過去ログ倉庫No.99


No.22787 経歴について 投稿者:若輩者 投稿日:2010/04/08(Thu) 21:11 [返信]

今年,道路で受験を考えております.自分は,道路土工の設計,切廻し道路工事の施工管理・施工計画,道路橋の設計の経験はありますが,道路計画や維持修繕のような業務経験はありません.過去問を見たところ,後述の問題が多く,道路工事のような経験が不適合なのではないか?と不安であります.
自分のような経験でも経歴として認められ,受験が可能なのでしょうか?


       

No.22790 RE:経歴について 投稿者:6V6GT 投稿日:2010/04/08(Thu) 22:09

当方、電気電子部門のため、道路については全くの門外漢ですが、問題ないと思いますよ。
「二次筆記試験の問題は道路計画に関するものが多い」傾向があり、若輩者様が『道路計画は苦手』なのであれば、二次筆記試験対策として道路計画を補う勉強をすればいいのではないでしょうか。
そして口頭試験に進むことができれば、若輩者様の得意分野(道路土工)で直球勝負をすると。
いかがでしょう?


       

No.22798 RE:経歴について 投稿者:林寅吉 投稿日:2010/04/09(Fri) 12:38

道路に関しての「専門とする事項」の主なものとして、道路計画、道路設計、道路構築、舗装等がありその他のものとして道路構造物、道路附帯施設など任意の事項でもよいとされております。
その中で若輩者さんの業務経験からは道路構築が最も適しているのかなって思いました。
また筆記試験における専門については以下の設問がなされます。
T-1【必須】
H19〜H20については道路行政や政策に関する出題が多かったと思いますが、H21は道路構造令の弾力的な運用についてでした。
T-2【選択】
1.道路計画
2.道路設計
3.施工、維持及び施工管理
4.道路舗装
5.道路構築
以上5項目の中から1問選択して回答するという形は毎年変わっておりません。
これらのことから筆記試験でのT-2に関しては、3或いは5を選択すればよいと思います。
まず過去問を見ても道路計画や道路設計に偏っているとは思いませんし、若輩者さんの経歴においても十分対応可能かと思いますよ。
したがって経歴としても認められますし、受験も可能です。
但し建設部門には「施工計画及び積算」の科目もありますので、経歴作成時は、こちらの科目に捉えられないよう、あくまで道路分野の経歴であることを強調した表現に気を付ける必要はあると思います。
頑張って下さいね。


       


No.22718 いよいよ! 投稿者:にんじん 投稿日:2010/03/31(Wed) 22:59 [返信]

よーし申し込み日がきました。久しぶりにヤルゾー!
今年受験のみなさんよろしく!


       

No.22720 RE:いよいよ! 投稿者:TX650 投稿日:2010/04/01(Thu) 01:28

早速電子申請で出願しました。皆様よろしくご指導・情報交換お願い致します。
今年は既技術士の大学の先輩に経歴票を添削してもらいました。やはり自分だけでは気付かないところがあるものですね。


       

No.22729 RE:いよいよ! 投稿者:しーばーど 投稿日:2010/04/01(Thu) 17:54

経歴表を添削していただき、修正を行っています。
去年の経歴表作成があまりにもイージーだった感があります。
体験論文のネタを入れることだけしか考えていませんでした。
経歴表は、口頭試験の資料=体験論文とも同格だと言うことを、
去年は理解できていなかったです。
試験官が、経歴表を見て、何を考えるかと言うことを想像できていなかったです。
経歴×の一因が経歴表にあったと考えられるので、
今年は、気合いを入れて作成します。
言い尽くされた言葉ですが、
「技術士試験(二次試験)は、出願時から試験が始まっている」
ことを肝に銘じます。


       

No.22730 RE:いよいよ! 投稿者:クリスタルカリバーン  投稿日:2010/04/01(Thu) 18:07

今日を入れて試験日まであと130日です。
(総監を受験される方はあと129日です)
仕事、体調などの帳尻をうまくつけてがんばりたいと思います。
よろしくお願いいたします。


       

No.22731 RE:いよいよ! 投稿者:ちゃーはん 投稿日:2010/04/01(Thu) 18:11

今年、口答試験で不合格だった者です。不合格発表からまだ1ヶ月も経過しておらず、ダメージが回復していません。でも時は経ちます。再度申しこみにかかります!

       

No.22734 RE:いよいよ! 投稿者:にんじん 投稿日:2010/04/01(Thu) 22:12

わたしも電子申請、さっそく送付しました。建設−鋼コンです。

       

No.22758 RE:いよいよ! 投稿者:NABE 投稿日:2010/04/03(Sat) 20:16

受験番号は、申込みを郵送にした方が初めの番号になるそうです。私は、あえて郵送にして受験番号○○○0001を狙ってみます。(何となく縁起がよさそうなので)

       

No.22760 RE:いよいよ! 投稿者:TX650 投稿日:2010/04/04(Sun) 00:34

NABEさん

> 申込みを郵送にした方が初めの番号
おぉ、そうなんですか!知りませんでした。
1日の午前1時過ぎに電子申請して整理番号が「…003」だったので、ひょっとして私が部門ではトップかな?と思っていたんですが(笑)


       

No.22761 RE:いよいよ! 投稿者:ストラト 投稿日:2010/04/04(Sun) 00:56

私も、3つ目を今年受験しようと思います。まだ勉強しておりません。しかも、専門から少し外れている科目なので、無謀かなぁとも思っています。2年計画で力を蓄えつつでもいいかなぁと思いながらも、そうはいっても折角勉強するので合格したいものですよね。

これまでは、業務名程度の経歴書記入としていましたが、今回からは業務の課題を意識して盛り込もうかなぁと思っています。

電子申請は、これまで行ったことがなかったので、これまでどおりの郵送にしようか、それともどうしようかと迷っています。(課題抽出がスムーズに進めば電子申請にしますが、じっくり手書きで申請するのも、戦いの前のよい儀式のようにも感じます)


       

No.22768 RE:いよいよ! 投稿者:詐欺士 投稿日:2010/04/04(Sun) 16:10

ストラトさん
>これまでは、業務名程度の経歴書記入としていましたが、今回からは業務の課題を意識して盛り込もうかなぁと思っています。

特に2科目以降の場合、履行業務をストレートに書くと受験する分野から乖離した経歴ばかりのようになる危険性があります。
受験する科目のテーマになるべく沿った形で「業務の課題」を盛り込むことは、特に2科目め以降の場合は非常に重要なことだと思います。
先日その辺の考え方について(全くの私見ではありますが)まとめましたので、よろしければご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/pe_sagishi/archives/2547391.html

電子申請については私も何回か利用し非常に便利だと思いました。但し、期限が4月中旬と郵送や持参より早いのが大きな難点です。

申し込み書類の業務経歴には、「技術的体験論文」で披露する業務2つを掲載するのが理想的です。
技術的体験論文の骨子が十分煮詰まっている方であればともかく、特に今年初受験の建コン社員の方等は、先月までは昼夜を問わず忙しくて技術的体験論文どころではなかった方もかなりおられると推察します。

技術的体験論文の骨子が定まっていない方は、まず技術的体験論文の骨子を十分検討するとともに、社内の既技術士の指導、すきやき塾の指導等で技術的体験論文の骨子が十分煮詰まった段階で、これを折り込んだ業務経歴書を作成、申し込み手続きすることをおすすめいたします。


       

No.22770 RE:いよいよ! 投稿者:ストラト 投稿日:2010/04/04(Sun) 20:58

詐欺士様
ブログを拝見させたいただきました。既技術士(2科目)で、筆記の手ごたえがあっても、不合格とは驚きです。なぜ不合格なのかがわからないと、再受験の意欲がわかないでしょうね。


       

No.22771 RE:いよいよ! 投稿者:詐欺士 投稿日:2010/04/04(Sun) 23:46

ストラト様
>既技術士(2科目)で、筆記の手ごたえがあっても、不合格とは驚きです。なぜ不合格なのかがわからないと、再受験の意欲がわかないでしょうね。

筆記落第の時は愕然としました。
でも、この試験はある意味「水物」なんだと勝手に解釈しています。
「時の運」もかなり影響するんじゃないかと・・・・

自分の拙い体験から考察すると、この試験はやはり合格のコツという物が存在すると思います。
最近ブログ更新をさぼっていましたが、これらを私なりに発信するとともに、今年は自らの経験に基づいた知見により、受験者のサポートに徹したいと考えています。

ちょっとスレ違いで済みませんでした・・・。


       

No.22772 RE:いよいよ! 投稿者:にんじん 投稿日:2010/04/05(Mon) 19:04

本日申し込み完了確認しました。受験料を払ったらヤル気がわいてきました。いよいよ本格始動ですね。

       

No.22778 RE:いよいよ! 投稿者:しーばーど 投稿日:2010/04/07(Wed) 12:33

今日の朝、出願しました。
期限前に受験料を払わないと(笑)。
後は、写真のロードもです。
去年よりかなり番号が早いです。一桁はないでしょうけど(笑)。


       

No.22779 RE:いよいよ! 投稿者:ふぁい 投稿日:2010/04/07(Wed) 19:18

シーバードさん、がんばってください。
結果が悪くても、いろいろ書き込んでいたその姿勢に
感服しています。


       

No.22780 RE:いよいよ! 投稿者:しーばーど 投稿日:2010/04/07(Wed) 21:19

受験料払いました。
後は写真です。
ふぁい 様
レスありがとうございます。

落っこちて、やけになって書いた書き込みを覚えている人がいるとは、思ってもいませんでした。
内容に気をつけなくては。
まあ、負け組ができるのは、負けた姿を晒すことだけです。


       

No.22781 RE:いよいよ! 投稿者:sonny 投稿日:2010/04/07(Wed) 21:20

今、添付ファイルのアップロードも完了しました
いよいよ、受験です
みなさん、ともに頑張りましょう

建設−鋼構造


       

No.22797 RE:いよいよ! 投稿者:しーばーど 投稿日:2010/04/09(Fri) 12:35

受付完了のメールが来ました。
後の準備は勉強するだけです。
去年は、郵便番号を間違えていました(最後の不合格
通知まで気が付いていなかった(笑))。
今年は、写真を撮った時に着ていたYシャツがダボダボ
(兄のと間違えた(笑)、用事が終わって家に帰ってから気づいた)。
試験結果を示しているようです(笑)。


       


No.22736 総監の選択科目について 投稿者:baku 投稿日:2010/04/02(Fri) 00:32 [返信]

今年総監の受験を考えているものです(建設コンサルタント勤務)。

私は建設部門(河川;H19)と農業部門(農業土木;H21)を取得しているのですが、総監を受験する際,選択科目をどちらとするか迷っております。
当初,現在従事している業務が主に農業土木であるため農業土木での受験を考えておりましたが,
上司から建設部門の方が有利であるという意見をもらいました。
有利とは何に対してのものかまでは確認しなかったのですが,選択科目の違いによって有利とか不利とかはあるのでしょうか?


       

No.22737 RE:総監の選択科目について 投稿者:胡椒 投稿日:2010/04/02(Fri) 00:43

とったあとの問題だと思います。農業土木に比べて、河川のほうが圧倒的に業務が多い。
そうなると会社として、建設のほうが良いと言っているだと思います。


       

No.22754 RE:総監の選択科目について 投稿者:ストラト 投稿日:2010/04/03(Sat) 09:17

より多くの業務に携わるであろう分野で取得されるのがよいと思います。

ところで、
私の場合は、H16で専門を取得して、H21に総監を取得しました。管理職になってから、総監を取得しようと思ったからです。専門取得後は特に業務が忙しく、昨年、少し業務に余裕があったこともあります・・・。

それぞれ1回の受験で合格できました。なお、専門ではかなり努力しましたが、総監は、業務を進める中で総監の頭になることが大切で、択一以外は勉強するというものではありませんでした。(もちろん、業務優先で、効率的に対策に取り組みました)


       

No.22776 RE:総監の選択科目について 投稿者:baku 投稿日:2010/04/06(Tue) 23:48

胡椒様,ストラト様,返信が遅くなり申し訳ありませんでした。

取ったあとを考えると選択科目を農業土木で取得した場合,確かに資格としての有用性には疑問が残ります。
私の場合,どちらかというと総監技術を勉強しそれを日常の業務でどう生かすかを主目的としていましたので,資格そのものの活用に関してはあまり考えておりませんでした。
国交省の方はどうなのかちょっとわかりませんが,もう少し自分で調べてみて結論を出したいと思います。

ご回答ありがとうございました。


       

No.22777 RE:総監の選択科目について 投稿者:詐欺士 投稿日:2010/04/07(Wed) 00:30

bakuさん、詐欺士です。ご無沙汰しております。

平成13年度以降の取得者にとって、建設部門総監の取得で得られる大きなメリットとして、参加表明書提出段階において、国土交通省に「業務経験年数が問われない」が挙げられます。
※但し、参加表明書に「河川、都市計画、下水道に係る調査、計画、設計:○○年」とか書くか書かないかの差だけなんですが・・・。

但し、地方自治体にあっては、その部門の「総監」を競争参加資格に位置づけている所も増加傾向にありますね(例:川崎市役所とか・・・)。


       


No.21939 QC7つ道具 投稿者:一寸 投稿日:2010/02/27(Sat) 18:06 [返信]

QC7つ道具にある特性要因図とチェックシートというのは簡単に覚えられましたか?QC7つ道具は数値データを整理する方法と有りますが、特性要因図とチェックシート=QC7つ道具ということが繋がってきません。そのためなかなか覚えられない、何日か経つと忘れてしまうのですが私だけでしょうか?そのぐらいの事は試験の時だけ覚えれば良いのかも知れませんが、皆さんはすんなり覚えられたのか気になったので質問させていただきました。

       

No.21941 RE:QC7つ道具 投稿者:goodsoil 投稿日:2010/02/28(Sun) 11:47

 正解かどうか分かりませんが、とりあえず返信します。私の理解が間違っていたら、皆様どんどん、ご指摘ください。
 インターネットで検索すれば、なぜ特性要因図とチェックシートが数値データを整理する方法に分類されるのか良く分かるサイトを見つけられるかもしれません。

1.チェックシートについて

 自分の業務経験で作ったチェックシート(正確には特記仕様書を作り、シート自体はコンサルタントの方に作成してもらいました)は、シートに数値を書き込む方式でした。

 この背景は、技術者の人材が質・量ともに絶対的に不足している組織を支援することにありました。

 支援対象の組織の本部には、データの異常値を分析し、どのような対策をとれば良いかを判断出来る技術者がごく少数いましたが、地方支部になると、そのような技術者がいませんでした。

 そこで、数値の意味が分からないレベルの技術者でも、例えば、ある構造物についてチェックシートに従い、計測した数値を入れて、そのデータを本部に送れば、本部の技術者が、その構造物が問題ないのか、異常値を示しているのかを判断・対策を取る体制を作り、人的資源管理と情報管理の問題に対応するというものです。

 間違っているかもしれませんが、青本のP162に掲載されているHAZOPと考え方は一緒かなと思っています。

 なお、このチェックシートはあくまでレベルが未熟な、あるいは専門外の技術者でもデータを取り、それを分析出来る技術者や部署に送付することを目的に作りました。従って、私の所属組織にいる技術顧問をしている人達に言わせると、使いづらいチェックシートだそうです。

 数値データと少し話がそれますが、チェックシートの内容も、どの程度の技術者が使うかによって、変えていかねばならないです。

 この他、定期点検活動(青本P150)に掲載されているチェックリストも判断基準を数値で表せば、数値データを扱うことになると思います。

 統計を取る場合の基データもチェックシートを使うことがあるようです。


2.特性要因図について

 これは、よく分からないのですが、青本P16の図を見ると、小枝(第2次要因)の例が定量的に表せるものが多いことから、数値データになるのかな?と自分に思い込ませてきました。

 特性要因図が数値データを整理する方法であることを教えて頂ける方がいれば、私も勉強になります。

 宜しくお願いします。


       

No.21944 RE:QC7つ道具 投稿者:西部戦線 投稿日:2010/03/01(Mon) 06:14

以下は,ある程度,推定です.

 QC7つ道具は,1970-80年代の大量生産時代に,一定の製品品質の管理手法として発達した.そのため,数値データ処理が多い.
 しかし,特性要因図は,数値データ処理とは言えないが,当時,原因−結果を整理するために品質管理で用いられていたので,7つ道具に入った.

 新QC7つ道具は,製品品質の概念が拡大し,製品企画から生産までの全社的生産管理が必要になったため,問題解決手法として開発された.だから生産された製品の規格や寸法に関する数値データ処理は少ない.

 QC7つ道具を下敷きにして,新QC7つ道具で問題解決を図る.


       

No.21945 RE:QC7つ道具 投稿者:いさ 投稿日:2010/03/01(Mon) 09:19

会社でQCサークルとかされていないんですか?
私は入社の時から、嫌というほどやらされたので、骨身に染みて覚えてますよ・・・

 ・特性要因図は「魚の骨のやつ」!QCといえばこれ。基本です。
 ・チェックシートも処理方法としては基本中の基本 → 基本的なので、「新」では無くて「旧」7つ道具

これだけで覚えてました(^−^;


       

No.21947 RE:QC7つ道具 投稿者:貝狗狗 投稿日:2010/03/01(Mon) 12:37

QC7つ道具は、主として数値データを扱うことに適しているとされる。「主として」ということは7つ全部ではないでしょう…。

       

No.21970 RE:QC7つ道具→いささんに質問です。 投稿者:goodsoil 投稿日:2010/03/02(Tue) 00:39

 スレッド主の一寸さんは特性要因図が数値的データを整理する方法の一種であることが理解出来ないので掲示板で質問しています。
 私もよく分からないので知りたいです。

 「骨身に染みて覚えてますよ・・・。特性要因図は『魚の骨のやつ』!QCといえばこれ。基本です。」では一寸さんの質問への回答になっていません。
 骨身に染みた体験から得た具体的成果を教えて頂ければと思います。

 QCサークルで鍛えた時代に、特性要因図を使って、何か改善、解決した経験を教えて頂ければ、数値的データを整理する方法の一種なのか、あるいは西部戦線さんの言うように、時代の関係でQC7つ道具に組み込まれているのか、貝狗狗さん(何と読むのでしょうか?)の言うように、QC7つ道具は「主として」なので特性要因図は数値的データを扱わないのか明快になります。

 宜しくお願いします。


       

No.21971 RE:QC7つ道具 投稿者:一寸 投稿日:2010/03/02(Tue) 07:50

皆さん、ご意見・ご回答有難うございます。時代的なことで新QCが出来たのは言葉から分かりますが今の若い年代の方達は順番に覚えていくようなものでなく一度にQC7つ道具と新QC7つ道具を知ってしまいます。(私はもうそんなに若くは無いですが^_^;)そうした時、双方を覚えるのに苦労すると思ったのです。主としてと言うことで全部ではないという事で納得すれば良いのですかね。
goodsoil様、チェックシートと言うとレ点や○×などつけるだけのようなものイメージして数値を扱うようなイメージがもてませんでした。
いさ様、QCサークルとか嫌というほどされてるんですね。弊社でも今後していきたいと思います。


       

No.21979 RE:QC7つ道具→いささんに質問です。 投稿者:いさ 投稿日:2010/03/02(Tue) 11:54

> 一寸さんの質問への回答になっていません。
> 骨身に染みた体験から得た具体的成果を教えて頂ければと思います。

はいはい
なんだかえらく挑発的な書き込みですが・・・そんなにカチンと来ました?(´・ω・`)

(旧)QC7つ道具は、別に数値データを扱うために作られたわけではなくて
品質管理の1手法として作られたものです
たまたま数値データを扱ったもののほうが、手法としてまとめやすく、現場でも使いやすいので普及したのでしょう
その後、QCを拡張するにあたって、数値データ以外のものをまとめる手法が不足していたので、新QCとして整備されたのです

だから貝狗狗さんのおっしゃるとおり、「主として」と書いてあるわけです
もちろん特性要因図で言語データも扱えます
「数値データ」=(旧)QC と覚えると勘違いしますね

確かに一寸さんのおっしゃるとおり、若い年代の方は、一気に旧・新があるので区別しにくいのかもしれませんね
新・旧の区分を覚えることに、どれだけの意義があるか疑問ですが・・・
「骨身に染みて」覚えるのでしたら、実際にQCサークル活動をされるのが一番です 百聞は一見に如かず 百見は一経験に如かず


       

No.21984 いささんへ(昨日半分寝ながら書いていました) 投稿者:goodsoil 投稿日:2010/03/02(Tue) 20:27

 別に挑発的に書いたつもりはなく、昨晩半分眠りながら書いたので、単刀直入な表現となり、それがいささんを不愉快にさせてしまったようですね。
 すいませんでした。
 
 特性要因図はQC7つ道具に含まれているけれど数値データを扱う手法ではないということですね。QC7つ道具の「主として」ではないものが特性要因図だったのですね。


       

No.21995 RE:QC7つ道具 投稿者:一寸 投稿日:2010/03/04(Thu) 07:53

いさ様
新旧の区分を覚えるのにどれだけの意義があるのか?私も意味が無いとは思いますが試験なので仕方ないですね。今回、こうして質問することによってチェックシートと特性要因図は覚えることが出来ました^_^;
皆様、レス有難うございました。


       

No.22590 RE:QC7つ道具(今更ですが・・・) 投稿者:goodsoil 投稿日:2010/03/23(Tue) 20:19

一寸様

 今更ですが、今朝、青本P16の特性要因図の説明に「・・・定性的な因果関係を表したものが特性要因図である」と書いてありました。

 青本を3年も持っていて、「定性的」とはっきり記載されてあるのに初めて気がつきました。

 それでは。


       

No.22623 RE:QC7つ道具(特性要因図について) 投稿者:goodsoil 投稿日:2010/03/25(Thu) 22:24

 別にQC7つ道具のことばかり勉強している訳ではありませんが、今朝解いていた予想問題集に、特性要因図は数値データと関連するとの解説があったのでインターネットで調べてみました。

 新潟大学の先生?のウェブサイトにQC7つ道具を解説したものがあり、問題における現場の数値データもないのに、どうやって骨を描くのかのようなことが書かれています。
 特性要因図の提案者がそもそも間違った考えを持っているとのことも書かれています。

 他のQC7つ道具に係る説明も斜め読みしかしていませんが、結構面白いです。でもこのサイトは新しいものと思われますので、予想問題集で書かれていた「数値データを扱う」とは別のことが書かれているのでしょう。
 http://www.geocities.jp/seiren25/index.html

 この他に、「データの得やすい特性を決めること」、「原因の重みづけを行い、影響度が数値で表すことが出来る場合は、パレート図にて影響度を表す」等の解説したサイトもありました。

 長々と書きましたが、本番の試験では、青本に掲載されていることを正解とすると思うので、もし択一で関連問題が出た場合は、数値データを整理する方法ではないという選択肢を選ぶのが無難かと思います。


       

No.22756 RE:QC7つ道具 投稿者:西部戦線 投稿日:2010/04/03(Sat) 15:54

推定ですが,私はこう理解しました.

特性要因図は,KJ法などで,因果関係を定性的に推定する時に用いられる.その準備段階でブレストを使う.

その関係が真かどうかを,回帰分析や因子分析法で数値的に検証する.

新潟大の先生は,そのようなことを言われたのではないでしょうか.

しかし,現場では,数値的に検証することは難しいと思います.繰り返し実験できる状況にないのが通常なので.


       

No.22774 RE:QC7つ道具(最後にまた特性要因図) 投稿者:goodsoil 投稿日:2010/04/05(Mon) 22:01

 今朝、前回とは別の問題集を解いていたら(総監3浪中のため持っている問題集が多いです)、特性要因図をデータと関連して活用する方法例が載っており、「なるほど」と思ったので紹介します。

 「新しく導入した製造設備がある製品の生産を開始したが、同設備のいくつかの構成成分に故障が発生している。そのため製品の不良率も高い。」

→「この問題に対応するために、まずパレート図で故障や不良の発生頻度の大きいものを抽出し、頻度の大きいものを特性要因図に従って対策を行えば迅速な結果が得られ、かつ達成進度も分かる。」

 特性要因図だけを使うのではなく、パレート図で原因の重みづけをし、骨を描いていくのは良いような気がします。実際やったことがないので分かりませんが。

 ただし、上述のことは自社の製造設備等の問題改善では使えるかもしれませんが、西部戦線さんのおっしゃられる通り、建設現場では納期等があり、使いにくいでしょうね。

 理論だけで飯が食えるわけでもないですしね。

 今回でこのスレッドへの書き込みを最後にします。

 インターネット申請をするので早くそちらの方を片づけなければなりません。


       


No.22738 経歴について 投稿者:ケンケン 投稿日:2010/04/02(Fri) 01:51 [返信]

お疲れさまです。
基本的なことで申し訳ありませんが、ご教示いただけるとありがたいです。
鋼構造及びコンクリートで二次試験の受験を考えている建設コンサルタントのものです。
どちらかといえば鋼橋設計の方が得意なため、専門とする事項を鋼構造で受験しようと考えています。
しかし、経歴を書いていると鋼橋の実績が以外と少ないため、PC橋も入れて書こうかと考えているのですが、鋼構造で受験するのであれば、やはり鋼構造の経歴だけで書く方が良いのでしょうか。
宜しくお願い致します。


       

No.22742 RE:経歴について 投稿者:建築士 投稿日:2010/04/02(Fri) 12:58

技術士にふさわしい業務であればよいのではないですか。
専門は鋼構造でもそればかりとは行きませんよね。
他のことでも技術士としての「計画・設計・研究・分析・試験・評価」の業務若くべきだと思うのですが、どうでしょうか。


       

No.22743 RE:経歴について 投稿者:胡椒 投稿日:2010/04/02(Fri) 13:06

PC橋も経歴に入れて、専門を「鋼・PC橋の設計」とすれば問題はない。
よほどの専門業者でなければ、「鋼橋」のみや「PC橋」のみとはならない。
どちらも、「鋼構造」と「コンクリート」の分野であり、問題はない。


       

No.22773 RE:経歴について 投稿者:ケンケン 投稿日:2010/04/05(Mon) 19:28

建築士さん、胡椒さん、有難うございました。
鋼橋、PC橋にこだわらず、技術士としてふさわしい業務を選別して書いてみます。
有難うございました。


       


No.22717 技術士取得のメリット 投稿者:ストラト 投稿日:2010/03/31(Wed) 22:42 [返信]

仕事を行うにあたって、
・高等の専門的応用能力を意識し、それを有するようになる
・スキルや意欲・モチベーションが向上する
・一個人としての技術力・倫理観の裏づけをもつ
・継続研鑽・公益確保に取り組む者となる
など、技術士取得後ただちにその効果が表れます。

さらに仕事に対して自信が持てるようになり、信頼が高まり、仕事が増える、苦労する、そして成長する。成長すると、さらに自信が持てる、信頼が高まる・・・成長のスパイラルアップとなります。このことは、技術者として常に一流であり続けることを意味します。

また、仕事は一つの「行」です。一心に打ち込んだ仕事は、禅僧の行と同じです。どちらも人間を磨くために行うものです。仕事すなわち修行です。仕事ができるようになるということは、人間として一流になるということなのです。

技術士取得の愚痴ではなく、それぞれの技術者人生のいろんな夢を描いてみませんか。思考は現実化する、です。

一部古典等からの引用でした。


       

No.22721 RE:技術士取得のメリット 投稿者:ストラト 投稿日:2010/04/01(Thu) 07:17

ちょっと、内容が固すぎたかな。伸びないスレですね。監理技術者としての現実的なメリットくらいなのでしょうか。

取得者が増加するに従って、逆に取得していないデメリットが多くなるのでしょうね。


       

No.22723 RE:技術士取得のメリット 投稿者:ひとそれぞれ 投稿日:2010/04/01(Thu) 09:00

「愚痴よりも先に、良い未来を想像して技術士試験を頑張ろう」というストラトさんに総論で共感します。

ただ、「仕事ができる=人間として一流」は論理的にも破綻していると思いますし、個人的にも言い過ぎだと思います。
技術士でなくとも素晴らしい人は幾らでもいます。人として一流かどうかの判断などできないと思います。
私は人間として物理的、精神的になにかしら不足していても、前向きに頑張っている人や生きるためにもがいている人、他人への気遣いができる人も一流だと思います。
「技術士=他の人よりも格上」という考え方は共感できません。


       

No.22724 RE:技術士取得のメリット 投稿者:会員一号 投稿日:2010/04/01(Thu) 09:54

ストラトさんの言っていることも、ひとそれぞれさんの言っていることも、どちらも正論なのでしょうね。

話は逸れますが、わたしは、資格と人格は、同じ土俵で論じるべきではない、と思っています。
技術士であり、医師であり、弁護士である人が、必ずしも人格者であるかといえば、違うと思います。
でも、実際にこのように免許や資格をとることは可能です。
資格や免許は「取得」することは可能ですが、人格はそうではないと思います。

メリットではなく、価値観になるのかもしれませんが、資格は、その資格を有している人を欲ししている人が現れたときに、その資格を有していることをメリットとして感じることができるのではないでしょうか。

極論をいえば、借金取りに追われている人や腕を骨折している人を目の前にして、「技術士です」と名乗っても、まったく意味がないことですからね。

技術士取得のメリットを感じたいのであれば、技術士取得者を欲ししている人たちがいる場に身を置くことだと思います。
もちろん、そのためには、そのような人たちがどこにいるのかを見つけなければなりませんが。
これがいわゆる営業であり、この営業に成功した人は、技術士として成功を納めるような気がします。

以上は、あくまで、個人的な見解です。


       

No.22727 RE:技術士取得のメリット 投稿者:ひとそれぞれ 投稿日:2010/04/01(Thu) 12:12

会員一号さんのご意見に同感です。
ストラトさんの「ポジティブに試験勉強頑張っていきましょう」というご意見にも同感です。

重箱の隅をつつくようで申し訳ありませんでした。

資格面でも人格面でも日々勉強ですね。

人格面で信用されれば資格信用の相乗効果もあり、技術士の社会的信用向上にも貢献しますしね。


       

No.22733 RE:技術士取得のメリット 投稿者:ストラト 投稿日:2010/04/01(Thu) 20:47

古典かぶれですが・・・。

仕事とは、「仕」も「事」も「つかえる」と読みます。では誰につかえるのかと言えば、東洋思想(古典)では、天につかえるのです。

アメリカではよく「自分の価値を上げるために働くのだ(年収がどれだけ増えるか)」といいますが、

・仕事とは公のためにするものである
・仕事とは天命に従って行うものである

のが東洋思想である、仕事観といえます。自分の天分を全うする中でしか、生きがいは得られないのです。お金ではありません。ただし、正しい行いの結果としての利益は大切です。

また、稲盛和夫氏は、「働くことが人間性を高め、人格を高くする。働くことは人間を磨くこと、魂を磨くことだ」といっています。


       

No.22739 RE:技術士取得のメリット 投稿者:hope 投稿日:2010/04/02(Fri) 07:52

メーカーで開発をやっています。

現場のおっちゃんに「○○さん(私)、何とかしてくれ」
と言われると
「よっしゃ解決してやろう」
と思います。

問題が難しいと
(私が難しいと思うんだから誰がやっても難しいはず)
と密かに思っています。
そうすると果敢に挑戦できます。

自信を持たないとしんどい仕事なので、
技術士の資格は自信に
ちょっとだけ根拠を得ることが出来ます。


       

No.22744 RE:技術士取得のメリット 投稿者:会員一号 投稿日:2010/04/02(Fri) 13:46

ストラトさん、東洋思想ですか。面白いですね。

仕事に限らず、働くことによって、結果的に人格面を高める、ということにも一部頷けます。

でも、やはり、資格と、働くことや人格とは別の話でしょう。
資格は、必要なければとらなくてもいいものですからね。
人格形成や資格を必要とない仕事に、資格は直接関係しないのはないでしょうか。

たとえば、わたしの知人には、東大などの薬学部を卒業しておきながら、薬剤師の免許をもっていない人がたくさんいます。
薬剤師試験すら受けていません。
言い方は悪いですが、資格信仰者の方々にとっては、「なぜ?」と思われるかもしれません。
もったいない、とさえ思う人もいるかもしれませんね。
でも、理由はいたってシンプルです。
「必要ない」からです。
彼ら彼女たちは、薬学を履修するために薬学部を卒業して、企業や大学の研究職についています。
保険のために免許を取得する、なんていう考えはまったくないのです。

別の例として、わたしの妻はいくつか免許や資格を持っています。
彼女は、車に乗りたいから普通自動車の免許を取得し、看護師になりたいから看護師免許をとり、ケアマネになりたいからケアマネ資格を取得しています。
彼女がもっている免許や資格はこれら3つだけです。
他にはなにももっていません。
彼女曰く、「免許や資格は必要だからとるのでしょ」、と簡単に言ってのけます。
「資格を自己啓発の一つとしてとる人もいるよ」というと、彼女は心底びっくりしていました。

わたしは技術士の他に、弁理士や計量士などの資格をもっています。
フォークリフト運転士、なんていうのもあります。
わたしもまた、これらの資格をそれなりに活用していると思います。
技術士については、技術士仲間から特許出願などの仕事の依頼があったり、技術士として技術相談会に参加する際に特許の話がでてきて、依頼に繋がりそうな場面もありました。

技術士の業務がどういうものかは定かではありませんが(技術士法に報酬を得るべき業務の規定がない)、わたしはそれなりに技術士資格のメリットを享受していると思います。

資格は必要だからとる。
よって、資格をとった後に、資格のメリットうんぬん言うのは、本当は間違っているのかも知れません。
資格ってそういうものでしょ?、と思います。


       

No.22749 RE:技術士取得のメリット 投稿者:ストラト 投稿日:2010/04/02(Fri) 19:46

私が伝えたかったのは、業務独占ではない技術士だが、これだけのメリットがあり、共にがんばろうというものです。技術屋は技術士を取得し技術を磨き、社会に貢献し、成長しよう。技術士を応援するサイトですから。

>技術士であり、医師であり、弁護士である人が、必ずしも人格者であるかといえば、違うと思います。

医師、弁護士のすべてが人格者である、なんて誰も思っていないでしょう。もちろん、技術士もそうです。しかしながら、いずれも倫理観が求められる職業ですよね。


>仕事に限らず、働くことによって、結果的に人格面を高める、ということにも一部頷けます。
>でも、やはり、資格と、働くことや人格とは別の話でしょう。

物事は、すべて人間の考え方しだいと思います。私は、それらを別に考える必要はないと思います。それぞれつながっていると思うからです。もちろん、見方を変えれば、まったく別の話です。

私利私欲のためでなく(だだし、正当な利益を得る)、はたをらくにする、一所懸命に働くことは、人格を高めることにつながると思っています。

>たとえば、わたしの知人には、東大などの薬学部を卒業しておきながら、薬剤師の免許をもっていない人がたくさんいます。
薬剤師試験すら受けていません。
言い方は悪いですが、資格信仰者の方々にとっては、「なぜ?」と思われるかもしれません。
もったいない、とさえ思う人もいるかもしれませんね。
でも、理由はいたってシンプルです。
「必要ない」からです。


私も、不要な資格を取得する必要はないと思っています。学歴は関係ないし、そんな人はたくさんいると思います。工学部卒なのに、弁護士になった後輩もいますから。教育学部だって、先生になる人ばかりではありません。


>別の例として、わたしの妻はいくつか免許や資格を持っています。
彼女は、車に乗りたいから普通自動車の免許を取得し、看護師になりたいから看護師免許をとり、ケアマネになりたいからケアマネ資格を取得しています。
彼女がもっている免許や資格はこれら3つだけです。
他にはなにももっていません。
彼女曰く、「免許や資格は必要だからとるのでしょ」、と簡単に言ってのけます。
「資格を自己啓発の一つとしてとる人もいるよ」というと、彼女は心底びっくりしていました。

>わたしは技術士の他に、弁理士や計量士などの資格をもっています。
フォークリフト運転士、なんていうのもあります。
わたしもまた、これらの資格をそれなりに活用していると思います。


もちろん、不要な資格を取得する必要はありません。


       

No.22759 RE:技術士取得のメリット 投稿者:アラフィフ技術士 投稿日:2010/04/03(Sat) 21:16

上下水道部門の企業内技術士です。

私の感じているメリットとしては、@技術士資格の公的活用(技術士会の「技術士制度についてのp.28」ご参照)、A社内で一定の評価をされることがあります。

受験生の頃は@やAを励みに頑張っていました。今は、@の拡大、ひいては独占業務化(国等への技術提案時、入札時には技術士承認必須など)を望んでいます。

皆で、頑張って技術士の地位を向上させていきたいものですね〜!(誰か、政治家になって技術士法改正をして頂けないか秘かに期待しています)


       

No.22762 RE:技術士取得のメリット 投稿者:ひこにゃん 投稿日:2010/04/04(Sun) 00:57

私にとっては、一年前に建設部門の技術士を取得してから未取得の同年代の同僚達より責任ある立場で仕事をさせていただけるようになったことが一番のメリットだと考えています。仕事が精神的にしんどくなったのは事実ですが、やりがいを感じているのも事実です。

       

No.22763 RE:技術士取得のメリット 投稿者:匿名 投稿日:2010/04/04(Sun) 07:26

第1のメリットは,定年後,すぐに再就職先が決まったことです.
運もありました.しかし,資格のおかげです.


       

No.22764 RE:技術士取得のメリット 投稿者:ストラト 投稿日:2010/04/04(Sun) 08:45

アラフォーですが、私も生涯現役として働ける業務はなんだろう、と考えることがあります。定年の後も、仕事で正当な利益を得ることができ、社会の役にもたてるって、素晴らしいことだと思っています。

       

No.22766 RE:技術士取得のメリット 投稿者:karte 投稿日:2010/04/04(Sun) 12:57

ひこにゃん様

素晴らしいですね。自分もそうなれたらいいなぁと、思います。

匿名様

私は、転職さくっとできるようになりたいなぁ、や独立、研究職への転進等、自分の芯をつくりかつ、自分を活かす選択肢を増やしたいとの希望がありました。

そういう活かし方された技術士さまは、どなたかいらっしゃいませんかね。


       

No.22769 RE:技術士取得のメリット 投稿者:あと、テストまで3カ月 投稿日:2010/04/04(Sun) 20:47

自分は、技術士を
技術 の 医師
として、その分野における処方箋を
適切に述べ文章という処方箋を書くという
イメージでしょうか?
もう、申し込みをした人もいると
思いますが、頑張っていきましょう
テストまであと124日ですね


       


No.22750 経歴票の証明について 投稿者:めろん 投稿日:2010/04/03(Sat) 00:30 [返信]

今年2回目の2次試験を受験する予定です。
経歴票の証明が不要になると思いますが、その際にネットでの申請の場合、証明書不要の選択をしても、再度経歴票の記入が必要になるわけですが、昨年度から新たな職歴も加算されていることですし、改めて経歴票の内容も精査したいと考えています。
前年度申請したものに修正を加えたもので記入して申請しても、証明は不要と考えてもいいのでしょうか?
説明資料を読んでもわかりませんでした。


       

No.22752 RE:経歴票の証明について 投稿者:勘介 投稿日:2010/04/03(Sat) 08:01

めろん様
勘介です。修正をしても証明は不要です。証明はあくまでも科学技術に関する実務経験を証明するものです。ですから、一度受験された場合は、その受験票の本書を添付すれば証明は不要なのです。受験資格ありということが判ればよいのですから。
ここまでは、あくまでも受験資格があるかどうかということです。数年前に二次試験に合格をした人が今年受験をされる場合でも、受験資格があることを証明する書類(合格証等)があれば、経歴票に証明は不要なのですが、その内容は変わって然るべきです。
試験官に渡る受験生の情報は経歴票だけです。自己を如何にアピールするかを考えて、経歴票をスパイラルアップさせてください。


       

No.22753 RE:経歴票の証明について 投稿者:KKK 投稿日:2010/04/03(Sat) 08:13

週明けにも、試験の係に直接TELして、確認してください。
私の考えでは、初回の受験のときに、会社の証明印などもらい、審査しているため、次回は初回の受験番号?で、証明なしで良いでしょう。
ただし、面接のときに、経歴、職歴の具体的内容を、それに基づいて聴かれるため、よーく吟味して提出しないと、と参考書に載っています。


       

No.22755 RE:経歴票の証明について 投稿者:めろん 投稿日:2010/04/03(Sat) 13:01

初回の受験のときに、会社の証明印をもらい、審査しているため、次回は初回の受験番号で、証明なしで良いとのことですが、試験後から職歴加算したことを記載した場合や経歴票を見直した場合でも証明が不要なのか気になっていました。
ありがとうございました。不安は解消しました。


       

No.22765 RE:経歴票の証明について 投稿者:蛇足 投稿日:2010/04/04(Sun) 08:49

便乗質問です。

今年度願書の証明書欄の印字がご丁寧に『平成21年』と印刷されてますが、技術士会のミスなのでしょうか。
その他書類には平成22年と書いてあるのに・・・
技術士会等でアナウンスしてますか?


       

No.22767 RE:経歴票の証明について 投稿者:補足 投稿日:2010/04/04(Sun) 13:56

技術士会支部に願書を取りに行った際に正誤表と口頭で説明を受けました。修正して提出してくださいとのことでした。

       


No.22740 専門とする事項と専門問題の関連について 投稿者:yutoka 投稿日:2010/04/02(Fri) 11:15 [返信]

 今年も技術士二次試験(上下水道部門)を受けるものです。
 先日、参考書を見ていましたら、専門問題の記述に際しては、願書に記載した『専門とする事項』に沿ったものを記述する事との記載がありました。
 これからすると私の場合には、管路の設計ばかりですので、下水処理に関するものは書かない方が良いのかなとも思えます。
 実際に合格された方々は、どのように問題を選択したのでしょうか。
 又、下水処理の内容の記述でも良い場合に、私のように管路の設計ばかりやっているものは、どの当たりから手を付けていけば良いのか悩んでしまうのですが、学習方法のアドバイスを頂けないでしょうか。
 よろしくお願いいたします。


       

No.22741 RE:専門とする事項と専門問題の関連について 投稿者:しーばーど 投稿日:2010/04/02(Fri) 12:50

わたしは「廃水処理」を専門を専門事項として、
去年、受験しまして口頭で落ちました。
「管路」は下水道のメインですので、基本的に受験者の方も多いです。
 過去問を見ていただければわかりますが、管路の方でも必ず1問は処理場系の問題を解く必要があります。
 問題は基本的に設計指針と維持管理指針から出ます。これが完璧だったら、専門は大丈夫らしいですが(笑)、ハードですね。
 手をつけるなら過去問を見て、解いてみることが手っ取り早いです。
すごくしんどいですが。
私は下水道からかなりはずれていたので、下水道検定2種から始めました。
処理場が気になるのなら3種をやるというのも手です。
上下水道の受験者数は、部門で言うと建設に次いで2番目に多いです。
下水道は建設以外では受験者数が最大です。
その割にはやや情報が少ないです。
しかし、探せばあります。
まずは、経歴表をしっかりと作って出願しましょう。
雑なアドバイスですみません。


       

No.22745 RE:専門とする事項と専門問題の関連について 投稿者:詐欺士 投稿日:2010/04/02(Fri) 14:44

その参考書の記述はズバリ逆だと思います。

下水道の技術士二次試験は昔からAグループ(主に計画・下水渠関係)とBグループ(主に施設関係)の双方から必ず選択して解答する形式です。
制度改正で短答式となった現在(設問T−1)でもこれは踏襲されています。
管路設計が専門の方の場合は「いかにBグループを制するか」が合否を分ける非常に重要なポイントであると断言いたします。

私自身、受験当時の担当領域が下水道計画と管の設計がメインであったことから、なかなか「Bグループ」の設問に短時間で満足な解答が書ききれず、結局合格までに4回かかってしまいました。

特に制度改正で短答式となった現在、解答論文に対し「問われた事項の概要を簡潔に記述する」ことが求められていると思います。

また、本年度の試験は(実は私が合格したH13年度もそうだったのですが)、下水道計画設計・指針が改定して最初の試験です。

自分の専門外の分野については、「高度処理」「消毒プロセス」「脱水プロセス」等と予想問題で問われるテーマごとに、指針に基づき体系的に学習することが重要だと思います。

また、特に指針で改訂や追加があった部分については重点的に学習してください。私の時は「分流式汚水管の不明浸入水問題」が指針に追加されていたので、これについての解答(当時は時間的制約から解答を半分暗記するような学習をしていましたが今は時間は十分あるので骨子法などで体系的に学習する方がよい)を検討したところ「モロそのまま」出てラッキーな思いをしました。

なお、AグループやT−2はなるべくわかる(要は自分の専門に近い)ものを第一に解答するのがセオリーです。


       

No.22746 RE:専門とする事項と専門問題の関連について 投稿者:yutoka 投稿日:2010/04/02(Fri) 15:30

しーばーどさん、詐欺士さん
回答頂きありがとうございました。
私の思っていた通りの回答で安心いたしました。
しーばーどさんからの回答の中で『維持管理指針』から出題されるとの事。この指針は、会社にないのですが、購入しておいたほうがよいのでしょうか。
また、その他これは持っていたほうがよいというような書籍は有りますでしょうか。
よろしくお願いいたします。


       

No.22747 RE:専門とする事項と専門問題の関連について 投稿者:しーばーど 投稿日:2010/04/02(Fri) 17:48

問題が、
「〜の設計ならびに維持管理の留意点を述べよ」
となってる場合があります。
だから、あれば便利だとは思いますが、絶対必要かはわかりかねます。
高いですし。
私は、設計指針2001,2009、維持管理指針2003?を自前で持っています。
社業が下水道関連業務ではないので、仕方がないからです。
後の本だと、あげればきりがなくなります。
「月刊下水道」、「下水道協会誌」は定番らしいです。
下水道素人の私には、「日本の下水道」が下水道政策の
流れみたいなものがつかめて良かったです。
私は処理場よりの人間なので、計画・管渠の問題(Aグループ)は弱いです。
去年は解ける(書ける)問題が1問しかなかったです。
ちなみに、通信教育やセミナー等でも結構お金は使いました。


       

No.22748 RE:専門とする事項と専門問題の関連について 投稿者:詐欺士 投稿日:2010/04/02(Fri) 18:28

最近発行元が推進機構に変わった「日本の下水道」は、下水道に係る最新の課題やこれに基づいた国の施策を知るのに有効な本だと思います。また、維持管理指針も特に近年は維持管理関連の設問の比重が大きいのであればあったで越したことはありません。

但し、毎年度の日本の下水道が示している内容は、国交省地域整備局で取り上げている最新トピックスを常に気にしていれば得られます。
また、以前の1800字(1600字)の長文解答の時は、「はじめに」や「おわりに」、「図表の活用」、あるいは「文節での行開け」等を駆使し、専門外で表面上の知識しかない設問の答案をなんとか埋めようと苦労しました。しかしながら、現在の600字の短答式だと、「概要」についての知識さえあれば解答が組み立てられると思います。
特に「AorBの自分の専門外対策」であれば、下水道計画設計指針のみを重点的に学習することで「維持管理」に関する設問にも適応可能と思います。


       

No.22751 RE:専門とする事項と専門問題の関連について 投稿者:yasu 投稿日:2010/04/03(Sat) 01:52

2009年版の「下水道施設計画・設計指針と解説(前編・後編)」さえあれば、過去問を見る限り合格ラインは確保できるはずでは?

ただ、心許ない点もあります。
改訂版の中で「○○を参照」と補足用に記載されている基準・指針は、各担当の上位基準です。
下水道部門の技術者なら知っていて損はありませんし、出題率が高いと感じますので、できれば押さえておきたいですね。

例をあげれば小規模下水道・管更生・耐震設計・長寿命化計画・内水ハザードマップ・浸水被害軽減総合計画・合流式下水道緊急改善計画・費用効果分析ってところでしょうか。

筆記対策ですが、細かい内容や過去問の丸暗記なんてあまり意味がありません。
むしろ、大分類のキーワード(下水道一般・合流改善、雨水管理計画・水処理・高度処理・汚泥処理・管渠・再生エネルギーなど過去問をみると10ぐらいに分類できます)、次に大分類のキーワードに対応する中分類のキーワード(水処理なら標準活性汚泥法・OD法など)、さらに中分類のキーワードを説明するために必要なキーワードやウンチクという順で整理していけば3枚なんてあっという間です。

むしろ、如何に余計なものを削ってその枚数に納めていくか、少ない文字でどれだけ伝えられるか、自分の考えが反映されているかが重要になってきます(これは論文作成や報告書の概要版作成などの通常業務で上司にチェックを受けていれば勝手に身につきます)。


       

No.22757 RE:専門とする事項と専門問題の関連について 投稿者:yutoka 投稿日:2010/04/03(Sat) 17:36

皆さんへ
大変参考となる回答を頂きありがとうございます。
大いに参考にさせて頂きます。
ありがとうございました。


       


No.22600 どの部門? 投稿者:1 投稿日:2010/03/24(Wed) 16:49 [返信]

 私の経験を具体的に上げれば、
1.治山ダム設計業務(公共)
2.仮設道路設計業務(公共)
3.土石流基礎調査(公共)
4.河川改修設計業務(公共)
5.開発の設計、利用計画、防災計画(調整池、砂防ダム)、排水計画(民間)

河川砂防・道路・都市計画・環境
等どの部門がよいでしょうか?

治山ダムが一番得意なのですが
河川砂防で通用しますか?


       

No.22602 RE:どの部門? 投稿者:蒼い影 投稿日:2010/03/24(Wed) 20:09

H19年以降の過去問を見て、一番しっくり来る分野にしたら如何でしょうか。

       

No.22607 RE:どの部門? 投稿者:datteQ 投稿日:2010/03/24(Wed) 22:07

河川砂防が良いと思います。
まず、河川砂防で合格してください。
そのあと、環境、その次に、まだ元気があれば道路、都市計画と挑戦してください。

わたしも、都市計画と建設環境とどちらが受かりやすいか?と悩みました。
結局、「都市計画の技術士になりたい。」と言う気持ちでそれを受けました。

一番こだわりのある科目から受けるのがいいと思います。
いつも、受けるたびに「あなたの経歴?それは科目が違う」と言われそうでドキドキしますが、案外、懐は深いようです。
技術の裾野は広いので案外大丈夫ですよ。


       

No.22610 RE:どの部門? 投稿者:1 投稿日:2010/03/25(Thu) 09:10

ありがとうございます。
検討してみます。

治山ダムみたいな小規模設計で
はたして河川、砂防と言えるのでしょうか?


小規模設計のみの経験で技術士になった方はおられるのでしょうか?

ちなみに私は、23歳から
測量コンサルに勤務

25歳で一次建設部門合格(うちの技術士は応用理学なので登録はしていません)

現在28歳 

来年二次を受けたいと思っていますが、

経験が乏しいです、小規模設計ばかり、
今後も そのような仕事しかなさそう-_-!


       

No.22611 RE:どの部門? 投稿者:荒野の素浪人 投稿日:2010/03/25(Thu) 11:42

 治山事業(農水省,森林行政)と砂防事業(国交省,砂防行政)は,事業目的も所管官庁も異なります。「治山」を選択科目にするのであれば,森林部門「森林土木」が一番単純明快です。

 しかし,どの部門?さんのこだわりが建設部門「河川砂防」にあるのでしたら,datteQさんがおっしゃるように,河川砂防で受験されたら良いと思います。ただし,治山ダムでの業務経験を「砂防分野」の土俵上でアピールするには,かなりの工夫が必要と思われます。(ただし,決して無理な話ではありません。私の知り合いで,砂防の経験で建設・森林部門の両方に合格した人も,治山の経験で両部門に合格した人も,両方居ます。)

 まずは,河川砂防,都市計画,建設環境,森林土木,森林環境等,ご自分のこだわりや業務経験と関連しそうな選択科目の過去出題問題を入手して,自分自身でじっくり検討されることを是非お勧めします。以上,ご参考下さい。


       

No.22613 RE:どの部門? 投稿者:情報不足で判断できない 投稿日:2010/03/25(Thu) 12:29

技術士資格を所得したい理由によってご質問への返答も変わってくると思います。

1.純粋に資格が欲しい→受かりやすい部門(科目)選択→過去問題を確認

2.現在の会社で管理技術者になりたい、またはスキルアップしたい→経験業務や(元請け)会社が受注してきた業務の管理技術者条件の部門(科目)取得を確認

その上で、経験論文として耐えうる経験業務があるかを確認して、最終判断するべきかと思います。

個人的には、最初に目指す資格は上記の2をお勧めします。実務でも活かせますので、長期的には効率よく自己成長できると考えるからです。


       

No.22614 RE:どの部門? 投稿者:胡椒 投稿日:2010/03/25(Thu) 13:04

とって会社に一番役にたつ部門で取るのが正解。私は、仕事に必要な科目を先にとりました。
それで、現業の管理技術者やプロポやっています。専門は、まあ受かればよい程度で受験して数年
かかったが受かった。「受かり安い」のも重要ですが、「受かった後活用しやすい」部門及び
科目でとるのが、一番です。
そのなかでは、道路>河川>環境>都市の順です。(受験者の多い順になります。)但し、大手
の場合は、少ないほど貴重性があるので、都市がおすすめかもしれない。
次に、道路と河川で受かりやすいほうとなると、あなたの場合は河川・砂防だと思います。

確かに、取ることも重要ですが、取ったあとのほうがもっと重要だと思います。


       

No.22615 RE:どの部門? 投稿者:1 投稿日:2010/03/25(Thu) 16:43

ご意見ありがとうございます。

私の考えは、いち早く部門関係なく技術士になることです。(指名願の関係で)


その考えは甘いでしょうか?

 うわさでは、農業、森林がとりやすいと聞いたのですが、
私の実務経験ではどうでしょうか?


       

No.22619 RE:どの部門? 投稿者:胡椒 投稿日:2010/03/25(Thu) 18:16

(共通仕様書)
管理技術者は、設計業務等の履行にあたり、技術士( 総合技術監理部
門( 業務に該当する選択科目) 又は業務に該当する部門) 又はこれと同
等の能力と経験を有する技術者、あるいはシビルコンサルティングマネ
ージャ( 以下「R C C M 」という。) の資格保有者であり、特記仕様書
に定める業務経験を有することとし、日本語に堪能( 日本語通訳が確保
できれば可) でなければならない。

業務に該当する科目又は部門でないかぎり、とっても意味なし。国交省なら建設・環境・農業
・上下水あたり。農業・森林とっても、農水省の仕事しかできんけどいいの?
あと、「とりやすい」から○○部門は失礼だと思います。「必要だから」○○部門なら良いが、
その言葉は、その部門の人に失礼。というか、そのレベルの人には受かって欲しくないと
思ってしまいました。もう一度、「技術士はなにか」を勉強すべきだと思います。


       

No.22621 RE:どの部門? 投稿者:ストラト 投稿日:2010/03/25(Thu) 21:30

経歴を拝見すると、河川でも十分と思います。ご自身の取得目的と取得可能性を勘案のうえ、ご検討されるとよいと思います。当方、河川の専門です。

       

No.22624 RE:どの部門? 投稿者:情報不足で判断できない 投稿日:2010/03/25(Thu) 22:39

よく調べられたら分かると思いますが・・・。
指名に入るためならば、なおさら指名に入り易い科目があるはずです。なんでも良いということはないと思います。
受かるためにはそれなりの労力、時間を要します。
後で後悔しないためにも、今一度、きっちり調べられることをお勧めします。


       

No.22625 RE:どの部門? 投稿者:冬将軍 投稿日:2010/03/25(Thu) 23:27

"受かりやすい"森林部門に今年合格しました(苦笑)。
"小規模な治山ダム"なども設計していますが、
ちゃんと技術士になれましたよ(泣)。


まぁ冗談はさておき、しっかりフォロー入れてくれていた方には感謝感謝です。
とはいえ、マイナー部門の技術士として少し発言しておきます。

▼森林部門、確かに今年一番合格率が高かったと理解しています。
ただ、それで"受かりやすい"という判断は一概には言えないと思います。森林部門にも何年も受けていて、いまだ合格無しという方も大勢います。今年も300人以上が申し込み、200人以上が不合格となっています。

森林部門においては、治山ダム的な個々の専門分野のベースに、森林・林業に関する広い知識・理解・興味・関心が必要だと感じています。
そういったものも広く学ばれるのであれば、受験されるのも良いかと思います。


ただ、ご経歴から判断するとすれば、私なら「河川砂防」を受験するのが良いのではないかと感じました。

▼治山ダム、確かに"小規模"ではありますが、対象物の大小は技術士の資質とはまったく関係が無いと考えます。一つの目的(この場合、荒廃渓流を治山ダムにより安定化させる)達成のために、どれだけの「専門応用能力」を発揮できる技術者なのか、またそのことを相手(試験では試験官ですね)へ伝えられるかが、合格の試金石になると思います。


トピ主さんの技術士取得への意欲は理解しましたが、"急がば回れ"という言葉もあります。
自分がどの部門を目指すべきなのか、という第一歩をしっかり踏みしめていただければと思います。


       

No.22627 RE:どの部門? 投稿者:1 投稿日:2010/03/26(Fri) 08:25

ご意見ありがとうございます。

’受かりやすい’近隣コンサルの社員(無資格)がよく口にしており、鵜呑みにしてしまいました。

この場でそれを書き込むのは大変失礼なことと痛感いたしました
申し訳ございません。

 皆様方のアドバイスで気づいたのは、まだまだ勉強不足であり、”技術士”の資格だけ取れればよい、と言う考えが選考してしまいました。

私の事務所の技術士は、非常勤であり、相談する機会がありません、

 まず、 $どの部門?$ と考えるより、
やることが沢山見つかりました。


       

No.22643 RE:どの部門? 投稿者:胡椒 投稿日:2010/03/27(Sat) 09:00

もっとも大手でも、術管理者の名前しか知らない場合もありますぜ。なにが正解なのでしょうか?
また、中小には技術士取るとやめられるので、なんくせつける会社もあります。しぶしぶ承認印は
押すが、「技術士とろうとしているんだから頑張れ」との名目で明らかに仕事が増えるそうです。

本末転倒ですが・・・そういう会社も知っています。見事なほど、資格者がいません。


       

No.22661 RE:どの部門? 投稿者:karte 投稿日:2010/03/28(Sun) 21:25

当方、某スーゼネ都市開発部門の唯一の社員技術士です。

ご経歴から見て、都市計画でうけるのは、相当きついでしょうね。
20年専門でやってもあのコロコロ変わる諸制度をフォローするのは、かなりめんどくさかったので。

また、個人的な愚痴で申し訳ないのですが、弊社において「都市および地方計画」の技術士の価値は、処遇上、悲しいくらい、全くありません。
施工会社として、都市計画の技術士は「工事」のプロポ上、不要だからです。
技術士の資格の目的も、理解されてはおりません。

都市計画で技術士とっても、都市計画コンサル以外で生かしている方はあまり聞かないですね。
私の不知かもしれませんが・・・。


       

No.22663 RE:どの部門? 投稿者:karte 投稿日:2010/03/28(Sun) 21:37

失礼しました。上記、公務員の方々がいらっしゃいましたね。
>都市計画の技術士


       

No.22669 RE:どの部門? 投稿者:まる 投稿日:2010/03/29(Mon) 11:02

経歴を見せて頂くと、河川砂防だと思います。

筆記合格後に経験論文→口頭と続きますが、特に少ない部門だと、ネタ探しが難しいかと思います。

小規模な業務だけでも全然大丈夫だと思います。
その業務への取り組みや考え方次第ですから


       

No.22671 RE:どの部門? 投稿者:1 投稿日:2010/03/29(Mon) 16:35

>>匿名様

田舎はほとんどが技術士の名義借りて
コンサル登録しております。

ちなみに私も、兼業でやっています。
本職は、不動産登記の事務所をやってます、

そして、コンサルに測量士の名義を貸している
と言ったところです。


       

No.22679 RE:どの部門? 投稿者:にんじん 投稿日:2010/03/29(Mon) 20:33

ほほう、名義貸しをなさっているんですか。

       

No.22682 RE:どの部門? 投稿者:匿名2  投稿日:2010/03/29(Mon) 22:27

実質的に関与しているならともかく、
名義貸しともとれる行為は私も本当に止めて欲しいと思います。
技術士の尊厳を守りましょう。


       

No.22685 RE:どの部門? 投稿者:にんじん 投稿日:2010/03/30(Tue) 00:24

 最初の1さんと後の1さんが同じなら、これまでの経験は砂防ダム設計、仮設道路設計、砂防土石流調査、河川改修設計など河川砂防関連を中心にたずさわっており、現在の本職は不動産登記を生業として、これまでの本業か副業で上記の経験があり、測量資格があるのでコンサルタントに資格の名義貸し協力をしていると・・・いうことですか・・・。

2次を受けるにあたり、1次試験の技術倫理部分を今一度復習しては如何でしょうか。


       

No.22693 RE:どの部門? 投稿者:1 投稿日:2010/03/30(Tue) 10:44

 まったくその通りでございます。

話がそれて申し訳ないのですが、

技術士倫理はわかっている所存ではございます。


名義貸しは、言い過ぎましたが、それに近いものがございまして・・一応測量業を請け負ったりもしております。

しかし、私にも生活がかかっております。
正直、両立してギリギリといったところです。
仕事、勉強、家庭で貧乏暇なしです。

 今思えばこんなはずじゃなかたのに・・
と思います。

大学時代は、プロのエンジニアを志していたのですが、、

この考えは、想いは私だけではないと思います。

議論⇒1.名義貸しと思われる行ような行為を容認せざ    るを得ない時代背景。

   2-1.技術士は、公共指名の手段?

   2-2.技術士の存在意義はコンサル会社存続??

課題⇒1.技術士の知名度。(官の担当者でさえこの資             格を知らない)

   2.理系最高峰の権威。


皆さん、どう思われますか?

   


       

No.22694 RE:どの部門? 投稿者:まる 投稿日:2010/03/30(Tue) 16:18

ひとつの感想としてですが、

公共指名の手段、あるいはそれを見込んだ名義貸しの手段として受験を考えていらっしゃるのでしたら、おそらく合格の目は無いかと思います。

2次試験の受験は日々の生活を切り取り、家族や周りの人に迷惑をかけながら、1年間にわたるハードな試験です。
そのモチベーションは技術力の向上であり、社会への貢献です。

確かに取得すれば、公共指名は容易になります。
そして、それは自分が関わることのできる仕事の幅が広がるということです。
必ずしも収入のアップに繋がるという保障もありません。

名義貸しもやむを得ない、生活もギリギリなんていうのは貴殿が選んだ道ではないでしょうか。




 まったくその通りでございます。

話がそれて申し訳ないのですが、

技術士倫理はわかっている所存ではございます。


名義貸しは、言い過ぎましたが、それに近いものがございまして・・一応測量業を請け負ったりもしております。

しかし、私にも生活がかかっております。
正直、両立してギリギリといったところです。
仕事、勉強、家庭で貧乏暇なしです。

 今思えばこんなはずじゃなかたのに・・
と思います。

大学時代は、プロのエンジニアを志していたのですが、、

この考えは、想いは私だけではないと思います。

議論⇒1.名義貸しと思われる行ような行為を容認せざ    るを得ない時代背景。

   2-1.技術士は、公共指名の手段?

   2-2.技術士の存在意義はコンサル会社存続??

課題⇒1.技術士の知名度。(官の担当者でさえこの資             格を知らない)

   2.理系最高峰の権威。


皆さん、どう思われますか?


       

No.22696 RE:どの部門? 投稿者:karte 投稿日:2010/03/30(Tue) 17:14

とりあえず、書いてみる、受けてみる、やってごらんになれば良いだけですよ。
よく受験の意義や、資格の内容、価値、分野について質問されます。

Q】
「それってとって何が出来るの?いいことあるの?どんな試験?」
「私がうけるなら何?」
A】
一回お調べになられたら如何でしょうか。
自分で意味ないと思えば受けなきゃいいだけだし。
テーマも人によって違いますしね♪

と、こんな感じです。


       


No.22572 CPD登録は技術士会とJCCAのどちらが得策? 投稿者:sabutyan 投稿日:2010/03/21(Sun) 18:42 [返信]

今年度技術士(建設部門)とRCCM(建設環境)に合格した者です。

現在CPD登録について思案しているのですが、技術士会のCPDとJCCA(建設コンサルタンツ協会)のCPD、どちらがよいのでしょうか?

諸先輩方のご意見をお伺いしたく投稿致しました。
具体的な相違点や、利点、欠点など教えて頂けますと幸いです。

よろしくお願いいたします。


       

No.22574 RE:CPD登録は技術士会とJCCAのどちらが得策? 投稿者:ハマーン 投稿日:2010/03/21(Sun) 19:19

基本的に2万/年をどのように見るかですが、それを無視するなら、技術士会だと思います。
技術士CPDは、年50単位目標で、技術士補の指導などを含め獲得しやすいですし、それら不透明な部分の重みが大きい。逆にJCCAは年25単位程度を照準とした重みとなっており、1CPDをなかなか獲得しにくい。講習会参加など時間的な単位取得は同じだけど、たぶん、上限値は違ったような・・・

技術士会なら、業務実績・技術士補指導・ちょっとだけ講習会参加で50CPDぐらいすぐに貯まりますよ。

ちなみに、JCCAに以前確認をしましたが、技術士補指導などRCCMにない単位も、相互承認上、更新時も含めて認めてもらえるらしいです。


       

No.22596 RE:CPD登録は技術士会とJCCAのどちらが得策? 投稿者:sabutyan 投稿日:2010/03/24(Wed) 09:59

ハマーン様
ご回答ありがとうございます。

確かに、年会費をどの様に考えるかはポイントですね?
JCCAではCPD登録は無料ですが、技術士会では入会しないでCPD登録だけの場合も5000円/年の様ですね。

ですが、技術士捕などへの指導がCPD単位として認められるというのは、ノルマ達成には有利ですよね?

逆にJCCAでは認められて、技術士会では認められないという例もあるのでしょうか?

「技術者としての研鑽を重ねる」という本義を追求することが本質ですが、まずはノルマ達成を思案してしまいます。

他にも具体例、有利、不利情報があれば、お教え下さい。

よろしくお願いします。


       

No.22599 RE:CPD登録は技術士会とJCCAのどちらが得策? 投稿者:萌える鋼コン 投稿日:2010/03/24(Wed) 12:59

 技術士CPD監査実施報告(2009年6月10日)に「表1 技術士CPD監査における主な指摘事項」があります。
https://www.engineer.or.jp/cpd/cpd_kansa_houkoku0906.pdf

 そこには、以下の記載が有ります。
-------
4.研修等の講師・技術指導
・第5版から、技術士の受験指導はCPDに計上できません。
-------
 よって、私は技術士受験指導をCPDに登録しておりません。


       

No.22601 RE:CPD登録は技術士会とJCCAのどちらが得策? 投稿者:ハマーン 投稿日:2010/03/24(Wed) 18:00

技術士補の指導 と 技術士受験指導 は当然異なる。誤解なきよう。

       

No.22609 RE:CPD登録は技術士会とJCCAのどちらが得策? 投稿者:萌える鋼コン 投稿日:2010/03/25(Thu) 07:53

そういうことですか。理解しました。

技術士補の指導とは、具体的にどのような事例でしょうか?今後の参考にしたいので、差し支えなければ教えてください。


       

No.22612 RE:CPD登録は技術士会とJCCAのどちらが得策? 投稿者:ハマーン 投稿日:2010/03/25(Thu) 11:47

研修等の講師・技術指導

修習技術者等に対する具体的な技術指導(修習ガイドブックに示す「基本修習課題:専門技術力、業務遂行能力、行動原則」に該当するものに限る)

75時間/3年(3×HH:指導時間)

なんとなく、社内講習みたいなもので明確に時間を設定し、技術士補に技術的指導などを教えれば良いと思ってます。ちがうかな?(自信なし)でも、たぶん、社内ISOの教育訓練の一環として行って、ISO的な証拠書類(関係者の捺印あり)を担保にすれば、問題ないと思ってます。

以前、技術士会に聞いたことがあるのですが、原則的に『技術士を信じる』とのことですので、評価・判断についても技術士個人の価値判断だと思われます。


       

No.22616 RE:CPD登録は技術士会とJCCAのどちらが得策? 投稿者:萌える鋼コン 投稿日:2010/03/25(Thu) 16:50

補足説明ありがとうございました。

前述した「表1 技術士CPD監査における主な指摘事項」には、

・日常業務に属すると見受けられるものが多数あります。日常的な業務であればCPDに計上できません。
 (コンサル、社内個別指導、技術士試験関係)

とあります。

この「日常的な業務」というのが悩ましいものでした。どのように線引きするのか?について疑問を持っていたのですが、「社内講習みたいなもの」であれば、登録しても問題ないということなんですね。

理解出きました。


       

No.22636 RE:CPD登録は技術士会とJCCAのどちらが得策? 投稿者:奇術師 投稿日:2010/03/27(Sat) 01:46

当然,技術士会です。

将来,APECエンジニア,EMF国際エンジニアとして,世界に羽ばたいてください!


       

No.22658 RE:CPD登録は技術士会とJCCAのどちらが得策? 投稿者:ひこにゃん 投稿日:2010/03/28(Sun) 17:39

技術士会の年会費2万円さえおしくなければ、単位の取りやすさ、web上で受講可能な講習があること、ステータスなどから技術士会を選ぶべきと考えます。ちなみに、技術士会の場合はある条件をクリアしたら、CPD認定会員となれ、今後は業務受注の上で有利になるケースも出てくるようです。

       

No.22688 RE:CPD登録は技術士会とJCCAのどちらが得策? 投稿者:sabutyan 投稿日:2010/03/30(Tue) 09:05

皆様
ご回答、ありがとうございます

自分なりにも調べてみましたが、
皆様のご意見をお伺いしても、
やはり、技術士会のCPD登録の方が良さそうですね。

もう少し、調べてみて結論を出したいと思います。


       


No.22633 感謝の言葉 投稿者:後がない 投稿日:2010/03/26(Fri) 23:27 [返信]

DAI様
先のスレッドで、ご提示いただいた「自然保護ハンドブック」を読み始めました。
沼田氏執筆の最初の部分だけしか読んでいませんが、核心を突いた始まりに、「この本に会えて良かった」と感動しております。
これほどの良書に出会える事は、なかなかありませんね。
まずはお礼を伝えたく投稿いたしました。ありがとうございました。

なお、ご提示いただいた書籍は殆ど読みつくしました。
ついでにH21の環境、循環型、生物多様性白書も昨日今日で2/3ほど読みましたが、これはちょっと・・・辛かったです。


       


No.22504 勉強のしかた 投稿者:親方 投稿日:2010/03/18(Thu) 15:30 [返信]

おせわになります。
はずかしい話ですが、今年で10回目の受験になります。
1回も受かっていません。
毎年勉強は、11月から始めて7月末まで毎日2時間 土日は5時間ぐらいやってます。
でもだめです。

勉強のしかたが間違っているのでしょうか
技術士合格された優秀な先生方ならびに過去試験官の方のご意見をおきかせくださいませ。

具体的に やりかたがあるのでしょうか。

わたしの勉強のしかたはつぎのとおりです。
@一般(建設)
 ・過去問(過去3年程度)に対応した回答を白書から抜き出し3600字以内入れ込みひたすら暗記する
 4〜5パターン覚える
 ・参考書等の回答例をそのまま覚える。

A専門
 過去問に対応した文章を
 基準書等からそのままぬきだしひたすら暗記する。
 ・参考書等の回答例をそのまま覚える

以上です


 




びっしりやってます


       

No.22506 RE:勉強のしかた 投稿者:胡椒 投稿日:2010/03/18(Thu) 17:03

私も独学で勉強しましたが、最初は受からず悩みました。(その当時は盆明けに試験があったた
め、4〜7月は日曜日必ず、また盆休みは朝から晩までやり、夏期休暇はありませんでした。)
ただ、ある時に「技術士の方に添削を頼もう」と方向性を変えて2年目に合格しました。
そこまで勉強なされて受からないのは、「論文:回答」の書き方が悪いのはないでしょうか?
私も、当時の論文(一応受かったのですが)を見ると、よくもまあこれで受かったものだと、あ
きれるやら。

会社に同じ専門の方で技術士2名おられないですか?(私の経験上1名ではなく、2名のほうがアド
バイスが違い有効でした。)その方に回答査読をお願いしてはいかがですか?以前は多少「暗記」
勝負のところがありましたが、最近の試験は時間はありますので、暗記より論文作成に力を入れた
ほうが良いと思います。また、読みやすい論文(字と書き方)のするためにも査読は必要です。
また、今年の試験には間に合わないのですが、建設系なら「土木学会資格(一級又は上級)」と
「RCCM」を受験してください。試験なれと論文に役立ちます。また、可能であればプロポーザルの
提案書作成をさせてもらってください。(かなりの査読・添削が入ります。)
まず、折角勉強なさっているなら、「暗記」から「キイワード+論文テクニック」にシフトされたら
と思います。また、回答例を覚えても、同じ問題はでません。同じように見えて多少ひねってあり
ます。この当りに適用しないと合格は難しいと思います。


私は、勉強して何回も受けても(4回以上)駄目な方は、「合格への近道は既技術士の指導を受ける
こと」だと思っています。社内にいないのであれば、ここの塾に申し込んではいかがですか。


       

No.22507 RE:勉強のしかた 投稿者:腹ヘッタ 投稿日:2010/03/18(Thu) 17:05

私は建設部門ではありませんが、コメントさせていただきます。

その参考書等に載ってる解答例?をそのまま覚える、というのが気になります。
受験指導をしていると、たまに、話の筋道が変な論文を見ることがありますが、受講生に訊くと、「○○の論文回答例を参考にした」なんてことがよくあります。巷に出回っている論文回答例が、必ずしも良い事例である保証はないのですから、丸覚えはいただけません。
このサイトを隅々まで見て、骨子法による論文作成手法を自分なりに会得してください。

あと、それぞれの論文には次の視点が必要かと思っています。

・一般論文は、受験者独自の考えを主張する必要もあるので、己の携わっている技術領域がその部門全体の中でどのような位置づけにあって、いかに社会に貢献できる可能性があるのかも述べることが重要。それがないと単なる教科書の丸写しになってしまいます。

・技術論文は、問われていることに忠実に回答することを心がける。余分なこと(問われていないこと)は極力書かない。技術論文の最も悪い例は、肝心なことが書かれていなくて、どうでもいいことがダラダラ書かれているものです。

単なる作文ならば読んだ人に感動してもらえばそれでいいわけですが、技術士論文というのは読んだ人に納得してもらわなければなりません。
ちょっと抽象的な表現ばかりですみませんでした。


       

No.22508 RE:勉強のしかた 投稿者:西部戦線 投稿日:2010/03/18(Thu) 17:14

以下は、私見です。正解ではありません。ご参考になれば幸いです。

@一般(建設)
 ・過去問(過去3年程度)に対応した回答を白書から抜き出し3600字以内入れ込み(cf:ここは手書きで)ひたすら暗記する(暗記は必要ありません。書けば自然に覚えます)4〜5パターン覚える(正解です)

 ・参考書等の回答例をそのまま覚える。(不正解です。自分流に変えてください)

A専門
 過去問に対応した文章を
 基準書等からそのままぬきだし(正解です)ひたすら暗記する。(上記と同様)
 ・参考書等の回答例をそのまま覚える
。(不正解です。自分流に変えてください)
----

私も、試験前に参考書の回答例を見ましたが、参考になりませんでした。
また、過去門は、自分流の答案を用意しました。


       

No.22509 RE:勉強のしかた 投稿者:都市計画 投稿日:2010/03/18(Thu) 17:25

親方さま
 私も、4回目の受験で何とか手にいれました。途中、「敵前逃亡」とか一次試験の受験とかありましたから、6年ぐらいかかっています。決してあきらめないでください。
 とにかく、多くの技術士に添削、アドバイスを受けて下さい。私も、一発で受かった後輩にたのみました。「経験論文」とか原文が残らないほど、「真っ赤か」でした。くやしいかったですよ。しかし、何べんな受験してアドバイスを受けて論文を完成する中で、「何かが」だんだん分かってきました。それは、後輩が他の受験者へ送ったアドバイスの書き物でした。何べんも挫折しそうになりそうな時、何回も何回も他人へのアドバイス文をひたすら読みました。そして、書き方の「何かが」分かってきたのです。
周りにそんな技術士が必ずいらっしゃると思います。決して一人で受かろうと思わないでください。是非、今年は栄冠を。


       

No.22510 RE:勉強のしかた 投稿者:ハマーン 投稿日:2010/03/18(Thu) 17:30

出来てる、書けてると思っていても所詮は井の中の蛙。
必ず添削をあおぎましょう。

当該試験は正しいことを書いても合格できるとは限りません。相対評価ですので、他の受験生より優れていることが必要です。あるいは、そうだと思って受験すべきだと思います。

PS
白書や基準書から回答し、丸暗記。
これは、当該部門の学生もしくは新入社員でもできます。
合格する受験生(ライバル)のレベルを如何に把握し、自分をそのレベルに持っていくかが課題。
でも、これまで苦労して勉学にはげんでおられるようなので、今年はちょっと視点を変えて論文を書けば、素養を生かして容易に受かるかもしれませんよ。
   


       

No.22512 RE:勉強のしかた 投稿者:後がない 投稿日:2010/03/18(Thu) 17:57

親方様

努力されているので、勉強方法変えるだけで絶対受かります。
私も合格まで7、8回受験したのでお気持ち、痛いほど分かります。

以下、あくまでも私の経験からの私見です。

1.今の試験制度では、記憶だけでは受からない。論文の中身を理解した上で、書き方を覚えることが重要。
2.書き方は論理構成。これは技術であって練習して身につける以外方法がない。自己流では極めて困難。
3.論理構成を身につける手段として、優れた指導者の力を借りることが最短方法。

私は、SUKIYAKI塾講師の方やAPEC-semiを受講しました。論理構成を理解すうる補助として、ロジカルライティングやロジカルシンキングといった論理の専門書を購入し、熟読しました。
そして、骨子法を勉強しました。

まずは知識記憶勉強法から抜けだし、論理構成技術を磨くのが良いと思います。
その上で、応用問題にも耐えられるように体系的に知識を整理するべきだと思います。

知識記憶勉強法は、その後からはじめるのが良いと思います。
その際は、弱点を補強して知識の平滑化が効率的だと思います。

とにかく、ご自分にあった優れた指導者のもとで指導を仰ぐのが一番の近道だと思います。

以上、完全な私見です。

断言します。勉強方法変えるだけで絶対受かります。


       

No.22513 RE:勉強のしかた 投稿者:APEC 投稿日:2010/03/18(Thu) 18:00

丸暗記していった答案をそのまま試験会場で書いているとすれば、それが一番の間違いです。
いかに問題に沿って回答できるかが一番の勝負どころです。
丸暗記していっても、それを素材にして、問題にあわせてアレンジして回答しているのなら、丸暗記は素材を覚えているということになりますから、それならOKです。

次に、その丸暗記する答案ですが、それが試験の求める資質に合致していないといけません。
つまり、課題解決能力があり、論理的考察力があることが読み取れないといけませんし、選択科目では専門知識もあることが読み取れないといけません。
それらの点で不十分であれば、いくら覚えても無駄になります。
これについては、添削を受けるのが一番です。


       

No.22515 RE:勉強のしかた 投稿者:いさ 投稿日:2010/03/18(Thu) 19:28

10回ですか!・・・心中お察し致します。
しかし、APECさんのいうとおり、解答の想定論文をそのまま丸暗記しただけではまず受かりません。

解答の元になる知識をたくわえて、自分でかみくだいて理解して
さらに、本番ではその知識を組み合わせて、試験場のその場で論文という形に作文をして、
採点者にわかってもらうようにしないとだめです。

だから文章を丸暗記するだけでなくて、内容を理解しないと・・・
本当に理解するって字面を覚えるのじゃないんです。

勉強方法としては、
初見で、過去問や、ここ(sukiyaki塾)の例題をぱっと見て、2時間くらいで、解答をアドリブで書く練習をすることです。
白書や参考書をみながら書いたらダメですよ!本番では参考書なんか見れないんですから・・・
何を書いていいか、どうしても思い浮かばない場合、参考書を見るのも仕方ないですが(それは勉強不足ということなんですが・・・)
参考書の文書をガン見して丸写しするのはダメです。
自分の言葉で書いてください。それができないのは理解していない証拠です。

書きたい内容は思い浮かぶけど、どういう風に文書を構成したらいいかわからない、という時は
http://www.pejp.net/pe/niji/niji_ippan.htm
の、骨子法という方法を参考にしてみてください。

解答を書いたら、第三者に読んでもらう事も大切です。
他人が理解できない文章では、意味がありません。
できれば技術士の方に読んでもらうと良いですが、上司やその仕事を理解している会社の知り合いでもいいです。

あとは、ある程度コストをかけて、対策講座を受講するのが早道ですかね・・・
10年も努力してきたことに比べれば安い安い!


       

No.22518 RE:勉強のしかた 投稿者:普通の技術者 投稿日:2010/03/18(Thu) 20:40

私の周りには指導を仰げる技術士の方は誰一人いません。しかし、論文試験はここ4年間連続して合格しています。私の勉強法は、技術士試験に向けた勉強はまったくしてなくて、日々の業務で決裁書なり稟議書なり仕様書を納得いくまで自力で書くようにしています。このようにして日本語作成能力を高める努力だけしているだけです。試験に文例を暗記して臨んだ事は一度もありません。ただ、白書に書いてあるデータ数値や予算額等は覚えました。あとは試験で問題に応じて論文の構成を考え自分の考えをひたすら書いてるだけです。だから文例の暗記をやめて日常業務で日本語力を高めるだけで合格が近づくのではないでしょうか?私はそう思います。

       

No.22522 RE:勉強のしかた 投稿者:お犬様(電気電子) 投稿日:2010/03/18(Thu) 23:18

電気電子部門ですので参考になるかわかりませんが、
1.問題の要求することに正確に答える技術を身に付ける。
 これは、自分の言葉で文章を書く練習をする。その際、臨機応変な対応ができるかが課題となる。…私の場合は、社内で文書を書く際に日々意識しています。
2.技術分野のトレンドに敏感になる。
 10年前と同じ発想ではダメです。最近の技術動向や社会が技術に要求する背景等を日々注目する。(技術雑誌、白書、量販店でのセールストーク等)…家電量販店や自動車ディーラー等の接客業方々のセールストークが非常に有効でした。
3.技術士はコンサルティング能力が求められている。
 出題がクライアントと想定した場合、自分の解答でクライアントを満足させられますか?自分の文章を読返せば、10回近く落ちる原因が見えてくると思います。…身近な技術士や優秀な技術者に添削してもらうのが有効です。その際、反論はしない。読んだままの感想を求めることです。本番の試験で説明できません。


       

No.22523 RE:勉強のしかた 投稿者:ちょろ 投稿日:2010/03/18(Thu) 23:30

 みなさんも色々と書かれているので、私は別の視点で。


 言い方が悪いですが、技術士の参考書(過去問の回答集)で「これはばっちりな回答だな」というものは、非常に少ないです。

 技術士試験の本をたくさん出しているA氏の模範回答も、結構間違っていました。

 また、J社の模擬試験の模範回答も、ひどかった。ウソばっかり書いてました。

 また、APECさんには失礼ですが、このHPで紹介されている某社の模範解答集も、ひどいもんです。
(自然環境保全の回答は、H19・H20とも、本当にどうしようもない回答です)。

 でも、別にそれで構いませんし、APECさんのサイトにケチをつけるものでもありません。模範解答を参考にして、自分できちんと調べることで、自分の力になるのです。そう言う意味で、この模範回答集は役に立っています。


 親方様も、是非、そのまま覚えるのではなく、「ホンマにこれ合ってるの?」というところを学ぶために、模範解答をご利用下さい。

 きっと、道は開けます。親方様のような努力家が、報われないことは絶対にありません。


       

No.22524 RE:勉強のしかた 投稿者:Laeq 投稿日:2010/03/18(Thu) 23:57

今回、運良く合格した者です。
私の場合、自分でテーマを選び、その内容を理解することに努めました。それだけじゃなく、それを説明するための構成を組み立てる訓練をしました。
SUKIYAKI塾で教わったことですが、通常の業務を試験で生かすことが大切だと思います。私は、客先説明資料を作るような感覚で、筆記試験を受験しました。筆記試験では、時間一杯を使って、打ち合わせ説明資料を作った印象です。
現試験では、論文の丸暗記はお勧めしません。
是非、頑張って下さい。


       

No.22529 RE:勉強のしかた 投稿者:暗記はよくない 投稿日:2010/03/19(Fri) 10:57

暗記はよくないと思います。というより、すべきではないと思います。問題がひねられた時、対応できません。

特に専門は「○○を踏まえ・・・」などとストレートに一般論で応えられる問題が少ないと思うので、暗記した論文を書くだけでは問題に対して答えていないことになってしまうと思います。

問題に対していかに答えるかを意識し、APECさんが提唱している「骨子」を、いかに問題に即して作成できるかが重要だと思います。

問題に対する骨子を的確に作成できれば、あとは知識と文章力の勝負だと思います。

過去問や想定問題を数多くこなし、技術士を取得している人に添削してもらって、骨子作成力と文章力(表現力)を磨いていくのが最適だと思います。


       

No.22532 RE:勉強のしかた 投稿者:青 投稿日:2010/03/19(Fri) 12:48

私は、初挑戦から10年目の今年、建設部門で合格しました。

これまでは、親方さん同様論文を暗記していました。今年度は、会社の後輩に添削をしてもらったところ、はじめにから⇒課題⇒解決の方向性⇒方策の論旨の流れに一貫性が無いと指摘されました。

私の勉強のしかたは、建設一般は、テーマを5つ用意し、はじめにで定量的に述べる。たとえば、建設投資はバブル期の約6割、河川水位より低い約一割の土地に人口の1/2総資産の3/4が集中している。などそれぞれのテーマの現状を説明できる数値を、15くらいは覚えました。ここは暗記です。

後は、課題⇒方位性⇒方策を骨子でつくる。骨子作成はキーワードで覚えました。ここも暗記です。

次にしたことは、これまで作成した論文を逆に骨子の形にしてみました。10年ですのでたくさんありました。
それから、参考書に載っているものも骨子にしてみなした。

そのほかに、通信教育も受講して、論文の添削をしてもらいました。結果何かこつのようなものをつかみました。

試験の解答もこれまでは、何を書いたか再現するのが苦痛だったものが、試験翌日再現できました。問題用紙に骨子を書いてあるからです。

親方さんのあきらめなければ、絶対に合格できます。


       

No.22533 RE:勉強のしかた 投稿者:親方 投稿日:2010/03/19(Fri) 16:05

丸1日でこれだけのご意見をいただいて
感謝いたします。
 やりかたを考えてみます。
 ほんとうにありがとうございました。
 勇気を出して、立ち上げてよかったです。

 ところで、みなさまのご意見でわからないことがあります。
 「自分のことばで書く」とはどういうことでしょうか
 先生方よろしくおねがいします。
 レベルが低くてすいません。
 よろしくおねがいします
 

 
 


       

No.22535 RE:勉強のしかた 投稿者:PDCA 投稿日:2010/03/19(Fri) 20:03

親方さん。
肝心なところがよくわからないのですが、親方さんは、自分の書いた論文を先輩技術士の方に添削してもらいましたか?

私の勉強法も親方さんと同じで合格論文の丸暗記です。
でも、建設部門も総監も1回で合格しました。

重要なのは、先輩技術士に見てもらうことと、暗記したものを題意に合わせてアレンジする力を身に付けることです。

よい素材を丸暗記しているのに受からないのであれば、文章の書き方、つまり、文章構成(起承転結)と接続詞の使い方に問題があるのではないでしょうか。


       

No.22539 ↑RE:勉強のしかた(文章構成=起承転結?) 投稿者:goodsoil  投稿日:2010/03/19(Fri) 22:15

 技術士の筆記論文の構成で起承転結を使うのでしょうか?
 この3年ばかり総監を受けているので、他の部門は分かりませんが、出題者の求める内容とその設問順序に従って、過不足なく記述するのが筆記合格の条件と思っていましたが?

 技術士の筆記論文は、小論文や新聞のコラムとは違うので、「文章構成(起承転結)」とアドバイスしても良いのでしょうか?

 一回で総監に合格された方に、二回も口頭試験でしくじった私が言うのもなんですが・・・。

 PDCAさんへ;起承転結が合格への近道であれば、もっとよく知りたいのでメールで教えてください。オリンピックと同く4年目の挑戦に入って、少しへばっているものですのでコツを知りたいです。


       

No.22541 RE:勉強のしかた 投稿者:後がない 投稿日:2010/03/19(Fri) 22:41

「自分の言葉で書く」は、私の発言ではありませんが・・・そんなに難しい事を言っているのではないと思います。

多分、「自分が理解し易い言葉や表現に置き換える」ことや「書籍や他の合格論文の内容を、自分なりに理解し直した内容で記述する」ということだと思います。

次の段階として、技術士論文では、少ないスペースで多くの意味を詰め込むだけでなく、試験官に的確に伝える必要があります。
そのため、「自分の言葉」から、最大限贅肉を削ってシンプルに伝える要があると思います。

以上、あくまでも私見ですので、参考程度にお考え下さい。


       

No.22542 RE:勉強のしかた 投稿者:夢追い人 投稿日:2010/03/19(Fri) 22:50

「自分の言葉で書く」ですが、こういうのも必要だと思います。
たとえば、白書の受け入りでそのままキーワードなどを丸写しで論文に書くのではなく、
キーワード + なぜ、こうだから、そのために、このようにする必要がある。
と補足すれば立派な自分の意見になると思いますよ。

意味が分かりにくいですかね(^_^;)


       

No.22543 RE:勉強のしかた 投稿者:omoch  投稿日:2010/03/19(Fri) 22:58

何回かお返事しようとおもい・・・
なんだか”なりすまし”のような感じもし・・

大変失礼しました。omoch@機械部門です。

まずは親方さん、頑張ってください。
但し”頑張り”って正しい方向にいかないと大変ですね。
書き込んでいるみなさんの言っているとおり、
それだけの時間、頑張っていれば大丈夫です。
あとはその方向の修正だけです。


どうでしょう?親方さんの師匠になるぞ!という方
名乗りをあげてあげてはいかがですか?
e-mail記入で支援してあげていただく人はいませんか?


       

No.22546 RE:勉強のしかた 投稿者:お犬様(電気電子) 投稿日:2010/03/20(Sat) 00:25

「自分の言葉で書く」との発言が混乱を招いているようで、申し訳ありません。私の会社内でよく使用される言われ方なので、つい使用しました。
例をあげると、次の命題を自分の親や妻に説明して理解できるように文章にして下さい。
「技術者と技術士の違いを説明して下さい。」
「テクニシャンとエンジニアの違いを説明して下さい。」
これを簡潔に家族に理解させるための表現が「自分の言葉」だと理解しています。
自分の理解していることを相手に理解してもらうように伝えるのは、結構大変な作業です。
筆記試験は、これの積重ねだと思います。


       

No.22549 RE:勉強のしかた 投稿者:西部戦線 投稿日:2010/03/20(Sat) 05:00

<この3年ばかり「総監」を受けているので、他の部門は分かりませんが、出題者の求める内容とその設問順序に従って、過不足なく記述するのが筆記合格の条件と思っていましたが>----

総監の答案構成と専門の答案構成は,少し違うように思います.おっと私,今年,総監を初受検し幸運にも合格しました.

総監の問題は,問題が長く,指示に従って書く必要があります.
専門論文は,問題が1行で,自由性があります.このため,起承転結など,受験者に解答の選択余地があります.

この辺を,混同しないことだと思います.


       

No.22550 西部戦線さんどうもありがとうございました。 投稿者:goodsoil 投稿日:2010/03/20(Sat) 06:42

 情報提供どうも有難うございました。今取得している部門は旧体制の時だったので、現体制で、専門部門が一行問題だとは知りませんでした。

 起承転結ではなく、あの長文の問題の意図に気をつけて(※H20年度の時は回答以前に出題の意図を間違えていました)、順序よく回答します。

 総監はこの3年、傾向がばらばらなので予想問題を考えるのは止めます。
「自分の過去あるいは現在携わっている業務で○○について総監5つの視点から対応を述べよ」は共通しており、「総監を理解しているか、使ったか、応用して考えられるか」が加味された、事実上旧体制の業績論文問題なので、体験論文の準備と並行して勉強します。


       

No.22551 RE:勉強のしかた 投稿者:西部戦線 投稿日:2010/03/20(Sat) 07:30

1行問題とは,比喩で,短い問題で解答構成が,比較的自由だ,という意味です.

今年総監の運良く合格しましたが,過去問が重要と思います.予想できなくても,流れはあると思います.


       

No.22553 RE:勉強のしかた 投稿者:APEC 投稿日:2010/03/20(Sat) 08:36

総監の記述問題に関しては、「まずこれについて書いて、次にこれについて、そして・・・・」みたいにけっこう細かく指定されているので、必ずしも起承転結のある文章として答える必要はないのではないかと思います。
私はH15に合格したときは文章で答案を書きましたが、H19(BCPの問題)では5枚の答案のうち2枚は表だけで文章ではありませんでしたし、起承転結など意識せず「ただ聞かれたことに答えただけ」みたいな構成でした。
総監は結局のところ、
(1)専門技術ではなく管理技術で解決策を考えられる
(2)5つの管理を正しく理解している
(3)全体最適化ができる
の3点を身につけていることが伝わればOKだと思います。

スレッドの内容からそれたレスで申し訳ありません。


       

No.22561 RE:勉強のしかた 投稿者:UTA  投稿日:2010/03/20(Sat) 18:43

情報工学部門と部門がまったく違うし、参考にならなくて申し訳ありませんが、気になる点があります。
試験後に論文再現してますでしょうか?
もし、それが、暗記した通りであればかなり見込み小かと思います。
暗記した通りに書ける問題が出る可能性はほぼ0に等しいと思いますので毎回どこかしらアレンジしているはずです。
私自身、試験前はキーワードを説明するメモを作っただけですから暗記はまったくしませんでした。
それと私などでは、11月から勉強を始めるのは、早すぎるように思います。最初に覚えたことを忘れてしまい再度覚えるだけになりそうな気がします。


       

No.22562 過去問やります。 投稿者:goodsoil 投稿日:2010/03/20(Sat) 19:31

西部戦線さんへ

 そうですね。筆記の過去問で繰り返し演習したいと思います。
 下手な予想問題を立てるよりも、一般全部門技術士の皆さんを相手に不公平が生じないような一種類の問題として生み出された過去問に取り組む方が、意義があるような気がします。

 予想が当たらないのが総監試験なので、新制度からの3年間の流れを骨子法(よく理解していないのですが)でやり直してみます。今まで3年間骨子法は使わず筆記試験に臨んでいました。

※親方さんへ
 スレッドと関係ない総監の話で割り込んですみませんでした。「技術者は過去の成功例や固定観念に縛られてはいけない」というのが信条なので、技術士論文では使わないはずの「起承転結」に何か画期的な秘訣でもあるのかと、思わず割り込んでしまいました。

 10回目の挑戦とは、「モンテ・クリスト伯(岩窟王)」みたいですが、主人公は無罪で牢獄入れられたのに脱出に成功しています。

 お互い頑張りましょう。 


       

No.22575 RE:勉強のしかた(親方さんへ) 投稿者:goodsoil 投稿日:2010/03/21(Sun) 22:33

 スレッドに割り込んでしまい、ご迷惑をおかけしました。
 
 お詫びといってはなんですが、Sukiyaki塾に掲載されている筆記試験対策(建設一般)を読んで、親方さんの勉強法についてコメントさせていただきます。

 毎年度の白書の第T部から出題されるとのことなので、白書から重要と思われることを抜き出して勉強するのは正解のようですね。
 昨年の8月の掲示板のやりとりを記憶しているのですが、21年度のSukiyaki塾セミナー(建設部門)ではAPECさんが、予想問題を出していたようでした。結果、出される可能性が高いと予想していた地球温暖化対応の問題が出たようです。

 Sukiyaki塾セミナーに参加されては如何でしょうか?
 セミナー申し込みが閉め切られいた、地方在住のためセミナー会場にアクセスすることが困難である等の場合は、セミナーに対する感想のスレッドが掲示板に必ず載るので、そのスレッドでポイントを聞くのも良いかもしれません。

 私が今日初めてやってみた骨子法も良いと思います。ただし魔法の杖ではなかったので、良い骨子が書けるまで、過去問等を使った反復練習が必要です。
 でも本番の試験まで数カ月あるので反復練習して骨子法を習得する時間はあります。
 
 骨子法は論文を書く前に既に構成作業が終わりになっているので、後は論文として升目を埋めていくだけです。また各構成の文章量の目安もメモするので、「論文の書き直しのリスクがない」というのも大きなメリットです。
 私事ですが、H19年の総監の試験は設問の指定された枚数を良く読まず思い込みで書いてしまい、消しゴムで0.8ページも消して、最初から書き直しをしたという大ピンチがありました(筆記は合格しましたが)。

 後は皆様が既にアドバイスされている、他の人に読んでもらう、添削してもらうことでしょう。

 西部戦線さんのとおり、「課題」、「現状」、「問題」等の構成を柔軟に入れ替えて書くことは出来るようですが、起承転結の構成にはならないですね。

 辞書で調べたら漢詩の句の配列と書かれており、転句では前意を転換するとなっていました。
 試験官が論文を採点していて、急に話が転換したらびっくりするのではないでしょうか。
 
 それでは、このスレッドへの書き込みを終わりにしたいと思います。

 繰り返しになりますが、親方さん、一緒に頑張りましょう。


       

No.22577 RE:勉強のしかた 投稿者:いさ 投稿日:2010/03/22(Mon) 10:59

> 「自分のことばで書く」とはどういうことでしょうか

私も「自分の言葉で書く」という書き方をしましたが、少し語弊がありましたか・・・
混乱させてしまいすみません。言葉って難しいですね。

親方さんが暗記して覚えているのは、内容ではなくて、その「文字列」なのではないですか?
例えば、
「春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは 少し明りて紫だちたる雲の細くたなびきたる。」 とか
「3.14159265358979323846264338・・・」
と覚えているにすぎないのではないか、と危惧します。

記憶力豊かな5歳児が、すらすら覚えられたとします。
でも試験は、まったく同じ問題が出ることはまず無いので、
少し視点を変えたような、あるいはプラスアルファのついた設問が出た場合
5歳児の暗記では対応できないのです。

だから、技術士の試験としては、「文字列」でなくて、その「内容」を理解してないといけないのです。
それには、参考書の文章を丸暗記するだけでは対応できません。(丸暗記が無意味だとは言いませんが・・・)
参考書に書いてある内容、要旨がどういうことなのかを考えて、
そこから自分なりに疑問に思ったことを調べて知識を深める、とか
参考書にはAについて書いてあるけど、じゃあBの場合はどうなんだろう?とか
応用力をつけていく必要があります。

その勉強方法として一番てっとりばやいのが、
解答するための知識をひととおり勉強したと思ったら、まずはそれらを全部忘れて
・・・というと語弊があるのですが、
「初見の想定問題を、何も見ずに、1から自分の頭の中にあるものだけで書いてみる」
という勉強方法です。
そうすると、いままで覚えた想定解答だけでは、答えられない部分が必ず出てくるので
参考書をすぐには見ないで、まずは自分で悩んで書くだけ書いてみます。
それから、「ここはどうだっけな?」「他によい方法は無かっただろうか・・・」という部分を
後からインターネットでも、本屋や図書館ででも調べてみます。
そうすると、ああ〜ここはこうだったんだ!とか、こんな方法もあったんだ、とか、気づく点がどんどん出てきます。
気づいた部分で、さらに気になるところや周辺知識は、どんどん調べていって知識の裾野を広げます。
こんな感じで勉強すると、数時間はあっという間にすぎてしまいますよ。

うーん、文章で説明するのって難しいですね。


       

No.22579 RE:勉強のしかた 投稿者:グロンさんで妥協 投稿日:2010/03/22(Mon) 12:12

親方さま
11月から勉強を始めているというのは驚きです。
まず、一般問題ではあまり早くから準備すると課題がずれてしまうのではないでしょうか?勉強してムダではないでしょうが、効率的な勉強としてはどうでしょうか?
専門では、普段の業務でカバーできるので、それほど早くから準備を始める必要がないのではないでしょうか?
私は、元来怠け者なので、いつもぎりぎりになってから重い腰を上げている状態です。そのため、数回落ちましたが・・・。
でも、勉強時間が短いので、自分で言うのもなんですが、効率の良い方法だと思いますので、紹介いたします。
まず、一般問題は、”骨子法”が良いと思います。骨子法のネタとなるものは白書、インターネットで検索した資料、参考書の模範解答などです。「自分なりに納得したネタ」を、骨子法の表に当てはめていくと、論理的で独自性のある論文が書けると思います。問題がひねられた場合も、この骨子にあるものを組み合わせて解答することになります。
専門は、特に勉強すると言うより普段の知識を整理し、勝負でしょうね。試験で注意しているのは、問題文をよく読むこと。そしてその問いに対して1対1で確実に解答することです。
ちなみに、私は、誰からも添削を受けていません。このホームページのおかげで、合格することができました。
参考になるでしょうか?


       

No.22580 RE:勉強のしかた 投稿者:建築士 投稿日:2010/03/22(Mon) 16:20

わたしも過去問やればよいと思ってましたが、ここ読んでると応用力が必要ということですね。

でもなかなか応用力が身に付かないのが問題かも。

高度の専門的応用能力と問題解決能力ですね。


       

No.22581 RE:勉強のしかた 投稿者:後がない 投稿日:2010/03/23(Tue) 00:45

「自分の言葉で書く」の意味について、私なりに具体例を示します。

「理性とは」
辞書では、「1 道理によって物事を判断する心の働き。論理的、概念的に思考する能力。2 善悪・真偽などを正当に判断し、道徳や義務の意識を自分に与える能力。」とありますが、私が自分の言葉で書くと「自分の行いを正す心」だと思います。

「道徳とは」
辞書では、「人々が、善悪をわきまえて正しい行為をなすために、守り従わねばならない規範の総体。外面的・物理的強制を伴う法律と異なり、自発的に正しい行為へと促す内面的原理として働く。」とありますが、私の言葉では、「皆が仲良くやっていくための社会の約束事」だと思います。

辞書にあたるものが模範解答例や白書で、自分の言葉に当たるものが、自分の論文だと思えば良いのではないでしょうか。


       

No.22588 RE:勉強のしかた 投稿者:まる 投稿日:2010/03/23(Tue) 18:23

僕も暗記はお勧めしません。

筆記試験の内容も水もので、ベクトルは同じでも問題は違います。
そしてその年のトピックは過去問には出ていません。

僕は道路だったので、業界紙「道路」を読むと、その月毎に特集のトピックがありました。
色々な方の論文がありますが、どれでも頻繁に出てくるキーワードが必ずあります。

そして筆記は骨子法が一番覚える負担が少ないと思います。
そしてあとは骨子から文章を組み立てる練習ですね


       

No.22598 RE:勉強のしかた 投稿者:SS20 投稿日:2010/03/24(Wed) 10:48

専門に関し
 1.自分の理解できる最新の話題のトピックスを収集す  る。
 2.山をはるのではなく、想定問題を推理するのですか  ら、当たる確率は高い。
 3.体験論文も筆記試験前であるが、最新話題のトピック  スに関連するのがよい。
 4.それらに関する過去門を参考書より書き写す。
 5.関連する資料として、土木工学会の論文を購入し
  自分なりの答案に仕上げる。
 6.体験論文の重要になりそうなところを、インタ−ネッ  トおよび専門書で調べる。それが、専門分野の克服に
  つながります。
 7.あせって、過去問を丸写しして、勉強した気になりたいのですが、ぐっと我慢しましょう。
 8.試験問題がなにがでるか、推理しましょう。

私は、この方法で合格しました。
がんばってください。
  
  


       

No.22605 暗記も悪くないと思うけど・・ 投稿者:datteQ 投稿日:2010/03/24(Wed) 21:35

問題が論述なので、作文の技術は必要です。
そのためのトレーニングとして暗記はあっても良いと思います。
基本的に
@基礎知識
A構成力・展開力
B日本語の作文技術
は必要と考えます。
わかりやすい日本語をトレーニングする方法として、暗記は有りだと思います。
@〜Bまでそれぞれ、皆の意見が有りそうですが、
以外とA、Bのトレーニングが不足してる気がします。
専門書の他に日本語の作文技術の本を読む事おオススメします。
C見識
D技術力
というのもありますよね・・・当然
ただ、C、Dについては普通の人は大丈夫な気がしますが・・・

後、数件で納品と検査が終わります。
今年のシーズンを始めようと久しぶりに書き込みました。
みんな、年度末のラストスパートはどうですか?
皆様、ご苦労様でした。
8月に向かって、また、頑張りましょう。


       

No.22608 RE:勉強のしかた 投稿者:機械 投稿日:2010/03/24(Wed) 23:07

技術士試験では、技術士としてふさわしい人材かどうかを評価されます。

もし暗記をしたものをただ書くだけの回答をしていたのであれば、それは技術士としてふさわしい対応だとは思いません。


       

No.22617 RE:勉強のしかた(お礼) 投稿者:親方 投稿日:2010/03/25(Thu) 17:06

 
 大変貴重な意見等をいただきありがとうございます。
 今後の勉強の参考にします。
 
 わたしの勉強のしかたを振り返って見ますと
 たしかに、ご指摘のとおり「文字列でおぼえていました。」いまおもえば まったく意味がない 勉強のしかただったようにおもえます。時間のむだでした。ただ勉強した気分になっていただけでした。これでは合格しませんよね。
(10数年無駄につかってました。アホまるだしですね)

 白書を読み理解し要約して 自分のことばで書くことは非常にむつかしいとおもいます。というよりそのような思考回路になっていませんので、技術士を受ける資質がないのではといまはおもってます。
あなたの意見を述べよと問われても、文字列でおぼえているだけですから 意見なんてあるわけありませんよね。当然ながら試験官を納得させれるはずもありません。

 今後としては 
 もうこし日本語から理解してから、受けた方よさそうですね。
 また、なにかありましたら、ご意見ください。
 
 


       

No.22618 RE:勉強のしかた 投稿者:後がない 投稿日:2010/03/25(Thu) 18:04

親方様の文章力は十分あります(これがないと本当に苦労すると思います)。
技術士に必要な思考回路は、訓練で身につけることが可能です。

基礎知識がないと体系的に知識を理解できません。
今まで記憶された知識は、今後、体系的に知識を理解していく過程で各々の関係性を理解する下地になるはずです。

勉強方法に自信が無ければ、最初は他力本願でも良いと思います。SUKIYAKI塾TOPページでもアクアスキームさんや勘助さんのセミナー紹介があります。まだ申し込み、間に合うのではないでしょうか。そのほかにも通信講座は探せば見つかると思います。
APECさん執筆の書籍や動画販売もありますし。


       


No.22578 二次試験・知識の引き出し 投稿者:蒼い影 投稿日:2010/03/22(Mon) 11:22 [返信]

皆さん、こんにちは。

蒼い影と言います。
化学部門で今度二次試験を受けようと思っています。
先に、骨子法で質問して、何人かの先輩方から有意義なコメントを戴きました。

さて、部門にかかわらずの共通の質問とします。
二次試験では、最低限覚えているべき知識について、皆さんはどのように整理されているのでしょうか。

自分の場合は、全て過去問ベースですが、キーワードを150〜200文字程度にさらっとまとめている程度です。
やっと、暗記よりもキーワード拾いを終えた感じなんですが、直前に覚えないといけないのかな?
もちろん、専門部分は知っていますので、専門外の範囲について、特にコメント、アドバイスが戴けると嬉しいです。
宜しくお願いします。


       

No.22582 RE:二次試験・知識の引き出し 投稿者:ちょりそ 投稿日:2010/03/23(Tue) 07:23

最低限覚えているべき知識とはどういう意味でしょうか?
直前に覚える? 付け焼刃で試験に臨まれるおつもりですか。
技術士法第2条は理解していますか?
科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画,研究,設計,分析,試験,評価又はこれらに関する指導の業務を行う者という定義があるはずです。
第二次試験では専門的応用能力を試される訳ですから、当然ながらベースとなる基礎知識は十分に理解されていることが前提と思います。
あなたが言われている「最低限覚えているべき知識」がそのようなものでないならば無視してください。
もし、基礎知識の習得という意味であるならば、それは第一次試験の受験者がなさる質問だと思います。

第二次試験を受ける人間=技術士になろうという人間であるからには、基礎知識・技術力があることは大前提であるし、少なくともこのような質問の仕方には技術士になろうという受験生の心構えとしてどうかと思います。


       

No.22589 RE:二次試験・知識の引き出し 投稿者:蒼い影 投稿日:2010/03/23(Tue) 19:07

ちょりそさんの返信は回答になっていないですね。

要するにお前は技術士二次を受ける資格がないから止めろ程度にしか思えないね。

ちょりそさんは、あなたは技術士ですか?
だとすれば、あなたのような人がいるから、「技術士って〜なんだ(あえて言わないけど)」と言われるんじゃないかな?
他の真面目な活動をしている技術士さんが可哀想。
もし、そうでなければ、あなたは技術士になる以前の問題です。

あなたは何も解決の方向性を示していない。

あなたの他のご発言を調べました。
高所から見下ろす回答が多いね。

もうあなたからの返事は不要です。

ただ、質問の仕方が誤解を招いたのあれば、失敬しました。

自分が聞きたかったことは、専門が細分化されているとは言えど、分野が違うと全くわからない部分もあり、そういう場合の専門科目内の基礎知識の纏め方にどの程度力を入れたらよいか聞きたかったまでです。


       

No.22591 RE:二次試験・知識の引き出し 投稿者:いさ 投稿日:2010/03/23(Tue) 23:05

まあまあ(^−^;;

部門・科目によって、必須問題・選択問題があり、
貴方のこれまでの経験・知識、および出題されている傾向、
それによりどの問題に的を絞るかによって変わってくるかと思います。

私の場合は、建設部門−トンネル でしたが
専門問題は、10問から2問選択する方式でした。
トンネルの分野はおおむね、山岳トンネル・シールドトンネル・開削トンネルの3つに分かれています。
私はシールドと開削の経験しかありませんでしたので、その2工法に的を絞って勉強しました。

山岳トンネルもいちおうは勉強を試みましたが、
一次試験ならまだしも、二次試験では、経験もない分野を付け焼刃で覚えるのは無理でした(−−;
それでも10問中4問は解答できそうな問題があったので、うち一番自信のある2問を選択しました。

・・・という感じですかね。

化学部門には詳しくないので、詳細なアドバイスができかねます。
(「部門にかかわらずの共通の質問」、というのはちょっと無理があるんじゃないのかな〜)
ただ、全く専門外の範囲は、完全に捨てる、というのもアリかとは思いますが・・・


       

No.22593 RE:二次試験・知識の引き出し 投稿者:通行中 投稿日:2010/03/24(Wed) 00:03

蒼い影さん、その態度は質問して教えてもらおうという態度でしょうか?

知識以前の問題だと思います。


       

No.22594 RE:二次試験・知識の引き出し 投稿者:アホいハゲ 投稿日:2010/03/24(Wed) 05:29

質問のされ方や、マナーを理解されていらっしゃらないあなたは技術士になる以前の問題です(^^)

あなたの他のご発言を調べました。
高所から見下ろす回答が多いね。

あなたからの返事は不要です。


       

No.22595 RE:二次試験・知識の引き出し 投稿者:わたしも知りたい 投稿日:2010/03/24(Wed) 09:16

私も知りたいです。
暗中模索してまして、どのような勉強方法が良いか迷っています。
いつ受験しても合格レベルに達している人だったらこんなことしないで、通常業務の延長に試験があるのだと思います。
しかし、私のような合格しそうもない人間が、ギリギリでも良いから技術士試験を合格して、技術者として将来がんばっていきたいと考えている人間は、やっぱり具体的に有効な参考になる意見がほしいです。


       

No.22597 RE:二次試験・知識の引き出し 投稿者:APEC 投稿日:2010/03/24(Wed) 10:38

試験対策として最低限覚えておくべき知識の内容とレベルは、部門・科目によって様々だと思いますので、過去問題(できればH19以降)をあたってみるのが一番ではないかと思います。

「専門外」をどの程度の範囲と捉えるかはわかりませんが、少なくとも部門の範囲より外については、筆記試験段階では一般的社会常識だけでいいかと思います。

重要なのは、知識についても理論付けて体系的に知っているかどうかだと思います。
自分で「知識」だと思っていたのは実は「段取り」に過ぎなかったということはよくありますからね。

そして試験答案としての評価という面では、知識を持っていることは大前提というかミニマム・リクワイアメントで、その知識をどう使いこなし、表現するかという課題解決能力・論理的考察力といった能力が評価を分けると思います。

ちょっと散漫でしたね。こりゃ「返事は不要」かな。^^;


       

No.22604 RE:二次試験・知識の引き出し 投稿者:蒼い影 投稿日:2010/03/24(Wed) 21:02

いささん、APECさん、
丁寧に御回答いただけて感謝しています。

ミニマムリクワイアメントってズシンと響く言葉でした。
ちょっと突き放された感じかな?
でも、嬉しい御指南でした。

化学部門の問題はH19年以降は、小問で誘導尋問式が多いのです。大雑把な問題であれば、得意な知識の引き出しから書けそうなんですが、細かく指定されると、それに対応する知識も持っておかないといけない、だからどうしよう?という疑問でした。

学位を持っているので、骨子法には自然に馴染んでいます。論文のスタイルと類似していますからね。

今までの自分の勉強スタイルは、全問正解で行こうというものでしたので、ちょっと無理があったのかもしれないなぁといささんのコメントを見て思いました。

ただ、取り零しの無いようにするために、最低限、専門内分野外(説明が難しいですが・・・)の勉強法としてどういうものがよいか?という命題が自分にあったわけでした。
それで、自分は別スレですが「親方」さんのスレを読み、結構ためになる書き込みがあったと思いました。
「キーワードを骨子法で纏めておけば記憶は最小限」
という言葉を励みに精進したいと思います。

厳しい御意見をいただいた先輩方にも感謝を致します。


       


No.22587 二次試験の筆記合格発表 投稿者:勘介 投稿日:2010/03/23(Tue) 12:25 [返信]

技術士会試験センターのHPに体験論文提出要領が出ています。その中に、22年度の筆記試験の合格発表予定日は10/29(金)とあります。
 また、21年度の体験論文の課題が出ていることから、22年度も同じ内容ではないかと思われます。
 このため、経歴票をこれから作成される皆さんは、体験論文を何にするのかも踏まえて作成されるのが良いと思います。


       


No.22554 業務経歴の記述 投稿者:匿名 投稿日:2010/03/20(Sat) 13:53 [返信]

業務経歴には,同一部門であっても受検と関係の薄い業務経歴を書き入れた方が良いでしょうか.

抜くと科学技術に関する経歴期間が少なくなり,口述の時,不利とならないでしょうか.


       

No.22555 RE:業務経歴の記述 投稿者:6V6GT 投稿日:2010/03/20(Sat) 14:26

ご質問の主旨は「過去に行った一部の業務に関して、『業務と受験部門』…ほぼ合っているが、『業務経歴と受験選択科目』…合っていない、と言える。その業務を業務経歴として書くべきか、書かざるべきか。」と読み取りましたが、いかがでしょう。
私の意見としては、『業務と受験選択科目がずれていたとしても、書いたほうが良い。』と思います。理由1:『受験の手引きに「受験しようとする技術部門/選択科目に関連しない業務についても、科学技術に関するものであれば、業務経歴として算入することができます」との記述があるため』。理由2:高々二行くらいのスペースに、業務の細かい内容を記述できるとは考えられないため。理由3:匿名さんが”関係の薄い”と思っている業務でも、あんがい受験選択科目に結び付けられるかもしれない などに依ります。


       

No.22556 RE:業務経歴の記述 投稿者:建築士 投稿日:2010/03/20(Sat) 15:15

技術士としての業務にしてしまうことです。
専門科目の視点で、「計画、研究、設計、分析、試験、評価」のいずれかを入れた業務として書いておくように言われます。

そろそろ申し込みの準備ですね。

お互い頑張りましょう。


       

No.22557 RE:業務経歴の記述 投稿者:APEC 投稿日:2010/03/20(Sat) 16:50

内容によりますが、技術者としての「幅」をアピールできてかえって有利になるかもしれません。
たとえば公務員土木技術者が建設部門・道路で受験するとして、「私は道路の経験しかありません」というのと、「私は道路が専門ですが、都市計画も下水道も経験してきました」というのとの違いみたいなものですね。

もちろん口頭試験での説明のしかたや質問に対する答え方などで大きく違ってきますが、周辺分野に関する知識もあって、幅広く見ることができるというようにアピールできると有利になると思いますよ。


       

No.22566 RE:業務経歴の記述 投稿者:匿名 投稿日:2010/03/21(Sun) 08:35

皆様,ありがとうございます.

追質問です.業務経歴証明書では,欄が10しかありません.
これ以上,業務経歴を書けないということでしょうか.
インターネット申請欄では,もっと書けるように感じます.WORDの表なので.


       

No.22568 RE:業務経歴の記述 投稿者:建築士 投稿日:2010/03/21(Sun) 09:54

枠内に収めるということです。

3000文字以内とか3枚以内の制限で問題は出されますから、書きたいことはいっぱいあっても無駄を削って、試験官に伝わるようにしなければいけないので指示事項は、最低限枠内で処理するということも試されてりる気がします。

と言ってる私もまだまだですが・・・。


       

No.22583 RE:業務経歴の記述 投稿者:桜 投稿日:2010/03/23(Tue) 07:53

APECさんのレスと被りますが、業務経歴は口頭試験を念頭に入れて、じっくり作成しましょう。

つまり、筆記試験は合格するものとして、経歴表を作成するんです。気合入りますよ。


       

No.22585 RE:業務経歴の記述 投稿者:匿名 投稿日:2010/03/23(Tue) 10:41

経歴の欄の行数で、技術士会に問い合わせました。

===============================================
経歴票は10行と技術士法令で定められていますので、主な業務の抜粋するなどして10行にまとめて下さい。
===============================================

とのことです。技術士法には書いてないようです。おそらく令か規定でしょう。


       

No.22586 RE:業務経歴の記述 投稿者:後がない 投稿日:2010/03/23(Tue) 12:25

経歴票をよく見ると、「職務内容」を記述するようになっています。ですから、ご担当された業務から職務を抽出して、その上で連続で複数年重複している部分を1職務として1行に入れ込むと良いと思います。この辺のテクニックは、Apecさんの書籍に詳しいので、是非購入して調べてみることをお勧めします。
匿名様がご自分が調べられても理解できない事項だけでなく、その理由も踏まえて聞かれれば、より建設的になるように思います。
皆様からの貴重なご意見への理解も深まり、より活きるのではないでしょうか。


       


No.22339 生態系サービスと地域の固有生態系 投稿者:後がない 投稿日:2010/03/11(Thu) 00:36 [返信]

環境部門に特化しか話かもしれませんが・・・。

昨日、河川の生物多様性に関するあるセミナーを受講しました。

その中で、

「生物多様性をX軸とし、生態系サービスをY軸とすると、Xがある一定まではYは上昇するが、Xが大きくなれば必ずしもYも大きくなるものではなく、場合によっては低下することもある」

というようなことを言われていました(わかり易く表現を脚色してあるので、多少曲解があるかもしれません)。

生物多様性は多様度指数や、あるいは希少種等を間接的な指標として評価するものだと思います(違っていたらご指摘お願いいたします)。

そう考えると、

1.Xが大きくなってYが低下するというようなことがあるのか疑問です。
どういったケースか、なかなか思いつきません。

2.例えば上記1のようなことがあった場合、x=50でYが最大となるとします。しかし、地域に固有の生態系を維持することも非常に重要(自然再生推進法の理念でもある)ですので、簡単にYだけの話(人間側の利益)では言えないように感じます。

上記1、2につきまして、皆様のご意見を伺えれば、嬉しく思います。


       

No.22344 RE:生態系サービスと地域の固有生態系 投稿者:荒野の素浪人 投稿日:2010/03/11(Thu) 11:39

建設部門(河川,建設環境)の技術士です。「生態系サービス」というのをもう少し具体的に説明していただけませんか。「生態系サービス」の内容次第では,XとYの関係は単純なトレードオフの関係なのか,そうではない(絶対に譲れない条件があるとか),論点は随分と違ってくるように思われます。

       

No.22353 RE:生態系サービスと地域の固有生態系 投稿者:はじめ 投稿日:2010/03/11(Thu) 19:01

出先で携帯からなので、整理されていない文章で長文ご容赦ください。
群集生態学においては、生物多様性の概念自体多くの説があり、知れば知るほど複雑怪奇なので簡単に「こうです!」とはいかないですよね。
そんな中で強いて考えると「地域」という限局された環境容量下で、加重されていない単純な「種数」を多様性の尺度とすると種数が一定数を超えると、地域生態的ニッチが有限ですから生物環境の「安定性」、今風に言うと「存続性」が損なわれ、生態系サービス(ここでは単純に自然の豊さと位置付けます)が低下するんではないでしょうか?
多様度指数にはシンプトンやシャノンのものが著名ですが、これが正解という学説もなく、β(ベータ)多様性を含め、限定条件下でしか成立しないので、フィールド管理への応用は現状困難だと考えております。
テーマとしては大変面白く、生態学のプロにもっと解りやすく、ご解説頂きたいなぁ〜


       

No.22355 RE:生態系サービスと地域の固有生態系 投稿者:後がない 投稿日:2010/03/11(Thu) 22:19

荒野の素浪人さま

生態系サービスは、私の言葉でひと言で説明すると「自然の恵み」が一番しっくりきます。

Feペディアでは以下の記述があります。

・・・・・・・・・
生態系サービスは、次の5つの種類に分割することができる。
1.供給:食品や水といったものの生産・提供
2.調整:気候などの制御・調節
3.文化:レクリエーションなど精神的・文化的利益
4.基盤:栄養循環や光合成による酸素の供給
5.保全:多様性を維持し、不慮の出来事から環境を保全すること
・・・・・・・・・・

上記1は魚介類、木材、水といった生態系が作り出す資源だと考えます。生態系が適切に機能していれば安定して持続的に利用可能な資源量が確保できるはずです。

上記2は森林のCO2吸収による温暖化の進行を遅らせる機能、または山林が雨水をストックしてゆっくり河川へ排出する洪水調整機能なども該当すると思います。

上記3.は、潮干狩りや釣り、キャンプ等のアメニティや、豊かな自然の中で生まれた風習や文化、祭り等が当たると思います。

上記4は、豊かな生態系の元でサケ等が海から川へ栄養塩類を循環させたり、植物や植物プランクトンが光合成により酸素を供給すること、河川や海、干潟等の水質浄化機能等もあたると思います。

上記5はなんでしょう?
豊かな生態系が生物多様性を維持すること?。
干ばつや洪水等があっても、豊かな生態系は、自然環境を保全する能力があること?
自己保全能力?

ちょっと分かりません。

ただ、やはり上記からもひと言で言うと、日本人の感覚では、「自然の恵み」だと思うのです。

もっと言うと、生態系サービスが人類を支えられない程度まで低下した場合、人類は滅んでしまいます。

そういったことを防ぐために、1992年のリオの地球サミットでは、人類の存続を探る(持続可能な開発という表現を使っているが、個人的には「人類の存続」だと思います)べく気候変動枠組み条約(温暖化対策)と生物多様性条約(生態系サービス対策)が採択されたものだと認識しています。


       

No.22358 RE:生態系サービスと地域の固有生態系 投稿者:後がない 投稿日:2010/03/11(Thu) 23:16

はじめさま

ご返答ありがとうございます。
ご指摘の通り、生物多様性の定義が曖昧ですね。

参考までに、生物多様性の定義をウィキペディアから

・・・・・・・・
生物の多様性に関する条約では「すべての生物(陸上生態系、海洋その他の水界生態系、これらが複合した生態系その他生息又は生育の場のいかんを問わない。)の間の変異性をいうものとし、種内の多様性、種間の多様性及び生態系の多様性を含む」と定義
・・・・・・・・・・・・

やはり生物多様性の数値化による評価は難しそうです。

実は今日も他のセミナーに参加しました。
そこで、先日のセミナーの講師でもあった、ある先生が同じような講演をされていたので、アンケート用紙で質問してみました。
(なお、この先生が私の「最初のスレッドでの発言」をされていたわけではありません)

うまく伝わったか不明ですが、以下のようなご返答がありました(説明しやすく自己解釈して一部脚色)。

「地域固有の生態系は、長い年月をかけて地域特性に特化した他とは異なる個性的な生態系となっている。
だからこそ、生物の多様性、つまり生物多様性が存在する。
広域の生態系サービスは、多くの地域固有の生態系が関わりあって成立する。このため広域生態系サービスを向上させるためには、地域固有の生態系を保全る必要がある。」

そう考えると・・・・

今日のセミナーでのご返答からは、そもそも地域固有の生態系ありきの話であって、それ抜きでは生態系サービスを語れないということのようです。

また、はじめ様が言われるように、ある一定の環境(生物種?)収容力の中で、ポンと外来種や移入種が入ってきてニッチを全て、または半分占有した場合には、種数
は増えても、本来の生物多様性の意味から考えると、実際は多様性が低下したと言えるようにも思います。

例えば、北海道のサケが降海性のニジマスに取って代わったら・・・、サケのようなニジマス(スティールヘッド)を咥えた熊の置物、またはチャンチャン焼き・・・

やっぱり、なんだか、生態系サービスが低下したような気がします。

ただ、元々、河川の魚類資源が少なかったNZに西欧諸国が多くのサケマス類を導入して定着させ、結果的に人間側からだけの都合では、経済効果が向上し、栄養塩の循環も向上しているように思います。
これは、地域固有生態系にこだわらなければ、生態系サービスが向上したといえるのか・・・・。


米国でも、ダム直下に発生した冷水域を利用してマス類を放流・定着させて、世界でも有名な釣り場となり、経済貢献している例があります。
これも、どうなんでしょうか。

人間側だけの都合で生態系サービスと言っても良いのか、難しいです。


       

No.22366 RE:生態系サービスと地域の固有生態系 投稿者:荒野の素浪人 投稿日:2010/03/12(Fri) 08:41

後がない様,用語の解説をありがとうございました。たいへんよくわかりました。

その上で,スレッド本来の問題提起について考えると,
・「生物の多様性」も,一定値(定量的評価は難しいとのことですが,ここでは一応このように表現します)を超えると,それまで上昇傾向にあった「(人間社会に対するサービスとしての)自然の恵み」が低下することがある。
ということですね。

あるいは,
・「(人間社会に対するサービスとしての)自然の恵み」の上昇を期待して「生物の多様性」を促進しても,その場本来の姿以上の「生物の多様性」の促進は,結果として「自然の恵み」の上昇には繋がらず,むしろ低下を招く場合もある。
ということでしょうか。

私はセミナーでの講師の発言を,
「自然界に対して,その魅力を引き出すべく,人為的に操作・負担をかけても,それらが度を過ぎると,自然が本来的に有している数々の有益な力(自然の恵み)を損ねてしまう。」と理解しました。

何だか,「人間の個性や多様性の尊重や許容も,度を過ぎると,時として社会性を損なうことになる。」という風に考えてしまいます。(話が逸れてすみません。)


       

No.22370 RE:生態系サービスと地域の固有生態系 投稿者:COP10  投稿日:2010/03/12(Fri) 13:09

講演者の方が言っているX軸に対応する「生物多様性」の趣旨が、広義の生物多様性の意味とちょっと違うのでは?と感じました。

定量評価手法ではHEPをもとにした手法も最近いろいろとありますよね。

生態系サービスは生物多様性の恩恵を分かりやすく説明したものだから、Y軸の定義も曖昧に感じます。

サービスをどのように捉えるかでXとYの関係は変わりますよね。

CO2と違って評価しにくいのが現在の課題であり、講師の方がおっしゃっているような簡単なグラフのみでは説明できないのが現状かと認識しています(簡単に説明できればベストなんだけど・・・)


いずれにしろ今年のCOP10が楽しみです。


       

No.22371 RE:生態系サービスと地域の固有生態系 投稿者:はじめ 投稿日:2010/03/12(Fri) 13:13

後がない様へ
生態系サービスの低下について言葉足らずでしたので少し補足させて頂きます。
ちなみにチャンチャン焼き、大好きです。

モデルとして、100匹の魚が棲める閉鎖された場所があると乱暴な仮定をします。
2種類の魚が50匹ずついる場所をA、10種類の魚が10匹ずついる場所をBと考えます。
AとBそれぞれから10匹採集(生態系サービス)した場合、Aの生態系へのダメージはBより軽微なケースが多いでしょう。結果としてBでは1匹位しか採集できないため生態系サービスが低下します。

保全生態学に最少維持可能個体数(MVP)や個体群存続可能性評価(PVA)などがあります。「安定性」や「存続性」とは魚100匹のモデルでご説明したように環境負荷(人間の自然利用)に対する耐性みたいな側面のある尺度だと思います。

荒野の素浪人様が述べられた人間と自然のつながりについては、私自身も都市計画領域の技術者なので、非常に関心があります。みんなで考えて、良い知恵が生まれる事を期待しています。


       

No.22373 RE:生態系サービスと地域の固有生態系 投稿者:後がない 投稿日:2010/03/12(Fri) 18:12

荒野の素浪人様
COP10様
ご返答ありがとうございます。

講師の方はX、Y軸やグラフなどでご説明されていたわけではありません。
最初のスレッドでもあるように、表現を脚色したためそのような説明になりました。

脚色の仕方が悪かったようです。

どちらにしましても、お二人が言われるように、生物多様性の評価手法を明確にし、生態系サービス(ES)を評価した上で、初めて、その各々について生物多様性とESの関係の議論が可能になりますね。

講師の方もそういったことを前提にしたご発言で、「色んなケースがあるから、簡単ではないよ」というようなことを言われたかったのかもしれません。

そういえばCOP10は誰でも会場に行って参加できる?のでしたっけ(そんなことをどこかで読んだ記憶があります)。

どんな会議になるのか是非聞きたいものです。

ちなみに、「人間の個性や多様性の尊重や許容も,度を過ぎると,時として社会性を損なうことになる。」・・・耳が痛いです。


       

No.22376 RE:生態系サービスと地域の固有生態系 投稿者:後がない 投稿日:2010/03/12(Fri) 18:30

はじめ様

チャンチャン焼き、おいしいですね!!

大変勉強になりました。
なるほどです。

確かにご提示いただいたような場合は、生物多様性が高いのにも関わらず生態系サービスが低下しますね。

そう考えると、限られた収量力の生態系の中で、より多量の生物資源を利用しようとする場合は、極相に達した生態系を利用するよりも、極相にまで達しない状態で常に利用しながら生態系を維持していく方が生態系サービスが向上するのかもしれませんね。

これならば、最初の私のXYのグラフでも、地域固有の生態系を保全しつつ・・・の条件を満たしつつ、ある程度の説明がつきますね。

群集生態学、興味がでてきました。
ありがとうございました。

ちなみに、PVAを考慮しながら現場である生物の採捕調査をしたことがありますが、調査としては非現実的でとても大変な作業でした。


       

No.22584 RE:生態系サービスと地域の固有生態系 投稿者:後がない 投稿日:2010/03/23(Tue) 09:02

3/21,22に「生物多様性条約第10回締約国会議 プレ・コンファレンス」というCOP10を見据えた国際会議?に参加してきました。
そこで、最初のスレッドの疑問の1つの答えがありましたので報告いたします。

ケース1:途上国などで森林伐採の場合、木材輸出、(農地開拓?)といった生態系サービスが得られる。輸出先の先進国から途上国に対して生物多様性低下によって森林が失った生態系サービスに対する対価が支払われない場合、森林保全で生物多様性を高くするより、伐採した方が生態系サービスは高い。途上国ではこのような問題から森林伐採が進んでいる。

2.ケース2:アフリカ等では、河川周辺に植樹した木が予想以上に大量の水を吸い上げて、水資源が減少したため、生物多様性は高くなっても生態系サービスが低下したケースがある。植樹する樹種の種類選択は重要である。

以上です。


       


No.22571 登録証の記号番号 投稿者:DAI 投稿日:2010/03/21(Sun) 18:30 [返信]

技術士登録証の左上部に記された
「記号−番号」の意味は,何でしょう?
お教えください。


       


No.22570 勘介Cafe10 投稿者:勘介 投稿日:2010/03/21(Sun) 17:05 [返信]

勘介カフェ10に15名もの応募をいただき、ありがとうございました。3/20の20:00を以って締め切りをさせていただきました。SUKIYAKI塾でも講師をさせていただいておりますので、多くの方とそちらの方でご縁があらんことを祈念しております。

       


No.22534 受験部門と科目 投稿者:悩み人 投稿日:2010/03/19(Fri) 17:32 [返信]

建設部門(建設環境)と環境部門(自然環境保全)の選択科目の内容について教えて下さい。
受験案内では、以下のように書いてあります。

@建設部門(建設環境):建設事業における自然環境及び生活環境の保全及び創出並びに環境影響評価に関する事項
A環境部門(自然環境保全):生態系及び風景並びにこれらを構成する野生動植物、地形、水その他の自然の保護、再生及び修復並びに自然教育及び自然に親しむ利用に関する事項(建設部門/建設環境を除く。)

つまり、

@は建設事業に伴う自然環境との調和のための回避・低減・代償措置、環境アセスで、どちらかというと建設事業重視(建設事業ありき)
Aは良好な自然環境の保護、劣化した自然環境の再生・修復、環境教育で、建設環境とは切り離して、より積極的な自然環境の保護、育成を目指すということでしょうか。

そうしますと、Aは保全事業は対象としないということでしょうか。そうなると、大分、対象業務が狭くなります。

厳しいです。


       

No.22537 RE:受験部門と科目 投稿者:両刀遣い 投稿日:2010/03/19(Fri) 20:38

私は、建設環境も自然環境保全も両方とも合格してますが、私も違いには悩みました。
結局は、建設環境は 国交省の立場で
自然環境保全は 環境省の立場で
論述すればいいのではないかと思います。


       

No.22538 RE:受験部門と科目 投稿者:ちょろ 投稿日:2010/03/19(Fri) 20:44

悩み人様

 ちょろと申します。私は、自然環境保全は持っていますが、建設環境は持っていませんので、その点を踏まえた上で、話半分に聞いて下さい。

(但し、以下の話は「全くの持論」ではなく、きちんと実例に基づいて考察した上で書いています)


【結論】
 切り口の問題です。心配は、ありません。


【詳細】
 建設環境と自然環境保全の違いは、切り口の違いです。保全事業でも、十分対応可能です。
 例を挙げます。

--------------------------------------------
@建設環境
「A川の河川敷の草原に生息する○○鳥がいます。この場所の河川改修に当たり、(アセス的視点で)この草原をいかに保全するかを検討しました」


A自然環境保全
「A川の河川敷の草原に生息する○○鳥がいます。この場所の河川改修に当たり、この○○鳥をフラッグシップとして草原の生物多様性を保全するため、○○鳥のモニタリング結果を基に、この草原をいかに保全するかを検討しました」
--------------------------------------------

です。

 同じ経験論文ネタでも、切り口を変えることでいずれにも対応できます。1つめは、草原をメインに、2つめは、鳥をメインに書くというイメージです。

逆に、自然環境保全の試験で@の論文を出してしまうと、試験委員は厳しく突っ込んできます。

このように、切り口を考えてみて下さい。自然環境保全の技術士がいらっしゃれば、その切り口を見てもらって下さい。

 応援しております。


       

No.22545 RE:受験部門と科目 投稿者:悩み人 投稿日:2010/03/19(Fri) 23:16

両刀使い様、ちょろ様。
有難うございます。
主役が違うということですね。大変よく分かりました。目からウロコです。

そうしますと、建設事業で貴重種との折り合いがつかずに、主役の貴重種を移植する結果となった場合は、かなり難しそうです。

ちょろ様
応援、ありがとうございます。頑張ります。


       

No.22547 RE:受験部門と科目 投稿者:参考になれば 投稿日:2010/03/20(Sat) 00:56

私も同じような経験をしましたので参考になればと思いコメントさせていただきます。
私は建設部門の建設環境と森林部門の森林環境を持っております。
私は経験論文で詳述した論文は同じ題材のものを使用しました。技術的な課題の内容も当然同じ内容です。(文章表現は異なりますが、対象とした中身は同じということです。)
結局のところ、その技術的課題を解決した結果の文章の締めくくり方によるのではと思っています。
建設部門ならその建設事業の推進や社会的評価にどのように寄与や貢献したかという最後のまとめで締めくくりましたし、森林部門の時にはその課題解決が対象とする森林環境の保全にどう寄与したかということを記述して締めくくりました。

悩み人さんの場合も、環境部門で貴重種の移植のことを書かれる場合には、移植に至った発端として建設事業のことに触れざるを得ませんが、締めは環境部門としてたとえば実施された移植が地域の生態系や生物多様性保全にとって真に意味のある移植となるようこういう点で配慮した等の建設事業寄与型でなく地域生態系寄与型の締めくくり方をするといいのではと思いました。(これが正解とは言い切れませんが・・・あくまで私論です)


       

No.22548 RE:受験部門と科目の選択 投稿者:DAI 投稿日:2010/03/20(Sat) 02:05

「専門とする事項」がポイントになります。

私は,下記としました。
建設環境「自然環境及び生活環境の保全及び創出」
自然環境保全「自然の保護,再生及び修復」

以前は,試験時間中に受験番号・部門等を書いていました。分・秒を惜しむ試験で,「専門とする事項」が長ったらしいとそれだけでも不利でした。
しかし,大きく間口を広げると,必須科目や選択科目,体験論文でも,いろいろなことが書けます。
「専門とする事項」を,よく考えて,決めてください。

【参照】
No.21957 環境部門(自然環境保全)の業務について 後がない 2010/03/01(Mon) 20:31 


       

No.22552 RE:受験部門と科目 投稿者:ちょろ 投稿日:2010/03/20(Sat) 07:56

■参考になれば様
 悩み人様

 まさに「参考になれば」様の仰るとおりだと思います。

 例えば、移植先の個体群に影響はないのか?というところを検討したのならば、十分自然環境保全でイケると考えます。

(移植先の場所について、昔は○○鳥が生息していたが、今は草原が維持管理(or河川氾濫による攪乱)されなくなっていなくなった場所であるので、人為による維持管理を行って生息の場を創出してから、そこに移植した。そのため、移植先には個体群がいないことから、影響はない… みたいな感じでしょうか。あまり深く考えずに書いていますが…)
 


■DAI様

>以前は,試験時間中に受験番号・部門等を書いていました。

…すみません。今年度(H21年度)までは、試験時間中に専門事項まで書き入れましたが、H22年度からはそうではなくなるのですか?
 私の受験の時には、APECさんと、「専門事項」の長さを競っていましたが(笑)


【参考】No.18630  投稿者:ちょろ

>APEC様

---------------------------------------
部門:環境
選択科目:自然環境保全
専門事項:生態系の保全並びに国立公園の保護及び利用に関する事項
---------------------------------------

…私の勝ち(?)ですね^^;


       

No.22564 RE:受験部門と科目 投稿者:悩み人 投稿日:2010/03/20(Sat) 23:13

参考になれば様、ちょろ様

ありがとうございます。悩みの的に的中です。大変参考になりました。
まさに今、移植先の個体群や生態系も検討した上で移植候補地の調査を実施しているところです。
移植先の適正を確認するための物理環境取得方法のところで問題点と解決策を示す予定です。
背景とする視点を変えるだけで、問題点と解決策は、結局、建設(建設環境)と同じでもOKとなりそうです。


DAI様

ありがとうございます。大変勉強になりました。
「自然環境」ではなく、「自然」とされたところが素晴らしいです。そういう手があったのですね。

専門とする事項は、「自然環境及び野生動物の保全」で考えていましたが、30点ですね。もっと作りこみます。

判断が難しいのは、似て非なる「保全」と「保護」のどちらを使うかです。
保全事業は経験していますが、保護事業は経験しておらず、厳密に言うと「保護」の文字は使えません。
ただ、「保全」という文字を使えば、受験案内を厳密に読むと自然環境保全に該当しなくなりそうです。


       

No.22565 RE:受験部門と科目 投稿者:DAI 投稿日:2010/03/21(Sun) 00:00

究極,両刀遣いさんのおっしゃるとおりだと思います。
> 結局は、建設環境は 国交省の立場で
> 自然環境保全は 環境省の立場で
> 論述すればいいのではないかと思います。

口頭試問でも,同じです。
「建設環境」では試験官のおひとりは国土交通省,
「自然環境保全」では環境省の課長補佐
だったと思います。

当然,国土交通省と環境省とは政策的に相対(反)する部分があります。
しかし,どちらも,国を批判することは禁句ですね。


       


No.22514 「気づき」というもの 投稿者:マイマイ 投稿日:2010/03/18(Thu) 18:31 [返信]

本サイトにもあったように思いますが(勘違いかもしれません)技術士2次試験は、技術士というものや技術というものに対し、ある種の「気づき」を得ると容易く合格するという話を聞きます。
感覚的には、何となく感じるのですが、いまいちはっきりと言葉にはできません。本サイトを閲覧される方々はどのように感じていますか?
もしよろしければ、その辺のご経験を教えていただければ・・・と思います。


       

No.22526 RE:「気づき」というもの 投稿者:fan 投稿日:2010/03/19(Fri) 08:32

私自身が感じた限りですが、技術士の定義にもありますように、高度な専門的応用能力とは何か?のように思います。技術的体験論文&口答試験では、"技術士に相応しい"、このことがはっきり試験管に示せなければなりません。この高度な・・・に関して本当にたくさんの先輩方から御指導を賜り、目からうろこが落ちる思いを経験したのを今でも思い出します。

       

No.22527 RE:「気づき」というもの 投稿者:後がない 投稿日:2010/03/19(Fri) 08:58

何かに気付いて容易く合格するとは思えませんが・・・。
「常に注意を払い勉強すべきこと」ということならば、個人的には「公益確保」と「科学技術立国により日本の経済的な発展、国民の利益向上を目指す」ということでしょうか(正確な言葉は覚えていませんが・・・)。

科学技術によって国の発展を目指す。そのために技術士がいる。技術士は、常に公益を考える。

そう考えると、論文も方向性もすっきり納得した記憶があります。

ただ、人それぞれだと思います。


       

No.22528 RE:「気づき」というもの 投稿者:「気づき」ですか・・・ 投稿日:2010/03/19(Fri) 10:39

複数部門に合格している人は、一つ目はそれなりに苦労したけれど、二つ目、三つ目はあっけなく合格したという話をよく聞きます。

そいういう意味でも何かしらの「気づき」はあると思います。それは千差万別でしょうが。

「技術に対して」というより、「試験に対して」ですが、私の場合、

日々の業務の中で、「この業務で技術士として相応しい点は何か」「創意工夫した点は何か」を意識するようになりました。

また、それを第三者に「どのように分かりやすく表現するか」を考えるようになりました。

自分の論文を技術士の方に添削してもらい、いろいろ助言をもらうことを繰り返すうちに、そうなっていった感じです。

そうしているうちに何かしらの「気づき」があったのでしょう。

なかなか「これだ!」というのは表現しづらいのですが、確かに「気づき」みたいなものはあると思います。


       

No.22530 RE:「気づき」というもの 投稿者:後がない 投稿日:2010/03/19(Fri) 12:09

少し追記ですが、私の場合を要約すると「俯瞰的な視点から理解する」ということです。

もう少し肉付けして説明すると、

「試験対策の各論からの勉強よりも、技術士とは何かという総論から入っていく方が試験勉強を理解し易かったかもしれない」

ということです。

以上です。


       

No.22531 RE:「気づき」というもの 投稿者:会社から・・・ 投稿日:2010/03/19(Fri) 12:22

後がないさんとに同意します。

僕は以前は、正答を求めていました。
ですので、試験問題集(回答付き)を一生懸命暗記していた時期があります。
試験のための勉強をしていました。
でも、あるとき、答えがひとつではないことに気づき、
自分の持っている知識で、答えを導き出せばいいと分かりました。
あとは、知識を増やすこと、必要なときに文章化できることに力を入れました。

技術士の視点で物事を見ること、
問題を解決するためには何が課題であるか等をきちんと考えること、です。

No.22504に共通しますね。


       

No.22536 RE:「気づき」というもの 投稿者:なまけもの 投稿日:2010/03/19(Fri) 20:32

気づきというより
解答の勘所と言った方がいいかもしれない
合格の度に設問に対し何をどのように書けばいいかという事が身に付いてきます。
今年は総監に合格しましたが
青本の通読以外なにもせず
筆記試験の前4週間の土日は登山を楽しみ合格しましたから
筆記試験は当日問題を見て、問題用紙の余白に書くべき事を箇条書きにして それを見ながら答案用紙を埋めただけです。
答案の勘所が身に付いてるからだと自分では思っています。


       

No.22540 RE:「気づき」というもの 投稿者:林寅吉 投稿日:2010/03/19(Fri) 22:18

なまけもの様の意見にほぼ同意です。
気付きとは少し意味合いが異なるかもしれませんが、解答の勘どころというか、採点者が解答で何を求めているか、どう答えれば及第点に到るかを押さえているかどうかに尽きると思います。
現行試験での評価基準は、
@問題点の抽出から課題解決までのプロセスにおいて、検討に必要な要素の過不足、論理の矛盾や飛躍がなく、筋道を立て、明確な論拠を持って判断し、考察する能力
A新たに直面した、または直面する可能性のある課題等に対し、多様な視点から検討し、論理的かつ合理的に適切な対応を行える能力
を問われている訳ですから、この2点が如何に的確かつ論理的に示せるかがポイントだと考えます。
このあたりの認識を持てるかどうかが合否の境目ではないでしょうか。
既技術士が2つ目、3つ目をあっさり合格するのは上記ポイントの押さえ方が身に付いているからだと思います。


       


No.22428 電気電子の受験資格について 投稿者:ぱそおんち 投稿日:2010/03/15(Mon) 00:35 [返信]

昨年、電気電子の一次試験に合格しました。
私の専門は、スピーカー設計なのですが、電気電子の二次試験 「選択科目の内容」の中で、これに関連する事項がありません。
体験論文のテーマは「選択科目の内容」と合致するほうが圧倒的に有利と聞いていますが、「スピーカー」で技術士の資格を取ることは不可能なのでしょうか?


       

No.22437 RE:電気電子の受験資格について 投稿者:しーばーど 投稿日:2010/03/15(Mon) 17:38

分野違いのただの受験者(H21年度口頭不合格)ですが、
参考になるかと考え書き込みます。
技術士会のHPに「技術士制度について」と言う資料があります。
この資料の二次試験の技術部門/選択科目の部分に選択科目の内容が示されています。
電気電子の中の
電気応用、電子応用、強引に考えて情報通信
が該当するかと思えます。
電気応用には「電気機器、〜略に関する事項」と言う文言があります。
電子応用には「〜電磁環境に関する事項」という文言があります。
情報通信は、やや力業ですが、日本標準産業分類に
30 情報通信機械器具製造業という区分があり、
その中に3023 電気音響機械器具製造業があります。
このつながりで情報通信というのは危険かもしれません。
素人の勝手な判断だとこのような感じになってしまいます。
電子電気の方、適切な情報があればお願いします。


       

No.22457 RE:電気電子の受験資格について 投稿者:八街薫 投稿日:2010/03/15(Mon) 22:40

電気電子部門の技術士です。
「スピーカー」で技術士を取ることはもちろん可能だと思います。音響機器については門外漢なので、的を射たアドバイスはできませんが、おそらく電子回路も含めたスピーカーシステムの設計に携わっていらっしゃるのではないかと想像します。もしそうであるならば、「電子応用」を選択科目とするのが良いと思います。


       

No.22458 RE:電気電子の受験資格について 投稿者:6V6GT 投稿日:2010/03/15(Mon) 23:07

「受験の手引き」を見ましたが、確かに『スピーカ』のアイテムはありませんね。よって以下に確たる根拠はありませんが...
考え1:電気応用−電気機器ではないでしょうか。
考え2:電子応用−電子回路素子という考えもできます。
「電気応用」として列記されているアイテムはパワー系、「電子応用」は弱電系で、その中間のカテゴリがあればバッチリなんでしょうけど。
そうはいっても何らかの見解を出さねばなりませんので、私ならば...........どちらでもよいのではないでしょうか。
私は受験票に「電気機器」を書いたものの、論文を書く頃に業務の洗い出しをしたところ、実は書ける業務が非常に少ない事に気づいてしまいました。
選択科目の内容の内容ズバリを業務としている人はそんなに多くなくて、みなさん多少の矛盾はありながらも試験に挑んでいると思いますよ。


       

No.22462 RE:電気電子の受験資格について 投稿者:zone 投稿日:2010/03/15(Mon) 23:21

私としては以下のような考え方で選択科目を考えられると良いかと思います。

エネルギーという観点が中心であれば「電気応用」…ex.アンプ電力を効率的に振動変換
波形という観点が中心であれば「電子応用」…ex.歪、直線性、ダイナミックレンジの最適化
人にどう伝えるかが中心であれば「情報通信」…ex.残響、音像の効果的活用


       

No.22468 RE:電気電子の受験資格について 投稿者:お犬様(電気電子) 投稿日:2010/03/16(Tue) 00:06

過去問を見るのも参考になりますよ。私は電気応用で技術士を取りましたが、選択科目によって問題が大きく異なります。
(電気電子分野は範囲が広いと言われる所以と思います。)
多少の矛盾を抱えながらも、筆記試験クリアの最短コースを選ばれるのがテクニックだと思います。
経験論文において、スピーカー設計と選択科目が重複する部分に着目して、技術的見地と課題解決について論ずれば良いと思います。


       

No.22470 RE:電気電子の受験資格について 投稿者:電気電子受験者 投稿日:2010/03/16(Tue) 00:09

電気電子部門(情報通信)です。
受験の申込の際の
「専門とする事項」のことだと思いますが、筆記試験の過去問も参考にして総合的に決めるのが良いと思います。
私の個人的な感触では電子応用が一番近いと思いますが、電気応用でも良いと思います。情報通信は少し遠いかなと思います。
但しどの選択科目を選んでも、「専門とする事項」がその選択科目に合っているかを口頭試験時に質問されたら答えられる準備が必要だと思います。
私の知り合いで今年度電気電子部門で合格された方は受験の申込の際に記入した「専門とする事項」がその選択科目にありませんでしたが、口頭試験に合格しましたので、無いから不利かというとそうでも無いと思います。
それと、「専門とする事項」は自分の業務の専門としている事より可能な範囲で少し広めにする方が良いと思います。それは、技術的な広さと専門の深さと両方を求められるからです。


       

No.22486 RE:電気電子の受験資格について 投稿者:6V6GT 投稿日:2010/03/17(Wed) 06:40

先の投稿は時間が無くて(洗濯物を干さねばなりませんでした)十分な書き込みができませんでしたが、私はなるべく早い時点で・業務論文を書くネタについて・少し真面目に考えておいたほうが良いと思います。
私は「業務論文のテーマ*1」を目処をつけ(たつもりで)選択科目をチョイスしましたが、それでは掘り下げが不足していたようです。というのも私は電気設計〜プロセス開発〜下水処理〜集塵設計+電気設計と経歴を経てきましたのですが、いざ業務論文の締め切りが近づき本気になってくると、*1のテーマで電気機器に関わるネタが『案外』無くて、パニックになってしまったのです。
おそらくそれは私だけではなく、皆さまも大同小異ではないかと思います。ですから私は「問題は何であったか、それにどのように対処したか」⇒このテーマであれば焦点の明確な論文が書けそうだと目星をつけることをお勧めします。


       

No.22496 RE:電気電子の受験資格について 投稿者:じゅーこー 投稿日:2010/03/18(Thu) 00:19

電気電子部門(情報通信)の技術士です。
スピーカーの設計は、もちろん技術士になり得る業務経験ですよ。
携わっている業務が、スピーカーというハードウエアの設計が中心であれば電子応用を選択されるのが一般的でしょう。スピーカーを含めた音響システムや、音色の善し悪しの判定といった感覚的な部分を含む事項が業務の中心なら情報通信という選択肢もありかと思います。
過去の問題をご覧になって、得意な分野で受験するという手もありますが、出願前に携わっている業務と受験分野を関連づけておく必要があるでしょう。業務経歴の書き方なども分野との関連づけを意識すると、微妙に変わってくると思います。
「専門とする事項」は他の方のアドバイスにもありましたとおり『スピーカー設計』などと限定するよりは、音響機器とか、電子部品設計とか、業務経験の範囲内である程度幅のある方が、技術者としての幅の広さをアピールできるかも知れません。ただし、幅を広げすぎると口頭試験で専門外の知識を質問されて答えに窮する可能性があります。「専門誌に出てくる程度の業務知識がある範囲」くらいを表現する言葉を探してみてはいかがでしょうか。


       

No.22497 RE:電気電子の受験資格について 投稿者:ぱそおんち 投稿日:2010/03/18(Thu) 00:34

皆様、多数のご親切なアドバイスありがとうございます。選択科目だけで言うと、電子応用が得意です。

【第二次試験の科目表】によると、科目内容は以下の括弧内の内容になっていますが、体験論文は必ずこれらのうちどれかと関連付けて書かねばならないのですか?それとも自由にスピーカーデバイスを語って良いのですか?ご存知の方、ご教授ください。
(高周波、超音波、光及び電子ビームの応用機器、電子回路素子、電子デバイス及びその応用機器、コンピュータその他の電子応用に係るシステムに関する事項
計測・制御全般、遠隔制御、交通管制、無線航法等のシステム及び電磁環境に関する事項)
半導体材料その他の電子応用及び通信線材料に関する事項


       

No.22498 RE:電気電子の受験資格について 投稿者:エレクトロマスター 投稿日:2010/03/18(Thu) 08:16

だめです。
スピーカーデバイスの経験を通じて電気電子部門電子応用に関する高等な専門的応用能力を持つことを十分に語ってください。

自由にスピーカーデバイスを語ったときは、不合格発表後試験官が専門と違って高度なスピーカ設計を理解しなかった。試験官が悪いと、この掲示板に書き込むことになります。

と、偉そうに語ってみます。
ごめんなさい。


       

No.22525 RE:電気電子の受験資格について 投稿者:電気電子受験者 投稿日:2010/03/19(Fri) 00:14

>第二次試験の科目表】によると、科目内容は以下の
>括弧内の内容になっていますが、体験論文は必ずこれ>らのうちどれかと関連付けて書かねばならないのです>か?
私見ですがスピーカー設計を音響機器又は音響システムとすれば下記
>電子デバイス及びその応用機器、コンピュータその他
>の電子応用に係るシステムに関する事項
に該当するのではと思います。

>それとも自由にスピーカーデバイスを語って良いので>すか?ご存知の方、ご教授ください。
この言葉だけではご質問の意図がはっきりわからないところがありますが、体験論文は、業務の内容になりますので、スピーカーの設計のなかで技術士としてふさわしい部分、すなわちマニュアル等では解決できないような課題、問題点について、工夫したところがわかるようにstep by stepで論理立ててクリアしたことが書かれていれば良いと思います。それが前提にあってその延長上で将来展望として自由にスピーカーデバイスを語る部分があっても良いでしょう。
いきなり自由にスピーカーデバイスを語ってしまってはその語りが試験委員(試験官)にとってどこが技術士にふさわしいかがわからなくなると思います。


       


No.22440 名詞表記の仕方 投稿者:エルモン 投稿日:2010/03/15(Mon) 20:26 [返信]

このたび、合格することができました。で、登録後には名詞に名称を表示したいと考えていますが、表記の仕方に規則はあるのでしょうか?

技術士(○○部門)

でいいのでしょうか?

どこかに指定されたフォーマット等あるのならご教授いただきたいと思います。


       

No.22442 RE:名詞表記の仕方 投稿者:今回匿名 投稿日:2010/03/15(Mon) 20:56

自分で考えて下さい(笑)

名詞→名刺


       

No.22445 RE:名詞表記の仕方 投稿者:理系技術士 投稿日:2010/03/15(Mon) 21:11

エルモンさん、合格おめでとうございます。

私が名刺交換した技術士の方々の名刺を見てみましたが、技術士(○○部門)や技術士(○○部門 ☆☆)の表記ばかりでした。(☆☆)は選択科目名です。

参考までに。


       

No.22454 RE:名詞表記の仕方 投稿者:ペディ男 投稿日:2010/03/15(Mon) 22:22

技術士法 第四十六条に「技術士の名称表示の場合の義務」があります。

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S58/S58HO025.html#1000000000004000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000

したがって、わたしの理解では自分が所有している部門のみを表示しなければならないのではないでしょうか?
つまり、技術士(○○部門)は良いが、技術士(○○部門 選択科目名)は技術士法違反。


       

No.22455 RE:名詞表記の仕方 投稿者:まやー 投稿日:2010/03/15(Mon) 22:34

技術士法では、その業務に関して技術士の名称を表示するときは登録を受けた技術士部門を明示してすることが規定されています。

他の部門を表示しなさんなという意味であり、選択科目を明示してはならないという規定ではないと理解しています。

登録部門までの表示にするのか、選択科目まで表示するのかは、職務上、どちらで表示した方がアピールできるのか(どちらが有利か)、各人の判断でよいかと思います。

私は登録部門(建設)で表示しています。コンサルさんには選択科目まで表示してもらった方が発注者としては便利ですが・・・。


       

No.22456 RE:名刺表記の仕方 投稿者:誤変換はいや 投稿日:2010/03/15(Mon) 22:37

> つまり、技術士(○○部門)は良いが、技術士(○○部門 選択科目名)は技術士法違反。

第46条は、部門についての規制であって、それに続く選択科目を表示してはならない という意味ではないという理解です。
従って、技術士法の違反にはならないのでは?

コメントするつもりなかったのですが、みなさんの、「名詞」が気にかかるので。


       

No.22459 RE:名刺表記の仕方 投稿者:any0283 投稿日:2010/03/15(Mon) 23:10

ペディ男 さんに一票。

技術士登録の際に、登録部門しか申請しません。

一方、登録証明書には選択部門が記載される。
これは、試験経過を管理している組織によるもの。
各種、試験免除や届出に必要な場合あり。

技術士法、申請主義による部門はやはり部門のみ。
なので、部門のみ表記と考えるのが自然。
技術士法は選択科目を管理する条項はないはず。

違反かどうかは、技術士会に尋ねよう。おわり。


       

No.22461 RE:名刺表記の仕方 投稿者:ペディ男 投稿日:2010/03/15(Mon) 23:18

わたしは「TAKEYANさん」の体験記を読んで、技術士は部門名しか名乗ってはいけないものと思い込んでいましたが、間違っているのでしょうか?試験官も「そうですね。その通りです。」と言ってますし。

http://www.pejp.net/pe/niji/koutou/experience/eisei.htm#01


       

No.22463 RE:名詞表記の仕方 投稿者:エヴァ 投稿日:2010/03/15(Mon) 23:30

私は部門のみですが、選択科目まで表示されている方もたくさんいらっしゃいますし、違反ではないと思います。
発注者の立場からすると選択科目まで表示されているほうがと言うのはよくわかりますね。

そういえば・・・
少し話題がそれますが、何年か前まではプロポーザル業務の管理技術者や担当技術者の資格要件は選択科目まで指定されていましたが、最近は部門のみ指定されているのが一般的ですよね。


       

No.22464 RE:名刺表記の仕方 投稿者:今回匿名 投稿日:2010/03/15(Mon) 23:34

なぜ、名称表示の場合の義務があるのか?と考えれば分かるのでは?
なんか…


       

No.22466 RE:名詞表記の仕方 投稿者:どうろ倶楽部 投稿日:2010/03/15(Mon) 23:49

条文に「業務に関して技術士の名称を表示するとき」とあることから、名刺の表示方法に限ってはこのようなご意見も。
http://www.kikaipe.com/PETEST/houritu/4syoukaisetu.html

もちろん業務に使用する場合が殆どでしょうが。


       

No.22469 RE:名詞表記の仕方 投稿者:後がない 投稿日:2010/03/16(Tue) 00:08

名称表示の場合の義務ですね。
私は以下のように理解しています。

@技術士を名乗って仕事をする場合、専門部門を必ず表示する。
A例えば、建設部門を名乗らず建設環境と言ってはいけない。建設部門(建設環境)なら良い。
B自分が有能な専門(建設部門)でのみサービスを行う、有能性の原則があるため、この義務がある。

ネットや書籍でも、調べればきちんと掘り下げて勉強できると思います。

以上です。


       

No.22480 RE:名詞表記の仕方 投稿者:通りすがりで申し訳ないですが 投稿日:2010/03/16(Tue) 16:58

何処をどう読んで、選択科目を入れることが法律違反になるというのでしょうか。
法解釈すら分かれないですよ。

第四十六条  技術士は、その業務に関して技術士の名称を表示するときは、その登録を受けた技術部門を明示してするものとし、登録を受けていない技術部門を表示してはならない。

読んでそのままではありませんか。登録時の話が何故でてくるのですか。科目を表示してはいけないと何処に書いていますか。
みなさん、そんなに法律に触れることがないのでしょうか。ちょっと驚きです。


       

No.22481 RE:名詞表記の仕方 投稿者:APEC 投稿日:2010/03/16(Tue) 17:27

後がないさんのおっしゃるとおりだと思います。

名称表示の場合の義務ですが、もともとは技術士という資格は範囲が非常に広いので、「技術士」だけでは何のプロなのかわからないから、何が専門なのかをきちんと表示してくださいね、ということだと理解しています。

ですから、部門表示が法が求めることです。
それが「科目まで名乗ってはいけない」ということにはならないのは、条文を読めば明らかですし、その背景を理解すればさらに明らかだと思います。

なお、「名称表示の場合の義務」を「名刺に書く場合の書き方」に限定して理解していただいては困りますよ。
法が求めているのは「技術士を名乗って仕事をするときは」ですから、いろんな場面があります。
たとえば私は建設コンサルタントに勤務していますが、会社が受注したコンサル業務の管理技術者になった場合に、管理技術者の保有資格等を発注者に届け出ます。この書類は私自身ではなく会社の営業担当部署が作成しますが、そこできちんと部門まで併記していないといけません。

なお、技術士資格は名称独占資格ですから、それを活用しようと思う者(たとえば技術士を管理技術者要件にしようと考える地方公共団体)が、技術士の部門までとか科目までとか「制限」を考えます。
ですから、どのように標記するかは、その資格を名乗る相手によると思います。
杓子定規な全国一律の決まりごとがあるのではありません。
技術士である以上、技術士法を丸暗記しただけではなく理解していることが求められますので、そのつど法に照らし、またクライアントのニーズに照らし、自分自身で判断していくのが本来だと思います。


       

No.22493 RE:名刺表記の仕方 投稿者:エルモン 投稿日:2010/03/17(Wed) 22:24

皆様どうもありがとうございました。

どうも、技術士(○○部門)がよさそうです。周りにいないのでよくわかりませんでしたが、今度他の技術士の方と名刺交換する機会があったときに確認します。

名刺は間違えないようにしなきゃね。


       

No.22521 RE:名詞表記の仕方 投稿者:総監追加 投稿日:2010/03/18(Thu) 22:13

今年 総合技術監理部門に合格して建設部門、環境部門に続き3部門目になりました。名刺のレイアウトを考えているのですが、限られたスペースの中でのレイアウトは迷いますね。会社の先輩は縦並び派と横並び派に分かれているようです。

       


No.22144 技術士会への入会について教えてください。 投稿者:川筋モン 投稿日:2010/03/06(Sat) 09:35 [返信]

昨日、口頭試験に合格しました。
技術士会のHPでは、合格者に技術士会への入会を勧めています。
技術士会への入会には、その価値はあるのでしょうか?
既技術士の皆様は入会されていますか?
みなさんの考えを教えて頂ければと思います。
以上、よろしくお願い致します。


       

No.22159 RE:技術士会への入会について教えてください。 投稿者:goody 投稿日:2010/03/06(Sat) 13:50

川筋モン 様
合格おめでとうございます。
これから技術士としてご活躍されることでしょう。
これからのご自身の行動や考え方が大きく変化するものと思われます。
この点が技術士となったことの最大の効果だと思います。頑張ってください。
私は、技術士補の時、一時期技術士会に入会していました。
しかし、物足りなさがありましたね。
技術士として入会することに拘りました。
技術士としての資格を取得した時も早速入会しました。当然年間費は自分で支払っていますよ。
私の考え方は、入会することで他の技術士の方々と色々な情報が交換できることや最新の技術を共有できるメリットがあることです。
この情報をCPDに反映することもできるものと考えております。
また、技術士会の会員としている中で、会の行事にも参加させてもらえる機会もあろうし、社会貢献に役立たせてもらえるチャンスもあるかもしれません。
会の行事に出席して見て思うことは、白髪混じりの年輩の方が多くを占め、若い人が少ないことです。
若い人たちも積極的に入会していただき、活気ある会になることを願っております。そうすれば会費も安くできるのではと思います。


       

No.22254 RE:技術士会への入会について教えてください。 投稿者:ふるのぶ 投稿日:2010/03/08(Mon) 08:41

合格おめでとうございます。

私は、建設部門に初めて合格した際には技術士会に入会しませんでした。総監を取得し、建設部門の2科目目を取得した後に技術士会へ入会しました。

技術士会へ入会することのメリットに関しましては人それぞれかもしれません。
私は技術士会認定CPD会員に魅力を感じ、入会することにしました。


       

No.22256 RE:技術士会への入会について教えてください。 投稿者:チョンキー 投稿日:2010/03/08(Mon) 11:02

私は去年入会しました。
メリットはCPDWeb登録ができ、
技術士合格でCPDが20ポイント取得できること、
技術士会員のWeb検索ができること。
APECエンジニアになるためには100ポイント必要になりますから、
APECになりたい人は必須だと思います。
私は入会すると技術士会の運営の方の手伝いなんかも依頼されるのかと思ってましたが、
まったくなかったですので、
人脈が広がることはなかったです。
しかし今後も会員を継続していきます。


       

No.22317 RE:技術士会への入会について教えてください。 投稿者:会員一号 投稿日:2010/03/10(Wed) 12:15

川筋モンさん、はじめまして。

「技術士として活躍しよう!」という志があるのであれば、会員として日本技術士会に入会することをお勧めします。
常設委員会や実行委員会の委員を拝命しておりますが、なかなか熱心な方が多いですよ。
このような方たちと交流して、技術士として活躍されてはいかがでしょう。

「技術士とは」という哲学的な問答を繰り返すよりも、技術士会という組織の中でアレコレと模索する方が建設的だと思います。

ギブなくして、リターンを求めるのは都合が良いように思いますしね。

宣伝になって恐縮ですが、「【資】 日本技術士会に入会しましょう」というトピックでブログ(http://www.m-ip.jp/modules/d3blog/)を書きましたので、こちらも参考にしていただければ幸いです。


       

No.22318 RE:技術士会への入会について教えてください。 投稿者:富山の土木屋 投稿日:2010/03/10(Wed) 12:27

私も合格して数年は2万円/年が高いので入会していませんでした。しかし,富山で技術士会関係の事務局を引き受けた関係から入会しました。

富山県技術士会 http://petoyama.web.fc2.com/
北陸技術士懇談会富山県支部 http://kondankai.web.fc2.com/

最初は月刊技術士が送られくるだけでしたが,県内行事を主催している内に,色々な所から声が掛かるようになりました。
今では入会して良かったと心から思います。まずは入会して,地元の技術士会の行事に参加してください。
きっと良いことがありますよ!(^ ^ ;


       

No.22395 RE:技術士会への入会について教えてください。 投稿者:ローリングエルボー 投稿日:2010/03/13(Sat) 10:36

はじめまして。私は昨年合格、登録をした機械部門の技術士です。

私は技術士会へ入会していません。ネックは年会費の2万円です。

私が勤めている会社は昨今の不景気の影響をもろに受け、いつ雇い止めに出くわすか分からない状況にあり、生活キープしていくためとても入会できる状態にはありません。入会していろいろな会合に積極的に参加していきたいのですが…。
年会費をもう少し下る事は出来ないのですかねえ?

あともう一点踏み込めない理由が、
もしご存知の方がいらっしゃいましたら教えて頂きたいのですが、会費の使い道を細かく教えて頂けないでしょうか?それは妥当な使い方なのでしょうか?どうも他の学会なり比べると高すぎる気がします。

逆に質問になってしまいましたが宜しくお願いいたします。


       

No.22399 RE:技術士会への入会について教えてください。 投稿者:胡椒 投稿日:2010/03/13(Sat) 15:34

http://www.engineer.or.jp/jcea/shuusikessan20.pdf
上記で20年度の決算が公表されています。
第3条 常勤役員の本給の月額は、次の額を上限とする。
1.専務理事 975,000円
2.常務理事 786,000円
専務=97.5×(12+4.1)=1570万
常務=78.6×(12+4.1)=1265万
(退職金)
1.在職5年までの期間については、在職1年につき100 分の120
2.在職5年を超える期間については、在職1年につき100 分の140
専務は元文部科学省の方です。


       

No.22408 RE:技術士会への入会について教えてください。 投稿者:奇術師 投稿日:2010/03/14(Sun) 09:25

既技術士です。
私は入会しています。
CPDの登録料だけで,5000円かかります。
それを差っ引いても,15000円ではないですか?
試験監督は技術士会に入会してないとできません。
試験監督の日当はけっこういいです。
すぐに元は取れるんじゃないですか?
経済的なものだけではなく,入会しているといろいろな情報がメールで流れてきて,有益であると思います。
私は,入会をお勧めします。


       

No.22409 RE:技術士会への入会について教えてください。 投稿者:胡椒 投稿日:2010/03/14(Sun) 10:02

個人的な意見ですが・・・
私は会社の強制(といっても費用は個人持ちで、会社の考えでは技術士会の会費も含んで
資格手当を支給している)なので入っています。
APECの更新には便利ですので、否定はしません。ただ、会費は高いと思います。今日、い
まだ上質紙で機関誌を発行している、またHPのデータベースも整備されていないなど、状
況は良いとは言えません。
ただ、地方の支部会関係の情報が送られてくるのは、良いと思います。

まあ、色々な考え方がありますが、会社が強制(希望かな?)しないなら、入る必要はない
と思います。会社が進めるのなら、技術者と同時にサラリーマンなので入会したほうが良い
と思います。年会費は必要経費(源泉控除額の一部)と思いあきらめましょう。


       

No.22432 RE:技術士会への入会について教えてください。 投稿者:チョンキー 投稿日:2010/03/15(Mon) 11:51

試験監督の日当の事が言われていますが、
そもそも試験監督にはどのようにしたらなれるのでしょうか?
私は会員ですがそのような話が来たことはありません。
あと会費の件ですが、弁護士会は年間60万円、弁理士会は年間24万円です。
このくらい集められれば政治家等への運動資金や色々な制度化を進める上でもスムーズに事を運べると思います。
技術士は業務独占ではありませんし、
その資格により直接的に収入が増えることがありませんから、
そこまで高額にはできないと思います。
しかし先行投資という意味合いで、知名度向上や特権獲得のためにはむしろ年会費を上げるべきではないかと思います。
でも技術士会の大部分を占める建設部門のコンサルタント従事者は、
今の制度でも十分恩恵を受けていますので、
人数的に声が上がりにくい状況なのではないでしょうか。
私のようなゼネコンマン(建設部門)のメリットは名刺に技術士と入れることで、
発注者から少しは信用される程度です。


       

No.22472 RE:技術士会への入会について教えてください。 投稿者:会員一号 投稿日:2010/03/16(Tue) 09:31

>チョンキーさん

試験監督の案内は、一次試験・二次試験が近くになると、月刊技術士の送付先に送られてくると思います。
わたしは毎回受け取っていますよ。
試験対策本を執筆する際に、受験者の気持ちを再認識するために、一度だけ試験監督を務めたことがあります。

チョンキーさんの言われるように、技術士制度を変えたいのであれば、それができる人(つまり、政治家)と繋がりを持つことは必須だと思います。
これはどの業界でも言えることですよね。
そのためには、人、時間、お金が必要になるでしょう。
一人でも多くの技術士が技術士会に入会して、技術士制度について議論し、その中で会員からの年会費その他技術士会の資産を有効に使って、技術士制度を変え得るような仕組みを作らなければならない、と個人的には思います。

また、技術士会に入会したとしても、常設委員会や実行委員会に参加することは難しいかもしれませんが、登録グループであれば参加することも、自ら立ち上げることもできると思います。

思うにまかせて書いており、まとめきれていなくて恐縮ですが、要は、技術士資格を使って何かをしようという意志があるのであれば、技術士会に入会するのは決して不利益なことではない、というのが個人的な見解です。


       

No.22474 RE:技術士会への入会について教えてください。 投稿者:勘介 投稿日:2010/03/16(Tue) 11:36

まずは、技術士会の色々な会合・行事に参加してみてください。何事もアクションを起こさないと始まりません。実行委員会主催の行事に参加することで、委員補佐になり、委員になられた方は大勢います。実行委員会では、委員補佐の方は大歓迎です。委員補佐はmあくまでも委員会内部だけの扱いで、正式な委員ではありませんが、人脈形成やその他いろいろなメリットを享受できると思います。
富山の土木屋様のおっしゃるように、何もしないでメリットを享受することは出来ません。初めの一歩を踏み出す勇気さえあれば、いろいろな道が拓けてくると思います。技術士会で活動をされているほとんどの方が、このような道を歩んできたのではないかと思います。


       

No.22475 RE:技術士会への入会について教えてください。 投稿者:くりろう 投稿日:2010/03/16(Tue) 11:59

くりろうです。

正会員の年間2万円は、やはり高いですね。
月刊誌も内容に対して割高な印象が強いです。使える情報が少ないですから。
同じ費用で情報量の多い出版物は他にも沢山あります。

こうした点を理解した上で、技術士会に所属する意味はあります。
まず、人との交流が盛んになります。
地方でのイベントや全国大会への参加は技術者意識の向上になります。
技術士会に所属していると技術士の一員ということを自覚します。

単に入札参加条件で資格が必要という方は、技術士会への入会にメリットはないと思います。
仕事だけ考えるなら入会に魅力は無いでしょう。

しかし、技術=人と考えると入会で得られることも多いですね。
得られる部分とは・・・直接的な技術(テクニック)より技術に対する意識でしょう。


       

No.22477 RE:技術士会への入会について教えてください。 投稿者:富山の土木屋 投稿日:2010/03/16(Tue) 12:46

技術士会入会の大きなメリットの一つは,自分の業界以外の人と知り合えるということです。
業界以外の人々の考えや動きを知るまたとない機会です。その中から,自分の出来る仕事が見つかることもあります。
最初は講演会や講習会に参加して,その後の交流会で飲むだけでも,楽しいですよ。(^^;
是非,ご入会下さい。m(_ _)m


       

No.22503 RE:技術士会への入会について教えてください。 投稿者:バイアリーターク 投稿日:2010/03/18(Thu) 12:58

私は建設部門の技術士です。
関東近県以外では、入会のメリットが少ないと言った声が時々聞かれますね。
しかし、地方在勤の富山の土木屋さんは大きなメリットがあるとおっしゃっています。
不謹慎かもしれませんが、私も“飲む”ことから始めました。そこから始まった人脈は今の私の財産となっています。
技術士会の講演会や講習会はだいたい懇親会がある…と思うので、優れた技術者の考え方に触れるチャンスがそこにあるはずです。
ですので、私もオススメします。
若い人がいる委員会もありますよ。

ちなみに、技術士会にモノを申したい人は特に入会すべきではないでしょうか。


PS.富山の土木屋さんは一緒に飲んだことは記憶にありませんが、お会いしたことはあります。たぶん。


       

No.22505 RE:技術士会への入会について教えてください。 投稿者:富山の土木屋 投稿日:2010/03/18(Thu) 16:38

バイアリータークさん,こんにちは。
多分,某委員会で一度お会いしていると思います。
富山から東京の委員会へはなかなか行けませんが,機会を見てまた出席したいと思います。
その時は宜しくお願いします。(^^;


       

No.22511 RE:技術士会への入会について教えてください。 投稿者:しーばーど 投稿日:2010/03/18(Thu) 17:54

私は去年の口頭が終わった後、技術士会の行事に出るようにしました。
そして、あるきっかけ(日本語で簡単に正しく書くと口頭不合格)で、今年は委員補佐をやろうかと考えています。
酒を全く飲まないのに懇親会、二次会に参加してます。
普通酔っぱらい相手だと素面はきついのですが、技術士の方々はすごいです。
論理的、技術的な話ばかりです。
具体的にこうとは言えないのですが、大変感銘を受けることが多々あります。
これらの経験を無駄にしないで、来年は頭を丸めないようにしたいです(笑)。


       

No.22517 RE:技術士会への入会について教えてください。 投稿者:バイアリーターク 投稿日:2010/03/18(Thu) 20:40

富山の土木屋さん
そのとおりです。覚えておいていただいたんですね。恐縮です。

その節は遠くからの出席、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。

掲示板をお借りして申し訳ありませんでした。
m(_ _)m


       


No.22489 生物多様性を考える 投稿者:後がない 投稿日:2010/03/17(Wed) 17:34 [返信]

自然共生社会、持続可能な社会構築のためには、生物多様性は欠かせない要素であり、そういった背景から生物多様性国家戦略が策定されたと認識しています。

第三次生物多様性国家戦略の横断的・基礎的施策として、絶滅した国産トキの代わりに中国産トキを導入して、繁殖、野生復帰を目指しています。

生物多様性の高い自然環境の再生を最終目的として、豊かな自然環境が必要なトキをシンボル的に利用することは、地域住民のエンジン役としても意義があると考えます。

しかし、「絶滅したら外国から導入」といった安易(適切ではないかもしれませんが)なシステム導入が進むと、現在生息している貴重生物や豊かな自然環境を保全するという意識が低下し、結果的に生物多様性の足を引っ張ることになるのではないかと感じてしまいます。
倫理的にもどうかと・・・。

上記につきまして皆さんのご意見を伺いたく思います。
ろしくお願いいたします。


       

No.22490 RE:生物多様性を考える 投稿者:胡椒 投稿日:2010/03/17(Wed) 18:20

生物の種として滅亡がかかっているいるものは、人間には救えない。
あのトキに一体どれほどの予算がかかっているか・・・
「佐渡トキ保護センター」では募金をお願いするが、財務は公表しない。
新潟県の資料では、H18〜19年度国が6500万+4.2億(関連整備費)もある。
それにさらに新潟県からも拠出されています。
これから環境保護の美名のもとにいくら「B/C」のBのない予算が浪費さ
れることやら。
「お金で自然は買えません」が、その裏で巨額の税金が浪費されています。
本当に国民が必要だと思うなら、税金でなく募金でやるべき。その分を
税額控除してもよいですし。

私は、つねずね「過度な自然保護」は税金の無駄使いであると考えています。
「トキ事業」は過度な自然保護の象徴と考えています。


       

No.22492 RE:生物多様性を考える 投稿者:マイマイ 投稿日:2010/03/17(Wed) 19:18

まず「生物多様性の高い自然環境を最終目的」という部分についてですが、抽象的な意味合いが強く、結局のところ何がしたいの?という疑問があります。
トキを増やそうという基礎的施策は、一見すると感情的にはすばらしいかもしれませんが、巨額の税金を投入している現実を見ますと、国民の生活よりもトキが大事なの?と皮肉の1つも言いたくもなりますよね。
ただ、本来、生物多様性というものを持続可能な社会構築のための要素の1つと位置づけたのは、社会が生物多様性によって、様々な恩恵(生態系サービス)を受けてきており、今後も安定した社会を成り立たせて行くためには、生態系サービスは欠かせないものであるため、と理解しています。
そこからすると、「なぜトキ?」という疑問に対しての答えは、ひょっとすると「トキの再生という実験を通して、生態系を新たに構築していくヒントを得る」ためかもしれません。あくまでも、いい方に理解すればですが。
‘後がない'さんは、安易な生物の輸入は結果的に生物多様性を崩壊させるのではないかということを危惧されておられますね(多分)。
私も同感です。しかし、失われてしまった以上、別の形で補填するのもありかと思います。だから「結果的に生物多様性を崩壊させない」よう、まず実験してみようということかなとも解釈できます。そう考えれば、これも少しは有意義なのかもしれません。
今後の事業展開を今少し見守っていきましょう。しかし、もし、これが、ただの感情論的なものであれば、国民として怒り、そして声を上げていきたいと思います。
きれい事いっぱいですが、1つの意見として。
以上です。


       

No.22494 RE:生物多様性を考える 投稿者:いきものがかり? 投稿日:2010/03/17(Wed) 22:34

生物多様性を守ることは大事(公益)だという認識はあるけれど、そこへ不透明な税金が投入されることが問題だということでしょうか?
確かに不透明な部分もありますが、手を打つのが遅すぎた今、自然を相手に巨額のお金がかかってしまうのはある程度覚悟すべきことかと思います。

胡椒様。税金控除の募金はナルホドです。イベント的にやれば効果的と思います。しかし・・税金以上に使途不明に思うので、やっぱり継続的に続くものではないように思います。

ちなみに、真に必要な道路ならば、国民はその建設費を「募金」という形で提供してくれるでしょうか?
胡椒様はどうでしょう。「募金」されますか?

生物のことをわかっていない私がこのような投稿をして、またスレに対する建設的な投稿ができずに申し訳ありませんでした。


       

No.22495 RE:生物多様性を考える 投稿者:夢追い人 投稿日:2010/03/18(Thu) 00:17

生物に関しての知識は低いのですが、生物に対して税金を使うことに関して無駄とか思っていません。
トキばかりに目がいってますが、様々な生物に対して税金が投入されています。
そもそも、我々人間が自己の欲求や生きるために様々な生物を犠牲にしているのですから、これぐらいのことはやむ得ないと思ってます。
逆に、人間のせいで繁殖化を招き、自然や人的被害をもたらす生物への対策として、多額の税金が投入されているケースもありますからね。
別にお金を投資する必要はないだろ。という意見もあろうかと思いますが、どうなのでしょうか?
そういう考えをしていると、いつか人間が、自身の首を自身で絞める結果になると私は考えます。
今まで、思う存分環境破壊をしてきたと思いますし、これからはまた自然環境についての再生を行っても良いのではないでしょうか。


       

No.22499 RE:生物多様性を考える 投稿者:胡椒 投稿日:2010/03/18(Thu) 08:50

自然保護=生物にお金を使うことにはならなくても可能です。これ以上の破壊を
防ぐのであれば、開発行為を厳しくすれば良いです。また、学校教育での自然の
大切さを教えることにより、高山植物の盗難、ブラックバスの放流、ゴミのぽい
捨てはなくなると思います。
「様々な生物を犠牲にしているのですから、これぐらいのことはやむ得ない」と
思う人間は、寄付にしたらどうでしょうか?と提案しています。「真に必要な道
路」は、「B/C」での指標は可能です。問題は、「自然環境保全」は「B」で計れ
ないため、予算に歯止めがかからないところにあります。それが証拠には、「環
境税」の導入にあります。
限られた予算のなかで、「自然保護にお金を投入する意義」を論ずるのでは無く、
「お金がかからない自然保護」を議論すべきではないでしょうか?
また、環境の再生と一言に言いますが、現在の環境もある意味環境です。「釧路
湿原の保全」に膨大は税金が投入されていますが、再生は困難な状況です。
「昔の環境=大切だから再生」というのではなく、「今の環境のなかで、お金を
掛けない環境保全」こそ重要と考えています。また、再生は人間がするのではな
く自然の摂理に任せるべきだと思います。(イエローストーン公園の考え方に共
鳴する部分は大きいです。)

反論は承知の上で書いています。私は、このままでは財政は20年程度で破綻する
可能性も大きいと思っています。だからこそ、新規の財源投入には反対しますし、
特に一部の利権にしかならない事業や便益の解らない事業(トキ関連)には、常
に反対の姿勢です。


       

No.22500 RE:生物多様性を考える 投稿者:ペケ 投稿日:2010/03/18(Thu) 09:03

 本来はトキそのものの繁殖より、トキが生息できるような地域環境を取り戻すことが目的であるべきです。

 佐渡やそのほかの日本各地で取り組まれている「トキの里づくり」はトキを繁殖させる施設だけでなく、良質な里山環境を取り戻すことに力を入れているはずです。トキの餌になるドジョウ、サワガニ、カエル、タニシ、昆虫などが生息できないと、トキは育てても生息・繁殖ができません。

 今回の騒動では、トキが野生のテンに襲われて死んだ。テンは数十年前に人為的に導入された動物である。『1953〜63年、数十匹が島内に持ち込まれた。植林したスギを食べるサドノウサギを駆除するためだった』(新潟日報)だそうです。
では、テンは地域の生態系にとってどうあるべきか?
佐渡は大掛かりな施設でトキを育て、放鳥して何を目指すのか?

 議論を始めると長くなりそうですが、少なくともいえるのは、人の目線でトキをプロバガンダに用いていますが、本来あるべき、生物の目線で生態系を考えて育成しているのか?という疑問があります。
 多自然川づくりなど「環境に配慮した・・・」というのはあくまでも人の目線で、都合の良い環境を作っている感も否めません。
 時の施設を補強するよりも、テンを含めた地域の生態系、地域環境について熱い議論で盛り上がることを切に望みます。(実は、どうあるべきか、私には答えが見えません)
 
 今回の騒動は、「経費かけてまでそこまでやるのか?」という疑問と同時に、建コンとして、良質な地域環境づくりのあり方について、大切な視点を気づかせていただきました。

皆さんのコメントに沿わないかもしれませんが、トキ事件における私見です。


       

No.22501 RE:生物多様性を考える 投稿者:さかな好き 投稿日:2010/03/18(Thu) 10:59

貴重種を保護することには、主に2つの意味合いがあると思っています。
1つ目は、貴重種が環境改変に対して極めて敏感で脆弱であるため、貴重種を保護することにより生息地全体を保護することになる。
2つ目は、貴重種をフラッグシップ的な種として保護することにより、住民への啓蒙やまちおこし的な意味合いすら出てきます。トキは典型的なフラッグシップ種だと思います。
このように考えると、自然保護?は非生産的なものではなく、いろいろなものを供給することが可能なのではないでしょうか。
最後に、最近の風潮?で「生物多様性が高い=自然が豊か」という考えがありますが、これは大きな間違いだと思います。多自然型川づくりでの失敗例をみると、この考えによるところが大きいと感じます。「生物多様性」という言葉が独り歩きして、正義の旗のように祭り上げられるのは危険な気がします。
脱線してしまいましたが、実はこれを一番に言いたかったのかもしれません。


       

No.22502 RE:生物多様性を考える 投稿者:いきものがかり? 投稿日:2010/03/18(Thu) 12:37

胡椒様。反論するつもりはありませんでした。
胡椒様のおっっしゃることは最もだと思っています。

>再生は人間がするのではなく
く自然の摂理に任せるべきだと思います。

おっしゃるとおり、これ以上の破壊を進めないことが大事で、最終的には自然の力に委ねることが一番だと思います。
ただ、「B」の問題はあるにしても、これまでの人間活動で悪化した自然環境の中には、今なら人間が手を差し出せば(自然に委ねる前の一歩手前のお手伝い)それにより再生可能なものもあると思った次第です。
そのための費用を国民が負担することも必要かと思った次第です。


       

No.22516 RE:生物多様性を考える 投稿者:後がない 投稿日:2010/03/18(Thu) 19:32

皆様、色んな視点からのご意見、ありがとうございます。
皆様のレスを整理した上で、トキを事例とした生物多様性の方向性と問題点等、再度考えました。
ただ、勉強不足で、間違った方向に行っているかもしれませんが・・・。
(文章力不足で長くなります。申し訳ありません。)

方向性:地域の生物多様性を向上させることにより、生態系サービス(以下ES)を向上させる。

ESが人類の生活基盤であること、ESの向上には、生物多様性の確保・向上が不可欠であることはCOP10の議題でもあるように疑いようがありません(これを前提にしないと話が進まない)。
さらに、皆さんのご意見を私なりに咀嚼すると、ES向上事業は、広義の意味でインフラ整備事業であるべきだと考えます。
よって、やるからには、環境事業でも、そのB/Cを科学的に検証することが必須条件となると考えます。さらに、社会的政策・環境事業の視点もあるのでSEAも意識して進めるべきだと考えます。

こう考えると、ES向上事業は、以下について明確化する必要があるのかなと思います。
1. ESの価値観を判断するための指標
2. ESによって実現すべき目標像
3. ES向上のための手法・手段

ここで皆さんのご意見を上記1〜3に分類していくと、解決すべき課題は以下のようになると思います。

1.「ESの価値観を判断するための指標」について
@B/Cの算定→投入可能額や効率的な投入額を算定可能とする。
例)ESの経済評価手法の確立
調整、基盤、供給、文化的サービス等の貨幣換算化
2.「ESによって実現すべき目標像」について
@原生自然→現状保護、二次的自然→積極的利用?、都市部→環境への負荷低減
ここで問題なのが、二次的自然だと思います。米国のように、人間側のES利益優先の合理的管理?を受け入れるか(イエローストーン等)。この場合、目標像によっては移入種・外来種の利用・導入検討も必要になるかもしれません(ダム上流のアユ釣りの放流アユ、湛水域のニジマスやワカサギ導入。野菜も広義で同じ?)。トキ導入による副次的B/Cを考慮しても大幅に1を下回るなら社会悪?。
 ただ、個人的には行きすぎた人間側のES利益優先事業は、長期的視点ではB/Cが低下すると危惧します。地域の生物多様性が遺伝的多様性向上→ES向上となることは生物多様性国家戦略でも明記してあります。

3「ES向上のための手法・手段」について
@ フラッグシップとしてのトキ(事業推進のエンジン役)やコウノトリの導入。
A 長期的視野で環境意識の成熟を高める環境教育の義務化
B ES向上のための生物多様性事業=インフラ整備の位置づけ意識向上
C 法規制(環境基準や水質汚濁防止法等、基準値クリアでは環境破壊が止まらなかった背景があり、生態系や生物多様性を確保するため、生物多様性基本法が制定された経緯がありますので、当法の罰則規定や排出権取引等の環境保全=利益型の法律の推進が必要かと思います)

こう考えると、やはりトキの導入の経緯が上記1〜3を熟考した上でのことなのか詳しく調べないと、何も判断できないですね。

それでも・・・、個人的には絶滅させた当事者(日本人)は、二度と過ちを犯さないように、中国産トキ導入は反対・・・というのが本心です。

もう少しだけ・・・
農水省関係に出向していた同僚の話です。
「生物多様性とか、生態系保全とか言っても、利益が見えないと農家は動かない。コウノトリ再生などにより、コウノトリ米とか観光利益等の、農家と環境保全の架け橋となる仕掛け作りがないと協力を得られないんだ」

なるほど!!とやけに感心しました。


       


No.22421 技術士の不祥事とは 投稿者:なまけもの 投稿日:2010/03/14(Sun) 16:27 [返信]

技術士の”不祥事”は過去に事例としてあるのでしょうか。

弁護士の不祥事をネット検索すると少なからずヒットしますが、技術士の不祥事という形では見た記憶がありません。ただし、技術士という資格を知ったのは2年前のため、あまり過去の事例などは知らないのですが。

その理由としては、

・高度な倫理観を持っているから事例がない

というより、

・母集団が少ない+認知度がないので顕在化しない
(個人の技術者が抵触しても技術士としては顕在化されない?)

ということなのでしょうか。

昨今多発しているメーカーの不祥事や談合事件などで、主導的な役割で技術士が関わっていた場合には、技術士会などからなんらかの内部処分があっても不思議ではなく、そうした事例もないようなので、意外に実は事例そのものがないという気もしています。

皆さんのご意見をお聞かせいただければと思います。


       

No.22422 RE:技術士の不祥事とは 投稿者:12345 投稿日:2010/03/14(Sun) 17:10

なまけものさんへ

私の知っている限り、技術士としての立場上(業務上)での不祥事はきいたことはありません。

おそらく、談合等の事件にかかわった方もいらっしゃるとは思いますが、技術士の資格には直接関係していないのでしょう。

しかし、10年くらい前の技術士の職務上とは関係ない事件に技術士がかかわっていたという噂は聞きました。(技術士会の方から・・・)

まあそれは、技術士としてではなく人間として問題があったような気がします。

それよりも、最近気になるのが技術士の名義貸しのことです。

地方には技術士の人口が少なく、慢性的に名義借りをしています。すべてではありませんが、かなりの数ふだと思います。

それで借りる方も貸す方の雇用条件が合致すれば当人同士は特に問題ないと思いますが、建設コンサルタント登録のために技術士資格を借りる方、貸す方、この仕組みについてどう思われますか?

わが社も、見たことも離したこともない方が技術管理者になっています。

こんな仕組みって本当にありでしょうか??


       

No.22423 RE:技術士の不祥事とは 投稿者:678910 投稿日:2010/03/14(Sun) 17:39

実際に不祥事に関与した人物が技術士資格を持っていた事例もあるはずですが、12345さんの言うとおりでしょう。
弁護士や建築士のように業務独占資格で認知度も高ければ「技術士が不祥事!」というような記事を目にすることがあるのかも?
いやいや、技術士はやはり高い倫理観を備えているので、不祥事に関与することは極めて少ないと思いたいですが・・・
でも名義貸しって、りっぱな不祥事で問題だと思いますよ。
地方ではそんなに多いんですかね?


       

No.22426 RE:技術士の不祥事とは 投稿者:高い倫理観 投稿日:2010/03/14(Sun) 20:15

確か平成19年だったと思いますが、九州の技術士さんが、勤務実態がないにもかかわらず、沖縄のコンサル会社の登録のために名義貸しをしていたと、新聞で叩かれたことがあります。
技術士会からも、このことを受けて、全技術士に対し、名義貸しを行わないよう注意喚起されています。

私は、去年口頭試験で、技術士信用失墜行為の具体例を質問され、このことを回答しました。


       

No.22429 RE:技術士の不祥事とは 投稿者:12345+6 投稿日:2010/03/15(Mon) 08:25

以前名義貸しで問題となったのは、有名な事例ですが建設コンサル登録をしているの会社は以下のような感じで区分されるているように思えます。

@全国規模のスーパーコンサル
A@より少し小さいコンサル
B地方の大手コンサル
C地方の中小コンサル

@〜Bは会社に技術士が実在していると思いますが、Cはおそらく、半分以上は名義借りではないでしょうか?

これは、私自信の会社も含めて他の会社の知り合い等に聞いたところの話です。

特に定年後の70〜80歳位の方が多いようです。

会社に全く来なくて、『どうやって実務や技術管理』するんですかって感じです。

全くおかしな話ですよね・・・。


       

No.22431 RE:技術士の不祥事とは 投稿者:Green 投稿日:2010/03/15(Mon) 10:43

12345+6様
これには工作があるのです。
技術士のいない、または、育成できない地方のコンサルでは、他県に営業所(ほんど自宅を利用しています。)を開業し、技術士はその営業所で常勤している形を取っているのです。
ですから、本店所在地には技術士は常勤していません。本店に技術士が常勤せず、営業活動も行わない営業所技術士が常勤している妙な構造となっています。
本末転倒のような気もいたしますが、建設コンサルタントの登録規定には抵触しないのでしょうね。他の資格制度のあり方とはかなりかけ離れた緩和された資格制度ですね。このことが、知名度にも少なからず影響していると思います。


       

No.22433 RE:技術士の不祥事とは 投稿者:ちょりそ 投稿日:2010/03/15(Mon) 12:26


資格制度の問題ではなく、
建設コンサルタントの事業登録の問題なのでは?


