過去ログ倉庫No.78


No.17616 1次試験取得部門と2次試験の受験部門についての質問 投稿者:こんこん 投稿日:2009/03/07(Sat) 12:53 [返信]

合格発表の翌日ですが、21年度他部門で受験を考えており、ちょっと気になったことがあったので、知っている方、もしくは同様の形で受験をされた方がいらっしゃったら教えてください。

1次試験 建設部門−港湾及び空港で合格
2次試験 建設部門−港湾及び空港で合格
と言う経歴で、21年度 水産部門−水産土木で受験を考えています。
技術士法、文部科学省令を読んだところ、
@2次試験受験資格に「受験部門の1次試験の合格」と言う記載がない
A技術士法が改定になった時に、「1次試験は1部門で取得していれば良い」と聞いたことがあった
私自身は、前述の2理由で【受験可能】と考えております。
しかし、先日、建設部門の1次合格者が航空・宇宙部門の2次を受験できるの?と言う質問があり、いささか不安になりました。

もしかしたら、ものすごい当たり前の質問で、私の調べ方が甘いのかもしれませんが、教えていただければ幸いです。


       

No.17618 RE:1次試験取得部門と2次試験の・・・ 投稿者:? 投稿日:2009/03/07(Sat) 13:34

ものすごい当たり前の質問ですが、何でもOKです。

また、補に部門はあっても選択科目はない。
建設の補で農業−農業土木、上下水部門、応用理学部門−地質など取得されてますよ。

だいたい、補なんて今や大学卒業認定みたいなものですから。


       

No.17619 ありがとうございました! 投稿者:こんこん 投稿日:2009/03/07(Sat) 14:20

JABEEのことを考えると、確かにそうですね^^;
はっきりと記載されていなかったので、不安になってしまいました。
ありがとうございました。


       


No.17481 公務員の資格登録について 投稿者:M 投稿日:2009/03/01(Sun) 15:02 [返信]

こんにちは。
来年度公務員になる予定の民間技術者です。
公務員の資格登録について教えていただけないでしょうか?
技術士や一級土木施工などの資格について、各職場ではどのような扱いですか?
・登録証を提出し、登録する?
・業務で使用することがある?
・名刺などへの記載は常識or非常識?
よろしければ、教えてください。


       

No.17483 RE:公務員の資格登録について 投稿者:F 投稿日:2009/03/01(Sun) 20:02

初めまして、私は国家公務員です。
私の職場では、「一級土木施工管理技士」の場合、登録証の提出を求められたことはありません。技術士の方は、何名かいますが、登録証のことは、聞いたことがないのでよくわかりません。
○○財務局へ打ち合わせに行った時に、名刺に「一級建築士」「一級建築施工管理技士」と書かれた名刺をもらった事がありますが、公務員で名刺に書かれている人はあまり、見かけた事はありません。
ちなみに私の職場の場合、名刺は自分で印刷(自費)するものなので、書く、書かないは自己判断になると思います。


       

No.17484 RE:公務員の資格登録について 投稿者:M 投稿日:2009/03/01(Sun) 21:34

返信ありがとうございました。
公務員にとって資格は、完全に自己啓発っていう位置づけでしょうか?
業務内容、資格手当て、昇進や、ボーナスにはまったく加味されないものですか?
よろしければ、教えてください。


       

No.17485 RE:公務員の資格登録について 投稿者:松リュウ 投稿日:2009/03/01(Sun) 23:14

はじめまして。私は4年ほど前まで、土木技師として地方自治体に勤めていました。町役場だからなのか、資格手当や昇給への優遇、ボーナスアップなどは一切ありませんでした。基本的に地方公務員の給料は年功序列です。給料と能力は全くといっていいほど無関係でした。おまけに、資格を取得することに陰口を言われるような状態で、進んで資格を取得しようとする職員はほぼゼロ状態であり、自己のスキルアップのためと資格取得を目指していた私は変人扱いされていました。
ちなみに、県や政令市などの職員には一級土木施工管理や建築士など持っている方はけっこう居ました。
また、国家公務員では、名刺に技術士と記載されている方もおりました。


       

No.17486 RE:公務員の資格登録について 投稿者:イマジン 投稿日:2009/03/02(Mon) 06:50

元公務員です。
技術士は特別な存在だと受け止められていました。
職場内では私が唯一の技術士だったので、部署を越えて、役職を越えて、技術的な質問や相談を受けることが頻繁にありました。業務内容には大きく影響していました。資格手当はありませんでした。
一級土木施工も一応、一目はおかれていました。なかなか受からない人もいたためだと思います。
コンクリート診断士など国家資格でない資格でも、意識の高い職員は資格の重みを理解していました。

私は技術士の登録はしました。
「業務で使用する」の意味はつかみにくいのですが、自分は技術士だという意識で仕事を行っていました。
名刺には、技術士とコンクリート診断士を記載していました。
記載するのは当たり前だと思っています。
名刺は自費で作るものでした。Fさんのおっしゃるとおり自己判断になると思っていましたが、「名刺に資格を記載していいのか」、「管理職に許可を取ったほうがいいのではないか」という声も聞きました。

他の発注機関で、名刺に技術士と記載している方はたくさんいました。
名刺に記載していない技術士の方を発見することは難しいですが、そういう方が多いということも聞いたことがあります。
技術士と記載した名刺と、記載していない名刺の2種類を持っている方にも会ったことがあります。最初にもらった名刺は記載なしでした。信頼されるようになってから、「実は・・・」といって、記載のある名刺をいただきました。


       

No.17490 RE:公務員の資格登録について 投稿者:M 投稿日:2009/03/02(Mon) 20:26

返信ありがとうございます。
公務員技術者の中でも、資格というのは重要視されているということですね。
民間では会社で登録して、資格者が何人いるということで点数評価されたり、業務を行う上で資格を提示したりということがありますが、公務員では役所で何人の資格者がいるというようなことを公表して使用したりなどということはないのでしょうか?資格のあるなしで業務上の分担のさびわけなどは、ないのでしょうか?


       

No.17493 RE:公務員の資格登録について 投稿者:NOP 投稿日:2009/03/03(Tue) 00:47

某市の土木系公務員です。
1級土施工が20人くらい、技術士が5人くらいいる状況ですが、取ると上司や先輩たちがホメて飲みに連れて行ってくれますが、その程度です。
資格手当もなし、名刺は自分で自費で作るので資格を載せる載せないの判断も自分ですることになります。
人事課も(たぶん)取得する努力は認めてくれているとは思いますが、どの程度タシになりますやら。。。。

資格を取得するなどの自己研鑽ももちろん重要ですが、それよりも何よりも、しっかりと仕事することが一番評価されます。(技術力があるのは大前提として)例えば「あいつは頑張り屋さんだ」とか「事業のハンドリングが上手い、何より折衝がいい」とかとか、評判は必ず上司や人事当局に伝わりますし、何よりも我々のクライアントである市民の皆さんに必ず伝わります。

それが、結果として、新規事業や重要プロジェクトを起こす際に、『ファーストコール』されるようになるように思います。


ただ、田舎の市役所ですから、都会のコンサルさんに仕事をお願いするときは、最初から技術士が入った方の名刺をお渡ししています。この掲示板の皆様には失礼かとは存じますが、なめられると気合の入っていないチームが送り込まれますので・・・・。

いずれにしましても、頑張ってくださいね(^^)v


       

No.17496 RE:公務員の資格登録について 投稿者:sonny 投稿日:2009/03/03(Tue) 23:12

我々のところには約85名の技術士がいますが、給与、昇進などのインセンティブはありません
あくまで自己啓発の一環です

資格登録は、大半の方がされていると思います
登録料も自己負担ですから、かなり高くて辛いですが・・・

業務で技術士を活用することはありませんし、技術士が必要となる業務は特にありません

基本的に名刺は自己負担で作成しています
最初は、技術士の表示をした名刺と表示無しの両方を持っていて、相手によって使い分けていましたが、最近は面倒になったことと、こちらも慣れてきたこともあり、技術士などの資格を表示した名刺のみを使っています
我々のところでも、技術士の表示をした名刺を使っている方は少ないと思います
技術士でない人からねたみ半分で、あれこれ言われることもありますが、名刺に表示することが非常識ということはないと思います
私は名刺に役職を表示するのと同じ事だと思っています
また、名刺に技術士と表示することにより、コンサルタントの方にとってもプレッシャーとなるかも知れませんが、こちらも技術士と表示することによって、いい加減な判断や対応はできないと、自分を戒め、自分にもプレッシャーを与えるようにしているつもりです


       

No.17497 RE:公務員の資格登録について 投稿者:M 投稿日:2009/03/04(Wed) 01:18

返信ありがとうございます。
資格に対する考え方、名刺への記載など、やはり民間とは雰囲気が異なるということがわかりました。
民間から公務員になって長く働かれる方も多いと思いますが、逆に辞められる方もわりと多いようなので、直前になって不安な気持ちになっていましたが、少し様子が分かって落ち着いてきました。ありがとうございます。
労働時間も自治体によって異なるような気がしますが、その違いはなにから発生するものなのでしょうか?


       

No.17511 RE:公務員の資格登録について 投稿者:NOP 投稿日:2009/03/06(Fri) 00:26

勤務時間をはじめ、ほとんどすべてのことは法律・例規によります。
最近は例規もHP等で公開されていますので、勤務予定の自治体の例規を検索してみるとよいです。


       

No.17586 RE:公務員の資格登録について 投稿者:はずれ雲 投稿日:2009/03/06(Fri) 22:31

多くの水道事業体では、業務指標(PI)を公開しております。
その中の指標として、「職員資格取得度」(職員が取得している法定資格数÷職員数)と「民間資格取得度」(職員が取得している民間資格数÷職員数)があります。

複雑でわかりにくいとされている水道事業の内容を、137項目の数値化した業務指標により明らかにすることができ、経年的な事業内容の変化の把握や、他の水道事業体との比較が容易になるといわれています。

適正水準などの指標は設定しないので、度数単独では意味を持ちませんが、毎年度公表するので時系列的な比較もできます。

公営企業という特別な部門ではありますが、公務員組織の実力をお知らせするモノサシとして、有資格数を組織的に把握する必要が生じてきたようです。


       


No.17568 建設部門の合格率(参考) 投稿者:norinari 投稿日:2009/03/06(Fri) 13:18 [返信]

建設部門の選択科目別の結果をまとめてみました。

参考までに。


   

   

No.17571 お恥ずかしい・・ 投稿者:norinari 投稿日:2009/03/06(Fri) 14:09

>びっくりさん
お恥ずかしい・・
修正させて頂きました。
申し訳けありませんでした。


       

No.17576 RE:建設部門の合格率(参考) 投稿者:びっくり 投稿日:2009/03/06(Fri) 16:52

いえいえ,大変参考になる資料をありがとうございました。

       


No.17499 いよいよ合格発表 投稿者:一市民 投稿日:2009/03/05(Thu) 00:31 [返信]

昨年の建設部門に引き続き、今年は総合技術監理部門を受験しました。合格発表もいよいよ明日の3月6日となりました。結果はどうであれ、今からドキドキしています。
このサイトにはお世話になりました。沢山の方が合格できると良いですね。


       

No.17501 RE:いよいよ合格発表 投稿者:西部戦線 投稿日:2009/03/05(Thu) 06:27

一般市民様
私は今回初めての経験でした。結果がどうであれ、試験に挑戦した意味はあったと思っています。フォーラム8での口述の緊張感は、いい意味で独特です。
不可でも再度参戦しようと思っています。皆様、よろしくお願いします。


       

No.17502 RE:いよいよ合格発表 投稿者:鉄腕ブラック 投稿日:2009/03/05(Thu) 08:00

失礼します。
発表はやはりネットが最も早いのでしょうか?^^;


       

No.17503 RE:いよいよ合格発表 投稿者:みんなに春を! 投稿日:2009/03/05(Thu) 08:41

前に技術士会に問い合わせしたという書き込みがありました。
ネットが一番早いようです。
皆さん吉報が届くとよいですね!


       

No.17504 RE:いよいよ合格発表 投稿者:心配です 投稿日:2009/03/05(Thu) 09:10

官報では名前も発表されると聞きましたが
官報は何時くらいに出るのでしょう。
ネットでも発表されるのでしょうか


       

No.17505 RE:いよいよ合格発表 投稿者:ネット版 投稿日:2009/03/05(Thu) 11:39

心配です さん、インターネット版の官報はこちらですよ。
http://kanpou.npb.go.jp/


       

No.17506 RE:いよいよ合格発表 投稿者:以前の合格者 投稿日:2009/03/05(Thu) 12:28

以前と変わっていなければ、発表が一番早いのは「日刊工業新聞」だと思います。配達まで待てない人は新聞屋に問い合わせて早朝に取りに行けば、2時か3時には分かると思います。技術士会のHPでは以前は5時でした。

       

No.17507 RE:いよいよ合格発表 投稿者:こんこん 投稿日:2009/03/05(Thu) 17:59

技術士会HPに、明日の合格発表の詳細がUPされましたね。でも、技術支会HPはam9:00で、文科省がam5:00なんですね? どっち見ても結果は同じなんですけどね(笑)
ちなみに、官報はam8:00だったと記憶しています。
とにかく、結果が気になって・・・今日寝付けないんだろうなぁ^^;


       

No.17508 RE:いよいよ合格発表 投稿者:山ちゃん 投稿日:2009/03/05(Thu) 20:06

どきどきして眠れません。
一年間の苦労が報われるかどうか・・・
どうやって番号調べようか。
上から一個づつドキドキしながら探すか。
それとも、検索機能で一発勝負か。
小心者の私は検索機能は使えません。
自分の力を信じて、眠りましょう。


       

No.17509 RE:いよいよ合格発表 投稿者:LRT 投稿日:2009/03/05(Thu) 20:44

泣いても笑っても、もうすぐ発表ですね。
明日は早く目が覚めそうです。
「果報は寝て待て」と言いますが…。


       

No.17512 RE:いよいよ合格発表 投稿者:ひげる 投稿日:2009/03/06(Fri) 05:21

文部科学省、まだみたいですね。^^;

       

No.17513 RE:いよいよ合格発表 投稿者:5時から男 投稿日:2009/03/06(Fri) 05:31

遅いですね。
5時から見てるのに


       

No.17514 RE:いよいよ合格発表 投稿者:まだですね 投稿日:2009/03/06(Fri) 05:33

私も4時半に起きて、確認しています。まああせってもしょうがないのでしょうが、出勤するまでは確認したい心境です。

       

No.17515 RE:いよいよ合格発表 投稿者:きっちゅ 投稿日:2009/03/06(Fri) 05:43

自分の結果はともかく、かわいい後輩の結果が気になって目が覚めてしまいました。受かっているといいなあ(ついでに自分も)。

       

No.17516 RE:いよいよ合格発表 投稿者:ふぅりん 投稿日:2009/03/06(Fri) 06:01

なんかちょっとあきらめ加減になってきました・・・
朝一で出張が入ったので、出勤前に自分で確認したかったのですが・・・


       

No.17517 RE:いよいよ合格発表 投稿者:さる 投稿日:2009/03/06(Fri) 06:09

5時にパソコンの電源を入れた時のドキドキ感がどこかへいってしましました。「5時以降」という表現にまどわされます。

       

No.17518 RE:いよいよ合格発表 投稿者:待ち人 投稿日:2009/03/06(Fri) 06:42

ほんとに待ち遠しいです。
文部科学省のトップページの「新着情報」欄を見ればいいんですよね。5時前から変化なしです。


       

No.17519 RE:いよいよ合格発表 投稿者:ソゲキング 投稿日:2009/03/06(Fri) 06:50

官報にはもう掲載されているのでしょうか?

       

No.17520 RE:いよいよ合格発表 投稿者:いわき 投稿日:2009/03/06(Fri) 06:59

技術士会のうそつき!
5時に発表されないじゃん!!
筆記発表の時のサーバーダウンといい、どうなってるの?


       

No.17521 RE:いよいよ合格発表 投稿者:まんもー 投稿日:2009/03/06(Fri) 07:18

国家試験でこんなにいい加減なことってありなんでしょうか。技術士会の信用失墜につながるのでは。。

       

No.17522 RE:いよいよ合格発表 投稿者:まてぃ 投稿日:2009/03/06(Fri) 07:22

http://www.engineer.or.jp/examination_center/success/second_note/up_page/koutou/osirase_h.pdf

にあるように技術士会が管理している技術士会のHPでの発表は9時からなので。

予定通りにしていないのは文部科学省HPを管理している文部科学省かと。


       

No.17523 RE:いよいよ合格発表 投稿者:ばっかす 投稿日:2009/03/06(Fri) 07:35

合格発表について、文部科学省は「5時以降〜」で、
技術士会は、「9時より〜」です。
いずれにしても待ち遠しいですね。


       

No.17524 RE:いよいよ合格発表 投稿者:北極夫 投稿日:2009/03/06(Fri) 08:24

官報もまだのようです。

       

No.17525 RE:いよいよ合格発表 投稿者:まてぃ 投稿日:2009/03/06(Fri) 08:36

官報が出ましたね!

       

No.17526 RE:いよいよ合格発表 投稿者:まちつくり 投稿日:2009/03/06(Fri) 08:37

官報が載りました。

       

No.17528 官報出ました 投稿者:待ちかねた 投稿日:2009/03/06(Fri) 08:37

官報で発表されました。

       

No.17529 合格しました 投稿者:総監初挑戦 投稿日:2009/03/06(Fri) 08:53

官報で確認しました。
総合管理部門(経営工学)に合格しました
APECさん みなさん ありがとうございました!!!


       

No.17531 RE:いよいよ合格発表 投稿者:ヤッター 投稿日:2009/03/06(Fri) 08:57

官報見ました。

このサイトが心のよりどころになりました。
みなさんありがとうございました。


       

No.17532 RE:いよいよ合格発表 投稿者:ももた 投稿日:2009/03/06(Fri) 08:57

官報は一部だけですか?確認できません。

       

No.17533 RE:いよいよ合格発表 投稿者:yamayama 投稿日:2009/03/06(Fri) 08:59

総監初挑戦で合格しました。
ヤッター!
このホームページの情報を元に勉強したおかげです。
ありがとうございました。


       

No.17535 官報の見方ですが、 投稿者:HanhAn 投稿日:2009/03/06(Fri) 09:02

ももたさん、 国立印刷局 官報のすぐ下に、バーが見えるでしょうか?
「次ページ」をクリックしてページをめくっていくか、「____ページへジャンプ」へ直接入力します。


       

No.17536 RE:いよいよ合格発表 投稿者:2児のママ 投稿日:2009/03/06(Fri) 09:10

今、官報で確認できました。
本当に嬉しいです。
このサイトのおかげです。
ありがとうございました!
涙が出ました。
なかなか発表されず、ちょっとイライラしたので、これからは一層の家族サービスに努めたいと思います。。。


       

No.17537 RE:いよいよ合格発表 投稿者:ももた 投稿日:2009/03/06(Fri) 09:11

HanhAnさん
ありがとうございました。確認できました。


       

No.17540 RE:いよいよ合格発表 投稿者:Kronos 投稿日:2009/03/06(Fri) 09:18

 建設環境で合格しました。
 私もこのサイトでお世話になりました。
ありがとうございました。

 私は8時40分に会社のPCから官報で確認したのですが、
やってきた上司に
「朝、技術士会HPで確認したよ」
と、言われて脱力。早起きしてイライラしていた私は
一体なんだったのだろう…。

 上司によると、文部科学省の午前5時というのが間違いらしく、
技術士会には既に5時過ぎには掲載されていたそうです。
 試験・登録情報から、左の「合格発表」をクリックしたら、見れていたようです。そこをクリックするとは気がつきませんでした…。


       

No.17542 RE:いよいよ合格発表 投稿者:大阪 投稿日:2009/03/06(Fri) 09:21

昨年、総合技術監理(建設ー道路)口頭試験で涙を呑みましたが、やっと合格しました。
ありがとうございました。


       

No.17543 合格発表が見れません! 投稿者:エコ母ちゃん 投稿日:2009/03/06(Fri) 09:23

私のPCでは
官報=最新が3/5付になっています。
技術士会のHPも二次試験の合格発表はまだリンクが張られていない状態です。
地域によって違うなんてことありえないと思うのですが・・・。


       

No.17547 RE:いよいよ合格発表 投稿者:ringonosiina 投稿日:2009/03/06(Fri) 09:53

以下の最初にhを追加した所にあります。
「次のページ」を押すと順にみることができます。

ttp://kanpou.npb.go.jp/20090306/20090306g00044/20090306g000440018f.html


       


No.17329 改めて技術者倫理について思う 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/02/14(Sat) 23:37 [返信]

先日、子供に本を買ってあげようと思い、古本屋で「阪神大震災関係」の本を買ってあげました。(小学生向けの)
その中で、家屋が倒壊した小学生の子が、「私の家は入るべき鉄筋の本数が足りなかった」、「手抜き工事だった」などを話してる場面がありました。
その子達、いや被害にあった方々全ての人は、ちゃんと設計してれば、ちゃんと施工してればという気持ちでいっぱいだと思います。
改めて、こういったずさんな設計、施工をした技術者が不思議でなりません…
また、許せない気持ちでいっぱいになりました。
現在、建設業は低入札などの落札が多くなり、品質の面が心配になります。
今後もずさんな設計、施工が生じる可能性もあります。
この本を見て、改めて心配になり、技術者倫理としての各技術者の方の考えはどうなのかなと思いました。

その件に関して、みなさんの意見を聞きたいと思います。


       

No.17337 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:絶対に壊れない家? 投稿日:2009/02/15(Sun) 00:13

その前に、
鉄筋の本数や工事の様子は小学生に判断できることではありません。本の中で証言している小学生が誰かに聞いた話です。誰がどんな根拠でそんな話を被災した小学生に話したのか?
そこが明らかにならなければ、当時の基準に従ってちゃんと設計・施工していた技術者が浮かばれません。
何でもかんでも技術者倫理だとおっしゃるなら、誰も技術者にはならないと思います。結果、技術立国ニッポンは潰れます。


       

No.17338 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:APEC 投稿日:2009/02/15(Sun) 00:15

まさに公益確保の問題ですよね。
まずは公衆の安全安心の確保、次いで公衆の利便性向上というのが順序だと思いますが、それがないがしろにされているとしたら、それは許せないことですね。

前にも書きましたが、倫理問題の解決のアプローチは3つだと思っています。
(1)他律的対策・・・・厳罰化
(2)自律的対策・・・・倫理教育の強化
(3)仕組み作り・・・・反倫理的行動がユーザーに至るのを防止する仕組み(検査など)

その一方で、玉石混交のサービスがある中から、いいものにそれなりの対価を払うか、リスクを承知で安価なものを選ぶか、というようなユーザー側の責任みたいなものも徐々に求められるようになってきています。構造改革のひとつの結果ですね。
それがいいことか悪いことか、そういったアメリカ的な社会が日本人に合うのかどうか、じっくり議論してもいいのではないかなという気もしています。


       

No.17340 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/02/15(Sun) 00:35

絶対壊れない家?さん

すみません、説明不足でした
もちろん、子供が分かるはずはないでしょう
親が建築屋さんに調べてもらって、そういう話をしてたのを聞いたこと話したって事です。


       

No.17342 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:絶対に壊れない家? 投稿日:2009/02/15(Sun) 01:19

私が気になったのは、この話の中に子供や小学生という単語は必要がないということです。
時にマスコミは自らの利益のために、元の情報に効果付与や編集という作業をします。その加工済みの情報をもって技術者倫理の問題提起をされたのでは、たまったものではない、と私は思います。


       

No.17343 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/02/15(Sun) 02:18

う〜ん、そう言われればそうかもしれないんですけど、現実にそういう事も実際に起きてますよね。姉歯事件みたいに
しかし、この本は阪神大震災の翌年に発行してるので、現実性は高いと思います。


       

No.17344 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:ヤッターワン 投稿日:2009/02/15(Sun) 08:46

 予定価格の100%で行われた工事で手抜き工事が行われていたとなると、予定価格の85%が当たり前の現在の落札状況では、性悪説に基づいた検査体制が必要であろうかと思います。

 それにしても、あまった15%はどこにいっているんでしょうか?
 コスト縮減額(といっても請負業者の赤字額もこれに含まれていますが・・・)が目標に達したと論じている白書であったり、その他の役所発表資料を見ると、受発注者が公平な立場となっているとは思えません。

 疲弊してゆく企業の中で、技術者倫理を優先させることは本当にできるのでしょうか?


       

No.17353 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:絶対に壊れない家? 投稿日:2009/02/15(Sun) 16:38

「仮に」設計や施工に明らかな問題があったのなら、議論の余地はありません。とっ捕まえてしかるべき償いをさせ、再発を防止する策を講じるべきです。

その技術者は安全より利益を優先した。また、そういう技術者がいるということを事実として認識する必要がある。ということになります。

では、このスレの論点は何でしょうか?

1)ずさんな設計・施工をする技術者を無くす方法
2)阪神・淡路大震災級の地震でも倒壊しない家屋のつくりかた
3)ずさんな設計・施工であったことを入居する前に確認する方法
4)家屋の耐震性はどこまで必要か?


       

No.17368 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/02/16(Mon) 00:10

スレが分かりにくかったようですみません。
今日はお祝いがあって酒が入ってるんですが、「スレ主として論点をもっと明瞭」にという事なのでもう一度述べさせていただきます。分かりにくかったらすみません。

私が求めていたのは、今が大切さん、APECさん、ヤッターワンさんが述べているような事です。絶対に壊れない家?さんが述べていた、以下の2)〜4)のようなものではありません。1)は論点の中に入ってくると思います。

>1)ずさんな設計・施工をする技術者を無くす方法
>2)阪神・淡路大震災級の地震でも倒壊しない家屋の>つくりかた
>3)ずさんな設計・施工であったことを入居する前に>確認する方法
>4)家屋の耐震性はどこまで必要か?

私が建設コンサルタントに勤務してますので、建設関係の視点から申し上げます。
発注者、建設コンサルタント(調査・設計)、施工者のそれぞれの立場から技術者倫理が働く場合があると思います。
例えば、
[発注者の場合]
・予算や時間がないため、予算内や工期内に収まる工法、工事費にする。つまり、何かの問題があるが、それを無視して何の対策もせずにする。
・安全率が若干足りないが、少しだけ数字をなめて安全率を確保できるように受注者に指示する。
[建設コンサルタントの場合]
・上記のようなことを依頼された場合。
・適切な定数設定をせず、都合の良いように(問題が発生しないように)定数を設定する。
・経費がかからないよう適当に成果品を仕上げ納品する。
[施工者の場合]
・利益優先での手抜き工事(施工中の安全性も含め)
・ミスに気づいたが黙認する。

上記はほんの一例ですが、このようなことを実際に行った方や遭遇した方もおられると思います。
ほとんどが、人命や財産に関わる程のものはないと思いますが、中には耐震偽造のような重大なものまであります。
今後も、受注量の減少、低入札などの影響により利益優先として、ずさんな設計・施工が生じる可能性があります。

このような事に対して、
@どう思うか?
Aどのような行動をするか?
B今後どうなるか?
Cずさんな設計・施工を無くすためにはどうすれば良いのか?
などを含めた総合的な意見が聞きたいと思っています。
やぱり分かりにくいですかね??


       

No.17371 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/02/16(Mon) 00:54

私が経験した中で、実際にやった、やらないは別として、そういう場面に遭遇した事はあります。また、聞いた事もあります。
例えば、「数字をなめて安全率を確保」などは、役所から既存の報告書を借用しチェックするとそういう場面に遭遇する場合もあります。(多分ミスではない)

「都合の良いように(問題が発生しないように)定数を設定」を指示された事もあります。

人間いろいろな方がおり、えっ?と思うような事を平気で言う方もいました。
まあ、たいした問題にならないだろうとか経験から大丈夫だろうと思う方もいると思いますが・・・

私はまだまだ未熟者ですが、このような場面に遭遇しても技術者倫理を曲げないように行動すると思ってはいますが。


       

No.17374 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:ハマーン 投稿日:2009/02/16(Mon) 08:48

話がそれますが、安全率ってなんですか?
『安全率をなめる』って言う表現が問題で、適正に設定であれば問題ないでしょ。
標準安全率が1.2だとして、それを1.15にして何が悪い。そこに論理があれば問題ないでしょ。
あくまで、安全率なんだから・・・

杓子定規に物事を考えるだけでは、技術士でない。
だって、応用力が必要なんでしょ・・・
安全率の数パーセント意味がどれほどの物なのかの方が遥かに重要なテーマだと思います。

ただし、無闇に根拠無く変更するのは良くないです。でも私が経験する限り、大半は問題ない技術レベルで物事を決定していて、想像されているような無茶くちゃな例って、ほとんど無いと思いますよ。
会検も怖いし・・・


       

No.17378 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:ハマーン 投稿日:2009/02/16(Mon) 13:00

僕の書いた意図が伝わってないので、補足します。

>安全率が若干足りないが、少しだけ数字をなめて安全率を確保できるように受注者に指示する。
>「適切な定数設定をせず、都合の良いように(問題が発生しないように)定数を設定する。」
>「ミスに気づいたが黙認する。」

これら行為自体が問題ではないと言っているのです。安全率が若干足りないが、少しだけ数字をなめてもFs≧1.0なら壊れません。なめるにもほどがあるが、その『ほど』を判断できない技術者が判断するのが問題。適切な定数設定をせず、都合の良いように(問題が発生しないように)定数を設定しても、最悪の設定条件でFs≧1.0なら壊れません。他も同様です。

問題は、何のためにこれらの行為をしたのかと、これらを判断した人の能力です。

技術士主導の建設業界では、むちゃくちゃなことはおこらないので、姉は先生のような問題は、あまり心配する必要はないと思います。


       

No.17380 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:ハマーン 投稿日:2009/02/16(Mon) 13:24

遠まわしに言いましたが、『物事の本質が重要』と言いたいのです。

>・・・このような場面に遭遇しても技術者倫理を曲げないように行動すると思ってはいます

「曲げない倫理とは何か」が重要で、安全率の成り立ちや背景、あるいはその重要度を知らず、『基準書と違うからぼくはできません』なんて技術者は技術士でないと思うのです。これは、技術士倫理ではない。


       

No.17383 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:ハマーン 投稿日:2009/02/16(Mon) 17:08

>「技術者」を惑わすことをするのは上に立つものとして違うと思います。

う〜む。
別に、基準を犯すことを推奨しているとか、基準を無視しろと言ってるのではなくて、基準がすべてと言うより、基準が作られた背景や経緯、裏付された理論を知ることが技術者と言うか技術者には必要じゃないかと言いたく、また、基準を逸脱するにしても、技術や背景認識が無ければダメですよと言う思いがあって、杓子定規に「基準が、基準が」とか「安全率が、安全率が」とか「設定条件が」とかより大事なことがあると思ってます。

たとえば構造物の安定計算で、目標Fs=1.2で計算結果がFS=1.199だった場合、NGですよね。でも、もともとの荷重条件自体あり得ない、あるいは過大気味で、土圧計算でもC=0法なる見えない安全率がかかってて、φの算出式ですら多種の式があって選択する式によって2〜3変る。もっと言えば、その根底となるN値すら、先端のとがり具合で変るし、φ10mmほどの石があれば誤差も大きい。
このような背景で、FS=0.001の精度と言うか期待感なんてかなり低いはずなのに、FS≦1.2はだめ。確かにだめですが、そんなこと議論するより解析手法や標準管入の精度とかφの推定方法とか、C=0と言う安全側の設計とかを考えると、FSの0.001を大事に思うより、解析手法や調査手法などの提案の方がよっぽど技術者らしいなと思うわけです。

で、最初の話題に戻るのですが、多少ごまかすにしても、『この程度』と思うか『重要な程度』と考えるかは程度問題でかなと。
この掲示板には技術士等もしくはそれを目指す人が集うので、FS=0.8を無理やりFS=1.2にするような人もいないと思うし、そんな人もこれまでに出会ったことがないので、議論の対象が「誤魔化す」とういう言葉じゃなく、本当の倫理とは何かと考えると、やはり「限度を判断できる技術力かな」思った次第です。

やはりぼくってダメ技術者ですね。

>ところで「技術士倫理」と「技術者倫理」の何が違うのでしょう?

使い分けたつもりはありません。ただし、技術士倫理は技術士の倫理規定をイメージしてますが、それを目指す人たちではどちらも同じだと思います。


       

No.17384 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:おれは直角 投稿日:2009/02/16(Mon) 17:30

建築基準「法」で定められている許容応力度は安全率を考慮して定められていますが、この許容応力度を僅かでも超過する建築物を設計することは、技術者倫理に抵触しないということなんでしょうか?

法を変える根拠を設計計算書で提示できれば、問題ないということですか?


       

No.17386 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:勘介 投稿日:2009/02/16(Mon) 18:00

ハマーンさんのご意見にはもっともな点があると思います。マニュアル、基準が全てではないと思います。例えば、地盤改良の配合決定の際には、室内試験で3本の供試体の平均値を使うのがマニュアルに沿って考えですが、データにはバラツキがあるわけで、地盤改良の目的や上に構築される物の重要性によっては、データの最小値を使うといったことも必要ではないかと思います。この判断をするのが技術士ではないでしょうか。初めのスレの主旨からは外れているかもしれませんがお許しを!

       

No.17387 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:APEC 投稿日:2009/02/16(Mon) 18:00

守るべき基準というか「範囲」には、法的に規制されているものと、目安や参考、標準値などがあると思いますので、それぞれによって対応は変わってくると思います。

道路構造令の特例なんかもそうですが、スタンダードから逸脱するにしても、仕様設計である以上はあくまで定められた範囲内に収めるべきではないかなと思います。
そもそも規制値が過大だと思う場合は、それを現実的なものに変更すべきだと声を上げればいいと思いますが、それが変わるまではあくまで遵守すべきだと思います。東電のシュラウドのひびに対する対処などが好例だと思いますが、「規制値が過大だと思うから守らなかった」だと、各自が各自の考え方で安全可否の判断基準を決めていいことになりかねません。
Fs≧1.20に対して1.199ならOK、じゃあ1.15は?1.18は?などになってくるわけですね。
ハマーンさんの上げられた斜面安定の例であれば、荷重条件その他を、根拠をもって過大でなく現実的なものにして、計算結果を目標安全率以上になるようにすべきなんじゃないでしょうか。


       

No.17398 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/02/16(Mon) 22:00

ハマ−ンさんが言っている事は分からないわけではないですが、基本的には基準値に沿って行うべきだだと思います。(その理由はAPECさんが申し上げてる通りです)

以下、No17383のハマ−ンさん
「たとえば構造物の安定計算で、目標Fs=1.2で計算結果がFS=1.199だった場合、NGですよね。でも、もともとの荷重条件自体あり得ない、あるいは過大気味で、土圧計算でもC=0法なる見えない安全率がかかってて、φの算出式ですら多種の式があって選択する式によって2〜3変る。もっと言えば、その根底となるN値すら、先端のとがり具合で変るし、φ10mmほどの石があれば誤差も大きい。
このような背景で、FS=0.001の精度と言うか期待感なんてかなり低いはずなのに、FS≦1.2はだめ。確かにだめですが、そんなこと議論するより解析手法や標準管入の精度とかφの推定方法とか、C=0と言う安全側の設計とかを考えると、FSの0.001を大事に思うより、解析手法や調査手法などの提案の方がよっぽど技術者らしいなと思うわけです。」〜引用ここまで

粘着力や内部摩擦角、荷重条件や採用N値の決定などは、十分な検討したうえで決定するはずです。
それでも、安全率に満たなかった場合はどうしますか?
それぞれの分野において設定された安全率があるはずです。地すべり関係においても違うはずですが、それは理由があるはずですよね、また、様々な条件(公共施設があるとか、農地だとか)によっても安全率は変わってきますので、安易に安全率が0.02程足りないけど良いかなんて、個人の判断では難しいと思います(立派な根拠があれば別です)
私はそういう件に関しても「技術者倫理」に関わってくるのではと思います。

個人的な考えです。すいません


       

No.17404 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/02/16(Mon) 22:51

今が大切さん、何故?

       

No.17407 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:ハマーン 投稿日:2009/02/17(Tue) 09:12

おぉっと、話相手だった「今は大切」さんがいなくなった。話の繋がりが・・・

こういう無責任さって、倫理的にどうなんだろう.

PS.FS=1.199をOKとは言ってないつもりです。自分の真意を伝えられない文章力にあきれる。反省です。


       

No.17408 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:東洋系剣士 投稿日:2009/02/17(Tue) 23:01

設計基準に定められている安全率は,最低限守るべきもと捉えるべきだと思います。
これは「安全率という数値を信奉する」という意味ではなく,定められている数値には,
解説文に書かれていないですがそれなりの意味・決定経緯(ドラマと言ってもいい)があ
るためです。

性能規定設計が主流になれば,安全率(というか各係数)設定に対する絶対性がより強く
なると考えていますが,現状でも絶対視すべきという理由は,親スレの家屋(マンション)
の例で説明すると次の通りです。

@構造計算はあくまで近似解法で行うものであり,バラツキが内包される。よって危険側
のバラツキに対する安全率が必要。

A材質のバラツキに対する安全率が必要。これは鉄筋がクローズアップされていますが,
個人的にはコンクリートの方にもっと重大な問題があると思っています。具体的には水セ
メント比。ワーカビリティー優先の実情があり長期維持管理の視点からかなり問題と考え
ます。建築業界に再考を求めたいところです。

そのほかにも,荷重の特性やらいろいろな不確定要素を条件化(モデル化)して設計して
いるわけですから,安全率は大事です。

ですが現在主流の設計法では,上に述べた各要素のどれに対する安全率なのか明確で無い
(許容応力度法では材料と荷重に対する安全率?)ので,安全率の数値自体が怪しい(決
定経緯のドラマが見えない)のも事実だと思います。

よって私の場合,実務では対象の重要性に応じて安全率に対する余裕を調整しています。
勝手に。
例えば許容応力度に対し99.9%でOK!などという設計は避けます。ワンランクアップを
図ります。会計検査上どうか?それは知りません。
(が,しっかり説明すれば発注者も大抵の場合納得してくれます)

つまり,安全率の設定理由が明確である性能設計への移行がなくとも,現状数値に対する
認識次第でやりようはある,という話です。
昔のタイプライターや手書きで作られた基準案などには,数値の根拠が長々と解説されて
いることがあり,貴重ですし勉強になりますよ。


       

No.17410 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:絶対に壊れない家? 投稿日:2009/02/18(Wed) 14:54

守るべきものが「安全率」という言葉だからダメなのではないですか?
例えば安全率=1.2を目指すのであれば、1.2未満の設計では危険なのでしょうか?

「安全率」という言葉から連想するのは、本来の(安全な)許容応力値に比べた余裕度であり、その数値が大きいほど安心度がより高いというイメージです。

であれば、安全率=1.2になるように設計するという考え方が不思議なことであり、それは、危険率1.2なので許容応力を1.2分の1に設定して設計しなければならない、としておくべきではないでしょうか?

また、多分ハマーンさんが仰りたかった事だと思いますが、その物件に1.2を設定する技術的根拠が欲しいところでもあります。


       

No.17432 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:東洋系剣士 投稿日:2009/02/22(Sun) 13:34

言語表現や数値の程度の問題ではなく,決められた物事に対してどう向き合うかに倫理上の問題があると考
えます。

許容値とした数値の根拠など,突き詰めれば突き詰めるほど分からなくなります(経験上)。
いろいろ調べると分かりますが,先輩方も「まぁこんなもんだ」として許容値を設定され,現代の我々はそ
れに倣っている,といったところが実態です。

航空機などのように頻繁なメンテナンスと使用回数を厳格に守る前提であれば,安全率1.005とか(良く知ら
ないが)も納得できますし,地震はじめ訳の分からない荷重や,天然素材を混合して不安定性を承知の上で
材料に使う建設業界からすれば安全率3.0だっておかしくない。

この妥当性を議論するのは,技術と学術を背景にした政治(行政)の問題であり,技術者はそれらを経て決
まったルールに対し,ただ誠実に実務に取り組む。極端に言えば実務においては盲目的に数値厳守で良い。
これが基本姿勢でなければならないと思います。

決まったことにアレコレ言うのは構わないですが,それは設計実務の場ではなく,学会やパブコメで積極的
に発言していけば良いし,是非そんな方向に向かって欲しい。

阪神の震災後,設計法が劇的に変わったように,想定外の事象を経ないと物事はなかなか変わらないのも世
の常です。しかし安全と経済性を同時に追求することを求められる我々技術者は,規定に追従しつつも,そ
の改善努力を惜しんではならないという心構えを堅持していくことも,広義の倫理において規範たる心構え
なのではないでしょうか?


       

No.17446 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:絶対に壊れない家? 投稿日:2009/02/23(Mon) 23:16

全ての技術者が、東洋系剣士さんのように適切な判断ができるなら、ずさんな設計・施工や偽装・偽造の類は無くなることでしょう。
しかし、そういう事が現実にあるということに対して「基準を守らない奴が悪い」と言っているだけでは何も変わらないのではないですか?

安全率は天然・自然の材料を使う不確定性に基づくのだとすれば、その不確定な部分は技術者として「気持ち悪く」ないですか?

私は自動車部品メーカーの技術者でしたが、例えば、中国製の鋼材には日本では考えられない傷や欠陥・介在物などが存在し、確かに安いですがそれを使った製品の性能は当然落ちます。では、そういう欠陥などをどこまで許容できるか?というノウハウを確立するのが技術だと思います。

中国製の材料は過去の経験から、例えば安全率=4にしておこうというのは「技術」ではないような気がします。その経験というのは、事故やトラブルという代償の上に成り立つものです。
実際、阪神淡路大震災以降、変化したのですから。


       

No.17449 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:ハマーン 投稿日:2009/02/24(Tue) 09:48

安全率を高めに設定することはしませんか?
ぶっちゃけた話、電算使って杓子定規のマニュアル設計するのって、日本語理解できる茶髪のバイトだって2・3回教えれば出来るし、ある程度の知識があれば、「ルールを守っても」安全率をOKにすることもNGにすることも容易。もっと言えば、不安要素を念頭に余裕をもって安全率をクリアーすることも出来る。

もっとぶっちゃければ、安全率の数%なんて正当な理由をもって(ルールを守っても)何とでも変えられる(多くの場合、答えは1つじゃない)。そんな安全率を技術者として重視するより、それに至る経緯や過程、あるいはそれが及ぼす影響(経済性・施工性・・・)を判断できる技術力(専門的能力)が重要じゃないんですか?私はそれが技術者と技能者(CADオペなみの技術者)の違いだと思います。

繰り返しますが、ルールや指示事項を逸脱しろなんて誰も言ってないですよ。

ここは、技術士等を目指す人たちの集まりです。私は白書や基準書を丸暗記で受験する人は合格できないと信じている者です。『基準が、基準が』なんて士補の世界で、二次試験ではそんなの当たり前です。普段から基準のみ(うわっつらのみ)に支配されているようでは、私は合格にほど遠いと思います。私が思ってるだけですけど・・・。


       

No.17450 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:APEC 投稿日:2009/02/24(Tue) 11:13

●安全率も含めてルールは守ることを大前提としたうえで、そのルールそのものの妥当性についての議論は大いにして、必要であればそれを変えていったらいい
●「ルールを守る」には、結果に至るまでの解析計算過程で、インプット条件の技術判断次第で、ルールを守る中でも結果が変化するということも含む
●「技術判断」とは、人間の都合に合わせた恣意的な判断ではなく、技術的な妥当判断

といったことを前提として議論をされているのではないかなと思っています。
そういう前提と発想がないと、そもそも仕様設計から性能設計への移行すら、ただの「上からルール」になってしまうと思います。

「ルールは守る」ということについては、前レスにも書いたとおり、@他律、A自律、B仕組みの3本柱による対応をすべきだと思いますが、ルールそのものの妥当性確保もB仕組み作りといえるのではないかと思います。


       

No.17452 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/02/24(Tue) 18:51

ハマ−ンさん、すいませんだんだん意味が分からなくなってきました・・・(私の頭が悪いもので)

それで確認ですが、
例えば、斜面のすべり計算では、土質パラメ−タ−、水位、荷重、現況安全率やすべり面の設定などが関わってくると思います。その設定を現場の条件に合わせて、本当に妥当といえる設定をしたとします。
目標安全率を1.2とし、計算結果、安全率が1.17となったとします。
その場合、安全率が1.0以上あるので計算上はすべりは発生しません。しかし、基準では目標安全率1.2を確保しなければならないので、1.2まで持っていく必要があります。
1.2に持って行くにはなんらかの対策が必要となります。わずか0.03を上げるだけなのでたいしたことないのかもしれません。
ハマ−ンさんが言われるのは、この0.03だけ足りない事に対して、技術者としての経験上から問題ないから大丈夫だし、その分お金をかけるのは不経済的だよ。だから、技術的判断から安全率1.17でも問題ないよって事なのでしょうか?


       

No.17454 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:GTR30 投稿日:2009/02/24(Tue) 21:19

>ハマ−ンさんが言われるのは、この0.03だけ足りない事に対して、技術者としての経験上から問題ないから大丈夫だし、その分お金をかけるのは不経済的だよ。だから、技術的判断から安全率1.17でも問題ないよって事なのでしょうか?

夢おい人さんへ
 ハマーンさんがいうのはそういうことでないはず。
 計算(データ)によっては1.2でも1.17にもなりうることを踏まえ、1.2とするに至った根拠がしっかりしていないとダメだということでしょう。(例えば、なぜそのC、φ数値にしたのか、水位レベルは・・・なぜその計算方法を採用したか・・・etc。)更には基準が1.2として、今回の設計目標を1.2としたなら、その理由説明も必要ということ。(どういう理由でその基準を今回設計の目標として採択したか。)

 技術者はプロだがクライアントがプロであることが珍しく、一般的にその多くは素人である。だから技術者にはその技術を用いることに対して説明責任がある。
 論文だけでなく、口頭試験でもきちんとわかりやすく説明できなくてはならない。


       

No.17455 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/02/24(Tue) 21:37

GTR30さんへ
私がハマーンさんに質問したのと、ちょっと的がハズレちゃってます。
その上で目標安全率に満たない場合に対してのことを聞いてるのです。


       

No.17457 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:GTR30 投稿日:2009/02/24(Tue) 22:10

>その上で目標安全率に満たない場合に対してのことを聞いてるのです。

だったら目標安全率になるよう設計を変更する。
(理由がしっかりしてるんでしょ)


       

No.17458 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:ハマーン 投稿日:2009/02/24(Tue) 22:16

GTR30 さんのような感じです。

FS=1.17は何度も言うようにNGです。

ついでに、計算結果が1.17でも、適切に根系効果を加味すればOKになると思いますよ。0.03で大議論するより、未知の技術にチャレンジだ。
同じパラメータでも修正フェレニウス方以外の式だと場合によってはOKになるかもしれない。さらにNGになるかもしれないけど・・・。3次元解析(これも色々な式があり、それぞれ特徴あり)すれば平均滑動力が低くなるかもしれないし、逆に主側線では二次元解析より大きくなるかもしれない。そして、地すべりは普通3次元で起こる。で、二次元のFS=0.03ってどの程度のもの?
で、昔は電算なんてないから、そんなにいっぱい計算できないし、技術者が現地特性等々を踏まえて、これと思うすべり面で設計していた。計算式やパラメータの設定方法は今も昔も同じ。これはダメな設計ですか?

>本当に妥当といえる設定をしたとします
ホントに妥当いえる設定って、斜面技術者100人いたら、100の答えがでますよ。
仮に100人が同じパラメータに設定しても、上記のように解析手法で異なる。

こんなこと想像してたら、最初の安全率0.03なんてちっぽけな物に感じた次第です。

繰り返しますが、FS=1.2が目標なら、FS≧1.2となる設計計算書にすべきです。


       

No.17459 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/02/24(Tue) 22:17

>だったら目標安全率になるよう設計を変更する。

それは当たり前じゃないですか
そういうことは聞いてません。
理由がしっかりした上での話ですよ。


       

No.17460 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/02/24(Tue) 22:28

ハマーンさん分かりました。どうもありがとうございます。

>ホントに妥当いえる設定って、斜面技術者100人いたら、100の答えがでますよ。
仮に100人が同じパラメータに設定しても、上記のように解析手法で異なる。

本当にそう思います。
斜面安定なんて、経験によるものが大きいですからね。
主の解析法が修正フェレニウス法だし、FEMや三次元だってまだ普及できるほどではないし、他の分野に比べて少し取り残されているような気がします。が、しょうがないとも思います。
なにしろ、発生機構や土質状態など現場によって全部違いますもんね。
だからこそ、安全を見込んでの安全率は大事になってくるのかなぁと思います。


       

No.17461 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:絶対に壊れない家? 投稿日:2009/02/25(Wed) 00:03

畑違いなので細かい事は分からず申し訳ないのですが、安全率=1.2以上というクライアントの指定なら、1.15以上でOKではないのですか?

1.20以上という指定なら1.195以上。
1.2という指定には小数点以下2位の後に無限の0が付いているということなのでしょうか?


       

No.17462 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/02/25(Wed) 08:29

安全率について、私が関わってる分野に関しては、
1.2以上と以上がつきますので、1.2からoKで、1.195というのはoutです。

他の分野ではどうなんでしょうかね?


       

No.17463 ありがとうございました 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/02/25(Wed) 09:02

いろいろ意見などありがとうございました。
私の日常生活の中では出来ないような、素晴らしい会話(議論)が出来た事に嬉しく思います。
また、このような場を与えてくれるこの掲示板に感謝いたします。

子供のために買ってあげた本の中の場面を観て、改めて思った技術者倫理・・・
何気ない軽い気持ちでとった行動。しかし、その行動が重大な過ちを犯す結果となる事があります。
財産や人命などを失われた被害者の方は、私達には計り知れない苦労、心の傷が一生つきまとうものと思います。

最近問題になっている体外受精の件は、医師の倫理規定を守らずに起こった事件事故だといいます。
担当した医者は、妊娠しやすいようにと、患者のためを思っての行動だと思います(私の想像ですが)。
しかし、それにはリスクを伴うことは担当医師の方は承知していたと思います。
分野は違いますが、技術者倫理にしても同じ事が言えるとでしょう。
ますます厳しい社会になっていくことが予想される中、私達技術者は今後どのような取り組みを行っていけばいいのでしょうか?
明るい未来はあるのでしょうか?

様々な苦労や問題が待ち受けてるものと思いますが、技術者倫理は遵守していきたいものです。


       

No.17464 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:おつ 投稿日:2009/02/25(Wed) 12:57

興味深いご議論を拝見させていただきました。勉強になりました。

一つ,疑問に思うことがあります。

ここで,安全率とおっしゃっているのは計画安全率のことだと思いますので,それを前提に私の疑問です。

斜面の現況の安全率を正確に求めることはほぼ不可能でしょう。そこで,それじゃ〜今の安全率を0.95とか1.0ということにして,設計ではその安全率が1.2になるようにしようじゃないと考えています。よって,計画安全率1.2で設計しても施工後の斜面の真の安全率が1.2ではない(場合が多い)。

現況の安全率を1.0などと仮定して,強度定数を逆算し,その値,条件を使った場合に,計画安全率を満たすように設計しているわけです。

修正フェレニウス以外の式を使ったり,根系の効果?を加味したりすると計算値がかわってくるとは思いますが,それをするなら,強度定数を逆算する場面でも同じ計算式やその他の要因を加味した上でやらなければなりません。そう考えると,そんなに簡単には1.17が1.20には上がらないのではないかなと疑問に思った次第です。

ハマーンさんらの意見が,強度定数の逆算段階まで遡って再考することや,強度定数を逆算によらず適切に設定することを前提におっしゃっておられるのであれば,すばらしいことだと思いますし,私もがんばろうと思いました。

終わりかけのスレに・・わかり難い長文でごめんなさい・・。ちなみに,斜面の設計したことありません・・・またまたごめんなさい。


       

No.17479 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:東洋系剣士 投稿日:2009/03/01(Sun) 12:20

皆さんの意見,大変興味深く読ませていただきました。
あくまで倫理の問題として考えると,決められたルールは守る,これがベースである点は合意していると思
います。

そのルールの根底に,例えば安全率の妥当性などがありますが,この問題は社会的要素も含まれており,
エンジニアだけでは決められない部分があります。(決定づける流れ,雰囲気は作ることができます)

であるにもかかわらず,夢追い人さん,ハマーンさんはじめあくまで技術者としてこの問題に関わろうとす
る姿勢は好感が持てますし,ある意味この場で確認すべき本質的な倫理の一端を示しておられると感じます。

安全率の数値設定を技術的問題と捉えるならば,その設定根拠の明確化への道筋が不可欠であり,概念(既
にツール?)としては我々はまだ「性能照査」しか持ち合わせていないのではないでしょうか?
不安要素を要素ごとに整理し,それぞれの不安度合いに応じて安全係数を設定するこのやり方であれば,少
なくとも許容応力度法よりは分かりやすくなりそうですが,個別の安全係数値の設定理由が完全にクリアに
なるかと言えばまだまだ道半ばなのだろうと思います。
(斜面安定の1.2のフカシ分が,ハマーンさんの指摘する解析者(あるいはツール)によるバラツキだけでは
ないと思っています。そこには材料の問題や斜面自体の重要度(災害リスクの大きさ)も加味されていると
思いますが,残念ながらそれらの不安要素がどの割合で考慮されて1.2になっているのかは私も分かりませ
ん。現状,それらをひっくるめ全て過去の経験に基づいていると考えざるを得ません)

結論としては,安全率の数値決定は技術者だけでは無理だが,設定するための情報提供や技術水準のボトム
アップは技術者の仕事(責務)である,でしょうか。


       

No.17480 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:東洋系剣士 投稿日:2009/03/01(Sun) 13:39

絶対に壊れない家?さんから投げかけのような形でご意見がありましたので,連続で失礼します。

>しかし、そういう事が現実にあるということに対して「基準を守らない奴が悪い」と言っているだけでは何も変わらないのではないですか?

■私は,APECさんの示す3本柱の内,迷わずAを中核に据えます。
「技術者に求められる第一能力は,数理処理能力ではなく,高い倫理観とそれを頑固に主張する意志の有無だ」
という,私個人の理想のためです(笑われるかもしれませんが,これを無くすと仕事に魅力を感じなくなる
性分なので,まぁ目をつぶって下さい。。。)。
要するに,「基準を守らない奴が悪い」と声高に言い続け,全体倫理を高めることが急務との考えです。
言わないと,それこそ何も変わらない,との信念。
APECさんの@を強化,なんて寂しい話じゃないですか。。。


>安全率は・・・その不確定な部分は技術者として「気持ち悪く」ないですか?

■現状の技術基準が,経済性や施工性といった現実的な問題と,災害・事故時の人命損失を天秤にかけて決
められた高度に政治的な判断結果・一つの割り切り方であると知れば,一技術者は「実務において」数値を
どうこう言う立場にないと解釈すべきだと考えます。
(気持ちが悪かろうと,個人的な判断は基本的に慎むべき。姉歯事件は論外)


>私は自動車部品メーカーの技術者でしたが、例えば、中国製の鋼材には日本では考えられない傷や欠陥・介在物などが存在し、確かに安いですがそれを使った製品の性能は当然落ちます。では、そういう欠陥などをどこまで許容できるか?というノウハウを確立するのが技術だと思います。

■上記は技術者としては当然の姿勢だと思います。
それでも,許容限度が明らかにならないうち,あるいは技術的に難しい場合は,クライアントの求める安全
率を実務の上で絶対視するのが原則,ということです。
(使わない,だって立派な技術的判断)


>中国製の材料は過去の経験から、例えば安全率=4にしておこうというのは「技術」ではないような気がします。その経験というのは、事故やトラブルという代償の上に成り立つものです。
実際、阪神淡路大震災以降、変化したのですから。

■ちょっと意見が違いますが,私は安全率=4の判断はアリかな?と思います。
(最後は政治的要因も加わりますが,技術者として)
技術業界全般に数理根拠を重視する傾向が強すぎると思うのですが,分からなければ安全率を高めに採るの
が技術者の本来の立場のはずです。
何でも数理で整理できると考えるのは少し傲慢?分からないことに対処するのが技術。
(鋼材の例では技術的に整理がつけられそうですが)
事故に学ぶというのは,歴史的にみても重要です。悲しいですが,経済性・効率性を重視する流れにあって
は,安全性との間に少なからぬ妥協が存在し,事故を通して改められていく(また新たな問題が判ってくる)
という現実があります。

安全率は結局のところ妥協の産物。安全を完全には保障してくれません(原発ですら)。
部品メーカーさんも「安全な部品を如何に安く作るか」を追求するからこそ,細かな安全率を求めるのでは?


       

No.17489 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:絶対に壊れない家? 投稿日:2009/03/02(Mon) 18:47

東洋系剣士さま。

私は東洋系剣士さんのNo.17479のご発言をもって、大変嬉しく(つまり同感だと)思っていたのですが、その後の私の発言に対するご意見(No.17480)において再び逆行したように感じ、少しがっかりしました。
以下、それを受けた私の意見です。

1)当然、基準を守らない奴は悪い。でもそれを叫んでも現実に守らない奴がいる以上、他の手は無いのでしょうか?という提案のつもりでした。

2)不確定な安全率が気持ち悪いという感覚は「自分の設計物の安全率を何とか節約(過大評価?)してやろう」という話ではなく、「その安全率で本当に大丈夫なの?」という話です。だからと言って、安全率を過大に設定する事も私は反対です。
3なら不安で4なら安心というような、過去の経験に基づくと言いつつ、その過去の経験の確固たる知識もデータも持たない感覚的判断が果たして技術なのか?

安全率が2.0を超えるようにというクライアントの指示だからその通りにやるという姿勢、安全率の設定は学者に任せておけばいいという姿勢、安全率2.0とはどこまでの安全が確保されているのか?
全てが何となくブラックボックスに囲われた事のように感じます。だから気持ち悪いのです。

3)私が発言の中で挙げた事例、中国製の欠陥だらけの材料に安全率4を設定する話ですが、残念ながら4でいいという保障が得られないので、使うことはできません。その欠陥は今後もっと増えるかもしれないからです。
この場合、これ以上欠陥を増やさないように中国の材料製造工程を管理するか、納入される全ての材料の欠陥数や大きさを非破壊検査でチェックして、なおかつその許容値を把握できるだけのデータを持って保障する。そしてコストも要求に見合う。そこまでやってようやく使えます。

もちろん安全率を必要以上に高く設定すれば、飛行機は重すぎて飛べません。自動車なら燃費が悪くなり、デザインも崩され値段も高くなって売れません。

4)安全率の設定に政治が絡むというご意見についてですが、技術者が責任をもって設定すれば、政治など関係ないはずです。

絶対に壊れない家は作れません。

ここまでは保障できますという技術的根拠を一般市民に対してはっきり分かり易く伝え、その価格がそれなりであれば、個人の家屋や公共の施設・建造物が、天変地異の災害にあっても納得を得られるのではないでしょうか?


もちろん以上はあくまでも「理想論」です。
現状日々のお仕事の中でそれを反映させる事は簡単にはできないというのも分かります。しかし、忙しいから・難しいから、とにかく基準を守るのが倫理だ!と言う話には私は賛成できません。

「最終的にはこうだよね」という、今すぐには無理だとしても、そういう技術者の共通認識があるといいなと思います。
したがって、東洋系剣士さんのNo.17479のご発言は素晴らしいと思います。

長文乱筆にて失礼いたしました。


       

No.17491 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/03/02(Mon) 21:36

先にも述べましたが、安全率や許容値に対しては従います。
時には過大ではないのかなぁと思うこともありますが、基本的には従います。
しかし、完全にではないですが、従わないで濁す場合もあります。
例えば、アンカーの受圧板の設計において、地すべり地などで支持力計算するとほとんどもたないか、受圧面積が大きくなり不経済になる場合が多いです。
そのため、経験等もふまえて仮で設定した上で工事費を算出しておき、施工時の基本試験などで支持力を確認し受圧板を決定しています。
その事によって工事費がだいぶ変わってきます。
周面摩擦抵抗値においても同じことが言えます。


ハマーンさんが言われた
>斜面技術者100人いたら、100の答えがでますよ

これは分かる気がします。
しかし、理論的に解析を行えばそう大きくは変わってこないはずです(きっと)。
むしろ目標安全率に満たない分に対して、計画安全率に持って行くためにどのような対策を行うかによって技術者としての真価が問われるのではないでしょうか?
施工性・経済生・安全性・環境面等や社会のニーズをふまえた総合的な検討を行い、よりよい方向へ持って行くのが良い技術者だと考えます。
基準は守りつつ、その中で高度の論理的考察力と専門知識・応用能力を駆使した課題解決力で導いたもの、それこそが我々技術者が行うべきものではないでしょうか?


       

No.17500 RE:改めて技術者倫理について思う 投稿者:東洋系剣士 投稿日:2009/03/05(Thu) 02:07

絶対に壊れない家?さま

基本同意見,若干差あり,でしょうかね。
そのつもりはなかったですが,確かに逆行しているのかも知れません。
倫理の問題は突き詰めれば主観的にならざるを得ませんが,面白いテーマなので
一応再回答させていただきます。

>1)について
貴殿の文意,その先にあるお気持ちを十分に察し,かつ普段の自分に近いものを
感じつつも,倫理をテーマにするのであれば,基準を守らない奴を増やさない
「技術業界の自浄意識」こそが最優先では?との思いでお答え(反論)しました。
夢追い人さんの最初の文面からは,技術者に対する不信が広がるとどうなるのか,
を暗示したものと捉えました。
政治不信が話題の昨今,我々エンジニアも同様に省みるところがあるのではない
でしょうか?
更に言えば,高い倫理感がベースになければ,他の手を講じても他の手で抜け道
を作られるだけで,根本的な対策にならないと思う次第です。

>2)について・前半
ふむ,私の理解不足があったようです。
安全率の設定値自体は,既に述べたようにエンジニアだけでは決められないと考
えておりますが,後でもう一度述べます。

>2)について・中盤
「3なら不安で4なら安心というような、過去の経験に基づくと言いつつ、その過去の経験の確固たる知識もデータも持たない感覚的判断が果たして技術なのか?」
いや,No.17408の末文にて「昔の手書きの文献は勉強になる」との主旨の意見を
しておりますように,確固たる!とは言わないまでも,背景たる知識の無いま
ま設計等に携わるのはのNGでしょう。
しかし,そういった背景を知っても,数値自体には釈然としない場合があります
よね?これについてはまた後で述べます。

>2)について・終盤
「クライアントの指示だからその通りにやるという姿勢、安全率の設定は学者に任せておけばいいという姿勢」
倫理という観点からすれば必要な姿勢だと思います。
(クライアント=発注者だが,究極的には使用者(製品の場合は購入者)=国民)
技術者が個々に根拠を用意しながら,業務ごとにイチイチ安全率を決めて設計を
実施する世界もありです。しかし,現実的にはある決め事に従うのが生産的かつ
合理的。よってその枠を頑なに守りつつ,枠自体をどんどん良いものにしていく
活動が理想的で,先のNo.17479末文に書いた「ボトムアップ」とはそういう位置
付けのつもりです。

>3)について
製造の実情は理解します。
品質とコストの関係を追及する,一つの流れですね。
しかし,購買先(中国の製鉄所)の管理権限があって技術的に苦労しながら技術
的に妥当と思われる安全率を設定し,製品開発・販売が出来たとしても,使用者
のクレームや不具合報告などから改善を図っていくわけで,これは経験的調整に
なると思います(使用者からの情報が多いほど製品は洗練される=安全率が妥当
になっていく)。
技術は工学の延長にあります。
工学は理学を応用した現実対応の学問であり,数値を突き詰めることは本質的な
部分ではないと思います。
もちろん,数字の突き詰めも必要です。
しかし技術の本質は,製造物に目的の効果・性能を発揮させることですので,数
理活用はその一手法にすぎません。鋼材の例えでも,例えられた中では数理処理
が中心ですが,妥当な安全率が定まる過程はもっと長い時間と経験的蓄積無しに
は有り得ないのではないでしょうか?(よほどハマった初期設定でない限り)

>4)について
「技術者が責任をもって設定すれば、政治など関係ないはず」
ここに最も意見の食い違いを感じます。私も例え話をしてみます。

フィリピンの工事現場における土留設計を手伝った時にこと,日本に比べて安全
率が恐ろしいほど低かった。(古い話なので今はどうか知りませんが)
この理由を現地から帰国した上司と飲みながら話しました。
・日本人と比べて命の価値が低く算定されている(生命保険で分かる)
・そもそも材料調達できない(資金もそうだが,材料不足もある)。
・実際は矢板替わりに竹を使っている現場もあった(本当?酔っ払いの話かも?)。

この話で分かるのは,フ国と我が国では社会状況が全く異なり,安全に対する考
え方に大きな違いがあるということ。すなわち,安全率などというものは,社会
情勢によって変わり得るものだということです。

まとめると,エンジニアの唱える理想(例えばある安全率の工学的見地から理想
とする値)とは別に,社会的に決まる妥当な線というものも存在しており,その
バランスは,エンジニアや学識経験者の意見をふまえた上で,社会条件を考慮し
た政治的判断が加わって量られる面がある,と言いたかったわけです。

何かまた混乱を招く内容になってしまった?かもしれませんが,以上です。


       


No.17488 技術士数! 投稿者:ゴッド 投稿日:2009/03/02(Mon) 18:44 [返信]

果たして現在の試験形態で当初に目指した技術士の
数は順調に増えているのでしょうか?
そこそこ書ける何人かが複数取得していることも?
延べ人数で増えている?
実際は目指した人数にするには一体何年掛けることになるのか?
ふと何故か一考してしまいました。


       

No.17495 RE:技術士数! 投稿者:詐欺士 投稿日:2009/03/03(Tue) 20:21

登録番号から推定してみます。
私は平成十三年に初めて取得、登録番号は四万六千番台です。
弊社の昨年度の新規取得者は六万五千番台になっているみたいです。
マルチホルダーや未登録者を除いた実質増加数は七年で二万弱はいっていると思います。
やはり以前に比較して多少ハイペースになったと思います。


       

No.17498 RE:技術士数! 投稿者:ゴッド 投稿日:2009/03/04(Wed) 08:50

技術士なのになぜか詐欺士?さま
(口で丸め込むのは同じかも?)
一応、ハイペ−スなのですね!
でも私も実は聞いたばかりの話ですが凄い勢いで
高齢者の方も逝去され実際はどんどん減少しているとか?
ふと思っただけのコメントに付けていただきありがとうございました。
詐欺士と蔑むHNにするあたり実は結構できるタイプとみました。
では。


       


No.17494 平成21年度試験の公告がでましたね 投稿者:房総技術士 投稿日:2009/03/03(Tue) 10:06 [返信]

平成21年3月3日付けの官報に平成21年度の技術士試験の公告が出ておりましたね。

いよいよ始まるなぁという感じです。今週末の合格発表を待っておられる方,次年度に向けて意欲を新たにしている方,様々ですね。

がんばっていきましょう!


       


No.17349 衛生工学部門について 投稿者:衛生工学 投稿日:2009/02/15(Sun) 14:09 [返信]

1次試験を衛生工学部門で受験を考えている者です。
空調衛生設備が専門です。その他の科目については、
ほとんど知りません。
持っているテキストとして、1級管工事施工管理技士の
テキストと日本冷凍空調学会のテキストがあります。
建築設備士の参考書等を揃えたがいいのかなと思いますが、他にどのような参考書を買ったがいいのでしょうか。
衛生工学部門の技術士対策本があまり売ってませんが、テキスト、過去問は、どこのものが一番いいのでしょうか。


       

No.17391 RE:衛生工学部門について 投稿者:受験者 投稿日:2009/02/16(Mon) 20:52

専門
・公害防止管理者等国家試験問題-正解とヒント-大気関係・特定/一般粉じん
・公害防止管理者等国家試験問題-正解とヒント-水質関係
・一級建築士実戦攻略 建築計画―丸ごと覚える問題集 (なるほどナットク!)
・産業廃棄物分野
http://www.city.kobe.jp/cityoffice/24/sanpai/san01.html
http://www.env.go.jp/recycle/kosei_press/h980616a/h980616a-3.html
http://eritokyo.jp/acess/monitoring1.html
・ダイオキシン 公害防止管理者等国家試験問題-正解とヒント-ダイオキシン類
・リサイクル関係
http://www.pref.ehime.jp/030kenminkankyou/140junkanshakai/00004731040517/hou/index.htmlの各法律
・環境分野 環境社会検定試験 eco検定公式テキスト
・ビル管問題集

基礎・適性
・過去問+本年度予想技術士第一次試験基礎・適性科目対策 ’08―スーパー合格 (2008) (単行本)
山口 潤一郎 (著)

古本でも大丈夫です。


       

No.17434 RE:衛生工学部門について 投稿者:衛生工学 投稿日:2009/02/22(Sun) 15:25

返事が送れて大変申し訳ありません。
空調衛生設備が専門ですので、他の大気管理、水質管理、廃棄物管理は、全く素人です。
ですので、建築衛生工学で勝負し時間が余れば、他の科目をしたいと考えています。
とりあえず、H16〜H20年度の過去問揃えたいのですが、いろいろ調べましたが、なかなか、見つかりません。過去問なしに対策のしようがありません。
どこかありましたら教えてもらえないでしょうか。


       

No.17435 RE:衛生工学部門について 投稿者:北の国から 投稿日:2009/02/22(Sun) 18:15

代わりに調べて差し上げてもいいのですが、その際、私やここの掲示板の運営者や参加者が得るものは何でしょうか?それを考えていただきたいものです。

あちこちで「衛生工学部門について教えてください」というのを見かけますが、同一の方ですか?

前にも他のスレで申し上げましたが、求めるだけではダメなのです。


       

No.17437 RE:衛生工学部門について 投稿者:かぶ 投稿日:2009/02/22(Sun) 21:38

過去問の入手方法なのですが、
図書館で調べたり、年度ごとの過去問を購入したり、といった方法で皆さん調べているコトと思います。

ちなみに、過去問は、どこの出版社のものでも内容に変わりはないと思います。

どこかにありましたら、との質問への答えは「本屋さん」です。


       

No.17468 RE:衛生工学部門について 投稿者:受験者 投稿日:2009/02/26(Thu) 10:37

衛生工学さんへ

とんちんかんすぎますよ。
せめて高校生レベルぐらいの調べはして下さい。
過去問は調べればあります。
全くの素人では素人でなくなればいいのですよ。

それでは合格しません。


       

No.17474 RE:衛生工学部門について 投稿者:ku 投稿日:2009/02/28(Sat) 10:24

アマゾンとかビーケーワンとかいろいろあるでしょ。

       

No.17487 RE:衛生工学部門について 投稿者:蛇崩 投稿日:2009/03/02(Mon) 18:01

国会図書館にあります
一次試験なら、参考書など不要でしょう。過去問を解いて、分からなければnetで調べても結構情報が得られます。


       


No.17451 鋼構造診断士 投稿者:ss20 投稿日:2009/02/24(Tue) 15:41 [返信]

技術士試験とは、関係ないのですが。
平成20年度の鋼構造診断士の試験を受けられた方
がいらっしゃいましたら、教えてください。

1.経験論文について。
2.専門分野の問題について。

択一は、あるコンサルのホ−ムペ−ジにありますので、
わかります。

どうぞ、宜しくお願いします。


       

No.17482 RE:鋼構造診断士 投稿者:K-O 投稿日:2009/03/01(Sun) 18:45

ss20様 こんにちは。私は18年度に受験した者ですが、筆記に関しては技術士(鋼構造)の勉強をしっかりやっていれば十分合格できると思いました。今では、鹿島出版会の「土木鋼構造診断士・診断士補受験必携」という参考書もあります。今年チャレンジされるのでしょうか。是非頑張って下さい。

       


No.17419 コンパクトシティとは 投稿者:今年こそ 投稿日:2009/02/18(Wed) 23:47 [返信]

掲示板のツリーを見ていますと,みなさん口頭試験後の結果待ちの話題が多いようですが,筆記試験通過できなかった私は,来年に向け皆さんの意見を伺いたいと思い投稿いたしました。

先日,某大学教授のまちづくり講演会に行ってきました。テーマは「コンパクトなまちづくり」でした。

少しでも,受験の参考になればと参加しましたが結論が今ひとつでした。ご意見をおねがいします。
内容は,以下です。

論点1 コンパクトシティを目指すと,中心市街地が活性化するというのは,間違いである。

私は同意
今の中心市街地は十分な店舗がなく,意外と不便である。中心市街地に住む人も郊外の大型店へ買い物に行っている。

論点2 コンパクトシティは,必要な物がまとまり,なにをするにも,歩いて行けて便利であり高齢者などにやさしい。

これもまあまあ同意

論点3 中心地に引っ越した人の,郊外に建設した住宅は賃貸にする例が多い。郊外に路線を持つ私鉄は,沿線の住民確保のため,購入・リフォームして格安で再販している。郊外に住みたい人は郊外に住めばいい。

これは,?? 郊外に住みたい人は住めばいいとか,リフォームして再販されては,郊外にある既存の道路,ライフラインは,相変わらず維持が必要となるわけで,今以上に広がることはないにしても,コンパクトにならないような気がしますが,どう考えますか。

街の外縁部を適正化する方策をご教授ください。

なにか参考になる話が聞けるかと思っていっただけに,がっかりして帰ってきました。


       

No.17420 RE:コンパクトシティとは 投稿者:らくちん技術士 投稿日:2009/02/19(Thu) 00:34

>論点1 コンパクトシティを目指すと,中心市街地が活性化するというのは,間違いである。
>私は同意 今の中心市街地は十分な店舗がなく,意外と不便である。中心市街地に住む人も郊外の大型店へ買い物に行っている。

●地方都市では、車社会であるし、フランチャイズのはびこった商業環境では、画一的な方法論で容易に中心市街地の活性化が出来るわけではないというしょうな趣旨でしょうか。そのとおりだと思います。


>論点2 コンパクトシティは,必要な物がまとまり,なにをするにも,歩いて行けて便利であり高齢者などにやさしい。
>これもまあまあ同意

●そのとおりで、高齢者も後期になると、車の運転も危ない。まあ、普通の人も集積すれば、環境に優しい。


>論点3 中心地に引っ越した人の,郊外に建設した住宅は賃貸にする例が多い。郊外に路線を持つ私鉄は,沿線の住民確保のため,購入・リフォームして格安で再販している。郊外に住みたい人は郊外に住めばいい。
>これは,?? 郊外に住みたい人は住めばいいとか,リフォームして再販されては,郊外にある既存の道路,ライフラインは,相変わらず維持が必要となるわけで,今以上に広がることはないにしても,コンパクトにならないような気がしますが,どう考えますか。

●既にライフラインの整備されているエリアまで荒廃させるのはまずいということで、市街化区域内でも、「グッと高密度化するようなエリア」と「ゆったりとした緑環境もある中で住むエリア」を考えれば良いということでしょうね。従来の計量的な土地利用のフレーム論から離れて、市街地の質を吟味して計画する、あるいは選択して住まれるという時代のイメージですね。実の話として逆線引きはほとんど出来ないですよね。近年、埼玉とかではわずかに例はあるようですが、逆線引きの話をしても現実味がない以上、住みたい人に住んでもらうのが良いでしょう。住みたい人が無くなるのは怖い話です。廃墟になる可能性がありますから、、講演の内容はよく分かりませんが、そういう含蓄を読んで聞かないと訳が分からないかもしれませんね。


>街の外縁部を適正化する方策をご教授ください。
●街の外縁部とは?ということですが、、
地域それぞれの外縁部とかの構成はあると思います。そのうえで、少し一般化してイメージしますと次のような構成かなと思います。
「再活性化を目指す中心市街地」があり、「少しゆったりとして緑や水辺とも共存するた町並み」があり、「自然環境と農業生産や生活感のある里山のような自然と野外の多様な新しい暮らしの活動」があり、「鎮守の森のような怖れを孕んだ自然がところどころ織りなして」、そして「人が立ち入らない自然がそれらを大きく取り囲む」その包囲の自然も実は、戦後の育ちすぎた人工林などが多く、密に育ち過ぎると山や川そしてまちを脅かすので、「まずは防災にも着目した森林の再生活動」も不可欠
私は、そういう人間と自然の連続性をどう捉えるかを地域地域で考えなければならないと思っています。

そして、コンパクトシティの議論とともに、各々の地域が考えなければならないのは、十年以内に世帯数も減少に転じるということです。土地本位制経済はバブル崩壊とともに崩れたかに見えますが、本当に怖いのは、大和朝廷の国造り以来、展開してきた土地利用の大きな転機が訪れつつあるということだと思っています。選ばれる土地と選ばれない土地が明確に出現する。選ばれない土地は崩壊するということです。実に、平成の合併以来、中山間地域が急激に崩壊をはじめています。都会でも田舎でも選ばれる土地づくりがサバイバルな課題です。
答えは、都市計画や建設と言うより、コミュニティの自律性にあるのだろうと思っています。
(農業の急速な方向転換が救世主となる気配もありますが、、)


●お聞きになった御講演について、よく分かりませんが、先の文面で受け取ったことに関しては、おかしくないように思いますが、、
いかがでしょう。

勝手な私見を書きすぎたかもしれませんが、私の取り組み領域でもありましたので、コメントさせて頂きました。


       

No.17423 RE:コンパクトシティとは 投稿者:ジダン 投稿日:2009/02/19(Thu) 10:47

私も「らくちん技術士」さんの仰ることは概ね同意です。

論点3については、講義内容がどうであったかは分かりませんが、今後の都市圏、ドイツ的にいうなれば景域レベルの大きな課題であると感じています。
現状では、中心市街地の活性化に向けたさまざまな取り組み、支援がありますが、都市として多自然居住地域などの市街化調整区域をどうするのか、という課題は案外、注目されていません。
本来は、中心市街地とその他の市街地、市街地調整区域、白地地域をセットにして都市圏、景域レベルでの広域計画、土地利用計画の構築又は見直しをしっかり行い、インフラの現状や地域性、自然環境を鑑みてその地域地区のあるべき姿を考えることが必要です。人間と自然環境の関連についてはこの中で最も大きな検討課題になると思います。
しかし今、各地で行われている中心市街地関連事業は、灯台の足元だけを見つめた取り組みが多いように感じます。コンパクトシティとは、郊外のロードサイトやむやみに開発された都市計画区域、過疎が進む農村集落の現状を都市の中でどう位置づけていくのか、必ずセットで考える必要があります。

明治時代に日本を旅したイギリスの女流作家のイザベラ・バードが「これは誰の庭なの?」と感じたという日本の田園風景。一方で、蚊やダニ、悪路には悩まされたという事実もあります。高度経済成長のパワーにより後者の問題はかなり改善された日本。さて、世界がうらやむ「美しの国」を実現し、サスティナブルな人間社会を構築していくためにはどうしたらよいか・・・その答えのひとつがコンパクトシティ化であるにすぎず、それが当てはまらない都市圏があることも考えられます。講演者がおっしゃっていた住宅施策に関する方策は、今あるインフラを活かした効率的な方法のひとつであると思います。要するに、伝えたいのはそのような視点であって、手法論を言いたいのではなかったのではないでしょうか?

