RCCM試験問題W−2臨時掲示板 平成28年度RCCM試験の問題4-2(土質基礎部門)について語る、臨時掲示板です。
=土質基礎部門= 2016.11.22開設、2016.12.31終了

[30] 01 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:43
1.地盤の調査や試験の方法に関する記述として、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。
a.物理探査によって得られる地盤の弾性波速度分布や電気比抵抗分布は、直接地盤の工学的性質そのものを示すものと考えて良い。
b.サウンディングには様々な形式のものがあるが、標準貫入試験はこれに該当しない。
c.ボーリングの調査において、支持地盤の確認調査では必ずN値50以上の地盤を厚さ5m確認しなければならない。
d.SPTサンプラーにより採取した乱した試料を用いて自然含水比を求めることは実用上支障がない。


[38] RE:01 Name:せきさば Date:2016/11/22(火) 12:56
正解は、dです。
標準貫入試験で採取された乱れた試料を用いて自然含水比を求めても実用上支障はありません。

[60] RE:01 Name:らくごのら Date:2016/12/05(月) 14:20
Cでしょうか。

恥ずかしながら「SPTサンプラー」がなんのことだかわかりませんでした。
標準貫入試験(Standard Penetration Testの略)のサンプラー(通称ペネ管)のことだったんですね。

a × 工学的性質そのものではないのでは? 
b × SPTはサウンディングの形式の一つですよね
c △ …必ず… なのか?
d △ 自然含水比なら問題ないのかな

[62] RE:01 Name:GUN Date:2016/12/15(木) 15:00
c は、粘性土の場合N≧20でも支持層となり得るので、
正解はdで問題無いと思います。

[29] 02 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:42
2.地盤調査及び試験に関する記述として、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。
a.設計に用いる地盤の変形特性は、孔内載荷試験から求めることを標準としている。
b.軟弱な粘土地盤の力学特性は、乱れの少ないサンプルを用いた土質試験(力学試験)でしか求めることができない。
c.密度検層と電気検層ならびにPS検層を複合することにより、原位置での圧密特性を把握することができる。
d.耐震構造上の安全確認として地震応答解析を行う場合は、地盤の動的モデルの精度を高めるため、ボーリング(N値)のほかPS検層、常時微動測定、動的変形試験などが一般的に行われている。


[40] RE:02 Name:せきさば Date:2016/11/22(火) 13:09
a・・・軟弱地盤においては、一軸圧縮試験から変形係数を求めます。
b・・・原位置でベーン試験等からも算出できると思います。
c・・・密度、電気、PS検層から圧密特性は、把握できません。
d・・・正しい。
よって正解は、dだと思います。

[28] 03 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:41
3.河川沿いの低地に見られる地形とそれを構成する地盤の特性に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.自然堤防は氾濫原の中ではやや標高が高い地形であり、その構成地盤は近くの本流河川敷に分布する堆積物と同じかやや粗粒であり、排水性の良い砂地盤を形成する。
b.旧河道は河川の流路跡で、土砂で埋められて筋状に見られるものと、三日月湖になっているものとがある。旧河道の地盤は一般に近くの本流河川敷に分布する堆積物より傑分に富み透水性の良い地盤を形成する。
c.後背湿地は自然堤防の背後に広がり、自然堤防より1m程度低い土地で、周辺の自然堤防より粘土質で、局所的に腐植土を挟むこともある。
d.三角州は、河川の河口近くで、河道が分流して三角形の島状の地形をなし、洪水によって運ばれてきた土砂が堆積しており、砂質やシルト質の地盤であるところが多い。


[51] RE:03 Name:ウォル Date:2016/11/22(火) 21:16
地盤調査の方法と解説p27〜28の記載によると
a. ◯
b 礫分に富み→やや細粒
c ◯
d ◯
となり、題意としてはbが正解だと思われる。

但し、道路土工 盛土工指針p36の三角州についての記載だと
「地盤は細砂、粘土が主」
さらに道路土工 軟弱工対策指針p7解表1ー1によると
「粘性土と砂の互層地盤」
となり、dも微妙。
これ、土基礎の技術者がよく用いる指針類によって
解答が異なる場合がありますよね?

