょう。
しかし、他メーカーが追随して値段を下げてくれば、【A社】にとっては、売上は上がらないは利益は落ちるわで良い事は一つもありません。
他メーカーも同様に良い事は1つもありません。
それで、どのメーカーも値段を下げるに下げられないのです。いわゆる「囚人のジレンマ」というやつです。

もし原価を一気に下げられるような技術等のブレイクスルーがあれば、値段も一気に下がる事もありえるでしょうが、そんな魔法のようなことはなかなか起きないのでしょう。
他にも、値段=売上、というだけでもないのでしょう。ブランドイメージとか、魅力的な製品であるとか、色々な要素があると思いますが。
一部のうわさにあったように、「自販機メーカーと缶飲料メーカーが組んで、安売り業者に自販機を売らないようにしている」みたいなことが、【もし】あったとすれば、それは独禁法に違反する犯罪なのでしょうが。

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本の再販制度ですが、確かに「なんで本とかCDとかだけ、全国一律価格なんだ〜?」と疑問に思った事がありましたが、なるほど法律で決まっているのですね!(^−^)
しかし、再販制度が適用されている理由、というのが、いま一つはっきりしませんな〜。
wikipediaにも、「著作物再販制度の趣旨は、制定当時の資料が少なく実のところ明確ではない。」と書いてあり、定かではないようですね。
業界は「文化的配慮説:著作物の多様性を維持し、文化の保護を図るためとする説」を主張しているそうですが、
wikipediaでもあるように「有力な生産者または販売業者によって小売業者の価格競争を制限して安定した利潤を確保するために行われるのが通例である」というのが実情だと思いますね。
今のところマスコミで叩かれることもないし、法律でもう決まっている事なので苦情も出にくいのでしょう。政治力というのもあるのか?
しかも、コンピューターソフトには適用されない、というのも大いに謎です。なんなんでしょうこの制度は?

この制度を、建設業界に当てはめることができるのか?うーんどうですかね〜
工事入札を競争とすることによって、明らかに公益に反する、と証明できない限り適用は難しいように思いますが…
適用できたとしても、ごく一部の特別な工事に限られるでしょうね。
また入札制度でも、随意契約といった制度もあるわけで、現状、再販制度に替わる制度として適用されているのでは?(このへんの現状把握もいまひとつです!どなたかヘルププリーズ(ノ_・。))
しかし随意契約も、役所の設定価格を超えて受注することは困難を極めるわけで、事実上役所の言い値受注になっている(役所の値切り手段)というケースもあります。このへんも合わせて考えなければいけないと思いますね。
 #逆に随意契約よりも一般競争入札のほうが、コスト削減に有効だ、というケースもあるでしょうが、
 #個人的な経験から言うと、随意契約はさっぱり儲からないんだよねえ…
 #そりゃ得意でもない工事を追加で付け足されて、経費は歩切りされて…では儲かるほうが大変だと思いますよ
 #得意な工事を安く受注したら、得意でない随意契約工事を追加されて、経費歩切り+原契約の落札率通り歩切りされて、
 #追加でもらえばもらうほど赤字だ〜、なんて笑えない実話もありましたよ(ノ_・。)


       

No.7136 RE:『談合決別宣言』後の談合(その2) 投稿者:水圏環境 投稿日:2007/02/07(Wed) 18:38

再販制度については漫画家の小林よしのりさんが、最近の著書のなかで書かれていた気がします。うろ覚えですみません。

       

No.7137 RE:『談合決別宣言』後の談合(その2) 投稿者:ファーマシー 投稿日:2007/02/07(Wed) 19:10

私は製薬会社勤務(化学部門修習技術者)です。
我々の商品、すなわち医薬品(医療用)は、薬価基準制度という名のもと、国(厚生労働大臣)により、薬価が定められ、(厚生労働大臣ばりに表現は悪いですが・・)患者という限られたパイを各製薬企業が奪い合う構造です。薬価は2年に1度見直され、価格がどんどんと下がっていきます。
さらに、医薬品の特許が切れた際は、開発力の乏しい後発品メーカーからゾロ品が売り出され(ジェネリック医薬品)、オリジナル品(品質は絶対にジェネリックよりも上だと確信しているのに関わらず・・)は隅っこに追いやられてしまう・・・という感じでしょう。
従って、各メーカーは新薬(それも画期的なものではないと、薬価は加算されにくい)を開発できなければ、どんどんとジリ貧になり、やがては淘汰される世界です。最近は外資系大手が中程度の企業を買収したり、他にも○ステラスや第△三共、つい最近も
○菱ウエルファーマと×辺など、大手企業が合併し、人員削減が行われています。

談合を収束させるために軟着陸なんて、我々から見ればとても甘い業界に感じます。


       

No.7142 RE:『談合決別宣言』後の談合(その2) 投稿者:hisoka 投稿日:2007/02/07(Wed) 22:23

私は40代半ばの中小建設コンサルタントに勤務するものです。ちょっと横にそれますが、常々気になっていたことに関する書き込みがあったもので、もしお分かりなら教えていただけないでしょうか。
 それは何かと言いますと、「医療費と薬品代ってなんであんなに高いのだろうか」と言うことです。
 ほとんど全ての人がお世話になり、生活必需品と思われるのに、何で保険でなければ払えないくらい高いのでしょうか(値引きもありませんし)。医療費の明細書を見る度にこう思うのは私だけでしょうか。
 また、薬品業界は不況知らずと言われており、地元の「○山化学、○医○工」など、景気が良いと聞きますし、建設業界の給料と比べて相当良いようです。
 ただ、一方で小規模の製薬会社などではパート並みの給料のようです。
 私の母親が製薬会社に勤めており「大手の薬品会社の給料は良い」といつも言っておりました。
 何分、専門外のことなので認識不足なのかもしれません、また勘違いであれば申し訳ありませんが、お答え出来る範囲で結構ですのでよろしくお願いします。


       

No.7146 RE:『談合決別宣言』後の談合(その2) 投稿者:かめさん NEW! 投稿日:2007/02/08(Thu) 11:39

 Aの基本方針に戻ってしまって申し訳ないのですが、公共事業(投資)の目的と言うものが、まず前提にあるのではないでしょうか。
なぜ、民間事業でなく公共事業であるのかと言う点。

私が考えでは、
@道路事業のように民間では規模が大きすぎるもの
A一般道路のようにもうからない(収入が無い)もの
B技術の継続(プロジェクトの金を付ければ必要な技術者が揃うと思っている文系人が多い)
C景気刺激
等があると思います。

 @、Aのような部分については、やはり投資額に見合ったリターンを考慮し無駄な投資を最小にする必要があると思います。ここに入札妨害(談合)が入ると投資額の増大となって現れますので、大変問題です。(もちろん品質確保は前提です)

 ところがBについては、投資身見合ったリターンが得られるかと言うとかならづしもそうはならずに、このことは逆に入札制度に乗りづらい部分かと思います。

 一番問題なのがCで、この場合、投資効率(景気の下支え等)を考えると、適正利潤を乗せた形での発注(受注)が理想で、赤字受注は投資効率が落ちてきます。ところが、そんな時期には仕事が無くて赤字でもいいから仕事が欲しいという企業が入札の最低額をさらう場合が十分予想されます。
 ではどうすればいいかといえば、景気対策事業の場合には、できるだけ多くの企業に適正利潤を乗せた形で発注するのがいいのです。そうなのです、日本の優秀なお役人が自分の天下り先とかの利己的な目的ではなく、真に日本の事を考えてやっているのが官製談合だったのです(超善意の解釈)。
 そうすること(官製談合)によって、景気も良くなるし、品質も安定するし、普通の企業がやりたくない仕事とかも引き受ける企業が出てくるし、結果的には入札制度で最低価格の企業に任せるより国の利益になってくるのです。

 さらに技術士の皆様なら判ると思いますが、例えば設計・施工・保守等の各フェーズで最低価格の企業にやらせたらトータルコストは決して最小にならないと言うのも理解していただけると思います。

長文になりましたが、以上、一つの考え方でした。


       


No.7022 技術士第二次試験と特許について 投稿者:taka68 投稿日:2007/01/28(Sun) 22:53 [返信]

先日、技術士第一次試験に合格し、早速第二次試験の勉強を始めたところなのですが、
二次試験の口述試験の質問で、特許は持っているかと聞かれることがあると知りました。
しかし、私は今まで特許を取得したことがありません。
特許を持っていなくても、技術士第二次試験に合格することはできるのでしょうか?
特許を持っていない方で合格された方はいらっしゃいますでしょうか?
どうぞよろしくお願い致します。


       

No.7025 RE:技術士第二次試験と特許について 投稿者:GRID 投稿日:2007/01/29(Mon) 00:29

平成17年度の技術士第二次試験の建設部門で合格した者です。
私の口頭試験の最初の質問と応答を以下に示します。

面接官:まず、特許や著述について、最初に聞くことになっているのでお聞きします。特許や著述はありますか?
私:著述については社内外で論文を発表をしたことがあります。特許はございません。

特許を持っていなくても合格できます。
私は、試験管とのコミュニケーションが大事だと思いますので、ただ「特許はありません」と答えるのではなく、何か一言付け加えると良いと思います。
「特許はありませんが、●●●に関連した研究をしており、特許出願を検討中です」「特許はありませんが、今の仕事をする上で、将来、特許出願を検討する事案が出てくるかもしれませんので、知的財産権について勉強しているところです」・・・etc.

口頭試験の試問事項の一つである「経歴及び応用能力」に関する質問になると思いますが、特許を持っていなくても、そのほかの質問で、「経歴及び応用能力」が合格するように回答すれば良いと思います。

口頭試験の試問事項(5つあります)は、以下を参照してください。
ttp://www.engineer.or.jp/examination_center/information/execution_outline_2007_2.pdf


       

No.7029 RE:技術士第二次試験と特許について 投稿者:taka68 投稿日:2007/01/29(Mon) 17:31

GRIDさん、ご返信どうもありがとうございました。
実際の口頭試験の質疑応答までご提示頂き、大変参考になりました。

特許を取っていなくても、今後特許を取ろうとする姿勢を示すことが大事なんですね。
今後、特許が取れるように頑張ろうと思います。


       

No.7134 RE:技術士第二次試験と特許について 投稿者:秘密部門 投稿日:2007/02/06(Tue) 21:23

私も、特許は第一問で聞かれました。(口頭)
もちろん(?)そんなもの持ってませんので、
一言、

「ありません。」

と答えて終りました。今となれば、もっと色々と
言葉を膨らませておくべきでした。


       


No.6972 『談合決別宣言後』の談合 投稿者:名古屋コーチン 投稿日:2007/01/24(Wed) 21:09 [返信]

こんなニュースもありますね。国民はどう思っているのでしょうか?
マスコミの話が出ていますが、私はこの談合については、マスコミの姿勢によっていくらでも国民感情は変わると思っています。談合がここまで機能していた意義を示した上で、現代の情勢においては不釣合いでそぐわないシステムになってきたということをしっかりと説明して欲しいと思います。そのような報道であれば、ゼネコンや官庁の姿勢も素直に白状し改めていくということになるのではないでしょうか?


       

No.6982 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:死神カメレオン  投稿日:2007/01/25(Thu) 17:24

不二家・納豆・鳥インフルエンザの過熱ぎみの報道からは、談合問題を冷静に取り扱うのはなかなか難しそうですね。ちなみに、私は日経コンストラクションでゼネコン社長の「談合訣別宣言」インタヴューを読んだばかりで、とてもショックを受けました。世間知らずでしょうか?

       

No.6984 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:名古屋コーチン 投稿日:2007/01/25(Thu) 22:47

死神カメレオン様
ご投稿ありがとうございます。
談合はダメなんだ、と本格的に言われるようになってまだ日は浅いです。決別宣言は絶対に早かったと思います。
おそらく現段階では談合をしない方が変った人だ、という空気の中での職場は数多くあると思います。
そうしないと、即、仕事がとれないとなれば、するしかないでしょう。もっと順を追って、そのシステムを理解するところから始めていくべきであると思います。
それにしても、談合を無くすために一番弊害となっていることは何なのでしょうか?


       

No.6987 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:APEC 投稿日:2007/01/26(Fri) 08:34

「談合決別宣言という談合をしていた」などという笑えない皮肉もありましたね。
口頭試験対策ではないですが、
 「経営者が談合から決別しようと思えるような技術者としてできること」
という視点で「自分にできること」を考えてみるのもいいと思います。
たとえば
 技術業務のコストパフォーマンスアップ→価格競争力アップ
 技術提案力・コミュニケーション力アップ→プロポ・総合評価勝率アップ
なんかでしょうか。他にもありそうですね。
それらは、「談合からなかなか足を洗えない」原因でもあるかもしれません。


       

No.6988 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:ラインハルト 投稿日:2007/01/26(Fri) 09:13

一番弊害は、天下り体質だと思います。
なぜなら、自営や下請業者は予定価格じゃなくてもやっていける。

天下りや談合は、古来よりあると聞きます。いっそのこと『談合は文化だ』と開き直って、それを前提とした品質管理や入札制度を考える方が、国民のためかもしれない。


       

No.6990 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:死神カメレオン  投稿日:2007/01/26(Fri) 12:28

 低入札⇔談合で建設業界は大揺れですが、地方ゼネコンの現場担当者として、自分にできることは、@入札条件が有利になる資格をとる(私はまだ1次試験合格者)、A技術提案力を日々磨く、B発注者、地域住民に信頼される物づくりetcを地道に努力するしかないかなと。

「○○支店が勝手に談合をやった」というのは、世間には津用しないでしょうね。
 


       

No.6994 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:いさ 投稿日:2007/01/26(Fri) 19:37

談合はダメよ、とは言えども、
・地元業者を育成しなければいけない…
・あまり寡占になると今度は独占による額引上げの弊害がある…
(独占防止のためのダンピング対策、という意味合いもあるでしょう)
・ダンピング(低価格入札)は品質定価にもつながるので低すぎてもまずい…
・OBは次々と民間会社に流れてくる…
・技術開発をし、特許を取っても、独占して入札はできないので、工法協会や技術研究会、と称したものを作り、これまた談合の温床に…(なってるんじゃないかな?)
・なぜか、役所の予定価格なるものがあり、上限が定められている…
・しかも工事が3月完成に集中するので、工事業者が余っているといいながら、1月〜2月は全然業者が足りない。当然、入札は辞退の嵐。不調続出。
・役所相手の営業に、普通の民間のような営業がきかない。押しても引いてもなしのつぶて状態…
・しかも営業用に名刺箱なるものが置いてある。民間の営業マンは、その箱に次々と名刺を入れていく。なんなのこれは?バカバカしくて笑えもしない…

もちろん市場競争の原理で、談合は悪いことだ、というのは確かなんですが…
とにかく役所の市場が、世間一般の常識から離れすぎている、足かせが多すぎてどうすればいいやら…というのが本音です。
こういう課題は、技術士の総合技術監理とやらで解決できるもんなのですかね!?

おおいつものうっぷんが溜まって、辛口になってしまいました。
グチだと思って軽く読み流してください(^−^;


       

No.6997 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:名古屋コーチン 投稿日:2007/01/26(Fri) 21:41

いや、全くそのとおりだと思います。最もいけない事は、発注者=えらい、上 受注者=下、という構図があることです。何も社会のシステムが変っていないのに、お金がなくなってきて無駄な公共事業がクローズアップされて、では、もう絶対に談合はしません、というのは無理です。立派な会社の社長が何故そんなバカなことをするのか分かりません。この、片務的な構図から、お互い良いものを作ると言う双務的な目的に立った上で、作る側と、それを求める側が対等であるべきだと思います。自立した大人として、両者がプライドを持ち、この構図を断ち切ることで、かなりの効果が得られると思います。能力の無い発注者が、事前協力で業者に書類を作らせ、表紙の作成者の欄にはしっかりと発注者の名前が書いてある、これを見ている方々の中にも、そんな経験のある方はたくさんいると思います。うんざりです。
言い方は悪いですが、談合という言い方を止めて、合法的な受注調整システムを作り上げるほうが、モゾモゾ話が好きな日本人の場合、文化にあっているかも、とも思ってしまいます。辛口ですいません。


       

No.7007 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:中年技術士 投稿日:2007/01/27(Sat) 21:16

談合が悪であるということは皆さん共通の認識ですが、その最大の理由が役所と企業のあり方にあるという言い方は、少し疑問です。役所と企業の関係を双務的にすれば解決できるという論調は、談合の本質を見失わせる恐れがあると思います。談合がほとんどない諸外国の状況を見れば、発注システムと企業体質、談合を許さない法制度など多面的な見方が必要と考えます。なお、問題提起をされた文章の中で、「談合が機能していた意義」という部分がありますが、これは少し誤解を招く表現です。

       

No.7010 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:名誉会長 島コーサク 投稿日:2007/01/28(Sun) 10:16

「談合がほとんどない諸外国」と書かれていますが、ご知見がおありなのでしょうか。

私個人の思いですが、欧米先進国では基本的には談合は無いと思いますが、たとえば米国では日本よりも露骨なロビー活動や政権中枢に大建設会社(例えばベクテル)の大株主がいて随契にもっていっているような事例が多々あるのではないかと思っています。
まして、BRICS以下の途上国や中東などでは賄賂が当然となっています。
日本の建設業が世界でも特異な違法状態になっているという認識(もちろん皆さんそこまで言われているとは思っていませんが、昨今の報道のされかたはそんな印象すらうけます)はすこし行きすぎではないかとも思います。


       

No.7015 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:名古屋コーチン 投稿日:2007/01/28(Sun) 13:36

今でこそ中年技術士さんの言われることは最もでありますが、依然は談合は当たり前で全く無罪に等しかったのです。そこをまず認めるべきです。何故そんな特異稀なシステムが何十年も機能したのか。誰も何も言わなかったのです。そしてもう一点、発注者に対する事前協力です。これ自体、談合と言えなくも無いです。このような片務的な体質が一つの大きな原因であることは紛れも無い事実です。

       

No.7031 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:頑張る人 投稿日:2007/01/29(Mon) 22:06

あるゼネコン勤務の1技術者です.西洋では談合はほとんどないようです.なぜなら,下に潜る会社が後を絶たないからです.例えばスペインでは,談合よりも,ダンピング受注を理由とした手抜きが問題になっていると聞いたことがあります.また,当社でも,ダンピング受注をして,クレームで設けているという図式です.そのため,クレーム処理担当者を複数人雇っています.一方,政策的に談合を許している国としてオランダがあると聞いていますが,これも地元業者育成の視点と思われますが,良くは知りません.

       

No.7033 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:名誉会長 島コーサク 投稿日:2007/01/30(Tue) 16:22

軽くググッたところ、欧米の談合について書かれているページがありました。
http://www.jbaudit.go.jp/kanren/gar/japanese/article01to10/j07d02.htm


       

No.7036 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:B作 投稿日:2007/01/30(Tue) 22:11

 談合は機能していた?
 談合問題は冷静に?
 談合は昔は無罪だった?

 いいですね〜。楽な世界に住めて。
 けどそれって、日本では犯罪なのでは? 

 皆さんは、ホリエモンや村上ファンドに対しては、景気の良いコトを言ってませんでしたか?不二家もそうですが。
 法律に違反しているということから言うと、同列ではないのですか?


       

No.7037 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:中年技術士 投稿日:2007/01/30(Tue) 22:39

一説には江戸時代の幕府の工事でも談合取締りがあったように、談合はかなり以前よりありました。その意味では、社会として談合に対する罪意識が希薄であったと言えるかもしれません。それが、戦後、米国との構造改革協議の中で米国企業参入の障壁となっている入札制度の改善、談合廃止の取り組みが求められるようになり、国際的な貿易ルールへの対応もあって、談合に対する厳しい規制となってきました。加えて、現在では、厳しい財政状況のもと、国民の税金により実施される公共事業において、談合で不当な利益を受けている者がいることが厳しく断罪されるようになりました。談合を根絶するためには、以前にも述べましたが、発注システムの大幅な見直し、これは公共調達システムとして、総合評価、VE、CM、PMなど様々な提案がされており、これらを国、自治体が導入できる財務、契約制度の見直しが必要となります。また、工事完成人保証制度の見直しなども必要となるでしょう。さらには、談合防止のための法制度、企業意識の改善も同時に行っていく必要もあります。役所と企業の関係が片務的ということは談合発生の一要因ではありますが、お上が悪いことだけでは決して解決しません。談合が存続してきた理由、背景(これは、談合が存続してきた意義ではありません)をきちんと検証した上で総合的な取り組みが必要です。

       

No.7038 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:いさ 投稿日:2007/01/30(Tue) 22:57

>欧米の談合について書かれているページがありました。
前に読んだ覚えもありましたが、改めてじっくり読んで見ました。
論文は1993年に書かれたものですが、2007年の現在では、かなりの部分で改善策が打たれていることが良くわかりますね(^−^)
これらの施策がうまく機能していけば、徐々にではありますが良い方向に向かっていくのではないかと思います。

>日本では犯罪なのでは?
日本じゃなくとも犯罪らしいですよ(。・_・。)ノ

しかし本音を言わせていただくと、これだけ低入札が増えてくると、どこの会社もキツイのでは無いかと思います。
工種や施工条件、会社規模(一般管理費率)にもよりますが、予定価格の80%を切ったら予算はかなり厳しいですよ。
施工中は現場にはりついて事務所に帰れば書類の山に埋もれ、忙しく休みも取れず土日も出勤し、しかも一般的な年収より決して高いとは言えない給料で仕事をする現場の人たち。
土木作業員の単価だって底値で、3K職場でくたくたになるまで働いてもぜんぜん儲からない。
落札率の低下は、そういう人たちの給料にも直接響いてくるのですよ(;_;)
本当はテコの社員をもう1人くらいつけてあげたい、けどそんな給料を確保する余裕もない。そもそも人員削減で技術者も全然足りない。
主任技術者の人には、悪いけどなんとかこれでまわしてくれ、と平身低頭お願いするばかり。

そんな業界に未来があるのか?と思わずには居られません。
大学でも理系の人気がないというのもわかりますよ。
正直、私も文系の学科に入って、銀行や証券会社に入っていたらなあ〜、なんて時々思いますもんね(ノ_・。)


       

No.7040 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:mat 投稿日:2007/01/31(Wed) 00:56

談合は、供給過多の労働力を高く買わせているということですね。
そのような違法行為で、救われた斜陽産業は無いでしょう。
状況は既に、馴れ合っていられるほど、甘くは無いようです。
当然ながら、厳しい競争の中にあります。

・技術士の取得など最低条件で
・利益より貢献を優先する覚悟があって

・誰にも出来ないことが出来ること
・人の嫌がることが得意になること
・合法的に人の弱みにつけこめること

例えば、こういうことが出来なければ、早いとこ商売変えをしたほうが良いでしょう。


       

No.7044 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:名古屋コーチン 投稿日:2007/01/31(Wed) 19:32

matさんのおっしゃられるように、談合は早く言えば富の分配ということなんでしょう。しかしそれだけでは談合は機能しません。工事の品質確保も談合により行われました。不適格な業者が入らないように談合による質の管理がなされてきたのです。だから発注者も関与する官製談合が発生し、天下りが発生するのです。
これはこれで、談合の悪質業者排除機能は大きな意味をもっていたのです。
予算が潤沢な時代はそれでも誰も何も言わなかった。しかし、予算が潤沢でなくなり、効率的、合理的運営が求められるようになり、複雑化、多様化した国民のニーズに答えていく必要が出てきました。もし、談合が全く無くなれば、企業経営の不確実性が顕在化するでしょう。それが工事の安全や品質の低下といった安易な手段につながらないともいえません。そしてその付けは、結局は国民にのしかかる、と言うことです。でもやはり、談合方式はそれはそれで非効率性が温存されたり、工事管理がずさんであったり、設計図がいいかげんだあったり、まあ、皆さんご存知のとおりであります。
やはり私も中年技術士さん同様、まず廃止するのではなくうみを出したり、うみの原因をしっかり調べていく、その上で真面目で技術のある企業がコスト確保の土俵に上がれる、そんなシステムが必要だと思います。総合評価、品質確保法だけでは不十分であると考えます。


       

No.7046 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:とおりすがり 投稿日:2007/01/31(Wed) 21:38

物を買うときに価格だけで選ぶ馬鹿はいない。
競争入札の多くは価格だけで競われる。
つまり、制度自体がおかしい。

サービス残業や外注叩き、賃金カットなどは
経営努力とはいはない。

プロポーザルが増えている、という意見もある
でしょうが、小さな業務ではまだ少ない。


       

No.7048 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:mat 投稿日:2007/01/31(Wed) 22:52

法律を守るのが嫌だからと言って、違法を合法にすることは出来ません。不毛な議論をいくら積み上げても無意味です。

       

No.7055 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:ラインハルト 投稿日:2007/02/01(Thu) 13:32

>合法的に人の弱みにつけこめること
法律が必ず時代に即しているとは思わない
議論の余地はあると思いますが。
法律はともかく、倫理感の方が大事では?

>誰にも出来ないことが出来ること
そうすると、日本中で数人しかこの仕事に従事できない。私は明らかに不適格ですね

>利益より貢献を優先する覚悟があって
気持ちは分かりますが、技術者は研究者じゃない。ましてやボランティアでもない。
利益を考えることは必要不可欠だと思うのですが。

>人の嫌がることが得意になること


>技術士の取得など最低条件
べつに、資格が全てじゃない。
しかも、資格と実力はリンクしない。
RCCMでも問題解決能力があれば、私は尊敬しますが

なぜ、この条件がないと仕事を変えないといけないのか意味が分からない。


       

No.7058 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:いさ 投稿日:2007/02/01(Thu) 18:07

まあまあおちついて(^−^;
なんだか、談合をやっているから建設業界はボロもうけなんだ!みたいに言われるのはちょっとしゃくにさわるのです(ノ_・。)

まあ、やっぱり談合はまずいよ!というのは間違いないですよね。
談合が無くなったとしても、他の抜け道を探すような会社は沢山いそうですが。

しかし、談合がなぜこれほどまでに蔓延したのか?を議論することは、再発防止のためにも決して「不毛」では無いと思うのですけどね。

地方部に郊外型の電気店ができて、個人商店がどんどん店をたたんでいったように、地方の小さな業者はどんどん淘汰されて、大きな会社ばかりが残っていくようになるのですかね…


       

No.7059 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:名古屋コーチン 投稿日:2007/02/01(Thu) 18:33

今日の読売新聞に、談合体質の解消、という記事が載っていました。断片的に書きますと・・・・・

談合をなくすことが全てを解決することではない、重要なのは、これまで日本の公共調達全体に蔓延してきた談合システムを構成で効率的なシステムに転換することであり・・・・、制裁強化、一般競争入札、電子入札だけで解決するわけではない・・・・談合の背景となってきた業界の構造、体質や発注者の意識が変わらないまま、一般競争入札や電子入札で談合を排除しようとしても、談合が一層巧妙化したり、他の不正行為に変異するだけである・・・・長年にわたって非公式システムとして定着してきた談合には、もともと強い「継続のバイアス」がかかっている。・・・・・・談合システムは、戦後日本の公共調達の歴史の中に深く根をおろした現象であった。その事実を検証することなくして問題の解決はありえない。・・・・・事実と向き合わなければ、過去と決別することは出来ない。

長くなりましたが、以上であります。不二家の件で、マスコミのあり方が議論されましたが、私はやはりマスコミのあり方も大きいと思います。
matさんのおっしゃるように、これは間違いなく違法なのです。でも、何故そんな悪いことが何も罪の意識も無く何十年も機能したのか、きっとそれは当時の社会システムによくマッチしていたからなのだと思うのです。無理かもしれませんが、国民にはそこを理解してもらった上で、そしてみんながいさぎよく白状した上で、談合のない社会システムを構築していけたら本当に良いと思います。
・・・・・


       

No.7063 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:ラインハルト 投稿日:2007/02/01(Thu) 19:29

いさ さん
以前の質問ですが、『銀河英雄伝説』です。いつか同じ議題でお会いしたら、返答しようと思ってたのですが・・・(たぶん『いさ』さんだった様な。間違いなら流してください)
でも、
『談合は悪いに決まってる』
『犯罪だ』
『いいですね〜。楽な世界に住めて。』
など、けなすだけ、あるいは問題提議だけして逃げるなんてずるいと思い、思わず熱くなりました。こんなこと、小学生でも言える。

前回の書き込みで、『談合は文化だ』と開き直って・・と書きましたが、実は本心ではありません。この意味は、『みんな仲良くお手てつないで』的な妥協的発想で、リストラなどがあるのは嫌だなと思ったしだいです。

先日のテレビで、あなたならどちらを選びますか?
(問題)あなたを含めた10人が病にかかっています。
あなたらどちらを選びますか?
 @10人中5人が必ず助かり、5人が確実に死ぬ薬
 A10人中10人が助かるかもしれないが、全滅する 
  かもしれない薬
結構、意見は分かれたらしい。
でも、談合はAに近いと思います。10人を家族と想像した場合、たとえAが違法ドラッグでも、ぼくはAを選んでしまう。歴史あるこの問題(談合)は根が深く、難しい。


今後は、技術者・企業の選別が加速し、需要と供給のバランスが整えば、入札制度改革の効果が発揮され、同時に悪質な談合も自然消滅するのではないかと思っています。
私の会社では、社員構成が『非生産者:生産者=1:1』で、『高級役員:一般社員=1:1』という異様な逆ピラミッド状態です。
適正なピラミッド業界になれば、もっとマシな業界になると思っています。

みなさんの考えを参考として、この問題に対する光が見えれば、ぼくも考えを改めたい。


       

No.7068 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:名古屋コーチン 投稿日:2007/02/01(Thu) 22:50

ラインハルトさんの意見に加え、私はやはり、発注側、受注側の片務的な関係の解消、発注者に対する無償事前協力の禁止を挙げます。
10万持って欲しいテレビを買いにいって、それが20万したら、まけろ!!と言ってまけてしまったり20万ないと利益が出ないのにみんなが一生懸命うちは9万ですよ、私は8万ですよ、とやっていることと同じ。
そんな電気屋、どこにも無いです。
公共調達においては、買う側と売る側が特殊な関係であると思うと同時に、それが談合に大きく影響しているように思います。


       

No.7074 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:mat 投稿日:2007/02/01(Thu) 23:13

一部のまともな発言は別にして、
談合に対して犯罪意識が希薄すぎる。一体、何者なんだ、あんたがたは?
仕事の値打ちがいくら良くても
需要を供給が圧倒的に上回っているのだから
お値段が落ちるのは当たり前じゃないですか
取れすぎた作物は、捨ててでも値段を維持するのですよ
とりえの無い技術は、タダでも要らないということです。
世の中、厳しいんですよ
設計価格なんてどうでも良いのです。
そんな簡単な理屈も分からないのですか?
やはり土建ですね
カルテルで価格を維持する話をこういうところで堂々となさっている。
よくそれで、倫理がどうとか言えるものだ!


       

No.7076 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:名古屋コーチン 投稿日:2007/02/01(Thu) 23:42

mat様
そうです。土建です。日本の土建は問題です。だから議論しています。だって、当たり前のような貴方の発言を10年前にしていたら、貴方こそ一体何者だ?という世界だったからです。だから問題視しているのです。
お値段が落ちすぎて、不良工事が発生して、国民が危険にさらされることがいけないといっているのです。
貴方の言われる当然のことが、50年以上も何も無く継続したことに対して、どう思われますか?何故ですか?
教えてください。
それと一つお願いがありますが、発言をもう少し紳士的にお願いしたいと思います。


       

No.7078 横レスすいません 投稿者:APEC 投稿日:2007/02/02(Fri) 01:31

ちょっと食い違っているように思えますので、横から一言。

●談合が「必要悪」であり、これからもあっていいという意見は誰もだしていないと思います。たとえあってもコンプライアンスの視点から、法的にも倫理的にも許されるものではありません。「談合はなくすべきだ」という基本線では皆さん一致しているのではないかと思います。

●その点について確認したうえで、その違法な談合がこれまで続いてきたということは、何らかの役割を果たしていたという面があるのではないかという視点があります。
確認しておきますが、そのような視点があるからといってそれがイコール談合容認論に結びつくというわけではありません。
「違法だけれどいつまでもなくならずに続いているもの」というのは、世の中にけっこうあります。たとえば売春とかですね。これは人間の性欲というなくなることのないもの・完全に抑制することができないものを、(言葉は不適当かもしれませんが)インセンティブとしているためなくならないのだと思われます。
それならば、談合が長く続いてきた理由にも何らかのインセンティブがあるのではないか、そのインセンティブを特定して別の方法で充足することができれば、その「欲」は談合という方向には向かわないのではないか、という「対策」の考え方ができるかもしれない。
そういうアプローチはありなのではないかと思います。

●という前提で、「こんな意見があると思う」という内容を列挙して、少し意見を付したいと思います。

 (1) 市場競争による淘汰の結果として品質が確保されていくので、それに委ねるべきである。という意見について
  基本的に賛成ですが、家電などと違って公共財は「粗悪品をつかんだ」時の損害が購入者個人といった狭い範囲にとどまらないという問題があります。
  流通品だと購入→評価というステップで多数の試行錯誤の結果社会的評価が決まっていきますが、公共財は評価→購入、いいかえれば品質が保証された上で購入というステップを踏むべきだと思われます。
  これは市場競争に全面的に委ねることが必ずしも適当ではなく、何か工夫をした上で市場競争に委ねる必要があるということを示していると考えます。
  そのひとつの方策がプロポーザルや総合評価方式でしょう。
  しかしこれもいくつか問題があります。恣意的判断が入る余地があって体のいい随意契約になっているという客観性・公平性・透明性の問題とか、評価する人的資源が不足で導入が進まないとかです。
  ただ、基本的な方向性が間違っていないのなら、その導入に際しての実用段階で克服すべ問題として扱うことができると思います。
  つまり、価格だけでなく品質を競争の尺度にしていくということは、方向としては適当ではないかと思います。実用に向けての問題をクリアする必要はありますが。

 (2) 「安かろう悪かろう」というダンピングゆえの品質低下を防いできたという面がある。という意見について
  「無競争が品質確保に寄与する」という論理には疑問が多くあります。
  「ダンピングがないゆえの安心感が労働・開発意欲をもたらす」的な論もありますが、それは公務員の完全年功序列で倒産失業がない安心感がサービス維持に寄与するという論と同じで、見直す余地があると思います。
  またひとつの参考例として、例えは不適当かもしれませんが、本の再販制度があります。
  これは市場競争に委ねると市場規模の小さい本はなくなってしまうという、文化的活動と市場競争の相反問題のひとつの創造的第3の解決法です。
  つまり、談合という無競争と自由競争の間、あるいは別のところに解決策があるかもしれないという着眼はできるかと思います。

 (3) 共存共栄をはかってきた。という意見について
  これは単純に功利主義の誤用という倫理学的解釈で否定できると思います。これについてはサイトにも書きました。

●こういったものとは別に、「ウチの会社が生き残りたい」という経営者の強い希望が談合から自由競争への移行を妨げている面もあると思います。
 これは特に地方の中小企業が大手参入を防ごうとする、排除志向に特に強く現れていると思います。
 そしてこれは、郊外型大規模店舗の進出に反対する地場商店街といった構図と似ています。現実に大規模店舗は地元商店街を駆逐したかということを見れば、ここにも何らかの着地点が見出せるかもしれません。

「横から一言」と言いながら長文レスになってしまいました。雑感をダラダラとごめんなさい。

といいながら最後に一言。^^;
ディベートのような議論をしていただいても一向にかまいませんが、それならば「反論」は相手方意見の論理的矛盾を指摘するという形によるべきで、相手方の人格攻撃のようになってしまっては子どものケンカで、大人のすることではありません。
そして論理的矛盾を指摘するためには、相手方の意見を十分理解することが最低条件となります。それであってこそ、ディベートは論理的思考力を身につけるための格好のトレーニングとなりうるのだと思います。


       

No.7088 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:mat 投稿日:2007/02/03(Sat) 01:46

言葉遣いが悪かったことは認めます。
謹んで謝罪させて頂きます。
本当に申し訳ありませんでした。
以後、慎みます。
そのうえで、正しくお伝えするよう改めて努力させて頂きます。
何卒、今までのことはご容赦頂き、真意を汲み取って頂けます様お願いいたします。


>談合がここまで機能していた意義を示した上で、現代の情勢においては不釣合いでそぐわないシステムになってきた
●なってきたのではなく、最初から不当利益獲得の行為なのではないでしょうか?

>談合はダメなんだ、と本格的に言われるようになってまだ日は浅いです。
●大昔から公取の摘発が繰り返されてきています。 認識がおかしくありませんか?

>一番弊害は、天下り体質だと思います。
>なぜなら、自営や下請業者は予定価格じゃなくてもやっていける。
>天下りや談合は、古来よりあると聞きます。いっそのこと『談合は文化だ』と開き直って、それを前提とした品質管理や入>札制度を考える方が、国民のためかもしれない。
●関係が無いとは言いませんが、別のことのせいにするのはいかがなものでしょう?

>言い方は悪いですが、談合という言い方を止めて、合法的な受注調整システムを作り上げるほうが、モゾモゾ話が好きな日本人の場合、文化にあっているかも、とも思ってしまいます。辛口ですいません。
●結局、談合是認なのですね。

>「談合が機能していた意義」という部分がありますが、これは少し誤解を招く表現です。
●私も、そのとおりだと思います。

>日本の建設業が世界でも特異な違法状態になっているという認識(もちろん皆さんそこまで言われているとは思っていませんが、昨今の報道のされかたはそんな印象すらうけます)はすこし行きすぎではないかとも思います。
●そうかもしれませんが、だからと言って談合が是認される訳ではありません。業界以外の人達に理解されると思いますか?

>依然は談合は当たり前で全く無罪に等しかったのです。
●大昔から公取の摘発が繰り返されてきています。どこが無罪なのですか?

>談合は機能していた?
>談合問題は冷静に?
>談合は昔は無罪だった?
>いいですね〜。楽な世界に住めて。
>けどそれって、日本では犯罪なのでは? 
●公取の摘発を恐れながら談合してきて、決して楽な世界にはなっていませんが、おっしゃるとおり間違いなく犯罪なのです。

>工事の品質確保も談合により行われました。
●品質確保は、発注の仕組みの中では、「指名基準」「応札条件」「プロポーザル評価」によって実施され、実施の際には各種のレビュー対応で行われます。談合にそのような機能はありません。


>物を買うときに価格だけで選ぶ馬鹿はいない。
>競争入札の多くは価格だけで競われる。
>つまり、制度自体がおかしい。
●おかしい面はあるでしょう。しかし、「指名基準」や「応札条件」の無い入札はありません。

>なぜ、この条件がないと仕事を変えないといけないのか意味が分からない。
●入札機会の巾が広がれば広がるほど、応札者は増えます。平凡でレベルの低い仕事は、価格がどこまでも下がります。また、一般競争入札でも、技術士を管理技術者の要件としているものが急増しています。そういう環境で生き延びるための例え話をしているのです。細かい言葉のあやはご容赦頂けませんか。そのうえで理解出来ないなら分からないで結構です。

>しかし、談合がなぜこれほどまでに蔓延したのか?を議論することは、再発防止のためにも決して「不毛」では無いと思うのですけどね。
●護送船団で甘い汁を吸っていた。基盤整備が急進時代の地域エゴと利害を共有した。現在では、落札価格を高値に維持することで生活防衛を目論んでいる。いずれにせよ倫理観が低すぎた。だけの話で、貴方当事者が一番良く知っていることでしょう。自分がやってきたこと(犯罪)の意味が分からないことこそが重大な問題です。

>地方部に郊外型の電気店ができて、個人商店がどんどん店をたたんでいったように、地方の小さな業者はどんどん淘汰されて、大きな会社ばかりが残っていくようになるのですかね…
●イメージは分かりますが、必ずしも、そうとは言えませんね。一般競争入札が増えると、談合を仕事としていた営業マンが不要になります。従って、今まで営業力(=談合力)の強かった大手は、充分なリストラを実行出来ない限り、営業経費が大き過ぎて価格競争力を失う傾向にあります。談合力至上主義的な発想から離脱する必要があります。

>無理かもしれませんが、国民にはそこを理解してもらった上で、そしてみんながいさぎよく白状した上で、談合のない社会システムを構築していけたら本当に良いと思います。
●おっしゃるとおりだと思います。しかし、国民は絶対に理解出来ません。まずは、業界外の知人にでも理解を求めてみれば、そのこと(理解されないこと)が良く分かります。

>今後は、技術者・企業の選別が加速し、需要と供給のバランスが整えば、入札制度改革の効果が発揮され、同時に悪質な談合も自然消滅するのではないかと思っています。
>みなさんの考えを参考として、この問題に対する光が見えれば、ぼくも考えを改めたい。
●貴方の考えはシンプルで、最もまともだと思いますよ。ちなみに「考えを改める」とは今のところ談合是認だということですね。都合の良い光は、残念ながらありません。業界自体にリストラが必要で、低入でワークシェアを自ずと強要されるという厳しい現実です。こつこつと工夫をして生き残るしかありません。

>談合が「必要悪」であり、これからもあっていいという意見は誰もだしていないと思います。
●上の記述を正しく読まれていますか?談合を是認する意見が少なからず出ていると受け取らざるを得ません。

>たとえあってもコンプライアンスの視点から、法的にも倫理的にも許されるものではありません。「談合はなくすべきだ」という基本線では皆さん一致しているのではないかと思います。
●私も、それが基本線であると思います。しかしながら、私には、この一連の発言をなさっている皆様の意見がそれで一致しているとは読み取ることが出来ず。その点に問題を感じて、敢えて発言させていただきました。

>その点について確認したうえで、その違法な談合がこれまで続いてきたということは、何らかの役割を果たしていたという面があるのではないかという視点があります。確認しておきますが、そのような視点があるからといってそれがイコール談合容認論に結びつくというわけではありません。「違法だけれどいつまでもなくならずに続いているもの」というのは、世の中にけっこうあります。たとえば売春とかですね。これは人間の性欲というなくなることのないもの・完全に抑制することができないものを、(言葉は不適当かもしれませんが)インセンティブとしているためなくならないのだと思われます。それならば、談合が長く続いてきた理由にも何らかのインセンティブがあるのではないか、そのインセンティブを特定して別の方法で充足することができれば、その「欲」は談合という方向には向かわないのではないか、という「対策」の考え方ができるかもしれない。そういうアプローチはありなのではないかと思います。
●談合は、組織的な経済的な犯罪です。確かに、それが常習化していることもあるとして、心理学的な要因も作用している可能性もあるかもしれません。しかし、「一般競争入札による機会の拡大」「指名競争入札では、指名業者数の拡大と指名選定の客観指標化及び機密化」「応札条件の厳密による受注業者の適格性確保」「総合評価等提案評価の拡大」「テクリスなど技術者に帰属する業務評価制度の対象価格の引き下げによる運用拡大」「低入札制限による品質の確保」など現在でも着実に進行している制度改革を拡大推進させれば、自ずと談合は、出来なくなるはずだと思います。受注者サイドとしては、そのような状況下がもたらす変化にどのように対応し、生き残るかが重要な課題となっていると思われます。

>という前提で、「こんな意見があると思う」という内容を列挙して、少し意見を付したいと思います。 (1) 市場競争による淘汰の結果として品質が確保されていくので、それに委ねるべきである。という意見について基本的に賛成ですが、家電などと違って公共財は「粗悪品をつかんだ」時の損害が購入者個人といった狭い範囲にとどまらないという問題があります。流通品だと購入→評価というステップで多数の試行錯誤の結果社会的評価が決まっていきますが、公共財は評価→購入、いいかえれば品質が保証された上で購入というステップを踏むべきだと思われます。これは市場競争に全面的に委ねることが必ずしも適当ではなく、何か工夫をした上で市場競争に委ねる必要があるということを示していると考えます。
●家電にしろ、食品にしろ、購買者の自己責任で語れる次元のものは、極めてレアであり、国民の生活の安全安心とも、直結しているのです。現実に、三菱自動車やガスストーブの事件などの事例は、量産される民間の製品がもたらす影響は、極めて重大であり、公共的脅威をももたらすことを示しています。厳密で高度な試験やチェックが必要なのです。当然ですが食品の安全性についても日夜緊張感のある管理が必要ということです。
私は、公共事業は必ずしも特別な存在では無いことを指摘させて頂きます。
但し、低入札制限の必要性を否定するものではありません。公共事業は、人件費の占める割合が高く、材料が同じでも人の差配によって品質が異なります。コンサル業務では端的にそうではありませんか。つまり工業製品のや食料品のような量産品ではない、特注品である。そういう意味で、品質に価格が少なからず相関があると思うからです。
しかし、尚、それでも、供給過多の状況下では、人件費そのものが落ちざるを得ない。と言う意味で価格は市場的に崩れてゆくはずです。

>そのひとつの方策がプロポーザルや総合評価方式でしょう。しかしこれもいくつか問題があります。恣意的判断が入る余地があって体のいい随意契約になっているという客観性・公平性・透明性の問題とか、評価する人的資源が不足で導入が進まないとかです。ただ、基本的な方向性が間違っていないのなら、その導入に際しての実用段階で克服すべ問題として扱うことができると思います。つまり、価格だけでなく品質を競争の尺度にしていくということは、方向としては適当ではないかと思います。実用に向けての問題をクリアする必要はありますが。
●そのとおりですね。

>(2) 「安かろう悪かろう」というダンピングゆえの品質低下を防いできたという面がある。という意見について「無競争が品質確保に寄与する」という論理には疑問が多くあります。「ダンピングがないゆえの安心感が労働・開発意欲をもたらす」的な論もありますが、それは公務員の完全年功序列で倒産失業がない安心感がサービス維持に寄与するという論と同じで、見直す余地があると思います。
●少し、抽象的で私には難しかったですが、じっくり読ませて頂きました。全くそのとおりですね。

>またひとつの参考例として、例えは不適当かもしれませんが、本の再販制度があります。これは市場競争に委ねると市場規模の小さい本はなくなってしまうという、文化的活動と市場競争の相反問題のひとつの創造的第3の解決法です。つまり、談合という無競争と自由競争の間、あるいは別のところに解決策があるかもしれないという着眼はできるかと思います。
●私には、難しい理屈ですが、何かあるかもしれませんね。PFIであるとか、指定管理者制度、あるいはNPO、行政事務のアウトソーシング、PPPなどが公的機能を発揮することも第3の解決法と言えるかもしれません。

>(3) 共存共栄をはかってきた。という意見について、これは単純に功利主義の誤用という倫理学的解釈で否定できると思います。これについてはサイトにも書きました。
●そのとおりです。

>こういったものとは別に、「ウチの会社が生き残りたい」という経営者の強い希望が談合から自由競争への移行を妨げている面もあると思います。これは特に地方の中小企業が大手参入を防ごうとする、排除志向に特に強く現れていると思います。そしてこれは、郊外型大規模店舗の進出に反対する地場商店街といった構図と似ています。現実に大規模店舗は地元商店街を駆逐したかということを見れば、ここにも何らかの着地点が見出せるかもしれません。
●発注形態は、極めて多様化しています。例えば、地域づくりへのコンサルタントの派遣制度などでは、登録コンサルの資質を判断して斡旋します。上にも書きましたが、従来の営業力の強い大手が弱体化する可能性も高いと考えます。
量産的に利益を求める企業体質には不利に働くようになってゆきますが、逆に実績主義は強くなります。
談合の排除は、各社の談合を職業としてきた建設営業マンの経費を飛躍的に抑える効果も併せ持っています。誠に厳しい話ですが、建設営業マンが真っ先にリストラ対象になることは間違いありません。その経費削減が、さらに価格競争をあおることになります。
いかに、税金で余分なことをしているかということでもあります。

最後にひとこと

このレスで明らかに言えることは、
談合を是認する発言が主流だと言うことです。

少なからずAPECさん他まともな方々の議論は貴重です。しかしながら、我田引水の愚痴をとは混同すべきではないと思います。


       

No.7093 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:いさ 投稿日:2007/02/03(Sat) 10:24

おはようございます(^−^)

>>しかし、談合がなぜこれほどまでに蔓延したのか?
>護送船団で甘い汁を吸っていた。基盤整備が急進時代の地域エゴと利害を共有した。現在では、落札価格を高値に維持することで生活防衛を目論んでいる。いずれにせよ倫理観が低すぎた。
>>市場競争に全面的に委ねることが必ずしも適当ではなく、何か工夫をした上で市場競争に委ねる必要があるということを示していると考えます。
>家電にしろ、食品にしろ、購買者の自己責任で語れる次元のものは、極めてレアであり、国民の生活の安全安心とも、直結しているのです。公共事業は特別な存在ではありません。
上記について、私の意見を述べたいと思います。

●公共事業と、その他の製品との大きな差は…?
 公共事業は規模が大きく、何億円・何十億円という値段が付くこともあること。家電や食品なら、買いなおせば済む事ですが、トンネルや橋はそうもいかないわけです。
 また公共事業は、買ってすぐには良いものか悪いものか見分けを付け難いこともあり、その品質は受注者の技術力に大きく左右されるのです。
 しかも、そのお金は国民の大切な税金から支払われている…となれば、買い物の方法に慎重にならざるを得ないでしょう。

 普通の製品ならば、一般競争入札にすればコスト的には一番メリットがあるのでしょうが、コストが安かろう品質は悪かろう…というモノをつかまされたら役所もたまらない。
 品質が下がるのにまかせていたら、姉歯事件のような不良資産まで出る恐れもある。役所としては公共事業なので、それを見過ごすわけにもいかない。

●なぜ談合が生まれたのか?
 そこで、指名競争入札なるものが行われてきたのです。それならある程度信頼できる会社しか指名しませんからね。
 しかし、それだと指名した業者同士が、口裏を合わせて価格をつりあげる恐れがありました。そりゃそうです、買う会社が限定されて、買い物がたくさんあれば、相談して値段を上げるに決まっています。いわゆるカルテル、建設工事では談合と言われるやつです。

 しかし高度成長時代は、役所が「予定価格」というものを定めて、それを厳格に守ることで、実質上コストアップを抑えてきました。これだけがっちり予定価格制を定めた会計法があったのは、知る限り日本だけであり、談合のコストアップ防止という意味合いが強かったのだと思われます。
 当然カルテル・談合は犯罪ですが、なぜか昔の公正取引委員会も甘く、摘発はほとんどありませんでした。なぜでしょう?
・高度成長に伴い、工事量が多すぎて、とにかく作ること優先だった。工事をひたすらこなしていかないと、役所はもとより建設会社もおっつかなかった。
 しかし役所なので、とりあえずは「入札」というシステムを通さなければいけない。そこで、建設会社が順番に受注していく「談合」が誕生した。「官製談合」というのもこのへんから来ているのではないかな?
・利益に群がる建設会社と役所と政治家が結びついて、摘発を抑えられていた。
・役所も一度できたシステムを変えるのが大変で、ずるずると旧態依然のシステムが近年まで続いた。
・公取の権限アップも、上記の「システムを変えるのが大変」「政治家が…」という話で見直されることがなかった。
 などが思いつきますが、あくまで推測です。事情に詳しい方の解説が欲しいですね。

 結局カルテル・談合は黙認、摘発もされることが無く現在まで続いてきたのではないでしょうか?
 しかし、公共工事が少なくなり、国民のコスト意識も上がってきた最近では、旧態の談合、という状況が改めて問われているのだと思われます。
それにもともと談合は犯罪!ですからね(^−^;
どんな経緯があったにせよ、犯罪をしている!とわかったときのマスコミ・世論の反応はすごいものがあります。それが現在の状況へつながっているのではないかと…

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 マンションなどの建築物の調達はどうなの?規模が大きくて品質は工事者によるところが多いんじゃない?という疑問もわいてきました。

 自分なりに考察してみましたが…
 まず、マンションの場合は民間資金ですからねー。まずは安ければ良いのでしょう…(^−^;
 それに、マンションの場合、品質の低下は「物件が売れない」「デベロッパーの評判が下がる」という自分の利益に直接つながりますから、そのへんは必死になるでしょう。
 さらに、民間の場合は、調達方法をある程度自由度が高く定められる、という事もあるでしょう。

 もしかして、マンションのデベロッパーなども、技術力も考慮に入れて業者を選定しているのかもしれません。ただ、民間の場合は、コストと品質のトレードオフが、比較的やりやすい。しかし公共工事の場合は、役所はコストを下げたからといってもうかるわけでもなく、トレードオフになりにくい。それなら品質をむやみに落とす危険はさけたい…という思いになったのかもしれません。
 それに、民間の場合は、ある程度えいやっ!と技術力を評価して決められるのでしょうが、役所の場合は技術力評価を、完璧なまでに公明正大で恣意が無いことを証明しなくてはなりません。それが結構難しいことなんだと思いますね。

 それに、マンションなどの民間工事だって、談合が無いともいえないのでは?実態は知りませんが…
 ただ、マンションなどの場合は、民間資金なので、コストが高ければ発注者が損をするだけの事なので、国民の税金を使う公共事業に比べて、話題に上りにくい…という事もあるのでは?
 民間だろうが公共事業だろうが、カルテル・談合は犯罪なのです!(・_・)b

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** matさまが訂正していただいたことにより削除しました(^−^)ありがとうございます **

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>ラインハルトさま

>以前の質問ですが、『銀河英雄伝説』です。
そうですか!Σ( ̄▽" ̄;やはり…
私も学生時代、マンガとアニメではまりましたよ〜。残念ながら小説は途中で読むのを断念してしまいましたが(^−^;
キルヒアイスの死ぬのが早すぎて辛かった…(;_;)ノ


       

No.7094 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:名古屋コーチン 投稿日:2007/02/03(Sat) 10:45

旧来の入札システムは会計法上の『最低価格自動落札制度』に基づいていました。(技術士受験を通して勉強しました。)
従って、昔は入札時に工事の質を管理する何らかの制度が必要であり、その溝を談合が埋めていた。
と、大学研究機関の調査報告書に書かれておりました。

matさんのご意見は、私は国民の意見に最も近いと思います。
ダメなものはダメなんだ、法違反は制裁を受けるべきです。ということ?

そうなんですが、いささんのご説明にもありましたように、談合問題は旧来の日本の社会全体、そして公共調達をめぐる制度的枠組みの中で生じた一つの構造であり、今後はそれを正していかなければならないと思います。
その上で、解決に当たっては、それをしっかりと理解することが必要であり、ただ制裁だけでは解決は望めないということであります。これは、甘いとかそういうことではなく、根本的治療にはそういった手段が最も友好的であると言う事なのだと思います。

それにしてもずっと考えていたのですが、この問題において、私たちにできることとは一体なんなのでしょうか?


       

No.7096 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:道路構造物 投稿日:2007/02/03(Sat) 12:17

思い付きかもしれませんが、談合をなくして、品質を確保する方法を提案させてください。

「事業費プール制」というのはどうでしょう?

今までのシステムの問題は品物を買う前、良し悪しのわからない段階で価格競争をしなくてはならない点でした。
だから、工事完成後に検査して、その品質にあった価格を支払うというのはどうでしょう。
もちろん、どんなに品質が良くても予定価格以上は支払われませんし、不備があった場合は大幅な減額となります。

予算執行としては、発注段階で業者に支払うのではなく、公的なプールに支払い、工事完成後にプールから業者に支払われます。

その管理や運営は余剰金や資金運用で行うとよいでしょう。

思い付きで精査していませんが、この方法だと品質、価格、技術競争等のほとんどが解決できそうな気がします。


       

No.7097 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:APEC 投稿日:2007/02/03(Sat) 12:22

なるほど、よく理解できました。基本認識・基本方針の部分と現状分析の部分が混同されているようですね。
さらに整理して、ステップbyステップである程度のレベルまで進めないとただの言い争いになってしまうので、教科書通りに進めましょう。
なお、スレがかなり長くなったので、一度切らせていただきます。(後で過去ログとして整理するときに長いスレは大変なんですよ)


       

No.7100 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:mat 投稿日:2007/02/03(Sat) 12:53

APECさんのシメの記事の後で恐縮です。
私の言葉遣いの悪さについてお詫びします。
いささんのご指摘に従い、先の記事を訂正いたしました。


       

No.7127 RE:『談合決別宣言後』の談合 投稿者:孔 投稿日:2007/02/05(Mon) 23:24

談合?
どうしてこうまで公共事業関係だけが取り上げれれるのか?
ならばなぜ自動販売機のジュースはどのメーカも120円なのか?
談合とは少し違うが考えるところはありませんか。


       


No.7047 シニアよ、頑張ろう 投稿者:八つぁん 投稿日:2007/01/31(Wed) 22:07 [返信]

60歳から受験を始めました。勿論?回か落選(B判定)。
落選の原因は、資料不足、使い慣れない近視用メガネ、60肩などいろいろ。記憶力の減退とは言いたくない。それにしても近頃シニア受験生が減少傾向のようで肩身が狭い。孫の守、ゲートボール、ゴルフ、旅行いろいろ多忙でしょうが、時間だけはあるはず。先はまだまだ長い。技術士受験の気持ちのある方、是非技術士に挑戦しましょう。


       

No.7050 RE:シニアよ、頑張ろう 投稿者:かしわ 投稿日:2007/01/31(Wed) 23:46

私が昨年、受講した口答試験の対策講座で、八つぁん様と同年代の方がいらっしゃいました。筆記試験の対策講座で、面識はあったのですが、あの炎天下の中(試験会場は空調が入っていましたが)、専門科目は違うのですが、通路を隔てて斜め前、同じ部屋で受験しました。
7時間の筆記試験で、午後の試験は、さすがに意表をつく設問で、15分ほど放心状態で、どうしようかとおもっていましたが・・・・その方は、黙々と答案を書き始められていたのを見て、ここでは、あきらめてはいけないと思い直しました。技術士は、非常に権威のある資格だと思いますので、合格された暁には、是非、喜びを分かち合えさせてください。


       

No.7075 RE:シニアよ、頑張ろう 投稿者:APEC 投稿日:2007/02/01(Thu) 23:21

熟練技術者の皆さんは、経験の中で蓄積された「引き出し」の多さでは負けませんものね。
後は引き出しをいかにスムーズに開けて論理的に表現するかだけだと思います。
そのためにはやはりトレーニングですね。
お手伝いしますから、がんばりましょう。


       

No.7108 RE:シニアよ、頑張ろう(八つぁんさんへ) 投稿者:kmatsu 投稿日:2007/02/03(Sat) 19:55

八つぁんさんへ

思わず書き込みたくなりました。
私の周りには60歳前後で、18年度に初めて受験した人が複数います(私が受験をお奨めしました)。

私自身も、シニアといえるかどうか、16年度から受験(第一次試験)を始めました(54歳)。現在は、16年度に新設された部門の技術士となり、18年度も総監部門の口頭試験を受験しております(56歳)。

確かに優秀な若手がいます。しかし、若手には思わぬ弱点もあります。若手とシニアは縦糸と横糸の関係で、しっかりとした「布」を協力して生み出さねばならない、と私は思います。

要するに、シニアとしての確固とした役割があると。

また、技術士試験への取組みでも、シニアには若手よりも技術士に対する明確な「目的意識」があるようで、むしろシニアの方が合格率が高いのではないかと思うくらいです(私の周りでは)。

前置きが長くなってしまいました。
第二次試験(論文)は、単なる「知識」ではなく「経験の深さ、広さ」を問うものと思います。だから、試験場では、分からなければさっさと退室してしまう若手に対して、年配者は粘っていますよ。経験があるから書くべきものがある、だから粘って制限時間までいるということではないかと。

要するに、経験のある年配者は本来有利なのだということです。その信念で、お互い頑張りましょう。
残るは・・・それをどう書くかでしょうか。

ご参考になりましたでしょうか。


       

No.7123 RE:シニアよ、頑張ろう 投稿者:八つぁん 投稿日:2007/02/05(Mon) 18:30

ご助言や励ましの書き込み、大変感謝しています。
今年は去年よりはましな論文が出来そうな気がしています。若い頃は外国の会社勤務でプラントの建設現場にいましたので、土木に関しては熟練技術者とは言えません。何でも幅広くやっていたといったところでしょうか。試験に対しては年齢のせいかややひいてしまうところがありますが、皆さんの真剣な投稿に刺激を受け引っ張られています。


       


No.7052 人間は機械ではないのでしょうか? 投稿者:かしわ 投稿日:2007/02/01(Thu) 00:13 [返信]

柳沢大臣の機械人間発言が、世の中では大きな波紋を広げておりますが・・・
個人的には、柳沢大臣の発言を擁護するつもりはないということをはじめにおことわりいたします。

私がマスコミの報道で不快に感じるのは、不二家同様、その一言をあげつらっている点、それに乗じて、野党が辞任の取引材料としているという点です。
普段思っていることか、内心思っていることを言っただけかもしれませんから、個人的には、意外と頭が悪い人なんだなという印象しかありませんでした。

政治家が失言するのは、よくある話で、昔の例をあげますと、藤尾文部大臣(当時)が「日韓併合、韓国側にも責任」と発言し、打ち首にしてくれと言って、罷免された事例や、中曽根首相(当時)が、原水爆の慰霊祭のときに。「被爆された方に対し、病も気からと申しますが・・・」、卑近な例では森首相がイットって何?(IT:情報技術)というおとぼけなものまで枚挙にいとまがないほどあると思うのですが。

前置きが長くなりましたが、大都会の雑踏にまぎれていると、群集が虫けらのようにみえてくるというコラムを想い出してしまいました。機械というと、冷血な心の通わないという印象があるのですが、我々は寿命のあるある種の機械のような存在ではないかと思うことがあります。私が学生の頃は、東京大学の学生の親は東京大学の人の割合が高く、親から子への再生産ととらえることができる(というような趣旨の文書を読んだ記憶があり・・・再生産という用語自体、工場みたいだなという違和感を感じたことがありました・・・)


       

No.7053 RE:人間は機械ではないのでしょうか? 投稿者:P&B 投稿日:2007/02/01(Thu) 12:40

うちの嫁も、つるし上げる側を非難していて、辻元さんのことを、「揚げ足取りのようですごく感じが悪い」と言っておりました。

僕もこんな問題より、4億円の事務所費の方がはるかに関心がある。小沢さんも、「準備がある」なんていってないで、早く見せろといいたい。法律に触れないと言っているが、そういうことを問われているのではなく、罰せられないなら何をしてもいいというモラルの政治家を許せないのだ(グレーゾーンもあるだろうし)。早く議員全員の事務所費の内訳を公表してもらいたい。

今の与野党を見ていると、事務所費問題から世間の目を離すために、取るに足らない?失言をみんなして意図的に大騒ぎしてるようにすら思える。


       

No.7056 RE:人間は機械ではないのでしょうか? 投稿者:秘密部門 投稿日:2007/02/01(Thu) 16:06

確かに不適切な表現でしたが、
すぐその場で(しかも自ら)訂正されてる訳ですしね、

彼の発言を擁護する気はさらさら無いですが、
ちょっと気の毒に感じます。


       

No.7065 RE:人間は機械ではないのでしょうか? 投稿者:リンゴ・スター 投稿日:2007/02/01(Thu) 21:39

私も大臣の発言を擁護するわけではないのですが
数式のようなものに置き換えて考えて「機械」いう
言葉が出てしまったような気もします。確かに
不穏当な発言ですが、謝罪しているのですから、これ以上の追及は気の毒です。


       

No.7067 RE:人間は機械ではないのでしょうか? 投稿者:ジョージ・ハリンソ 投稿日:2007/02/01(Thu) 22:44

一国の大臣で、かつ公共福祉の向上を任とする厚生労働省のトップが、
女性を「機械」に例えるとは、悪い冗談としか思えません。
国民をロボットだとでも思っているのでしょうか。
格差社会も認めない、これが自民党の体質なのかとあきれ果てています。


       

No.7069 RE:人間は機械ではないのでしょうか? 投稿者:ともとも  投稿日:2007/02/01(Thu) 22:51

リチャードドーキンス「利己的な遺伝子」によると、
すべての生物は遺伝子を後世に運ぶための「生存機械」であるそうです。

とまあそんなことはどうでもいいんですが、孔子の「過ちて改めざる、これを過ちと謂う」にもあるように、本人は改めてるんだからいいじゃないの、たとえが悪かっただけ、というのがふつうの反応でしょうね。

ところが、こと政治になるとそうもいかないのが世の常のようですね。政治的にはつっこみどころを与えた、それもとってもばかげたことで与えてしまったという点であまり政治家に向いていないのかもしれませんね。お約束の2世議員なのかな?

何とか批判する口実を探すマスコミ諸氏にはもってこいのネタで、すぐに目くじらを立てるワイドショー好きには格好のネタですな(^^

私としては、自然に消滅するネタと思いますが、どうでしょうねえ??
それよりも道路財源の使途一般化の方が技術士的にも世間一般的にも重要な課題と思いますがいかがでしょう?


