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地球温暖化に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
(1) 地球の大気には二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスが含まれているため、地球の平均気温は約15℃に保たれている。ところが、18世紀に始まった産業革命以来、石油や石炭などの化石燃料の大量消費や森林伐採などにより、大量のCO2などの温室効果ガスが大気中に排出された。このため、現在の大気中のCO2の濃度は産業革命前の約1.3倍と、過去42万年間で経験したことのない高い値となっている。 (2) 地球温暖化の進行を示す現象として、雪氷圏の気候変化があげられる。1960年後期以降、積雪面積が約10%減少したり、北半球の中・高緯度地域の湖沼や河川で結氷する日数が約2週間短くなる、山岳氷河が後退する、北極の海氷の厚さが約40%減少する、などの影響が現れている。 (3) 2001年4月に、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が、気候変化に関する最新の科学的知見をとりまとめた第3次評価報告書を公表した。この報告書では、「最近50年間に観測された温暖化の大半が人間活動に起因している、という新たな、かつより強い証拠がある」とし、人間活動による温暖化が確実に進行していること、将来の世界の動向を勘案すると、2100年には気温が1.4〜5.8℃上昇、海面は9〜88cm上昇すると予測している。 (4) 人類の存続を脅かす温暖化を防止するために、1992年の地球サミットで、気候変動枠組条約が採択され、1997年には温暖化防止京都会議(COP3)で、温室効果ガスの削減量に関する国際的な約束がなされた。COP3以降、各国は温暖化防止の国内対策を進める一方、排出量取引、共同実施、クリーン開発メカニズム、森林吸収源などの国際的なルール作りについて国際的な検討を続けた。 (5) IPCCの第3次評価報告書では、2100年の気温上昇を1.4〜5.8℃と予測し、第2次評価報告書で予測された1.0〜3.5℃より、大幅に予測値が高くなった。その要因としては、旧ソ連の崩壊や東南アジア諸国の急速な経済発展なども組み入れた、新しい排出シナリオに基づく予測を行っていることに加え、途上国の公害対策が予想以上に遅れているため、温暖化ガスである硫酸エアロゾルなどが減少しないことなども重要な要因としてあげられる。
平成14年3月27日に決定された、新・生物多様性国家戦略では、生物多様性の現状と問題点について、「3つの危機」として整理している。これについて述べた次の記述の中で、[ア]〜[]に入る正しい言葉の組み合わせはどれか。
第1の危機は、開発や乱獲など人間活動に伴う負のインパクトによる生物や生態系への影響である。その結果、多くの種が絶滅の危機にさらされ、湿地生態系の消失の進行や、島嶼や山岳部など[ ア ]な生態系における影響など、最も大きな影響要因とされている。
第2の危機は、里山の荒廃等の人間活動の縮小や生活スタイルの変化に伴う影響である。[ イ ]減少の結果、二次林や二次草原が放置され、耕作放棄地も拡大している。一方、人工的整備の拡大も重なり、里地里山生態系の質の劣化が進行し、特有の動植物が消失している。特に中山間地域で顕著で、今後この傾向がさらに強まるとされる。
第3の危機は、移入種等の人間活動によって新たに問題となっているインパクトである。国外または国内の他地域から様々な生物種が移入された結果、[ ウ ]の捕食、交雑、環境攪乱等の影響が発生している。また、化学物質の生態系影響のおそれもある。
(1) [ア]特異 [イ]希少価値 [ウ]在来種 (2) [ア]脆弱 [イ]希少価値 [ウ]在来種 (3) [ア]代表的 [イ]経済的価値 [ウ]希少種 (4) [ア]脆弱 [イ]経済的価値 [ウ]在来種 (5) [ア]脆弱 [イ]希少価値 [ウ]希少種
新・生物多様性国家戦略では、生物多様性の保全及び持続可能な利用に関して5つの理念をあげているが、不適切なものを選べ。
(1) 人間生存の基盤 (2) 世代を超えた安全性・効率性の基礎 (3) 有用性の源泉 (4) 希少な生態系の保全 (5) 予防的順応的態度
アスベスト暴露に関連あるとして確認されている疾病に関する次の記述のうち、最も不適切なものを選べ。
(1) 石綿肺はアスベストの健康影響として最も早くから注目されており、職業上アスベスト粉じんを通例10年以上吸入した労働者に起こるじん肺の一種である。吸入されたアスベストが細気管支や肺胞に刺激を与え、炎症を起し、次第に終未肺気管支周辺や肺胞の線維化を来たし、肺機能障害を起こす。これはアスベストの暴露が中止した後にも進行することが知られている。最終的には肺線維症の進展の結果、呼吸不全で死亡する場合がある。 (2) 1985年に石綿肺に合併する肺がんの症例が報告され、その後多くの石綿肺合併肺がんが報告されたが、1955年のイギリス石綿紡績工場労働者を対象にした疫学調査で、この工場に20年以上働く労働者の肺がん死亡率が、一般住民に比べて13.7倍も高いことを報告し、アスベストと肺がんとの因果関係を疫学的が明らかにされた。 (3) アスベスト暴露から肺がん発症には通例15〜40年の潜伏期間がある。また、暴露量が少ない集団でも、暴露量の多い集団と、肺がんの発生率は変わらないということが確認されている。 (4) 悪性中皮腫は、胸膜、心膜、腹膜などの漿膜腔を覆う中皮表面及びその下層の組織から発生する極めて予後不良な悪性腫瘍(がん)である。アスベスト暴露から20〜50年の長い潜伏期間を経たのち発症する。 (5) 悪性中皮腫の発生は、アスベストの種類によって差があることが知られており、クロシドライトが最も危険性が高く、アモサイトがこれに次ぎ、クリソタイルは前二者より低いとされている。
新エネルギーに関する次の記述のうち、最も不適当なものを選べ。
(1) 自然のエネルギーを利用した太陽光発電、風力発電は無尽蔵でクリーンという大きなメリットがある半面、エネルギー密度が低く、まとまった電力を得るには広大な面積を要すること、天候や気象条など自然条件に左右され、安定性に欠けるなどのデメリットも持っている。 (2) 水素と酸素を反応させて直接電気を取り出すのが燃料電池発電の基本であり、発電効率は高くないが、騒音や振動もなく、発電時にCO2が発生しない。また、電気に加えて、発電の際に発生する熱もあわせて給湯や暖房に利用するコジェネレーション・システムに使うことができ、ビルの地下など都市での活用に適している。 (3) 太陽電池を用いた発電方法を「太陽光発電」と言う。太陽電池はP型・N型のシリコンを張り合わせた構造で、光が当たることによりプラスとマイナスの電荷の対が発生し、それぞれの電荷がP型シリコン(プラス電荷)とN型シリコン(マイナス電荷)に集まり、電気が発生する。人工衛星で使う電力の大部分は太陽電池から得ている。 (4) 風力発電は、運転時にCO2などを出さないクリーンな発電方法である。一年を通じて一定した風を生む土地が最も設置に適した場所であるが、日本にはそうした適地が少ない問題がある。新エネルギーの中では最も普及している発電方法であるが、電力を得るためには広い面積が必要なことや、低周波や風切り音なども問題になってきている。 (5) 現在の風力発電は、風力発電機とバッテリーを組み合わせて「風があるときは発電と充電」「風が無いときはバッテリーから放電」という形を取っているものが主である。
新エネルギーに関する次の記述のうち、最も不適当なものを選べ。
(1) コジェネレーションは、内燃力発電・汽力発電の排熱を利用して動力・温熱・冷熱を取り出し、総合エネルギー効率を高めるエネルギーシステムであり、京都議定書の発行にともない、スーパーや工場などで導入に向けて関心がたかまっている。 (2) バイオマスは、生物資源(bio)の量(mass)を表す概念で、一般的には「再生可能な、生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの」を指しており、これから得られるエネルギーをバイオエネルギー・バイオマスエネルギーと呼ぶ。 (3) バイオマスには、廃棄物系のもの、未利用のもの及び資源作物がある。このうち廃棄物系のものとしては、廃棄される紙、家畜排せつ物・食品廃棄物や下水汚泥などが、未利用のものとしては、稲わら・麦わら・もみ殻・林地残材(間伐材、被害木等)などが、エネルギー作物としては、さとうきびやトウモロコシやなたねなどがあげられる。 (4) ヒートポンプは、大気中の熱を圧縮機(コンプレッサ)を利用して効率よくくみあげ、圧縮・膨張させて気化・凝固を生じさせ、冷却や加熱を行うものである。 (5) 電動ヒートポンプでは、電気は熱エネルギーとしてではなく、熱を移動させる動力源として利用されるため、消費電力の3倍近くの熱を利用できるといわれており、石油などの化石燃料を燃やして熱を得る従来のシステムに比べて効率がよく、環境への負荷が低いシステムで、実用化に向けて研究が進められている。
新QC七つ道具ではないのは、次のうちどれか。
過程決定計画図 (2) パレート図 (3) マトリックス図 (4) アローダイヤグラム (5) マトリックス・データ解析
次の中に、誤った記述はいくつあるか答えよ。
(ア) 石油ストーブが転倒すると自動的に消火するよう設計されている。これはフェールセーフである。
(イ) SDカードスロットは、正しい向きにしかスロットに差し込めない。これはフールプルーフである。
(ウ) ジャンボジェット機は、いくつかのエンジンが故障しても、一つ動いていれば飛び続けられるように設計されている。これはフォールトトレランスである。
(エ) 多少のコストアップになっても、信頼性の高いパーツでコンピュータを組み上げ、障害の発生確率を低くするのは、フォールトアボイダンスである。
(オ) リダンダント電源は、電源を複数個備えており、運用中に一ヶ所に障害が生じても、残された系統で最低限の運用を続けることができ、直ちにシステムが停止しないようになっている。これはフェールソフトである。
(1) 4 (2) 3 (3) 2 (4) 1 (5) 0
リスク管理に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
(1) リスクは、発生確率×被害規模で評価され、潜在的であるという特徴がある。 (2) リスクが顕在化したものがクライシスであり、危機管理の対象となる。 (3) 投資に見合う利益が得られるとは思えないので、その市場への参入を取りやめた。これはリスク回避である。 (4) リスク管理において重要なのは、全員参加である。そのため、リスク対応方針はボトムアップ型で決定するのがよい。 (5) 正常性バイアスとは、個人レベルで異常と感じる程度が、ある範囲内であれば、一般的には普通の考えられるという見方をしてしまおうとする傾向のことである。
高さ150mの滝から落下した水の力学的エネルギーが全て熱に変化したものとすれば、水の温度は何度上昇するか。
ただし、重力加速度は9.8m/s2、水の比熱は4.2J/g・℃とする。
(1) 0.1℃ (2) 0.2℃ (3) 0.3℃ (4) 0.4℃ (5) 0.5℃
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