RCCM試験問題W−2臨時掲示板 平成24年度RCCM試験の問題4-2(河川砂防部門)について語る、臨時掲示板です。
=河川砂防部門= 2012.11.15開設、2012.11.30終了

[20] 1 Name:APEC Date:2012/11/15(木) 01:58 [ 返信 ]
1. 特定都市河川浸水被害対策法に関する記述として、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。
a. 河川管理者は、特定都市河川流域において、浸水被害の防止を図るために必要である
と認めるときには、政令で定める規模以上の防災調整池を保全調整池として指定することができる。
b. 都道府県知事や市町村長、河川管理者、下水道管理者が共同で流域水害対策計画を策定する。
c. 河川管理者は、流域水害対策計画に基づいて、特定都市河川の都市洪水による被害の防止を図ることを目的とする雨水貯留浸透施設を整備できる。
d. 流域水害対策計画に基づいて下水道事業を実施する地方公共団体は、事業実施の利益を受ける他の地方公共団体に費用を負担させることができる。


[21] RE:1 Name:nao Date:2012/11/15(木) 07:00
a
☓河川管理者は、
○都道府県知事は、

[19] 2 Name:APEC Date:2012/11/15(木) 01:58 [ 返信 ]
2. 内水処理計画の許容湛水位に関する記述として、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。
a. 宅地については、家屋が無湛水となるよう許容湛水位を設定することを原則とする。
b. 商店は、床高が低く、湛水深が小さくても大きな被害を被ることが多いことから、無湛水を原則とする。
c. 幹線道路・鉄道等の重要施設については、施設の機能が損なわれない水位を許容湛水位とする。
d. 水田および畑は許容湛水深を30cm とするが、場合によっては24 時間を限度として30cm を超えてもよいものとする。


[22] RE:2 Name:nao Date:2012/11/15(木) 07:01
d
畑は無湛水

[67] RE:2 Name:ddt Date:2012/11/16(金) 19:20
d

[18] 3 Name:APEC Date:2012/11/15(木) 01:57 [ 返信 ]
3. 海岸保全施設配置計画に関する記述として、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。
a. 海岸保全施設配置計画は、海岸防護・環境・利用の調和が必要であり、その際、沿岸方向の連続性について考慮する必要がある。
b. 侵食対策としての養浜は、計画海浜形状の諸元を確保するために実施するものであり、養浜材が動きにくいものが望ましいため、現地の砂の粒径よりもできるだけ大きいほどよい。
c. 高潮対策のための堤防・護岸の高さは、消波施設による波浪の減衰と堤防・護岸の斜面を遡上する際の波浪の減衰を総合的に考慮して決定する。
d. 堤防・護岸と津波防波堤の分担は、いくつかの対策案を対象に、安全性、経済性、施工性、背後地・海域・海浜への影響を比較検討して、最適な方策を決定する。


[23] RE:3 Name:nao Date:2012/11/15(木) 07:02
b

[31] RE:3 Name:スカイウォーカー Date:2012/11/15(木) 08:24
b

静的養浜と動的養浜があり、養浜材は現地と同等か若干大きめ

[68] RE:3 Name:ddt Date:2012/11/16(金) 19:21
b

[17] 4 Name:APEC Date:2012/11/15(木) 01:55 [ 返信 ]
4. 河道特性を把握するためのセグメント区分のうち、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。
a. セグメント1は扇状地の地形であり、河床材料の代表粒径は2cm 以上
b. セグメント2−1は自然堤防帯であり、河床材料の代表粒径は2cm〜1cm
c. セグメント2−2は自然堤防帯〜デルタ地形であり、河床材料の代表粒径は1cm〜0.3mm
d. セグメント3はデルタ地形であり、河床材料の代表粒径は0.3mm 以下


[24] RE:4 Name:nao Date:2012/11/15(木) 07:03
b
3cm-1cm

[49] RE:4 Name:通りすがりの河川屋 Date:2012/11/15(木) 12:52
bが誤りはわかるけど。。
2-1と2-2が入れ替わっている問題なら納得できるが、こんな数値の問題意味ないねぇ。