       

No.7071 RE:人間は機械ではないのでしょうか? 投稿者:kanji 投稿日:2007/02/01(Thu) 22:54

私も擁護する気はありませんが・・

「無い」ところに「有る」ものを作って騒ぐ・・・そのまま流れても何も悪い影響が無いような事を突っついて騒いで、しなくても良い何かをわざわざ見つけて対策を行ってそれを自分の手柄として吹聴する。私がもっとも嫌いなスタイルの一つです。
「良い」か「悪い」かアンケートを取ればみんな「良いとは言えない」と答えるでしょう。本当に世論は批判しているのか?騒いでいるのは政界とマスコミだけではないのか?・・・野党が参院選を睨んで騒ぐのはやむを得ないとして、便乗して「無い」ところに「有る」ものを作って騒いでいる節のあるマスコミには問題があると思います。


       

No.7073 RE:人間は機械ではないのでしょうか? 投稿者:APEC 投稿日:2007/02/01(Thu) 23:11

政治家の場合、発言の重みが般人とは大きく異なるので、軽率で済まされないのでしょうね。
ただ、この問題といいあるあるや不二家といい、確かに悪いのはその通りなんだけれど、そこまでヒステリックに吊るし上げなくても・・・・と思うことはたびたびありますね。
カラオケ火災の消防士長さんの件など見ていると、何か・誰かを見つけてはそれを吊るし上げようという風潮が見られて殺伐とした気分になります。マスコミの問題が一番大きいのでしょうが、視聴率とかいう形で後押ししている国民ということも確かにあるのではないかと思います。

それはそれとして、少子高齢化の問題は我々技術者にとっても大いに関係ある問題ですね。
ヒステリックな発言ばかりではなく、構造的な問題、つまり安心して子どもを生み育てられない社会構造の問題をあげて、女性を機械にたとえたことよりも、「がんばって子どもを生んでよね」みたいな単純な視点しか持たず社会構造の問題を理解していないのではないかと思われることが問題だという批判がありました。こちらはなるほどと思わせる視点・論点ではないかと思います。
数年前の国土交通白書ではまさにこういった少子高齢化に加え、人口構成変化や家族構成の変化に伴う生活様式の変化などをとらえ、社会経済構造の変化の問題として取り上げていましたね。
まさに玉石混交の情報が飛び交う中から価値ある情報を選び出し、社会構造という俯瞰的視野から眺め、できれば自分自身の身近な実例とリンクさせていろいろと考えてみるといいのではないでしょうか。


       

No.7089 RE:人間は機械ではないのでしょうか? 投稿者:都計カブト 投稿日:2007/02/03(Sat) 02:07

 話がずれて申し訳ありませんが、私が子どものころテレビで見ていた松本零士原作の「銀河鉄道999」を思い出しました。鉄郎と言う名の少年がメーテルと言う謎の美女と永遠の命を求めて、機械のからだになるために銀河鉄道999に乗って旅をする・・・最後は「限りある命は永遠の命に勝る」と寓話的なんですが、連日のマスコミの「人間、機械、人間、機械、人間」の情報の洪水に、私的にはまずこの辺りで素直になりたい・・・。

       

No.7106 RE:人間は機械ではないのでしょうか? 投稿者:kmatsu 投稿日:2007/02/03(Sat) 19:00

某国の「文化大革命」の時、ほとんどの日本人は遅れた国のことと冷ややかに傍観していなかったでしょうか。
そんな過去でない、第二次世界大戦前の金銭的には貧しい「日本人」が、現代の日本を見てどう感じるでしょうか。

技術者、技術士に「文化大革命」を笑っている暇があるでしょうか。足元は寒いばかり・・・。

真なる「公益」を正しく見つめ、人や環境への危害を嗅ぎ分けて自らの行動(モノの設計、製作、建設など)の中で淡々と手を打っていく・・・そんな「素朴な」技術者になりたいと強く感じます。

そんな「俺達に○○は必要ない」


       


No.7005 技術士倫理要綱の変更について 投稿者:nrpe04 投稿日:2007/01/27(Sat) 14:37 [返信]

技術士会倫理委員会から技術士倫理要綱の変更案が示され意見募集を行っています。技術士倫理要綱は技術士の倫理性の高さを保証するという重要な意味を持つものと思います。締切りが2月16日とあまり時間がありませんが、数多くの意見が寄せられ実のある要綱となることを期待します。
会員の皆様、自身の問題として真剣かつ率直な意見を投稿しましょう。


       

No.7095 RE:技術士倫理要綱の変更について 投稿者:nrpe04 投稿日:2007/02/03(Sat) 11:37

倫理性の高さを標榜する我われ技術士(会員・非会員を問わず)にとって倫理要綱は社会に向けた「看板」のようなものだと思います。そんな思いで、私も昨日拙い意見を技術士会HPから投稿させて頂きました。
技術士会は今年になって「技術士プロフェッション宣言」の公表、技術士倫理要綱改定案の提示など、平成12年の法改正を受けての活動が具体化しつつあるように見受けられます。
「ちょっと遅いんじゃないの」という冷ややかな批判も可能でしょう。しかし私は一技術士、一会員として出来るだけ内部から協力する立場を選びます。
技術士制度発足50年の節目を迎え、何故(一部の部門を除き)十分社会に浸透できなかったのか。/技術士会の組織率(入会率)が何故低いのか。/平成12年の法改正の趣旨は何か。それが我われ技術士の間で共通認識となっているのか。/我われは本当に高い倫理観を備えているのか。それを何で担保し、どのように社会に表明していくのか。・・・等々について広くオープンに議論していくべきだと思います。
その意味で、今回の倫理要綱改訂を「定期的見直しシステム確立の第一歩」(改訂提案文書より)と位置付けている点については大いに評価できると思います。


       

No.7101 RE:技術士倫理要綱の変更について 投稿者:APEC 投稿日:2007/02/03(Sat) 13:22

技術士倫理要綱は、本来ならば技術士の倫理の拠り所として、さらには全技術者の倫理の教科書としてあるべきものかと思いますが、特にH12改定以後、NSPE基本綱領などをバースにした技術者倫理体系が取り入れられる中で、明らかに時代遅れとなっていたと思います。
技術士会自身がCPD教材として出版した「技術士の倫理」の中に技術士倫理要綱が提示されておらず、「技術士倫理要綱」の文字もわずか1ページのかたすみにちょこっと出てくるだけで、事実上無視されていたのは、その表れだと思います。

その点で今回の改定は歓迎しているのですが、まだ違和感をほうぼうに感じますね。私も整理して意見を出すつもりです。

NSPEなどから私が感じる技術者のあるべき姿は、公益確保を目的として、技術力や倫理の維持向上・明確な契約(有能性原則の堅持)・守秘に務めて、もって高い信頼性を確保することで、信頼できる高度な技術者として活躍できる・・・・というものです。
何かそのあたり、改定技術者倫理要綱は「ずれ」を感じるんですよね。
たとえば私は個人的に3義務2責務の中で一番重要なもの(本来順序をつけるようなものではないですが、あえてつけるとすれば)は公益確保と考えているのですが、これが組み入れられた要項1は「品位の保持」とあり、要は信頼失墜行為の禁止のおまけみたいになっています。
どうも旧要項の分類・項目名を引きずっているように思いますね。

技術士法の3義務2責務とも明確に対応し、またNSPEやASCEの基本綱領ともきちんと対応していないと、またも「形だけ」で実際の技術者倫理体系の中には組み込まれないという結果に終ってしまう懸念があると思います。

改定というより一からリニューアルしたほうがいいと思うというのが私の意見です。


       

No.7104 RE:技術士倫理要綱の変更について 投稿者:kmatsu 投稿日:2007/02/03(Sat) 18:25

私は、平成12年の法改正後に技術士となったせいかもしれませんが、今回の倫理要綱の改正には、かなり違和感があります。
また、nrpeさんのおっしゃるように「広くオープンに議論していくべき」で、日本技術士会自身がそうあるべきだと思います。その意味で、会員の意見が会員にもオープンとなっていない今回のやり方には、率直に言って古さと失望を感じております。

APECさんの意見に同感です(下記の意見をご参照ください)。

私は、批判しているのではありません。グローバルスタンダードや国内の学協会と比べて前向きなコメントをしているつもりです。
もしかしたら、日本技術士会は、例えば日本原子力学会のように、倫理面で批判されたことがないので「倫理」というものに対する認識が低いのではないだろうかという危惧を感じています。

こういった投稿を、日本技術士会以外のところですることは、現行倫理要綱の「品位」や技術士法第44条に反する行為なのでしょうか。

私が日本技術士会のホームページに投稿しました意見(一般人にも一般会員にも非公開)は次のとおりです。

1.前文には意気込みが感じられない。最も重要なことをずばりと述べるべきである。前文は現行より後退していると感じる。前文に「技術士は」のような解説は不要と思う。次に具体的に述べる内容の単なる総括ではなく、そのうち最も重視すべきものを掲げるべきである。

2.行動に当たって最優先すべき(外部に最も宣言すべき)「公共の安全、環境の保全その他公益」が「品位の保持」の中に埋没しているのは「後退」という印象がする。最初の項目として「公益確保の最優先」を独立して書くべきである。

3.10の項目がまとまりなく並んでいるという印象である。項目を少なくして、内容の似たものをグルーピングすべきである。例えば、公益確保(1項の中の)と5〜7項、品位保持(1項の中の。但しタイトルガ悪い)と8項、2項と9項と10項、3項と4項は、統一的な考え方をベースにして述べられるべきではないかと思う。

4.タイトルは内容を直接説明できるものとし、若手にも分かる表現にすべきである。「品位の保持」は分からない。

5.「倫理綱領」に含める必要のない表現は削除すべきである。2項の「進んで他の専門技術者と協力する」は「倫理綱領」的でないし、内容としても時代錯誤で、今や当然で言う必要がない。

6.全体構成は完全に見直すべきである。現要綱の構成を中途半端に踏襲すべきではない。現要項の良い内容は、完全に見直した構成の中で、踏襲していくべきと思う。以上


       


No.7024 建築系の施工計画の受験 投稿者:現場マン 投稿日:2007/01/28(Sun) 23:57 [返信]

はじめまして、私は、ゼネコンの建築現場に勤務している者です。技術士の施工計画は、土木向きで、建築系では、合格は難しいと聞きました。技術士取得は、昔からの希望でしたので、3年前に環境部門で、一次試験は合格しています。施工計画で受験された方で、そのあたりをご存知の方いらっしゃいますか。

       

No.7030 RE:建築系の施工計画の受験 投稿者:富山の土木屋 投稿日:2007/01/29(Mon) 17:53

2年ほど前に、大手ゼネコンの建築系の方で、施工計画で受験される方の指導をしたことがあります。経験論文は、ビル上の高層鉄塔工事と、大深度土留壁の近接施工の話だったと思います。
私は土木屋ですので、土留壁の話は当然理解できました。また、鉄塔工事についても、問題点と解決策が論理的に記述されており、土木屋の私にも良く判りました。また、建設一般や専門についても、熱心に添削を受けられ、見事合格されました。
きちんと記述してあれば、建築系の施工計画でも、試験官は理解できます。建築系だから、合格が難しいということはないと思います。以上、参考まで。


       

No.7086 RE:建築系の施工計画の受験 投稿者:現場マン 投稿日:2007/02/03(Sat) 00:32

富山の土木屋さん、わかりやすいご回答ありがとうございました。建築系では一級建築士があれば十分だという人が多いのですが、建築系の施工計画でも合格可能ということであれば、技術士の取得を目指してみようと思います。アドバイス本当にありがとうございました。

       


No.6836 経営工学部門の技術士資格が必須の仕事は? 投稿者:中川 投稿日:2007/01/10(Wed) 06:26 [返信]

建設部門や上下水道部門などは、地方公共団体などで監査等の仕事が技術士資格がないできないことがあるようですが、経営工学部門の資格がないとできないような仕事はなにかあるのでしょうか?

       

No.6846 RE:経営工学部門の技術士資格が必須の仕事は? 投稿者:かしわ 投稿日:2007/01/13(Sat) 01:41

経営工学部門でないとできない仕事というのは特にないと思います。強いていえば、技術士があれば何か別の資格を受けるときに、科目免除があるということくらいですが、これは経営工学部門に限ったことではありません。ただ、経営コンサルタントをされているかたの割合は相対的には多いのではないかという気がします。勿論、経営コンサルタントになるために、技術士の取得が必須というわけではありません。

       

No.6884 RE:経営工学部門の技術士資格が必須の仕事は? 投稿者:中川 投稿日:2007/01/17(Wed) 00:33

やはりそうでしたか。

中小企業診断士の資格はすでにもっているので、とりあえず技術士も1次試験を受けてはみたものの、あまりに重複している(というか、中小企業診断士の1次試験の『運営管理』という科目の一部を若干掘り下げた程度)ので、あっさりと受かってしまい、受かった後で『経営工学の技術士の資格をさらにとって何のメリットがあるんだろう?』と、受かった後で考えはじめたのですが^^;;;、経営工学の技術士でないとできない仕事がないのであれば、(中小企業診断士の資格がなくてもコンサルタントができるのと同様に、)あまりメリットがないかもしれない…と思い始めて、尋ねてみました。

技術士会に入会すると人脈は拡げられそうなので、それくらいのメリットはありそうですが…

お答えいただきどうもありがとうございました。


       

No.6885 RE:経営工学部門の技術士資格が必須の仕事は? 投稿者:かしわ 投稿日:2007/01/17(Wed) 02:26

中川様
私も勤務コンサルタントなので、一言だけ、申し添えさせてください。経営コンサルタントについては、資格は必須ではありませんが、この業界は、経営工学の技術士、中小企業診断士、その他のコンサルタント、最近はJ-SOC法からみで、会計士や税理士の方もコンサルタントという方も注目されています。
中小企業診断士+経営工学の技術士という方もおられますので、ご自身が技術経営志向でしたら資格取得を目指されてもいいと思います。ご判断は、中川様しだいです。


       

No.6931 RE:経営工学部門の技術士資格が必須の仕事は? 投稿者:中川 投稿日:2007/01/20(Sat) 22:38

かしわ様もコンサルでしたか、それはどうも。_o_

知り合いで診断士+技術士(化学部門)という方がおられます。そういう方は「現場から経営まで」という感じで、「素晴らしいなぁ」と思って受験したのが動機でしたが、たしかに化学部門であれ経営工学部門であれ、技術士+診断士であれば、「工場の現場からバックオフィスの経営までカバーする」ことには変わりありませんからね。経営工学部門であれば、工場とはいえ、生産管理や品質管理部門がコンサルの中心になるかもしれませんが…

私はもともと電気工学科卒業で、サラリーマン時代は回路設計などもしていましたので、技術志向ではあるのですが、まあ重荷にならない程度に経営工学部門の技術士も視野に入れて活動することにします。

重ね重ね、どうもありがとうございました。_o_


       

No.6935 RE:経営工学部門の技術士資格が必須の仕事は? 投稿者:G7 投稿日:2007/01/21(Sun) 23:45

中小企業診断士と技術士の違いはおそらく経験と専門的応用能力があるか否かにあると思います。前者はともすれば学生か社会人数年の知識と経験で合格できると思いますが、後者は独創的技術的経験がないと二次試験をクリアするの難しいと思います。前者と技術士一次試験と比較すれば確かにあまり違いがわからないかも知れませんね。いずれにしてもコンサルタント業なら、このダブルライセンスが強力な武器になることは間違いないと思います。

       

No.6936 RE:経営工学部門の技術士資格が必須の仕事は? 投稿者:Oscar 投稿日:2007/01/22(Mon) 01:05

今年二次試験受験予定です。若干脱線ですが経営工学関連で質問させてください。
他の部門は常に新しい技術が開発されて、技術士たらん人達はそれを吸収、駆使して業務を推進するため、経験論文にそれを記述すると思います。
経営工学分野も同様ではありましょうが、適用対象は変化するものの技術のレベルで技術士らしいものがぱっと思いつきません。
経験論文の題材として皆さんどのようなものを取り上げてらっしゃいますか?


       

No.7085 RE:経営工学部門の技術士資格が必須の仕事は? 投稿者:リンゴ・スター  投稿日:2007/02/02(Fri) 23:31

技術士第一次試験(建設部門)に合格して二次試験(施工計画)で二度受験しましたが二年続きでB評価でした。もともと商学部を卒業して道路舗装会社に入り、現場が長かったものでしたので一次に合格できたと思います。
二次試験はたとえ筆記で万一合格できたとしても面接は絶対無理だと考え、あきらめました。
 今は中小企業診断士を目指そうと思っています。ですが、技術士は憧れですので、中小企業診断士が合格できたら経営工学の技術士受験は視野にはいるのでしょうか?もし可能性があればまた技術士を目指したいです。(もう50才を過ぎてしまったので体力的に無理かもしれませんが)


       


No.6975 情報工学受験のヒント 投稿者:マイコン 投稿日:2007/01/25(Thu) 09:17 [返信]

情報処理技術者センターから記述・論文試験の講評がUPされています。
この手の試験で主催者側からの講評が公開されるのは珍しいのではないでしょうか?
技術士の試験にも何らかのヒントになるかもしれないですね。
尚、情報処理試験は受験者の大幅ダウン等で2008年度から大幅に変更されるとの事で岐路に立たされているようですね。
http://www.jitec.jp/


       

No.6999 RE:情報工学受験のヒント 投稿者:秘密部門 投稿日:2007/01/26(Fri) 22:49

確かに珍しいですねぇ。というか、聞いたことがないです。

あと、減少傾向とはしりませんでした。

情報処理は、せっかく合格してもすぐに制度が変わってしまって、
あんまり気合いを入れて受験しなくなりました。


       

No.7066 RE:情報工学受験のヒント 投稿者:きょう 投稿日:2007/02/01(Thu) 21:44

ちょっと話がずれてしまってすみませんが、

> 情報処理は、せっかく合格してもすぐに制度が変わってしまって、
> あんまり気合いを入れて受験しなくなりました。

IT関連は数年前と現在とではかなり内容が変わってしまい、同じ資格名でも過去の合格者と現在の合格者で同等の知識水準であることを担保できないからなのでしょうけど、資格名がころころ変わってしまうと受験者にとっては魅力がないのですよね。。。

知らなかったのですが2008年でまた変わるのでしょうか。

最近のベンダー資格では資格名に2006などというのを明示していつの時点で知識を得ていたかというのをものもありますね。こちらの方が資格名を変えられるよりは受験者ニーズを満たしているような気もします。

まぁどっちにしても、私もあまり受験しようという気にはならないのですけれども。


       

No.7072 RE:情報工学受験のヒント 投稿者:マイコン 投稿日:2007/02/01(Thu) 23:11

現時点では2008年度からの改訂は確定では無いようですが
3月末には結論が出るようです。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20061213/256770/


       


No.7043 奈良県国道土砂災害について 投稿者:ソーカン建 投稿日:2007/01/31(Wed) 08:01 [返信]

ニュースで奈良県国道土砂災害の映像が映し出されていました。2次災害が起こらないよう対策を講じて欲しいものです

       

No.7045 RE:奈良県国道土砂災害について 投稿者:APEC 投稿日:2007/01/31(Wed) 20:31

ちょうど今日、「豪雨時における斜面崩壊のメカニズムおよび危険度予測」という地盤工学会主催の研修会に出てきましたが、その話題も出ていました。去年の7月に発行された同名の本をテキストに使いましたが、ここでもハード対策の限界(時間・コスト)を踏まえ、ソフト対策にかなり重きをおいています。
危険度予測と適切な減災措置、そして国民の防災意識向上が必要だと感じました。
個人的には、限られた投資の中では、やはりリスクという考えを行政・国民とも導入する必要があるのだrとうなと思っています。


       

No.7049 RE:奈良県国道土砂災害について 投稿者:くりろう 投稿日:2007/01/31(Wed) 22:58

くりろうです。
仮設防護柵を設置していたようですが、ああいう崩壊規模では防護効果は期待できません。
サポートがあってもダメだったと思います。
崩土の衝撃荷重で仮設防護柵は”もたない”のが普通です。根入れも浅いと思いますし・・・。

現地のような風化岩の急斜面では
「亀裂が見られなかった」=「とりあえず安全」にはなりません。
予期しない崩壊が発生する可能性があるので、通行制限の判断は大変難しいと拝察します。
なお、仮設防護柵で切土しながら背面土砂を溜め、その上に乗ってバックホゥを使うのは止めて欲しいです。
安全性は全く保証されていないのが殆どですから。


       

No.7054 RE:奈良県国道土砂災害について 投稿者:ラインハルト 投稿日:2007/02/01(Thu) 13:12

私もよく崩壊直後に現地に呼ばれることがあり、その時応急対策の提案をします。
今回の応急対策は、仮設防護柵(根入1m程度+□600〜800の独立Co基礎)と予想されますが、短期間での応急処を意識すると、妥当だったよな気がします。(私でも、別の亀裂や予兆が見られなかったら、そのように提案したと思います。)
この仮設なら数百万程度の工費ですが、鋼材を大口径ボーリングなどで根入れすれば、数千万円かかるので、確率論(費用対効果)で言っても妥当な範囲だと。それに、地形から杭の前面バネが得られるかも疑問。

土砂崩壊なら滑動までに変状が見られるとも思いますが、岩盤の場合、特に受盤だった場合(周辺が急峻なため受盤と勝手に推測)、突然崩壊するのですか?
予兆ってあるのですか?

ご存知であれば教えて下さい。(今後、考えを改め直したい)


       

No.7064 RE:奈良県国道土砂災害について 投稿者:盛土屋 投稿日:2007/02/01(Thu) 20:40

 予兆といいますか、小さな落石が生じるなどの場合もありますが、突然崩壊ということも多いようです。
 そういえば平成8年に豊浜トンネルがありましたが、ちょうどこの発生により全国調査があり、自分も某トンネルの岩盤崩落対策を現場監督したことがあります。
 工事中は地中変位計とかトンネル変位を計測してましたが、そうした変位とかセンサーなどでは兆候とらえることができるとも思います。ただし実際にはモニタリングもふくめ、費用を考えると、危険箇所は把握できても、そうした監視や対策工までなかなか行けないのも実態ではないでしょうか。(直轄国道もH8防災点検のランク1対策が10年近くかかってやったところですし、ランク2も現地踏査点検が主体ですから。)
 少ない公共事業費で、今後どこまで対応・管理していくべきか、改めて考えさせられる難しい課題に思います。
 なお、こうした大きな現象が続くと、ネタとして関連問題が出題される可能性があるかも・・・。


       

No.7070 RE:奈良県国道土砂災害について 投稿者:のんきもの 投稿日:2007/02/01(Thu) 22:53

ラインハルトさんが予兆について述べていますが、
あれだけの急斜面であるので、地滑りというよりは
斜面崩壊であり、二次崩落についても全く予兆なしだったと推測します。
従って、センサーなどの対策をしても、交通解放している限り防ぎ得なかったと思います。

二次災害の確率がわずかながらあるからといって、長期間全面通行止めでの対策工事は社会的損失を考えれば現実ではなく、結果論で見通しの甘さを糾弾するだけでは問題の解決にはならない気がします。


       


No.7017 技術を身に付けるための基礎力とは? 投稿者:リン  投稿日:2007/01/28(Sun) 18:57 [返信]

私は今大学院で農業土木を学んでいる者です。
以前進路について投稿させてもらったことがあります。(2005.6月位)
今年おかげで,技術士一次試験(農業部門)に合格することが出来ました。ありがとうございます。

早速,本題に入らせていただきます。
現在,就職活動中で土木関係の道に進もうと考えています。

・技術力を身に付け,目標は海外でも仕事が出来るようになりたい

・農業土木の視点で環境問題に取り組みたいと。

漠然ですが目標としています。

しかし,現在の学力では通用しないこと,このままでは就職も危うく,思いだけでは生きていけない世界でもあると考え,自分なりに努力し学習している状態です。

仕事をしていく中で技術力を効率的に身につけるために
もし失礼でなければ教えていただきたいのですが。

・仕事をする前に,大学(院)卒業時点でどの程度の学力があったか?

・仕事をする上で新卒に求められる必要な基礎学力のレベル(科目等)

・学校を卒業し,仕事をはじめたときに一番困ったこと。

について一つでもかまいません,これからの目標を達成する上で重要となると思っています。,ご意見をいただければ光栄です。
よろしくお願いします。


       

No.7019 RE:技術を身に付けるための基礎力とは? 投稿者:くりろう 投稿日:2007/01/28(Sun) 22:09

くりろうです。

学校で学んだものを将来の仕事に活用したいと考え、自身の目指す目標も大まかに決まっていると拝察します。

そういった心構えで”大学院までの学力はどの程度実務に役立つか”ということに私なりの感想をお伝えします。
なお、私は学卒なので院での学力を評価するのは難しい立場ですが、+2年間の研究期間を実務2年間に置き換えて考えました。
なお、社内には何人もの院卒がいます。彼らを指導しながら思いついたことも加えて述べることにします。

1.仕事をする前に,大学(院)卒業時点でどの程度の学力があったか?

私の本業には大学で習得したものの大半が役立ちます。違う点は求める精度と量ですね。
簡単に言うなら大学1年間で研究する内容を、実務では2〜3ヶ月で片づけなければならないことでしょう。予算も格段に違います。
実務に応用できる学力の割合となると・・・10〜20%くらいでしょうか、残る80〜90%は新たに学ばないといけない技術です。
純粋に技術分野だけでもこういう感じです。
大学での研究は実務の基本です。しかし、実務はそれ以上に学ぶことが多く、学力だけでは実社会には通用しないといった方がよいでしょう。


2.仕事をする上で新卒に求められる必要な基礎学力のレベル(科目等)

就職先にもよりますが、管理職として新卒者には基礎学力は期待します。ただ多くは期待しません。
基礎学力は業務を遂行する上で非常に重要で、難しい現場判断や理論形成に不可欠な要素なのです。
しかし基礎学力だけではダメで、これを使って課題解決する応用能力が備わっている必要があります。
基礎学力が立派なのに応用力が欠けている人は結構います。重要なのは応用力とこれを伝えるコミュニケーション力、ウーン、もっと言いましょうか・・・
技術者に一番大切なものは”科学的直感力”です。直感は情報の応用力に基づく高度な能力で、様々な経験から生み出されるものです。
基礎学力はこの一部を占めているに過ぎません。

3.学校を卒業し,仕事をはじめたときに一番困ったこと。

そうですね、専門外の技術を如何に自分のものにするか・・・でしたか。
前にも書いたように、大学で学んでいない別分野が実務には沢山あります。
人が相手ですから駆け引きも重要な技術です。
自分の技術をどのようにすれば相手が理解してくれるか、反対意見を持つ人をどのように自分の理論の軌道に乗せるか、そういったことで入社初期は悩んだこともありますね。
第一、20代半ばで35〜55歳くらいの経験豊富な相手を納得させるのは大変苦労させられましたよ。腹も立ちました。
逆の立場で今考えると、一生懸命説明する若者の印象は○、引くべきところを引いて相手を尊重することも大切です。

補足です
会社に入ったら一人でも良いですから”先生”と呼べる人を見つけてください。社内技術士でも良いですし、資格を持たない凄い人もいます。その人を真似ることが技術者人生で必要なこと、そして追い越す努力をすることです。
頑張って望みを叶えてください。


       

No.7021 RE:技術を身に付けるための基礎力とは? 投稿者:らくちん技術士  投稿日:2007/01/28(Sun) 22:53

大学(院)卒業時点での学力など、どうでも良いことなのです。
所詮、生活のかからない学習のレベルは使いものにはなりません。
人は、生活がかかれば、一気に実力が上がります。
貴方の技術士一次試験合格の実力は、、同じ試験に落ちた社会人1年生より間違いなく下の下です。

貴方のような年齢では、自分の実力を効率的に身に着けるなどと考えてはいけません。
自分をどうすることよりも、世の中のためになることを必死で考えなければいけません。

学者になるにしろ、役人になるにしろ、民間で辛酸をなめるにしろ、、
まずは、互いに役に立つという人間としての約束(=仕事)を果たせる自分を見つけることです。

今の学力など気にする必要はありません。所詮、技術力だけで出来る仕事はありません。人格をかけた仕事を目指すことです。
がんばって下さい。


       

No.7026 RE:技術を身に付けるための基礎力とは? 投稿者:名古屋コーチン 投稿日:2007/01/29(Mon) 00:47

らくちん技術士さんにまったく同感です。
別に技術があったって、技術士を持っていたって、大学院で高度な研究をしたって、それが組織で認められるか、企業の業績につながるかは全くの別の話です。工学博士を部下に持つ高卒の人だって世の中にはたくさんいるはずです。
仕事においては学力とかレベルとかが大きなことではなく、私は気がきく人かどうか、というのが非常に大きいと思います。難題が山積している組織内において、てきぱきと体を動かして段取りよく問題を解決していくか、パソコンにジッと向かって何をしているのか分からない人か、それは基礎学力とかレベルとか、そう言う話ではないと思います。気がきく人は仕事上の要所を得ているので、必然的に企業として必要な技術力も備わっていくのです。もちろん、リンさんの学ばれていることも非常に重要なことです。しかし、仕事となれば誰もが同一線上で、気がきく、きかないが大きな違いになってくると言うのが私の実体験に基づく考えです。その上で培ってきた技術に更に磨きをかけ自分の自信にすればよいと思います。


       

No.7028 RE:技術を身に付けるための基礎力とは? 投稿者:APEC 投稿日:2007/01/29(Mon) 09:44

ケースバイケースだと思いますので役に立つかどうかわかりませんが、私のケースを・・・・
私は理学部を卒業して修士課程に進み、地方(故郷)の中小地場コンサルに就職しました。

就職時点の学力は、地質学についてのものであり、土木建設実務についてのものではありませんでした。
現場で岩石を観察すれば、それがなんという名称の岩石で、どのくらい前にどのような過程を経て形成されたものかは見通すことができました。
しかしその岩石がどの程度に硬く、どのような手法・重機で掘削するのが効率的で、また法面の安定についてはどのような特性を持ち、盛土材としては・・・・といったことは皆目分かりませんでした。
つまり、全く異業種ではなく比較的近い分野に就職したのですが、自分では「大学で勉強してきたことの大半は役に立たない」と感じました。
そこで、自分の積み上げてきたものはいったん「横に置いといて」、実務の勉強を正面からやりました。
一次試験は、私が就職する前年から始まっており、私は第2回試験を素で受験して合格しました。当時は地質学の知識だけで合格できてしまったのです。
しかし私は全く自身はもてませんでした。その時点で自分が人より優れていたのは岩石の名前がわかることと山登りが上手なことくらいだったのです。(会社の事務社員の中には、私の出身が理学部ではなく山岳部だと思っていた人もいた。それはサークルやろがっ!)
だいたい3年近くたったころ、まあまあ人並みに仕事ができて自分に自信がついてきたころ、地質学で身につけた素養が自分の持ち味となって発揮できるようになりました。
たとえば平地でボーリング調査をすると、私は堆積学的あるいは地史学的な視点も持てますが、それにより地下構造の推定精度が上がったり効率的な調査計画が立てられたり、まあいろいろ「いいこと」があって、それが他の技術者に対する「差別化」につながることに気がついたのです。
大学院でやってきてよかったと思ったのはそのときが初めてでした。
また、同じ大学院でも大学によって全然違うと思いますが、私は「大学までは勉強、大学院は研究」と言われて、まあそれなりに鍛えられました。その結果として身についたスキルとか着眼点その他、自分が伸びる要素になったものもたくさんあると思います。ただ、そういうものに就職後すぐに思いが行くような状態ではありませんでした。
つまり、
 「大学で勉強してきたことの大半は役に立たない」
のではなく、
 「大学で勉強してきたことの大半はすぐには役に立たない。新しい世界のことを身につけてはじめて、それと結びついて大いに役立つ」
だったのです。ある程度まで伸びたときに、そこからさらにぐぐーんと伸びる「伸びしろ」をいっぱい体の中に持っていると言ってもいいでしょう。

リンさんはがんばって研究生活を送っておられることと思います。今のがんばりは将来無駄になることはないと思いますが、今の成果を将来の実力に結び付けていくためには努力、それも継続的な努力が必要だと思います。その「継続」はけっこう辛いときもあるかもしれませんが、努力はウソをつきません。どうかがんばってください。

また大学院卒でしたら、就職3年目には二次試験が受けられます。その時には「まだまだ早い」とお感じになるかもしれませんが、ぜひ受験してください。
技術士はゴールでなくスタートといつも言っていますが、それを取得することで、一人前(大成したという意味ではなく、見習いを終えたという程度の意味で)の技術者として、それを励みに経験を積んでいくという位置づけで構わないと思います。
何より、就職3年目で中堅っぽくなってきたころに、知識・見識とも大いに広がるきっかけになる試験ですから、ぜひ受けてみてください。


       

No.7032 RE:技術を身に付けるための基礎力とは? 投稿者:omoch  投稿日:2007/01/29(Mon) 22:53

omochです。

くりろうさんのお答えに酷似してしまうのですが・・・
私は高専卒の化学系企業生産技術の課長職です。
ちょっと違うかもしれないけど参考まで。

修士や学士の新入社員の育成担当もここ数年やってます。
私の会社では1.5年の新人教育の後、基本的に転勤して巣立っていきます。
この間に”仕込む”?こと、それはエンジニアとしての基本と会社員としての基本です。

ここ数年、新人君達の歓迎会、それから巣立ちの会で言うこと、
それは”志と師と神を持つこと”でした。
志・・・もうリンさんはお持ちです。自分の理想です。年と共に変化して行くのですが。
師・・・5才上の先輩、自分の5年後にこうなりたいと思う先輩を目標にすること。
    10才上でもいいのですが、ちょっと偉すぎるかもしれません。
神・・・これが大変です。上司は課題に対して瞬時に判断をしていきます。まるで神の声が
    聞こえるように見えると思います。これがくりろうさんの書かれている
    基礎学力の上に備わる応用力です。この声が聞こえるようになると一人前です。

したがって私が新人諸君をあずかるときに見ること、それは本当の頭の良さだけです。
優の数ではなく、現場で起きている課題の本質を見抜く力、それこそが技術士に求められる力です。

リンさんはなぜ一次試験を受験したのでしょうか?
就職に有利だから?それとも技術の真髄を見たかったから?
ぜひ後者の技術士となるべくこれから精進されることを期待します。

ちょっとかっこをつけすぎたみたいですが、
そんな志が見えればちゃんと就職できるはずです。
自信をもって、逆に私を雇わない会社は10年後につぶれるぞ!位の気持ちで就職活動に臨んでください。
(本当に言っちゃだめだよ)
がんばってね


       

No.7039 RE:技術を身に付けるための基礎力とは? 投稿者:くりろう 投稿日:2007/01/30(Tue) 23:27

くりろうです。
数例の意見が掲示されていますね。
さて、これらの殆どに共通することは何でしょう?
それは、”社会は新入人材の基礎学力をそれほど重視していない”という認識です。
社会が必要とするのは、人格と判断力、コミュニケーション力ではないでしょうか。
大半の社会は基礎学力が高い人ではなく、頭の良い人を採用したいと考えているはずです。
ただ、頭の良い人を選別するハードルとして”試験”があるので、学力が高い人を社会が欲していると写るのです。

学力がある人=頭がよい・・・というのは学生時代まででしょう。
技術社会を始め一般社会では”頭がよい=判断がよい”つまり、場の風を読める人材です。
”頭がよい=要領がよい”と好ましくない表現ですが置き換えると、
「難しいことは学力のある君に任せよう!頑張ってくれ。・・・僕はその結果を持って先方と交渉しよう。(手柄は表に立つ僕のものになるようにしよう)」
こんな要領が良いだけの人材も困りものです。(^^;)
学力が優れていても場の雰囲気が読めないと、頭の良い仲間や競争相手にいいように利用されます。時々いますよ、こういう人材。

社会に出ると、とにかく色々な試練があり、多くが学力では解決できないものです。
80〜90%を占めるかもしれない専門以外の分野を嫌でも努力して克服しなければなりません。学力ではなく”努力”が何倍も必要になるということです。

ところで、大学卒業まで何年もかけて勉強してきましたが、なぜ役に立たない科目も勉強しなければならないと思いますか?
知識人の話では、「勉強とは社会を生き抜く問題解決のための”訓練”」だそうです。
訓練だから実戦とはレベルが違います。これを暗示している掲示が見られますよね。
実戦を経験して自ら問題解決を工夫するところに努力があり、努力を成果として評価していく方向に社会は変化しているのです。

先日、テニスの決勝でシャラポアは敗れましたが、その弁に「負けたから、また強くなれる」と言ってました。
これは凄いと感心した次第です。おそらく努力して力をつけ次は決勝で勝つでしょう。


       


No.6804 続・適正な競争について 投稿者:名古屋コーチン 投稿日:2007/01/06(Sat) 13:59 [返信]

昨年の適正な競争における議論では、CANさんやイマジンさん、APECさんからご意見を頂き、それは当然もっともなことだと思いながらなんとなく正月を過ごしておりました。
お正月番組では、細木数子が談合はやってもいいんだ!と豪語している番組を見ておりました。談合を止めたら何百万という失業者がでる、といった内容でした。もちろん私は談合は犯罪だと思いますし、公益の確保に反する行為であり行なうべきではないと考えます。そして前回のともともさんからはじまった皆様方のご意見はもっともなことであるとも考えています。しかしその一方で、そんな当たり前な意見が戦後何十年もたってやっと叫ばれるようになってきた、ということにも注目をしております。高度経済成長期は、その反対で間違いなく『談合が当たり前』であったのです。そうでなければ、そんな特異まれなシステムが何十年もさほど問題なく機能するわけがありません。
ワーキングプアでは、80才を超えた老人が1つ1円にもならない缶をつぶして生活をしているところや、岐阜の繊維業者が海外からの安い労働力の流入で生きていけない様子をリアルに描いておりました。私が企業が最低限得る収益を国が補償すべき、と言ったことは言いすぎであったかも知れません。皆様のご意見のように、自営業や雇用主の問題とは別であるからとの意見も納得です。その反面、現在の日本のひっ迫した財政状況を考えると、何かしらの淘汰は避けられないと思いますが、私はそれがワーキングプアに重なって見えてくるような気がしてなりません。低入札、はまさにその兆候ではないでしょうか?人口減少がますます進み、海外からの安い労働力がどんどん流入して、今まで最低100万かかる工事が20万でできるようになっていき、企業自身が『ワーキングプア状態』になるのでは?と恐れています。そう言ったことに対し、国が何かを示すべきでは?と思いました。企業の淘汰はするでしょうが、みんな生き残りに必死です。おいそれとつぶれる前に、ワーキングプア会社が数多く出現するような気がするのです。
CANさんのブログを拝見しました。私はそれほど勉強もしておらず、ただテレビを見てショックを受けただけなのですが、談合はダメだ、自由競争にゆだねるべきだ、と言うと同時に、談合が起こった背景や利点、今後あるべき姿などを国民全体が理解し、昨今は資金が潤沢ではなくなったこと、効率化が重要視される世の中になったことなど談合が必要でなくなった現状をよく吟味しながら、極力みんなが幸せに安心して暮らせる世の中を構築していくべきだと考えますし、国にも何かしらの役割はあるものと考えます。


       

No.6805 RE:続・適正な競争について 投稿者:イマジン 投稿日:2007/01/06(Sat) 20:34

今朝の新聞1面に、「前国交省事務次官パーティー券 橋梁談合起訴12社購入」という記事が出ています。数日前には、「関空工事に裏金10億円 議員秘書・組幹部あて」という記事がありました。
今朝の記事によれば、今夏、参院選比例区に立候補予定の前国交省事務次官の後援会が、橋梁談合事件で有罪判決を受けた23社と公判中の3社を含む橋梁メーカー各社に、昨年10月、パーティー券の購入を依頼したということだそうです。そして、この新聞社がこの26社に尋ねたところ、12社が「購入した」、7社が「購入していない」、7社が「答えられない」と答えたそうです。この前事務次官は橋梁談合の強制捜査があった当時、技術官僚トップの技監で、談合再発防止に向けた省内組織の委員長代理だったそうです。
私はこの記事を読んで、談合事件より以前であれば、26社すべてがパーティー券を購入していたのではないかと思いました。今回パーティー券を購入しなかった7社は、談合との決別を決意したのだろうと思いました。現在、橋梁工事の入札では低入札が相次いでいます。国交省OBや政治家の口利きと受注とが、全く関係ない状況となっています。こうした状況が、「パーティー券を購入しない会社」を生んだと思います。

私が前回「厳しさを一度は経験しなければならない」と書き込んだのは、上記のような経験を指しています。低入札での競争は、企業にとって非常に厳しい選択ですが、中途半端な決意では談合はなくならないでしょう。
私もお金だけの競争(低入札)が最善な競争とは思っていません。技術力に優れる企業や技術者が報われるべきだと考えています。しかし、残念ながら、現在まだそのようなシステムにはなっていません。
ですが、談合が急速に減っていっているのは事実です。では、談合がなくなったあとは、どんな競争になるのでしょうか。何が重要になるのでしょうか。
やはり、「技術力」になるのではないでしょうか。私は願いも込めて、このように考えています。
1社員の立場では、上記のパーティー券を(自社が)購入するかどうかを決断することができません。談合と決別するかどうかの決断も同じです。ですが、購入した会社の社員全てが旧体質から抜け出せていないのかというとそうではありません。
今は、自分にできることをすべきです。そして、会社に依存しないで生きていける力を身につけるべきだと考えています。


       

No.6816 RE:続・適正な競争について 投稿者:CAN 投稿日:2007/01/08(Mon) 00:34

名古屋コーチンさん

貴兄のご指摘は、2つの内容があると拝察します。

(1)談合の背景につきまして

>談合はダメだ、自由競争にゆだねるべきだ、と言うと同時に、談合が起こった背景や利点、今後あるべき姿などを国民全体が理解し、・・・極力みんなが幸せに安心して暮らせる世の中を構築していくべきだと考えますし、国にも何かしらの役割はあるものと考えます。

「市場主義」を超える、次世代のありかたについての、非常に重要なご指摘と思います。

公共工事における談合は、社会的なリソースを無駄遣いし、納税者に対する重大な背信行為であるという点で、擁護しがたい犯罪です。ですが、その背景として、「業界全体でのワークシェアリング」という一面があったことも看過できないでしょう。(談合を弁護する意図はありませんので、念のため。)

現在は、いわば「市場主義(市場原理主義)」とも言うべき意見が大勢を占めています。そして、それが現在の世の中のルールでもあるのです。それに反するようなローカルルール(たとえば、利益誘導政治)は、「構造改革」「規制緩和」の名の下に破壊されてきたのが、最近の10年だったのではなかったでしょうか。

現在までのところは、市場主義は最善とは言えないまでも、「一番マシ」な方策のように見えました。ですが、その一方で「富める者はますます富み、貧しい者は貧しいまま」という「格差の拡大」という実情も、無視できない社会問題(世界的に)になってきたのも事実です。

市場主義そのものが悪いわけではありません。その弊害を是正する努力が必要なのだと思います。市場原理に任せておくだけでは格差の是正は期待できませんので、我々国民が「極力みんなが幸せに安心して暮らせる仕組みを提案」する必要があるのだと思います。

ノーベル賞経済学者であるスティグリッツは、「世界に格差をばら撒いたグローバリズムを正す」において、
「一言で言うと、グローバル化自体は問題ではなく、グローバル化の進め方に問題がある。
グローバル化が進むと、富めるものと貧しい者との格差が拡大せざるをえない。それは本来そういうもので、グローバル化自体はやむをえない。しかし、格差の拡大は、何より社会基盤そのものを揺るがせる結果につながる。格差は国民の結束を蝕み、ひいては社会的な対立を誘発する。社会全体で格差を埋めていく努力をするということは、極めて重要なことだ。」(要約)
と述べています。

具体的には、税金・社会保障・寄付・奉仕活動などによる富の再配分、ワークシェアリングなどによる雇用の分配、ということになるでしょう。ですが、具体策を考える前に、社会のあるべき姿を深く議論すべきでしょうね。

この項目について簡単にまとめると
・グローバル化(市場主義)そのものは悪くないシステム
・ただし、市場原理に任せておけば、必ずといっていいほど格差は拡大する
・その過程で生じる悪影響を修正することが、社会全体のためになる
・(昔)談合をはじめとするローカルルール→(今)規制緩和を旗印とするグローバルルール→(今後)皆の幸福を基準にルールを作っていく必要がある
・具体的な方策については、よく話し合って考えていくべき

(2)ワーキングプアにつきまして

>現在の日本のひっ迫した財政状況を考えると、何かしらの淘汰は避けられないと思いますが、私はそれがワーキングプアに重なって見えてくるような気がしてなりません。・・・人口減少がますます進み、海外からの安い労働力がどんどん流入して、・・・企業自身が『ワーキングプア状態』になるのでは?と恐れています。

ご賢察と思います。財政状況、人口動態からみた将来の見通しについては、ご指摘のとおりです。
そして、グローバル化した世界においては、「ある国の労働者の給与は、比較して安い国の給与水準に収束する」のが当然です。

>そう言ったことに対し、国が何かを示すべきでは?と思いました。

現在、それと反対の方向に国は動いています。

ここ5年で、派遣労働者についての法制度は相当充実してきたことはご存知だと思います。簡単に言うと、デフレ経済を背景にした必死の生き残り策として、企業は派遣労働者を活用し、総額人件費を圧縮することに成功しました。その反面、年長フリーターをはじめとした「希望格差社会」などと言われる社会現象が生まれたのもご存知だと思います。
次に、今まさに、日本版ホワイトカラーエグゼンプションなどの、労働関連法制が整備されてきています。
そして最後は、外国人労働者の受け入れです。ベトナム人看護師を皮切りに、各方面での外国人労働者受け入れが進むものと見ています。

このような、少なくとも(日本人の)雇用水準を改善するという点では国を頼ることが出来ないという現状を見るにつけ、「国が何かを示すべきでは」というご意見は、「他力本願」と言わざるを得ません。

前のスレッドにも書きましたが、土木建設業界のリソース(総売上、ひいては人的資源)は、世界水準のGDP比から考えると、3分の1〜5分の1に減る可能性があります。その過程で、数十万人(?)の土木建設技術者が泥をすするような辛い思いをする可能性があるわけです。

セーフティーネットである雇用保険や生活保護も、財政難から今後は厳しい運用になってくるでしょう。

ではこの場合における「自力本願」は何でしょうか?
イマジンさんも指摘されていますが、
・今後の厳しい時代を生き抜くための技術力を磨くこと
・会社に依存しないで生きていける力を身につけること
なのではないでしょうか?

個人的見解ですが、そのような自力救済を指導し実現していく事が、まさに、技術士に求められることなのだと理解しています。

http://blog.livedoor.jp/chemconsulting/


       

No.6827 RE:続・適正な競争について 投稿者:名古屋コーチン 投稿日:2007/01/08(Mon) 20:57

う〜ん。(1)の談合についてはつまり、みんな全てが幸せになる社会、と言うのとは少し違って、それを埋める努力はするけれど基本的には格差は仕方無いこと。となるのでしょうか?
どこかで年収200万円以下の人は5人に1人、と言うことを聞いたことがあります。どうでしょうか?一生懸命働いて200万もなかったら。しかも将来の日本を考えると、これは決して少数ではないです。非常に多い、と言ってよいのではないでしょうか?
これが美しい国日本とどうつながるのでしょうか?
しかしこれが嫌なら自力本願、と言うのはどうかとも思いますが、では国が助けます、と言うのもおかしい。
いや、自力本願はいいと思います。そうなんだけど、そういう人があまりにも報われない世の中であり、それを国が変えていかなければならない、と言う所でしょうか。
極端ですが、生きていくためにはずるをして談合、真面目にやるなら低入札で食っていけない、それをフォローする仕組みがない、のでしょうか。
それと根本の適正な競争ですが、土木分野で言うなら予定価格を廃止するとか予定価格があるなら下限値を設けるなどしたらどうかと思います。予定価格があっても落札率50%の低入札となったが総合評価方式で問題なかった、などというのなら、適正な価格など最初から存在しないと思います。ならばいっそうのこと予定価格という概念ごと無くしてしまえばいいと思います。A社は1億で札を入れ、B社は1000万で札を入れる、各々会社のやり方があるわけで選ぶのは発注者・消費者です。ここで予定が5000万というから談合や低入札が発生するんだと思います。もしかしたらやめてしまおう、という選択肢も生まれてくるかも知れません。物を買うときには当然起こり得る発想です。
価格設定に縛りの無い入札方式にすれば、A社もB社も会社の実情に合った金額を設定してくるのではないでしょうか?
公共工事の契約は双務契約と言いながら、実際は圧倒的な片務契約となっているところに問題があると思います。
(2)のワーキングプアについては自力本願で頑張っても食べていけない状況が発生しているため、その対策が必要だと思います。ホワイトカラーエグゼンプションも今朝の読売新聞にありましたが、私の主張は高収入を得る人やその環境にある人はさておき、ひたすら安い給料で日々ルーチンワークに打ち込んでいる人がもっと安くできる方法が出来てもう自分はどうしてよいかわからないといった状況であります。
しかもそれは個人・企業共に多数です。
本当にどうしたらよいのでしょうか。やはり行き着くのは自力本願、でしょうか? となると、(1)に戻りますが、みんな安心して暮らせる社会はもう無理で、はっきりというなら、野垂れ死にが数多く出ても仕方がない、頑張って能力を発揮した人だけが報われるのだ、と言うことなのでしょうか?
それで我が国に明るい未来はあるのでしょうか?


       

No.6829 RE:続・適正な競争について 投稿者:CAN 投稿日:2007/01/08(Mon) 23:38

名古屋コーチンさん

長文コメントありがとうございます。
ですが、私の意図が十分には伝わっていないようで、残念に思います。

土木業界の今後の見通しについて、今後相当厳しい状況になるのは避けられない、という認識はお持ちでしょうか?
そして、それを国がなんとかしてくれるという状態ではない(その余力は国にはない)、という認識もお持ちでしょうか?
その厳しい現状認識を共有化した上で、有意義な議論を積み重ねたいと思います。

上のイマジンさんの書き込みや私の書き込み、以前のスレッドの私の書き込みをもう一度繰り返し読まれることを切望します。

---

(A)市場主義を超えて

>(1)の談合についてはつまり、みんな全てが幸せになる社会、と言うのとは少し違って、それを埋める努力はするけれど基本的には格差は仕方無いこと。となるのでしょうか?
>(中略)いや、自力本願はいいと思います。そうなんだけど、そういう人があまりにも報われない世の中であり、それを国が変えていかなければならない、と言う所でしょうか。
>みんな安心して暮らせる社会はもう無理で、頑張って能力を発揮した人だけが報われるのだ、と言うことなのでしょうか?

繰り返しになりますが、ご賢察のように、「現行の経済システム(市場主義)では、基本的には、格差は仕方無いこと」なのです。
このシステムは、私たち有権者が、過去の選挙においてそれを良しとして選び続けてきた結果でもあるのです。

>それで我が国に明るい未来はあるのでしょうか?

ご推察の通り、「明るい未来」などと呼べるものではないでしょう。
たとえば、
「ニッケル・アンド・ダイムド アメリカ下流社会の現実/バーバラ・エーレンライク」
などをお読みください。

ではどうすれば良いのでしょうか?

上の書き込みでも書きましたので繰り返しになりますが、
・市場主義を超える構想を国民が提案すること(具体的には、選挙を通じて)
・個人個人が、自力で生きていける技術力を身につけること
と述べました。

『市場主義を超える構想』を詳しく知りたいと思われるなら、以下の書籍をお勧めします。
「世界に格差をバラ撒いたグローバリズムを正す/ジョセフ・E・スティグリッツ」
「悪夢のサイクル ネオリベラリズム循環/内橋克人」

(B)土木業界の明日

>極端ですが、生きていくためにはずるをして談合、真面目にやるなら低入札で食っていけない、それをフォローする仕組みがない、のでしょうか。
>はっきりというなら、野垂れ死にが数多く出ても仕方がない

「生きていくためにはずるをして談合」「野垂れ死にが数多く出ても仕方がない」は、近代国家として両極端の話で、論外です。

繰り返しになりますが、「真面目にやるなら低入札で食っていけない」状況を修正するためには、「真面目にやって食っていける」程度まで、業界のリソースをそぎ落とす必要があります。
「それをフォローする仕組み」は、まさに、業界のリソース削減を通じて放出される人材を、セーフティーネットで救済することだと思います。
ですが、決して、「低入札で食っていけない業界について、リソースは削減せず、税金や特別会計などからマネーを注入して延命を図ることではない」と思うのです。

もっと簡単に言うと、
・「フォローする仕組み」は、雇用保険や生活保護などといったセーフティーネットとして、存在する(ただし、万能ではない)
・しかし、「真面目にやっていたら食っていけるように、当該業界に税金などを注入すべき」という意味でのフォローは、ありえない

>それと根本の適正な競争ですが、土木分野で言うなら予定価格を廃止するとか予定価格があるなら下限値を設けるなどしたらどうかと思います。

不勉強につき、このイシューは、他の方に譲りたいと思います。
もし、そのような割と簡単な制度変更で、根本的な解決が図れるのなら、喜んですべきだと思います。
(個人的には、単なる制度変更では、やはり、業界の明日は厳しいように思います。根本的には、業界のリソースをそぎ落とす必要があるのだと思います。)

(C)再び、ワーキングプア

>(2)のワーキングプアについては自力本願で頑張っても食べていけない状況が発生しているため、その対策が必要だと思います。
>ひたすら安い給料で日々ルーチンワークに打ち込んでいる人がもっと安くできる方法が出来てもう自分はどうしてよいかわからないといった状況であります。
>しかもそれは個人・企業共に多数です。
>本当にどうしたらよいのでしょうか。やはり行き着くのは自力本願、でしょうか?

個人(被雇用者)と企業#では、責任の所在と対策が違いますので、被雇用者のみに限っての話とします。

繰り返しになりますが、「現行の経済システム(市場主義)では、基本的には、格差は仕方無いこと」なのです。
それを嫌だとして、対策を考えるとするなら、
・市場主義を超えるシステムを、国民が選挙を通じて支持すること
・各個人個人が、自力で生きていける技術力を身につけること
です。

#ワーキングプア企業(変な表現ですが)があるとしても、それを税金で救済する必要はありません。

http://blog.livedoor.jp/chemconsulting/


       

No.6831 RE:続・適正な競争について 投稿者:イマジン 投稿日:2007/01/09(Tue) 07:10

>>それと根本の適正な競争ですが、土木分野で言うなら予定価格を廃止するとか予定価格があるなら下限値を設けるなどしたらどうかと思います。
>不勉強につき、このイシューは、他の方に譲りたいと思います。
土木関係の雑誌や国交省などが主宰するセミナーなどで資料がでていますが、「下限値を設けた入札」は自治体を中心にかなり多く導入されています。
結果は、「くじ引き」です。
どの会社もみんな下限値で札を入れて、みんなくじ引きをして、当たりくじを引いた会社が受注するという仕組みです。
知らなかった人は、公共事業の発注でそんなことが行われているのかって驚くかもしれませんが、事実です。

この仕組みは、「低入札を防止する」という意味で効果を発揮していますが、私はくじ運の強い会社が一時しのぎになっているだけで、決してよい仕組みだとは思いません。
土木業界の抱える問題は、CANさんが指摘しているように、リソースに対して、ムダが多いこと(裏金等の流れ)と、業者数が多いことだと思います。
だから、裏金の流れを断ち切り、自身に実力をつけることが当面の解決策だと考えます。この問題を国やほかの誰かが解決してくれるだろうと期待するのは賢明でないと思います。


       

No.6833 RE:続・適正な競争について 投稿者:ほちゃ 投稿日:2007/01/09(Tue) 15:12

はじめまして、土木コンサル技術者のほちゃともうします。
CANさん、イマジンさんの意識・知識の高さに敬服いたします。

・今後の厳しい時代を生き抜くための技術力を磨くこと
・会社に依存しないで生きていける力を身につけること

この2点、まさにそのとおりだと思います。
私は漠然と業界規模が1/2くらいになるものと考えていましたが、GDP比で行くと1/3〜1/5ですか。相当な厳しさですね。この通り圧縮されるなら1/10くらいの技術レベルを持っていないと安心できない感じですね。

これなら余力のあるうちに適正な競争が行われている業界に転進することを真剣に考えた方が効率的な気がしてきました。


       

No.6850 RE:続・適正な競争について 投稿者:イマジン 投稿日:2007/01/13(Sat) 22:28

今日の朝刊に「赤字受注業者を公表 国交省HPに 公共工事ダンピング排除」という記事が出ています。「低入札価格調査額」を下回る金額で受注し人件費等の内訳を調べて赤字受注が明確になった業者名を公表するというもので、株主や借入先金融機関の目をダンピング防止に活用しようという狙いのようです。どれほどの抑止力となるかは分かりませんが、「行き過ぎ」はダメですよ、という国交省の意思表示なのでしょう。
また、昨日の日経コンストラクションには、「8番札の会社が総合評価で逆転」という記事が出ています。総合評価方式でも1番札(もっとも安い金額の札)が逆転されることは稀でしたが、国交省関東地整が12/5に実施した、価格以外の評価に対する重みを増した総合評価方式の入札では、8番札の会社が技術評価で高評価を得て価格評価との総合点で逆転し、落札したというものです。技術力に優れる会社が伸びる環境を整備していこうということなのでしょう。


       

No.7008 談合とは 投稿者:素朴な疑問 投稿日:2007/01/27(Sat) 21:17

予定価格は実勢単価を元に計算された価格です。
その予定価格以下で受注することは談合と言えるのでしょうか?
予定価格以下で受注することが税金の無駄使いとなるのでしょうか?


       

No.7012 RE:続・適正な競争について 投稿者:キットカット 投稿日:2007/01/28(Sun) 10:55

自由競争に任せると当面はいいが最終的には寡占になってコストが上がる。
保護行政だといつまで経ってもコストが高いまま。

その中間をねらってるんでしょうな。

株価と一緒で、だーっと安くなって来つつあり、それがあるところで平坦になる、その過程にいるのでしょうね。


       

No.7014 RE:続・適正な競争について 投稿者:くりろう 投稿日:2007/01/28(Sun) 13:03

くりろうです。
適正な競争の最終面のひとつがwindowsでしょうか。
幾つかの競争という選択の末、残った勝者による独占がある種のゴールのようです。

一方、国内に目を移すと競争といっても結局は経済性や馴れ合いで優劣が決まり、そこに談合という生き残りの術を模索してきたのが島国日本の宿命だったのかもしれません。
「談合が伝統文化」というと聞こえが良くなりますが、悪を正当化するキャッチフレーズのようにも聞こえます。

では談合が無くなると最終的にどうなるか・・・
極端な例がwindowsの独占に思えます。
欧州には談合がないと聞きますが、果たしてそうなんでしょうか?人がいるところには何らかの損得が発生すると思うのですが。

ところで談合は悪ですが、それに匹敵あるいはそれ以上に悪なものが”パワハラ”と思いますよ。
よくある話で、
「予算は50%しかないが、それで全てやってくれ」
標準単価といういわば査定の”ものさし=基準”であり、応札の値引額もこれらを加味して考えるのですが、「金がないけど同じようにやってくれ」と言うのです。
「300万円しかないけどレクサス460が欲しいので売ってくれ」ということと同じではないかと思います。
普通は「ほかのお店に行っていいよ」でお引き取り願うんですが、事業ではそういう処理が出来ないの、そこにパワハラが暗躍するようです。

実は同じような問いかけが最近あって、「それは無理です」と断ったんですね。
数日後に請負出来ないお詫びに行くと、先方さんが言うには「先日の回答を上申したら上司が怒って、”○○さんとこは当分指名無いよ」との返事でした。
営業からは「小さい損で大きな儲けが営業の基本だ!何で請けなかったんだ」と叱咤の意見が多かったのですが、技術屋として、どうしても請けられない意地もあったんです。
そこに至るまで結構アドバイスなど親身にやってたのを裏切られた感じでした。
まあ、これが現場に接する技術屋が抱えるストレスかもしれません。
もっとも、最近は逆パワハラで揺さぶる新手の営業?もあるそうですが、詳しくは知りません。


       

No.7016 RE:続・適正な競争について 投稿者:道路構造物 投稿日:2007/01/28(Sun) 13:45

 議論に水をさすことになるかもしれませんが、投稿します。
 適正な競争をするためには、競争のルールとレフリーが重要だとは思いませんか?
 当然これは発注者の仕事です。しかし、ルールを理解して改善したり、レフリーとしてきちんとしたジャッジのできる発注者が今の日本に何人いるでしょう。
 最近ではルールやジャッジをも民間に支援してもらおうという発注者もでてきましたが、それでは公務員は1/5くらいの人数で良いのでは?財政難はあっという間に解決するのでは?民間の生き残りを要求するのなら、夕張のように発注者の淘汰も、当然、厳しく行われるべきでしょう。
 クライアントである発注者の能力が低いからこそ、我々の仕事があることも事実ですが、生き残りを賭けた競争を強制されると、ちょっと反発したくなりますよね。
 世界的な競争が始まっている中で、本当の日本のあるべき姿を論ずる必要は十分にわかりますが、この技術士をめざす人々の掲示板で、発注者能力の批判をせず、談合や適正な競争を論ずるのは、所詮、試験のための空論で、限界があるのではないですかね。
 


       

No.7018 RE:続・適正な競争について 投稿者:盛土屋 投稿日:2007/01/28(Sun) 21:40

くりろうさんへ まったく大変ですね・・・。

>「小さな損で大きな儲け」
 → はっきり言ってありませんね。「予算は50%しかないが、それで全てやってくれ」という発注者は、すべてにおいて「それですべてやってもらった」という当人の実績と思ってますので、ますます始末に悪い。(一歩まちがうと恐喝まがいですね。)
>「先日の回答を上申したら上司が怒って、”○○さんとこは当分指名無いよ」
 → 恒常的に恣意的に指名している?。こうした意識が麻痺すると官製談合につながっていく恐れありですね。

 まあ、そういう発注者にはこちらからあまり真剣に相手しない方が無難ですね。
 仮に50%価格でやったら、品質の低下、設計・施工ミスなど多くなる場合が多く、結局は高くつきますね。


       

No.7020 RE:続・適正な競争について 投稿者:くりろう 投稿日:2007/01/28(Sun) 22:43

盛土屋さんへ。
感想ありがとうございます。
愚痴の掲示になってしまったようで少々恥ずかしいです(^^;)
でも口頭試験でありそうな(無いか・・・)話題かもしれません。
適正な価格競争という論点で「技術士として適正な費用をもらえない時、あなたならどうしますか?」といった具合です。
先の例を引き合いに出すと、
大幅値引きでの請負いを打診されたので、「すみません。その価格では手出しになってしまうので遠慮させてください」と話すと、「□□さんとこはそれでやってくれるんだけどなぁ〜」と返答後ガシャン!
電話を切られてしまいました。
その後、□□さんに聞くと「ウチは今仕事貰ってるから逃げらんからなぁ〜」

どうも恒常的にこうした事務意識があるようで、確かに感覚的に麻痺しているのかもしれないですね。これが普通だというように。
私も技術士として、発注者の困った問題を解決しようと新手法を立案して実行し、目的を達成したんですが、相手さんはそこまで感謝することはなく、普通の事務感覚で「断るのなら評価は下がるよ」という程度だったのでしょう。

一生懸命に相手の悩みの解決を考え、それが評価されなかった時が技術屋をしていて一番悲しくなる時です。
競争というサバイバルレースをしている時に「甘い」と思われるでしょうが、技術屋は素直すぎるのかもしれないです。人生慣れしていないと言うか・・・
実務が25年くらい経っても基本的考え方は20代と余り変わってないようです。まだまだ若いのかも(^^;)


       

No.7027 RE:続・適正な競争について 投稿者:ともとも  投稿日:2007/01/29(Mon) 07:40

おはようございます、ともともでございます。

道路構造物さんの投稿、興味深く拝見しました。

> 適正な競争をするためには、競争のルールとレフリーが重要だとは思いませんか?
> 当然これは発注者の仕事です。しかし、ルールを理解して改善したり、レフリーとしてきちんとしたジャッジのできる発注者が今の日本に何人いるでしょう。

金融の世界では、大蔵省の護送船団方式が破たんし、金融庁による事後チェック行政に変わりました。
その過程では、銀行に金融庁の検査官が今後はこのマニュアルに沿ってやるから、と600ページ以上のマニュアルを手渡したそうです。
それまでは、恣意的な裁量に基づく行政だったのが大幅に変わったことを示す象徴的な出来事だったと記憶しています。

業界全体の浮沈がかかっている今こそ、道路構造物さんのおっしゃるようなルール整備とチェック機関が求められているんでしょうね。



> 世界的な競争が始まっている中で、本当の日本のあるべき姿を論ずる必要は十分にわかりますが、この技術士をめざす人々の掲示板で、発注者能力の批判をせず、談合や適正な競争を論ずるのは、所詮、試験のための空論で、限界があるのではないですかね。

この点は異論あります。技術士としてどうあるべきかを考える過程で、日本の行く末を考える用になることは自然な流れですし、また諸先輩方はそうやって自己を研鑽してきました。私もそうありたいと願っています。
特に、発注者側の方で技術士を目指している方にとっては、重要な議論だと私は思います。
どうか、可能性を自ら限定するようなことはやめて、もっと大きくいきましょうよ(^^


       


No.7013 二次試験対策(電気電子部門)について  投稿者:ほん 投稿日:2007/01/28(Sun) 12:20 [返信]

H18年度に初めて電気電子部門の電子応用を受験し、専門のU-2がBとなり不合格となりました。合格者は10人と少ないのが印象的でした。そこで、問題を見直してみると、無線に関するものが半分あり、この分野の理解不足が致命的でした。H19年度も挑戦する予定ですが、電子応用分野は領域が広く、ある程度勉強する領域を絞りこむ必要があるのでは、と思っています。試験対策の勉強と批判されるかもしれませんが、自分の技術を生かすため、合格することも大切だと考えますので、みなさんと一緒に2次試験対策を考えていきたいと思います。
私の予想では、@無線の通信方式、A音声通信、Bホームネットワーク、Cセキュリティに関する領域が主たる分野かな、と思いますが、皆さんのご意見はいかがでしょうか?


       

No.7023 RE:二次試験対策(電気電子部門)について  投稿者:八街薫 投稿日:2007/01/28(Sun) 23:22

昨年度、電気電子部門 電子応用に合格した、八街薫と申します。ほんさんがご指摘のように、電子応用は無線工学に関連した出題が多いように思います。電気電子部門の試験委員の交替は今のところ発表されていないようです。試験委員が変わらないすれば、この傾向は来年度も大きく変わることはないと予想します。
ご存じのように、平成13年度以降の新制度試験からは出題傾向が大きく変わりました。私見ですが、最近の出題の意図のひとつに「アナログ処理からデジタル処理に変わったことによってどんなメリットが得られたか、その実現のためにどんな技術が登場したかを知っているか?」があるような気がします。そう考えると、デジタル化の恩恵を一番受けた無線やオーディオの分野がよく採り上げられる理由がわかりますし、その要素技術である回路技術、A/D変換技術、デジタル信号処理技術等が様々な視点から繰り返し採り上げられている理由もわかります。
その他の分野は予想するのが困難ですが、半導体、電気電子計測等は要対策範囲ではないかと思います。
U(一般)はどのような出題形式になるか予想がつきませんが、「地球温暖化防止ための電気電子分野の取り組みについて考えるところを述べよ。」というような形式もありうるかもしれません。そうだとすると、省エネルギー技術、環境対策技術、安全対策技術等を電気電子技術の立場からまとめておくような準備が必要かもしれません。


       


No.6801 技術士第二次試験問題(環境部門;環境測定) 投稿者:二次試験  投稿日:2007/01/05(Fri) 22:34 [返信]

平成18年に環境部門1次試験に合格しました。
今年二次試験を受けたいですが、技術士第二次試験問題(環境部門;環境測定)の平成15年、17年、18年の問題を提供する方いませんか。
宜しくお願いします。


       

No.6802 RE:技術士第二次試験問題(環境部門;環境測定) 投稿者:CAN 投稿日:2007/01/05(Fri) 23:52

こんにちわ。
「過去問題を誰かからコピーしてもらおう」という考え方は、あまりお勧めできません。なぜならば、技術士試験に挑戦しようとするならば、それなりの時間と労力(それに多少の書籍代)を投資しようとする決意が必要だからです。
著作権法の観点からも、褒められた行為ではありません。
まず、ご自身の決意を固めるためにも、問題集を購入されたほうが良いと思います。


       

No.6807 RE:技術士第二次試験問題(環境部門;環境測定) 投稿者:SC30 投稿日:2007/01/07(Sun) 02:53

環境測定技術士です。
私が受験した頃は、環境測定の過去問を入手しようとすると、年度別の全問題が収録された市販本を購入するしかありませんでした。これを過去5年度分購入するとものすごい金額になり、ためらったことを憶えています。
今は、環境部門だけを過去数年分収録した本が市販されていますので、それでしたら全部門の過去問を購入するよりかなり安くあがるので手を出しやすいと思います。
ただ、現時点で出版されているのはH17年度までの問題が収録されたものだと思います。H18年度の問題まで収録された本が出版されるのを待って購入するか、とりあえず現時点で入手できるものを購入しておくか悩みますね。

ところで、H17年度の環境測定は、受験者124人で合格者7人の合格率5.6%と超難関でした。これは、総監を除く20部門96科目の中で実質的に最も低い合格率であり、最難関であったといえるでしょう(受験者5人以下では合格者ゼロという科目あり)。
H18年度の受験者数は不明で最終合格発表もまだですが、筆記試験合格者は8人でした。最終合格者はここから若干減ると予想され、また昨年度より受験者数はおそらく増えているでしょうから、H18年度はH17年度よりさらに合格率が低くなる可能性もあります。
なお、H19年度以降は試験方法が変わりますので難易度も多少変わるかもしれませんが、環境測定は技術士の各部門・科目の中でも難関だと思っておいたほうがよいでしょう。

環境測定の技術士を目指してがんばって下さい。
このマイナー部門科目の技術士仲間が少しでも増えることを祈っています。


       

No.6822 環境部門-環境測定技術士二次試験 投稿者:受験生 投稿日:2007/01/08(Mon) 11:27

SC30様、ならびに環境測定技術士先輩様へ

かなりの難関であることについての情報を
ありがとうございます。
(合格5%台という数字に驚いてます)

そこで、質問があります。よろしければ教えてください。
[1.技術的体験論文について]
下名、一般企業の分析部門で、現在は一般材料分析が主で
環境分析(大気関係)が1割以下の業務を行ってます。
明らかに経験不足なので、作業環境測定士の資格を取って
作業環境の計測経験を積んでから受験したいと思っていま
すが、方向性として間違ってないでしょうか?
(過去問を見ると、土壌・水質分析に関わる内容が多いの
で、業務として関わることができたらそれにこしたことは
ないとも思っています。)

筆記試験については、自分で調べた後で職場の土壌・水質
分析経験者にも意見をもらってある程度準備できそう、と
考えてます。(技術士としての責任・責務などの内容は別
途、本、ネット、講習会などで把握していきたいと思って
ます)

[2.受験者数(余談ですが)]
H17年度の環境測定受験者124人とのことですが、
このソースはどこからでしょうか?

文部科学省のHPから探したら、
H17 512 54 8 7
H16 418 69 9 7
H15 170 28 6 2
数字は左から、環境部門二次試験筆記受験者数全体、
その合格者数全体、うち環境測定科目の合格者数、
一番右が口頭試験合格者数、で確かに難関であることが
わかりました。


       

No.6824 RE:技術士第二次試験問題(環境部門;環境測定) 投稿者:ハングリー 投稿日:2007/01/08(Mon) 15:11

横からすいません。
方向性として間違っているとは申しませんが、なぜ作業環境の計測の経験を積む必要があるとお考えなのでしょうか。
社内に土壌・水質分析経験者がおられる(つまりその関連部署がある)とのことなら、いっそのことその部署へ異動し経験を積まれた方が現実的だと感じます。勤務先にそういうシステムがあるのであれば一考に値するのでは。


       

No.6840 RE:技術士第二次試験問題(環境部門;環境測定) 投稿者:SC30 投稿日:2007/01/11(Thu) 03:06

環境部門-環境測定受験生様へ

一般材料分析が主でしたら、それに合っていそうな科目が応用理学部門あたりにありそうな気がします。一度検討されると良いと思います。
技術士(環境−環境測定)と作業環境測定は別に関係ありませんから、作業環境測定士の資格もその経験も必要ありません。ちなみに私は作業環境測定士は持っていません。
環境部門に限らず、マニュアルなどに従ったことしかできない技術者は技術士としてふさわしいとは言えません。
その意味では、作業環境測定はかなりきっちりと測定方法が決まっていて創意工夫を出しづらい(ように思える)ので、技術士の経験論文ネタにはなりにくそうな気がします。(作業環境については素人なので認識が間違っているかもしれません。)

H17の受験者数の出所は技術士会HPです。
http://www.engineer.or.jp/examination_center/statistics/statistics_index.html


       

No.6842 RE:技術士第二次試験問題(環境部門;環境測定) 投稿者:ハングリー 投稿日:2007/01/11(Thu) 09:32

恐れながら、再発言いたします。作業環境は事業所等や解体現場の地内において従業員や作業員等が暴露する影響を評価するのが目的といえます。協議する行政窓口は労基となりますから、厚生労働省の所管業務といえそうです。一方、一般地域の住民への影響を把握する一般環境は環境省の所管ですから、省庁の縦割り構造からいって、「あまり作環に注力しても・・・」と思っています。それが私の前回のレスとなった次第です。
環境白書にも、あれだけ一般環境のデータがあるのに、作業環境のデータは載ってないんじゃないですかね。公衆に公表の義務がないような記憶があります(要確認すべきですが)。このように両者には法体系から相違があるといえます。
それと、作業環境は比較的高濃度の分析、一般環境は低濃度の分析となる傾向があります。どちらの分析がより工夫の余地があるか、明白だと思います。


       

No.6851 原点に立ち返って 投稿者:受験生 投稿日:2007/01/13(Sat) 22:30

ハングリー様、SC30様、ご意見ありがとうございます。
内容を整理して、技術士の分野内容についてさらに調べる必要があるとわかったので、
結論はまだですが、レスします。
1. 目的
「自分が現在行っている分析業務関係で技術士の資格を得たい」ことが動機です。
一般企業の分析部門と述べましたが、実態は分析会社と変わらないとお考えください。
担当職務は「気中有機物分析」で、材料や製品から揮発する有機物分析が主、
製造環境中の空気分析(製品評価の一環)が1割、となってます。
その上で、技術士の該当分野は以下の3つになりそうだが、もっと調べる必要があるとわかりました。

@環境部門―環境測定
[環境保全計画の策定や「環境測定」など地方公共団体や企業の「環境保全」活動に関して、有能な技術者を技術士(環境部門)として認定]{文部科学省}の定義に従えば、
06年度改正大気汚染防止法に準拠して、工場排出ガス中VOC測定は実施していますので、
環境省の範疇には入ったことをしていると言えます。(ただ件数が少ない)
ハングリー様の指摘にあるように、土壌・水質分析部署へ異動した方がもっと話はスムーズではあります。ただ、自分の動機、及び会社の経営方針(人員配置等も含め)からすると、ちょっと違うと思っています。
(もちろん、個人的には仕事の幅を広げて土壌・水質もできるようにする気もあります。ただ、やらせてもらえる状況ではないです。)

A衛生工学部門―大気管理
所属グループでは作業環境測定士が作業環境測定をしてます。(最初、作業環境も
「環境部門―環境測定」の範囲に入ると思ってましたので書いた次第です。
定義からいくと違ってました。)今回調べてみると、大気管理項目で作業環境測定が該当してそうな印象を受けました。ただ衛生工学部門の情報があまり見つからなかったです。

B応用理学部門―(物理・化学?)
SC30様のアドバイスにあった内容ですが、ネットで調べてもほとんど情報が出てこなかったです。本屋に行ってもっと調べる必要があります。一般材料分析が該当していれば、
それにこしたことはないのですが・・・。(応用理学部門は、他には地球物理・地球化学、地質という項目でしたので、該当するとしたら物理・化学かと思ったのですが)

2. 創意工夫のレベル
マニュアル通りの行動のみではふさわしくないとのことで、業務上で
「マニュアルでは対応できない部分があった場合についての創意工夫」や
「低濃度の分析で感度を上げるための創意工夫」が必要であるとわかったのですが、
特許レベルとは言わなくても、それなりに審査員になるほどと思われるくらいの
ノウハウの開示が必要になると思った方がよいでしょうか?

以上、さらにご意見がありましたらよろしくお願い致します。


       

No.6853 RE:技術士第二次試験問題(環境部門;環境測定) 投稿者:変人の星 投稿日:2007/01/14(Sun) 00:37

もし、全て同じ人がカキコしたと仮定してのことだが、掲示板のマナーとしてマルチHNは辞めらたどうか。少なくとも、ひとつのスレの中でHNを変えるのは、話の流れがおかしくなりかなねない。最初から最後まで、統一すべきである。

       

No.6856 名前の統一 投稿者:受験生 投稿日:2007/01/14(Sun) 11:01

変人の星様の指摘するマルチHNとは、ホームページでの名前(HN)をたくさん使用すること、であっているでしょうか?冒頭の「二次試験」様は下名ではありません。また話の中で統一すべきと指摘のこと、及び内容が変わってきている事から今後「受験生」と統一します。

       

No.6857 RE:技術士第二次試験問題(環境部門;環境測定) 投稿者:ハングリー 投稿日:2007/01/14(Sun) 11:26

1.「実態は分析会社と変わらない」とのことですが、環境計量証明事業を営んでいる? いない?

@「自分の動機、及び会社の経営方針(人員配置等も含め)からすると、ちょっと違うと思っています」、というのは、あくまでも現在の勤務状態のままで取得できそうな部門-科目はどれか探しているということですね? ここまでお話を伺った範囲では、ちょっと環境-環境測定はしんどいかなと思われます。 

A今までのカキコの内容からすると、これが一番近いのではないでしょうか。

B過去問の専門論文の出題内容が、現在の業務と近いようであれば、この部門-科目でもいいと思います。

2.どれくらいこの資格を目指す気概があるかですが、そもそも技術士を目指す動機は何でしょうか(単なる自己啓発かそれとも必要性があってのことか)? 
ノウハウの開示を懸念するのは分からなくもないですが、出し惜しみをして合格できる資格ではないと思っています。その反面、特許や実用新案レベルの事項に関わっている必要性はないと思います。
余談ですが、環境-環境測定は公定法(JISや告示、省庁のマニュアル等)に従って測定することが前提で、特許や実用新案とはあまり縁がないです。私も、一切関わったことがありません。そのような背景のなかで、どのような工夫をしたかを問われます。


       

No.6871 RE:技術士第二次試験問題(環境部門;環境測定) 投稿者:SC30 投稿日:2007/01/16(Tue) 02:54

受験生様へ

まずは二次試験の各部門・選択科目の内容を把握しましょう。
http://www.engineer.or.jp/examination_center/application_guidance/subject_2.pdf

@環境ー環境測定
科目内容を見ると、一般環境をさしていて作業環境や屋内環境は対象外のようですね。
なお、技術士環境部門の内容と環境省の所管は完全に一致するわけではないので、環境省の所管であるかどうかは目安だと思っておきましょう。それよりも選択科目の内容をちゃんと把握することです。

A衛生工学ー大気管理
ここに作業環境(の大気)は入っています。それに関する分析や測定が対象のようです。

B応用理学ー物理及び化学
化学分析や機器分析が入っていますから、受験生さんの主たる業務にはこれが一番合っているように思えます。

技術士取得の目的やきっかけは人それぞれでしょうが、自分が取得しようとしている部門科目について技術士としてふさわしい経験がないことには合格できません。
どの部門科目で取得したいかというのも結構ですが、取得できる(だけの経験がある)部門科目というのは必然的に限られてくるでしょう。
業務遂行の上でどうしてもこの部門科目が欲しいというのでなければ、これまでの自分の経験にもっとも合った部門科目で受験されるのが良いと思います。

技術士としてふさわしいとはどういうことか(その判断となる創意工夫のレベルはどの程度か)はなかなかわかりにくいと思います。
一般的なことであれば、いろいろのサイトや書物に書かれていますので参考にしてください。このAPECさんのHPにもあるはずです。
具体的に、自分が経験してきた業務内容で技術士としてふさわしいものがあるのかどうかが気になるところでしょうが、こればかりはあなた御自身あるいはあなたを良く知っている上司の方などでなければわからないでしょう。


       

No.6924 アドバイスありがとうございました 投稿者:受験生 投稿日:2007/01/20(Sat) 12:22

ハングリー様、SC30様
たくさんアドバイスをありがとうございます。
本屋でも二次試験ガイダンス本を読んで、方向が決まりました。
過去から現在にかけて実施した業務で取得できそうな部門-科目を探してましたので、
「応用理学ー物理及び化学」で今後準備していきます。

以下、レスです。
1. 会社は環境計量証明事業を営んでいます。
土壌、水質で登録済みです。大気も登録可能な準備はできていますが、需要見込みが
低いため保留している、とも聞きました。

2.動機は自己啓発になります。加えて、この勉強を通して得る自身の業務遂行レベルの向上
と、社内外的に認められる資格、という魅力もあります。
ノウハウの開示を懸念してるわけではなく、「創意工夫=高いノウハウレベル」とされている
のだろうかどうか、気になった次第です。
この「ノウハウ」質問は結局抽象的で良くなかったので、取り下げます。SC30様のコメント
にもありましたが、経験業務内容が技術士としてふさわしい内容か、上司、第3者に今後意見を
もらって「自分で研磨しなければならない」内容と理解できましたので。

「環境-環境測定」は社命が出て土壌、水質分析部署に異動した時に取得を考えることにします。


       

No.6932 RE:技術士第二次試験問題(環境部門;環境測定) 投稿者:水圏環境 投稿日:2007/01/21(Sun) 10:04

応用理学部門の物理・化学科目では専門問題として
・材料の再生利用の例を挙げて具体のプロセス・技術課題・リサイクル率向上の方策について
・光触媒の原理と応用
・界面活性剤の定義
など基本的な事項とその応用例を挙げる問題が主流のようです。
例年の合格人数をみても分かるように一ケタの合格者しかでていないのがこの科目の状況です。資格取得後の活用も考えた上で受験されればと思います。


       

No.7011 ありがとうございます 投稿者:受験生 投稿日:2007/01/28(Sun) 10:45

水圏環境様
アドバイスありがとうございます。
まだ調べきれていませんが、
現在、及び今後どうなりたいか
しっかり考えを固めてから
行動に移したいと思います。


       


No.6725 合格者歓迎会 投稿者:計量士受験生 投稿日:2006/12/28(Thu) 08:32 [返信]

環境関係の一次に合格しました。(このHPのおかげです)
 ですが、大阪会場開催日の翌日が試験日なので、
今回参加を見送ろうと思っています。そこで、
1.今年度でなく来年度の歓迎会に参加しても
別にいいのでしょうか。
2.どんな雰囲気なのか。(何かの準備はあった方が
いいのか)
について、知っていれば教えてください。


       

No.6746 RE:合格者歓迎会 投稿者:秘密部門 投稿日:2006/12/28(Thu) 21:32

私も興味があります。
行かれた方の体験談とかありましたら、教えて下さい。


       

No.6749 RE:合格者歓迎会 投稿者:APEC 投稿日:2006/12/28(Thu) 23:45

私は北陸支部ですので大阪の様子は知りませんが、北陸はまあ飲んで食って・・・・というところですね。
今年(いつも3月ですが)は何とか都合をつけて一次・二次を突破された皆さんにお祝いを言いに行きたいなと思っています。


       

No.6753 RE:合格者歓迎会 投稿者:Oscar 投稿日:2006/12/29(Fri) 09:55

経営工学の一次に合格しました。ありがとうございます。
マイナーな課目なので参考書、体験談がほとんど見当たらず、歓迎会に出て既技術士の二次経験談を聞きたいと思っているのですが、そういう機会はあるでしょうか?


       

No.6754 RE:合格者歓迎会 投稿者:かしわ 投稿日:2006/12/29(Fri) 10:30

部門別の合格祝賀会があります。
http://www.engineer.or.jp/syusyu/goukakusyakangeikai2007.pdf

ご都合がつくようでしたら、参加されてみてはいかがですか。


       

No.6759 RE:合格者歓迎会 投稿者:秘密部門 投稿日:2006/12/29(Fri) 18:27

今年の合格者と既技術士なら、だれでも参加できるんでしょうか?
それ以外はやはり無理ですよねぇ…


       

No.6765 RE:合格者歓迎会 投稿者:きょう 投稿日:2006/12/29(Fri) 22:08

もう何年も前に情報工学部門で参加しました。
普段は話す機会のない別の分野の技術者と話すのはとても刺激になりました。
また既に活躍中の技術士の方たち(技術士会の方?)もいらして、技術士としてどういう仕事をするのかなど質問させていただきました。
仲間同士名刺交換をしたりして楽しかったですよ。
今年二次試験合格してぜひ行きたいなぁ。


       

No.6784 RE:合格者歓迎会 投稿者:Oscar 投稿日:2007/01/02(Tue) 11:43

かしわさん、ご意見ありがとうございます。
全体の歓迎会はほとんど建設系の方でしょうから、部門別の方に参加してみます。
少人数でしょうから濃厚な交流ができそうです。


       

No.6790 RE:合格者歓迎会 投稿者:BM 投稿日:2007/01/03(Wed) 01:04

Oscarさん、一次試験合格おめでとうございます。
経営工学部門の技術士として二次試験合格を切に願います。経営工学部門は口答試験も難関ですので新年を迎え、「なぜ自分は技術士を目指すのか」、「技術士として何をしていきたいのか」について深く考える時間を取られるといいと思います。志を高くし挑んでくださいね。


       

No.6791 RE:合格者歓迎会 投稿者:勘介  投稿日:2007/01/03(Wed) 11:03

一次試験の合格者歓迎会は、本部主催と部会主催とではその主旨が違います。1/27にフォーラムエイトで開催される本部主催の歓迎会は、修習技術者としてどのような修習をすればよいのかという基本的な観点を基本にしたガイダンスです。部会主催の多くは懇親会が主となっています。若い方は本部主催の歓迎会に参加される方が得るものが多いと思います。建設系の方だけではなく各部門の方が多く参加されますし、部会以外の大学の技術士会や県技術士会、プロジェクトチーム等のパネル展示もありますので、交流という事では部会以上のものが本部主催にはあります。このような交流の場は、同じ部門の仲間だけではなくいろいろな部門の方と話をすることが重要です。是非、1/27の本部主催の歓迎会に参加されます事をお勧めいたします。

       

No.6795 RE:合格者歓迎会 投稿者:Oscar 投稿日:2007/01/04(Thu) 23:19

勘助さん、情報ありがとうございます。
さっそく本部歓迎会に申し込みました。

BMさん、口答試験も難関ですか。
今年の正月は比較的ゆったりして、技術士を目指す意味など考える時間を持てました。
気持ちも新たに学習に励みたいと思います。


       

No.6809 RE:合格者歓迎会(硬く考えないで・・) 投稿者:k.matsu 投稿日:2007/01/07(Sun) 13:01

計量士受験生さんへ

私は日本技術士会近畿支部に所属しています。大阪会場に関するご質問で、他に書き込みされる方がおられないので、書き込みさせていただきます。
二次試験合格者歓迎会(昨年3月)だけしか出席していませんので、ご参考まで。

まずご質問の件ですが・・・
1.歓迎会への案内は当該年度合格者にしか出されませんが、歓迎会への参加はいつでも大丈夫でしょう。当該年度に出席できなかったのでとおっしゃれば。そんなに硬いことはありません。技術士会は技術士資格を活性化させたいわけですから、拒否する理由は何もありません。

2.参加される理由によって、どの場(本部、近畿支部)に参加するか、参加しないかが違ってくるように思います。
例えば、今後、修習技術者の期間が暫くあり、どういう勉強をしたら良いかとお考えなら、本部主催の歓迎会が適当(勘介さん書き込み参照)でしょうし、次年度に二次試験を受験されるのであれば、あまり意味がないでしょう。
また、例えば、指導して貰える技術士をお探しなら、近く(近畿支部)の歓迎会へ行って、技術士と交流をはかることが有益でしょう。要は、ご自分の目的は何かにもよるということではないでしょうか。

3.大阪会場の雰囲気
 二次試験合格者歓迎会の場合ですが・・・第一部講演会、第二部交換会の二部からなっていました。第一部は、本部会長の「祝辞」、専務理事の「技術士になられた方へ」「APECエンジニア」、支部長の「近畿支部の紹介と活動について」など、その後ポスターセッションで各部会の紹介がありました。

第二部は、いわゆる飲み会ですが、その中で国交省近畿局長の挨拶や「現役技術士と新合格者による交歓会」がありました。

4.部会主催歓迎会の雰囲気
 勘介さんからご紹介(部会主催の多くは懇親会が主)がありましたが、部会によりかなり違うようです。例えば、私が所属する「原子力・放射線部会」では、講演会と交歓会があり、講演会では、かなり今日的な部会の状況や今後の展望などの説明があります。
一次、二次合格者合同で行うため、情報交換として単独よりも有意義だったという意見もありました。
ご承知のように、この部会は17年度に発足(二次試験が16年度から開始)した若い技術士の部会ですから、近く自分達の活用方法について官庁や企業に提言しようとしている少人数(90数名)ながら意識/技術士会組織率の高い部会です。

私は、この部会の活動が突破口となって、技術士資格の活用の抜本的解決が図られることを期待しています(現状の活用は建設部門や建業法関連の一部部門で活用されているだけとの認識をベースとして)。


       

No.6818 RE:合格者歓迎会 投稿者:計量士受験生 投稿日:2007/01/08(Mon) 09:50

k.matsuさんへ

情報、ありがとうございます。
現時点の出席目的からすると、
本部開催の歓迎会が一番良さそうに
思いました。
二次試験は08年以降での受験を考えてますが、
合格できたら、近畿の会に参加したいと
考えております。
参考になる話で助かります。


       

No.6819 RE:合格者歓迎会(計量士受験生さんへ) 投稿者:k.matsu 投稿日:2007/01/08(Mon) 10:22

計量士受験生さんへ

計量士試験も、技術士第二次試験も頑張ってください。
頑張る方には、きっと応援してくれる人が現れるものです。
近畿支部でお会いできるのを楽しみにしています。


       

No.6826 RE:合格者歓迎会 投稿者:秘密部門 投稿日:2007/01/08(Mon) 20:33

私は2次が近畿受験でしたので、もし出席するのなら近畿かなぁ?と
おもっています。
で、質問なんですが、全部門共通と部門別の2本立てみたいな
イメージでいいのでしょうか?


       

No.6837 RE:合格者歓迎会(秘密部門さんへ) 投稿者:k.matsu 投稿日:2007/01/10(Wed) 07:47

秘密部門さんへ

近畿支部では「講演会」と「懇親会」は全部門共通ですが、ポスターセッションは部門及び県ごとです。
「講演会」などは合格者数からすると、支部では部門ごとにはできないと思います。


       

No.6854 RE:合格者歓迎会(計量士受験生さん 秘密部門さん) 投稿者:k.matsu 投稿日:2007/01/14(Sun) 00:44

計量士受験生さん 秘密部門さんへ

近畿支部の一次試験合格者歓迎会の内容は次のとおりです。
http://www.ipej-knk.jp/sibuhp/shibu/kangeikai_1(1).htm


       

No.6855 RE:合格者歓迎会 投稿者:さんかく 投稿日:2007/01/14(Sun) 09:06

一次試験に合格したので歓迎会に参加するつもりなのですが、服装はどんな感じでしょうか?

       

No.6882 RE:合格者歓迎会(k.matsuさん) 投稿者:秘密部門 投稿日:2007/01/16(Tue) 18:36

いろいろと情報を頂きありがとうございました。
合格した暁には、是非参加したいと思いますので、
その時はどうぞよろしくお願い致します。


       

No.6974 RE:合格者歓迎会(さんかくさんへ) 投稿者:k.matsu 投稿日:2007/01/25(Thu) 01:26

さんかくさんへ

大阪の二次試験合格者歓迎会では、皆さんスーツ姿でしたね。かつノーネクタイは私ぐらいでした。

一次試験合格者歓迎会の方はどうなのでしょうか。参加する人の服装は、二次と変わらないかもしれませんね。


       

No.6992 RE:合格者歓迎会 投稿者:MS 投稿日:2007/01/26(Fri) 15:38

JABEEの修了者も歓迎会に参加します。
JABEEのHPに掲載されています。

http://www.jabee.org/


       

No.7004 RE:合格者歓迎会(k.matsuさん) 投稿者:さんかく 投稿日:2007/01/27(Sat) 07:35

スーツですか。

聞いておいてよかったです。
私服で行こうとしてましたよ。

どうもありがとうございます。


       

No.7009 合格者歓迎会行ってきました 投稿者:Oscar 投稿日:2007/01/27(Sat) 23:44

前半のオリエンテーションは参考書等で知っていたことの確認でしたが、パネル展示で受験を考えている経営工学、応用理学の部会幹事さんとお話ができ、歓迎交流会は部会別になっており複数の経営工学技術士の方と意見交換することが出来ました。
遠路はるばる出かけた甲斐があったというものです。来年合格した人へは参加を勧めます。
ちなみに北海道や沖縄から来た人もいるそうです。


       


No.6979 カラオケボックスに消防署員が遊びに行っていた! 投稿者:ともとも  投稿日:2007/01/25(Thu) 12:41 [返信]

なんだそりゃ?と思って読み進めると・・・

例の全焼して3人死んだカラオケボックスに、ある消防署員が以前にお客さんとして2回ほど遊びに行ったそうな。
そのときに防火設備の不備に気づかなかったそうな。そして、それを責める記事でした。
曰く、「行っておきながら気づかないとは、消防人として情けない」だそうです。

これに対して、皆さんどう思いますか?
職業人としてのあり方、公私の区分の問題、どこまでが責任範囲なのかという問題。

技術士を志す皆さんのご意見をいただけますでしょうか。


       

No.6981 RE:カラオケボックスに消防署員が遊びに行っていた! 投稿者:としけいかく  投稿日:2007/01/25(Thu) 13:23

ニュースによると「経営者の娘婿の消防士長とその同僚」とのこと。飲み会の2次会とのことですから、「おれの義父の店にいこう」となったのでしょう。公私の区別以前の問題かと思います。同僚が気づいてても士長に遠慮があったのでしょう。本人の士長は、嫁か義父に遠慮があったのでしょう。でも建築時、倉庫で届けて、カラオケ店にしてから変更届けしてないなんて−−−。確か、風俗営業法の届出もいるのですよね。何もかにもメチャクチャな気がします。カラオケ店が、該当消防署の管轄とすれば糾弾されすべきです。
 でも、痛ましい事故でした。合掌


       

No.6986 RE:カラオケボックスに消防署員が遊びに行っていた! 投稿者:APEC 投稿日:2007/01/26(Fri) 08:28

うーん、私は個人的な感想として、そこまで言われるかなあと思いますが。

海や川へ遊びに行った。
そのとき、泳いだり釣りをしたりしているすぐ横や足元の護岸が、大きな設計ミスにより強度不足であった。
後日、この護岸が強度不足により崩壊し、人身事故に至った。
「行っておきながら気づかないとは、技術者として情けない」
というような話の気がしました。
あるいは単なる同業技術者じゃなくて、その護岸の完成検査担当者でもいいですが。

確かにプロであればプロの目を持っているわけで、それはプライベートな時間であっても発揮することは可能でしょう。
ただ、飲んで二次会に行ってまで専門職業人としての責務を言われちゃ辛いですね。気が抜けなくなっちゃいます。


       

No.6998 RE:カラオケボックスに消防署員が遊びに行っていた! 投稿者:秘密部門 投稿日:2007/01/26(Fri) 22:45

同感です。
いくらプロとはいえ、オフタイムはオフタイムですからね。


       

No.7000 RE:カラオケボックスに消防署員が遊びに行っていた! 投稿者:くりろう 投稿日:2007/01/26(Fri) 23:30

くりろうです。
私が書こうと思ったことを、上の2名の方に書かれてしまいました。
仕事柄、運転中に法面や斜面を見る癖があります。
その時に「なんじゃ、この設計はおかしいんじゃないの・・・」と思うことは結構あります。
でも、それを管理者にワザワザ申告に行くことはありません。当然と言えば当然のことです。

依頼があれば技術者として調査探求して所見を出しますが、オフの時は普通のおじさんにしておいて欲しいです。
もっとも、”絶対ヤバイ”という箇所に遭遇したことが何度かあり、その時は管理事務所にキッチリ通告しましたよ。
数日後、崩壊の兆候が路面に現れ、急遽仕事になってしまいました。
まだ技術士になる遙か以前・・・20代半ばの駆け出し技術者の頃です。


       

No.7002 RE:カラオケボックスに消防署員が遊びに行っていた! 投稿者:無線従事者 投稿日:2007/01/27(Sat) 00:59

消防法というと、技術士が遵守すべき技術士法のように「職業人」を拘束する法律とは違って
消防関係者よりも建物の設計・管理・使用をする側の人が遵守すべき法律という印象が強いです。
警察官や医師はオフの時間でも「ただのおじさん」でいてはいけないようですが・・・


       

No.7006 RE:カラオケボックスに消防署員が遊びに行っていた! 投稿者:秘密部門 投稿日:2007/01/27(Sat) 20:14

なので、交替制勤務になってるんだと思いますよ。
だから、ただのおじさんになれるのです。


       


No.6942 経験記述は1500字×2枚=3000字以内! 投稿者:PRE ンジャー 投稿日:2007/01/22(Mon) 12:26 [返信]

部門を問わず,平成19年度の経験記述の解答形式についてご意見を伺います。

従来は,600字×6枚=3600字以内ですよね。
それを,各部門・各科目ごとにおおよ毎年の傾向が決まっていて
3例紹介1例詳述や
1例詳述や
2例詳述などの
解答形式が指定されていました。

平成19年度からは,1500字×2枚=3000字となるため,文字数が少なくなります。
多くは記述中に図表が挿入されるので,実質記入できる文字数は2500字くらいになるものと思われます。

こうなると,1例詳述では適度な長さの論述展開ができて良いことでしょう。
しかし,2例詳述では満足できる論述展開ができなくなってしまうと思われます。

私は,もしかして2例詳述形式がなくなるのではないか?と予想しております。
みなさまは,どのように予想されますか?


       

No.6943 体験論文の内容 投稿者:APEC 投稿日:2007/01/22(Mon) 13:06

書いた内容を読んで評価するのではなく、口頭試験のネタに使うわけですから、私なら1例だけにします。

・これまでは筆記試験でA評価をもらえた論文しか口頭試験では質問対象になっていなかったわけですが、今年からはそういう「保証」はなく、口頭試験でボロボロに叩かれるケースも出てくると思われる。
・1日7〜8人の口頭試験をこなす上に直前提出なので、じっくり読む時間などない。いかに斜め読みであらすじをつかませるかが勝負

ということで、書き方もかなり変えた方がいいように思います。
そして何よりも、経験論文を仕上げてから一般・専門の勉強という「段取り」を変えないといけないですね。


       

No.6945 RE:経験記述は1500字×2枚=3000字以内! 投稿者:PRE ンジャー 投稿日:2007/01/22(Mon) 13:47

APECさま

ご返信ありがとうございます。

従来の受験勉強は, 経験作成 → 一般,専門対策 であったものが
新しい受験勉強は, 一般,専門対策 → 経験作成 が好ましい

ということでしょうか?


       

No.6946 RE:経験記述は1500字×2枚=3000字以内! 投稿者:くりろう 投稿日:2007/01/22(Mon) 16:24

くりろうです。
経験論文の口頭試験は、作者が本人かどうかの確認が第一です。

提出なら論文を十分に練っているので内容が濃くなると思います。
しかし、これまでの試験で経験Aの人には、記憶どおりに書いた人は大勢いるはずです。
つまり合格する人とは、審査官に対峙する受験者の話しぶりから、”論文内容が当たり前に感じられる受験者”であると感触を受けた場合の筈です。
※ちょっと表現が難しいですが・・・(^^;)

何処を見ているかといえば、
1)課題の解決と技術者の創意工夫
2)それがもたらした結果と課題
3)実際に行った事例が持つ真実味
これらを読み取ろうとするでしょう。

内容は重要ですが、内容を把握している者だけが持つ説得力を伺ってくるはずです。
ちょっと聞くとオドオドするような返答では、本当に自分がやった現場でも真実味が薄くなります。
自信を持って望むことでしょう。

もう一つ大事な点は、それ以外の経験とのギャップがないことです。
経験論文ばかり立派で、他の経験がチープでは、その辺りの質問で攻めれば落ちます。
くれぐれも経験は論文だけではないくらい勉強しておきましょう。


       

No.6947 RE:経験記述は1500字×2枚=3000字以内! 投稿者:APEC 投稿日:2007/01/22(Mon) 18:16

受験勉強の中で技術体験論文をどう扱うかは、人それぞれ大きく異なると思います。

初受験とそうでない人では大きく違いますし、A評価をとったことがある人とそうでない人とでも大きく違います。
また、文章力のある人とそうでない人でも大きく違います。
さらに、従来の経験論文は創意工夫をいかに評価してもらえるような書き方ができるかが勝負でしたが、技術体験論文は業務の概要と技術的課題がわかりやすいことが第一条件で、創意工夫のポイントはその場で口で説明できます。つまり従来は文章力が非常に重要でしたが、今年からはコミュニケーション能力(もしかするとプレゼン能力)が勝負の分かれ目になるかもしれません。ポイントが変わるわけですね。

たとえば初めて受験する人や経験論文の成績がこれまで悪かった人の中で、まだ書くネタも決まっていないとか何を書いたらいいのかつかめていないという人は、筆記試験対策で手一杯になる前(春先くらい)にテーマと概要だけを詰めてしまった方がいいのではないかと思います。
しかし肝心の筆記試験対策を後回しにして添削を受けて文章を練り上げるなどというのは、プロポーズする前から結婚式の打合せをするようなもので、意味がないと思います。
遅くともGWあたりには体験論文の準備はいったんストップして、肝心の筆記試験対策に集中されることをお勧めします。
そして、筆記試験を受けてから発表まで2ヶ月、口頭試験まで4ヶ月もあるのですから、筆記試験後に体験論文をじっくり練り上げれば、合格発表後に慌てずにすみます。骨子がすでにできていれば、2ヶ月もあれば十分できると思います。


       

No.6948 RE:経験記述は1500字×2枚=3000字以内! 投稿者:イマジン 投稿日:2007/01/22(Mon) 20:21

PREンジャーさん、こんにちは。

>しかし,2例詳述では満足できる論述展開ができなくなってしまうと思われます。
そのとおりです。
私もそのあたりがすごく気になったので、今度出版する本の中にも、経験論文の出題形式についての検討(試行)を載せています。
「2例詳述」も「3例略記+1例詳述」もなくなり、「1例詳述のみ」か「2例略記+別の1例詳述」になると予想しています。


       

No.6949 RE:経験記述は1500字×2枚=3000字以内! 投稿者:都計カブト 投稿日:2007/01/22(Mon) 21:56

都計カブトと言います。
経験論文が3,600字→3,000字以内と言うことと、既に申し込みの受験の経歴に技術士にふさわしい業務の記述をすることから、2例略記又は3例略記は無くなるのではないかと考えます。
それと、経験論文は、提出前までにおそらく誰もが何らかの形で技術士である方にチェックを受けて提出されることが十分想定できます。技術士がこれから技術士の資格を得ようとする者の指導者になり、また技術士も自らの能力の継続研鑽(CPD)を図ることにもなる仕組みを今まで以上に明確にしているように思います。(適切な指導者により4年で2次試験受験を勧めていることが意図されていると思います)
受験者は、高度に完成された経験論文(業務報告書、企画書と言ったほうが捉えやすいかもしれませんが)をもって、口答試験で試験官(クライアント又は経営層と考えましょう)に納得いく説明(プレゼンテーション)をどこまで出来るかではないかと思います。
専門などについて記述する高等な能力は、2次の筆記試験で評価され合格されているわけですから、それだけに口答試験では経験論文の内容について、数々の質問事項を通して今まで以上に他者に対して、問題解決に向けてのコミュニケーションの能力、プレゼンテーションの能力及び技術士としての見識・制度の理解等について評価されると考えます。
いかがでしょうか?


       

No.6959 RE:経験記述は1500字×2枚=3000字以内! 投稿者:PRE ンジャー 投稿日:2007/01/23(Tue) 10:02

みなさま

たくさんのご返信をありがとうございました。
今年,必ず合格するようにがんばります。
いまから,経験記述の骨子を組み立てつつ,
一般記述とい専門記述の準備もすすめていきます。
貴重なご意見をありがとうございました。


       

No.6978 RE:経験記述は1500字×2枚=3000字以内! 投稿者:としけいかく  投稿日:2007/01/25(Thu) 11:33

 これまでのみなさんのやりとりを見てきて、ふと疑問が惑いています。それは、「経験の問題」があるのかと言うことです。じゃぁー、いつ出すのかとなります。筆記合格通知書しかないですよね。それか、公表するのか。後者は、限られた人だけへの「問題」ですから、ないような?。                    前者は、18年度まで、部門、科目で問題が違っていた訳ですし、それを合格者ごとに通知書に印刷する???? 煩雑過ぎてないような?。
 ですから、”該当する科目の「技術体験論文」の提出”のみが「問題」だと思ってます。
 勿論、採点の目は、これまでと同様で、書き方も必然的に、これまでと同じ「感覚」になってくるのでしょうね。
 この「感覚」が分かるまで4年を要した訳ですが−−−−。                       決して、機関誌などに投稿する「論文」調になったら、評価はもらえない???−−−分からないですね−−口頭試験の一部だし−−−、単なる質問のネタに過ぎないのか−−−−???
 私も、もう一つ部門を変えて受験しようと思ってます。例年どおり「問題」が与えらても、そうでなくても昨年までのパターンで3000字以内でまとめるつもりです。勿論、後者であれば、1例ですね。
 


       

No.6983 経験記述の出題時? 投稿者:都計カブト 投稿日:2007/01/25(Thu) 22:01

都計カブトと言います。
私なりに考えてみました。
経験論文の出題及び提出方法については、2次試験当日の会場、論述試験終了後に説明が行われるのではないかと考えます(もしかしたら手書きの人用に用紙まで配られたりして・・・)。受験者に公平に情報が伝わることを考えるとこの方法が良いかと思います。また、その前の週末に技術士会本支部及びホームページ等でも発表されるかと思います。
ちなみに一級建築士の場合は、2次試験の設計製図の課題が7月下旬に行われる1次試験時に会場で発表されます。一級建築士の設計製図は1次の学科試験の合格者のみに受験資格を与えられます。9月の中旬の1次試験合格通知が着てから、10月上旬の2次の設計製図の試験勉強を始めても間に合いませんので、1次試験終了後、合否が分からない状況で設計製図の試験勉強に入ります。
経験論文ですがオリジナリティの視点から、学会の論文(この経験は私にはありませんが)、大学院の修士論文のレジメに近いイメージを持っています。ですが、内容を吟味する十分な時間、ワードで図やグラフそれこそ写真の張り込みまでOKとなれば、今まで試験会場で3時間半の限られた時間で、手書きで表現したレベルに比べ、内容の高い論文に仕上げることが可能になってしまう・・・と言うことは、経験論文の準備も今までと比べて結構大変!?
いかがでしょうか?


       

No.6989 RE:経験記述は1500字×2枚=3000字以内! 投稿者:としけいかく  投稿日:2007/01/26(Fri) 09:39

都計カブトさんの上げ足を取るようで悪いですが、「図表等を含め−−−−」を「写真まで」と解釈しますか??? 18年までも不可能でしたので、常識的には写真は評価されないかと???  

       

No.6991 RE:経験記述は1500字×2枚=3000字以内! 投稿者:試験一回目です 投稿日:2007/01/26(Fri) 12:45

久しぶりに書かせていただきます。

今回の技術体験論文では図表の使い方が結構重要と思っています。文章と図表のバランスを考えないと,相手(試験官)に読みにくいものとなってしまうと思われます。

この観点で行くと,写真使用は,@おそらく白黒コピーで試験官に配布されること,Aコントラストがないとつぶれてしまい詳細な部分が不明確となる可能性が高い ことから避けるべきと考えます。

もしも使用する場合,紙はもったいないですが2〜3回ほど重ねコピーして判別できれば(図表も同じか?)大丈夫なのではと思っています。


       

No.6993 RE:経験記述は1500字×2枚=3000字以内! 投稿者:いさ 投稿日:2007/01/26(Fri) 19:19

経験論文(技術体験論文)がワープロ書きで提出できる…ならば、当然写真も貼り付けられますよね!
(もしかしたら、写真はダメよ、とか注文がつくやもしれませんが…)

形式が変わった今回は、とにかく試験官に理解させることが第一だと思います。
論文自体に点数をつけるわけではなく、あくまでも質問のネタにするわけですから…
とすると、写真やグラフ、図面などを画像ファイル、ExcelやCADから貼り付けて論文にするのも、有効な手かもしれません。
もちろん、論文の内容自体が稚拙だと、口頭試験当日に厳しいツッコミが飛び交うでしょうから、内容も充分大切ではあるのですが…

しかしどういう風な形式になるのか、ちょっと楽しみですね!(^−^)


       

No.6995 従来タイプ?レジメタイプ?どっちだ!! 投稿者:PRE ンジャー 投稿日:2007/01/26(Fri) 19:58

こんにちは,PRE ンジャーです。

みなさま本当にたくさんのご意見をおよせいただきありがとうございました。
これらのご意見は,次のふたつに分類できます。

予想されるパターンその1!
「従来の経験記述タイプ」
この場合は詳述1例になる可能性が大きいでしょう。
論述展開に字数をさくことができ,受験生としては組み立てやすいです。
いっぽう,試験官が事前に熟読しなければならず負担になります。

予想されるパターンその2!
「学会論文などのようなレジメタイプ」
都計カブトさんが予想していただいたタイプです。
この場合は,経験2例を紹介する可能性が大きいでしょう。
1枚の紙に1例を紹介して,2枚記入とするものです。
論述展開に字数をさくことができませんので,その分試験官の目をひくように工夫しなければなりません。
いっぽう,試験官はその場で紙を見ながら質問すれば良いのであまり負担になりません。

さあ!みなさんは,どっちだと思いますか???
 


       

No.7001 RE:経験記述は1500字×2枚=3000字以内! 投稿者:都計カブト 投稿日:2007/01/27(Sat) 00:24

としけいかくさん、申し訳ありません。
昨年12月25日に発表された平成19年度技術士第二次試験実施大綱(ちゃんと読まないといけませんね)に、技術的体験論文(図表等を含め3,000字以内でA4用紙2枚以内とし、白黒とする)を口答試験前に提出するとありました。白黒とすることからも、写真が認められる可能性は非常に低いですね。また、A4用紙2枚以内で3,000字以内ですから、手書きが認められることも考えられません。
あと技術的体験論文を修士論文等のイメージとしているのは、「オリジナリティ」の視点です。私が行った技術的提案に私の立場と役割から、オリジナリティの視点があった提案で、技術的成果としてどうであったか、そして現時点でその技術的成果に対し、私自身が改めてそれをどのように評価するのか、と言うことと考えていますので、技術的体験論文の対策の基本はかわらないと思っています。大事なことのひとつは、私にしかかけない技術的体験論文であるかと言うことだと思っています。気をつけなければいけないと思うのが、機関紙などの「論文調」の論文になってしまうことと思っています。評価されないと考えています。
詳述1例か2例かなどは、選択科目によるのではないでしょうか?私が選択する「都市及び地方計画」では、3,000字で詳述2例などは考えにくいと思っています。


       


No.6996 治水と多自然型川づくりのギャップ 投稿者:さと  投稿日:2007/01/26(Fri) 21:26 [返信]

 H18に河川砂防でABAで不合格の者です。専門Bです。今年にかけます。
 設問で治水と多自然型川づくりの要求事項が相容れない場合には、どうすべきか?という質問にどう答えればいいかと思ってます。当然、あなたの経験を踏まえて答えなさいと来たら?どうするか、非常に自信ないです。
 私は建設コンサルタントengですが、相手にする河川は、急流1/100程度の河川が多いです。流量も少ないといいつつも、河川災害に遭うことが多い河川です。未改修も多いです。こんな河川業務をするとき、発注者としても「何か提案すべきだろ、それが技術力だろ」ということです。このような急流という要件以外に、民家近接という事情もあり、自由な法線など作れないのが現実です。様々な法線や横断計画があるが、「この現場には、この案しかないですね」と緩勾配護岸(開削)だけをしてみるか、という結論になることが多いのです。
 私の技術力や仕事の取り組みの姿勢にも課題は多いのですが、どうしても小さい河川では必然的に河積は少なく、どの部分に多自然型の要素を盛り込めばいいか分かりません。多自然型川づくりの決まり文句のような、瀬、淵、澪筋などの実現は難しいです。過去に河床幅2mで緩勾配護岸(土羽)を施工したことがあります。竣工5年にまりますが、まだHWLは受けてませんので、洗掘は多くなく、河岸は健全に植生化されてますが、ぼちぼち繁茂しすぎって感じです。何か、これでいいのかなって感じです。
 こんな悩みを持つ方は多いのでないでしょうか。どなたか、ご回答をお願いします。


       


No.6938 トピック:風車倒れる 投稿者:APEC 投稿日:2007/01/22(Mon) 11:11 [返信]

サイトのトピックにも掲載させていただきましたが、青森県で高さ70m弱・羽根の長さ30メートルmという巨大風車が根元から倒壊しました。風速60m/secにも耐えられる設計だったはずが25m/sec程度の風の中で倒れてしまったらしく、原因究明中です。
新エネルギーに関するトピックとして取り上げさせていただきましたが、できれば今後の調査などにも注目してはどうでしょうか。


       

No.6941 RE:トピック:風車倒れる 投稿者:富山の土木屋 投稿日:2007/01/22(Mon) 12:23

読売新聞によれば、「風車倒壊、基礎部分の鉄筋ほとんど役立たず」として、下記のような記事が掲載されています。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070115i201.htm

鉄筋は無傷だったとは、そのまま抜けて来たということなのでしょうか?今後の詳細発表が気になります!


       

No.6952 RE:トピック:風車倒れる 投稿者:APEC 投稿日:2007/01/22(Mon) 23:55

詳細な情報ありがとうございます。
なお、もし文章の内容が読売新聞からのコピペでしたら、著作権上の問題が発生する恐れがあると思いますので、コピペでなくリンクに書き換えていただけるとありがたく存じます。


       

No.6954 RE:修正しました! 投稿者:富山の土木屋 投稿日:2007/01/23(Tue) 08:12

事故の概要が皆さんに判るように、引用しましたが、出典を明記しても、主文よりも引用が長い場合は、著作権の侵害になるのですね!日頃、出典の明記は意識しても、長さを意識したことはありませんでした。今後は、気をつけたいと思います。

       

No.6955 RE:トピック:風車倒れる 投稿者:APEC 投稿日:2007/01/23(Tue) 08:19

ありがとうございました。
しかし外周鉄筋が「ずぼっと抜けた」感じというのは、かなりショッキングですね。
ここはずらっと風車が並んでいるのですが(http://kenbun55.hp.infoseek.co.jp/iwaya.htm)、他の風車はどうなんでしょうね。
そういった原因究明結果というのはニュースとして地味なので、今日のゴシップ化・ワイドショー化したマスコミはあまり取り上げないでしょうが、注意していきたいですね。


       

No.6956 RE:トピック:風車倒れる 投稿者:北の熊 投稿日:2007/01/23(Tue) 08:23

青森の風車は、通常では考えられないような破壊を起こしています。
設計荷重以上の風圧がかかれば、風車本体、基礎にダメージが生じるのはしょうがないでしょう。(設計荷重以下の破壊)

今回一基のみ基礎コンクリートが水平方向へ剥離、あるいは切断しているのは、基礎の鉄筋あるいは風車架台(基礎の中に入れる風車を受ける鋼製の受台、高さ調整等を行う)とコンクリートが一体となっていなかったと考えられます。

この手の事業は設計施工が多いのですが、まあ、設計ミス、施工ミスのどちらかです。
以前計画した事業では、経済設計のため、基礎を小さくし、コンクリートが入らないほどの鉄筋を入れた記憶があります。基礎は架台の中に鉄筋を通し一体ものとしました。

いずれこの原因が解明されるでしょうが、建設分野の不祥事、安全に対する不信感が漂っている現在では決していい話題提供とは言えないでしょう。
今後このようなことが起こらないように「技術のプロフェッショナル」とは何かを改めて考えてみる必要があります。


       

No.6958 RE:トピック:風車倒れる 投稿者:くりろう 投稿日:2007/01/23(Tue) 09:08

写真からしか判りませんが、これだけの構造躯体にして鉄筋量・鉄筋比が少ないと感じます。
形状から最も応力が作用しやすい部分になっている割に、鉄筋比が小さい(小さすぎ)ように感じます。

設計は煙突や鉄塔などと同じでしょうから、水平荷重なども十分考慮していると思います。
耐風速60mの設計条件を満たした構造であれば、消去法で施工の問題ということになるのでしょうが、果たしてそんな単純なことでしょうか?
南西諸島の風力発電でも同じようなことがありましたが、ここは台風の通過だったと思います。
局地的な風の影響かもしれませんが、設計の40%程度で倒壊は原因の究明が必要です。
最近の脱石油エネルギーで立地が多いので心配です。
設計は他の施設も似たり寄ったりでしょうから。
鉄筋長が応力範囲をカバーしていなかった可能性もあります。


       

No.6962 RE:トピック:風車倒れる 投稿者:koga 投稿日:2007/01/23(Tue) 22:19

地元住民なので、情報を少し提供します。
写真では、鉄塔本体と基礎の接続は、ボルトでフランジ接合のようになっています。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070116085905.asp


       

No.6967 RE:トピック:風車倒れる 投稿者:くりろう 投稿日:2007/01/24(Wed) 11:30

専門科目が鋼構造・コンクリートの技術士は、倒壊原因が何となく判るものと思います。
私は建設部門でも門外漢(科目外)ですからハッキリとした理由は判りません。
ただ、地盤に接するRC構造物を設計する立場から、外周・内周鉄筋の数量と鉄筋径、配置を考えると???疑問です。

以下は、kogaさんの新聞HPからの引用です。
「コンクリートの基礎部分は二段構造となっており、上段・下段(深さ各二メートル)を貫く外周鉄筋(百五十二本、直径二・九センチ)と内周鉄筋(六十四本、直径一・九センチ)が通っていた。」

基礎工と上部工の接続はフランジ形式のボルト締めのようですが、上部工と基礎工をつなぐ内周鉄筋量は基礎工側に比べ少なく、水平力がこの接合部に作用すると接続部では内周鉄筋側が先に破壊しそうです。
それを防止するため基礎工は「さや管」のような構造を採っているものと思います。

素人の私が考える程度のことを設計では当然想定している筈ですが、体感的にこの種の構造物が抜出したり折損する場合はここです。
また、水平力が上部工に作用する時、上部工と基礎工の境界には引張り破壊が進行するはずですが、コンクリート・岩盤は引張りに脆弱性があり、内外周鉄筋を連結する水平筋を配置しておかねばならないのではないかと思います。
写真を見るとこのような鉄筋は見られず、基礎工と上部工のコンクリートの付着だけで設計しているのかもしれないです。施工手順からすると基礎工施工後に上部工のコンクリート打設に入るので、この境界は強度境界面になる可能性があります。
上部工だけが破壊するにはコンクリートの付着切れが必要になります。

私の考える倒壊誘因は、風車という風を受けやすい塔構造物全体が回転(らせん的な運動)を起こし、強度境界面に引張り力が作用し、徐々に付着切れを起こしていたのではないかと考えます。
さも、「見てきた」というような印象で書きましたが、専門の技術士さんはどういう見解なのでしょうか。支障のない範囲で教えてもらえると光栄です。
なお、この仮定の問題点は1基だけ倒壊しているということです。
・・・施工なのかなぁ?


       

No.6969 RE:トピック:風車倒れる 投稿者:ほっけ 投稿日:2007/01/24(Wed) 13:02

実務経験0の学生です。設計のことはよくわかりません。
単純にコンクリートの打設中に不具合があったという可能性はないんでしょうか?
例えば破断面はブリーディング現象によってコールドジョイントが起きていたとか。あの写真をみてぱっと出てきたキーワードがブリーディングだったもので。。。


       

No.6970 RE:トピック:風車倒れる 投稿者:くりろう 投稿日:2007/01/24(Wed) 13:43

構造物の形状やコンクリートの打設標準とブリージングの発現を考えると、直接的には品質低下に余り影響していないと思います。
むしろ、コールドジョイントの形成は可能性が高いと思います。
設置基数が多いので時期によって躯体が高温に晒され、コールドジョイントの発生を助長したかもしれません。コールドジョイントはコンクリートの劣化因子になるので、冬季は寒冷地になる地域ということを考え併せると、凍結・融解などの影響がコンクリートの劣化に作用したかもしれませんね。
また、上部工が小規模ですがマスコンクリートであることから、コンクリート打設後の温度上昇(膨張)と低下による収縮がマイクロクラックを誘発したのかもしれません。
専門ではなく雑学的ですみません。


       

No.6973 RE:トピック:風車倒れる 投稿者:九州人 投稿日:2007/01/25(Thu) 00:19

こんばんわ九州人です。
久々に書き込みします。
私は、風力発電の鉄塔などの設計を行ったことはありませんが、浅い見識で書かせて頂きます。

ひとつの要因として鉄筋の定着長不足があると思います。

内側鉄筋は破断して外側鉄筋は健全な状態で残っている。
これは、外側鉄筋の付着が切れているという考えが自然かと思います。
外側鉄筋の付着が切れていれば内側鉄筋で全ての引張力を負担し、破断したということも納得いきます。

コールドジョイントというのも考えられますが、内側鉄筋と外側鉄筋の間にコールドジョイントは可能性が低いような気がします。
このような基礎であれば、水平に打ち上げていくと考えられるため、破断面がもっと水平的な感じで見られるような気がします。

もうひとつが、放電の影響です。
何らかの影響で放電し、鉄筋へその電流が流れていたとすれば界面付着の低下も考えられます。これは、可能性としては低いかもしれませんが、ひとつの要因としてあるかと思います。

まぁ、適当なことを書きましたが、調査結果に大変興味があります。


       

No.6976 RE:トピック:風車倒れる 投稿者:くりろう 投稿日:2007/01/25(Thu) 09:59

この基礎の施工手順は判りませんが、私は基礎工と上部工(塔)のコンクリート打設は時期を変えて施工したと思ってました。
最近は仕事が減っているので、分割発注方式での施工が頭にありましたので。(^^;)

おっしゃるように、水平に同時に打ち上げれば内外周鉄筋間にコールドジョイントはできないと思います。
ただ、写真では余りにもスッポリ抜けていたので、基礎工と上部工を分けて施工していたと思ったのです。
分割施工すると内型枠が必要となり、外周鉄筋と内周鉄筋をつなぐ水平筋が配置しにくいですから。

なお、内周鉄筋は切断されている様子なので鉄筋の定着不足ではなく、外周鉄筋が負担するべき応力が内周鉄筋に加わったため、結果的に鉄筋量が不足したという感じですか・・・。

鉄筋の電食について私はよく判りませんので、ご存じの方があれば教えて下さい。
今年はコンクリート診断士を受験しようかとも思ってますが、こんなことでは合格は厳しいですね。


       

No.6980 RE:トピック:風車倒れる 投稿者:のぽぽん 投稿日:2007/01/25(Thu) 12:44

風車の基礎ですが、大きくアンカー式とアンカーリング式に分かれると思います。
あおもりはアンカー式だと思われますが、(現時点では)アンカーの定着長不足による破断であるように感じています。

アンカー式では、欧州での施工例の鉄筋処理と、日本の鉄筋処理は異なっていることが多いと思います。青森の事例は、皆様がリンクをお示しくださった図が正しいとすると、欧州での施工例と比べ鉄筋の折り返しなどが少なく感じます。

マニュアルがほどなく見直されるでしょうが、事故を通してのスパイラルアップに期待しています。

 ※これから施工するときは、間違いなく大変になりますが・・・


       

No.6985 RE:トピック:風車倒れる 投稿者:kanji 投稿日:2007/01/25(Thu) 23:07

kogaさんの所のリンクの絵をみると、コールドジョイントやブリーディングの影響はほぼ無いように感じられますね。というより影響を出す方が難しい・・。
基礎の打設などあまりやらないですが、基礎を2回に分けて打設するとしたら浮き枠を嫌って基礎下段と上段の境目で分けると思います。レイタンス処理してなければ若干・・僅か?に弱点になる・・かな?


それにしても絵を見る限りでは、支柱が引き抜かれるような引張力に対して基礎上部の外周鉄筋はほとんど働かない位置にあるように感じられます。外周鉄筋が支柱より内側にあれば引き抜きに対して役立ちそうですが・・

絵の通り外周鉄筋が支柱のすぐ外にあるようだと逆にせん断?に対して抵抗力が無くなるというか「内周鉄筋で引っ張ってここで縁が切れて抜けて下さい」というような位置にわざわざ鉄筋が入っているような感じがします。D19の容器の中にD16の引っ張りだけで抵抗している柱が差し込まれているような感じです。

まとめると、「外周鉄筋の位置が外側過ぎて効かないだけでなく逆に縁切れを助長してしまった」のでは?

一次通ったばかりのしかも施工屋なのであくまで「感じ」ですが絵を見てすぐパッと感じたので思わず書き込みしてしまいました。施工していた人の中にも違和感を感じていた人もいるのでは?


       


No.6963 「専門とする事項」の決め方 投稿者:BEN 投稿日:2007/01/23(Tue) 22:41 [返信]

いくつか質問させて下さい。
平成18年度の一次試験に合格し、今度の二次試験(建設部門)の受験を考
えています。
受験する選択科目は「道路」です。理由としましては、
・道路(主に設計)に関する経験が長いこと。
・専門問題が書きやすいこと。
などからです。

1)専門とする事項について

道路の「専門とする事項」には、道路計画、道路設計、舗装、道路構造物、
附帯施設などが有りますが、自分の場合業務として全般的にやっています。
今回経験論文に書こうとしている内容は「道路計画」に関するものですが、
自分の「道路計画」に関する経験としましては、線形計画、面的な基本整
備計画程度のものしか有りません。
交通量推計や費用便益などの業務経験は有りません。
(もちろん図書で読んだ程度の知識は有るつもりですが..。)
そのような者でも「道路計画」で受験しても大丈夫でしょうか?
「専門とする事項」にはどの程度まで精通しておけばよいのでしょうか?。
「道路設計」で受ければ良いかなと思うのですが、以前「道路設計」で受験
した人が面接の時に「なんだ、設計ですか?...設計ね〜...。」と、
いかにも「設計は高等な技術を要しない」みたいな言われかたをしたと言う
話しを聞きました。
「道路設計」よりも「道路計画」の方がいいのでしょうか?
いっそのこと「道路計画および設計」にする方法も有りますが...。
専門とする事項は自分で勝手に決めても良いのでしょうか?

2)専門科目の「道路構造物」と「土質および基礎」の選択方法

経験論文を、いっそのこと別の「道路構造物」にして「道路構造物」で受験
する方法も有りますが「土質および基礎」に関する内容が色濃く「道路構造
物」といえるか疑問も有ります。
しかし、「土質および基礎」で受験するほど土質や基礎構造物には精通して
いません。
「道路構造物」と「土質および基礎」や「鋼構造およびコンクリート」の境
はどの当りなのでしょうか?

