過去ログ倉庫No.5

 
ガチンコ技術士試験の質問 - chami -2003-10-02 16:11:45 削除
いつもこのHPには、お世話になっています。
ところで、ガチンコ技術士 模擬試験をやってみたのですが、
2点ほど質問があるので、宜しければ教えてください。

1.土質及び基礎 問題@の選択肢Dの問いについて、正規圧密状態の土質であれば、
了解できるのですが、過圧密状態の土質でも同様なことは言えるのでしょうか。
2.都市計画 問題Fの選択肢Cについて、市街化区域内の許可基準は1000m2以上(3大都市圏及び規則による指定は除きます)
の場合、許可が必要となるので、1000m2未満であれば許可不要となると思います。よって、Cの答えは誤となると思うのですが。

以上、あまり重要ではないと思いますが、宜しくお願いします

模擬試験問題について - ダリル -2003-10-02 16:15:52 削除
題17 電力土木
D高速増殖炉がフランス、西ドイツ、アメリカ等で
開発が進められている。
とあり正解との事ですが、開発を進めているのは日本だけでは
ないでしょうか、欧米は脱原発でDの件は開発はやっていない
と思います。
宜しくお願い致します。

ガチンコ訂正 - 青い炎 -2003-10-02 16:16:32 削除
1.土質の問題は過圧密領域でも一応数値としては有効応力、全応力の強度定数が出ますので、正しい選択肢だといえると思います。特に地質的弱面の存在する切土の斜面安定問題では、弱面の過圧密領域の強度定数を求めるのに圧密定体積一面せん断試験はよく用います。
2.都市計画はおっしゃるとおり1000m2以下ではなくて、未満が正しい記述のようです。正確な情報をありがとうございます。ただ実際の試験問題で、もしこういう以下と未満の違いがあったとしても、問題作成者のミスの可能性が高いと思いますので、あまり細かい間違いの場合は杓子定規に考えないほうがよいと思います。
3.高速増殖炉は私の手元にある相当古い参考資料からの問題でした。いま、インターネットで検索してみると、確かに1996年ごろにアメリカ、ドイツ、フランスをはじめとする世界各国で開発を断念しているようです。

訂正させてもらいます。
非常に勉強となりますので、これからも指摘を続々とお願いします。


 
H13の鉄道 - chami -2003-10-02 07:45:28 削除
質問ですが、
H13の鉄道の問題の答え(1)になっていますが、
これは(2)なのではないでしょうか?
分布交通量に推計にWardropの第1原則を使うのではなく
配分交通量に使うのではないでしょうか?
もうすでに話題になったことかもしれませんが。。。
教えていただければ幸いです。

ご指摘のとおりです - APEC -2003-10-02 08:45:33 削除
ご指摘の通りです。ありがとうございます。

Wardrop第一原則は、「全ての個人は、事故の損失を最小限にするため、最短経路を選ぶ」ということで、四段階推計法(発生・集中交通量、分布交通量、分担交通量、配分交通量)の配分交通量に使うので、「分布交通量の推計にはWardrop第一原則」の組合せが違います。
よって正解は(2)です。

過去問題の解答案は、正解を調べて作成したものではなく、私がよくわからないままに問題を解いたそのままで一旦作成してあります。要は正解ではなく「私の答え」ですね。
これをたたき台にして、いろいろな機会に調べたり、皆さんがご提供いただいた情報をもとに修正・更新していっています。
したがって、その後どなたからも「これが正解だよ」というご指摘がないと、間違ったままになっているものもあると思います。
ということで、けっこういいかげんなのですが、なかなか過去問題の解答案修正まで手が回らなくて・・・・。申し訳ありませんが、ご了承ください。またおかしなところがあればご指摘ください。


 
工事による地盤影響範囲 - Anonymous -2003-10-01 23:08:48 削除
工事による地盤の影響範囲については、45°とか、45°+φ/2などがあるようですが、どういう根拠があるのでしょう。また、どちらが一般的な値なんでしょうか。教えてください。


 
土質について教えてください。 - ひろりん -2003-10-01 18:59:37 削除
apecさん、いつも大変参考にさせていただきありがとうございます。いきなり、質問なんですが、ボイリングとクイックサンド現象の違いがわかりません。だれか教えていただきたいのですが、よろしくお願いします。
ほとんど同じだと思います - APEC -2003-10-01 20:34:35 削除
上昇する水の浸透圧力により、砂粒子間力が失われ、懸濁液のような状態になってしまうことをクイックサンドといいます。
ボイリングは、さらに水の上向き浸透圧力が高くなって、砂粒子が単にフワフワ浮いた状態ではなく上に巻き上げられるような状態になり、沸騰したようにボコボコと湧き上がる現象です。
ですから、両者はほとんど同じだと思います。
有効土被り=上向き浸透圧力だとクイックサンド化、さらに有効土被り<上向き浸透圧力になるとボイリングということだと理解しています。
なお、似たようなのに液状化がありますが、これは地震などの外力により間隙水圧が上昇して、有効土被り≦間隙水圧となった状態ですので、ちょっと違います。
さらにクイッククレイというのもありますが、こちらは液性限界≦含水比でちょっとこね回しただけでトロトロと液性状態になってしまう超鋭敏粘土のことです。名前はクイックサンドと似ていますが、ぜんぜん意味は違います。

ありがとうございます。 - ひろりん -2003-10-01 21:01:33 削除
apecさんありがとうございます。さらにクイッククレイについてもご説明いただき本当にありがとうございました。


 
求む*一次試験*冷房情報 - 胡蝶 -2003-10-01 00:22:15 削除
apecさん,みなさん,こんにちは。

すでに一次試験を受験なさった方々から,試験会場における冷房有無について情報を求めます。二次ではなく一次です。

こんな感じで:

年度 都道府県 会場 冷房有無 評価

例:
----------------------------------------------------
H14 神奈川県 神奈川大 冷房入っていた 寒くて困った
----------------------------------------------------

試験はさまざまな施設を借りて行われます。民間施設もありますが,多くは大学であるようです。省令で定められた日までは冷房を切らないような大学が試験会場だと困りますよね。私の出身大学(国公立)はそうでした。

最後になりましたが,apecさん一次試験模擬問題ありがとうございました。60分で15問中12問出来ました。


 
模擬試験のレベル - APEC -2003-09-30 23:28:19 削除
模擬試験として、私の作成した基礎科目と、青い炎さんにいただいたガチンコ技術士学園の専門科目の2つをアップしていますが、どの程度できればいいのか不安に思われる方も多いのではないかと思います。

私の作成した基礎科目は、自分としては過去問題と比較して、同程度か若干難しい程度(ただし解析分野は難しい問題が作れない(;_;)ため、過去問題と同程度かやや易しい程度)と思っています。
皆さんの印象はいかがでしょうか。

また、青い炎さんの専門科目模擬試験はいかがでしょう。
青い炎さんご自身もどうお感じか教えていただけたらと思います。

本番もこの調子でヤルぞ! - 島びと -2003-10-01 01:02:16 削除
APECさん、いつもお世話になっています。模擬試験解かせていただきました。12/15できました。
過去問見るだけでゲッソリしていた私ですが、やっとクリアできるかな?というところまできました。私は解析分野がだめなので、他の分野で取りこぼさないよう追い込みをかけます。

模擬試験のレベル - 青い炎 -2003-10-01 10:49:08 削除
私の問題は、私の会社が土質専門なので、土質基礎はちょっとマニアックだったかなと思いましたが、
それ以外はほぼ過去問レベルだと思っています。

30問から25問選択ですので、やはり13/25は必要です。
基礎が得意な人は12/25を合格基準と考えてください。
逆に基礎が苦手だという人は14/25が合格基準だと考えてください。
残り2週間がんばりましょう。(私も含めて)

模擬試験やりました - いなかもの -2003-10-02 05:54:39 削除
結果は15/30でした。
実際問題として、試験当日つまり本番では、どの問題を選択するか、どれを捨てるか、これが大きなポイントになりますね。
苦手な分野で正解しているかも知れないし、逆に得意分野で勘違いをして不正解かもしれない。悩みますね。
正直言いますと、全問解答(25問出題25問出題解答)の方が悔いは残らないと思います。皆さんどうですか。
あと12日です。ガンバロウ!!

やってみました、模擬試験 - Cy -2003-10-02 12:41:26 削除
模擬試験の結果がでました。
APEC基礎13/15、ガチンコ専門10/25でした。

基礎の内訳は、設計3点・情報3点・解析2点・材料3点・技術2点です。
計算問題、技術トピックはあいかわらず散々です。
おかげで偏微分で得点できるようになりました。(成長!)

専門は、コンクリ・都市計画・道路・トンネルでの得点でした。
土質は内容深すぎ?
2時間、めいっぱいかかりました。総じて、30門×5文の文章を読み切る力(ちから)が必要だと実感しました。

【蛇足】一次試験で読む能力を試され、二次試験で書く能力を試される。



 
過去問題 専門H9道路 - たかたん -2003-09-30 20:27:28 削除
(3)と(5)が間違っているみたいですが。                                       (3)のり面を流下する雨水流速を遅めるでは
(5)縦断曲線の頂部又は底部付近に交差点を設けても問題ないの   では

専門H9道路について - ひろりん -2003-10-01 18:55:22 削除
道路構造令P176によれば、凸型縦断曲線、凹型縦断曲線の底部に、急な平面曲線を入れることは、避けることが望ましい。との記述があるので、交差点についても同様ではないか?と僕は考えていますがどうでしょうか?
私の意見 - 伏龍 -2003-10-01 20:10:18 削除
私の考えでは,交差点付近では安全性を重視し,十分な視野を確保するべきで,縦断曲線の頂部または底部付近に交差点を設けることは極力避けるべきだと思います.
H9道路 - ずけ -2003-10-01 22:33:14 削除
道路構造令の5−3−3(P321)に問題文(5)の文章がそのまま書いてあります。


 
河川砂防海岸の演習問題について - たーちゃん -2003-09-30 12:59:40 削除
7.河川堤防の高さは計画高水位に余裕高を加えたものである。余裕高は、計画流量が500m3毎秒以上の河川について1mで、計画流量が500m3毎秒未満の河川では、計画流量に応じて低くすることができるが、60cm未満とすることはできない。→○
以上は河川構造令によると小河川の特例値でQ=50m3/s未満の場合余裕高0.3m以上となっていますが、どのように捉えれば良いでしょうか?
いつもお世話になっています。
試験目前!頑張りましょうね!

気がつきませんでした - APEC -2003-09-30 14:30:02 削除
たーちゃんさん、こんにちは。
そのような特例値があるのですか。専門外なもので全然知りませんでした。
確認して修正したいと思います。


 
アルカリ骨材反応は何種類? - APEC -2003-09-30 00:17:14 削除
専門科目対策の鋼構造コンクリートの演習問題24で、アルカリ骨材反応は何種類かという知識の確認をしています。
私は、正解としては「アル骨反応は3種類。アルカリシリカ反応とアルカリ炭酸塩反応、アルカリシリケート反応」としました。
ところが、「アルカリシリカとアルカリ炭酸塩の2種類ではないか。文献などにもそう書いてある」とのご指摘をいただきました。
アルカリシリカ反応とアルカリシリケート反応はほとんど同じであると書いてある文献もあるようですが、私は専門外でよくわかりません。
どなたかご存知の方はおられないでしょうか。

土木学会では2種類です - いなかもの -2003-09-30 09:24:34 削除
土木学会2001年制定コンクリート標準示方書「維持管理編」17章アルカリ骨材反応維持管理標準の解説142頁の中段に次のとおり記載されています。

アルカリ骨材反応には、アルカリシリカ反応(ASR)とアルカリ炭酸塩岩反応の2種類あり、わが国で被害が主に報告されているのはアルカリシリカ反応である。

詳しいことはわかりませんが、公的機関が示してるので2種類かと思います。

参考になるといいですが・・・ - しまぴー -2003-09-30 12:52:59 削除
みなさん、こんにちは。私も専門外の者ですが手元の資料の記述を書きます。
コンクリート技術の要点’02(社)日本コンクリート工学協会には以下の記述があります。

以下抜粋文章(P81 右列中段より)
アルカリ骨材反応は、アルカリシリカ反応(ASR)、アルカリ炭酸塩反応、アルカリシリケート反応の3つに分類されているが、アルカリシリケート反応はアルカリシリカ反応の一種とも考えられている。

当社に上記図書の編集に携わった方(技術士、コンクリート診断士)がおられるので、ちょっと聞いてみましたら、「シリカとシリケートは同じような成分(両方ともSi:シリカが入っている)なので、ほぼ同じ
と考えていい」と言っておりました。
このことから、細かく分類すれば3種類で、普通に分類すると2種類という解釈になるようです。
このことから、いなかものさんの示された示方書の内容も正しいと思います。
通常、日本ではASRが主流なので、編集に携わった方曰わく、「Co診断士試験ならともかく、通常の土木の試験や一次試験ででそんな意地悪問題は出しちゃ、かわいそうですよ」と言っておりました。
結局、はっきりした結論を書けなくて申し訳ありません。

ありがとうございました - APEC -2003-09-30 14:24:38 削除
いなかものさん、しまぴーさん、ありがとうございました。大変よく理解できました。
「そんな意地悪問題は出しちゃ、かわいそうですよ」・・・・ホント、そうですね。申し訳ありませんでした。
しかしこのようにしてご質問を頂戴し、多くの方のご意見をいただくと、すごくよく理解できますね。
教えていただいた内容を反映した問題に書き換えたいと思います。


 
模擬試験 - 青い炎 -2003-09-29 09:10:44 削除
模擬試験を公開してもらいましたが、早速訂正です。
問題と答えが一致していませんでした。
13番の答えはBで、波高に比べ捨石天端が浅いときは傾斜堤の機能に近く,深いときは直立堤の機能に近くなります。14番の答えは13番の答えの欄に書いたもので、正解はCです。
何か気付きましたら、ぜひ指摘してください。

判定基準 - 青い炎 -2003-09-29 13:04:31 削除
APECさん、素早い訂正ありがとうございます。

判定基準は公表されている合格基準と同等と考えてください。
すなわち、
14/25なら基礎は6/15で合格できる。
10/25なら、基礎は13/15で合格です。
9/25以下なら基礎が満点でもその時点でアウトなので
残り2週間しっかりと勉強してください。

ありがとうございます - APEC -2003-09-30 00:13:24 削除
青い炎さん、強力なご支援ありがとうございます。助かっている受験生の方が多くおられると思います。
私も演習問題や模擬問題を作りながら感じたことですが、「教える立場になる」というのは、本当に勉強になります。
「説明しなければならない」というのは、字面だけ覚えていてはダメで、本当に理解していないとできませんから、実に勉強になります。
青い炎さんは、ガチンコ技術士学園の主催として力をつけられたのだと思います。様々なハードルがあったと思いますが、それをいとわず、また労苦をものとせず行動を起こした人だけにもたらされるものですね。

もし、社内などに受験生が複数おられる方は、「問題出し合いっこ」をしてみてはいかがでしょう。理解の再確認ということで勉強になると思いますよ。


 
専門演習問題(施工計画)に関して - きんぞう -2003-09-28 22:29:28 削除
いつも大変参考にさせていただいています。
演習問題を必死にやっているところですが、一問疑問を感じたので投稿します。
「施工計画」の問題15ではマニフェストについて聞いており「マニュフェスト制度はすべての廃棄物に適用される。」は「正しい」とされていますが、廃掃法にあるマニフェストの記述は第12条第3条「産業廃棄物管理票」であり、すべての廃棄物ではなく、すべての「産業」廃棄物が
対象と思います。いかがでしょうか?
(文句を言っているのではありませんので、気を悪くなさらないで下さいね。)

あ・・・・ - APEC -2003-09-29 00:35:34 削除
きんぞうさん、こんにちは。
本当ですね。「すべての産廃」という頭で「すべての廃棄物」としてしまっていました。これでは一廃も入ってしまいますね。
早速修正します。ご指摘ありがとうございました。


 
「鉄道の技術基準の性能規定化」について - ごんた -2003-09-28 20:19:33 削除
こんにちわ。下記のホームページに鉄道の技術基準の抜本的改正とありますが、普通鉄道構造規則は何か変わったのでしょうか?
士補の勉強をする上で、従来の普通鉄道構造規則では対応できないのでしょうか?
鉄道についてはまったくの素人なので、どなたか教えて頂けると大変に助かります。
<http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha01/08/081225_2_.html>



 
基礎科目の模擬試験をアップしました - APEC -2003-09-26 01:05:56 削除
せめて何とか模擬試験を、と思い、予定より5日ほど遅れましたが、何とか基礎科目の模擬試験を作成してアップしました。
私としては、問題にひとひねり入れて解答時間がかかるようにしたつもりです。
これを60分で60%(9問正解)できれば、安心レベルではないかと思っているのですが・・・・
ぜひトライしてみて、ご感想、あるいはおかしいところのご指摘をいただきたいと思います。
・・・・しかし、答えるより問題を作るほうがよほどむずかしい(逆に勉強にはなりますが)・・・・実感・・・・

バイオの途中 - 8ページ -2003-09-26 09:03:11 削除
すいませんが、バイオの途中で切れているようなので
連絡します。
内容良さそうですね。さすがですね。
完成品をお願いしたいです。

途中? - APEC -2003-09-26 11:43:54 削除
「途中で切れている」というのは、バイオの途中以降が見られない(技術連関などは見られない)ということでしょうか。
私のほうでは全部見られますが・・・・他の皆さんはどうですか?
もし「読めない」ということであれば、メールでお送りしてもいいですよ。

大丈夫かと思います - 伏龍 -2003-09-26 12:31:19 削除
私のPCでは,問題ありません.

 通常,作成ファイルをアップロードするので,アップ完了時にそのファイルが途中で切れることは無いかと思います.
 APECさんは,HP作成ソフトを使っているはずです.
ですから,HTML言語が途中から翻訳されないと言う可能性も少ないですね.もしそうなら,途中から文字化けなどが起こる.
 
 途中から表示されないのは,接続環境か閲覧ソフトの問題ではないでしょうか.