[16] 5 Name:APEC Date:2012/11/15(木) 01:54 [ 返信 ]
5. 河道の縦断形に関する記述として、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。
a. 河道の縦断形は、一般に河道の横断形のうち、低水路の平均河床高より縦断形を定めその勾配を河床勾配とする。
b. 河床勾配は上流から下流に向かい急から緩へ変化させる。
c. 河道の縦断形は、計画高水位、河川環境、河床の安定、経済性を考慮して定める。
d. 河床の安定上やむを得ない場合には、必要に応じ河床の状況等を考慮して、床止め等を設ける。


[45] RE:5 Name:スカイウォーカー Date:2012/11/15(木) 10:19
c

計画高水位ではなく堤内地盤高

[50] RE:5 Name:通りすがりの河川屋 Date:2012/11/15(木) 12:56
なるほど!cの計画高水位が違うのはわかったんですが自信がなくて。
aの低水路のという言葉が引っかかったのでaかcで悩んでいました。


[69] RE:5 Name:ddt Date:2012/11/16(金) 19:21
c

[15] 6 Name:APEC Date:2012/11/15(木) 01:53 [ 返信 ]
6. 総合土砂管理の方策に関する記述として、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。
a. 砂防施設では、土砂を捕捉するだけでなく、下流河川で必要な土砂を下流に流すことも必要である。
b. ダム建設は、下流河川への土砂供給を減少させる要因になっていることから、土砂を排出し、下流に適正に土砂を流すための対策が重要である。
c. 河積が十分に確保されている河川領域で、必要な土砂供給が期待されない場合は、砂利採取は禁止すべきである。
d. 河川領域において必要な土砂とは、洪水時に供給される土砂の量のことである。


[25] RE:6 Name:nao Date:2012/11/15(木) 07:04
d

[51] RE:6 Name:通りすがりの河川屋 Date:2012/11/15(木) 12:59
a〜cは正しいのでdが違うと理解できるのですが、dの誤りって洪水時のところですかね?

[66] RE:6 Name:biscione Date:2012/11/16(金) 00:19
洪水時じゃ無くて、出水期かな。

[14] 7 Name:APEC Date:2012/11/15(木) 01:52 [ 返信 ]
7. 洪水防御計画の計画規模の決定に関する記述として、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。
a. 河川の重要度をA級からD級の4段階に分け、一級河川の主要区間はA級〜B級とする。
b. 既往洪水による被害の履歴や想定される被害の質と量を考慮する。
c. 著しい被害を被った地域では、実績洪水規模の再度災害が防止されるように設定する。
d. 河川の重要度に応じて上下流、本支川のバランスが保持されるよう配慮する。


[26] RE:7 Name:nao Date:2012/11/15(木) 07:04
a
A〜E級の5段階

[71] RE:7 Name:ddt Date:2012/11/16(金) 19:23
a

[13] 8 Name:APEC Date:2012/11/15(木) 01:51 [ 返信 ]
8. 堤防の高さと堤内地盤高との差が0.6m以上である区間の堤防構造に関する記述として、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。
a. 盛土による堤防の法勾配を50 パーセント以下にする。
b. 盛土による堤防の法面(高規格堤防の裏法面を除く)を芝等で覆う。
c. 計画高水流量が100m3/sの場合の天端幅を3m以上にする。
d. 計画高水流量が100m3/sの場合の余裕高を0.3m以上にする。


[27] RE:8 Name:nao Date:2012/11/15(木) 07:06
d
0.6m以上

[70] RE:8 Name:ddt Date:2012/11/16(金) 19:22
d

[12] 9 Name:APEC Date:2012/11/15(木) 01:49 [ 返信 ]
9. 高潮の影響を受ける区間の堤防に関する記述として、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。
a. 越波を考慮して、コンクリートまたはこれに類するもので三面張りにする。
b. 堤防を越波した水を集水するための排水路を設ける。
c. 高潮時において、土圧、水圧、地震に対して安全な構造となるように設計する。
d. 背後地への越波を防ぐために、必要に応じて波返工を設ける。