       

No.22479 RE:技術士の不祥事とは 投稿者:奇術師 投稿日:2010/03/16(Tue) 13:55

ある民間企業技術士で,物品購入の際,不正な処理を行い,懲戒処分を受けた人がいるそうです。

以前,技術士会に問い合わせたことがありますが,技術士資格を取り消されるのは,「禁固刑以上の実刑を受けた場合のみ」と技術士会からは回答がありました。

前述の民間企業技術士さんは,会社から刑事告訴されなかったので,取り消しの対象にはならなかったようです。
信用失墜の義務って何なんだろうと考えさせられました。


       

No.22487 RE:技術士の不祥事とは 投稿者:匿名希望 投稿日:2010/03/17(Wed) 08:28

私は面接で技術士の不祥事について聞かれました。
『技術士の不祥事について何かありましたら答えてください。』とのこと。
しかし技術士での不祥事が思い当たらなくて、苦肉の策で姉歯事件を答えました。
しかし、『技術士では?』と切り返されたので
『う〜ん...技術士とは無関係かも知れませんが.』としながら最近の土木関連の不祥事・事件を答えました。羽田空港の埋戻し土とかetc。
かなり苦肉の策でしたが、無事合格でした。
実際のところ、技術士法にからめて資格取り消しとなるような事象を答えた方が正解だったのかもしれません。


       

No.22488 RE:技術士の不祥事とは 投稿者:ハマーン 投稿日:2010/03/17(Wed) 13:51


余談ですが、
『羽田空港の埋戻し土とか・・・』が言えなければ不合格だったかもしれませんね。紙一重。

しかし、その紙一重の部分を答えられるか否かが、知識とか技術者としての深さだと思う。


       

No.22491 RE:技術士の不祥事とは 投稿者:くりろう 投稿日:2010/03/17(Wed) 19:14

「イッツ・ア・ボム(爆弾だよ)」
太平洋を夜間飛行中のユナイテッド航空機で、日本人乗客がトレイにゴミ袋を乗せて冗談で口にしました。
スチュワーデスから連絡を受けた機長は成田へ引き返しました。

これは10数年前の古い事件です。
各新聞やTV報道があり、その記事でこの日本人は技術士だったと記憶しています。
おそらく高度な冗談と思いますが、相応しくない状況であったと思いますし、厳しく怒られたと思います。
悪気は無かったんだと思いますが・・・
資格の剥奪になったかどうかは判りません。


       


No.22258 公務員のかた登録しますか? 投稿者:まささ 投稿日:2010/03/08(Mon) 12:21 [返信]

私の自治体(県)では資格取得を奨励していますが
資格手当、褒賞金、受験料負担はなく奨励しているだけです
受験料や東京への遠征費など費用もかさんでいるため登録の3万6千円に二の足を踏んでいます
公務員の合格者の方は登録しますか?過年度合格の方は登録しましたか?


       

No.22261 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:地方公務員 投稿日:2010/03/08(Mon) 12:35

登録しますね。技術士を名乗ることもできませんし、技術士としての業務もできません。3万数千円は惜しくなかったですね。金で買える資格でもないですし。

       

No.22263 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:通りすがり 投稿日:2010/03/08(Mon) 12:42

登録しています。当然すべて自費です。

税金で仕事をしている以上、単なる「名称独占資格」に手当や補助が出ることはあり得ないと思います。というか、あったら納税者は納得しないでしょう。

技術士と名乗りたいのであれば、自費で登録するしかないと思います。

私が登録した理由は「技術士と名乗りたい」という単なる「見栄」です・・・(笑)


       

No.22264 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:50代公務員 投稿日:2010/03/08(Mon) 12:43

M県の地方自治体の技術職員です。私の職場も奨励はしていますが、経費負担はしてくれません。しかし、公務員技術者も継続研鑽をしなくてはと思い、平成18年度に建設(都市及び地方計画)で技術士試験を受験し合格しました。即登録しました(自腹です。)。今年は、総監に合格してましたので、追加登録の手続きをしてきました。公共事業に対する国民の厳しい視線のなか、社会資本整備による国民生活の向上を目指すのであれば、自分を鼓舞するためにも是非登録をして、技術士として頑張ってください。

       

No.22268 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:ワイアットアープ 投稿日:2010/03/08(Mon) 13:47

私の場合、登録しました。民間の方に技術士入りの名刺を見せられた場合、見せ返せるからです。肩身の狭い思いをせずに済ませられます。

       

No.22275 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:地方公務員 投稿日:2010/03/08(Mon) 18:00

こんなことがありました。昇任試験の面接のやりとりです。
〇〇副知事「技術士というりっぱな資格をもっていますね。県民にどうアピールして仕事をしていますか」
私「技術士には、名称表示の義務がありまして--------------●●副知事の奥様も〇〇部門の技術士ですから、そうゆう方々と一緒になって-------何たらかんたら-----」
●●副知事〔二人制です〕「恐縮です」
このやり取りで一気に場がなごみました。口頭試験みたいなやり取りでした。

まささん、登録して自分をアピールしてください。


       

No.22294 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:まやー 投稿日:2010/03/08(Mon) 23:42

まささ様

公務員技術士です。公務員にとって技術士取得はスキルアップの一環ですが、取得したからには登録するべきだと思います。

発注者側も、きちんと名刺に名称表示をして、技術士としての立場で仕事をすべきです。

何歳の方はわかりませんが、何故技術士の資格を取得したのでしょうか? 既に受験料、交通費で随分と投資していると思います。登録料も決して安くないですが、胸を張って技術士として一般市民のために頑張りましょう。


       

No.22307 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:sonny 投稿日:2010/03/09(Tue) 21:42

私も、もちろん登録しています。 
毎日300円ずつ貯金してでも、登録されることをオススメします。 
受験料、面接の旅費、登録料を合計すると10万円のコストがかかりますが、それに見合うだけの価値ある資格だと思っています。


       

No.22309 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:ぼうず 投稿日:2010/03/09(Tue) 22:05

私は登録しています(農業、総監)。
もちろん自腹ですし、業務上のメリットは特段ありません。
名刺に記載することで、技術士として恥じないような仕事をしなければ と 自らを律しています。


       

No.22310 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:道路公務員技術士 投稿日:2010/03/09(Tue) 22:56

何のために受験されたのでしょうか?
そこを考えれば当然登録すすべきでしょう.

また,口頭試験において受験動機は何て回答されたのでしょうか?

登録云々という以前に,技術士を名乗らずにどういう仕事=公務をされるのでしょうか?

因みに私もすべて自腹でした.
それを覚悟して受験しています.
すべては自分のためでもありました.


       

No.22311 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:750RS 投稿日:2010/03/09(Tue) 23:11

私も県の職員ですが(建設と総監)を登録しています。もちろん、費用はすべて自己負担です。
組織では、奨励も特に無く、もちろん資格取得のメリットも全くありませんが、甲乙(発注者と受注者)対等の立場で技術対話を促進し、「良い社会資本」を造るためには必要な資格だと思っています。
是非、登録してください。お互いに頑張りましょう。


       

No.22313 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:シャンクス 投稿日:2010/03/10(Wed) 00:29

私は市の職員です。合格した平成20年度に登録させていただきました。受験過程で費やした費用もあり、追い討ちをかけるかのような出資で、確かにポンと出せるような金額ではないと思います。心中お察しします。
 妻に床に着くくらいの土下座の末、何とか3万6500円を勝ちとりました。合格した自分へのご褒美と、業務への新たな志と、名刺に建設部門(土質及び基礎)とちょっぴり書きたかったことが動機です。
 土下座はやりすぎですが、直ぐに登録しなければならないものではないので、いろんなことを考えてから前向きに検討してみるのもいいのではないでしょうか?同じ公務員の技術士としては是非登録してほしいと思います。


       

No.22325 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:あつ@都市計画 投稿日:2010/03/10(Wed) 19:30

市職員ですがH20年度に登録しました。
すぐに登録できなくて夏のボーナスでなんとか・・・
という感じでした。
今は、登録してよかったと思います。
うちの組織は、受験料補助・毎月の手当・報奨金等の
制度は全くありません。
しかしながら、これでは頑張る職員が報われないので
国家資格取得者に一定の補助をするよう当局に提案し
ようやくH22年度以降に制度化されそうです。
今回の合格発表で2部門目ですが
早速、Web登録しました。


       

No.22326 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:まささ 投稿日:2010/03/10(Wed) 21:30

たくさんのコメントありがとうございます
受験動機は、請負者に資格を要求するので監督者としては同程度の知識は持つべきだろう。と考えたからです。
目標は資格取得ではなく試験合格でした。
ただ相手にアピールする意味では登録しないと技術士を名乗れないので、皆さんおっしゃる通り登録すべきだなと今は思います。
ただ、技術士を名乗らずにどういう公務をされるのかとの意見がありましたが、技術士を名乗らずとも資格を持たずとも公務は皆さんされていると思いますが。


       

No.22341 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:あつ@都市計画 投稿日:2010/03/11(Thu) 07:05

資格が仕事をするとは全く考えていません。
組織の中で「俺は技術士だ」と言って
何もしない人間がいるとしたら
上司からは全く評価されないと思います。
(当然、部下からも・・・)
私は、資格のことは普段忘れて、
一生懸命公務をこなしております。
ただ、資格が邪魔になることはないです。


       

No.22362 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:早く技術者になりた〜い 投稿日:2010/03/12(Fri) 00:28

当然、登録します。私の場合、職務を遂行するうえで大切なのは、社会に貢献するために自分にできる最善の策を常に考え、どのように行動するかであり、自己を律するためには技術士として登録することは有用であると考えます。
ただし、名刺に記載はしません。なぜなら、公務を行う上であえて技術士であることを明かす必要性(有意性)がないからです。

あえて登録しない(できない)理由がなく、登録しない人は単なる資格ゲッター、趣味で取得?


       

No.22365 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:u-tan 投稿日:2010/03/12(Fri) 08:25

お教え願います。
公務員の方は,技術士登録後に名刺へ「技術士」を入れる際,上司の許可などは必要なのでしょうか?
それとも,自費で名刺を作成する以上,自分の判断で入れても良いのでしょうか?
私,4月にゼネコンから某自治体へ転職する技術士なのですが,どのようなタイミングで名刺に「技術士」を入れたらよいのか判断がつかないので質問をさせていただきました。


       

No.22369 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:都市計画 投稿日:2010/03/12(Fri) 12:34

U-tan様
私の部下が昨年、貴殿と同様にゼネコンから入庁しました。今、横にいます。昼食後、昼寝していますが。
技術士でしたので、名刺表示を薦めました。堂々とアピールして仕事していますよ。過去に2人、民間登用がなされていますが、2人とも技術士です。今年も一人採用予定と聞いていましたから、もしかして、U-TANさんはN
県では------?


       

No.22392 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:u-tan 投稿日:2010/03/13(Sat) 09:11

都市計画様
ご連絡ありがとうございます。
前職の上司が技術士試験に結局受からず,その上司と一緒に発注者へ名刺を差し出すときに上司の嫉妬を感じていました。
以前この掲示板で,技術士を持っていない上司と一緒に名刺を差し出すとき用に,技術士を入れていない名刺を用意していたと言う公務員の方からの書き込みがあった記憶があるのですが,やはりそのくらいの気遣いが必要なのでしょうか。
最近は,H市などでも経験者採用の条件として技術士とされているので,名刺に技術士を入れるのは問題ないと思っていたのですが・・・
あ,それと,私が転職するのはN県ではありません。。。


       

No.22401 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:まやー 投稿日:2010/03/13(Sat) 20:04

u-tan様

公務員技術士(建設)です。
技術士の名称表示、全く問題ないと思いますよ。公務員、民間に関わらず何処にも変な人はいますので全く問題がないとは言い切れませんが、余り気にすることはないと思います。

同じ条件で採用された先輩・後輩(若しくは上司・部下)の関係で上司・先輩が変人さんあれば気を配る場合もあるのかもしれませんが、経験者採用ということであれば上司・年配者が変人であったとしても割り切るのではないでしょうか。

私の上司は技術士資格を持っていませんがとても優秀な方です。名刺の件も全く気にしてません。たぶん。

技術士資格を持っているから仕事ができる、持っていないから仕事ができないということは全くないと思います。私も自分が優秀だとは思っていません。最近は老化現象を抑えるのに苦労。日々努力。

コンサルさんとの打ち合わせでも技術士資格を持っている管理技術者より、資格を持っていない担当技術者との方が議論がかみ合うとかよくありますよ。

我が部署では、入札手続きにおいては、RCCMより技術士資格を優位に評価しますが、技術士を持っているから仕事ができるなんて思っていません。客観的に評価するにはそうするしかないからです。ヒアリング評価は資格に関係なくきちんと評価しているつもりです。


       

No.22424 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:u-tan 投稿日:2010/03/14(Sun) 19:34

まやー様
ご連絡ありがとうございます。
自信を持って名刺に名称表示をすることにします。

ところで,私が4月から転職する自治体へ新卒で入った大学の友人から,事務所や庁内にあるプリンターを使って自分で名刺を作成すると言われました。
それなら技術士の名称表示も気を使わずできるなと思いましたが,名刺を自分でプリントアウトして作るとは驚きでした。
公務員の場合はどこもそうなのでしょうかね。


       

No.22434 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:ワイアットアープ 投稿日:2010/03/15(Mon) 14:31

私の場合、異動の最初に1セット名刺をもらっただけです。後は、自費か自作。

最近は自作が多いようです。それも、古紙でカラーの使えそうなもので作ります。切るのも自作。

公務員は、組織をアピールする必要が薄いためでしょう。
しかし、外郭団体では、組織の宣伝を刷り込んだものを多く作ってくれました。


       

No.22446 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:匿名希望 投稿日:2010/03/15(Mon) 21:18

 某省庁の公務員です。皆さん、登録できていいですね… 私は、したくても出来ません。

 うちの省庁は、技術士持ちが何人か居ますが、みな登録していません(し、ウチの制度上、難しいです)。


 登録したくても出来ない公務員もいるのだと、お知りおきいただければと思います。

(名刺には「技術士 第二次試験合格(○○部門)」と書いています。なお、日本技術士会に、この表示であれば未登録でもOKである旨は確認済みです)。


       

No.22449 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:港湾空港 投稿日:2010/03/15(Mon) 21:34

悪いことでもないのになぜ登録できないのですか?
私の知り合いの公務員(国、地方、外郭団体)の方はほとんど登録されているみたいなのですが…


       

No.22450 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:匿名希望 投稿日:2010/03/15(Mon) 21:44

ウチが“そういう体質だ”ということで勘弁して下さい(このような言い方しか出来ず、すみません…)

       

No.22451 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:港湾空港 投稿日:2010/03/15(Mon) 21:54

いろいろおありなんですね。
あまり気を使うことなく登録することが正しいと思っていました。申し訳ありません。


       

No.22452 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:まやー 投稿日:2010/03/15(Mon) 22:12

u-tan様

私の職場でも台紙は自費で購入・職場のプリンターで印刷しています。

昔は自費で印刷会社に。一時期100枚までは公費でOKということもありましたが、厳しい時代になりました。

大した負担ではありませんが、民間であれば会社持ちは当然。今の世の中、名刺を使わない公務員がいるというのでしょうか?? 


       

No.22453 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:匿名希望 投稿日:2010/03/15(Mon) 22:14

港湾空港様

 お察し戴き、有難うございます。

 今年、APECさんのお陰もあり、技術士を取得出来ました。今、講師として出願支援講座のお手伝いもしています。

 未登録でも、気持ちは「登録技術士」として、気を引き締めつつ業務も遂行し、そしてAPECさんのような崇高な志でこれから受験される方へのお手伝いをしていきたいです。技術立国・日本のために!


       

No.22478 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:奇術師 投稿日:2010/03/16(Tue) 13:48

>大した負担ではありませんが、民間であれば会社持ちは当然。今の世の中、名刺を使わない公務員がいるというのでしょうか??

役所の方に名刺を差し出す時,相手様からいただけないことは結構あります。
役所の方は,名刺も自腹と聞いていますので,必要以上にはバラまかないのかもしれませんが,せめて,業務上,初回協議の時とかは出してほしいものです。


       

No.22484 RE:公務員のかた登録しますか? 投稿者:まやー 投稿日:2010/03/16(Tue) 22:19

奇術士様

>役所の方に名刺を差し出す時,相手様からいただけないことは結構あります。

私は若い頃から名刺交換はしていますが、言われてみれば市町村の方とか“名刺を切らしていて”とか結構ありますね。それどころか、私の職場でもそういう場面を何回か見ていますね。申し訳ないですね。

これから信頼関係を構築していくという時に、名刺も出さないというのはいかがなものかと思います。


       


No.22443 CPD登録機関について 投稿者:Ken 投稿日:2010/03/15(Mon) 21:02 [返信]

H21年度の技術士2次試験(上下水道部門)に合格した者です。
2年前にRCCM(下水道)を取得して、現在建設コンサルタンツ協会でCPD登録をしています。

今後は、技術士として自己研鑽に励みCPDポイントを積み上げていきたいと考えています。
そこで以下について、ご教示いただきたいのですが。

1.建設コンサルタンツ協会において技術士取得後のCPD登録が可能でしょうか?
2.今後、技術士会でCPD登録する場合、過去(RCCM所持時代)に積み上げたCPDポイントの移行は可能でしょうか?
3.RCCMを更新しない場合でも、建設コンサルタンツ協会でCPDの登録が可能でしょうか?
4.技術士取得前にRCCMを取得していて、CPDポイントを得ている場合、建設コンサルタンツ協会と技術士会のどちらで登録する方が良いのでしょうか?(双方の得失)

以上、よろしくお願い致します。


       

No.22476 RE:CPD登録機関について 投稿者:ほしぞら 投稿日:2010/03/16(Tue) 12:33

昨年度、建設部門の合格者です。
昨年、CPDの登録をするにあたり、案内を読んだり、技術士会に問い合わせをしたところ

・技術士CPDは、技術士登録日以後の研鑽について対象となります。よって、他の学協会で得た技術士登録以前のCPDは移行できません。

・技術士登録日以後に他の学協会のCPDを取得した場合は、自己の責任で技術士CPDに値すると判断できれば登録が可能です。現行では他の学協会と重複登録が可能であると思います。

・逆に技術士CPDとして研鑽したことの他の学協会への登録は、登録先のルールに従うことになると思います。

技術士CPDの疑問なことは、技術士会に質問をすると丁寧に回答してもらえますよ。


       

No.22482 RE:CPD登録機関について 投稿者:Ken 投稿日:2010/03/16(Tue) 20:28

ほしぞら様ありがとうございます。

技術士会と建コン協について調べてみました。

>1.建設コンサルタンツ協会において技術士取得後のCPD登録が可能でしょうか?

CPD協議会(13学協会)に所属しているので可能です。

>2.今後、技術士会でCPD登録する場合、過去(RCCM所持時代)に積み上げたCPDポイントの移行は可能でしょうか?

移行できません。技術士取得後のCPDポイントが対象です。

>3.RCCMを更新しない場合でも、建設コンサルタンツ協会でCPDの登録が可能でしょうか?

可能です。会員会社の社員であれば登録料、年会費が無料です。非会員会社の社員は登録料1000円/件、年会費3000円/年です。

>4.技術士取得前にRCCMを取得していて、CPDポイントを得ている場合、建設コンサルタンツ協会と技術士会のどちらで登録する方が良いのでしょうか?(双方の得失)

建設コンサルタント協会のほうが制約条件が厳しいようです。
技術士会は大枠は定められているが、細かい部分は自己判断に委ねられているようです。
ちなみに、測量協会のCPDも積み上げていますが、こちらは測量協会が認定したプログラムしか認められないなど制約条件が非常に厳しいです。

資格の難易度が高いほど、プログラム選択の自由度が高いようですね。

私は健コン協に登録している会社の社員のため費用が発生しません。このためRCCMは更新しませんが、CPD登録は継続するつもりです。測量CPDも継続します。
また、建コン協とは別に、技術士会へ入会してこちらでもCPDを登録しようかと検討中です。


       


No.22333 骨子法を活かした解答作成について 投稿者:蒼い影 投稿日:2010/03/10(Wed) 23:32 [返信]

H19年の化学部門の問題を例に御相談したいことがあります。

「あるべき水素社会に関して以下の点から述べよ。
  (1)水素社会の目的と意義
  (2)水素社会実現に対する課題
  (3)水素社会に向けてのあなたの技術的提案」

骨子法を使って整理すると、
@水素社会の現状
・水素社会の現状を記す。
A問題点(課題)
・現状の水素社会(殆ど成立してませんが)についての課題を列挙する。
B解決策の方向性
・ここにあるべき水素社会の姿、目的と意義を示す。
C具体策
・ここに技術的提案を示す。

質問は、骨子法で@〜Cの順番で課題摘出を行ったときに、問われている設問の順番と整合せず、しっくりストーリーが展開できないような気がします。

もしかしたら、@で水素社会の現状ではなく、化石燃料に依存したエネルギー社会のことを書けばすっきりするのか?とい迷いもあり、2パターンで解答を作成しています。
近場に技術士さんがいなくて、つたない質問で申し訳ありません。
何かアドバイスいただけたらと思いまして、恥を忍んでアップいたしました。
宜しくお願い致します。


       

No.22335 RE:骨子法を活かした解答作成について 投稿者:omoch 投稿日:2010/03/10(Wed) 23:57

omoch@機械部門です。

apecさんの提唱される骨子法は、このような問題にそのまま適合するのは??と思います。(apecさんいかがでしょう?)

このように設問の段階で視点を提示されているものについては、
それぞれに対してご自身の考えを述べるべきかと。
仮に「水素社会の実現に関し、化学部門の技術士としての課題とあるべき姿について示せ」と問われた時には
apecさんの骨子法で整理するべきかと。

今回のH19の問題に関しては、
(1)目的と意義
 ・炭素社会に対する水素社会という定義
 ・環境負荷低減という社会的ニーズへの意義
 ・国際的な要求へ対応する目的
(2)実現に対する課題
 ・水素単体としての危険性
 ・インフラ設備の普及
 ・燃料電池などのデバイスの発展
(3)提案
 ・???私は持ち合わせておりません(笑)

といった形で各項目に関して自身の論点を絞る、
そしてその根拠をブレイクしていく、
最後に文章にする
そういった変形骨子法で対応する方がよろしいかと。

機械部門で、水素社会も初耳の想像で描いてますので
内容の正誤はご勘弁を。


       

No.22352 RE:骨子法を活かした解答作成について 投稿者:APEC 投稿日:2010/03/11(Thu) 16:35

書き方によっては、

(現状)化石燃料依存社会
(課題)上記のような社会からの脱却
(解決策)水素社会の実現
(その解決策を実現する上での問題点)
(その問題点の解決策)

みたいに、解決策を一度出しておいて、「でもそれを実現するためにはこんな問題がある」というように絞り込んでいくというものになるかもしれませんね。

問題文は(1)に最初から水素社会を書いているのですから、それを前提に書けばいいと思います。

(1)化石燃料依存社会についてまず述べ、
(2)それからの脱却を目的として水素社会があり、その意義は化石年力依存社会が持っている諸問題が解決できること、みたいな論述をして、
(3)その上で、それ(水素社会)を実現する上での問題点(ボトルネックとなる技術的問題点)を抽出し、それがボトルネックとなっている原因や機構などを整理し、
(4)抽出したボトルネックを解消する形で技術的提案を示す

といった流れでしょうか。


       

No.22359 RE:骨子法を活かした解答作成について 投稿者:蒼い影 投稿日:2010/03/11(Thu) 23:24

omoch様、APEC様

お忙しい中、有意義なアドバイスありがとうございました。
お陰さまで自分に欠けているものがはっきりわかりました。
@知識が体系化されていなかったこと。
 これはomoch様の低炭素社会と水素社会の対比のアドバイスからはっきりしました。
A骨子法の基本パターンに拘りすぎていたこと。これはAPEC様のアドバイスで冷静になりました。特にアドバイス通り論旨を進めると、設問通りに展開できることもわかり、改めて骨子法(正確に言えば、変形骨子法かな?)の奥の深さを感じられました。

今後とも御指導宜しくお願いします。


       

No.22361 RE:骨子法を活かした解答作成について 投稿者:piyo2 投稿日:2010/03/11(Thu) 23:37

piyo2@化学部門です。
セラミックス及び無機化学製品ではありませんが。

表記問題に対して,3枚記述しなければなりませんので,
(1)で1/3〜2/3枚の記述でしょうか。
問題で「水素社会の目的と意義」と問われているわけですから,
なぜ今水素社会が求められているのかについての背景と,
自分の理解・認識している,意義について記述をしなければならないのではないでしょうか。

水素社会の現状や化石燃料に依存したエネルギー社会を取っ掛かりにしてもよいと思いますが
問題で求められていることが明確に書かれていることが重要です。


       

No.22413 RE:骨子法を活かした解答作成について 投稿者:蒼い影 投稿日:2010/03/14(Sun) 11:49

piyo2さん、御返信ありがとうございます。

皆さんのお陰でどうにか解答を書き終えました。

ところで、化学部門は少数派ですが、piyo2さんのように同じ部門の方から御返信をいただけるととてもうれしく思います。
現在、過去問を中心にキーワードの抽出を行っています。このApecさんの骨子法がキーワードの整理に使えないかと思っています。
現状→課題→問題点(課題のボトルネック)→解決の方向性→具体策という形で纏めると知識の体系化になりそうかなと思っています。
他の部分は知りませんが、化学部門の無機セラミックスでも分野が広く、専門分野以外の項目が多いように思います。この現状から、効果的に知識化できるひとつの方法に骨子法を一つの指針にしたいと思っています。

piyo2さんの場合、どのような形で学習されていたか、経験的なお話を聞かせていただけるとありがたいです。
なお、化学部門の問題は、細かく解答の指針が示されるので、基本線はそれに乗っかって纏めるのが正論でしょうか?
宜しくお願い致します。


       

No.22460 RE:骨子法を活かした解答作成について 投稿者:piyo2 投稿日:2010/03/15(Mon) 23:13

蒼い影様


私の学習法ですが,

「T-2」対策として,
 過去問を参考に,キーワードをピックアップし,
 それぞれのキーワードに対して,1枚にまとめるということをしていました。
 化学部門は,範囲が広いので(ほかも部門もそうかもしれませんが),
 得意な分野は完璧に答えられるように,
 不得意な分野は,取りこぼしがないように,が肝要かなと思います。

「T-1とU」対策は,
 やはり過去問を参考に,骨子法でストーリーを
 組み立てる。

参考になれば幸いです。

解答の指針に従って,配分を考えながら纏めるのが基本と思います。
頑張ってください。

私も,総監を頑張ろうか悩んでいますが。


       

No.22465 RE:骨子法を活かした解答作成について 投稿者:蒼い影 投稿日:2010/03/15(Mon) 23:47

piyo2さん、御返信ありがとうございます。

具体的なアドバイス、嬉しいです。
先ほどまで過去問に取り組んでいました。

具体的な回答すべき指針が示されるT-2は素直に指針に従って纏める。
比較的、設問がアバウトなT-1とUは骨子法でしっかりとした羅針盤を作り、それに従って纏めるということが肝要なのですね。

自分の場合は、不得意というより、専門領域が狭すぎたのか、世間で流行っていることに目をつぶって生きてきたのかもしれません。

しかし、会社でも立場的に自分の専門だけ知っていればよいという年齢はとうに過ぎ、幅広い知識を持っていることが要求されるようになってきました。
その意味で技術士の勉強を進めることに大変意義を感じ始めています。

今後ともご指導宜しくお願いします。


       


No.22249 迷う!次期目標 投稿者:えびす 投稿日:2010/03/08(Mon) 00:58 [返信]

幸運にも今年建設部門の道路で合格することができ、至高無上の喜びに浸っております。
この状況で、変に勢いづいてしまい、「今年は都市計画
で受験しようか」などと、考える一方、1年くらいは
休もうかととも考えています。
合格できた方々はどうなさいますか?
それとも総監目指しますか?


       

No.22271 RE:迷う!次期目標 投稿者:malts 投稿日:2010/03/08(Mon) 15:05

昨年度道路を合格しましたが、このご時世道路で食っていける保証はないと思い、
今年度より河川砂防を受験しています。総監と迷いましたが、なんとなく河川砂防を選択しました(^^
年齢層によって違うと思いますが、二科目目、総監、どちらを先に攻める方がいいんでしょうか。
私もご意見伺いたいです。


       

No.22272 RE:迷う!次期目標 投稿者:みんな頑張れ 投稿日:2010/03/08(Mon) 15:17

話は単純で、重願をすることで悩みは解消されます。
試験日が違うので、受験はできます。
受験料は2倍になりますが、効率的な気がします。
1部門だけの受験が、合格が確実とは限りません。
乱暴な考えでしょうか?

ちなみに、私は重願受験ですが、1勝1敗でした。


       

No.22273 RE:迷う!次期目標 投稿者:会社から・・・  投稿日:2010/03/08(Mon) 15:50

併願って大変そうですが、なんとかなるんでしょうか?
僕は土質の総監一本で行こうと思っていたんですが、
併願だったら、
もう一本はトンネルかコンクリートかなぁって思っています。


       

No.22274 RE:迷う!次期目標 投稿者:地方公務員 投稿日:2010/03/08(Mon) 17:28

私は、「都市及び地方計画」→「総監、建設」→「下水道」の道を選びました。何か、総監も年々、難しくなってますよね。職務とか個人の考え方もあるのでしょうが、「部門を増やす」という考え方もあろうかと思います。

       

No.22277 RE:迷う!次期目標 投稿者:ちょりそ 投稿日:2010/03/08(Mon) 18:49

細かいことですが、重願と併願は違いますよ。
技術士受験手引にも明示してあるとおり、
併願:同一部門・同一科目で、専門と総監を同時に受けること。この場合、専門が不合格の場合、総監も不合格となります。
重願:異なる部門または異なる科目で、専門と総監を同時に受けること。各々の試験結果は独立となります。


       

No.22435 RE:迷う!次期目標 投稿者:匿名 投稿日:2010/03/15(Mon) 14:41

今年、合格しました。
来年度、どうするか迷っています。受験するのであれば、もう準備に入らないと、と思いつつ、モチベーションが高まりません。

皆さんは、いつからスタートされるのでしょうか。


       

No.22436 RE:迷う!次期目標 投稿者:南の国から 投稿日:2010/03/15(Mon) 14:46

併願が問題解決!そうですね。でも、受験料よりカラダが大変ではないでしょうか。

併願で受験 or 1本に絞る、悩みます。


       

No.22439 RE:迷う!次期目標 投稿者:ガンダム 投稿日:2010/03/15(Mon) 20:08

道路、河川という形で、まったく異なる分野を受験される方は、それらの業務経験を有しているということでしょうか。関連している分野ならば、理解できますが・・・。

       

No.22448 RE:迷う!次期目標 投稿者:malts 投稿日:2010/03/15(Mon) 21:27

2番目のレスのものですが、私の場合中小コンサルなもので、道路、河川(砂防ですが)ともある程度業務経験があります。
平成20年度に道路に合格し、今年度はRCCM受験資格ができたためRCCMを河川で取得しました。
今度は河川を技術士でともくろんでいます。


       


No.21000 技術士という資格の価値 投稿者:とほほだよ。 投稿日:2009/12/10(Thu) 03:17 [返信]

口頭試験を待つ身ですが、モチベーションが下がりっぱなしです。

技術屋の最高峰の資格 ということで、これまでの経験を裏打ちさせるべく挑んでみましたが・・・手応えのない試験です。

私は博士課程後期へ進むよりも企業で大きい開発をしたいと修士で卒業しましたが、金と時間をかければ博士は取れたと思っています。
ですから、博士にもそれほどの敬意を感じていませんが・・・それでも博士の方が技術士よりは努力を必要としますね。

それと、APECさんの活動には敬服しますが この掲示板には非常に程度の低い書き込みが目に付きます。

技術屋の最高峰としての資格として、それなりの難易度を設定してほしいものです。
これはニーズですよ。

生意気と言う方もいるかと思いますが、同意見の方も多いんじゃないでしょうか。


       

No.21001 RE:技術士という資格の価値 投稿者:西部戦線 投稿日:2009/12/10(Thu) 06:18

@ 私も口答をまっていますが,テンションが下がっています.何をやっていいのか,分からなくなります.しかし,お互いがんばりましょう.