講義内容をがっかりする必要はありません、これにインスパイアされて自分の都市計画論を考えてみようじゃありませんか。技術士の専門問題論文では、視点が重要で、手法は例として揚げる程度で良いと思います。また、大都市及び中核都市、大都市近郊の都市、地方都市というように、ある程度のケースに分類した方策を考えてみるのも、論文作成に役立つかもしれません。「考えられるケースと、各々あるべき方策について述べよ」という問題もあるかもよ。


       

No.17424 RE:コンパクトシティとは 投稿者:指摘マン 投稿日:2009/02/19(Thu) 18:54

どうでもいいけどジダンさんの投稿
読みづらいのですが。最後まで読むのやめました。


       

No.17425 RE:コンパクトシティとは 投稿者:今年こそ 投稿日:2009/02/19(Thu) 23:59

らくちん技術士さん,ジダンさんコメントありがとうございます。低いレベルの私の理解度は,10%です。もっと学習が必要な感じです。

私の今までの,コンパクトシティのイメージは,中心市街地に街の人,物が集約され効率の良い街ができあがり,郊外については,既存のストック(道路やライフライン,個人の住宅など)を捨てることと考えておりました。全く違うことに驚きです。

正しいコンパクトシティの理解としては,既存のストックの有効活用を図り,郊外のストックについても使いたい人が目的に合わせ適切に使う(空気の良いところに住みたい,土地の安いところがいいなど)ことが
重要と言うことでしょうか。



住み替えの例として講師が言っていた物です。
しかし,地方では全く成り立たないと思います。
http://www.jt-i.jp/institure/index.html
http://www.a-la-ie.com/refurbish_top.html


       

No.17426 RE:コンパクトシティとは 投稿者:今年はがんばる 投稿日:2009/02/20(Fri) 15:44

ジダンさんの文章、読みづらくなんかないよ。
参考になりました。ジダンさん、ありがとう。


イザベラ・バードの本、今度図書館で借りてみよう。


       

No.17428 RE:コンパクトシティとは 投稿者:かず 投稿日:2009/02/21(Sat) 14:44

便乗で申し訳ありませんが教えてください。
私のこれまでの認識では、
・「今年こそ」さんが提起してくれた論点2の状況(必要な施設がまとまっている状況)を作り出すまちづくりをしようとしたとき、結果的に小さなまちづくりとなる。
・便利なまちにとは、商業施設や文化施設などが集中し活性化しているまちを指す。(そうでないと不便)
・したがって「コンパクトシティを目指し、中心市街地を活性化させる」のではなく、「効率的な社会資本整備をしようとしたとき、居住地と商業・文化施設をまとめたコンパクトなまちづくりが望ましい」

と思っていました。

ですので、「論点1」は、論点としてずれているのではないでしょうか?(論点1は「中心市街地を活性化させるためにコンパクトシティを目指す」といっているように私はとらへ、違和感を感じました。)

論点3は、大都市の理論ですよね。言ってる意味がわからないというか、それとコンパクトなまちづくりがどうリンクするのかわかりません。


       

No.17430 RE:コンパクトシティとは 投稿者:らくちん技術士 投稿日:2009/02/22(Sun) 00:58

●●議論の整理のために、国策としての、「コンパクトシティ」について整理しておく必要性を感じます。
●「コンパクトシティ」が国策となったと言えるのは、小泉政権の三位一体の改革で創設された「まちづくり交付金」からだと考えられます。まちづくり交付金は次のような特徴を持っています。
・個別事業への補助から重点地区単位のパッケージ型交付金に転換した。
・パッケージに含まれる事業の相乗効果を発揮して地区の目標を早期に達成
・地区の目標を明確にして、事後評価を加える
このことにより、中心市街地のようなところは投資しやすくなり、それ以外は投資されにいという「選択と集中」というキーワードが聞かれるようになります。

●そして、「平成18年のまちづくり3法の改正」が「コンパクトシティ」への指向性を、いっそう明確にすることになります。少し、振り返ってみましょう。
1,都市計画法の改正:市街化調整区域における大規模開発を強く規制する一方で、市街化区域の中枢部に大型店の立地を誘導する。
2,中心市街地活性化法の改正:重点的な商業の立地や高齢者の居住促進や公共交通活性化をあわせて、まちづくり交付金などで重点的な支援を行うことで、密度集積を再度促す。
3,大店立地法の改正:ライフライン負担効率の低下や既成市街地の衰退の促進要因であった「郊外のロードサイドへの商業集積と市街化の分散的拡大」を全面的に規制し、都市計画と連動して市街化区域の中枢部に大型店の立地を誘導する。
・この3つの法改正を連携して誘導しようとするのが「コンパクトシティ」という都市構造概念なのだと私は考えています。
ちなみに、ここで一気に「地方の切り捨て」という批判が頻出するようになります。

●平成20年発行の国土交通白書では、地球温暖化の手法として取り上げられていますが、
・私は切迫感不足だと思っています。このことは、間違いとは思いませんが、「コンパクトシティ」の本来の目的である人口減少への対応は、地球温暖化とは比べものにならないくらいに切迫した問題だと思います。
・ちなみに、社人研によると、人口は2005年12777万人を頂点に減少に転じており、2055年には30%減少し、8993万人となり、高齢化率(65歳以上)は、40.5%と現在の倍増となります。つまり、2055年には、我が国の生産年齢人口は、半減することになります。
現在の我が国の都市基盤を維持することが、いかに困難な課題か容易に想像できるはずです。世帯数も全国平均でも10年以内に減少に転じ、既に、地方部の土地利用に影響が出始めています。

●●話を戻します。
●地方部は、都会と同じような考えはあてはまらないという趣旨のコメントがあるようですが、
・確かに、「まちづくり交付金」や「まちづくり3法の改正」に対して「地方の切り捨て」との批判に通じるものを感じます。
・地方都市の多くは、中心市街地といっても旧集落が発展したまちであり、道路も狭く車も入れないし高齢化も進行している。商店街は既に壊滅状態となっている。ロードサイドの商業集積を中心にして、いわばサテライト型の都市構造に期待を寄せていたが、大型店の誘致どころか役所の移転も出来なくなり、はしごを外されたと受け取られることも少なくありません。

・地方からの反発で、国策に揺れ戻しが生じ出しているの事実ですが、市街化調整区域の運用は県条例で裁量されるようになったり、開発促進地区計画が出現したり、地域独自の都市計画運用が可能となっています。また景観関係の補助金などでは、まち公で投資できなかった全域のネットや拠点の整備が可能となってきました。
・従って、こういう運用とともに、市街地外縁部や調整区域背景の自然などを総合的に考えてゆかなければ答えにならないだろうと先に申し上げたとおりです。
・また、いぜれにせよ、選ばれ生き残る地域になるための競争は不可避であり、相当な難問ですが、地域の魅力づくりの答えを出すのは、「地域のコミュニティ自身」ではないかという気がしています。

●論点3について、
・先に私は、市街地内(市街化区域)の縁辺部のイメージでコメントさせて頂いていますが、今年こそさんが(17426)で、紹介されたURLによると、「多様な土地利用のニーズと課題に対しての住み替え」という手法が論点となっていると感じており、都会でも地方部でも有効な答えではないかというように思っています。例えば、それがいいとは言いませんが、リバースモゲージを「都会のシニアを地方の多自然型居住に誘導する手段」として活用することも考えられますね。
・もともと、コンパクトシティの形成のためには次のような土地利用課題の克服が要になると考えています。
(「低密度市街地の拡大によるライフラインの負担増大の回避」および「人口減少と流出の阻止によるライフラインの維持」、中心市街地のさらなる高密度利用による都市運営コストの削減、密集市街地の解消など防災力の向上、既往市街地外縁部や地方部における環境共生を含む質実で上質なライフスタイルの選択多様性、都市のバックボーンとなる自然環境の適切な管理、その他)
・従って、行政的手法の大部分は、土地利用の規制と誘導です。上の3法のその他の土地利用規制を含めて運用することで、人の集積や都市活動を規制誘導しならびに環境との調整を図ることが基礎になり、それとのあわせ技で、基盤の再整備や高質化などのハードや、TDMなどソフト対策を講じることになります。
・しかしながら、規制誘導だけで人が動くものではありません。特に誘導は、別のニーズや課題に応える必要があります。例えば、地方部で不可欠な環境との調整や個性的な魅力となる「多自然型居住」や「定住帰農」などは都会人のニーズを掘り起こすことも必要となります。つまり住み替えに係るニーズや課題をうまく捉え、マイナーマッチング的な機能を連動させなければならないのだろうと思っています。
(住み替えに係るニーズの例)
地方部では、中山間の超高齢化や集落の崩壊が進み、郡部から母都市への住み替えが急進しています。
都会の元気なリタイヤ世代が田舎暮らしを希求する傾向が少なからずあり、事例は多くないものの地方部の多自然型居住のような施策が受け皿として働いています。
農業の担い手不足は深刻化している一方で、建設帰農に見られるように、新たな就農に向かう傾向も見られるようになりました。
(住み替えの誘導に期待する課題の例)
地方部でも都心部でも、少子高齢化対策として、ファミリーや新婚家庭の流入を促進する方向にあります。
地方部も都市部も、多くの空き家を抱えており、この有効利用や土地利用の流動化の促進に迫られています。
・私は、御講演された先生は、そういうことを仲介する機能もしくはセクターの必要性について話されたのではないかと受け取りました。

●●まとめますと
●私の私見ですが、
サスティナブルな地域づくりが本来の目的であり、コンパクトシティはその都市構造的概念である。都会でも地方でも、それぞれのコンパクトシティを模索し、地域間の弾力的な土地利用の流動化も積極的に活用し、選ばれる地域づくりを目指すことが期待されるということでは無いかと思われます。

●結局のところ
・私自身の考えを書いてしまったようではありますが、私は、建設の領域で、コンパクトシティについての理解が、抽象的で不鮮明な気がしており、特に、もっとも重要な土地利用についての話が置き去りにされる傾向があり、問題を感じていました。
・そのような、こともあり、長々と書くことになってしまいました。また、読みにくい面も多々あると思いますが、何とぞご容赦下さい。


       

No.17433 RE:コンパクトシティとは 投稿者:東洋系剣士 投稿日:2009/02/22(Sun) 14:15

らくちん技術士さんのご意見(というかご教授)は分かり易く,かなりベーシックな話から理解が進みまし
た。勉強になりました。

専門外ですが,ちょっと技術をカジッた一般人として数点意見(というか感想)を。

■コンパクトシティは,そもそも国力衰退(金も人も少なくなる)を想定した上での政策の1つで
あるため,本格化すれば急速に進むものと考えられますが,どうも現状の日本社会においては,
まだそのような危機感を共有していないと感じます。
とすれば,整備は後手に回り,結局は都心対策から始まると思います。今必要なのは認識共有で,
政策としての議論はそれがベースになるはずです。
コンパクトシティはその1手法(案)にすぎないので,現段階ではいろいろな解釈があって良いと
思います。
その意味で,今年こそさんの参加された講演会は有意義であったのではないでしょうか?

■コンパクトシティが成立するための要素として,
@高度にネットワーク化された国土基盤
Aコアとなる企業あるいは産業の存在
が欠かせないと思います。すなわち,@Aを欠く地域は取り残されます。
これを競争で何とか・・・というのが現在の主流派の考え方だと思いますが,半分は理解出来る
ものの,地方の現状を知るとそんな競争は不公平そのものであり,政治主導の調整が不可欠だと
感じます。
国交省の高規格道路整備方針も,大局的にそういう判断が働いた結果であると理解しています。

■個人的には,街創り=人集めだと思います。
満州において点在していた租界の中で,日本租界だけ人口が大幅に増加していた理由は,治安良
好,仕事がある,食料がある,の3要素であったと考えています。
これは人間の本質的な欲求で,現代ではこれに「便利」も加わると思いますが,これらの基本
的なサービスを如何にして提供していくかを考えた時,エンジニアとしては製造物の長寿命化に加
え,多機能化やローメンテナンス,イージーメンテナンス化を真剣に考えていく必要があると感じ
ました。


       

No.17440 RE:コンパクトシティとは 投稿者:ジル 投稿日:2009/02/22(Sun) 23:41

コンパクトシティとは社会のありようの目標像だと感じています。
まちづくりは行政だけで行うものではないので、企業も国民も含めて、コンパクトな方向をめざしましょう、と言っているように思うのです。

これまでは、行政も企業も国民も、中心市街地よりもやりやすい郊外を志向していたように思います。
実際、郊外化は行き着くところまで進んでしまい、都市と都市の中間の都市計画区域外にまで大型SCが立地するようになりました。

このような状況は経済的な利益はもたらしましたが、縮小の時代にあってはマイナス面(行政負荷増、環境負荷増、景観悪化、中心市疲弊など)も露呈しだしています。

何が悪かったというより、官民上げて郊外に投資をしてきた結果であり、これまでは社会のありようがそうだったとしかいえないと思います。
広がりすぎた都市をどこかに集約して投資をしていこうとするのがコンパクトシティですが、過去の集積のある中心市に集約していくのが一つの考え方です。

とはいえ、これまでつくってしまったものを壊したり埋め戻したりはしないでしょう。
人口も少しずつ減少してコンパクトに集約されていくかもしれませんが、その過程では、スカスカになった郊外がいまよりも効率の悪い都市の姿を晒しているはずです。

では何ができるのかというと、これ以上拡散しないように、1)公共投資を中心市に振り向ける、2)郊外の土地利用制限を強化する、ことでしょうか。

1)も2)も国民的なコンセンサスなしには難しいですよね。だから、コンパクトシティはコンセンサスを得るための目標像だと思えてしまうのです。



それから余談ですが、我が国も地方によって都市の形態が異なり、一概にコンパクトシティといってもイメージが難しいですよね。

北海道、東北などは平野でも人口密度が低くもとよりコンパクトにまちができていると思います。
九州四国関西などでは密度が高く集落も平野中に散在しているように思います。


       

No.17447 RE:コンパクトシティとは 投稿者:今年こそ 投稿日:2009/02/23(Mon) 23:40

みなさま,たくさんのコメントありがとうございます。
自分でスレを立てておきながら,全くコメントできずに申し訳ございません。
つまりの処,私のレベルがついて行っておりません。不勉強です。技術士レベルの会話とは,こういう感じなのでしょうね。まだまだ足下にも及ばない感じですので,今年もだめかと落胆中です。

それでも,皆様にレスを頂いた以上は,何かを得なければと,掲示板を印刷して読んでみました。

私が思ったところは,ジルさんが余談として書かれておりますが,
>地方によって都市の形態が異なり、一概にコンパクトシティといってもイメージが難しいですよね。
都市と地方でも異なるだろうし,地方でも街の形状によっても異なるのでしょうけれども,つい自分の住んでいる街を想像するので,話が合わないのかなとも思ってしまいます。

そうした中で,わからないところはらくちん技術士さんの書かれている「まちづくり3法」の部分で,3法の目的が書かれておりますが,「地方の切り捨て」という批判が頻出するようになるとは,どのような理由なのでしょうか。

私の住む街は,かなり地方ですが,あまり切り捨てられているという思いや認識が有りません。そのへんは,どのくらいの規模の街の人が感じるのでしょうか。


       

No.17448 RE:コンパクトシティとは 投稿者:ジル 投稿日:2009/02/24(Tue) 01:14

切り捨て:コンパクト化によって、地方小都市の発展が阻害される。→都市間競争に負ける。ということかと推測します(違ってたらご指摘下さい)。

※地方都市でも10万人以上は基本的に線引きなので郊外の開発は抑制、でもその隣の小都市は郊外白地で開発可能性高かった。
※三法(というか今後のコンパクトシティ対策の進展)によって小都市の白地が規制強化されれば、中小都市に負ける。。。


☆私もコンパクトシティは「抽象的で不鮮明」だと思いますし、また、実現性が感じられないでいます。なので私も具体的に考えると混乱してしまいます。
☆いろいろな見方はありますが、まちづくりの方向性としては(試験対策としては)、コンパクトシティが有効で、そのための現状、課題、対策を大都市・中小都市に分けて基本的なところで整理しておくのでよいのではないでしょうか。

☆コンパクトシティはよくわからない概念ですので、こういうスレが立つと勉強になります。スレ主様ありがとうございます。


       

No.17453 RE:コンパクトシティとは 投稿者:らくちん技術士 投稿日:2009/02/24(Tue) 21:05

>そうした中で,わからないところはらくちん技術士さんの書かれている「まちづくり3法」の部分で,3法の目的が書かれておりますが,「地方の切り捨て」という批判が頻出するようになるとは,どのような理由なのでしょうか。

ジル様のおっしゃるとおり「地方小都市の発展が阻害される。→都市間競争に負ける。」ように受け取られたことが多いように思っています。

私が、当時3法改正がらみで地方の方々との議論でよくお聞きしたのは、次のようなことです。

@コンパクトシティとは、選択と集中という口実で「東京であればどこでも投資するが。地方部は一部の中心部しか投資しない。地方に行けば行くほど投資の対象エリアは無くなる」ことになり、これが国の都市づくりの方向と受け取られる傾向が強く、選択されなかった=切り捨てられたという印象であったのだろうと思われます。

A3法改正は、自公の研究会で模索されていた急進的な法案であり、小泉自民党の圧勝のどさくさで一気に可決されたもので、「都市住民に受けの良い都市の浮遊票狙い」との印象も強く、政策が地方票ではなく都市票によって動く時代になったと受け取られることも少なく無かっただろうと思われます。かつて票田のために国家投資が行われた時代は完全に終わった=切り捨てと受け取られることもあったろうと思われます。

B車社会の進展した地方都市の多くでは、郊外のロードサイドへの大型店の誘致に活力を求めがちであり、行政機能なども、あわせて郊外への移転が模索されていたという事情がありました。そこで、起爆剤となる大型店の誘致が見込めなくなり、既に過去の地域である中心市街地への回帰を求められても難しく、このようなケースでは、展望を喪失し地方が切り捨てられたと認識されるケースも少なくなかったと考えられます。


       

No.17456 RE:コンパクトシティとは 投稿者:かず 投稿日:2009/02/24(Tue) 21:43

私は地方都市におりますが、切捨てといわれる感覚は、らくちん技術士さまが指摘されているようなことだと思います。

みなさまのご意見を伺い良い勉強をさせていただきました。ありがとうございます。
レス主様 便乗失礼しました。


       

No.17465 RE:コンパクトシティとは 投稿者:今年こそ 投稿日:2009/02/25(Wed) 23:14

皆さんありがとうございました。

最後になりますが,もう一つだけ教えてください。

コンパクトシティの考え方でいう「地方小都市」とか「地方部」と呼ばれているのは,単一の市の郊外部分の事ではないのですね。

私のイメージは,○○市の駅周辺の商業地のようなものを中心市街地と呼び,中心市街地からちょっと離れた住宅地や調整区域の50戸連たんのようなところを都市の郊外部分とか地方部と言っていると思っていたのですが,もっと大きな範囲ということなのでしょうか。

らくちん技術士さんのコメントを読むときに,勝手に括弧を補足して読んでしまうと,「東京であればどこでも(中心市街地としてにぎわっており効率が良いから)投資するが,地方部は一部の中心部(人口が集中して,にぎわっている市)しか投資しない。地方に行けば行くほど(人が散らばって住んでいて効率が悪いから)投資の対象エリアは無くなる」だから地方切り捨ての議論として受け取られた。

ジルさんのコメントも同様に「地方都市でも基本的に線引きなので郊外(市街化調整区域や白地のこと)の開発は(コンパクトにまとめるために)抑制、でもその隣の小都市は郊外白地(無指定)で開発可能性高かった(大型店舗など誘致が可能であった)。
今後のコンパクトシティ対策の進展によって小都市の白地が規制強化されれば、(郊外型の商業施設などの誘致ができなくなり,人口規模があり交付税交付金や税収が一定程度あり市街地の基盤整備ができる余裕ある)中小都市に負ける」という様にお二人の文章を勝手に受け取ってしまいました。

で,上記の内容からコンパクトシティの議論は単一の街ではなく,例えば市町村合併で作られた街の核となった市が中心市で,その他の市や町村が地方部というイメージしてしまいましたがどうでしょうか。

たぶんまだ,違うのでしょうね。すみません。


       

No.17475 RE:コンパクトシティとは 投稿者:らくちん技術士 投稿日:2009/02/28(Sat) 11:08

今年こそ様へ

>コンパクトシティの考え方でいう「地方小都市」とか「地方部」と呼ばれているのは,単一の市の郊外部分の事ではないのですね。
>私のイメージは,○○市の駅周辺の商業地のようなものを中心市街地と呼び,中心市街地からちょっと離れた住宅地や調整区域の50戸連たんのようなところを都市の郊外部分とか地方部と言っていると思っていたのですが,もっと大きな範囲ということなのでしょうか。

●コンパクトシティ形成の対象と考えられているのは日本全国です。強いて言えば、人口がさらに集中する東京都心部以外が地方部と言えるでしょう。

●御指摘の市街化調整区域についても、コンパクトシティ実現のための重要な「課題エリア」のひとつだと思います。ちなみに都計法は改正を繰り返すことで、その実現ツールを提供してきた経緯があります。

・都計法の12年改正で既存宅地制度(旧法43条第1項第6号)が廃止される一方で、市街化調整区域の立地規制(旧法34条8号3・4追加、18年34条11号・12号へ再編)が追加されています。
・18年には、さらに開発可能な大規模開住宅開発等の要件(旧法34条10号イ)が廃止され、地区計画に統合されています。


>らくちん技術士さんのコメントを読むときに,勝手に括弧を補足して読んでしまうと,「東京であればどこでも(中心市街地としてにぎわっており効率が良いから)投資するが,地方部は一部の中心部(人口が集中して,にぎわっている市)しか投資しない。地方に行けば行くほど(人が散らばって住んでいて効率が悪いから)投資の対象エリアは無くなる」だから地方切り捨ての議論として受け取られた。

●おっしゃるとおりですが、(人口が集中して,にぎわっている市)→(旧市街も含めて中心市街と位置づけられるエリア)と言う意味の発言でした。

●しかし、この話は、そのように受け取られて批判が多かったということをお伝えしたのであり、私自身が必ずしも、そのように考えているのではありません。人口の減少は、地方部のほうが早い傾向がありますので、地方部で、車社会だからといって容易に郊外型に都市基盤を拡大するのは危険な選択です。ただ、全国一律の手法で「あてはめようとする」3法改正は、少し配慮不足だという印象を持っています。

・ライフラインを維持できずに荒廃する可能性を考えて、慎重に都市戦略を立てる必要があります。
・また、大規模商業施設は投資理論で展開されており、スクラップアンドビルドを繰り返す性格を持っており、施設は地域の事情に関わらず、あっけなく撤退する可能性があります。

ちなみに、18年の都計法改正では、非線引き都計の地区計画制度である「開発整備促進区」というツールが登場していますが、郊外型の開発を慎重に進める手法も用意されているようです。現実に、これを使うのはなかなか難しそうですが、、

つまり、理不尽なくらいに市街地拡大を抑えにかからないと日本中が廃墟だらけになるかもしれないということなのでしょう。しかしながら、これらの抑制的措置が地域の創意工夫や活力を削ぐ場面も容易に想定されます。

コンパクトシティの推進ということは、諸刃の剣なのだと思われます。

●従って、市街地だけに目を向けても答えにならない。都市を取りまく自然環境や歴史資源や人々の自律的な活力など地域資源を総動員するとともに、それらのバランスを調整しながら個性豊かな活路を見いだしてゆかないといけない。そんなことだと思っています。

言うは易く行うは難しですね。


       

No.17476 RE:コンパクトシティとは 投稿者:ジル 投稿日:2009/02/28(Sat) 23:57

コンパクトシティの概念が広くてわかりにくいですね。

・東京圏と地方圏の格差
・大都市圏とその周辺圏域の格差
・地方中核都市とその周辺都市の格差
・中心市と調性区域・白地・集落の格差

 など、人によって様々なスケールに概念が広がっています。
*都市計画の扱う範囲が、国土計画から地区計画まで広範囲なので、コンパクトシティの概念も拡散してしまうのかも。
*どこかに対象を絞って、議論するのがよいのかも。。。試験対策的には、自分の得意分野で語るのがよいのだと思います。
*問題は試験の中だけでないので、悩みも大きいのですが。。。以下、自分の思っていることを書きます。考え方の一例で正解ではないですし、実現の難しいことも多いと思います。

 どういう社会のありようがいいのかは、時代によって変わりますし、一概ではないのですが、

○東京一極集中より多極分散が望ましい
○大都市集中より大都市と中小都市ネットワークが望ましい
○中小都市とも倒れより共存が望ましい
○集落だって残せるほうが望ましい

 ということだと思います。では何がコンパクトなのかというと、それぞれをコンパクトにしていくのがよいのだと思います。

→コンパクトな東京、コンパクトな大都市、コンパクトな市街地、コンパクトな集落

 これまで広がりすぎた都市をコンパクトにして効率の良いものに変えていきたい。そのためには、これ以上広げない工夫、絞り込んでいく工夫が必要。

 しかし、我が国の土地利用は、憲法が保障する財産権不可侵制を著しく制限することは困難で、様々な規制制度は暫時緩和され、穴抜けが多くなっています。ようやく規制強化した先の都市計画法改正も地区計画を絡めることによって穴をつくれるようにされています。
 
・広げないための工夫には、都市計画区域外、調性区域、白地の規制強化が必要
・絞り込むための工夫には、逆都市化を事業制度化するなどが必要

*でも本当にコンパクトシティを実現するためには、都市計画の規制強化だけでは難しいんでしょうね。土地の私有制度とか農地法とかに手を入れていかないと難しいと思います。それを言わないで論じているので、コンパクトシティはよくわからないのかもしれません。


       

No.17477 RE:コンパクトシティとは 投稿者:らくちん技術士 投稿日:2009/03/01(Sun) 02:53

●私は、「コンパクトシティは人口減少時代に備えた土地利用の実現イメージである」というシンプルな理屈が基礎になっているのだと思います。
しかも、少なくとも、全国の土地利用をコンパクトに誘導すること自体は、そう難しいことでは無く、既に動き出した土地利用規制が強く機能し始めています。現実に、3法以後の都市計画法は、かなり強い縛りであり、全国の市街地の拡大は大幅に制限され出しています。また、市街化区域内にさらに拠点エリアを設定して10,000m2未満の店舗立地を段階的に規制する動きも出てきています。つまり、市街化区域内のさらなる集約化を目指した土地利用規制です。また、市町村合併による集約化の動きも手伝って、コンパクト化は確実に進んでいます。

●しかし、コンパクトシティが分かりにくいと感じるのは、ジル様もおっしゃるように、コンパクトにするだけでは、地域毎の適正な地域づくりにはならないからではないでしょうね。

確かに、都市計画もコンパクト化の規制ばかりではなく、その適正化のためのツールを用意しています。
例えば、「市街化調整区域の立地規制の条例による運用、開発促進型の地区計画、都市計画区域外の開発規制のための準都市計画区域」などです。
(ただし、これらは、「憲法が保障する財産権不可侵制のための穴」という性格のものではなく、あくまで固有の事情を加味した土地利用の適正化のために用いられると考えた方がよろしいかと思います。確かに、「生産緑地の解除の常套手段」になっている「買い取り申請」のような抜け道も多々存在しますが、「地区計画」を抜け道のように言うのはいかがなものかと思います。)

そして、やはり、都市計画だけでは、良い地域づくりは出来ません。様々な法の運用や幅広い技術、そして地方自治の成熟と発展など様々な要素が必要と感じています。今年こそ様の話の論点3で紹介されたリバースモゲージのような土地活用に係るマイナーマッチングの技術も有効かもしれません。

●もともと、コンパクトシティが目的ではなく、人口減少時代のより良い地域づくりが目的ですので、話が拡散するように思えるのかもしれませんね。しかし、「わかりにくい」と言い過ぎるのは、課題そのものを放棄することに繋がるのではないかと危惧してしまいます。


       

No.17478 RE:コンパクトシティとは 投稿者:タロウ 投稿日:2009/03/01(Sun) 09:47

口頭試験の結果待ちで憂鬱なので、書き込みさせてください。

コンパクトシティが重要なことはほとんどの社会資本整備に関わっている人たちは分かっているのだろうと思います。けれどもなかなか進まないのは、やはりいろんな意味で「既得権益」が関係しているのだと思います。集中整備される地域に土地や建物がある人は良いかもしれませんが、郊外に土地や家がある人達にはたまったものではありません。

このような状況の中でコンパクトシティ化を進めるためには、個人的には膨大な資本注入を行う以外にはないのだろうと思います。郊外に家や土地がある人達に進んで中心市街地に移転したくなるように補償費を払います。そして郊外に不要になった公共施設は解体撤去しできるだけ自然な状態に戻してやれば良いと思います。反対に中心市街地では再開発事業や新たに必要となる公共施設、交通インフラを集中的に建設します。

これこそが人口減少社会、高齢化社会、成熟社会に向けての真に必要な公共投資ではないかと思います。

ただし社会の多様性という観点からは郊外に残る人々の存在も重要だと思います。多くの人がいれば中には特に便利な生活を求めないという人も多少は出てくるだろうから、そのような人々には「これ以上郊外の社会資本整備はしないよ」ということを説明したうえで住んでもらえば良いと思います。

最近不況が深刻化してきたので公共事業復活とか言われていますが、景気対策としても無意味な公共投資はすべきでないと思います。どうしても必要な公共投資を景気対策の一環として行うというのが本来の公共事業の経済活性化への貢献だと思います。
それで現状ではそれが何かと言えばコンパクトシティ化事業ではないかと思っています。

という感じですが、いかがでしょうか?


       


No.17471 品確技術者 投稿者:なんでやねん 投稿日:2009/02/26(Thu) 18:27 [返信]

技術士とは関係ないのですがなにか情報をいただければと思い投稿いたします。
日経コンストラクションに全建が「品確技術者」制度を創設、とありました。
前から総合評価方式の浸透、品確法の施行と発注者の現状とのギャップに問題意識を感じていたので非常に興味深く思いました。
「品確技術者」になったことで、どのようなことになるのでしょうか?何か業務を依頼されたりするのでしょうか?
また、技術士を取得していることで、何か役に立つことはあるのでしょうか?
情報をお持ちの方、是非お教え願えないでしょうか?


       

No.17472 RE:品確技術者 投稿者:品格を持ちたい技術者 投稿日:2009/02/26(Thu) 22:04

資格制度を確認・調査できないのに、品質を確認できるかどうかの方が問題です。
その辺の情報をお持ちの方は、是非お教え願えないでしょうか?


       

No.17473 RE:品確技術者 投稿者:norinari 投稿日:2009/02/27(Fri) 08:27

(社)全日本建設技術協会が創設した制度です。
詳しくは↓
http://www.zenken.com/hinkaku/hinkaku.html

「国土交通省の主な業務における標準的な応募要件(案)」によると(http://www.hkd.mlit.go.jp/zigyoka/z_jigyou/kouji/minaosi_1912_02.html
おそらく「発注者支援技術者」というのが、この資格に該当するのではないかと。
よって、この資格が無いと発注者支援業務の管理技術者になれないという訳ではないようですよ。

もともと、各地方整備局等の発注機関ごとに定めていた資格制度を全国統一化したという事のようです。

参考になるかわかりませんが、私の知っている範囲の情報です。


       


No.17259 「環境アセスメント士合格発表」 投稿者:ゴリラモリ 投稿日:2009/02/03(Tue) 09:14 [返信]

平成20年度「環境アセスメント士」認定資格試験の合格者名が発表されていますね。

http://www.jeas.org/

http://blog.livedoor.jp/suppontaro66/

この資格も合格者数がえらく少なくないですか
技術士との関係はどのようになるのでしょうね

技術士の方々は、どのように思われていますか?


       

No.17267 RE:「環境アセスメント士合格発表」 投稿者:APEC 投稿日:2009/02/03(Tue) 18:04

環境部門・環境影響評価で口頭試験を受けましたが、試験官が「受験者が少ないみたいだから、ぜひ受けてください」といっていました。^^;

民間資格というのもあるでしょうが、やはり実利が伴わないと難しいものがありますね。
これは技術士の認知度とか社会的地位といった問題にも通じるのですが、「それによって仕事が(生活が)安定する」みたいな資格であれば人気資格になるのでしょうが。コンクリート診断士みたいに。


       

No.17357 RE:「環境アセスメント士合格発表」 投稿者:金杯 投稿日:2009/02/15(Sun) 23:14

遅レスごめんなさい。
アセス士については、以前にも少し話題にしたことがあります。(過去ログ No.4995,7530)
「この資格も合格者数がえらく少なくない」と嘆いていらっしゃいますが、以前はもっといたのですよ。
3年前は、受験者477人、合格者188人です。それが今回は、受験者82人、合格者43人です。
わずか3年で1/5に激減・・・・。
この先、どうなっちゃうんでしょうね。JEASには、なんとかしてもらわないと。このまま消えゆくのでは、すでに合格・登録している人の立場がない。

「技術士との関係」ですか、JEASは“関係ない”と言っています。そうは言っても、技術士にも環境−環境影響評価がありますしね。建設−建設環境にもアセスは含まれますし。

APECさん、そんなこと口頭試験時に言われましたか。きっと、その試験官はJEASの幹部をしている人でしょう。しかし、そんなところで勧誘するなって。
まあ、よほど、せっぱ詰まっているのでしょう。なにせ、JEASの資格試験の特別会計は、雪だるま式に赤字が増えていますから。


       

No.17360 RE:「環境アセスメント士合格発表」 投稿者:Ryo- 投稿日:2009/02/15(Sun) 23:42

 アセスメント士の受験者が少ないのは、受験に対する需要がなくなってしまったからではないでしょうか。環境アセスメントはとても大切なことですが、実施事例が大変少なく、例えば、環境影響評価情報支援ネットワークHPによると、アセス法によるアセス終了分が143事例であり、現在手続き中のものが38事例となっています。終了分と手続き中のもの合計で181事例です。環境アセスメント士の合格者が200人を超えていますので、環境アセスメントに業務として携わる人はほぼ受験し終わってしまったのではないでしょうか。法アセスだけではなく、県の条例等によるアセス制度もありますが、数が少なく、業務で携わることがなかなかできません。

 受験者を増やすには、総合評価落札方式において、評価項目に工事に係る騒音・振動等だけでなく、もっと広い範囲での環境に対する影響の評価を取り入れたりすることが必要と思います。ですが、総合評価の提案事項にはあまり手をかけることができませんので難しいと思います。

 環境アセスの考え方は、もっと広く浸透するべきとは思うのですが。


       

No.17438 RE:「環境アセスメント士合格発表」 投稿者:金杯 投稿日:2009/02/22(Sun) 21:50

「需要がなくなった」ですか。
最初からアセス士に需要などなく、今後を期待して、あるいは開店セールを期待して、第一回の試験は受験者数が多かったのかもしれませんね。
たしかに公共事業先細りで従来型アセスの件数は少なくなるかもしれませんが、アセスの制度にも変化がありますし、SEAやらアセス法以外のアセスも考えると、アセスの関する技術者のニーズはあると思います。
受験者数激減のアセス士の中でも、生活環境部門は3年で1/8に激減です。需要の変化としては大きすぎるように思います。
最近は、受験者数が前年不合格者数に近いです。前年に不合格となった人が再受験するだけで新規の受験者はごく少ないのでしょうか。

合計4回での累積の合格者数は、第一回の受験者数にも達していません。3年前の需要にすら追いついていないと言えるのではないでしょうか。
JEASの会員会社が220社あることから考えても、アセスに関わる技術者のうち、アセス士を取得済みという人はごくわずかでしょう。
資格を取得する必要性という意味での需要は少ないでしょうが、アセス士の受験資格をもつ人はずっと多いはずです。

Ryo-さんのおっしゃるように、国交省等のプロポなどで資格要件として認められれば増えるでしょう。しかし、JEASのほうでもっとできることも、たくさんあります。
今のままでは『資格要件に入れてくれ』と言っても、「どうせ、誰も受験してくれないような資格でしょ。じきに消え去りそうなマイナー民間資格を入れるなんてありえない」と言われてしまいそうです。


       

No.17444 RE:「環境アセスメント士合格発表」 投稿者:にゃんこ先生 投稿日:2009/02/23(Mon) 20:39

私は、来年度生活環境部門を受験しようと考えています。

しかし、過去問等がまったくないので、正直受験を十著してしまいます。

試験内容がわからなければ、試験合格者がどの程度の資質をもっているのか客観的に判断することはできないのではないでしょうか。

したがって、資格要件にアセス士を入れてくれといっても、難しいですよね。


       


No.17443 事務手続手数料 投稿者:房総技術士 投稿日:2009/02/23(Mon) 15:50 [返信]

来る4月1日からインターネット経由の受験申請等に「事務手続手数料」がかかるそうです・・・。

結構高いんですね・・・。


       


No.17243 環境測定アドバイス 投稿者:トマト  投稿日:2009/02/01(Sun) 23:04 [返信]

2次試験の過去問ですが、「環境分析における標準試料の役割とそれによる分析値の信頼性の確保について」
だれか、アドバイスお願いします。


       

No.17246 RE:環境測定アドバイス 投稿者:他人をちゃんと評価しよう 投稿日:2009/02/02(Mon) 06:50

単純に、トレーサビリティ確保のはなしではないですかね。

だとすれば、ここには若手いびりが好きな野狭窄ぎみのお兄さんもいるようなので、ここで聴くよりも環境計量士の学習内容を復習された方がよろしいと思いますよ。


       

No.17248 RE:環境測定アドバイス 投稿者:お前もな 投稿日:2009/02/02(Mon) 08:25

まさに視野狭窄ぎみのお兄さんもいるようなので説明しておきますが、「私はこのように答えてはどうかと思うが、どうでしょうか」と自分の意見をまず示してアドバイスを求めるとレスがつきます。
ここではただの「教えて」君ではなかなかレスはつきません。


       

No.17431 RE:環境測定アドバイス 投稿者:pin 投稿日:2009/02/22(Sun) 01:09

そうだ。こんなところで聞いても教えてもらえないし、
技術士なんてレベルもそれほど高くないんだから、
自身で調べ考えた解答のほうがよっぽど役立ちます。
その程度の解答で十分です。


       

No.17436 RE:環境測定アドバイス 投稿者:金杯 投稿日:2009/02/22(Sun) 21:19

提示された問題はH16年の問題ですが、私が受験したら選択しませんね。単純に自分の専門・得意分野とずれるからです。
これでも、環境測定の技術士で環境計量士なんですけど。ごめんなさいね。

環境測定は環境部門の中でも一番マイナーだから。別に意地悪してだれも教えてくれないわけではないでしょう。
H16年の試験では、環境測定の最終合格者はたったの7人でした。

他の方々のレスにもありますが、そう難しく考えなくとも、60点の論文は書けますよ。書き方さえ間違わなければ。


       

No.17439 RE:環境測定アドバイス 投稿者:ほーるどあうと 投稿日:2009/02/22(Sun) 23:25

環境分析に使用する標準試料は、分析値を求める場合、絶対検量線法、内部標準法、内部標準法に使用されると思います。その役割を述べて、
また、信頼性確保に必要なトレーサビリティ確保、精度、真度、再現性について述べてはいかがでしょうか。


       

No.17442 RE:環境測定アドバイス 投稿者:壮年計量士 投稿日:2009/02/23(Mon) 12:22

環境計量士で平成19年度技術士(環境部門環境測定)に合格した者です。
問題にある「標準試料」とは、国家計量標準物質にトレーサブルな実用標準物質のことではなく、水や土壌、底質などの試料中の特定成分について値付けした環境標準試料のことを指しているのではないでしょうか。
「標準物質」と「標準試料」について業界でも用語の使用が曖昧になっているような気がしますが、少なくとも検量線作成の基準となるJCSSの標準溶液を「標準試料」といった呼び方はしないのではないかと思います。


       


No.17412 登録について 投稿者:suu 投稿日:2009/02/18(Wed) 20:40 [返信]

公務員で結果待ち(建設部門)の者です。
手引を取り寄せて合格した場合の登録方法を勉強中です。
私の場合、下記の@Aの登録の仕方があると思うのですが、職場異動の度に証明書をもらって登録変更するのは大変ですので、Aにしたいと思うのですが、既技術士の方がどうされているのか参考にさせてもらえないでしょうか。

@○○県△△課または○○県□□事務所で登録する
 →職場異動の度に登録変更が必要
A○○県庁で登録する
 →所在地は県庁所在地、電話番号は代表番号になる?

つまらない質問ですみません。
アドバイスをよろしくお願いいたします。


       

No.17413 RE:登録について 投稿者:ぼうず 投稿日:2009/02/18(Wed) 21:43

ぼうずです。
公務員技術士です。
私は出先機関の出張所のようなところに勤務していますが、登録時には県庁所在地の住所電話番号と知事の公印をもらって登録しました。
技術士に対する理解がないと照明員をもらうのに手間取るかもしれませんが、有資格者に御指南いただいてぜひ登録できると良いですね。


       

No.17414 RE:登録について 投稿者:関西州 投稿日:2009/02/18(Wed) 21:59

私の場合も、登録用書類2の証明書が知事名でしか発行できない、とのことで所在地は県庁の住所、名称は○○県、代表者は知事名としました。
所属長の証明で済むのでしたら、すぐに発行できるのですが、証明書発行依頼などという書類を作らされたり、結構時間がかかってしまいました。
『登記されていないことの証明書』がクリティカルパスだと思い、早くから準備していましたが、予想外の事態で、リスク管理ができていないことを痛感しました。


       

No.17415 RE:登録について 投稿者:偏屈受験生 投稿日:2009/02/18(Wed) 22:31

お疲れ様です。私も公務員の立場で登録しました。
知事印をもらうのは、(事務屋さんの無理解もあり)手間がかかります。しかし、自分をアピールする良い機会と考えて、手続きされることをオススメします。


       

No.17416 お恥ずかしい 投稿者:ぼうず 投稿日:2009/02/18(Wed) 23:03

ぼうずです。
N0.17413の書き込み、最終行「照明員」は「証明印」
の間違いです。
誤変換に気づかず書き込んでしまいました。お恥ずかしい!


       

No.17417 RE:登録について 投稿者:木っ端役人 投稿日:2009/02/18(Wed) 23:06

その職場(県庁や市役所、町村役場)で初めての方でなければ、結構簡単ですよ。
県庁ならば、確実に先達がいらっしゃるはずです。
技術士会に問い合わせれば、事務処理は簡単です。


       

No.17421 RE:登録について 投稿者:suu 投稿日:2009/02/19(Thu) 03:32

ぼうず様、関西州様、偏屈受験生様、木っ端役人様
ご回答ありがとうございました。
Aで登録できるよう準備したいと思います。
(まずは合格することが必要ですが・・・)
また、Aの場合、勤務先の名称は
○○県または○○県庁のどちらにすべきでしょうか?
○○県だと地名を表しているように思えたりします。
よろしくお願いいたします。


       

No.17422 RE:登録について 投稿者:道路公務員技術士 投稿日:2009/02/19(Thu) 07:47

「○○県」です.
地方自治体の正式名称です.

「○○県庁」ではありません.

代表者は,○○県知事というでしょう.
○○県庁知事とはいいません.

市の場合も,「○○市」です.
○○市役所ではありません.

この辺を混同されている.


       

No.17441 RE:登録について 投稿者:あらあら 投稿日:2009/02/23(Mon) 00:34

え!ご自分が所属する組織の正式な名称もご存じないのですか?知事や市長が聞いたら泣きますよ。。。

       


No.17327 文科省 技術士試験部会 投稿者:妖精哲学の三信 投稿日:2009/02/14(Sat) 22:40 [返信]

試験制度を議論したスレの蒸し返しになるかもしれませんが、
文部科学省技術士分科会試験部会の議事録が公開されています。

やはり新制度ではプレゼン力重視となり論文力低下が避けられないのでしょうか?
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu7/002/gijiroku/1218320.htm


       

No.17330 RE:文科省 技術士試験部会 投稿者:孤独な技術士 投稿日:2009/02/14(Sat) 23:48

試験の負担を少なくすることで受験生を増やし、結果として合格者の増加につなげたいという背景があったと記憶しています。

旧試験合格者と新試験合格者の優越の話は別として、優秀な技術者は技術士になって、社会のために活躍していくことが望まれているのだという背景があるのだと思います。

よく言われている「技術士はスタートライン」の意味は、
「優秀な技術者(士)」として、「他の技術者」に対し模範となる行動をとれる「優秀な技術者(士)」という意味のスタートラインであり、
そのことができる合格者が増えてほしいものと個人的のも期待しているところです。

合格レベルの引き下げは、やるべきことではないのでそんなことはしてないと思いますが、技術士の品質の低下につながる試験制度は正すべきですし、そんなことをしてまで合格者を増やす必要もないでしょうという考えです。
「技術士」以外の資格でも業務を遂行できるのですから、そのレベルに達していないのであれば、研鑽して「技術士」を目指すというスタイルが望まれ、その中で「優秀な技術者(士)」がでてくるのが「技術士」の品位を保てることにつながるのだと思います。

少し酔っていますので、まとまりのない文章になってしましましたが・・・。


       

No.17331 RE:文科省 技術士試験部会 投稿者:APEC 投稿日:2009/02/14(Sat) 23:52

根拠はないのですが、経験論文にも問題の多いのがあったけれどそれは筆記試験段階で不合格となり、口頭試験までは進めなかったのが、そのフィルタが筆記段階ではなくなった分だけ、口頭試験段階で問題の多い論文が目に付くようになったということではないのかなと推測しています。まあそれは当然のこととして予想できたことですが。

「論文は論文として採点されていると思う」というような議論もありましたが、この議事録を見るとやはり論文としての採点はされていないということのようですね。
私は、「論文の単独評価」の重要性というか意味をあまり感じないので、現行のままでもいいように思いますが・・・・(あくまで個人的意見です)

ただ、単独評価なし、口頭試験で評価ということだと、やはり「プレゼン資料」の性格が強いものを書いておいたほうが有利ということでしょうね。


       

No.17334 RE:文科省 技術士試験部会 投稿者:morinokuma3715 投稿日:2009/02/14(Sat) 23:59

個人的な意見です.
論文力がない人はプレゼン力もない事が多い気がします.
結局「論理的思考ができるか」に尽きると思うのですが,如何でしょう?