よろしくお願いいたします。


       

No.6964 RE:「専門とする事項」の決め方 投稿者:盛土屋 投稿日:2007/01/24(Wed) 07:00

@ 専門事項は「その他道路に関する事項」とあるくらいですから、自分の得意とするもの=経験論文と合致を記入すればいいのでは?
A 設計だって立派な専門事項です。外国では施工のできない人(施工の仕方がわからない人、施工監理のできない人)は設計にたづさわってはならないきまりのある所もあると聞きます。当然といえば当然ですけど。 
 


       

No.6977 RE:「専門とする事項」の決め方 投稿者:としけいかく  投稿日:2007/01/25(Thu) 10:48

 道路計画でいいのではないですか。「経験論文」に結構こだわっているようですが、申し込み書の「業務経歴」にもこだわってください。業務経歴が「道路計画」をアピールできるのであれば、自信をもって受験してください。
 きつい言い方になりますけど、文面から察して「自信がない」と感じられます。最初の受験ですから、しかたないかと考えますが、18年度までの経験の問題は「あなたが、経験した業務のうち技術士としてふさわしいと思われる業務の内−−−−−」とあります。ですから、論文を書く中で、「試験に受かって技術士」の気持ちではなく、「自分は技術士なんだ、それを試されている」という気持ちが必要です。でないと、口頭試験も突破できません。特に、19年度は技術論文を手に業務経歴の中から、45分も質問が来るわけですから、「線形計画、平面計画なら誰にも負けない」気持ちが必要です。
 まず、業務経歴を経験者にキチンと見てもらって申し込んでください。業務の羅列になったらいけません。勿論、道路計画を選ぶなら、それを強調して。
 そして、経験論文は、ある程度のまとめで中断し、筆記の2科目に集中してください。
 すみません、質問の内容よりエスカレートしてしまいました。自信を持って受験してください。「俺は、技術士なんだ、それを証明してもらおう!」でないと、この試験は受かりません。是非、頑張ってください。


       


No.6965 「あるある」が実は「なしなし」だった! 投稿者:電力マン 投稿日:2007/01/24(Wed) 07:04 [返信]

ご存知、関西テレビの「あるある」が捏造番組を制作していた問題です。
これは、番組制作自体は技術者倫理とはいえないかもしれませんが、コンプライアンスの範疇ではあります。
マスコミは不二家を責めることができるのでしょうか?


       

No.6966 RE:「あるある」が実は「なしなし」だった! 投稿者:盛土屋 投稿日:2007/01/24(Wed) 07:31

 マスコミは昔から(某局のいたずら書き事件他)ありすぎるため、あえてどうこう言うつもりはありません。(そんなものでしょう)
 ですが、我々は実直に仕事をしないと、いづれマスコミを通じて国民・住民から袋叩きにあうことも事実です。普段から、真面目に仕事をしようと思います。
 
 追伸
 広井勇氏、青山士氏、ルメジャー氏の技術者としての倫理感、行動に尊敬する今日この頃です。


       

No.6971 RE:「あるある」が実は「なしなし」だった! 投稿者:ほっけ 投稿日:2007/01/24(Wed) 17:55

私はこの「なしなし」だったという事実がどこから知らされたのかが気になります。内部告発であったのでしょうか。

こうした倫理的問題は難しいものだと感じます。私は技術者倫理の問題では、内部告発をする等、倫理に反しないような回答をしています。しかし倫理に反したことを行わなければ、会社や自分に大きな損害が生じるといった事態が自分の身に降りかかったときに自分がどうするかは正直わかりません。


       


No.6875 技術士補登録してます? 投稿者:ほっけ 投稿日:2007/01/16(Tue) 10:58 [返信]

こんにちは。昨年一次意見に合格したものです。
技術士補の登録手続きを行っている最中なのですが、ふと疑問になりました。
技術士補に登録するメリットってなんだ?と。
単純に一次意見合格者を名乗るためならば、一次合格者と名乗るだけでもいいような気がします。

一次試験に合格したみなさんは技術士補に登録してますか?
逆に二次に合格した方は技術士補に登録してましたか?
また、登録していて得したことなどありましたら教えていただけたら今後の参考にさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


       

No.6877 RE:技術士補登録してます? 投稿者:上下くん  投稿日:2007/01/16(Tue) 11:56

 私も、一次試験にパスできましたが、登録はしないつもりです。理由は、実務経験が7年ある事と、入札参加資格に技術士補の欄がない事です。
 私にとって一次試験は、二次試験の受験資格を得た事と少し自信が付いた事ぐらいでしょうか・・・。


       

No.6879 RE:技術士補登録してます? 投稿者:APEC 投稿日:2007/01/16(Tue) 12:10

確かに、二次試験受験に際して有利になるとか、受注に際して有利になるということはないですね。
考えられるとすれば、次のようなことでしょうか。

●名刺に「技術士補」と入れる。
 「一次試験合格」とか「修習技術者」と名刺に入れている人はいないでしょうが、「技術士補」と入れている人はよくおられます。
 これについてはネガティブな意見もありますが、私はいいことだと思います。
 これまでに、仕事でお付き合いした方で名刺に技術士補と書いてあったのがきっかけで二次試験の話になり、お手伝いさせていただいた方が何人かいらっしゃいます。名刺に書いてなかったらきっとそうならなかったと思います。
 また、「私は技術士を目指しています」と外に向かって宣言しているようなものだと受け止めて、積極性を感じると私は思います。(年齢にもよりますが)

●技術士会あるいは関連団体の人脈
 技術士会あるいは似たような団体(技術士会は会費が高いので)に入会できますから、そこで指導技術士を見つけたり、先輩技術士から指導してもらったり、いろんな人脈が期待できます。

●資格手当てがもらえる(かも)
 会社にもよりますがね。

登録料も要りますから、それに見合うメリットがあるかどうかよくお考えになって決められたらよいと思います。


       

No.6881 RE:技術士補登録してます? 投稿者:北のカワセミ 投稿日:2007/01/16(Tue) 16:03

私も昨年一次合格した者ですが、現在登録申請中です。私は建設コンサルタントの20代営業マンなのですが、やはり技術的な説得力を行うにあたって技術力(知識)の担保が必要だと考えていました。お客様に納得いく技術提供をしていく上で、若手営業マンの私が技術士補を取得することもCS向上の一端を担うのではないかと考えています。

       

No.6888 RE:技術士補登録してます? 投稿者:マック  投稿日:2007/01/17(Wed) 12:51

一応、一次試験は合格してるのですが、曖昧な所があるので返答願います。
技術士を補助していない時に技術士補と記載されている名刺を出しても問題ないのでしょうか?中途ハンパな知識で合格したもので・・


       

No.6891 RE:技術士補登録してます? 投稿者:かめさん 投稿日:2007/01/17(Wed) 17:29

非常に消極的な意見ですが・・・
あくまで2次試験に進むと言う前提であれば、登録するのもいいかもしれません。
なぜなら、2次試験の口頭で「技術士補としてどのような活動をされましたか」と聞かれました。「2次試験を受験するのに必要だから」とは答えられずに苦労しました。
一応、技術士補として登録し多少の活動(講演会、交流会程度)をしておいたほうが有利かもしれません。

合格後「技術士として登録し活発に活躍します。」と言う時に、技術士補として登録して活動した実績があると説得力が違います。


       

No.6894 RE:技術士補登録してます? 投稿者:APEC 投稿日:2007/01/17(Wed) 21:24

技術士法では、技術士は技術士として、技術士捕は技術士捕として仕事をするときには、登録部門をちゃんと提示してやらなきゃだめだよ、ということになっています。
言い換えると、それ以外のときに名称を用いてはならないという決まりはありません。

つまり、この決まりごとの目的は、「いったい何の専門なのか」を明示しなさいよ、ということであって、技術士・技術士捕の名前を使っていい場合を限定しているものではないのです。


       

No.6895 RE:技術士補登録してます? 投稿者:MIX 投稿日:2007/01/17(Wed) 21:25

私も技術士補に登録するメリットがあるのか悩んでいます。
技術士補の登録を検討している理由は自社に該当部門の技術士がいないため、技術士になろうとした時に自社流もしくは自己流の偏った考え方になってしまうのではないか不安に感じているからです。
自社に該当部門の技術士がいない方、どのように考えられていますでしょうか?
今後の参考にしたいと思います。よろしくお願いいたします。


       

No.6896 RE:技術士補登録してます? 投稿者:Mr.技術士 投稿日:2007/01/17(Wed) 21:32

そんなことで悩むより、2次試験に合格することに集中するべきでしょう。

       

No.6899 RE:技術士補登録してます? 投稿者:あ 投稿日:2007/01/18(Thu) 19:31

下請け会社で働いていますが、高卒の私としては、補を外すのは難しいと考えています。

下請けの業務レベルでは、技術士補があるだけでも、元請さんは安心して発注すると思って、2年かけて土木施工管理技師経由で一次試験合格しました。

ただ周辺に技術士がないので、登録できないんですよね。


       

No.6905 RE:技術士補登録してます? 投稿者:マック  投稿日:2007/01/19(Fri) 12:24

APEC様 
有難う御座いました。今まで単に覚えようとしておりましたがやっぱり意図を理解して覚えないとダメですね。今後とも宜しくお願い致します。


       

No.6968 RE:技術士補登録してます? 投稿者:ほっけ 投稿日:2007/01/24(Wed) 12:44

みなさんいろいろとアドバイスありがとうございました。
今後は実務経験を積み、2次試験に合格できるよう精進していきたいと思います。

来年度からは2次試験の出題方法が変わるようですので、今後の出題傾向にも注意を払っていきたいと思います。


       


No.6934 H.19年度 応用理学(地質)の2次試験問題について 投稿者:シシルイルイ 投稿日:2007/01/21(Sun) 22:51 [返信]

応用理学部門(地質)受験の方にご意見を伺いたいとおもいます(もちろん合格者の方からもです)。

(改正)U-1の問題形式は、(現行)U-2の語句説明的な問題形式の流れを引き継ぐでしょうか?私個人としては、「建設一般」のような問題形式に変わるのではないか と考えています。強いていえば、(現行)T-1-2のような感じでしょうか。
皆様のご意見、よろしくお願いいたします。


       

No.6939 RE:H.19年度 応用理学(地質)の2次試験問題について 投稿者:くりろう 投稿日:2007/01/22(Mon) 11:14

くりろうです。
私見ということで読んで下さい。

1.これまでの試験との違い
これまで応用理学部門(地質)の設問形式は、大まかに次のような流れでした。
※19年度に併せて、T-1-1という表現は敢えて外しています。

午前:経験論文・社会情勢など建設一般のような設問
午後:地質専門記述・語句説明

19年度は経験論文と五択は無くなりましたが、建設一般的な記述は残る・・・むしろ、この設問が試験の重要な位置づけになると思われます。
その理由は、ここが倫理・社会常識に関する応用理学技術士の在り方を問う設問だからです。
今以上に力を入れておく必要があるでしょう。

2.専門記述
地質専門は単に専門技術を知っているではなく、特徴と使い方、手法が抱える課題と対処など実務に通じる標準知識が要求されるはずです。
年配の経験者なら特殊な解決法の記述も構いませんが、有利なポイントにならなくなる(経験より知識優先という傾向への変化)と思われます。
試験思想が「応用力を計る」という改革ですが、どちらかといえば標準能力の試験になりそうです。
語句説明は無くなるかもしれませんね。
大体、語句を知らないと1次試験に合格すること自体が難しいですから・・・

3.難しさ?
難しさを示すモノが試験時間です。
現行の7時間から6時間に減っていますが、喜んではいけません。それ以上に設問が減っています。
つまり、考えなければならない時間が増えていると解釈しましょう。
試験会場で頭をひねるような課題(シミュレーション設問)が出され、現場を目の当たりにした技術者の思想を問うような気がします。
毎年変わる総監のサプライズ問題形式と同じです。
総監の記述式は枚数は少なくても、記述構成には頭を悩ませ、時間も結構厳しいモノがありますので。

さて、本当はどうなるか・・・出題者の考え方が楽しみです。


       

No.6961 ご意見ありがとうございます 投稿者:ししるいるい 投稿日:2007/01/23(Tue) 22:14

くりろう様
貴重なご意見ありがとうございました。

試験勉強の力のいれどころが、心中に
見えてきた気がします。

今後ともよろしくお願いします。


       


No.6872 不二家 投稿者:盛土屋 投稿日:2007/01/16(Tue) 07:10 [返信]

 不二家も雪印と同様ですか・・・
つまらない欲、偽装、隠蔽で大きな信用失墜、損失(まさにドル箱のバレンタイン商戦直前)となってます。
 真面目に仕事をするのが一番です。


       

No.6874 RE:不二家 投稿者:APEC 投稿日:2007/01/16(Tue) 08:08

雪印同様、倫理に関しての口頭試験ネタにはなるかもしれませんね。

●不二家はHACCPどうしてたんだろう?
●問題が内部で発覚してすぐではなく、クリスマス商戦が終わってからの発表になった(一種の危機広報として捉えると・・・・)
●雪印を引き合いに出した内部文書と企業文化

いろいろ掘り下げてみるといいと思います。


       

No.6880 RE:不二家 投稿者:キットカット 投稿日:2007/01/16(Tue) 13:03

食えるものまで撤去してるんですってね。
ああもったいない。
いつからこんなに贅沢になったんだ?
いつからこんなに狭量になったんだ?

落ちたものは、10秒以内なら食う!


       

No.6900 RE:不二家 投稿者:電力マン 投稿日:2007/01/18(Thu) 20:44

久々の書き込みです。
私もキットカットさん同様に、本件に対する小売店舗の過敏な反応には違和感を覚えます。確かに安全性が確認できないからという理由はわからないではありませんが、ちょっとやりすぎですよね。消費期限が1日過ぎてたからって実質的には健康上なんら問題はないレベルだと思います。問題なのは消費期限を過ぎたものを原材料として平気で使っていたという道義的・倫理的問題であって、即、食の安全性と結び付けてしまうのはやはり過剰反応しすぎではないでしょうか。それも無関係な製品も含めて不二家製品を全部撤去する必要があるのでしょうか。テレビのニュースで不二家のチェーン店の店主が「絶対安全と確かめられるまでは店を再開できません」といっていましたが、この世の中に「絶対安全」なんてありません。何か世の中おかしいです。
私なんか賞味期限を1週間過ぎた牛乳を飲んでも何ともないですけどね(笑)。


       

No.6901 RE:不二家 投稿者:呑気もの 投稿日:2007/01/18(Thu) 21:48

企業倫理としては確かに問題ですが、キットカットさんの
もったいないにも同感です。
倫理と環境の総合問題として扱えそうなテーマですね。
我が家では新しい納豆を子ども達がたべ、賞味期限切れはああもったいないと言いながら私が食べております。そんな我が家もどこか問題だとは思います。


       

No.6902 RE:不二家 投稿者:おかめいんこ 投稿日:2007/01/19(Fri) 00:24

企業倫理としては確かに問題ですが12年前の食中毒事件(もう時効でしょう)までほりだしての報道はやりすぎでしょう。 私の経験でも不二家以外の大手ケーキ屋で購入したクリスマスケーキがイチゴがかびだらけだったことがあります。 品質に問題が無いと思われる菓子まで廃棄はやりすぎでもったいないことです。
ちなみに今日のわたしの夜食は忘れさられていた非常持ち出し用袋の入っていた12年前のポテト入りコンビビーフの缶詰でしたがおいしくいただきました。


       

No.6903 RE:不二家 投稿者:APEC 投稿日:2007/01/19(Fri) 00:57

全くの個人的意見ですが・・・・

一消費者としては、十分な情報を与えてもらえれば、消費期限というものに含まれる「安全率」に関するリスクを含め、自分で消費するしないの判断はできます。つまりインフォームドコンセントですね。

生産者・小売業者・行政指導者などの立場になって考えてみると、それはたとえば所要地耐力にわずか足りない構造物について、「3倍の安全率が見てあるんだから少しくらい下回ったって実際に壊れたりはしない」と判断し、不特定多数の利用者に提供できるかどうか、という問題とあまり違わないのではないか?とも思います。

問題提起というか深めて考えてみたいのであえて書きました。

なお、上記はあくまで実際に消費期限切れの材料が使われた可能性があるものに限ります。
洋菓子以外の菓子とか飲料にはそういう危険性はないわけですから、店頭に並べればいいと思います。
「不二家に対する社会的制裁」とか「キモチワルイ」と考える消費者は買わないでしょうが、買う消費者もいるでしょうから、それこそ「もったいない」だと思います。
実際に消費期限切れの材料が使われた可能性がある食品と、客観的にそのような可能性はない食品を同列に並べて考えるのはちょっと論理的ではないのではないかと思うのです。


       

No.6904 RE:不二家 投稿者:伏龍  投稿日:2007/01/19(Fri) 08:36

そもそも「消費期限」と「賞味期限」は違いますよね.
どちらも飲食可能な期限を表したものですが,
缶詰やレトルトのように品質劣化が緩やかな食品に対しては『賞味期限』(品質保持期限)で,
弁当などのように製造日を含め5日以内で期限になる食品に対しては『消費期限』です.
今回の不二家問題では,
消費期限ですので,品質劣化が緩やかでない製品・材料の期限が切れていたということになります.

どちらの期限切れでも問題はあるのでしょうが,
「賞味期限」より「消費期限」の方が切れるとマズイと感じるはずです.


       

No.6906 RE:不二家 投稿者:キットカット 投稿日:2007/01/19(Fri) 18:19

「消費期限」だ「賞味期限」だというような人は、不二家=悪、の様な見方はしないで買うでしょ。

問題は、論理的に考えない層。
ワイドショーしか見ない層なら「それ見たことか、やっぱりな!消費者をなめるな!」的にここぞとばかりにシュプレヒコールでしょうな。
フルタチイチローなら「ついにここまで来ました」なんて不二家=悪の図式を描こうと必死なんでしょうな。



あーばかばかしい。
廃棄処分のお菓子ちょーだいよ!当分お菓子買わんでええわ。

それか、中田ヒデにでも送ってやったら?


       

No.6907 RE:不二家 投稿者:キットカット 投稿日:2007/01/19(Fri) 18:22

シュプレヒコールといえば、
東横インの前で「俺たちの泊まる部屋を返せ!」ばりに叫んでいましたが、あの人達って改造後の東横インに泊まったんかなあ?

それとも、叫んで改造させて、溜飲を下げてそれで終わり?


       

No.6908 RE:不二家 投稿者:ヤマ 投稿日:2007/01/19(Fri) 19:55

自ら設定した基準を容易に反故にすることは信義に反する行為です。
また消費切れ原料の使用以外にも、衛生管理や企業体質の面での問題が各種報道されています。
諸事象を勘案するに、当該メーカの製品で万一食中毒等が発生した場合、販売した商店も責任を問われかねません。
事件における原因と結果の間に予測可能な特別事情があると解しえるからです。
私は商店の立場に立てば、こういう実情が分かった以上不二家の商品を撤去することは充分頷ける行為と思います。
また斯くごとき事件を招来したメーカの商品は当面売れ行きが落ちるものと判断できるため
売り場面積を下げるのは商人として当たり前の行為でしょう。

落ちたものなら食べるという人、消費期限切れでも食するという人は自らの行為に対して自ら自由な意思決定を行っているに過ぎません
(落ちたものに言及された方は秒数指定までしているのでご自身の行為と推定しました)。
一方食品メーカが我々の知らないところで落とすことや消費期限切れ食材を使うことには、自由な意思決定は伴っていません。
同列に並べることにはそもそも無理があります。

そもそも店頭で食品を購入する際に、論理的に考える必要性を求めるのも理解できません。
小さな子供でもお年寄りでも安心してお買い物が出来ることを望みます。


       

No.6909 RE:不二家 投稿者:ヤマ 投稿日:2007/01/19(Fri) 20:00

ごめんなさい。文章が悪かったです。

×:一方食品メーカが我々の知らないところで落とすことや消費期限切れ食材を使うことには、自由な意思決定は伴っていません。
○:一方食品メーカが我々の知らないところで食材等を落とすことや消費期限切れ食材を使うことを伴いできた商品を結果的に口にすることは、自由な意思決定は伴った行為とは思えません。


       

No.6910 RE:不二家 投稿者:電力マン 投稿日:2007/01/19(Fri) 20:51

ヤマさんのおっしゃることは重々承知しているつもりです。その上で、この問題に一石を投じる議論があってもよいのではないかと思ってキットカットさんはじめ私も書き込みしていると思っています。
ヤマさんのおっしゃることは倫理の問題であって、これについては不二家に非があることは疑う余地はありません。
私は食品業界に詳しいわけではありませんが、不二家は問題を起こしたからいろいろと類似の問題までほじくられていますが、他の会社だってたたけば埃が出ない会社はほとんどないのではないでしょうか。
それらを今回の発端となった問題に結びつけて不二家=悪というふうにセンセーショナルに煽り立てているマスコミは報道機関としての公平・中立性のかけらもないと思うのです。実はマスコミこそ悪の枢軸であるという人もいるくらいです。
小売店の過敏な反応はマスコミのセンセーショナルな報道が大きく影響していることは疑う余地はありません。


       

No.6911 RE:不二家 投稿者:ヤマ 投稿日:2007/01/19(Fri) 22:06

私は(不二家の)倫理について言及などしておりません。よくご確認ください。
私は、事態が明確になった際の対応としては今回の商店の対応は(前述の理由から)適切であると思いますし、
そのことを否定すること(例えば売り場から撤去しないこと)は、
消費者の消費意欲を必要以上に減退を招来して結果的に国民経済の健全な発展に支障を生じ得るとも思います。
この点を問題提起したかったのです。
消費者があってこその経済発展です。
その消費者の意思決定を阻害することは許容できませんし、
また消費者の意識を念頭におかずにここで議論しても意義が薄いと思います。
そしてその一般消費者を侮蔑するようにもとれる表現が一部に見られることには不快感すら感じます。

私も今になってあれこれ同一社ばかりを狙い撃ちするマスコミ報道のあり方にも問題を感じております。

勿論、既に中食産業が急激に伸張した結果、食品リサイクル法まで施行せざるを得ない状況にある我が国において、
"勿体ない"との観点から議論を進めることに意義はあるとは思います。
電力マンさま御指摘のように一石を投じること自体は素敵なことだと感じます。
一方、斯くごとき状況での食品廃棄物について知らないわけでもないであろうのに
"勿体ない"との観点からここぞとばかりに単に不二家等批判を行う行為は上述のマスコミ報道と同じでしか感じません。


       

No.6913 RE:不二家 投稿者:電力マン 投稿日:2007/01/19(Fri) 23:58

ヤマさんのおっしゃるとおり、
>消費者があってこその経済発展です。
>その消費者の意思決定を阻害することは許容できませんし、
というのはごもっともなことだと私も思います。
であれば、不二家製品を選ぶのも選ばないのも消費者の自由選択なのですから、店側が味噌もくそも全面撤去というのは安易な対応に過ぎるのではないかと私自身は思います。それこそ消費者には判断能力がないからというような馬鹿にした行動に思えてなりません。
不二家を応援している消費者は、店頭に製品が並んでいれば積極的に買いに走る事だってあるかもしれません。全面撤去ではそれすら許されないことになります。


       

No.6914 RE:不二家 投稿者:ともとも  投稿日:2007/01/20(Sat) 00:07

う〜ん、なかなか難しいですね・・・。

一つ感じたことは、消費期限が絶対であるかのようにおっしゃっている方が多いという点です。
皆さん忘れてませんか?
保存状態によって期限前でも痛んでいることはよくありますし、期限過ぎでもまだまだ大丈夫なこともよくありますよね。

そういったことも勘案して、たとえば「この保存状態を維持しているので期限は延びている。」というような方法はとれないものでしょうかねえ?プロなんですから。
「解決策として、賞味期限切れの材料を使えるのではないかと考えた。そこで私は、いろいろな環境下で実験して、細菌数を確認する試験を提案、実施した。その結果、基準品質を維持できるレベルを確認し、賞味期限切れの物でも保存状態により品質が維持できるレベルを明確化した。それによって、コストを○○%縮減できた。これは、技術士にふさわしい成果であると考える。」
なんてのはいかがですか(^^

炎天下に出しっぱなしの賞味期限内ケーキと、きちんと冷蔵庫に入っていた賞味期限1日過ぎのケーキ、あなたならどっちを選びますか?


       

No.6916 RE:不二家 投稿者:無線従事者 投稿日:2007/01/20(Sat) 01:30

健康被害等が生じる可能性が優位に高いわけではないとしても販売を続ける(撤去しない)こと自体に対する
クレーム等は当然予想されるわけで、小売店の対応として撤去という判断が「無難」ではあると思います。
必要以上に撤去しても、少し売り上げが多少落ちるかもしれないのと嫌味を言われる程度で済みそうです。

同じ職場に「毎日掃除しないと落ち着かない」という人と「毎日掃除なんて面倒だ」という人がいたら、
人間関係のトラブル防止の点では前者(真面目な子)に合わせるほうが無難な選択ですね。


       

No.6917 RE:不二家 投稿者:無線従事者 投稿日:2007/01/20(Sat) 01:34

連続投稿すみません、上記のコメントで有意>優位、誤変換です。

恐らく「撤去する/しない」の判断と消費者の感情・立場を「考えているか否か」は直接関係なくて、
単に消費者の感情、立場、反応が「どうであろうか」という予測に違いがあるだけではないでしょうか。

「○○の立場を考えれば当然・・・」というのが自分自身の基準を他人に当てはめたものであって
内心の問題に関して正確でないことも多いのではないでしょうか。


       

No.6918 RE:不二家 投稿者:ヤマ 投稿日:2007/01/20(Sat) 07:52

1.あらゆる消費者が欲するものを全て商店は供給しなければいけないとするなら商活動は成立しえません。
  自由主義社会における健全な商活動は、商店側の意思決定も当然に介在することを念頭においてください。
  全く安易な行動とは思いません。至極当然な成り行きです。
@商店は販売する商品自体への担保責任は否定できても、
 販売行為による相当因果関係が存在することによる損害賠償責任を問われる可能性があります。
A製造メーカ側の衛生面の対応に著しい問題がある場合、そのメーカの商品の売り上げは激減します。
 営利活動を行う商店側からすれば売り上げが上がるものを店頭に並べることは至極当然です。
 また売り上げが上がる=市場のニーズが高いものを供給する行為は消費者全体の意思決定を化体しています。
B本当に、如何なる事態であっても不二家の商品を望む声があるのであれば、
  自由な意思表明が容易な現状では多少なりとも我々の耳に届くことでしょう。
  しかしそのような動向を見出せるに至っておりません。これでは、あったとしても極少数意見と看做せる状況と受け止めます。
  そういう見えない(または僅かな)要望に対応する義務は、当然ながら商店にはありません。
    
2.一石を投じて議論を行うことは素敵なことです。 
  でも私には、(無線従事者さまの意図とは異なるかもしれないため文言流用は恐縮なのですが)
  自分自身の基準を当てはめただけの意見が散見しており、掘り下げた議論に至っていないと思います。
  
3.私は、不二家が不祥事を起こしたことは倫理面だけでは片付けられない根深い問題があると思います。
  パロマ同様に同族経営の根幹的問題なのか、HACCP制度やISO制度の意義を見直すべきなのか等々
  入り口論だけでも問題満載ですし、私自身は単に不二家叩きに終わりそうなマスコミの姿勢も疑問に思っています。
  本件は雪印事件が起きてさほど年月を経ていない時期に起きた(というか表面化した)事件です。
  いくらでも論点があります。
  またともともさんの指摘のように、今後技術士としてどう対処すべきか的議論も価値高いことと存じます。

  "勿体無い"だけで片付けるのはあまりにももったいない・・・


       

No.6919 RE:不二家 投稿者:おかめいんこ 投稿日:2007/01/20(Sat) 09:06

このスレッドで議論されている内容が広がりすぎてまとまりがなくなっているように思います。
1不二家の企業としての倫理・社会的責任の問題に関して
 皆様問題があるとの考えで基本的に一致している
2消費期限・賞味期限の取り扱いの問題
 賛否・解釈の問題あり
 私個人の意見として 消費期限の決定方法自体もがちがちの基準があるわけではないし、安全を保証する範囲を決めているだけなので企業としてどこまでのリスクを取るかの問題で期限超過使用即法律違反ではないと考えます。
(企業倫理とは別・法律違反かどうか)
3会社幹部の対応とマスコミの報道
 いろいろ問題ありと思います
社長以下のマスコミ対応の失敗・危機管理のなさがマスコミの過剰な報道を助長した面はありますが、マスコミの報道姿勢にも問題ありと思います。
今回の不二家の行為は食品衛生法違反とはいえないし、健康被害が確認されていないので罰則適用も?です。
トレードオフ的問題をどう解決するのか掘り下げて見たいと思います。


       

No.6920 RE:不二家 投稿者:不二家のケーキが好きだ! 投稿日:2007/01/20(Sat) 09:19

 三菱の時もそうであったが、このような不祥事が発生するとマスコミを筆頭に世論が一斉にその企業を総攻撃する。
 確かに食品業界であり社会的影響が大きいことは理解できるが、重箱の隅をつつくようなあら探し、見ていて非常に不快になる。
 企業倫理だなんだ言っている大人社会では公然といじめが進行し、それを見ている子供たちに何をもって道徳だというのだろう。(悪いことをした人はいじめていいんだよ!といいたいのであろうか?)
うちの子供は、「ペコちゃんの会社がいじめられてかわいそう。」という。子供にはそのようにうつるのだろう。


       

No.6921 RE:不二家 投稿者:電力マン 投稿日:2007/01/20(Sat) 09:54

議論も尽きてきたころかと思いますので、個人的な総括を、おかめいんこさんの項目をお借りして述べます。
1不二家の企業としての倫理・社会的責任の問題に関して
 これは技術士を目指すわれわれとしては当然問題であるという考えです。
2消費期限・賞味期限の取り扱いの問題
 ともともさんのような解決策を模索するのは、日本人が仕事に対して常に考えて行動し、改善提案をするという古典的な考え方であって、会社も推奨してきたことでもあります。しかし、今の時代はそれを会社のルールとして明文化しておかなければ意味をなさない時代に入っていると考えます。そういう意味では、法律違反まで行っていなくてもコンプライアンス上問題ありと考えます。それと、ISOを取得しているそうですが、ISO上も重大な不適合事象であることは間違いないでしょう。
3会社幹部の対応とマスコミの報道
雪印や三菱自動車の幹部もそうですが、マスコミや株主などに叩かれ慣れしていないと今回のような事態に対する対応を大きく誤ることになりますね。
手前味噌で恐縮ですが、原子力業界は常にマスコミや株主(反対派)の批判にさらされているので、会社の危機管理は相当なものだと感じていますし、幹部もそれなりに腹が据わっていると思っています。すなわち、大きな問題を起こせば即刻クビを覚悟しているからです。


       

No.6937 RE:不二家 投稿者:伏龍  投稿日:2007/01/22(Mon) 08:48

では,一論.

お茶では,一番煎じ二番煎じどちらが好きか?
という好みはありますよね.

なので,
○期限切れの材料なしでつくった商品
○1日期限切れの材料含みでつくった商品だが1割引きの商品
○2日期限切れの・・・
といった商品が陳列されてたら?

日本人の嗜好とか,地域の嗜好とかが影響したマーケティングも出てくるかもしれませんよね.

ただ,不二家の場合は,
期限切れの程度の問題とか品質保持の状態を消費者の嗜好による選択をする以前に,
規格外の細菌数が検出されている時点でアウトなのでしょうが...


       

No.6944 RE:不二家 投稿者:おさかな 投稿日:2007/01/22(Mon) 13:08

食品会社に勤務しているものから一言コメントさせていただきたいと思います。
今回メーカーから発表されている内容は、同業者としてもまた一消費者としても許せない行為だと思います。
消費期限は設定した条件で保存できる期間の0.7で表示されるところが多いかと思います。消費期限はメーカーの生命線で下手すると命に関わるので副原料とともにとても重要な項目です。これをおろそかにしているという事は消費者を馬鹿にしている事だと思います。
ただ一方で、今回落ちたイチゴをまた使用しているということが問題になっていますが、築地市場は未だに魚を地面においています。これで市場を問題視する消費者はほとんどいませんし、マスコミもありません。
私が思うところ、消費者の食に対する認識がとても偏ってしまっている点が気になります。狂牛病にしても農薬にしても。
消費者の方にもっと勉強してほしいという訳では決してありませんが、食生活全般に関する基本的知見を身につけ、マスコミを妄信せず、自分の身は自分で守るといった意識が必要だと思います。


       

No.6951 RE:不二家 投稿者:盛土屋 投稿日:2007/01/22(Mon) 23:54

 おさかなさんへ
 我々消費者が判断するためにも、会社としては製品に対する正確な情報表示が必要ですね。


       

No.6957 RE:不二家 投稿者:おさかな 投稿日:2007/01/23(Tue) 08:27

盛土屋さん
そうですね、正確さは基本として、どこまで、どのような形で出すかも重要だと思います。


       

No.6960 RE:不二家 投稿者:meg 投稿日:2007/01/23(Tue) 12:47

ともともさんご提案の解決策なかなか興味深く読ませて頂きました。
私もこのような場合の解決策として、何とかの式を適用し、・・・・・したことがあります。

今回の事件は一般的に、是正処置により再発を防止する仕組みがなかったこともポイントかと思います。
何とかの式を適用して解決することが常態化してしまうのは問題があります。つまり、客観的には期限過ぎと受け取れます。解決策を適用し使用する場合も特採として記録し、動向を追跡・検証する。さらに是正を行う体制が必要と思います。


       


No.6712 二次試験(化学部門)について 投稿者:ムシ 投稿日:2006/12/27(Wed) 22:27 [返信]

今年一次に合格して、来年化学部門の二次試験を受ける予定です。業務経験年数は要件を具備しております。選択科目は高分子製品で、成形加工が専門です。
経験論文は技術士に添削してもらったそこそこのができております。
一方、建設部門等と異なり、筆記試験等の試験情報が少なく、参考書等が今ひとつ分からない状態であります。過去問だけは15年分くらいはそろっております。
年明けには勉強を開始しようかと思っております。
過去に化学部門を(高分子製品を)受験された方で、参考書、勉強方法等の情報をお持ちでしたら、何卒ご教示下れば幸いです。
よろしくお願いいたします。


       

No.6721 RE:二次試験(化学部門)について 投稿者:%化学 投稿日:2006/12/28(Thu) 01:26

2年前に有機化学で受けた者です.
化学は,基本に忠実な分野ですので,基礎的な知識を先ず身につけ,それから最新の動向を学ぶ必要があります.
基礎的な部分は,大学の専門課程程度のテキストを各分野満遍なく通読すると良いでしょう.来年度からの試験の様子がわかりませんが,基本的な用語はしっかり理解しておく必要があります.
最新の動向は,高分子学会の「高分子」,化学会の「化学と工業」など学会誌の総説やコラムに目を通してください.
こと化学に関しては,テクニックやこれを学べば受かるというようなものはありません.基礎的な力の涵養が全てかと思います.


