@問題・課題 |
A問題分析 |
B方策提起 |
C新たなリスク |
Dその対策 |
環境負荷
・経済活動に伴う温暖化ガス排出増加しているので抑制すべき
・生物多様性の危機が進行しないようにすべき |
・化石燃料(特に火力発電)への依存
・効率の悪いエネルギー消費
・家庭や事業所での消費電力の増大
・農林水産業の衰退、中山間地過疎化に伴う里地里山の荒廃 |
・再エネの導入促進(特に洋上風力発電、太陽光発電)
・省エネ創エネ(HMES・BEMS・CEMS等)の推進
・持続可能な農林水産業の推進、林業の産業化と森林再生
→カーボンニュートラル |
・再エネは小規模不安定
・膨大な機器設置配線への投資や消費電力の問題など
・担い手不足、経費がかかり収支確保困難 |
・スマートグリッド、VPP等
・低消費電力での無線化など
・ICT活用したスマート一次産業 |
都市の
居住性低下
・人口減少で都市がスポンジ化→快適に暮らせるまち |
・都市構造が拡散していると交通弱者は移動困難 |
・コンパクト+ネットワークの推進、立地適正化計画
・地域循環共生圏 |
・自家用車依存のままだと中心市街地、周縁部とも不便 |
・トランジットモール、デマンド交通、MaaS等次世代モビリティ・スマートシティ |
激甚化する
災害
・気候変動に伴う激甚災害頻発、大地震が予測される中で大規模災害に対応
・防災意識が低下しているのを再構築する必要
・広域災害に伴う経済的影響の広域波及を抑制 |
・異常気象に伴う異常降雨・出水による超過外力、従来想定以上の地震動・津波による防災インフラ能力超過等により、ハードだけでは防災不可能
・@防災意識の低下、A災害情報提供の遅れ、B発災時対応手順がない・周知不足、C少子高齢化に伴う災害弱者の増加に伴う避難遅れ等による被害の甚大化 |
・超過外力に対して粘り強く破壊する「粘り強い構造」と多重防御により避難の猶予を稼ぐ |
・河川堤防等は膨大にあるのでコスト的に早期の改良等は困難 |
・リスクアセスメント等で優先順位を決めて対応 |
・@リスクの見える化(HM、地域指定等)と防災意識啓発、AX-RAIN等システムとプッシュ・プル・ブロードキャスト型情報発信、B住民も含めた包括的タイムライン構築、C自主防災組織等による共助 |
・HMやタイムライン等の存在・内容を住民が知らないと効果がない
・地域コミュニティ希薄化、過疎・高齢化進行による共助担い手不足
・避難中の二次災害 |
・住民参加でのHMやタイムライン等の作成、まちごとまるごとHM
・NPOと協働で地域コミュニティが希薄な地域を中心に啓発活動
・二次災害も含めたHM作成、避難訓練等 |
・サプライチェーンの脆弱さ、一極集中 |
・首都機能移転推進、・高速道路ネットワーク等によるリダンダンシー確保 |
・落橋等重大被災あると交通ネットワークの迅速復旧が困難 |
・早期復旧が可能な構造
・一般道も含めた迂回路等リダンダンシー確保 |