ふたたび - 8ページ -2003-09-26 14:00:20 削除
うみゅう。見えない。悲しい。
バイオの5問目以降見えない。
すいません。こちら側に問題有りですね。

どうしてかな? - APEC -2003-09-26 15:40:27 削除
読み取り途中であきらめるみたいですね。
該当ページにダイレクトでジャンプしてもだめですか?
http://apec.fc2web.com/pe/ichiji/test/trial_kiso.htmです。

早速やってみました。 - クワ -2003-09-27 11:25:46 削除
クワです。
早速、模擬してみました。
結果は、15/15で、満点でした。
ただし、すべて解いてみたのですが、21/27で、
自信のある問題を上手く選択することが重要かと再認識しました。
ちなみに、オーム社の予想問題は、11/15でした。
とにかく、自分の足りない所を補強しつつ、専門対策を中心に・・。
という思いです。
ありがとうございました。



 
専門・道路(演習14) - いなかもの -2003-09-25 05:42:16 削除
いま最後のモガキをやっています。
さて道路演習の14番ですが、次のとおりでいいですか。
基本交通容量とは、…交通容量で、我が国の多車線道路…、2200pcu/時/車線を用いる。基本交通容量を補正したものが可能交通容量で、設計交通容量は可能交通容量を補正……。

問題文中の220は2200では。正解の説明も少し言葉足らずと感じました。

交通容量の参考資料と昼夜率 - 転石 -2003-09-25 06:34:12 削除
私は下記を参考にしました。
http://www.trpt.cst.nihon-u.ac.jp/ROADTRA/servies/traffic/traffic02/traffic02.ppt
それによると、
基本交通容量…理想的な条件下での数値(多車線道路2200pcu/時/車線)
可能交通容量=基本交通容量×補正係数 …現実的な条件を考慮
(例えば基本交通容量2200×側方余裕率1.00×大型車混入率0.98=可能交通容量2027台)
設計交通容量=可能交通容量×低減率 …道路が提供するサービスによる条件を考慮

それと演習15の昼夜率の解説ですが、「12時間交通量÷昼間12時間交通量」という記述は誤りで、「24時間交通量÷昼間12時間交通量」が正解ですよね。ついでに昼間とは7:00〜19:00という理解でOKでしょうか?
いなかものさん、便乗質問ですみません。

ポカミスばかりですいません - APEC -2003-09-25 08:26:15 削除
いなかものさん、転石さん、ご指摘ありがとうございます。
ご指摘のとおり、「2200pcu」と「24時間交通量」です。すぐに直して更新します。
あいかわらずポカミスが多いなあ・・・・

昼夜率 - 秋晴れ -2003-09-30 13:21:16 削除
『昼夜率が大きくなる』とは、何と比較しているのかわかりませんが、
『道路の交通容量 付録1交通関係資料』によると、都市部の方が、
平休日共に昼夜率は高い傾向にあります。
 全道路に比較すると若干高いようですが、質問の趣旨をもう少し
明確にした方が、答えに苦しまなくて済むのではないでしょうか。

ご指摘ありがとうございます - APEC -2003-09-30 14:28:57 削除
秋晴れさん、「何と比較して」、そのとおりですね。「地方部の通過幹線道路以外の道路と比較して」なのですが、自分の頭の中で前提条件化して文章に入れていませんでした。
さっそく修正します。
しかし、問題を作るというのは大変なものだなあと改めて感じています。

スレの趣旨からはずれますが・・・。 - しまぴー -2003-09-30 15:56:08 削除
APECさん、多大なるご尽力感服致しております。

> 問題を作るというのは大変なものだなあと改めて感じています。

本当におっしゃる通りだと思います。
しかし、本HPの模擬問題や本掲示板でのみなさんの議論のおかげで、感謝されている方々も多いことと思います。
実際の問題は個々の分野の方々が分担して(良く知りませんが)作成されているのでしょうから、1人で全分野・全科目の問題作成は不可能に等しいものと思います。
でも、こうしてAPECさんが苦労して作成された問題を、本HPに来るみなさんで完全なものにしていけば良いと思います。
失礼な言い方かもしれませんが、何か不都合があった問題は、その内容が記憶に残ると思います。
もしかしたら、APECさんが作成された問題を”かする”ような問題、もしくは”そのまま”の問題が出る可能性もあると思います。

一次試験まで2週間をきりました。
受験されるみなさん、残された時間の有効活用と、十分なる体調管理を怠りなく。
万全の体調で試験に臨めば、自分の能力を十分発揮出来ますし、APECさんの多大なる苦労も報われることと思います。
これまで普通の人とは違う生活(苦労)をされてきたのですから、ぜひ難関を突破して下さい。
(本題の趣旨とはずれた発言、申し訳御座いませんでした。)


 
apecさんに質問 - たかたん -2003-09-25 01:02:25 削除
「第二種事業でスクリーニングの結果、環境影響評価法適用対象外と判定された事業は、環境影響評価を行う必要はない。」の答えは×になっていますが、主務大臣、環境大臣がやる必用がないといっているのになぜ、やらないといけないのですか。
これだったらスクリーニングの意味がないのではありませんか。

ちょっと意地悪問題です - APEC -2003-09-25 01:23:00 削除
専門科目対策の演習問題bRのことですね。
これはちょっと意地悪問題です。
解説にも書いてあるように、アセス法の対象とはならないだけであって、各々の事業申請等に伴って、環境影響評価は必要であることが多いのです。
言い方を変えると、第二種事業とかスクリーニングというのは、アセス法の手続きですが、環境影響評価はアセス法対象事業でしかやらないかというと、そうではないのです。
主務大臣や環境大臣が不要だと言っているのは、環境影響評価法にもとづいた本格的なアセスであり、アセス自体に2種類あるのです。
-------------------
アセス法にのっとったアセスは、俗に「本アセス」などといいます。これに対して、アセス法にはのっとっていない、本アセスに比較すれば簡易なアセスを「ミニアセス」などといいます。
本アセスは、方法書を作成し、調査の後準備書、評価書と進みます。また方法書と準備書でもって住民意見を聞きます。
対してミニアセスは評価書のみで、申請書本体とセットで地元縦覧の形で意見を聞く機会を持つにすぎない場合が多いです。では、これは環境影響評価ではないかというと、これも立派な環境影響評価です。
-------------------
ちょっと言葉のあやみたいで意地悪かな?と思いましたが、無責任っぽい書き方が択一セオリー的でしょう?

詳しい説明ありがとうございました - たかたん -2003-09-25 23:34:02 削除
よくわかりました ありがとうございます 理解が深まりました


 
どなたか教えてください - T-R -2003-09-23 19:25:47 削除
1.電力土木H10年問題、タンク容量は110及び50%のどっちが正しいですか?

2.施工計画H7年の2番目の問題:
 のり面の安定において、粘着力は土の自重に関係しないので、どの位置にあっても同じ抵抗力となる。(×)
 「技術士第一次試験演習問題 建設部門100問」P114 5番目の問題:
 のり面の安定において、粘着力は土の性状によるものであり、どの位置にあっても同じ抵抗力となる。(○)

 以上の問題は出題者に対して、意図が違うかもしれませんが、知識があまり持っていない私にとっては、同じの問題なのに、答えはどうして違いますか?

 

自分なりの考え - たかたん -2003-09-25 00:52:50 削除
1.50%が正しい。
2.「法面の安全率はほぼ高さに比例する」が間違いでは
  法面の勾配は通常一定でない

50%ですか - APEC -2003-09-25 01:11:51 削除
実は私は、この答えがずっとわからずにいます。
50%と書いてあるもの、110%と書いてあるもの、屋外貯蔵タンクの場合は後者ではないかと思っていましたが、50%ですか。
たかたんさん、ぜひ解説をお願いします。

防油提について - Null -2003-09-25 23:47:19 削除
H10電力土木の選択肢(4)は

「火力発電所の油タンクやLNG地上タンクでは、万が一の流出に備え、防油堤や防液堤を設ける
ことが必要であるが、その容量はタンク容量の80%以上でなければならない
(防油堤で囲まれるタンクが2基以上の場合は、容量が最大のタンクの80%以上)。」

というもので、
火力発電所のタンクですから、屋外の大きなものと思われます。

危険物の規制に関する規則 及び 危険物の規制に関する政令 によると、
(こちらで、検索できます http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi

(製造所の基準)
「政令第九条第一項第二十号
二十  危険物を取り扱うタンク(屋外にあるタンク又は屋内にあるタンクであつて、
その容量が指定数量の五分の一未満のものを除く。)の位置、構造及び設備は、次によること。」
「規則第十三条の三
一のタンクの周囲に設ける二十号防油堤の容量(告示で定めるところにより算定した容量をいう。
以下この項において同じ。)は、当該タンクの容量の五十パーセント以上とし、
二以上のタンクの周囲に設ける二十号防油堤の容量は、当該タンクのうち、その容量が最大である
タンクの容量の五十パーセントに他のタンクの容量の合計の十パーセントを加算した量以上の容量
とすること。」

(屋外タンク貯蔵所の基準)
「政令第十一条第一項第十五号
十五  液体の危険物の屋外貯蔵タンクの周囲には、総務省令で定めるところにより、危険物が漏れた場合
にその流出を防止するための総務省令で定める防油堤を設けること。 」
「規則第二十二条 
一の屋外貯蔵タンクの周囲に設ける防油堤の容量(告示で定めるところにより算定した容量をいう。
以下同じ。)は、当該タンクの容量の百十パーセント以上とし、二以上の屋外貯蔵タンクの周囲に設ける
防油堤の容量は、当該タンクのうち、その容量が最大であるタンクの容量の百十パーセント以上とすること。」

となっており、規模の大きな屋外タンクには規則22条が適用されるのでは?
正解は110%ではないでしょうか。

のり面の安定について - Null -2003-09-25 23:51:11 削除
(1)のり面の安全率は、のり面高さにほぼ比例する。
(2)のり面の安定において、粘着力は土の自重に関係しないので、どの位置にあっても同じ抵抗力となる。
近代図書は(1)と(2)を誤りとし、通商産業研究社は、(1)のみをあやまりとしています。

「伊藤教授の土質力学講座 http://www.con-pro.net/readings/soil/chapter07-01.html#07-01-04 」
では、

「Fs回転に対する安全率 = 抵抗モーメント/破壊を起すモーメント」
「 Fs=c・Ns/H・γ ・・・・・・・・(7.4)
ここに、
H:斜面の高さ(m)
c:土の粘着力(t/u)
γ:土の単位重量(t/m3)
Ns:安定係数 」

となっており、
粘着力Cの定義は
「外的に加えられる垂直応力に関係なく、隣接する土粒子が付着するように働く力によって生ずるせん断強さ。」
なので、問題文(2)の「粘着力は土の自重に関係しない」の箇所は○なようです。
しかし、「γ:土の単位重量(t/m3)」は「外的に加えられる垂直応力に関係」してしまうので、
位置によって抵抗モーメントは変化すると思います。

http://www.etp21.co.jp/pages/siryou0104.html
にも、
「 4.6.1 無補強時の円弧すべり(最大抑止力)
最大抑止力のところとは、必要とされる抵抗モーメントが最大になるすべり線のところをいう。 」
と書かれているので、同じのり面でも、すべり線の設定のしかたで抵抗モーメントの値は違ってくるようです。

ただ、この選択肢(2)も他の多くの例と同様、私にとってはとても読みにくい日本語なので、はたして
「抵抗力」=抵抗モーメントなのか?という点には自信がありません。

どなたか、土質に詳しい方のコメントが欲しい所です。

深く考える必要はないです。 - 青い炎 -2003-09-26 19:43:42 削除
H7:施工計画の問題は、出題者の意図としては『@のり面の安全率は、のり面高さにほぼ比例する』というのを誤りだとしていると思います。のり面高さが高くなると安全率が低くなるのは自明なので、明らかな誤りの選択肢です。もし『のり面高さにほぼ反比例する』という記述であったとしても、これが成立するには相当限定された条件が必要なので、誤りです。『Aのり面の安定において、粘着力は土の自重に関係しないので、どの位置にあっても同じ抵抗力となる』という記述は、土の抵抗力には粘着成分と摩擦成分があり、例え同じ粘着力だとしても、深度の深い箇所では抵抗力は増加するので誤りともとれますが、あくまでも主語が『粘着力は』ですので粘着成分に着目した抵抗力ならばどの位置にあっても同じ抵抗力となり正しい記述ともとれます。
よくわかりました。 - Null -2003-09-27 20:35:15 削除
青い炎さん、ご説明ありがとうございます。
やはり読解力に問題があったようです(-_-;)

皆さんに感謝します - T-R -2003-09-28 04:36:19 削除
皆さんからのご説明、有難うございます。
大変勉強になりました。


 
問題作成・再チャレンジ! - やっぱり頑張りすぎ -2003-09-23 13:34:50 削除
「ブレイクタイム・・」のつもりが、とんだ「迷惑スレ」になってしまいました。名誉挽回は無理としても「再チャレンジ」させて下さい。

(問題)
ある製品の車両輸送において「輸送経路」が2つある。それぞれの経路とも「車両利用台数」により「1台当たり輸送コスト」が変化することが判っており、その関係は次に示すとおりである。

 経路(ア):C1=10+2・Q1
 経路(イ):C2=20+Q2
(C1、C2は各経路での1台あたり輸送コスト、Q1、Q2は利用台数を示す。)

 今、それぞれの経路を利用し、車両100台分の製品輸送を1度に行うものとして、「輸送コスト」のトータルを最小とするためには「経路(ア)の利用台数」は何台とすべきか?

(1)20個 (2)25個 (3)30個 (4)35個 (5)40個

(ああ、もう「ようわからん」ようになってきた。)

お騒がせしました。解答(?)です。 - やっぱり頑張りすぎ -2003-09-24 02:04:50 削除
本日は、変な問題を書き込んで大変騒がせしました。一応、解答をしておきます。
●設問は他スレでの、APECさんのご指摘のとおりで、「Q1+Q2=100」の時「C1+C2の最小値」を与える「Q1」を求めるというものです。
●では。ここで我々の慣れ親しんだ「形式」にするため、一般的な記号に置き換えます。求める答え「Q1」をXとします。よって「Q2」=(100−X)となります。

■まず、経路(ア)の利用をX台とすると、1台当たりコスト;T1=(10+2X)。経路(ア)での総コスト;ΣT1=(10+2X)・X =10X+2「X2」。(「X2」は「Xの二乗」です)
■次に、経路(イ)では、利用台数が(100−X)なので、T2={20+(100−X)}=(120−X)。ΣT2=(120−X)(100−X)=X2−220X+12000。
■輸送コストのトータルをYとすると、Y=ΣT1+ΣT2=3「X2」−210X+12000。
このYが最小となるXを求めればいい訳で、試験ではXについて5個の選択肢が与えられているので、全てを代入して見れば答えは出ます。が、電卓が無いとちょっと大変ですし、ここでは当HPの方法で解いてみます。
■経路(ア)の利用台数;Xの関数であるトータルコスト;Yの、グラフのおおよその形を調べます。まず、Xの値に対するグラフの接線の傾きを調べるため「導関数dY/dX=Y’」を求めると、Y’=6X−210=6(X−35)で、Y’は
 X<35の時、Y’<0・・Xが増えるとYが減る形。「右肩下がり」
 X=35の時、Y’=0・・傾きがゼロ。つまりX軸と平行。
 X>35の時、Y’>0・・Xが増えるとYが増える。「右肩上がり」
となります。つまりこのグラフの概形は「X=35の時にYを最小値とする」、「下に凸型」となっています。
■よって(トータルコストの最小)はX=Q1=35台、(4)が答えです。以上、大した問題でもないのに、「とんだブレイクタイム」でした。

●ついでに・・この問題は「ワードロップの第2原則:ネットワーク上の総走行時間(コスト)は最小」を「均衡状態」として、「各経路に配分される交通量(需要)を求めたもの」と同義になります。では、「ワードロップの第1原則」はというと、「利用されている各経路の所要時間は全て等しい」が「均衡状態である」とするものです。つまり、「C1=C2となる状態でのQ1」で、この場合の解Q1=36.66・・、37台となります。
●この違いはというと、第1法則はドライバー自らが選択しうる(常に最短時間経路を選択し、結果「均衡状態」へ到る)状態であるのに対し、第2法則の状態は各ドライバーが「意識/選択」出来ないからです。
つまり、設問のような「ネットワーク」、「リンクパフォーマンス」において、「100台の交通需要」が「どのように配分されるか(どの状態で均衡するか)」というと、「トータルコスト最小化」のコントロールが可能であれば「35:65」となりますが、実態では(交通者全般にはこのようなコントロールは無理なので)、「37:63」となります。「ついでの余談」でした。
 

またしても・・ - やっぱり頑張りすぎ -2003-09-24 02:14:31 削除
記号を間違えています。「T1→C1」、「T2→C2」です。
全く・・申し訳ない。(もう慣れないことはしないようにしよう)

理解できました - APEC -2003-09-24 09:17:26 削除
なるほど、そういうことですか。
C1、C2の説明に「1台あたりの」となっていますね。
私はそれをちゃんち読んでいなかったので、「??前スレの式と記号が変わっただけだぞ。それならやはりQ1=0、Q2=100では?」と思っていました。
ワードロップの原則ですか。参考になります。
----------------------------
ただ、利用台数から1台あたりコストを出すというのは、おかしくありませんか?
仮に経路(ア)に1台だけ走らすとした場合、C1=10+2*1=12ですよね。経路(ア)でのトータルコストは1台だけ走行ならイコール1台あたりなので12です。
今度は経路(ア)に100台走らすとした場合、Q1=100となり、1台あたり輸送コストC1は10+2*100=210で、トータルコストはこれの100倍ですから、21000。1台だけ走ったの時の1750倍!
走行台数が増えると1台あたりコストが指数級数的に、とんでもなくかさんでいくことになるのですが・・・・普通台数が増えると1台あたりコストは安くなるのでは?
私はおっちょこちょいなので、また何か間違っているのでしょうか?文句ばかりつけて申し訳ないのですが、教えてください。

がーん!! - やっぱり頑張りすぎ -2003-09-25 02:20:45 削除
折角書き込んで送信したら「件名忘れ」で全部オジャン!!
すいません、また明日(今日)書き込みますので・・

