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応用理学部門 必須科目T-2について

Name:RYU  2023/07/20(木) 17:43:06 
2023年度の応用理学部門 必須科目T-2のテーマは「気候変動の影響による自然災害とそれへの適応」でした。
この問題を選択された方が、いらっしゃいますか?

設問にありました、
「(1)課題、(2)最重要課題と解決策、(3)新たな懸念事項、(4)技術者倫理・社会持続性についての留意点」に対して、どんな事を記述されましたでしょうか?

参考までに、御教示していただけたら幸いです。




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[5456] 

Re: 応用理学部門 必須科目T-2について

Name:T  2023/07/21(金) 14:26:42 
私は以下のように回答しました。

(1)課題
・気候変動の影響に伴って発生する自然災害への適応とは、の適応に引っ掛かりましたが、近年発生している豪雨災害の傾向や特徴を踏まえて抽出しました。

課題1:複合化する災害からの逃げ遅れゼロ(人命保護の観点)
土砂災害、洪水災害、土砂洪水氾濫→避難途中の被災→人命保護
課題2:巨大化する災害への致命的被害への対応(被害軽減の観点)
線状降水帯等の外力増大→施設防御のみは不可能→ハードソフト一体の被害軽減
課題3:長期化・広域化災害時の社会経済活動の維持(早期復旧の観点)
長雨による広域被害→交通途絶、サプライチェーン寸断→事前の備えで早期復旧

(2)最重要課題と解決策
最重要課題は、公衆の安全安心。よって課題1。
解決策1:リアリティな防災教育(AR,VR活用疑似体験、住民参加型訓練等)
解決策2:防災用語の統一(ワンフレーズマルチキャスト、短い言葉で繰り返し伝える等)
解決策3:防災情報の可視化(SNSプッシュ通知、高度予測結果の可視化等)

(3)将来的な懸念事項
懸念事項:超高齢化社会になる→要配慮者と併せて避難支援が必要な人が増加
解決策:逃げなきゃコールによる支援、要配慮者利用施設入居者名簿の共有

(4)技術者倫理と社会持続性
技術者倫理:自然災害はなくならない→評価は適切に拡大解釈しない。
社会持続性:気候変動の進行抑制→Co2排出量削減


自己分析としては、
(1)課題は、ある程度適切に抽出できたものと考えています。
(2)解決策は、具体的に絞り込み過ぎました。流域治水について触れながら書けばよかったと反省しています。
結果として、(3)将来的な懸念事項と解決策が、非常に狭くなった感があります。
(4)技術者倫理と社会持続性の留意点は、解答行数が少なくなり加点が期待できる回答ができなかったと考えています。

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Re: 応用理学部門 必須科目T-2について

Name:名無し  2023/07/25(火) 22:20:08 
(1)課題は適応策に絞りました。
課題1
ハザードマップの整備
課題2
気候変動に伴う災害激甚化への対応
課題3
農業、生態系への影響
(2)最重要課題と解決策
解決策1
災害頻発地における住居移転勧告、新規開発規制
解決策2
ハードとソフトの両輪対策
解決策3
海水面上昇に伴う高潮対策、防潮堤整備。海抜0m地帯の排水設備整備
(3)新たな懸念事項
地球温暖化の進行→根本原因の除去として緩和策、カーボンニュートラル。再エネ、水素、原発
(4)倫理、持続性
公共の安全を最優先、人命第一。地球温暖化防止、持続可能な開発

(3)は適応策の懸念事項ではないので的外れだったかもしれません。

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[5567] 

Re: 応用理学部門 必須科目T-2について

Name:RYU  2023/08/09(水) 12:31:32 
皆さま、ありがとうございました!
私の方も、でき次第再現論文骨子を投稿させていただきます。

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[5576] 

(削除)

Name:  2023/08/15(火) 09:07:02 
この記事は(投稿者)削除されました

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[5581] 

Re: 応用理学部門 必須科目T-2について

Name:RYU  2023/08/16(水) 10:57:12 
私の再現論文骨子を投稿させていただきます。

(1)課題
課題@:気候変動の影響をいかに精度良く分析・評価するか(技術的観点)
近年、巨大台風、線状降水帯等が激甚化、頻発化→台風進路・規模予測、線状降水帯発生予測の精度は高くない→精度向上が課題
課題A:気候変動の影響評価に多額の費用を要すこと(経済的観点)
気候変動の影響解析にはビッグデータを扱う→高性能なコンピュータ、予測シュミレーターを使う→設備購入・運用に多額の費用を要す
課題B:ハード対策、ソフト対策の機能不全(安全確保の観点)
ハード対策(インフラ整備等)、ソフト対策(ハザードマップ整備等)が進められてきたが→想定上回る規模の異常気象と自然災害の発生している→ハード対策、ソフト対策が十分に機能していない

(2)最重要課題と解決策
最重要課題:課題@
解決策@:観測体制の強化
線状降水帯発生予測に用いる海上の水蒸気量観測に民間船舶を活用、干渉SARの実施対象地域を拡大し変動斜面を抽出
解決策A:高精度、高品質な観測手法の採用
航空レーザー測量データ基づく微地形表現図を用いて地形判読、高品質コア仕様でのボーリング調査→土砂災害発生予測を行うための地質構造解析の精度が向上
解決策B:AI技術の活用
洪水の発生・拡散予測、地すべりの発生・被害予測、線状降水帯の発生予測にAI技術を活用

(3)懸念事項とそれへの対策
懸念事項@:想定上回る自然災害の発生→対策:異常気象・災害の予測は100%的中するわけではない事をステークホルダーへ説明
懸念事項A:多額の費用の発生→補助金の支給、観測機器・解析ソフトを共同利用体制の構築

(4)留意点
技術者倫理:公共の安全確保を優先→観測データ、解析結果は改ざんせず、正確に扱う
社会持続性:環境の保全を優先→ハード対策では環境負荷低減を念頭に検討

テーマに「自然災害への適応」とあったのでハード対策、ソフト対策を記述すべきかと思いましたが、これについては回答準備をしていませんでした。用意していたネタと自然災害への適応を関連付けて回答しました。的はずれな内容になっているかもしれません。

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