共通科目(生物・地学)の対策を中心に〜DE11さん
<H22 情報工学部門>

受験準備はおよそ二ヶ月、仕事の合間に参考書を読む程度です。

1)共通科
大学受験は二十年も前のこと。まず全教科で過去問を解いてみましたが、全滅でした。
結局、テレビの教養番組で良く取り上げられる科目なら、まだ興味が持てるだろうと生物と地学を選びました。共通は平均点を取らなければならないという事で、どこまで勉強すれば良いのか分からず、プレッシャーに感じました。

1.1)生物(18/20)
センター試験の生物Tと生物Uだけで大丈夫だと思います。
私が使ったのは以下の二冊です。
「山川喜輝の生物Tが面白いほどわかる本」
「山川喜輝の生物Uが面白いほどわかる本」
わからない部分は図を書いて、そこに注釈を入れる方法で覚えました。
たとえば減数分裂なら各ステージの略図を描いて、図中に矢印で「紡錘体」「まだ2n」等の注釈を入れます。最初は参考書を見ながらになりますが、何度かやると見ずに書けます。
センター試験の過去問を解いて、八割は正解できるようになりました。

1.2)地学(19/20)
地学は大変でした。地学TとUがあるようなのですが、地学Uはそもそも参考書が見つかりません。また、センター試験より高度な内容が出題されますので、センター試験の過去問が解けただけでは合格レベルに達したのかが分かりません。
使った参考書は以下の一冊です。
「パワーUP版 地学Tの点数が面白いほど取れる本」(蜷川雅晴)
共通科目の地学は、固体地球、岩石鉱物、地質・地史に集中していて、大気・海洋と天文はほとんど出題されません。前半は生物と同じく、図を描いて覚えましたが、後半は軽く参考書を読んだだけです。
センター試験を超える内容は、以下も使いました。
「完全突破!技術士一次試験 改訂2版」(オーム社編)
共通科目・地学のページに出てくる単語を抜き出して、ネットで調べる事で補いました。

2)適性科目(11/15)
簡単だろうと油断していたら、以外と得点できなかった科目です。準備は次の一冊です。
「技術士試験を応援する第一次試験合格法 基礎科目・適性科目編」
私のように参考書に書き込みをしないタイプの人なら、PDF版があります。

3)専門科目(48/50)
情報処理技術者試験の高度試験の午前1試験の参考書を勉強し直しました。
出題内容は高度の午前1よりも、いくらか難しいです。ただ、35問中の25問を選ぶので、分からない問題はパスできます。高度試験で合格点が取れれば十分ではないでしょうか。
この科目は、26問以上マークすると失格です。試験の最後に転記ミスがないか確認すると思いますが、余分に時間を残して余計なマークがないか確認すると安心です。

4)基礎科目(14/15)
情報工学分野の受験者なら、情報・論理は専門科目の準備だけで確実に取れるでしょう。

設計・計画は、情報処理技術者試験のシステムアーキテクトを受験したことがあれば有利です。

解析は捨てました。今回たまたま行列計算が二問出たので得点できましたが、他の分野で何とかなるだろうと思ったので、思い切って一切勉強しませんでした。

材料・化学・バイオは、次の参考書を一回読んだだけです。
「完全突破!技術士一次試験 改訂2版」(オーム社編)

技術関連では、環境に関する出題が増えています。私は技術士一次試験の二ヶ月ほど前にECO検定を受験したのですが、その時の参考書をもう一度読み直しました。
「まるごと覚えるECO検定ポイントレッスン」(ノマドワークス編)
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とにかく過去問で合格最低点を狙う〜ホメロスさん
<H22 環境部門>

1.自己紹介
51歳の国立大学 経済学部卒、都市銀行に勤務している銀行員です。
経歴としては、20代の頃システ開発の経験は有りますが、もっぱら、銀行の事務系、及び営業の業務を中心に勤務を経験してますので、理系の業務の経験は殆ど無く、技術士第一次試験は今回が初めての受験です。

