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建設部門T−2 CO2排出削減・吸収量増加

Name:773  2022/07/29(金) 11:19:55 
試験からしばらく経ったので、みなさんどのように項目だてしたのかお聞きしてみたいです。

私はSDGs全般の話題で出題されると準備していたので、CO2に絞られていて当日は課題の抽出に難儀しました。

【課題】:再生可能エネルギーの導入促進、カーボンニュートラルポートの実現、グリーンインフラの推進によるCO2吸収量増加
(3つ目の課題は吸収量について何か書かないとと思い無理やり感が否めません)
【対策】メガソーラー施設の整備、洋上風力発電施設の整備、既存インフラを活用した発電

以上のかたちです。
復元論文を書いてみると、建設部門の小論文としては偏りすぎたかなと反省しております。

皆様、どのような項目だてにしましたか?

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Re: 建設部門T−2 CO2排出削減・吸収量増加

Name:みほ  2022/07/29(金) 12:44:06 
私は、以下のように記述しました。

◼️課題:デジタルとグリーンによる交通・物流サービス、ライフサイクル全体で省CO2、グリーンインフラの活用

◼️対策:(2つ目)ライフサイクルアセスメント(計画段階)、建設生産プロセスでの省CO2(事業実施段階)、インフラサービスでの省CO2(供用・管理段階)

設問に、「CO2吸収量増加」とあるので、グリーンインフラは外せないと思います。

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Re: 建設部門T−2 CO2排出削減・吸収量増加

Name:もけもけ  2022/07/29(金) 12:57:55 
私もT-2を選択しました。ご参考まで。
課題:
@運輸部門でのco2削減…→スマートモビリティによる渋滞緩和でco2削減
Aライフサイクル全体でのco2削減→ライフサイクルco2の考え方の導入
Bグリーンインフラの活用→略
最重要:グリーンインフラ
防災や地域の活性化など地域の課題を解決しつつ、CO2吸収源となる森林や緑地を創出、保全する
解決策
@植樹帯を用いた雨水浸透施設の整備
A壁面・屋上緑化による生態系ネットワークの保全
Bドローンを活用した戦略的な保安林の管理
リスク:機能が多様な反面、効果の定量化が困難で費用便益による資金調達が困難
解決策:グリーンファイナンス等の新たな資金調達方法の整備
留意点:
@従来のグレーインフラのように画一的な管理手法がない→官民連携プラットフォームによるノウハウの水平展開(持続性の観点から)
A流域治水と連携したグリーンインフラ整備(公共の安全の観点から)

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Re: 建設部門T−2 CO2排出削減・吸収量増加

Name:たう  2022/07/29(金) 17:37:40 
私は「カーボンニュートラルの実現に向けた国土づくり」「国土交通省におけるクリーンエネルギー転換」で掲げられた以下の3つの課題をピックアップしました
@電力部門、A運輸・製造部門、Bオフィス・家庭部門の脱炭素

(2)では、Aの課題に対して、(1)インフラをEV・FCVに移行、更に再生エネや水素・アンモニアなどの代替エネルギーの活用、(2)コンパクト+ネットワーク、歩きたくなるまちづくりの対策を書きました。

そして(3)では、インフラを移行すると、廃棄の際にCO2を排出する可能性があるので、廃棄のエネルギー見直し、植栽などによる吸収への配慮を配慮した、トータルのCO2削減を懸念・懸念に対する対応としてかきましたね。


国交省の計画に則っているので、ある程度大丈夫かな…廃棄物エネルギーとかも書けばよかったなと思いました。


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Re: 建設部門T−2 CO2排出削減・吸収量増加

Name:4989 Nomal  2022/07/29(金) 20:15:46 
コンクリートで受験しました

課題
@構造物の長寿命化
今後増え続ける老朽化構造物が大量に更新されることにより、建設副産物の発生によるCO2排出が懸念される
発生抑制(リデュース)の観点から安全安心な維持管理を行いつつ、構造物の長寿命化を図る取組が課題である