お騒がせします(その2) - やっぱり頑張りすぎ -2003-09-25 22:03:25 削除
● 返事が遅れました。設問の状況/現象を説明します。
● 「利用台数から1台あたりのコストを出す」⇒「コストが利用台数により変化する」「コストが利用台数の影響を受ける」。こんなことがあり得るのだろうか・・。実は,「道路交通」で起きることなんです。
● 例えば,「同じ道路」でも「交通量」が増えると「走行速度」が落ちるのは皆さん経験おありと思います。「渋滞」までいかなくても,特に原因が無いのに速度が落ちている。この交通量と速度変化の現象を「道路交通」では「道路の交通処理能力に係る問題」として捉えるのです。そしてこの交通処理能力こそが「交通容量」です。「交通容量」を「交通量」を超過すると,その超過分の割合に応じて「速度低減」が起こる。これを道路に生じる「物理現象」として扱い,この現象をモデル化(数式化)し交通量配分,需要予測などに摘要する。「交通容量」とは,その道路の能力を示すだけでなく,道路計画においては「制限(限界)」を示すものなのです。(言葉としては「容量制限」)といいます。
● ちなみに,「交通量変化」と「速度変化」を数式化したものを,専門的には「Q−V式」と呼びます。一般にはこれらは「非線形」関係ですが,実務上は扱い易さから「線形」関係としてモデル化する場合が多いようです。(変化率が一定)
● では「容量」に「制限」が無い交通モードは?というと,例えば「鉄道」がそうです。ガラガラでも満員でも列車では「所要時間」は一緒です。つまり,鉄道の利用数は容量制限を受けず,また,こうしたケースでの需要関数における説明変数は「利用料金」ですね。
● 話を戻します。設問での現象は,「@利用台数変化」⇒「A容量制限によりの速度低下」⇒「B各輸送車両の所要時間増」⇒「C輸送効率低下,拘束時間増加」⇒「D(1個あたりの)輸送コスト増」というものす。またC1,C2は,容量制限のある「経路(ア)」及び「経路(イ)」の「交通処理能力」を表す式と言えるものなのです。
● ところが,問題では「所要コスト」が一見「交通量のみ」の関数に見えます。ここが「こんな現象ってあるの?一般に大量輸送はコスト減では?」との疑問を生みやすいところでした。また「利用台数」という表現(交通量?これも変だし・・)や「所要時間」を「コスト」としたのも適切では無いかもしれません。でも適切な表現も見つかりませんし・・。現象そのものも一般性が無いのかも。とにかく,今回は自分の「説明能力」「表現能力」の無さを思い知らされました。
● 試験も近いし折角なので,一つだけ余談を・・。ここで経路(イ)でのC1の式を「C1=10+2・Q1」から,「C1=10+Q1」に変化させてみます。この状態は「交通量増加によるコスト増の割合が減少した」つまり「交通処理能力が上がった」訳で,具体的にイメージすると「片側1車線の道路を片側2車線化した(2車線道路を拡幅し4車線化した)」などにより「交通容量が増加した」感じです。すると100台の配分が変化すると当時に「速度向上⇒所要時間短縮」によって,結果「トータルコスト」も減少する筈です。この減少分が「拡幅4車線化」事業(道路整備)により発生した「走行時間短縮便益」です。また,走行速度上昇により「燃費」「オイル消費率」などが向上し「経費が減少」したら「走行経費減少便益」の発生です。おまけに中央分離帯が整備され,正面衝突などの事故が減ったら「事故減少便益」発生です。
● 道路整備の便益計測手法は,以上のように「整備しない場合に要する経費」から「整備した場合に要する経費」を差し引き,この余剰分を「便益」とします。この方法を「消費余剰便益」計測といいます。これを上記の3種類の経費について行い,合計したものが「総便益」です。またこの「便益」を道路整備に要した「費用」で割った値が・・「費用対効果(B/C)」ですね。(ホント,余談でしたね)
● 最後に・・このレス自体,ちゃんと伝わるような書き方なのか自信がありません。とにかく,長レスになってしまったことをお許し下さい。

おいおい、また? - やっぱり頑張りすぎ -2003-09-25 23:02:08 削除
内容もさることながら、明らかな間違いがあります。訂正します。
●「便益」/「費用」は・・「費用便益比(B/C)」です。「費用対効果」ではありません。「費用便益比」は「費用対効果」を判断する指標の一つですね。失礼しました。(余計なこと書くからこうなる)

なるほどです - APEC -2003-09-25 23:30:12 削除
やっぱり頑張りすぎさん、丁寧なご説明をいただいてありがとうございました。なるほどねえ。大変勉強になりました。それにすごく面白いですね。

今更余分な話・・・・・ - aoki -2003-09-26 00:57:17 削除
「Q1+Q2=100」の時「C1*Q1+C2*Q2の最小値」を与える「Q1」を求める問題ですね。
「製品輸送を1度に行う」ことがこの式の大きな前提ですね。この前提条件は下記のように式の前に記述されると分かりやすいですね。
    (問題)
ある製品の車両輸送において「輸送経路」が2つある。製品輸送を1度に行う場合、それぞれの経路とも車両利用台数」により「1台当たり輸送コスト」が変化することが判っており、その関係は次に示すとおりである。
 経路(ア):C1=10+2・Q1
 経路(イ):C2=20+Q2
(以下略)


 
建設部門 専門 H8の鉄道の問題 - たかたん -2003-09-23 12:15:20 削除
鉄道に詳しい方教えてください
誤っているものを一つ選ぶようになっていますが、誤っているものが2つあるように思えるのですが。
(2)緩和曲線でなく縦曲線
(4)ロングレールの長さに比例して伸縮量は大きくなると思える   のですが
【長ければ長いほどロングレールの先端の継ぎ目では膨張伸縮が起こるため、つなぐレールの双方の先端を切り欠いて伸縮の力を分散させる】

誤っているものは(2)のみです. - 伏龍 -2003-09-27 13:04:38 削除
 ロングレール(通常200以上のレール)は,中間部(端部以外)では,伸縮しません.端部と中間部では伸びやすさが違うからです.想像してみて下さい.端部は継ぎ目側の面がある分,伸びやすいのです.
 ということで,レール自体は,温度変化によって伸縮する伸縮区間と伸縮しない不動区間で構成されています.この不動区間はレールの長さに関わらず全く伸縮せずレール軸力として蓄積されます.また,伸縮区間では,伸縮継目か緩衝レールを使って伸縮を吸収します.


 
ちょっとブレイクタイム・・ - やっぱり頑張りすぎ -2003-09-23 03:20:19 削除
試験が近づいてきましたね。皆さんのご健闘を祈っています。
さて、土木学会の試験問題を眺めていたら【輸送計画】系の問題を思いつきましたので投稿させていただきます。大した問題ではないので勉強の合間の「ブレイクタイム」に・・。

(問題)
ある製品の車両輸送において「輸送経路」が2つある。それぞれの経路とも輸送車両の利用台数により「所要時間」が変化することが判っており、その関係は次に示すとおりである。

 経路(ア):T1=10+2・Q1
 経路(イ):T2=20+Q2
(C1、C2は各経路での所要時間、Q1、Q2は利用台数を示す。)

 今、それぞれの経路により車両100台分の製品輸送を行うものとして、「総所要時間」を最小とするためには「経路(ア)の利用台数」は何台とすべきか?

(1)20個 (2)25個 (3)30個 (4)35個 (5)40個

●試験でのパターンとは少し違うと思いますが・・。また、問題文の分かりにくさはご容赦を。(問題文はむずかしいですね)

問題文中に表記ミスがありました - やっぱり頑張りすぎ -2003-09-23 03:29:13 削除
●訂正
問題文「5行目」:(C1、C2は各経路での・・)→(T1、T2は各経路での・・)
●再度、ご容赦を。

すいませんが教えてください - APEC -2003-09-23 11:04:33 削除
やっぱり頑張りすぎさん、ありがとうございます。
すいませんが、ちょっと題意がよく理解できないので教えてください。
Q1+Q2=100で、T1+T2の最小となるQ1、Q2を求めよ、ということですか?それならばQ1=0、Q2=100(全部イの経路で運ぶ)が最小になると思うのですが・・・・

ご指摘のとおりです - やっぱり頑張りすぎ -2003-09-23 13:15:32 削除
●まずは、不十分な問題文で投稿したこと、皆さんの時間を取ってしまったことをお詫びします。外出時に気が付いて訂正しようと思っていたのですが・・
●「総走行時間」の表現が間違いやすいですね。イメージは「車両の拘束時間の総計(トータル)」なんです。例えば「Q1=0、Q2=100(台)」ならば、経路(イ)では「T2=120(分)」なので、総拘束時間=「12000分・台」を言いたかったのです。「時間」とせず「コスト」で表現した方が判りやすかったかもしれません。
●その他にも条件が不足しています。「車両100台分の製品輸送を・・」は「『一回(一度)に』行うものとして」としなければおかしくなります。1台づつ運ぶのなら、経路(ア)でQ1=1、T1=12、トータル時間=1200となります。あたりまえですよね。
●いやあ、問題文はむつかしいですね。削除しようかとも思いましたが、レスもいただき折角なので、再度、問題文を整理して書き込みさせていただきます。皆さんご迷惑おかけしました。
●ちなみに、お気付きの方もいらっしゃると思いますが、この問題はネットワーク上へ交通量を配分する際の「均衡状態」を示す、「ワードロップの第2原則:ネットワーク上の総走行時間は最小である」からイメージしたものです。余談でした。


 
ニュートンの第一法則 - 青い炎 -2003-09-22 10:57:59 削除
基礎対策編の第3群で、私が投稿した箇所のニュートンの第一法則の部分にどういうわけか第二法則の式が混じっていました。
APECさん、非常に申し訳ありませんが、訂正してください。ごらんになられた人には見苦しくて申し訳ありませんでした。それと、APECさん作成の、土質及び基礎の問題の第20番目の問題なのですが、繰返し三軸圧縮試験は圧縮試験はしないので、正しくは繰返し三軸試験です。どうでもいいといえば、どうでもいい間違いなのですが、知らない人は誤解するかもしれないので訂正したほうが良いのかもしれません。それと、第3群の私の問題を印刷した人っていうのは結構いるのでしょうか?もしよかったらガチンコ技術士学園の模擬試験を公開しようと思うのですが、ニーズはあるのかなぁ?

勉強しております - クワ -2003-09-22 11:17:58 削除
クワです。
青い炎さん!!ガチンコ技術士学園情報はかなり助かっております。
また、第3群の問題は、公開直後に印刷しまして、勉強させて頂いております。
是非、模擬試験も公開していただけたら、大変うれしく思います。
ニーズはあると思いますが、第3群の問題について、掲示板等で特に投稿しなかったのは、失礼しました。
確か、9問ぐらいはできていたように思いますが、ただし、久しぶりのベクトル解析に手間取り、1時間ぐらい掛かってしまいましたが・・・。
とにかく、是非!!よろしくお願い致します。

ニュートンほか - APEC -2003-09-22 17:09:18 削除
青い炎さん、ご指摘ありがとうございます。
私の入力ミスじゃないかと思います。すぐに直します。
三軸圧縮試験の件も了解しました。
模擬試験がありましたら、ぜひお願いします。解析分野は苦手な人が多いと思うので、ニーズは高いと思いますよ。
私も作成中ですが、なんとかがんばって早めに公開したいと思っています。


 
基礎と適性の予想問題 - 転石 -2003-09-16 05:38:30 削除
いつもお世話になっています。
OHM9月号(オーム社)に1次試験(基礎及び適性)の予想問題が出ています。今週末あたり当日と同じ時間帯で本番さながらの緊張を味わいながらチャレンジしようと思っています。

情報ありがとうございます - APEC -2003-09-16 10:10:53 削除
OHM9月号の内容は、http://www.ohmsha.co.jp/data/magazine/ohm/200309h.htmに出ています。
オンライン購入は雑誌についてはできないようですが・・・・

雑誌専用? - いなかもの -2003-09-16 11:22:04 削除
「雑誌専用ご注文用紙」というのがありますが、だめなんですか?
基礎科目やってみました。 - 転石 -2003-09-20 00:23:41 削除
上記雑誌の基礎科目をキッチリ60分測って取り組みました。結果は15題中13題正解。記憶が新しいうちに反省点と対策について簡単にまとめてみました。
1.最初は時間的に余裕があったが、だんだんモタつき、終了直前に大慌てした。⇒試験開始直後から既に時間は不足していると自覚すべし。
2.ちょっと読めば結果的に解ける問題を飛ばして、何となく解けそうで結局解けなかった計算問題にてこずってしまった。⇒計算問題は後回しにすべし。
3.何度も過去問題や演習で解いていたはずなのに解答できなかった問題があった。⇒こうした問題をとりこぼすとショック大。再度点検し、確実にモノにすべし。
4.ヤマカン正解が4問もあった。⇒勉強しても実りのない分野(私の場合は解析)に時間を割くより、APECさんの「択一セオリー」を肝に銘ずべし。
 13点というと一見よさそうですが、その中身は「受験前の知識+ヤマカン」だけであって、正直なところ、3月からコツコツ基礎科目の勉強をやってきた成果を実感することはできませんでした。でも、気を引き締める意味で取り組んでよかったし、APECさんのHPでのアドバイスも今日のアブラ汗とともに痛いほど実感できました。
なお、私の印象としては、この予想問題はよくできていると思います。これまで独学で勉強された方が事前に臨場感を味わうにはもってこいです。ただし、問題のすぐ下に解答が載っていて、解答を隠しながらやるのはかなり面倒です。


 
土木学会の正解推定 - たのもう -2003-09-14 17:14:48 削除
全知全能を司る既技術士のみなさま。
先日、行なわれた土木学会の1級試験選択問題の正解推定を
お願いしたいのですが。たのもう。
かなり、勉強になりそうです。


 
ありがとうございました - たーちゃん -2003-09-14 14:04:44 削除
大変お世話になっています。
ページのおかげでものすごいやる気がでてきました。
3度目の正直が実現することを後は祈るだけです。(受験3回目なのです)
みなさん、ほんとに頑張りましょうね(>0<)

がんばってください - APEC -2003-09-14 17:33:07 削除
たーちゃんさん、がんばってください。
あと1ヵ月弱、仕事で疲れた体を机に向かわせるには、危機感よりも前向きなやる気です。
技術士資格はベーシック化の方向に向かいつつありますが、それはまだ先の話、徐々に変わっていきます。やはり技術士になるということは大きいことです。
プロパー第1号技術士となって大出世される方もおられるでしょう。夢の実現に向かって独立する方もおられるでしょう。リストラから逃れる方もおられるでしょう。どちらにせよ、多くの方にとっては人生が少なからず変わります。
コネやら血筋やらおべっかやらが渦巻く世の中で、自分の力で勝ち取るというピュアな部分が一番多いものの1つがこの資格取得でしょう。
自分の人生を自分の力で切り開くために、まず第1の扉を自分の力で開けましょう。


 
建設部門専門科目・・・道路について - たーちゃん -2003-09-14 13:55:57 削除
●建築限界車道4.0m(3.8m+余裕高)、自転車歩行者2.5m
は建築限界車道4.5mの間違いですよね。

そのとおりです - APEC -2003-09-14 14:02:23 削除
たーちゃんさん、ご指摘ありがとうございます。
そのとおり、完全なポカミスです。申し訳ありません。早速直します。
別ページ資料や演習問題では間違っていないのですが・・・・
ちなみに4.0mは3種5級、4種4級の特例にあります。


 
建設環境について - クワ -2003-09-13 12:54:22 削除
クワです。
建設環境の専門問題対策資料を読ませていただきました。
環境部門ですが、かなり近い分野ですので、
大変勉強になりました。
そのなかで、いくつか疑問点がありましたので、投稿いたします。
1)2.オゾン層破壊 における表現について
オゾン層破壊 で、
「これが大気中に放出されると、軽いので上昇して・・・」という表記がありますが、
「フロンは空気より重いのですが,地上で放出されて一年ほどで対流圏の中に広がります。
化学的に安定なため,対流圏ではほとんど分解されずに,数年たつと成層圏まで上がって来ます。
成層圏には対流圏には届かない強い紫外線がありますからフロンは紫外線を吸収して分解し,
オゾンを大量に壊す塩素を出すことになります。 」
という表現が適切かと思います。下記参照
http://www.ise.chuo-u.ac.jp/TISE/kyouyou/6kakemo1992080/
また、ダイオキシンについてですが、
自然界には存在しないとしておりますが、
「平成15年版 循環型社会白書 環境省編」82ページに
「森林火災や火山活動など自然界でも発生することがあるといわれている。」
との記載があるので、やや言い過ぎかと思われます。
また、「ベトナム戦争で枯葉剤として使われた。」という表現より
「枯葉剤の中に、不純物として含まれていた。」
の表現がより適切かと思います。ただし、環境用語辞典では
枯葉剤の説明に、混合物質として使用された2,3,7,8-TCDDは・・・
の表記があるので、難しいのですが・・・。
皆様のご意見を伺いたく思います。

ご指摘ありがとうございます - APEC -2003-09-13 14:16:14 削除
クワさん、いつもありがとうございます。

オゾンの「軽い」は確かに不適切ですね。ご指摘の文章を引用させていただき、訂正したいと思います。

ダイオキシンは、塩素を含むものが低温で燃えれば出てきますから、確かにそのとおりですね。紙を燃やしても漂白剤の塩素がダイオキシンになってごく微量ながら出ますからね。訂正いたします。

枯葉剤は不純物というより、辞典引用のように混合物質と理解しております。無論、ダイオキシンで枯葉剤効果があるわけではないので、主要成分ではありませんので、「枯葉剤として使われた」というと誤解を招きますね。訂正したいと思います。

いろいろご指摘いただき、おかげさまで助かります。今後ともご支援ください。

演習問題等について - なにわっ子 -2003-09-13 17:06:22 削除
はじめまして。
今年初めて2次試験を受験したものですが、本HPをよく参考にさせて頂き、誠にありがとうございました。
今回は、1次試験を受験する同僚たちのために、建設環境の中で私が気付いた点について、いくつか述べさせて頂きたいと思います。

@騒音の環境基準(騒音・振動の規制基準)について
質問です。「都市計画用途区域に適用され・・・」とありますが、これは、都道府県知事が地域を指定するのに都市計画の用途地域を準用するケースが多いのにすぎないのではないでしょうか?(規制基準の地域区分も同じ)
実際には、無指定地域にはB地域の環境基準や第2種区域の規制基準を適用するとうたっている県もあったかと思います。
ひょっとしたらそれは昔の話で、今は用途地域に限定されているのかも知れないので自信はありませんが。

A演習問題の6.
パス式→パフ式ですよね。
題意と関係ないのでどうでもいいことだとは思いますが。

B演習問題の11.について
この題意では時間率騒音レベルの「中央値」と書く必要はないのではないでしょうか?
実際の規制基準はL5(90%レンジの上端値)なのに誤解されるような気がします。(この問題の○×の判断には影響しませんが。)

以上です。よろしくご検討の程、お願い申し上げます。

建設環境の3.予測評価指標について - クワ -2003-09-13 19:43:57 削除
クワです。
いつもお世話になっております。
3.予測評価指標
の水質汚濁で気がついたことがありましたので、再度投稿いたします。
まず、BOD(生物化学的酸素要求量:河川湖沼に適用)ですが、
正しくは、BOD(生物化学的酸素要求量:河川に適用)で
COD(化学的酸素要求量:海に適用)ですが、
COD(化学的酸素要求量:湖沼海域に適用)かと思います。

また、生活環境項目に、BOD、COD、pH、DO、SS、
大腸菌群数、ノルマルヘキサン抽出物質で
富栄養化物質に、窒素、リンをあげるべきかと思います。
詳しくは、環境省の水環境行政のあらまし、
http://www.env.go.jp/water/water_pamph/index.html
の水質汚濁の現況に
「生活環境項目については、BOD、COD、DO等の環境基準が定められている。
さらに、富栄養化を防止するため、湖沼及び海域について全窒素及び全燐に係る
環境基準が定められている。」
という記述があります。
富栄養化物質には、窒素とリンのみを入れておいたほうが良いと思います。
環境基準も、生活環境項目はAA〜E類型ですが、
窒素、リンはT〜X(海域はW)になっておりますので、
窒素、リンとそのほかの項目は分けるべきかと思います。
以上です。環境部門的な考えかとは思いますが、如何でしょうか。
ご検討頂けたら幸いです。

