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口頭試験で、環境についての諮問がありました。
建設部門　施工計画で受験しました。
筆記体策時に準備していたため、解答はできまた。
ただ、疑問なのですが、この諮問は倫理・コンピテンシーにどう関係あるのでしょうか。

”環境”が具体的に何を指しておられるか分かりませんが、施工計画段階や実施工段階においても環境への配慮・対策等は当然ですので、諮問があっても不思議ではないと思います。
また、当然こととしてコンピテンシーに関係すると考えます。
もしかすると特殊な諮問内容だったのかもしれませんが、疑問に思われる理由をお聞かせ願えませんでしょうか。

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おっしゃる通りトレードオフなのですから基本的に解決策は中庸をとるということになります。
開発行為に伴う環境への影響を把握してこれをできるだけ小さくするようにする（環境保全装置）わけです。
例えば山留のためにバイブロで矢板を打つとしましょう。振動が出ますよね。だから打設のために必要最小限になるように出力を抑えます。中庸ですね。インフラの要求性能を実現する（そのことが公益確保になります）ためには環境への影響ゼロにはできないけれど必要以上に影響を与えることもしないということです。
もちろんこの中庸点は時と場合によって変わります。例えば災害復旧工事のような緊急性を要するような場合は中庸点が開発行為側に少し偏るでしょう。つまりいつもよりも環境負荷を許容してもらうということです。ケースバイケースでの最適な中庸点を見つけられることも技術力だと思います。
ですから工事の公益性・社会的必要性を十分に理解していないといけないでしょうし、どういうことをするとどのような環境影響があるのか、そしてそれはどのようにすると軽減できて工事にどのように跳ね返ってくるのかということも十分に理解していないといけないでしょう。裏返すとそういったことを十分に理解せずに現場で判断をするような技術者に施工を任せると開発と環境のバランスを崩してしまうということでもあります。
そういったことについてバランスを取るようにいつも考えているし、それが実現できるように勉強もしているということを答えていただけると良いと思いますよ。

APECさま、有難うございます。
私の回答は以下でした。
「騒音振動等に関しての環境対策は自明なこととでございます。カーボンニュートラルが宣言されました。建設業の現場で排出される炭素量は全産業の1.4%ですが、現場の上流、つまり資材原料の採掘、製造、運送を含めると、排出炭素量は、全産業の15%程度にまでしめます。故に、使用する資材、運送車両、運送方法なども考える必要があります。」
です。
建設環境については、常に施工計画の中で論じられています。
今回の筆記では、必須もしくは選択のⅢで、カーボンニュートラルについての出題があると考えておりましたが、まさか、口頭で来るとは！と一瞬焦りました。
念のため、先輩技術士や添削でお世話になった先生に、質問したところ、その回答で間違いでは無いです。と教えて頂きました。
果たして結果は…3/11をドキドキしながら待ってます
、

ここでの環境は炭素の事と思い、試験官に「脱炭素、カーボンニュートラルについてでしょうか？」と確認しました。
試験官は「はい、そうです」と答えてくださいました。

最近のトピック的な事については、継続研鑽の中で聞かれることもありえるのではないでしょうか？職場の若い衆には日頃から建設各紙や専門誌で世の中のトピックや工事での不具合・災害などにアンテナをはるように言ってます。
他のコンピテンシーでも質問ネタになると思われます。

■No3581に返信(技術士（建設・総監）さんの記事)
> 最近のトピック的な事については、継続研鑽の中で聞かれることもありえるのではないでしょうか？職場の若い衆には日頃から建設各紙や専門誌で世の中のトピックや工事での不具合・災害などにアンテナをはるように言ってます。
> 他のコンピテンシーでも質問ネタになると思われます。

おっしゃる通りですね。
カーボンニュートラルは菅政権が打ち出し、まさに時事ネタです。
色々アンテナを張ることは日記対策だけでなく、口頭試験、継続研鑽につながりますね。
ありがとう御座います

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