[32] RE:9 Name:スカイウォーカー Date:2012/11/15(木) 08:25
c

地震ではなく波圧

[11] 10 Name:APEC Date:2012/11/15(木) 01:49 [ 返信 ]
10. 水制工の構造に関する記述として、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。
a. 水制の方向は、流向に対して下向きを原則とする。
b. 流速減少を目的とするものは、透過性あるいは水深に比し低い不透過性水制である。
c. 水はねを目的とするものは、単独あるいは少数並置される。
d. 急流河川では、河床上に設置して自重で流水に抵抗するようなブロック水制あるいは聖牛が多く用いられる。


[38] RE:10 Name:通りすがりの河川屋 Date:2012/11/15(木) 09:02
a:上向きを原則

[74] RE:10 Name:嘉兵衛 Date:2012/11/16(金) 23:13
専門外のうろ覚えですが、「流向に対して直角」では?

[75] RE:10 Name:通りすがりの河川屋 Date:2012/11/19(月) 08:46
水制の方向は一般に流向に対して直角または上向きとするが、(砂防基準P46)」
原則と書かれていませんね。訂正します。
間違いは変わりません。


[10] 11 Name:APEC Date:2012/11/15(木) 01:48 [ 返信 ]
11. 樋門(樋管)に関する記述として、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。
a. 河川堤防の機能を有する必要がある。
b. 計画高水位以下の流水の通常の作用に対して安全な構造にする必要がある。
c. 工場等から河川への排水、舟運等を目的として設けられるものもある。
d. 軟弱地盤上に設ける場合には、沈下防止に有効な杭基礎を原則とする。


[33] RE:11 Name:スカイウォーカー Date:2012/11/15(木) 08:26
d

原則?

[46] RE:11 Name:zinga Date:2012/11/15(木) 12:28
a,b,cは正しいと思いdにしました。

http://www.jice.or.jp/siryo/t1/199812010/1_0204_03.html

dのようです。

[52] RE:11 Name:通りすがりの河川屋 Date:2012/11/15(木) 13:05
dが×
現在は柔支持基礎で、杭基礎は基本NGです。
現在では浮き基礎として杭を使用することもないと思います。
残留沈下量50cm以上(キャンバー20cm含む)の場合、地盤改良による浮き固化改良体基礎が多いでしょうね。


[64] RE:11 Name:くまきち Date:2012/11/15(木) 19:11
樋門の場合、原則として杭基礎は
「禁止」です。
地盤沈下に伴い、杭と土の間に水みちが
できて、堤防決壊の原因となるためです。

[72] RE:11 Name:ddt Date:2012/11/16(金) 19:24
d

[9] 12 Name:APEC Date:2012/11/15(木) 01:47 [ 返信 ]
12. カーテンウォールを有しない水門のゲートに関する記述として、正しいものをa〜d のなかから選びなさい。
a. ゲートの閉鎖時における天端高は、計画高水位以上とする。
b. ゲートの引き上げ完了時のゲート下端高は、計画高水位以上とする。
c. マイタゲートは、主ゲートとしては採用できない。
d. 鋼構造又はこれに準ずる構造とする。


[39] RE:12 Name:通りすがりの河川屋 Date:2012/11/15(木) 09:03
d:これ以外はすべて間違っている。

[57] RE:12 Name:kenji Date:2012/11/15(木) 16:07
cではないでしょうか?
マイターゲートも主ゲートとなり得ます。
河川管理施設等構造令P248〜249


[59] RE:12 Name:通りすがりの河川屋 Date:2012/11/15(木) 16:14
kenjiさん 問題は正しいものを選んでくださいになっていますよ。
cの文章は間違っていますよね。


