過去ログ倉庫No.117


No.28711 ありました 投稿者:sonny 投稿日:2011/10/28(Fri) 05:17 [返信]

今年もありました
ほっ


       

No.28712 RE:ありました 投稿者:TONNY 投稿日:2011/10/28(Fri) 05:20

この掲示板にはいつもお世話になっています。
上下水道に番号がありました。
まだまだ道半ばですが、今後ともよろしくお願いします。


       

No.28713 RE:ありました 投稿者:TX650 投稿日:2011/10/28(Fri) 05:23

昨年は口頭で惨敗したので部門・科目を変え、3度目の今年は機械−交通・物流機械及び建設機械で筆記合格することができました。
今年こそは口頭突破したく、万全を期そうと思います。
皆様ますますのご指導・情報交換お願い致します。


       

No.28714 RE:ありました 投稿者:ともとも 投稿日:2011/10/28(Fri) 05:36

上下水道部門−上水道で筆記合格しました。

何とか渋谷に行く権利を得たようです。

APECさんはじめ、お世話になった方々ありがとうございました。


       

No.28715 RE:ありました 投稿者:アキ  投稿日:2011/10/28(Fri) 05:38

ありました。泣けてきました。頑張った成果がやっと報われた。残りの面接も絶対クリアするぞ。

       

No.28716 RE:ありました 投稿者:あつ@都市計画  投稿日:2011/10/28(Fri) 05:53

3部門目、上下水道部門
番号があり「ほっ」としましたが
まだ論文が・・・


       

No.28718 RE:ありました 投稿者:しー 投稿日:2011/10/28(Fri) 06:03

ありました。3年越しです。朝から力が抜けました。
あとは気まで抜かないように論文仕上げて、面接も頑張るぞ〜


       

No.28719 RE:ありました 投稿者:OIDON 投稿日:2011/10/28(Fri) 06:04

ありました。
2度目でなんとか一次難関突破できて嬉しいです。

相談乗って頂いた方々ありがとうございます!


       

No.28720 RE:ありました 投稿者:tuka 投稿日:2011/10/28(Fri) 06:05

建設部門−都市及び地方計画で筆記合格してました。技術的体験論文作成に取り掛からないと。

       

No.28721 RE:ありました 投稿者:西部戦線 投稿日:2011/10/28(Fri) 06:20

建設環境,ありました.ありがとうございました.

       

No.28722 RE:ありました 投稿者:Russia 投稿日:2011/10/28(Fri) 06:21

ありましたっ!!!
一昨年は口頭試験で涙でした…
気を引き締めてリベンジです!!!


       

No.28723 RE:ありました 投稿者:道路屋 投稿日:2011/10/28(Fri) 06:54

建設−道路で合格してました!昨年は面接でダメだったので今年こそは!
でも技術的体験論文が、まだ真っ白!まずい、急がないと!!


       

No.28724 RE:ありました 投稿者:seven 投稿日:2011/10/28(Fri) 07:09

3年目でようやく突破です(建設、都市及び地方計画)

過去2年両方Bだし、前にここで話題になってた添削会社の添削では酷評だったし、過去3年で一番勉強してないし、なんで受かったのか(なんでこれまで落ちたのか←今までと手応えは全く同じです)わかりませんが、唯一考えられるのは、いっぱんでみんなが選ばない方を選んだことでしょうか。

面接がんばるぞー。


       

No.28725 RE:ありました 投稿者:yoshi 投稿日:2011/10/28(Fri) 07:33

僕も建設−都市計画ですが、ありました!
去年まで道路で2度受けていましたが、やっぱ、最初っから都市計画にしておけば良かったかなと思っています。


       

No.28726 RE:ありました 投稿者:道路初心者 投稿日:2011/10/28(Fri) 08:14

今年初めて建設-道路を受験し合格しました。
体験文急いで仕上げます。


       

No.28728 RE:ありました 投稿者:IE 投稿日:2011/10/28(Fri) 08:52

経営工学部門筆記受かりました。筆記合格のみなさん、これから本番。技術的体験論文、口頭試験頑張りましょう!

       

No.28730 RE:ありました 投稿者:伏龍 投稿日:2011/10/28(Fri) 08:54

ともともさんへ.

さすがですね.
おめでとうございます.
東京ステージまでの道のり,頑張ってください!


       

No.28733 RE:ありました 投稿者:ごりら 投稿日:2011/10/28(Fri) 10:32

衛生工学部門 建築環境 ありました
かけがえのない人との出会いに感謝です。


       

No.28738 RE:ありました 投稿者:失格者 投稿日:2011/10/28(Fri) 13:57

 例年になく「ありました」の投稿が少ないですね。
ざっと計算しても、すごく合格率が下がっているような。
 「轟沈でした」の投稿が総監以外で一つもないのも、例年と違いますね。ふしぎな気がします。
 当方は、「失格者」


       

No.28739 RE:ありました 投稿者:ゆめたく 投稿日:2011/10/28(Fri) 14:13

なんとか引っかかってました。土質基礎です。

私も一昨年に口頭試験で涙を飲みましたので、今年はリベンジです。

去年、この掲示板でコメントしたことが有言実行となりホッとしています。


       

No.28743 RE:ありました 投稿者:アッキー 投稿日:2011/10/28(Fri) 20:09

上下水道部門2回目にして初めてありました。

来年転勤で建設部門に戻るので何が何でも口頭試験合格します。

>>ともともさん
以前上下水道部門版にも書きこませていただきましたがおたがいがんばりましょう。


       

No.28744 RE:ありました 投稿者:カーリー 投稿日:2011/10/28(Fri) 20:28

建設部門、都市及び地方計画ですが、番号がありました。筆記試験前後、こちらの掲示板にも随分お世話になりました。ありがとうございました。
次は論文と口答試験。気が重いです。


       

No.28745 RE:ありました 投稿者:はたけかかし 投稿日:2011/10/28(Fri) 20:30

ありました♪肩の荷がおりました。
体験論文〜面接、がんばりましょう!


       

No.28747 RE:ありました 投稿者:ともとも 投稿日:2011/10/28(Fri) 21:09

伏龍さん
ありがとうございます。また渋谷で神座のラーメン食ってきます(^^)

アッキーさん
おめでとうございます。お互いよかったですね。がんばりましょうね・・・。


       

No.28748 RE:ありました 投稿者:2科目目のチャレンジャー 投稿日:2011/10/28(Fri) 21:29

私の受験番号も確認しました。
(一応、ご報告まで。)


       

No.28750 RE:ありました 投稿者:北の魚  投稿日:2011/10/28(Fri) 22:26

無事、番号掲示されており、ほっとしました。私は昨年建設部門で最低合格率の鋼コンです。昨年は問題番号記入忘れ、失格通知を知ったというチョンボに涙しましたので、初めて土俵にあがったというところです。とにかく自力精神できてますので、ファイナルステージ、リキまず自然体で臨むつもりでおります。頑張ってきましょう!!

       

No.28751 RE:ありました 投稿者:123 投稿日:2011/10/28(Fri) 23:46

今年は合格率が若干上がってますね。口答試験まで気が抜けません。

       

No.28752 RE:ありました 投稿者:とびうお 投稿日:2011/10/28(Fri) 23:48

総監、番号ありました。
APEC様には総監セミナー、掲示板での質問で大変お世話になりました。
技術的体験論文、口頭試験がんばります。


       

No.28753 RE:思わぬ贈り物 投稿者:DAI 投稿日:2011/10/29(Sat) 00:22

建設部門河川,砂防及び海岸・海洋です。
久しぶりの建設部門2年目です。
ダメかな〜 と思っていただけに,感謝です。
その分,何もできておりません。

仲間からは,その技術的体験論文は総合技術監理じゃあない?
と言われ,その後,手直しができずにズルズルと今日まで。
さて,明日の勉強会までに,論文の形を作ります。
とにかく,死にものぐるいでいくしかありません。

みなさんも,充実した日々を送りましょう!


       

No.28754 RE:ありました 投稿者:torinita 投稿日:2011/10/29(Sat) 00:31

施工計画で以前土留めの問題で質問した者ですが、合格しました。ほっとしています。
筆記試験の手応えは7分ぐらいで、今でも 最適解ではない と思っています。
口頭試験時に筆記試験の解答について質問されたら、筆記試験より適切に答えよう と思っています。


       

No.28755 RE:ありました 投稿者:見習い 投稿日:2011/10/29(Sat) 00:58

ありました。応用理学地質です。
初受験が平成4年。苦節20年。
5回であきらめると言う方がいたようでしたが、
自分は、途中、1年だけ休みましたが、
ほぼ年中行事化していました。
途中、建設やら総監やらにふらふらしてて、
実質、応用理学は9回目ですが、
20年目にしてようやく筆記合格。
長い道のりだった。

口頭で落ちないよう、しっかりやらねば・・
て、体験論文、書かなきゃ。。。。


       

No.28756 正直、よく受かったなと思いました 投稿者:星を観る者 投稿日:2011/10/29(Sat) 01:27

今回初めて総合技術監理部門を受験しました。
この掲示板で「確実にライバルがひとり減りました」と言われた者です。
択一が25問、論文もぜーんぜん自信なく、6月の中央防災会議の答申をベースに、その場で創作したもの。
それでも、筆記に合格していました。
間違いなく、ギリギリのセーフだったと思います。
あのとき、温かいアドバイス(レス)を頂いたことが
とても励みになりました。
ありがとうございました。
明日から体験論文、頑張って書きます。


       

No.28759 RE:ありました 投稿者:きまぐれ 投稿日:2011/10/29(Sat) 09:35

なんか今年は活気が無いですね。
いつもは、もっとたくさん書込みがありますが。
我が社は、例年よりも二割減の合格でした。


       

No.28762 RE:ありました 投稿者:辛口 投稿日:2011/10/29(Sat) 12:35

例年になく、投稿が少ない理由は、技術士の数が増えて、資格自体の価値が低下したからです。

合格しても、もはや大したことではない。と云う事でしょう。

だから、競い合うように、複数部門を取得するようになった。こうなると、もはや資格ではありません。

この合格率で、毎年技術士が増えていけば、5〜10年後には、普通の資格になり下がりますね。



やはり、弁理士、一級建築士、第一種電気主任技術者、環境計量士、気象予報士、などは、合格率が低く、希少価値のある資格です。


すいません。口頭試験、頑張ってください。


       

No.28763 RE:ありました 投稿者:123 投稿日:2011/10/29(Sat) 12:53

なるほど。

       

No.28766 RE:ありました 投稿者:234 投稿日:2011/10/29(Sat) 13:21

道路の合格率高いなーー。口答試験がんばらねば・・

       

No.28769 RE:ありました 投稿者:xxx 投稿日:2011/10/29(Sat) 14:34

星を観る者さん。
筆記合格おめでとうございます。
あの時から応援してましたので個人的に結果が気になってました。
口頭もがんばってください。


       

No.28770 RE:ありました 投稿者:korekids  投稿日:2011/10/29(Sat) 14:42

今朝起きて,合格発表見てみたら総監(建設-道路)番号ありました。
マークシート自己採点18/40で諦めていたので,体験論文が・・・。


       

No.28771 RE:ありました 投稿者:どらごん 投稿日:2011/10/29(Sat) 14:59

私も番号がありました。

たぶん、6度目の挑戦です。

一時は、何がダメで落ちているのか悩んだ時もありました。

APECさんや講師の皆さんのおかげです。

ありがとうございます

みなさん、もう少しです。がんばりましょう!


       

No.28772 RE:ありました 投稿者:勉強きらい 投稿日:2011/10/29(Sat) 15:37

35歳、3度目の受験で筆記合格しました。
3年間全く勉強していません。
白書も読んだことがありません。

もちろん経験論文も用意していません。

筆記の内容はあまり高度なものでなかったので、
面接でつっこまれないか心配です。
もちろん何を書いたかも覚えていません。


       

No.28775 RE:ありました 投稿者:ぶーちゃん 投稿日:2011/10/29(Sat) 17:22

私も今年はありました。
農芸化学部門
論文も持参しました
もうひと頑張り!


       

No.28776 辛口さんへ 投稿者:お犬様(電気電子部門) 投稿日:2011/10/29(Sat) 20:32

辛口さんのコメントに対して
まず、根拠を明示する必要がありませんか?
私も電気電子部門の技術士です。今年は、総監部門の筆記試験に合格してこれからです。
確かに合格率が甘くなった気がしますが、電気電子部門の感想です。他の部門には、一概に言えません。
また、技術者の新陳代謝を考えると、技術士が飽和するとも思えません。技術士の賞味期限は、何歳までですかね?私は、70歳前後と思います。


       

No.28777 xxx様 投稿者:星を観る者 投稿日:2011/10/29(Sat) 21:09

温かいコメントを頂き、ありがとうございました。
口頭試験は、10人中2人が落ちると伺いました。
全く自信はありませんが、気力と努力で頑張り抜こうと思います。


       

No.28779 RE:ありました 投稿者:高層ビル建築士 投稿日:2011/10/29(Sat) 23:03

私は、辛口さんのご意見に大賛同です。


「おれは、技術士だ。しかも、これだけの部門を持っているぞ・・・どうだ、すごいだろ」


「さすが、ですね・・・・恐れいりました」・・・


でも、どんな仕事ができるのですか。


    【笑】


       

No.28783 RE:ありました 投稿者:見習い 投稿日:2011/10/30(Sun) 00:04

確かに、複数の部門の技術士を持っているけど、
たいして役に立たない人もいます。

でも、建設コンサルで総合評価やプロポーザルなどでは、資格がないと競争に参加できない時勢です。
取れるなら複数取得するのもいいと思います。

それと、技術士の賞味期限は、年齢じゃないですね。70でもバリバリの人もいれば、50代半ばで隠居気分の人もいます。
本人のやる気次第だと思います。


       

No.28784 RE:ありました 投稿者:でらとがし 投稿日:2011/10/30(Sun) 00:08

金曜日は出張でしたが、早めに会社に寄ってWEBチェックしたら、番号がありました!
通知が来るまで安心できませんが、さっそく次の準備を始めます。


       

No.28789 RE:ありました 投稿者:西部戦線 投稿日:2011/10/30(Sun) 05:08

遅ればせながら,これから知識の補充,整理にかかります.筆記で書いた答案が,専門とする事項でないので.専門事項がここ数年選択肢にない?

       

No.28792 RE:ありました 投稿者:受験生 投稿日:2011/10/30(Sun) 09:48

技術士が普通の資格になろうはずがありません。
他の資格の質とは異なります。

技術士倫理要綱を理解しているか、実行するか。
将来、こいつは日本の技術発展に大いに貢献できるという人間を技術士として認める、そういう資格です。

つまり、将来性がある人物が対象と考えます。
逆に言えば技術士と名乗った時点で、将来に向けた行動をしなくてはならない。そういう自覚が必要。

技術士の中にも本当の高い志をもった技術士と、半ば諦めと悲観的思考に情報を外部に発信しない技術士がいると思います。人間、ある程度集まれば、どうしても二分する現象はあります。
80:20 パレートの法則。 この2割が重要、本物。

本物の技術士はすでに行動している。前進している。

決して、書き込みで人の言葉ずら、揚げ足をとるような問答はしない。本来そんな暇はないはず。

日々精進です。 自分にも言い聞かせます。

合格した人は、すでに体験論文もある程度作成しているでしょうから、口答試験も視野に向けた行動ですね。 自分も記述合格しました。今年の暮れも忙しくなりそう。


       

No.28795 辛口さんは何部門の技術士ですか? 投稿者:リク8番 投稿日:2011/10/30(Sun) 10:32

 希少価値のある資格=実務能力の高さや社会のニーズが高いことにはつながらないと思います。

 気象予報士には以下のようなことが書いてありました。
 http://kisyou.hui3.net/300/post-19.html

 ところで辛口さんが技術士に対してシニカルな考え方を持たせた理由に辛口さんの取得部門と何か関係ありますか?


       

No.28801 辛口さんに賛成・お犬様への質問 投稿者:辛口2号 投稿日:2011/10/30(Sun) 18:54

技術士の価値や能力は、技術士の増加にしたがって下がっています。
わが社では、30歳以上の大部分が技術士です。
高度な知識と応用力どころか、基礎知識さえも有していない技術士もいます。私は3つの部門を取得していますが、2つの部門はずぶの素人です。
文章能力がある人であれば、キーワードを理解すれば、合格はそれ程難しくありません。

そして、お犬様(電気電子部門)への質問です。
技術士が年々増加しているのに飽和しない根拠と技術士の賞味期限が70歳前後の根拠を教えて頂けますでしょうか。


       

No.28809 RE:ありました 投稿者:xxx 投稿日:2011/10/30(Sun) 20:34

筆記合格された方おめでとうございます。
個人的意見で恐縮です。
ここは筆記合格を叫ぶのと合格挨拶がメインだと思います。
辛口さんの考えは合格報告が少ないことに対する考え・解説。いいじゃないですか。
でもこれに対する議論は他でお願いします。
毎年同じ用な話題議論になりますが、ここは遠慮してほしいです。
これが過ぎると合格報告しづらい空気になります。
これまで登場した方の筆記合格報告がもっとしりたかったです。


       

No.28810 私も辛口さんに賛成 投稿者:La Strada 投稿日:2011/10/30(Sun) 20:40

思えば、試験の制度が変わってから技術士のレベルが低下してきたような気がしませんか。
私も社内で受験指導をやっておりますが、復元論文を見て、「えっ、この程度の論文でA判定なの?」っていうことが多いです。
こりゃ合格まであと10年はかかるな、って思っていた人が合格したり…。
合格率、希少価値と技術士とは余り関係ないと思いますが、技術士合格者のレベルが低下している、ひいては技術士全体のレベルが低下しているのは紛れもない事実だと思います。
私も複数部門を持っていますが、経験論文の頃はものすごく勉強して、やっと合格したって実感がありますが、最近はたいした勉強なんかしなくても合格するので、正直、何か違和感があります。

せっかく合格した人に水をさすみたいで、すみません・・・
体験論文提出まであと少し。お互い頑張りましょう。


       

No.28812 RE:ありました 投稿者:瀬名 投稿日:2011/10/30(Sun) 21:04

私も総監合格しました。皆様、口頭試験頑張りましょう。
それにしても場違いな議論が増えてきましたね。はけ口をこのサイトに求めてるのかなぁ。ネットサイトではなく、同僚、部下に直接言ってください。場違いです。
受験生の皆様、とにかく頑張ってまいりましょう。


       

No.28813 実務経験重視 投稿者:勉強きらい 投稿日:2011/10/30(Sun) 21:09

私は技術士のレベルが下がったとは思いません。
質が変わったのだと思います。

昔の試験は、速記力と暗記力に重きを置いた試験でした。100時間以上勉強することも苦にならない人が合格していたと思います。実務経験よりも努力でなんとかなる資格でした。

今は受験者の負担が軽減されました。大して勉強しなくても実務経験があれば、なんとか合格できる資格になりました。

実務経験重視の資格なので、レベルは高いとはいえないと思いますが、コンサルであれば技術士でないと誰からも相手にされませんよね。


       

No.28817 RE:ありました 投稿者:れん 投稿日:2011/10/30(Sun) 21:54

よく「最近の技術士は・・・」という話が
ここでも出てきますが、

結局は、資格を生かすも殺すも自分次第というしか
ないのではないでしょうか。

個人的には、技術士になろうという人が集まる場所
で取り上げる内容でははいと思います。


       

No.28882 RE:ありました 投稿者:ひでお 投稿日:2011/11/01(Tue) 19:05

おかげさまで、合格しました。
心からお礼申し上げます。


       


No.28849 通知来ましたか? 投稿者:ふうたろう 投稿日:2011/10/31(Mon) 19:39 [返信]

筆記試験の通知がまだ来ません。
当方、関西ですが
いかがでしょうか?


       

No.28854 RE:通知来ましたか? 投稿者:ichi 投稿日:2011/10/31(Mon) 20:44

日本技術士会のHPに下記のように記載されていますよ。

「合格通知の発送が合格発表日より1週間ほど後になりますので、合格通知が到着していない場合でも、指定の期間内に論文を提出して下さい。


ということで、もう少し先ではないでしょうか。


       

No.28864 RE:通知来ましたか? 投稿者:受験生 投稿日:2011/11/01(Tue) 08:37

ぜんぜん通知書がこないなぁ。
小さいハガキなので、どこかに紛れて(新聞の中に挟まったり)既に廃品回収にまわってるので?と余計な心配しますね。
口答試験の日にちが書いてあるので、それが早く知りたい。
年内にあるか、年明けかは、大きな差ですよね。


       

No.28866 RE:通知来ましたか? 投稿者:失格者 投稿日:2011/11/01(Tue) 09:35

 なんと、10/29〔土〕に「失格」通知が届きました。九州です。
 不合格、失格は、早いです。なぜなら、口頭試験日の調整の必要がないから------。
 遅い人がうらやましいです。


       

No.28873 RE:通知来ましたか? 投稿者:ガマガル 投稿日:2011/11/01(Tue) 12:28

広島です.
たしかに不合格通知は早いようですね.
重願して
不合格側は昨日届きました.
合格側は一緒には届いていませんでした.

口頭試験日が忘年会とかぶらないか
気になるんですけどね.


       


No.28797 合否の通知 投稿者:合否待ち 投稿日:2011/10/30(Sun) 11:50 [返信]

合否の通知はいつごろ届くんですかね?

地域によってはもう届いてるみたいですけど・・・

やっぱり、実物見ないと実感がわきませんね。


       

No.28799 RE:合否の通知 投稿者:TX650 投稿日:2011/10/30(Sun) 17:21

http://www.engineer.or.jp/c_topics/001/001469.html
こちらに書いてありますが、合格の場合の通知は「発送が合格発表日より1週間ほど後になります」とのことです。
ちなみに私(神奈川県在住)の場合、昨年はちょうど7日目に届きました。
不合格の場合は発表と同日に発送しているようですから、週明けの明日には大抵の地域で届くのではないでしょうか?
【11/4訂正】昨年は筆記発表「8日後」の翌週土曜日でした。申し訳ありません。
今年もまだ届きません。待ち遠しいですね。


       


No.28788 技術士⇒自分の将来の目的、目標は何? 投稿者:フリーター 投稿日:2011/10/30(Sun) 01:42 [返信]

既技術士のものですが。
筆記試験の発表、口頭試験の準備で、掲示板は数々の方々から意見、近況報告がされています。
@技術士=目的、A技術士=通過点⇒将来の姿。
皆様はAとして技術士の合格へ取り組んでいると思います。
自分もそうですが、既技術士の方も含め、今一度、原点に戻り、考えてみたいものです。それが、技術士の更なる知名度と、他の国に負けない技術国家を作り上げるものと考えます。


       


No.28675 合格発表の時間 投稿者:ぷっちょ 投稿日:2011/10/26(Wed) 12:02 [返信]

たいした質問ではないんですが・・・

2次試験の合格発表、何時くらいでしょうか?

参考までに去年の発表時間を教えてください。


       

No.28677 RE:合格発表の時間 投稿者:胡椒 投稿日:2011/10/26(Wed) 13:23

No.24692 筆記合格発表がありました 投稿者:APEC 投稿日:2010/10/29(Fri) 00:58 [返信]


http://www.engineer.or.jp/c_news/001/attached/attach_1141_1.pdf

早っ!


       

No.28678 RE:合格発表の時間 投稿者:ぷっちょ 投稿日:2011/10/26(Wed) 15:22

どうもありがとうございます。

早っ!

この時間なら、、、寝酒かな?


       

No.28679 RE:合格発表の時間 投稿者:たくろう 投稿日:2011/10/26(Wed) 15:40

私は官報確認します。

       

No.28680 RE:合格発表の時間 投稿者:ひこにゃん 投稿日:2011/10/26(Wed) 16:45

筆記試験の合格発表は官報に載らないのでは?
違っていたらごめんなさい。


       

No.28681 RE:合格発表の時間 投稿者:яyο- 投稿日:2011/10/26(Wed) 17:06

毎年全然違うんですよね。一昨年は早朝四時くらいだったように記憶しています。ある年は、その前の年の発表のurlを変えたら前日に
見れた、ということがありましたが、さすがにもうそれはないでしょうねえ。

見たいような、見たくないようなワクワクした感じ。懐かしいです。


       

No.28683 RE:合格発表の時間 投稿者:しーばーど 投稿日:2011/10/26(Wed) 17:38

去年は眠れないでこの掲示板を見ていたら、
もう発表されてる!みたいな感じだった。

今年は総監を受験したが、よく眠れるか別の試験の
準備が気になって眠れないかのどちらか
だろうな(笑)。

もちろん、望みが薄いからなんですが(笑)。


       

No.28685 RE:合格発表の時間 投稿者:薩摩とりてん 投稿日:2011/10/26(Wed) 17:54

昨年は夜中まで起き続け、

日付が変わった瞬間から技術士会HPにアクセスし、

ひたすら更新ボタンをクリックし続けました^^;

そして、0時40分すぎくらいだったでしょうか?

PDFファイルを開き、真夜中の自宅PC前で「うぉっしゃー!」と吠えた記憶があります。

2科目目を狙って受験した今回。。。。。

もう既に仕事が手につかない状態です・・^^;


       

No.28699 RE:合格発表の時間 投稿者:TOM 投稿日:2011/10/27(Thu) 16:17

技術士会のHPで午前6時頃の発表だそうです。

       

No.28704 RE:合格発表の時間 投稿者:ぷっちょ 投稿日:2011/10/27(Thu) 21:20

ありがとうございます!

今夜は眠れないかも・・・


       

No.28706 RE:合格発表の時間 投稿者:katana 投稿日:2011/10/27(Thu) 22:31

緊張してきました
寝れないかも

祈ります 合格


       

No.28708 RE:合格発表の時間 投稿者:道路屋 投稿日:2011/10/27(Thu) 23:59

合格しているといいな。超緊張です。

       

No.28709 出ました! 投稿者:TX650 投稿日:2011/10/28(Fri) 05:09

文部科学省サイトで発表になってますよ!

       

No.28710 RE:合格発表の時間 投稿者:来年も受験者 投稿日:2011/10/28(Fri) 05:15

No.28717 RE:合格発表の時間 投稿者:TX650 投稿日:2011/10/28(Fri) 05:59

技術士会サイトも出ましたね。
http://www.engineer.or.jp/c_topics/001/attached/attach_1469_1.pdf


       


No.28635 機械部門の科目選択について 投稿者:nekomachine 投稿日:2011/10/24(Mon) 18:27 [返信]

表題の件、質問させていただきます。

来年度に技術士(機械部門)の二次試験を受検する計画でおりますが、
選択する科目について悩んでおります。

普段の業務としましては、
化学機械、生産設備を担当しています。

機械部門の選択科目の内容には、

産業機械→加工・ファクトリーオートメーション及び産業機械
化学機械→流体工学

と区分されております。

したがって、加工・ファクトリーオートメーション及び産業機械 または 流体工学を選択すればよいのかもしれません。

しかしながら、私は産業機械、化学機械の中でも、温度制御を有する案件を中心に担当しました。
それは、社内上の区分によるものです(設計者の得意、不得意を考慮した漠然とした選別です)

体験論文の題材には、温度に関する熱工学的な問題を技術的に解決した過程を論じたいと考えております。
また、熱工学が得意分野だと思っております。

したがって、熱工学を選択したいのですが、
この場合、業務内容と選択科目が不一致であると判断されてしまうのでしょうか。

アドバイスやお考えを頂戴いただけましたら幸いです。
よろしくお願い致します。


       

No.28638 RE:機械部門の科目選択について 投稿者:機械系技術士 投稿日:2011/10/24(Mon) 19:24

僭越ながら意見を述べさせていただきます.

まず,貴殿が「自分は XX のエキスパートである」と自信を持って宣言できる科目を選択されるのが良いと考えます.

・自分は XX のエキスパートである
・自分は XX に関する知見を YY に活用して業務を行っている

という整理です.

であればこそ,筆記試験論述,体験論文,口頭試験において,貴殿の素養,知識,経験,問題解決能力を十分に試験官へ伝えることができるかと思われます.

いかがでしょうか.


       

No.28666 RE:機械部門の科目選択について 投稿者:nekomachine 投稿日:2011/10/25(Tue) 12:32

ご助言いただきありがとうございます。

試験対策本などを読んでいますと、
どうしても受検テクニックを磨くことに
偏りがちですが、技術士という資格の本質を見失わないようにがんばります。


       

No.28692 RE:機械部門の科目選択について 投稿者:omoch 投稿日:2011/10/27(Thu) 06:12

omoch@機械部門技術士です。

私も化学メーカーの生産技術部門ですが
総合化学の総合側?で、いまはケミカルからちょっと離れた関係の生産技術を生業にしております。

で、
いまいち業務の内容がイメージできませんが、
二次試験の科目表の選択科目の内容に合致していますか?
加工・FAではないような気がします。
機械部門は裾野が広く、加工・FAはその他的な部門です。

温度と書かれていますが、測定・制御の技術が専門でしょうか?すると機械ではなくなりますが・・・
熱エネルギーと捉え、システムの設計であれば機械か化学になりますね。

いずれにしても経歴票の書き方から重要になりますので、しっかり対策を考えて受験してください。


       

No.28696 RE:機械部門の科目選択について 投稿者:nekomachine 投稿日:2011/10/27(Thu) 12:36

ご回答いただきありがとうございます。

化学処理槽などの内部液温を加熱、冷却、するシステム全体を設計します。
何時間で何℃まで加熱または冷却という条件を与えられることが多く、
ヒーター容量、熱媒循環ポンプ容量、槽形状、配管フロー、制御フロー、など全体を設計します。
比較的小規模な装置なので、機械設計と電気設計の
二人程度で担当しています。

どの科目がふさわしいか自分でもわからなく
なってきました。
また、技術士にふさわしい業務としては
小規模すぎるでしょうか。


       

No.28697 RE:機械部門の科目選択について 投稿者:P−Aki 投稿日:2011/10/27(Thu) 14:41

機械部門の技術士です。
技術士となるためには規模の大きさは関係ありません。どれだけ技術士の立場として業務を遂行したかです。この資格は合格して技術士になるわけでは有りません。技術士の資質を持っている人が合格できる試験です。


       

No.28700 RE:機械部門の科目選択について 投稿者:omoch  投稿日:2011/10/27(Thu) 18:34

業務内容イメージが出来ました。
+++++
化学処理槽などの内部液温を加熱、冷却、するシステム全体を設計します。
何時間で何℃まで加熱または冷却という条件を与えられることが多く、
ヒーター容量、熱媒循環ポンプ容量、槽形状、配管フロー、制御フロー、など全体を設計します。
+++++

で、質問は
したがって、熱工学を選択したいのですが、
この場合、業務内容と選択科目が不一致であると判断されてしまうのでしょうか。
でした。

ちなみに、試験要領にある科目表には
「加熱・冷却、熱移動(伝熱、対流及び輻射を含む)、燃焼、熱交換器、冷凍機、暖冷房機器、蓄熱機器その他の熱工学に関する事項」
とあります。

私が判断する限りでは、業務内容と科目表の記載はぴったり一致しますが?

判断は所属部場や会社名で行うものではなく、
あくまでも経歴票に記載する業務名と業務概要で判断されます。
体験論文も、この経歴票の業務から選定することが基本です。
通常は会社のJOB期間と一致すると思いますが、戦略的に?受注単位や発注単位ではなく、機能別に期間を区切ることもできると思います。・・ってちょっとわかり難いかもしれませんね。

まずは経歴票を眺めてみてください。そこにご自身の業務を棚卸ししながら当てはめてみてはどうでしょう?そこに書かれたキーワードは熱工学に相応しいですか???そんな判断をしてみたらよいのではと思います。
通常の受験生は春に行う作業ですが、まあ早いに越したことはありませんから^^;


規模の大小はP-AKIさんの書かれているとおりです。
数百億のPJでも何にもしていない偉い人は技術士には相応しくありません。
早く技術士のあたまになって、技術士として相応しい業務を、受験前に開始することが合格への早道です。
何が技術士に相応しいのか?技術士とは・・・と技術士法に定義があります。それをnekomachineさんの言葉で咀嚼出来た時、多分技術士のあたまが完成した時です。そしたら、ちょっとのテクニックとお作法を覚えたら、合格は間違いありません。

がんばってください!


       

No.28701 RE:機械部門の科目選択について 投稿者:nekomachine 投稿日:2011/10/27(Thu) 19:13

皆様アドバイスいただきありがとうございます。
大変参考になりました。

まだまだ未熟な身ではありますが、
地道に資質向上に努め、いつか技術士として認められる日を夢見てがんばります!


       


No.28642 二次試験 合格発表まであと少しですね! 投稿者:なつお 投稿日:2011/10/24(Mon) 20:23 [返信]

合格発表まで1週間をきりましたね。

どんと来い!という人
体験論文の準備をしようかどうかまだ迷っている人
もしかしたら・・・でも・・・?!という人
色々だと思います。

とかいうわたくしも僅かな希望を旨に持ちながら「ビミョー」な気持ちです。
でも、今年だめでも学んだことを来年に活かせれば!と考えています。

今の心境など、書き込んでいただければと思いレスを立ち上げてみました。
ただし、前向きな意見でお願いします♪


       

No.28648 RE:二次試験 合格発表まであと少しですね! 投稿者:セージ 投稿日:2011/10/24(Mon) 21:11

体験論文書きかけです。1例目のプロットはできていますが、もう一例がなかなかいいのが浮かばない。
(当方既技術士ですが、面接の時は、2例とも同じように質問されましたので。)
10月中にはざっとは描きあげたいのですが。やはり、発表がないと力が入らない。


       

No.28665 RE:二次試験 合格発表まであと少しですね! 投稿者:匿名 投稿日:2011/10/25(Tue) 12:24

昨年度、某部門に合格し、今年は勢いに乗って行こうと思い二部門目に挑戦したのですが、・・・
正直手ごたえは散々でしたので、来年再挑戦するつもりでいます。

えーと、前向きな発言になっていませんね・・・

どちらにしろ、最後は総監まで行きたいので、これからも合格するまで挑戦し続けたいと思います。


       

No.28667 RE:二次試験 合格発表まであと少しですね! 投稿者:LEE 投稿日:2011/10/25(Tue) 12:52

既技術士で今年総監を受けました。
全く自信はありませんが、体験論文は某セミナーで添削を依頼し、来週中には完成する予定です。

結果はどうあれ、体験論文はプロセスに基づき纏め上げる意義は非常に大きいと思います。


       

No.28670 RE:二次試験 合格発表まであと少しですね! 投稿者:OIDON 投稿日:2011/10/25(Tue) 22:05

合格発表もうすぐですね!

体験論文は、スローペースで仕上げてますが、何とか書けそうです。
結果は分かりませんが、試験勉強したことは力になって仕事等で発揮できれば良しとしましょう。


       

No.28671 RE:二次試験 合格発表まであと少しですね! 投稿者:虹の戦士  投稿日:2011/10/25(Tue) 22:34

 以前、口頭試験で落とされてから、4回目の受験です。今回、筆記試験の結果にはあまり自信がありませんが、しっかりした経験論文を作成することで、今後に繋げようと思い、新たな論文を某講師のもとで作成中です。
とにかく通るまで頑張りぬくことだけを考えています。


       


No.28656 そろそろですね 投稿者:123 投稿日:2011/10/24(Mon) 22:11 [返信]

みなさんどうですか??

       


No.28483 定年間近の都市計画体験論文 投稿者:ブンブン丸  投稿日:2011/10/17(Mon) 21:03 [返信]

56歳の都市計画部門の地方公務員です。
都市及び地方計画で2次試験を受験する予定です。
ここ数年間は管理職として働いているため、個々の事業や計画策定等に直接タッチしていません。
広く浅くしか業務に携わっていないわけです。
そのような場合はどのような経験論文を書けばいいのでしょうか。
是非アドバイスを!


       

No.28487 RE:定年間近の都市計画体験論文 投稿者:通りすがり 投稿日:2011/10/18(Tue) 00:06

総監を受験されたらいいのではないでしょうか。

       

No.28495 RE:定年間近の都市計画体験論文 投稿者:鉄人 投稿日:2011/10/18(Tue) 17:59

ブンブン丸 様
 都市計画の技術士です。地方公務員で56歳まで同じで驚いています。4回目で50歳の時、やっと合格できました。経験論文〔制度が変わって技術的体験論文です。古いと言われますよ!!!〕のテーマとのことですが、経歴がよく分からないのに、答えをもらうのには無理がありますし、同じ科目でも考え方は十人十色です。まず、このスキヤキ塾の業務経歴書の書き方のページをよく熟読してください。56歳であれば、相当の経歴をお持ちでしょうから、よくまとめることです。その中の2題を体験論文のテーマとして決定します。
 「管理職-----業務に携わってない」----お気持ちは分かりますが、上になればなるほど、部下と一緒にやった業務がいつぱいあるのではないでしょうか。
 筆記試験までは、既述2題を概略まとめる程度で、8月までは、筆記試験に傾注すべきです。
 
 文面から察しますと、失礼ながら「自信のなさ」を感じます。よく、スキヤキ塾を隅から隅まで熟読してください。試験体験記などもすごくタメになります。でないと、技術士の試験が何なのか掴むことができません。

 それと、業務経歴と体験論文のテーマ、既述したものを既技術士によく相談してください。もし、周りにいなければ、「講座」とか入会しないと、しょうがないかなと感じます。
 まずは、業務経歴がしっかりしていないと、体験論文を旨くまとめても意味がありません。私もそれが分かるまで4年かかったと言うことです。年下の部下の既技術士に相談なり、添削をたのみました。とても、つらいです。でも「恥」を捨てて合格までたどりつきました。「一人」では、無理です。

 同じ境遇の都市計画の技術者として、ご検討を心からお祈りしています。

 「通りすがりさん」は、少し勘違いされているような?

 


       

No.28498 RE:定年間近の都市計画体験論文 投稿者:くかくせいりし 投稿日:2011/10/18(Tue) 19:51

うむ 通りすがりさんは少し勘違いされてますね。

それはともかく、都市計画といってもその範囲は、
都市施設、公園・緑地、区画整理等多岐にわたり、
それぞれの分野でマニアックな世界となっています。
そのため、これまでの経験、経歴等を言って
いただくと、もう少しアドバイスができるのではと。


       

No.28510 RE:定年間近の都市計画体験論文 投稿者:ブンブン丸  投稿日:2011/10/18(Tue) 22:10

通りすがりさん
鉄人さん
くかくせいりしさん

みなさん早速のアドバイスありがとうございます!
総監は自信ができたら受けたいと思っています。が、目下のところ専門の都市計画を取ることが目標です。
そうですね、経歴が分らなければアドバイスはしにくいですよね。
概ねの経歴を記載します。首都圏のとある市で
20代〜30代前半:区画整理の換地担当(ここで区画整理士を取りましたが細かいことはもうよく覚えていません。)
30代前半〜40代中盤:都市計画全般(用途地域の一斉見直し、区画整理の都決に向けた地元調整、各種都市計画決定に向けた調整・手続等)
40代中盤〜53歳:市民参加型公共施設計画(ワークシュップによる協働型設計及び施工者選定)
53歳〜56歳:都市計画管理職(都市マス改定、景観計画策定、地区計画、再開発、自由通路等々しかし薄い!)
一番、書きたいことは「市民参加型公共施設建設」なんですが、都市計画には向かないですかねえ?都市計画的なんですが。
というような感じです。
30代前半から10年ほどのの都市計画全般もいまいち詳細は記憶が薄れている感じで・・・・・

 


       

No.28523 RE:定年間近の都市計画体験論文 投稿者:イチロー 投稿日:2011/10/18(Tue) 23:32

ブンブン丸様

私は,某地方の公務員です。40歳ちょうどの年に「都市及び地方計画」に
合格しました。
管理職ではありませんが,だんだん実務から離れていく中で,早く合格
しなければ,書ける経歴が無くなる(昔の古い経験になってしまうとい
う意味で)あせりました。
結局は,8年くらい前の経験を論文にまとめたのですが,問題有りませんでした。

技術士法の技術士の定義の部分には,「技術士の名称を用いて,
科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての
計画,研究,設計,分析,試験,評価又はこれらに関する指導の業務
を行う者をいう。」とされていますので,指導の業務でも問題ないです。

経歴票の書き方として,若い頃は実務を直接実施し,歳を重ねるにつれて
経験を生かして,後輩技術者の指導をしているというストーリーを作ると
いいと思います。

論文としては,ここ数年のものとして,担当者や後輩技術者の課題に
ついて助言指導したというものと,少々古くても自分が一番と思う業務を
選んで2本まとめるというのが良いと思います。


       

No.28534 RE:定年間近の都市計画体験論文 投稿者:QP 投稿日:2011/10/19(Wed) 10:14

69歳になった技術士です。私のケースに酷似しているのでアドバイスさせていただきます。
私の経歴は都市計画部門の地方公務員で区画整理事務所の管理職で受験させていただきました。

H9.2(55歳) 都市及び地方計画部門 区画整理 で合格
H18.3 土地区画整理士 合格
H21.2 総監 合格

本論に入ります。
体験論文は、私が経験した3地区について概要を述べ、そのうち1地区について詳述しました。
その作成方法は、3地区の完成報告書と模範解答論文を3件集め何を書けばよいかを検討しました。
そして、3地区のうち、特色のある地区(市民参加の区画整理)を詳述することとしました。

詳しいことを知りたい場合は、またご質問ください。


       

No.28545 RE:定年間近の都市計画体験論文 投稿者:ブンブン丸  投稿日:2011/10/19(Wed) 21:54

イチローさん、 QPさんありがとうございます。
大変参考になりました。
イチローさん。
最近の経験と多少前の経験の二つの用意。そして、多少古くても問題ないとのアドバイス大変勇気付けられました。ありがとうございます。当時の仕事を思い出します。
QPさん。
私も市民参加型、協働型のまちづくりが一番の関心事です。どのような趣旨で書かれたのか是非お教えください。よろしくお願いします。


       

No.28549 RE:定年間近の都市計画体験論文 投稿者:くかくせいりし 投稿日:2011/10/19(Wed) 23:19

経歴を拝見すると、都市計画の分野を広く網羅されている経験と感じました。
市民参加型公共施設計画(ワークシュップによる協働型設計及び施工者選定)ですか。
どんな公共施設なのでしょうか。
都市施設(たとえば、箱物であっても、総合公園や下水道処理施設)であれば、ダイレクトにその都市施設の計画策定を経験にするのも有りですね。

もし、都市施設ではない、ただの公共施設・・・たとえば、美術館といった施設であれば、併せて地区計画の都決といった提案はなされていませんか。
このような場合、ただの美術館建設計画に関して、市民参加型の提案で、都市計画の観点から経験論文を書くのは、微妙なところですね。
いわゆる、なにか都市計画法にからめた、技術的提案をしたいものです。


       

No.28563 RE:定年間近の都市計画体験論文 投稿者:QP 投稿日:2011/10/20(Thu) 20:32

ご質問にお答えします。

当時の資料がなくて詳細は不明ですが記憶のままに概要を述べます。

・この施行者は公共団体です。
・権利者は町会ごとにグルーピングされていました。
・権利者と施行者の間に公社が入り、権利者への情報提供と意見の取りまとめを行い、権利者の立場に立った計画案を作成しました。
・その間、公共団体との調整も行い円滑な進め方に努めました。
・最後に反省点をあげ、改善案の提案を行いました。

・その後、H10.3に都市計画決定され、H14.12に事業計画決定がされています。

公社が中心に市民の考えを組み入れて計画案を作成したことを強調しました。しかも、公共団体との調整を図りながら進めたところに特色があると主張しました。

反省点と改善案は省略させていただきます。


       

No.28579 RE:定年間近の都市計画体験論文 投稿者:ブンブン丸  投稿日:2011/10/21(Fri) 21:47

くかくせいりしさん
QPさん
返信ありがとうございます。
くかくせいりしさん。
箱物は市庁舎です。
残念ながら地区計画等都市計画法にかかわる手続きは関連してありませんでした。ただし、プロポにおける市民参加と専門家や議会との調整や、施工者選定における品質確保法や総合評価の検討、ワークショップ方式による設計、市民組織の立ち上げ等、まちづくり手法に直結する方式は多々あったと感じています。
いずれにしても都市計画分野は技術者というより人文系に近いノウハウや実践が多い分野のような気がします。他分野の技術士論文とはだいぶ色合いが違ってきそうです。テーマがまずいのかな・・・・・
QPさん。
公社が地権者と施行者との間に入った区画整理ですか。
私が関心を持っているテーマに大変近い。
コミュニティデザイン、参加のデザインですよね。
上手く都市計画事業や都市施設計画、都市計画制度に結び付けられればテーマにできるような気もしてきました。
お二人ともありがとうございました。
大変参考になりました。


       

No.28589 最後に 投稿者:くかくせいりし 投稿日:2011/10/21(Fri) 23:51

市庁舎ですか。
都市施設でないところが残念です。

ただ、市庁舎の建設地であれば、都市の中心市街地と
推測します。

たとえば、駐車場確保(これも都市施設)や全面道路で交通渋滞をなくすための道路、あるいは、庁舎敷地内に公園系の空間をつくっていませんか。

もっといえば、庁舎周辺敷地のセットバックでもOKです。
なにか、ネタがあればいいですね。
応援してます。


       

No.28605 RE:最後に  投稿者:ブンブン丸  投稿日:2011/10/22(Sat) 18:44

かくせいりし さん

ありがとうございました。
来年は技術士仲間になれるよう頑張ります。

              ブンブン丸


       


No.28527 これが噂の適性科目第4問の問題全文です。 投稿者:GD 投稿日:2011/10/19(Wed) 01:06 [返信]

皆さん、文句だけ言って問題文を書かないので
こちらに載せておきます。

技術士会発表の正解は(1)。


技術士法第47条の2には、技術士の資質向上の責務として
「技術士は、常に、その業務に関して有する知識及び技能の水準を向上させ、
 その他その資質の向上を図るように努めなければならない」
と定めている。
技術士や技術者の継続的な資質向上のための取組をCPDと呼ぶ。

次のア)〜エ)の記述について、正しいものには○、誤っているものには×と
して、適切な組合せを(1)〜(5)の中から選べ。

ア)技術士のCPDは、日本の技術士をアメリカのPE(Professional Engineer)や
  イギリスのCEng(Chartered Engineer)など国際的に通用する技術者資格と
  同等なものと位置付けるため、基礎高等教育、第一次試験、実務習得・経験、
  第二次試験、資格の授与、継続専門教育からなる一貫した生涯システムの一部
  として、位置付けられている。

イ)CPDは、それぞれの学協会や公的資格、企業活動において、年間あるいは
  一定期間に取得すべき内容とその方法について独自に規定するものであるが、
  相互に認証しあうことでCPDの実績を登録しやすくする試みが行われている。

ウ)CPDへの適切な取り組みを促すため、それぞれの学協会は積極的な支援を行うと
  ともに、質や量のチェックシステムを導入して、資格継続に制約を課している場合がある。

エ)CPDに代表される資質向上の責務を怠った場合、技術士法では行政罰に相当し、
  登録の取消し、又は期間を定めて技術士の名称の使用の停止を命ずることができると
  されている。

    ア  イ  ウ  エ
(1)  ○  ○  ○  ○
(2)  ×  ○  ○  ○
(3)  ×  ○  ×  ○
(4)  ○  ×  ○  ×
(5)  ○  ○  ○  ×


       

No.28531 RE:これが噂の適性科目第4問の問題全文です。 投稿者:яyo- 投稿日:2011/10/19(Wed) 08:21

ああ。こちらにあったのですね。ありがとうございます。

       


No.28500 閑話休題 投稿者:クリスタルカリバーン 投稿日:2011/10/18(Tue) 20:02 [返信]

お疲れ様です。
先日、総務省から下記の発表がありました。

検査検定、資格認定等に係る
利用者の負担軽減に関する調査
<調査結果に基づく勧告>

この中で、技術士第1次試験の受験料について、
「試験の全部又は一部が免除されているにもかかわらず、受験料を割り引いていないもの」
として是正勧告を受けたようです。
(「全体版」の中のP.76に記載)

http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/50299.html

また、この「全体版」の中には、
第2次試験の受験料(¥14,000)の内訳があります。
(P.37に記載)
ご存知の方もいらっしゃることとは思いますが、
御覧いただければ幸いです。

以上


       


No.28463 体験論文にする業務の選定について 投稿者:はっち 投稿日:2011/10/14(Fri) 19:40 [返信]

私は,技術士補を取得後,7年経過した条件で今年技術士(鋼コン)を受けました.
 当然,業務経歴は,過去7年間分しかなく,体験論文に記述する2論文について,7年前のものと2年前(詳述用)のものを書くつもりです.
 
 ただ,既得技術士(鋼コン)から技術士補取得後にそんな高度な業務をすぐにこなせるはずはないので,最近のものに変えたほうがいいと言われました.
 やはり,技術士補取得後数年?たってからの業務のほうが,有利なのでしょうか?
 私は,技術士補取得後すぐでも,論理的考察力と課題解決能力があればいいと考えますが,業務の古さやその業務を行った当時の経験年数などから,不利になったりするのでしょうか.
 みなさんの体験やお考えをお聞かせください.


       

No.28464 RE:体験論文にする業務の選定について 投稿者:まやー 投稿日:2011/10/14(Fri) 23:17

私は49歳で二次試験を受験したということもあって技術士補登録後の実務経験(4年以上)では受験せず、一次試験に合格する前の業務経歴を含めた実務経験(7年以上)で二次試験を受験しましたよ。
こういうことは間を置かず、一次試験から二次試験(筆記)、口頭試験まで一気に勢いで受験した方が効率がよいと私は考えます。
一発で合格するとは限らないのですから、7年も待つなんてもったいないですよ。

もしかして、随分とお若い方なのでしょうか? 
業務全体にわたって中心的に業務を遂行していなかったとしても、あなたが担当した部分についての経験でも論文が書ける業務はあるはずです。
大きな仕事をしたとか、新しい工法を採用したとかではなく、業務を進めるうえで、どういう課題・問題点があって、あなたがどういう解決策を提案して、課題・問題点を解決したのか、という課題解決のプロセスを求められているということを今一度思い出してみましょう。
SUKIYAKI塾の試験対策にはたくさんの助言が掲載されていますよ。

身近に既技術士の方がいながら“何故に?”と思いました。
この先輩の意図がわかりません。技術士を取得してからも日々勉強なんですから早く合格するよう支援してあげればいいのにね(笑)
“技術士補取得直後だと高度な技術の業務をこなせるはずがない”というような無責任な助言を何故したのか?  何故、もっと早く受験するよう助言しなかったのか?
きっと、私には考えが及ばないような理由があったのでしょう。

筆記試験、合格しているといいですね 


       

No.28465 RE:体験論文にする業務の選定について 投稿者:まやー 投稿日:2011/10/14(Fri) 23:23

肝心のところを書き忘れました。
古い業務でも内容がしっかりしていれば全く問題ないですね。
私も10年くらい前の業務でいいのがあったのですが、前の職場で資料が入手しづらいことと、口頭試験でつっまれた諮問をされると適切に答える自信がなかったので詳述は前年、略記は3年前くらいの業務にしました。
古い、新しいというよりも、論文としてどうか、口頭試験対策まで含めてご判断すればよいと思います。
検討を祈ります。


       

No.28466 RE:体験論文にする業務の選定について 投稿者:見習い 投稿日:2011/10/15(Sat) 00:46

業務が古くても、内容がしっかりしていて、最近の技術に照らし合わせて、評価できるものならよいと思います。
ただ、はっちさんは、7年前以前の経歴はどうなっているのでしょうか?ある程度の経験があっての業務ならよいのですが。

同じような質問を受けたことがありました。
書きたいという業務は、内容には問題がなかったのですが、その人は、入社して1、2年目のころの業務で、補助的な立場だったようでした。
そんな若い時のでなく、もう少し経験を積んでからの業務がいいのでは、と助言した記憶があります。


       

No.28468 RE:体験論文にする業務の選定について 投稿者:胡椒 投稿日:2011/10/15(Sat) 08:37

「あなたが受験申込書に記入した「専門とする事項」について、実際に行った業務のうち、
受験した技術部門の技術士にふさわしいと思われるものを2例挙げ、それぞれについてその
概要を記述せよ。」

経験が15年あって7年前ならまだしも、学校でたてで「技術士にふさわしい」と思われる
業務を実際に行っていたのでしょうか?ここを考えるなら、私は別の業務にすべき
だと考えます。


       

No.28469 RE:体験論文にする業務の選定について 投稿者:はっち 投稿日:2011/10/15(Sat) 12:31

まやーさん
見習いさん
胡椒さん

私は大学卒業後,コンサルに入社し8年目になります.
経験7年ではなく,技術士補登録後の実務経験(4年以上)で今回受験しております(すいません,最初の投稿では7年経過した条件と言っておりましたが勘違いでした・・・・).
よって,7年より前の業務経験はありません(学生でしたので・・・.)
入社したての1年目の業務を体験論文にしようと考えています.でも,業務的には,単純なもんではなく,自分が主に担当として業務を進めたと考えています.
でも,胡椒さんのおっしゃるような事を既得技術士に指摘されました.


       

No.28470 RE:体験論文にする業務の選定について 投稿者:はっち 投稿日:2011/10/15(Sat) 12:36

まやーさま
年齢は20代後半です.

見習いさま

「書きたいという業務は〜若い時のでなく、もう少し経験を積んでからの業務がいいのでは」

まさにこのような助言を受けています.


       

No.28471 RE:体験論文にする業務の選定について 投稿者:マリンボイス 投稿日:2011/10/15(Sat) 16:24

 技術士補の登録を行い、指導技術士のもとで4年以上の経歴をお持ちでしたら基本的には問題ないと思います。
 ただし、口頭試験では、業務経歴と体験論文から技術士としてふさわしいかどうかの確認を行いますので、どんな質問事項に対しても対応できるだけの準備が必要だと考えます。さらに、1年目の経歴であればなおさら技術士としてふさわしい問題解決レベルなのかどうか?というところは厳しく問われると思います。
 ただ、これは実務経験1年目であろうが何年目の経験であろうが同じです。課せられた課題に対して、適切に問題点を抽出し、創意工夫で問題解決を図る能力が求められるからです。
 以上より、貴殿の上司(技術士)や胡椒さんが指摘されたのだと思います。
 さらに付け加えると、貴殿が選んだテーマは自身が技術士にふさわしい内容だと思っていても、上司自体はそう思っていないのかもしれません。この点はよく話し合われたほうがよいかと思います。
 
 といいつつも、ここからは私自身の対応について少しだけ述べたいと思います。

いろんな情報がある中で、体験論文には苦労した課題は書かないほうが良いと指導するセミナーもあります。
私自身は、これに反し2題とも非常に苦労した業務の体験論文について記述しました。
 というか、2次試験の体験論文のお題はこの2題と予備の1題を含めて3題と合格する前から決めていました。
 その理由は、苦労して自身が問題解決したからです。たとえ、どんな質問が来ても答え切る自信があったからです。そして、後悔しないという思いもあったからです。
 最終的には自分自身で決めたほうが良いと思います。後悔しないために。
長文、乱筆失礼しました。


       

No.28472 RE:体験論文にする業務の選定について 投稿者:まやー 投稿日:2011/10/16(Sun) 10:31

はっち様
私の想定よりも遥かにお若い方でびっくりしました。
入社8年目の経歴で、入社1年目の業務を体験論文にするのは、はっきり言って無謀だと思いますね。
例え、論文の出来がよくて、実際、あたが担当された部分について中心的に遂行されたとしても、口頭試験ではボコボコにされますよ。
先輩の既技術士の助言には“試験官は”という枕詞があったのではないでしょうか? 
こういう状況であれば、私も見習い様と同じような助言をしたと思います。


       

No.28476 RE:体験論文にする業務の選定について 投稿者:セコハン 投稿日:2011/10/16(Sun) 17:11

はっち様

1年目の思い入れのあるテーマについて、体験論文以外で勝負する方法はもう1つあります。
それは、業務経歴表に記載したうえで、それを少しだけ強調して説明する、という方法になります。

一連の口頭説明(経歴表と体験論文)の後には、
まずは体験論文についての質疑応答がありますが、
その次は経歴表の仕事の内容についての質疑応答があります。

最初の口頭説明の際に、ほんのちょっとだけ(時間制約があるので10秒ぐらいの)強調しておけば、
試験官はきっとそこについての質問を出してくる可能性が大きいです。

以上、ご参考までに。


       

No.28478 RE:体験論文にする業務の選定について 投稿者:レッドブル 投稿日:2011/10/16(Sun) 19:05

入社1年目での(通常であればチームの補助的立場)業務において、どのような点が技術士としてふさわしいのかを試験官に納得させなければ合格は難しいでしょう。
主たる業務と言ってもパクリではないかと疑われるのでは。

2業務は最近のものが良いのではないでしょうか。

技術者として成長してきているなぁと印象付けることも重要かと思います。

蛇足ですがあなたぐらいの年齢なら、口頭においては今後の成長を予感させることも合格には必要なことですよ。


       

No.28479 RE:体験論文にする業務の選定について 投稿者:短足ら 投稿日:2011/10/16(Sun) 19:44

私は昨年二次試験に合格しました。部門は施工計画です。
今33歳ですが経験論文は概略を8年前、詳述を6年前のものにしました。確かに口頭試験では「本当に主体的に携わったのか」という意味合いの質問を鋭く、しかも様々な角度から聞かれました。もちろんそれに耐えうる程度の主体的な仕事は行っていましたのでそれなりの回答をしましたが、何よりも大切なのは「監理技術者を始めとする諸先輩方の教えを請いながら」という謙虚な姿勢だと感じます。
若さというハンデは謙虚さと学ぶ姿勢でリカバリーは十分可能です。頑張ってくださいね。


       

No.28496 RE:体験論文にする業務の選定について 投稿者:はっち 投稿日:2011/10/18(Tue) 18:20

みさなん,いろいろなご意見大変ありがたく,試験対策セミナーなどに参加していない自分には,非常に参考になります.

みなさんのご意見より,やはり社会人1年目の業務を体験論文にする勇気が少し無くなった気がします.
一応,最近(去年)の業務で体験論文にしようかなと選定していたものがありましたので,そちらを概略にすることも検討したいと思います. 


       


No.28480 平成23年度 技術士第一次試験について 投稿者:k 投稿日:2011/10/17(Mon) 10:08 [返信]

本日、日本技術士会より試験正答が発表されました。私は今年初受験で、共通科目のみ免除で受験しました。基礎・適正・専門と過去10年間の過去問題及び参考書で勉強してました。全ての科目で過去と比べ出題内容が今年から変わったように感じました。みなさんはどうでしたか?過去問対策あまり役に立たなかったように感じました。

       

No.28481 RE:平成23年度 技術士第一次試験について 投稿者:F2 投稿日:2011/10/17(Mon) 19:06

今年度の問題を見ていないので何とも言えませんが、
どのような問題が出たのか興味はありますね。
今回は1次試験の問題が、APECさんが入手出来ていませんので、HPでも議論がゼロの状態ですね。


       

No.28484 RE:平成23年度 技術士第一次試験について 投稿者:滋賀人 投稿日:2011/10/17(Mon) 21:05

経営工学を受験。共通科目免除。
試験対策は、過去問5年分を3回繰り返し。プラス基礎科目で有限要素法(最近出ていなかったため)。

結果、基礎12/15、適正13/15、専門21/25でした。

確かに傾向の違う問題も一部ありましたが、それらを選択せずにいれば
他は過去問と同じ傾向で合格ラインは取れる内容だったと思います。


       

No.28485 RE:平成23年度 技術士第一次試験について 投稿者:UC 投稿日:2011/10/17(Mon) 21:15

個人的な感想ですが、上下水道は難易度が上がったと思います。

いくつかある文章の中から不適切な文章の数を選べ、という形式の問題が去年よりさらに増えました(21年度までは1問も出題されてませんでした)。

他の部門もこういった形の問題が増えているのでしょうか。


       

No.28486 RE:平成23年度 技術士第一次試験について 投稿者:ブンブン丸  投稿日:2011/10/17(Mon) 23:01

正直、基礎問題は面食らいました。
過去問ではまあまあだったのに、終了後手ごたえが無かった。
自己採点したら何とかなってましたが。


       


No.28482 一次試験専門科目森林部門問題について 投稿者:もん 投稿日:2011/10/17(Mon) 19:15 [返信]

皆様お疲れ様です。
私は今年森林部門で初受験した者です。本日の技術士会の解答公表を確認し自己採点したところです。
結果次第では、早目に2次試験のための勉強に取り掛かりたいと考えているところですが、専門試験の問題を紛失してしまい、自己採点が出来ません(++)
23年度の問題が掲載されているHPをご存知の方いらっしゃいましたら教えていただけないでしょうか?ご面倒おかけいたします(++)


       


No.28424 経験論文のネタ探し 投稿者:田舎の定年前技術者  投稿日:2011/10/01(Sat) 18:31 [返信]

6年振り2度目の二次試験にチャレンジした、田舎の零細コンサル勤務の中年技術者です。
前回は経験論文も同一日での試験で、気力体力ともに伴わずに撃沈しました。
今回は手応えとしては半々ですが、そろそろ経験論文をと思うに至りあまりのネタのなさに愕然としています。
会社の仕事は主に中央の大手コンサルさんの協力業者として、橋梁下部の計算から作図まででしたが、ここ10年ほどは年々設計計算は減り、最近は図面屋に近いものです。変わりに増えたのが中央のコンサルさんが受注した橋梁調査の依頼で、50過ぎても点検車に乗ったり橋の下に潜ったりで、健康には良いものの技術士として相応しい論文をと考えた時、ハテサテと困ってしまっています。
元々下請け専門の会社ですから中々自分の判断で計画するなど極めて少ないですし、無いわけではないとしても10年も前のありふれた経験論文などどうかと思いますし・・・
と言って最近の業務では殆んど題材も思い着かずで、ホトホト困惑しています。
ちなみに部門は「鋼及びコンクリート構造のコンクリート」です。
私と同様に田舎の下請け会社勤務の方、アドバイスなどいただければ助かります。


       

No.28438 RE:経験論文のネタ探し 投稿者:鉄人 投稿日:2011/10/03(Mon) 09:54

 建設コンサルタントでは、ありませんが、「橋梁補修の調査」は、技術的体験論文のネタとして、十分なのでは、ないですか。橋梁補修の中身は、多種多様ですし。
 たとえば、調査の過程で、「図面と鉄筋の位置が違う」とか、「ジョイント部に水が溜まりやすい」「年代的にアル骨反応が強い」「海岸部で落橋防止装置の腐食が激しい」-------。
 気になるのは、今の時点での「田舎----」さんの自信のなさです。申しこみ時の「業務経歴」を作成する時、業務の概要は、どう書かれたのでしょうか。技術的体験論文の2例は、「どの時期のどの業務なのだ」とアピール出来ないと「プレゼンの時」に説明しにくいです。
 「技術士としてふさわしい業務」を業務経歴から2題、選らべればいいのですが。
 もし、そのパターンでないとすれば、しかたないですから、上記のように「課題」をキチンと探し、解決策に向けた取り組みをまとめればいいかと思います。
 自信を持って取り組んでください。


       

No.28443 RE:経験論文のネタ探し 投稿者:レッドブル 投稿日:2011/10/03(Mon) 17:06

鋼コンは、高い技術力を踏まえた上での課題解決能力が重要だと思います。なぜなら、技術士法の第2条に定義として書かれているからです。

そしてこの科目は、大手コンサルから中小零細コンサルに加えスーパーゼネコン、中堅ゼネコンから補修専門会社まで幅広く受験されています。そのことから、激戦ではないのでしょうか。

最近特に、受験テクニック偏重の中、技術士受験に対する潜在的なハードルも下がってきたと感じています。田舎の定年前技術者さんは、そのような方ではないと見受けられますが、書かれている内容では困惑するのも理解できます。実務的にあまり必要ではなく、それこそ老後のためというか、長く仕事に携わるための資格取得なのでしょうか。

私は、10年前のありふれた経験論文でも、現在の技術的体験論文にバージョンアップすれば、業務1にでも記述して、質問に耐えられることは可能だと思います。

問題は業務2だと思います。たぶんこの掲示板では解決できないと思います。時間の無駄だと思います。無責任ですが、どこかで受験指導をお受けになられたほうが良いと思います。

でも何か、客観的に見て、この程度のキャリアでもひょっとしたら技術士になれるのか、と感じさせるものがあります。これがハードルが下がってきた印象なのかな。


       

No.28445 RE:経験論文のネタ探し 投稿者:ひこにゃん 投稿日:2011/10/03(Mon) 21:44

単なる橋梁調査では合格は難しいと思います。せめて現時点での健全性評価、劣化予測、補修・補強設計、維持管理方法提案などを一般的には用いられていない特殊かつ高度な技術で実施したのなら別ですが。
一度、ベテラン技術士に経歴と経験論文の要旨を見ていただき、意見を聞いてみてはいかがですか。


       

No.28447 RE:経験論文のネタ探し 投稿者:田舎の定年前技術者  投稿日:2011/10/07(Fri) 20:27

色々と貴重なアドバイス、ありがとうございました。
補修や補強での調査をやっていれば多少違ってきたかとも思いますが、定期点検調査ですから中々難しいところもあります。
またコンクリート構造でここまできたのに、近年はメタルの設計も多くあります。ただそれで技術士まではまだまだ実力不足で勉強途上です。
色々考えている間に時間も経過してますし、多少ネタは古くなるもののそこを中心にまとめてみます。


       

No.28448 RE:経験論文のネタ探し 投稿者:既技術士:土質基礎 投稿日:2011/10/08(Sat) 00:13

私も6年前の業務を詳述業務に書きましたが、なんとか合格しました。
口頭試験で、提出した論文に対して質疑応答がかなりの時間を割いてありました。
そこで適切な応答を出来れば合格に近付くと思います。
頑張って下さい。


       

No.28450 RE:経験論文のネタ探し 投稿者:匿名 投稿日:2011/10/11(Tue) 13:00

そもそも、今頃そのようなことをおっしゃっても、受検経歴書はどのように書かれたのでしょう?
???です。

私の考えでは、体験論文の題材は、当然、経歴書に記載されていないとダメ。私が試験官なら、そもそもそんないい加減な受検姿勢を経歴書と体験論文から読み取って不合格にします。

すき焼き塾でも、経歴書の添削指導があるのは、そういうことも重要だからだと思うのですが・・・


       


No.28392 技術的体験論文の図表について 投稿者:永遠のゼロ 投稿日:2011/09/20(Tue) 18:07 [返信]

技術的体験論文の図表について、対象となる構造物が複雑な形状であるため、図面より写真で説明すればわかりやすいと考えています。図面の代わりに写真の掲載は許されるものなのでしょうか?また、写真の掲載が許されるとした場合、白黒になりますので鮮明度が落ちると思いますが、かえって不利になるとか、そのような傾向があるのでしょうか?以前にも、このような投稿を見かけたと思いますが、改めてご教示をお願いします。

       

No.28393 RE:技術的体験論文の図表について 投稿者:エジプト 投稿日:2011/09/20(Tue) 20:42

 以前、合格者の体験論文集というのを見る機会がありましたが、写真を掲載している論文もありました。
 よって写真の掲載は可だと思います。

 後半の質問の、「写真を使うことによって不利になるかどうか」はどのような写真を載せるか、論文でどのような位置づけで使うのかによって答えが変わるので自分で考えるべきことでしょう。

 鮮明度の悪い写真の場合掲載した意味がない、あるいはかえって不利になるのであれば、写真は使用しないのは高校生でも分かることだと思います。


       

No.28394 RE:技術的体験論文の図表について 投稿者:薩摩とりてん 投稿日:2011/09/20(Tue) 21:34

技術的体験論文の作成のポイントが、
本ホームページの口頭試験対策(体験論文)に詳しく記載してありますので、
是非そちらも参考にされてみてはいかがでしょうか?
写真の使用については、エジプト様がご説明したとおり、
その写真を使ってどのような説明をするかによって、その価値は変わってくると思います。
紙面が限られているので、写真・図面・ポンチ図など、
初めて見る人でもわかりやすい表現方法が大切だと思います。
いうなれば、、、、、、
住民説明会に使うプレゼン資料のような感じでしょうか。(APECさんの受け売りですが・・^^;)
まだ時間がありますので、色々と試してみて周囲の方の反応をみてはどうでしょうか。
頑張ってください!


       

No.28396 RE:技術的体験論文の図表について 投稿者:tak 投稿日:2011/09/21(Wed) 00:47

画像データ(写真)に対象物が良く解るよう、注釈を加えると良いかと思います。

試験官は大量の体験論文を短期間で読んで評価します。なので短時間の斜め読みでも理解できるような、読み手に伝わる論文構成が重要です。

タイトルで趣旨が伝わるように。プロポーザルのプレゼン資料と通じるものがあるかと感じます。


       

No.28398 RE:技術的体験論文の図表について 投稿者:セコハン 投稿日:2011/09/21(Wed) 06:18

補足で…

現在のパソコンの写真閲覧ソフトには、たいていは修正(コントラスト、色調など)の機能がありますので、
白黒にした場合により鮮明にする工夫ができると思います。

ご参考までに。


       

No.28399 RE:技術的体験論文の図表について 投稿者:まさ 投稿日:2011/09/21(Wed) 10:28

試験管は原稿のコピーを見る事になると思うので一度コピーしてみて具合を見たほうがいいと思います。

       

No.28400 RE:技術的体験論文の図表について 投稿者:わはは本舗 投稿日:2011/09/21(Wed) 12:59

【技術士会】
ホッチキスで留めた論文3部を受け取る。
 ↓
1部のホッチキスをばらしてコピー
 ↓
ばらした1部とコピーをホッチキス留め

何千人の提出論文をこんな作業するんでしょうか?

3部提出の意味が無いような気がします・・・。


       

No.28401 RE:技術的体験論文の図表について 投稿者:永遠のゼロ 投稿日:2011/09/21(Wed) 18:06

ご教示、ありがとうございました。かりに写真を使うことになれば、いろいろと工夫して効果的に使いたいと考えています。論文作成の進捗がやや遅れ気味ですが、筆記試験の合格を信じて、モチベーションを高めたいと思います。

       

No.28406 RE:技術的体験論文の図表について 投稿者:かりゆし 投稿日:2011/09/25(Sun) 00:23

私は空中写真を活用しましたよ
縦断図、横断図は勿論掲載しましたが、私の場合は対象構造物の周辺がどのような状況になっているのか説明するには写真が最も解りやすいと判断しました。
当然、白黒コピーになりますので、書き込む文字や矢印の色も試行錯誤して白黒コピーで最も解りやすい色にしましたよ(笑)

グラフの色合いもそうですよね
白黒コピーですから(笑)

内容もさることながら、見せ方も大切です
頑張ってくださいね


       

No.28430 RE:技術的体験論文の図表について 投稿者:-_-? 投稿日:2011/10/02(Sun) 10:57

>>No.28406 かりゆし氏
>私は空中写真を活用しましたよ
>当然、白黒コピーになりますので、書き込む文字や矢印の色も試行錯誤して白黒コピーで最も解りやすい色にしましたよ(笑)


もちろん測量法にもとづいて、届け出を提出されてご利用されてらっしゃいますよね?


       

No.28446 RE:技術的体験論文の図表について 投稿者:かりゆし 投稿日:2011/10/04(Tue) 00:20

-_-?さんへ
表現が紛らわしかったでしょうか。
私が使用した写真は職員が防災ヘリから撮影した写真で、予算要求などに使用するためのもので測量業法に抵触するようなものではありません(笑)
色々な観点で見てもらえるということは喜ばしい限りでございます。


       


No.28409 技術士ネタ 投稿者:管理技術者 投稿日:2011/09/28(Wed) 12:59 [返信]

最近は、めっきり技術士資格ネタが減少。
発表前なので嵐の前の静けさですかね?
数年前に比べると活気が無くなってるのは既に
資格をゲットしたしたのかやる気が失せたのか
業界自体(建設以外でも)の魅力も無くなり
違う資格取得に変更されたのか?
いずれにせよ、さみしい感じが掲示板にも
漂っています。


       

No.28413 RE:技術士ネタ 投稿者:CNK 投稿日:2011/09/29(Thu) 13:00

管理技術者様
CNKと申します。

弊社の若い社員の中にも、将来技術士(土木系、非土木系ふくめて)を取得したいと考えてる連中がおりまして、決して魅力が薄れたわけではないと思いますよ。

ただ、そういった人たちは、まだちょっと情報不足というか、この掲示板の存在を知らないようです。


       

No.28415 RE:技術士ネタ 投稿者:яyo- 投稿日:2011/09/29(Thu) 17:30

 若くてまだ技術士を取得していない人たにには、ちょっと近づき難い掲示板になってしまっている感はあります。今は書き込みをしますが、私がまだ技術士を持っていなかったころは、書き込みがしずらかったです。

 理由は、『そんなこと、自分で調べろ』と言われるのが怖かったからです。あと、常連さんの高尚な話題についていけず、自分なんかはまだ書き込みできるようなレベルではない、と考えていたからです。

 昔は『言いたい放題掲示板』とやらがあったそうで、私はその掲示板はリアルには知りませんが、そのころから比べて書き込みしずらい状況になったのかも知れません。


       

No.28417 RE:技術士ネタ 投稿者:地方コンサル 投稿日:2011/09/30(Fri) 08:23

「技術士の魅力が薄れている」、「技術士の知名度が低い」、「技術士の価値観が低い」と言う意見も時折見受けられますが、「技術者」に比べ「技術士」の価値観は、やはり高いと感じました。
地方のコンサルで技術士になりましたが、給与も思うように上がらず、会社と交渉しても全く駄目でしたが、それを機に、同業種の別会社に転職したら、年収も軽く100万以上は上がりました。仕事量は増えましたが(^^;;
技術士を取得しても年収が思うように上がらない場合は、「会社に評価される仕事をやってないから」などのネガティブなコメントも貰いますが、「適切に評価できる環境」にいなかっただけで、努力して、実際に行動に移し、評価される環境(会社)に行けば、十分な魅力があることを、身をもって実感しました。
現在、受験中の方々は頑張って欲しいし、思うような年収に届かない方は、視点を変えて新たな環境を発掘することも有意義だと考えます。


       

No.28418 RE:技術士ネタ 投稿者:管理技術者 投稿日:2011/09/30(Fri) 08:49

このような話には最近は、レスも付かないかも?と思っていましたが皆さん、ありがとうございます。
地方コンサルさんは、成功例といえるでしょうが
私の知り合いは、技術士取得後、転職し100万くらい
年収が減りました。仕事量も減りましたが。
自分の時間は増えたため家族と接する時間も増えました。会社の拘束時間、年収は減り自分、家族のために使える時間は増える、どちらが正解かは単純に答えはでませんがその選択は永遠のテ−マかな?

昔はもっと何でも話題に挙がってそりゃ〜活気がありました。(佐口さんの頃からも含めて)


       

No.28421 RE:技術士ネタ 投稿者:受験生 投稿日:2011/09/30(Fri) 23:52

他のレスの一部の投稿者たちの、同じような議論、口喧嘩、あげくには罵詈雑言。
誰でもこの掲示板から引きますよ。これが技術士なのか・・・と落胆している人もいると思います。

それよりも受験合格のために邁進することが大切です。


       

No.28422 RE:技術士ネタ 投稿者:見習い 投稿日:2011/10/01(Sat) 10:52

まあ、この時期は、もうすぐ二次試験筆記発表なので、
一時の静けさ。と、言う感じでしょうかね。

既技術士の方は、業務にてんてこ舞い。。
受験生の方は、どきどきワクワクの感じでしょうかね。

今月10月28日には、筆記の合否発表です。
まだまだと思っていたけど、もうじきですね。


       

No.28423 RE:技術士ネタ 投稿者:プチクレーマー 投稿日:2011/10/01(Sat) 15:34

建設部門以外では、取得の難しさに対してメリットが無さすぎですからね。大半を占める??技術士資格に理解のない会社では、技術士資格取得努力を逆にマイナス評価としてるのでしょうかね?? 技術士??何それ??そんなのに時間とるならもっと仕事しろってね。このままでは、技術士受験者は激減していくように思います。

       

No.28425 RE:技術士ネタ 投稿者:資格マニア 投稿日:2011/10/01(Sat) 18:32

私は、建設関連ですが老後のため資格を取得し続けています。技術士は世間的に需要が少ないもしくは、需要があっても自分に生かすには現実的でないため受験をしていません。
コンサル系、登録条件以外では実際の仕事に生かせるとは思えません。公共事業も減少しコンサルタント系でも資格者は多くいても仕方がないでしょうし給料が安価な実働部隊がいるほうが会社のため自分のためになる時代になっています。
一部大手企業は、そんな話はあてはまらないかもしれませんが地方の中小企業では将来がみえない話ばかり聞こえてきます。
技術士の名義貸しみたいな会社も淘汰されていくでしょうし受験支援で食ってる人達も同じ道を歩むんでしょうね。


       

No.28426 RE:技術士ネタ 投稿者:見習い 投稿日:2011/10/01(Sat) 20:26

私は、今の自分のために技術士を受験しています。
建設および地質系のコンサルですから、自分にとっても、会社にとっても技術士は必要です。

もうすぐ筆記発表です。

日々、技術士として必要な技術や知識、世の中の動きに関する知見を得るようにしているつもりです。
・・・とはいえ、体験論文まだ作ってないので、えらそうなこと言えないですが・・・


       

No.28429 RE:技術士ネタ 投稿者:胡椒 投稿日:2011/10/02(Sun) 00:04

不思議とH12とH22で受験者の総数と内訳は大きく変わらないですね。今後とも、
建設では必須で、他ではまあとっておくか程度でしばらくは続きそうに思います。

また、建コンでは受注チャンスを増やすため、2科目目・3科目目の方も増えてきました。
以前は、専門への自負もあり、ひとつ取れば終わりだったのですが・・・
ちなみに、最近は公務員の方も資格取に向かっていますので、建設系では今後も必須の
最重要科目であると考えます。

なお、掲示板についてですが、「技術士試験の応援掲示板」と「技術士よもやま
掲示板」に別れるべきなのしれませんね。ここで育った方は、後のかたのために
かなり残留しており、本来の「技術士応援」の趣旨のみに留まらず、「技術士関連」
の話題すべてになってきたように思います。

いまやこの掲示板だけでなく、技術士関係のブログをみれば、多くの情報が得られる。
それに伴い、この掲示板の内容も変化したように思います。

資格マニア様
「現実的でないため受験をしていません。」とのことですが、もう一つはお持ちですよね。
もし、持っていないのであれば、建設系のエンジニアとして、恥ずかしいと思いますので・・・
老後のために資格取得頑張ってください。


       

No.28436 RE:技術士ネタ 投稿者:管理技術者 投稿日:2011/10/03(Mon) 08:38

思わぬ発展をしてきましたね。
技術士に限らず資格は、取得がゴ−ルではないので
活用できてこそで、腕に自信がなければ資格で武装
とか老後に生かすとか人それぞれでいいでしょう。
技術士は最高峰の資格といわれているだけに技術士なのに?はないようにしなければいけません。
資格の一つなので別に持っていないから恥ずかしいとかはまた別の話になり、また偉そうにいわれてしまうとか掲示板での発言数も減ってしまう!こんなコメントが一つの原因かと感じますがいかがでしょう!


       

No.28439 RE:技術士ネタ 投稿者:受験生 投稿日:2011/10/03(Mon) 09:57

資格依存症。 この言葉が良く当てはまると思います。
建設系の技術士は仕事にありつけるメリットがあるが、それ以外の部門は目に見えた利得もなく仕事が増えるわけでもなく・・・
おかしいですよね、見方が。
資格が、自動的に何か自分に幸福を呼び込んでくれる、という思い込み、幻想。
資格に依存した生き方。資格依存症です。

資格と会社の閉ざされた関係の中ではなく、社外に目を向ける姿勢が大切と思います。
技術士のことを知らない人と出くわしたら、わかりやすく説明すればいいだけです。
なぜ、世間に知られてないマイナー資格=無駄資格 なんでしょうか?
技術者は公衆への説明責任があります。

技術士の資格をもっている人といない人では、少なくとも技術士を取得した人、それを目指す人からみれば、見方が異なりますよね。
技術を志した人とそうでない人が目の前に現れたら、どちらと話をしたいと思いますか?

各個人が何を夢にみて、何を目指すか・・・そのために技術士が役に立つ(利用できる)のであればそれで十分です。


       


No.28346 総監の技術的体験論文 投稿者:you 投稿日:2011/09/05(Mon) 21:33 [返信]

お世話になります。
総合技術監理の午後の試験で設定した「事業モデル」について、実際に自分が携わった業務をアレンジして「モデル」として記述しました(A県B市…などの伏字で表現し、内容や規模もアレンジした)。
これを「体験論文」として書こうか否か、迷っております。このテーマが総監に相応しいか否かはともかくとして、筆記試験と体験論文が何となく似通った内容になってしまうのは、好ましくないでしょうか。
ご意見を頂ければ幸いです。


       

No.28356 RE:総監の技術的体験論文 投稿者:お水 投稿日:2011/09/06(Tue) 19:50

私は、総監的事例で人に示せるような経験を多く持ってはいなかったので、試験で書いた事例を概要2題の内の一つにしました。
これで、合格できましたし、面接でそのことについて特に何も言われませんでした。
もちろん、詳述したのは、試験の時に書かなかった事例の方ですが・・・

ウソさえ書かなければ、特に問題ないと思いますよ。


       

No.28358 RE:総監の技術的体験論文 投稿者:you 投稿日:2011/09/06(Tue) 21:24

お水様
アドバイスどうもありがとうございました。自分は総監に相応しい業務だと胸を張って言えるものが殆どないので、2つ選んで書くとなると、選択の余地がないというのが実情です。筆記試験にパスできていれば…ですが、とりあえず提出論文の準備は進めようと思います。


       

No.28427 図表の仕様 投稿者:YF 投稿日:2011/10/01(Sat) 22:58

初歩的な質問ですみません。提出論文は、フォントが10.5ポイントに決められていますが、挿入する図表の文字も、10.5ポイントでなければいけないのでしょうか?技術士会が配布しているWORD版のテンプレでは、表の文字は10.5Pで、図の文字はかなり小さいです。どうか、アドバイスをお願い致します。

       

No.28428 RE:総監の技術的体験論文 投稿者:胡椒 投稿日:2011/10/01(Sat) 23:51

>図表等は,図表等が占める範囲に該当する文字数をカウントします。
これは、逆の意味でフォント10.5にこだわない意味に理解してください。
図表の場合は、読めれば小さいフォントでかまいません。参考例の大きさでもOK
と理解すればよいです。


       

No.28435 胡椒様 投稿者:YF 投稿日:2011/10/02(Sun) 19:03

早々のアドバイス、どうもありがとうございました。図中の文字は、無理なく読める範囲で決めたいと思います。

       


No.28433 震災復興のシナリオについて 投稿者:エフ 投稿日:2011/10/02(Sun) 12:56 [返信]

震災復興の目標とシナリオが極めて不明確なまま、増税の議論がなされていますが、何にどう遣うかの具体的なことは示されていません。
東日本大震災復興計画情報ポータルサイト(特設サイト)http://www.jice.or.jp/sinsai/sinsai_detail.php?id=1832
に各地域の復興計画がアップされ出していますが、最も根幹のところで、人が戻って暮らすようになるのか?あるいは、戻すべきかどうか?という部分が曖昧なように思います。
何人の被災者を戻すのかという人口論への言及を避けている。水面下では、検討されながらも、被災者への配慮もあり書けないということでしょう。

一方で、国もマスコミも、震災復興のシナリオについて、議論はしない。
被災者自身の判断に委ねるべき面が多いという意味で、デリケートな面があって、第三者が勝手に議論するのを避ける傾向が出ているように思います。

多分、沿岸の被災地を従前同様に復興することはあり得ないはずです。本震災では職場も併せて失ったケースが多いため、被災者の避難先での就労支援が喫緊の課題となっている訳ですから、被災地への帰還の可能性は高いとは考えにくい。
だからこそ、復興計画がいっそう難しくなっているのだと思われます。

とは言え、どんぶり勘定で復興増税を行うのもいかがなものかと思ってしまいます。

・被災地の土地利用の方向
・必要なインフラ
・復興市街地部分への防災対策
・そしてそれを前提とした産業政策
・他地区への移住者の支援
・被災地の土地権原の処理
など

残念ながら、私自身は、若干遠方に暮らしてもおり、被災地関連の仕事に関わる機会も無く、見識不足の状態です。

現場で大変な実情に関わっておられる方々もおられると思われますが、
技術士あるいは技術士を目指す皆さんは、どのような「 震災復興のシナリオ」を、お考えでしょうか?


       


No.28366 ○年に一度 投稿者:APEC 投稿日:2011/09/09(Fri) 23:33 [返信]

「建設部門で震災関係出題されず」スレが長くなり、また当初のテーマからかなり外れたと思いますので、新しいスレを立てさせていただきました。

まずはセコハンさんの姿勢に感銘を受けたことをお伝えしたいと思います。
たとえどのような言い方をされたのであろうと、学ぶべき所があればそれを感謝して学ぶという姿勢は素晴らしいものだと思いますし、そういった技術者こそがいろんなものをどんどん吸収して、やがて大成するのだと思います。

さて、前スレで書かせていただいた、地震のエネルギーは地殻の(プレート境界含む)の歪みの蓄積の結果として放出されるものである以上、独立事象としての確率論で考えるべきではないのではないかということは、考えてみれば当たり前のことなのですが、「あっ、そうなんだ」と今さら気づいたというか形式知化できたことは、己の浅学に恥じ入ると共に、感動でもありました。
火山活動にせよ、もしかすると(考える範囲により)降雨にせよ、およそ自然現象というものは、工作機械が動作するための電源供給と違い、有限のエネルギーの変化の中で、さらにある程度の範囲内ではエネルギー保存則的な系の中で発生している以上、独立事象という考え方を適用するにはかなり慎重にならなければならないんだなあと、今さらながらに実感し、勉強させていただきました。

さらに、土木分野では対象物の多くが自然物なので、多種多様の要素が複雑にからみ合って、予測が非常に難しいという面もあります。
私事になりますが、過年度、斜面安定に関しての予防保全をテーマのひとつにした産学官研究に係わらせていただきました。ここで痛感したのは、人工物ではないものの劣化予測の難しさ、ひいては予防保全の難しさでした。

独立事象でもなく、さらに多種多様の要素が絡みあって予測も難しい「自然災害」というものに対して、どう対処するのがベストなのでしょうか。
「最悪ケースを想定する」ことは、今回の東日本大震災のようなカタストロフを目の当たりにすれば、それは必要なことのようにも思えますが、「1000年に一度」確率の災害と日常生活の利便性などはどう折り合いをつけていけばいいのでしょか。
ましてや、「1000年に一度」だったはずのものが、たとえばほんの数十年でまたやってくるかもしれない、本当に予測困難なものを相手にです。

そういう中で、中央防災会議の1000年に一度の最悪ケースも想定するのだけれど、それについてはソフト対策で、という考え方は一理あるなあと思うのですが。

まとまりのない雑感になってしまって申し訳ありません。


       

No.28367 RE:○年に一度 投稿者:G 投稿日:2011/09/10(Sat) 08:09

 皆さんの確率に関する掲示板への書き込みは色々と勉強になります。
 
 「技術士は必要か、不要か」、「技術士の資格の価値」などのスレッド等が立ち上がり、そのようなスレッドが盛り上がることが多かったことに食傷気味でした。

 今回の確率の話は技術者(技術士の方や技術士を目指す方を含む)らしい、久々に正統派のレスが続いたと思います。

 また掲示板が匿名であることをよいことに、不遜な文章を書く人がいる掲示板において、セコハンさんの大人の態度も素晴らしいことだと思います。


       

No.28368 RE:○年に一度 投稿者:アイスマン 投稿日:2011/09/10(Sat) 12:09

 『建設部門で震災関係出題されず』スレで、APECさんが「このスレへの書き込みはここまでとさせていただきます」と書き込みされた時点で、以降の書き込みはマナー違反です。書き込みたければ、次スレを立ち上げ、誘導すべきです。
 見かねたAPECさんが本スレを立ち上げられたものと推察いたします。
 私は次スレを立ち上げるほど熱意がなかったもので・・・
 折角ですから前の続きを。

 コセハンさんへ。

 確率論、数式の適用について、こだわっていらっしゃるようですが、それ以前に私の“文章”をきちんと読んでは如何ですか。また、数式の適用とその前提条件は一セットですので、どちらかを読み誤れば、全体として意味がありません。
 先入観というか決め付けというか、きちんと読めていらっしゃらないように見受けられます。



 さて、以下は皆様へ。

 「1000年に1度の地震」と聞いて、どのように受けとめられましたか?
 そもそも「1000年に1度」は「869年に発生した貞観地震以来」という地震専門家のコメントから来たことのようですが。
 反射的に、私が考えたのは、
 ・「1年の確率は0.1%か」←確率の問題としてとらえるか(数値が正しいかどうかは別にして)
 ・「1000年に1度ならこれから999年はこないか」←周期の問題としてとらえるか
 (これ以上は専門外のためストップ・・・)

 仮に「1000年に1度ならこれから999年はこない」としたならば、復興計画において、「高台に移住」ではなく、「あと900年は元の土地に住み、その後、高台に移住」といった考え方が出てくると思います。
 要は、「1000年に1度」が確率の問題なのか、周期の問題なのかで、以降の対応が全く違ったものになる可能性があるものと考えます。

 「へー」で終わってしまっては、技術者としてつまらないかと。
 技術者たるもの、このような情報に接したとき、スルーせずにその意味は何か、といった疑問を持つことが大切である、ということを言いたいわけです。
 まあ、私も浅いところでストップしてしまいましたので、大きなことは言えませんが。


       

No.28370 RE:○年に一度 投稿者:でんきゅう 投稿日:2011/09/10(Sat) 12:51

アイスマンさんの問いかけについて。
「1000年に1度」が「869年に発生した貞観地震以来」という理由で言われるのなら、
確率の問題としてではなく、発生周期に焦点を当てた表現ではないかと考えます。
東海・東南海・南海地震に関しても、過去の地震の発生周期が事実としてあって、
その周期に基づいて、今後数年以内における発生確率等を計算していると思います。
津波については、明治三陸・昭和三陸・チリ地震津波・そして今回の大震災ですので、
数十年に1度は繰り返されてきたものと考えざるを得ないです。

掲示板をちょくちょく拝見させていただいてます。
勉強することが多いです。たいへん刺激になります。


       

No.28371 RE:○年に一度 投稿者:セコハン 投稿日:2011/09/10(Sat) 18:03

いろいろと温かいご配慮のお言葉をありがとうございます。
私(セコハン)はその名前のとおり、退役の一歩手前であり、きちんと基本から勉強を続けなければそれこそポンコツになってしまいます。
話題の確率論にもなりますが、あと30年近く生きる可能性も小さくはなくて、それは就職以降のこれまでと同じ長い年数を過ごすということを意味しています。

さて本題に戻ります。

以前のスレ(エジプトさんとVINCENTさん)を参考にして次のサイトの資料がありました。

全国地震予測地図2010年版
(地震調査研究推進本部)

http://www.jishin.go.jp/main/chousa/10_yosokuchizu/index.htm
 ↓
それがよく理解できなかったので、2009年版を見たところ、P139以降に詳しい計算根拠の解説がありました。
 ↓
(容量注意:28Mバイト)
http://www.jishin.go.jp/main/chousa/09_yosokuchizu/honpen.pdf
 ↓
確率についての考え方は「P149」に示されています。

一言でまとめますと、
@過去の活動が分かっている地震は、
 BPT分布(Brownian Passage Time 分布)に従う。
A過去の活動が不明な場合は、
 ポアソン過程に従うものと仮定し、平均的な考えによって確率を計算する。

以上、取り急ぎ資料のご紹介です。


       

No.28372 RE:○年に一度 投稿者:シャトル 投稿日:2011/09/10(Sat) 19:40

なぜ、地震の発生確率にそんなにこだわるのでしょうか。

確率論は、地震学者、統計学者、数学者に任せておけばよいのでは。
自然現象の場合、不確実性をどのように反映するのかが課題だと思います。

地震に関する技術論としては、被害発生確率の方に目を向けて頂きたいですね。

どのような地震でどのような被害が発生するのか。そして、どのような社会経済損失が発生するのか。

どの程度の地震から被害発生確率が高くなるのか。
地域や時間帯で被害程度が変わると思います。

被害発生確率の低い地震では、既存の防災対応を持続する考えで良いと思います。被害発生確率の高い地震では、ハード整備の見直しとソフト対応の強化になろかと思います。

地震そのものの発生確率よりも、地震ごとの被害発生確率を論ずることが技術であろうと考えます。


       

No.28373 RE:○年に一度 投稿者:G 投稿日:2011/09/10(Sat) 21:59

 被害発生確率は人や対象物によって計算が異なると憶測していますが、具体的にはどのように計算するのでしょうか。

 グーグルで調べてみましたが、和文では見つかりませんでした。英文でも専門用語が分からず、時間を浪費するよりも、シャトルさんの「被害発生の高い/低い地震」に係る認識を伺ったほうが良いと考えました。それをきっかけに自分でも調べてみます。

 今まで皆さん日本のことを話していたと思います。被害発生率の低い地域はどこなのでしょうか。併せて教えていただければ幸いです。狭い日本のハザードマップを見ても、ぴんときません。

 また、災害は地震だけでなく、今回の紀伊半島の台風被害もありますが、それらも包括して被害発生率を捉えられているのでしょうか。

 ところで機関誌「技術士」に以前、情報工学の技術士の方で地震予知の技術に取り組まれている方の論文が掲載されていました。


       

No.28374 RE:○年に一度 投稿者:APEC 投稿日:2011/09/11(Sun) 00:26

私の拙い理解の中で記しますので、間違っているところ、異論があるところを述べていただければ幸いです。

地震予知は現象分析の中から直前予知をするものと理解しております。たとえば土木インフラであればクラックの発生と拡大速度及び形態から、「やばいぞ」と判断するようなものかと。

対して何十年に1回みたいなもの(注:ここでは津波ではなく地震です)は、地震の中でも周期性のあるもの、すなわちプレート地震を主な対象としていると思います。
そしてこれは現時点ではほぼ経験則であるように理解しております。ひずみがどの程度の速度で蓄積するのか、そして地殻のバネはどの程度の周期で跳ね返るのか、それはおそらく計算できなくはないというか、「この項とこの項をこのように組み合わせればいいのではないか」みたいなことは考えられるのでしょうが、係数が不確実すぎて実用にならない段階なのではないかと思っています。
ですからパラメータによっては100年に1回だったり、10年に1回だったりするのではなかろうかなとも思うわけです。
津波にしても、明治三陸と昭和三陸は30年程度しか間隔がありませんし、その上最高到達点が明治は38m、昭和は30mには到達しないまでも25m以上だったと記憶します。
30年程度の間隔で最高到達点25mを超える津波が襲来している中で、1000年に1回というロングスパンでの平均みたいな周期性は、何の保障にもならないのかもしれません。

そしてたとえば津波に関していえば、プレート地震のエネルギー、海底地盤の変位量、津波の大きさ、そしてその被害は、間違いなく相関性があるものと思われます。
であれば、やはり大規模地震の発生確率を考ええることは、地震や津波被害を考えることとまったく関係ないわけではないと思います。
少なくとも地震の発生が地震・津波被害の原因事象であることは疑いをいれないのですから、この原因事象の発生確率を論ずることをせずに、結果事象である被害の発生確立を論じるのはあまり適当でないと考えます。

そのためには、プレート地震と直下型地震に分けて考えることは大前提ですし、その地震から、揺れによる被害や津波被害に至るまでのプロセスと寄与パラメータについて整理することも重要だと思います。
我が国もそのあたりの基礎的分野をじっくり体系化する機関を持てたらいいのになあと思います。

またしてもまとまりのない雑感、申し訳ありません。


       

No.28375 RE:○年に一度 投稿者:シャトル 投稿日:2011/09/11(Sun) 22:53

私はアイスマンさんの技術論へ導く考え方に共感するところがあります。

確率計算の数式について、ある程度知識として知っておくことは大切だと思いますが、それに固執するのは技術では無いように思います。
現在、○年に一度と言われているのも、数千年程度単位での経験則からのものであり、数十億年単位での経験則ではありません。
計算上のパラメータも一定の経験則を仮定にしており、不確実性が加味されていないと思います。
とは言え、プレート境界型地震は、ひずみエネルギー蓄積のリバウンドと科学的に認められていますので、その蓄積量を年数カウントに置き換え、確率統計学により計算することは、危機管理の啓蒙として大変意義があることだと思います。
これは、地震予知では無く、中長期的な危機管理情報の一つにすぎないものと思います。

地震予知としては、プレート境界型地震の場合、前兆すべり現象の評価により、短期的な予知がある程度高い確率でなされると思いますが、これも絶対ではありませんよね。
個人的には、科学的で無いとお叱りを受けるかもしれませんが、魚類、鳥類、動物の異常行動や地震雲の発生、あるいは天体観察などによる計測予知もあながち外れていないのではと考えます。
今後の地震予知技術は、このような非科学的な事象も組合せた計測評価を行うべきと考えます。

被害発生確率についてですが、私が知らないだけだと思いますが、実はあまり議論されていないように思います。
まず、地震モデル(震度、場所、時間等)を設定し、建物倒壊率、火災延焼率、道路閉塞率、ライフライン喪失率、津波被害率、群衆避難発生率、等々のストック被害を計測し、直接的な人的被害と社会経済損失(貨幣換算と復旧期間等)を算出することが考えられます。
また、間接的なフロー被害として、今般の原発事故での放射能汚染による風評被害や産業をはじめとした企業活動の停滞等があると思います。
計測は、あくまで一定条件下でのシミュレーションにより行われると思いますが、あらゆる地震モデルを想定すべきだと考えます。
シミュレーションの数が増えれば、ある程度の頻度の地震(中小規模)までは、被害の発生する確率が少ないことが分かってくると思います。
課題は、どの程度の地震規模から被害の発生する確率が高くなるのかです。
それが、今後の防災・減災へ投資するための指標になると考えるからです。
言い換えれば、ハード整備の上限値を決めてしまうことです。
そのハード整備では防げない地震規模の場合に避難を中心としたソフト対策にて被害を最小にすることになると思います。
もちろん、部分的にハード整備を高めることにより、対策効果は複雑に絡み合うと思いますが。

話が少し変わりますが、新内閣になってから、復興まちづくり構想から高台移転の言葉が使われなくなりました。
現実的な復興としては、高台移転は相当課題があると思います。
仮に、今回の被災地の大半を高台移転した場合、政策効果の公平性の観点から、今後想定される東海・東南海・南海地震の沿岸部も計画的に高台移転するようなまちづくりをしていくことになりますよね。
それには、莫大な予算と年月を要すことになります。
また、既存の社会経済活動への影響は無視できませんよね。
今後、どのような国土形成を成していくべきか、非常に興味があるところです。


       

No.28376 RE:○年に一度 投稿者:シャトル 投稿日:2011/09/12(Mon) 00:57

就寝前に少し付言です。

確率論での『不確実性』についてです。
私程度のレベルで考えつく『不確実性』ですが・・・。

プレート境界型の場合、ひずみエネルギーの蓄積が限界に達した時にリバウンドが生じ、地震が起こると仮定して。

そのひずみエネルギーが蓄積している箇所が、必ずしも1か所ではなく、面方向・深さ方向に数ヶ所存在すると考えられます。
また、ある箇所のひずみエネルギーを解放するのが1回でリセットする場合と複数回に分けて解放することもあり得ます。

例えば、100年に1回程度発生する地震があったとしても、それが300年蓄積されたひずみエネルギーが複数回に分けて解放されたものなのか、100年蓄積されて解放されたものなのかは判別できないと考えます。

余震についても、残存するひずみエネルギー解放なのか、他のひずみエネルギー蓄積箇所を誘発したものなのかは判別しにくいですよね。

これが、内陸直下型活断層の場合、火山活動型地震になると、もっと分かりにくくなると思います。
特に、前兆すべりのような現象の感度分析もままならず、予知技術が格段に低下してしまいます。

何が言いたいかというと、やはり何年に1度とか確率計算の類の議論は、現在の地震学の知見ではまだまだ解明されていないということです。


       

No.28382 RE:○年に一度 投稿者:伏龍 投稿日:2011/09/14(Wed) 00:03

過ぎた話なのかもしれませんが,遅ればせながら...
1000年に一度の地震が来た翌年に,999年に一度の地震が来たら?
もしくは,1001年に一度の地震が来たら?
と,単なる確率論ですが.
rand関数使っても,それくらいの偏りは発生します.

ちょっと無責任なコメントになりますが,一旦ココまで


       

No.28383 RE:○年に一度 投稿者:伏龍 投稿日:2011/09/14(Wed) 00:07

少し,スレの題意とはズレますが...
もう1つ,かき混ぜます.

1つの線引きとして,ここまでがハード整備としての一定ライン.というものが必要とするのも分かる.
ただ,ソフトとハードって,両面見る必要があるけども表裏一体なのか?
境界はないのでは?
ハード整備したらそこにソフトは不要でしょうか?
それは違いますよね.
台風12号災害では,輪中堤で安心して逃げ遅れたって記事もあった.
輪中堤を整備した後,その次の段階でどう避難すべきかを国は考え,提示し,安全安心へ導くべきだと.
非常に興味深い記事だった.

地域を知る事が一番大事.
その土台の上に自分たち家族の生活がある.
それを守るためにハードとソフトそれぞれのアプローチがあるけれど,
生活する上では,ハードだろうが,ソフトだろうが境界線はない.
「地域を知ること」
その言葉の奥は非常に深い.
技術者として,住民として,そのそれぞれの立ち位置で「地域を知る」ということ.
特に,技術屋は,この2つの立ち位置から見た複眼思考を活かすべき.

九州の某河川では,輪中堤整備が多数あるが,その整備対象高はダムありだったはず.
ダムなしの現状では・・・
輪中堤整備しても避難すべき場合が発生するけれど,その判断・手段は?
って部分.

ハードという基盤があった上で,生活上どう利活用するかというソフトの対応.
新たにハード整備をしたから,その分,ソフトは安心していいか?
そうではなくて,新たに変わった現状に対して,さらに柔軟に対応して,ソフトをフィットさせるべき.
50mの防波堤を作ったとしても,
有事の際にどう逃げて生き延びるかを考えるソフトが,常に有効な状況であってほしいし,
家族にも,そう伝えたいと思う.
地震だけでなく,土石流とかが来た時にため込んでしまう可能性だってありますから.

まったく技術論がなく,思想のみで申し訳ないですが,
技術視点のみに偏重するのではなく,住民視点も確保する話として,
一石投じることができればと思います.


       

No.28384 RE:○年に一度 投稿者:伏龍 投稿日:2011/09/14(Wed) 00:14

これで,最後.

そのうえで,あえて,非技術者っぽい観点になりますが,
例題というか1つの考え方として,異論反論歓迎します.
忌憚なき意見を下さい.

100年に一度ってキリが悪い.
50年に一度もやや微妙.
30〜40年に一度くらいがまぁまぁ.
20年に一度だとちょっと多い.
そんな感じです.

なぜか?
災害経験は教訓として継承された方がいい.
小学生くらいの子と,40前後の親.
そんなセットが被災経験を持つと,生きていく術を継承する上では,ちょうどいい.
それくらいの頻度で,被災経験するハード整備だと,ソフト対応に重要な危機感が,必然的に維持される.

もちろん,そんな考え方では,守れるのはせいぜい人命だけの話で,資産や生活基盤が守れないって話ではありますが・・・

100年1000年をカバーするハード整備によって,人々が安心ボケしても困る.
そんなスパンなら,想定外の外力で壊れることも十分あるわけですし.
つまり,1年確率だろうが,100年確率だろうが,それにフィットしたソフトは必要と思います.
どんな構成比であろうと,剛性体のハードを塑性体のソフトがセットで必要な防災力を満足すべきかと.


       

No.28385 RE:○年に一度 投稿者:地方コンサル 投稿日:2011/09/14(Wed) 08:35

あくまで理想論ですが、、、
通常の設計業務で行っているように、地震プロセスのシミュレーションモデルを組み、必要な検討条件を設定し、予測もしくは時間軸の設定ができないものかと考えます。
例えば、プレートには一定の沈み込むエネルギーがかかっているので、岩盤ひずみを参考に弾性領域を数パターン設定するようなイメージ。
当然数パターンの非線形モデルになるので、等価線形解析と過去のデータより適切な弾性領域を設定する。
これを縦軸にひずみ、横軸に時間という感じでグラフ化し、どのくらいで降伏状態(○年に一度の地震発生)に至るかを想定すると言った感じで。。。

数パターン行えば、時間軸の感覚が分かりそうなので、地震に対する一般の方の理解度も深まると思うのですが(^^;;

まー 簡単に棒グラフでもタイム軸は分かるのですが、個人的にはひずみ曲線をインプットする方が、どのくらいのエネルギーの蓄積で大規模地震が発生するかなど、総合的判断が出来るような気がしてます。

設計条件等の課題は山済みですが(笑)


       

No.28386 RE:○年に一度 投稿者:伏龍 投稿日:2011/09/14(Wed) 09:11

APECさんのNo.28374
「原因事象の発生確率を論ずることをせずに、結果事象である被害の発生確立を論じるのはあまり適当でないと考えます。」
ごもっともだと思います.

また,コセハンさんのNo.28357
「確率分布を「二項分布」といい、試行回数が多く、低い確率のもとでは、昨日のポアソン分布に収束」
という話もその通りと思います.

現に,河川などでいう10年確率も確率0.1が10年の間に0回,1回,2回・・・超過するとして計算し,確率密度の累積すると,10年で1.0になります.
もともと,10個のデータの最大で1/10です.
では,2番目に大きい値は2/10=1/5で5年確率か?とはなっていないはずです.10年で2番目は,9年で1番目みたいな位置づけであって,10年で2番目の値が,10年で1番目の半分の規模ではなかったかと.
規模と確率を混同してしまうと,ややこしくなってしまいます.

となるので,シャトルさんの「被害発生確率」の話も筋が通るのかと思います.

その辺の考えるべき順序の整理は必要かもしれません.
皆さんが言われるように,周期なのか確率なのかの話もそう.
セコハンさんのNo.28371
「過去の活動」が明確か不明なのかの境目です.

ただ,現状として,単純な周期で予測できる地震ではありませんので,過去の活動が不明な場合のポアソン過程を用いるとなると,確率論になります.
この際に,用いた確率論を周期と混同すると話は折れます.
この次に来る話が,被害発生確率を目安にどう整備するか?となるのではないかと,私は感じております.いかがなところでしょうか?


       

No.28391 RE:○年に一度 投稿者:エジプト 投稿日:2011/09/20(Tue) 17:52

 22日に野田総理大臣が国連の「核の安全性と安全保障に関するハイレベル会合」に出席するというので、同会合の文書を読んでみました。

 自然災害に対する核の安全性と安全保障の項目では発生の予測強化が重要と書いてありましたが、地震等の発生確率等の具体的な記載はなかったです。

 技術系の文書ではなかったからでしょうか。

 今回の被災地は半年経っても情報不足、あるいは時間経過とともに必要とされる情報が刻一刻と変化していき、それに誰もが追いついていないという感じです。


       

No.28402 RE:○年に一度 投稿者:まったりラーメン 投稿日:2011/09/21(Wed) 20:02

 以下のようなニュースが載っていました。

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110921-00000222-yom-int


       

No.28403 RE:○年に一度 投稿者:伏龍  投稿日:2011/09/23(Fri) 23:54

スレタイに反してしまいますが,
予測するよりも先に,すぐできることに力を注いで,防災減災効果を高める方がいいかと.

地震に備える0次行動
地震に対処する1次行動
津波に備える2次行動
原発に備える3次行動
そんなものが日本には必要なんじゃないかと.

