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試験の勉強方法や対策

Name:おじさん技術士  2020/05/02(土) 17:22:54 
今年、初めて受験される方へ
コロナウィルス感染症拡大の影響で今年の試験が実施されるかどうかわかりませんが…それは置いておいて、まずは試験勉強しましょう。明日が試験という日はいつか必ずやってきますから。

なので、私の試験勉強方法がこれでいいのかどうかわかりませんが(勉強のやり方は人それぞれです)、少しでも受験者の参考になればと合格のためにやったことを投稿したいと思います。ただし、長文なので失礼いたします。

まず、技術士試験に対する私の勉強方法は独学であり、受験セミナーに参加したり、通信講座等の指導を受 けたりしたことはなかったです。このsukiyaki塾も当時はあまりよく知らなかったので利用していませんでした。

私の勉強方法は簡単です。受験されるほとんどの方がやっている過去問題での論文対策です。私は過去4年分の過去問と1冊の参考書に記載されてあった予想問題をやりました。解答論文は社内の技術士に添削してもらい、修正し、より適切と思われる論文に仕上げてゆきました。

次に、この過去問題と予想問題は、添削・修正した論文とその要点や解説を“手書き“でノートにまとめました。
構成としては、
@タイトル(過去問からの略称)
A背景
B課題
C具体的な解決策
D 新たに生じるリスク(又は、それでも残るリスク)とそれへの対策
Eその他(留意点、ポイントやキーワード、新情報等)
としました。

そして、“手書き“で書くことにより記憶に残りやすくなることから、特に間違えた問題や覚えるべき重要なことを書きました。
面倒くさいと思うかもしれませんが、間違えたことや重要なことをノートに改めて書くことで、自分の記憶にしっかり刷り込まれると考えます。

そして、ここで留意したことは論文を「わかりやすい言葉・文章で書く」ことです。当然、問題に解答できる知識は必要ですが、自分が書いた論文の内容が試験官に容易に理解できる文章かどうかです。ノートに書くことで、「正しくわかりやすい論文を書く」練習にもなります。

また、このノートは問題の分野ごとに1冊づつに分けて作成します。
例えば、私の場合は建設部門だったので、下記のように6冊に分けて作成しました。

1-1.アル骨、中性化や塩害などコンクリート等の専門分野の知識問題
1-2.暑中養生、寒中養生、マスコンのひび割れ制御等の施工方法に関する問題
2.施工計画、実行予算、安全、積算、入札制度、発注方式(性能規定発注など)等に関する問題
3.地球温暖化、脱炭素、プラスチックゴミ、生物多様性等の環境問題
4.人口減少、少子高齢化や財政難、社会インフラ維持補修やコンパクトシティ、SDGs等の社会問題
5.地震、台風や原子力発電所崩壊等の自然・事故災害対策や災害復興問題
6.その他
最近、世の中で話題になったニュースや制度改革等……日本が抱えている問題や課題あるいは技術の分野で話題になっていることなどに関心を持ち,自分の受験する部門(科目)とこれらとの関係を考える。

このようにノートにまとめる勉強方法は、類似問題が出たときに、記憶に定着していることから、これらを部分的に活用し組み合わせることで、慌てずに問題を解くことができると思います。

「どのくらいの期間、試験勉強しましたか?」
「キーワードの勉強はどのようにするのですか?」
「課題と問題点及び解決策はどのように考えればいいのですか?」
などもよく聞かれます。
これらについて書くとますます長文になるので、ご要望があれば、今度改めて私のこれらに対する個人的な勉強のやり方を投稿したいと考えます。

このようなやり方で2019年度前の試験制度でしたが、筆記問題はすべてA評価で一発合格することができました。
以上が、私が実践した受験勉強方法です。
とにかく「書く」ことを数多く"実践"し、「書く」ことに慣れることが大事です。実践しないと意味がないのです。

筆記試験では、「専門的な知識」とは別に「書く力」が重要になってきます。
その際に、過去問を解いておけば大丈夫と考える方が多いですが、それでは甘いです。
専門の対策テキストや合格解答論文などを参考にして「論文の書き方」を習得する必要があるのです。
そして、私のやり方になりますが、自分なりのテンプレートを考えておいて、本番の試験ではそれを応用して書いていくという事が大切だと思います。

他の合格者の方で、「こうしたらいいよ」といった勉強方法や対策などありましたら、受験者の方に良きアドバイスをお願いします。皆んなで応援しましょう!
(私自身は数年ぶりの技術士試験で総監部門を受験しようかどうか迷っていますが、)「絶対合格」目指して頑張りましょう!

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[685] 

Re: 試験の勉強方法や対策

Name:おじさん技術士  2020/05/02(土) 18:26:20 
誤解があるといけないので、コロナウィルス感染の影響で総監部門の受験を迷っているわけじゃないです。

(私は建設部門なので、)建設現場では、各現場の担当者が振り分けられた現場に対して自分の技術的知識で施工することに専念します。

その上の責任者である現場代理人は、各現場の担当者が施工方法等の問題(課題)を解決するのに、

1.お金を使いすぎていないか(経済性管理)
2.残業しすぎて労務管理問題にならないか(人的資源管理)
3.きちんと報連相してくれているか(情報管理)
4.無理な作業をして事故を起こさないか(安全管理)
5.工事近隣等への環境対策など社会的責任を果たしているか(社会環境管理)

などに気を配ります。

現場代理人は上記の「5つの管理」に対していろいろ考えて、一方の管理を優先して他方の管理が犠牲になるというトレードオフが出てきて、どっちを優先しようかと悩み、判断します。
例えば「材料のコストが厳しいから環境対策は少しレベルを低くしよう」とか、「この作業は事故が多いからお金はかかるけど安全対策を十分にやろう」とか、何かを優先して何かを犠牲にし、最適なバランスを取ろうとします。
この現場代理人の業務が、総合技術監理そのものだと考えています。

でもこれって、現場代理人などの責任ある立場の人なら「普通に常日頃からやっていることじゃありませんか?技術なのですか?」

技術士会は、
『「技術士」は、国によって科学技術に関する高度な知識と応用能力が認められた技術者で、…』
と謳っています。

「技術」とは、
社会の各分野において、何らかの目的を達成するために用いられる手段・手法。 科学の原理を(産業や医療・事務などの活動に)役立てて、ものを生産したり組織したりするしかた・わざ。

「原理」とは、
多くの物事を成り立たせる、根本的な法則(規則)。認識や行為の根本をなす理論。

などと定義されている。

総監部門の技術は、技術士会でいうところの「科学技術」にあたいするものなのか?
「科学の原理」を役立てているものなのか?
「技術士会が作った技術」だから技術なのか?
「科学技術に関する」ものとは言えないものが含まれているのではないか?

という疑問が湧いてきて、今更ながら総監部門を受験し、「改めて取得する必要がある技術と呼べるものなのかなぁ?」と迷っているわけです。ある部分、どちらかというと経営工学部門に近いのではないのかなとも思います。

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[687] 

Re: 試験の勉強方法や対策

Name:鋼橋が好き Nomal  2020/05/02(土) 21:22:01 
お疲れ様です。お邪魔します。
私は以下の感じで勉強、準備をしました。

まず、記述するための文章をゼロから自分で考えるのには時間が無い、というか
非効率だと考え、Apec-semi様のページから、二年分ほどの合格答案事例集を
購入しました。そこからスタートでした。

初めは、人が書いた文章でも良いから、ひたすら書くことに慣れるために
隙間時間も含め書き続けました。出張先での待ち時間なども含めて。
そこから自分なりの添削と、先輩技術士の方の添削を重ねて、感覚を覚えて
いきました。

U-1は、専門事項の説明と留意点等なのでほぼ丸暗記で良いと思います。
U-2は、U-1の知識を意識しつつ、他部門との調整方策を説明できるように。
Vは、専門分野における難題(時事)の解決策とリスクの整理。

という感じでしょうか。必須のTは国土交通白書に関連する事項が選ばれる
傾向にあると思いますが、小問構成はVに似た感じでしょうか。
私は怠け者なので、白書からではなく、答案事例などからトレンドとなる項目を
選別させていただきました。

U-1を除いては、全体的に暗記することはあまり意味がないように思いました。
的確な文章を書くことに慣れる、ことに尽きると思います。

あとこれは精神論なのであれですが、私は設計の経験ゼロでの技術士試験挑戦
でしたので、設計の人たちとの何か差のようなものを埋めたい、もしくは超えたい
という気持ちで勉強しました。経歴はほとんど試験・検査です。

以上、参考になれば幸いです。

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[714] 

Re: 試験の勉強方法や対策

Name:鋼橋が好き  2020/05/04(月) 21:31:23 
ちょっと話がズレるんですが、配点で気になることがあります。

選択問題のUですが、U-1が1枚、U-2が2枚で解答するので、
配点30点満点のうち、U-1が10点、U-2が20点というのが自然な考え方かと
思うのですが、約1年前の日経コンストラクションの記事に下記のように書いてありました。

U-1とU-2は各15点ずつの配点であり、原稿用紙1枚当たりの配点が高い
U-1で確実に得点したいところだ、みたいな雰囲気の記載でした。

2019年の試験改正説明資料には、Uの問題の細かい配点が書かれていないため、
それだけでは判断出来ません。本当に15点ずつならば、U-1で確実に得点する
ことが選択科目の合格ラインへ近づく一つの道だと思うんですがどうなんでしょうか。

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[715] 

(削除)

Name:  2020/05/04(月) 22:18:52 
この記事は(投稿者)削除されました

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[716] 

Re: Re: Re: 試験の勉強方法や対策

Name:鋼橋が好き  2020/05/04(月) 22:21:44 
ありがとうございます!失礼致しました。
私の見落としです。スッキリしました。

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[717] 

Re: Re: Re: Re: 試験の勉強方法や対策

Name:おじさん技術士  2020/05/05(火) 20:00:17 
鋼橋が好き 様

貴殿が総監部門の資格取得を目指す動機は?よろしかったら教えてください。
「総監資格を取得する意味」があるか、ないか、わからなくなってきたので、もしよかったら参考にしたいと考えています。(理由は上記の通りです。)

無理にとは言いません。あくまでも、「よろしかったら」程度でかまいませんので。
例えば、
「一般部門の技術士資格より、総監部門が上の資格であると考えているから」
といった理由などでもOKです。(私は、技術士法では一般部門と区別されていないから同列であり、単なる21番目の部門で上の資格だとは思っていませんが…技術士は技術者最高の資格であるはずなので部門の違いによる上下はないはず。)
なお、ご返信がなくとも、気にしませんのでかまいませんよ。


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[718] 

Re: Re: Re: Re:試験の勉強方法や対策

Name:鋼橋が好き  2020/05/05(火) 21:26:11 
お疲れ様です。お聞きいただきましたので記載致します。
普通に正直に、大きく2つあります。

一つ目は、総合技術監理の「業務全体を俯瞰し、、、分析、、計画、、
実施、対応等を行う。」という立場からの視点をしっかりと意識して、
且つ、その立場に責任を持って業務に携わりたいと思っていることです。
普段の仕事では、自分よりも経験の少ない者を育成・指導しながら業務を
行っているので、このあたりを強く考えています。

二つ目は、ほんとたわ言みたいですが、少なくとも社内では、同じくらいの
経験を持つ者との良い意味での差別化を図りたいからです。このスレッドの
途中でも書きましたが、私の仕事の業界では、技術士を取得しようとする者は
8割以上が設計の人たちです。私のような試験・検査(一部架設)の経験が
大方の者は、そもそも技術士試験自体を受けようともしていない人がほとんど
です。設計の人ばかりを対象にしているわけではありませんが、同じくらいの
年齢で同じくらいの経歴だったら、ちょっとの差でも良いから何か示したいと
思ったことが大きいかもしれません。

あと、、これは、、完全にオマケみたいなものですが、世間一般にも社内にも
必ず、資格を取ろうとする人のことを斜めから見ている人が居ます。
そういう人を黙らせたい、くらいの資格を取りたいというのも少しあります。


以上、参考になれば幸いです。

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[719] 

Re: Re: Re: Re: Re:試験の勉強方法や対策

Name:おじさん技術士  2020/05/05(火) 22:39:02 
ご丁寧なご返事ありがとうございます。

貴殿の一つ目の理由の

「普段の仕事では、自分よりも経験の少ない者を育成・指導しながら業務を行っているので、このあたりを強く考えています」

は、私も若手技術者を育てたいといつも現場で思い、接しています。何しろ、今の若者は建設現場は3Kで休みも少ないことから(特に、雨や雪の日など雨合羽を着ての仕事、おまけに全国どこでも単身赴任は辛いので)、すぐに辞めてしまいますから大事に育てたいです。

総監試験の受験については、コロナ感染の影響を考えて今年は受けず、自分の時間もできたことだし、もう少し資格の意味について考えて来年に向けて決断したいと思います。なかなか資格取得の意義を見出せないので、自分自身を納得できずにいます。
また、もう若くなく歳も歳なので、「十分考えて自分が必要としないこと」に時間をかけ、無駄に過ごすのがもったいない。その時間を他のやりたいことに使える、という思いもあります。安全管理に関しては、労働安全衛生法に規定された厚労省の「労働安全コンサルタント」の資格を持っていることも一つにはあるのかもしれませんが。(→「5つの管理」の中で『安全管理』が何より1番大事なことで、トレードオフなんて関係なく絶対最優先と考えます。働く人の命を守るため『安全第一』なのだから。→建設現場にある特有の考え方かな?)

総監資格を持つ組織の上に立つ管理者は、働く人の命が一番大事、KYKやヒヤリハットなどが大切で小さな事故も起こさないと、『安全第一』と言いながらも、“安全“をトレードオフにかけて全体最適化で監理するのか?「リスク0」は無理としても、「0」に向けて求めていかないのか?『安全第一』は偽りか?小さな事故や怪我なら発生しても仕方ないとトレードオフの天秤にかけるのか?
ここに、私は総監との矛盾を感じてしまい、この資格が必要か迷っているのです。

ご返事、誠にありがとうございました。

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[722] 

Re: Re: Re: 試験の勉強方法や対策

Name:おじさん技術士  2020/05/06(水) 16:01:49 
選択科目II-1より、U-2を適切に書けるかどうか、が重要になってくると思います。
配点される点数は、あくあ様の言われている通りだと思います。
ここで、II-1よりII-2の方が点数も倍の配点があり大事だと思いますが(論文2枚なので当然ですが)、それ以前に、次のことも考えられるので大事だと思います。

II-1では、「教科書的専門知識」を問われますが、U-2では、他の科目では試験で問われない

・「マネジメント」 → 「業務遂行に必要な手順」かな
・「リーダーシップ」→ 「関係者との調整」かな
・「コミニュケーション」→ 「的確な文章表現」かな

が、試験での確認項目になっているからです。

II-1は、専門的知識があればそれなりに誰でも書けます。でも、II-2はそうはいきません。
なので、ここが書けているか、どうか、で他の受験者と差がつくのではないかと考えます。
したがって、選択科目II-2を頑張って勉強することが大事だと思います。

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[723] 

Re: Re: Re: Re: 試験の勉強方法や対策

Name:鋼橋が好き  2020/05/06(水) 19:18:54 
そうですね、私もそう思います。
II−2の「調整方策」は、口頭試験にそのまま
活かすことができると思います。

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[730] 

Re: Re: Re: Re: Re: 試験の勉強方法や対策

Name:おじさん技術士  2020/05/07(木) 22:42:20 
「キーワードの勉強はどのようにするのか?」
特に総監部門のキーワード対策は?個人的な対策ですが、少しでも参考になれば嬉しいです。

技術士試験(一般部門)ではキーワードが課題論文問題の解答の文中にあると、専門知識が豊富に見えるから筆記試験に合格しやすいと考えられています。
なので、私のキーワードの勉強法とは、試験に出題されそうなキーワードを過去問題等から自分で抽出して、その内容を調べてノートにまとめるやり方です。
ですが、キーワードを知っていることがいいのではないと考えます。キーワードの勉強は、言葉の意味の暗記ではなく、使いこなせるようにしておく必要があることだと思います。

受け売りですが、例えば、建設部門で出てくる「アセットマネジメント」の例でいうと、「道路や橋梁などの公共施設について、将来的な損傷・劣化等を予測・把握し、最も費用対効果の高い維持管理を行う考え方」というような抽象的な理解ではなく、具体的に認識しておく必要があると思います。

「アセットマネジメント」という言葉は、前述のように「公共インフラを効率よく管理し、低コストで維持、補修及び新築していく」という意味がありますが、
・インフラ資産の状態の分析及び把握
・劣化診断技術及び劣化余命診断
・予防保全管理
・補修順序の最適化
・維持管理
といった機能を含んでいると考えられます。
なので、「アセットマネジメント」という言葉を知っていることは、単に言葉を記憶しているという知識ではなく、このような業務を計画、管理できることを暗示、又は連想させる言葉だということなのです。

だから、キーワードを暗記して文中にちりばめるだけでいいという勉強方法ではダメなのです。

一例を挙げましたが、キーワードは知識が大事なのではなく、そのキーワードが含んでいる機能を応用(暗示又は連想)して、より効果的に課題論文問題の解答が書けるようになることだと思います。

しかしながら、このようなキーワードの勉強はしましたが、実際の試験(建設部門)ではキーワードをあまり意識せず、1つか2つ使用しただけで解答論文を書き上げました。試験ではキーワードにあまり拘る必要はないと感じました。
繰り返しになりますが、キーワードを沢山知っていることよりも、重要なキーワードを深く理解し、課題問題に適切に記述できるようになることがより重要だと思います。

次に総監部門については、文科省HPで公表されている「総監キーワード集」は上記の一般部門のキーワードとはちょっと違って、大変重要な特別なキーワードなので注意する必要があると思っています。
何しろ、あえて「総監キーワード集」として、総監試験ではこの用語が重要だと文科省がHPで公表しているのですから。

例えば、令和元年度の総合技術監理部門の午前中の択一問題は、「総監キーワード2019集」から殆ど出題された(40問中、39問)という実績がありますので、重要です。
……試験部会(第31回) 議事録:文部科学省

そして、このことが合格率が6.6%から16.8%に大きく上がった結果だ、とも報告されています。
ですので、令和2年度の総監試験も個人的には、

択一式問題には、「総監キーワード2020 集」から2019年度と同程度に出題されるのではないか?