2.受験の動機
自身の理系コンプレックスの克服及び資質向上の為です。大学入学に際し、理科系統が苦手ということで、理系の道を断念したことが、残念に思われ、銀行員生活を送りながら、第1種衛生管理者、衛生工学衛生管理者、初級システムアドミニストレータ、二級ボイラー技士、乙種4類危険物取扱者の資格を取りました。技術士の資格については、十数年前に存在を知りましたが、理系でない為、共通科目の受験が必須となり受験に踏み切れませんでした。その内、共通科目の免除資格に甲種危険物取扱者が加わり、かつ、試験が択一式になったことから、受験に踏み切りました。(H16年に社会保険労務士の資格を取得した時、択一式については、問題文の語尾の調子等で正誤について独特の勘が働くようになり、択一式の試験には少し自信が有りました。)さらに、ECO検定に合格したこと、及び、通商産業研究社から環境部門の解答、解説付きの過去問題集が出版されたことも受験の動機となりました。

3.試験対策
先にも記したとおり、乙種4類危険物取扱者の資格があったので、乙種3類、5類、6類と3種類の試験を一度に受けて合格し、その後甲種危険物取扱者(受験資格で乙類4種類の合格が条件となる)を受験してH20年に合格しました。これにより共通科目は免除となりました。長男の大学受験の関係から本年4月より受験の準備を始めました。

◎参考資料
@技術士第一次・第二次試験問題集 環境部門 2010年版(通商産業研究社)
A技術士第一次試験 基礎・適正科目 完全解答 2010年版(オーム社)
BECO検定公式テキスト(東京商工会議所)

@Aをひたすら覚えまくり、Bは確認用としました。特に@は問題文と解答と解説をセットで覚えました。
最初のうちは、覚えるのが辛かったですが、だんだん問題の流れがわかるようになりました。

4.試験結果
共通科目:免除、適性科目:11/15、基礎科目:7/15、専門科目:30/50。基本的なミスもありましたが、勘で答えた処で補充がきき、首の皮一枚繋がった形で合格となりました。(基礎科目はほぼ足切りラインですので、冷や冷やものでした。)
5.終わりに
短期間での試験勉強で詰めが甘かった部分も有りますが、試験中も合格最低点を常に意識して問題の解答に励み、何とか合格することが出来ました。来年は長男が大学で水産学部にいることも有り、水産部門で挑戦しようと思ってます。そして、第二次試験ですが、職場柄実務を経験するのは難しく、挑戦はまだ先になりそうです。
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試験方法に疑問あり。〜おっさん
<H22 電気電子部門>

H22電気電子部門に合格しました。
受験は今年がはじめてです。
勉強期間は電験受験後の一ヶ月です。
専門科目を真面目にやっていたらあっという間に一週間前になり、基礎科目は一週間で形を作りました。

参考書は
@基礎科目:技術士第一次試験「基礎・適性」科目150問(日刊工業新聞社)
(簡潔にポイントが記載されていて時間が無い身には大変よかったです、お薦め)
A適性科目:平成19〜21年度の試験問題を一回だけ実施
(社会人なら容易に合格レベルに到達する内容なので採点すらしなかった)
B専門科目:技術士第一次試験 電気電子部門完全制覇 (オーム社)
(可もなく不可もなく、普通の「オーム社の書籍」と言う印象)

得点は、
共通科目・・・免除(エネルギー管理士取得)
適性科目・・・11点
専門科目・・・38点
基礎科目・・・11点
でした。
専門科目のレベルとしては、エネルギー管理士、電験三種合格者であれば情報処理をきちんと勉強するか、半導体関係を再勉強すれば何とかなります。(半導体関係は大昔アマチュア無線をやっていたのが役立ちました)

感じた点は
@適性科目と基礎科目の設問があやふやというか、どうにでも取れる問題。
A基礎科目、専門科目も問題のレベルのバラ付きが大きすぎる。
Bトイレで一時退席できるのはよいが、途中退出者と情報交換しないまでも盗み聞きが出来る。
C途中退出すると試験問題を持ち帰れない。
D最後の適性科目も途中退出可能とする。(電車の関係)

この辺が独自というか少し変な気がしました。
以下に三点ほど提案します。
私見@トイレ退席は原則禁止。
私見A試験問題は退席時に自分で持ち帰る。
私見B最後の適性科目も途中退出可能とする。

最後に、一次試験合格時点でも報奨金が出ること、定年間際で実務経験を積める見込みがないことから、二次試験を受ける予定はありません。
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これだけです。〜red_zugokさん
<H22 建設部門>

本日、1次試験の合格通知を受け取りました。
共通(免除)、適性(13点)、専門(36点)、基礎(10点)でした。
結果には満足しています。
試験の準備としてやった事は、このホームページの模擬試験と実力養成試験及び過去5年間の過去問を5回繰り返した事、分からない言葉はネットで調べた事、これだけです。
SUKIYAKI塾さんにはお世話になりました。 ありがとうございました。
私は農学部の出身なので、理工学分野は基礎がなく、最初に取っ付きにくかったのは事実ですが、欲張ってあれもこれもと手を拡げなかった事がかえって良かった思っています。
新傾向の出題で手も足も出ないものもありましたが、(平均点を求められる共通科目を除けば)半分は捨てて良い問題と割り切って、自分が1度学習したところは確実に正答できる様にしておく事をお勧めします。
1度学習しても確実にならない人は2度学習すれば良い訳で、私の場合は5回やった訳です。
2次試験はこんなに単純ではなくて、別の攻め方を考える必要があると思いますが、1次試験に対しては、前述のやり方で誰もが合格可能と思います。
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建築系です。〜がま磯さん
<H22 建設部門>

【自己紹介】
30代半ば。建築設計事務所、建築確認機関を経て、西のとある中核市で地方公務員をしています。
専門は建築構造。構造設計一級建築士・建築主事を持っています。

【受験動機】
理系最高峰の国家資格にチャレンジしてみたいと(以前から)思っていました。

【結果】
適性:10/15、基礎:9/15、専門:34/50 

【勉強方法】
8月中旬より勉強開始。

●専門科目
出題数が多い[土質、基礎]・[鋼コン]・[河川]を中心に、主に過去問を解きました。
●基礎科目
広く浅い基礎科目ですが、出題頻度が高いビットや冗長系、アルゴリズムなどを中心に、こちらも主に過去問を解きました。
●適正科目
過去問を見る限り、特に対策は不要と判断しました。(常識問題)

【感想】
専門科目は、自分の専門と繋がるものが多くありました。基礎科目は、時間的にきつかったです。(5問中3問選択したりと、結構時間が足りない。)

過去の体験記をみていると、建築系の方の受験が最近目立ちます。やっぱうれしいですね。

技術士(建設部門)は、土木技術者の資格ですが、建築構造が専門であれば共通することが多く、十分チャレンジできると思います。2次試験は甘くないと思いますが、自分の技術の幅を広げるためにも、是非とも挑戦したいと思います。
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1次試験対策〜あんちゃんさん
<H22 建設部門>

[自己紹介]
30代後半、地方の小規模建設会社で施工管理全般の業務を行う。
普通科高校卒で1級土木施工管理技士を約10年前に取得。

[受験動機]
以前担当した現場の役所の監督さんが技術士(建設部門・総監部門)で、その時の仕事振りに感銘を受け自身も技術士を目指すこととなった。

[受験対策]
まず最初に技術士試験がどういうものかを知るためにネットでいろいろ検索しこのサイトを発見した。過去の体験記を読んでいると過去問題を中心に勉強することを多くの方が薦められていたので自分も過去5年分の問題を用意した。
しかし、基礎科目の問題を見た瞬間難しい、または解らない・習った記憶はあるが忘れているなどでお手上げ状態だったため、最初に「技術士1次試験基礎・適正キーワード700」を片手に過去問題に目を通すことを2月より始めた。
年度末は自分の日々の業務で手一杯で全く勉強できず5月の連休明けより実際に過去問題及び「技術士1次試験基礎・適正科目予想問題集」を使い勉強し始める。
このサイトや体験記などにもあるように基礎科目の5群の中で苦手科目は切り捨てて勉強するのも1つの方法だとあったが、自分は切り捨てることが逆にマイナスになると思い、苦手科目の中でも自分の興味がある項目に関しては集中して勉強するようにした。
(自分は4群はバイオの遺伝子関連だけを勉強した)
そのかわり1群の設計・計画は満点の3点を取る勉強を、2・3群は計算問題だけは確実に点数になるよう高校の参考書を利用しひたすら解きまくった。5群は過去問だけを勉強した。これで15問中8問正解することを目標とした。
この勉強方法を7月一杯まで続ける。
8月からは専門科目に重点を置き、これは過去問題より出題数の多い土質・鋼構造物、コンクリート及び河川・海岸・港湾を「技術士1次試験建設部門受験必修問題350」を使い集中的に勉強した。その他の分野はこのサイトの「専門科目オールインワンノート」を活用した。これで25問中15問正解を目標とした。
適正科目は過去問題5年分で10点以上は取れていたので特にそれ以上の勉強はしなかった。しいていえば内部告発の手順だけは確認する程度であった。目標は15問中10問正解。
勉強時間は7月までは仕事後の1時間から1時間30分ほど。7月より朝4時から6時までの2時間と仕事後の1時間30分を勉強時間にあて日曜日は家族が許す日だけ図書館で6時間ほど勉強した。
実際の試験当日は、午前の適正科目は10点以上の手応えがあり問題なく終了。時間も半分余った。
午後の専門科目は集中的に勉強した土質などであまり点数を稼ぐことができなかった半面、その他の分野でポツポツと得点することができた。これもオールインワンノートのおかげであった。
基礎科目は全体的に難しいという印象を受けたが、最低でも6点という基準はクリアした手応えはあり、試験は終了した。
結果として、適正10/15 専門14/25 基礎9/15という成績で合格することができた。
この体験記を寄稿させて頂くに当たりあまり参考になるような勉強方法ではないかも?
という気もしたが、多くの土木技術者の中には自分のように専門課程を経ずに日々の業務にあたられている方もいらっしゃるのでは?と思う。そのような方々の何らかの足しになればと思い寄稿した。
情報をうまく利用し、かつ少ない情報でも整理し、正確に活用できれば技術士はそう遠くない位置にあるということを改めて認識した。
最後に当サイトには受験当初より情報の発信元としてお世話になったことを深く感謝する。
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CADオペでも頑張れば合格出来ます〜NAOJIさん
<H22 建設部門>

ゼネコンで土木系のCADオペをしています。
2回目の受験で合格出来ました。

受験結果
生物14点 地学10点 適正11点 専門32点 基礎9点

受験のきっかけは、土木関係の資格試験で実務経験が不要な物はこれしかなかったからで、ハードルは高いが頑張れば1次試験までなら合格の望みはあると思って挑戦しました。

昨年も今年も1月頃から勉強を始めましたが平日は勉強する時間が取れないので休日集中型(1日5,6時間)あと仕事が無い時に会社で勉強していました。


昨年は専門科目と基礎科目の合計が基準に1点足りず不合格となったので、今年は専門科目をと昨年7点しか取れなかった地学(7点でも合格ライン越えてました)を重点にし、殆ど常識問題の適正科目は試験日直前に1度過去問5年分を解くだけにしました。

共通科目
数学・物理は全くダメだと思ったので暗記で何とかなりそうな地学と高校の時得意だった生物を選択しました。

地学は最初の年はセンター試験の参考書と問題集で勉強したのですが、それ以上のレベルで、大学の教科書を探してみたら、共立出版の「大学教育 地学教科書 第2版」という本が大変参考になりました。問題はここから出されているのではないかと思うほどでした。共通科目の情報はネットで探しても殆ど無かったので参考になればと思います。

専門科目
過去問をひたすら解くことと、計算問題を少しでも出来るように頑張ってみました。モーメントの計算はマスター出来ませんでしたが今年は圧密の計算問題が出たので、それが解けてラッキーでした。

基礎科目
設計・計画は確実に3点取ること→3点
情報・論理はネット系の問題で目標1点→2点
解析は捨てました
材料・化学・バイオ目標1点→2点
技術関連 目標3点→2点

今年は設計・計画、情報・論理とも過去問と少しパターンが違っていて焦りましたが、過去問を充分やっていたので何とか対応することが出来ましたが限られた時間の中なので最初出来ないと思ったり冷静さが必要だったかもしれません。

共通科目が免除にならない人は負担が大きいと思いますが私のように実際に設計などの仕事をしていなくても頑張れば合格出来るので、真面目に勉強すれば建設部門の合格率ももっと上がるのではないでしょうか?
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過去問中心です〜なつさん
<H22 環境部門>