まずは,地域を知ろう,防災グッズなど備えをしよう.
地震時の避難行動原則を確実にしよう.
地震の次は津波がくると思って,高台に逃げよう.
北海道などは,積雪時にここまでが道路って境界が分かるように棒が吊るして?あったように,
ココが,TP30mだよ,TP40mだよって表示をしてあるといいですよね.
あまり知らない場所に仕事とかでいる可能性もあるわけで,
そんなときの避難行動のために,そういった標識があるとありがたい.
津波に備えるために,それらの標識を頼りに高台へ避難.
そして,原発.
何が起きるか分からないけれど,避難が必要な住民には有事の際に逃げることしかできません.
止めることなんてできませんから.
なので,原発のある方向,風向きを知って,どう避難するかをあらかじめ考えておく.
とかね.

「被害軽減のためにソフト対策を事前実施」
確かにそうなのですが,
「被害軽減のためにソフト対策」というか
「ハードをソフトで補完」ではなく,「ソフトをハードでサポート」っていうくらいに,
「逃げること」を優先事項にして,逃げる時間やルートを確保するためのハードで補完.
そっちを少し強調したいほど,世の中は,ハードに頼り切っている気がします.

だから,政府は,
震度5以上が観測されたら,
国民は皆,津波に対する退避行動を取るような仕組み・体制の構築を,政策として打ち出してもよいのではないかと思う.

世の中,少し,ハード整備に偏りすぎている気もしないでもない.


       

No.28404 RE:○年に一度 投稿者:セコハン 投稿日:2011/09/24(Sat) 21:08

先日の台風15号における首都圏の混乱(帰宅難民)を考えると、
3月11日の震災の教訓が活かされていないように思えました。

24時間前から台風の進路が分かっていて、鉄道が止まることも分かっている中で、
わずか9ヶ月の間で学習が忘却されていることが明白でした。
それは、政府、報道、交通会社、そして国民一人一人です。
「首都圏交通は○○時から全ストップします」とアナウンスをすべきであったと考えます。

大震災の被災地復興においては、漁業・農業など「生活基盤第一」であることは心から理解できますが、
一方で自分の子供、孫、のために敢えて高台に移住することを受け容れてほしいと願っています。


       

No.28405 RE:○年に一度 投稿者:伏龍  投稿日:2011/09/24(Sat) 23:11

河川では,洪水と地震が同時生起しないことを前提にしています.
確かに,確率的には,なかなか同時生起しないと考えた方が合理的なのでしょう.
ハード整備するうえで.です.
今回の台風でも,ほぼ近い時間帯に地震起きてはいるんですよね.
地震によって堤防が崩れ,そこに,洪水が重なると・・・大水害.

そんなことはわかっている.
もし,それが起きても,想定外.
だから,甚大な被害を受けても止むなし.
それでいいのか?

そんなことを回避したいなら,自分の生活圏をよく知るべきです.
どんなリスクがあるのか知って,何かが起きたらどう対処すべきか備えなくては.
自分も自分の家族もそれを知っていることが必要です.
大雨の時,大雨が懸念される時に,地震来たら,どう逃げて生き延びるか?
そのあと,津波の心配は?
備えることが一番大事で,ハードはその次.
そうあって欲しいです.


       

No.28407 RE:○年に一度 投稿者:ソフトコンタクト愛用 投稿日:2011/09/25(Sun) 11:15

今回の台風でも避難勧告がでていても、避難した人はごく一部でした。たぶん大丈夫だろうという正常性バイアスが働きます。

それから速やかな避難が困難な高齢者等もいます。ですから、被害をできるだけ抑制する「ねばり強いハード施設」が基本であることは間違いないでしょう。

だからといって、ソフトよりハードだとは申し上げませんが、着実なハード整備は大切です(これを土木技術者が考えないと誰もやってくれません)。もちろん、自助・共助・公助など地域防災力を高めるようソフト対策にも力を注いでいくことはいうまでもありません。


       

No.28408 RE:○年に一度 投稿者:セコハン 投稿日:2011/09/26(Mon) 23:07

ソフトの充実は大事なことです、
が、災害時にそれを実行するためには、たゆまぬ対応訓練が必要です。
訓練が不十分な場合は、ソフトに依存することはできないと思っています。

人間の意識レベルの分類:
Phase0(居眠り状態?)、
Phase1(まったりとした状態)、
Phase2(普通に行動している状態)、
Phase3(興味深いことに興奮している状態)、
Phase4(パニック状態)

緊急時に求められる人間の意識は、「Phase2」です。
Phase3の意識レベルは(ウルトラマンと同じく?)数分でPhase2に落ちます。
その落ち込みを防止するのが、日常の訓練です。
しかしながら国民の一人一人が毎日訓練をするわけではありませんから、
やはりPhase2で対応できるハードが必要となるのだと、私は考えます。

(週刊誌報道ですが)自衛隊員3名が津波に巻き込まれて泳ぎながら、何人もの人命を救助していたという逸話は、日々の訓練があってこその話になります。
(先日、防衛省の友人に確認したところ、その報道は事実なのだそうです)。


       


No.28387 土木学会上級土木技術者口頭試験 投稿者:なんちゃって技術士 投稿日:2011/09/16(Fri) 21:24 [返信]

技術士の話題でなくすいません。
土木学会の口頭試験ってどのような内容でしょうか?
技術士と同じようなものですか?
受験された方が居りましたら教えてください。


       

No.28388 RE:土木学会上級土木技術者口頭試験 投稿者:パピ 投稿日:2011/09/17(Sat) 10:26

建設部門の技術士ですが、別部門で1級の口頭試験を11月に受けます。
上級を受けた方に聞くと、技術士試験とほぼ同じような質問内容だったそうです。
ほとんどが願書に書いた経験論文の質問だったそうです。


       


No.28308 東北支援 技術的体験論文セミナー開催のご案内 投稿者:勘介  投稿日:2011/08/28(Sun) 17:41 [返信]

 Apec-semiの体験論文セミナーがApecさんの都合で開催されないことから、勘介caféの東北支援として、体験論文セミナーを、仙台にて下記の要領で開催します。対象は、建設と総監としますが、他の部門の方も参考になると思いますので、よろしければどうぞ!定員は、45名程度として先着順とします。希望者には、この後個人面談(近くのファミレス等:飲み物代等は実費)も、私の時間の許す限り行います。これは、4-5名でしょうか?当然、先着順とさせていただきます。
 1.日時;平成23年9月18日(日曜日) 9:00〜12:00 (会場確保の関係で、時間が早くなっています。)
 2.場所;仙台福祉プラザ
 3.参加費;無料
 4.資料;参加者に23年度版資料をPDFで送信します。資料は、建設と総監をまとめて一緒にしています。資料のみ希望は、受け付けません。(講義の内容と合わせて1つの資料になると考えています。)
 参加希望者は、 9/11(日曜日)20:00までに連絡kamishita-3081@pop.kcv-net.ne.jp
をください。、詳しい案内等をいたします。不明な点は、遠慮なく連絡願います。


       

No.28323 RE:東北支援 技術的体験論文セミナー開催のご案内 投稿者:コチタロ  投稿日:2011/08/31(Wed) 22:07

こんにちは,コチタロです.
まずは勘介さん,無料筆記試験対策セミナーから始まり,東北を応援して頂き,ありがとうございます.
東北の技術者を代表して,お礼申し上げます.
何度も申し上げますが,私も参加したかったです・・・.
次回はぜひとも!

さて,受講をお考えの皆さまへ.
今の時期,勘介さんのセミナーを無料で,かつある程度ゆったりした会場で受けられることはこの上なく有益と思います.
会場は駅から近いので,東北の場所によっては前泊が必要となりますが,便利がいいと思います.
技術的体験論文のモチベーションが上がらない方はそれを上げるためでもいいと思います.

☆がんばろう!東北☆


       

No.28378 RE:東北支援 技術的体験論文セミナー開催のご案内 投稿者:勘介 投稿日:2011/09/12(Mon) 22:35

勘介です。
 東京と大阪でセミナーを開催しましたが、支援講師の方が口をそろえて仰ったことが、今から体験論文は準備をすべきである、そして、今年初めて受験された方は皆さんどのようにして体験論文を書けばよいのか判らないということでした。
 仙台のセミナーはまだ定員まで余裕があります。会場確保の関係で時間が早いのですが、ぜひ多くの方が参加されることを望んでいます。そして、色々な方と交流をして皆さんの人の輪を拡げていただけばとも思っております。9/11までとしていましたが、9/15の20:00までならOKです。9/16からは福島に出張ですので・・・。
 当日の飛び込み参加も有りとしたいところですが、資料の用意ができませんので、これだけはご容赦願います。


       

No.28381 RE:東北支援 技術的体験論文セミナー開催のご案内 投稿者:sonny 投稿日:2011/09/13(Tue) 19:17

勘介さんへ

私は遠くて行けませんが、ご活躍を期待しています。


       


No.28377 一次試験の科目免除について 投稿者:yuuki 投稿日:2011/09/12(Mon) 20:27 [返信]

私は、H15年度に一次(A部門)、H20年度に二次(A部門)を受験し、合格しております。
今後、B部門(二次)を受験するにあたり、B部門の一次試験を受けてみようと考えております。
(受けなくても二次受験が可能なのは知っています)
そこで、技術士会に免除科目を問い合わせたところ、共通科目のみ免除(免除要件有)と説明を受けました。

H15年度以降に二次合格をしているこのようなケースでは、基礎科目は免除にならないか疑問に思っています。免除にならないなら勉強しますが、どなたかご教授していただけないでしょうか。


       

No.28379 RE:一次試験の科目免除について 投稿者:イチロー 投稿日:2011/09/12(Mon) 23:03

技術士会が言うなら,信じたらどうかという意見も来そうですが,私も若干ですが,「?」マークが出たの
で平成23年度の1次試験実施要領を確認しましたが,

http://www.engineer.or.jp/c_topics/001/001239.html

--------------以下引用------------
6.試験の一部免除
(1)所定の学歴又は所定の国家資格の保有者(下記関連ページ〔免除要件:技術士第一次試験の一部免除〕
をご参照下さい。)は共通科目が免除されます。
(2)旧制度で第一次試験の合格を経ずに(既にいずれ
かの技術部門について)第二次試験に合格している者が、第一次試験を受験する場合、次のとおり試験科目
の一部が免除されます。

A 第二次試験の合格した技術部門と同一の技術部門で第一次試験を受験する場合
⇒基礎科目、共通科目、専門科目が免除

B 第二次試験の合格した技術部門と別の技術部門で第一次試験を受験する場合
⇒基礎科目、共通科目が免除

•第一次試験を合格した者が第二次試験を受験する際は、第一次試験で合格した技術部門を含む全ての技術
部門を受験することができますので、通常は免除科目の多いAでの申込みになります。

--------------引用終わり------------

(2)Bが当てはまりそうな気がしますが,(2)には「旧制度で」と書かれておりますし「1次試験を経
ずに」とも書かれております。

平成20年に2次試験合格であれば,新制度になりますから,このまま読みますと
(1)の方が適用され,学歴か持っている資格で判断されるのではないかと思います。

なので,共通科目のみが免除で妥当なんですね。
ちょっと,納得がいかない気もしますが,書いてあるので仕方ないですね。


       

No.28380 RE:一次試験の科目免除について 投稿者:yuuki 投稿日:2011/09/12(Mon) 23:18

イチローさんありがとうございます。
私もそのページを確認しましたが、このようなケース(新制度で二次合格)で基礎科目を免除となった方がおられるのでは?と思い投稿しました。
基礎科目を勉強したいと思います。


       


No.28195 建設部門で震災関係出題されず 投稿者:シャトル 投稿日:2011/08/19(Fri) 00:04 [返信]

そろそろお盆休み気分を払拭して、経験論文の作成に取り組もうと思っています。
(一般、専門ともあまり自信ありませんが)

さて、今年の一般問題ですが、東日本大震災の関係が出題されませんでしたね。

被災地の復旧・復興のあり方、今後の震災・津波に備える防災・減災のあり方、設計指針・基準の見直し、安全設計と過大設計をどう考えるか等々

建設部門にとって最重要の今日的課題だと思います。

なぜ、今年出題されなかったのか、不思議です。

理由として、「現時点では解答に対する採点基準が明確でないため、試験問題に馴染まない。」とよく聞きます。

本当にそのような理由で、出題されなかったのでしょうか。それとも、あえて出題しなかったのか。

真相はわかりませんが、技術士建設部門の試験として、これで良かったのでしょうか。

私は、色々な意味でかなり失望してしまいました。
(予想が外れたという理由でなく。)

何かご意見があれば、聞かせて頂きたいです。


       

No.28196 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:CNK 投稿日:2011/08/19(Fri) 01:19

シャトル様

私は建設部門ではありませんが、これはあくまでも「試験」であることを考えると、必ずしも震災関係が出題されなければならないことはないのではと思います。

今年は例年と異なり、大きな災害が発生しました。これは試験のテーマとなり得るのでは?誰もがそう予想すると思います。そして答えを準備してくるでしょう。

予想されることをそのまんま出題するのが、はたして試験としてどうなのか、例年ではそんなに簡単に問題の予想なんて出来ないでしょうから、例年との整合性はどう図るのか?という問題点もでてくると思います。
今年はたまたま震災が起こったから震災について回答を用意したら合格・・・というのも、試験としてはなんだかな、という気がします。試験の難易度はあくまで毎年変わらないのが公平であるし理想であると思います。現実は難しいですが。

試験の目的はあくまでも受験者の実力を計ることですから、そういう意味も含めて、もし私が出題者だったなら・・・と仮定して考えてみると、やはり震災関係の問題は、あえて出さないかもしれません。少なくとも今年は。


       

No.28204 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:まっぎょ 投稿日:2011/08/19(Fri) 12:32

総監の前文で東日本大震災の話題が出題されているので
一般では課題を変えたのではないですかね?

技術士会が震災を無視しているわけではないです

まあ財源不足のなか社会資本整備をするのは
震災が起きたから考えなければならないわけではなく
これまでも問われてきた課題で今後も続くテーマです.

しかもあなたの意見を述べよなので,
これって一般で勉強してきたこと
なに書いてもいいじゃんと思ってしまいました!
震災で勉強できなかった受験者への配慮かと


       

No.28241 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:シャトル 投稿日:2011/08/21(Sun) 21:23

原子力・放射線部門において、時勢を読んだ勇気ある出題がなされていますね。

おそらく、原子力・放射線部門としての正解はないと思います。

エネルギー政策における国民的コンセンサスにまで波及するため、政治的課題が大半を占めるように思われます。

受験者の方は、解答にあたり悩まれたのではないでしょうか。

現在の世論の流れは、「脱原発」及び「自然エネルギーへの転換」です。

我が国の社会構造を大きく転換する話になる一方、当該部門では、「原発」は我が国のエネルギー源として必要不可欠と位置づけているはずです。

国民目線で解答した場合、原発を衰退させていくことになります。
当該部門の産業に携わる技術者の目線としては、「原発」の安全性能を見直し、原発を推進する考えになります。

もし、受験者の中に勇気を出して「原発を賢く衰退させていく」という方向で解答した方がいらっしゃれば、その方こそ、今後の当該部門における真の技術士にふさわしいと思います。

国民目線からは、建設部門においても、受験者に予想されようが何をされようが「今後の地震津波対策」あるいは「今後の復興まちづくり」をテーマに出題して頂きたかったです。


       

No.28243 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:シャルル 投稿日:2011/08/22(Mon) 00:04

別スレでも自分の意見と合わない人を攻撃していますが、人の意見も試験も自分の思うようにしてほしいと考える人のようですね。
さらに自分の言うことを理解してくれる人が素晴らしい人で、理解してくれない人が見下げた人だということのようです。
そりゃあそうすれば都合がいいですから、人間誰しもそのほうがいいと思うに決まっていますが、そういうことを心の中に留めずに掲示板で公表するような行動をとる人間のことを「子供」というのですよ。
技術士になる前に社会人になってください。


       

No.28245 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:ロヂャ 投稿日:2011/08/22(Mon) 00:49

これは試験なのだから、意識すべきなのは国民でなく採点者なのでは?
今年の場合、現段階で様々な意見のある震災関係の設問は極力選択しない方がよかったでしょう。
私の上司は、業務遂行能力的にも人間的にも立派な方ですが、こういう割り切りができないので、いつまでも技術士に合格できないように思います。
まずは合格して、それから技術士として自分の理想を実現できるよう頑張りましょうよ。


       

No.28246 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:技師A 投稿日:2011/08/22(Mon) 03:07

問題文では、震災関連に言及はしていなかったですね。
震災関連を絡めて、総合的に答えることは可能だったと思いますので、一概に震災関係の出題はされなかったとも言い切れないような気がします。

原子力の問題は、ずばりの問題だったのですね。
短絡的にゼロとするには、それなりの損失を伴うし、まさしく総監的視点がなければ、問題は特定できないような気がします。
ヒステリックに原発反対!なんて、専門家としては間違ってもできないでしょう。
エネルギー問題をどうするかといったもっと大きな問題があるのですから。どういった回答になるのか、興味があります。


       

No.28251 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:zzz 投稿日:2011/08/22(Mon) 23:19

どっかの人が3日ほど前に漏洩めかしく震災関連の予想問題を掲示板に掲載したので、急遽問題を変えたのかもしれないと思ってます。たぶん、漏洩もあるでしょうし、それに備えて予備の問題も作っているでしょう。深読みしすぎでしょうか。

       

No.28252 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:蜘蛛の糸 投稿日:2011/08/23(Tue) 07:32

深読みのしすぎだと思いますよ。
多分刑務所とかに何ヶ月も前に発注してるんだろうし・・・


       

No.28266 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:xyz 投稿日:2011/08/23(Tue) 19:00

技師Aさんもおっしゃっていますが、震災関連を絡めて答えることは可能だったと思います。そもそも今回のような大震災では、非常に多岐に渡る影響を残しており、誰も基準がわからない状態にあります。

そのため、あえてオーソドックスな出題にして、各人が震災を踏まえてどう考えるかを問うているのではないでしょうか?
(採点者の意識には震災関連がある場合もあると思うので)

ただし出題には「震災を踏まえて」という記述が無いので、震災関連を絡めなくても良いと思いますが。


       

No.28267 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:今回だけは匿名 投稿日:2011/08/23(Tue) 19:24

試験はあくまでも個人の能力(要領の良さ?)を判断するものなのではないでしょうか?
仮に震災関連の問題が出されたとして、優秀な回答を書いたからといって
それが復旧・復興策に反映されるでもないでしょう。。。
失望する意味が分かりません。
やっぱりアテが外れたという感情がベースにあるのでは?
失望する暇があるのなら、復旧・復興を推し進めるために頑張りましょう。


       

No.28268 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:他部門ですが・・・ 投稿日:2011/08/23(Tue) 19:49

私は他部門の受験生ですが、

筆記試験から二週間が経過し、合格しているかどうか不安な状態で、

口頭試験の準備を始めた方も多い中、

未だに「建設一般の出題テーマ等」に固執しているスレ主様は、

この掲示板でどのような回答を欲しているのでしょうか?

「やはり震災関連の出題がされなかったのはけしからん!」

「維持管理をテーマにした問題だ!」

という、自分の考えに迎合する回答を求めているのでしょうか?

私も「今回だけは匿名」様と同じく、

予想問題が外れてしまったという感情論が根底にあるような気がしてなりません。

口頭試験に向けて、前向きで建設的でモチベーションが上がるような掲示板であってほしいと思います。

私も昨年の試験では、見事に予想が外れ、本番で慌てふためきましたが、

必死になって書き上げ、奇跡的にも合格できた一人です。

スレ主様も、同じようにショックを振り払いながら懸命に書き上げたのではないでしょうか?

結果はまだ見ぬ採点者さんに任せ、気持ちを切り替えていきましょう!


       

No.28270 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:t 投稿日:2011/08/23(Tue) 23:13

なんで受験者が出題内容の善し悪しを議論してるんですか。
いい笑いものですよ。


       

No.28271 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:地方コンサル 投稿日:2011/08/24(Wed) 08:10

討論会ならまだしも、、、
資格試験ですからね(^^;;

国家資格であり、一応業界からは「一人前」と認められる目安の試験だから、「震災」、「災害」、「維持管理」等のどの問題(話題)でも書けなければいけないと思います。
いつ、どこで、誰に聞かれても、最低限は答えられる知識がないと、技術士と名のれないのでは???
あくまで私達は受験者ですから。。。

余談ですが、口答試験時に「やはり試験官はスケールの大きな仕事、研究等やってるな」って、実感させられた人も多いはず(^^;;
出題する際も、そのような知識人が協議して最終結論が出てると思うので、出題内容に問題ないと思います。

個人的には、逆に今年の建設一般は非常に素直で、高得点が狙い易い内容だったと思いますが。


       

No.28275 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:シャトル 投稿日:2011/08/25(Thu) 00:58

既技術士の方の貴重なご意見も含め、今後の参考になることが多いです。

受験者である立場上、「試験問題のことをあれこれ意見するな。」的なご意見が多いように感じました。

技術士試験というものが、非常に権威あるものだと再認識させて頂きました。

技術者、受験者、以前の一国民の立場からは、「技術士というものが、もう少し開かれた試験であってほしいな。」という思いです。

そして、建設業界に身を置き、「今般の大震災による被災地の復興及び今後起るであろう大震災への備え」について、今後とも携わっていく者としては、問題テーマでなくとも震災に係る何らかの文言が書いてあってほしかったです。

今回、受験しなくとも同じ思いを抱いていました。

何と言いますか、それだけ「技術士に期待するものが大きかったから。」なのかもしれません。

今般大地震の被災地復興は、阪神大震災に比して非常に復興スピードが遅いです。

がれきの撤去・処理が精一杯で、未だインフラ分野の復興はほとんど着手されていない状況です。

現政権の対応もあまり良くないため、復興に必要な政策決定・法改正等がスムーズに進んでいないのでしょう。

何とか補正予算の目途は付いたので、肌寒くなる頃にはインフラ分野の計画あたりから始動していくものと思われます。

私も被災地の復興のため、少しでも役立てるよう精進していきたいと思います。


       

No.28276 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:信州林檎 投稿日:2011/08/25(Thu) 02:10

「開かれた試験」ってなんなんでしょうか?
たとえばこういう試験、というお勧めがありましたら参考までに紹介ください。

私は国家試験とは、公平性や難易度が適正であることが大事なんじゃないかな〜と思います。



それと試験問題に震災関係の内容が出題されることと、技術士への期待の大きさの関連性が私にはわかりませんでした。

私は技術士の資格の有意性を計るのであれば、実社会における個々の技術士の活動内容がどうなのか、とか技術士会の活動内容がどうなのか、で判断されるべきではないでしょうか?

試験の出題内容だけで、どういう資格かを判断されるのは尚早かと思われます。

例えば、司法試験で(どんな内容の試験かは知りませんが、仮に…)話題となっている公判のことが出題されなかったとしても、弁護士や検事に対する期待というものは変わらないのではないでしょうか?



強いて言えば、仮に技術士にどんな印象をお持ちになろうとも、シャトルさん自身が技術士となった暁には、その目指す理想像を具現化すればよいのではないかと思います。

筆記試験が終わったばかりですね。
まだまだ先は長いですが、がんばってください。


       

No.28277 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:おつ 投稿日:2011/08/25(Thu) 07:34

 一般的な資格試験はある程度明確な正解がある。これに対して技術士試験は明確な正解がない。

 私は試験当日に,「どっからでもかかってこいやー!」と思って受験しています。シャトルさんもそんな感じの人ではないでしょうか。

 震災についてなんとかしたいと真剣に考えている人にとってみれば少し拍子抜けした感じの問題だった。しかも,問題文にあいまいな点があり,そんなことで自分のありったけの想いが(試験回答として)否定されるかもしれない。。

 試験での戦いを楽しみにしていたシャトルさんにとっては,「もっと,真正面からかかってこいよ〜!」って感じだったのかと。

 と,勝手な解釈をしながら見てます。そして,おそらく近いうちにシャトルさんは合格されることでしょう(^^。応援してますよ!

 ちなみに「もっと開かれた試験に」というのは思ってることとは違う失敗発言じゃないすかね?そりゃー,みんなに攻められ続けてれば少し混乱することもあるでしょう。

 以上,余計な感想を書いて見ました。


       

No.28278 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:胡椒 投稿日:2011/08/25(Thu) 08:23

>建設部門に携わる技術者として、このような我が国の社会資本と経済社会の現状を踏まえ、今後の社会資本整備における課題を3つ挙げ、その内容を説明せよ。
>また、これらの課題に対してどのように取り組むべきか、あなたの意見を述べよ。

上記の問題を選択して、「平成23年3月11日の東日本大震災を踏まえて、社会資本整備のうち特に防災・
減災について述べる」とすれば、可能ですよ。
問題を嘆く前になぜ、そうしなかったのですか?

私は、今年の建設一般は良問だと思っています。両方ともひさびさ、大上段から建設の問題を
問ています。それをなげく意味がわかりません。

なお、今年は災害を出さないほうが、資格試験としては、適切だと思いました。結局、人それぞれ
により考え方は違うと思います。


       

No.28279 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:シャトル 投稿日:2011/08/25(Thu) 14:00

昨日から休暇中です。

この投稿は、業務時間中ではありませんのでご心配なさらないで下さい。
また、1週間程前から経験論文の作成にも取り組んでいます。
(来年のリベンジにと思いながらですが・・・。)

「開かれた試験」という表現は漠然とし過ぎていましたね。
司法試験と比較する意見がありましたが、私は司法試験は、数年前の司法制度改革によって、より国民に近い司法を目指して試験制度も相当な改正が行われたと認識しています。試験制度についても、国民目線からの議論がかなりあったと考えています。

技術士も健全な国民経済の発展に寄与するためであるのなら、試験制度や試験問題のあり方に関して、国民目線からの幅広い議論があっても良いのではないかと考えているだけです。

技術士でもない受験者の立場で、「何を偉そうなことを言っているのだ。」的な雰囲気がかなりあるなと感じています。そのような雰囲気が、封建的な閉じた世界に導いてしまうおそれがあると考えています。

皆さん、色々な立場や顔からの思いや考えがあるのではないかと思います。

私は、受験者の顔としては、「人によりこんなに問題文の解釈に相違が出るのは厄介だな。」という思いです。
建設業界に携わる顔としては、「今般の大震災について何らかの言及をした問題文であってほしかった。」という思いです。
一国民の顔としては、「今般の大震災に関連したテーマにし、広く受験者にもこの国難を真摯に考える契機としてほしかった。」という思いです。

胡麻さん

私の問題文に対する解釈は、受験中・受験後も「厳しい財政状況下で膨大な社会資本ストックの維持管理・更新をどうするのか。」というものです。

しかしながら、他スレでの様々な意見を伺い、「幅広く社会資本整備の全般を解答すべき」という解釈も十分あり得るものと自分の中で消化しています。

ただ、私は試験中、「問題文から出題テーマを考察」したうえで、社会資本整備全般の解答もあり得ると一瞬思いましたが、色々な意味でそれは回避しました。

その理由は、出題テーマから課題を設定するまでのプロセスを説明するに際し、非常に丁寧な説明でないと「論理的考察力」が評価されにくいという思いがあり、その「リスク」を取りたくなかったからです。

また、仮にその丁寧な説明ができたとしても、その説明に相当紙面を費やすこととなり、「課題解決能力」を提示する紙面が少なくなると考えたからです。

他スレでもご意見のあった「視野の広さ」あるいは「見識の広さ」についてですが、一般問題が”部門全般における”を評価することは知っていますが、私は、この”部門全般における”というものが必ずしも社会資本整備全般の施策分野(防災、環境、国際化等々)を意図してものとは考えていません。

なぜなら、昨年、一昨年の問題文は、問題テーマを限定していました。そのため、解答は社会資本整備の施策分野全般というものにはならなかったと思います。

ですから、一般問題での”部門全般における”というのは、与えらた問題テーマから”部門全般”を見渡したうえで、的を得た課題設定とその問題点抽出及び解決策の提示ができるのかを問うていると考えています。


>上記の問題を選択して、「平成23年3月11日の東日本大震災を踏まえて、社会資本整備のうち特に防災・
減災について述べる」とすれば、可能ですよ。

可能なのは分かります。しかし受験者としては、かなり「リスクが高い」と考えられます。
私はそんな勇気はありませんでした。

”特に防災・減災について”解答するということは、課題3つとも防災・減災にするということですよね。

前文とのつながりは、どうするのでしょうか。
ご教示頂ければ、勉強になります。


       

No.28280 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:胡椒 投稿日:2011/08/25(Thu) 21:05

>@これらの社会資本は老朽・劣化が進行しつつあり、今後、社会資本の高齢化が急速に進行する事態に直面することになる。
>Aまた、我が国の経済社会は、人口減少や少子高齢化の進展に加え、厳しい財政状況にあることから、社会資本への投資額が抑えられる状況が続いており、かつてのような右肩上がりの投資を期待することは困難である。
>B建設部門に携わる技術者として、このような我が国の社会資本と経済社会の現状を踏まえ、今後の社会資本整備における課題を3つ挙げ、その内容を説明せよ。
@更新もあるし、いまだ社会資本整備にはお金はかかる
Aお金はない
Bならどうする?