すみません、こちらももう一度 - なにわっ子 -2003-09-13 19:58:47 削除
すみません、こちらももう一度投稿させて頂きます。

クワさんと同じく3.予測評価指標について

@ダイオキシンには環境基準が存在します。
(大気、水質、土壌、水底の底質)
A悪臭の規制基準ですが、「悪臭防止法の施行について」には以下の記述があります。
(1)次官通達第5の(3)の表中の「主として工業の用に供されている地域その他悪臭に対する順応の見られる地域」としては、次のような地域が考えられること。
 ア 都市計画法(昭和43年法律第100号)第8条の規定に基づく工業地域
 イ 都市計画法に基づく用途指定がなされていない地域であつて、同法第8条の規定に基づく工業地域に相当する地域
 ウ 次官通達第4の(2)により規制地域として指定された地域
 エ 農村、漁村等の地域であつて、当該地域に固有の悪臭に対する順応の見られる地域

以上、よろしくお願い申し上げます。

すみません - なにわっ子パート2 -2003-09-14 00:01:46 削除
自宅のPCから投稿させていただきます。
(上のは会社からです。削除できませんでしたので再投稿します。)

上記のAについて、訂正させていただきます。
悪臭防止法の規制地域は都市計画によるものではなく、あくまで、都道府県知事の専権事項であることを言いたかったのです。
結果論として、都市計画の用途地域を準用しているところが多いですが、特定の市全体を外していたりして独自の規制地域になっている例もあります。(確か埼玉県なんかそんな気がします。)
全然意味のないところを引用してしまって申し訳ありませんでした。

とりあえずの修正など - APEC -2003-09-14 03:28:05 削除
なにわっ子さん、クワさん、いろいろとありがとうございます。

●騒音・振動および悪臭の地域指定
これについては、地域の区分指定は都道府県知事の専権事項、そのとおりですね。私の周囲では都市計画用途区域と重なっているものばかりで例外がなかったため、「都市計画用途区域にのみ適用」と実務上記憶していたのが、そのまま出てしまいました。
都道府県知事が地域区分指定→多くは都市計画用途区域と重なっている
というような記述に改めたいと思います。

●演習問題6の「パス式」
なにわっ子さんご指摘のとおり、タイプミスです。

●演習問題11の規制基準
なにわっ子さんご指摘のとおり、「中央値」は不要ですね。規制値も都道府県など自治体によって異なる(80%レンジなどもある)ので、単に「時間率騒音レベルと等価騒音レベル」にしておきます。

●水質の環境基準
クワさんご指摘のとおり、湖沼はBODでなくCODです。勘違いしてました。訂正します。
演習問題8も問題文を少し変えます(もともと誤り文の設問なので、答えが×である点は影響しません)。

●生活環境項目と富栄養化物質
「窒素・リンは生活環境項目ではない」という点には異論があります。
水質の基準は健康項目と生活環境項目であって、どちらにも入らない項目はないはずで、窒素・リンは湖沼や閉鎖性海域に適用される項目であっても、生活環境項目の一部であると理解しています。ご紹介の文章も、「生活環境項目はこれこれ。さらに窒素とリン」という意味ではないかと思います(私の県の環境白書では生活環境項目の中の小区分の1つに窒素・リンがあります)。
また、BODやCODなどは明らかに富栄養化物質ですので、富栄養化物質を窒素とリンのみにするのは無理があると思います。
ただ、資料の表は「富栄養化物質」にこだわりすぎているので、健康項目と生活環境項目に分け、その中に「BOD・COD、窒素、リンなどは富栄養化物質とも呼ばれる」という記載にしよう思います。

●ダイオキシンの環境基準
なにわっ子さんご指摘のとおり、抜けてました。なお、大気・水質・土壌にわたって基準があり、よってたつ法令等がダイオキシン特別措置法であることから、1つの表の中に入れるとゴチャゴチャしてしまうので、ダイオキシンの環境基準だけは同じページのダイオキシンの項でまとめて示します。
なお、大気質の環境基準には、ベンゼンやトリクロロエチレンなどの有機塩素化合物もありますので、これは追記したいと思います。

今日は(昨日から)NPO関連の集まりで先程やっと帰宅しました。さすがに眠いので、上記事項のみ修正しておきます。
大変勉強になり、ありがたく思っておりますので、またいろいろとご意見をいただきたいと思います。

本当に活動的ですね! - クワ -2003-09-14 09:49:27 削除
クワです。
いつもお世話になっております。
APECさんは、本当にアクティブに活動されておりますね!!
大変刺激を受けます!!!私もがんばらないと・・・。

生活環境項目については、APECさんの整理で良いかと思います。
富栄養化項目に、大腸菌群数やノルマルヘキサンが入っていて、
pH、SSは入っていないということがちょっと違和感を感じたからです。
これからもよろしくお願いします。
しかし、寝ているのでしょうか・・というより、
どのように上手く時間を作っているのでしょうか・・。
私も、時間使い方の見直しをしないと・・。

お疲れ様です。 - なにわっ子パート2 -2003-09-14 11:43:25 削除
早速のご対応、お疲れ様でした。
クワさんのおっしゃるとおり、本当にすごいですね。
私はおそらくというか、まず11月まではほぼ何も勉強しないこと請け合いです。(笑)
筆記が落ちてたら、来年まで勉強しないことも・・・。

私の部署では、私と技術士取得者(かつ1次合格)以外の者は1次試験を受験するもので、休日や夜に会社で勉強する者もおり、こちらのHPも参考にさせていただいております。

今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。


 
疑問と質問2 - Null -2003-09-13 10:08:22 削除
こんにちは校正係wのNullです。
専門科目演習問題、大変参考にさせて貰っています。
またいくつか質問させて下さい。

港湾
>19.基準水準面は、どの港湾でも東京湾中等潮位(TP)より高くはならない。
>19.○ そのとおり。
H13港湾の問題に
A日本における港湾の基準水面は、原則として海図の基本水準面を採用するが、これは、どの港湾でも東京湾中等潮
位(T.P)より高い。(×)
という選択肢があります。この(×)の意味は、
日本各地の港湾には、T.Pより基準水面が高い港湾があるし、T.Pより基準水面が低い港湾もある、
という意味ではないでしょうか?

http://www.suda.co.jp/shinkou/04_databox/ibn_4000.htm
>石狩湾新港における潮位は、検潮所は設置されていますがまだ調和解析が行われていないため、暫定的に小樽港の
>工事基準面を使用しています。本港の工事用基準面は、海図の基本水準面と同一であり、東京湾中等潮位より0.02m
>高くなっています。


電力土木
>11.火力発電所の油タンクやLNGタンクの防油堤・防液堤は、タンク容量の50%以上の容量がなければなら
>ない。なお、同一堤内に複数のタンクを設ける場合は、最大のタンク容量の50%に、他のタンク容量の10%を加
>えた容量以上とする。
>11.○ そのとおり。
H10の問題解説には、
**********皆様からの情報・ご指摘*****nomuさんに情報をいただきました。ありがとうございます。
「危険物の規制に関する規則」によると防油堤の容量は屋外貯蔵タンクの場合、タンク容量の110%が正解となり
ます。複数のタンクの場合、最大タンク1基分の110%となり、設問の記述では、80%が誤りとなります。
**********
とあるのですが・・・。


道路
>14.基本交通容量・・・@とは、道路条件・交通条件が基本的な条件を満たしている道路での交通容量で、
>我が国の多車線道路では、一般に2200pcu/時/車線を用いる。実際の設計に際しては、道路条件・交通条件に
>対象道路の現実の条件を当てはめ、基本交通容量・・・Aを補正した設計交通容量を用いる。
>14.×
>記述の内容は可能交通容量である。設計交通容量は、可能交通容量に各計画における交通量・交通容量比を乗じた
>ものである。
Aの基本交通容量を、可能交通容量に置き換えれば、正しい文になるということでしょうか?

>21.道路の設計CBRは、路盤(基層底面から約1mの厚さ)における支持力比をいう。
>21.○ そのとおり
H9道路の問題に
Aアスファルト舗装厚は、通常、路床土のCBRと大型車の交通量に基づいて算出する。(○)
とういう選択肢があります。基層底面から1m下がれば路床になってしまうのでは?


鉄道
>13.鉄道敷設を行ったあと、これを他事業者に譲渡したり運送させたりする事業を、第3種事業という。
>13.× 記述は第3種鉄道事業である。
○でしょうか?

ご指摘ありがとうございます - APEC -2003-09-13 11:43:32 削除
Nullさん、ありがとうございます。うっかりというか、「なんで?」と自分でも思うようなミスがあるものですねえ。

(港湾について)
おっしゃるとおり、まるっきり間違いです。「TPより高いものが多い」が正解です。平均朔望満潮位なので、普通はTPより高いはずですが、例外もあります。自分が何を勘違いしていたのがわかりませんが、たぶん正解を×として、上記のようなことを書こうとしていたのだと思います。早速修正します。

(電力)
タンクの防油堤容量は、どんな施設のタンクかによって変わります。このことはH10問題解説でも述べています。このことが頭にあったので、演習問題作成にあたって調べた(どこで調べたのかを忘れた)と記憶しています。もう一度調べてみます。

(道路)
「基本交通容量を補正した設計交通容量」ではなく、「基本交通容量を補正した可能交通容量」が正解です。つまり、「実際の設計に・・・・を用いる」の部分は、設計交通容量ではなく可能交通容量の話になっている、ということです。さらにいえば、実際の設計には可能交通容量をさらに補正した設計交通容量を用います。
ですから、正確に書けば、「実際の設計に際しては・・・・基本交通容量を補正した可能交通容量をさらに補正した設計交通容量」となります(文章は変ですが)。

設計CBRはご指摘のとおり、「路盤」ではなくて「路床」です。完全な勘違いです。すぐ直します。

(鉄道)
○です。うーん、問題文の「第3種」を「第2種」にしようとしてたのか?多分そうでしょうね。これも早速直します。

公開しているものにミスが多いのはお恥ずかしい限りです。
やっぱり校正してからアップしないとダメだなあ・・・・

修正しました - APEC -2003-09-13 18:52:15 削除
以下のように修正しました。

<港湾>
19.基準水準面は、どの港湾でも東京湾中等潮位(TP)より高くはならない。
○→×に訂正
平均朔望満潮位を用いるので、TPより高い港湾が多い。

<道路>
21.道路の設計CBRは、路盤(基層から約1mの厚さ)における支持力比をいう。
 →道路の設計CBRは、路床(約1mの厚さ)における支持力比をいう。
正解は同じ(○)

<鉄道>
13.鉄道敷設を行ったあと、これを他事業者に譲渡したり運送させたりする事業を、第3種事業という。
 →鉄道敷設を行ったあと、これを他事業者に譲渡したり運送させたりする事業を、第2種事業という。
正解は同じ(×)

皆様にはご迷惑をおかけしました。

朔望平均〜 - Null -2003-09-14 10:09:10 削除
APECさん、お忙しいところ度々すいません。
解答が(×)であることに変わりはないですが、

基準水準面≒朔望平均 干潮 位(=ではないようです)なので、
基準水準面は、TPより低い港湾が多い。

ではないでしょうか。

http://www.pref.aichi.jp/kensetsu-somu/kinuura-komu/tyoui/tyoui%20zu.htm
http://office.yokkaichi-port.or.jp/home/owa/hst110.disp?p_seq=333
http://www.nahaport.jp/sizen/sizen.htm

なるほど - APEC -2003-09-14 17:24:37 削除
Nullさん、いろいろ調べていただきありがとうございます。
私の周囲の事例だけで判断していました。なるほど、港湾によって異なるのですね。
正解解説を「港湾によって異なり、TPより高いものも低いものもある」とします。
ありがとうございました。

いえ - Null -2003-09-15 13:27:00 削除
一次試験対策についての充実した情報がなかなか無い状況下で
私も、APECさんのHPにはずいぶん助けられています。
お役に立てて、なによりです。

防油堤の容量の件 - APEC -2003-09-16 09:53:45 削除
Nullさんにご指摘いただいた電力土木演習問題Q11の防油堤の容量の件ですが、私なりに調べた結果、50%は製造所の基準のようで、屋外貯蔵タンクは、Nullさんご指摘のとおり容量の110%のようです。
問題文のほうを訂正させていただきました。
また、訂正が頻繁で「どこを訂正したのかわからない」というご指摘もありましたので、HPのトップページにこの掲示板で修正内容をチェックいただくよう書き加えることとします。
間違いだらけで申し訳なく思います。各分野の専門家の皆さんにご協力いただけると助かるのですが、HPを立ち上げた初年度ですから仕方がないですね。
今年の受験生諸氏も含め、演習問題を影響いただける方がおられたら大歓迎です。


 
やっと専門科目対策が終わりました - APEC -2003-09-13 09:55:32 削除
長い間かかりましたが、やっと専門科目対策のページ作成が終わりました。その間、いろいろ教えていただいた方々に感謝します。特に伏龍さんにはたくさんの資料を提供いただきました。心から感謝申し上げます。
私にとっても大変勉強になりました。ネタにしたサイトから引用させてもらったものもありますが、やはりある程度は自分の言葉で書きたいので、理解しようと努めました。そうして資料を作成したあとで演習問題を作ると、さらに知識が裏打ちされて定着するのがよくわかりました。
・・・・でも、まだたくさん間違いやら不適切な表現があるんだろうなぁ・・・・
これから適性問題対策に取り組みます。その後、できれば22日の週から模擬問題配布を始めたいと思っています。RCCM対策ページも更新を始める予定なので、ペースは落ちると思いますが、ご了承ください。
いよいよあと1ヵ月を切りました。ここからはとにかく集中力です。1日1時間でいいので、1科目1分野に集中してみてはどうでしょう。自分の弱点がわかるので、それを補強してはどうかと思います。

ご苦労さまでした - いなかもの -2003-09-13 16:11:01 削除
専門科目対策も他同様にとても参考にさせていただいています。たいへんありがたいことだと思います。APECさんのパワーに脱帽します。ご苦労さまでした。精一杯活用させていただいています。
いまは演習問題を1科目ごとに解いています。結果は60%〜75%の間です。自分の弱点が解りますのでその部分を補強していくことが大事だと思います。
試験まであと1箇月です。悔いのないように全力を注ぐつもりです。
APECさん、今後ともよろしくお願いします。
受験票が届いている地域もあるようです。

とにかくご苦労さまでした - やっぱり頑張りすぎ -2003-09-14 02:01:20 削除
件名と同じ言葉しかありません。(「おめでとうございます」は何か変ですしね・・)
佐口さんのHPでは「くれぐれもご自愛を」なんて書いてしまいましたが、遥かに凌ぐAPECさんの力量でした。
私も、後輩の意識改革について「どうしたもんか」などと考えてはみるものの、なかなか実践に到りません。(時間外の勉強会も若い人には嫌われそうだし・・つまり「自分可愛さ(逃げ)」、そもそも自分が未だ実力不足というのもありますが・・)
実行することで周りを引きつける「腕力」は凄いです。
とにかく、ご苦労様でした。


 
一次試験情報です - 伏龍 -2003-09-10 12:01:42 削除
私の受講している通信講座からお知らせがありました.

■専門科目は30問出題し25題選択させるそうです.
■基礎科目は,群ごとの足切りはありません.
■基礎+専門の合格基準は,配点を考慮します.(APECさんの報告どおり専門重視です)

以上の点に関し,日本技術会に確認したそうです.
また,この情報は,近日中に発表されるそうです.

くだらない計算 - 青い炎 -2003-09-10 19:06:35 削除
情報ありがとうございます。

しかし、この基準なら合格率は結構高くなりそうですね?
くだらない計算をちょっとしてみようと思います。
専門の比重が大きいことから仮に専門で5割とれれば
合格と考えると、30問中10問確実にわかる問題があれば
解答数残り15問中、3問は確率的には小学生でも当るので
13/25となり5割を超えることができます。
でも、ここでよく考えると、5択中、確実に2個くらいは消せると思いますので
30問中7題確実にわかっていれば、解答数の残り18問中、確率的に6問は正解できますので
13/25に到達できると考えられます。

そうすると30問中7題確実にわかる問題があれば、
確率的には合格の可能性が高いと考えられ、
非常にあほらしい試験となることが予想されます。

しかし、実際問題、合格率はどうなんだろう??

いい! - がいすと -2003-09-23 16:24:34 削除
情報および合格見積もりありがとうございます。
残すところ二十日余り、ますますやる気がでてきます!


