30分テスト基礎科目(1) 060925

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問 1 製造物責任法に関する以下の記述の中で、誤っているものを選べ。
(1) 利用者が製造物の欠陥によって傷害をおったり、あるいは安全に関わるような品質上の不具合があった場合に、メーカーがこの責任を負わねばならない。
(2) 製造物責任法において、消費者がメーカーの責任を問おうとする時、製品に欠陥が存在し、それによって損害をこうむったこと、さらにその欠陥の原因がメーカーにあることの3点についてのみ証明すればよいこととされている。
(3) この法律の対象となる製品には、未加工農林畜水産物や電気、ソフトウェアといったものは該当しない。
(4) 製品の欠陥によって、人の生命・身体に被害をもたらした時だけでなく、その製品以外の財産が損害をこうむった時もこの法律の適用対象となる。
(5) この法律は、国内販売された製品を海外で使用して不具合が発生した場合にも適用される。ただし、この製品が国内限定使用に供するものであることが明記されている場合はこの限りでない。
問 2 製品の設計・製造工程における検査は、製品の品質維持に必要不可欠なものであるが、検査にはさまざまなコストがかかる。
ある人工物の検査コストを見積もったところ、平均して検査1回あたり200万円であった。
一方、検査回数を減らした場合、1/(1+X)の確率でこの人工物が欠陥により破壊し、その時の損害額は5000万円と見積もられた。
トータルコストを最適化するには、何回の検査を行うのがよいか。
(1) 1回
(2) 2回
(3) 3回
(4) 4回
(5) 5回
問 3 次の記述のうち、間違っているものはどれか。
(1) LANで社内ネットワークが組まれている事業所同士が専用回線で接続されている状態をWANという。
(2) インターネットURLに使われる「www」は、world wide webの略である。
(3) インターネットにおける一般的なファイル形式であるHTMLは、タグといわれる情報が埋め込まれたアスキー形式ファイルである。
(4) インターネットは、プロバイダと呼ばれる業者等のホストコンピュータにアクセスし、そのコンピュータ内に蓄えされたデータを出入力する形式になっている。
(5) ADSLとは、アナログ回線中に周波数の異なる信号を流すことで、従来の銅線の電話線をそのまま活用できる常時接続システムである。
問 4 16進数は、0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,A,B,C,D,E,Fの16個の数値を表す文字を組み合わせて表記される。
ここで、Aは10進数の10、Bは同じく11、Cは同じく12、Dは同じく13、Eは同じく14、Fは同じく15に相当する。
16進数の1Fを2進数で表記したものは次の中のどれか。
(1) 15
(2) 31
(3) 111
(4) 1111
(5) 11111
問 5 各種解析手法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか選べ。
(1) 差分法は、解析領域を規則正しい格子によって分解し、差分で近似しようとする方法であるが、正確に境界条件を指定することが難しいなど精度の問題がある。
(2) 有限要素法は、領域を単純な形状にに分割し、無限の自由度を持った連続体を有限個の要素に分解し、その挙動を求める方法である。部分的に精度を上げたい場合でも、その部分の節点の配置を密にして要素を小さくすることによって対応することが容易にできる反面で、差分法に比して要素に分割するのに大きな手間がかかる。
(3) 境界要素法は、境界のみの情報を用いて解析を行う方法で、有限要素法より領域の次元が1次元大きくなるため、要素分割に要する手間が多く、解析計算時間がかかるという問題点がある。
(4) 境界要素法は、境界が無限遠にあるような場合の解析領域を容易に扱うことができるので、流体力学の問題や電磁波の問題などにおいてよく用いられる。
(5) 境界要素法は境界での値を求めるが、内部の変位や応力を求める数値解法においては有限要素法がよく用いられる。
問 6 宇宙空間に浮かんでいる重さ4.5トンの人工衛星を移動させるための宇宙船外作業を行う。牽引するための器具類・フック・ワイヤー等の総重量が300kg、作業に従事する宇宙飛行士の重さが、宇宙服など装備一式を含めて100kgである。
推進装置は宇宙飛行士の装備している宇宙服に固定されており、宇宙飛行士だけが移動する場合、0.1g(gは重力加速度)の加速度を得ることができる。ただし、文中の「重さ」、「重量」はいずれも地球上におけるものである。
この装備で人工衛星を牽引するにあたり、推進装置を10秒間作動させた場合、宇宙船はどれだけの速度で移動するか。
(1) 0.1m毎秒
(2) 0.2m毎秒
(3) 0.3m毎秒
(4) 0.4m毎秒
(5) 0.5m毎秒
問 7 次の文章の[ア]〜[ウ]に入る言葉の正しい組み合わせを選べ。

セラミックスの解釈は様々で、ヨーロツパ諸国では「まず成形され次に熱によって硬化された無機物質からなる製品」という解釈を基本にし、陶磁器製品と耐火物に限られている。これに対して米国のセラミックス学会では「無機・非金属を原料とした製造に関する技術および芸術で、製造あるいは使用中に高温度(約[ ア ]度以上)を受ける製品と材料」と定義し、日本はこれに従っている。ここでは陶磁器と耐火物、セメント、ガラス、ほうろう、[ イ ]などが含まれる。
セメントなど天然土質を原料としたクラシックセラミックスあるいはトラディショナル(伝統的)セラミックスに対して、精製された微粉末を原料とし、材料の微組織を高度に制御しつつ精度よく製造した付加価値の高い無機材料をファインセラミックス、ニューセラミックスあるいは[ ウ ]という。
(1) [ア]540 [イ]合成宝石 [ウ]ハイパフォーマンスセラミックス
(2) [ア]340 [イ]陶磁器 [ウ]ハイパフォーマンスセラミックス
(3) [ア]340 [イ]ガラス [ウ]特殊セラミックス
(4) [ア]540 [イ]ガラス [ウ]特殊セラミックス
(5) [ア]1400 [イ]合成宝石 [ウ]特殊セラミックス
問 8 遺伝子医療に関する以下の記述の中で、誤っているものを選べ。
(1) ヒト遺伝子を研究するにあたり、DNA上にまばらに分布する遺伝子を個々に探し出すのではなく、最初に全遺伝情報(全塩基配列)を解読してしまって、それを元に遺伝子を探索していく研究手法が「ヒトゲノム(人間の全遺伝情報)の解読」である。これを非営利国際共同研究として行い、遺伝情報を公表することを目的としたプロジェクトが「ヒトゲノム計画」である。
(2) 遺伝子工学の医療への応用の1つとして「テーラーメード(オーダーメード)医療」がある。これは、患者の遺伝子を調べて、体質にあった薬や治療法を選ぶ手法で、投与方法・量の最適化、有効性・安全性の予測、不必要な患者に投与しなくなることによる薬剤費用の抑制などの効果が期待されている。
(3) ヒトの遺伝子解読が進んだ結果、いくつかの病気については、遺伝子診断によって発症以前に罹患の危険性を予知できるようになった。しかし、遺伝子診断結果が流出した場合に、雇用や保険の面での差別が起こる「遺伝子差別」が懸念されており、日本では2000年に科学技術会議が遺伝差別の禁止を求める報告書を提出している。
(4) 遺伝子診断を受精卵や胎児に対して行う「出生前診断」は、先天性疾患の発見による中絶、さらには好みの遺伝子を持った受精卵の選別、優生政策といった、倫理的な問題を数多くはらんでいる。現在、アメリカでは重い遺伝病の保因者の受精卵に限り受精卵診断が行われているが、日本ではまだ受精卵診断は承認されていない。
(5) ガンや動脈硬化症などは、遺伝子異常のためにタンパク質の構造に変異が生じたり、必要量より過剰ないし過小にタンパク質が産生されることによって増悪する。したがって、不足するタンパク質を補充したり、変異したり過剰になったタンパク質に結合してその機能を阻害する化学物質を投与することが治療法となる。このように遺伝情報に基づいて治療薬を開発する手法は、しばしば「ゲノム創薬」と呼ばれる。
問 9 リスク管理・危機管理に関する次の記述のうち、誤っているものを選べ。
(1) 発生確率は低いものの、リスクが顕在化した場合の被害が甚大であるもの、たとえば地震や火山噴火などは、リスクを低減するほかに、保険に入っておくという方法もある。後者をリスクの移転という。
(2) 危機管理は、まず危機に対する基本的方針を定め、次に予想される危機(クライシス)を特定する。そして危機の分析と評価を行い、対策を講じる。
(3) 発生確率は高いものの、顕在化した場合の被害がさほどではないリスクは、対策を講じるためのコストなどを勘案して、リスクを保有する(対策を講じない)という選択もある。
(4) 危機管理においては、危機が発生した場合の広報活動も重要である。これには、周辺住民など関係者の生命財産を保護するとともに、無用な憶測などにより二次災害や風評被害が拡大するのを防ぐ目的もある。
(5) リスクに対する正常な評価を妨げる効果を「バイアス」と呼ぶ。ベテラン・バイアスは、過去の経験で慣れてしまってリスクを過小評価するものであるし、カタストロフィー・バイアスは極稀な巨大被害リスク(隕石の衝突や巨大地震など)を過大視するものである。
問 10 高さ150mの滝から落下した水の力学的エネルギーが全て熱に変化したものとすれば、水の温度は何度上昇するか。
ただし、重力加速度は9.8m/s2、水の比熱は4.2J/g・℃とする。
(1) 0.1℃
(2) 0.2℃
(3) 0.3℃
(4) 0.4℃
(5) 0.5℃

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結果: