15分テスト004(一次試験専門科目:河川、砂防及び海岸・海洋)

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問題 1.

次の記述の中で正しいものはどれか

水制工は流水方向規制・流砂制御・水勢緩和を目的として、流向に対して平行に設置される。
コンクリートダムには、アーチ式コンクリートダムと重力式コンクリートダムがある。アーチ式は構造物のアーチ作用により、また重力式は堤体断面のせん断耐力により、水圧等の力に耐えるように設計されている。
固定堰は高さが低いので、基礎は岩着させずに砂礫層上に置くのが通常で、このような堰をフローティングダムという。フローティングダムでは、浸透水によるパイピングやクイックサンドといった現象に注意しなければならない。
ダム容量には、サーチャージ水位までの洪水調節容量、洪水期制限水位までの利水容量などがあるが、洪水調節容量のことを有効貯水容量ともいう。
土石流は、水を含んだ土砂・岩石が大量に流出する現象であるが、粒子の質量と流下速度が比例するので、泥流型土石流に対して砂礫型土石流のほうが移動速度が速い。

問題 2.

次の記述の中で誤っているものはどれか

離岸堤は、消波・漂砂阻止・静穏域確保などの目的で作られるが、陸側に堆砂するので、海岸侵食対策には好適であるが、港湾区域内の船舶が航行する付近に設置することは不適当である。
斜面において、地すべりクラックの可能性のあるクラックを発見した場合、地盤伸縮計による観測を行うことで、地すべりブロック中のどこに位置するクラックであるかを推定する資料となる。クラックが引張り変動を示せば地すべり頭部、圧縮変動を示せば地すべり末端部(舌部)に位置するクラックである可能性が高くなる。
砂防ダムには不透過型ダムと透過型ダムがある。不透過型ダムは、ダム上流部に常に土砂を貯め、河床勾配を緩めることで土石流の流速を減らし、土砂を捕らえるものである。透過型ダムは、災害に至らないような中小の出水時は土砂を下流に流し、災害となる土石流が起きた時などに土砂を捕捉して効果を発揮するものであり、スリット型ダムが一般的である。
津波対策を講じる時の計画潮位は、東京湾平均海面(TP)である。
アーチ式コンクリートダムは、強固な岩盤が基盤として必要であり、特にアーチ下流側は十分な厚みの岩盤を必要とする。また、アーチ推力に対してすべる弱層がないことも重要な条件である。また、重力式コンクリートダムは、ダム高に応じた強度を有する岩盤基礎を必要とし、水平に近い断層や弱層に注意が必要である。

問題 3.

次の記述の中で誤っているものはどれか

河川には一級河川・二級河川・準用河川があるが、河川法において「河川」として法の対象としているのは、一級河川と二級河川である。準用河川は、一級・二級河川以外の河川で市町村長が指定したものとして、二級河川に関する規定を準用することとされている。
地すべり対策は一般に抑制工と抑止工に分類されるが、まず地下水排除工などの抑制工から検討し、これでは安定の確保が難しい場合に抑止工の検討を行うという手順をとることが多い。
河川横断面の流れの平均流速を求める公式にはジェシー公式型と指数公式型に大別される。ジェシー公式型の代表的なものはクッター公式であるが、今日ではあまり用いられていない。指数公式型の代表的なものはマニング公式Vm=1/n・R2/3・I1/2であり、現在ではほとんどこの式を用いるようになっている。
水底面にはたらくせん断力(掃流力)がある限界以上になると土砂の運動が始まるが、この限界のせん断力を限界掃流力とよび、掃流力がこれを超えて大きくなるほど大規模に砂礫が移動することとなる。
河川法は、河川について、洪水、高潮等による災害の発生が防止され、河川が適正に利用され、流水の正常な機能が維持されるようにこれを総合的に管理することにより、国土の保全と開発に寄与し、もつて公共の安全を保持し、かつ、公共の福祉を増進することを目的とするものである。

問題 4.

次の記述の中で正しいものはどれか

河川区域は、左右岸の堤防にはさまれた区域、すなわち低水路、高水式および堤防高水護岸からなる。
河川流量の時間変化を示したものをハイエトグラフ、降雨の時間変化を示したものをハイドログラフという。
計画高水流量を求める方法はいくつかあるが、中小河川では、流域面積に降雨量と流出係数を乗じてピーク流量を算出するタンクモデル法が一般的に用いられる。
河川管理者は、都市部など密集地域で河川拡幅などが困難であると判断される場合は、当該河川管理施設に係る河川区域を、地下に限って、一定の範囲を定めた立体的な区域として指定することができる。
河川区域に隣接した範囲について、河川管理者は必要に応じて「河川保全区域」の指定を行うことができる。この範囲は、原則として河川区域境界から50m以内であり、土地の掘削・工作物新築等について、河川管理者の許可が必要である。

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結果: