平成7〜16年度技術士第二次試験問題(環境部門)
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選択科目 経験問題

選択科目 専門問題

 Aグループ
 Bグループ
 Cグループ
 Dグループ

必須科目 環境一般記述

環境部門 選択科目 経験問題
 次の8問題のうち2問題を選んで解答せよ。ただし、A〜Dグループの同一グループから2問題を選んではならない。

H7年度
 あなたが体験した環境保全計画に関する業務について、下記の3設問に答えよ。
(1)技術士業務としてふさわしいと思われるものを3つ挙げ、それぞれの業務について、技術的内容を簡潔に述べよ。
(2)(1)項に述べた業務のうちから1つを選んで、技術的問題点について詳述するとともに、あなたがその業務の中で果たした役割及び特に留意した技術的解決策とその理由について述べよ。
(3)(2)項に述べた業務の技術的内容をかえりみて、現時点における評価及び今後の課題について述べよ。

H8年度
 あなたが体験した環境保全計画に関する業務について、下記の2設問に答えよ。
(1)技術士業務としてふさわしいと思われるものを2つ挙げ、それぞれの業務について、技術的内容と、問題になった点について詳述するとともに、あなたがその業務の中で果たした役割及び特に留意した技術的解決策について述べよ。
(2)(1)項に述べた業務を省みて、現時点における評価及び今後の課題について述べよ。

H9年度
 あなたが経験した環境保全計画に関する業務について、次の設問に答えよ。
(1)技術士業務としてふさわしいと思われる事例を3つ挙げ、それぞれの技術的内容と特に留意した事項について述べよ。
(2)(1)項に挙げた事例の中から1つを選び、その時点における技術的問題点とそれに対してあなたがとった技術的解決策について、詳しく述べ、現時点における評価及び今後の課題について論ぜよ。

H10年度
 あなたが経験した環境保全計画に関する業務について、次の設問に答えよ。
(1)技術士業務としてふさわしいと思われる事例を2つ挙げ、それぞれの技術的内容と特に留意した事項について述べよ。
(2)(1)項に挙げた事例の中から1つを選び、その時点における技術的問題点とそれに対してあなたがとった技術的解決策について、詳しく述べ、現時点における評価及び今後の課題について論ぜよ。

H11年度
 あなたが経験した環境保全計画に関する業務について、次の設問に答えよ。
(1)技術士業務として環境保全計画においてふさわしいと思われる事例を2つ挙げ、それぞれの技術的内容と特に留意した事項について述べよ。
(2)(1)項に挙げた事例の中から1つを選び、その時点における技術的問題点とそれに対してあなたがとった技術的解決策について詳しく述べ、さらに、現状を踏まえた上での評価及び今後の課題について論ぜよ。

H12年度
 あなたが経験した環境保全計画に関する業務について、次の設問に答えよ。
(1)技術士業務として環境保全計画について日本及び開発途上国関連で実施した事例を2つ挙げ、それぞれの技術的内容と実施に当たり特に留意した事項について述べよ。
(2)(1)項で挙げた事例の中から1つを選び、業務開始時における問題点、それに対して取られた対策を詳述し、業務の成果を現状を踏まえて客観的に評価するとともに、今後の課題について論ぜよ。

H13年度
 あなたが経験した環境保全計画に関する業務について、次の設問に答えよ。
(1)あなたが経験した国内外の業務事例の内、技術士業務として適当と思われる事例を2つ挙げ、それぞれの業務の背景、技術的内容、留意点について述べよ。
(2)(1)項で挙げた事例の中から1つを選び、業務開始時点での技術的問題点、それに対する対応策を簡潔に述べ、業務の評価と今後の課題について現状を踏まえて詳述せよ。

H14年度
 あなたが技術的責任者として実施した環境保全計画に関する国内外の業務事例の内、技術士業務として適当と思われる事例を2つ挙げ、以下の項目に従って論述せよ。
(1)それぞれの業務の背景、技術的内容、留意点
(2)業務開始時点での技術的問題点
(3)(2)で挙げた、技術的問題点に対する対応策
(4)現状を踏まえた業務の評価と今後の課題

H15年度
 あなたが技術的責任者として実施した環境保全計画に関する国内外の業務の内,技術士業務として適当と思われる最近の事例を2つ挙げ,それぞれの業務ごとに以下について論述せよ。
(1)業務の概要
(2)業務の技術的問題点と対応策
(3)現時点での評価
(4)現時点での評価を踏まえた今後の課題と解決方策のあり方

H16年度
 最近、あなたが技術的責任者として実施した国内外の業務のうち、環境保全計画に関する技術士業務として適当と思われる事例を2つ挙げ、それぞれの業務ごとに以下について論述せよ。
(1)業務の背景と目的
(2)業務の概要
(3)業務の技術的問題点と、あなたが実施した対応策
(4)現時点での業務の評価、及び今後の課題と解決策の指針

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環境部門 選択科目 専門問題
 次の8問題のうち2問題を選んで解答せよ。ただし、A〜Dグループの同一グループから2問題を選んではならない。

Aグループ過去問

平成7年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
T−2−1(A) 企業の環境管理システムについて、その役割、課題、今後の展開について論ぜよ。
T−2−2(A) 環境に関連する諸計画を広く取り上げ、その環境保全における意義、諸計画相互の役割、問題点を論ぜよ。

平成8年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
T−2−1(A) 国内においてあなたの知っている地域を取り上げ、循環型社会の実現を目指した計画をそこで策定する場合を想定して、計画の目標、施策体系、策定プロセスなどを論ぜよ。
T−2−2(A) 気候変動(地球温暖化)問題に関する世界、国、地域における取り組みの現状について述べ、二酸化炭素等の温室効果ガス排出量の安定化のための計画の役割と効果について論ぜよ。

平成9年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
T−2−1(A) 環境面から産業技術を再構築する試みとして、ゼロエミッション、環境負荷低減型の産業団地などの各種プロジェクトが提案されている。こうしたプロジェクトを基盤として循環型社会を構築するための条件について、地域の環境計画との関連に力点を置いて記述せよ。
T−2−2(A) 地域の環境の状況を定量的に表現するための「環境指標」について、その利用及び開発の現状と将来見通し、環境計画の立案及び推進におけるその意義と役割を述べよ。

平成10年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
T−2−1(A) 1996年9月に発行されたISO14000シリーズの意義、課題及びその今後の展開について述べよ。
T−2−2(A) 環境基本計画が策定され、循環、共生、参加及び国際協力の各分野で取り組みがなされているが、地域においてそれぞれの分野で何が課題であると考えているかについて述べよ。

平成11年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
T−2−1(A) 環境影響評価法が本年6月から施行されたが、地域の環境保全を図るために、この新たな制度により環境保全上どのような効果が期待されるかについて、閣議決定に基づく環境影響評価制度等従来の制度との違いに留意しながら述べよ。また、環境影響評価制度に関係して地域の環境保全を一層図っていくための今後の課題ついても考えるところを述べよ。
T−2−2(A) ライフサイクルアセスメント(LCA)の手法がISOの基準化され日本でも活発に活用されつつあるが、この手法がもつ特徴を踏まえながら、環境保全対策を進めていくうえでどのような役割を果たしていくことが期待できるかを述べよ。また、それを実現するために解決すべき課題があれば述べよ。

平成12年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
T−2−1(A) 自動車交通に起因して生ずる環境問題について概説し、地方自治体の作成する環境保全計画において、この問題を扱う場合の基本的視点と作成の方針について考えを述べよ。また、作成に際して想定される課題についても述べよ。
T−2−2(A) 化学物質等による環境汚染問題に関して排出量・移動量報告制度(PRTR制度)が法制度化されたが、この制度の持つ意義を述べ、この制度を充分に活かして環境保全対策を推進していくために行政、企業、及び住民が果たしていくべき役割について考えるところを述べよ。

