RCCM試験問題W−2臨時掲示板 平成20年度RCCM試験の問題4-2(道路部門)について語る、臨時掲示板です。
=道路部門= 2008.11.13開設、2009.2.25終了

[20] 1 Name:APEC Date:2008/11/13(木) 10:35 [ 返信 ]
1. 自動車の走行抵抗に関する記述のうち、正しいものをa〜d のなかから選びなさい。

a. 転がり抵抗は、車輪が路面上を転がるときに生じる抵抗(転がり抵抗係数)×自動車総重量で与えられ、通常の舗装路面では転がり抵抗係数は0.15 程度である。
b. 空気抵抗は(空気の相対)速度(m/s)と自動車の前面投影面積(u)に比例する。
c. 勾配抵抗は、勾配tanθの上り坂では、自動車総重量の勾配斜面方向成分、すなわち自動車総重量×sinθで与えられる。
d. 加速抵抗は、加速度と質量に反比例する。


[46] RE:1 Name:Fuck-You2 Date:2008/11/28(金) 18:32
a、転がり抵抗は0.015……×
b、空気抵抗は速度の二乗と投影面積に比例……   ×?
c、勾配抵抗は、総重量×sinθ×転がり抵抗で  算定……×
d、加速抵抗……意味がわからない。
以上からは正しいが無い、雰囲気からはbかな?


[19] 2 Name:APEC Date:2008/11/13(木) 09:09 [ 返信 ]
2. 交通事故危険箇所の抽出に関する記述のうち、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。

a. 一般に用いられる手法は、事故発生件数や事故率等であり、交通安全施設等整備事業計画における「緊急に交通の安全を確保すべき道路」の判定基準には事故率が採用されている。
b. 一定期間内に発生した事故発生件数を用いて抽出する方法は、都市部や交通量の多い区間に偏る傾向がある。
c. 事故発生件数を、利用する人数、走行台キロなどにより基準化した事故率を用いて抽出する方法は、交通量が多い箇所では極端に事故率が大きくなる場合がある。
d. 事故の種類により事故発生件数を重み付けした危険箇所に抽出方法は、死亡、重傷事故など大事故が発生した箇所の抽出に有効である。


[47] RE:2 Name:Fuck-You2 Date:2008/11/28(金) 18:43
a、事故率で整備すると思われる……○
b、自動車が少ない田舎は事故も少ない……○
c、走行台キロ数で割るため、事故率は極端に大き  くはならないのでは……×
d、死傷事故発生で重みを付ければ、多発箇所が特  定できるのでは……○。
以上から、推定ですがcが間違いでは。


[18] 3 Name:APEC Date:2008/11/13(木) 09:07 [ 返信 ]
3. 舗装性能評価に関する記述のうち、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。

a. 必須の性能指標は疲労破壊輪数、塑性変形輪数、平たん性である。
b. 疲労破壊輪数は、供試体のホイールトラッキング試験による動的安定度を測定し評価する。
c. 平たん性、浸透水量、騒音値、すべり抵抗値等は直接計測により評価する。
d. 騒音値、すべり抵抗値は必要に応じ定める性能指標である。


[44] RE:3 Name:ロード Date:2008/11/21(金) 00:32
bが誤りです。
ホイールトラッキング試験は、塑性変形輪数の評価の測定方法です。舗装性能評価法H18(P8,22)


[17] 4 Name:APEC Date:2008/11/13(木) 09:04 [ 返信 ]
4. 自転車専用道路等に関する記述のうち、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。

a. 自転車専用道路の幅員は3m以上、自転車歩行者専用道路の幅員は4m以上とする。
b. 自転車に乗った人の通行空間は幅1.0m、高さ2.5m である。幅の1.0m はハンドル幅0.6m と横揺れに対する余裕0.4m の和である。
c. 自転車歩行者専用道路の規定幅員は、自転車の通行幅、車いすのすれ違い必要幅(車いす2台の通行空間)および両側の側方余裕を加えて定められている。
d. 自転車専用道路等の幅員は、地形の状況その他特別な理由によりやむを得ない場合は2.5m まで縮小できる。


[22] RE:4 Name:aszu Date:2008/11/13(木) 11:47
構造令H16のP577より自転車の通行空間は高さ2.25m
よってb


[16] 5 Name:APEC Date:2008/11/13(木) 09:03 [ 返信 ]
5. 道路構造令に関する記述のうち、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。

a. 道路構造令は道路を新設、改築する場合の他、修繕工事にも適用される一般的技術基準である。
b. 一般的技術基準であり、特殊車両の通行を目的とする道路、超大規模橋梁、急峻な山岳部に建設する道路等は、個別の検討が必要である。
c. 道路構造令は、道路法第30条の主旨に沿って、道路構造の技術的基準を定めた政令である。
d. 道路の一定区間にバイパスを建設する場合には、道路構造令は当該区間全体には適用されず、バイパス部分にのみ適用される。


[21] RE:5 Name:aszu Date:2008/11/13(木) 11:45
構造令P42から修繕工事は適用外。
よってa


[15] 6 Name:APEC Date:2008/11/13(木) 09:02 [ 返信 ]
6. 平面交差点に関する記述のうち、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。

a. 設計交通量を飽和交通流率で除した値を需要率といい、その交通量を捌くのに必要なスプリットに相当する。
b. 飽和交通流率は、流入部において交通需要が十分に存在する状態で、単位時間当たりに通過しうる最大の車両数であり、理想的な状態では2,200(pcu/車線/青1時間)とされる。
c. 発進損失とクリアランス損失の2種類の損失時間の和を現示毎に合計した値を「1サイクル当たりの損失時間」という。
d. 「現示の需要率」は各現示における最大の需要率であり、各現示の需要率の合計値が「交差点の需要率」で、これが0.9 を超えると設計交通量を捌くことが出来なくなる。


[33] RE:6 Name:こたろう Date:2008/11/14(金) 12:27
bにしましたけがどうでしょうか?

[14] 7 Name:APEC Date:2008/11/13(木) 08:59 [ 返信 ]
7. 道路標識に関する記述のうち、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。

a. 路側式の標示板の設置高さは2.50m を標準とする。
b. 歩道等を有する場合においては、原則として歩車道境界と25cm 以上離して設置する。
c. 片持式・門型式の標示板の設置高さは5.0m 以上を標準とする。
d. 警戒標識、規制標識は原則として路側式とする。


[43] RE:7 Name:ロード Date:2008/11/19(水) 12:44
aが誤りだと思います。
路側式掲示板の高さは、「標識令」で
案内標識は1.8m以上
その他の標識は1.0m以上
と定められていますが、
道路標識ハンドブック(P9)では、1.8mを標準としています。


[13] 8 Name:APEC Date:2008/11/13(木) 08:58 [ 返信 ]
8. 曲線部の拡幅に関する記述のうち、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。

a. 第1種、第2種、第3種第1級の普通道路に対してはセミトレーラー、その他の道路に対しては普通自動車、小型道路に対しては小型自動車等を対象として拡幅量を設定する。
b. 6車線以上の道路は、必ずしも全車線に対して拡幅を行う必要はない。
c. 都市部に存する第2種及び第4種の道路については、拡幅量の縮小もしくは拡幅をしないことが出来る。
d. 曲線半径が小さい場合は、車線毎に拡幅量を決めるため、上下線で車道の幅員が異なることがある。


[23] RE:8 Name:aszu Date:2008/11/13(木) 11:50
構造令H16のP481から、セミトレを考慮するのは
第4種第1級も含まれるのでa


[34] RE:8 Name:こたろう Date:2008/11/14(金) 12:28
aにしました

[12] 9 Name:APEC Date:2008/11/13(木) 08:56 [ 返信 ]
9. 路床の設計に関する記述のうち、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。

a. CBRが3未満の路床を改良する場合の改良厚さは、安定処理で30〜100cm、置換工法による場合は50〜100cm の間で設定する。
b. CBRが2未満の路床を改良した場合、その施工厚から20cm を減じたものを有効な構築路床の層として扱う。
c. 改良した層のCBRの上限は20 とする。自然地盤の層は上限を設けない。
d. 舗装構造を短区間で変えることは望ましくない。少なくとも200m の区間は変えないように設計することが望ましい。


[30] RE:9 Name:みつ Date:2008/11/13(木) 18:27
bのCBRが2未満はひっかけ(3未満なら2でも同様の対応)でaの記述が誤りです。50〜100cmにするのは、非常に軟弱な場合です。
舗装設計便覧P71より


[32] RE:9 Name:MBZ Date:2008/11/13(木) 18:52
bについて
舗装設計便覧P.71を見ると、

安定処理:30〜100cm(軟弱な場合50〜100cm)
置換工法:50cm〜100cm

と読めるので、bは間違っていないのではないでしょうか。


[11] 10 Name:APEC Date:2008/11/13(木) 08:54 [ 返信 ]
10. インターチェンジに関する記述のうち、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。

a. 不完全立体交差型は、ダイヤモンド型を除けば料金所がある場合の適合性は高い。
b. 完全立体交差型は、料金所がある場合、3枝交差以外での適合性は低い。
c. 織り込み型は、比較的交通量が多い場合の適合性は高い。
d. 不完全立体型は、交通量が多い場合の適合性は低い。


[28] RE:10 Name:aszu Date:2008/11/13(木) 14:20
構造令H16のP524より、
織り込み区間を長くとるのが難しいことから、交通量の少ない場合でないとうまく運用できないため・・・とあるのでc


[10] 11 Name:APEC Date:2008/11/13(木) 08:52 [ 返信 ]
11. 道路の持つ機能の組み合わせで、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。

a. 交通機能−自動車−アクセス
b. 空間機能−情報空間
c. 交通機能−歩行者、自転車−滞留
d. 空間機能−防災空間


[26] RE:11 Name:間違いました・・・ Date:2008/11/13(木) 13:00
構造令H16、P58の図1−1より、空間機能に情報空間の記述なし
よってb


[9] 12 Name:APEC Date:2008/11/13(木) 08:50 [ 返信 ]
12. 交通調査に関する記述のうち、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。

a. OD 調査とは、自動車交通の交通量、起終点、乗員数などを調査するものである。
b. プローブカー調査とは、カーナビゲーションを車両に搭載して走行データを収集する調査である。
c. 渋滞長調査とは、信号待ちの車両の長さ、車種や信号待ちの回数を計る調査である。
d. 断面交通量調査とは、現況道路の断面交通量を調査するものである。


[39] RE:12 Name:絶対受かりたい Date:2008/11/14(金) 23:02
c)渋滞調査の趣旨からすると車種は調査の対象となっていないと思います。

[8] 13 Name:APEC Date:2008/11/13(木) 08:49 [ 返信 ]
13. 次の記述のうち、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。

a. スマートICとは、ETCを搭載した車両に限定しているインターチェンジである。
b. PIとは、市民等に情報を提供した上で、広く意見を聞き、政策や計画の立案に反映するプロセスである。
c. VICSとは、道路上に設置したビーコンとAM 放送によって、渋滞情報などをリアルタイムでカーナビに提供するシステムである。
d. TDMとは、車の利用者の交通行動の変更を促すことにより、道路交通混雑を緩和する手法である。


[24] RE:13 Name:来年受験 Date:2008/11/13(木) 12:34
C AMではなくFM

[7] 14 Name:APEC Date:2008/11/13(木) 08:44 [ 返信 ]
14. 歩車共存道路の記述のうち、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。

a. 歩行者に対するサービスを優先し、自動車に対するサービスを限定する。
b. 歩車道境界には縁石等を設けて、物理的に車道と分離する。
c. 凸部や狭窄部、屈曲部等で自動車の速度を抑制する構造を用いる。
d. 歩行者・自転車・自動車の通行空間が同一平面上にある。


[29] RE:14 Name:aszu Date:2008/11/13(木) 14:36
構造令H16のP584より、
 歩車共存道路は、歩行者・自転車・自動車の通行空間が同一平面上にあり、物理的に分離されていない。
また、歩行者や自転車の安全性・快適性を考慮して、凸部や狭窄部、屈曲部等の自動車の速度を抑制する構造が設けられる。

したがってacdの内容は正しい。

物理的に分離する場合は歩車共存道路ではなくコミュニティ道路になるのでbの記述が誤り。


[6] 15 Name:APEC Date:2008/11/13(木) 08:42 [ 返信 ]
15. 防護柵に関する記述のうち、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。

a. 路側高さ4m以上、かつ法勾配1.0 以下の区間には、車両用防護柵を設置する必要がある。
b. 車両用防護柵の路面から防護柵上端までの高さは、0.6m以上1.0m以下とする。
c. 歩行者等の転落防止を目的として設置する柵の路面からの柵面の上端までの高さは1.1mを標準とする。
d. 剛性防護柵のフロリダ型は、柵前面が80 度の傾斜面でできているコンクリート製の防護柵である。


[45] RE:15 Name:ロード Date:2008/11/22(土) 19:44
基準を調べました。正解はdです。
a:○ 防護柵の設置基準P6
b:○ 同基準P24
c:○ 同基準P62
d:× 記述は単スロープ型のこと。フロリダ型については「車両用防護柵標準仕様」に図が載っていました。


[5] 16 Name:APEC Date:2008/11/13(木) 08:41 [ 返信 ]
16. 擁壁設計で地震の影響を考慮する場合の許容応力度の割増し係数のうち、正しいものをa〜d のなかから選びなさい。

a. 1.20
b. 1.25
c. 1.50
d. 2.00


[25] RE:16 Name:来年受験 Date:2008/11/13(木) 12:37
間違いなくb

[27] RE:16 Name:J.P Date:2008/11/13(木) 13:23
地震や衝突荷重の影響を考慮する場合の許容応力度の割増し係数は1.5です。
1.25は風荷重を考慮する場合です。
[道路土工 擁壁工指針1-7-4]