[61] RE:12 Name:kenji Date:2012/11/15(木) 16:25
大変失礼しました
dが正解です


[8] 13 Name:APEC Date:2012/11/15(木) 01:46 [ 返信 ]
13. 排水機場のポンプ形式選定に関する記述として、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。
a. 機種形式は、ポンプ本体の基本的形状を表すもので斜流形、軸流形、うず巻形などに分けられるが、低揚程の排水ポンプでは、原則としてうず巻形を使用する。
b. 軸形式は、ポンプの軸方向を表すもので横軸形、立軸形、斜軸形などに分けられるが、原則として横軸形、立軸形を使用する。
c. 据付形式は、ポンプを据え付ける構造物の形状を表すもので、立軸ポンプにおいては一床式、二床式がある。
d. 小規模排水機場(概ね1m3/s以下)と救急排水機場については、原則として水中ポンプを使用する。


[40] RE:13 Name:通りすがりの河川屋 Date:2012/11/15(木) 09:04
a:原則渦巻?(自信なし)

[55] RE:13 Name:スカイウォーカー Date:2012/11/15(木) 14:57
a

でいいみたいですね。
「うず巻形」ではなく「斜流形、軸流形」が原則

[62] RE:13 Name:通りすがりの河川屋 Date:2012/11/15(木) 16:40
この問題は、砂防基準P130 11.2.5.4ポンプ形式の選定 の解説文からの出題ですね。

スカイウォーカーさんの記述どおりaが誤りですね。


[7] 14 Name:APEC Date:2012/11/15(木) 01:45 [ 返信 ]
14. 「土木構造物設計マニュアル(案)樋門編」に準拠して現場打ちコンクリート造の函渠を設計する場合の適用として、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。
a. コンクリートの設計基準強度は24N/mm2、鉄筋の材質はSD345 とする。
b. 底版側ハンチは原則として設けない。
c. 最小部材厚は30cm、増加寸法のピッチは5cm とする。
d. 主鉄筋中心からコンクリート表面までの距離は12cm を標準とする。ただし、底版下面については15cm を標準とする。


[34] RE:14 Name:カル Date:2012/11/15(木) 08:46
最小部材厚は40cm、増加寸法のピッチは10cm
「土木構造物設計マニュアル(案)樋門編」P.7

[36] RE:14 Name:カル Date:2012/11/15(木) 08:59
c
記号書くの忘れてました。

[73] RE:14 Name:ddt Date:2012/11/16(金) 19:25
c

[6] 15 Name:APEC Date:2012/11/15(木) 01:44 [ 返信 ]
15. 砂防堰堤の目的に関する記述として、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。
a. 山脚固定堰堤の目的は、河床を上昇させて山脚を固定し、山腹の崩壊等の予防及び拡大の防止を図り、土砂の生産を抑制すること。
b. 縦侵食防止堰堤の目的は、河道の縦侵食を防止して、土砂の生産を抑制すること。
c. 河床堆積物流出防止堰堤の目的は、河床に堆積した安定した土砂の流出を防止すること。
d. 土石流対策堰堤の目的は、土石流を抑止あるいは抑制すること。


[37] RE:15 Name:通りすがりの河川屋 Date:2012/11/15(木) 09:00
c:河床に堆積した「不」安定な土砂の流出防止

[5] 16 Name:APEC Date:2012/11/15(木) 01:43 [ 返信 ]
16. 重力式コンクリート砂防堰堤袖部の設計に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a. 袖天端の勾配は、上流の計画堆砂勾配と同程度かそれ以上とする。
b. 袖天端の幅は、水通し天端幅以下とし、構造上の安全性も考慮する。
c. 袖の両岸へのかん入は、堰堤基礎と同程度の安全性を有する地盤まで行う。
d. 屈曲部における堰堤の内湾側の袖高は、偏流を考慮して定める。


[28] RE:16 Name:nao Date:2012/11/15(木) 07:08
d
内湾側→凹側

[35] RE:16 Name:通りすがりの河川屋 Date:2012/11/15(木) 08:56
まさか cの安「全」性→安「定」性が解答じゃないですよね。。。

[43] RE:16 Name:カル Date:2012/11/15(木) 09:57
何か良く分からん問題ですが、
「砂防設計公式集」P.123〜125
から持ってきているようです。

dが同じ文章ではないので誤ですね。
(良かった…)

a:正
b:正
c:正

[47] RE:16 Name:zinga Date:2012/11/15(木) 12:40
よくわからずdにしたけど、
袖天端の幅は水通し天端と同一としてもよいのではないでしょうか?

bも正解?