       

No.17336 RE:文科省 技術士試験部会 投稿者:APEC 投稿日:2009/02/15(Sun) 00:07

同感です。論文もプレゼンも表現力・コミュニケーション力の表れだと思います。
だからこそ論文提出後の口頭試験準備段階でもなお改善していけるのですけどね。
極端な例として、口頭試験セミナーのアドバイスを受けて、提出した論文の内容を修正しながらプレゼンして合格したという人もいましたから。


       

No.17345 RE:文科省 技術士試験部会 投稿者:GTR30 投稿日:2009/02/15(Sun) 09:01

 以前はAAAの人が口頭試験に進んだものが、19年度からはBAAの人も口頭試験に進んでいるので、そうなるのは自然と思います。
 ただしAの人でも説明ができない人(コミュニケーション力不足)は以前から不合格でしたし、19年度以降はいわゆる「B」でもある程度論文の仕上がりが良ければ(「A」に近い)、あとは説明でカバーできた際に合格になっているのではないのでしょうか。

 経験論文を19年度から筆記からはずしたのは、不合格のうちBAAのケースが少なかったから、採点側の負担を考慮したのではないでしょうか。
 


       

No.17347 RE:文科省 技術士試験部会 投稿者:殺生丸 投稿日:2009/02/15(Sun) 14:07

推測ですが,「問題のある論文」とは,図表やフロー図が多く,文章が少ないようなものかもしれません.プレゼン資料を強調しすぎると,このような視覚に訴えるような論文?が増えてくるでしょう.
あくまで「体験論文」なのですから,文章で勝負したいですね.


       

No.17348 RE:文科省 技術士試験部会 投稿者:TOP7 投稿日:2009/02/15(Sun) 14:07

これから何度も試験を重ねるうちに、受験者の論文力はどんどん上がっていくのではないでしょうか。


・・・この論文力低下という発言は、「旧制度と比較して」という前提で言っているような気がします。
しかし、はっきり言って、あの枚数で、自分の業績を旧制度なみに書き込むのは難しいと思うのですが。


       

No.17355 RE:文科省 技術士試験部会 投稿者:合格後が大切 投稿日:2009/02/15(Sun) 19:07

「およそ『試験』というものが『人が人の能力を量るもの』である以上、完璧な試験の形式などあり得ない。・・・もともと、技術士資格を『ゴール』ではなく『通過点』ないしは『出発点』と捉えておけば、試験方式の変化により多少の難易度の変化や負担の増減があろうともさほどの抵抗感を抱くことなく受け入れられるはずである。・・・」
これは、このサイトで紹介されている受験者向けの文献からの引用ですが、私はこれを読んでから、(既合格者の立場から)試験方法についてはあまり気にならなくなりました。


       

No.17356 RE:文科省 技術士試験部会 投稿者:技術者 投稿日:2009/02/15(Sun) 21:45

技術士資格を『ゴール』ではなく『通過点』など、最近良く言われることですが、
そのような子供の資格が、名称を独占するというのはいかがなものかと、、私は思います。

JABEEとかいろいろあるにしても、それで簡単にとって、さてこれからというようなものであれば、もともと7年も要らない。
そのような、通過点レベルは、1次試験で十分でしょう。
とはいえ、技術士がスティタスとは思いませんが、技術取得がスタートというのは絶対に違うでしょう。技術士云々に関わらず、懸命にやるものです


だいたいが、技術士をとる前であ取ってからであれ、とことん本気で仕事をするのが技術者です。

何をアホなことを要っている余裕があるのか、不思議です。


       

No.17362 RE:文科省 技術士試験部会 投稿者:朝青龍 投稿日:2009/02/15(Sun) 23:45

やっぱりかー。
口頭試験でふるい?目の粗いふいかもしれませんよ。


       

No.17365 RE:文科省 技術士試験部会 投稿者:黒 投稿日:2009/02/15(Sun) 23:54

そのとおり と同じように
今のプレゼンの意味もわからず
昔の制度で他人の論文でも書けば認める
アホ試験官がいたということですわ

さすが、

さらに、その問題を分かろうともしない
ドアホ試験官が一人何の客観的論拠も示さす発言している。
どうか、こういうアホを試験委員を指名しないで下さい。
ところで、多分、旧制度の評価の馬鹿さ加減が露呈しましたね。
朝青龍さん、まともな議論をしたうえで発言しないと、ただのアホですよ。


       

No.17375 RE:文科省 技術士試験部会 投稿者:品位をもって 投稿日:2009/02/16(Mon) 09:38

旧試験制度の体験論文の「論文力」といわれるものは、学者に必要な能力じゃないでしょうか?技術士に必要なのは新試験制度の体験論文に基づいた「プレゼン力」なのでしょう。公共の発展に寄与し、学会での閉じられた空間の説明ではなく、大衆の様々な疑問や質疑に対応でき説明できる人が必要なのでしょう。

       

No.17382 RE:文科省 技術士試験部会 投稿者:品位をもって 投稿日:2009/02/16(Mon) 15:35

旧試験の筆記試験にて体験論文が改正になった理由として、技術士もしくは上司の作った実績の体験論文を技術士試験を受験する生徒が時間内に書き写す能力は問われていないといえば解りやすいでしょう(論文力とは 実績、知識力、試験はこれ以降で対応できる→記憶力、筆記力)。当人の(かどうかわからない)過去の実績を採点せず、あくまで題材としてクライアントに対する技術士としてのこれからの資質や適正を口頭試験で確認することに変化したのは技術士に求められる能力が時代と共にかわったということでしょう。(プレゼン力とは 知識力、試験はこれ以降で対応できる→対応力、対人力、将来性)

試験委員はについては勘違いしていると思います。試験委員は学者を含むその道の専門家でしょうが、その受験者に特化した分野における専門家であることはまれじゃないでしょうか。そういう意味で大衆に近いと思いますよ。少なくとも旧試験の口頭試験よりかは、新試験の方が「プレゼン力」を見るのには適切に変化しているでしょう。

これから技術士の知名度を上げる方向としては、学会など専門家同士の発表よりもCSRやインフォームドコンセントなどの大衆における積極的な情報公開を率先して行う技術士の方が重要なんでしょうね。


       

No.17385 RE:文科省 技術士試験部会 投稿者:サクラ 投稿日:2009/02/16(Mon) 17:55

技術士の知名度を向上させる方法は、建築士や税理士のように業務独占資格にすることです。
例えば、技術士による技術監査を法制度化するとか。

名称独占資格では、特にマイナ-部門(適切な呼称ではありませんが)の場合、ほとんどメリットがないですね。


       

No.17388 RE:文科省 技術士試験部会 投稿者:殺生丸 投稿日:2009/02/16(Mon) 19:59

技術士試験の採点項目のどこに「プレゼン力」があるのでしょうか.体験論文の評価は経験と専門的応用能力ではないでしょうか.やたら「プレゼン」を強調する考えには納得しかねます.

最近の体験論文では,「提案・成果を図○○に示す」といった表現で文章での説明が無いのをよく見かけます.これだと,論文になっていない.「体験報告書」ならこれでいいかもしれないが,ろんぶんなんだから論じなきゃだめだと思いますが.


       

No.17389 RE:文科省 技術士試験部会 投稿者:島本 投稿日:2009/02/16(Mon) 20:36

殺生丸さんへ

読み手に分かりやすく、しっかりとした内容を伝えることが出来れば、文章であろうが図であろうが、良く、それがプレゼンというもので、専門的応用能力をよりよく発揮するための現在の技術士に期待される重要な技術です。貴方が、だめだと思うのは、貴方がご指摘のその論文がダメか、貴方が人の役に立つ技術というものが何なのかおわかりになっていないということでしょう。


       

No.17390 RE:文科省 技術士試験部会 投稿者:中途半端 投稿日:2009/02/16(Mon) 20:50

所詮技術士は名称表示ですから、自己満足の世界。トップレベルの人はらくらくクリアしているか、挑戦の価値なしのレベルではないでしょうか。
東大、京大の方はどうなんでしょうか?
技術士試験の知識は技術士試験合格対策のみのチョットレベルの高い段階でしかないのでは。中途半端に頭のよいトップにいけない人、下位のレベルと一緒にされたくない人の自己満足の世界じゃないかと。
だって全制度がどうとか、他の資格に比べてどうのこうのとか、おかしくありませんか。


       

No.17392 RE:文科省 技術士試験部会 投稿者:負け犬の 投稿日:2009/02/16(Mon) 21:17

それならなぜあなたはこの掲示板を訪れたんでしょうか?

       

No.17394 RE:文科省 技術士試験部会 投稿者:取得の意義 投稿日:2009/02/16(Mon) 21:33

技術士取得の意義について

他の部門は良く分かりませんが、建設部門に該当する建設コンサル業では

取得しても立派で無いかもしれませんが
取得してなければ、生き残って仕事を続けることも難しい状況になっています。
つまり、運用上は、職業独占に近づきつつある。

だから、仕事は減っても、技術士の需要は増えているようです。


しかし、他の部門でも、給料が上がったり、クライアントの反応が変わったりするんでしょ、
もし、全くそういうことが無いなら、取る意味は自己満足ということでしょうね
ま、しかし、それもいいじゃないですか、自己満足なら自己満足で、他人が無意味呼ばわりするのもどうかと思います。


       

No.17396 RE:文科省 技術士試験部会 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/02/16(Mon) 21:41

東大や京大がどうのこうのとか関係無いじゃないですか。
そういう事を言う自体おかしいと思います。

技術士を取得しても無意味とか、これは個人で判断する事であって、みんながそうと勝手にいうものではないですよ。
自己満足の人もいるし、自己研鑽の人もいるし、建設部門などは必要な資格ですよ。
安田講堂さんや中途半端さんは、一体何が言いたいのでしょう?


       

No.17400 RE:文科省 技術士試験部会 投稿者:APEC 投稿日:2009/02/16(Mon) 22:12

資格が必要かどうか、意味があるかどうかは人それぞれではないでしょうか。

なお、話の腰を折るようで申し訳ないのですが、マルチハンドルはやめてくださいね。


       

No.17401 RE:文科省 技術士試験部会 投稿者:品位をもって 投稿日:2009/02/16(Mon) 22:30

プレゼン力がいる設問・・・「あなたの経歴と体験論文について10分程度で説明して下さい」一方的に説明する時間が与えられ、その後、質疑応答がある。ほぼ冒頭にあり採点の項目になっている。

技術士の価値について・・・技術士も取得すれば、自分に、他人に役に立ているか自分の体感で判断できる。取る前からあーだこーだいっても取る努力をしたくない理由付けにしか聞こえない。

過去の出身大学について・・・まさか名詞に書くわけないし、まったく役に立たないでしょう。社会に出て仕事すれば、東大とか京大とかそんな過去の出身がどうとか当人の自慢話か飲んだ席でしか、聞いたことない。


       

No.17402 RE:文科省 技術士試験部会 投稿者:殺生丸 投稿日:2009/02/16(Mon) 22:36

島本様
ご指摘ありがとうございます.
「貴方がご指摘のその論文がダメか、貴方が人の役に立つ技術というものが何なのかおわかりになっていないということでしょう。」

うーん.両方かもしれませんね.
私は今の技術士が何を求められているのかとか,そういった視点で述べているわけではないのですが,「説明能力を重視する」という文科省などの方針があるのであれば,私の間違いです.考えを変えねばと思います.
確かに試験官に理解してもらうことが合格には最も必要でしょうが,問われている試験問題が「論文の提出」であり,「説明資料の提出」ではないと思ったまでです.(論文に点数がつかないそうなのであまり強く言ってもしょうがありませんが)
プレゼンが必要な技術であることに異論はありませんが,試験では合格のための手段にすぎないと思うのですが.


       

No.17403 RE:文科省 技術士試験部会 投稿者:誰しも 投稿日:2009/02/16(Mon) 22:40

技術士資格に何故、東大やら京大が出て来るのやら。自身が出身でなくとも身近に該当者がいないのですね。実例みていればで、破綻している事くらい気付くでしょう。そうでなければ、コンプレックスが有るのやら…


一次は流石に難無くパスしているようですが、二次はそう簡単にはいかないようで。


       

No.17406 RE:文科省 技術士試験部会 投稿者:白鳳 投稿日:2009/02/16(Mon) 23:23

技術士の意義は、目的は?
さまざまでしょう。
企業経営陣から見れば、業務・品質確保。プロポでの特定、大いに重要です。
個人からみれば、また違うでしょう。
技術士とは、いろいろと考えさせられるでしょう。
それでいいのです。考えて受験せよ!
≪若者よ、熱くなれ!!≫


       

No.17409 RE:文科省 技術士試験部会 投稿者:東洋系剣士 投稿日:2009/02/17(Tue) 23:48

確かに「技術体験論文」は「経験業務の概要説明書」の方が素直に納得できますね。
論文という格調の高いものは求めていないのですから(もちろん格調高くまとめても
良いですが)。

概要説明だとすれば,足りないところは追補説明が必要で,本人の口述対応から技術
力を試す,という試験方法はまっとうな方法だと思います。

朝青龍さんの「目の粗いふるい」の表現を借りれば,旧試験制度の方が粗かったと考え
るのが妥当ではないでしょうか?
(現行制度は,より性悪説に基づいている。一級土木の例もあり,受験者側のモラル・
倫理の低下は悲しいですが,そういった世相にも対応していると考えられます)
私の周りには他人の経験論文を丸暗記しているような先輩は居ませんでしたが,そのよ
うな疑念は薄れるはずです。
(それを試験官が見切ることも容易ではない)

また,今思えば,文章的にも内容的にも突っ込みどころ満載な体験論文を提出し,口頭
で華麗に技術力を表現する,といった戦略で臨むこともアリだったかな?とも思います
(もちろん並ならぬ能力を要求される苦難の道なワケですが)。
というのも,実は今年の口頭試験でたった26分で終わってしまいまして,いささか不安
があるのです。。。
(45分って早いなーってまだ30分前やん!!と気が付いたときには青ざめました)
私の論文が完璧だったとは言いませんが,完成度が高いと口答試験で自分を示しきれな
い可能性があるのかなーと。
もし私が合格ならば,私が短い時間で技術力を十分表現できたか,論文を見て内容が良
いから合格としたのか知りたいところです(後者なら本当の意味での合格ではない,と
いうことになる)。
もっとも不合格ならナマ言ってスミマセン,ですがっ

まとめると,現行制度の方が旧制度よりクリアだと感じる,APECさんの言うように論文
単独評価は不要と感じる(誰だって書けると認識すべき),が私の意見です。


       

No.17427 RE:文科省 技術士試験部会 投稿者:妖精哲学の三信 投稿日:2009/02/20(Fri) 20:55

上位の技術士分科会議事要旨も公開されました。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu7/gijiroku/1236095.htm

ここでも体験論文が議題に上がってます。来年度はプレゼン寄りから論文寄りに仕上げた方が良いかも?

それにしても延々と低合格率ネタで引っ張られる電気電子部門は可哀想だ。


       


No.16273 いよいよ口頭試験! 投稿者:コチタロ  投稿日:2008/12/04(Thu) 22:17 [返信]

皆さん、こんばんは。コチタロと申します。
いよいよ明日から口頭試験が始まりますね!
(明日は初日ということで、どれだけ計画されているかは分かりませんが)
ちなみに私は、「施工計画、施工設備及び積算」で、16日です。
私自身、初めての口頭試験なので、早く試験日を迎える方々に何と言葉をかけたらよいものか分かりません。
しかし、筆記合格発表以来、皆さんそれぞれ一生懸命取り組んでこられたと思います。
今こそ、培ってきたものを発揮しようではありませんか!
お互いに頑張りましょう!!


       

No.16277 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:綾田裕 投稿日:2008/12/05(Fri) 00:09

昨年は、12月前半に口頭試験を受け合格ました。
今頃 一生懸命予想問題を反芻していました。
今年は別部門で口頭を受けますが1月半ばです。
去年より一ヶ月も遅いのです。これから気持ちを高めて合格にもちこみたいと考えています。
12月の方、頑張ってください。また 何か情報があれば書き込み願います。でも、きっと後でも先でも差がつかない面接試験になるのだろうと思います。


       

No.16278 明日からなのですね。 投稿者:ぼうず 投稿日:2008/12/05(Fri) 00:19

いよいよ明日から始まるのですね。
口頭試験に臨まれるみなさん!
最後の最後まであきらめずくり出される質問にあわてず、がんばってください!
SUKIYAKI塾1000万pvはだてじゃありません。みなさんのこれまでの努力とこのけい示板で得た情報を持ってすれば口頭試験はだいじょうぶです。自信を持って臨んでください!
がんばれ!


       

No.16280 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:キクベー 投稿日:2008/12/05(Fri) 09:39

1000万pvって何でしょうか?

       

No.16281 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:APEC 投稿日:2008/12/05(Fri) 09:48

たまたま仕事で東京に来ています。
今日受験される皆さん、誠意と熱意をもって、試験官とコミュニケーションし、信頼してもらうことを目指してください。
体験論文は、説得するのではなく納得してもらうことを念頭に。
がんばってください。


       

No.16282 キクべーさんへ 投稿者:norinari 投稿日:2008/12/05(Fri) 10:29

1000万pvとは、SUKIYAKI塾のアクセス数だと思います。

       

No.16283 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:hamburg 投稿日:2008/12/05(Fri) 14:18

hamburgと申します。

私は、7(日)です。

コチタロさんと同じく初めての経験なので、とても緊張し
てきました。(@@)

しかし、ここまで来れたのも家族や同僚、そしてこのHPを
通して、いろいろと教えて頂いた方々のおかげ。
それらの方々の期待を裏切らないよう、頑張って行きたい
と思います!!!


       

No.16284 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:かぐや 投稿日:2008/12/05(Fri) 17:18

明日、面接です。
すでに緊張して、張り裂けそうな気持。
ぎりぎりまで勉強を続けて無心になるようにします!


       

No.16285 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:hiromuy 投稿日:2008/12/05(Fri) 18:13

私も明日12/6です。
かぐやさん、お互い最善を尽くしましょう。

経歴はもちろん、論文の内容については自分が一番よく解っているのだ!
面接官も多少は緊張されているのだ!
明日の夕方には、おいしくビールを飲んでいるはずだ!

と自分に言い聞かせて、緊張を紛らわしています。


       

No.16286 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:いよいよ 投稿日:2008/12/05(Fri) 18:53

みなさん、今年もここで口頭試験の情報交換を
しましょう。
参考になることが多いですから。


       

No.16287 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:かぐや 投稿日:2008/12/05(Fri) 19:00

来年はなし!
合格するぞ!!


       

No.16288 RE:いよいよ口頭試験! 未だ準備不足・・・ 投稿者:ここほれワンワン 投稿日:2008/12/05(Fri) 21:26

正月明けの試験であと1ヶ月ですが、業務も多忙で未だ準備不足・・・
年末年始の休みに追い込むしかない状況です。
※今度の箱根駅伝はテレビで応援することになりそうです(笑)


       

No.16290 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:はじめ  投稿日:2008/12/05(Fri) 21:56

今日、渋谷フォーラム8で
試験受けてきました。
控え室では、受験者の皆様は物音一つ
立てず、緊張した雰囲気で
したが、周りのビルの音楽など
が聴こえ、想定問答などの
最終確認に集中できませんでした。
(結局、作った想定問答は一つも
質問されませんでしたが・・・)
音が気になる方は耳栓など用意され
るとよろしいかと存じます。
これから受けられる方々のご健闘を
お祈りいたします。


       

No.16294 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:もとじ 投稿日:2008/12/06(Sat) 01:06

それでなくても緊張するのに、試験日が初日だった皆様、本当にお疲れ様でした。一方私は来月中旬ですが、それまでの悶々とした毎日を考えると滅入ってしまいます。それにしても、事前提出の論文が試験官に渡る時期は皆一緒なのか、それとも試験日前の一定の時期なのか、気になります。いくらなんでも、試験官が今から来月中旬まで私の論文についてじっくり吟味しているとは思いたくありません。

       

No.16300 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:6日 投稿日:2008/12/06(Sat) 21:16

いってきました。フォーラム8。
昨年度と同じような流れで、

・経歴
・受験動機
・体験論文 の説明の後、
・論文内容の質疑
・受験部門分野に関する内容の質疑 と続き、
・CPDの取組み
・技術者倫理
 で締めくくりでした。(45分間がっつり)

受験後の手ごたえが無いのも昨年度と同じ。
(まったく自信が持てません。)
合否発表まで気に病むのも昨年度と同じでしょうか。

*この面接試験は事前のプレッシャーと事後の後悔
 (といいますか、不完全燃焼感)が大きいですね。
*経歴論文によって自らの技術力を示したつもりが、
 その後の質疑で底の浅さが自らもわかってしまう。
 それに堪えて面接を続けなければならない。
*これがあるから、技術士試験は難関なんでしょうね。

 合否に関係なく、
 今年も自分を思い知らされました。
 また勉強します。(来年は他部門も受験だ!)


       

No.16302 6日様 投稿者:フェニックス 投稿日:2008/12/06(Sat) 22:29

口頭試験お疲れさまです。
くたくたになったこと,お察しします。
昨年,12月9日(日)NTTセミナーハウスで受験しました。
私は,まず体験論文について,10分程度で話すことから始まりました。
しゃべりだしたところ頭の中が真っ白になりました。
がたがたになりながらもなんとかプレゼンをおわりました。
次に技術的な専門知識を聞かれました。
雰囲気は穏やかに進みました。
技術者倫理も一生懸命に答えました。
試験官は,私の後ろにある時計をしきりに見ながら質問していましたが,そうこうしているうちに「これで終わります」ということで,その時万事休すと思いました。なんと,35分程度で終わりました。
もうだめだろうとこの時思いました。
6日様と同様な気分でした。
発表までは自分を責め続け辛い毎日でした。
しかし,結果は合格でした。いや,合格させていただきました。
試験官の方々には,こんな出来の悪い受験生で申し訳ない気持ちでした。
このような例もあります。
発表まであきらめないでください。
幸運を祈っております。
なお,私の部門で同じ受験地のすべての受験生が合格しておりましたので,筆記で多く合格しているから,口頭の不合格が多いだろうとの概念にはとらわれないようにしてください。
自分のやってきたことをほめてください。


       

No.16304 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:同じく6日 投稿日:2008/12/06(Sat) 23:50

フェニックス様は何部門だったのでしょうか?

私は本日、上下水道−下水道で受験してきました。
38分ぐらいで終わったと思います。
なごやかムードでしたが、内容はイマイチです。
あとは祈るだけです。。


       

No.16306 私も6日終わりました! 投稿者:カマイタチZ 投稿日:2008/12/07(Sun) 01:29

私も6日に上下水道部門受けてきました。口頭時間は35分間でした。体験論文の質疑で頭が真っ白になり、その値は少しおかしでしょう!と言われ、話がかみ合わない部分があり。おもわず謝ってしまいました(笑)。内容はイマイチですが、済んだことは仕方なしです。後は3月6日を待つだけです。みなさん。ご苦労様でした。

       

No.16308 無心が8割(←それは無心じゃない) 投稿者:6日 投稿日:2008/12/07(Sun) 10:13

・フェニックス:ありがとうございます。
・6日組の皆様:お疲れ様でした。
・今後組の皆様:実力を発揮されて下さい。

*面接前の期間も、面接が終わり発表を待つ期間も長いですよね。(発表まで3ヶ月待ち)
*この間の気の持ちようが修行の足りない私には試練です。
*6日組の皆様のいわれるように「済んだことは仕方なし」「あとは祈るだけ」ですね。
*気持ちを切り替えて、(試験のことは8割くらい忘れて、)年末、新年、年度末を迎えたいと思います。


       

No.16309 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:1207 投稿日:2008/12/07(Sun) 10:26

昨日、受けてきました。
控え室ってあんなに広かったんですね。
雰囲気については、聞いていたような重たい感じはなかったなぁ。普通でした。
控え室から試験室に向かう人達に対しては、
「僕も頑張るから、みんなも頑張れ!」って気持ちになってましたね。
試験室前で待機してる数分間は、たしかに緊張しましたが、それが普通ですよ。
で、試験の内容は
・経歴と体験論文、質疑応答
・経歴書に記載した業務に関する質疑応答
・3義務2責務
・CPD
こんな感じでした。
時間の殆どが体験業務に関する質疑応答でした。
その中で、専門とやや離れた技術用語の問いに対して、「分かりません」と答えましたが、それっきりでした。
てっきり、挽回のチャンスが訪れると思っていただけにこれが少しだけ気がかりです。
でも、抑圧的な雰囲気なんてまるでなく、終始、穏やかに進みました。
受験の動機や合格後の抱負等の質問が無かったため
、試験の最後に「絶対に技術士になりたい」という旨の話を付け加えました。

試験に向けて皆さんかなりのプレッシャーを感じていると思いますが、
黙って座ってても45分、ぺらぺらしゃべっても45分です。あっという間に終わります。
命まではとられませんよ。
面接官も落とそうと思って面接するんじゃないでしょうから。

頑張ってください。


       

No.16311 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:コチタロ  投稿日:2008/12/07(Sun) 13:02

皆さん、こんにちは。コチタロです。
昨日、今日と試験を終えられた皆さん、お疲れさまでした。
皆さんのコメントを拝見し、私自身も緊張感が高まってきました。
どうやら、多いパターンは経歴及び技術的体験論文のプレゼンを併せて10分というものですね。
3分や5分であれば、かなり端折る必要がありますし、そういう意味では10分が妥当な時間なのかな、と思います。
やはり、ネックとなるのは、技術的体験論文の質疑と体系的専門知識及び技術に対する見識の部分ですね。
受験生の皆さん、それぞれ残された日数は異なりますが、ともに頑張りましょう!あと少しで楽になります!


       

No.16313 6日様へ追伸 投稿者:フェニックス 投稿日:2008/12/07(Sun) 14:38

上下水道部門−下水道でした。
カマイタチZさんと同じです。
口頭試験が終わった時の感覚は,みなさんと同じです。
後はサプライズを期待しております。
きっと今の雰囲気を払拭してくれることが3月に起こり得ると思いますよ。


       

No.16318 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:くじら 投稿日:2008/12/07(Sun) 16:55

私も受験して来ました。
今年は5分前に試験室前に来るようになっています。

私の場合、
荷物は入ってすぐの机に置くように言われました。
経歴、論文説明
ほとんどここまでのやりとりで最後に
CPD、義務と責務
でした。
プレゼン時間はだいだいで良いと言われました。
説明中は、論文を見ており、時計は見ていないようでした。

私は銀座線を使ったので、渋谷マークシティ内を通って行きました。
ここは、長くて広い廊下のようなところで、スタバやエクセルシオール
コンビニ、ドラックストア、飲食店多数そして途中にきれいなトイレがあります。
少々遠回りですが、信号もなく雑踏を歩かないでよいので、気分的には楽です。
特に天気の悪い時は良いのではないでしょうか。
銀座線から一番前の改札(百貨店口)を出て銀座線車庫方面へ歩き
階段を1階分下りてすぐ左に行くと、井の頭線への通路ががあるので、
井の頭線改札へ向かい改札の上に行くエスカレーターに乗ると
マークシティです。(少し分かりづらいかもしれません)
山手線外回り玉川改札からも行けると思います。
井の頭線へ向かい、その上に上がると覚えると良いかも。

余談ですが、銀座線は地下鉄なのに渋谷で一番高いところを走っています。


       

No.16319 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:清之進 投稿日:2008/12/07(Sun) 17:07

皆さん、こんにちは!清之清と申します。

本日(7日)渋谷フォーラム8で口頭試験終了しました。上下水道部門、下水道(下水渠)です。

内容については、
・経歴説明
・体験論文・質疑応答
(論文が不出来なのか、2つともかなり突っ込んで質問されました。)
・下水道に関する質問
・専門
・技術士取得後の抱負
・3義務2責務
時間は40分でした。

終わった直後は、ホッとした気持ちが強く、なんとかなるかな〜という思いでしたが、その後、面接官とのやりとりを回想するたび不安におそわれてきました。やはり合格は難しいかもしれないという気持ちでいっぱいです。3月までは不安との戦いが続きそうですね。

これから受験されるみなさま、がんばってください。ご検討をお祈りいたします。


       

No.16329 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:おぐり 投稿日:2008/12/07(Sun) 22:39

土曜日の10時30分からフォーラムエイトで口頭試験を受けましたよ(鋼コン)
順序としては
・動機ほか
・経験論文について
・経歴について
・技術士倫理についてほか
でした。
さすがに緊張していたのか部屋を出てエレベータに乗った途端へたり込んでしまいました。
時計は右側の壁にあり、試験官も「その時計で10分」といっていました。
終始穏やかな雰囲気で試験が進んだような気がします。
あと、試験官の机の上に採点用紙みたいなものがちらりと見えましたが、さすがに○×は見えなかったです。
目がいい人は安心材料(あきらめ材料?)になるかもしれません。
時間が午前だったせいか騒音はあまり気になりませんでした。
3月までは気になりますが、仕事が忙しく、そうも言ってられません。かえって忘れたころに...!?となりそうです。


       

No.16333 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:口頭試験初受験者 投稿日:2008/12/07(Sun) 23:46

鋼コン受験のみなさん、専門知識ではどのようなことを聞かれましたか?

       

No.16341 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:おぐり 投稿日:2008/12/08(Mon) 09:30

16329のおぐり(鋼コン)です。
論文以外の専門問題ですが、特になかったです。
論文の内容で詳しく聞かれましたので、それで確認しているのでしょうか?
とはいってもフォーラムエイトの受験室数は多く、試験官も様々な人がいるとは思いますので、対策はしておいた方が安心だと思います。
私はJRではなく、副都心線経由で地下鉄2番出口から出て会場に向かいました(映画館に出てくる出口)
日本一の歩行者交通量を誇る(?)スクランブル交差点を通らずに試験場の近くまで出てこれるので結構便利だと思います。
皆様のご検討をお祈りします。


       

No.16343 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:キクベー 投稿日:2008/12/08(Mon) 10:57

おぐり様
論文以外の専門問題は特に聞かれなかったようですが、この論文とは体験論文か選択専門答案論文のどちらを指しているのでしょうか?よろしくお願いします。


       

No.16345 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:おぐり 投稿日:2008/12/08(Mon) 12:12

おぐりです。
言葉足らずですみません。
11月に出した「技術的体験論文」の方です。


       

No.16348 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:hiromuy 投稿日:2008/12/08(Mon) 14:55

12/6に口頭試験(鋼コン)を受けました。
何とかなったかな〜という気はしますが、試験の再現や回想をする度に、”清之進”さんと同様、やっぱりダメかも・・・と不安に襲われています。

質問スタイルは、ほとんど皆さんと同じでした。冒頭から、業務経歴+体験論文説明でした。
実は少し説明にもたついてしまい、数分オーバーしてしまったところで強制終了(あともう少しだったのですが)、そのまま質問に移されてしまいました。ただ、特にとがめられたり、イヤな雰囲気は感じられませんでした。私が鈍感なだけでしょうか・・・
そして、質問は体験論文詳述の方がほとんどでした。よく読み込まれているなと感じました。

筆記に関する質問は、社会・業界での今後の方向性は押さえておいた方がいいと思います。
専門知識に関する質問は特にありませんでしたが、私の場合は、プレゼンやその質疑応答の中で確認されたのではないかと思います。

経歴+プレゼンの10分指定は、よくよく練習しておくか少し内容を短くしておかないと、本番ではなかなか難しいですね。体験論文の質疑応答も、もっと想定質問を考えておくか、他の人に質問を挙げてもらえばよかったと思いました。

もし試験がダメだったとしても、試験勉強を通して得られた知識や知見は大変有意義であったと、今は感じています。


       

No.16350 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:hamburg 投稿日:2008/12/08(Mon) 17:12

12/7に鋼コン受験してきました。

10分で経歴と体験論文の説明を求められました。
短いよ〜、、と思いながらも、約12〜3分で説明しました。
その後、体験論文の説明、一般的専門知識の確認と一通りの質問を受けました。
試験が終わってすぐは
「何とかなったかも。」
と思いましたが、、、時間が経つにつれて、
「あっ、あれは、こう答えるべきだった。。。」とか
「しまった、あれを言っていない」とか
想いが錯綜し、試験の前日よりも、当日の夜の方が寝付けませんでした。

そこで、私の失敗を踏まえて、これからの皆さんに忠告を。。。

一、質問は完全に聞き終わって、一呼吸置いてから答えましょう。
一、質問の意味が判りづらいときは、聞き直しましょう。
一、話し過ぎないようにしましょう。

> もし試験がダメだったとしても、試験勉強を通して得られた知識や知見は大変有意義であったと、今は感じています。

これ、私も同感です。
(私の場合は合理化や代償行為なのかも知れませんが・・・)


       

No.16358 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:受験マニア 投稿日:2008/12/09(Tue) 16:31

50歳からのチャレンジで今回5度目の口頭試験でした。今日の口頭試験で感じたことは、以前エイペックさんが言われていたように、技術部門と選択科目は記述試験で合格点を与えてくれているので、口頭試験は、専門とする事項の内容に限って、提出した体験論文をチェックしているような気がします。また、それでなければ、担当試験官によって受験者の合否判断に差が出るので当たり前のことかもしれません。
したがって、体験論文以外の代表事例、失敗事例に関して、専門とする事項の内容と同じもの選び、強化しておくことが大切なように感じました。
一昨年の口頭試験より、試験時間が15分間長くなりましたが、技術部門や選択科目に関しての技術的事項の質問はなく、こちらも、失敗事例や経験論文以外の代表事例に専門事項のもので答えました。・・でも60近い老体には相も変わらず疲れる試験です・・


       

No.16359 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:yosi  投稿日:2008/12/09(Tue) 21:34

受験マニアさん同じ科目を5回も口頭試験受けているのですか? 

私(49歳)初めて口頭 とてもあと4回筆記合格できません

50過ぎて すごい

秘訣はなんですか?


       

No.16362 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:受験マニア 投稿日:2008/12/10(Wed) 08:16

下請けのため、仕事が来なくなり、再就職を目的に部門を変えて挑戦してます。でも、一度口頭試験に失敗してますので、今度で4部門目。モチベーションは、65才-70才位まで、何とかこの業界で食いつなぐことです。

       

No.16368 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:TRF 投稿日:2008/12/10(Wed) 13:24

地方弱小コンサル。
40代です。
勉強中途半端で デレデレと数回受験している間に 筆記合格

はっと目が覚めました!
もっとまじめに取り組むべきでした・・・

今後は真摯に取り組みます。

受験マニアさん の 取り組み すばらしく感じました。


       

No.16426 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:がっかり 投稿日:2008/12/14(Sun) 00:28

12月13日、口答試験はじめて受験してきました。
施工計画・施工設備及び積算です。
試験管と関連が違うのか、食い違いがあり、しろうとに説明してるみたい?
とぼけてるのか、ためしてるのか、どこまで理解してくれてるかなて感じ。
合格・不合格は別として、もっとツーカーのやり取りがしたっかたです。
これって不合格ですか? なんかこれだけ勉強したのにがっかりて感じです。


       

No.16429 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:イルミネーション 投稿日:2008/12/14(Sun) 08:08

昨日、道路部門で口頭試験を受けてきました。
業務経歴と体験論文の概要を10分以内で説明せよから始まり、技術士倫理まで、きっちりと45分をかけました。
私は腕時計を時折見ながら、時間の経過を確認しました。
筆記試験の内容には、まっったく触れられませんでした。
また、既技術士であることを述べたせいか、義務・責務の説明は直接問われず、「守秘義務は誰のためか?」というお決まりな質問だけでした。
終わりの方は、面接時間が45分に達するまで、付け足しのような質問をして、早めに終わらぬように時間を調整をしているように見受けられました。
試験官の年齢が比較的若くみえるせいか、最後の質問が、若手への技術の継承についてどうしているか、どうしたいのかというものでした。
これは質問と言うよりも相談に近いもので、当方の年齢から判断されたようです。
試験よりも、土曜日午後の渋谷の雑踏には、まいりました・・・。


       

No.16430 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:電気電子受験者 投稿日:2008/12/14(Sun) 09:58

がっかりさんへ
私も2月13日、口頭試験始めての受験です。
(電気電子・情報通信)
私の場合も体験論文の内容をわかってもらえるのに
少し時間がかかりましたが最終的には納得して
もらえたようです。
(体験論文の質問でで2/3ぐらいを費やしてしまいましたが)
そういうことはあると思いますので心配ないと思いますよ。
補足ですが私の場合3義務2責務は聞かれず「技術者倫理について」質問がありました。


       

No.16431 RE:いよいよ口頭試験!(訂正) 投稿者:電気電子受験者 投稿日:2008/12/14(Sun) 10:02

がっかりさんへ
日にちを間違えてしまいました。
>私も2月13日、口頭試験始めての受験です。
私も12月13日、口頭試験始めての受験です。
(わかるとは思いますが・・・)


       

No.16433 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:www. 投稿日:2008/12/14(Sun) 11:15

昨日、上下水道部門で面接を受けてきました。
先日、こちらの口頭試験対策講座で、会場まで行っていたので、道を分かっているつもりでしたが、駅の中も非常に混んでいて、だいぶうろうろしてしまいました。
つぎに、フォーラムエイトの控え室から試験室へ向かうとき、私は11Fだったのですが、殆どの階段とエレベーターが10F止まりであったため、またうろうろしてしまいました。
ちゃんと間に合いましたが、ちょっとあせりました。
会場が11F以上になった方は、一応注意すると良いと思います。


       

No.16445 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:お初です。 投稿日:2008/12/14(Sun) 23:39

皆さんこんばんは
今日、口頭試験(建設部門)受けてきました。
試験官の方は、穏やかで優しい人達でした。
また、試験官との距離が意外と近く、手元に経験論文と経歴書があるのが見えました。
どうやら、筆記の解答はもってないようでした。
参考になれば・・・


       

No.16450 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:口頭試験初受験 投稿日:2008/12/15(Mon) 00:55

先日、口頭試験を初受験してきました。

去年、1次試験を合格し、今年、二次試験を初受験しましたが、筆記試験の出来がイマイチと感じたので、まさか口頭試験に進めるとは思っていませんでした。
まあ、そんな事なので落ちるの覚悟で、全力で口頭試験に挑んできました。

口頭試験を受けた感想は、技術士試験は、厳しい試験だなという点です。
筆記で知識を確認され、さらに口頭試験でも経験、知識、技術者倫理を確認される所です。口頭ではごまかしが効きません。さらけ出すしかないと悟りました。
筆記をギリギリで通過しているせいか、かなり厳しい技術的試問が6〜7問繰り返されました。また、経験論文においても、論文について厳しい点を指摘されました。
要は論文としてナットらんと。
結果、非常に厳しかったです。

でも、試験官の助け舟も所々にあり、厳しい試験の中にも、配慮が感じられた所で、温情も感じた試験でした。

この試験を通して落ちる可能性大ですが、ぜひ、将来、技術士になって、コミニュティーに参加したいと思いまいた。

これから受験のみなさん。
悔いの残らないように全力で試験官と向き合って下さい。


       

No.16474 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:初回受験者 投稿日:2008/12/15(Mon) 19:41

皆さんこんばんわ。初めて口頭試験を受ける初心者です。受験終えられた方はお疲れ様でした。これからの方はお互いがんばりましょう。
あさって受験します。自分で練習していて経歴と体験論文が10分で説明が終わらず、困っています。
ところで、論文プレゼンは自分の論文を見ながらでするのでしょうか、それともすべて空でするのでしょうか?メモは見てもよいのでしょうか?
今頃こんなこと聞いて大丈夫かな。。。


       

No.16476 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:口頭うかってるといいな 投稿日:2008/12/15(Mon) 20:11

普通はみれませんが、とある部門では論文をみてい
いですよと言われたとのことです。
かなり特殊な例だとは思いますが、試験官の方がそ
の方がお互い話しやすいと思ったのでしょう。
見れないと思っておいた方が良いです。


       

No.16478 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:初回受験者 投稿日:2008/12/15(Mon) 20:24

[口頭うかってるといいな]さん。早速のご返信ありがとうございます。やはり暗記しかないのですね。普段プレゼンするときはPPTを見ながらするか、ポインタを使ってするので、真正面に試験官を見ながら手ぶらでプレゼンという状況は過去にない体験です。でもご回答いただいて何か安心して吹っ切れました。
深謝。貴殿の合格をお祈りいたします。
 


       

No.16483 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:口頭うかってるといいな 投稿日:2008/12/15(Mon) 22:02

初回受験者、今からでも遅くありません。
想定問答集を使って身近な人を相手に練習
することをおすすめします。
最悪、といっては語弊がありますが、奥さ
んでも良いと思います。
奥さん相手でも意外と緊張しますし、想定
外の質問が来たりで、結構役立ちます。
がんばってください。


       

No.16487 初回受験者さんへ 投稿者:飛べフェニックス 投稿日:2008/12/15(Mon) 22:15

お疲れさまです。
決して暗記することは避けてください。
暗記だけに頼っていると,万一頭の中が真っ白になった時,何も答えられなくなります。
理解するように勤めてください。
理解することで,話すべきことが順序良く出てくると思います。
制限時間内で話すには,レジメを立てて,それに沿って話されたらよいでしょう。
レジメはすでに体験論文の中で書かれているでしょう。
頑張ってください。
来年,新しい技術士会員をお待ちしておりますぞ。


       

No.16488 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:IWE 投稿日:2008/12/15(Mon) 22:16

奥さんの時間が許すなら、きっと良い練習になりますよ。
短時間で分かり易い話をすることは、至難の業です。
奥さんが分かるように手短に説明する訓練は、きっと役に立ちます。
また、遠慮なく意見が貰えるので、短時間に修正が行えると思います。

頑張ってください!