A建設副産物のサプライチェーンマネジメント構築
新しい資源を使用するより、更新による資源の再利用の方がCO2排出を抑制できるが、コンクリートやアスファルト殻は金属類に比べて品質が安定しておらず、処理も煩雑である
再利用(リユース)の観点から、技術向上と制度策定による建設副産物のサプライチェーンマネジメント構築が課題である

B再生骨材のグリーンインフラへの利用促進
再生骨材で普通コンクリートと同等に使用できるのは高度な処理を行ったHグレードのみである。
再資源化(リサイクル)の観点から、MグレードやLグレードの再生骨材をCO2吸収増加に寄与するグリーンインフラへの利用を促進する取組が課題である

解決策
副産物発生抑制こそが最も効果が高いとして@を最重要課題とした
解決策は奇しくも選択3枚と同じ見出し(書き方は少し変えている)
@アセットマネジメントの推進
AインフラDXの推進
B新技術の積極採用と開発

としました



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Re: Re: 建設部門T−2 CO2排出削減・吸収量増加

Name:建設部門トンネル受験者  2022/07/29(金) 21:00:47 
私も問題文に建設分野の・・・という問いかけになっていたのであえて運輸・家庭・製造分野を含めた大きな視点ではなく、今後更新期を迎え膨大な量が発生する@廃棄物の削減を最重要課題に設定しました。解決策は、アセットマネジメントによる長寿命化、コンパクトプラスネットワークによる新設数等絶対量を減らす、その際に都市緑化等と一体的に進めるみたいなことを記述しました。
また、課題のところに化石燃料使用削減の観点からさらなる低燃費化やバイオディーゼルの活用等温暖化対策なども挙げました。重要な課題を廃棄物縮減に設定するというところからスタートしたのでちょっと課題の抽出が狭すぎたかなと思ってました。しかし、廃棄物縮減にすると後が書きやすいので試験場ではあまり悩まずそうしました。

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Re: 建設部門T−2 CO2排出削減・吸収量増加

Name:abc123  2022/07/29(金) 21:55:09 
国土交通グリーンチャレンジ 

https://www.mlit.go.jp/report/press/sogo10_hh_000252.html

をもとに論文を準備していました。


課題:
1 省エネ、再エネ等活用 2 低炭素まちづくり(コンパクトプラスネットワーク、エネルギーの面的利用)3 吸収源対策(グリーンインフラ、カーボンリサイクル、都市の木造化)

対策 1を選択

1 環境と経済の好循環(炭素生産性向上):建物省エネ、建設施工脱炭素化、交通流対策、下水バイオマス等の社会インフラ活用再エネ、小水力等の地域再エネ
2 環境と社会課題の同時解決を図る行動変容:hems等の見える化、公共交通充実とモビリティマネジメント、各種個別計画の一体見直しと周辺計画との整合
3 民間需要創出と行政支援の連携:税制対応(黒字企業への投資促進税制等)、融資制度(グリーンボンド、ESG投資)、規制改革(水素ステーション設置緩和)、規格化、仕様標準化(急速充電)

課題は建設一般なので敢えて大きめに設定。その分背景を数字を出したり、書き込みました(国交省部門でのCO2排出は5割、とか)。また脱炭素だけでなく、吸収源対策も問題文からはずせない、と判断しました(が、最重要課題とするには対策が薄っぺらくなりそうなので選ばず)

対策は今年度の白書も「経済と環境の好循環」とか、「脱炭素型ライフスタイルへの転換」といったキーワードがありましたので、柱はそれらを使いました

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Re: 建設部門T−2 CO2排出削減・吸収量増加

Name:みほ  2022/07/29(金) 22:22:06 
なるほど・・・皆さんの切り口はすごいレベルが高いと思います。

ただし、abc123さんが言われている「国土交通省グリーンチャレンジ」が出題元だと思いますし、設問にもその記載があります。

ですので、このグリーンチャレンジの6つのプロジェクトの中から3つを課題として抽出するのが無難と考えました。そのうえで、設問の「建設分野における」と「CO2排出量削減及びCO2吸収量増加」を踏まえて、先に投稿した内容とした次第です。

何が正解かわかりませんが・・・

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Name:  2022/07/30(土) 08:13:50 
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Re: Re: Re: 建設部門T−2 CO2排出削減・吸収量増加

