23. 下記の式は、「道路橋示方書・同解説W下部構造編(平成29年11月)」の偏荷重を受ける軟弱地盤上の基礎に対する側方移動の判定式(I値)である。判定式に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。 a. 上式による側方移動の検討を行うのは、標準貫入試験のN値が6以下又は一軸圧縮強度が120k N/m2以下である粘性土層が存在する場合である。 b.上式による算定結果、I値が1.2以上の場合は側方移動が生じると考えてよい。 c. 上式は、実験による結果を定式化した推定式であるため、地層構成、支持地盤等の地盤条件を十分に考慮した各補正係数を用いることが必要である。 d.上式のみで側方移動の可能性を判定することが難しい場合には、必要に応じて円弧すべりによる判定などの他の手法も適用するなどし、側方移動の可能性について総合的に評価するのがよい。
a. 上式による側方移動の検討を行うのは、標準貫入試験のN値が6以下又は一軸圧縮強度が120k N/m2以下である粘性土層が存在する場合である。
b.上式による算定結果、I値が1.2以上の場合は側方移動が生じると考えてよい。
c. 上式は、実験による結果を定式化した推定式であるため、地層構成、支持地盤等の地盤条件を十分に考慮した各補正係数を用いることが必要である。
d.上式のみで側方移動の可能性を判定することが難しい場合には、必要に応じて円弧すべりによる判定などの他の手法も適用するなどし、側方移動の可能性について総合的に評価するのがよい。