       

No.16494 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:APEC 投稿日:2008/12/15(Mon) 23:21

私も暗記はお勧めしません。
今年模擬面接で30人以上の方のお相手をしましたが、暗記棒読みは百害あって一利なしです。だいいちそれでは他人の書いたシナリオでも話せてしまいます。
試験官が第一に確認すべき事項として認識しているのは、本当にその人の業績か」です。


       

No.16497 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:あぐり 投稿日:2008/12/15(Mon) 23:35

農業土木部門で口頭終了しました。
技術士受験と抱負、技術士倫理ほか
プチ情報、たばこを吸う人は4階に喫煙所あり。
結構、リラックス出来ますよ。


       

No.16498 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:IWE 投稿日:2008/12/15(Mon) 23:38

口頭試験当日の配布物に持ち込み不可である旨の記載がありますね。
確か、他にも明文化されていたと思います。
ただ、例外的に試験室内のホワイトボードを使用したような話も、人づてに聞いたことがあるので、極めて特殊な例が、中には有るのかも知れません。


       

No.16503 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:APEC 投稿日:2008/12/16(Tue) 00:25

ホワイトボードを使って説明してくれという例や、
「図の見方がわからないからここに来て説明してくれ」
と言われて席を立って試験官の机までいって、指で図を指し示して説明したなんてのもあります。
それらは自分が有利になるとか不利になるということではなくて、試験官はそれだけ真剣に一生懸命体験論文を理解しようとしているということの現われなのだと思います。
そしてその試験官は筆記試験を採点してA評価をくれた人です。
そう思うと、やはり一生懸命誠意を持って説明しようと思いますし、「うまく言って切り抜けてやろう」なんて思うのは失礼だなという気持ちになりますね。


       

No.16507 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:desuran 投稿日:2008/12/16(Tue) 09:52

一昨日口頭試験を受けてきました。
聞かれた内容はおおむね皆さんと同じだったので割愛しましすが、終始穏やかな雰囲気で、試験官も私の説明に納得してくれて頷いてくれる場面が多く見られました。

しかし、、、最後の3大義務2大責務で状況が一変しました。実は「名称表示の場合の義務」が一瞬。すっ飛んで、2つ言った後に「えっと、、、、」って頭が真っ白なってしまったんです。

その瞬間2人の試験官の顔が一変しました。
が、なんとか思い出すことが出来て答えれました。
その時の2人のほっとした顔は一生忘れられないと思います。

もちろん、3大義務2大責務なんて、何回も練習で答えましたし、直前のイメトレでも何回も反芻してました。合計すれば100回はゆうに越えて練習した項目だと思います。

今を思えば、終始順調に進んでたのですが、やはり緊張していたのかなぁと思います。

これから受ける皆さん。
このようなこともありますので、改めて基本事項の確認を直前できっちりやるように心がけてください。


       

No.16509 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:shiden 投稿日:2008/12/16(Tue) 10:29

14日に口頭試験受験しました。覚える作業が大変なのは重々承知しておりますが、私の場合、一旦覚えたら忘れるようにしています。忘れたら再度覚え直す。その繰り返しで確かな記憶が定着していきます。土日でその作業を都合5回繰り返したところ、覚えるべきところはしっかり覚えられ、真っ白にならずに答えられました。これから受験される方々全力で頑張ってください。

       

No.16513 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:ドキドキ 投稿日:2008/12/16(Tue) 13:26

日曜日に道路を初受験してきました。
経歴と2つの経験業務について10分のプレゼン後、15分ぐらい経験業務についての質問がありました。
その後に5分程度の技術者倫理の質問に答えて終了。受験動機や経歴についての質問もなく、義務と責務の質問もありませんでした。質問のやりとり自体には問題なかったように思います。15分も残して終了って大丈夫なのでしょうか。


       

No.16517 口頭試験!を終わられた方とこれから挑まれる方へ 投稿者:物流機械 投稿日:2008/12/16(Tue) 18:44

口頭試験を終わられた方の内、大部分の方は不安に感じておられると思います。私も平成18年度に機械部門(交通・物流機械及び建設機械)で合格した時の口頭試験後がそうでした。私の場合も内心ダメだろうなと思っていた位ですから。私の時は、まだ旧試験制度で体験論文をA評価をもらっていてもかなり突っ込まれました。また、偶然他の部屋から出て来られた受験者とエレベーターで一所になりましたが、私をふくめ全員がサンドバック状態でした。ですから、合格を確信出来ている人は極一握りなのです。口頭試験が終わった方はまずは忘れてゆっくり休んで下さい。なお、これから口頭試験を受験する方は、試験官と国にさかわらず今までやってきたことを多少じしん過剰ぎみに挑んで下さい。

       

No.16539 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:道路舗装 投稿日:2008/12/17(Wed) 09:19

先日の日曜日に道路で受験してきました。
体験論文は、暗記で挑みました。
試験直前には一語一句間違えなく暗記でき、問題ないと思っていましたが、いざ本番となり説明を始めた途端、覚えた言葉が出てこなくて頭が真っ白になってしまいました。
諸先輩方が、暗記はダメと言っていることを身にしみて感じました。
結果として、暗記したことはしゃべれませんでしたが、業務の課題、問題点、自分が言いたいことや、体験論文に記載した事項については、つっかえながらですが説明できたと思っています(緊張していて何をしゃべったかあまり覚えていませんが)。
試験官の方々も、提出した論文と私を交互に見ながら、手元の資料にチェックやアンダーライン、コメントを記入しておられました。論文内容と説明内容の確認をしているようでした。
これから口頭試験を受けれれる方々も、体験論文の暗記だけはやめたほうがいいと思います。


       

No.16540 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:前向きに 投稿日:2008/12/17(Wed) 10:09

いや 体験論文の説明は暗記しないとうまく伝えられないでしょう。暗記文を書く、読む、口頭で言いにくい文章を訂正する、口頭で言いやすい文章に置き換える、を毎回練習の度にすれば言葉につまらなくなりますよ。

暗記できたと思っても「口頭で言いにくい文章を訂正する、口頭で言いやすい文章に置き換える」を繰り返すことが大事、言葉に詰まるのは言いにくいからです。


       

No.16541 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:APEC 投稿日:2008/12/17(Wed) 10:43

暗記したほうが伝えやすいという人はそれでいいと思います。人それぞれですからね。
ただ、私の経験では暗記すると
 ・棒読みになる
  →試験官に「自分の業務?」「想定問答では答えられない質問をしてやろう」という気にさせる
 ・書き言葉を話すので理解しにくくなる
といったデメリットが出てしまう人のほうが多くなります。
特に手元の情報(文章や図表)が少ない略記事例は、「文章朗読」を朗々とやっても何も頭に入ってきません。(私の理解力が不足しているということもあるでしょうが)

あくまで人それぞれです。
大事なのは「誰かに聞いてもらって、理解しやすいかどうか判断してもらう」ことだと思います。


       

No.16544 暗記法? 投稿者:参考までに 投稿日:2008/12/17(Wed) 12:46

口答試験を終了した者です。私は経歴と技術体験論文に記載した業務内容(2つ)をまとめて10分程度で説明するように言われました。

説明内容はある程度記憶していきました(半記憶?)。人それぞれだということは、重々承知した上で参考までに私の記憶法を紹介します。

まず、説明しようとする内容をすべて文章にしました。45字×40行で2ページ半くらいになりました。

次に説明内容の違いにより、段落を分け、段落の間を1行開けました。それで3ページになりました。長い段落で6行、短い段落で2行程度で、1ページ目は6段落、2ページ目も6段落、3ページ目は5段落でした。

次に各段落に、タイトルを付けました。1段落目は「事業の概要」、2段落目は「地域の概要」・・・というように。

次に、そのタイトルの順番を憶えました(これは完全記憶)。その際に、単に順番のみではなく、視覚的にも憶えました。つまり、1ページ目は6つ段落があって、それぞれボリュームがある、例えば1段落目が5行であれば、大きな塊が1つ目でそれが「事業の概要」、2つ目は3行であれば、ちょっと小さな塊があって、それが「地域の概要」という感じで、1ページ目がぼんやり浮かぶように記憶しました。

次に、各段落ごとに、出だしと、どうしても言わなければならないキーワードやポイントとなる言葉を抽出して、それを記憶しました。

あとは、各段落の出だしとキーワードを「話し言葉」でつないでいきました。

これで、言い漏らすこともなく、かつ、棒読みにもならないのではないかと考えました。ですので、練習すると、そのたびに言い回しや語尾などはばらばらですし、たまにはキーワードを飛ばすこともありましたが、頭が真っ白になることはないと信じて練習しました。

実際の試験時には、視覚的に覚えた各ページと順番を思い浮かべつつ話しました。幸い、真っ白になることはありませんでしたが、練習時と比べて、かなり話し言葉調になりました。

ご参考になれば幸いです。長文失礼しました。


       

No.16548 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:すずめ 投稿日:2008/12/17(Wed) 13:02

技術士試験が改正されて、経験問題が廃止になり、新たに筆記試験合格者に体験論文の提出が課せられるようになりました。
その理由の一つが、受験者の事前暗記を改めることにありました。
筆記試験前の暗記は無くなりました。しかしながら、口頭試験前にある程度暗記する必要がでてきた。

何か、おかしいと思いませんか?

例えば、口頭試験室に入室した際、経歴と体験論文のコピ−を受験者に配布する。

そして、その内容について、より突っ込んだ諮問をしていく。

如何でしょうか。


       

No.16551 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:前向きに 投稿日:2008/12/17(Wed) 16:42

私は、筆記試験、口頭試験(のプレゼン)どっちも暗記が必要だと思いますけどね。ただどっちも一言一句を正確おぼえる必要はないと思います。

筆記の方が書いて読んで消して直してができるので簡単なイメージです。口頭のプレゼンでつまったり、言い直したりは時間のロス以外に印象がよくないでしょう。スムーズに展開できるほうがいいと思います。質問からが本番でしょうね。想定質問も質問から自分の口に出して回答の練習していました。


       

No.16554 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:ななめ魚 投稿日:2008/12/17(Wed) 18:07

受験番号の暗記は忘れずに。
(記述内容ばかりに意識をとられ、入室間際に受験番号を覚えていないことに気づきました。非常に焦りました。)


       

No.16560 受験番号 投稿者:piyo2 投稿日:2008/12/17(Wed) 21:36

受験番号は,当日渡されたプリントに張られたシールを見ながら言いました。覚えていましたが,間違えるのも何なので。
右手に鞄とコートを持って,左手にプリントを持って入り,プリントを見ながら受験番号と氏名をいい,椅子に荷物を置いてから着席しました。特に失礼のない行動と思いますが。


       

No.16576 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:コチタロ  投稿日:2008/12/18(Thu) 09:30

皆さん、お疲れさまです。コチタロです。
16日、「建設−施工計画、施工設備及び積算」口頭試験を受験してきました。
詳細については当然ながらお伝えすることはできませんが、試験の全体的な流れが多少変わっておりましたので、その点だけお伝えしたいと思います。
・まず、はじめに試験官から試験の全体的な流れ及び配分の説明があった。
・その内容は、経歴説明→質問→業務1→質問→業務2→質問→専門知識確認→技術士法など。
・ちなみに、時間的な指定(一般的な10分など)はなかった。
私自身、経歴及び技術的体験論文を10分のパターンでずっと練習しておりましたので、説明を受けたときは、少し驚きました。
とっさに変えたポイントは、制約がない分、業務1の説明の厚みを少しだけ増やした点です。
これから受験される方は、こんなパターンもあるんだな程度でインプットして頂ければと思います。
頑張ってください。


       

No.16583 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:FireJun 投稿日:2008/12/18(Thu) 21:07

12月14日に電気電子(電気設備)で口頭試験を受けてきました。論文内容が技術的にも難しめではあるなと自分で思っていましたが、プレゼンではいきなり体験論文2のみ10分で説明するよう求められました。(経歴、体験論文1のプレゼンなし)
途中であれだけ覚えていた3義務2責務に詰まってしまい5秒位止まってしまいましたが、試験官に助け舟を出していただきなんとか回答できました。
最初は緊張気味でしたが、途中からは和やかな雰囲気で笑いも飛び出し、お客様とお話しているようで大変楽しい40分間でした。
部門や試験官によっては、このような例もあるものと参考にされたし。


   

   

No.16585 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:ひでぴー 投稿日:2008/12/18(Thu) 21:54

コチタロ様、口答試験ご苦労様でした。セミナーで隣に座っていた(多分)、ひでぴーです。報告を待っていました。遠方から来られて、かつ平日の受験だったので大変だったと思います。
コチタロ様は若い?ながら、セミナーの模擬面接では非常にしっかり対応されていたことが印象に残っています。
詳細は当然分かりませんが、本番でも同様に対応されたのでは無いかと思います。
私は、20日に出陣です。この時期ぐらいになると、結構待たされている感がありますが、人より多く時間をもらった分、精一杯やっていきたいと思います。
コチタロ様も本当にお疲れ様でした。年末に向けゆっくりお休み下さい。


       

No.16599 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:初回受験者 投稿日:2008/12/19(Fri) 00:09

これだけ多くの皆様や先輩諸氏にアドバイスと応援をいただいていたとはつゆ知らず、12/16東京に移動し12/17口頭試験に臨んだ「初回受験者」です。お励ましを見て本当にいたみいります。試験後にもかかわらず勇気がわき、暖かい気持ちに満たされます。
しかし。。。17日の東京は冷たい雨が降っていて前夜ホテルの暖房を入れ忘れ寝不足と体調不良で受験。
@10分で経歴と論文(2例とも)→説明に15分掛かる
A専門知識
B守秘義務について
B倫理問題の体験
C技術士法
という順で35分くらいで終わってしましました。
技術者の見識、受験動機、継続研鑽や必ず出題と聞いていた3義務2責務の内容も聞かれず仕舞いでした。経歴と論文説明を「暗記路線」で説明したのですが、終わってから不安にさいなまれています。自分の言葉で説明しようとと思いながらも緊張のあまり結局「暗唱口調」が15分になってしまい、試験官の方のご不満げは表情にますます頭が真っ白になり、質疑応答では質問を取り違えて的外れの回答ばかりで、応用力の無さを露呈。普段お客との打ち合わせなら存分に根拠や優位性を説明できるのに、その余裕もなく一言二言で答えるのがやっとでした。2例の論文夫々に4,5件質問あり、2例目では「この機能は本当にお客さんに使ってもらっているの?」といわれて、実は付加価値というより「おまけ」みたいなものでほとんど使われていないと正直に答えてしまい失笑を買いました。これではとうてい合格しそうもないと自分で感じた直後、「専門知識」に移り2つ3つ質問あり、その後、守秘義務1件、倫理体験1件、最後に3義務2責務の内容ではなく、それを破ったときの罰則(これは知っていて回答)を聞かれてあっけなく終わりました。
試験官の方は非常に丁寧でお優しかったのですが、
散々な結果で駄目だったという印象です。一応最後の技術士法の質問までは行ったのですが。
プレゼンは暗記ではなく、結局十分理解して自分の言葉で落ち着いて話し、想定質問をいろいろ考えて準備しておくことと、関連分野に飛んだ場合の知識も重要だと思いました。2日経って「来年の筆記にもう一度合格すれば(これが至難ですが)、口頭試験はもう問題なし」と思いはじめています。


       

No.16604 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:コチタロ  投稿日:2008/12/19(Fri) 14:02

ひでぴー様へ

ひでぴーさん、お疲れさまです。
労いのお言葉を頂き、ありがとうございます。
セミナーでひでぴーさんと隣であったかどうかはっきりと分かりませんが、当方は失礼ながら遅刻した者と言えばご理解頂けるでしょうか?(笑)
また、受講生の方の中では私が唯一の「施工計画、施工設備及び積算」だったと思います。

さて、ひでぴーさんは20日に出陣されるということで、頑張ってください。応援しております。

最後になりますが、当方ブログを開設しておりますので、お時間があればのぞいてみてください。

http://cochtaro.blog14.fc2.com/


       

No.16616 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:想定外 投稿日:2008/12/20(Sat) 18:41

建設 鋼コンを受験してきました。
経歴、体験1 体験2の説明時間、説明方法が違いました。
「経歴、体験をあわせて十分で説明してください。」でないパターンがありますので用心してください。

試験は25分で終わりました。


       

No.16619 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:Q 投稿日:2008/12/20(Sat) 19:45

本日(20日)PMにフォーラム8へ行ってきました。
口頭試験の方は 何か、こう・・・技術の話がほとんどなかったというか、世間話で終わってしまって不安が募ります。手応えがまるでありませんでした。がっくり。

それはともかく、待ち時間について気づいたことを書いておきます。

私は2時間以上前にフォーラム8近くに着いたので 付近の喫茶店で時間を潰そうと思ったのですが、田舎ものにはいまいち適当な店が見つけられず往生しました。
付近にガストとロイホがありましたが、昼時で混んでいますし、席が取れたとしても食べ終わったら即出なければならないような雰囲気です。(そこらへんの弱さが田舎もん)
最終的には駅付近に戻って、駅前のスタバ(よくテレビで見る曲面ディスプレイのあるビル)で時間を潰しましたが、狭いし、次々と入ってくる人の圧力に抗しきれず、40分くらいで退散しました。

しょうがないのでフォーラム8に入りましたが・・・何だ〜8階受験者控え室の横に喫茶店があるじゃん・・・。って言うか、ペットボトル持って控え室で待っていればよかった。


ともかく渋谷の町は人の渦で疲れます・・・試験終了後、即撤退しました。
ちなみにスタバ近くから109を臨む本日PMのショットを載せておきます。
みなさん、頑張ってください。


   

   

No.16641 想定外さんと似たような状況 投稿者:2008塾生 投稿日:2008/12/21(Sun) 13:32

私も12/20(土)鋼コンで受験しました。試験官さん2人、他の受験生により短い時間で30分未満で終了しました。試験官によるのですかと感じです。

       

No.16646 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:北の国から 投稿日:2008/12/21(Sun) 16:03

19日(金)にフォーラム8で機械部門受けてきました。
宿が横浜だったのでJR湘南新宿ラインを使いましたが、渋谷駅ハチ公口までは時間を要しますのでこの線を使う方はプラス10分くらいはみて置いた方がいいと思います。(ちなみにこの日は東横線がトラブルでストップしており、近くにいても安心できないなと思いました)
控え室は50名規模の会議室で、長テーブルと椅子が並んでいて、各々好きな場所に座り、私の時間帯ではそこに受験者が10名ほどでした。飲み物を持って行き、ゆっくり準備や集中ができました。
5分前から面接室の前の椅子で待機する間に緊張が高まりました。ここに来たら面接室に入って椅子に座るまでの行動をイメージするのが精一杯だと思います。
エレベーターがなかなか来ないので、帰りは階段で降りるのがお勧めです。エレベーターを待つ間に試験官が出てきて鉢合わせするのは気まずいですからね。
試験内容は、私の場合ですが、終わったあとの精神的ダメージは辛いです。後悔だらけ。でも3月6日を待つしかないです。


       

No.16693 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:ヘタレ 投稿日:2008/12/22(Mon) 13:52

21日に建設で受験してきました。
1年ぶりにハチ公さまに会えましたが、渋谷は相変わらずスゴイ人ですねえ。
田舎者には辛い設定かも・・
試験は、経歴→論文説明→専門知識→倫理→CPDできっちり45分かかりました。
12:00終了で次がなかったから・・と、思いたい。
体験論文に対する質疑で相当な時間を取られました。
その中でひっかかを持ったまま倫理に移ったもので、3義務の一つが出てこずパニック。
昨年は別科目、30分弱だったので、差が気になります。
来月、総監で挑戦ですが・・気力が萎えそうです。


       

No.16772 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:Mint 投稿日:2008/12/24(Wed) 09:17

ヘタレ様

私も20日に口頭試験を受けましたが、やはり12:00で終了と言うこともあったのと、経験論文に対する細かい質問が多く、45分めいっぱいかかりました。
前回合格した時に時間が短かったのは、やはり後の予定があるからだったのだと思います。
私は、質問に詰まることはありませんでしたが、質問が多く答えるのに時間を要してしまいました。
お互い全力は尽くしたのですから、あとは果報を待つしかないですね。
来年の総監も頑張ってください。


       

No.16778 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:ジダン 投稿日:2008/12/24(Wed) 12:45

私も20日に口頭試験を受けました。私も同じく12:00きっかりに終了でしたが、やはりお昼時の区切りというのはあるんでしょうね、45分間めいっぱいでした。「試験開始直後に40分少々お付き合い願います」と釘を刺されてはいましたが、45分フルというのはボーダーライン上ということか…と落ち込んでいましたが、同じ体験をした方がいたのを知って少し安心です。
別スレで、「昼飯前の試験管とEV前で出会って、その表情で合否を悟った…」というのがあったので、私は階段で一目散に道玄坂の雑踏へと逃げていきました。まるで逃亡者のような最後でしたよ。


       

No.16781 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:hiromuy 投稿日:2008/12/24(Wed) 20:20

今年の口頭試験受験時にあったこぼれ話を1つ紹介します。

私の前の方が面接を終えて出て来られた時ですが、無言でスーッと出て来られました。表情はなく、かなり神経を消耗されていた感じでした。そして、ドアを閉めて体の向きを変えた瞬間にハッ!として、もう一度ドアノブに手を掛けようとしました。しかし、何もせずに帰って行かれました。
恐らく退室の際の「失礼しました」を言い忘れたのだと思います。これが評価に影響するとは思いませんが、きっと後味の悪い気持ちを持たれただろうと思います。
お陰(?)で、私は忘れずに言うことが出来ましたが、極度の緊張の後はこのような事もあり得るということで、今後受験される方ご参考ください。
そして、私の前に面接を受けた方、暴露してごめんなさいm(__)m


       

No.16783 どうも腑に落ちないんですよ・・・ 投稿者:Q 投稿日:2008/12/24(Wed) 22:18

今年の試験は終わったとのことですので、間隙を縫って質問・・というか言い放させてください。

数行上のレスでも書いたのですが、のれんに腕押しの口頭試験に戸惑いを感じています。

試験前から「体験論文の内容はわかってもらえんだろうなぁ」かなりの質問を覚悟していたのですが、10分ほど説明したあとの質問は特に技術的に深いものではなく、雑談的なものに終始してしまいました。
ちょっとあった技術的話題も、体験論文からは少々離れたもので、興味で聞かれていたようです。

義務・責務は最後の方でちらっと聞かれましたが、質問がストレートではなく、最初は何を聞かれているのかわかりませんでした。
最後の5分間は司会役の方が目を閉じて何か考えているようで、左右の方が話を繋いでくれたものの、時間を潰しているのかなぁといった感じ。。。

これで私の技術士適性が計られてしまったとすると、どうにも腑に落ちません。(計れないと思うんだよな〜)

筆記が既に気に入られていなかったんですかねぇ・・・
厳しい出張の合間を縫って行ってきたのですが肩透かしを食らったような感じで、煮え切れない気持ちのままクリスマスイブを一人ビジネスホテルで過ごしています。


       

No.16934 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:一発合格へ 投稿日:2009/01/06(Tue) 12:30

昨年12/6に応用理学で面接を受けたものです。

発表まであと2ヶ月ですが
今考えるとけっこう的外れな答えをしたものです。
面接時間が35分と非常に短かったのが
非常に気がかりです。

同じような方おられますか?


       

No.16935 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:APEC 投稿日:2009/01/06(Tue) 12:35

面接時間が35分くらいという方はけっこういらっしゃいますよ。
用意した質問、評価すべき項目が終わってしまえば長くする必要もないし、45分おきの試験で間に休憩時間がとってあるわけでもないので、少し協議したり休んだりするためにも、余裕時間も必要だったのでしょうしね。


       

No.16958 RE:口頭試験、本日終了しました 投稿者:ここほれワンワン 投稿日:2009/01/10(Sat) 19:42

総監口頭試験、なんとか本日終了しました。

5時半起床で悪天候の中、6時すぎに出発→電車の通行止め→バス乗り換え→新幹線と3時間遅れでなんとか東京に到着、昼ご飯も食べれないまま試験場にギリギリ間に合い、臨みました。

このHPに掲載の昨年の事例、参考になりました。
まさに会話のキャッチボールでした。自分が今日常的に行っている業務で総監視点をどう発揮しているかを会話の中から見ているようでした。
(だんだん和やかに進んだ為、最後は少し回答しすぎた=誘導された?きらいもあるが。)

APECさんのおっしゃるとおり、自分を飾らず「普段の自分」で説明するのがよいと思いました。
(例えば、相手は業務打合せの顧客と想定して)

明日以降の方も頑張ってください。
筆記試験というひとつの難関を突破されたのですから、試験官はあえて落とそうとしていないと思います。
では、次の方どうぞ。


       

No.16959 RE:私も終わりました。 投稿者:CI−CA 投稿日:2009/01/10(Sat) 21:53

本日、私もF8で受験してきました。
8F控室から、奥のエレベーターで11Fに上がったところ、進入禁止になっていて、10Fから上がり直したため、室前の着席が5分前ちょうどになり正直焦りました、皆様もご用心下さい。(時間は余裕を)

長かった20年度試験も本日で終わりました。試験官はとても静かに試問されていました。後は結果がどちらであれ待つのみです。
残っている受験者の皆さん、どうぞベストを尽くしてください。後もう少しです、がんばってください。


       

No.16960 果報は寝て待て 投稿者:犬の散歩(電気電子) 投稿日:2009/01/10(Sat) 22:57

私も口頭試験が終了しました。どうも私の選択科目は受験番号順で試験が行われていました。前後とも私の知合いでした。
予定時刻になっても呼び出しがないので不安になりましたが、私の前が長引いていました(不思議)?
試験は最初の質問を答えているうちに、不思議と冷静になっていきビックリするぐらい頭は冴えていました。基本的な質問に答えられないなど、減点要素も多分にありますが、結果を待つのみです。


       

No.16961 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:すばる 投稿日:2009/01/10(Sat) 23:38

本日、受験してきました。

ダメでした。涙。

緊張して、上がってしまいました。

あの時、あ〜言えばよかった・・こ〜言えばよかった後悔ばかりです。

悔しいです。しかし、これが、私の実力です。


受験のことは全て忘れて〜

心機一転、仕事に励み、家庭孝行、親孝行します。

これから口頭試験のみなさん、がんばって下さい。


では、さらば。


       

No.16963 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:偏屈受験生 投稿日:2009/01/11(Sun) 10:41

みなさんこんにちは。

総監の口頭試験受験してきました。
総監技術の視点からこたえるように散々言われ、
自分でもわかっていたのですが・・・。

なかなか思ったようにはできないことと、
自分の実力のなさを思い知らされました。

ただ、
ここまで(何処が悪いか反省できるレベルまで)たどり着けたのは、
APECさんはじめ、講師の先生方のおかげです。
どうもありがとうございました。


       

No.16968 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:ランディーローズ 投稿日:2009/01/12(Mon) 08:46

自分もこの週末に建設部門の口頭試験を受験してきました。
APEC様はじめ、皆様の情報はとても参考になりました。恩返しといっては何ですが、参考までに自分が気づいた点をお伝えします。
・やはり体験論文のプレゼンと質疑がとても重要。ここで全体の流れが決まってくる感がある。
・プラス、専門科目の中でも受験者の得意分野以外の知識・見識が求められていると思う。
・いずれにしても、自分の言葉で話すことが重要。
・試験委員は大変紳士的で丁寧な対応。また、想像以上に若い(40歳前半?)ことに驚いた。
以上です。
散文で恐縮ですが、ご参考になればと思います。

P.S.
蛇足ですが、口頭試験は週末だけでなく平日(月〜木)にも行われているのでしょうか?(とすれば、受験者・試験委員ともに仕事との調整が大変ですね。)


       

No.16969 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:四浪 投稿日:2009/01/12(Mon) 17:26

1月11日(日)電気電子部門を受験してきました。内容は、皆様と同様の40分でした。
その日の朝、たまたまテレビを見ると、イスラエル兵士が構える大砲の前に、体を張って、大きく手を広げ、必死で阻止する人の写真が目に飛び込んできました。胸を打たれました。それに比べ、たかが口頭試験ひとつで何をビビッているかと思うと、緊張も飛んでいきました。技術士になって、世の中の為にやらなければならないことが一杯あります。
これから口頭試験の方のご検討をお祈りします。


       

No.16971 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:dengiken 投稿日:2009/01/12(Mon) 21:45

いいですねぇ、四浪さん。
毎年合格率の極端に低い電気電子部門を、よくここまで腐らず
何度も受験されました。
嫌みではなく心から敬意を表します。
きっと四浪さんは世のために、真の技術力で貢献してくれると信じます。
お疲れ様でした。


       

No.16972 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:1040 投稿日:2009/01/12(Mon) 22:13

総監の口頭試験受けてきました(><)

昨年に続き2回目だったので、控え室では
リラックスできたんですが、試験が始まると
予想外で一気にパニックになってしまいました。

どうなるかわかりませんが、
3/6までは口頭試験のことを忘れて、
仕事等々に励みたいと思います。

最後に、
皆様の書込をみてモチベーションを
維持することができました。
ありがとうございました。


       

No.16973 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:電気電子受験者 投稿日:2009/01/12(Mon) 22:45

四浪さんへ
私からも心から敬意を表したいと思います。
昨年度の電気電子部門は、私が受けたら多分落ちていたでしょう。
私も今年の筆記の合格率アップの恩恵を受けた一人ですから。
本当に実力があり、世の中に貢献できるのは、四浪さんのような歯をくいしばって受験された根性がある方だと思います。

dengikenさんへ
時々私たち電気電子部門の受験者を励まして下さいましてありがとうございます。
それにしても、筆記試験の発表まで、あるいは3月までの口頭試験発表と、この試験は「待つ」と言う別な意味での精神的試練を与えてくれる試験だなとつくづく思います。


       

No.16974 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:のぽぽん 投稿日:2009/01/13(Tue) 00:20

本日は渋谷で総監−建設−都市計画を受験してきました。
とにもかくにも、この日のために精一杯頑張って学んだことを、頑張って話してきました。

時間は25分きっちりでした。

みなさんも頑張ってください!!


       

No.16975 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:総監口頭初受験 投稿日:2009/01/13(Tue) 11:07

総監で口頭試験を受けてきました。
試験官の質問の意図に微妙にずれていたのか、別の視点等から2度・3度質問されるなど時間が掛かり、あまり良い内容ではありませんでした。
既に取得している技術部門の技術的な内容についての質問も幾つかあり、加点主義で評価を行う試験なのに、これでは少々不利になるのでは?との印象もありました。また、義務や責務等に対する質問もなく、時間切れで終了してしまいました。
これじゃあ、合格の望みは無いですよね。皆さんはどう思いますか?


       

No.16976 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:akira-k 投稿日:2009/01/13(Tue) 12:25

総監面接を受験したものです。

ほとんど、
総監口頭初受験さん と同じような内容でした。

結構抽象的な質問が多く(イマイチな回答多)、また、純技術としての意見等、専門技術士(?)的な質問が多かったと思います。
義務責務の質問はなたっかですが、倫理で公益云々と答えたので・・・。

感触は全然分かりませんでした。正直、微妙です。
あと、2ヶ月、仕事に集中します・・・。


       

No.16977 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:ばっかす 投稿日:2009/01/13(Tue) 12:42

昨日、総監の口頭試験を受験しました。
入室して着席すると、いきなり質問から始まりました。
業務経歴や業務-2に関する質問は一切無く、総監視点を用いて、日頃行っている業務について具体例をあげて説明する質問が2題ほどありました。
他には、技術者倫理が数題。
20分程度で終わってしまい、思わず「よろしいんですか?」と聞いてしまいました。
後は天のみぞ知るといった感じです。
受験された皆様、お疲れ様でした。


       

No.16978 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:norinari 投稿日:2009/01/13(Tue) 16:17

昨日、建設部門(河川)にて受験してきました。

昨年も口頭試験を受けたので、昨年ほど緊張せず(ほどほどの緊張感で)試験に臨むことが出来ました。

比較的オーソドックスな質問でした。

時間配分は
@経歴と体験論文  23分
A倫理        7分
B技術士制度(研鑽) 5分
C技術士法      5分
合計 40分
といった感じでした。

比較的、好意的な雰囲気で進みました。
特に突っ込まれることも無く、淡々と進んだ印象です。
(昨年は、かなり突っ込まれましたので)
あとは、結果を待つのみです。
と言いつつ、来月には、労働安全コンサルタントの口述試験でまた東京に行ってきます。


       

No.16979 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:ワンワン大好き 投稿日:2009/01/13(Tue) 22:50

12日に建設(河川・砂防)で受験してきました。
経歴、体験論文、技術士一般(倫理、その他)で、45分間いっぱいかかりました。
体験論文では、論文が業務よりも研究的な内容との事で、物理面での対応や適用性に長い議論が続きました。最後までこれが引きずりましたが、試験官の一人が、試験から脱線し、試験には関係ありませんからとの事を言われほっとしております。このような事を言われた受験者は他にいるのでしょうか?その他は問題なく対応しましたので、このことが気になります。


       

No.16980 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:一里釘 投稿日:2009/01/13(Tue) 23:53

ワンワン大好きさんへ

私の場合、直接の断りはあったわけではありませんが、
試験官の学術的興味から質疑が行われていたようなフシがありました。

経歴から3義務2責務まであっというまに終わったなと思ったら業務経験に逆戻り。そのまま時間一杯まで質問責めでした。

そのせいで二人の試験官のうち、お一人の方とは1分もしゃべっていないという事態に…

こんな例もありました〜ということで、ご参考まで。


       

No.16981 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:ワンワン大好き 投稿日:2009/01/14(Wed) 00:12

一里釘さん有難う御座います。
私の体験論文も、両方の試験官共に、とても興味を持ってもらい、「待ってました」との勢いで質問が始まりました。試験官からの言葉を頂いた事を考えると、口頭試験での興味からの議論であり、論文の内容について応用能力を評価するものと考えています。不安はありますが、結果を待ちます。


       

No.16984 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:思い直して・・・ 投稿日:2009/01/14(Wed) 13:19

今週末に総監の口答試験を受けてきました。
結果はあまりかんばしくなく、一方の方の質問に適切に答えられていなかったと、反省ばかりです。
ところで、みなさんの書込みに、試験官は穏やかな方で・・・とありますが、私の場合、片方の試験官は最初から語調が強く、意図的に挑発しているようにもみえました。質問も抽象的で、一般的、具体的にいろいろな面から回答してみたのですが(片方の方は一部頷いてくれていたのですが)何度も聞きなおされる状況でした。
意図的にこのような聞き方をして、その人の対応の仕方を見るということもあるのでしょうか?どなたか同じような経験があれば教えてください。
落ちても良い経験として、次年度対策に活かすつもりです。
今は思い直して、年末業務と家族サービスに力を入れようと考えております。


       

No.16987 RE:思い直して・・・さんへ 投稿者:イカスミ 投稿日:2009/01/14(Wed) 20:30

私も週末、総監(建設:都市計画)を受験してきました。1%も見込みなしです。理由は、思い直して…さんと同じパターンでしたから。A氏はうなずいてとても紳士的でしたが、B氏はその間も全て首を振っていました。A氏が70点でB氏が50点(不合格)と判定したので、ぎりぎり受かったけど、実際B氏は落とした者が浮き上がってきたので、再度決着をつけてやろうと、一般では答えにくい厳しい質問をしてきたと感じます。私のようなソフト部門の人間に、設計や施工も含め、安全管理や環境負荷が低減されていることをどのように示すのかを終始聞かれました。事前に経歴を見て、弱点を聞いてやろうという感じでした・・・。
都市計画系の総監の方で、社会環境管理や安全管理についてここまで突っ込んで聞かれた方はおられますか?


       

No.16988 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:北きつね 投稿日:2009/01/14(Wed) 22:37

イカスミ様

試験官が、首を振っていたら不合格とはかぎらないと思います。

私、数年前に合格した者です。
頭がまっ白になり、10分の経歴説明を震えながら4分弱しか喋れませんでした。笑。

口頭の試験官は三人で、中央の方は頭をかかえて、左右の方は、首を振ってあきれ果てた感じでした。

でも、合格していました。

今でも、不思議です。

経歴・体験説明の目的は、プレゼン能力を採点するのではなく、業務経歴・体験が受験票記載の通りかどうかを確認するためではないでしょうか???

なんて、勝手に思っています。


       

No.16992 RE:北きつね様へ 投稿者:イカスミ 投稿日:2009/01/14(Wed) 23:41

北きつね様

アドバイス、ありがとうございます。

ただ、私の書き方も語弊を招く表現だったのですが、私の場合は経歴をつっこまれたのではなく、経歴から2つの管理部分が弱いと目を付けられ(社会環境と安全管理)、そこばかり抽象的な言い方で質問攻めにあい、全くに等しく答えられなかったのです。

北きつね様は恐らく、経歴は序盤ですから緊張してたのだと思いますが、その後は十分ご対応なされたので合格されたのでしょう。


       

No.16998 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:思い直して・・・ 投稿日:2009/01/15(Thu) 12:15

イカスミ様
返信ありがとうございます。
私もかなり似た状況でした。
良い経験と考え、しばらくは試験のことは忘れようかと考えております。
(追記:少し具体的なので、この内容を掲載したままでよいかはAPECさんの判断にお任せします。)


       

No.16999 イカスミさまへ 投稿者:のぽぽん 投稿日:2009/01/15(Thu) 12:30

わたくしめも総監(建設部門:都市及び地方計画)で先週末に受検してまいりました。

あまり詳しく書くのは控えますが、同様な傾向でしたので、ご安心ください(^^)

わたくしめは「モーダルシフトのための社会実験」を題材としており、実験の事業主体であったため、ネタには事欠かず、何とか乗り切った(つもり)です。

いつも悩むところなのですが、都市及び地方計画の業務の場合、「その業務そのものを実行するうえでの視点」と「その事業が社会・地域に与える影響の視点」との選別に困難を感じています。特にわたくしめは市役所に勤務しておりますので、ごっちゃにしてしまうきらいが・・・・


       

No.17007 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:Oscar 投稿日:2009/01/16(Fri) 18:46

本日フォーラムエイトにて総監部門(経営工学)口頭試験を受けてきました。
若干予想と違う展開もありましたが、いわゆる変化球というか意地悪っぽい質問はなかったため、準備した300問の想定問題で充分対応できた印象です。
皆さんの情報で余計な心配をすることなく、平常心で受験することができました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
これから受験される方も、平常心で挑戦してください。


       

No.17009 ゆっくりしていいんですよ。 投稿者:カマイタチZ 投稿日:2009/01/16(Fri) 23:17

私も昨年の12月初旬に、口答試験を受けたものです。口答試験終了後、しばらく掲示板を見ていなかったのですが、一部の人が非常に不安を感じられているようなので、一言だけ書き込みます。
今回、口答試験を受けられた皆さんは、一年間本当に頑張って努力してきた方達です。その努力だけでも十分自分を褒めてやってください。過ぎ去った試験内容など気にする必要はありません。結果は、ほっといても3月6日にでてきます。それまでは、技術士試験に関しては、気にせずゆっくりしていいんですよ。
ただでさえ、年度末業務に追われる時期です。いらぬ不安まで背負っていては、身が持ちませんよ。
また、これから受けられる方は、気楽にありったけの自分を出してきてください。


       

No.17013 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:ビビビの鬼太郎 投稿日:2009/01/18(Sun) 13:13

私は総監(都市及び地方計画)で受験しました。
やはり経歴と動機に関連してどの管理が自分に不足しているかとういう質問がありました。
人的資源管理と安全管理との回答に対し、やはり安全管理に時間が集中し、やりとりだけでも5〜6回はあったと思います。日常業務での管理やまち歩きなどで、青本の内容ではなく、自分の言葉で答えるよう促されましたが、試験管のストライクゾーンには最後まで投げることができませんでした。
なんとも悔やまれますが自分ではどうすることもできないものです。合否に関係なく、質疑応答を整理し、あとはモチベーションの低下による業務遅延を回避するため、5つの管理による全体最適化で今年度を乗り切りましょう。


       

No.17015 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:Tracky 投稿日:2009/01/18(Sun) 18:10

 過日、建設部門・道路の口頭試験を受けてきました。
 入室後、いきなり、経験の論文の説明からスタート。
試験官に興味を持ってもらえたのか、私が若いためか、体験論文関係だけで約35分。
 あとは、倫理と技術士法で3問。
 試験時間は約40分。
 経歴説明や最新のトピックスとかの質問は一切無く、体系的専門知識や技術に対する見識はどう評価されたのだろうと不安です。
 もしかして、不合格だからこんな時間配分だったのかな?


       

No.17016 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:スキーヤー 投稿日:2009/01/18(Sun) 20:39

Tracky様
 昨日、同様に建設部門・道路の口頭試験を受けてきました。
 私も同じで入室後、いきなり、経験の論文の説明10分からスタート。
 体験論文関係だけで約35分。
 あとは、倫理と技術士法で4問。
 試験時間は約40分。
 経歴説明や最新のトピックスとかの質問は一切無し。
 体系的専門知識や技術に対する見識も質問ありませんでした。
 不安になりこの掲示板を見ましたが同様の人がいて、少し安心しました。
 けど、どうやって採点するのでしょうか?


       

No.17017 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:ouji 投稿日:2009/01/18(Sun) 23:16

Tracky様、スキーヤー様

私も建設部門・道路の口頭試験を受けました。
内容、時間配分ともにお二人と全く同様の結果でした。
おっしゃるとおり、どういう採点をするのか疑問ですね。
これで合否の判定がされると思うと少し納得がいかないような気がします・・・・。結果が不合格、合格であろうとも。
何かスッキリしません。


       

No.17018 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:コタロウ 投稿日:2009/01/18(Sun) 23:37

土曜日に建設:道路で口頭試験を受けてきました。
上の方々と同様(自己紹介と経歴についてはありましたが)に、
経験について30分程度、あとは技術士法とCPDについてで、
全体合計40分強でした。
体系的専門知識や技術に対する見識は、
経験論文での質疑応答で判断しているのでは?
(道路構造令的な質問が経験論文絡みで何点かでましたので)

発表までスゴく遠く感じますが、
年度末の業務をバタバタと進めていると、
あっという間なのでしょうね。


       

No.17020 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:ピカ 投稿日:2009/01/19(Mon) 01:06

一昨日、建設:道路で口頭試験を受けました。
私も、経歴と経験論文に関して30分程度、技術士法とCPDに関して10分程度、合計40分ちょっとで、体系的専門知識に関する質問は、明確にはありませんでした。

口頭試験とは、ある意味、技術者になってからの自分の歴史や自分の考え方を語ることができる場ですよね。こんなことをわざわざ聞いてくれる人は日常生活では普通いませんよね。
なので、私には、この時間がとても楽しく、心地よく感じました。(少し、語りすぎましたが…)
もちろん、決して和やかな雰囲気ではありませんでしたし、痛いところを突いてくるしで、合格している自信はありませんが、精神構造としては、ランナーズハイとかに近いような感じでしょうか。

今回、初めての受験だったのですが、合格していても合格してなくても、とても満足してます。
結果だけではなく、受験満足度や充実感といったものも、評価してもいいのかもしれませんね。

とりあえず、受験された方(私も含めて)、大変お疲れさまでした。


       

No.17021 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:ななめ魚 投稿日:2009/01/19(Mon) 08:49

1/17に総監を受験してきました。
これまでの業務におけるトレードオフ事例を数パターン挙げさせられ、満足いく回答ができなかったことが悔やまれます。(ex.○と○のトレードオフ事例を挙げてください。)キーワードに関する質疑もあり、付け焼刃的な知識では到底対応できないと感じました。
来年度に向けて、管理を意識して通常業務に取り組んでいきたいと思います。


       

No.17022 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:総監初挑戦 投稿日:2009/01/19(Mon) 14:47

先週16日に総監(経営工学)でフォーラム8での口答試験を終えました。昨年の専門部門との違いは以下のように感じました。
@体験論文の説明で「総監の5つの監理視点で・・」と制限がつく
A技術士法/倫理は、途中の質疑でさりげなく聞かれる
B漠然とした質問が多く、ちょっと困惑してしまいそう
C変化球や意地悪質問は遠慮気味。
前の受験者の方は、Bに苦戦されたようでしたので、何に対する質問かを冷静に判断されることをお勧めします。頑張って下さい!!


       

No.17023 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:霧島 投稿日:2009/01/19(Mon) 15:56

先日の土曜日、総監−口頭試験が終了しました。

フォ-ラム8の試験室を出て、公衆電話の処で時間を確認したら、25分が経過していました。

試験の出来はイマイチ。
典型的な、試験前の緊張、試験後の後悔です。
何となく、喉に小骨がかかっているような。
3月6日が早く来て欲しいような、そうでないような?

田舎者が久しぶりの上京。
試験が午前中だったため、その日は浅草辺りをぶらぶらして夕方の便で帰りました。

家路に着いて、風呂上りのビ-ル、そして芋焼酎のお湯割り〜気が付けば深夜1時過ぎ〜旨かった。

口頭試験を終えた皆さん、お疲れ様でした。
まずは、これまでの自分の頑張りに乾杯しましょう。


       

No.17024 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:ringonosiina  投稿日:2009/01/19(Mon) 20:27

土曜日に建設:道路で口頭試験を受けてきました。
時間配分、傾向は皆様と全く同じです。
質問により「体験論文が技術士に相応しい業務であったことを理解しようしてくれている」ように感じました。
ただ途中でも思ったのですが、質問の結果あとあと工夫した事実がでてきたような流れとなり、当初の10分で説明内容が不足していたと反省しきりです。


       

No.17029 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:日向 投稿日:2009/01/20(Tue) 22:02

口頭試験が終わりました。

内容は、可もなく不可もなく、すっきりしない感じです。

しかし、もう終わったこと。

覚悟を決めて、どっしり構えて、静かに待ちます。


       

No.17046 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:北斗星 投稿日:2009/01/21(Wed) 12:33

ところで、全ての口頭試験が終わるのはいつでしょうか?

口頭試験終了者の合否は、すでに決しているのでしょうか?

事前に設定した合格率(例えば85〜90%)になる様に、若干の事後調整があるのでしょうか?


       

No.17051 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:コチタロ  投稿日:2009/01/21(Wed) 13:57

皆さん、お疲れさまです。コチタロです。

北斗星さん、技術士会の予定ではすべての口頭試験が終了するのは今日みたいですよ。
↓ご参考まで
http://www.engineer.or.jp/examination_center/success/second_note/up_page/hikki/index.html

口頭試験を受験された皆さん、ほんとうにお疲れさまでした。
皆さん、それぞれ人事を尽くされたと思いますので、あとは天命を待ちましょう。
粛々と3/6を待つとしましょう。
できれば、喜びの報告をさせて頂きたいものです。
繰り返しになりますが、ほんとうにお疲れさまでした。


       

No.17057 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:都市及び地方計画受験 投稿日:2009/01/21(Wed) 21:33

面接、すべて終了しましたね。
皆様、大変お疲れ様でした。
私も17日に面接を受けました。
情報が入るので、遅い受験日が有利との意見がございましたが、個人的には、早い方が良かったです。(正月休み、辛かった。。。)
昨年は、体系的専門知識を確認するのに厚手の質問マニュアルがあったそうですが、私の場合、今年度の筆記試験で選択しなかった方について質問されました。
皆様はどうでしたか?


       

No.17060 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:ランディー 投稿日:2009/01/21(Wed) 22:38

都市及び地方計画受験 様
自分も専門Aグループの選択しなかった方の問題について、かなり具体的に聞かれました。
幸いAPEC様などのアドバイスを参考に事前勉強しておいたおかげで、滞りなく回答でき、「よく勉強してますね」とのコメントをいただきました。
APEC様をはじめ、皆様に感謝、感謝です。


       

No.17070 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:zone 投稿日:2009/01/22(Thu) 06:00

都市及び地方計画受験 様

私の場合、質問マニュアルが置いてあるのは見えましたが一度も開かれませんでした。また未選択筆記問題についても聞かれませんでした。

運良く(悪く?)メイン試験官の方がその分野に詳しい方であったため、機関銃のごとく質問が浴びせられてつらかったです。時間も45分を少し超えてしまいましたし。

口頭試験は完全にマニュアル化されておらず変化球も多いので、事前準備をしっかり行っておくに越したことはないですね。

#このツリーもだいぶ長く伸びましたので、口頭試験感想は別スレッドを立てた方が良いかと思います


       

No.17071 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:西部戦線 投稿日:2009/01/22(Thu) 07:21

私は10日でした.一般的な質問が主で,最後に3義務U責務を聞かれました.当落は不明です.

       

No.17181 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:都市及び地方計画受験 投稿日:2009/01/28(Wed) 21:56

ランディー様、zone様、西部戦線様
返信、ご意見等、ありがとうございました。

ランディー様
私は、AもBも選択しなかった方の問題について聞かれました。
Aは勉強してましたが、Bは見ても無く、幼稚な回答になってしまいました。

zone様
私は、質問マニュアルが確認できませんでした。
体系的専門知識の確認は、未選択筆記問題の質問のみでした。
メイン試験官の方がその分野に詳しい方とは、厳しそうですね。私の場合は分野が違いました。
ツリーの件は、これで終わりにします。<(_ _)>

いずれにしても、30分〜45分も話をすると、実力が出てしまう(ごまかしが利かない。)と痛感しました。

ありがとうございました。<(_ _)>


       

No.17266 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:太郎 投稿日:2009/02/03(Tue) 17:30

口頭受験者です。

3/6まで、まだまだあります。

試験のことは、忘れて仕事に打ち込もうと思いながらも〜〜やっぱり気になります。と言うか、いつも気にしています。笑。

口頭試験の合格率から考えて、多分大丈夫??

いや、甘い。

もしかして・・・ダメだったら・・・

など、など、いろいろ考えます。


皆さんは、如何でしょうか?


       

No.17268 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:地質に近い土木屋 投稿日:2009/02/03(Tue) 20:19

口頭試験受験者です。
私も毎日悶々としています。早く3月6日がくればいいのにと思っています。
口頭試験では、一般的な質問(恥ずかしくて書けません)があり、それが予想外の内容だったこともあって、答えられなかったのが心残りです。「持ち帰って、調べておきます」と答えたものの、冷静に考えると簡単な質問だっただので、一人になると後悔ばかりしています。


       

No.17269 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:ISO 投稿日:2009/02/03(Tue) 20:38

同じく口頭試験を受験した者です。
同じく毎日気になっております。

しかし、発表までが長いですね。
試験中に合否判定が決まるのだったら発表を早くして欲しいものです。

不合格の場合、どう対処するか?
私の場合、自分の気持ちを整理するために、大量飲酒を計画しています。

もし合格の場合も、大量飲酒しますが。爆。


       

No.17411 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:すずめばち夫 投稿日:2009/02/18(Wed) 16:16

マイナー部門で口頭試験を受けた者です。
今年の発表、やはりHP上では5時だそうです。
先ほど技術士会に問い合わせしてみました。

また

眠れない日が来るのか・・・


       

No.17418 RE:いよいよ口頭試験! 投稿者:ごん 投稿日:2009/02/18(Wed) 23:12



3/6の話?
もう?


       


No.17145 試験制度(2) 投稿者:APEC 投稿日:2009/01/27(Tue) 08:32 [返信]

「現在の試験制度について」スレは長くなりすぎましたし、議論が一段落したスレをまた蒸し返しすのは避ける意味で、新しいスレを立てました。

17143のおでんさんのレスですが、「経験論文において必要だった能力を少しでも学ぶ」というご意見には大いに不満があります。経験論文で必要な能力が今は必要ないのかというと、そんなことはないからです。
何度も書き込んでいるように一長一短あって、経験論文では問われなかった能力も求められています。
一番大きな特徴は、体験論文はプレゼンで評価するのであって読んで評価するのではないということです。
読んで採点するということは、読んで理解できなければどんなに技術力が高くでもB評価です。つまり文章表現力がいります。それも限られた時間内で手書きですから図表にはあまり頼れません。
体験論文はプレゼンと補足説明での勝負ですから、どこに力を入れるかが経験論文と大きく変わります。
また、「創意工夫」という言葉がありますが、経験論文はある程度の独創性が求められました。しかし体験論文はきちんきちんと論理だてた着実な解決をした事例が望ましいといえます。

つまり「別物」なわけですね。
同様に「技術士」という資格が世の中に対して保障する資質も、「別物」とまでは言いませんが大きく異なっています。旧制度より強く求められるようになった資質もあります。

ですから、優れているとか劣っているという議論は、ある一点をピックアップすればあるでしょう。たとえば旧制度技術士のほうがたくさん文字を書けるとか、長文丸暗記ができるとかね(^^;)。
でも、総合力としての優劣を議論することは愚論だと思います。


       

No.17146 RE:試験制度(2) 投稿者:PDCA 投稿日:2009/01/27(Tue) 11:15

朝青龍さんのスレは、受験制度がどうというより、むしろ感情論の意味合いの方が強いと思います。

例えるなら、高校受験や大学受験と同じような話ですね。

私が受験したT高校は、当時は県でトップの高校でしたが、今は受験制度も変わり、高校が要求する生徒の質も変わったことから、ランクでいくと15番目くらいになっています。

生涯「〜高校出身、〜大学出身」というちょっと自慢できる学歴が、ランクが変わり、変わる前と変わった後とで同じにされるのが悔しい、という感情と同じなのだと思います。朝青龍さんはただその気持ちをこの掲示板で書き込んだだけ、ということのような気がします。

ただ、勘違いしてほしくないのは、あくまでも評価されるのは「学歴」や「技術士という資格」ではなく、それを持っている「人」であると言うことです。

同じ「学歴」でも、同じ「技術士」でも、できる人もいればできない人もいることは誰でも知っていることですから。


       

No.17147 RE:試験制度(2) 投稿者:若輩マイナー部門技術士 投稿日:2009/01/27(Tue) 12:00

改正前後の「技術士」についてレスを見ていると,

たとえば「工学博士」と「博士(工学)」の違いを

議論しているように感じるのは私だけでしょうか・・・。

的外れですいません。

いずれにせよ,技術士としての役割を担う点では同じですね。日々研鑚するということでしょう。


       

No.17148 RE:試験制度(2) 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/01/27(Tue) 12:49

朝青龍さんにもう一度帰ってきてもらいたいですね。もう一度、直接本人からの分かりやすい説明が欲しいものです。

改正後に技術士を取得された方、取得を目指してる方はレベルが低いと言われて腑に落ちないでしょうね。
今更、旧制度の受験も受けられないし…そう思うのは私だけ?

試験制度が変わってますので、どっちのレベルが上、下は言えませんよね?
APECさんがおっしゃるように、新旧の制度それぞれに良いところはあるし、総合的にどうだとは言えないはずです。
正直、どっちのレベルが上とかどうでもいい話で、どちらも同じ技術士だと思います。
その中で、経験や知識、課題解決力などで周りの方が技術者としてのレベルを判断するんじゃないですか?
あと、総監取得の方は1ランク上とか…

新旧制度の技術士は同じ技術士です!


       

No.17150 RE:試験制度(2) 投稿者:殺生丸 投稿日:2009/01/27(Tue) 21:03

APEC様は,体験論文については,プレゼン能力を高く評価して「創意工夫,独創性」はそれほど評価しないというご判断のようですが,私は,技術士の定義にもありますように,高等な専門的応用能力を重視すべきだと思います.
No.17142 csmanさんのレスのように,他の人が書いた技術的体験論文であっても、口答試験で自己表現のうまい者が合格するということにもなりかねません.

私も社内で指導の立場にあります.旧制度と新制度を比較するのはナンセンスだとも思います.指導する立場としては,今も昔も公衆のために科学技術を駆使するいう技術者の信念(クライアントに対する説明力が重要ではない)を持ちつづけ,後進にも継承していきたいと考えています.


       

No.17151 RE:試験制度(2) 投稿者:通りすがり 投稿日:2009/01/27(Tue) 21:40

20年度二次筆記試験でAとB判定で不合格になったものですが、久しぶりに掲示板を見せてもらったら、朝青龍さんの問題提議で盛り上がっているようなので、投稿させていただきます。

「筆記試験に合格した十数名の経験論文を指導してきましたが、その大半が突貫作業!」
「合格してから準備できるような制度は、質が問われる。」 などが本当とすれば嘆かわしいと思います。

また、その状況は、試験制度の改正以前、以後の問題ではなく、その部門若しくは受験者の個性に起因するのではと思われます。

私の場合は、いくつかの部門に渡ることから、二次試験の部門、専門を決める意味からも、自分の業務経験を整理し、経験論文のアウトラインの整理から二次試験が始まりました。

以上のような観点からは、朝青龍さんの経験は例外では・・・・?


       

No.17152 RE:試験制度(2) 投稿者:なんでやねん 投稿日:2009/01/27(Tue) 22:00

 何度も意見を書いてはためらい削除していましたが今度は思い切って投稿してみます。
次元の低い問題提起に対し、返答が非常に小難しかったので投稿をためらっていました。
NO17099のおでんさんの意見に共感を持ちました。
 その理由として、朝青龍さんのおっしゃっておられる前提に、
「私はAランク技術士である、それに対し今のものはB〜Cランクである」ということがあるからです。
悪い言い方をすれば、やぶ医者同士があんたはやぶ医者だと言っているように私には聞こえます。
 会社でもそのような人はたくさんいて、そんな話ははいて捨てるほどありますが、そうやって若い人や今の人を嘆いてる人で、周囲から評価されそれなりの地位を気づいている人はまずいません。
 朝青龍さんは朝青龍さんなりに危機感を抱いてのことと思われますが、朝青龍さんの更に先輩方は同じように感じているのではないでしょうか?

 色々と難しい話がでましたが、総合してやはり私にはこの程度の内容の話ではないか、と感じました。


       

No.17153 RE:試験制度(2) 投稿者:むっさん 投稿日:2009/01/27(Tue) 22:08

一昨年の筆記試験後,現制度で受験された技術士の方が,「こんな試験なら全部門制覇できる」と豪語された結果,御本人が筆記で涙を飲んだというエピソードを思い出しました。この時も相当に荒れた記憶があります。

私も当時は初受験・現制度の筆記結果待ちで,かなり腹が立ったのですが,おかげ様で今は技術士を名乗って仕事をしています。(建設部門ではありません) 今では,上記のエピソードもいい思い出として残っています。

私は19年度以前の制度で受験できたのですが,あえて19年まで待ちました。その理由は,

(1)経験論文が性に合わない。
(2)択一を受ける必要があるのかが疑問。
(3)試験の負荷が減った。

(1)については,私自身,あまり事前準備が好きではなく,覚えること自体に抵抗がありました。(2)は,一次試験で基礎的な知識を確認できているはずで,それをまたわざわざ同じような内容でやる意味あるんか?と思っていました。最後の(3)は,当然と言えば当然の理由でしょうか。

つまり,試験制度にも受験者自身の向き・不向きがあるわけで,言い方は悪いですが,私のように改正をうまく利用した人間もいます。また,私と同じような考えで,わざと19年度以降に受験される方は多くおられるのではないでしょうか。

内容がかなりズレてしまった感はありますが,「新制度合格者は低レベル」のような考え方だけでなく,私のような考え方を持って現制度で受験した者もいるということを知って頂ければ幸いかと。


       

No.17154 RE:試験制度(2) 投稿者:たまご 投稿日:2009/01/27(Tue) 22:32

私は最近技術士に合格しました(新制度で)。
年齢は30台前半です。
単純な感想として、旧制度の方からレベルが低いといわれるのは非常に不愉快です。

経験論文については、「他人の論文」でないかの検証がほとんど無い旧制度の方が、簡単ではないでしょうか。
私は、暗記が得意な方なので、旧制度の論文試験の方が簡単に感じます。
内容が希薄にならないように、図表を駆使して、少ない文字数で取りまとめる方が苦労しました。
内容は評価しないというよりも、内容は良くて当たり前ということではないでしょうか。

新制度で試験レベルが下がったと思われる人は、1次試験合格者でしょうか?
また、運ではなく、実力で1次試験を突破したと胸を張れるでしょうか?


       

No.17155 RE:試験制度(2) 投稿者:殺生丸 投稿日:2009/01/27(Tue) 22:44

たまごさんへ
私は,レベルについてはどうでもいいのですが,1次試験の合格がどう関連するのでしょうか?


       

No.17156 RE:試験制度(2) 投稿者:萌と麻衣のパパ 投稿日:2009/01/27(Tue) 23:35

旧制度で合格されておられる技術士の方は、今年別部門か別科目、もしくは総監で受験すると仮定し、旧制度と新制度どちらか好きな方で受験できるのであればどちらを選ぶのでしょうね?

また殺生丸さんも書かれておられますが、たまごさんの「新制度で試験レベルが下がったと思われる人は、1次試験合格者でしょうか?
また、運ではなく、実力で1次試験を突破したと胸を張れるでしょうか?」
の意味がわかりません。たまごさん御回答宜しくお願い致します。


       

No.17157 RE:試験制度(2) 投稿者:APEC 投稿日:2009/01/27(Tue) 23:36

殺生丸さん、ご意見ありがとうございます。
ただ、私はどうあるべきかということを申し上げているのではなく、今の試験ではどうなっているかということについての意見を述べています。
また、「創意工夫」はあまり評価されないのではなく、「創意」は以前ほど重要視されず「工夫」にウェイトが移ったという感じです。

19・20年度の経験(いろんな方の口頭試験記録)から言うと、「おお、そうきたか」と感心するようなコロンブスの卵的、逆転の発想的着想より、「うん、なるほどね」とスッと納得してもらえるような着実な対処のほうが順当に評価を得ています。
体験論文の評価は、「プレゼンと補足説明で納得できるかどうか」であり、「感心できるかどうか」ではありません。それは、独創的解決と着実な解決のどちらが試験官に納得してもらいやすいかと考えると、わかりやすいと思います。

体験論文というと、一世一代の大仕事というか、これまでやってきた中でイチオシの仕事を上げる人が大部分だと思うのですが、「最も大きな困難を克服した仕事」より「最も鮮やかに課題を解決した仕事」のほうが今の試験制度では評価されると思います。
そしてそれは、国民の多くが「技術のプロ」に求める資質だと思うのですが、違うでしょうか。
少なくとも私は、数ある課題を、柔軟な発想と確かな技術で着実に解決していってくれる、知識の幅が広い人が頼りになると思います。

そういうイメージで考えると、今の試験制度の求める技術士像、試験の評価基準は納得できるものがあります。
たとえば部門一般は、旧制度では「部門全般にわたる一般的専門知識」を求められていたのが、「部門全般にわたる論理的考察力と課題解決能力」になりました。
以前は、キーワードをちりばめ、暗記してきた答案を、題意と少々ずれても強引に書いて、知識をアピールしてAをとるという戦略がありましたし、実際にそれは有効でした。
今はそれではB評価です。昨年出版した拙著でも、「旧制度ならAを取れた答案だろうが、新制度ではBです」という答案例を紹介していますが、これは「新制度のほうがむずかしくなった」のではなく、求めるものが変わったということを示しています。

で、結局何なんだというと、ずっと同じことを言っているように、求められる資質が違うということですね。


       

No.17160 RE:試験制度(2) 投稿者:APEC 投稿日:2009/01/28(Wed) 00:02

おでんさん、間違いということではなく、私が十分意を汲み取れなかったということだと思います。申し訳ありませんでした。

「経験論文で必要だったけれど今の論文では必要ないもの」は、必要ないとまで言わず、必要性が低くなったと言うならば、多少はあると思います。
それは、あったほうがいいのでしょうが、試験が求めていないということは国が求めていないのであり、それは国民が技術者に求める資質以外の資質とかなり一致しているのではないかというのが私の考えです。

ですから、「経験論文で必要だったけれど今の論文では必要ないもの」があるとしても、それは、今はさして重要なものではないと考え、あえて議論を深める必要を感じなかったというところでしょうか。
少々棘のある言い方だったと思います。お詫び申し上げます。


       

No.17161 RE:試験制度(2) 投稿者:TOP7 投稿日:2009/01/28(Wed) 00:07

旧制度で合格したあと、総監を新制度で合格しました。
今年、別部門でも挑戦しますが、自分としては新旧どちらも難しいと思います。どちらが上とか、とても言えないです。

ところで、私の周りでも、筆記試験合格後にあたふたと経験論文を準備する人が多いです。
そういうのは、やっぱりいけないと思うので、筆記合格後2週間と云わず、3〜4日程度で提出を義務付けたらどうでしょうか。
即席論文防止になるし、前もって論文を練り上げておく必要があるので自己研鑽にもなると思うのですが。
(あくまでも個人的意見ですw)


       

No.17163 RE:試験制度(2) 投稿者:らくちん技術士 投稿日:2009/01/28(Wed) 00:26

TOP7様
恐縮ですが、即席論文が何故悪いのか、御教授願います。

ちなみに、私は、旧制度でも新制度でも、試験期間中にかなり多忙であり、論文の作成は即席です。なんら、反省はしておりません。私の姿勢も問題でしょうか?

念のため、即席ですが、もちろん合格したいので本気で作成しています。皆、そうではないですか。
しかし、
建設部門の現業は厳しく、新制度で試験の負担も減ったところなのに、早く作って出すべきなんて、そんな余裕があればプロポのひとつでもチャレンジしないといけないのが現実です。酷な意見ですね。


       

No.17164 RE:試験制度(2) 投稿者:たまご 投稿日:2009/01/28(Wed) 00:59

2次から、択一が廃止されたのは、1次が必須になったからではなかったでしょうか?
新制度では、1次合格者しか受験できないわけで
7年たてば受験できた旧制度よりは、試験としては難しくなったとも言えるのでは?と言うことです。
私は、新も旧も、合格したからといって偉そうにするほどの試験とは思っていませんが、
努力なしでは合格できないと思いますし、合格しても昔ほどアドバンテージも無く、若い技術者にはツライ現状もあります。
新制度のレベルを主張することが無意味な事はわかっています。
なんとなく、顧問室で居眠りしてる名貸し技術士に否定されたような気分になり、ムカついたってのがしょうじきなとこです。
不毛なレスすみませんでした。
(JABEEを考慮すれば、試験としてはやはり簡単になったのかもしれませんね。)


       

No.17166 RE:試験制度(2) 投稿者:たまご 投稿日:2009/01/28(Wed) 01:13

1次…のくだりの答えになってなかったですね。
私の個人的な感覚では、既技術士でも、1次を確実に合格できる人は少ないと思っているってことです。
そんな人にレベル云々いわれたくないって思ったってことです。
感情的で論点のずれた意見でしたね。


       

No.17167 RE:試験制度(2) 投稿者:殺生丸 投稿日:2009/01/28(Wed) 01:32

たまごさんへ
たまごさんの言いたいことは,なんとなくわかりました.ありがとうございました.
私は,昭和61年に1次試験に合格したんですが,確かに最近の1次試験は昔では習わないことが出題されて昔の人には難しいと思いますよ.ここ数年は1次試験の問題も解くようにしています.最近の大学ではどんなこと教わっているのだろうかとか,これくらいわからんでという意地もあって.9割は解けますが.


       

No.17168 RE:試験制度(2) 投稿者:mat 投稿日:2009/01/28(Wed) 01:38

殺生丸さんへ
おっしゃるとおりですが
61年当時の1次試験は、択一の他に筆記が2問含まれており、2次試験のミニ版のようなスタイルをとっており。
それはそれなりの関門でまんざらでもない。立派なものです。
やはり、比較はできません。
しかし、そういう違いも意識しての研鑽をされている。
先程からの議論を振り返ると、その姿勢は、流石に技術士はこうあるべきと感服します。


       

No.17169 RE:試験制度(2) 投稿者:殺生丸 投稿日:2009/01/28(Wed) 01:45

matさんへ
そうですね.比較して優劣つけるのはやめましょう.老いも若きも「自分はまだまだ」という気持ちを持ち続けることが大事なんでしょうね.


       

No.17172 RE:試験制度(2) 投稿者:荒野の素浪人 投稿日:2009/01/28(Wed) 09:14

●初めて議論に参加します。前スレからの一連の議論を眺めていて,以前に平成20年の技術士法改正を境とした「20世紀技術士」(旧制度の技術士)と「21世紀技術士」(新制度の技術士)の論争を思い出しました。(なお,私は新旧両方の試験を経験し,いずれも合格した者です。また,受験指導の経験もあります。)
●第一次試験の合格が受験資格の必須項目になり,若手の意見だったと思うのですが,「第一次試験を突破していない旧制度の技術士には,工学基礎の素養がまったくない!」とか,「旧制度の技術士も今から第一次試験を受けろ!」とか,随分と鼻息の荒い意見がありました。その一方で,JABEE修了生が無試験で修習技術者になれる点については,「大学で単位取っただけで無試験かよ!」という怒りの意見も多かったです。概して,「第一次試験を受けて合格した」という自負心にあふれたコメントが多かったように記憶しています。
●試験制度の改変は個人の力ではどうしようもないことです。今も昔も受験生は必死で合格目指して勉強しているわけで,そのような一所懸命の人たちに「昔の方が試験は難しかったし,技術士のレベルも高かったんだよ。」なんて云う話をするのは,勉強意欲を削ぐだけで,指導者としてはあってはならない指導内容だと思います。
●私の回りには,新制度でもバリバリ仕事が出来る若手技術士はたくさんいますし,何の自己研鑽もしない旧制度の年輩技術士もたくさんいます。また,JABEE修了の新人に話を聞くと,昨今の大学では,教育目標や,単位取得に至るPDCAサイクルもしっかりと学生に示して教育しており,出席とテスト成績だけで単位が取れたひと昔とは随分違うようです。
●新旧いずれも最終目標は「技術士になり,そこからさらにより高度な技術者に成長していくこと」ですよね。私は,どのような経路で技術士になったか,とは関係なく,同じ技術士として,技術士を名乗って責任ある立場でバリバリ働く人と,同じ土俵の上で競い合いたいです。また,そのような技術者を育てることにも積極的に関わっていきたいと心から思います。


       

No.17173 RE:試験制度(2) 投稿者:荒野の素浪人 投稿日:2009/01/28(Wed) 09:17

先の書き込みで,技術士法の改正を「平成20年」と書きましたが,「平成12年」の誤りでした。ここにお詫びして訂正いたします。

       

No.17177 RE:試験制度(2) 投稿者:TOP7 投稿日:2009/01/28(Wed) 20:48

らくちん技術士さまへ回答します。

>恐縮ですが、即席論文が何故悪いのか、御教授願います。

悪いとは言いません。より完成度の高いものを目指したらいいなと思います。

>ちなみに、私は、旧制度でも新制度でも、試験期間中にかなり多忙であり、論文の作成は即席です。なんら、反省はしておりません。私の姿勢も問題でしょうか?

とんでもございません。正直言って、らくちん技術士さんの能力がうらやましいです。

>念のため、即席ですが、もちろん合格したいので本気で作成しています。皆、そうではないですか。

「皆」ではないでしょうね。筆記合格の発表前に論文を準備する方は私の周りにいます。

>建設部門の現業は厳しく、新制度で試験の負担も減ったところなのに、早く作って出すべきなんて、そんな余裕があればプロポのひとつでもチャレンジしないといけないのが現実です。酷な意見ですね。

えーと、よくわかりません。回答不能です。
合格発表前の約3か月に論文を準備することが「酷な意見」なのでしょうか。
3か月の間に、プロポのチャレンジをしながら、プライベートの時間に論文を仕上げることが別に特別なことだと思えないです。

確かに、合否がわからないのに事前準備をすることは精神的につらいかもしれません。不合格であれば、より落胆は大きいでしょう。
しかし、努力は必ず報われると私は信じています。


らくちん技術士さま、わたしの拙い「私案」に不快を感じたのならばお詫びします。いきすぎた意見を書き込んでしまったと反省しています。

スレを荒らし、申し訳ございませんでした。


       

No.17182 RE:試験制度(2) 投稿者:APEC 投稿日:2009/01/28(Wed) 22:06

「即席」はいい悪いではないように思います。
表現力その他の点で秀でていて、言葉を変えると「知の移転」という部分の能力に優れていて、頭の中にある業績をささっとまとめられる人は、いたずらに時間をかける必要はないと思います。
つまり人それぞれです。そしてそれは技術者としてのトータル能力とイコールではないと思います。旧制度技術士と新制度技術士のレベルうんぬんと同じ話です。

たとえばクライアントから相談事をもちかけられたとします。
その場ですらすらと立て板に水でコンサルティングができてクライアントが舌を巻くという人もいるでしょう。一方で、その場では何もアドバイスできないけれど、課題を持ち帰って、その解決に全身全霊、それこそ徹夜してでも取り組んで、翌日しっかりした提案を持っていき、その誠意をもってクライアントの信頼をがっちり掴み取ってくる人もいるでしょう。
どっちが上でどっちが下とか、どっちがよくてどっちがよくないというものではありませんよね。
大事なのは、自分はどのタイプかということをしっかり把握して、「オレはこれで行く」という自分のスタイルをしっかり持つことだと思います。

えらく話を大げさにしてしまったような気がしますが、人それぞれ、自分のスタイルで、一生懸命誠意をもって取り組むということに尽きるのではないかなあと思います。
一日であっても、10日であっても、精魂こめて体験論文を作ればそれでいいのではないかと。


       

No.17183 RE:試験制度(2) 投稿者:なんでやねん 投稿日:2009/01/28(Wed) 22:46

技術士を3個、4個持っている人も、1個しか持っていない人も、どちらも技術士ですよね。
どんな技術士が大切なのか?ということは、きっとここの掲示板に出てこられる方のほとんどが分かっていて、ほんの少しの言葉使いや言い回しの違い程度ではないかと思えてきました。
ところで全く関係ない話で恐縮ですが、APECさんが例えで出されたクライアントの話ですが、上司に怒られてその場で適切に反論(自分の意見)が言えない私はどうなのか!!と思ってしまいました。
いつも反論するのは家の風呂の中です。悲しい!!!


       

No.17186 H19以降の方が上 投稿者:金杯 投稿日:2009/01/28(Wed) 23:41

H19以降の方が上
 H19の試験方法改正における経験論文(体験論文)の扱いの変更だけに着目すれば、H19以降の方法のほうが「技術士にふさわしい」業務をしているか、適切に判断できると考えます。
 H19以降は、試験会場で記述するものではありませんので、図表をふんだんに入れることができ、内容の誤りなどをチェックできます。そのため、論文としても、より正確に「技術士にふさわしい」業務をしているかを伝えることができると考えます。さらに、15分間延長された口頭試験では、受験者が説明することができ、試験官が確認したいところを質問できますので、試験官もより適切な判断ができると考えます。
 H18以前は、ほとんどが文章ばかりにならざるを得ず、当然ですが記憶にある範囲でしか書けません。それなのに、基本的に論文だけで「技術士にふさわしい」業務をしているか判断されてしまいます(少しは口頭試験でチェックされますが)。H18以前は、暗記力でどうにかできたり、ある程度の速記力が求められるものでした。私は、暗記力や速記力は、少なくとも経験論文(体験論文)で本来求めているものではない、と考えます。

 以上のようなことから、H19以降の方法のほうが「技術士にふさわしい」業務をしているか、試験官によって適切に判断されていると考えます。その点に限れば、H19以降の技術士の方がより「技術士にふさわしい」といえるものと考えます。

 ちなみに、私はH18以前とH19以降の両方で、筆記試験と口頭試験を受けています。


       

No.17187 RE:試験制度(2) 投稿者:APEC 投稿日:2009/01/29(Thu) 00:10

ちょっとはしょって書きすぎたので、誤解というか説明不足があったかなと思いますので、もう一回だけ。

なんでやねんさん、私の論からいけば、翌日になってからでもしっかりと整理した意見を「昨日の件ですが」と言うのが「誠実・着実」派かなと思います。

おでんさん、クライアントのニーズを第一にするのは大前提です。
私は、前述のような例えを、部下に対して「自分を知ることで、自分の持ち味を自信を持って出せ」と言うときに使っています。


       

No.17194 RE:試験制度(2) 投稿者:定年チャレンジャー 投稿日:2009/01/29(Thu) 17:33

どちらの試験制度で合格した技術士が上か下か?ということですが、私は次のように考えます。
先ず、何を持って技術が上と言えるか?ですが、技術は知識と経験(実際のデータを多く持っている)からなっている。
知識は机上の勉強であるレベルまでは努力次第ですぐに上に行ける。
若い技術士は先ずはこの段階でしょう。
さらに技術を磨くには経験(より多くのデータを蓄積)を積むしかない。
年配の経験データを盗む(良い意味で)のも早道でしょう。
これにより、技術は上に向かっていくのでしょう。
少し的外れな意見でしたが、技術士への合格云々と言うよりは、技術を高めるにはどうしたらいいのか、と言う観点から書きました。


       

No.17195 RE:試験制度(2) 投稿者:殺生丸 投稿日:2009/01/29(Thu) 22:16

APECさんの「今の試験ではどうなっているかということについて」の意見を確認する意味で,文部科学省のHPの技術士分科会で調べたところ,APECさんのおっしゃるように,技術士の概念が変わってきているようですね.
・「コンサルティングを行う者」から「基本的に自立して責任を持って業務を行う者」に変わった.
・狭い範囲の知識,技術のみを持つ技術士から、広い知識をもとに、論理的な行動ができ、新しい技術を吸収できる技術士とする.
・技術士資格の国際整合性の確保及び技術士は将来柔軟に様々な分野で仕事をする人が若いときに取得する資格である.
といったところです.
ところで,APECさん他指導者の方に伺いたいのですが,現制度で2週間で体験論文を作成しなければならない受験生に対し,その論文の内容が「工夫」の面でうすいなあと感じたとき,どのような指導をとられていますでしょうか.指導する立場として,今後の参考にさせて下さい.


       

No.17196 RE:試験制度(2)TOP7様へ 投稿者:らくちん技術士 投稿日:2009/01/29(Thu) 23:47

TOP7様へ

御返事ありがとうございます。返事が遅れて申し訳ありません。また、この発言がスレッドの文脈に合わない割り込みになってしまい皆様にもお詫び致します。

●さて、御発言のお気持ちは分かりますが、私が言いたいのは、「受験準備の方法は人により異なり、そのプロセスをどう位置づけるかということも様々なのだ」ということです。
@日々の仕事で実力をつけて、試験準備は、短時間で集中するしかない人もいるでしょう。
A逆に、試験勉強でスキルアップに役立てる人もいるでしょう。
どのように努力して、合格するかも任意であり、プロセスについての「いい悪い」は、問う必要が無いということです。
従って、「努力は必ず報われるだろうから」という理由で「筆記合格後2週間と云わず、3〜4日程度で提出を義務付けたらどうでしょうか」というのはAのタイプの人には良いでしょうけれど、@のタイプの人には、少し迷惑な理屈になるでしょう。まあ、「筆記試験時に提出すれば良い」というような意見よりは許容範囲であると思いますが、、


●参考ですが、私の場合には、
Aも多少ありますが、@のタイプだと思っています。
ちなみに、技術士受験のための勉強と考えているのは、日々の提案活動等々です。相手があって、競争環境で、様々な課題解決に向けた対応です。もちろん、タイムリーに行う必要があります。ですから、このような日々の仕事は、「筆記で不合格ならば捨てるような技術士の経験論文」よりも有効で実利にも直結するという考えです。また、実際には実務経験の整理もしますから、経験論文とも類似の面もあります。
そして、試験そのもののための準備もします。少し前には過去問をじっくり調べて、直前には、試験で実力を出し切るためのイメージトレーニングをします。しかし、試験そのもののための準備でスキルアップすることは少ないような気がしています。

●私だけではなく、
19年度からは、@のタイプの人が負担少なく合格するケースが増えているのではないかと想像しており、好ましいことだと思っています。

●TOP7様に対して不快は感じていませんし、スキルアップを目的に試験勉強することも個人の自由だと思います。
しかしながら、私達のお勉強のために資格試験があるのではありませんから、「そのほうが勉強になるという理由」で試験制度について言及することに違和感を感じています。
そのことを、指摘させて頂きたかったのです。
私のほうこそ、少し感情的だったように思います。失礼をお許し下さい。


       

No.17203 RE:試験制度(2) 投稿者:試験時は! 投稿日:2009/01/30(Fri) 15:31

なんだかんだイっても結局は試験時には試験に応じた
浮世話を書くだけなので何に違和感を感じようが
受かれば勝ちって話です。
試験の時だけは本当の仕事から解放され言っては
悪いが能天気なことを書いてればいいから何だか
ほっとするのは私だけでしょうか?
言いえて妙の暗黙の了解を書いてしまいました。


       

No.17204 RE:試験制度(2) 投稿者:??? 投稿日:2009/01/30(Fri) 16:15

No.17203 試験時は!さん

すいません、私の読解能力がないのか意味が分かりません。
分かりやすく、読みやすくお願いします。


       

No.17205 RE:試験制度(2) 投稿者:試験時は! 投稿日:2009/01/30(Fri) 18:39

多分わかる人にはわかると思いますし
たいした話でもないかと思いますので
スル−してもらっても構いません。
気にしてくれてありがとうございました。


       

No.17210 RE:試験制度(2) 投稿者:偏屈受験生 投稿日:2009/01/31(Sat) 01:46

試験に応じた浮世話・・・。

本当にそうお考えでしょうか?
国土交通白書などのことを言われているのでしたら、それほどの違和感を感じていません。

私は昨年、技術士になりましたが、白書で書かれた施策については、
何らかの形でほとんど実施されようとしており、
少なくとも浮世話ではないと考えています。

”スルーして”とのことですが、あまりに本質に関わりますので書き込みました。
誤解があればご教授いただけたら幸いです。


       

No.17249 RE:試験制度(2) 投稿者:試験時は! 投稿日:2009/02/02(Mon) 08:39

すみませんね!白書については何ら浮世話って
言うほどのことではないのですが実際の業務に
ほんとにどれだけのことを意識して発注者なり
受注者なり取り入れているのか?
やってますよって言う方はそれはそれで結構。
そんな絵空事できるかいっ発注者も実際多く
いますしね!
それでも試験に受かるためにはそれなりの論文構成
、内容が必要です。ここらあたりのギャップをいいたかったのですが伝わらなかったかも知れません。
白書も実際苦しいながら毎年よく考えるものだと
関心はしてます。ま、それが仕事ですから!
でもほんとに厳しい人には結構あほらしいこともかいてあるのも事実です。
試験では受かる論文を書けばいいだけでは。世の中そんなものです。


       

No.17270 RE:試験制度(2) 投稿者:東洋系剣士 投稿日:2009/02/04(Wed) 00:07

所詮試験,と割り切る気持ちは理解できます。
しかしそれでも敢えて自分の思ったことを書く,自分なりの客観性ある意見を論理的に展開
する,白書?などを理解の上で,自分は更にこんな工夫・アイデアも持っているゾ!と素直
にぶつける。
そんな姿勢で臨める試験であって欲しい。それこそ求められる技術士像だと思いますから。

受験する以上は合格が目的です。でも,自分を曲げなければ取れない資格ではないことを実
感しているからこそ,技術士であることに誇りを覚えますし,時には重圧と感じることもあ
るワケです。

そう考えると,合格年度や試験制度で優劣を論じるなんて小っさい話。
どう臨んだかが重要であって,願わくばこの認識は技術士共通の通念であって欲しい。
(他の技術士の名誉を尊重できる品位ある成人,も技術士要件の一つですし,ね。)

制度自体に関しては思うところがあります。
一次試験合格(二次試験受験資格)の有効期限設定(弁理士等で採用されている),既得技術士も更新審査を義務付ける等,などです(賛否あると思いますがスレ主旨から外れるので別の機会に)。


       

No.17271 RE:試験制度(2) 投稿者:絵空事 投稿日:2009/02/05(Thu) 00:41

試験時は!さん

それを言っちゃぁダメですよ。
私も同感なんですから。
それを押し殺して理性的に振る舞うことも技術者倫理?

でも、その感覚が大事だと思いますよ。
どの世界も理想と現実のギャップの中で答えを出さなければいけないと思います。

浮世話を感じられる感覚がコンサルティングに必要だと思います。
建設コンサルタントは「サービス業」ですから。
サービス業は、顧客の満足度を得られるものを提供する。
どう満足させるかは、その人次第=技術力


       

No.17276 RE:試験制度(2) 投稿者:試験時は! 投稿日:2009/02/05(Thu) 18:35

絵空事さん、ご賛同をいただいていないようで実はご賛同をいただいたようで!
中々、試験慣れした強者の雰囲気を醸し出しておられますね。
私は、密かにその現実とのギャップを試験日に楽しんでいます。また明日からは現実社会に戻るのか!?
なんて!結構これはこれで何人か賛同をいただけるような話では?
ここの掲示板もしばらくすると忙しくなるでしょうからそれまでのティ−タイム的に書いてみました!
現実社会の今年はそんな悠長なこと言ってる場合でないのは十分わかっていますがそんな時こそ余裕を持ちたいものです。


       

No.17278 RE:試験制度(2) 投稿者:と思いますよ 投稿日:2009/02/06(Fri) 00:45

試験時は!さん、絵空事さん
貴方がたが何をおっしゃっているのか、良く分かりません。
こういうところで発言されるならば、、もう少し普通の言語でお話なさらなければ、
議論以前に失格ですよ。
それが分からないならば、
こんなところに、書き込まないほうが良いと思いますが、、
いかがでしょう、、

わけわからない発言は、社会のどこでも、じゃまにしかならない。


       

No.17279 RE:試験制度(2) 投稿者:kak 投稿日:2009/02/06(Fri) 00:54

まあ、熱くならないで

失礼な方はいるものです。

その証拠に

そいつらは、技術士をたまたま合格したか、合格してないか、どちらかです。

気にする必要無いです。
そういうレベルの方の書き込みです。


       

No.17280 RE:試験制度(2) 投稿者:黒潮 投稿日:2009/02/06(Fri) 00:56

私も、そう思いました。どうせ、まともな議論も返せない  情け無い

       

No.17282 RE:試験制度(2) 投稿者:やっぱり 投稿日:2009/02/06(Fri) 08:16

そろそろ出てくる頃かと思っていましたが
またkakみたいのがでてきました。
あんたのほうが低レベルな書き込みにみえますが?
ほんとに技術士なのかな?
やっぱりたまたま合格したんでしょうね?
どっちでもいいけど。


       

No.17283 RE:試験制度(2) 投稿者:絵空事 投稿日:2009/02/06(Fri) 23:02

試験時は!さん
私が参加したためにスルーされる話題が、スルーされなかったようで、申し訳ないです

と思いますよさん
本当によく分からなかったのでしょうか?
少なくとも、私は 試験時は!さん の言っている意味が分かったので返信しました
そして、私の言っていることが理解して頂けたと思うので、試験時は!さん に返信頂きました
自分の理解の出来ない内容=「普通の言語ではない」と決めてかかるのはいかがなものでしょうか
不明な部分の意を問い、返答を確認して対応する
それが議論ではありませんか?

確かに、試験時は!さん のNo.17203は、ここに参加されている方々の意見と比べると、所謂「普通の言語ではない」
かもしれません(普通であれば、表現手法が違うとでも言うべきでしょうか)
しかし、少なくとも私の携わっている仕事(公共事業に関わるコンサルティング業務)仲間では、十分意味の通じる
「普通の言語」です(実際に確認しました)
内容については色々意見はあると思いますが、「言語」という意味ではです

表現というのは、それぞれ属している職場や業界、コミュニティあるいは世代や性格などによって多種多様なものが
あると思います
それらの違いによる不明な表現を頭ごなし否定するというのは好ましくありません
否定ではなく非難するのであれば、どの点を非難されるか明確にされるべきです

実際に、???さんが、No.17204できちんと意を問う内容のコメントを発しています
それに対し、試験時は!さんの回答が、No.17205です
No.17205への意見やそれ以降のコメントに対して意見をされ、回答が得られないならば「議論にならない」と判断して
いいと思いますが、そのような手段を取らずに判断されるのは、まさに議論以前の問題だと思います

私は、試験時は!さんとの話題の中で、東洋系剣士さんのNo.17270のような意見や、技術者倫理をどう考える?などの
意見を頂けたら良かったと思います
理想は、技術士法で唱われている技術者であることですが、現実では、それを押し通そうとすれば、必ず何らかの問題
に出くわします(問題はさまざまですが)
本来であれば、理想とする結末に持っていきたいが、実際は、発注者の意に沿わない結果となる場合に、話し合いを
重ね、100%の理想ではないけれど、技術者倫理に反せず、公益も確保できる落としどころを探っていく。
これが、理想と現実のギャップの一例です
私は、このやり取りも技術力によって結果が異なると思うので、「どう満足させるかは、その人次第=技術力」と表現
させていただきました

一方、技術士試験では設問に対し、100%自分の理想とする回答が出来ます
発注者などに気を遣うことなく、自分の考えを自由に表現できます
だからこそ、試験時は!さんは試験を楽しめているのだと私は思いましたし、賛同しました
試験を楽しんで受けるぐらいの余裕があることはすばらしいことだし、きっと柔軟な考えをお持ちなんだと思いまして
話題に参加させていただきました

長文乱文失礼いたしました

追伸 最近この掲示板で煽るようなコメントが増えたような気がして残念です


       

No.17284 RE:試験制度(2) 投稿者:APEC 投稿日:2009/02/06(Fri) 23:11

いろんな立場の人がいらっしゃいますし、いろんな意見があって当然だと思います。
試験だって完璧じゃないし、受験生もそう。
私の試験に対する考え方は、サイトのプロフィールのところにずっと前に書いており、今も変わっていませんので省略しますが、「たかが試験」という面(ケース、人)もあるし、「されど試験」という面(ケース、人)もあると思います。
いろいろあるけど、まあお互いがんばろうやということでいいんじゃないでしょうかね。


       

No.17285 RE:試験制度(2) 投稿者:試験時は! 投稿日:2009/02/07(Sat) 11:24

絵空事さん、私のほうこそ巻き込んでしまって本当に申し訳ありません。
絵空事さんの書かれてることを言いたかったのですが
言葉足らずである点は否めません。
ここは技術士の掲示板なのである程度の知識人がきていることで多少は省略してもわかってもらえる話では?と思って書いたのも事実です。
ま、わかってもらえる人がいたことはコメントかいたものとしては嬉しい事ですし実際試験に臨む後進への何らかの情報にも?って多少はおもったのですが!
確かにここにも最近は技術士もしくは受ける人なのか?と思うような方が増えたようですね。
わかって貰える人にだけわかってもらえれば構いません。


       

No.17289 RE:試験制度(2) 投稿者:やきいも 投稿日:2009/02/07(Sat) 21:17

おでんさんにずっこけました。

       

No.17358 RE:試験制度(2) 投稿者:朝青龍 投稿日:2009/02/15(Sun) 23:26

前場所でやっと優勝、横綱復活した朝青龍です。活発な議論が続いているようですね。
制度どっちが上下、関係ないね!
言いたいことは「青年よ、もっと熱くなれ!!」だ。


       

No.17359 RE:試験制度(2) 投稿者:mat 投稿日:2009/02/15(Sun) 23:36

朝青龍さん
あまりふざけた言い方をするものではないと思いますよ
貴方は、そういう前にこの掲示板で信用を取り戻さねば
そのハンドルネームは使えませんよ
わからなければ退場です。


       

No.17363 RE:試験制度(2) 投稿者:黒 投稿日:2009/02/15(Sun) 23:46

朝青龍さん
自分から議論して、都合が悪くなって、精算もせず、ケツ割って
他のスレッドで生意気な発言

何者やあんた?


       

No.17364 RE:試験制度(2) 投稿者:朝青龍 投稿日:2009/02/15(Sun) 23:49

ふざけているわけではありませんが、そう言われるならば、断髪します。

       

No.17366 RE:試験制度(2) 投稿者:黒 投稿日:2009/02/16(Mon) 00:01

断髪など
歳を食えば自然にハゲるんじゃないの?
まともに議論してちょーだいということです。
というか、貴方の主張の意義に期待するコメントも結構あったんじゃないの?

出来ればそういう次元で発言をお願いします。


       

No.17373 RE:試験制度(2) 投稿者:APEC 投稿日:2009/02/16(Mon) 01:21

まあまあ、朝青龍さんのおっしゃりたいことというか、活を入れたいと思われたこともよくわかります。
我田引水的な勝手な解釈をさせていただければ、「いろいろあるけど、まあお互いがんばろうや」ということでは?
違っていたらごめんなさい。

「オマエなんか」と思うのは、ご自分の意見をしっかり持っておられることの裏返しとも言えるでしょうけれど、「オレもがんばろう」につながればいいなあと、能天気な私としては思ったりするのです。


       

No.17405 RE:試験制度(2) 投稿者:白鳳 投稿日:2009/02/16(Mon) 23:13

朝青龍に負けた白鳳です。

今年口頭試験を受けた若手技術者が言った。
「先輩技術士を頼りすぎた。合格した際には、研鑽に励み、真の技術士になって見せます」と。
それでよいのです。「青年よ、熱くなれ!!」

※ばか、馬鹿試験管とかいう発言はやめませんか。品格が問われます。私も失礼な発言もしましたが、直接馬鹿よばわりはしてませんね。

ちなみに、私はただの相撲とり、モンゴル人です。
≪青年よ、品格をもて!!≫


       


No.17311 技術士 機械部門の特典 投稿者:TAKU 投稿日:2009/02/13(Fri) 00:11 [返信]

メーカ勤めの一次合格者です。現在の会社の中にいる限り、技術士の取得にメリットあるわけではないのですが、
@技術力の向上
A「井の中の蛙」にならないための視野拡大
B自信の付加
を目的に、2次勉強中です。このHPにもずいぶんお世話になっています。質問は、私の目指す機械部門における資格特典について。某書によると、
・建設業の主任技術者
・建設業の管理技術者
・建設コンサルタントの技術管理者
・鉄道の設計管理者
・ボイラー・タービン主任技術者
が挙げられていました。実際、現場でのこれらの技術者のニーズ、技術者としての現状はどうなのでしょうか?気になるのは、建設業・・・というと、建設部門が支配的な分野になるのか・・・鉄道では他の分野と競合するとか・・・。技術士が業務独占資格でないことは重々承知しておりますが、現場での実情など、ご存じの方がいたら教えてください。


       

No.17314 RE:技術士 機械部門の特典 投稿者:omoch 投稿日:2009/02/13(Fri) 18:11

こんにちは。機械部門の技術士です。
二次試験、がんばってください。

技術士の特典資格?についてのニーズとのことですが、
このような視点ではあまりメリットは大きくない資格です。機械部門は・・。

建設業はビル建設業だけではなく、配管や電気などのいわゆる請負建設業を指します。
お勤めの会社がこの建設業であれば、専任技術者として登録が可能ですが、
機械部門は機器等据付業だけです。確か。
この専任技術者は経験年数でもOKですので、
そういった意味ではこのために苦労して技術士をとるメリットはありません。

その他に書かれている資格の詳細は存じ上げませんが、
一般的にこれらの付帯?資格のうま味は全くないのではと思います。

でも、ではなぜこんなに機械部門の技術士がいるのか?
その理由はTAKUさんが書かれている動機にみなさん似ているのはと思います。
私も自身の技術力のベンチマークでした。
しかしその後に続く技術士のみなさんとのつながりは
付帯資格なんかを上回っておつりがくるほどです。

がんばってください。


       

No.17317 RE:技術士 機械部門の特典 投稿者:むっさん 投稿日:2009/02/13(Fri) 21:52

30代半ばの技術士(機械部門)です。
確かに,この部門はこれと言ったメリットはありません。しかも弊社は資格手当すら付きませんから。とは言え,技術士取得は推奨していて,合格時に報奨金なるものは貰いましたが。

私の場合は,

(1)自分の技術力が技術士レベルなのか?
(2)じいさんになっても,技術屋(あわよくばコンサル)として生きて行きたい。
(3)例えばコンサルをするとしても,何もなければ信用してもらえないので,やはり資格が必要。

という理由で技術士を目指しました。omochさんとよく似たものもありますね。

是非,二次試験合格に向けて頑張って頂きたいと思います。


       

No.17319 RE:技術士 機械部門の特典 投稿者:omoch 投稿日:2009/02/14(Sat) 00:33

”2つめの資格"のスレッドと似て非なるというか
でも本質的には繋がっているような・・・

久し振りにちょっと酔っ払いモードでの書き込みです。

技術士を受験する目的というのは、業務上の必要性からという方と、
自身の技術力の確認というとちょっとかっこ良すぎるんですが、
まあ技術者の最高と呼ばれる試験だから腕試しみたいな、
そういった意味で私はベンチマークと上で書きましたが、
そういった2者に分かれるのではないかと思ってます。

でも実は合格した後、2者は混ざり合って
その中からいわゆる”上がりの技術士”と”CPD系技術士”に分かれるのではないかと、
そんな風に思ってます。

”CPD技術士”というのは単にCPD登録している技術士という意味ではありません。
このあたりのニュアンスが微妙なのですが。

ちょっとTAKUさんの提議からずれちゃいましたが、
特典よりも当初の意識で勉強を続けると
多分世界が変わってくると思いますよ。


       

No.17333 RE:技術士 機械部門の特典 投稿者:morinokuma3715 投稿日:2009/02/14(Sat) 23:56

機械部門の企業内技術士です.

機械部門は建業法における「機械器具設置業」の
・営業所専任技術者
・主任技術者
・監理技術者(漢字に注意です.)
になることができます.

omochさんの言われるとおり,これらの業務は経験年数でもなることができます.
個人的なメリットは(金銭的には)ないと思いますが,企業にとっては大きなメリットがあります.

1.経験年数で営業所専任技術者や監理技術者などの資格を得ようとすると,書類審査等が大変.

2.他業種,つまり電気通信工事業はこれらの資格要件は「技術士」に限られる.(注:電気工事業は経験年数でもOK)等,今後建業法の資格要件が「技術士」に向く可能性がある.

もう一つ忘れてはならない大きなメリットがあります.公共工事の入札時に「経営事項審査」という重要な項目がありますが,(http://www.ciic.or.jp/
この中に技術職員数のカウントがあります.技術士等の国家資格を持つ人は第1級技術者としてカウントされ,通常の技術職員数の5倍(制度が少しかわったとの情報もありますので,要確認です.)とカウントされます.つまり,通常の技術者の5人分とカウントされるわけですね.(これは機械部門に限ったわけではないですが.)
ただし,お給料は5倍にはなりません・・・(笑)

会社にとっては技術士は大きなメリットがありますが,個人としては・・・機械部門はあまりないかもしれません.
ご参考まで.


       


No.17272 気が早いですが、、、 投稿者:はふ 投稿日:2009/02/05(Thu) 10:58 [返信]

気の早い質問で申し訳ありませんが、合格時の登録について教えて下さい。
4月から新しい職場に異動する予定です。もし、試験に合格した場合は、新しい名刺に技術士の文字を入れたいと考えております。そこで、何とか3月中に登録証を手に入れたいと思っています。
過去レスを調べると、3/10過ぎに登録申し込みを行い、3月末から4月上旬にかけて登録証書を手に入れた方が多いようです。
合格を信じて、事前に登録の手引きを入手し、必要な証明書を手配しようかと考えております。
現在、3/6に発表予定ですが、登録の申し込みは当日から可能なのでしょうか?
何か経験談等あれば、ご教授下さい。
よろしくお願いします。


       

No.17273 RE:気が早いですが、、、 投稿者:マイコン 投稿日:2009/02/05(Thu) 11:48

こんにちは。

当日から可能です。
3月6日は大安ですね。
吉報を待ちましょう。


       

No.17274 RE:気が早いですが、、、 投稿者:APEC 投稿日:2009/02/05(Thu) 11:52

とりあえず合格証が必要ですね。郵送されてきます。

また、登録に際しては「登録されていないことの証明書」が必要ですが、本当にお急ぎならあらかじめ取っておくのも手かと思います。申請書は東京法務局のHPからダウンロードできます。
http://houmukyoku.moj.go.jp/tokyo/static/i_no_02.html
また、記入を簡単にするために作ったWordファイルが、当サイトの「ダウンロード集」の中にありますからお使いください。

その他必要な書類がいくつかありますので、技術士会のHPで確認しておくといいでしょう。
http://www.engineer.or.jp/examination_center/registration/registration.html

ただ、先着順でその都度処理してくれるかどうかは保証できません。
私も4月早々にその資格を活用したかったので、登録日を技術士会にTELで確認したことがあります。


       

No.17275 RE:気が早いですが、、、 投稿者:はふ 投稿日:2009/02/05(Thu) 14:55

情報ありがとうございます。
合格証が登録に必要なのですね。ということは、発表当日の手続きは難しいのかな。
まあ、合格を信じて、準備を始めたいと思います。
ありがとうございました。


       

No.17277 RE:気が早いですが、、、 投稿者:zone 投稿日:2009/02/05(Thu) 19:25

当日窓口申請もできると先輩技術士から伺いました。東京近郊在住で最速処理を目指すのであれば…

〜事前に〜
・法務局で「ないこと証明書」を入手
・本籍地役所で「身元証明書」を入手
・技術士会で「登録の手引き」を入手
・会社勤めなら「登録用書類No.2」に代表印押印依頼

〜発表当日〜
・Webで合否確認
・郵便局で振込&収入印紙購入
・技術士会窓口で合格証番号を聞いてその場で書類提出

あとはできるだけ早く登録してもらえるよう、窓口でお願いしてみるしかないかな?


       

No.17324 RE:気が早いですが、、、 投稿者:ももた 投稿日:2009/02/14(Sat) 17:04

合格発表は3/6ですが、HP上での発表は朝何時より確認できるのでしょうか?どなたか朝早くご覧になった経験のある方教えて下さい。

       

No.17326 RE:気が早いですが、、、 投稿者:APEC 投稿日:2009/02/14(Sat) 17:33

昨年度は、技術士会と文部科学省のHPで5時ごろから確認できたようですが、今年度はわかりません。筆記試験合否発表ももたつきましたし。
以前は地方紙で合格者発表があったので、もっと早い時間にそちらで確認できました。私も4:30ごろ見た覚えがありますし、新聞の配達所に直接行って、午前2時ごろ確認したという人もいました。


       


No.17295 専門とする事項 投稿者:総監って何 投稿日:2009/02/08(Sun) 21:22 [返信]

鋼コン総監を受験しようと思っているのですが,「専門とする事項」を変えてもいいのでしょうか.
建設部門技術士取得時は「鉄筋コンクリート構造」だったけど,総監部門は「鋼構造」とか可能なんでしょうか?


       

No.17296 RE:専門とする事項 投稿者:APEC 投稿日:2009/02/08(Sun) 22:38

私は19年度の総監受験で変更しました。
応用理学部門・地質で受験したときの専門とする事項は「水理地質」で、総監部門・応用理学-地質受験時の専門とする事項は「地下水調査及び土木地質」でした。
受験できましたし、口頭試験でも何も言われず、無事合格しましたよ。


       

No.17297 RE:専門とする事項 投稿者:西部戦線 投稿日:2009/02/11(Wed) 07:37

2008年に都市計画で受験しました.

 専門とする事項を書こうとすると,一覧表がないのに気付き,同名の「都市計画」と記述しました.
専門とする事項は,自分の創作でよいでしょうか.
 2009年は,総監受験予定です.都市計画の中の細目,---と記述すべきでしょうか.


       

No.17298 RE:専門とする事項 投稿者:半蔵門 投稿日:2009/02/11(Wed) 09:33

西部戦線さん、ちょっと回答がずれるかもしれませんが2008年に技術士二次試験を、環境部門環境保全計画で受けました。
受験申込の「専門とする事項」は、作成予定の技術的体験論文のテーマに合わせて創作しました。
(掲示板での記載は控えさせてください)
「なぜこれが環境保全計画の専門とする事項となるのか?」、言葉を用意していましたが、口頭試験では聞かれませんでした。


       

No.17299 RE:専門とする事項 投稿者:APEC 投稿日:2009/02/11(Wed) 09:41

専門とする事項は、要は「どんな分野を専門にしているのか」がわかればいいわけですから、マニュアルに書いてない言葉でもかまわないと思います。
むしろ気をつけるべきは、専門とする事項の分野範囲をあまり狭くしないことだと思います。
専門とする事項を狭くしてしまって、体験論文がその範囲に入らず困っているという人が毎年いますが、実際にやっている業務範囲を全部カバーするようにしておいたほうがいいと思います。
ちなみに、私は地方の中小コンサルで範囲が広いので、最初に経歴を書き、各経歴ごとの代表業務を決めてから、それらと矛盾しない「専門とする事項」を決めています。そのときはマニュアルに例示してある文言はほとんど気にしていません。
総監の場合も、同じに考えてかまわないと思います。


       

No.17300 RE:専門とする事項 投稿者:西部戦線 投稿日:2009/02/11(Wed) 09:55

APECさん,半蔵門さん,ありがとうございました.
夏の試験に向けて,経歴書の準備をしていきます.
またご指導ください.


       

No.17312 RE:専門とする事項 投稿者:西部戦線 投稿日:2009/02/13(Fri) 06:37

関連質問です.
経歴書を書く場合,総監的に書け,といわれますが,どのような意味でしょうか.
どなたか,ご存知の方,教えてください.


       


No.17175 経験論文に入札制度 投稿者:風の便 投稿日:2009/01/28(Wed) 17:03 [返信]

H21年度、施工計画で受けようと考えています。
施工計画は入札・積算・施工まで範囲が非常に広いですよね?

現在発注者の立場にいて主に入札事務を行っているのですが
経験論文に入札制度に関する記述をしても構わないものなのでしょうか?教えてください。


       

No.17188 RE:経験論文に入札制度 投稿者:APEC 投稿日:2009/01/29(Thu) 00:14

@それがあなた自身の力による(もしくはあなたのイニシアチブによる)課題解決であること
Aその課題解決方法が手続きではなく技術による対処であり、行政マンとしての評価ではなく、技術者としての評価になること

この2点がクリアされていればOKではないかと思います。


       

No.17190 RE:経験論文に入札制度 投稿者:みんな頑張れ 投稿日:2009/01/29(Thu) 00:57

入札制度自体が、とても科学技術とは思えません。
危険すぎる気がしますが。

実を言うと、風の便さんが言っている、「入札制度に関する技術」が想像できません。
もし、その業務が技術士法で求めている業務であれば、物凄く興味がありますが・・。

一度、論文を完成させて、評価を貰ったほうが良いような気がします。


       

No.17191 RE:経験論文に入札制度 投稿者:1040 投稿日:2009/01/29(Thu) 01:29

地方自治体に勤務している1040と申します。

土木部等で入札に携わっているか、
管財課等で入札に携わっているかで
大きく変わると思います。

土木部での立場なら中身次第でOKのような
気がしますが、管財課は技術者とは
いえないと思いますので、厳しいかと・・・

みんな頑張れさんと同様、
どんな論文になるか興味がありますね〜。


       

No.17200 RE:経験論文に入札制度 投稿者:sonny 投稿日:2009/01/30(Fri) 06:22

ひとことで入札制度といっても幅が広いですから、十分技術士論文として成り立つと思います
具体的には、次のようなものがあります
・最低制限価格等の引き上げに伴う分析・解析
・総合評価方式の評価項目、評価方法等の検討
・成績評定と落札率の分析に基づく入札参加資格の検討


       

No.17202 RE:経験論文に入札制度 投稿者:Q太郎 投稿日:2009/01/30(Fri) 13:38

私も興味があります。

単なる「入札事務」を機械的に行っているだけであれば、OUTだと思います。

受注者の技術力が発揮されやすい入札方式を検討し、組織の課題をクリアした上で導入した。その結果、○%の経済性向上が図られた。

このような感じであれば、OKと思います。


       

No.17207 RE:経験論文に入札制度 投稿者:GTR30 投稿日:2009/01/30(Fri) 19:58

私も「制度」自体は技術でないと思います。
ただ、技術提案の審査・評価は「技術」と思います。

ですが、
数値判定評価 数値の重みと技術得点の意義
定性判定評価 更に定性的提案における技術得点の意義、定性的提案をどのように定量化(得点)するのか
など、総合評価・プロポーザルとも興味ある部分です。

※意味のない、あるは現実的でない(あえて厳しく数値提案する意義、コンクリートクラックをゼロにしようとする無理難題等)技術提案要請→提案に対して得点加算が良いのかどうか云々も議論になってますので。


       

No.17281 RE:経験論文に入札制度 投稿者:風の便 投稿日:2009/02/06(Fri) 06:01

確かに一般競争入札や総合評価の導入が本格化し
入札制度は技術的な関与が不可欠となってきました

入札の条件設定や施工業者の技術評価はもちろんですが
業者の格付けを行う際でも、主観点数を加味した評価が主流となっており、その一項目である工事成績評定を例にとっても
発注者内で工事成績評定の運用にバラツキがあっては正当な格付けはできないと思います

そう考えると、技術的立場で入札制度と施工管理を
PDCA手法で統括的にマネジメントしていく必要があると思います

できれば上記の流れを経験論文としてまとめたいと考えています


       


No.17111 どう思いますか? 投稿者:1040 投稿日:2009/01/24(Sat) 23:38 [返信]

1040と申します。

昨日のケンプラッツに建設コンサルタントの魅力低下を問題視した国土総合研究機構が行動方針をたてていましたが、どの程度の効果が見込めるでしょうか?

業界の景気やイメージの低下、天下り問題などを改善して行くには、民間だけではなく、政治的な力が必要かと感じていますが・・・

<以下抜粋>
建設技術研究所と日本工営、パシフィックコンサルタンツの大手建設コンサルタント3社(以下、3社)で構成する国土総合研究機構は、建設不況や公共事業の減少などで建設コンサルタントの魅力が低下し、優秀な人材の確保が難しくなっていることを問題視。魅力を高めるための行動方針を2009年1月に提案した。

詳細は↓
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20090123/529823/


       

No.17114 RE:どう思いますか? 投稿者:mat 投稿日:2009/01/25(Sun) 00:53

問題の趣旨は分かりますが、

この機構は、緑資源の問題や海外の不祥事関連などで、極く最近にコンサル業界の社会的な信用を大きく失墜させた会社も含まれており、当事者企業は、済んだことと思っているかもしれませんが、世論や業界の見方から言っても、実質的には、まだまだ喪が明けたとは考えられません。

そのような団体が、業界を代表したようなことを言うこと自体に強い不快感を覚えます。


       

No.17139 RE:どう思いますか? 投稿者:やめて欲しい 投稿日:2009/01/26(Mon) 19:53

魅力ある業種にするために『過酷な残業』をやめて欲しい。
それに触れてるの?
人間として、普通に暮らせる単価設定を国に働きかけ、9時−5時(8時間労働)である程度の収入が得られるようにすればいいのに・・・


       

No.17149 RE:どう思いますか? 投稿者:こんこん 投稿日:2009/01/27(Tue) 13:41

なぜ魅力がないのか? と考えると
1.残業が多い
2.残業の割には報酬が少ない
3.土木工事=税金の無駄遣い というイメージが国民に定着している。
4.5大資格の一つである技術士の社会的地位が低い
ということが頭に浮かびます。
特に、1と2に関しては、明確な業務契約と適正な設計変更がなされれば、十分解決可能だと思うのですが、3がネックとなり、予算がないため・・・とか、事業数が減っているためサービスの一環として無償で追加作業を・・・・と言うことが現実ではないでしょうか?
契約外業務の無償提供・・・技術士倫理上でもあまりよくないように思うのですが・・・^^;
4については、建築士と違って知名度が低く、華がない・・・と言うこともあるかと思います。あまり関係ないとおいますけどね^^;
とにかく、契約外業務の無償提供という業界の安売りをせず、業務に対する適正な対価があれば、業界自体は決して他の業界と比べやりがいがないとは思わないので、自ずと魅力が上がってくると思うのですが・・・難しい話ですよね^^;;


       

No.17174 RE:どう思いますか? 投稿者:hiro 投稿日:2009/01/28(Wed) 13:14

5大資格とは
1.弁護士
2.司法書士
3.一級建築士
4.行政書士
5.技術士
ですか?
全然違いますよね。


       

No.17176 RE:どう思いますか? 投稿者:五大資格 投稿日:2009/01/28(Wed) 17:13

一般的に五大大型資格とは、

技術士、弁護士、弁理士、公認会計士、医師

あるいは、医師を除いた場合

技術士、弁護士、弁理士、公認会計士、不動産鑑定士

と言われています。医師が入ったり入らなかったりするのは、医学部を卒業して国家試験を受けなければいけないので、他の門戸が開かれている(厳密にはそうとも言えないですが)資格と差別化するためと思われます。

次ぎに位置する、中型資格としては、
税理士、司法書士、社労士、中小企業診断士、一級建築士
のようです。

また、弁護士は、税理士、弁理士、司法書士、社労士、行政書士の業務を行うことができます。


       

No.17179 RE:どう思いますか? 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/01/28(Wed) 21:01

すいません、スレの内容からそれてるんですが、No17176の五大大型資格っていうのはどこからですか?
何かに載ってるのでしょうか?
興味があるので教えてもらえないでしょうか。
お願いします。


       

No.17180 RE:どう思いますか? 投稿者:五大資格 投稿日:2009/01/28(Wed) 21:42

たまたま家にあった下記の本に大型資格・中型資格・小型資格という区分がされています。(こういう区分が適切がどうかは疑問ですが)

資格を取ろう ’99年度最新情報版
スペシャリストへのすすめ

http://www.bk1.jp/product/01477105

この本では、五大大型資格として、技術士、弁護士、弁理士、公認会計士、不動産鑑定士を挙げています。

また、茨城県技術士会のホームページで

五大”国家”資格という表現で

技術士、弁護士、弁理士、公認会計士、医師

を挙げています。

http://www.ipea.jp/QuestionList.htm


       

No.17184 RE:どう思いますか? 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/01/28(Wed) 22:47

五大資格さん、ご丁寧にありがとうございました。
後で見てみようと思います。


       

No.17192 RE:どう思いますか? 投稿者:1040 投稿日:2009/01/29(Thu) 01:36

5大資格の話に横やりを入れる形になり、
申し訳ありません。

建設コンサルの仕事内容は魅力的なのですが、
その他の要因がイメージを悪くしてるような
気がして、皆様にお伺いしました。

いずれにしろ、すぐに解決する問題ではないですね。

しかし、matさんの発言にもありますが、
某コンサルといい、○松建設といい、
まだまだコンプライアンスの意識が希薄な面も
あるようですね。


       

No.17201 RE:どう思いますか? 投稿者:hiro 投稿日:2009/01/30(Fri) 08:30

五大資格様ありがとうございます。
1級建築士より各が上というのが、
ちょっと意外でした。
でもそう考えると技術士ってすごいんですね。


       

No.17232 RE:どう思いますか? 投稿者:他人をちゃんと評価しよう 投稿日:2009/02/01(Sun) 17:03

技術士が5大資格といわれているのは、技術士の仲間うちでかってにいってるだけなんですよね。

ぶっちゃけ、働きながら取得することは難しい弁護士や会計士と比較するとこれらの資格が可哀そうです。

技術士の場合、部門によっては問題が毎年変わらないものもありますし、合格率からいっても難易度が高いとはとても思えません。

同じ理系資格なら、アクチュアリーや弁理士の方が数十倍難易度も高く、社会的認知度および有用度も高い。

また、五大資格さんが中型資格として挙げておられる"税理士、司法書士、社労士、中小企業診断士、一級建築士"の資格は、社労士を除けば難易度はすべて技術士以上です。また、中小企業診断士を除けば、すべて業務独占型資格で技術士よりも実社会において有用です。これを中型と称し技術士よりも下位とみるのは単なるアホです。

そういう現実を真摯に受け止めなければ、技術士の社会的地位向上など夢のまた夢だと思いますよ。


       

No.17241 RE:どう思いますか? 投稿者:五大資格 投稿日:2009/02/01(Sun) 22:23

>他人をちゃんと評価しよう様、おでん様

>これを中型と称し技術士よりも下位とみるのは単なるアホです。

誤解が無いよう補足します。私は、書籍等にある事例を挙げたに過ぎす、技術士が他の五大資格と同等だとか、先に区分した中型資格より上だとも思っていません。

例えば、中型資格と分類されている、司法書士や税理士等は予備校に2年程通わなければ合格できないといわれており、業務をしながら取得することが普通の技術士とは、難易度が全く違うものと思います。

いわゆる五大資格や大型資格の条件とは何でしょうか?
私が思いつくものをざっと挙げてみました。

@高度な専門能力が必要
A業務独占である。
B高い報酬が得られる。
C独立開業が出来る。
D人数が少ない。
E試験の難易度が高く、合格率が低い。
F社会的認知度が高く、世間からも一目置かれている。

これに対して、技術士はどうでしょうか?
@についてはとりあえずいいでしょうか。
Aはについては残念ながら該当しません。顧客等から指定が無い限りは、技術士で無くても業務はできます。
BCについては独立できると言われていますか、独立している方は少数です。また、他の資格のように例えば億単位で稼ぐような人を聞いたことはありません。
Dについては、現在登録者は6万人程度です。多くは無いですが、社会のニーズから考えると、希少とも言えません。
Eについては、かなりの難関であると思いますが、難しい資格は他にも沢山あると思います。
Fについては、正直私も、技術士という資格を会社に入って初めて知りました。医師や弁護士のように子供でも知っていて、憧れの職業ということはありません。医師や弁護士は顧客が”先生”と呼び、相談・お願いをしますが、技術士は顧客(発注者)からそのような扱いを受けることは無いと思います。また、医師会や弁護士会は組織率が高く、圧力団体としての発言力もありますが、技術士会は組織率が低く、圧力団体でも無いと思います。

資格には色々な側面があり、単に試験の難易度や知名度だけで論ずることはできないです。

ただ、私が挙げた7つの事項について客観的に判断すると技術士を他の4つの資格と同等というのはやや厳しいかもしれません。


       

No.17250 RE:どう思いますか? 投稿者:技術士補 投稿日:2009/02/02(Mon) 11:15

私の会社では取得資格別に報奨金がでます。
一級建築士は8万円、技術士は15万円です。
建築6割のゼネコンですが、社内では建築士よりも断然技術士の方が評価されます。
しかも建築士は実務経験が2年と記憶していますし、
20代の現場経験の無い女の子も取得しています。
ただ、1級建築士はハウスメーカ等で「先生」と呼ばれていますね。


       

No.17251 RE:どう思いますか? 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/02/02(Mon) 12:54

No.17232の他人をちゃんと評価しようさんの
「〜技術士よりも下位とみるのは単なるアホです」
のコメントはいかがなものかと・・・
他の言い回しにした方が良いんじゃないですか?

司法書士や税理士などの資格については、私がよく分からないのでコメントは控えますが、1級建築士については一言申し上げます。
私が知っている限り、1級建築士はレベルが低い人が多いと思います(もちろん優秀な方もいて全ての方ではありません。一部の方だと思います)
まず、私が知っているというより私の住んでる県のほとんどが、
1.構造計算
2.基礎工
3.耐震設計
4.地すべり関連
などについては、ほぼ無知状態です。

1〜3に関しては、ほとんどの建築設計事務所が、構造設計屋さんに外注してます。
4に関しては、現場の条件など何も考慮せず、簡単に図面だけ作成している事が多いです。その後、我々などに助けを求めてきます。

こういう状態でも、みなさんは1級建築士の方達です。
そう考えれば1級建築士って・・・自然と思えてきます。

それで、技術士より上とは思いたくないですね。


       

No.17254 RE:どう思いますか? 投稿者:元医学部志望 投稿日:2009/02/02(Mon) 22:13

 五大資格で盛り上がっていますが、医者は医学部卒業の証書がないと医師国家試験の受験資格が得られません。タレントの○川先生(聖マリアン医大でも医学部なら受験資格が得られる。ただし、卒業まで六千万円程度必要)でも医者になれるわけです。一級建築士で言うならば、建築又は土木の高校か大学を卒業していないと2級建築士合格後5年?たたないと受験できません。技術士は、1級土木、建築施工などがあれば受験できます。

       

No.17255 RE:どう思いますか? 投稿者:@_@ 投稿日:2009/02/02(Mon) 22:44

>技術士は、1級土木、建築施工などがあれば受験できます。

はあ?


       

No.17256 RE:どう思いますか? 投稿者:はぁ? 投稿日:2009/02/02(Mon) 22:55

No.17254
何言ってるの?
本当に、はぁ?だよ。はぁ?


       

No.17257 RE:どう思いますか? 投稿者:五大資格 投稿日:2009/02/02(Mon) 23:27

技術士第二次試験の受験資格は

技術士第一次試験の合格者又はJABEE認定教育プログラム修了者が所定の業務経験年数を経ることが必要です。

元医学部志望さんが言われているのは、

技術士第一次試験の共通科目免除の条件
(理工系大卒か測量士や一級○○技士等の国家資格を保有)
のことでしょうか?


       

No.17260 RE:どう思いますか? 投稿者:どど 投稿日:2009/02/03(Tue) 10:02

一級建築士と技術士の優劣は、
技術士の方が上ですよね?
会社の手当てや報奨金では各社どうなのでしょうか?


       

No.17261 RE:どう思いますか? 投稿者:元医学部志望 投稿日:2009/02/03(Tue) 10:11

 はぁ?とか書いてる一般人のかた。技術士1次試験合格していないと受けれませんとかいいそうだな。施工管理士でも建築士でも1次と2次があるって知ってる?
経営者だつたら、こんな従業員いらんな。技術士もっていても。


       

No.17262 おいおい^^; 投稿者:@_@ 投稿日:2009/02/03(Tue) 10:22

>技術士は、1級土木、建築施工などがあれば受験できます。

てのはどういうことかと言ってるわけよ。
何を焦って逆ギレしてるのか知らんが、まずこのことをはっきりさせてからにしたらどうかな?


       

No.17263 RE:どう思いますか? 投稿者:若マイ技術士 投稿日:2009/02/03(Tue) 10:47

もう,やめましょうよ。

まったく議論する価値もないですよ。

次年度へ向けての議論をしましょう。


「経営者だったら」とのことですから,経営者に

なってからそのようになさったらどうですか???


ちなみに私も「元医学部志望」でしたよ。

まあ,その学力に達していなかったので,受験しませんでしたが・・・(できなかったというのが正直なところですが・・・)まあ,「志望」なら誰でも言えますね。


       

No.17264 RE:どう思いますか? 投稿者:北の国から 投稿日:2009/02/03(Tue) 11:47

技術士には20部門+総監があることをお忘れなく(^^;

建設部門以外の技術士やそれを目指す方々には、どうでもいい話ですね。建築士とか。

そもそも違う資格と難易度や格を比較してもしょうがないことです。仮に全部の資格を持っている人が、あの資格は難しかったと言ったとしても、それは人それぞれでしょう。

それぞれの資格には要求・期待されている仕事があるはずで、社会に必要が無い資格はやがて淘汰されていくはずです。

ただ、五大資格の一つとして挙げる人もいる「技術士」が社会的認知度・地位が低いというのは憂慮すべきで、自分も含めてこれから技術士になる方、すでに技術士の先輩方には、社会に対するアピールをどうすべきかについて考え、地道に行動していく必要があると思います。


       

No.17265 RE:どう思いますか? 投稿者:APEC 投稿日:2009/02/03(Tue) 15:32

資格の優劣の話は、旧制度技術士と新制度技術士の話と同じで、愚論だと思います。

もちろん、フィーの高い安いや資格取得難度などはありますが、単純に比較できないものも多いでしょう。
たとえば医師の国家試験は合格率80%台後半ですが、だからイージーな試験かというとそうではありませんよね。
それに資格はそれぞれの分野で必要だから作られたものですから、それぞれに必要であり、他の資格をもって替えられない場合も多いのですから、それに対して優劣をつけるのは意味がないと思います。

一方、技術士の社会的地位は確かに低く、そのことはたとえば技術士会が昨年発行した「技術士法制定50周年記念誌」の中でもたびたび議論されています。
業務独占のこととか、職業資格としての認知など、様々なことが議論されていますが、企業内技術士が多く、独立したコンサルティングができないことも大きいのではないかとも思います。
いろいろなアプローチをすべきでしょうが、二次試験突破の過程で学ぶはずの様々な知識・見識や視野などを、技術士として仕事を始めてからも忘れず、意識を高く持つこともひとつではないかなと思います。
作り話を組み合わせたようなことをして要領よく試験をすり抜けるという人もいるでしょうが、正面から立ち向かう人もたくさんいます。

またSUKIYAKI塾もそうですが、前向きな人が集まると何かを始めようという勢いというか、やる気みたいなものが生まれますよね。
結局のところ世の中は人間が作っているのですから、そういった気持ちの高揚といったものも大事ではないかなと思っています。


       


No.17239 土木学会資格の合格発表 投稿者:修習中 投稿日:2009/02/01(Sun) 21:44 [返信]

土木学会の資格の合格者名が発表されていますね。
http://www.jsce.or.jp/opcet/01shikaku/2008_hp_goukaku.pdf

この資格も合格者数がえらく少なくないですか
技術士との関係はどのようになるのでしょうね

技術士の方々は、どのように思われていますか?


       

No.17244 RE:土木学会資格の合格発表 投稿者:もん 投稿日:2009/02/01(Sun) 23:23

技術士との関係は、良く分かりませんが、
良く分からない資格ですね
すいません。Bコースって何ですか、
説明がありましたが、Aコースとの違いがよく分かりません。
これは土木学会に質問すべきですね、すいません。

それにしても、、、
以前の、このブログでの議論を読み返すと、技術士と良く似た運用で、発注要件などに利用されるとのことですが、受験者も少なすぎではないですか?
ますます、良く分かりません。

結局、質問のようなコメントになってしまいまいたが、
私もよく分かりません。


       

No.17253 RE:土木学会資格の合格発表 投稿者:GTR30 投稿日:2009/02/02(Mon) 20:48

Bコースについて No.14270参照・・・

       

No.17258 RE:土木学会資格の合格発表 投稿者:カワズ 投稿日:2009/02/03(Tue) 01:17

2級の受験者が多いでしょう!大学院生が力試しに受けているようです。
そして、1級から極端に受験者数が激減するのは、社会人となった学生が、全く効力のない単なる民間資格だということに気付き以後の受験は行なわないというのが実情だと聞きました。
社会に出て技術士の存在に気付けば、誰も受験しなくなるのは当然のような気もします。
土木学会も毎年、激減する受験者を確保するため、無試験のBコースを急遽行ったりしているようですが、むしろBコースの方が受験者が集まらなかったと聞いております。
もともと、学会の財源確保や天下り職員の箔付けのために実施されだした試験だという噂が絶えない試験です。
現在の社会情勢を考えますと消えていく資格ではないでしょうか。


       


No.17245 農業部門 投稿者:田舎もん  投稿日:2009/02/02(Mon) 00:09 [返信]

来年度に、技術士2次試験農業部門の受験を考えています。
適当な参考書を見つけにくいのです。
農村地域計画を科目として選択予定です。

良い、参考書などをお教え下さい。


       

No.17252 RE:農業部門 投稿者:みんな頑張れ 投稿日:2009/02/02(Mon) 20:21

何をお望みか、少し解釈に悩みますが。
まず、白書(一般用)、次には、スキヤキ塾で紹介されている解答事例集、補足はネットで十分だと思います。
どうでしょうか。


       


No.17215 金融経済危機 投稿者:かつお 投稿日:2009/01/31(Sat) 14:48 [返信]

機械電気メーカで生産技術関係の仕事に携わっております。技術士とは縁のない技術屋です。

100年に一度とも言われております現在の経済危機の中、特に弊社は輸出比率が高く、危機的な経営状況に陥っています。

賃金カット、従業員削減、配置転換など、緊急対策が実施されておりますが、当然現在の経営悪化を吸収できるものではありません。ほとんど効果はありません。それをはるかに超えるスピードとパワーでさらに景気が落ち込んでおります。

さらに、賃金カットにより、従業員の労働意欲やモラルが非常に低下して、品質不良が発生するという悪循環に陥っております。

自動車、電機メーカを中心に、総崩壊するのではとの予測もあります。

規制緩和が進み過ぎた資本主義社会、自由競争社会の宿命なのでしょうか?
投機マネーで利益を得るような資本主義社会のつけでしょうか?
これから先、どうなるのでしょうか?
本当に、経済状況は好転するのでしょうか?