[27] 04 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:40
4.下表は「杭基礎設計便覧」におけるボーリング調査による「支持層確認後の掘進長の目安」を示したものであるが、[A]〜[F]に当てはまるものとして、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。ただし、支持層の下に圧密沈下が生じる地層等が想定されない一般的な条件の下での目安の例である。

a.A=10、B= 5、C=10、D= 5、E=10、F= 5
b.A=20、B=10、C=10、D= 5、E= 5、F= 3
c.A=10、B= 5、C=10、D= 5、E= 5、F= 3
d.A=10、B= 5、C=5、D= 3、E= 3、F= 1




[31] RE:04 Name:辰吉 Date:2016/11/22(火) 12:03
正解はc 杭基礎設計便覧(H27)P.55

[26] 05 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:40
5.設計CBRを算出する試験方法に関する記述として、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。
a.あらかじめ自然含水比状態で保管されている試料を37.5mm以上のレキ等は取り除き、供試体作製まで試料の含水比が変化しないようにする。
b.供試体の作成は、試料をモールド内に入れ、4.5kgランマを用い突き固め回数67回で、3層に分けて突き固める。また、水槽に供試体の上面まで72時間水浸させる。
c.貫入試験は、ピストンに0.5m/minの速さで荷重をかける。
d.CBRは貫入量2.5mmおよび5.0mmにおける値から求めて、どちらか低い値を採用する。


[34] RE:05 Name:せきさば Date:2016/11/22(火) 12:45
a.・・・正しい
b.・・・96時間水浸です。
c.・・・1mm/minの速さで荷重をかける。
d.・・・基本は、2.5mmの値を採用する。
正解は、a

[25] 06 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:39
6.特に注意の必要な切土に関する記述として、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。
a.地下水の多い切土の場合、現状の地下水位を調査して安定計算を行い、のり面勾配を決めなければならない。
b.割れ目が流れ盤となる切土のり面の勾配は、必ず割れ目の見かけの傾斜角と同じかそれよりもゆるい勾配としなければならない。
c.泥岩、凝灰岩、蛇紋岩などの風化が速い岩の切土に際しては、将来風化が進んでも崩壊しないための安定勾配を確保しておくことや風化抑制効果のある密閉型の保護工を用いるなどの配慮が必要である。
d.割れ目の多い岩の切土のり勾配は、周辺の既設のり面の実績は参考にならないため、弾性波探査結果や亀裂係数から決めることとしている。


[46] RE:06 Name:ウォル Date:2016/11/22(火) 16:30
以下に記載するページは、道路土工 切土工・斜面安定工指針とします。

a × 詳しくは、p144(7)地下水が多い場合参照
b× 必ず→原則として見かけの傾斜角と同じか緩い勾配とすることが
望ましい。p141(6)参照
c◯
d×弾性波探査結果や亀裂係数からの法面勾配を決定する場合は、「付録2 高速道路における切土のり面勾配の実績」を参考としと記述

[50] RE:06 Name:ウォル Date:2016/11/22(火) 20:32
補足
d は、p141(5)割れ目の多い岩盤参照

[24] 07 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:37
7.下表は「道路土工 切土工・斜面安定工指針」の切土に対する標準のり面勾配である。[ア]、[イ]、[ウ]の勾配の組合せとして、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。
a.[ア] 1:0.5~1:1.2、[イ] 1:1.0~1:1.2、[ウ] 1:0.8〜1:1.2
b.[ア] 1:0.8~1:1.2、[イ] 1:1.0~1:1.5、[ウ] 1:0.8〜1:1.2
c.[ア] 1:0.5~1:1.2、[イ] 1:1.0~1:1.5、[ウ] 1:1.0〜1:1.2
d.[ア] 1:0.8~1:1.2、[イ] 1:1.0~1:1.2、[ウ] 1:1.0〜1:1.2




[44] RE:07 Name:ウォル Date:2016/11/22(火) 15:58
aです。
同指針 p136に表があります。

[23] 08 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:37
8.地下掘削部の地下水を低下させる下図の3エ法に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。

a.ウェルポイント工法はウェルポイントと呼ばれる小口径の吸水パイプを、ジェットを用いて地中に挿入し、これに真空圧をかけて地下水を吸引、排水する工法である。
b.釜場工法は基本的に掘削底面に湧き出してくる地下水を釜場に集めて排水するものであり、現場内の地下水を十分低下させることは難しい。
c.ディープウェル工法は広範囲の地下水を大きく低下させることが可能であるが、現場周辺の井戸枯れや地盤沈下などの問題を引き起こさないような配慮が必要である。
d.ウェルポイント工法およびディープウェル工法の両方とも透水性の比較的低いシルト質の地盤では適用できない。