 
専門(鉄道)の演習問題 - 学生 -2003-09-08 08:03:18 削除
初挑戦で15/20(75%)でした。

スラックって、間隔を広げることじゃなくて、間隔自体のことを言うのでは無いのですか?
と思って×にしたんですが、「外側ではなく内側に広げる」のところが誤りで、結果的に正解でした。

「スラック」について - APEC -2003-09-08 09:32:29 削除
学生さん、こんにちは。
「スラック」については、「広げること」ではなくて、「広げた幅」(レール間隔ではなくて、どれだけ広げたか)でした。私も勘違いしていました。
演習問題のスラックの設問は、出題ミスということで全受験者正解にします(^_^;)
早速修正しますので、ご了承ください。情報ありがとうございました。
75%もとれれば十分だと思います。その調子でがんばってください。
なお、「鉄道用語集」をリンク集に紹介しましたので、よろしければ目を通してください。


 
1次試験基礎(情報)演習問1、6、7、8 - 三連星 -2003-09-07 21:29:32 削除
表記問題について、情報工学で一般に用いられている用語を違う意味で用いている箇所があるため、
情報工学の人たちには解答しにくかったり正解がズレたりするつ問題があります。

問1 32ビットPCは16ビットPCコンピュータの何倍の情報量を一度に処理することができか。
正解は2倍。65536倍ではありません。
情報量の定義は、
・ある情報を表すのに必要なビット数
 (いいかえれば、組合せ数の対数(低は2)をとったものが情報量)
であるから、素直にビット数どおしを比べ、32÷16=2倍と計算すればよいから。
問6、7、8
> データをリストにする。
VBやVCの「リストボックス」のイメージからこう書いたものと
思いますが、
ここでは「リスト」ではなくて、「配列」です。
某企業の呼称を別にすると、情報工学で「リスト」とは「リスト構造」指し、データ構造としては「配列」とは別なものになってしまいます。
だから、問6、7、8で「リスト」という用語を使うことはマズイです。
<参考1> 配列とリスト(線形リスト)の違いの解説ページ
http://www2.cc.niigata-u.ac.jp/~takeuchi/tbasic/BackGround/List.html
http://www.seigyo.numazu-ct.ac.jp/~satake/Class/S2/note/list.htm
<参考2> 情報の問題サンプルとして、情報処理技術者試験の初級シスアド、基本情報(旧情報処理2種)の過去問
http://www.rs.kagu.sut.ac.jp/~infoserv/j-siken/index.html

ご指摘ありがとうございます - APEC -2003-09-07 21:57:06 削除
三連星さん、お久しぶりですね。
いつもながら的確なご指摘をありがとうございます。
なるほど、情報工学(に限らないのでしょうが)専門用語というのは、むずかしいものですね。

●問1について
 私の意図するところはご理解いただけると思いますが、そういう意味の設問にするにはどのように書けばとろしいでしょうか。「情報量」ではなく「処理能力」とか?
 また、情報量=log組み合わせ数 (ただしlogの底は2)という定義も、頭に入れておきたい基礎知識ですね。

●問6,7,8について
 「リスト」ではなく「配列」ですか。なるほど、よく理解できます。サイトもご紹介いただきありがとうございます。
 そうすると、「データ配列x番目」といった表記になるのでしょうか。一般的な感覚では理解しにくい言い方になるかと思いますが、そのあたりも基礎知識として知っておくべきことなのでしょうね。
 ・・・・「データの一覧」などとしてはおかしいですか?
 しかし、実際の試験で専門用語が使われるなら、平易な表現で勉強しておいてもダメですし、難しいところですね。

問1の設問の書き方について - aoki -2003-09-09 01:03:45 削除
三連星さん、参りました。私も気がつかず、情報工学部門にとって大事な課題であり、情報工学の勉強不足に冷や汗。
情報工学専門問題としての設問ならば
「1ワードで表しうる2進符号の数について、32ビットPCは16ビットPCコンピュータの何倍か。」
基礎問題の設問としては
「32ビットPCが1度に表しうる2進符号の数は16ビットPCコンピュータの何倍か。」
ぐらいが適当でしょうか。(「1ワード」とは、処理装置が主記憶装置に1回でアクセスできる情報の単位です。1ワード当たりビット数が16の場合16ビットコンピュータと呼びます。専門用語を避けましたが、情報工学専門用語としては「一度に」のことばが気になりますが一般用語としては適切と思います。)


これでどうですか? - APEC -2003-09-09 08:23:37 削除
aokiさん、ありがとうございます。
少し考えたのですが、以下のような問題文ではいかがでしょう。
----------------------------
コンピュータにおける情報処理は、最も基本的には回路への通電の有無、すなわち0か1かの2進符号によって行われる。この2進符号の組合せからなる情報量の単位をビットと呼ぶ。
1ビットでは0か1かの2つの組合せを表すことができる。また、処理装置が2ビットの情報量を同時に処理できるならば、処理可能な組合せ数は、(0,0)、(0,1)、(1,0)、(1,1)の4つとなる。
16ビットコンピュータは、16ビットの情報量を一度に処理することができる。また32ビットコンピュータは、32ビットの情報量を一度に処理することができる。
32ビットコンピュータは、16ビットコンピュータの何倍の2進符号の組合せ数を一度に処理することができるか。
----------------------------
情報工学用語を勉強したわけではないので、私の勘違いも入っているかもしれません。どうぞご批評ください。
しかし、誤解・意訳を避けて、かつ専門外の人にも何とかなるように問題文を作るというのは大変ですね。どうしても前段が説明書きになって文が長くなります。
基礎科目の問題文は冗長である、悪意を感じると批判してきましたが、それなりの理由があるようですね。反省とともに、問題作りの苦労の一端を見たような気がします。

冗長な問題への対策が立てられました。 - aoki -2003-09-09 18:08:18 削除
「一度に」の意義を全段で説明されており、誤解・意訳を避けた適切な設問だと思います。
 APECさんが指摘されているように、「誤解・意訳を避けて、かつ専門外の人にも何とかなる」ため、基礎科目の問題文は冗長になりやすいですね。
 受験者として、出題者の事情をくみ取ることができ、冗長な問題への対策が立てられました。
対策:「全てを熟読していては時間が足りない。前段を斜め読みし、説明書きと判断すれば問題文の最後だけを読む。意味の分かりにくいときのみ、前段を読み直す。」


 
土木学会の試験 - 21世紀技術士 -2003-09-06 20:20:36 削除
今日、土木学会の1級の試験を受けてきました。
私は、21世紀技術士ですので、とりあえず試しに1級を受験してみました。
今年の2次試験より、人数がさびしかったです。(地方だからかなーア)
当然のことながら、技術士試験よりは簡単ではありましたが、良問であったと感じています
今年、1次試験に合格し、来年はまだ2次試験の受験資格がない方の腕だめしにはなると思います。
一次試験も記述がなくなったことでもあり、ちょっとした練習にはなるのではとの感想です。
APEC様、技術士試験に直接関係しない話題で申し訳ありません。

私も受けました。 - ちゃの -2003-09-07 05:23:58 削除
共通問題(技術者倫理)の記述式は結構書きにくいなぁという印象です。
この問題は1級だと1時間で1000字ですが、技術士1次試験(適正)も択一よりこういう問題の方が良いと思いました。専門択一には数値計算もあって、電卓無しで臨んだ私は久々にアセアセと計算しました。受験者数は上級技術者受験者の方が多かったみたいです。(東京会場)
この資格に少しでも興味のある方は、経過措置期間での受験をお勧めします。

経過措置期間? - APEC -2003-09-07 20:53:03 削除
21世紀技術士さん、ちゃのさん、情報ありがとうございます。
土木学会認定技術者については、技術士資格がベーシック資格化するのに合わせて、土木学会がそのかわりをしようとしていると言われていますね。
かつて横尾技術士が提供してくださっていた技術士会の会議記録にも、そのような意向を明確にしたような発現があったようです。
その一方で、学会が技術者資格に色気を出すな、あるいは土木学会員しか登録できない資格を公的に認めるのはおかし、土木分野だけそのような資格を作ってどうする、といった意見も佐口さんの掲示板様式-1で出ておりました。
土木建設技術者にとって生き残るために、あるいはステップアップするために必要な資格となるのか、よく見極めて、自己責任のもとに各自判断すべきかと思います。

ところでちゃのさん、「経過措置期間」についてもう少し教えていただけないでしょうか。

こんばんは。 - ちゃの -2003-09-07 21:25:21 削除
APECさん、お世話になります。
「経過措置」について詳しくは以下のHPをご参照ください。
http://www.jsce.or.jp/opcet/shikaku/yoken.htm
端的にいえば、制度開始後5年間は経験年数によって直接希望の資格を受験可能ですが、それを過ぎると2級の資格をまず取得し、取得後5年以上の経験がないと1つ上位の資格を受験できないということです。
例えば、定常状態以降後に12年以上の実務経験を有する技術者が上級技術者資格を受験するためには、最短でまず2級資格を取得、6年後1級資格取得、そして12年後上級資格の受験が可能となるのです。
必要な資格かどうかの判断も大切ですが、この資格は必要になったときに実力があってもすぐに取得できない資格であるということです。
ちなみに今年の1級受験者は約半数が既技術士でした(経験問題免除)。

なるほど - APEC -2003-09-07 21:46:13 削除
ちゃのさん、早速ご教示いただきありがとうございました。
なるほど、まさに取るなら今のうちですね。
可能性のあるものは取っておく、あとはおカネと時間との相談、というのも1つの方法ですね。
しかし、大変な経験年数を必要としますね。まさに往年の名誉職・名誉資格的技術士資格を彷彿とさせますね。
土木建設分野の場合、と確定要素の非常に多い、土質・地質・地下水といったものを相手にすることが多いためか、「豊富な経験に裏打ちされた技術力」に対するニーズが非常に高く、技術士資格のベーシック化と相容れないところがあるのは確かだと思います。
そういう中で、土木学会や建設コンサル協会(RCCM)などが、その相容れない部分を埋めようという意志を持っているように感じます。
資格制度の動きに関しても、高いアンテナを張っておく必要がありますね。

ちなみに - 伏龍 -2003-09-11 12:40:54 削除
試験問題が公表されました.
上級技術者(http://www.jsce.or.jp/opcet/shikaku/2003/jokyuu/mondai.htm
一級技術者(http://www.jsce.or.jp/opcet/shikaku/2003/1/mondai.htm
です.

公開について - 21世紀技術士 -2003-09-11 17:53:50 削除
このような公開はよいことだと思います
技術士会も見習う必要がありますね。
技術士の問題では問題数も多く大変だとは思いますが、作成時に公開することを前提に作成すれば可能なのではないでしょうか。
後はセキュリティということではないでしょうか
また、上級と1級の共通問題の設定は同じて、それぞれの回答の方法を変えている等わかりやすいと私は思います。
また、1級の専門の記述と上級の専門の副分野が同じ問題となっています
いろいろなご意見はあると思いますが、合理的なやり方だとおもいました。

大変良いですね!! - クワ -2003-09-13 19:48:56 削除
クワです。
この問題は大変良いですね!
私は、環境部門でしたので、環境を早速、プリントアウトして解いてみました。
大体、正式な正解はわからないのですが、自信のあるもののみを
正解とすると、20問/40問で、難しかったですが、
実際は、40問中30問を選択すれば良いので、まあ、こんなもんかなと思いました。
早速わからなかった問題やあやふやな問題を勉強しております。
ありがとうございました。


 
Jyマイナス1乗とは? - 転石 -2003-09-02 17:52:08 削除
 APECさん、いつも質問ばかりで済みません。
 基礎科目の技術関連の演習問題6ですが、太陽エネルギーの単位で使用されている「Jy-1」とはどんな単位なのでしょうか?J(ジュール)とはどんな関係なのでしょうか?ひょっとして年間あたりの発熱量のことでしょうか?(J/Year=J/y?)平成13年の過去問題でも出ていました(こちらは気にせずとも解けましたが)。インターネットで調べても出てきません。ひょっとしてこの分野では常識!?
 あと、本題ではありませんが、この分野は「技術連関」と「技術関連」では、どちらが正式なのでしょうか?どちらの表記もよく見かけます。ま、どちらでもいいんですけど、気になって…。

-1とは&技術連関 - APEC -2003-09-02 18:13:12 削除
「-1」とは「〜の逆数」という意味です。つまり、Jy-1とは、J/yの意味です。でるからお察しの通り年当たりのJです。
たとえば速度はkm/h=kmh-1となります。
関数電卓で「INV」ボタンを押してから「SIN」を押すと、サインの反対(y=sinxのyを入力してxを出す)になるでしょう。あれです。電卓によっては「sin-1」などと印刷してあります。
読むときは「インバート」と読みます。

さて、「技術関連」と「技術連関」ですが、私は今の今までずっと「技術関連」だと思い込んでいましたが、「技術連関」だったんですね!技術士会HPで一次試験実施大綱を読んで確認しました。いやあ、まいりました。というか、「連関」というボキャブラリは私の中になかったので、「関連」しかないと思い込んでいました。転石さん、ご指摘いただき本当にありがとうございました。
早速直そうと思いますが、どことどこにその言葉を使ったやら・・・・

お礼 - 転石 -2003-09-02 18:40:43 削除
APECさん、早速、御回答ありがとうございます。ごく常識的な内容で、技術士を目指す技術者としてお恥ずかしい限りです。それと、「技術連関」については何気なくうかがっただけなのですが、図らずもちょっとお役に立ったようで、何とも妙な気分です。
連関? - いなかもの -2003-09-03 08:54:33 削除
わたしはずっと関連とばかり。。。”連関”なんて言葉も知りませんでした。そこで早速、国語辞書で調べましたら「互いに切り放すことのできない密接な関係があること」とありました。


 
環境部門でも出題ミス - SC30 -2003-08-30 10:16:31 削除
環境部門の択一問題でも出題ミスがありましたhttp://www.engineer.or.jp/
U-1-16で、誤っているものを選べ、という問いに対して誤りが2つあったそうです。
予定していた正答(誤り)はBであるが、Dも正答(誤り)であることがわかったそうです。
該当問題を選択した受験者は全員に得点を与えるとのことです。
総監での出題ミスと同様に、古い資料を元に問題を作成したようです。

私はといいますと、この問題を選択していましたが、マークした答えはBでもDでもない・・・・・。
ようするに、ぜ〜んぜんわからなかったということです。
それが一転、正解の扱いになるわけですから、“ラッキー”以外の何物でもない。
こんなことで喜んでいるようじゃいけませんねえ。

出典が古いというミス多いですね - APEC -2003-08-30 21:19:26 削除
SC30さん、おめでとうございます(^_^;)
ミスを隠蔽するよりはるかにましですが、同じミスをしているのはよくないですね。
来年も同じミスをしたら、ちょっとどうかとなりますから、来年はしっかりしてほしいと思います。


 
おぞ・・・ん? - Cy -2003-08-29 18:26:29 削除
基礎科目対策のサイトを紹介します。
オゾンについての基礎知識
http://www.ecodesign-labo.jp/data2.htm

オゾン - Cy -2003-08-29 18:52:24 削除
こちらもどうぞ
http://www.cnpnet.co.jp/hp/21page/page011.html#top

ありがとうございます - APEC -2003-08-30 21:23:58 削除
Cyさん、ありがとうございます。早速HP管理者に連絡を取り、了解をいただいたら、リンクと基礎科目対策のページで紹介させていただきたいと思います。
オゾンって、酸素がオゾンになる時と、オゾンが酸素に戻る時の両方に紫外線が介在するんでしたっけ?どうもよくわかっていないところがあるので、私も勉強したいと思います。

オゾンの利用技術 - sinone -2003-08-30 22:06:43 削除
Cyさんこんにちわ。
APECさん、そのとおりです。
酸素が200nm以下の紫外線を吸収してオゾンになり、
オゾンが250nm付近の紫外線を吸収して酸素と活性酸素に分解します。
オゾンは人体に有害ですが、強い酸化作用から
水質浄化、殺菌などに利用されています。
UVランプは185nmと254nmの紫外線を放射するので
どちらにも作用することからUV+オゾンの形態で利用されることが多いです。
液晶ディスプレイの製造工程でもガラス基盤のドライ洗浄に利用されています。

波長で違うんですか - APEC -2003-08-31 22:09:08 削除
sinoneさん、ありがとうございます。
濃度とかではなく、波長によって違うんですか。いやー、勉強になりました。
殺菌等のあの「ふとんを干した時のニオイ」とセットで覚えることにします。
ところで、200nmのUVと250nmのUVといったらごく近いですし、成層圏では両方とも降ってきてるんじゃないかと思うのですが、200nmのUVでできたオゾンは、250nmのUVですぐ酸素に戻ってしまって、「オゾン層」なんてできないんじゃないかという気がするんですが、その辺はどういう仕掛けになっているんでしょう?

Re:波長で違うんですか - sinone -2003-08-31 23:32:24 削除
その辺りの仕掛けこそ、濃度の関係でしょう。
まず、酸素からオゾンができます。
成層圏にあるすべての酸素がオゾンになってしまうのではなく
一部がオゾンになります。
オゾンのうちの一部が酸素に戻ります。
すなわち
「オゾンの生成反応=酸素の濃度×オゾンになる確率」と
「オゾンの分解反応=オゾンの濃度×酸素に戻る確率」が
化学平衡を保っています。
長い間地球はこの平衡を保ってきましたが、
フロンに代表されるオゾン層破壊物質の触媒作用により、平衡状態がくずれてオゾンホールができてしまいました。
こんな説明でよろしいでしょうか?

なるほどです - APEC -2003-09-01 08:50:42 削除
酸素から始まって、O2→O2+O3→O2+O3+O2(O3の一部がO2化)を繰り返し、徐々にO3が多くなって、ある点で平衡に達したということですね。
大変よく理解できました。ありがとうございました。
オゾン層は、この厳しい宇宙空間の中で生物が生息していくために不可欠なものの1つですね。オゾンホールは少し小さくなってきたという報道もありましたが、楽観視は禁物ですね。


 
H13一次専門(施工計画)の正解2つ? - 転石 -2003-08-29 06:33:44 削除
 いつもお世話になっています。
 早速ですが、平成13年の一次試験の専門科目(施工計画)の問題のことでお聞きしたいことがあります。APECさんの正解案も近代図書の解答案も正解は選択肢の3です。これについては全く異論ありません。でもここで問題にしたいのは選択肢の2。これも正解、つまり謝っている記述だと思います。
 どういう問題かというと「土砂、コン塊、アスコン塊、木材の発生量が法令に定める規模を超える場合は再生資源利用計画をたてる」というものです。
 この法令とは「資源の有効な利用の促進に関する法律」に基づくもので、建設工事においてこの法令で定められた資材を現場に搬入する場合は「再生資源利用計画」を、現場外へ搬出する場合は「再生資源利用促進計画」を作成することになっています。
 そして上記の問題を見ると、発生量のことを言っていますので、文章中の「再生資源利用計画」は誤りで「再生資源利用促進計画」が正しいと思います。近代図書も同じような解説をしているのに正解としていません。私の認識不足なのでしょうか?それとも何か他の理由があるのでしょうか?
 ところで、このように正解が確実に2つあると思う場合、どれを選ぶか、かえって迷いますよね。「別の意味があるんじゃないか」とか「自分の勘違いなのか」とか。こういう場合、出題側は正解を2つ用意しているのでしょうか?やはり答えは1つなのでしょうか?

答えが二つあるとき。 - 青い炎 -2003-08-29 08:05:04 削除
答えが二つあるときは、問題出題者の意図を読むことが肝要だと思います。あとで、いくら答えが二つあると文句を言っても、採点は機械で一瞬で終わってしまい、文句の声が届いたかどうかもわからない状況と思われます。●転石さんの指摘した問題は、選択肢3の文章が問題作成者の意図とする解答案だとほぼ思われます。問題文に即した答えを考えるよりは、問題作成者の意図を読むことを考えることをおすすめします。それと、正解を二つ用意するということはないというのは前提条件と考えたほうがいいですよ。
正解は1つ!? - ふむ〜 -2003-08-30 06:36:49 削除
以下に私見を述べます。
設問が「発生量」とあるため、「すべて現場外に搬出する」と考えるのは、少しおかしいと思いますよ。
資源の有効利用は、3R(リデュース、リユース、リサイクル)の視点で計画することが重要であると考えています。
すなわち、発生物の排出を抑制するために現場内で自ら利用する方法等を計画し、やむなく利用できないものについては「利用促進計画」をたてる。
いかがですか?