私の勉強法はとても効率の悪いものですが、感謝の気持ちをお伝えしたくて書いております。
なお、私は理系の学部卒、共通科目は免除でした。

<受験の動機>
最近転職をして業務を進めていく中で、自分には体系的な勉強が不足していることを実感したことがきっかけです。
また、とても尊敬する上司が技術士として働いているところを目の当たりにして、真似っこしたくなったことも大きな動機です。

<使用参考書>
1.「過去問+本年度予想 技術士第一次試験 基礎・適正科目対策 '09年度版」
2.「技術士受験を応援する第一次試験合格法 基礎科目・適正科目編」 ※APECさん、大変お世話になりました!
3.技術士 環境部門 第一次・第二次試験問題集
4.環境白書

<勉強開始時期>
私は勉強が出来ないことを自覚していましたので、合格するためには人の何倍もの努力が必要と思い、受験する前の年の12月には参考書1.と2.を入手しました。
それからちまちまと勉強を始めたわけですが・・・。

<適性科目>
参考書1.を一度解いてみて、これは大丈夫、と確認して以後は全く勉強しませんでした。
ただ、本番前には再度、過去問を解き直して復習しました。

<基礎科目>
まず、参考書1.を一通り解いてみて、問題の意味すら分からない、何をすれば良いのか分からない、と途方に暮れました。
そしてAPECさんのサイトをもう一度隅から隅まで拝見した結果、参考書2.を見つけ、これぞ私の求めていたもの、と購入させていただきました。
しばらくの間、基礎科目の勉強としてはこの参考書2.を理解することに注力し、並行して専門科目の勉強として参考書3.を解き進めました。
参考書2.を大方理解できたところで、再度、参考書1.を解いてみました。
一度目よりは随分解けるようになったとは言え、何度も何度も参考書2.に立ち返りました。
参考書1.には平成16年〜20年度の過去問が収録されていますが、これを合計3回、参考書2.に頼りながら繰り返しました。

<専門科目>
参考書3.で過去問をひたすら解きました。
過去問を解きながら、用語および法律等についてはその都度調べ、理解を深めたつもりです。
また、並行して環境白書も読みました。
環境省のメーリングリストにも登録し、法改正や環境関連会議の結果等、情報を入手するよう努めました。
過去問を解くことにより、環境白書やメーリングリストで流れて来る情報の中から、試験に出されそうな部分が分かるようになってきた・・・ように思います。
参考書3.には過去問が平成12年〜20年度まで収録されていますが、これを合計3回解きました。
同じような問題を何度も見かけましたので、答えを覚えてしまったことも無駄ではなかったと思います。

<結果>
適正:15/15
基礎:7/15
専門:48/50

専門科目はこれまでの問題に比べて随分優しく感じました。
その後、基礎科目を受け・・・冷や汗をかきました。
私にとってはとても難しく感じました。
何とか合格出来ましたが、勘が当たったおかげなのであまり偉そうなことは言えません。
私は短期集中派ではなく、だらだら派(良く言えばコツコツ派?)ですので、とにかく後1年この勉強をしなくて済むことにほっとしています。
まだひよっこで、今年の二次試験を受けることは出来ませんが、時間を掛けて準備したいと思っています。
今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
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五十の手習い第一次試験奮戦記?〜のりちゃん
<H22 農業部門>