[48] RE:16 Name:通りすがりの河川屋 Date:2012/11/15(木) 12:46
砂防基準設計編UのP14の2.7袖の設計の文章そのままですのでご確認ください。
bは同じ文章ですので○
カルさんの理論ではcも砂防基準と文章が違いますよ。


[53] RE:16 Name:せん Date:2012/11/15(木) 14:13
aも一概に正しいとは言えないのではないでしょうか。

たしかに砂防基準設計偏Uでは袖天端の勾配は、上流の計画堆砂勾配と明記されていますが、国総研の土石流・流木対策設計技術指針によると袖の天端勾配は計画堆砂勾配ではなく現渓床勾配となりますがいかがでしょう?

[54] RE:16 Name:通りすがりの河川屋 Date:2012/11/15(木) 14:51
出題者はそこまで色々な資料を見て出題していないですよ。
河川の問題を一般的に出題しようと考えるならば、河川構造令や砂防基準から出題すると思いますよ。
少なくとも砂防基準と合っていない答えが正しいとなっていれば、建設コンサルタンツ協会に問い合わせますね。


[56] RE:16 Name:せん Date:2012/11/15(木) 15:41
問題分を見る限り、確かに出題者はそこまで見てないかもしませんね。
ただ、国総研の資料は平成19年に出されており、新しい基準なので考慮するべきではないかと思ったまでです。

[58] RE:16 Name:通りすがりの河川屋 Date:2012/11/15(木) 16:11
実務を行う上ではせんさんが正しいです。
それと、砂防基準からそのまま出題するのも年代からいえば確かに問題ですね。
これはもう古いと解答用紙に書けないですもんね。


[63] RE:16 Name:カル Date:2012/11/15(木) 18:14
河川砂防UのP.14をみてみました。
一緒の文書ですね。参考になります。

う〜む、砂防公式集は
cの嵌入は「安全性」という表記なんですよね。


(1)袖天端幅の勾配
上流の計画堆砂勾配と同程度かそれ以上を原則とし、袖の高さが異常な土砂流出や偏流等を考慮しても高すぎると判断できる場合は、図3-32の(b)のようにする場合もある。

(2)袖天端の幅
袖天端の幅は、水通し天端幅以下とし、構造上の安全性も考慮して定める。

(3)袖の両岸への嵌入
袖の両岸への嵌入はダム基礎と同程度の安全性を有する地盤まで行なうものとする。

(4)屈曲部におけるダムの袖高
屈曲部におけるダムの袖高は、編流を考慮して定めるものとする。編流による水深の増は5-5-3の式(5-4),(5-6)を参考に定められる。

[65] RE:16 Name:通りすがりの河川屋 Date:2012/11/15(木) 19:34
なるほど。
私は安全性と安定性は違うと思ったのでこれだ!と考えたのですが、砂防公式集は問題の通りの記述なんですね。

だとすると、内湾側と凹側(凹側というのも理解に苦しむのですが。。)がよくわからないので間違いですかね。

へんてこりんな問題ですね(笑)


[4] 17 Name:APEC Date:2012/11/15(木) 01:42 [ 返信 ]
17. 山腹保全工に関する記述として、正しいものをa〜d のなかから選びなさい。
a. とくしゃ地のように土壌が貧弱ではあるが、比較的緩斜面な地形のところでは、山腹保育工が主体に計画される。
b. 山腹緑化工は、山腹工施工後の山腹の斜面などにおいて、表面侵食や表土の移動を抑制するとともに植生を導入する柵工、積苗工、筋工などの工法も含まれる。
c. 山腹工は、山腹基礎工、山腹緑化工、山腹保育工からなる。
d. 山腹基礎工は、山腹斜面にのり枠工や鉄筋挿入工などにより、斜面そのものの崩壊抵抗力を高める工法である。


[41] RE:17 Name:通りすがりの河川屋 Date:2012/11/15(木) 09:26
d:(bもなんとなくあっているような気がするが、山腹工施工後の山腹の斜面という文書が違う気がする)

[44] RE:17 Name:zinga Date:2012/11/15(木) 10:13
http://www.pref.shiga.jp/h/sabo/saboubinran/02_keikakuhen1.pdf

a:保育工が× → 緑化工
b:○
c:山腹保育工が× → 山腹斜面補強工
d:山腹基礎工が× → 山腹斜面補強工

bですね。

[60] RE:17 Name:通りすがりの河川屋 Date:2012/11/15(木) 16:21
dは山腹斜面補強工の事でしたか。
構造物と書かれていたので法枠工も入るかなぁと考えていました。
なるほどですね。


[3] 18 Name:APEC Date:2012/11/15(木) 01:40 [ 返信 ]
18. 砂防計画に関する記述として、正しいものをa〜d のなかから選びなさい。
a. 砂防基本計画は、流域等における土砂の生産及びその流出による土砂災害を防止・軽減するため、計画区域内において、有害な土砂を合理的、効果的に処理するよう策定するものである。
b. 砂防基本計画には、発生する災害の現象、対策の目的に応じ、水系砂防計画、土石流対策計画、火山砂防計画及び天然ダム等異常土砂災害対策計画がある。
c. 水系砂防計画は、水系を対象に土砂生産域である山地の山腹、渓流から河口、海岸域までの有害な土砂移動を制御し、土砂災害を防止軽減することによって、河川の治水上、利水上の機能の確保と、環境の保全を図ることを目的とする。
d. 水系砂防計画における計画規模は、水系ごとの既往災害、計画区域等の重要度、事業効果等を総合的に考慮して定めるものとし、一般的には対象流量の年超過確率で評価して定める。


[29] RE:18 Name:nao Date:2012/11/15(木) 07:17
a
b→流木対策計画が抜けている
C→☓渓流から河口○渓流から河川
D→一般的には対象降雨の「降雨量」の年超過確率

[2] 19 Name:APEC Date:2012/11/15(木) 01:39 [ 返信 ]
19. 渓流保全工に関する記述として、正しいものをa〜d のなかから選びなさい。
a. 渓流保全工は、山間部の土砂生産の激しい急勾配渓流において、乱流・偏流を制御することにより、渓岸の侵食・崩壊を防止することを目的とした施設である。
b. 渓流保全工は、多様な渓流空間、生態系の保全などの観点から、縦断勾配の規制による渓床侵食防止を目的としており、三面張を原則とする。
c. 渓流保全工の計画渓床勾配は、渓床の侵食と堆積の発生状況を勘案の上、流出土砂の動的平衡勾配と静的平衡勾配を参考として設定する。
d. 渓流保全工の縦断形は、河床の安定を考慮するとともに、築堤方式が原則であるので、周辺の地形条件や将来の維持管理面も勘案して決定しなければならない。


[42] RE:19 Name:通りすがりの河川屋 Date:2012/11/15(木) 09:29
c

[1] 20 Name:APEC Date:2012/11/15(木) 01:38 [ 返信 ]
20. 土石流・流木対策施設の堰堤形式の種類と配置に関する記述として、誤っているものをa〜d のなかから選びなさい。
a. 土石流・流木捕捉工として用いる透過型および部分透過型堰堤は、計画規模の土石流を捕捉するために、土石流に含まれる巨礫等によって透過部断面を確実に閉塞させるように計画する。
b. 土砂調節のための透過型および部分透過型堰堤は、透過部断面の閉塞は必要とされておらず、洪水の後半に堆積した土砂が下流に流出する危険性があるため土石流区間に配置する。
c. 土石流捕捉のための透過型砂防堰堤は、中小規模の出水により運搬される掃流砂により透過部断面が閉塞しないように注意する。
d. 透過部断面を構成する鋼管やコンクリート等は、構造部材と機能部材に分けられ、機能部材は計画対象とする土石流等を捕捉できれば塑性変形を許容することができる。


[30] RE:20 Name:nao Date:2012/11/15(木) 07:18
b
土石流区間に配置しない