クドイようですが・・・。 - 転石 -2003-09-02 10:03:00 削除
 青い炎さん、ふむ〜さん、ご指摘ありがとうございました。ただ、ふむ〜さんのおっしゃることはなんとなくわかるのですが、この選択肢を見ると、まだ理解できません。
 クドイようですが、この選択肢の内容を整理しますと、「資源の有効な利用の促進に関する法律」では、法令に定められた種類と規模の建設資材を“現場内に搬入”する場合は「再生資源利用計画」を作成し、一方、法令に定められた種類と規模の建設副産物を“現場外に搬出”する場合は「再生資源利用促進計画」を作成することが定められています。
 つまり、建設副産物を現場内利用する、しないに関わらず、現場へのインプットは「再生資源利用計画」、現場からのアウトプットは「再生資源利用促進計画」という単純なものだと私は認識しています。そうしてこの選択肢の文章を見ると、「再生資源利用計画」ではなくて「再生資源利用促進計画」がベターだと思うのですが。
 ひとつの問題にあんまりこだわりたくないし、この設問に対しては青い炎さんのアドバイスに納得していますし、今や時代は建設リサイクル法なんですけど、これまでの私の認識に誤りがあればこの際修正したいと思い、再度投稿させていただきました。

搬入量と発生量 - ふむ〜 -2003-09-02 10:45:29 削除
以下に、私見を補足します。
「搬入量」、「発生量」共、当該現場へのインプットと考えています。したがって、設問通り「再生資源利用計画」でも納得できます。
転石さん、がんばって下さい。

ようやく納得!? - 転石 -2003-09-02 12:00:36 削除
なるほど。ふむ〜さんのご意見がようやくわかってきました。当該現場から発生した建設副産物を同一現場内で再利用することを前提にすれば、確かに「再生資源利用計画」でも納得できますね。この選択肢の文章は完全にマルと言えないまでも、条件つきならバツではない、といったこところでしょうか?
試験問題としては、他の選択肢をにらみつつ、こうした文章になっていない「前提」をとっさに読み取る能力が要求されるわけですね。こういう判断に困るケースが専門科目では時々あるような気がします。やはり、青い炎さんが言われる通り、問題作成者の意図をつかむことが肝心だと痛感しました。あらためまして、ふむ〜さん、青い炎さん、ありがとうございました。

このレスを最後にします - ふむ〜 -2003-09-04 06:52:09 削除
以下に、私見を再補足します。
この設問は施工計画であり、建設時の環境問題に関わるものであります。施工計画の立案時には、建設副産物、例えば、アスファルト塊が大量に発生する場合はそれを現場内で熱処理し舗装の仮復旧材にするとか、コンクリート塊が発生する場合には現場内で破砕し基礎材や裏込め材、路盤材等に再利用するなどの検討を、経済性の要素を含めて、おこなう必要があると思います。
蛇足になりますが、個々の事業場や家庭内でできることから少しずつ改善して行くことが、循環型社会構築の重要な視点の一つではないのでしょうか。
青い炎さんのご指摘の繰り返しになりますが、また転石さんのご意見も理解できないことはないのですが、ここは試験と割り切って、本設問のような問題は迷うこと無く3、すなわち、明らかに誤っているものを選択された方が良いと思います。


 
JABEE認定課程修了証 - zztop -2003-08-27 12:23:00 削除
APECさん、社内の一次試験、二次試験受験予定者への指導に大変参考にさせていただいています。
 さて、標記の件ですが、今年の学卒新入社員の一人が2004年度JABEE認定された課程を修了しています。彼のところに先日、JABEE課程修了証が送付されてきました。以前、どこかの掲示板でJABEE認定後の入学者からJABEE課程修了者と認められるとの記述を見た記憶があるのですが、どうも違うようです。JABEEのHPを覗いても、「すでに平成13年度、14年度と2年度に亘り合計35プログラムの認定を終え、その修了者は2500名を超えるに至っている。」との記述がありました。と言うことは、文科省がJABEE課程修了者を「大学その他の教育機関における課程であって科学技術に関するもののうちその修了が第一次試験の合格と同等であるものとして文部科学大臣が指定したもの」と認めれば「第4条第2項の規程にかかわらず、技術士補となる資格を有する。」こととなるのでしょうか?

検討中のようです - APEC -2003-08-27 13:24:16 削除
JABEE認定修了ですが、http://apec.fc2web.com/pe/kaisetsu/manual04.htmに「JABEE認定卒業生がいつから出てくるかは、(4−認定までに認められた実績年数)年後」と書きましたように、まだ実施していないプログラムがいきなり認定されるのではなく、何年か実績を積んで、その間審査試行をしているようです。
新入社員の方がJABEE認定修了となっているのは、その方が在学中に、後にJABEE認定される教育プログラムをすでに受講しておられ、JABEE認定と同時にさかのぼって履修単位に認定されたのだと思います。ここがややこしいのですが、教育プログラムはJABEEが認定しますが、その履修者をどう扱うかは大学次第のようです。
JABEE認定はご指摘のとおり、35プログラム・修了者2500人に達しました。さらに審査試行対象プログラムも多くあります。

では、zztopさんの会社の新入社員さんの含め、JABEE認定修了者は一次試験免除者かというと、「まだ違う」のです。技術士法第31条の2 第2項により「大学その他の教育機関における課程であって科学技術に関するもののうちその修了が第一次試験の合格と同等であるものとして文部科学大臣が指定したものを修了したものは、技術士補となる資格を有する。」と規定されており、そのために作ったのがJABEEなのですが、現時点では、この条項に該当するのがJABEE認定プログラムである、というお墨付きがまだ出ていません。このあたりの経過は、JABEEのHPにも書いてあります(http://www.jabee.org/OpenHomePage/news.htm#gijutusi)。
認定修了者の一次試験免除が来年度になるかその先になるかはまだわかりません(私は来年度からではないかと密かに思っています)が、少なくとも今はまだです。
新入社員の方も含め、今現在のJABEE修了者の方は、大変中途半端な立場におられることになりますね。がんばって勉強して受験し合格したと思ったら翌年に免除扱い・・・・なんてことになったらたまったものではないですね。

なお、2002年度JABEE認定校が32校となり修了者がどっと出てきたこと、二次試験も終ったことなどから、当HPも「技術士試験制度の解説」を更新しようと、今作業中です。なんとか今月中にアップロードしたいと思っているのですが、一次試験対策を優先させているので、出来るかどうか・・・・


 
基礎科目の合否判定 - awsy -2003-08-26 23:19:56 削除
APECさん:大変参考になっております。ありがとうございます。

さて、最近、遅ればせながら、1次試験の基礎科目の勉強をしておりますが、APECさんの基礎科目対策によりますと、5分野のうち、苦手な1科目は捨ててもかまわないのではと書かれております。
書店でみました参考書には、最低40点(専門とあわせて平均50点)が必要であり、かつ、5科目で一つでも0点があると不合格となっておりました。
合格者を増加させるとのことで期待しておりましたが、基礎科目のうち、解析が特に苦手な私としては、解析以外の4分野で7〜8点とるように考えていましたので、本当に1科目でも0点があると不合格になるのでしょうか?

参考書の名前を教えてください - APEC -2003-08-27 00:39:41 削除
awsyさん、こんにちは。
最近は合格基準が公表されていますが、そこには私がHPで書いたようなことが記されています。文科省は、私としてはいろいろ物申したいこともある役所ですが、こういうことに関しては信用していいと思っています。蛇足ですが、合格基準公表、試験問題持ち帰り許可、ミス問題の公表といった、ここ数年で新たに始まった対応については、大学入試で散々揉まれた文科省ならではと思い評価しています。
従って、1分野でも0点があるとアウトというのは頷けません。
よろしければ参考書の名前をお教えください。その参考書の出版元および技術士会に直接問い合わせます。

参考書の名前 - クワ -2003-08-27 09:10:02 削除
クワです。
参考書の名前は、私が先日紹介した
「技術士第一次試験 「基礎・適性」科目 模擬問題集」
(編者 (株)中部技術支援センター 発行所 日刊工業新聞社)
ではないでしょうか。
21ページにそのような記述があります。

問い合わせてみました - TREK -2003-08-27 11:41:22 削除
APECさんいつも有り難うございます。

今回の件、私も同様な疑問を持ち出版元に問い合わせてみました。

下記が回答です。

「基礎科目において、各項目で、「0点があると不合格となる」との記述についてのご質問ですが、正式に明文化はされていませんが、基礎科目の試験が導入されて以来、過去2年分のデータから分析し、推測しています。

技術士の資格取得において、技術士第一次試験合格の必要性、基礎科目試験が導入された理由等からしましても、技術士第一次試験は、化学技術全般の豊富な知識を問う試験です。 
基礎科目において、5つのカテゴリーに分けているのもそのためです。
おのおのから3問ずつ選んで答えるといった出題形式を見ましても、どの項目についても知識があるかどうかを試されています。 
(単純に40%ないしは50%以上得点で合格であれば5つのカテゴリーに分けて出題する必要はないわけですから)

すなわち、たとえ合計で50%以上得点できても、いずれかの項目において0点があるということは、化学技術全般の知識があるとはいえないわけです。
以上の理由により、どのカテゴリーにおいても0点があっては不合格になってしまうと記述されています。

弊社では、いかにして、0点を取らず50%以上の正解率を出していくかをポイントとし、編集しております。
かたよらないような勉強もテクニックです。」

確かにその通りだとも思いました。
でも、本当ならイタイですね。

「1部門でも0点はだめ」を前提に方針変更します - aoki -2003-08-27 12:46:11 削除
「1部門でも0点はだめ」情報ありがとう。私も化学・バイオが苦手で0点の予定でした。1点でも取れるよう方針を変えます。
 解析に拒否反応される方もがんばってください。過去2年間、解析部門で「解析」を知らなくても解けるサービス問題が1題出題されています。このサービス問題を解く力をつけるようお勧めします。詳しくは、当ホームページの基礎対策講座(3)解析を参照ください。

技術士会に確認しました - APEC -2003-08-27 13:50:45 削除
技術士会に電話で確認しましたので、報告いたします。

------------------------------------
基礎科目に0点の分野があった場合
------------------------------------
「発表した合否基準より細かい基準というものはありません」とのことです。すなわち、「基礎科目の中に0点の分野があったら不合格」というような決定はされていないとのことです。
したがって、基礎科目・専門科目とも40%、2つで50%という合格基準をクリアしていたら、たとえ0点の分野があってもOKということになります。
ただし、「技術士会(試験センター)は、試験審査員の方が判断された結果をとりまとめているだけ」と念を押されました。「0点の分野があるなんて偏った知識のヤツはダメだ」と審査員が言うこともありえる、ということでしょうか。マークシート択一なので、1つ1つそのような恣意的な採点はできませんから、採点結果が出た後の会議で、合格率調整などの中でそういう判断をすることもあり得るということなのかもしれませんね。
そういう合否判定の仕方の是非はともかく、可能性があるのであれば、確かに完全に捨てる科目はなくしたほうがいいかもしれません。基礎科目対策のページも一部修正したいと思います。
aokiさんご指摘のように、苦手な人が多いと思われる解析も、常識感覚問題も入っていると思いますから、1問程度は取れるのではないかなと思います。

ところで、今日はもう一つ、大変重要なことが聞けました。
------------------------------------
基礎科目と専門科目の配点について
------------------------------------
実施大綱(http://www.engineer.or.jp/examination_center/application_guidance/2003taikou1.PDF)では、次のように配点が決められています。
 基礎科目15点満点
 専門科目50点満点
「それぞれは40%取れればよいが、2科目で50%必要」という合格基準はどういうことなのかと問うたところ、発表してある配点どおりだということでした。
すなわち、基礎+専門=65点ですから、基礎+専門で33点以上が必要。かつ、基礎が15点×40%=6点、専門が50点×40%=20点以上なければならない、ということです。
ということは、もし専門科目が40%(20点)だったら、基礎科目は13点取らないとダメで、2問しか間違えられない(87%の得点)ということになります。
逆に基礎科目で40%(6点)であっても、専門で残り27点(54%)を取ればいいということになります。
やはり専門重視ですね。専門60%を目標にすべきだと思います。
------------------------------------
答えにくいことまで答えていただいて、技術士会の方には感謝します。

ありがとうございます - クワ -2003-08-27 14:18:22 削除
クワです。
いろいろな貴重な情報ありがとうございます。
専門重視ですね!!
どの分野もそうでしょうが、専門は広く深い(細かい)ですので、
大変なのですが、あと1ヶ月半ぐらい、がんばります。
基礎科目は足を引っ張らないよう勉強しつつ、
専門をきちんとしっかりと勉強しないといけませんね。

要約すると - 最優秀者 -2003-08-30 11:16:45 削除
やはり、配点どおりでしたか。
専門は、出題数33問(3問×11科目)と推察しています。
解答方法は、25問選択で、1問2点×25問=50点と考えます。
基礎、専門の合否ラインは、正解数で要約すると、
基礎 6問+専門14問=34点  多い
基礎 7問+専門13問=33点* 激増
基礎 8問+専門13問=34点  激増
基礎 9問+専門12問=33点* 多い
基礎10問+専門12問=34点  少ない
基礎11問+専門11問=33点* 少ない
基礎12問+専門11問=34点  激少
基礎13問+専門10問=33点* 0
以上のようなるとおもわれます。
*は合格数調整が行なわれるとしたら、ここでしょうね。
 しかも、専門の正解数の低いランクから、削られるでしょう。
私は、基礎9問、専門14問を目標とすれば妥当と考えます。
しかも、専門14問以上は合格調整の対象とはなりえなく、それ以上正解しても合否に関係なくなります。
要するに、専門14問が合否ポイントの全てといって過言ではないでしょう。専門13問でも良いと思いますが、セーフティーに。
更に、突っ込んで推察すると、
専門の受験者の実質正解確実と思われる(仮正解)数は、10問で十分です。言い換えると、専門10問(40%)の実力(能力)があるかどうかを試しているのです。
残りの15問は、マークさえすれば3問以上は確実です。

そうですね - APEC -2003-08-30 21:16:39 削除
最優秀者さんと同じく、30問前後の中から25問選択だと思います。
目標ラインについては、私は、演習問題などでは両方60%とっておきたいなと思います。試験問題の当たりはずれで20%近くは得点が上下するからです。
この場合だと、基礎9点、専門15問です。

いずれにせよ、基礎科目のウェイトが低いと言っても、40%未満の得点なら、専門が100%できていても、無条件でアウトです。
そろそろ基礎・専門ともに弱点チェックをはじめましょう。


 
基礎科目演習問題(設計・計画分野の5)について - 転石 -2003-08-25 14:45:42 削除
 一次試験の基礎科目演習問題(設計・計画分野の5)に関してちょっと疑問があります。
 「ISO14001は企業・団体の生産等の活動に伴う環境に対する負荷を最小限にとどめるための管理システムに関する規格であって、生産品の環境に対する影響を抑えることを主目的としたものではない」という設問で、正解例では○ですが、私は×だと思います。
 その理由としては、JIS規格の「4.3.1環境側面」を見ますと「組織が管理でき、かつ、影響が生じると思われる、活動、製品又はサービスの環境側面」とあり、ISO14001では、こうした環境側面をシステムに則って管理し、環境負荷を低減させていくことが求められていると考えるからです。つまり、生産品の環境影響についても当然システムの対象であり、業種によってはそれをシステムの主目的としても規格の意図に反しているとは思えません。
「ISO9001では管理システムを対象としており、個々の製品の品質に関しては言及していない」とする論法で、ISO14001を論じることはできないと考えますがいかがでしょうか?

なるほど - APEC -2003-08-25 18:04:15 削除
転石さん、ありがとうございます。
活動と製品・サービスはどちらが主でどちらが従であるといちがいには言えないということですね。
私もISO14001についてはそれほど詳しくないので、正直申し上げて明確にお答えできません。
演習問題の不適切な部分は修正したいと思いますので、ぜひ数多くのご意見をお聞かせください。


 
港湾及び空港の過去問解答案 - nomu -2003-08-21 17:28:16 削除
一次試験専門科目択一問題の港湾及び空港H5〜H9分の解答案を示します。
H5−正解は(5)
 ディッパー船は、パワーショベルを台船に載せた構造で、ディッパーアームに取り付けたバケットをブームとワイヤーの操作で動作させることで、固い海底地盤を浚渫する作業船です。土丹などの固い地盤(硬土盤)用の爪をバケットに取り付けているため、掘り跡が平坦になることはありません。ディッパー船は、日本で5隻しかおらず、港湾工事に携わる人でも知らない人が多いと思います。
H6−正解は(5)
 軟弱地盤では、地盤改良等の対策を行って、重力式係船岸が用いられることがあります。
H7−正解は(3)
 「係留施設の規模は、その港湾を利用する貨客の数量、種類、荷姿及び海陸の輸送機関の実状を把握し、将来の貨客量の動向、船型の大型化及び輸送体系の変化等を十分考慮して決めなければならない。」(港湾の施設の技術上の基準・同解説 第8編係留施設より引用) つまり現状ではなく将来予測によって、決める必要があると言うことです。
H8−正解は(3)
 「消波工の天端高は、直立部の天端高と同じにすることが望ましい。→消波工の天端が直立部天端高に比べて低すぎると、直立部に衝撃砕波力が作用するおそれがあり、反対に直立部の天端高より高すぎると天端のブロックが不安定になる。」(港湾の施設の技術上の基準・同解説 第7編外郭施設より引用)
H9−正解は(2)
 「港湾施設の耐震性の検討は、対象とする構造物の動的特性を考慮して、震度法、地震応答解析、あるいは応答変位法のいずれか、又は、その組み合わせによって行わなければならない」(港湾の施設の技術上の基準・同解説 第2編設計条件第12章地震及び地震力より引用)

ありがとうございます - APEC -2003-08-21 21:17:43 削除
nomuさん、ありがとうございます。
H9以前の過去問題解答にはまだ手がつけられないでいますが、nomuさんの解答はきちんと保存して活用させていただきます。

傾向と対策 - nomu -2003-08-22 09:42:38 削除
APECさん、このホームページを充実するために協力させて頂ければと思っております。また、自分自身の勉強になりますので。
一次試験専門科目「港湾及び空港」択一の傾向と対策ですが、
過去問は、港湾及び空港の計画、設計、施工に関して、広く浅く出題されています。港湾について全く知識が無い人には厳しいものとなっています。
対策としては、港湾について全く知識が無い人は、あきらめて他の専門科目の勉強に時間を回すことも一つの方法です。何せ11分野すべてを勉強することは難しいし、すべてを正解する必要も無いからです。
ただし、勉強しなくてもAPECさん直伝の択一セオリーを使えば、正解を得ることが多少なりともあります。
港湾の勉強では、少なくとも過去問を繰り返し解いてみることです。過去問では、同じような設問が出題されていますので、それだけで正解率を上げることが可能だと思います。
次に「港湾の施設の技術上の基準」を一読することです。これは、法令ですので、国土交通省のホームページから検索が出来ます。
更に知識を深めたい人は、「港湾の施設の技術上の基準・同解説」(日本港湾協会発行 定価25,000円)を購入して勉強することです。上の解答案でも分かるように殆どが「同解説」から出題されています。
最近の問題では、空港に関する設問も一つ出ていますが、空港に関しては、無視してもかまわないと思われます。空港についても勉強しようとすれば、時間が足りませんし、これと言った足がかりもありません。
強いて上げるとすれば、「空港土木施設設計基準」(港湾空港建設技術サービスセンター発行定価3,000円)及び「空港舗装構造設計要領」(港湾空港建設技術サービスセンター発行定価4,000円)を購入して勉強することです。特に滑走路・エプロン・デッキの舗装に関する設問が出題されています。
港湾だけを勉強すれば、5択の内の4つの正誤が分かりますので、空港について無理に勉強することも無いのではとも思います。
以上、APECさんが整理されて、みなさんで活用して頂ければと思います。


 
疑問と質問 - Null -2003-08-19 21:58:51 削除
APEC様
はじめまして、今年技術士1次試験建設部門を受ける予定のNullと
申します。
いつも、こちらのHPを楽しく拝見させて貰っております。

>=専門科目対策=
のページでいくつか疑問点と質問があります。
最後のは、ほとんど素人みたいな質問ですが、お答えを頂ければ
うれしいです。

>技術士第一次試験 専門科目演習問題(鋼構造及びコンクリート)
での問題についてですが、

>1.鋼材のねばり強さ・もろさを表す指標として、曲げに弱く、
>もろい性質をじん性、
>逆にねばり強い性質をじん性という。
文中「じん性」という言葉が2回使われていますが、正しい問題文は
「1.鋼材のねばり強さ・もろさを表す指標として、曲げに弱く、
もろい性質をじん性、逆にねばり強い性質をぜい性という。」
ですか?