と予想しています。
(→ということを考えて、私の総監筆記試験対策は、択一式で70%以上、記述式は難しいので50%以上、合わせて60%以上を得点し、筆記試験を突破するという作戦)

また、HPの『まえがき』の中で、

このキーワード集の利用にあたっては、次のことに留意されたい。
1.それぞれの管理分野のキーワードは各管理分野の基本となるキーワードを整理したものであり、すべての関連キーワードを網羅しているわけではない。
2.各キーワードの示す概念や内容については、利用者自ら参考書・専門書・資料などを通じて調べ把握することを前提としている。

とあるので、この「総監キーワード2020集」については一般部門と同様に独自の用語集ノートを作成し(今は取得する必要があるかどうかで迷っているので中断していますが)、公表されている全てのキーワードを一通りさらい、さらにインターネット等で最新の情報を得て知識を深め、応用例などについて1キーワードにつき1ページ以内で調べて書き込んでいます。
このときも、一般部門と同様にキーワードを深く理解し、課題問題に適切に記述できるよう要約して書くことが大事だと考えて、まとめています。

GW中は外出せずに、時間がたっぷりとあったので、こんなことばかり考えていました。

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[731] 

Re: 試験の勉強方法や対策

Name:へてろ  2020/05/08(金) 09:41:49 
キーワードを使えないと論文の内容が薄まってしまうから評価が低くなるのかなと思っていましたがそういう事も理由としてあるのでしょうか?

キーワードを利用すると一言で説明がつきますがキーワードを利用しないと文章が長ったらしくなってしまい文字数を余計に使ってしまいますので

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[732] 

Re: Re: 試験の勉強方法や対策

Name:おじさん技術士  2020/05/08(金) 20:13:07 
へてろ 様

筆記試験に向けては当然、専門知識が必要になります。特に過去問から出題テーマを把握して、そのテーマで用いる専門知識のキーワードを押さえておく必要があると思います。
しかし、勉強法としてキーワードを暗記することは必要ですが、試験では必ずしも知識を披露することを求められていないと思います。

ということで、貴殿の問いは、
「キーワードを使えないと論文の内容が薄まってしまうから評価が低くなるのかなと思っていましたがそういう事も理由としてあるのでしょうか?
キーワードを利用すると一言で説明がつきますがキーワードを利用しないと文章が長ったらしくなってしまい文字数を余計に使ってしまいますので」

ということですが、(ちょっと的外れな返答かも知れませんが)

「暗記したキーワードなどの知識をそのままずらずらと書き出しても高得点はそれほど期待できない」と思います。
→それより、筆記試験では「自分の応用力や判断力を示すために、分析結果や考え方、提案」を書かなければならないと考えます。

そして、ここで注意しなければならないことは、わかりやすい言葉や文章は大切なのですが、わかりやすさだけでは得点はそれほど伸びないと考えていて、当然、表面的なことよりも内容(→これをキーワードを混じえながら誰が読んでもわかる言葉・文章で書くのです)のほうがはるかに大事なことだ考えています。(また、文章に分かりやすさを求めるのはNo.672の投稿の理由もあります。)

何故なら、そもそも技術士試験は、
「技術士としてふさわしいかどうか、技術者の能力を測る試験」
なので、分析力や技術的応用力、提案力がないと話になりません。(わかりやすさを求める背景としてあるのは、とてもわかりにくい、独りよがりな文章の解答論文が多いということの裏返しなのだと推測します。)

ですから、簡潔で順序だてて書くことは必要ですが、それが合格の条件になることはないと思います。
出題された問題文の前提条件の下で、

「問題文を素直に読んで、現状を分析し、課題・対策を立案し、効果やリスクを臨機応変に題意にそって解答する」

ことが重要だと考えます。

くどいようですが、キーワードをたくさん知っていることよりも、

「多用されている重要なキーワードを深く理解し、問題文に応じて適切に記述できるようになる」

ことの方が大事だと思います。

なお、私の場合を例として、具体的に重要なキーワードの抽出のやり方を言うと、過去のいろいろな合格論文(総監部門除く)から自分自身が重要だと考えるキーワードを抽出するのです。
合格論文は、このHPでも参考書からでも構いません。(少なくとも過去5年分以上は必要かな。私の場合は過去4年分と参考書の予想問題でした。1年分=1人分ではない、「絶対の正解のない解答論文」なので、いろいろな人が書いた多人数分)
そして、合格論文をただ写し憶えるのではなく、合格論文では「キーワードをどのように使っているのか?」、「どのように課題や解決策等を書いているのか?」などの“書き方“を真似て学習することが大事だと考えます。
あとは、これらの学習は、必ず''手書き“ですることです。面倒くさいかもしれませんが、「書くこと」に慣れる練習にもなるので。

求められた答えになったかどうかわかりませんが、以上が私個人としての私見です。少しでも試験勉強の参考になればと思います。

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[747] 

Re: 試験の勉強方法や対策

Name:おじさん技術士  2020/05/10(日) 23:21:50 
No.734の『「課題を抽出し分析せよ」について』に投稿したあと、もう少しいろいろとその他の留意することについて考えてみました。

1.まずは言葉の定義です。
課題を考える以前に、問題と問題点は違うので間違えないことです。

・「問題」→ 目標(あるべき姿)と現実(現状)との乖離(ギャップ)のこと
・「問題点」→ 目標への剥離(ギャップ)を埋める道程でどうしても避けては通れない壁=ボトルネックのこと
・「課題」→ この壁(問題点)を壊すための対策(解決策)を示す“方針“のこと
・「分析」→ 仕事・業務上の問題を整理・把握して明確にし、問題点を解決するために有効な課題を設定すること。問題点の解決に有効な課題抽出・設定に至らなければ、単に現状を把握したことに過ぎないと思いますので…

2.課題というと、よく「○○が悪いことが課題であった」と、問題点を誤った書き方でする人がいますが、正しくは、「○○が悪いことが問題点のため、それを改善するために●●することが課題である」というように書くのが適切だと考えます。

3.また、課題の設定でこれもよくあるのですが、「問題点に対して、その言葉を反対にした反対言葉で課題を設定すること」は禁物です。「何故、反対言葉がダメなのか?」というと、論理的でないからです。

例えば、「工期がかかる(延びる)」という問題点に対して、「工期を短縮する」という反対言葉の課題では、実際は何も論述していないのです。この場合、工期がかかる原因が必ずあるはずで、それが解消されないから工期がかかっているのです。
ですから、根本的な原因に戻って、有効な解決方法の課題(例えば「施工の合理化」や「作業の効率化」など)を示さなければならないのです。つまり、「課題」は問題点の解決を示す“方針“だと考えて設定するのです。

4.その解決策でよく見られるのが、「総合的に対処する」とか「合理的に解決する」とかいった抽象的な表現の文章です。これらは実態を表していないばかりか、逆に自分の専門的な技術力の無さや勉強不足を自ら露呈していると思います。
その他に、「問題の無いように検討する」、「問題解決に向けて計画を策定する」とか「詳細を調査のうえ判断する」などがありますが、どれも同じように抽象的な表現になるなので使わないよう留意します。

解答論文では、考え得る実行可能な最善策(できるだけ専門的な技術による解決策)を具体的に提案することが大事だと思います。出題者の意図は、「技術士として相応しいか否かの課題解決能力(応用力等)のチェック」であって、知識の披露ではないと考えていますので。

5.試験場では、問題用紙をめくったら、ちょっと考えたぐらいで焦っていきなり書き始めないことです。
・「出題者が求めていることは何か?」
・また、「出題者が求めていることに答えているか?」
を深く、よく考えながら問題文を何度も読み返し、「背景や現状、問題、問題点、課題、解決策及び新たに生じるリスク(あるいは、残ったリスク)」などを問題用紙の余白にでも整理してから書き始めることが、解答論文を上手く書くコツだと思います。

以上、私見でした。

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[752] 

Re: Re: 試験の勉強方法や対策

Name:問題?課題?  2020/05/11(月) 12:54:49 
No.734について
問題文に「課題を抽出し分析せよ」と書かれています。そのまま読めば課題を抽出してから分析ですよね?「課題の抽出」の時点で言葉の定義にある「分析」は行われているのではないですか?設問にある「分析」はいくつか出した課題の評価(最も重要と考える課題はどれか)をしなさいという事だと読んだのですが。問題文を「分析して課題を抽出せよ」に読み替えるのってリスクがありませんか?

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[753] 

Re: 試験の勉強方法や対策

Name:へてろ  2020/05/11(月) 15:07:28 
752さんの意見に同様?かと

確かに課題を抽出した時点で自分の中では分析はしてますよね
私は抽出した理由を述べてそれを分析としました

必修はそれでAでしたのでまぁ良かったんだろうと思っています


選択も同様に作成しましたが単に専門知識不足が否めない感じで力及ばずでしたが・・・

引用返信/返信 削除キー
[754] 

Re: Re: Re: 試験の勉強方法や対策

Name:熟年発起  2020/05/11(月) 15:51:40 
文書を素直に読めばNO.752さんがおっしゃるとおりと思いますが、私は、「分析」は課題抽出前と後と両方に掛かっていると勝手に解釈していますが、間違っているのでしょうか?
問題を現状分析して課題(なすべきこと)を抽出する→抽出された課題を分析して最も重要な課題を抽出する。は間違っているのでしょうか?


N0.736APECさんのおっしゃる通りと理解して進めていますが。
またこの考えは、修習ガイドブックに記載されているとおりと思います。

引用返信/返信 削除キー
[777] 

Re: 試験の勉強方法や対策

Name:おじさん技術士  2020/05/17(日) 22:38:08 
ご指摘ありがとうございます。
確かにちょっと考えが違っているかも知れません。あくまでも私見ということで、考え方の違いは勉強しますのでご容赦ください。

そこで、反省も込めて過去の投稿を振り返ってみました。
No.615 必須科目について
No.596 口頭試験について
No.592 選択科目の勉強はどちらに力を入れたか
No.500 動機、モチベーション
No.233 業務経歴の書き方
と、これまでにいろいろと私見を投稿していました。読み返してみましたが、自分ではそれほど間違ったことは言ってないと思います。…ただ運がよかっただけかもしれませんが、何しろ投稿したこのようなやり方で一発合格できたのだから。
でも、これらの中に、その他にも間違いがあったら、ごめんなさい。

誰だか忘れましたが著名人が言った受け売りの言葉ですが、
何かを言うことは、その平面に無数の「何かを言わない」があります。無数の言わないこともみんなが受け取るから、「書くこと(言うこと)は必要とする誰かに届くことを発信する行為だ」
と思って私も投稿しています。
それと同時に、「他者から自由に学び、自由に表現し、協力し合う」ことで、少しでも合格への一助になればとの思いもあります。

ちょっと大層な、オーバーな言い回しになりましたが、この場は「技術士試験を応援するページ」という場であるので、単なる資格の一つにすぎない技術士試験ですが、これからも合格のためになることなら勉強の仕方や考え方、その他どんなことでも言い合って協力し合いましょう。

ちなみに必須科目では、次のような問題解決プロセスを踏まえた解答が必要になると考えます。

@現状把握→A現状の問題点分析→B複合的問題の設定→C課題の抽出→D解決策の提案→E解決策から派生する共通の新たなリスク→F新たなリスクへの対策


設問(1):現状の問題点の分析から「課題抽出」(少なくとも3つ)
設問(2):(1)のうち最も重要な課題の「方策提起」とその解答内容で「問題解決能力」の判定
設問(3):(1)の解決策での「共通の新たなリスク」が問われ、この解答内容で「評価能力」の判定
設問(4):技術者倫理の「社会的認識」(社会的認識とは公衆優先原則と持続性原則のこと)

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[778] 

Re: Re: 試験の勉強方法や対策

Name:名無し  2020/05/18(月) 13:02:59 
某芸人のラジオでの発言と同じで、わざわざ「単なる資格の一つに過ぎない」なんて言う必要ないと思いますが。頑張ってる人に水を差してますよ。まぁ受かった者勝ちですけど。

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[787] 

Re: Re: Re: 試験の勉強方法や対策

Name:おじさん技術士  2020/05/20(水) 05:37:05 
私の投稿で気分を害したのならば、大変申し訳ないです。

技術士資格は仕事をするための資格(業務独占資格)ではなく(建設部門では一部、管理技術者要件等がありますが)、自分の名誉のための資格に過ぎないのではないかと思っています。給料だってそれほど変わりません。そもそも技術士資格で飯を食う時代は、もはや古き良き時代のことです。もちろん、自身の自己研鑽のために資格取得を目標に勉強するのは素晴らしいことだと思います。

技術士資格には現時点で更新制度はありませんが、近年は資格の「継続研さん・更新制」についても議論がまっています。「更新」していることによって、その技術者が現役(≒いまも仕事をする能力がある)という保証になります。
仕事を依頼する側は、能力もさることながら、その技術士の現役性に対して仕事を依頼します。顔も見たことない人に依頼するのですから、数十年前に技術士資格を取得しただけで、いまは事実上技術者をリタイアした、レベルの落ちた人には頼みたくないはずです。

参考例としてあげますが、
「第10期 技術士分科会 制度検討特別委員会(第3回) 議事録」
にもあるように、(下記一部抜粋)

『…試験に係る課題としては第一次試験の適正化等ございますけれども、合格率を見ると第一次試験より第二次試験はかなり低くなっている。今、技術士を若手に取得してもらうことを重要と考えているのであれば、作業部会の問題を第一次試験に限定するのではなくて、第二次試験も含めるとよいのではないかといったような御意見もございました。
また、若手の取得を促すということであれば、第二次試験よりもIPD制度の整備充実によって、技術士になるために必要な資質能力が身に付くような教育制度、あるいは継続研さんの制度を作ることが先なのではないかという御意見もございました。…
(中略)
…技術者キャリア形成スキームの周知とそれに合うGA、PCの取得の支援でございますが、目的といたしましては若手技術者の技術士資格取得を促すこと。過去の検討といたしましては、技術士制度の活用促進・普及拡大により、若手のエンジニアが技術士資格を取得できるように、各段階に係る制度の充実は重要であるといたしまして、…』

「継続研さん・更新制」等の他に、「若手技術者の技術士資格取得を促すこと」が議論・検討されています。また、IEA(国際エンジニアリング連合)では、各国の卒業資格の乗り入れが進められており、オープンにしていっていいという方向が議論で進んでいます。

このように(例えが上手くなかったかも知れませんが)、
@技術士制度の活用の促進→若手技術者が資格取得のしやすい制度、名誉的な資格から使える資格へ
A技術士資格の取得を通じた資質能力の向上→ 「継続研さん・更新制」等の導入
B技術の国際的通用性の確保→世界の各国の資格との相互認証
など、これからの時代に沿った技術士制度の変革が進み、将来、多くの若手技術者が技術士資格取得し、技術者なら持っていて当たり前の一般的な資格の一つになりつつある世の中になると感じています。そういった意味合いも含めて、技術士も単なる資格の一つだと思っています。(※あくまでも私見です。)

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[788] 

Re: 試験の勉強方法や対策

Name:匿名  2020/05/20(水) 15:59:05 
人それぞれですね
ですが

【自分の名誉のための資格に過ぎない】

この部分はどういう前提で話をしているのかをちゃんと明確にしておかないと相手には伝わらないと思いますよ
実際私にもあまりピンと来ていません

業務独占でなく名称独占だからそんなもん名誉以外ないだろと言っているのか単に知識不足なのかそれとも他に自分なりの前提があっての話なのかが判断がつきにくいものでなんとも・・・

そもそも説明されている「更新」で技術士は自分の技術を保証してくれてくれる資格として利用出来るといえるので別に名誉だけではないとは思うのですが

この資格を持っているだけで終わりではなくこれが始まりなんだという意味合いを込めて「名誉にすぎない」と言っているのかもしれませんが「名誉だけ」という表現は私としては違和感がありますね

なんか説明が自分よがりというか名誉というワードを自分なりに解釈していてそれを説明していないと相手の思い描く一般的なワードと自分の中で良い意味でしょうが解釈しているワードの意味にズレが生じてきますのでなかなか伝わりにくい


ちなみに私は大学で働いていてJABEEで技術士の話を学生とする際に技術士とは何ぞやという事を説明する&技術士とはこういう人だと見て学ばせるために取得を目指していますよ


あと単なる資格に過ぎないというニュアンスも説明を見ていて気持ちは分からないではないし自分でもそう思っている部分もありますがそういう表現ではイメージが悪いとは感じますね

自戒の念を込めて自分に言い聞かせるためや信頼している同僚や後輩にはっぱをかけるためにそういう表現をするのは全然アリとは思いますが説明不足の状態でこういう表現をするとうまく伝わらないものです

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[820] 

Re: Re: 試験の勉強方法や対策

Name:おじさん技術士  2020/05/25(月) 07:43:09 
ご意見、大変ありがとうございます。
その通りだと思います。注意します。
もっと人に言いたいことが伝わるよう言葉の使い方、文章力等の勉強をします。
まだまだですね。本当に難しいものだと感じています。

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[821] 

Re: Re: Re: 試験の勉強方法や対策

Name:おじさん技術士  2020/05/25(月) 08:08:08 
安岡正篤氏の下記の言葉が頭に浮かびます。

『言葉は言う人によって、
みな意味が違ってくる。
文字や言葉だけで、
それがみな同じだと思ったら
大間違いである。』


『積み上げて自分の身ほどの書物は、
毎年読み続けるくらいの心がけが、
人物を磨いていくのである。』


もっと勉強せねばならないと思います。(妻には、貴方は技術者で数学や物理(構造力学のこと)など計算が得意でも、国語力が全然ない、中学生並みだとよく叱られていますので…)

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[822] 

Re: Re: Re: Re: 試験の勉強方法や対策

Name:総監受験者  2020/05/25(月) 10:07:45 
おじさん技術士様へ

そこまで反省されなくても良いかと思いますが!
中学生並みでも論旨は整っていたから合格できたのでしょうしね。
私もおじさん技術士ですが技術士は難易度は他の国家試験に比べて高いでしょうが
単なる資格の一つであることには間違いないですし、そんなことで謝る必要もないです。
しかしマメに書き込まれていますね。後進のためにという思いが伝わり頭が下がります。総監受験者はある程度の年齢であればあったほうが良いかという感じでは?
最近は記述のテクニックで合格可能なので一体全体何が専門なのかという技術士が
多く登場していますがその方が資格のステイタスに関わるのでは?