1)上記で考えて、更新は必要だが、「国民の安心・安全」はもっとも優先すべき
2)ただし、お金がないから、@○○、A××、B▲▲の問題がある

上記で可能です。但し、私は書こうとは思いません。ただ、問題を避難するくらいなら、
上記で論述は可能です。

それをやろうともせず、問題を否定することに違和感を感じます。


       

No.28281 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:mister 投稿日:2011/08/25(Thu) 22:36

震災関連の雑談と聞き流してください。
東日本大震災のような大規模な地震は、数百年のオーダーで起こる確率の地震です。個人の一生という観点ではほとんど遭遇しないようなものです。大部分の人間は、大規模地震とは直接関係のない時間が多くを占める一生を終えるはずです。このような観点から見れば、例えば、常時には利便性が多い海岸線より、地震時には津波の被害が少ない高台に移転するようなことには疑問を感じます。阪神大震災から10年以上が経過して、人々からそのことが薄れていっていたことからもこのことが証明されると思います。何が言いたいかというと、要は確率の問題で、地震でも交通事故でも、人間が生きている限りリスクは当然どこでもあるもので、例えば地震の恐怖ばかりを考えて生きていくわけにもいかないでしょうということです。


       

No.28282 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:被災者の住民 投稿日:2011/08/25(Thu) 22:44

misterさん

あなたの考えは間違っています。

被災されて大勢の方々が悲しい思いをされているのに。。。

もし、口頭試験に進めた場合、「東日本大震災について建設部門の技術者としてどう考えていますか?」と質問された場合、あなたは堂々と面接官にそんな台詞が言えますか?

あなたのコメントを読んで、真面目に勉強してきた受験生は、すごく悲しい思いをしていますよ。

技術士という資格は、国民の安全・安心を第一に考え、社会経済を豊かに変えていきたいと考えている人に与えられる資格だと思っています。

あなたのような方に、技術士になってほしくないです!!


       

No.28283 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:APEC 投稿日:2011/08/25(Thu) 23:17

misterさんのご意見は、一見もっともというか、合理的に見えます。単純な確率計算ですからね。
ただ、そこに「人の命」が関わってくると、やはり人は抵抗感を感じます。
技術者倫理の世界ではチャレンジャー号事故と並んでスタンダードな事例であるフォード・ピント事件が、まさにそのことを取り上げています。
http://www.pejp.net/pe/ichiji/ichiji_tekisei_episode2.htm
ぜひお読みください。


       

No.28286 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:技師A 投稿日:2011/08/26(Fri) 13:23

確率の話は、少し極端ですね。
一般的な方法を当てはめたうえで、さらに定量的に評価する方法に言及した方が良いと思います。

恐らくいろいろ考えられたうちの掴みの一部だと思いますが、
雑談として聞き流すには、もう少し付け加えなければ、
命を軽視してると言われても仕方ないと思います。


       

No.28287 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:アイスマン 投稿日:2011/08/26(Fri) 13:32

misterさんは、
「地震・震災もリスクマネジメント・トレードオフの上にあり、防災・減災だけが社会資本整備の課題ではない」
といったことを“雑談”としてコメントされたのですから。
被災者の住民さん。
そんなに目くじらを立てなくとも、そして「真面目に勉強してきた受験生」を代表されなくとも宜しいかと。

ということで、APECさんが、技術者倫理の問題・フォード・ピント事件を持ち出された意味が理解できません。


       

No.28289 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:物流機械 投稿日:2011/08/26(Fri) 20:09

一般論でも、確率論で口頭試験に挑んだら、不合格間違いないですよ。技術士に求められているのは、高等な専門的応用能力で、言い換えれば、あきらめない心です。あきらめた態度が少しでも口頭試験で出たら、一発不合格ですよ。ところで、この議論は建設部門で震災関係が出題されなかったことからスタートしていますが、技術士の二次試験は記述式なのですから問題で解答範囲から除外されていない限り震災関係も含めて解答するのは、有りですよ。技術士二次試験は、競争試験です。合格するには、自分以外の受験生とのレベルの違いを採点者にアピールする必要があります。そのことをおわすれなく記述する必要があります。

       

No.28290 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:セコハン 投稿日:2011/08/26(Fri) 21:09

リスク評価=確率×影響度において、
人命にかかわる場合の「影響度」の評価については、
種々の考え方があると思いますが、
フォードのような「企業が対策に手を抜いた」というケースは、
現在の世の中では許容されずに、致命的な社会的制裁を受けてしまうと思います。

ここでは「確率」の考え方についてコメントしたいと思います。

「1000年に必ず一度起こる」現象において、1000年目の確率を99.9%と仮定すると、
毎年に起こる確率は、0.001ではなく、0.007と見積もられます。
そうすると、今後に発生する確率は、
30年目 30%
100年目 50%
200年目 75%
500年目 97%

∴意外と近未来の確率も高いということを、ご認識いただきたいと思います。
 (自分も含めて、子供、孫の世代も危険が大きいのです)

以上


       

No.28292 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:エジプト 投稿日:2011/08/26(Fri) 22:41

 地震という未だ予測が困難な天災の確率の話に、チャレンジャー号やフォード・ビントという関係者が事前に欠陥を知っていたのを事故発生確率と利益を比較して確信犯的に無視して発生した被害に至る過程が全く異なる人災をAPECさんが持ち出しことが分かりません。

  


       

No.28293 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:VINCENT 投稿日:2011/08/26(Fri) 23:03

エジプトさん、

お考えはよく理解できます。
が、1つだけ指摘させていただきます。

地震の予知(=いつ起こるか)は不十分ですが、
地震が起こる確率はある程度正確に推測されています。

したがいまして、確率が分かっているという観点から、APECさんのコメントに大きな矛盾は無いと思われます。

取り急ぎ、コメントまでです。


       

No.28296 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:mister 投稿日:2011/08/27(Sat) 00:10

被災者の住民様
気分を悪くされたことはお詫びします。ただ、私は「雑談と思って聞き流してください。」と書いたように、技術士試験とは直接関係ない自分の意見を思いつくままに書いただけです。誤解があるようなので、補足します。
まずは、被災者の今後の復興の方向性を心配したものであるということです。今回の津波の被害を受けた地域では、高台のような内陸に居住を移される可能性もあるかと思います。震災前に地元の人々が居住していた地域は、我々の先輩・祖先が(津波の危険性があったとしても)大きな利便性があると考えた、実感した結果としての選択だと思います。この選択は、我々が考える以上に歴史的な重みがあり、賢明な選択ではないかと思います。
少し話は広がりますが、日本は地震をはじめとする天災が多いですが、その代償?としては有り余るほどの、豊かな自然という利益を受けています。天災と豊かな自然はセットのものです。個人的には、地震が少ないヨーロッパなどに移住しようという考えは毛頭ないです。(その理由はいろいろありますが、長くなるのでここでは書きません。)
根本は、極端な自然の力を完全に封じ込めようという方向に進んで、日本の豊かな自然が失われないようにという思いからきた発言です。


       

No.28299 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:エジプト 投稿日:2011/08/27(Sat) 09:43

 物流機械さんは「高等な専門的応用能力で、言い換えれば、あきらめない心です。」とおっしゃれていますが、この書き込みがmisterさんのレスのことを指しているのであれば、違うのではないでしょうか。
 
 misterさんのレスを読んで、あきらめを思わせるようなことは一言もないと思うのですが、どうでしょうか?

 また、「確率論で口頭試験に挑んだら、不合格間違いないですよ。」の書き込みにも、本当にそうなのかなと思います。

 私が口答試験で質問されたなら、確率の話をします。安全と経済的側面や住民の気持ちを比較考量する場合、その地域の特性も踏まえて回答しなければならないと思います。

 例えば、地震・津波からの隔離による安全確保と住民の生計を含む経済活動とどちらが重要かと問われれば、「地域によって対応が異なります。」と回答します。地震発生の確率が極めて低いスカンジナビア半島、ブラジル、オーストラリア(*VINCENTさんに教えてもらったキーワードで見つけたサイトの情報)において、「安全第一です」と回答すれば、そちらの方が不合格に直結すると思います。

 地震による津波の発生の可能性があるため、住民、水産業者や観光業者を内陸に住まわせれば、安全は確保されますが、不便にによる経済的損失も大きいと思います。

 2001年にイギリスで発生した口蹄疫による経済的損害は135億米ドルと膨大なものでしたが、その損害の内訳は畜産業よりも観光業の方が大きかったそうです。理由はウイルスを拡大させないため、行動規制がしかれ、湖水地方等の観光地に客が入れなかったことがあったからです。

 何を言いたいかというと安全と経済のメリット、デメリットを比較考量して対策を立てるという考え方を持っていないと口答試験は合格しないと思います。

 安全>経済、安全=経済、安全<経済を検討して(検討するのに確率計算は不可欠だと思います)、対応を考える発想があるかどうかです。

 以下は質問です。
 水産や観光業界の組織維持確保の制限、住民の生計や地元への郷愁をコントロールすることは政府でも極めて難しいと思います。技術士がコントロールできる分野ではないと思います。

 もし口頭試験で、(すくなくとも私は)出来もしないコントロールを述べた時、試験官はどう思うのでしょうか?

 総監技術士の方々のご意見を伺いたいです。


       

No.28300 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:操艦 投稿日:2011/08/27(Sat) 11:30

リスマネは、確率的思考とトレードオフです。何が最優先かの判断基準も大切です。それによって答えは180度違うと思います。

確率的思考を踏まえてのトレードオフの本質は、妥協です。これだけの大災害ですから、対策についての社会的受容性の視点も求められます。リスク特定とその対策については、政治家や行政等(技術者を含む)が住民にインフォームドコンセント(そのためのアカウンタビリティ)を行う必要があるのでしょう。

確かに、人命は、確率的思考にのらない面があります。しかし、飛行機が落ちる、列車が脱線転覆するからといって、これを利用しないという人が多数を占める訳でもありません。
あまりいいたとえではありませんが。


       

No.28301 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:物流機械 投稿日:2011/08/27(Sat) 13:44

費用対効果は技術者として日常トレードオフに悩やんでいる問題です。私が先のレスで言いたかっことは、究極的に言えば確率論を口頭試験に持ち込むと試験官につけこむすきを与え過ぎると言うことです。『安全第一』と言えばそれこそ不合格と言われていたレスがありましたが、別の事例で言い切って技術士に私はなりました。私が口頭試験をかつて受けた感想で言えば試験官に突っ込まれる可能性の高い事例は言わないにこしたことはないと言うことです。なお、今年の口頭試験は自然災害について聞かれる可能性はかなり高いと思います。

       

No.28311 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:シャトル 投稿日:2011/08/28(Sun) 23:31

胡麻さん。

>上記で可能です。但し、私は書こうとは思いません。ただ、問題を避難するくらいなら、
上記で論述は可能です。
それをやろうともせず、問題を否定することに違和感を感じます。

私は問題を避難・否定していますかね。
本当に否定しているのなら、試験で何も書かなかったと思います。

これまで建設一般では直近のトッピックス的な話題が問題として取り上げられるケースが多いと感じていたものですから。なぜ今般は、震災関係が取り上げられなかったのか疑問に感じているだけですよ。

原子力・放射線部門や下水道部門では取り上げられていますよね。
ただ、これら部門では一定の解答があるような気がします。

私の感覚では、建設部門ではやはり現時点では解答の基準が無いのではと考えています。

ですから、解答の基準が無いのに、それを課題にした解答は採点のしようがないように思います。

misterさんの話題は、技術士の試験云々とは別として大変興味があります。

技術者が、安全のためにどこまで時間とお金と労力をかけるのかという事だと思います。

震災の復旧・復興は、政策的な側面が強いため、技術者の倫理感や感情は、二の次なのではないでしょうか。

町民の大半が、漁業で生計を立てているような所で、海から遠く離れた高台で生活するようにと言ってもどれだけの町民が納得するでしょうか。
しかも、高齢の方であれば、高台の町が出来てそこの暮らしに定着するまでに何十年要すと思いますか。
とにかく早く、以前の場所で暮らし、漁業を再生させたいと思っていますよ。
復旧・復興の姿は、その町の文化・生活・産業はもちろんのこと町民の意思をどこまで尊重するのか、できるのかにかかっていると思います。
先に行政による政策的な課題があり、次に技術者による技術的な課題があると思います。


       

No.28312 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:胡椒 投稿日:2011/08/29(Mon) 08:48

>真相はわかりませんが、技術士建設部門の試験として、これで良かったのでしょうか。
>私は、色々な意味でかなり失望してしまいました。

文意からは、問題への非難が読み取れます。また、問題を否定しようが、受験者は普通
回答を書きますので、書いた書かないで判断はできないと思います・

以上、簡単ですが・・・

>震災の復旧・復興は、政策的な側面が強いため、技術者の倫理感や感情は、二の次なのではないでしょうか。

・復旧工事を円滑且つ効率的に進めるために、関係機関・会社が調整(談合)して、受注者を決定する
・地域経済の復旧・復興のために、実態のない地域会社とのJVを義務付ける

「感情」は確かに別ですが、「倫理観」は違うと考えます。


       

No.28315 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:技師A 投稿日:2011/08/30(Tue) 00:41

震災関連は出題されなかったとは言えないでしょうといっておきながら、さっき自分の答案メモを見たら、一切震災に触れてませんでした。ビックリ。。。

たぶん、他の論文で触れたので、書いたつもりになっていたのでしょう。。。orz
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グローバル化による経済的リスクの増大・顕在化。
少子高齢化に伴う、税収減。東アジア勃興・経済競争激化による地方経済疲弊。維持管理社会。
財政が厳しくなる中での維持管理。→非技術者の活用可能な維持管理手法ほか。
来る高齢化社会対策。→バリアフリー化&コンパクトシティー化を同時推進ほか。
地域経済支援。→既存施設を活用した観光産業支援ほか。

なんか心配になってきました。。。


       

No.28316 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:信州林檎 投稿日:2011/08/30(Tue) 01:09

>シャトルさん

「胡麻」さんではなくて「胡椒」さんですよ〜
なんだか前から気になっていたので。
横レスすみません。


       

No.28317 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:QVADIS 投稿日:2011/08/30(Tue) 01:15

平成7年1月に阪神大震災があり、その年、平成7年度の建設一般に、多少広めの設問ですが防災は出題されました。
「大震災や風水害,異常気象等の災害から国土をまもり,安全で快適な環境を実現するために,我が国の社会資本整備はいかにあるべきか,あなたの考えを述べよ」

平成7年の例からすると、今回も震災が出題されてもおかしくなかったと思います。今年度の試験で震災関係が出題されなかった理由の一つに、昨年の建設一般で防災が出題されていて、2年続けての防災問題を避けただけと思っています。もともと防災は建設一般の頻出テーマではなく、昨年の前に出題されたのは平成17年でした。

余談ですが、9月3日に土木学会の試験がありますが、土木学会上級の防災部門の問題は、過去、インド洋津波、チリ沖地震と、津波については、発生後即出題されていて非常にストレートな印象です。防災部門ですので当然ですが、こちらの試験での震災の出題は鉄板と思っています。


       

No.28319 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:シャトル 投稿日:2011/08/30(Tue) 22:52

胡椒さんでしたね。
胡麻と間違えてしまいすみませんでした。

ところで、私の文意から避難していると解釈するのは、胡椒さんの自由ですので結構だと思います。

私は個人的に失望した訳であり、何か組織そのもののあり方を避難している訳ではありませんよ。

我が国は言論の自由がありますので、個人的な意見や感想は自由だと考えています。

逆に、何か試験の問題文について意見等をすることが、タブーのような空気感がある方がこわいですね。

胡椒さんの発言

・関係機関・会社が調整(談合)して、受注者を決定
・実態のない地域会社とのJVを義務付ける

あまり根拠の無いことは発言されない方が良いと思います。
もし、この発言が事実であるのなら、しかるべき対応をして下さい。
(胡椒さんが既技術士ならば、なおさらですよね)

胡椒さんは、どこかでクシャミしているかもしれませんが・・・。


       

No.28320 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:胡椒 投稿日:2011/08/31(Wed) 08:35

文意をここまで曲解されるといやはやなんとも。

前半は、「私は問題を避難・否定していますかね。」に対する事実を書きました。
あの文章は、意に沿うまいとしても、非難に文章にあたります。

後半は、「技術者の倫理感や感情は、二の次なのではないでしょうか。」に対する、極例を
あげたつもりです。もう少し、文章を読んでいただけたらと思います。

これは、これでやめることにします。時間に無駄だと考えます。


       

No.28328 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:G 投稿日:2011/09/03(Sat) 23:10

ぜひお読みください。
    ↓
読みました。ドルの表記が○○$となっていますが、$○○が正しいです。100円を100¥とは書きませんよね。¥100です。

 またタイトルも「簡単な保険数理さ」となっており、misterさんの書いている内容とは別次元であり、読むことを勧めるのか意味が分かりません。この点はアイスマンさんと同意見です。

 なぜ読むことを勧めるのか知りたいです。


       

No.28329 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:APEC 投稿日:2011/09/04(Sun) 00:08

自然災害であれ人災であれ、人命が関わってくる場合に、確率計算によるリスク評価は単純に適用すべきではないということが、知っているべき技術者倫理のひとつであることをお伝えしたかったということです。
人命が絡んでいる場合でもいない場合でも、何ら違いなくリスク分析をした結果で評価すればいいという意見があるかもしれないなと思ったこと、そしてそれに対して「それはそうだ」「いやそれは違う」みたいな議論になるかもしれないなと思ったことから、ご紹介しました。
誰かの意見に対してそれは違うとかどうとかいう意味ではありません。単なる紹介です。


       

No.28331 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:G 投稿日:2011/09/04(Sun) 01:02

 APEC様
 
 ご回答ありがとうございました。

 今回思ったのは、同じことを書いていても、人により認識や受け止め方が大きく異なるということです。

 地震やその後の原発問題で被災され、家族、友人、財産、そして生きる方向性を失われたた方々の悲しみ、苦しみは想像を絶するものです。

 このような場合において、Eメールでのコミュニケーションは慎重にならないといけないですね。
 中立的に書いてある文章でも、情報の受け手によっては気分を害される方も現にいました。

 ところで確率というと、今回の大津波の発生確率が1,000年に一度、原発の稼動寿命が約40年とすると、事故発生確率はどのように計算すればよいのでしょうか?

 この前NHKでも放送されていましたが、福一原発は地下に発電機を設置したため、津波の被害を受けたとのことです。津波による発電機の被害確率を100%とすると、単純に40年/1,000年=4%と考えてよいのでしょうか?

 自分でも考えてみますが、どなたかお分かりの方がいれば教えてください。


       

No.28332 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:APEC 投稿日:2011/09/04(Sun) 01:21

そうなると思います。

ところで、話を混ぜ返すようで恐縮なのですが、今度の津波って本当に1,000年に1回なのでしょうか。
115年前の明治三陸津波が最高到達高38.2mとされていますが、この程度の津波は115年に一度、そして今回の津波(最高到達高は40mちょっとだと思いました)程度の津波は1,000年に一度?2m程度の差で115年確率から一気に1,000年確率というのが「???」です。


       

No.28333 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:G 投稿日:2011/09/04(Sun) 07:31

APEC様

お早うございます。

 1,000年に一度と書いたのは、今回の津波の規模は平安時代の貞観津波以来であるとの、3.11後の新聞報道の内容をそのまま受け売りで書きました。

 事故発生確率が4%もあれば、他のほとんどの製品なら販売されないはずなのに、原発の稼動はなぜ認められたのか、と新聞を読んで以来、心に引っ掛かっていたもので・・・。

 先ほどAPECさんのレスを読んで、ネットで検索しましたが、1,000年に一度ではなかったですね。また2007年に共産党が東電の社長宛に、1960年に発生したチリ級津波がきた場合、機器冷却系が働かなくなり、苛酷事故につながる可能性が高いので、福島10基の原発の耐震安全性を申し入れていたことも今知りました。

 と、いうことで、「1,000年に一度」というのは、確率はおろか、何ら科学技術的根拠によるものでありません。
 通常なら、「私の勉強不足による誤りでした。ご放念ください」となるところですが、地震、津波、原発関連のことを放念したらいけませんので、昨夜のレスは修正/削除せず、そのまま掲示板に残させていただきます。

 ※以下は、APECさん宛ての回答ではありません。

 昨夜書き込みしたNHKの番組では、当時の重役(副社長だったか?)が、発電機を隣接して地下に設置した図面を見て、「なぜ、こんな馬鹿なことをしたのかわからない」と言っていました。またその当時、発電機の設置場所の話はその重役のところまで情報が届いていなかったとも言っていました。
 報・連・相がなされていなかったのですね。


       

No.28337 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:APEC 投稿日:2011/09/05(Mon) 01:09

私の書き方が適当ではなかったと思いますが、Gさんんへの問いかけのつもりはありませんでした。わざわざレスをいただきありがとうございました。
津波の痕跡を調査したら何千年に何回だから割り算したら1,000年に1回で、科学的に裏付けられた…という報道もありました。その痕跡調査の箇所から考えて、
「明治三陸の痕跡はなかったのか?」
「その箇所なら昭和三陸の痕跡もなかったか?」
と質問したくなってしまいました。
昭和三陸も最高到達点は30m弱(28m?)ですが、この程度の津波でも、東日本震災前の防災インフラではそこそこの被害がでていたのでは?と思ってしまいました。(これは単なる疑問で、定量的検討に基づくものではありませんが)
てことは、今回を入れると115年に何回?となってやはり「???」となる私です。

スレをまた引っ張ってしまいました。申し訳ない。


       

No.28338 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:セコハン 投稿日:2011/09/05(Mon) 05:43

おはようございます。
確率の件だけコメントさせていただきます。(あくまでご参考として)。

私のNo.28290をご覧ください。

1年ごとに発生する確率pは、1-(1-p)^1000=0.999 から算出しています。

次にn年目で発生する確率=1-(1-p)^n です。

1000年に一度のものは、100年目に確率50%を超えます。
100年に一度のものは、10年目に確率50%を超えます。

もちろん自然現象は発生の周期性を加味しなければならない面もありますので、上記は必ずしも正しい予測ではありませんが、
逆に周期性が無い場合もあり得ますので、ある程度の目処の数字として「当たらずとも遠からず」の尺度になると考えます。

リスク評価(数値評価)は、確率×影響度なのですが、
人命にかかわること、1つの町、あるいは1つの県が住めなくなること、のような甚大な被害のケースにおいて、
影響度をどのように評価すべきか?
→単なる数値ではなくて、技術倫理や企業倫理、そして政策方針の問題であると考えます。


       

No.28340 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:コセハン 投稿日:2011/09/05(Mon) 12:50

1,000年に1度発生する災害が100年までに発生する確率は、10%でしょう。確立分布が均等なら。

数式丸暗記はいかんですな。


       

No.28348 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:セコハン 投稿日:2011/09/05(Mon) 22:19

ご意見をどうもありがとうございます。

念のためですが、
前提を「1000年に一度」ではなく、「1000年に【必ず】一度」という置き方をしました。
その場合はいかがでしょうか?