>3.応力を繰り返し材料に作用させると、さほど変形していなくて
>も破壊してしまう現象がある。これを「疲>労破壊」といい、応力
>は降伏応力より大きいものの極限(破壊)応力より小さいにも
>かかわらず、繰り返し作用により生じる。
この問題の意味は
降伏応力 < (材料に作用させた)応力 < 極限(破壊)応力  ということでしょうか?

>6.梁に曲げモーメントを作用させて徐々に大きくしていくと、
>断面の下縁または上縁の縁応力が最大になり、塑性変形がはじまる
>点の応力に達する。この時の応力を降伏応力、曲げモーメントを
>降伏モーメントという。

>6.×
>水中不分離性コンクリートとは、水中不分離性の混和剤を混合する
>ことにより、材料分離抵抗性を高めた水>中コンクリートのこと
>である。
問題と解答がかみ合っていないのでは?

>技術士第一次試験専門問題対策資料 =土質及び基礎=
>e=(Va+Vw)/Vs=ρs/ρd・・・(1)

ρs=Ms/Vs と ρd=Ms/V(水を抜いたとき) を代入すると
ρs/ρd=(Ms/Vs)×(V/Ms)=V/Vs
=(Vs+Va)/Vs=1+Va/Vs
となり(1)の形になりません。

>{ρs*(1+Wn/100)/(1+ρs*Wn/100)}
>Wn×ρs/100 
のこ2式も私が計算するとうまく変形できず、それぞれ「ρt」と「e」になりません。

途中経過も教えていただけないでしょうか?

あと、
>飽和土ならγtsat=ρt×g、γt’=γtsat−γw(=g)
>γt=γt’+9
>(道示の「γt’=γt−9」という記載を逆読みする)
>不飽和土ならγt=ρt×g、γt’=γt−9
もよく理解できないです。
「sat」と「t’」の記号の意味を教えて下さい。

いやー、お恥ずかしい - APEC -2003-08-19 23:37:17 削除
Nullさん、こんにちは。
ご指摘の点を見直して、いやいや我ながら粗忽者にもほどがあるというか、汗顔の至りです。
ご質問にお答えします。

(1) じん性・ぜい性
 ご指摘のとおりです。じん性とぜい性を逆に書こうと思って2回ともじん性にしてしまいました。

(2) 疲労破壊
 その通りです。疲労破壊を生じる応力は降伏応力以下ですが、これを降伏<作用応力<極限として誤りの文章にしました。
 表現がわかりにくかったですね。

(3) 曲げモーメント
 あららら・・・・本当にお恥ずかしい。解答は「○そのとおり」です。水中コンクリートの問題を出そうとしていて、途中で変えたんでした・・・・

(4) ρs/ρd
 e=(Va+Vw)/Vsだけです。??どうしてこんなの書いたんだろう??

(5) ρt換算
 過程を示します。
 ρs=Ms/Vs、Wn/100=Mw/Ms
 よって、ρs×(1+Wn/100)=Ms/Vs×(1+Mw/Ms)=Ms/Vs+MsMw/VsMs=Ms/Vs+Mw/Vs=(Ms+Mw)/Vs=M/Vs
 1+ρs×Wn/100=1+Ms/Vs×Mw/Ms=1+MsMw/VsMs=1+Mw/Vs
 ここで水の密度は1.0なので、Mw=Vw
 よって、1+Mw/Vs=1+Vw/Vs
 ρt=ρs*(1+Wn/100)/(1+ρs*Wn/100)=M/Vs/(1+Vw/Vs)
 Vs/Vsを乗じれば、M/(Vs+Vw)=M/V=ρt
 もっとスマートなやり方があると思いますが・・・・

(6) e換算
 過程を示します。
 ρs=Ms/Vs、Wn=Mw/Ms*100  ここで水の密度は1.0なので、Mw=Vw、よってWn=Vw/Ms*100
 よって、Wn×ρs/100=Vw/Ms*100×Ms/Vs/100=Vw/Vs=e

(1)〜(4)はすぐに直します。おかげで助かりました。今後ともよろしくご援助ください。

単位体積重量について - nomu -2003-08-20 17:22:31 削除
Nullさんの質問について解答いたします。
たぶん理解しにくいのは、単位が分からないからだと思います。
通常、土圧計算や圧密計算に用いる単位は「kN/m3」です。
単位体積重量は、密度×重力加速度(g)です。
例えば、真水の場合
密度は ρw=1.0(g/cm3)=1.0(t/m3)=1000(kg/m3)
単位体積重量は γw=1000(kg/m3)×9.8(m/s2)=9800(N/m3)=9.8(kN/m3)となります。
土の飽和単位体積重量(γsat)は、間隙が水で飽和(saturation)された状態での重量です。したがって、地下水位以下の土をそのままの状態で気中で密度を測れば、飽和土の密度が求められます。
飽和土の密度(ρt)=(ρsat)であることから、γsat=ρt×g となります。
土の水中単位体積重量(γt')は、地下水位下にある土は、地下水の存在により浮力が作用することから、浮力を考慮した重量になります。したがって、水中単位体積重量を求める場合は、飽和単位体積重量から水の単位体積重量を差し引くことになるため、
 γt'=γsat−γw となります。(真水の場合は γt'=γsat−9.8)
地下水位より上にある土は、一般的に不飽和土(間隙に空気と水がある)であるため、空気の分を考慮する必要があります。
したがって、土質試験で得られる湿潤密度(ρt)は、一般的に不飽和土の密度であり、土の単位体積重量(γt=気中単位体積重量)は
 γt=ρt×g となります。
「道路橋示方書 共通編」で示されている「γt'=γt−9」の9の意味合いは、9.8−9=0.8kN/m3が土の中の空気を水で満たす分の重量と考えれば良いと思います。
 したがって、γsat=γt+0.8 と見ていると思われます。
そのため、γt'=γsat−9.8=γt+0.8−9.8=γt−9 となります。
ただし、本来は、間隙に占める空気の割合は、土の状態によって変化しますので、γt'=γt−9 は便宜上と考えて下さい。
土質試験で、土粒子の密度と乾燥密度または飽和度が分かれば、γsatやγt'は正確に求められますので、精度の高い計算を行う場合はそちらを利用することをお勧めします。
最後に符号に「'」を付けた場合、浮力を考慮した重量を意味することに使われるようです。

ありがとうございます。また見つけて・・・ - Null -2003-08-20 23:41:16 削除
>>APECさん
>>noumuさん
大変分かりやすいご説明ありがとうございます。
数日間悩んでいたのですが、おかげさまで氷解しました。

>密度は1.0なので、Mw=Vw、よってWn=Vw/Ms*100
この時点においてWnは、もはや間隙比とは言えないので、最終的にこの式は答えの無次元数値を導く為だけに使用される存在になるわけですね?

今日、気が付いたのは
>専門問題対策資料=都市及び地方計画=
の建築確認の部分
>100u超特殊建築物、大規模建築物
>・新築
>・10u超の増改築・移転
>・大規模な修繕・模様替え
>・100u超の用途変更
>(特殊建築物以外→特殊建築物特殊建築物→特殊建築物)
で最後の行が???なのですが、
おそらくAPECさんが参考にされたこちらのHPでも
同じように書かれています。
http://www.bb.wakwak.com/~ayami/takken/law/law25.htm

特殊建築物以外で建築主事の確認が必要なのは、
建築基準法6条1項2号
「木造の建築物で3以上の階を有し、又は延べ面積が500m2、高さが13m若しくは軒の高さが9mを超えるもの」
同3号
「木造以外の建築物で2以上の階数を有し、又は延べ面積が200m2を超えるもの」
となっているので、このあたりの言葉が
>(特殊建築物以外→特殊建築物特殊建築物→特殊建築物)
のカッコ内に入ると思うのですがいかがでしょう?

疲労破壊には - ちゃの -2003-08-21 01:34:42 削除
高サイクル疲労破壊と低サイクル疲労破壊があります。
前者は作用応力度<降伏応力度<極限(引張強度)で生じる、いわゆる鋼製橋脚等で問題となっている疲労です。一方、後者は降伏応力度<作用応力度<極限(引張強度)で生じる疲労破壊です。地震時に問題になりますね、身近なところでは針金を曲げの繰り返しで切断することを想像してください。
これを踏まえて例題を見直すと”さほど変形していなくても”と条件が与えられていますが、とても小さな構造物では変形が小さくとも降伏応力度を超える可能性はあり、低サイクル疲労破壊を生じます。よって問題文は間違いではありません。
この問題は、高サイクル疲労破壊を想定している問題と思いますので、間違いとするためには、”近年社会資本の維持管理上問題となっている疲労破壊とは、車両等による荷重で作用する応力度が変動し、その回数が多数蓄積されることによって、亀裂が生じ進展することである。この現象は・・・”等前置きを変えるのが良いと思います。

特殊建築物 - APEC -2003-08-21 09:46:45 削除
Nullさん、ご指摘のとおり変ですね。確かにご紹介のサイトを参考にしたのですが、気がつきませんでした。
これは、「特殊建築物以外から特殊建築物への100m2超の用途変更」でした。コピペミスか何かで文字列が重なったみたいですね。
早速修正します。他にもあるかもしれませんので、またよろしくお願いします(他力本願^_^;)。

ちゃのさん、ありがとうございます - APEC -2003-08-21 10:00:39 削除
問題文を修正してみました。これでいいと思うのですが・・・・
専門分野の皆さんにご指摘をいただけると、大変助かります。
どんどんご指摘ください。

疲労破壊 - ちゃの -2003-08-22 00:00:15 削除
APECさん、良いと思います。
それにしてもこのような例題はとても役立つと思います。
ありがたいことです。


 
一次試験の問題集 - APEC -2003-08-14 09:23:07 削除
クワさんより、基礎・適性科目の問題集(http://www.ctsc.co.jp/book-g1.htm)の情報をいただきましたが、一次試験の問題集は、他にどのようなものがあるのでしょう。
よろしければ、書評とともに情報をお寄せください。
なお、私はテクノの「技術士第一次試験演習問題100問(建設部門)」を購入して使っています。

近代図書を利用しています - いなかもの -2003-08-14 13:47:30 削除
近代図書では建設部門の専門科目(H5〜H14)および別冊で基礎・適性科目(H13・H14)の過去問と解答が掲載されています。択一のどこが間違いかなどの詳しい説明もあり分かりやすいと思い愛用しています。
2002年5月出版ですが・・ - クワ -2003-08-14 18:56:01 削除
クワです。
2002年5月出版のため、平成13年度の基礎・適正科目しかない状況
ではありますが、オーム社の
「完全突破!技術士一次試験 基礎科目・適正科目・共通科目」
を今年の3月頃に買いました。平成13年度の問題を分析して
練習問題も作成されており、基礎科目で約40問程度あります。
バイオ関連がほとんどないのですが、逆に材料・化学の問題は
充実しております。逆に、今年の7月ぐらいまでは、
練習問題が載っておる出版物はこの本ぐらいしかありませんでした。
ちなみに、設計・計画5問、情報・論理5問、解析11問、
材料・化学・バイオ10問、技術関連10問、適正科目14問あります。
コンパクトにまとまっていると思います。
以上です。

去年の受験の時は - ちゃの -2003-08-16 12:47:31 削除
いなかものさんの近代図書の過去問集と、クワさんの完全突破!を使っていました。1次試験は専門択一の過去問が数多くあるので、解説の充実している近代図書のものが良いと思いました。一方、基礎・適正は過去問の蓄積がまだされてないので多くの練習問題を解くのが必要と感じ、ちょうど出版されていたた完全突破!を購入したわけです。これには細かい説明は無いですが、不足部分はインターネット(掲示板で質問するともっと知識が深まるかも?)等で補えば良いと思います。もし私が今年受験するとしたら、別スレでクワさんがご紹介された問題集を追加で使うと思います。なぜなら、何が出題されるか分からないのですから、例題が多いほうが良いですよね?この試験を受験した感想を言うと、個人的には専門(知識を問われる)が一番きつかったです、一方基礎は結構考えさせる良問と思いました。最後になりますが、受験される皆さん体に気をつけて頑張ってください!


 
さあ!一次試験がんばろう! - APEC -2003-08-12 00:22:51 削除
今日で二次試験関連のHP更新がおおむね終わりました。あとはころあいをみて択一掲示板を撤収し、過去ログに整理するだけです。
-------------------
明日からはまた一次試験サイトの充実に努めます。
まずは専門科目が途中で止まっているので、この更新から。
ただ、私の専門と外れる分野はどうしても手薄になりがちです。
専門の方のご援助をぜひお願いします。
-------------------
青い炎さんから、オリジナル演習問題をいただいていますので、とりあえず、これを活用させていただきたいと思います。
青い炎さん、ありがとうございました。
乞うご期待!です。
-------------------
ところで、一次試験まであと2ヵ月(8週間)となりました。
できれば、このあたりで一度演習問題・模擬試験により実力測定を行い、自分のウィークポイントを認識しておきましょう。

一次試験問題集 - クワ -2003-08-12 09:08:28 削除
クワです。
一次試験の基礎や適性の問題が少なくて
苦慮しておる人が多いことと思います。
私もその一人です。8月7日に下記の問題集がでました。
http://www.ctsc.co.jp/book-g1.htm
早速、週末から取り組んでいますが、
とにかく、過去問が絶対的に少ない中で、
貴重な問題集です。ご参考に如何でしょうか。

問題集のレベルは - いなかもの -2003-08-13 16:14:36 削除
わたしもこの問題集が気になっていました。ただその問題のレベルがいか程なのかわかりませんので迷っています。またAPECさんの対策講座の問題もかなり参考になっていますので・・・時間もない状況ですので。クワさんどのような内容ですか。
問題集について - クワ -2003-08-13 18:53:29 削除
クワです。
この問題集のレベルは、私の感覚では、APECさんの対策講座
と比べて、技術関連はやややさしいが、それ以外はやや難しいと
いった感じでしょうか。若干、問題がこなれていなかったり、
誤字脱字がありますが・・・。
基礎科目の5分野において、重要項目とその他の項目とにわけているので、
的を絞った勉強ができるかと思います。
私は、問題慣れのために買いました。
時間は、昼休みと夕方の休み時間を充てていますが、
本日と明日は夏休みですので、家でじっくり取り組んでいます。

情報ありがとうございます - いなかもの -2003-08-14 08:41:50 削除
クワさん、情報ありがとうございます。わたしも今後の計画を立てて試験に望みたいと思います。もうすぐ1次試験です。悔いの残らないように精一杯最善を尽くしましょう。APECさん、そして皆さん今後とも
どうぞよろしくお願いします。

役に立つのでは - やま -2003-08-14 13:25:58 削除
部下の勉強用教材として問題集を購入しました。
基礎科目の勉強には短期集中で役に立つのではないかと思います
多少誤字等がありますが、大勢には影響しないものと思います
4月頃から作成してのことですから、やむ得ないかなと思います。
知り合いの人が作成に関与していたので聞いてみました
出来れば、もう少し早く出版されるとよかったとの思いがあります。
概ね、この時期には個々で図書は購入済みであり、再度の出費はこのご時世では厳しいようです。
それでも、合格できれば安い買い物だとは言っております。


 
択一問題正解推定 - SC30 -2003-08-11 23:50:57 削除
JMAMで総監と建設の択一問題正解推定が出されました。http://www.jmam.co.jp/tech/
総監を見る限り、まあ、大体は落ち着くべき所に落ち着いているかなと。
今回は「答えが二つある」とか「正解がよくわからない」ということはしていませんね。(昨年のJMAMの正解推定では、そういうものもあった)
昨年と同様であれば、総監と建設以外の部門についても、じきに出てくるでしょう。

情報ありがとうございます - APEC -2003-08-12 00:15:07 削除
SC30さん、いつもいろいろな情報ありがとうございます。
過去問題のページに整理した解答案と全く同じでした。
また、建設部門択一の正解推定も出ていました。こちらも過去問に整理した解答案と全く同じでした。
択一正解臨時掲示板(建設・総監)も、フリートークのレスが切れたら、そろそろ閉店しようかと思っています。


 
模擬答案様式のお礼 - しまぴー -2003-08-08 23:01:05 削除
APECさん、みなさんこんにちは。この場を借りまして一言お礼を申し上げたいので、書き込みさせて頂きます。
APECさんを通じて、当HPよりダウンロードさせて頂いた吉兼さん作の答案用紙様式は、特に経験論文作成時に大変助かりました。
おかげで、貴重な受験勉強時間を大変有意義に使えました。
受験会場でも、数多くの受験者がこの答案様式を使用しているのを見かけました。
また本様式は、これから答案再現を行うのにも最適だと感じているのは、私だけでは無いと思います。
これも、APECさんや吉兼さんのお人柄だと、大変感謝しております。
このような大変有意義なHPの運営をされているAPECさんや、受験者を応援してくれる吉兼さんに、いつの日かこの掲示板で合格発表が出来るよう、これからも頑張りたいと思います。以上であります。

ありがとうございます - APEC -2003-08-09 00:12:31 削除
しまぴーさん、恐縮なお言葉ありがとうございます。

吉兼さんにいただいた答案用紙は、本当に多くの方の役に立っていると思います。
私も、こうような情報を受験者の方々にお伝えする仲立ちができたことを本当にうれしく思っています。
今、いろいろな部門・科目の専門問題の情報をいただいています。本当にありがたく、一刻も早く公開したいと思いつつ、忙しさにかまけて先送りになっています。まことに申し訳なく思いますが、今しばらくお待ちください。

このHPの運営は、私にとっても大変にプラスになっております。総監風に言うならば理念的、あるいは自己実現インセンティブでしょうか。皆さんから元気付けられながら、やりがいを持って運営させていただいています。私自身も試験に受かったり落ちたりしている一受験生にすぎませんが、このHP運営のおかげで自分自身も勉強になっています。
皆様、今後ともよろしくお願いいたします。