[59] RE:08 Name:ビミョ〜 Date:2016/11/25(金) 07:19
dにしました。
消去法です。

[22] 09 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:36
9.「道路土工 盛土工指針」の性能2に対する盛土の限界状態と照査項目の記述として、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。
a.一般に構成要素である基礎地盤と盛土について、変形照査および安定照査を行う。
b.一般に構成要素である盛土については、安定照査を行えばよい。
c.盛土本体は損傷の修復を容易に行い得る限界の状態である。
d.基礎地盤は隣接する施設へ甚大な影響を与えるような過大な変形や損傷が生じない限界の状態である。


[53] RE:09 Name:なべ Date:2016/11/22(火) 21:47
盛土工指針P90に、「盛土の要求性能に対する限界状態と照査項目」の表あり。
a:構成要素である基礎地盤と盛土について変形照査を行う。
b:× 性能2の構成要素である盛土の照査は変形照査をおこなう。
c:○ そのとおり
d:× 性能3の記述

よって、cが正解かな

[21] 10 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:35
10.「道路土工構造物技術基準」の盛土の設計に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.常時の作用として、少なくとも死荷重の作用及び活荷重の作用を考慮する。
b.盛土のり面は、のり面の侵食や崩壊を防止する構造となるよう設計する。
c.盛土は、雨水や湧水等を速やかに排除する構造となるよう設計する。
d.路床は、単独で長期にわたって活荷重を支持する構造となるよう設計する。


[48] RE:10 Name:シビルエギンガー Date:2016/11/22(火) 18:14
a〇
b〇
c〇
d×路床は、舗装と一体となって活荷重を支持する構造となるよう設計する。

[20] 11 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:35
11.「道路土工軟弱地盤対策工指針」における粘性土の強度増加率に関する記述として、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。
a.強度増加率は、非圧密非排水条件の三軸圧縮試験結果から求めることができる。
b.強度増加率は、土の塑性指数を用いて、Skempton関係式から推定することができる。
c.ピートの強度増加率は、3.5〜5.0が目安である。
d.強度増加率は、一面せん断試験結果から求めることはできない。


[47] RE:11 Name:ウォル Date:2016/11/22(火) 16:37
a × 非圧密非排水条件ではなく、圧密非排水条件です。
b ◯
c×0.35〜0.5
d×求める事が出来ます
同書p82〜83参照

[19] 12 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:33
12.圧密係数を表わす下式の空欄[ア]および[イ]に当てはまるものをa〜dのなかから選びなさい。

cv=[ア]/([イ]×γw)

ただし、cv:圧縮係数
    γw:水の単位体積重量

a.ア:透水係数 イ:体積圧縮係数
b.ア:圧縮指数 イ:変形係数
c.ア:変形係数 イ:透水係数
d.ア:体積圧縮係数 イ:圧縮指数


[49] RE:12 Name:せきさば Date:2016/11/22(火) 19:04
圧密係数=透水係数/(体積圧縮係数×水の単位体積重量)なので
正解は、aです。

[18] 13 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:32
13.「道路土工 軟弱地盤対策工指針」における深層混合処理工法に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.深層混合処理工法は、構造物や民家が近接している箇所でも施工できる。
b.杭式改良地盤では、一般的にすべり破壊に対して、改良体と無改良地盤との平均的な地盤強度が発揮されるとみなして設計を行う。
c.杭式改良地盤に水平力が作用する場合、改良体の曲げ変形の発生を防止するため、改良幅Bは改良深さDに対してB/D=0.3以上とすることが望ましい。
d.配合試験に用いる供試体は、地盤工学会基準「安定処理土の締固めをしない供試体作製方法」に基づいて作製する。


[45] RE:13 Name:ウォル Date:2016/11/22(火) 16:01
B/D=0.5〜1.0以上なのでbです。
詳しくは同指針p305参照

[54] RE:13 Name:O Date:2016/11/22(火) 22:06
B/D=0.5〜1.0以上なのでcです。
詳しくは同指針p305参照

[17] 14 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:31
14.下記の記述文は「道路土工 軟弱地盤対策工指針」における盛土の安定に関する記述である。[A]および[B]に当てはまる値として、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。