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[823] 

Re: 試験の勉強方法や対策

Name:へてろ  2020/05/25(月) 12:22:48 
技術士の試験より掲示板やSNS等で自分の考えを伝える方が難しいと感じます(笑)
論文は技術的な定義を読み手が知識として共有している事を前提で論じる事が出来るのでそこまで誤解と言うか意に反した捉え方をされる事は少ないかなーと


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[825] 

Re: Re: Re: Re: Re: 試験の勉強方法や対策

Name:鋼橋が好き  2020/05/25(月) 13:45:30 
お疲れ様です。途中から入ってすみません、気になったので。

「最近は記述のテクニックで合格可能なので、、、」ということなんですが、

試験要領がある→要求される項目が明確→それを基に試験問題が作成される
 →同じくそれを基に試験官が採点する

という流れがもし今も昔も変わっていないとすれば、今も昔も題意に沿ってさえ
いれば記述のテクニックで合格可能なのではないでしょうか?
(※もちろんその書いた内容が真実であることが前提ですが)

専門科目こそ指定して受験するものの、筆記試験ではUの問題以外は全方位的な
視点から解答するような問題なので、専門的な部分と全体を見る俯瞰的な部分の
両方を持ち合わせてないと合格が難しいことには変わりない気がしています。
(これは総合監理でも技術部門でも同じかと思っています)

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[826] 

Re: 試験の勉強方法や対策

Name:おじさん技術士  2020/05/25(月) 14:13:53 
皆さん、いろいろご意見をありがとうございます。

周りの試験に合格した人をよく観察してみると彼らは仕事が忙しい中、皆苦労しています。
サラリーマンが資格取得のモチベーションを高く維持して勉強できず、なかなか技術士試験に合格できない理由の一つを考えてみました。

社会人は大学受験などと比べて「仕事を言い訳にできること」が一番ダメな理由だと思います。
社会人の本分は仕事をすることです。
なので、
・会社は「仕事がしっかりとできているのならば合格できなくてもまあいいか」
・本人は大学受験と違って何度でも挑戦できるから、「長いサラリーマン人生の中で仕事が暇なときに、いつかそのうちに合格できればいいや」
となるのです。

そして、「仕事が忙しくて勉強する時間がない」と言うことが、もっともな言い訳になってしまうのです。
だからダメなんです。周りの人を観ていて、そう思います。

そんなダメな言い訳を持たず、試験勉強頑張ってください。
試験勉強は忙しい中に受験する「モチベーションとの闘い」のため、大学受験みたいに「絶対一発で受かる」という気持ちがとても大事で、「また来年…」という甘えた考えは捨てて挑戦するのが案外いいのかなと思います。

『最後まであきらめなかった人間が、
成功しているのである。』

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[857] 

2020年度問題の予想ネタ

Name:おじさん技術士  2020/06/08(月) 23:13:51 
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、雑誌「日経コンストラクション」(4/13号)の「技術士一直線2020」に建設一般の予想問題のネタが記載されていました。下記の5つが怪しいそうです。

@生産性革命
A「防災意識社会」への転換
Bストック効果の最大化
C観光先進国の実現
D働き方改革の実現

私見ですが、@(i_Constructionなど)は去年出題されたから今年は除外するとして、Cも現在のコロナ禍では外国からの観光客がジリ貧になるのが明らかなので無いのではないでしょうか。
あるとしたら、
A(去年の台風被害等から国土強靭化社会への加速・深化、老朽化への災害対策など)
B(既存ストックの有効活用、アセットマネジメントなど)
D (コロナ感染症対策について、テレワークや時差通勤等も含めて)
なのかなと思います。
でも、予想は難しくてなかなか当たるものではないから、その他にも自分で予想された方がいいですよね。例えば過去問から、

E 人口減少と少子高齢化(熟練技術者の大量退職 など)
F 地球環境問題への対応(低炭素社会の実現、生物多様性の保全、循環型社会の形成など)
G 海外での社会資本整備への取組

という私も予想が外れて、当たったことがないので自己責任でお願いします。
でも、これだけのことをやっていれば、本番の試験では、予想が外れていてもどこか一部を組み合わせて、それなりに相当のことが書けると思いますが…

ところで、この掲示板で他の人が挙げている「新たに生じるリスク」は、労働安全コンサルタントとしてみると、安全管理でのリスクマネジメントでいう「二次リスク」と同じようなものだと思います。
そして、「残存リスク」と間違えないように注意しなければなりません。両方何となく似ているような気もしますが全く別物ですから。

残存リスク:対応策(以後、解決策)を実施したが、それでも残ってしまうリスクのことで、『100%解決し切れなかった残った』リスクというイメージ。リスク内容は当初策定した内容を引き継いでいます。

二次リスク:解決策を実施した結果、新たに発生してしまうリスクのことで、『解決策を実施しなければ発生しなかった』リスクというイメージ。解決策によって最初のリスクは解消されたが、「新たなリスク」が発生してしまった、ということ。

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[858] 

Re: 試験の勉強方法や対策

Name:おばさま技術士  2020/06/11(木) 10:58:23 
技術士に挑戦しようとしている職場の若い人たちから、技術士受験の経験談のセミナー(?)を依頼され、その準備・ネタ集めのために何年かぶりにこの掲示板を訪れたものです。
若い人たちに触発され、私も総監チャレンジしようかしらと思っていることもあり、総監情報も収集しはじめています。