[4] 17 Name:APEC Date:2008/11/13(木) 08:41 [ 返信 ]
17. 道路横断排水施設の排水計画で標準的に用いられる降雨確率年の組合せで、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。

a. 計画交通量10,000 台/日以上 −高速自動車国道−10 年以上
b. 計画交通量10,000〜4,000 台/日−一般国道 −10 年以上
c. 計画交通量4,000〜500 台/日 −都道府県道 − 7 年
d. 計画交通量500 台/日未満 −市町村道 − 3 年


[35] RE:17 Name:こたろう Date:2008/11/14(金) 12:29
bにしましたがどうでしょうか

[36] RE:17 Name:MBZ Date:2008/11/14(金) 12:52
計画交通量10,000〜4,000台/日の一般国道の場合は、
7年か10年以上なので、bが誤っています。


[41] RE:17 Name:ryo Date:2008/11/18(火) 12:11
bは7年か10年以上、dは5年なので、明らかに誤っているのは、dだと思うのですが。

[3] 18 Name:APEC Date:2008/11/13(木) 08:40 [ 返信 ]
18. 剛性パイプカルバートの埋設形式で、突出型とならないものをa〜d のなかから選びなさい。

a. 直接地盤またはよく締固めた地盤上に設置する場合
b. 溝掘りした後、管が杭で支持される場合
c. 溝掘りした後、管上での溝幅が管の外径の1.5 倍以上ある場合
d. 溝掘りした後、原地盤からの土かぶりが管上での溝幅の1/2 以下の場合


[38] RE:18 Name:絶対受かりたい Date:2008/11/14(金) 21:04
カルバート工指針より
c)1.5倍ではなく2.0倍以上とあります。


[2] 19 Name:APEC Date:2008/11/13(木) 08:39 [ 返信 ]
19. 構造物によるのり面保護工に関する記述のうち、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。

a. モルタル吹付工は、のり面の風化、侵食、表面水の浸透防止のために、モルタルを8〜10cm 吹付ける工法である。
b. 現場打ちコンクリート枠工は、湧水を伴う風化岩や長大のり面で、のり面の長期安定性が確保できない場合に、単独あるいはグラウンドアンカー工と併用して用いられる工法である。
c. グラウンドアンカー工の機能には、締め付け機能と引き止め機能があり、すべり面の勾配がゆるやかでかつすべり面が比較的深い場合には引き止め機能は無視することもある。
d. 切土補強土工は、地山に挿入された補強材によって斜面全体の安定を図る工法で、補強材の打設密度は経験的に、2m2 あたり1本である。


[31] RE:19 Name:みつ Date:2008/11/13(木) 18:34
安定性が確保できない→必要抑止力発生→単独では×と考え、bを選択。

[37] RE:19 Name:きょうとのとっさん Date:2008/11/14(金) 14:57
道路土工 のり面工・斜面安定工指針(H11.3)のp.268には,引き止め機能を期待してアンカーを用いるのは,すべり面の勾配がゆるやかでかつすべり面が比較的深い場合が多い。この場合締め付け機能は小さくなり,安全性を考慮して,これ(締め付け機能を指すと思います。)を無視することもあると記載されています。
この文を読むと,cは全く反対のことが書かれていると思います。よって答えはC。


[1] 20 Name:APEC Date:2008/11/13(木) 08:38 [ 返信 ]
20. 道路標識に関する記述のうち、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。

a. 規制標識とは、車両の通行を禁止したり、駐車を禁止するなど特定の通行方法を制限したり、交差点流入路の進行方向別通行区分などのように特定の通行方法に従うよう指示する標示板で、設置管理者は都道府県公安委員会または、道路管理者である。
b. 指示標識とは、特定の通行方法が許されることや、その区間または場所が道路交通法上どのような意味を持つかを示す標示板で、設置管理者は都道府県公安委員会または、道路管理者である。
c. 警戒標識とは、運転上注意すべき状況などを前もって知らせる表示板で、設置管理者は都道府県公安委員会である。
d. 案内標識とは、地点の名称、方向、距離などを示して、道路利用者の経路選択の便宜を図る標識で、設置管理者は道路管理者である。


[42] RE:20 Name:ロード Date:2008/11/19(水) 12:39
Cです。
警戒標識は「道路管理者」が設置することとなっています。
道路構造令P614より