常時における盛土では、情報化施工により施工中の動態観測を行うことを前提として、盛土立上り時の安全率は[A]以上、供用時の安全率は[B]以上とすることが望ましい。
a.A:1.00 B:1.10
b.A:1.05 B:1.10
c.A:1.05 B:1.20
d.A:1.10 B:1.25


[55] RE:14 Name:せきさば Date:2016/11/22(火) 23:49
盛土立上り時の安全率は1.10以上、供用時の安全率は1.25以上とすることが望ましい。また、情報化施工により施工中の動態観測を行うことが前提とされる。
よって、正解は、dです。

[16] 15 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:30
15.「トンネル標準示方書「開削工法」・同解説」の土留め工の設計に用いる側圧に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.側圧は砂地盤では土圧と水圧を分けて求め、粘性土地盤では土圧と水圧を一体として算定する。
b.慣用計算法において用いる側圧は、断面計算用と根入れ計算用で異なり、それぞれに対応した側圧式を用いる。
c.弾塑性法において計算に必要な側圧には、主働側圧、受働側圧および掘削面側の静止側圧がある。
d.自立土留め工の場合は、根入れ長および応力の計算とも弾性平衡状態を想定した側圧を用いる。


[57] RE:15 Name:ビミョ〜 Date:2016/11/25(金) 07:16
cでしょうか。
水圧もあるでしょうから。

[15] 16 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:28
16.下図は、「トンネル標準示方書[開削工法]・同解説」における仮設構造物の設計の基本的な手順を示したものである。空欄[ア]〜[エ]に当てはまるものとして、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。

a.ア:掘削底面の安定検討、イ:根入れ長の検討、ウ:土留め壁断面の検討、エ:土留め支保工の検討
b.ア:掘削底面の安定検討、イ:土留め支保工の検討、ウ:土留め壁断面の検討、エ:根入れ長の検討
c.ア:根入れ長の検討、イ:掘削底面の安定検討、ウ:土留め壁断面の検討、エ:土留め支保工の検討
d.ア:根入れ長の検討、イ:留め壁断面の検討、ウ:土留め支保工の検討、エ:掘削底面の安定検討




[56] RE:16 Name:ビミョ〜 Date:2016/11/25(金) 07:14
aが正解のようです。
私はcにしてしまいましたが。

[14] 17 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:27
17.土留めエにおける掘削底面の安定に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.盤ぶくれの検討方法には、被圧水圧と土かぶり荷重との比で評価する荷重バランスによる方法の他に、土留め壁と地盤との摩擦抵抗を考慮する方法がある。
b.ペックの安定数は、深さ方向に十分な厚さの粘性土層について、掘削長、掘削幅が無限で、かつ背面地盤のせん断強さを考慮した場合の理論的検討結果から得られたものである。
c.パイピング現象は、掘削に先立って打設した中間杭まわりで発生する場合がある。
d.ヒービング防止策のーつとして、土留め壁の根入れ長と剛性を増す方法がある。


[58] RE:17 Name:ビミョ〜 Date:2016/11/25(金) 07:18
bにしました。
はい、消去法です。

[13] 18 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:25
18.「道路土工 仮設構造物工指針」における土留めエの計測管理に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.計測システムには手動計測、半自動計測、自動計測の3方式があり、目的、計測点数、計測頻度、費用などに応じて選定する。
b.予測管理とは計測値の経時的な変化から工事の安全性を確認するもので、計測値の経時的変化と掘削深さ等との関係から簡易的に将来の予測を行うこともある。
c.絶対値管理とは計測項目ごとに管理基準値を事前に設定し、実測値と比較して工事の安全性を確認する管理手法をいう。
d.土留め壁の応カの測定法としては、ひずみ計または鉄筋計を設置する方法が一般的である。


[12] 19 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:25
19.補強土壁の維持管理における点検時の留意事項として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.基礎地盤や背面盛土の変形にある程度追随できる構造となっていることから、ある程度の壁面の変形、盛土天端の沈下、基礎地盤の変状は問題とならない。
b.完成直後は降雨や地震動の影響を受けやすく全体的に変形が進行する傾向がある。
c.点検で壁面の倒れやはらみ出しが見られた場合、記録簿との照合や定期的な計測により継続して進行しているか判断し、必要な対策を行う。
d.壁面が排水しやすい構造となっているため、水抜き孔や目地からの漏水は機能上問題のないことが多い。