最近目にした例えば
https://note.com/net_up95
とかでは、総監試験では二次リスク、残留リスクがトレンドみたいなことが紹介されていました。(引用し、絶賛されているSukiyaki塾さんのHPでも同様化と思いますが)

一般部門について書かれた貴掲示も拝見いたしますに、
最近は一般部門であってもリスク、それも二次リスク、残余リスクなどが問題になるようなのですね。
私が一般部門を受けたときは、課題と問題点の書き分けなんかがよく話題となっていたのですが。。
月日を感じます。年齢も。。


総監については、いろいろ言われているようです(少し古いですが例えばwikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%80%E8%A1%93%E5%A3%AB%E7%B7%8F%E5%90%88%E6%8A%80%E8%A1%93%E7%9B%A3%E7%90%86%E9%83%A8%E9%96%80

総監は一般部門と異なり、固有の学問体系・領域が無いので、試験内容が一般部門とかなり異なるなという感想を持っておりますが、
社会のニーズからするといずれ一般部門も単なる高度技術だけではなく、事業全体を俯瞰した総監化が進むのかもしれませんね。


つまらないことを長々と書いてしましました。

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[859] 

Re: 試験の勉強方法や対策

Name:まだまだ  2020/06/12(金) 10:41:29 
論文対策について、つまらないことをお尋ねします。
建設部門で、よく課題として多面的に捕らえるには「人」「物」「金」とか「ハード」「ソフト」と言われます。

必須と選択の3枚問題の場合、
問(1)問題点を多面的にとらえ・・・に対して、両方とも

@ 財源不足(高齢化など)
A 担い手不足(少子化など)
B ・・・・・・・(重要な問題とする)

と@Aが同じような内容(極端にいうと同じ)としたら、まずいでしょうか?
間違ってはいなくても、選択問題はもっと具体的に書かないと印象が悪いような気がします。
やはりやめたほうがよいと思いますか?

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[860] 

Re: 試験の勉強方法や対策

Name:APEC  2020/06/12(金) 23:30:08 
かまわないでしょう。だって解決策がぜんぜん違いますから。
「担い手不足」も「財源不足」も課題ではありません。それは「困った現状」ですから問題です。その問題が発生した原因機構を分析することで導かれてくる「それではどうすべきなのか」が課題であり、その課題の実現策が解決策です。
ですからたとえば、

(問題)担い手不足
(分析)建設分野は就労環境が悪いから
(課題)就労環境を改善する

(問題)財源不足
(分析)高齢化進展により社会保障費に予算が取られ建設予算が削減
(課題)効率化とか民間化津力とか

みたいな感じで(上記は思いっきり概略的ですからそのまま使っちゃダメですよ)整理してみると、ぜんぜん違う課題になるでしょう?

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[862] 

Re: Re: 試験の勉強方法や対策

Name:まだまだ  2020/06/14(日) 13:29:52 
なるほど、ありがとうございます。
試験までもう少し時間ができましたので、もっと考えて見ます。

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[946] 

Re: 試験の勉強方法や対策

Name:迷い人  2020/07/11(土) 14:31:33 
 建設部門 必須問題 問(4)について
生産性向上問題を別々の技術士に添削していただいたところ、同じ方向性ながら違いがありました。

・技術者倫理の観点
1 不正のないように品質確保など
2 技術士倫理要綱から

・持続可能性の観点
1 技術者確保・技術継承など
2 省資源、省エネなど

これは、1は先読み?、2は直球?で書けということかな、と感じました。
考え方が異なるのは当然ですが、どちらの論文が評価としてよいのか?
よろしければ、みなさんのご意見をお聞かせください。

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[947] 

Re: 試験の勉強方法や対策

Name:APEC  2020/07/11(土) 16:01:36 
設問4にはコンピテンシー「技術者倫理」が割り当てられています。そしてその「技術者倫理」の定義は受験申込案内p.11に以下の通り明記してあります。
==============
・業務遂行にあたり,公衆の安全,健康及び福利を最優先に考慮した上で,社会,文化及び環境に対する影響を予見し,地球環境の保全等,次世代にわたる社会の持続性の確保に努め,技術士としての使命,社会的地位及び職責を自覚し,倫理的に行動すること。
・業務履行上,関係法令等の制度が求めている事項を遵守すること。
・業務履行上行う決定に際して,自らの業務及び責任の範囲を明確にし,これらの責任を負うこと。
==============
したがって三義務二責務のうちの公益確保の責務すなわち公共の安全と環境の保全について書けば間違いないと判断できます。

公共の安全は、上記定義の通り公衆の安全・健康・福利を最優先にするということです。では何よりも優先するのかというと、例えば建設部門では公共インフラを構築しますのでこの性能をしっかり確保するということが公共の安全に該当するわけですが、同時にコストを安く抑えるとか工期を守るといったことも要求されます。すなわちインフラ性の確保とコストや工期がトレードオフになるわけですが、ここでインフラ性能確保よりもコストや工期を優先したりしてはいけないということですね。
もし予算内に収めるためにインフラ性能を確保しなかったとしたら、そんなことを正直に言ったりはしませんよね。きっと隠蔽や偽装すると思います。多くの偽装事件やデータねつ造などはそういうことをしているわけですね。
そんなことをしてはいけないということだと思います。

そして環境の保全は、インフラ整備等と環境の保全をできるだけ両立するということですね。
例えば防災インフラを整備する時も景観や生態系等にできるだけ配慮するとか、グリーンインフラを活用するようにするとか、そういったかなと思います。

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[948] 

Re: Re: 試験の勉強方法や対策

Name:迷い人  2020/07/12(日) 12:43:31 
ありがとうございます。
どちらでも、方向性が正しく判断して書けるように努力します。

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[949] 

Re: Re: 試験の勉強方法や対策

Name:鋼橋が好き  2020/07/12(日) 18:20:13 
私は昨年、1で解答してAを取ることができました。

・技術者倫理の観点
 →不正をしない、させない仕組みづくり

・持続可能性の観点
 →業界全体の協力、交流による向上(官と民、異業種、異工種)

参考になれば幸いです。

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