とはいえ、APECさんの記事:明治三陸と昭和三陸の2度の大津波(20〜30m級)
という事実を考慮すると、そもそも「1000年」という前提を置くこと自体が間違いなのかもしれない、
なにしろ115年間に3回も起こっている、
と反省をしているところです。


       

No.28349 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:コセハン 投稿日:2011/09/05(Mon) 23:17

必ず1回起こるのなら先の私の回答になります。

確率1/1,000の事象が、1,000年に2回、3回と起こる可能性も加味するなら事情は異なります。

独立した事象の発生確率pが小さく、試行回数nが大きい条件下での発生確率は、次の二項分布の極限であるポアソン分布に従います。f(x)をある条件下での確率とすると、

f(x)=exp(-λ)λ^x/x! (ここで、λ=np)

いま、地震の発生確率を1/1,000、1,000年間で発生する確率を求めると、λ=1,000×1/1,000=1なので、
f(1)=exp(-1)×1^1/1! ≒ 37%
となります。

つぎに、100年間に発生する確率は、λ=1,00×1/1,000=0.1なので、
f(1)=exp(-0.1)×0.1^1/1! ≒ 9%

となります。

セコハンさんの式が私には理解できませんが、根拠をご教示いただければ幸いです。


       

No.28350 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:コセハン 投稿日:2011/09/05(Mon) 23:25

ちなみに、100年に1回起こる確率〜100年に100回起こる確率を全部足すと、約9.5%になります。

       

No.28351 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:セコハン 投稿日:2011/09/06(Tue) 05:44

コセハンさん、
おはようございます。
ご丁寧な解説ありがとうございました。
内容を正しく理解しました。および、早朝の課題として古い教科書の復習も完了しました。

同時に、私の仮定の説明が間違いであることにも気づきました。
正確に表現すると「1000年間経過して、発生しない確率が限りなくゼロに近い」となります。
したがいまして、1000年間の中には1000回発生する場合も含んでいます。(それは限りなくゼロに近い数値ですが)。
地層の解析調査から1000年周期であることが明らかな場合は、この仮定は間違っていました。

スレ主の主旨から横道にそらしてしまって、申し訳ありませんでした。

そこで話は少し戻りますが、
やはり115年間で3回の大津波が発生しているという事実と、報道の1000年周期説とは、矛盾がありそうですね。


       

No.28352 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:コセハン 投稿日:2011/09/06(Tue) 07:40

後学のためにですが、仮定の説明どころか仮定そのものも理解もロジックも全て間違っているように思えます。

       

No.28354 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:アイスマン 投稿日:2011/09/06(Tue) 12:57

引っ張って申し訳ありませんが、後学のため。

「1000年に1回」と、何に関する確率か、が混乱しているように思われます。
セコハンさんが示したかったのは、以下の確率ではないのでしょうか。

「1000年に1回発生するとすると、1〜1000年の各年においてどの程度の発生確率となるか」

地震の発生確率を1/1000(0.1%)とすると、

1年目:0.1%=1-(1-1/1000)^1
2年目(1年目に発生しなかったとして):1-(1-1/1000)^2=0.2%
3年目(1〜2年目に発生しなかったとして):1-(1-1/1000)^3=0.3%
10年目(1〜9年目に発生しなかったとして):1-(1-1/1000)^10=1.0%

100年目(1〜99年目に発生しなかったとして):1-(1-1/1000)^100=9.5%

500年目(1〜499年目に発生しなかったとして):1-(1-1/1000)^500=39.4%

692年目(1〜691年目に発生しなかったとして):1-(1-1/1000)^692=50.0%

1000年目(1〜999年目に発生しなかったとして):1-(1-1/1000)^1000=63.2%

(1-1/1000)は、「発生しない確率」に相当し、
1から「発生しない確率」を引いた数値が「発生する確率」と考えます。

コセハンさんの式、数値とは異なっていますが・・・


       

No.28355 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:セコハン 投稿日:2011/09/06(Tue) 19:14

アイスマン様
ご丁寧にフォローを頂いてありがとうございます。
とくに「692年目」というところにはびっくりしました。

その通りなのですが、私の反省としては、
@確率の書物(テキスト)を読み返すことをサボってレスを書いてしまった。
A毎年の確率を「必要以上に」危険サイドに評価することをしてしまった。

今後は、基本を十分に確認したうえで、より客観的な意見を述べることに心がけます。

コセハン様の迅速なご指摘と、とても丁寧な解説にはとてもありがたいことで感謝しています。

また話は少し戻って恐縮ですが、
もし明治と昭和の三陸大津波について、今回の震災との関連も含めて、情報・知識をお持ちの方はぜひ紹介をお願いいたします。


       

No.28357 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:コセハン 投稿日:2011/09/06(Tue) 20:25

アイスマンさま

誤解されているようです。アイスマン様の式は、n年目までの間に1回以上地震が発生する確率の総和になります(1年目に1回だけ発生してもいいし、3年目と52年目に発生しても良い。その考えられる確率総和)。

順を追って考えると理解がは早いかと思いますので、アイスマンさまの考えている1〜n-1年目までに地震が発生せず、n年目に発生するとしたときの確率の計算から説明したいと思います。

<普通の考え方>
確率1/1,000(年)で発生する地震が、1,2,3,・・・,n-1年目までに発生せず、n年目に発生する確率は、

(999/1000)^(n-1)・(1/1000)^(1)

となります。n=1000の場合、

(999/1000)^(999)・(1/1000) = 0.00037(=0.037%)

です。999年目まで地震が発生せず、1000年目に確率1/1000の地震が発生するので当然ですよね。

もちろん、地震が毎年起きる確率は互いに独立(ある年に地震が発生したからといって、翌年の地震の発生率に影響を与えない。確率1/1000のまま)ですので、1000年に1回地震が発生する確率とすれば、

1000C1・(999/1000)^(999)・(1/1000) = 0.3681(=36.8%)
※CはCombination(組合せ)、1000C1 = 1000 (1000個から1個を選ぶ組合せ、当然1000通り)

となります。この式から導かれる確率分布を「二項分布」といい、試行回数が多く、低い確率のもとでは、昨日のポアソン分布に収束します。

100%とならないのは、1000年に2回、3回起きる可能性ああるからで、一回も起きない確率も加え全部足すと当然100%になります。確率なので当然です。

さて、確率1/1000の地震が、1000年間に1度も起こらない確率は、
1000C0・(999/1000)^(1000)・(1/1000)^(0)
=0.3677(=36.8%)
ですので、
その余事象(1年目に1回、1年目に1回、2年目に1回、・・・、毎年発生)の確率は、
1-0.3677 ≒ 0.6323(=63.2%)
となります。この式はセコハンさまとアイスマン様が使用した式です。

大変失礼なはなしなのですが、共通科目レベルの問題かと思いますし、じっくり考えれば自分が理解できているかどうかも判断可能かと思います。
こういう基礎的な数学に係る事項は実務の成果に知らない間に影響してきていると思われますので、正直に申し上げますが、失礼ながら一抹の不安を感じてしまいました。


       

No.28359 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:APEC 投稿日:2011/09/07(Wed) 00:32

地震が発生する確率が独立事象というお話にちょっとピクッと反応してしまいました。^^;

確率論の知識という話はひとまず置いて、同一震源における地震はエネルギーを放出してしまえば次に蓄積するまで大きなのは起こらなくなりますから、ここで議論されている確率計算をそのまま当てはめるのは適当でないということになりますね。なるほど、私も勉強になrました。

ちょっとスレが長くなりすぎたので、このスレへの書き込みはここまでとさせていただきます。


       

No.28360 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:胡椒 投稿日:2011/09/08(Thu) 23:32

>地震が毎年起きる確率は互いに独立(ある年に地震が発生したからといって、翌年の地震の発生率に影響を与えない。確率1/1000のまま)ですので、1000年に1回地震が発生する確率

地盤がかかえているひずみエネルギーにより発生するはずなので、
間違いだと考えます。したがって、その以下は無意味ではないでしょうか?

一度発生すれば、エネルギーが放出されますので、発生確率はおちるはずです。
こういう、設計の前提条件を考慮せずに、高度な解析を駆使しても意味のない
典型てきな例だと思いました。われわれエンジニアは、なにを重要視すべき
なのかを暗示していると思いました。
確率計算は、ソフトを利用(現業でも一緒)すればよいと思います。それより
大事なのは、その計算で本当に良いのか、計算の前提条件に間違いがないかの
工学的判断が重要に感じました。


       

No.28361 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:コセハン 投稿日:2011/09/09(Fri) 04:11

APECさんがここまでと仰ってるのに、自分の信念を表明するために他人を鬼の首とったように非難されて、本当にご苦労さまです。

@まず、私は同一震源とは言っていません。日本全体では地震発生確率はポアソン分布に近くなるでしょう。確かにこれは明示すべきすが。

A同一震源だとしても、100年〜のスケールで考えるとそれほど悪い近似ではないでしょう。なぜなら、1/1000の地震が
1000年に1回発生する確率 ≒ 36.8%
1000年に2回発生する確率 ≒ 18.4%
1000年に3回発生する確率 ≒ 6.1%
1000年に4回発生する確率 ≒ 1.5%
1000年に5回発生する確率 ≒ 0.30%
1000年に6回発生する確率 ≒ 0.05%
・・・
と3回以上発生する確率は非常に低くなるからです。
上の確率から1回地震が発生してからためる間隔分を差し引いてもいいですが、結果はそれほど変わりません。
そもそもその間隔を一意に設定するのは不可能でしょう。

こういうのは、「自分で計算」してみて「理解する」ことが重要ですね。そうすると10年程度のスケールでこういう計算はやっちゃいけないんだ、なんてこともわかりますし。

まあ「確率計算は、ソフトを利用」なんて堂々と宣言している人には無理かと思いますが。それにしてもこれが「高度な解析」ですか。


       

No.28362 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:浅はか 投稿日:2011/09/09(Fri) 16:59

よくいますよね。こういう間違いを一切認めたくない人。

独立事象だという前提が間違っているという指摘に対して、日本全国だから独立事象に近いという言い逃れをしているようですが、日本全国で計算して何の役に立つのですか。それこそ数字の遊びで、何ら実用性はありません。

数字を振り回して何ら実用性のない計算をする人を技術者と言うのか?
そんなことは計算機でもできるのではないのか?
その数字や計算は、机上のものではないのか、個別ケースに適用できるのかと考えるのが技術者ではないのか?

胡椒さんはそう指摘しているのでしょう。全く同感です。
コセハン君には便利な計算機以上の価値はありませんね。計算機は議論に参加すべきではありません。
個別のケースの付与条件を確実に把握して議論できるようになってから出直してください。

しかしこういう実務に使えない技術者が増えましたね。


       

No.28363 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:通りすがりの38歳 投稿日:2011/09/09(Fri) 18:09

そもそも、「セコハンさん」の記事に対して、
相手のハンドルネームを捩って応えるという行為そのものに
歪んだ人格が現れていると感じます。
有用な情報を得るために訪れる技術者に向けた掲示板であってほしいと思います。


       

No.28364 完了しましょう! 投稿者:セコハン 投稿日:2011/09/09(Fri) 19:24

スレ主様(シャトル様)から議論を逸脱したのは私の責任ですので、反省することろ大です。

相互に温かい言葉でレスをつなげることが良いと思います。
それは二次試験、さらには口頭諮問の印象点、合格につながると思います。

一方、技術的な観点における論点は、【別のテーマ】を新規投稿してディスカスしてみてはどうでしょうか?

たとえば、コセハンさんのシミュレーターの活用の考え方については、私としても同意するところが大きいです。
まずは自分で電卓計算するとか、計算機のプログラミングをしてみるとか、それが理論理解と実用への第一歩であることを確信しております。


       

No.28365 RE:建設部門で震災関係出題されず 投稿者:山 投稿日:2011/09/09(Fri) 19:34

河川の場合、100年に一度の降雨というと、概ね
宮城県で100年に一度という意味であろうかと思
います。(もしかしたら、もう少し小さい区域
かもしれませんが、ここでは問題にしないこ
ととします。)

津波の場合、100年に一度というのは、日本全
国で100年に一度という意味なのでしょうか?
それとも、宮城県で100年に一度という意味な
のでしょうか?

APEC様がここまでと言っておられるのに、要らない
質問をしでかしてすみません。


       


No.28341 一次試験の専門科目 投稿者:一次試験の専門科目 投稿日:2011/09/05(Mon) 18:42 [返信]

一次試験の専門科目で一番簡単なのは何でしょうか?
ちなみに念のためにとりあえずとっておくのが主な目的です。


       

No.28342 RE:一次試験の専門科目 投稿者:森のツーさん 投稿日:2011/09/05(Mon) 19:08

質問者さんの専門分野がわからなければ、答えようがないと思います。
簡単といわれている科目でも、専門外の人が挑戦すれば難易度はあがります。


       

No.28343 RE:一次試験の専門科目 投稿者:一次試験の専門科目 投稿日:2011/09/05(Mon) 19:40

お忙しい中お返事どうもありがとう御座います。

ただ仮に完全な無知とするならどの専門科目が楽なのか余裕があれば宜しければよろしくお願いします。

ただ平行して資格を取るのであればそれと関連性が高い専門科目が非常に楽なのかもしれませんが。

例えば情報工学なら情報処理技術者の応用以上の午前のテクノロジーか、
経営工学に限ってはストラジストの午前。

そして電気電子なら電験3種と電験2種の中間程度かエネルギー管理士など。

そういえば一番需要があるとされる建設部門の一次試験はどの資格と平行学習すればいいのか残念ながら思いつきません。


       

No.28344 RE:一次試験の専門科目 投稿者:森のツーさん 投稿日:2011/09/05(Mon) 20:20

全分野の一次試験を見たことがないため、無知での状態では正直解りませんが、世間一般的に地球環境への関心が高いため環境部門が一番取り組みやすいのでは?(簡単という意味ではないです)
関連した資格を勉強している分野が一番楽でしょうね。私は建設部門で2次試験に挑戦中ですが、一次試験は上下水道部門で合格しています。その時は下水道検定2種と公害防止管理者水質3種を受験した後ですので、専門科目は過去問の確認で程度でしたね。
建設部門なら1級土木施工管理技士の午前中の問題と平行学習すればいいと思います。難易度は一次試験の専門科目のほうが高いです。


       

No.28347 RE:一次試験の専門科目 投稿者:一次試験の専門科目 投稿日:2011/09/05(Mon) 21:50

お忙しい中再度のお返事お返事どうもありがとう御座います。

お言葉を返すようですが、
一次試験は35問中25問選択してその内14問以上で十分なので同等レベルかもしれませんね。


       

No.28353 RE:一次試験の専門科目 投稿者:DDT 投稿日:2011/09/06(Tue) 08:40

過去問を見て自分で判断するのが一番でしょう。

ここのホームページにもいくつか過去問があるので、実際に解答してみれば良いと思います。


       


No.27798 H23都市計画 投稿者:ふかだ  投稿日:2011/08/07(Sun) 21:24 [返信]

 どなたか今年の都市計画の問題教えて下さい。
8/9、8/18工期の業務があり、今年は試験当日仕事になりました。

どなたか教えて!


       

No.27803 RE:H23都市計画 投稿者:TrickStar 投稿日:2011/08/07(Sun) 21:39

ひとまず、私が選択した問題のみですが、お知らせします^^午後の3時間半はあっという間でした(笑)

T−1−1
 まちづくりに関して行政が施策や事業の計画を立てるに当たり、目標と数値指標を設定し、成果を事後評価する取組が普及してきた。このような「成果志向の計画マネジメント」の取組の意義又は効果を3つ説明せよ。また、まちづくりに関連する計画について、「目標及び対応する数値指標」の例を1つ挙げ、その指標が適切と考えられる理由を説明せよ。

T−2−4
 密集地区を含む既成市街地において、土地区画整理事業を活用し、居住環境や防災性の向上を図るための市街地整備を行う場合、合意形成、事業計画策定、換地計画策定及び工事実施の各段階における課題を2つずつ挙げ、それぞれについて具体的な解決方策を述べよ。なお、事業計画策定、換地計画策定及び工事実施の各段階の解決方策には、課題解決に有効な他事業との連携方策を含めること。


       

No.27816 RE:H23都市計画 投稿者:yoshi 投稿日:2011/08/07(Sun) 22:27

私もI-1-1を選択。再現がめんどくさいのでここに書きます。

I-2-1:下の表はある地方都市の人口などの推移である。この都市の現状及び推移のそれぞれについて都市計画の観点から重要と考えられる事象を挙げて説明せよ。また、この年の将来について貴方が考える課題を一つあげ、行政が取るべき対応を策とその適用にあたっての留意点を延べよ。(表は誰か書いてください。)

1-1は、
PIの意義から説明し、評価目標・数値指標を入れることで、@プロセスのわかりやすさ、A成果確認のしやすさ、B次へのアクションの作りやすさ、を提示。
具体的な目標として、
交通計画の目標として、渋滞関連指標(ものすごく具体的な指標、3つくらい)をしめし、アウトプットとアウトカムの区別の必要性、再現性/入手可能性、具体的な数値であること、次のアクションの作りやすさ、について述べた。

2-1:
1.分析
総人口は1980年をピークに減少する、一方でDID、市街化区域ともに40年間で拡大している。人口密度の減少は面積の増加に反比例するので問題視しない。拡大施策の結果がどうなったかは別の指標を確認する必要がある。DIDと市街化区域の人口密度の差が小さいことは、一様な開発状態であることを示している。(現状と、推移を分けて書いた)
2。特に、1965〜85年に開発されたと考えられるDID周辺域の生活空間レベルがひくいのでは無いかと想定し、副次的拠点の開発によるDID周辺域の生活環境の改善?を課題とした。(スマートシュリンクの考え方、を具体的に述べた)

3.留意点として、
@とくに定住した人口がおそらく高齢化を迎えるため、災害対策や歩行空間を中心とした生活インフラの強化や行政サービスへのアクセシビリティ、を中心に整備すべき
A郊外化の政策(市街化区域が1975年以降拡大しつづけている)を改め、DID周辺域の生活質を向上して郊外化の抑制策とすべき。
B都心部は1965年では相当人口が張りついていて、歴史的な市街地が残っている可能性があるので、観光開発なども考えるべき。これと同時に、DID周辺域と中心部を回遊できる歩行空間や自転車道、LRTやBRT等も検討すべき、。


1-1は前後関係・構成も気にしながら、丁寧に書けた。
2-1はかなり時間が無く、大急ぎで書いた。繰り返した内容もおおい。全く自信は無い。


       

No.27828 RE:H23都市計画 投稿者:シャトル 投稿日:2011/08/07(Sun) 23:34

午後は、かなり厳しかった。とにかく時間がなく、構成や骨子をメモする時間がほとんどなかったです。

私は、T−1−2を選択しました。

公共公益施設の整備や維持管理においてこれまで公民連携による取組が行われてきたが、近年、「新しい公共」が提唱されるなど、多様な担い手が地域の生活を支え、活力を維持していくことが求められている。これまで取り組まれてきた公民連携による公共公益施設の整備又は維持管理に係る手法を3つ挙げ、それぞれについて、概要を説明するとともに特徴又は課題を述べよ。また、公共公益施設の整備又は維持管理を通じて、地域住民や利用者の主体的な取組を促し、地域を活性化する方策を述べよ。

問題が何を要求しているのかぼんやりしていたので、幅広く書いても良いのかなと思い選択しました。

何となく、建設一般の内容に近いと思います。

1、公民連携による整備や維持管理が求められる背景
・人口減少による労働力不足で税収の減少
・高齢化による社会保障費の増大
・行政技術者の不足

2、これまでの公民連携手法
@PFI
・行政の土木発注案件が少ない。
・企業の収益性が乏しい。等
Aアダプト・プログラム
・取組が平準化されていない。等
B指定管理者制度
・資金や技術のある特定の団体に偏る。等

3、今後の取組み(改善方策)について
@PFI
・行政の土木発注案件の増加。
・企業のインセンテイブ付与の強化。等
Aアダプト・プログラム
・活動予定などのデータ共有化。平準化。等
B指定管理者制度
・市場競争性の導入。等

4、住民主体による地域活性化のための方策
新しい公共を都市マスタープランに位置づけ。
実現化方策の策定で住民との対話。
ワークショップ。等
継続が大事。中心市街地活性化の立ち上げ団体によるエリアマネジメントとアダプトプログラムや指定者管理者制度を合わせて実施。等

よく分からなったので、私の意見をぶつけました。

もう1題は、T−2−4を選択しました。
あまり自信ありませんが、最後の行まで書きました。
他事業との連携について、深く書けませんでした。

何となくダメと思います。
字が汚すぎました。
ちゃんと読んでもらえるのか心配です。


       

No.27897 RE:H23都市計画 投稿者:akutan 投稿日:2011/08/08(Mon) 19:37

私はT−1−2(公民連携)とT−2−4(土地区画整理)を選びました。

公民連携ではこれまで取り組まれてきた手法として
@PFI、A指定管理者制度、B事業コンペ等による公有地活用 を書きました。
地域住民や利用者の主体的な取り組みを促し、地域を活性化する方策としては、維持管理を通じて地域コミュニティの強化を図り、もって地域の活性化を図るという趣旨でいったん整理し、その取り組み方策として @エリアマネジメント、Aアドプト制度を取り上げました。
全体的な論文の構成にまとまりがかけた気がしています。

土地区画整理事業では他事業との連携方策について述べなくてはなりませんでした。事業計画段階は地区計画制度、換地計画段階では市街地再開発事業との一体的施行、工事段階では地区外工事に対応するための公共団体による街路事業を上げましたが、特に工事段階については苦し紛れっぽいかもしれません。


       

No.27918 RE:H23都市計画 投稿者:seven 投稿日:2011/08/08(Mon) 22:55

私も区画整理を選びました。区画整理を選ぶ人、多いですね・・・。

事業計画段階
 事業費削減→区域を筆界とし(柔らかい区画整理)、地区外は道路事業等にて施工

 将来像に向けた合意形成→ウワモノ計画もセットで→密住や住市総の活用

換地設計段階
 従前敷地が狭小で減歩に耐えない→集約換地、共同化→市街地再開発事業との合併施工

 保留地の確実な処分→用途変更、地区計画策定などによる街の魅力向上、土地利用誘導

工事段階
 たてづまりによる事業の長期化→防災空地緊急整備事業による用地の従前取得

 想定外への対応(文化財が発掘)→行政内の連携により、課題解決(文化財指定による保留地取得)


 最後はかなり無理やりですね。

 各段階の「課題」と「解決策」が同時にならない(工事段階で事業が長期化しないよう、事前(=事業計画決定前?)に用地取得するとか、事業計画段階で区域を筆界にして、工事段階で「区域外の道路整備」だとか)のは、やはり良くない回答ですかね?しかし、解決策と課題の発生(発生予防)は同時じゃないことも多いと思うんだけどなあ・・・(事前に対応するが故に課題にならないようにする、というか)


       

No.27928 RE:H23都市計画 投稿者:シャトル 投稿日:2011/08/09(Tue) 00:56

区画整理問題の解答要旨。

あまり覚えていませんが、課題2つを問題点2つとして書いたかもしれません。自信ありませんが、一応。

1、既成市街地で居住環境や防災性が必要な背景
・戦災復興区画整理が行われていない所は、過小宅地や狭小道路が多く居住環境が悪い。
・密集市街地は、木造老朽建築物が多く震災時に建物倒壊等により防災上危険。

2、既成市街地での区画整理の特徴
・住民主体のまちづくりができる。
・部分修復型のまちづくりができる。

3、既成市街地での課題
1)合意形成段階
課題:住民主体のまちづくり
問題点:将来の生活再建、建替え困難者
解決策:意向確認調査、申出換地、共同化、建築や金融関係専門家の活用
2)事業計画策定段階
課題:キメ細かな事業収支計画
問題点:保留地処分が難航、建替え等の補償費増大
解決策:保留地の集約大街区化、建築物関係事業の合併施行。
3)換地計画策定及び工事実施段階
課題:換地計画
問題点:借家人の受け皿住宅確保
解決策:市街地再開発事業との一体施行による権利床への変換
課題:住民生活配慮の工事
問題点:中断移転期間を短く
解決策:時間管理概念導入、地区界道路等の沿道街区整備事業の検討、段階実施

以上

もしかしたら、課題2つが書けていないかもしれません。かなり厳しいです。


       

No.27965 RE:H23都市計画 投稿者:TrickStar 投稿日:2011/08/09(Tue) 22:12

区画整理を担当している人は、迷わずT-2-4を選択されたと思います。
問題文を一読するとオーソドックスなのですが、4段階×2=計8つの課題抽出ということで、文章構成のバランスを取ることが難しく感じました。

午後3.5時間の後半戦で取り組んだこともあり、骨子を作っているうちに時間がどんどん過ぎていった感じです。無意識ながら疲れが出ていたのか、ペースダウンしていたのかも知れません。最後はどたばたと書いてしまったところが反省点です。
終わってみて、題意に沿うことで精一杯の感がありました^^;

皆さんの課題抽出や骨子を読ませて頂き、大変勉強になっております。ありがとうございます。


       

No.28005 RE:H23都市計画 投稿者:yoshi 投稿日:2011/08/10(Wed) 12:31

5つくらい上に書いたものですが、I-2-1はスプロールのことばっかり書いて、既存市街地とか木密とかのことを書かなかったのでたぶん落ちたな、と思います。また来年かな?。。。。I-1-1は行けると思っているのですが。

       

No.28029 RE:H23都市計画 投稿者:シャトル 投稿日:2011/08/11(Thu) 00:15

TrickStarさん
区画整理の問題ですが、4課題×2=8課題と考えましたか。

そのように解釈すべきだったのですね。

しかし、8課題とその課題に対する解決策8つも書くとなると箇条書きだらけになりませんか。

1、合意形成段階
課題1 ○○
 問題点 △△
 解決方策 □□
      〜〜
課題2 ○○
 問題点 △△
 解決方策 □□
      〜〜
2、事業計画策定段階
課題1 ○○
 問題点 △△
 解決方策 □□
      〜〜
以下、これを残り5課題繰り返していく。

そうすると、この問題の背景(既成市街地、密集、居住環境)や区画整理の特徴等の内容を書くスペースなんて無くなりますよね。

少なくとも課題を抽出する際の現状は書くべきですよね。

試験中深く考えなかったため、「及び」を一括りと考えてしまいました。
@合意形成段階、A事業計画段階、B換地計画及び工事実施段階 です。
ですから、3段階×2課題=6課題
しかし、これでも6課題とそれらの解決方策6つも書くスペースがないと考え、以下のように課題=問題点としました。

1、合意形成段階
 課題:○○
 この課題を解決するための問題点は2つある。
 問題点@△△
 問題点A□□ 
 解決方策:○○
 具体的な方策は次の2つである。
 方策@△△
 方策A□□

これでは、駄目なのでしょうか。

自治省や法律文章等の規定では、2つ以上の並列の場合の書き方ルールがあるのですが、その解釈を適用すると、
やはり4段階×2課題=8課題となりそうです。

結構、問題文の読解が難しいですね。

これまでの先入感(過去問題)から、8課題も要求される問題が出題されるとは思いませんでした。
(大抵、課題を3つ挙げ〜)とかが多かったですよね。

8課題をすべて書いた方おられますか。


       

No.28034 RE:H23都市計画 投稿者:akutan 投稿日:2011/08/11(Thu) 08:39

区画整理の問題ですが、私は4フェーズ×2課題=8課題と捉えました。ただし、解決策についてはそれぞれのフェーズでの解決策として4つ挙げています。

1.課題
(1)合意形成段階
@複雑な権利関係
A居住者の高齢化
(2)事業計画策定段階
@事業性の確保
A統一感あるまちづくり
(3)換地計画策定段階
@狭小宅地の存在
A権利者ニーズの多様化
(4)工事実施段階
@既存建物の存在
A地区外との接続
2.課題解決の方策
(1)合意形成段階
・まちづくり専門家の導入、勉強会やワーキングショップの開催
(2)事業計画策定段階
・業務代行制度の採用
・きめ細かな従後地利用計画の検討と地区計画等の活用
(3)換地計画策定段階
・集約換地や立体換地、市街地再開発事業との一体的施行など
(4)工事段階
・全体工程管理にもとづく効率的な段階施工の実施
・一体となって効果を発揮する街路事業の実施など

後から見直すと、既成市街地ということに目が行き過ぎていて、木密での都市防災機能向上という観点が少し弱いかもしれません。また、特に工事段階の他事業との連携方策が無理やりに近いかもしれません。上の方でsevenさんがおっしゃっている通り、本来は換地計画策定や工事実施の段階で事業長期化等の問題が発生しないように事業計画段階までに十分な検討を行って課題解決すべきであり、課題の発生時期と対策時期にはずれが生じると思います。


       

No.28085 RE:H23都市計画 投稿者:TrickStar 投稿日:2011/08/12(Fri) 23:03

シャトルさん

私は、課題(問題点含む)8個→それぞれの解決策8個を挙げました。
いずれも見出しを書かないと分かりにくいと思ったので、見出しが計16個^^;
解決策が1行程度のものも2個ほど。

課題と解決策を1セット×8個にした方が良かったかな〜と思ったときには、課題単独で書き終えていました(笑)

ということで、課題と解決策で2.5枚強を要し、「はじめに」を書いたのに、「おわりに」を書けませんでした。不細工な論文になってしまいました^^;


       

No.28086 RE:H23都市計画 投稿者:シャトル 投稿日:2011/08/12(Fri) 23:40

TrickStarさん

やはり、この問題でいう課題は問題点と同義語で捉えて良いのかなと思います。

だから、課題(あるいは問題点)は3〜4×2=6〜8つ必要だと思います。

ただ、解決方策がいくつ必要なのかが少し不明瞭ですよね。
「それぞれについて具体的な解決方策を」の「それぞれ」が段階ごとにかかっているのか、課題(あるいは問題点)にかかっているのか、ハッキリしません。
ただ、「具体的な解決方策」なので、課題(あるいは問題点)にかかっていると考えるのが妥当のように思います。

今となり振り返ると、この問題の場合、「はじめに」等は一切書かずに、6〜8課題(あるいは6〜8問題点)とその解決方策6〜8つ列挙していくだけが良かったのかなと思っています。

論文というより、味気ない箇条書きの連続になってしまいそうですが。

この試験はいろんな意味で難しいですね。
応用能力を判断するのは、ある程度の文章展開が必要だと思うのですが、問題文の要求事項を押さえないといけませんしね。


       

No.28345 RE:H23都市計画 投稿者:北の風 投稿日:2011/09/05(Mon) 20:57

昨年は筆記合格しましたが(面接で×)、
今年は問題を見た瞬間に6割をあきらめました・・(勉強不足)。
「都市及び地方計画」を受験した皆さん、全般的に今年の筆記試験の難度はどう感じましたか?
ざっくばらんに教えてもらえると助かります。

勉強する度に新しい視点が身に付くので、来年度試験も修行の一環と思って頑張ります!