[37] RE:19 Name:せきさば Date:2016/11/22(火) 12:51
dが誤り。
水抜き孔や目地等からの漏水には十分注意して点検・保守する必要がある。・・・道路土工P307

[11] 20 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:24
20.「道路土工 擁壁工指針」における通常のブロック積擁壁に関する記述として、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。
a.のり面勾配が1:0.8より急なものを対象としている。
b.設計は「経験に基づく設計法」によるが、原則として支持に対する安定の照査は地盤反力度により行う。
c.主としてのり面保護に用いられるため、背面地山が締まっている切土、比較的良質な裏込め土で締固めがなされている盛土など、土圧が小さい場合に限り適用できる。
d.二段以上の多段ブロック積擁壁は、用いてはならない。


[52] RE:20 Name:なべ Date:2016/11/22(火) 21:28
a:× 1:1より急な簡易な擁壁である。(擁壁工指針P170)
b:× 支持に対する安定は〜〜基礎地盤が通常の地盤であれば省略してもよいが、・・・・(擁壁工指針P171)
c:○ (〜限り〜)が少し気になるか?(P168)
d:× やむを得ず用いる場合は、十分な検討及び対策を行わなければならない。(擁壁工指針P169)

よって、cが正解でしょうか。

[10] 21 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:23
21.「道路土工構造物技術基準」の制定の背景として、誤つているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.設計・施工技術の進展にともない、従来は建設できなかった新たな構造形式が多く導入されてきた。
b.排水不良による損傷の発生やブロック積擁壁が多く損傷し、容易に復旧できない事例が増加している。
c.橋梁とその取りつけ部の盛土のように性能の違いにより損傷度合いに差が生じ、道路機能に支障が出ている。
d.建設発生土の再利用が進み、従来は利用されなかった難透水性の改良土の利用が増加した一方で、適切な排水設計が行われないことによる損傷事例が増加している。


[61] RE:21 Name:らくごのら Date:2016/12/07(水) 17:39
国交省のHPにて調べました。
※同ホームページ報道発表資料 より引用

「道路土工構造物技術基準」の制定について

<技術基準制定の背景>
○これまで道路構造物について、国の技術基準は無し
○技術進歩により従来は築造されなかった高盛土、大規模なカルバート等、損傷すると社会に大きな影響を及ぼす構造物が増加
○排水不良による損傷事例が増加
⇒安全性に関する明確な基準の必要性の高まり
とあります。


a ○ そのとおり
b ○ そのとおり
c ○ そのとおり
d × 建設発生土の再利用が進み、建設発生土の使用の増加等材料の変化にともない不適合箇所による設計変更への難透水性土質の利用、使用材料変更に応じた設計変更を行わず施工する等の問題であり、排水設計が行われないことによる損傷事例の増加ではありません

よって d と思います

[9] 22 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:23
22.「道路橋示方書・同解説 IV下部構造編Jの基礎の安定に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.基礎の安定計算は荷重の組合せに応じて、常時、レベル1地震時、暴風時について行う。
b.下部構造から決まる基礎の許容水平変位量は、原則として基礎幅の1%である。
c.レベル2地震時において液状化が発生する場合には、橋台基礎の安定性照査を実施する。
d.ケーソン基礎と直接基礎の設計法の区分は、原則として施工法の区分による。


[39] RE:22 Name:辰吉 Date:2016/11/22(火) 12:59
正解はd 道示WP.274 
施工法によらず根入れ深さと基礎幅に応じ区分。
自分はbにしてしましました。(P.270 原則として1%とする。「ただし・・・」を実務ではつかうことが多いので)


[8] 23 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:21
23.下記の記述文は、直接基礎の支持力算定式の説明文である。[ア]〜[エ]に当てはまるものとして、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。

a.ア:全般せん断破壊 イ:粘着力項 ウ:サーチャージ項 エ:塑性解
b.ア:一般せん断破壊 イ:内部摩擦項 ウ:サーチャージ項 エ:弾性解
c.ア:局部せん断破壊 イ:粘内部摩擦項 ウ:荷重項 エ:塑性解
d.ア:全般せん断破壊 イ:粘着力項 ウ:荷重項 エ:弾性解