最近、TV等でよく耳にします。
投機マネーによる利益ではなく、確固たる技術に支えられた「ものづくり」が資本主義社会の基本である。



技術士の皆さんのご意見を伺いたく投稿しました。

何でも結構です。よろしくお願い致します。


       

No.17217 RE:金融経済危機 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/01/31(Sat) 17:15

私は建設コンサルタント会社に勤めているため、製品製造・販売業のように世界的金融危機の影響はまだ受けていないものと思われます。
しかし、国の財政状況が厳しいなか、不況、小子・高齢化、入札制度改革、低入札など建設業もますます厳しい状況となっており、将来が見えない状況です。

建設コンサルタント業においても、発注量は減少しており、今後も減少傾向にあるでしょう。
発注様式もプロポ−ザルや公募型方式に移行してきており、技術者や大型物件の元請け経験の少ない中小、零細企業などは、参加条件を満たせないため、入札に参加することさえ出来なくなってきています。
今後、業者や技術者の淘汰が進行し、倒産する会社、失業する技術者も出てくることでしょう。

建設コンサルタント業は、技術力で業務を請け飯を食っています。単純作業や肉体労働などとは違います。つまり、技術力の社会です。
従って、日々の業務の中で目的意識や課題抽出・解決などをしっかり行ないながら、自己研鑽を図り技術者としてのレベルを常に向上させることが出来るのなら、会社が無くなってしまっても、技術力でどうにか飯が食っていけるのではないかと考えています。

私は、今後の厳しい世の中に対応できるよう、会社に属する技術者の一人ではなく、個人の技術者として日々の研鑽を図り、技術者として、人間としてのレベルを向上させていきたいと考えています。


       

No.17220 RE:金融経済危機 投稿者:TKC 投稿日:2009/01/31(Sat) 20:27

私は以前、食品メーカーで生産技術や商品企画の仕事に携わっていました。
現在は酒類関係のメーカーへ転職し、発酵工学領域で日夜研究に励んでいます。
そんな感じで大きく仕事が変わったのですが、経営工学(生産マネジメント)で技術士を取得しました。

食品、なかでもお菓子(さらにはスナック菓子)の商品企画をしていたのですが、ものすごく利幅が小さいんです。
スナック菓子に1個500円も払う人はほとんどいませんよね。さらには、スーパーの特売でいちばん売れるようなものですし。

今はやや落ち着きを取り戻しつつありますが、原材料の高騰もあり、そんな中でどうやって利益を出していくかというのは、ひじょうに大変な毎日でした。

よく製品を要素に分けて、「コア」「形態」「付随機能」などということがありますが、お菓子の場合「コア」要素は大きく変わらず、アフターサービスなどが該当する「付随機能」もほとんどありません。見え方や新しい味、もしくはシーン適合などを狙った「形態要素」のバリエーション化が利益を生み出すために重要です。それらを広く浅く、どれだけ効率よく作ることが出来るか、いわゆる「ものづくり」の部分で勝負が決まります。

機械電気などであれば、やっぱりこれからは「付随機能」の部分でどれだけ魅力的な付加価値を生み出せるかにかかっているように思います。
もともと買回品であり、製品寿命が長くなればなるほど新たな製品が売れにくくなるカテゴリーでしょうから、故障が起きたときに対応できる技術力の差が、今後の成長を左右するのではと思いました。

現在は製造するための外部労働力活用となっているから、作るものがなくなると、その労働力が必要なくなる という構図かと思います。
でも、直す技術力はまだまだ必要だと思います。
環境経営も視野に入れ、モノにも地球にも優しいメーカーであれば、非常に魅力を感じます。

勝手なことを書きました。すみません。


       

No.17221 RE:金融経済危機 投稿者:zone 投稿日:2009/01/31(Sat) 22:02

二次結果待ちの身ではありますが、赤字決算報道で騒がしい電機業界に勤める者としての意見です。
私の職場でも新規開発凍結、派遣切り、残業禁止、賃金カットが新年以降立て続けに実施されており、
もはや開発現場としての体を成し得ない状況に追い込まれつつあります。

にもかかわらず同僚からはそれほど深刻な悲壮感は感じられません。というのも前回の大不況である
バブル崩壊の経験者が多く、嵐の後には必ず凪が来ることを身をもって体験しているからだと思います。
人間とは忘れる動物です。好景気に浮かれたかと思えば不況で落ち込むことを過去幾度も繰り返して
きましたし、今後も変わらないでしょう。ゆえに私も結構楽観的に構えていたりします。

しかしながら今回の不況では組織のリストラに留まらず、会社という枠組みも崩れて業界再編にまで
繋がるかもしれません。そんな状況下に置かれたとしても技術者としては過去に頓着せず、
嵐の果てに流れついた場所から一歩ずつ前に進むしかないと考えています。
(総監的には別の見方もあるでしょうが、専門技術者としてはものづくりへのこだわりは持ち続けたいです)


       

No.17223 RE:金融経済危機 投稿者:若輩技術士 投稿日:2009/01/31(Sat) 22:50

建設コンサルタント会社の人間です。
今回の経済危機で日本の外需産業は大きい打撃を受けることになるのは明確であり、日本経済は、今後、内需拡大を図らないと破綻となります。
アメリカ、ヨーロッパ、中国が市場経済主義をやめて、内需拡大のため、公共事業に財政を投入する予定です。たぶん、日本も同調すると思います。
建設業界は良い状況になるといいのですが、政治が停滞状況では、それも望み薄、とほほ。


       

No.17226 RE:金融経済危機 投稿者:ジル 投稿日:2009/01/31(Sat) 23:45

「世界的な経済危機」、なんでしょうね。。。
「世界的」については、建設の世界に身を置き視野の狭い私にはメディア情報でしかわかりません。
「経済危機」については民間建設投資の減少によって実感がわきます。

経済を市場原則で進める上では、外部不経済や需給アンバランスなどの市場の失敗は前提条件です。我が国ではここ数年は、市場の失敗を補完する役割やセーフティネットとしての役割に公共の役割を限定するように仕向けられてきたといえます。

そのため、建設では公共投資も減少傾向に有り、ここ数年の道路財源の見直しにより、今年度は一層の落ち込みになっています。

公共投資が不可欠なはずですが、「公共」「建設」をめぐるここ数年の厳しい批判から脱却できず、メディアも厳しい経済情勢を伝えるだけでおわっています。

公共投資=建設だけではなく、21世紀の我が国にとって必要で後世に残していけるものを議論し、投資していくことが必要です。
環境、景観、安全など、これまで日が当たらなかった分野で新しい道を切り開いていけるのではないかと思います。

政治のリーダーシップ、行政の高いモラル、技術屋の技術力、国民の理解・・・
我が国の知恵を世界に示すべきです。

経済危機としては「100年に一度」ですか?。前回が世界恐慌だとしたら、その対処は独裁・専制、戦争だったのですが、そうした道に進まないように注意することも忘れてはならないと思います。

※建設の人間も仕事激減の中で将来の(明日の)不安を持ち続けています。


       

No.17247 RE:金融経済危機 投稿者:他人をちゃんと評価しよう 投稿日:2009/02/02(Mon) 07:16

>公共投資=建設だけではなく、・・・環境、景観、安全など、これまで日が当たらなかった分野で新しい道を切り開いていけるのではないかと思います。

環境についていえば、アメリカのオバマさんの論旨そのものになりますね。たんにケインズ的な公共投資を行うのではなく、これから産業と雇用を生み出せそうな枠組みに対し公共投資を行う。さらにそれが環境等の地域に密着した産業ならば、同時に地方共同体を保全することにもつながる。・・・、この論旨はただしいと思います。

我が国の総理が行おうとしているGDPを押し上げることのない単なるお金のばらまきと比較すると、その政策レベルからまったく違うシロモノです。

この時勢にあって、最も重要なものはやはりトップダウンの協力な政治力であり、末端の技術者の技術力がどうあろうが関係ないです。どれだけ技術力があろうと、社会的ニーズ(製品・サービスならばそれを必要としている人)がなければ産業は衰退していく他ありません。

加えて、グローバル化により財やサービスが世界的に均一化された昨今、新たな投資先を失った資本主義経済は新たな需要を創出しなければ衰退していくしかない局面に差し掛かっています。

そのような情勢のなか、戦争に投資する財政状況にすらないオバマ政権がグリーン・ニューディールを政策的に実行することは経済学的にいっても完全に正しいことだと思われますね。


       


No.17197 体験論文の指導につきまして 投稿者:APEC 投稿日:2009/01/30(Fri) 00:13 [返信]

「試験制度(2)」スレの中のNo.17195殺生丸さんのレスの中で、
 >現制度で2週間で体験論文を作成しなければならない受験生に対し,その論文の内容が「工夫」の面でうすいなあと感じたとき,
 >どのような指導をとられていますでしょうか.指導する立場として,今後の参考にさせて下さい.
とのご質問がありましたが、スレ主旨から外れると思ったため別スレにてお答えいたします。

筆記試験で求められている評価尺度として、拙著で以下の4つをあげています。

(A)課題を整理し、その解決に至る上での問題点を的確に抽出できる。
(B)問題点に対応した的確な解決策を提示することができる。
(C)その解決策は実現可能で、かつ多様な視点から提案されている。
(D)これらのことを、根拠付け、論理立てて考えることができる。

これらは体験論文でも同じで、上記のどの点で不足かによって指導内容は異なります。
要点がよくわからないぼーっとした論文は、上記(A)が不十分なことが多いですね。2月に出る日経コンストラクションの取材を先日受けたのですが、そこでは「一番大事なのは問題点をしっかり抽出し絞り込むこと」と答えています。問題点がしっかり絞り込まれれば、解決策はおのずと見えてくることが多いですからね。これが不十分だと試行錯誤や対症療法に陥ったりします。

ご指導経験がおありならご理解いただけると思いますが、特に旧経験論文や体験論文は、内容が千差万別であり、また不十分である理由も千差万別です。
ですから指導の仕方も千差万別です。
ただ、着目点というか評価ポイントは上記です。
また、かつては「創意工夫」と言われていましたが、今は「課題解決プロセス」と私はよく言っています。「創意工夫」という言葉は、なんだかコロンブスの卵的イメージがあって、着実な課題解決を求める今の試験のイメージとあわない感じがするのです。これは私の感覚にすぎませんが。


       

No.17198 RE:体験論文の指導につきまして 投稿者:TKC 投稿日:2009/01/30(Fri) 00:41

APEC様
内容を拝見いたしました。特に異論等はございません。
ただそれは、技術士2次試験における“技術的体験論文”ならびに“口頭試験”に対してのことと思っています。

私自身、数年前に技術士となった者ですので、決して偉そうなことは言えませんが、《現場視点》で発想した場合、おそらく受験生の立場からすると、どうしても【自分が提示した解決策に対する技術的な高度さや新規性】を訴えたくなってしまうのだと思っています。

つまりクライアントの立場から考えたとき、技術士試験においては《ああ、この人の言うことはロジックがしっかりしていて分かりやすい。任せられるな》という力があるかどうかを確認するものであり、
いっぽう現場視点になったときには、《私はこれまでにこんな新しい工法や技術に取り組んだ“実績”があります》といわれたほうが魅力的に思われるという、
両者にはなんとなくギャップがあるように感じてしまいます。

もちろん、後者だけでは“人間味のあふれる職人さん”の域を出ず、俯瞰的視野が求められる技術士としては、前者のような力があることを示さなければならないのでしょうが。
※決して、どちらかだけが良いというわけではありません。

殺生丸さんがコメントされている「工夫」という点についても、とった解決策そのものに対する技術レベルが不十分と感じたがために、そのようなコメントをされたのかなと思いました。

もちろん、課題が明確にならなければ、取り組む技術の目標値も曖昧となり、また問題点が正しく抽出されなければ、最も経済的に課題を達成できる手法が選択されない可能性もあるわけで、それらが重要であることはそのとおりかと思いますが。

ということは、やはり技術士試験において最も要求される力は、外部環境等の要因を正しく認識し、自分が達成したいテーマが何で、それと現実とのギャップがどの程度あり、そのギャップを埋めるための解決方向が示されることが、最も評価に値する・・・ということなのでしょうか。


       

No.17199 RE:体験論文の指導につきまして 投稿者:APEC 投稿日:2009/01/30(Fri) 01:47

>ただそれは、技術士2次試験における“技術的体験論文”ならびに“口頭試験”に対してのことと思っています。

体験論文指導についてのご質問にお答えしたのですから、当然そのとおりです。
・・・・ごめんなさい、私が何か勘違いしているのかな?


       

No.17206 RE:体験論文の指導につきまして 投稿者:殺生丸 投稿日:2009/01/30(Fri) 18:53

ご回答ありがとうございました.
私の周囲だけかもしれませんが,確かに問題点の抽出があまく,普通に業務をこなしたようなものが多く感じます.時間があれば題材を替えるなどいろいろ対応ができそうですが,業務を行いながらの2週間では,妥協せざるを得ないところがでてきます.添削を任された以上なんらかのOKサインを出さないといけない.「今年はこれで受けてみたら?これが自分の実力だ」と簡単に言えればいいのですが.(No.17030 朝青龍さんの気持ちがよくわかります.)
実のところ,「これが不十分だと試行錯誤や対症療法に陥ったりします。」のところをお聞きしたかったのですが,説明しづらいことのように察しますので,この質問はやめにします.


       

No.17208 RE:体験論文の指導につきまして 投稿者:TKC 投稿日:2009/01/30(Fri) 23:12

APEC様
訳の分からないことを書いてしまい、申し訳ございませんでした。
自分の表現力のなさを露呈してしまいました・・・。

なんかうまく伝えられそうにないので、できれば流していただけるとありがたいです。
(殺生丸様 余計な口出しをしてしまいました。すみません・・・。)


       

No.17209 RE:体験論文の指導につきまして 投稿者:APEC 投稿日:2009/01/31(Sat) 00:51

>実のところ,「これが不十分だと試行錯誤や対症療法に陥ったりします。」のところをお聞きしたかったのですが,
>説明しづらいことのように察しますので,この質問はやめにします.

別に説明しにくくはありません。テーマさえ明確になれば、おおいに議論したいと思います。

問題点抽出は、しばしば「原因究明」と同義になりますので、たとえば土木施工現場で何か問題が起こったときの原因究明について考えると、原因をきっちり究明すれば的確な対処ができます。
でも、原因究明ができない(あるいはやっている時間・予算等がない)場合は、経験や推測で原因を推定し、対処してみて、うまくいかなかったら少し変えてみて・・・・ということをするわけですよね。つまり試行錯誤や対症療法的になります。
じゃあ原因究明がなぜうまくいかないかというと、原因究明に必要な条件が満たされていないからですね。
何が必要かというと、情報(データ)とそれを処理して判断する(たいていの場合は情報の中から法則性を見つける)能力の2つです。
予算や時間がないと情報不足になります。言い換えると、予算や時間があれば情報は揃う場合は多いことになります。(例外はむろんあります)
一方、情報を処理して法則性を見出す能力は、そもそも能力(知識やスキル、形式知と暗黙知)がないと、いくら時間があっても、いくら金をかけてもうまくいきません。
この情報を処理して法則性を見出す能力が課題解決能力の根幹だと私は思っています。
ですから、鍛える時間がたっぷりある若手、つまり私の部下ですが、彼らには、情報の精度に関する知識やノウハウ(直接測定とか間接測定、ノイズ除去、統計処理など)から始まり、種々の分析や判断評価手法をOJTとOFF-JTを交互に使って訓練するようにしています。
短期のおつきあいになる受験生には、自分で見つけるには限界があるので、ある程度「こうしたら」というものを明示しますね。「たとえばこんなロジックで書いたらどうでしょう」的なものですね。できるだけ自分で見つけ、体得してほしいとは思いますが。

またTKCさん、別に遠慮されることはないですよ。こういうときは匿名性の掲示板のいいところで、どんどんご発言ください。
「高度さ、新規性」は、合格必要条件の上に積み重ねるものだという認識です。
あったほうがいいけど、なくても合格できるよ、ということです。(全然ないというのはさすがにまずいですが)
何かそう簡単には解決できない課題があって、それを広く深い知識体系と、無駄のない豊かな経験をもって解決の道筋を見つけ出し、それをきちんと実用的な形に整理・昇華して実行した、という課題解決プロセスが示されることが大前提で、その上で高度さ、新規性があればなおよし、というところではないでしょうか。
高度で目新しい技術であったとしても、それが「こんなの考えました」だけで別に課題解決ではない、というストーリーだと苦しくなるのではないかなということですね。

もし見当違いなことを書いているようならご指摘ください。


       

No.17212 RE:体験論文の指導につきまして 投稿者:電気電子受験者 投稿日:2009/01/31(Sat) 02:50

APEC様へ
一連の皆様の議論に対して私が書き込む隙間が無いほど良く議論されていて、またAPEC様の時々の的確なフォローにただ眺めておりました。

>また、かつては「創意工夫」と言われていましたが、>今は「課題解決プロセス」と私はよく言っています。>「創意工夫」という言葉は、なんだかコロンブスの卵>的イメージがあって、着実な課題解決を求める今の試>験のイメージとあわない感じがするのです。これは私>の感覚にすぎませんが。
に対して少し意見があります。

今は「課題解決プロセス」に技術士の姿として比重がおかれているのは分かりますし、>感覚にすぎませんが。と言われているのも単純に「課題解決プロセス」だけと言い切れないのをたぶん認識されているのも理解できます。
但し、「創意工夫」が無く「課題解決プロセス」のみでは「高等な専門的応用能力」とは言えないと思います。ですから「課題解決プロセス」に比重が置かれていると私は解釈していますがいかがでしょうか。
一受験生で、しかも筆記・口頭試験を一度しか受けていないのに生意気な事を言ってすみません。


       

No.17213 RE:体験論文の指導につきまして 投稿者:TKC 投稿日:2009/01/31(Sat) 08:25

APEC様・電気電子受験者様
コメントいただき、ありがとうございました。


電気電子受験者様の下記コメント
>但し、「創意工夫」が無く「課題解決プロセス」のみでは「高等な専門的応用能力」とは言えないと思います。
が、まさに私も思っていたところです。
そして、APEC様のコメント
>「高度さ、新規性」は、合格必要条件の上に積み重ねるものだという認識です。
>あったほうがいいけど、なくても合格できるよ、ということです。

この点が、受験生・指導者ともになかなか理解しにくいポイントなのかなと思います。

指導したことがない身なので、あまり説得力がないのですが、
内容が薄い、出来が不十分といったときの「内容」や「出来」という点が、どうしても技術レベルの高度さや新規性の有無という尺度で判断されかねないのではと思ったので。
そこは指導する方もいちばん悩むところなのかなと思いました。

どうしてその方法を選択したのかとか、どのようにして考えられたのかを、しっかりと筋道立てて説明できることがまず重要で、
そのうえで、技術上の工夫した点を、プレゼンとあわせてうまく表現すること
こんな感じなのかなと、解釈しました。


       

No.17214 RE:体験論文の指導につきまして 投稿者:電気電子受験者 投稿日:2009/01/31(Sat) 11:24

TKC様
APEC様

少し追記させて頂きます。

>つまりクライアントの立場から考えたとき、技術士試>験においては《ああ、この人の言うことはロジックが>しっかりしていて分かりやすい。任せられるな》とい
>う力があるかどうかを確認するものであり、
>いっぽう現場視点になったときには、《私はこれまで>にこんな新しい工法や技術に取り組んだ“実績”があ>ります》といわれたほうが魅力的に思われるという、

についてですが、
クライアント又は社会全体の要求として、TKC様の上記両輪のような能力の要求があると思います。私の周りの人々(あるいは研究機関等の研究者・教員の公募等でも)の認識でも、技術士は「博士」とは異なるけど、問題解決能力(問題点の的確な抽出と創意工夫による解決能力)の点で、「博士」と技術者あるいは研究者で同等と見なしている場合は多いようです。
(「博士」よりは「技術士」の方がT字型性格が強く範囲が広い。その人の役割により、例として「設計、研究等」か「試験、分析等」かによっても要求される創意工夫の度合いは異なると思います。)

>ただそれは、技術士2次試験における“技術的体験論>文”ならびに“口頭試験”に対してのことと思ってい>ます。
についてはAPEC様(及びこのサイト)は技術士2次試>験のこととして考えていらっしゃるのでそれについてもそうかと思います。

若輩者が勝手な事を書かせて頂きました。いろいろご指摘のほどお願い致します。


       

No.17216 RE:体験論文の指導につきまして 投稿者:APEC 投稿日:2009/01/31(Sat) 16:44

高度さ、新規性については、「なくても合格できる」とは言いましたが、「特筆すべきほどでなくても合格できる」と言いなおしたほうがいいですね。
かつての経験論文の頃によく聞いた、「私は田舎の中小企業で(あるいは地方の小規模自治体で)、そんな高度なことはやってないのでネタがない」という言葉に対して、「そんな『うわーすごい』と思うようなネタでなくても大丈夫ですよ」とアドバイスすることが多いので、ついつい「大丈夫ですよ」的部分を強調するクセがついているみたいです。
誤解を与えやすい言葉で申し訳ありませんでした。

拙著(口頭試験編)では、体験論文テーマとして、以下のような条件をあげました。
(1)経歴票・専門とする事項と矛盾しない業務を選ぶ
(2)業務ではなく課題解決プロセスで選ぶ
(3)問題点が抽出できていること
(4)根拠と具体性があること
(5)創意工夫があること
(6)技術士としてふさわしいレベルであること
そして(5)の解説として、
=====================
昔から経験論文に必要なのは「創意工夫」だといわれてきました。それでは創意工夫とは何でしょうか。
それは、着想と実用化だと思います。
  創意とは着想
です。また
  工夫とは実用化(着想を実用化するために必要な問題解決)
です。マニュアルをなぞるだけの課題解決には、着想も実用化問題解決もいりません。全部マニュアルの中に書いてあるからです。
=====================
@どのような着想で
Aどのような過程で(ステップbyステップの根拠を明示)
Bどのような結果になったか
を簡潔明瞭に書くこと、これが創意工夫であり、特にAの過程が重要なのです。
=====================
と書かせていただいています。
着想とは、問題解決の道筋、「こうしたらいいんじゃないか」というアイデアであり、この部分が見当たらないとかあまりにも当たり前であると、「当たり前のことをしているように見えるんだよね」というようなことを言われてしまいます。
一方で19年度からは、独創的発想よりも、理論的に一つ一つ積み重ねていく論理的解決力、つまり論理的問題解決能力・応用能力がより重視されています。

また、上記(6)の内容として、以下のようなものをあげています。
@課題(問題点)が安易なものではないこと
・いろいろな制約条件がある
・マニュアルが通用しない
A自分で考えていること
・マニュアルをなぞっていないこと
・主体的に解決していること

実際問題、今年度の口頭試験でも「どの点が技術士にふさわしいか」という質問がよく出ましたし、私も口頭試験セミナーで何度言ったかわかりません。
ただ、それは課題解決プロセス、特に着想と実用化の内容をしっかり詳細に把握した上で「この内容はレベルが低い」という意味で言っているのではなく、問題点の絞込みが不十分な気がしたからということが多かったと思います。

問題点を絞り込むということは、その課題の特異性・固有の特徴を明確にするということでもあります。
野球でバッティングを教えるのに、一般論を教えるのではなく、その子の固有の特徴(悪いクセ)を見抜き、「ここでもう少し踏み込む」とか「体重をこうかけて」とか、個別のアドバイスをするのが効果的なのと同じで、取り組んでいる課題の固有の特徴を抽出して明確化することで、「的確な解決」が可能になるのです。

うーん、説明むずかしいですね。^^;


       

No.17222 RE:体験論文の指導につきまして 投稿者:殺生丸 投稿日:2009/01/31(Sat) 22:34

いつのまにかTKC様と電気電子受験者様が私の言いたいことをおっしゃてくれてました.うれしく感じます.

いわずもがな「技術士としてふさわしい」という判断は,試験官が行い指導者が行うものではありません.
論文の内容は変えず論理展開を添削するのは,問題ないのですが,業務そのものに問題点のレベルが低い,応用性が感じられない,はたしてこの業務が技術士としてふさわしいかと考えることが多々あります.私の場合,私なりに新規性とか高度な応用性のある業務を経験するまで受験しなかったので,そのへんの捕らえ方が違うのかなあと思います.いくら問題点を掘り下げても業務のレベルは変わりません.論文構成や,プレゼン方法によって,「技術士としてふさわしい」業務になっていくとは考えにくいです.

おでん様の意見に,「とりあえずの試験突破を考えてもいいし、今後の技術士人生を考えてもいいし、それこそ指導される方の自由だと思います。」とありました.「とりあえず試験突破」の手は倫理を無視すればあります.おっしゃるとおり指導者の自由です.
できれば,多くの受験者が「素のまま」で受けてもらいたい気がします.


       

No.17224 RE:体験論文の指導につきまして 投稿者:mat 投稿日:2009/01/31(Sat) 23:00

上の議論の内容は、全く同感です。
というか、それ以上に分析的な議論をとても有意義に読ませて頂きました。

しかし、なかなか細かく説明しても、それに合わせようと個別改良的に努力をしてくれるだけで、
もっと、バクッと直感的に考え直す視野を与えることが有効のように思っています。

そういう意味で、私が指導する際には、次のよう言い方をします。

「答のある仕事と、答えのない仕事がある。答えのない仕事に、どのように答えたかが問われる」
そういう切り口で、議論しながら指導すると、前向きに積極的な改善を期待できる。
というのが私の方法論です。結果は、悪くないです。

あまり、ハイレベルの段階の指導ではないですが、多少の参考になればということで、、、


       

No.17227 RE:体験論文の指導につきまして 投稿者:金杯 投稿日:2009/01/31(Sat) 23:55

 結局、体験論文は「技術士としてふさわしい」かどうか、につきると思います。
 「技術士としてふさわしい」ことが伝わってこない論文の場合どう指導するかというと、これが難しい。
 本当は「技術士としてふさわしい」ことをやっているにもかかわらず、表現が良くなくて伝わらないとか、ピントがずれてしまっているものは、指導によってそれを修正する。
 そもそも、題材に選んだ業務では「技術士としてふさわしい」ことをしていないという場合は、違う業務を題材として選び直してもらうことになります。
 しかし、指導する側としては、受験者の体験した業務のことを知らないわけですから、題材を変更するのがよいか、適切な題材が他にあるのかわからない。
 そこで、受験者には、技術士とは何か、「技術士としてふさわしい」とは何か、体験論文で記述すべきことは何か、を理解してもらうようにします。やはり、本人に気づいてもらうしかないのです。
 これがうまくいかないと、題材選びのところで悩んで先に進めなくなったり、論文の記述方法や図表の工夫などの“対症療法”的なことに終始してしまいます。
 2週間あるいはそれ以下の余裕しかないとなれば、題材の選び直しはキツイですから、取りあえず今回はこの題材で・・・となりがちです。“対症療法”となる一つの理由でしょう。
 これが自社の社員などのように、受験者の体験した業務をよく知っている立場だと、こっちの題材にしたほうがいいとか、こちらに絞り込んで述べた方がいいとか、具体的に助言できるのですけどね。
 その意味でも、身近に指導してもらえる方がいるのであれば、少なくとも体験論文はそのほうが良いでしょう。H19から試験方法が変わったことを理解している人というのが前提です。


       

No.17228 おでんさんへ 投稿者:mat 投稿日:2009/02/01(Sun) 00:09

おでんさんに、ひとことお伝えしておきます。技術士資格を自己研鑽の道具にされるのは、勝手ですが、資格取得が何にも直結しないとする考えは、改めて頂かないと、この掲示板での話は通じません。

       

No.17231 RE:体験論文の指導につきまして 投稿者:殺生丸 投稿日:2009/02/01(Sun) 15:29

おでん様
私は,おでん様のご察しのとおりの立場にあります.とにかく若手の技術士を増やそうという経営方針の中で指導を任されています.
このスレは,私の指導についての相談にAPEC様が別スレを立てて頂いたのですが,元々は現在の試験制度についてのNo.17030 朝青龍さんのスレから派生したものです.おそらく自分と同じような立場や心境の指導者が多いのではないか(No.17142csmanさん),新しい試験方法の中での指導者の考え(試験テクニックではありません)がどうあるべきかと自問しているところです.
前にも書きましたが,今の試験方法ですと体験論文は二の次という受験者が多いように感じます.願書作成時に体験論文はこの業務でいこうと決めているのでしょうが,筆記の発表があるまで動かない.提出論文を読むとどこが技術士としてふさわしいのかわからない.題材を替える時間もない.本人としては,2度とないチャンスとばかり必死だから,いろいろ脚色して提出し,数百とおりの問答集を作成して(だいたい自分のやった業務になぜ問答集がいるのか理解できない),ほんの2〜30分の質問に耐えて合格する.
おでん様のように真摯に取り組んだ受験生が大半だとは思うのですが,中途半端な(本当に実力があるのかな?)受験者がいるのも確かです.合格後自己研鑽すればいいとも考えられますが,そんな人が伸びるとは思えません.大げさに言えば,技術士全体のレベル低下を招く,まさに信用失墜行為です.
金杯様の言われるように,「技術士とは何か,技術士としてふさわしいとは何か」ということを願書提出前から理解させていく必要がありますし,それが理解できている人はただのプレゼン資料である体験論文の添削はほとんど必要ないと思います.
体験論文は,自分が過去に行った業務を説明し現時点で振返り,技術力をアピールするものです.問題点抽出や解決プロセスぬんぬんは,業務遂行時の事実ですから表現方法は別にして変えようが無い(問題抽出が甘いのは真剣に業務に取組んでいない).添削を受けているうちに,問題点が高度化したり,明解な解決プロセスが生まれるはずがない.つまり,業務選択時が重要で,この業務が「技術士としてふさわしい」と思うこと自体がその人の技術レベルであり,評価の基準であると思います.
私の理想とするのは,常に問題意識と多様な観点をもって自主的に解決策を導いていくことを日ごろの業務で実践していき,それが自分でできたと感じたときに受験をすべきだと思います.

現行の試験方法ですと体験論文,口頭試験は「素のまま」の受験で十分対応可能であるというのが私の判断です.


       

No.17236 RE:体験論文の指導につきまして 投稿者:電気電子受験者 投稿日:2009/02/01(Sun) 18:10

殺生丸様
>私は,おでん様のご察しのとおりの立場にあります.>とにかく若手の技術士を増やそうという経営方針の中
>で指導を任されています
やはり企業ですと会社の名声を高めたいというのがあり、若手の技術士を増やそうという考えがあり、現実とのギャップに悩まれているのではないかと思います。

>前にも書きましたが,今の試験方法ですと体験論文は>二の次という受験者が多いように感じます.願書作成>時に体験論文はこの業務でいこうと決めているのでし>ょうが,筆記の発表があるまで動かない.提出論文を>読むとどこが技術士としてふさわしいのかわか
>らない.題材を替える時間もない.
体験論文と口頭試験こそ技術士たる証明になるのではないかと思います。私の場合は、願書を書く前の段階で体験論文の下書きは行いました。
その前に自分の業務のいわゆる「棚卸」を行い体験論文の題材を考えましたが、約20年の業務(設計・研究)で技術士に最もふさわしいと思われたのは2、3例(創意工夫があると思われる内容)です。
それほどふさわしい業務というものがなかなかないのはやはり自分は自己研鑽(あるいは力不足)が足りないために、技術士にふさわしい業務が行える(自分でふさわしいと思っただけですが。)のにこんなに時間がかかるものかと思いました。
それでも体験論文で何が技術士としてふさわしいかという点は、何度も書き直しました。それがはっきりしている受験生の方はその点は強調された方が良いと思います。

受験の指導的立場でもなく、まだ口頭試験結果待ちの私が自分の思っただけの事を書かせていただきました事をお許し下さい。


       

No.17238 RE:体験論文の指導につきまして 投稿者:殺生丸 投稿日:2009/02/01(Sun) 21:39

おでん様
話が変な方向には向かってないと思いますよ.私は言いたいこと言えたし満足です.いろいろご意見ありがとう.
ただ,理想と現実の板ばさみにあっている悩み相談のように受け取られたかな?優秀な受験者や指導者には低次元の話題で申し訳なく思います.

電気電子受験者様
私も自分で技術士にふさわしいと思う業務は2,3例です.50点の業務をテクニックで60点にしようとは思わないからでしょうか.私もいまだに「創意工夫」が最も大切と考えています.現行試験の指導者には不適かな.合格発表楽しみですね!


       


No.17233 1次試験専門科目の選択について 投稿者:taro 投稿日:2009/02/01(Sun) 17:35 [返信]

はじめまして。
技術士1次試験を「建設部門」で受けるべきか「衛生工学部門」で受けるべきかで迷っています。
これまで取得した資格として測量士、管工事施工管理技士、がありますが、過去問を見た感じ、両部門とも管工事施工管理技士と問題内容が、かぶる部分があり、甲乙選択がつけづらいです。将来は、建設コンサルに転職を考えています。
あくまでも建設部門の技術士を目標に置いています。1次試験の部門と2次試験の部門は一致しなくてもよいことから、取りやすい方で考えています。
部門別の過去の合格率を見てみますと受験者数が多いせいか建設部門の方が合格率が低いように思えます。また、聞いた話によると建設部門は、専門科目の学習範囲が広いと聞きます。その点、「衛生工学部門」の方が取得しやすいのではないかと思いましたが、どうでしょうか。
「建設部門」又は「衛生工学部門」の一次試験の難易度は、測量士と比べてどの程度のものでしょうか。
測量士は、別に共通科目免除のため取得したわけではありませんが、自己研鑽的な意味あいと、建設コンサルへの転職のアピールとして試験で取得しました。


       

No.17237 RE:1次試験専門科目の選択について 投稿者:萌と麻衣のパパ 投稿日:2009/02/01(Sun) 20:52

ありきたりな答えになりますが、過去問を解いてみて、手応えがある方で受験されたらいかがですか?専門を間違えるとえらいことになります。私も問題が類似していると思って、1級管工事と同時に衛生工学部門を受験しましたが、全然レベルが違いました。管工事は合格しましたが衛生工学部門は20点しか取れませんでした。

       


No.15333 ビオトープ管理士 投稿者:ゴリラモリ 投稿日:2008/10/01(Wed) 23:19 [返信]

ビオトープ管理士という資格があるようなのですが、技術士 環境部門 自然環境保全と同じようなものなのでしょうか?また、合格率は、2割程度のようですが、難しいのでしょうか?

       

No.15385 RE:ビオトープ管理士 投稿者:ryo 投稿日:2008/10/08(Wed) 17:32

私はビオトープの施工2級を持っています。技術士は、建設部門・建設環境・専門とする事項を『建設事業における自然環境の創出』で受けています。


ビオトープは2級ですが、一回で受かりました。ですが、技術士は去年初受験で落ちました。


私だけの事例でどちらが難しいとは言えないとは思いますが、一事例として挙げておきます。


       

No.15467 RE:ビオトープ管理士 投稿者:16 投稿日:2008/10/14(Tue) 00:33

ビオ管2級計画・施工を持っています。
2級は一昨年から簡単になって、合格率も上がっています。
受験資格も特にありません。
技術士 環境部門 自然環境保全とのリンクですが、自然環境保全の内容をあまり把握していないので何ともいえませんが、よく似た物だとは思います。
私は環境部門の1次を受験しましたが、分析とか廃棄物関係はあまり出てきません。
むしろ生物のコト、たとえば足型とかシルエットでその生物を当てろとか葉っぱの写真でこの気は何かとか、という問題がでてきます。
その他いろいろと踏み込んだ(あるいはちょっとひねくれた)問題が、沢山でてきますが、落ち着いて考えればなんとなく想像がつくので意外と簡単に答えが出て来ます。
実際にフィールドで何らかの活動をしてみると効果的です。
ただし1級は相当難しいようです。
技術士と同じく口頭試験まであります。
合格率は1ケタです。
実際にある程度の経験を積まれてからの受験が良いと思います。
以上、お役に立てば幸いです。


       

No.15484 RE:ビオトープ管理士 投稿者:持続可能な環境利用のため 投稿日:2008/10/16(Thu) 18:42

2級施工士です。
1級は”本当に”自然の保全、再生、創出に興味を持った方でないと合格も困難ですし、合格後の資格活用もままならないと思います。
(今年、1級施工受けました。技術士試験同様、記述問題もタフですし、16さんが言うように択一も幅広い分野から出題されます。しかも過去問は公表してません。)

山・川・海・動物・植物が好きで、フィールドに足を運び、学ぶことが好きだと言える人にこそふさわしい資格と思います。(そんな人でも難しい・・・)


       

No.15486 RE:ビオトープ管理士 投稿者:ゴリラモリ 投稿日:2008/10/16(Thu) 22:35

情報提供、ありがとうございます。来年度、受験してみようと思います。

       

No.16936 RE:ビオトープ管理士 投稿者:ゴリラモリ 投稿日:2009/01/06(Tue) 16:32

先月、一級ビオトープ管理士試験の結果発表があったみたいです。合格率は、18.8%でした。

結構難しいのですね。

http://www.ecosys.or.jp/eco-japan/

http://blog.livedoor.jp/suppontaro66/


       

No.17010 RE:ビオトープ管理士 投稿者:ビオビオ 投稿日:2009/01/17(Sat) 08:21

ビオト−プ管理士はへたすると技術士より難易度は
上だと思います。
あんまりなめてかからないほうがいいかと!
1級は18%は改正後まだ上がったほうでちょっと前は
6%くらいでした。
2級も改正後まだ簡単になったようで2級が20%弱でしたよ。
ただ資格の使い道がまだしっかり確立されていないようです。業務により1部資格要件に入っている県がある
程度です。
受けるのならそれなりに調べて予備知識は頭に入れてから臨まれないと合格は難しいでしょう。


       

No.17193 RE:ビオトープ管理士 投稿者:ゴリラモリ 投稿日:2009/01/29(Thu) 09:10

ビオビオさん。適切な情報提供、ありがとうございます。環境部門(自然環境保全)とあわせて、受験を検討してみます。
今後とも御指導のほどよろしくお願いいたします。


       


No.17158 SUKIYAKI塾2009について 投稿者:APEC 投稿日:2009/01/27(Tue) 23:45 [返信]

二次試験合格発表までまだ1ヶ月以上あるのですが、サイトでもご紹介していますように、SUKIYAKI塾の平成21年度試験対策講座の企画を始めました。

20年度と同じく、出願支援(経歴票や代表的業務整理など)、筆記試験対策、体験論文添削、口頭試験セミナーの4本立てで実施します。
また昨年大阪・東京で実施したような筆記試験対策セミナー(講習会)にも積極的に挑戦したいと思います。(すでに4/12東京でのセミナー予定を掲載しました)

悩みのタネは、力をお貸しいただける講師さんは年々増えているのですが、受講希望者の増加に追いついていないことです。募集開始から1時間でいったん打ち切りにしないといけないという状況は、ありがたくもあるのですが、本当に申し訳ないと思っています。
少しでも多くの受験生の皆さんを応援したいと思いますので、ぜひ多くの方に講師にご応募いただければと思います。

以上、呼びかけというかお願いでした。


       

No.17170 RE:SUKIYAKI塾2009について 投稿者:sonny 投稿日:2009/01/28(Wed) 06:26

そうですね〜
需要が高いということは、SUKIYAKI塾が評価されているということなのでしょう
私も受講生のみなさんにお会いした時には、このボランティア活動の輪が広がるといいなぁ・・・といった話もしていますが、この塾を通して技術士になられた方々が、後進の受講生に対して、自分の経験を踏まえて指導していっていただけるようになれば、すばらしいなぁ・・と、常々思っています
私から直接、塾の卒業生に声をかけることはいかがなものかと思っているので、できれば自発的に講師として参加していただけるとありがたいと思っています

「私に講師が務まるのか・・・」と、どなたも最初は思われると思います
しかし、逆にこの塾のしくみを知り、技術士試験を知っている卒業生こそ、次世代の講師に最もふさわしい訳で、最初は不安もあると思いますが、受講生を指導していく過程で、講師も育っていく・・・
これは自然なことであり、そういうことで良いと思います

ぜひ、私たちと一緒にやってみましょう♪
受講生の方々と喜びをわかちあうのも、楽しいですよ


       

No.17171 RE:SUKIYAKI塾2009について 投稿者:APEC 投稿日:2009/01/28(Wed) 09:13

そうですね。

モットーは「できるときに、できる人が、できることを」です。
4つある講座のうち1つだけでもいいし、講師ができる期間限定でもいいし、受入受講生人数1人でも全然かまいません。

特に19年度からの新制度試験をクリアされた方は、最新の試験ノウハウを体得されているわけですから、ぜひそのノウハウを後進の方に伝えていただければと思います。


       

No.17178 RE:SUKIYAKI塾2009について 投稿者:ぼうず 投稿日:2009/01/28(Wed) 20:54

ぼうずです。
SUKIYAKI塾2009の告知にもあるように、
6月に北海道セミナー開催に向けて、北海道在住の
講師を初めとした有志で話し合っています。
先日は、全員ではありませんがオフミーティングもしました。
こういうつながりができるのも、SUKIYAKI塾のおかげだなあとありがたく思っています。

試験に挑戦する皆さんのお役に立てるように
「できるときに、できる人が、できることを」
精一杯やりたいと、有志一同気持ちをひとつにして
準備を進めています。
こうご期待!