平成13年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
T−2−1(A) 2000年12月に閣議決定された新たな環境基本計画では、理念から実行への展開を図り、実効性のある計画とすることに留意が払われたといわれる。国の場合だけでなく地方自治体の場合にも、「環境の保全に関する施策の総合的な推進を図るための計画」を作成する際に、その実効性を確保実現していくことは重要な課題である。地方自治体におけるこのような計画の作成に際して、その実効性を確保実現するために重要と思われる事項を、計画の作成の過程、計画の内容、計画の公表とフォローアップの過程に分けて提案し、その理由を述べよ。
T−2−2(A) 日本では1999年から環境影響評価法に基づく環境影響評価制度が施行されることとなったが、本制度の意義や狙いについて述べよ。さらに、近年、戦略的環境アセスメントの必要性が主張されているが、環境問題の背景的事項や質の変化、あるいは現行の環境影響評価制度の限界点等を踏まえながら戦略的環境アセスメントの制度に期待される役割について述べよ。

平成14年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
T−2−1(A) 現在、ヨハネスバーグ(南ア)において「持続可能な開発に関する世界首脳会議(WSSD)」が開催され、地球サミット(UNCED)から10年間の取組みを総括し、持続可能な開発を実現していくための更なる取組を総括し、持続可能な開発を実現していくための更なる取組みのあり方について討論が行われていることになっている。WSSDで焦点となる論点を念頭におきながら、UNCEDで採択された「アジェンダ21」に盛り込まれた項目の中から1つを選んで、この10年間の内外における取組みの状況を述べるとともに、取組みの更なる発展のために何が課題であるかを述べよ。
T−2−2(A) 2000年12月に改定された環境基本計画では、11分野の戦略的プログラムが導入されたが、その中から1分野を選んで、対策の現状と今後の課題を述べよ。

平成15年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
T−2−1(A) 循環型社会の形成の推進に関し、循環型社会形成推進基本計画(平成15年3月閣議決定)を踏まえ、以下の問いに答えよ。
 (1)現状の課題について述べよ。
 (2)国民の果たすべき役割はどのように期待されているか述べよ。
 (3)国民に期待されている役割をあなたが果たす上で、事業者及び地方公共団体に期待する役割についてあなたの考えを述べよ。
T−2−2(A) あなたが知っている市町村を具体的な対象として、地球温暖化防止のため二酸化炭素の温室効果ガスの排出総量を削減するための計画を作成する場合を想定し、(1)計画の内容構成、(2)作成手順・データ収集の方法、(3)実効性のある計画とするための工夫などについて述べよ。

平成16年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
T−2−1(A) 行政、市民、企業、NGO等の様々な主体の参加・協力(パートナーシップ)をベースとした環境保全活動のあり方について述べよ。
T−2−2(A) 地域(都道府県・市町村)において、二酸化炭素等の温室効果ガスの排出を抑制するための効果的な対策のあり方について、具体的事例を挙げて述べよ。

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Bグループ過去問

平成7年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−3(B) 大都市地域における窒素酸化物による大気汚染の状況とその対策について概説し、今後とるべき対策の方向について、あなたの意見を述べよ。
1−2−4(B) 酸性雨問題の概要と我が国でとられている対策の現状について述べ、あわせて今後の国際協力のあり方について論ぜよ。

平成8年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−3(B) 窒素酸化物による大気汚染の現況を述べ、自動車排出ガス対策のメニューとそれぞれの特質について論ぜよ。
1−2−4(B) 自動車交通騒音の現状と、問題を解決するための総合的な施策の考え方及び問題点について述べよ。

平成9年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−3(B) 有害大気汚染物質に関し、環境保全目標の設定の基本的考え方及び排出抑制対策のあり方について述べよ。
1−2−4(B) 騒音の環境基準(交通関係を含む。)が相当の区域で未達成の中規模の都市を想定し、計画的に対策が実施されて環境基準が達成された場合の、その都市のイメージをハード面及びソフト面について記述せよ。

平成10年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−3(B) 大気汚染物質としてのダイオキシン類の汚染状況と国の対策の取り組みの現状を概説するとともに、主要な発生源である都市ゴミ焼却施設からの排出防止対策について述べよ。
1−2−4(B) 気候変動の枠組み条約に関する京都議定書の役割、課題及び今後の展開について述べよ。