[7] 24 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:20
24.下記の式は、「道路橋示方書・同解説 IV下部構造編」の偏荷重を受ける基礎に対する側方移動の判定式(I値)である。判定式に関する記述として、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。

a.適用条件はN値が5以下、又は一軸圧縮強度が120kN/m2以下の場合である。
b.I値が1.5以上の場合に側方移動のおそれがある。
c.基礎の根入れ長や橋台フーチングの道路方向幅を長くすると計算上、I値が小さくなるが、根本的な対策としては不適である。
d.地盤高の高低差hは、将来計画として橋台前面地盤の掘削も含めた高低差とするが、施工中の一時的な掘削は考慮しなくてよい。




[32] RE:24 Name:辰吉 Date:2016/11/22(火) 12:24
正解はc 道示WP.290  a:N値5以下→6以下、b:1.5→1.2、d:掘削時の状態も考慮して検討。

[6] 25 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:19
25.「道路橋示方書・同解説 IV下部構造編」における設計に用いる地盤定数に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.N値が5未満であるような軟弱な粘性土の場合、標準貫入試験の結果からせん断強度を推定することは適当でない。
b.砂層においては、砂の相対密度がN値と相関を有することを利用し、N値からせん断抵抗角を推定することが行われている。
c.砂れき層では、N値が過大に出る傾向があるため、打撃回数と貫入量の関係を詳細に検討しN値を補正するなど留意が必要である。
d.固結が進んでいない沖積層の砂れき層は、せん断抵抗角と粘着力を有する地盤として評価するのがよい。


[33] RE:25 Name:辰吉 Date:2016/11/22(火) 12:28
正解はd 道示WP.140 a、b、cの記載あり。dせん断抵抵抗角φのみを有する地盤として評価。

[5] 26 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:19
26.「道路橋示方書・同解説 IV下部構造編」における直接基礎の設計に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.直接基礎に作用する荷重の合力の作用位置は、常時の場合、底面の中心より底面幅の1/6以内とする。
b.基礎底面地盤の許容鉛直支持力は、基礎底面地盤の極限支持力のみを考慮して求めなければならない。
c.水平荷重は、基礎底面地盤のせん断地盤反力のみで抵抗させることを原則とする。
d.鉛直荷重は、基礎底面地盤の鉛直地盤反力のみで抵抗させなければならない。


[41] RE:26 Name:ウォル Date:2016/11/22(火) 15:45
bです
基礎底面地盤の極限支持力及び基礎の沈下量を考慮して求める。
同書p297参照

[4] 27 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:17
27.杭に働く負の周面摩擦力を検討するにあたり、考慮しないものをa〜dのなかから選びなさい。
a.水平方向地盤反力係数
b.中立点
c.杭体応力度
d.杭頭沈下量


[42] RE:27 Name:ウォル Date:2016/11/22(火) 15:51
aです。
道路橋示方書 V 下部構造編 p399〜400参照

[3] 28 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:16
28.液状化に関する記述として、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。
a.動的せん断強度比が大きいほど、液状化が生じやすい。
b.N値が小さいほど、液状化が生じにくい。
c.細粒分含有率が高いほど、液状化が生じやすい。
d.地震時せん断応力比が大きいほど、液状化が生じやすい。


[35] RE:28 Name:辰吉 Date:2016/11/22(火) 12:46
正解はd 道示XP.134
FL=R/L≦1.0の場合液状化が生じる。a,b,cは逆。
d:地震時せん断応力比 Lが大きいと液状化が生じやすい。


[2] 29 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:15
29.「道路橋示方書・同解説 IV耐震設計編」における耐震設計上の地盤種別を区分する下表の[A]および[B]に当てはまる値として、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。

a.A:0.05 B:0.2
b.A:0.1 B:0.4
c.A:0.2 B:0.6
d.A:0.5 B:1.0


[36] RE:29 Name:辰吉 Date:2016/11/22(火) 12:50
正解はc 道示X P.32



[1] 30 Name:APEC Date:2016/11/22(火) 10:14
30.下記の式は、「道路橋示方書・同解説 IV耐震設計編」に示されている地震時せん断応力比の推定式である。[ア]に当てはまるものとして、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。

a.動的せん断強度比
b.繰返し三軸強度比
c.地盤面の設計水平震度
d.剛性率




[43] RE:30 Name:ウォル Date:2016/11/22(火) 15:55
cです。
道路橋示方書 W 耐震設計編 p134~135参照