       

No.6729 RE:二次試験(化学部門)について 投稿者:CAN  投稿日:2006/12/28(Thu) 10:07

化学部門・高分子製品のCANです。

高分子製品は、合成から成型・物性にいたるまでの広範な知見が必要とされるようです。

ムシさんは、成形加工がご専門だということで、「合成・重合」などに関する知見を深められてはいかがでしょうか。あわせて、成形加工がご専門ならば、技能検定(技能士)を持っていれば、履歴書や口頭試験で、専門性をアピールすることができると思います。

二次試験(化学)に特化した参考書はありません。受験者が少なく、採算が取れないようです。

ですので、自分で自分にマッチした勉強方法を身につける必要があります。

簡単に言うと
・(インプット)事典の一気読み
・(インプット)専門誌数年分の通読
・(アウトプット)マインドマップによる専門用語の立体的理解
・(アウトプット)想定問題を作成し、時間を区切って小論文作成

詳しくは、私のブログの過去記事を参照ください。
http://blog.livedoor.jp/chemconsulting/


       

No.6950 RE:二次試験(化学部門)について 投稿者:ムシ 投稿日:2007/01/22(Mon) 23:00

%化学様、CAN様、どうもありがとうございました。

       


No.6912 H19年度二次試験チャンス? 投稿者:green 投稿日:2007/01/19(Fri) 22:22 [返信]

平成19年度の試験大綱発表になりましたね。
「応用能力」とか「課題解決能力」というキーワードが気になります。

そうした中、今年試験を受けるべきか、受けざるべきか、私の周りではかなり話題になっております。

一次試験の内容が変わったときも、少しづつではありますが毎年のように傾向や難易度が変わっていたので、今回もいろいろ変わるのではないかと考えて、ある程度方向性が固まってから受けてはどうかという意見もあります。

私自身は、とりあえず新しい問題用紙をもらいに会場へ行って、新しい試験の様子でも感じてこようかと思っていますが、皆さんはどうお考えでしょうか?


       

No.6926 RE:H19年度二次試験チャンス? 投稿者:ちょっと一言 投稿日:2007/01/20(Sat) 12:49

技術士資格がほしいのであれば、それは積極的に今年度二次試験を受験すべきだと考えます。
試験の雰囲気を感じるのも、勉強の一環だと考えれば、とてもリアルな勉強です。
そのように考えれば、受験費用は安い物だと思います。
もしかしたら”合格”という大物を引き当てる可能性も少なからずあります。
どうせ勉強するなら、合格するつもりで勉強したほうがよいし、合格が無理だと思っても、受験しなければ結果がわかりません。
曖昧な気持ちなら、受験を宣言して、自分にやる気を起こさせるのがよいと思います。


       

No.6928 RE:H19年度二次試験チャンス? 投稿者:金物屋 投稿日:2007/01/20(Sat) 15:04

2月9日の発表を待っているものです。
私は今年受験されたほうが良いのではないかと
思います。
18年度には19年度は論文の文字数が減るので一年待つという人もいたと思います。
でも、試験の難易度はそれほど変わるものとは思えません。
試験日が近づけばそれなりに情報は出てくると思います。
今からきちんと準備されたほうが近道だと考えます。
私は今回がダメならまた今年受けます。
運よく受かっていたら総監に挑戦したいと思っています。
今は受かってて欲しいと神頼みの毎日です。^^ヾ


       

No.6929 RE:H19年度二次試験チャンス? 投稿者:k.matsu 投稿日:2007/01/20(Sat) 16:26

話題の真意が分からないまま書き込んでいますが・・

「応用能力」とか「課題解決能力」は技術士に必要な資質であり、従来も今後も試験の合否判定項目として変わらないものではないでしょうか。


       

No.6930 RE:H19年度二次試験チャンス? 投稿者:のんきもの 投稿日:2007/01/20(Sat) 20:32

制度の変わり目は何となくチャンス大のような機がします。
筆記段階で経験論文がないので、応用能力を問うという変更があっても第一関門のハードルは若干下がるのではないでしょうか。

受かるつもりで受けましょう。受験料はいざ知らず、旅費やら準備時間やらを考えれば、様子見受験というのはあり得ないのではないでしょうか。

そういう私も実は迷ってますがいっしょにがんばりましょう。


       

No.6933 RE:H19年度二次試験チャンス? 投稿者:green 投稿日:2007/01/21(Sun) 16:34

みなさん、いろいろご意見ありがとうございます。

かなり、自分の気持ちの方も整理できてきまして、合格目指して勉強しようかと考えております。

結局、勉強に時間を割いて、家族にも迷惑をかけ、受験料以上に高い旅費をかけて受けることになるので、全く想定外の試験形式で、がっかりというのを避けたかったといおこともあります。

もちろん、完璧な知識をもって臨めればいいのでしょうけれども、なかなかそうもいかないわけで・・・・。

少し悩んでいた部分もあって相談させてもらいました。

ありがとうございました。


       

No.6940 RE:H19年度二次試験チャンス? 投稿者:伏龍  投稿日:2007/01/22(Mon) 12:19

確実に,様子見としての受験はありえない.
その行為こそ,「受験料以上に高い旅費をかけて受けることになるので,がっかり」ですよ.

そもそも,
受験前から,今年は受かりやすい年とか受かりにくい年とか論議すること自体,間違っている.
そんな技術士を住民は信用するだろうか・・・

誰も完璧な知識など持ち合わせているはずありません.

『受験する目的は何か』が大事なのではないでしょうか?
技術士になりたいから・・・と願う人は,
精一杯勉強します.
その積み重ねで技術士合格を勝ち取るのであり,
全く想定外の試験形式でがっかり・・・という人は,
試験制度に負けたのではなく,技術士として力が及ばなかったからですよ.

受ける前の段階なのに,気持ちで負けてどうする.

一番大事なのは,「できるできない」よりも「やるかやらないか」だと私は思っています.


       


No.6922 二次試験の勉強法 投稿者:もけけ 投稿日:2007/01/20(Sat) 11:59 [返信]

国土交通白書を読もうと思っているのですが、量が多いためダイジェスト版を買おうと思っています。
今買うと、平成17年度版なのですが平成18年度版も買う必要あるのでしょうか?
教えてください。


       

No.6923 RE:二次試験の勉強法 投稿者:ちょっと一言 投稿日:2007/01/20(Sat) 12:16

ダイジェスト版は、買わないほうがよいと思います。
内容的にとても浅いので、お金の無駄使いになると思います。
どうせ買うなら、4月末日まで待って、2007年度版を購入し、確かな知識を身につけるべきです。
国土交通白書の内容を理解するのは容易いので、その時期に勉強されたほうがよいと思います。


       

No.6925 RE:二次試験の勉強法 投稿者:もけけ 投稿日:2007/01/20(Sat) 12:31

ありがとうございました。
4月まで待って国土交通白書買います。


       

No.6927 もけけさんへ 投稿者:ちょっと一言 投稿日:2007/01/20(Sat) 13:18

私は、ゼネコン勤務で土木外勤技術者です。
国土交通白書について、私は毎年購入しています。
自己研鑽と発注者に対する信頼感を与えることができる技術者として、幅広い知識と視野を常に維持するため、社会の動向に目を配る一環として国土交通白書を愛読しています。


       

No.6887 19年度試験実施大綱 投稿者:北海道路 投稿日:2007/01/17(Wed) 11:38 [返信]

試験センターHPで発表されましたね。
総監の試験時間だけカッコ書きなのはなんでだろ?
今まで通り、択一式と記述式を併せて3.5時間という意味でしょうか。


       

No.6889 RE:19年度試験実施大綱 投稿者:ast 投稿日:2007/01/17(Wed) 13:01

たぶん、ぶっ通しで5.5時間だと思います。時間配分は、各自で自由です。問題作成者の思いは、2時間と3.5時間。体力要りますねー。

       

No.6898 RE:19年度試験実施大綱 投稿者:としけいかく  投稿日:2007/01/18(Thu) 09:36

ぶっ通し、5.5時間はありえないでしょう。試験官の「休憩なし労働」の問題が生じます。
 科目の時間指定(総監の選択科目については、枝番がキチンとついている)と考えて、必須科目を二通りの試験があるから括弧書きとし、午前択一、午後記述だと考えるのが妥当でしょう。               もし、このパターンだとすると、結構、択一の試験問題から記述の「キーワード」を拾ってましたが、これからは無理ですね。そんなことにならないよう、2月9日を待つ身です。

       


No.6860 二次試験の問題予想 投稿者:土木屋 投稿日:2007/01/15(Mon) 10:30 [返信]

年も改まり、そろそろ平成19年度の二次試験に向けて、皆さんスタートを切る頃かと思います。私も、講習会などで指導する立場として、今年の予想問題について考えたいと思います。みんなで知恵を出し合って、少し具体的な予想問題について、意見交換をしませんか?みんなで知恵を出し合えば、ある程度予想できるのではないでしょうか・・・・!?

       

No.6861 RE:二次試験の問題予想 投稿者:ラインハルト 投稿日:2007/01/15(Mon) 12:48

<専門問題の勝手な予想(建設:土質)>
これまでの問題は、課題に対して、
@問題点の把握
A解決策
B選定工法の特徴
みたいな問題が多かったような気がします。また、これらの問題の答えは、概ね各基準書に記載してある内容で、若者でも勉強さえ十分に行っていれば、解ける可能性が高いような気がします。逆を言えば、老練な技術者でも勉強しないと受からない試験だったような・・・(感覚論ですが)

しかし、今年からは『応用能力』を問われるらしい。
一言に応用能力といっても幅が広いが、私は以下のように考えてます。

・解答のない問題(色々な解決策のある条件問題)

で、解決策という最終的な答えが合っていることは当然なのですが、それよりむしろ、その解決策に至った経緯や過程に重点が置かれるのではないかと予想してます。

(問題例)
条件設定の少ない1つの断面が提示され、あなたはどのように道路拡幅しますか?以下の問いに答えよ。
@当地での拡幅に際し、問題点を述べよ
A対策工法を数案上げ、最終的に選定に至った経緯や過程を述べよ
あるいは、今後の将来展望なども・・・

つまり、お題が与えられた情況で、昨年度までの経験論文的な内容が問われるのでは?

どうですか?ぼくの予想は・・・

       

No.6865 RE:二次試験の問題予想 投稿者:APEC 投稿日:2007/01/15(Mon) 18:30

過去問題を見ると、土質基礎は仮想事例を示して「どうしますか?」という問題が多いんですよね。他の科目はあまりない。
「応用力を問いますよ」と試験要綱でも言っていますから、こういった問題が出るのではないかという気がします。
ということで、ラインハルトさんと同意見です。

(ということは、土質基礎はあまり変わらないということかな?)


       

No.6870 RE:二次試験の問題予想 投稿者:盛土屋 投稿日:2007/01/16(Tue) 00:09

 私もラインハルトさんに同感です。
 ただし初年度は様子見でどうなるか・・・はあります。
 道路関係でも、例えば道路土工は例年、地すべり、軟弱地盤、法面処理と排水対策の3グループのいづれかからの出題が多いので、ラインハルトさん方式の可能性大です。
 計画関係でも、例えば交通需要マネジメント(TDM)についての概要と必要性、効果を最初に述べさせ、次にどこか仮想の事例について生じた課題に対するTDM手法を用いたあなたの対応案とその理由、課題・・・なんてあるのかもしれませんね。
 マニュアル的な記載工法(工法選定フロー)に頼るだけでなく、その工法、手法を用いる根拠、理由、効果も日頃から理解しておかないとヤバイでしょうね。
 

       

No.6886 土質及び基礎の専門が基本? 投稿者:土木屋 投稿日:2007/01/17(Wed) 09:24

返事が遅くなり申し訳ありません。
やはり、土質及び基礎の専門問題のように、具体的な事例を上げて、これに対する検討手順や解決策を記述するというような設問ですか・・・・!土質及び基礎の専門問題には、計算問題などもありますよね。計算問題なども含む具体的な設問を10問ほど出して、この中から2〜3問程度を回答するというスタイルですかね!?


       

No.6892 RE:二次試験の問題予想 投稿者:ラインハルト 投稿日:2007/01/17(Wed) 18:45

計算は無いと思います。
これまでに見られた
・用語説明
・計算問題
などは完全になくなると思ってます。(士補レベルだから)
たぶん、応用力とは、用語の意味や計算式の理解など当然かつ前提で、求めるのはもっと大局的な視点での問題解決能力を問うのではないでしょうか?

たとえば、『計算(通常)ではこうだが、こうするのも有効だ!』、あるいは、『計算ではこの部分が反映されてないので、それを補うため、こうすべきだ!』的な・・・

考えすぎかな〜

なんとか、今年受かって隊。

       

No.6893 RE:二次試験の問題予想 投稿者:PRE ンジャー 投稿日:2007/01/17(Wed) 20:27

どのうな問題形式にせよ,従来以上の論理・考察レベルが試されるということですよね?ということは,すくなくとも従来形式の出題に対して合格できなければならないですよね?
そうであれば,受験準備はまず従来の出題形式に即した予想と対策をクリアして,その上に応用能力をプラスした勉強方法とすれば良いのではないでしょうか。
つまり当面は,過去問題を研究して従来どおりの対策をとれば良いと思いますが・・・

       

No.6897 RE:二次試験の問題予想 投稿者:イマジン 投稿日:2007/01/17(Wed) 23:46

概ね皆さんと同じ意見です。
専門論文で問われる応用能力とは、専門知識を「使いこなす能力」だと予想しています。
皆さんも予想されているとおり、ある条件が設定された出題になると思いますが、「条件設定されて、最適工法を述べよ」と問われれば、マニュアルどおりの答案で合格でしょう。ですから、私は「複数の異なる観点の条件」が設定されて、最適工法や選定理由を問われるのではないかと予想しています。
例えば、
条件1に対しては、工法Aが有利となる。
条件2に対しては、工法Bが有利となる。
条件1と条件2がある場合の最適工法は? 選定理由は? 留意事項あるいは改良すべき事項は?
というような、条件と工法が1対1では対応しない出題です。

それから、答案作成時間が大幅に増えて、知識確認を主体とする出題から、応用能力を確認する出題に変えるということですので、出題数は減ると予想しています。
「じっくり考えても分からない」では、応用能力があるとは言えませんので。
「道路」のように、1問は必須、もう1問を数題の中から選択となる科目が増えるのではないかと思います。


       


No.6867 技術士第二次試験に関して 投稿者:技術士補見習い 投稿日:2007/01/15(Mon) 23:22 [返信]

皆様はじめまして。平成18年に環境部門1次試験に合格しました。
これから4年経験を積んだ後技術士試験を受けたいと思ってます。

そこで皆様にお聞きしたいのですが、
技術士補(環境部門)→技術士(建設部門)は受けれるのでしょうか?

現在の部門と違う分野の第二次試験を受験できるかどうかです。

一応過去ログや技術士会のHP等で自分なりに調べたのですが、不安が残っているので皆様よろしくお願いします。


       

No.6868 RE:技術士第二次試験に関して 投稿者:発表待 投稿日:2007/01/15(Mon) 23:25

受験可能です。頑張って下さい。

       

No.6869 RE:技術士第二次試験に関して 投稿者:技術士補見習い 投稿日:2007/01/15(Mon) 23:39

迅速な回答ありがとうございます。

今日から建設環境の分野の勉強を始めたいと思います。

ありがとうございました。


       

No.6873 RE:技術士第二次試験に関して 投稿者:APEC 投稿日:2007/01/16(Tue) 08:02

http://www.pejp.net/pe/kaisetsu/manual16.htm
をご覧下さい。


       

No.6878 RE:技術士第二次試験に関して-留意点 投稿者:杜しま 投稿日:2007/01/16(Tue) 12:01

 1次は環境部門で2次は建設環境へ挑戦されるとのことですが、私のこれまでの経験の中からの意見です。2次合格のためには、業務経歴・実績から経験、専門論文までの筋が通っていないと受かりにくいです。建設環境は建設部門の一部であり建設系のどこからでもアプローチできます、ゆえに自分が建設部門の技術者としての立脚点はなにかがまず問われます。単純に言うと「あなたは建設のなに屋さんなの?」です。道路なり河川、都市計画などの事業においてどのように環境保全に取り組んだのかということです。採点官となる人の属する役所の縦割りもありますので環境省系の業務が経験の主になると苦しいです。御注意下さい。

       

No.6883 RE:技術士第二次試験に関して 投稿者:技術士補見習い 投稿日:2007/01/17(Wed) 00:20

回答ありがとうございます。

言葉足らずで申し訳ありません。
私は現在大学の4年で環境を専攻していたので一次試験は環境部門で受験致しました。
来年から働かせて頂く会社は建設コンサルタントなのですが、具体的な職種や配属は決まっていませんので、職種にあわせた分野で受験しようと思います。

発表待さん、APECさん、杜しまさんありがとうございました。


       

No.6890 RE:技術士第二次試験に関して 投稿者:発表待 投稿日:2007/01/17(Wed) 13:28

頑張って下さい。
私は、このHPのお陰でやっと筆記試験に合格し、
今、口頭試験の結果待ちです。
口頭試験もチグハグでかなり心配です。
私も大学時代は環境で今建設コンサルタントに勤務しています。
今年も、合否に関わらず、2次試験を受験するつもりです。
お互い頑張りましょう。

       


No.6858 公務員の技術士 投稿者:ペット 投稿日:2007/01/14(Sun) 21:30 [返信]

国土交通省といった官僚の方って,技術士になられてる方は多いのでしょうかぁ!?仕事上,それほど必要ないのでしょうか?

       

No.6859 RE:公務員の技術士 投稿者:APEC 投稿日:2007/01/15(Mon) 09:32

割合としてはどうかわかりませんが、公務員技術士の方は多いですよ。
以前、合格論文例の配布をメールで受け付けていたころは、ほぼ半分が公務員の方でしたし、SUKIYAKI塾の添削や口頭試験セミナーでもたくさんいらっしゃいました。
企業技術者に比べれば、取らないと何か不利益があるといった面はあまりないと思いますが、そういった環境の中で取得を目指しておられるだけに、非常にやる気があるという感じを受けます。


       

No.6866 RE:公務員の技術士 投稿者:経験者 投稿日:2007/01/15(Mon) 22:13

早期勧奨後、多くの人は調査研究(ワーキングと称する実務はコンサル、念のため)を行う外郭団体に行きます。そこで業務の管理技術者くらいできなくては肩身が狭いので、退職前までには、ほぼ100%、技術士はとります。

       

No.6876 RE:公務員の技術士 投稿者:とおりすがり  投稿日:2007/01/16(Tue) 11:15

●経験者さんでしょうから、○○省のOBの方なのでしょうね。「ほぼ100%」に疑問を感じます。
●これまて゜年配の方も含めて何十人も○○省の方と名刺交換していますが、今までお一人ですね。技術士と書かれていた方は。登録していなので名称表示をしていないのでしょうか。??技術士としての職務を意識していないから、登録していても名称表示をしていないのでしょうか。ただ、継続教育の観点からすると名称表示の必要もあるような気がします。それとも、名刺を使い分けている???
●地方公務員の技術士の方は、知っている範囲ですけど、みなさん名称表示をして職務をされていますが。
●それと、官僚の方は地方機関の現場勤務が少ないですから、学力は高いと思いますが、経験論文とか不利な気がします。土木研究所とか勤務すると、「研究」で有利でしょうね。別に「いちゃもん」を付ける気はサラサラありませんが、「ほぼ100%」はないような−−−−。

       


No.6862 農芸化学の過去問を探しています。 投稿者:分析屋さん 投稿日:2007/01/15(Mon) 15:12 [返信]

昨年12月に一次合格した者です。主に食品分析が専門で、二次試験は農業部門(農芸化学)について近いのではと考えております。しかし中々過去問等の資料が見つからず困っています。どなたか情報をいただけませんでしょうか?宜しくお願いします。

       

No.6863 RE:農芸化学の過去問を探しています。 投稿者:APEC 投稿日:2007/01/15(Mon) 16:47

他部門と抱き合わせになってしまいますが、以下のようなものがあるかと思います。
 ●テクノの問題集(http://www.pejp.net/pe/books/techno_niji.htm
 ●通商産業研究社の問題集


       

No.6864 RE:農芸化学の過去問を探しています。 投稿者:分析屋さん 投稿日:2007/01/15(Mon) 18:02

早速の情報ありがとうございます。
H19年度より専門応用力が重要だといわれている中で、専門科目のセレクトは候補科目の内容を十分吟味しなくては、と考えております。
参考にさせていただき検討いたします。


       


No.6849 受験資格について 投稿者:けん 投稿日:2007/01/13(Sat) 20:06 [返信]

受験資格についてどうしても分からないので、質問させてください。公式HPに以下のように記載されていましたが、・・

(技術士補となる資格を有し、次のいずれかに該当する者 (1) 技術士補として技術士を補助したことがある者で、その補助した期間が通算して次に定める期間((2)の期間を算入することができる。)を超える者。
・ 総合技術監理部門を除く技術部門 4年)

4年というのは、技術士補登録してから4年ということでしょうか?それとも、技術士補になる前に、技術士を補助していた期間も含めてのものでしょうか?

       

No.6852 RE:受験資格について 投稿者:APEC 投稿日:2007/01/13(Sat) 23:33

技術士捕として4年です。
ただ、もうひとつの優秀な指導者の下で4年という条件と事実上合算できます。
たとえば、一次試験に合格はしたのだが、技術士捕には登録せずに2年過ごし、その後技術士捕になって2年という場合、優秀な指導者の下で4年のほうの条件で受験できます。
この優秀な指導者の下で4年というのは、多くの場合、一次試験に合格してから4年というのとほとんど変わりません。(優秀な指導者という条件、その監督下という条件が非常にゆるい)


       


No.6709 合格通知届きました! 投稿者:@ 投稿日:2006/12/27(Wed) 20:17 [返信]

埼玉県です。
ハガキサイズの合格通知に伊吹文部科学大臣の
署名入り・・・。


       

No.6710 RE:合格通知届きました! 投稿者:オランダタヌキ 投稿日:2006/12/27(Wed) 20:39

@さん、おめでとうございます。
私も本年度初めて受験して、環境部門に合格しました。(官報で氏名を確認しました)
しかし、住所は石川県ですが本日は合格通知は届いていないようです。
郵便局も年末で忙しいのかもしれませんね。


       

No.6713 RE:合格通知届きました! 投稿者:キャプッチ 投稿日:2006/12/27(Wed) 22:58

不合格者の通知はいつ届くんでしょうか?

       

No.6714 RE:合格通知届きました! 投稿者:無線従事者 投稿日:2006/12/27(Wed) 23:14

技術士会HPの「合格発表について」という資料を読む限りでは
全科目受験していれば成績通知書が届き、合格者の場合は合格証が同封されるそうです。

       

No.6715 RE:合格通知届きました! 投稿者:おかめいんこ 投稿日:2006/12/27(Wed) 23:15

さいたま市在住です。
本日、試験結果通知書と合格通知届きました。
受験者全員に試験結果通知書、合格者には合格通知が同封されています。 官報で名前番号は確認していましたが、実際合格通知が届くと合格の実感ガ湧きます。
二次試験に向けてスタートです。


       

No.6716 RE:合格通知届きませんでした。 投稿者:さんこん 投稿日:2006/12/27(Wed) 23:38

建設部門2度目の受験落ちました。
専門が2問足りなかったです。

6月から4ヶ月の勉強でしたが足りなかったのでしょう。
来年こそは絶対取ります。

合格した方おめでとうございます。
二次試験がんばって下さい!!


       

No.6717 RE:合格通知届きました! 投稿者:無線従事者 投稿日:2006/12/27(Wed) 23:49

同じく官報で確認済みですが、今日は届きませんでした。神奈川県です。
来年早速二次試験のかた、頑張ってください。私は実務経験がないので当分先です。
一次の問題、特に基礎科目が頭の柔軟性を保つのに良さそうだったので、来年も他部門で一次を受けたいです。

       

No.6720 RE:合格通知届きました! 投稿者:Acer 投稿日:2006/12/28(Thu) 00:42

私は残念ながら1点足りずに不合格でした。
合格された皆さん、おめでとうございます!

敗因は専門の学習が不十分だったようです。
環境部門は専門の問題集があまりなかったため
どうやって勉強するのかわかりませんでした。
ここを知ったのも試験直前だったので、もうすこし
早く知っていれば良かったなと思いました。

しかし、私が今のところ計算できる経験は2年
(大学院)なので、2次試験を受けるにはまだ2年あ
ります。2年のうちに1次合格したいと思います。

不合格通知は本日届きました。東京都です。

       

No.6722 RE:合格通知届きました! 投稿者:みずたま 投稿日:2006/12/28(Thu) 02:11

会社から帰宅すると届いていました。(埼玉県です)
試験成績通知書が送られてくるのはよい制度だと思います。なかなか他の試験では見られないことですね。
ただし合格書が小さく、さびしい気がするのですが・・・
この他に19年度二次試験の案内用紙が同封されていました。


       

No.6723 RE:合格通知届きました! 投稿者:B 投稿日:2006/12/28(Thu) 03:15

化学部門、一発合格しました。
漫然と仕事をしては行けないと思い、一年間勉強しました。非常にうれしいです。
しかし、今アメリカ駐在中の為、合格通知が見られません。帰国が楽しみです。
アメリカでは技術士の資格がないとengineerとは呼ばないので、私も日本では技術士を取るまでは自分をengineerだとは思いません。

来年二次試験がんばります。

       

No.6737 RE:合格通知届きました! 投稿者:ss 投稿日:2006/12/28(Thu) 14:40

去年と今年違う部門で一次試験合格しました。
去年の合格書と文部科学大臣の名前が違うことに、時代の流れを感じました。

       

No.6743 不合格成績通知届きました! 投稿者:RK 投稿日:2006/12/28(Thu) 19:58

不合格の成績通知が届きました

得点は
数学14/20・化学5/20・適性13/15
基礎15/15・専門(生物工学)12/25
専門+基礎39/65

共通化学のみが不合格でした。
しかも(おそらく)マークミスによるチャンスポイントで自己採点より1点増えているし…

       

No.6745 RE:合格通知届きました! 投稿者:ぼのぼの 投稿日:2006/12/28(Thu) 20:15

成績 共通科目 免除 免除 適正11 専門32 基礎9専門科目基礎科目の合計41  結果 合格(建設部門)です。

       

No.6747 RE:合格通知届きました! 投稿者:金文字黒表紙 投稿日:2006/12/28(Thu) 21:58

一次合格証来ました!(^0^)
とりあえずホッとしています。このHPにはいろいろ助けられました。APECさん、ありがとうございます!来年には二次試験にチャレンジします!


       

No.6797 RE:合格通知届きました! 投稿者:みーたん 投稿日:2007/01/05(Fri) 00:36

即、2次試験に行くよ。
今から、充電して、パワーアップ
桜の花の咲くころは、全開だよ。
2次試験の合格通知は、
もっとデカイんだろーな
A4ぐらいかな。
秋には、いただきだ。


       

No.6798 RE:合格通知届きました! 投稿者:SRV 投稿日:2007/01/05(Fri) 09:16

二次試験の合格通知もハガキサイズですよ

       

No.6803 RE:合格通知届きました!、みーたんファイト 投稿者:杜しま 投稿日:2007/01/06(Sat) 02:17

 みーたん、その意気やよしです。もし東北地方でしたら応援しますよ。私の初めての合格の時の合格証の科学技術庁長官名はあの田中真紀子でした、けっこうレアもの、うちの額に納まっています。自分が役人を辞めてコンサルの管理技術者としてスタートした時ですので当時も今もA4版の価値です。
 ファイト!!

       

No.6808 RE:(合格通知の大きさにも意味がある) 投稿者:k.matsu 投稿日:2007/01/07(Sun) 10:05

新米の技術士です。資格を得て、最近この掲示板を拝見するようになりました。教師、反面教師の両面で、勉強になると感じております。

一次試験合格者の別部門での一次試験受験やBさんの書き込み(アメリカでは技術士の資格がないとngineerとは呼ばないので、私も日本では技術士を取るまでは自分をengineerだとは思いません)には、ハッとさせられました。「技術士」の本質のようなものに触れるものだと感じました。

「アメリカでは」とありますが、この考えの方がグローバルスタンダードであり、先進国で日本だけが遅れているという認識の方が、より現実に近いのではと私は思っています。

更に言えば、人は「建物」の中にも、「地下鉄」の電車の中にもいて、そのいずれにおいても「安全」が確保されていなければならないはずなのに、「建物」の設計技術者だけが「認定・登録」されていなければならない・・というのも、今や日本の歪さの象徴のように思われます。

それから「合格通知」の大きさ・・・あまり触れたくない話題ですが、こんなところにも「環境問題」を意識すること、それが「技術士」なのではないでしょうか。第二次試験で「技術士にふさわしい」という設問がよくありますが、これを単なる「試験問題」と感じておられるのでしょうか。
 蛇足ですが(かつ、本質とは離れますが)「技術士登録証」はB4サイズです。こちらは「説明責任」にふさわしい大きさということかもしれません。
「合格通知」の大きさを小さいと感じた方は「技術士登録証」の大きさをどう感じられるのでしょうか。


       

No.6845 RE:合格通知届きました! 投稿者:B 投稿日:2007/01/11(Thu) 12:56

k.matsuさんありがとうございます。

私の業界では歴史的背景から日本はアメリカに大きく遅れています。感覚的には約100年くらい。私のキャリアはあと30年ほど。
どうやっても追いつけません。では、どうするか、まずは自分に何ができるかを考え受験しました。
今は進む方向に迷いはなく、夢と目標に向かうのみです。

もうすぐ帰国しますが、今回のアメリカでの活動が非常に勉強になりました。
生活や文化、福利厚生等すべてにおいて日本の方が優位ですが、それよりも自分の願いがカタチにできるところで働きたいですね。障害はありますがあきらめなければなんとかなるはず。

来年度は二次試験の形式が変わりますが挑戦します!


       

No.6847 RE:合格通知届きました!(Bさんへ) 投稿者:k.matsu 投稿日:2007/01/13(Sat) 18:07

Bさんへ

>来年度は二次試験の形式が変わりますが挑戦します!

頑張ってください。
たとえ制度が変わっても、基本は同じはずです。

なお、私も19年度第二次試験を受験するつもりです。○部門の技術士ですが、昨年度「総監部門」で口頭試験を受けました(合否発表は来月)ので、合格していたら、別の△部門に挑戦する予定でいます。


       

No.6848 RE:合格者へのお知らせが来た! 投稿者:みーたん 投稿日:2007/01/13(Sat) 19:00

今日、黄色い封筒の
合格者へのお知らせが来ました。
中を開けましたが、
いろんな案内が書いていた。
ま、案内は別として、
今年、2次を受ける予定です。
道路が一番可能性がありそうだけど、
好きなのは、基礎やコンクリートです。
今月中に決めて、
仮想論文を3月末までに作ろうかな。