平成11年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−3(B) 大都市地域における大気汚染の状況と国及び地方自治体の取り組みの現状を概説するとともに、主要な発生源である自動車対策について述べよ。
1−2−4(B) 地球温暖化対策推進法が制定されたが、その役割、課題及び今後の展開について述べよ。

平成12年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−3(B) 風力や太陽光などの自然エネルギーの導入について、国及び地方自治体の取り組みの現状と今後の技術的、制度的課題について述べよ。
1−2−4(B) ダイオキシン類対策特別措置法が制定されたが、その役割、課題及び今後の展開について述べよ。

平成13年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−3(B) 日本における光化学オキシダントの環境基準の達成率は極めて低い状況が続いている。工場・事業場から排出される窒素酸化物、炭化水素類をあわせて効果的に抑制する新しい制度(環境税、排出権取引などを含めて)を複数提案し、それぞれの長所、欠点を論ぜよ。
1−2−4(B) 大気汚染防止、道路交通騒音防止の観点から、日本の大都市における自動車走行量を抑制する方策を体系的に整理せよ。そして、その中で今後力を注ぐべきと考える施策を1つ選び、その理由、実現へ向けての手順、解決すべき問題点を述べよ。

平成14年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−3(B) 浮遊粒子状物質について発生源別に対策手法を整理せよ。そして、技術的な課題を述べるとともに、今後の効果的対策のあり方を論ぜよ。
1−2−4(B) 気候変動枠組条約の京都議定書に掲げられている温室効果ガス6%削減というわが国の目標を達成するために、最も重要と考える施策をひとつだけ選び、その@具体的内容、A選定理由、B強力かつ着実な推進に必要な措置、C課題等を記して、推進施策として企画・提案せよ。

平成15年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−3(B) 大都市地域の大気汚染対策として、平成13年度にいわゆる「自動車NOx・PM法」が制定された。(1)この制度の概要を述べるとともに、(2)問題点、課題を列記し、(3)今後の対策のあり方を論ぜよ
1−2−4(B) 電気自動車、メタノール自動車、天然ガス自動車、燃料電池自動車など環境保全上普及が期待されている自動車を列記して、それぞれについて現時点での技術的特徴、将来の展望について要点を述べよ。また、効果的な普及方策を論ぜよ。

平成16年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−3(B) 揮発性有機化合物(VOC)の排出既成について、@現状の課題、A効果的な対策、B今後の方向性について述べよ。
1−2−4(B) 自動車交通騒音の効果的な対策のあり方について述べよ。

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Cグループ過去問

平成7年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−5(C) 現代の水環境問題の特色を昭和40年代と比較して説明したうえで、その対策をたてる場合の考え方と問題点を述べよ。
1−2−6(C) 水環境の保全あるいは回復について、事例を2つ挙げて現状における問題点を述べ、今後とるべき技術的対応策及び留意事項について論ぜよ。

平成8年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−5(C) 水環境保全計画における水質モニタリングの意義を述べよ。また、水質モニタリング計画策定時の基本的な考え方を述べよ。
1−2−6(C) 公共用水域における生活環境の保全に関する環境基準の達成状況について述べ、水域の事例を2つ挙げて現状における問題点を明らかにするとともに、今後とるべき技術的な対応策について論ぜよ。

平成9年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−5(C) 地下水汚染の現状について述べ、その問題点及び今後とるべき技術的対応策について論ぜよ。
1−2−6(C) 湖沼・内海・内湾等の閉鎖性水域に係る全窒素、全りんの環境基準、排水基準設定の背景及び意義について述べ、水質保全対策としてとるべき修復技術のあり方について論ぜよ。

平成10年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−5(C) 富栄養化対策を踏まえた流域管理の視点から見た負荷削減対策の効果的なあり方について述べよ。
1−2−6(C) 地下水の水質保全のための効果的な対策のあり方について述べよ。