Name:毎日コーヒー  2022/07/30(土) 08:48:38 
個人的には設問(1)課題に吸収源対策を挙げているので、
(2)の解決策では、削減と吸収どちらを掘り下げても問題ないと考えます。

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Re: Re: Re: 建設部門T−2 CO2排出削減・吸収量増加

Name:毎日コーヒー  2022/07/30(土) 09:03:01 
>私も問題文に建設分野の・・・という問いかけになっていたのであえて運輸・家庭・製造分野を含めた大きな視点ではなく、

運輸は道路・交通政策、家庭は都市計画分野と絡めればOKですし、
製造は臨海部に立地しているのでカーボンニュートラルポート等と絡めればOKと思います。
要は本文中の言い回し次第でしょう。

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Name:  2022/07/30(土) 12:00:45 
この記事は(投稿者)削除されました

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Re: Re: Re: Re: Re: 建設部門T−2 CO2排出削減・吸収量増加

Name:abcabc  2022/07/30(土) 13:50:35 
ご指摘、ありがとうございます。

私としては「課題」の時点で排出削減と吸収源対策を切り分け、排出削減(のうちの省エネ/再エネ推進)を重要課題に挙げたため、解決策に吸収対策は記載しませんでした。

私の課題の挙げ方であると、2の「低炭素まちづくり」の場合も基本は排出源対策となり、3は逆に吸収源対策を記載することになりそうです。
解決策ではなく、その後の「リスク対応」あたりには入れることは可能なのですけど・・・。

どのような切り口で「課題」を記載すると、解決策に両者が入るのでしょうね?
名無しさんの

>>排出削減として@再生可能エネルギーの推進A省エネルギーの推進Bコンパクトシティー
>>吸収対策として@都市緑化等による吸収Aコンクリートに塗布する新技術によるCo2の吸収

これらはどのような「課題」の解決策(そして残りの課題は・・・?)なのでしょうか?
ご教授いただけますと嬉しいです。


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Re: Re: Re: Re: Re: Re: 建設部門T−2 CO2排出削減・吸収量増加

Name:毎日コーヒー  2022/07/30(土) 14:26:34 
>>排出削減として@再生可能エネルギーの推進A省エネルギーの推進Bコンパクトシティー
>>吸収対策として@都市緑化等による吸収Aコンクリートに塗布する新技術によるCo2の吸収

供用中既存インフラの活用の観点から
@コンパクトシティー  
A都市緑化等による吸収 
Bコンクリートに塗布する新技術によるCo2の吸収
あたりで纏めるのはどうでしょうか。

ライフサイクル全体でのCO2削減が求められる中で
供用中インフラののCO2削減、吸収増対策も必要という切り口です。

1.の段階で、ある程度課題を切り分けた後の設問ですから
6つ全てを入れるとなると、さすがに少し散らかっているような印象を受けますね。

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Re: Re: 建設部門T−2 CO2排出削減・吸収量増加

Name:bonkoro  2022/07/30(土) 15:21:41 
建設DXもカーボンニュートラルも、オーソドックスな設問だったので、上位10%に食い込むにはハイレベルな勝負になると思っています。

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Re: Re: Re: 建設部門T−2 CO2排出削減・吸収量増加

Name:aab  2022/08/10(水) 21:49:04 
設問にあったグリーンチャレンジを踏まえると
@省エネ・再エネ拡大等につながるスマート・強靭なくらしとまちづくり
Aデジタルとグリーンによる持続可能な交通・物流サービス
Bグリーンインフラを活用した自然共生づくり
になる訳ですが、このまま書けば合格点なんですかね?