       


No.28334 maskさま 投稿者:ya 投稿日:2011/09/04(Sun) 08:32 [返信]

早速の御回答ありがとうございます。
お勧めの講習会・受験講座、参考書があれば
御指導願います。
参考書については比較的大きな書店に行き
いろいろ探ってみたのですが、建築士等に比べると
技術士の書籍が絶対的に少なくなかなか・・・
また受験講座については”新技術開発センター”
に直接聞いてみたのですが、実際の使用参考書を
確認できるわけでもないので、なかなか踏ん切りが
つかなくて・・。

大変申し訳ありませんがご指導を御願いします。


       

No.28335 RE:maskさま 投稿者:mask 投稿日:2011/09/04(Sun) 12:35

私は会社が斡旋してくれた有料の講座を受けたのですが、残念ながらこの講座は無くなってしまいました。
参考書もその講座のテキスト以外は使わなかったので、他には知らないのです。
すみません、参考にならなくて。

でも、先日も申し上げたようにこのサイトの情報は有用ですよ。お勧めです。


       

No.28336 RE:maskさま 投稿者:ya 投稿日:2011/09/04(Sun) 15:49

→maskさま
 ありがとうございます。
 サイト及び他情報も含め探して見ます。


       


No.27799 集まれ上下水道! 投稿者:ともとも 投稿日:2011/08/07(Sun) 21:26 [返信]

上水道で受験してきました。みなさんいかがでした?
まずはU上下水道一般から。

次に示す図を参考にして、上下水道事業における電力使用の現状と課題を整理し、電力使用量削減の必要性について述べよ。また、電力使用量の削減に向けて、上水道及び下水道がそれぞれ取り組むべき技術的対策について、ハード面、ソフト面に分けて述べよ。

図1 水道普及率及び下水道処理人口普及率の推移
図2 上水道事業における給水量等の推移
図3 下水道事業における処理水量の推移
図4 上水道事業及び下水道事業における電力使用量の推移
図5 上水道事業及び下水道事業における電力使用量の内訳
図6 事業種別の電力使用量(H20)


       

No.27800 RE:集まれ上下水道! 投稿者:TONNY 投稿日:2011/08/07(Sun) 21:29

同じく上水道で受験してきました。
「ソフト面の解決策」がなかなか思い浮かびませんでした…。

今年は、上水道も下水道も、午後の3枚記述の問題が鬼門のように感じました。

みなさんいかがお考えですか?


       

No.27810 RE:集まれ上下水道! 投稿者:ともとも 投稿日:2011/08/07(Sun) 22:10

U部門一般再現です。

1.はじめに(電力使用量削減の必要性)
2.現状と課題
@上水では送配水に67%、下水では処理に68%の電力を消費している。これを縮減するのが最も重要かつ効果的。また、さらなる効率化が課題。
A省エネだけでなく、創エネが課題。
B全体の消費量を削減するだけでなく、特にピークカットが重要。
3.解決策
3−1.上水道
(a)ハード面
@広域化、水融通
Aループ化、ブロック化
B小水力発電、太陽光発電等による創エネ
(b)ソフト面
@節水、下水処理水の活用
AB運転のタイミング調整、効率化
3−2.下水道
(a)ハード面
@超微細気泡、インバータの導入
Aヒートポンプ、ガス発電
B合流改善、雨水貯留浸透による処理量縮減
(b)ソフト面
@A運転のタイミング調整、効率化
4.おわりに
本サイトを運営しているAPEC様、sukiyaki塾の皆さんのおかげで悔いなく受験することが出来ました。ありがとうございました。
とは本番では書きませんでした(^^)


       

No.27811 RE:集まれ上下水道! 投稿者:魚沼米 投稿日:2011/08/07(Sun) 22:12

金沢で受験しました。
なんとか最後まで書いたけど
どうなのか?自信はないです。
一般の問題は、もっと捻った問題かと予想していたのに。あれ?って感じでした。
でもソフト面が浮かびませんでした。
撃沈!!


       

No.27813 RE:集まれ上下水道! 投稿者:TONNY 投稿日:2011/08/07(Sun) 22:21

自分はソフト面の対策について、広域化や官民連携を挙げましたが、的外れだったかもしれません。

何が解と言えるのか、いまひとつピンときません…。


       

No.27819 RE:集まれ上下水道! 投稿者:いぶちん 投稿日:2011/08/07(Sun) 22:43

自分は低炭素化ばかり頭に叩き込んでおり、どうしても電力削減案が出てきませんでした。
ハード面では、「高効率機器使用」と「ピークカット」の上下水道ごとの書き分けに苦慮しました。焦りとともに時間は過ぎ・・・。おまけに、「以下〜について述べる」を書き忘れたくせに3枚目で10行残して締めくくりました。
初受験ってホロ苦いですものですね。
ちなみにソフト面では、「庁舎エアコン節約、消灯、節水」はいかがでしょうか。


       

No.27844 RE:集まれ上下水道! 投稿者:non  投稿日:2011/08/08(Mon) 08:02

午前の問題は、ハード面はたくさん思い浮かびましたが、ソフト面は「節水」「省エネ体制の推進」くらいしか書けず、尻すぼみ答案になってしまいました。

それにしても午後の1-2は難問と感じました。I-2-1の”小規模下水道の計画設計”を選択しましたが、知っている知識を寄せ集めて、こじつけのような論文になってしまいました。

というわけで、
まあ自分は当落線上でしょうね。


       

No.27848 RE:集まれ上下水道! 投稿者:まめまめ 投稿日:2011/08/08(Mon) 08:48

埋めてきました!って感じです。
ハード面はそれなりに書けましたが、ソフト面は絞り出した感じです。
あと1-1-6を選び同じようなことを書きました。
そっくりな内容を午前も午後も書くってやっぱりダメかな・・・


       

No.27853 RE:集まれ上下水道! 投稿者:たっくん 投稿日:2011/08/08(Mon) 09:35

昨日は試験お疲れ様でした。

 午前の問題は、ソフト面がなかなか思いつきませんでした。【節水のよびかけ】のパンフレット作成・公表や【包括的民間委託】の導入による電力使用量削減方策の推進を挙げました。

 午後の問題の1800字の方は、まともに書けそうなのが小規模下水道のみしかなく選択したのですが自信がありません。


       

No.27860 RE:集まれ上下水道! 投稿者:まさんこ 投稿日:2011/08/08(Mon) 11:41

上水道事業体に勤務している受験者です。
ハード面では、浄水場上流移転についての記述が必要だと思います。位置エネルギーの利用、低効率小規模施設の集約、原水水質改善により高度処理が不要になること、給水地点との高低差を利用した小水力発電などの効果が得られるからです。
ソフト面では、他に漏水の早期発見(漏水調査、深夜配水量分析)、配水圧の低減、施設見学の受け入れによる教育なんかどうでしょうか。


       

No.27864 RE:集まれ上下水道! 投稿者:シマテツ 投稿日:2011/08/08(Mon) 12:48

まめまめさん
そんなことありませんよ。
内容が、合格点に達していれば問題ないはずですよ。


       

No.27900 RE:集まれ上下水道! 投稿者:ともとも 投稿日:2011/08/08(Mon) 20:16

上水道のT−2です。
わたしゃT−2−1を選択しましたが、皆さんどれにしました?

T−2−1 複数の浄水場を所有する水道事業体が浄水場を更新する際に、効率化及び危機管理の観点から検討すべき事項を述べよ。

T−2−2 凝集沈殿・ろ過施設を有する浄水場における前塩素処理、中間塩素処理、後塩素処理の各塩素処理について説明し、それらの長所・短所について述べよ。

T−2−3 表流水水源における水質事故の事前対策と事後対策について述べよ。


       

No.27901 RE:集まれ上下水道! 投稿者:TONNY 投稿日:2011/08/08(Mon) 20:29

皆さんのご意見参考になります。ソフト面とはそういうことを言うのですね…。

ちなみに、午後の3枚ものはT−2−2を選択しました。他の2問は、とても3枚は書ききれないと思ったので。


       

No.27902 RE:集まれ上下水道! 投稿者:のろ 投稿日:2011/08/08(Mon) 20:45

私もT−2−1を選択しました。効率化には施設統合、ダウンサイジング。危機管理には相互融通、二重化を書きました。細かい中身はぎりぎりの時間だったので、覚えていません。

       

No.27903 RE:集まれ上下水道! 投稿者:ともとも 投稿日:2011/08/08(Mon) 21:07

午前のUについてのコメントです。

TONNYさん
電力使用量削減のための方策としては、ソフト面の対策について、広域化はいいでしょうけど官民連携ってのはちょっと?よろしければ論理構成教えていただけませんでしょうか。興味深いです。

いぶちんさん
庁舎エアコン節約、消灯はアタリマエにグッドですね。アタリマエ過ぎて思い浮かびませんでした(^^)

たっくんさん
包括的民間委託の導入による電力使用量削減方策とのことですが、前述のように私にはイメージできませんでした。よろしければどんな論理構成か教えていただけませんでしょうか。民間なら効率的に運用する、ってことでしょうか?

まさんこさん
すごいですね、ちっとも思い浮かびませんでした。勉強になります。ちなみに浄水場の移転は午後のT−2−1で記述しました。なるほどねえ・・・。


       

No.27905 RE:集まれ上下水道! 投稿者:TONNY 投稿日:2011/08/08(Mon) 21:21

官民連携の件ですが、「官民連携により、民間の持つ省エネ技術の導入を積極的に推進する」みたいな論調で書きました。かなりのコジツケですが…。具体的な「省エネ技術」もこれといって浮かばないですし。

水そのものの量を減らしたり、他用途で代用したり、ピークを平準化するというような思想にまで、思いが至りませんでした。


       

No.27907 RE:集まれ上下水道! 投稿者:スピードメロン 投稿日:2011/08/08(Mon) 21:50

ソフト面って何を指すのか非常に悩みました。
電力使用量のピークカットやピークシフト、運転の効率化はソフト面だったのでしょうか?
この部分は、ハードかソフトか分からなかったので記述できず、非常に残念です。
結果、ハード面は、明らかな施設整備関連の内容だけ記載しました。
代わりにソフト面は、環境ISOへの組織としての取り組みや環境報告書の作成やそれの情報公開や建築付帯設備の省エネ等、それらの啓発で論理を組み立てました。
しかし、これが技術的な取り組みと言えるのか不安になってきました。


       

No.27925 RE:集まれ上下水道! 投稿者:ともとも 投稿日:2011/08/09(Tue) 00:19

上水道のT−2−1の再現です。どないでっしゃろ?

1.はじめに
2.効率化の観点から検討すべき事項
@施設整備の必要性の検討
廃止が最も効率的。施設の集約、広域化、水融通を通じての集約化。ただし、災害時の水の確保に支障が出る恐れもある。また、バイパス管路が必要になる場合は必ずしも効率的ではない。人口減少ならリサイジング。
A施設移転の検討
もし全面改築ならば場所から再検討すべき。
B施設整備方法の検討
補修で済めば効率的。耐震性を考慮して、3次元動的解析により検討する。補修方法としてはコンクリ増し打ちや鋼板、炭素繊維補強。
C施設整備方式の検討
施設更新には多額の初期投資が必要になるので、PFI方式も検討。
3.危機管理の観点から検討すべき事項
@耐震性の向上
ランクA1,A2,Bのいずれかを明らかにする。その上で3次元動的解析等により耐震性を考慮して設計する。
A経済性照査
B地震に対する危機管理
危機管理は複数化ではなく複線化と多重化。
C水質に関する危機管理
クリプトなら紫外線処理設備、カビや藻類ならオゾンと活性炭。対象とする危機事象に合わせてね。
4.おわりに
支えてくれた嫁さんに感謝します。とは書きませんでした(^^)   以 上


       

No.27939 RE:集まれ上下水道! 投稿者:たっくん 投稿日:2011/08/09(Tue) 08:24

>>まさんこさん
様々な対策があるんですね。勉強になりました。
ありがとうございますm(_ _)m

>>ともともさん
解答復元してみた包括的民間委託の箇所をそのまま載せてみます。
【従来より下水道処理場の管理の大半は民間委託によってされているが、仕様発注方式であるため創意工夫等がなされにくい状況であった。そこで、性能発注方式または複数年契約方式を基本とする「包括的民間委託」を導入することにより委託管理者のインセンティブが向上し、電力使用量削減等の改善方法が考案されることを期待できる。】

ただ、対策を述べるべきところで文の最初に課題を述べているのでよくないと復元しみて気づきました。。


       

No.27941 RE:集まれ上下水道! 投稿者:まさんこ 投稿日:2011/08/09(Tue) 08:49

ともともさん
 T−2−1についてですが、かなりいい線行っていると思います。
 事業体の立場で言えば省力化もポイントになります。設備の単純化や計装設備の充実によって、運転員の減員が実現できたら効率的だと言えます。それでなくても、監視しながら設計や事務処理を併行していますから危機管理上も有効ですかね。
 私は水道環境での受験ですので、横から目線で意見させて頂きました。


       

No.27962 RE:集まれ上下水道! 投稿者:ともとも 投稿日:2011/08/09(Tue) 21:41

TONNYさん
たっくんさん
お返事ありがとうございます。なるほどそういう論法ですね。
従来の施設ごとのPFIは人員削減、人員の単価削減で利益を出すっていうイメージだったんですが、法改正もありましたし変わっていくのかな?ちなみに「下水道処理場の管理の大半は民間委託」ってのは知りませんでした。勉強になります。

まさんこさん
お褒めいただき光栄です(^^)スルドイ書き込みをなさる方に褒められるとウレシイですね。実際に浄水場か配水場等の施設を運営されている方なのかな?にしても水道環境ってまたマイナーな(^^)きっと上水道持っていらっしゃるんでしょうね・・・。

上下水道は建設と違ってマイナーなのでマッタリしてていいですね(^^)


       

No.27963 RE:集まれ上下水道! 投稿者:マッキー 投稿日:2011/08/09(Tue) 21:58

ソフト面ですが、深夜電力の活用はいかがでしょうか?
上水道における実運用で、脱水機と揚水ポンプの稼動時間を、できる限り深夜時間帯にシフトしたことがあります。ただし、浄水能力に多少余裕がある場合ですが・・・。


       

No.27981 RE:集まれ上下水道! 投稿者:アッキー 投稿日:2011/08/10(Wed) 01:12

はじめましして 水道及び工水で受験2回目のアッキーと申します。
体験論文を始めるべきかやや迷っています。

Uなんですがややうがった書き方をしたかなあと後悔しています。
上下水道の課題
・上水道は位置本来自然流化でエネルギーを取り出せるはずの送・配水でエネルギーを使用していること。
・下水道は本来炭素エネルギーを大量に有している下水及び汚泥の処理にエネルギーを使っていること。

技術的対応上下水道共通
・上下水道関係者組織の節電の徹底
・節水の徹底による水道使用量のみならず下水量の軽減
水道
ハード面
・藻発生対策を兼ねた沈殿池への太陽光発電設置
・管路内水圧余力回収の為の小水力発電設置
・ポンプ等設備更新時の省エネルギー設備の導入
ソフト面
・電力消費量ピーク時のポンプ運転停止
・配水エリア再構築によるポンプ揚程量の低減
・原水濁度徹底管理による浄水処理負担の低減
・貯水槽水道ユーザーへの直結給水PR
下水道
ハード面
・下水熱のヒートポンプ推進
・メタンガス等バイオマス発電の推進
・汚泥の炭化による補助燃料生産
ソフト面
・返送汚泥管理等による処理負担軽減
・汚泥有効利用先の確保による汚泥処理量軽減

上水道はまさんこさん同様設備配置の検討とかは少し考えたのですが、現状のところで「普及は97%に達し、今後は質的向上しつつ持続可能な云々」と
書くことにしましたのでここでは止めてしまいました。しかし、午後も省エネが出題され、しかもなんだかいやな気がしたのに選択してしまい、「設計段階」で原水取水高さに触れてしまいました。

なんだかなあといった感じです・・・。


       

No.27985 RE:集まれ上下水道! 投稿者:まさんこ 投稿日:2011/08/10(Wed) 07:55

筆記試験後も同じペースで頑張れる人がいたらすごいですね。別に一息入れてもいいんじゃないでしょうか。私は昨年度上水道科目の筆記試験後は燃え尽きました。
ただ、合格通知後の体験論文提出期間内に、十分な時間が確保できない場合もありますから、構想を固めておくことと、書き方の研究ぐらいはしておいた方がいいと思います。
3000字の制限は意外ときつく、書きたいことをすべて書けません。不要な部分を切り捨てて、主要な点に絞って技術士的思考を表現してみてはいかがでしょうか。


       

No.28027 RE:集まれ上下水道! 投稿者:上下水道命 投稿日:2011/08/11(Thu) 00:06

下水道の問題はどんな物だったのでしょうか?。
ご教授頂けると幸いです。


       

No.28054 RE:集まれ上下水道! 投稿者:ともとも 投稿日:2011/08/11(Thu) 20:52

マッキーさん
深夜電力の活用も当然アタリマエにグッドですよね。水力発電との絡みで話題になっていたのに思いつかずでした。書けばよかった。

アッキーさん
迷いながらも用意するのがこの試験の特徴です。一服はともかく、私は休んでしまうとそのままサボってしまう(^^)ので、勢いのある今のうちにが〜〜〜っと作ってしまいます。っていうか、もうほぼ90%出来ました。概述のテーマを二つ用意したので、口頭での質問内容をにらみながらどっちにするか決めるだけです。何度も何度も推敲しながら作るのが本来の体験論文ですし、今しか真剣にやるときありませんよ。がんばってください。


       

No.28061 RE:集まれ上下水道! 投稿者:アッキー 投稿日:2011/08/12(Fri) 05:58

>>まさんこさん
 うちの会社は専門が決まっていて、自分の場合には港湾とか海岸とか空港を主にやらされるんですが、たまに専門外のところに2年位配置になるので、水道に来たからには何が何でもというのもあり、
モチベーションがあるうちに経験論文を書きたいんですよねえ。まあ経験業務がひたすら漏水探査とかなんでどうやって2つ上げようかなあという感じですが。
>>ともともさん
 会社で上下水道部門持っている人に問題と書いた午前、午後の回答の概略を話したら、「多分大丈夫じゃないか、そのまま体験論文書きなよ」とのことでしたので
書きだしました。前述の通り2つ目の業務が思い浮かば無いのですが。
 「上水道局とメーカーとのコミュニケーションの取り方」とかにしようかなあと本気で考えています。


       

No.28066 RE:集まれ上下水道! 投稿者:non 投稿日:2011/08/12(Fri) 10:11

午後の下水道を再現してみます。いかがでしょうか。


I-1 以下の8問から3問選んで回答せよ、ただしAグループから1問以上、Bグループからも1問以上選ぶこと。(各1枚以内)
Aグループ
I-1-1 市街地において下水道管渠を開削工法で布設する場合の安全対策について述べよ。
I-1-2 下水道における地震時のBCP(業務継続計画)について、その概要と策定意義を説明するとともに、策定にあたって検討すべき事項を述べよ。
I-1-3 下水道普及区域の浸水常襲地区において、繰り返し浸水被害が発生する要因を説明するとともに、具体的対策について、緊急的な対策と抜本的な対策に分けて述べよ。
I-1-4 下水処理場およびポンプ場において、自家発電設備を設置する目的を説明するとともに、その際検討すべき留意点を述べよ。
Bグループ
I-1-5 BOD-SS負荷について、その概要及び利用法を述べよ。
I-1-6 下水の高度処理のうち、窒素およびりんを同時除去する処理プロセスを1つ挙げ、窒素およびりんの除去原理と処理プロセスの特徴を述べよ。
I-1-7 下水汚泥の嫌気性消化について、その原理と維持管理に際して留意すべき点を述べよ。
I-1-8 下水汚泥のバイオマスとしての特徴について、他のバイオマスと比較して説明するとともに、下水汚泥のバイオマス利用の方法を挙げ、それぞれの概要を述べよ。

I-2 次の3問のうち1問を選んで回答せよ。(3枚以内)
I-2-1 小規模下水道(計画人口が概ね10,000以下)の対象となる地域の特徴について説明するとともに、小規模下水道絵を計画・設計する上での留意点を述べよ。
I-2-2 下水処理場のネットワーク化の意義について説明するとともに、ネットワーク計画を立案する際の検討手順と留意点を述べよ。
I-2-3 下水道施設の空間(下水処理場の上部空間、管渠内空間など)の利用について、その意義を説明するとともに、利用計画策定に当たっての留意点を述べよ。


       

No.28135 RE:集まれ上下水道! 投稿者:将来の受験生 投稿日:2011/08/15(Mon) 14:54

上水道のTー1の問題を教えてください。

       

No.28138 RE:集まれ上下水道! 投稿者:TONNY 投稿日:2011/08/15(Mon) 17:18

全文転記ではありませんが、要点は以下の通り。

上水道T−1

(Aグループ)
@活性炭処理の目的、および粉末活性炭と粒状活性炭による処理の特徴と処理上の留意点。
Aクリプトが検出される地下水を原水とする浄水場における膜処理導入時の検討事項。
B送配水ポンプの設計上の留意点、およびポンプ形式の分類と制御方式。
C液状化現象の説明、および送配水管の液状化対策。

(Bグループ)
DpH調整剤および凝集促進剤の具体例示、および使用目的。
E水道事業における環境負荷低減の背景、および設計・維持管理段階における省エネ対策。
F水源貯水池および集水区域の水質保全対策。
G貯水槽水道における課題および適正な管理方法。


       

No.28139 RE:集まれ上下水道! 投稿者:TONNY 投稿日:2011/08/15(Mon) 17:26

全文転記ではありませんが、要点は以下の通り。

下水道T−1

(Aグループ)
@市街地において、下水道管渠を開削工法で敷設する際の安全対策。
A地震用BCP策定の概要・策定意義、および策定時の検討事項。
B浸水常襲地域において浸水被害が繰り返し発生する理由、およびそれに対する緊急対策と抜本的対策。
Cポンプ場に自家発を設置する目的、および検討すべき留意点。

(Bグループ)
DBOD−SS負荷の概要と利用法。
E窒素リン同時除去プロセスの原理およびプロセス。
F嫌気性消化の原理および維持管理上の留意点。
G下水汚泥のバイオマスとしての特徴、およびバイオマス利用法(2つ)の概要。


       

No.28212 RE:集まれ上下水道! 投稿者:non 投稿日:2011/08/20(Sat) 06:25

このスレは、もう打ち止めのようですね。
親切に今年度の問題を開示しても、だれもお礼を言わないところが、気になりますが‥‥。
大丈夫かな。


       

No.28285 RE:集まれ上下水道! 投稿者:サンセット 投稿日:2011/08/26(Fri) 09:58

今年度の一般問題の内容についてどなたか教えて下さい。
電力使用量削減の必要性に対してなのですが、
やはり、震災の影響をうけて全国的に節電モ−ドになっていること。今後の日本のエネルギ−供給について見直しが求められていること。などが求められる解答でしょうか。
私はテンパって、地球温暖化対策として電力削減が必要ではないかと記述してしまいました。
やっちまった感は否めません・・・。
節電は大変重要で、常に進めていくべきことだと思うのですが、今現在の日本の状況を考察した解答が必要だったのでしょうか?


       

No.28322 RE:集まれ上下水道! 投稿者:yasu 投稿日:2011/08/31(Wed) 19:46

>サンセットさん

個人的には,「おわりに」の中で『震災被害で電力不足が生じたことを考えると,使用量削減は丁度いいですね!』ぐらいの感じで追記して,そういった点も意識していることをみせながら文字数稼ぎする程度でしょうか。

メインとなるのは,やはり上水も下水も水処理に莫大な電力を使用している点です。
人口減少で収入減,割が合わない上水道・下水道料金(特に下水道はひどい)という問題点に対して,上水道・下水道事業を継続・維持していくための対策を延べていくべきだと思います。

○ハード対策
 改築更新に併せて省電力の機械に入れ替え,不明水などの無駄をなくす対策等

○ソフト対策
 水処理に掛かる負担軽減の呼びかけ(自助でできること,水処理に掛かる費用への理解を求める教育や情報公開等)


       


No.28303 建設部門:道路(道路構造物)で受験の方 投稿者:日焼けライオン 投稿日:2011/08/27(Sat) 20:57 [返信]

はじめまして、日焼けライオンと申します。
建設部門:道路(道路構造物)で受験された方、または
受験して合格された方、技術的体験論文はどのような内容を書いたのでしょうか?
差支えない範囲で教えていただければありがたいです。


       

No.28314 RE:建設部門:道路(道路構造物)で受験の方 投稿者:ただ 投稿日:2011/08/29(Mon) 21:32

日焼けライオン様

建設−道路(道路構造物)の技術士です。

私は、体験論文において、

○略記:災害復旧に伴う大型ブロックの計画・設計及び大型ブロック構築に伴う道路の交通機能に留意した仮設工の設計

○詳述:道路拡幅に伴う既設構造物を利用したコンクリート水路工の計画・設計

について記述しました。

この程度では、さっぱりイメージできないかもしれませんが多少でも参考になれば幸いです。


       


No.28079 応用理学部門地質 投稿者:河童 投稿日:2011/08/12(Fri) 20:45 [返信]

私は20年以上前に、技術士を取得したものですが、最近の問題はどんなものですか。
他の部門では、盛んに議論がなされていますが、応用理学地質の話題が無いようなので、聞かせて下さい。
もうロートルですが興味があります。


       

No.28306 RE:応用理学部門地質 投稿者:taku 投稿日:2011/08/28(Sun) 12:53

応用理学部門のH23年の問題をブログにアップしました。参考にして下さい。図は省略しています。
http://ameblo.jp/taku55555/
参考にして下さい。


       

No.28309 RE:応用理学部門地質 投稿者:河童 投稿日:2011/08/28(Sun) 19:47

takuさん有難うございます。
しかし、今の実力じゃとても合格は無理だと、思い知らされました。
継続教育は大事ですね。