平成11年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−5(C) 環境保全上健全な水循環の確保に向けた施策のあり方について、そのための基本的視点及び具体的施策について述べよ。
1−2−6(C) 海洋環境保全のための対策について、国際的な観点を含め、そのあり方について論ぜよ。

平成12年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−5(C) 開発途上国における水質汚濁の深刻化に伴い当該地域での水環境保全が緊急な課題となっているが、開発途上国への水環境保全技術の移転について、現状の問題点を含めて、効果的な技術移転のための基本的視点及び具体的方策について述べよ。
1−2−6(C) 環境保全上健全な水循環を確保するための問題点、目標とすべき姿、回復手法等について論ぜよ。

平成13年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−5(C) 地下水の汚染対策手法について具体的例を複数挙げ、技術的な課題を述べると共に、今後の地下水の水質保全のための効果的なあり方について述べよ。
1−2−6(C) 望ましい水環境の要件(例えば、「水質が清浄であること」など)を3〜5件列挙し、それぞれの要件が望ましい水環境にとって必要である理由を簡潔に述べよ。

平成14年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−5(C) 開発途上国への水環境保全技術の効率的かつ効果的な移転に対する基本的な視点及び今後のあり方を現状の問題点を踏まえて述べよ。
1−2−6(C) 家庭排水による水質汚濁(河川、湖沼、海域の水質汚濁)を防止する対策について、@対策の種類を列挙し、Aそれぞれの対策の現状について要点を述べ、Bそれぞれの対策が抱える問題点と今後の展望について述べよ。

平成15年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−5(C) 土壌(地下水を含む)の汚染除去手法について複数の具体例を挙げ、その内容、技術的問題点及び課題を述べるとともに、今後の技術開発方向に関する見解を述べよ。
1−2−6(C) 我が国の水環境保全技術の開発途上国への移転に関して、現状の問題点を踏まえ、実効性のある移転に関する考え方を今後のあり方を含めて述べよ。

平成16年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−5(C) 平成15年に施行された土壌汚染対策法における汚染状況の把握の手法、人の健康被害の防止に関する措置の特徴について、環境規制に関する法律(例えば水質汚濁防止法、大気汚染防止法)と比較しつつ記述しなさい。
1−2−6(C) 沿岸域の開発に伴い、干潟・藻場などが失われてきた。最近、干潟・藻場などの環境保全上の価値について見直されてきている。沿岸域における開発計画から複数の事例を挙げつつ、環境保全上の価値観の変遷、技術上の問題点、残された課題を明らかにし、その解決策の例を示せ。

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Dグループ過去問

平成7年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−7(D) 自然環境の保全手段として、自然公園の地域制などの制度的手法を3つ挙げ、それぞれの特質と問題点について論述せよ。
1−2−8(D) 自然環境の現況の評価及び保全目標の設定について、考え方、手法及び今後の課題について論ぜよ。

平成8年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−7(D) 環境管理計画等環境保全計画の策定に当たって、自然環境の保全の観点からする今日的課題とその解決のための基本的方策について論ぜよ。
1−2−8(D) 自然環境の現況評価の基本的視点、それを踏まえた環境保全目標の設定の基本的考え方と今後の課題について論ぜよ。

平成9年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−7(D) 地域環境管理計画の策定に当たって、地球環境問題を踏まえた自然環境保全の基本的な考え方及び課題について論ぜよ。
1−2−8(D) 自然環境の現状の解析及び将来変化の予測・評価に際し、今後期待される基本的視点と課題について述べよ。

平成10年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−7(D) 地域環境保全計画の策定に当たり、地域内に自然公園法に基づく自然公園等の保全すべき地域が存在する場合、地域全体における位置づけ及び活用について論ぜよ。
1−2−8(D) 環境影響評価を行うに当たって、自然環境保全の観点から地域特性を把握する基本的視点及び課題について論述せよ。

平成11年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−7(D) 環境影響評価に当たり、日本の自然環境情報の収集・整理を行う際の基本的視点及び課題について論ぜよ。
1−2−8(D) 地域環境管理計画を策定するに当たり、既存の自然環境保全制度による保全地域の扱い及び活用について述べよ。