1 自己紹介
53歳、男性、国立大学農学部農学科卒業、農業関係の地方公務員
2 受験動機
自己研鑽及びあまり時間が残されていない(定年まであと7年)と考えて初めて受験しました。
3 試験対策
試験対策の勉強は、出願後に紹介した参考書を利用して開始しました。ただし、時間は随分あるように最初は感じましたが、平日は勤務で勉強時間がとれず、祝祭日は思いの外、様々な行事等があり思ったより勉強できませんでした。通勤電車の中で、参考書をできるだけ読むようにしました。また、COP10(生物多様性)と口蹄疫は、時事ネタでしたので新聞等の関係記事を読んで、知識を得ておきました。両方に関係する問題が出題され助かりました。
(1)共通科目:免除
(2)適正科目:適正科目は、紹介した参考書には深読みしすぎや倫理にかんする考え方が偏っている人でなければ8問は楽に正解できますと書かれていたため、この参考書の過去問を解いてみただけでした。実際に試験場で問題を見てみると解答が一つに絞れず、自信を持ってマーク出来ない問題があり、この科目で不合格になるのではないかと思ったくらいでした。
(3)専門科目:専門科目は、食料・農業・農村白書を一読して最近の施策等を理解することと、農業部門の参考書の演習問題を解いてみました。あまり勉強に時間をかけませんでしたが、試験問題も難しいと感じず、すらすら解けました。25問を選択できるので、自分が知っている分野から解答しました。
(4)基礎科目:最初に購入した参考書を読み、基礎科目が本当に解答できるかどうか困ってしまいました。参考書によれば出題範囲は広いが、頻出分野9種類に絞り込んで基礎理論を理解し、過去問題・練習問題を解くことがポイントと説明してあり、参考書を読んで掲載問題を解いてみました。参考書お勧めの分野からの出題もありましたが、解析では逆行列と微分の問題がでて冷や汗がたらり。ただし、あきらめずによく眺めたら案外簡単でした。記号や数字の羅列に驚かされずに、最初から解答をあきらめないようにして下さい
4 参考資料
(1)技術士受験を応援する第一次試験合格法 基礎科目・適正科目編 2008年度版 鳥居直也 編著 (株)トリフォリオ 3,000円
(2)技術士第一次試験演習問題 全面改訂版 農業部門V 跡部昌彦・北川正 (株)新技術開発センター 2,000円
(3)平成22年度食料・農業・農村白書 農林水産省編 佐伯印刷(株) 2,000円
5 試験結果
(1)共通科目:免除
(2)適正科目:11問正解
(3)専門科目:24問正解
(4)基礎科目:9問正解
当サイトには情報の入手源としてお世話になりました。農業部門の情報発信は少ないため、私の奮戦記?でも皆様の参考になれば幸いです。本年は、第二次試験を受験予定です。
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頭の固いおやじ、奮闘記〜guzuoさん
<H22 衛生工学部門>

初めての技術士一次試験挑戦でSUKIYAKI塾HPにお世話になったので、投稿させてもらいました。金曜日の大地震で金曜夜は会社で徹夜、土曜日は帰宅するまで一日かかりくたくた、今日は強引に仕事なしにして自宅でくつろいでいます。

歳をとってからの受験だったので、体験記としては失礼ながら当HP「H22 50才からの挑戦(建設)」とほぼ同じ内容なのでそれに私の個人的な内容を付け加えます。

・選択科目:衛生工学部門 空気調和(1級管工事施工管理資格で共通免除)

・4月に一次試験通信講座(メジャーの○○センター主催)に会社補助があることを知り受講→基礎の内容が深掘りしすぎで勉強しきれないこと、結果的に試験内容に関係のないないことが多かったので、時間のない人にはお金の無駄になる可能性大。

・最も不安な基礎科目勉強の失敗
遠い記憶を呼び起こしながら勉強する。高校時代でも苦手だった行列・集合・微積分あたりで知識欲が復活し時間をかける(4カ月程度)が、試験にはあまり役に立たなかった。→時間のない中での受験勉強は一般的な知識欲と切り離したほうがいいと思う

・試験日前の3日間は有給休暇をとり、土・日曜日合わせて5日間専門科目中心に集中的 に勉強(空気調和以外の内容は経験不足だったため)。
→かなり頭がメルトダウン状態になったが自己満足はできた。

・当HP以外で最も役に立った参考書
鳥居直也氏編著「第一次試験合格法 基礎科目・適正科目編」
通商産業研究者「技術士一次基礎科目・適正科目 平成13〜21年全問題と解答」
→解答が詳しく載っているので、高いお金を払っての通信教育よりは絶対お勧     め。時間がないので直近4年分のみ3回の繰り返し勉強。

・受験 
基礎1群(設計・計画)第1問の輸送費用の最小化で連立方程式・微分等での解答を試みるが駄目だった→後で解答を知るが、つくづく自分の頭が固いなと思い知る。

・結果
適正:11/15問、基礎:8/15問、専門:14/25問 →きわどいが合格

今年2次試験挑戦予定ですが、四角い頭を丸くする方法がわからないので当HPでHELPを発信したときはできれば助けてください。
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