今回で4回目の受験ですが、「白書・施策の丸写し」or「白書・施策に基づきロジック重視でまとめ」or「白書・施策を参考にして持論・ロジック重視でまとめ」でいいのか毎回試験中に悩んでしまいます。

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[4343] 

Re: Re: Re: Re: 建設部門T−2 CO2排出削減・吸収量増加

Name:名無し  2022/08/11(木) 00:00:08 
課題の抽出と分析で、aabさんが挙げている@-Bを挙げられたとして、
配点としては設問(1)の部分でしかありませんし、ここで、きちんと文章の中で問題点と課題の対応関係や
観点が示せていなければ、キーワードが書けていても思っているほど得点につながりません。
あくまでも、全ての問題に正確に回答することが重要と考えます。

また、「論文の中に持論を書く」のではなく、「論文自体」が持論と考えるべきです。、
持論の妥当性を読み手に示すには、ロジックに矛盾や飛躍がないことが前提となります。

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[4578] 

Re: Re: Re: 建設部門T−2 CO2排出削減・吸収量増加

Name:建設部門トンネル受験者  2022/11/01(火) 07:58:22 
正直,必須科目の結果次第と思ってましたが,結果的に合格してました。これから口頭試験に向けて頑張ります。

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[4604] 

Re: Re: Re: Re: 建設部門T−2 CO2排出削減・吸収量増加

Name:毎日コーヒー  2022/11/02(水) 07:24:42 
合格おめでとうございます。
別部門受験ですが、私も合格していました。
お互い頑張りましょう!

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[4625] 

Re: 建設部門T−2 CO2排出削減・吸収量増加

Name:YU  2022/11/03(木) 09:20:55 
そもそも吸収量の増加といったら、森林とブルーカーボン以外に何があるのでしょうか。
コンクリートが大気中CO2を吸収するとか?
そういえば、岩盤、土壌、湿地もCO2の貯蔵庫とUNFCCCの条文に書いていた記憶があります。

CCUSは吸収ではなく隔離ですよね・・・

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[4630] 

Re: Re: 建設部門T−2 CO2排出削減・吸収量増加

Name:みほ  2022/11/04(金) 18:51:43 
筆記試験の成績が届きました。
試験後に投稿した内容で必須はAでした。
選択がBで不合格でしたが。。。

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[4648] 

Re: 建設部門T−2 CO2排出削減・吸収量増加

Name:02  2022/11/06(日) 22:04:18 
皆さん必須の成績はいかがでしたか?
合格された方おめでとうございます。
私は必須Bで不合格でした。
また来年がんばります。

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Re: Re: 建設部門T−2 CO2排出削減・吸収量増加

Name:ゆうこりん星人  2022/12/25(日) 21:13:37 
セミナーで講師に「建設業におけるCO2吸収量増加にどういうものがありますか?」と質問したところ、「植林や緑化など」との答えでした。

ご参考までに気候変動枠組み条約(和訳)https://www.env.go.jp/earth/cop3/kaigi/jouyaku.html
条約第六号「温室効果ガスの吸収源及び貯蔵庫の陸上及び海洋の生態系における役割及び重要性を認識し、」
第一条定義「「吸収源」とは、温室効果ガス、エーロゾル又は温室効果ガスの前駆物質を大気中から除去する作用、活動又は仕組みをいう。」
第四条 約束「(d) 温室効果ガス(モントリオール議定書によって規制されているものを除く。)の吸収源及び貯蔵庫(特に、バイオマス、森林、海その他陸上、沿岸及び海洋の生態系)の持続可能な管理を促進すること並びにこのような吸収源及び貯蔵庫の保全(適当な場合には強化)を促進し並びにこれらについて協力すること。」

そういえば、CBD−COP10前に海に鉄の粉を散布して藻を大量発生させてCO2吸収する海洋施肥(海洋肥沃化)の話を聞いてびっくりしたことがあります。




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[4861] 

Re: 建設部門T−2 CO2排出削減・吸収量増加

Name:3度目  2022/12/26(月) 09:30:19 
他の方もおっしゃる通り、国土交通省の”グリーン社会小委員会”配布資料がいい参考書ですね。

建設部門でしたら、国土交通グリーンチャレンジの、
(インフラ等を活用した地域再エネの導入・利用の拡大)が参考になるのではないでしょうか。

菅政権時に閣議決定したため、昨年出題されるかも、と思い、小委員会資料を追いかけていました。
筆記では出題されませんでしたが、口頭試験で、環境について質問がありました。

「やっといてよかった」と胸をなでおろしました。

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