 
総監択一2-1-7について - nomu -2003-08-08 10:23:00 削除
20件以上は、受け付けてもらえないようなのでこちらに書き込みします。
自由余裕時間について、簡単に説明します。
ABCDEの作業があり、ABCとDEが並行作業でAとBが並行作業でそれが終了しないとCが作用できない。つまり、作業経路は、A→CとB→CとD→Eの3経路となります。Aが4日、Bが6日、Cが5日、DEが連続で14日の所要期間だとした場合、D→Eがクリティカルパスとなります。ネットワークを描いて見て下さい。
A作業の総余裕時間は、5日になります。このうちAとBの所要期間の差2日が自由余裕時間となり、残りの3日は、干渉余裕時間となります。したがって、BもCも自由余裕時間はゼロとなり、B→Cは、自由余裕時間がゼロであってもクリティカルパスには、ならないことが分かります。
CPMでは、あくまでも総余裕時間がゼロとなる作業に着目し、クリティカルパスを見いだすことになりますので、極端に言えば、自由余裕時間は、算出する必要がないことになります。
自由余裕時間は、工程管理において、平準化などの資料に利用するものだと認識しています。

掲示板にスレを追加しておきます - APEC -2003-08-08 10:42:06 削除
nomuさん、お手数おかけしてすいませんでした。
この掲示板や択一臨時掲示板に使っているレンタル掲示板の仕様で、1つのスレに対するレスの数が20制限なのです。
2-1-7については、追加スレを立ち上げて、nomuさんの上記記述を書き込んでおきます。
今後、同様のレス満杯があった場合は、臨時掲示板のほうで新スレを立ち上げていただければ結構ですので、よろしくお願いします。


 
足きり - Rin -2003-08-05 01:54:14 削除
佐口さんのHPでも話題になってましたが、択一問題の足きりの本当のところはどうなんですかね。私は、APECさんや皆様のおかげで記述の方はそこそこできたのですが、択一がさっぱりでした。
そもそも、択一問題ができた本当の理由は採点する方の負担を足きりで助けるための対策ではないんでしょうか?
択一ができてない者にとっては非常に気になるところですね。
とは言っても、できてない問題があるのに合格を期待するのはむしが良すぎますかね?
最後になりましたが、皆様お疲れさまでした。そして有難うございました。
(ライアンさん、試験はいまいちでしたが、ビールは美味かったです。)

択一の目的と足切り - APEC -2003-08-05 08:44:25 削除
まず、合格基準ですが、建設一般全体(択一+記述)で60%(かつ、経験論文、選択記述それぞれで60%)がボーダーラインです。したがって、択一が多少悪くとも、記述でカバーすることは可能です。昨年は、「15問中7問正解で合格だった」という方がいらっしゃいました。なお、択一と記述の配点まではわかりません。

択一の目的ですが、第一には「広範な知識・見識の確認」ということです。
従来の二次試験は、経験1題・見識(建設一般)1題・専門知識2題の4題だけの問題に対して、長論文で解答するというものでしたが、これでは「専門分野技術力は非常に高いが、知識が狭い」という、「深く狭い」スペシャリスト(悪く言えば専門馬鹿)が選別されます。
従来はそれを望んでいたのでしょうが、技術体系・国民の価値観ともに複雑多様化した現代は、それではダメで、「浅く広い」オールマイティ技術者が求められるようになっています(浅いと言っても従来に比較すればですが)。
このためには、多くの設問で広い知識を確認する必要があるわけで、択一はそのためのものだと思います。
私個人の意見としては、択一問題の比率をもっと上げてもいいんじゃないかと思っています。ただし、あまり重箱の隅をつつくような問題ではなく、比較的基礎的〜やや応用的な事項について数多く聞くべきだと思います。昔、大学入試の時に、「関が原の合戦が何年に起こったかなど知らなくてもいい。そんな基本的な問題は絶対出ない。もっと細かいことを覚えろ」と言われたことがありますが、そんな下らないことになっては意味がありません。今年の択一なども、やや重箱の隅だったと思っています。

ところで、採点負担軽減の狙いは確かにあると思います。
マークシートですから、機械にガーッとかけたら採点OKです。たぶん1日か2日もあれば十分でしょう。そして建設一般記述を採点して、合格基準(合計60%以上)を満たしている答案だけ次のステップ(選択記述や経験論文の採点)に回せば、ぐっと省力化されます。私が主催者ならそうします。合否判定基準として公開してあり、それを承知で受験するわけですから、何ら問題はないと思います。・・・・のはずなんですが、どうも聞いた話では、少なくとも昨年は全問採点したみたいです。
なお、足切りをして途中で祭典を打ち切るにせよ、全問題採点するにせよ、得点を受験者に教える制度を取り入れるべきだと思います。

蛇足ですが、択一のみの一次試験は当然ながら2日後くらいには合否判定ができているわけで、通知書類の用意など入れても、翌週には合否通知ができると思うのですが・・・・。あんなに時間がかかると、合格者数の調整をやっていると思われても仕方がないと思うのですが・・・・

総監も? - 貴桐 -2003-08-05 10:15:43 削除
APECさんの解答情報感謝しております。
足切りの件ですが、総監も択一と筆記合計で60%以上なのでしょうか?
解答情報からいくと23問しか正解していません。60%には1問足りませんので、半分あきらめているのですが・・・

同じ悩み - ジョバンニ -2003-08-05 12:32:21 削除
Rinさん貴桐さんと同じ結果で悩んでいますが、APECさんのレスにもあるように、昨年は択一が悪くても合格されている方もおられるようですし、明るく前向きに行きましょう。まずは記述問題の復元からですかね。11月7日は「よっしゃー!」、最終合否には「やったー!!」と書き込みたいものです。
試験お疲れさまでした - ライアン -2003-08-05 23:46:35 削除
Rinさん
長い間の試験勉強お疲れさまでした。特に論文暗記に関して、つらく辛抱された勉強だったと思われます。
さて、昨年度の択一試験では、7〜8問正解の筆記試験合格者を4人知っています。そのため、APECさんと同意見で「択一+建設論文」の60%が足切りであると思います。
また、択一問題を導入した趣旨というのは、択一対策の勉強によって幅広い建設分野の知識を習得することができるからではないでしょうか。
個人的には、公務員に有利な問題という気がしますが。
記述がそこそこできたのであれば、合格の可能性は十分あると思います。おいしいビールを飲んで、数週間後から少しずつ口頭試験の準備をされた方がよいと思います。
とにかく、本当に本当にご苦労さまでした。

あまり気にしなくても - 受験生 -2003-08-06 20:50:06 削除
今年は、受験総数が少ないことや前年度、技術士補の合格率も低かった。したがって、ボーダーライン上の人を拾ってくれる可能性はないでしょうか。自分の解答を復元しておきましょう。
さらに、受験体験メモ→よかった点、失敗した点をまとめておけば、来年活きると思います。

それと肝心なことですが、技術士って、お客さんの相談をコンサルタントする職業ですよ。技術士が心配顔していたら、お客さんは、もっと心配します。
客観的に、よい点と悪い点を分析しておく能力は、これから大切だと思います。

択一のみの足切りはない - ギタリスト -2003-08-06 23:54:59 削除
少なくとも総監の場合、択一のみの足切りは無いと思います。何故なら択一と記述の配点が公表されているからです。それぞれ6割必要であれば配点そのものの意味が無くなります。もっとも択一の点数が2割未満であれば記述での挽回は不可能であり、足切りしてもいいとは思いますが。
択一のみの足切りはない(同感) - SC30 -2003-08-09 00:26:42 削除
私も昨年、環境部門で択一8問しかできませんでしたが、合格しました。
今年も環境部門を受験したのですが、昨年にも増して難しく、5問もできていないように思います(まいったなあ)。
午後の試験は、まず択一に取り組み、3〜4割しかできていないことを確認しました。次に、一般論文を8〜9割のできで仕上げることを目指し時間をかけて書きました(多分、そこまでできていない=×)。
最後に、時間がない状態で、選択論文2題を6割のできを目指して取り組みました。
19部門の午後の試験では、「論文記述と論文記述の間に、腕の中休みを兼ねて択一に取り組んだ」という人が多いようですが、私は配点と自分の実力を考えて解答の順番を考えました。


 
二次試験ご苦労様でした! - APEC -2003-08-03 17:00:35 削除
総監、19部門とも、筆記試験が終わりました。受験された皆さん、本当にご苦労様でした。
力試しの人、複数部門取得狙いの人、当たって砕けろの人、準備万端の人、背水の陣の人・・・・いろいろな人がおられたと思いますが、とにかく終わりました。

お疲れのところですが、もうひとがんばりです。
今日、あるいは昨日書いた記述答案(特に選択記述)を、忘れないうちに記録しておきましょう。
口頭試験のためにはなくてはならないものです。

それからゆっくりビールでも飲みましょう。
がんばった皆さん本人も、協力してくれたご家族の皆さんも、本当にご苦労様でした。

択一の問題 - やま -2003-08-03 18:33:17 削除
佐口さんのほうに択一の回答(個人)が掲載されましたね。
さすがのAPECさんの掲示板も建設の択一はまだでしょうか
どのようになるか楽しみです。
開示されたら、投稿します
最後になりましたが、このホームページには大変お世話になりました。
ありがとうございました。
良い結果のときは、報告します

何とか書きました! - しまぴー -2003-08-04 15:11:36 削除
APECさんをはじめ、みなさんお疲れさまでした。
私個人、内容はともかくとして、全問題に対して何とかそれなりに記述することが出来ました。
何せ初受験で、準備不足も後押しして、緊張しまくりの受験でした。(書いては消し、消しては書き・・・)
受験対策を始めた当初、自分の未熟さに頭を抱えた状況でしたが、ここまでこれたのも、励ましの言葉をかけてくれた
APECさんのおかげです。有り難う御座いました。
結果も大事ですが、来年以降に向けての対策のためにも大変有意義な3ヶ月でした。
(とか言いながら、何か書いてるんで、スーパーまぐれを期待してたりして?)
これからも、ちょくちょくお邪魔させて頂こうと思います。宜しくお願いします。

択一正解を語る掲示板立ち上げました - APEC -2003-08-04 16:35:17 削除
やまさん、しまぴーさん、本当にご苦労様でした。とにかく山を1つ越えた充実感をお感じのことかと思います。実力がぐっとついたことを今後の仕事の中で感じられることが多々あろうと思います。

さて、お待たせしました。択一正解を語る掲示板(建設部門編)立ち上げました。http://fc2bbs.com/bbs?uid=37791です。総監編URLの末尾数字が1つ増えただけです。
問題をいちはやくご提供いただきました、魔法使いさん、なるモンさん、ありがとうございました。


お疲れ様です。 - リベンジ -2003-08-04 17:55:37 削除
APECさん、受験者の皆様、大変お疲れ様でした。
APECさんには合格論文を送っていただき、大変お世話になりました。
建設一般の択一正解の参考になればと、掲示板に早速書き込ませていただきました。結果は神のみぞ知るといったところですが、明日につながる勉強ができたと思います。

色々有難うございました - 初挑戦 -2003-08-04 18:30:17 削除
皆様本当にお疲れ様でした。
APECさんには合格論文を送っていただき、大変お世話になりました。私も、建設一般の択一正解の参考になればと、掲示板に早速書き込ませていただきました。
ところで、皆様の試験のできはどうでしたか?
私は初受験でよく分かりませんが、土質及び基礎の試験問題はいつも出ているような基本的な問題が多かったと思います。
しかし、時間がなく全部記述はしたものの見直す時間がなかったのが悔やまれます。
しかし、自分の実力は発揮できたと思うので悔いはないです。
ただ、これまで毎日勉強していたので今日からしばらく何をしようか困っています。なんと言うか試験が終わった後の虚脱感に襲われています。
またこれからもちょくちょく伺いますのでよろしくお願いします。

ほぼ決定かカーーア - やま -2003-08-04 20:58:28 削除
さすが皆さんは行動が早いですね。
掲示板に択一問題の書き込みをすることもなく、ほぼ決定したように感じられます。
私は、掲示板からは何とか9問正解があったのでやれやれです
とりあえず、私にとって及第点という意味で、9問正解がないといけないということではありません。
ありがとうございました

ありがとうございました - ボンズ -2003-08-06 17:04:57 削除
APECさんには勿論のこと、皆様の貴重な書き込みには本当に助けられました。心から感謝申し上げます。佐口さんのHPでのご挨拶させて頂きましたが、APECさんにも直接お礼を言いたかったものですから。今年の受験に関しては、自分の力不足でダメだったかなぁと思っています。正直、ここ数日は論文を復元する気持ちさえおこりませんでした。でも、このまま惰性で生活してしまったら、万が一筆記に合格しても口頭試験で挽回できなくなってしまいます。仮に筆記に合格しても、おそらくギリギリラインだと思っています。なんとか、気力を復活したいとがんばっています。
また、皆さんのお力をお借りすることになると思いますので宜しくお願いします。また、これから1次を控えている人のために、私の合格体験上何か役に立つことがあれば紹介したいとも思っております。本当にありがとうございました。そして、これからも宜しくお願いします。


 
総監問題と択一正解議論掲示板 - APEC -2003-08-02 23:02:26 削除
総監問題をhttp://apec.fc2web.com/pe/others/H15_soukan.htmにアップしました。
また、択一正解を議論する掲示板を立ち上げました。http://fc2bbs.com/bbs?uid=37790です。

さすが!速い! - ジョバンニ -2003-08-03 00:32:44 削除
APECさんこんばんは。さすがですね。早さに敬服いたします。で、先ほど答え合わせをした結果ではボーダーラインぎりぎりです。うへー!私もわかる範囲で調べて見ようと思いますが、明日(いや、もう今日か)があるので、暫くしたら投稿します。(その頃には出そろっているかな?)
危機管理で3枚はチトきつかった! - あ〜今年は! -2003-08-03 08:47:05 削除
経験論文は3枚だと信じきっていただけに、……試験問題見て、絶句しました。
それと、みなさん、選択記述は、何を選びました? 
私は、最初10分くらい、耐震性能(A)で構成を考えましたが、ネタ切れが見え見えなんで、化学工場の火災(B)に変更しました。
とりあえず、最終行まで埋めましたが、「内容はかなり薄い」よ〜な気がしています。
う〜ん、5択が予想よりも取れたのに残念ですね〜
APECさん 択一問題掲示板ありがとうございます(^^)

参りましたね - APEC -2003-08-03 12:00:03 削除
経験2枚はびっくりでした。
キーワードとストーリーまでしか決めてなかったので、何とか2枚に押し込みましたが・・・・これも危機管理能力を試されているのかな?
私は(A)の耐震性能にしましたが、リスマネで書いてしまいました。具体的な行動内容と手順は危機管理でも似たようなもんなんですけどね。
まあ、終わったことですので、合否は天に任せましょう。
それより、記述答案文をできるだけ早く再現しておきましょう。

なお、択一正解は現在のところ45324・53432・32431・54533・25424・25435・24143・42442です。
ただし、2-1-16はCかもしれません。Cは青本の通りですが青本には「組織の」がありません。自らの思想・価値観で行動するという意味かなと思います。Dは青本と表現は違いますが、元来が目標達成感ですから、間違いとはいえないように思います。

はじめまして - 見習い -2003-08-03 18:49:30 削除
はじめまして。佐口さんのHPからたどってきました。
総監とるまでは,見習い技術士のつもりです。
以前から,佐口さんの掲示板での鋭い発言には感心していました。
選択の記述は,問題を見た瞬間,頭が真っ白になって,トイレに立ってしまいました。
あの問題でいう危機管理がなにを対象としているのか迷ったあげく,
地震に対するリスマネと
性能基準を満たさない不適合品の再発防止
について書いてしまいました。

私と同じですね(^_^) - APEC -2003-08-03 19:10:05 削除
見習いさん、はじめまして。いろいろと有益な情報をいただき、ありがとうございます。
私も選択記述は地震を選び、リスマネで書きました。
リスクが顕在化しているので、本当はリスマネではなくて危機管理ですが、化学工場のようにクライシスに至っておらず、緊急性も生命財産の危機が目前に迫っているというわけではないので、リスマネの手法を持ち込む余地はあると考えました。
まあ、実際にそんな(設問の施工会社の責任者)立場になったら、トイレに立つどころか旅立つかもしれませんが・・・・

悪者 - 水道部門 -2003-08-04 10:02:14 削除
私は「設計を担当した建設コンサルタント」が第一の悪者として書きつづりました。
そういう私は建設コンサルタント会社勤務です。

APECさん、尊敬しています - -2003-08-06 00:00:21 削除
●択一の掲示板、ありがとうございます。択一は、お手上げ・・・勉強不足を実感です。
●選択記述は、私も(A)で地震としました。住民の不安を煽るな、避難訓練しろ、とか・・・施工会社の発想では無いですね (^_^ゞ
●先生(機械部門)は「建設系は、当然(A)」とおっしゃいましたので、「建設でも(A)は危機管理に特化しすぎて書きにくい、(B)を選ぶ方は、必ず居ます。」と、生意気受講生は、反論しました。

APECさん、情報提供ありがとうございました。 - douro30 -2003-08-06 03:24:30 削除
はじめまして、APECさん。いつもHP拝見させてもらっています。
今年の受験ではたいへん参考になりましたし、択一の掲示板も活用させていただきました。どうもありがとうございました。
総監の択一はかなりいい線だったのですが、建設のほうは8問なので、みなさんと同じく不安半分、期待半分です。どうせなら2部門同時に合格したい〜。
私は今回総監と建設を受験しましたが、初めての2連ちゃんは想像よりも過酷でした。ちょっと湿布臭くて周りに迷惑かけてしまったかも。。。
どちらにしても、受験前の情報収集にはこのHPはたいへん参考になりました。ありがとうございました。
若年ではありますが、これから少しづつでも書きこみをしていきたいと思います。よろしくお願いします。

新参者ですが - ギタリスト -2003-08-06 23:41:31 削除
はじめまして。今回総監を受験した者です。
択一問題の答え合わせにこのHPを活用させていただきました。APECさんならびに解答作成のために発言された方に感謝しています。正解率は7割程度でしたが間違えた問題もみんなと同じように悩んだものが多く、なぜかほっとしています。
記述問題はやはり経験2枚に戸惑ってしまいました。それに選択問題(A)ですが、落成を1ヶ月後に控えて内部検査で耐震性能が基準を満たさないことがわかったって、一体どういうことなのか・・・。設計ミス?、施工不良?、それとも施工途中で基準が変わったとか?
私の答案ですが、@リスマネで設計ミスが見つかった、A謝罪を含めたリスクコミュニケーション、B耐震補強の施工計画(特に工程計画と工費)、C原因の究明と責任の明確化、という流れにしましたが、総監を名乗るにはあまりに幼稚な答案になってしまった気がします。