平成12年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−7(D) 地域環境管理計画を策定するにあたり、生物多様性に配慮するための基本的考え方について論ぜよ。
1−2−8(D) 環境影響評価の中で、自然環境保全の観点から留意すべき基本的事項と今後の課題について論ぜよ。

平成13年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−7(D) 各自治体で、地域の自然環境の保全に係る独自の制度を設けているケースがしばしばみられる。そうしたケースを1つ挙げて、その内容の述べる共に、その意義と今後の課題について論ぜよ。
1−2−8(D) 人と自然のふれあいを評価するための基礎情報の収集・整理について論ぜよ。

平成14年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−7(D) 平成12年に改正された環境基本計画のなかに、「開発行為を行う場合には、ミティゲーション(環境影響の回避、最小化と代償)の考え方に基づき・・・適切な対策を講じます。」とあるが、日本におけるミティゲーションの課題について、実例を挙げて論ぜよ。
1−2−8(D) 平成14年3月に地球環境保全に関する関係閣僚会議で決定された生物多様性国家戦略(通称「新・生物多様性国家戦略」)を踏まえ、地域環境基本計画の策定又は改定に当たって認識すべき生物多様性保全上の危機について述べよ。

平成15年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−7(D) 環境影響評価におけるコミュニケーションの現状と問題点を整理し、これらの改善のための基本的方向と事業者、住民、行政それぞれがとるべき方策についてあなたの考えを述べよ。
1−2−8(D) 平成15年に自然再生推進法が施行されたが、それ以前から自然再生のための地域レベルでの取り組みが各地でなされている。その背景と課題を実例を挙げて論じるとともに、地域における自然再生のための計画を策定するに際しての留意事項を述べよ。

平成16年度 環境保全計画 (A〜Dグループの同一グループから選ばないで2問)
1−2−7(D) 地方自治体が地域環境に関する計画を策定するにあたって、自然との触れ合い及び生物多様性保全の観点からの留意事項を述べよ。
1−2−8(D) 地方自治体が里山の保全を計画するにあたり、里山保全の現代的な意義、及び、保全上の課題を具体的な事例を挙げて論ぜよ。

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環境部門 必須科目 環境一般記述
 次の問題について解答せよ。

平成7年度
我が国の環境の現状を分析し、重要と考えられる課題について、そのあるべき方向と今後の展望について述べよ。

平成8年度
世界の社会経済的変化を踏まえ、我が国の環境管理・監査のあり方について、論述せよ。

平成9年度
我が国の環境について今後重要となってくると考えられる事項について述べるとともに、それを解決するための方策について、あなたの意見を述べよ。

平成10年度
我が国の環境の現状を踏まえ、今後、環境改善を図っていく上での重要な課題と解決するのための方向性及び展望について、あなたの意見を述べよ。

平成11年度
日本の環境及び日本をとりまく環境の現況を踏まえ、今後、環境改善を図っていく上での重要な課題と解決するための方向性及び展望について、あなたの意見を述べよ。

平成12年度
環境保全を目的とする「大量生産・消費・廃棄型社会から循環型社会へ」という理念を踏まえ、今後の環境保全施策に期待される展開とそれに対する技術士としての貢献の可能性について、あなたの意見を述べよ。

平成13年度
日本及び日本を取り巻く環境の現状を踏まえ、環境低負荷・循環型社会形成を図る上での重要な課題と解決のための方向性・展望と技術士としての貢献の可能性について、あなたの意見を述べよ。

平成14年度
環境低負荷型社会を実現する上での重要な課題、展望と技術士としての貢献の可能性について、内外の環境の現状を踏まえ、あなたの意見を述べよ。

平成15年度
内外の環境の現状を踏まえ、環境への負荷の少ない持続的発展が可能な社会を構築する上での課題、展望と技術士としての貢献の可能性について、あなたの意見を述べよ。

平成16年度
広く内外の環境の現状を踏まえ、環境への負荷の少ない持続的な社会を実現する上での重要な課題と解決に向けた展望、技術士として貢献の可能性について、あなたの意見を述べよ。

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