A 技術士資格ですが,高等技術士資格を設けるべきだと思います.それが,技術研鑽の一助となり,また,技術士に対する世間の評価もあがると思います.
私見ですが.


       

No.21002 RE:技術士という資格の価値 投稿者:すばらしい日々 投稿日:2009/12/10(Thu) 08:23

それを断念したので、総合技術監理部門ができました。

       

No.21004 RE:技術士という資格の価値 投稿者:APEC 投稿日:2009/12/10(Thu) 12:03

平成12年度に技術市場開放に伴い技術士法を改正したとき、技術士資格の位置づけとして、アメリカのPEと同様に、主任的な立場で仕事をする技術者に求められる最低要求資格というものになったと理解しています。
ですから、技術士に技術者としての名を成し功成し遂げたゴール的最高峰位置づけを求めるのは無理だと思います。

そういったニーズが社会に高まれば、新たな資格ができるのではないでしょうか。

とほほだよさんのようにしっかりしたビジョンをお持ちなのであれば、技術士の口頭試験は辞退し、もっとご自分を奮い立たせてくれる資格なり学位に挑戦されてはいかがでしょうか。


       

No.21005 RE:技術士という資格の価値 投稿者:社外工 投稿日:2009/12/10(Thu) 12:12

とほほだよ。様と同意見です。

私も、技術士資格の価値に疑問を感じております。
建設関係の部門はそれなりの価値・必要性がありますが、それ以外の部門は取得の必要性というか価値があるのでしょうか。

はっきり言わせていただきます。
知名度の高い建築士や税理士と比べると、
技術士は「取得しても何の価値もない」と言えます。

名刺に技術士を入れて、誇らしげにしているようではダメですね。

倫理観や継続研鑽は、技術士に限らず普通の技術者もやっていることです。

技術士に対する世間の評価以前の問題として、技術士資格の認知度が非常に低いです。

また、博士と比較されますが、どうでしょうか?

博士の方に対して失礼です。


       

No.21006 RE:技術士という資格の価値 投稿者:TX650 投稿日:2009/12/10(Thu) 12:29

とほほだよ。さん
とほほだよ。さんが博士号に自分にとっての価値を見いだされるのなら(「博士の方が技術士よりは努力を必要とする」ことが重要な価値だと考えられるのだったら)、時期を見計らい状況を作って、博士後期過程に社会人入学されるといいと思います。
私自身、博士前期過程に入ったのは40過ぎてからですし、技術士取得後は博士後期過程進学を考えています。知人でも働きながら博士後期過程に学んでいる人、修めた人が何人もいます。(フルタイム働きながら修了できるかどうかは分野によっても違うでしょうが)

ただ私自身は、技術士と博士を比較して優劣を論じようとは思いません。求められるものが異なるのだと考えます。そこは申し添えます。
> 非常に程度の低い書き込みが目に付きます。
これは同感です。多面的に事実を捉え、冷静に議論し、論理的に判断する、という姿勢は、科学・技術に携わる者にとって必須だと思うのですが…

社外工さん
> 技術士は「取得しても何の価値もない」と言えます。
そう思う方は受験しなければいいだけの話ではないでしょうか?もし既に取得されていてそれが何の価値もなかったと思われているのでしたら、人生にはそういう見込み違いは多々あるものです、としか申し上げようがありません。
現状では価値が低いから価値を高めていこう、そのためには…というご主旨なら、これはまた別の話ですが。
私は非建設部門ですが、自分にとって価値のある、役に立つ資格だと思うから受けています。非建設部門で技術士資格を現に役立てている人も何人も知っています。


       

No.21007 RE:技術士という資格の価値 投稿者:しーばーど 投稿日:2009/12/10(Thu) 12:31

試験終了しただけの身ですが、気になることがあります。
このサイトはAPEC様が「技術士受験を応援」するために運営されているものだと、私は認識しています。
そのサイトに、技術士制度を否定することが「応援」になるのでしょうか?
APEC様は度量が広いので、このような書き込みを削除されていませんが、気の短い狭量な私なら受け付けないと思います。
口頭試験が終わっていない方がたくさんおられます。
そのような方たちに、このようなネガティブな書き込みは妨害のように思えます。


       

No.21008 RE:技術士という資格の価値 投稿者:はじめての意見 投稿日:2009/12/10(Thu) 12:36

私は社会人で博士を取得しましたが、当然時間もお金もかかっています。ただ、そのときのテーマが時代にあっていなかったり、突破する力やプレゼンテーション力、論理的展開を出せない人ははやり無理です。
その後、技術士を取得しましたが、はやりこれも時間がかかって苦労しました。
時々、博士と技術士を比較されるようですが、比較するものではないように思えます。
社外工さんと同意見です。


       

No.21009 RE:技術士という資格の価値 投稿者:きまぐれ 投稿日:2009/12/10(Thu) 12:50

何が言いたいのかよく分かりませんが、
こんなところで(APECさんすみません)
同意見を求めたところで何になりますか?
制度が変わりますか?
どうぞ、その意見を今度の口頭試験で
試験官にぶつけて、存分に議論してください。


       

No.21011 RE:技術士という資格の価値 投稿者:田舎者技術士 投稿日:2009/12/10(Thu) 12:53

とほほだよさんへ
たぶんあなたはとても頭の良い人だと思います。
しかし、大多数の人はあなたのように頭は良くありません。(私も含めて)
建設コンサルタントやゼネコンに勤務の方は、血反吐はくような業務をこなし、少ない余暇や睡眠時間を削り、勉強して技術士を取得しています。
技術士は単なる技術者としてのスタ−トラインであり、技術屋の最高峰などではありません。
それと、技術士は、高度な事ばかりやっている訳ではなく、図面、数量、積算資料、見積書、技術提案書、検討書の作成、顧客や関係機関との協議等が主な業務です。しかし、ここぞと言うときに学者もどきに変身して、マニュアルにないことに対応するのです。
技術士試験だけで技術士のレベルを把握しているのであれば、それはまちがいです。技術士の前に技術者としての能力はほとんどの人が持ち合わせています。
技術士に問題を感じるのであれば、そのことを口頭試験で発言なされば良いのではないでしょうか。(たぶん、それはできないと思いますが、)
最後に、勉強や資格だけでは食べていけないのですよ。


       

No.21015 RE:技術士という資格の価値 投稿者:哀しい発言 投稿日:2009/12/10(Thu) 16:32

あくまでも個人的な感想ですが、とほほだよさんのご意見は、大分偏っていると感じます。

試験の難易度も必要性も、受験者の立場・背景も人それぞれです。

少なくとも、合格のために頑張っている方々を見下すような発言は、当掲示板では不適切だと思います。

上記のようなこともご理解された上での恣意的なご投稿なのかもしれませんが、ご理解されていない上でのご投稿ならば、他の方々のお心も察してみてはいかがでしょうか。


       

No.21019 RE:技術士という資格の価値 投稿者:H.H.S.K 投稿日:2009/12/10(Thu) 19:06

既技術士です。
技術士試験が手応えのない試験とはどういう意味ですか?
また、過去に博士をとれたのなら、どんな事情があれなぜその時にとっておかれなかったのか?
自分の今目の前におかれている一瞬々のことに対してあれやこれや言うのは技術士という前に人間として不適切なことのように見えてなりません。
要は今自分がクリアーしようというものに対して一生賢明努力したかに尽きると私個人的な意見ですが、感じます。
どうかがんばってください。


       

No.21021 RE:技術士という資格の価値 投稿者:蒼の戦士 投稿日:2009/12/10(Thu) 20:00

こういう方は、この掲示板からも技術士受験組からも退場してもらいましょう。

技術士を取得する意味がないのですから。


       

No.21023 RE:技術士という資格の価値 投稿者:港湾受験者 投稿日:2009/12/10(Thu) 20:06

なら、なぜ技術士試験を受けるのですか。みなさん、忙しい仕事と試験勉強を両立して、がんばっているのに。この掲示板に参加しないで下さい。

       

No.21024 RE:技術士という資格の価値 投稿者:ちゃり 投稿日:2009/12/10(Thu) 21:11

技術士は、我が国における技術系の最高峰資格のひとつである
そして、試験合格者は登録をすることにより
技術士(部門名)という名称を表示することが出来る

技術士は、自らに義務と責務を課し技術的な研鑽を重ねていくものであり
技術士になったからといって直接的に、権利や権益に結びつくものではない

また、技術士の制度にかかわらず
技術は人類に富や豊かさをもたらすものであり
その意義や有用性に疑う余地はない
ここで、技術士は技術の使い方に間違いが無いか
厳しく倫理的に検証すべき立場にもある

もし、技術士の制度が技術本来の意義や役割を果たすことから
乖離している部分があるのであれば
それを自ら改善していくこともまた技術士の役割であろう

私は若輩の技術士(建設部門)であるが、
技術士であることに誇りを感じている
そして、技術士の名を汚すことのないよう、
さらには、技術士の名誉の向上のために努めていく


       

No.21025 RE:技術士という資格の価値 投稿者:ゆうき 投稿日:2009/12/10(Thu) 22:17

私も既技術士として発言させてもらいますが、技術士
として誇りを持ち、その名に恥じないよう技術研鑽に
努める気構えを持っています。

他の人のレベルがどうであれ、自分が有資格者としてどう行動するかで、技術士のレベル向上に繋がると考えます。

技術士の資格を取得するのも簡単なものではありません。またその資格は研かれてこそ価値があがるものです。単なる名誉のための取得では技術の進歩も望めません。

何が大事なのかよく考えて受験されるべきです。
私は技術士を取得するまで、取得してから自分自身のレベルを向上させることが出来たと思います。本当に取得してよかったと思っています。


       

No.21026 RE:技術士という資格の価値 投稿者:わんわん 投稿日:2009/12/10(Thu) 22:21

その思いをぜひ本音で口頭試験にぶつけてみては如何でしょうか。
もしかすれば試験官はあなたの思いをわかってくれるかも。(吉報ならば)


       

No.21028 RE:技術士という資格の価値 投稿者:森のツ-さん 投稿日:2009/12/10(Thu) 22:40

とほほだよさんへ
来年二次試験(建設部門)を受験する予定の修習技術者(27歳)です。
自分にとって技術士試験は、一つの目標であり技術者としての第一歩と考えております。
博士号も技術士もなるまでの過程が大事だと思います。そこで何かを得て、次のステップ続く第一歩と考えれないでしょうか?博士号や技術士をゴールとするならば、とほほだよさんの意見のように難易度を上げてもいいと思います。
田舎技術士さんも言われている通り、博士号や技術士だけでは食べていけないと思います。
頭がいいだけの人は世の中にたくさんいると思うけど、その人が仕事ができるかと言えばそうではない人が多いと思います。


       

No.21030 RE:技術士という資格の価値 投稿者:ケミプロ 投稿日:2009/12/10(Thu) 23:53

技術士、博士をとられる方はそれなりの志をお持ちの方と思います。
収得後に人生を豊に生きるためにいかに活用してゆくかではないでしょうか。
世の中には技術士、博士を持っていなくとも、技術士、博士より優秀な方はいくらでもいらっしゃいます。そういった方ほど取得する余裕のないほど忙しく第一線で活躍されておられますよ。


       

No.21031 RE:技術士という資格の価値 投稿者:OIDON 投稿日:2009/12/11(Fri) 00:11

とほほだよ。さん

筆記試験を受ける前に過去問題で技術士試験のレベルは判ると思います。試験を受けた後ガッカリされるようでは時間がもったいないですよ。

ここでは、技術士試験はどうあるべきかを自分の意見を添えて議論するべきではないですか?
また、そのレベルの話はここでは無く技術士会へ言うべきです。

私が知っている技術士の方は海外で活動されて、自分の技術分野以外の仕事もされています。
技術士試験合格は第一歩であり、その先は個人個人の活動次第で先の世界が変わって来るはずです。

今一度、自分が目指している道を考えて欲しいです。


       

No.21032 これはこれは手厳しい・・・ 投稿者:とほほだよ。 投稿日:2009/12/11(Fri) 00:21

まぁまぁ。

別に技術士が不要だと言ってるわけではないのですよ。
技術士に向けて頑張っている人を嘲笑っているわけでもありません。
不快に思った方々には謝ります。
(私も受験中なんですから、笑うことはないですよ〜 落ちるかもしれませんしね)

でも、ちょっと揚げ足取りの発言が多いような気もしますが・・・


まあそれは置いておいて、私は「技術士」の認定レベルをもっと上げたほうがいいのではないか?と思い、皆さんのご意見を仰いだだけです。

「技術士」というタイトルの価値について、一部の方が「取るまでの過程が大切なんだ」という趣旨の発言をされていますが、考え方は良いとしても それは本筋ではないはず。

資格とは、ある人の能力を客観的に保証(保証って言葉はキツイかな?)するもののはずで、そのレベルにも何らかの意味がなければなりません。
実際、土木系の世界では技術士は受注要件として挙がるんでしょう?
(私は非土木系ですのでよく知りませんが)

では、広く一般的な技術士に期待されるレベルとな何なのか。
APECさんは
「主任的な立場で仕事をする技術者に求められる最低要求資格というものになったと理解しています」
と言われました。
この試験のレベルから言って きっとそうなのだと思います。
私は昔から間違った印象を持っていたようです。

しかしですね、主任的仕事ができる人に与える資格名称は「〜技術者」とか、「〜主任者」が一般的だと思うんです。

少なくとも、私の周りの人は「技術士」を技術の世界におけるハカセと思っています。
技術分野によっては技術士よりハイランクの資格がありますが、一般的には技術士より上位ランクのタイトルは、もはや褒章の類。
その観点から見たとき、「技術士」は今のレベルでいいのですか?

我々が日々研鑽している技術の世界は、この試験程度で「ハカセ」を自称していいのだろうか? とね。

また、「博士と技術士は比較するものじゃない、比較できない」というご指摘。
確かに、博士(はくし)は学術寄りのような印象を持ちますし、技術士の上とか下とは言えないと思いますよ。
でも、現実社会ではどうなんでしょう。
私の周りでは比較可能な尺度として見られているフシがあります。
皆さんの身の回りではどうですか?
客先にプレゼンするとき「博士」というタイトルは現実的にインパクトがあります。
そして、幸いなことに「技術士」というタイトルも博士よりは認知度が低いとはいえ、同じようなインパクトがあります。
「人がどう思おうと・・・」
とおっしゃる方がいると思いますが、人がどう見ているかは大切です。
そのための資格でもあるんですから。
世間には、博士と技術士が似たようなレベルとの認識が現実としてある・・・
そう考えたとき、技術士の「あるべきレベル」は博士を十分に意識すべきだと思います。

最後に、「そんなに博士がいいなら博士をとればいいでしょう」というご意見。
それは あまりにも売り言葉的ですよ〜 
ちょっと買ってしまいますけど、私は別に資格マニアなわけではないのでね・・・
最近、まっとうな大学は論博を認めなくなってきていますから、研究職でもない限りスクーリングしてまで博士号取得に燃えることはできませんよ〜
私自身、博士は技術士より上とは思ってないのですから、博士をとっても無意味です。

「博士」には 一応「学位授与機構」があるとはいえ、認定する大学等の機関によりかなりのバラつきがあるのは言わずもがなの事実。
それに比べると、技術士会が唯一の認定機関である「技術士」は、タイトルの安定性が高いとも言えます。
私は、技術者として「技術のハカセ」を自称できるような上級資格を設けるか、現在の技術士のレベルを上げた方が社会のニーズにも合致するのではないか と
思っているのです。

ところで、「言ってもしょうがないことを言うな」というご意見がありますが、言っていけば、変わる事だってありますよ。
ちなみに、口頭試験の場は そんなことを主張する場ではありませんので言いませんが・・・
一応、合格を狙っているんですよ!?


       

No.21033 RE:技術士という資格の価値 投稿者:理系技術士 投稿日:2009/12/11(Fri) 00:25

技術士や博士は理系最高峰であることは自他共に認められているでしょう。

技術屋最高峰のモチベーションが必要なら、関連学会への査読付論文を多く発表するとか、自分の専門域で他の学者や技術者に認められることでもある程度叶えられるはずです。
また、学問的理論の研究をして学会で存在感を見出すこともできるのではないでしょうか?
博士前期修了者ならば大学へ相談してみたらいかがでしょう?
ニーズということですが、資格によるそんなニーズを求めている方は少数派だと思います。
技術士であれ博士であれ、自分の専門領域の探求をしていくことが社会的要求として期待されているのです。資格自体の難易度云々は個々の能力証明となりにくく単なる偏差値達成度の指標に過ぎないという一面もあります。
ですから技術士であれ博士であれ取得してから自分の考える最高峰の専門家になればいいのです。

手ごたえの無い試験・・・と感じらるのは、とほほだよさんのレベルが高いので感じられるのでしょう。
モチベーションに左右されてしまうのですから口頭試験は受けないほうがいいでしょう。

自ら高い能力の持ち主であると言っているのですから、ぜひ自分が満足する世界をみつけてそちらでがんばることを期待します。


       

No.21034 RE:技術士という資格の価値 投稿者:Baby 投稿日:2009/12/11(Fri) 00:46

とほほだよ。さん

あなたはやっぱり、技術士資格を取得する意味を理解していないと思います。

”しかしですね、主任的仕事ができる人に与える資格名称は「〜技術者」とか、「〜主任者」が一般的だと思うんです。”

別に、”技術士”という名称でなくとも良いと思います。

我々技術者がどのように社会に貢献していくか、それを考える第一歩として、きっかけとして、この試験に臨まれる方が大半を占めていると思います。

”手応えのない試験です”とおっしゃるその時点で、この試験の本当の意味を理解されていないのではないでしょうか。

技術士試験だけではありません。どんな資格試験もそれぞれ意味があると思います。

タイトルとって、終わりの資格ではありません。それは、博士であろうが、医師であろうが、弁護士であろうが同じだと思います。


       

No.21035 RE:技術士という資格の価値 投稿者:電気電子受験者 投稿日:2009/12/11(Fri) 00:48

ROMのつもりでしたが横スレで失礼します。
(電気電子部門・情報通信です。)
技術士と博士が比較されるのは事実としてあります。
技術士は博士と同格(微妙な言い方ですが)というのは一応ある程度の方は認めているようです。
学究的な研究者の見地からすると博士の方がその審査基準からは優れているのも確かですが、両者は比較するべきものでも無いと言えばそうなります。
私は博士の学位は持っておりませんが、博士でも以前はある意味到達点だという考えが多数でしたが、最近は研究者として持つべき学位であって、そこがスタートとなるような意味合いもあります。
最近の技術士の考えと少し似ているところがあります。
駄文で失礼致しました。


       

No.21036 RE:これはこれは手厳しい・・・ 投稿者:TX650 投稿日:2009/12/11(Fri) 01:30

とほほだよ。さん
> 博士は技術士より上とは思ってないのですから、博士をとっても無意味です。
「金と時間をかければ博士は取れたと思っています。」というフレーズから、博士(号)にコンプレックスをお持ちなのだと勝手に思っておりました。お詫び申し上げます。
ただ前のコメントで書きましたように、私自身技術士とは別に博士号も取得したいと考えていますので、とほほだよ。さんも充実した技術者人生のために、博士号取得も選択肢に入れられてもいいのでは?とは思います。

> 少なくとも、私の周りの人は「技術士」を技術の世界におけるハカセと思っています。
うーん、私の周りにはあまりそういう人はいないですね…。
身近に工学分野の博士と技術士の両方がいる人たちは、技術士を「実務家」色の強い資格だと思っているように感じます。博士の研究成果を生かして、実際に人や物を動かしてカタチにしていくのが技術士、というイメージでしょうか?


       

No.21037 いやいや手厳しい! 投稿者:とほほだよ。 投稿日:2009/12/11(Fri) 01:51

「我々技術者がどのように社会に貢献していくか、それを考える第一歩として、きっかけとして、この試験に臨まれる方が大半を占めていると思います。」

・・・う〜ん。
受験者は圧倒的に土木系が多いですよね。
土木系は技術士が受注要件になっていると聞きますし・・・

もっと現実的考えに基づいていると思いますよ・・・どうでしょう?


それから、私も技術士はゴールとは思っていません。
でも、シニアだと思っていました。(いや、今でもそれは思っています)

弁護士や医師ってのは、確かに資格を取った段階ではビギナーですよ。
まだスタートライン。
若い医師に手術してもらうよりも、40くらいの脂の乗った医師の手術を受けたいものです。
でも、弁護士みたいなことをしている人、医師みたいなことをしている人っていないじゃないですか。
弁護士は弁護士、医師は医師です。最低限の能力はある。

しかし、技術者はそうじゃない。
技術者なんて自称です。危うい立場です。
私の身の回りにはエセ技術者もいっぱいいます。
そこに「技術士」という技術のプロフェッショナルを認定するタイトルがあるのだと理解していました。

しかも、技術士は受験要件として実務経験を課していますからね。
「技術士」と言う肩書きを見せておいて、
「しかし主任級としてこれからです!」
なんて、実態はともかく言ってほしくなかった ってところですかね。
少なくとも
「技術士の意見なら耳を傾けよう」
と言ってもらえる資格、そんな勝手な理解が入っていたのかもしれません。

しかし 要求されている実務経験はそれほど長くはないですし、どうも技術士 というタイトルに抱いていたイメージが高すぎたようです。

客の立場に立ったとき、どんな「技術者」から説明を聞けば納得できるのでしょうか?
今の技術士がそれに見合うレベルだと言うのであれば それでいいのかもしれません。


       

No.21038 RE:技術士という資格の価値 投稿者:おつ 投稿日:2009/12/11(Fri) 07:45

モチベーションを上げたいとのことなので,敢えて正直な感想を書きますね。

他の人のコメントを揚げ足取りとか,分かってないみたいに書いておられますが,なぜそうなるか分かりますか?

「とほほ」の思ったことを伝える力が不足しているということです。

この表現力だと口答試験で不合格になる可能性があります。
急に直るとは思えないので,「先に簡潔な結論(主張)を述べてから,理由を話す」という戦法で,とりあえず試験に臨むと良いと思います。

博士や技術士がどうのこうの言うレベルには達していないような印象を受けました。他の受験者の方がレベルが高い。

私も人のことは言えないけどね(苦笑


       

No.21039 RE:技術士という資格の価値 投稿者:おつ 投稿日:2009/12/11(Fri) 07:47

敬称が抜けてた。ごめんなさい。
健闘を祈ります。


       

No.21040 RE:技術士という資格の価値 投稿者:ベッコOG  投稿日:2009/12/11(Fri) 10:07

私は苦節?2年で、技術士資格(上下水道部門)を取得しました。
資格を頂いた理由は、今まで長年培ってきた技術者としての経験、知見、考察力、創造力が評価されたものと自負しております。
また、私の技術士資格取得を我が大学の恩師(工学博士)に報告したところ、
「学者における最高峰は博士だけれど、技術士は技術者における最高峰だよ。だだ、違うところは、技術士はその資格により、研究、開発、設計等の業務を発展させなければならず、これからが大変だよ」
と助言を頂きました。
技術士資格の価値を上げるのは、試験の難易度ではなく、我々技術士自信だと思います。


       

No.21041 RE:技術士という資格の価値 投稿者:定年前 投稿日:2009/12/11(Fri) 10:13

「技術士という資格の価値」について。

所詮、「名称独占資格」なんです。
社外工さんの書込みにありました様に、建設関係は価値があるかもしれませんが、建築士や税理士の様に業務上の独占があるわけでもない。

職場や世間で、「技術士って、何ができるの」と聞かれた時、
「継続的な研鑽を図りながら、強い倫理観と責任感を持って業務を遂行し・・・・」なんて、答えられません。
正直、どう答えたらいいのか困ります。


社会における認知度や資格の価値を上げて、博士との差別化を図るためには、何がしかの業務独占を付けるべきだと考えます。

例えば、技術士による技術監査を法制度化するとか。

これから口頭試験の皆様、ご健闘をお祈りします。


       

No.21042 RE:技術士という資格の価値 投稿者:哀しい発言 投稿日:2009/12/11(Fri) 10:17

とほほさん。

皆さんが言いたいことは、「とほほさんが投稿されたようなことを、この掲示板で言う必要はないし、言うべきでもない」と言っているのだと思います。
私もそう思います。

技術士試験に対して真剣に打ち込んでいる受験者を応援するのが当掲示板です。

当掲示板の主旨をご理解されたうえで、敢えて投稿されたことは良く分かりましたが、だからこそ不快に感じているということです。

どうしても、とほほさんが投稿された内容について議論をされたいならば、メールアドレスをリンクして、議論相手を募れば済む事ではないでしょうか。

とほほさんにとって、掲示板で議論するよりも有意義な議論ができるのではないでしょうか。

時間がもったいないですよ。


       

No.21043 RE:技術士という資格の価値 投稿者:技術士(父親部門) 投稿日:2009/12/11(Fri) 17:26

博士という「学位」と,技術士という「称号」の議論はいつも白熱しますね…。
私自身はマイナー部門ですが技術士資格と,この技術士業界では,これまたマイナーな「理学博士(正確には博士(理学))」の学位を取得しています。
(社会人で課程博士です)
職業上,研究色が強いので博士号の方が役に立っておりますが,委託業務等の打ち合わせでは技術者の方々とお話する機会がありますので,技術士資格も大変役に立っているのも事実です…。博士と話すときは博士の顔,技術者と話すときは技術士の顔をします。
どちらにせよ,お金で解決するものでもないですし,両者とも大変な努力を要するのは皆さん周知の事実かと存じます。
(お金と時間があっても「博士」が取れない人も,想像以上にたくさんおりますよ。特に社会人の場合は。)
いずれにせよ,「努力」と「研鑽」が必要なのは言うまでもありませんよ。
博士だって,学位を頂いたあとにどれだけ論文を出せるか,などで評価がくだされます。学位取得したらゴールという訳ではありません。技術士と一緒です。

長々と失礼いたしました。

両者,それぞれ努力と研鑽が必要だということが言いたかったので・・・
(特に,私は30代で,若輩ですので,「もっと努力せい」と常々先輩から言われています)


       

No.21044 RE:技術士という資格の価値 投稿者:技術土 投稿日:2009/12/11(Fri) 18:33

私は、とほほさんの文章よく理解できますがね。
他にも解りづらい人かなりみえますが?
とほほさんへ、技術士のレベルを上げたいのでしょうが上げすぎると受験者が減り技術士会も困ります。
実際、良いカッコしても建設部門が多いのは受注要件
にあるからなのは当たり前です。
誰が社会貢献など思って受験しますか。
そんな意味では建設部門以外の方のほうがよっぽど
真面目に取り組んでいると思います。
すみませんね本音ばかりで!
でも何もかもひっくるめてもこの資格が欲しいから
どんな理由であろうが取得を目指している資格であることは事実です。
しかも皆さんこのように熱く議論されるような資格なのだからそれこそ意味がある資格といえます。
あんまり考えすぎないようにしましょう!


       

No.21045 RE:技術士という資格の価値 投稿者:ともとも 投稿日:2009/12/11(Fri) 20:05

近年、「資格を有しているだけで儲かる」状態はやはりよくないという考えのもと、合格難易度が下がり合格者が増えて、持ってるだけでは・・・という状態がどんどん作り出されています。

弁護士(合格者数100人→3000人、就職浪人すら発生)
弁理士(合格者数10人→300人、試験制度変更により易化)
公認会計士(合格者数倍増、就職浪人すら発生)
医師(これから合格者どんどん増)
歯科医(激増のため廃業続出)
ついでに博士(ポスドクの就職難はつとに有名)

薬剤師だけは逆をいっているようですが・・・。

結局、資格商売というものをなくしていこうという社会の流れがあります。

そうした中、「有資格者であること自体にステイタスを見いだそう」という姿勢自体がもはや古いのではないかと考えています。

皆さんいろんな発言が相次いでいますが、結局のところ・・・

「資格だけあっても仕方ないので努力していきましょうね、資格にアグラをかこうとしても無駄ですよ」

ということではないでしょうか。

あと、ネガティブな発言も議論の提起としては有効で、現に熱い書き込みが続いてますよね。「否定するような発言はするな」というようなことはよくないと個人的に思います。もう少しフトコロを広く。APECさんのようにね(^^)


       

No.21047 RE:技術士という資格の価値 投稿者:おやじ 投稿日:2009/12/11(Fri) 23:13

皆さん、いろいろ議論されていますが、
定年前様のご意見と同じです。


技術士の資格で、何ができるのでしょうか?


継続的なスキルアップしながら倫理観持って〜〜技術部門のみならず、実行しています。


認知度の高い建築士と何が違うのでしょうか。


       

No.21048 RE:技術士という資格の価値 投稿者:APEC 投稿日:2009/12/11(Fri) 23:35

私としては、意味のある問題提起をしていただいていると思っています。

技術士資格が平成12年の改定で変わったのは確かで、たとえばアメリカのPEのように、主任技術者的な仕事をしたければ最低限持っていなさい的資格になったのは確かな方向でしょう。ただ、いきなり資格の意味合いが社会的に一気に変わったりはなかなかしませんので、本当にそうなったとは言い切れない、というかまだそうはなっていないとは思いますが。

そんな中で、技術士が名称独占資格であるがゆえの社会的認知度の低さとか、がんばって勉強している人、あるいはがんばって取得した人の「高いハードルであってほしい」という思い、そういったものも確かにあると思います。
前レスでは「そういうニーズが高まれば何かそれに対応した資格ができるでしょ」みたいにやや突き放したコメントをしましたが、「技術士はこんな方向を目指すんだ、他は知らない」というような姿勢に終始せず、世の中の技術者が励み・目標とできるような資格のあり方を考えることもまた重要なのだろうなと思います。
そのことに関しては技術士会の皆さんに委ねざるをえないとは思いますが。

他方、「今この時期のタイミングでそういうことは言うべきではない」とのご意見も納得できるものがあります。
自分が目指す、あるいは手にしている資格の意味をじっくり考えることはとても大事だとは思いますが、今はそれどころではなく、目の前に迫る口頭試験に必死で立ち向かっている人たちがたくさんおられます。
これは私の勝手なお願いですが、技術者仲間として、そういう人たちの思いをご理解いただき、じっくり考える話題を提供する時期も選んでいただけるとありがたいと思います。


       

No.21052 RE:技術士という資格の価値 投稿者:西部戦線 投稿日:2009/12/12(Sat) 07:00

>定年前さん

私も定年前ですが,定年後は技術士の資格が,活きると思います.組織を離れた後の唯一の社会との接点です.

また,これは定年がないのがいいですね.

しかし,技術士を取得された若い方にとって,技術士の知名度が低いのは問題です.

技術士会として,何らかの対策をとるべきだと思います.


       

No.21054 RE:技術士という資格の価値 投稿者:ガンダム 投稿日:2009/12/12(Sat) 11:18

技術士試験で推し量れるスキルなどたかが知れています。大切なことは、実務の中で、技術の向上、社会経済、組織への貢献、さらには自ら成長することではないでしょうか。(自身の成長戦略は、言葉ばかりで・・・ですが)

経験を踏めば、APECさんのように名の知れた方になるかもしれません。そこまでいかなくても、地域・コミュニティで名の知れた、会社で名の知れた、部内で名の知れた、そういう方だと、周りが放っておかず、仕事が舞い込んでくるでしょう。一方、ある程度の年齢になり、せめて「部内」で名の知れた人にならないと、それまでの人なんだろうなという気がします。(因みに私はそれまでの人グループです・・・)

資格試験の肩書きは関係なく、こうした形で周囲から人は評価されていると思います。

これは、技術士資格を否定するものではなく、現状のシステムは、チームリーダー(技術者総数の1〜2割)としての技術力を評価できる、よく考えられたものだと思います。


       

No.21056 RE:技術士という資格の価値 投稿者:ガンダム 投稿日:2009/12/12(Sat) 15:59

定年前さんのコメントを今読みました。
私も業務独占資格とすることには賛成です。
建設部門は実質的な業務独占です。

すべての部門で、このような措置がとれないものでしょうか

これにより、レベルを低下させず、技術士数の増加を見込むことができます。


       

No.21263 RE:技術士という資格の価値〜価値はなし。 投稿者:かまくら 投稿日:2009/12/26(Sat) 00:07

資格の価値はないですね。

理由は、一人で3〜4部門、それ以上取得する人がいます。中には、複数の総監を取得する人もいます。

他の資格にはないことです。

こんな資格に価値はないと思います。

私には、取得部門数を競い合っている様に見えます。

【多くの部門を取得して優越感に浸っているような】

私は、問いたい。
あなたの業務に本当に必要なのですか??


       

No.21264 RE:技術士という資格の価値 投稿者:あく 投稿日:2009/12/26(Sat) 00:16

まぁ一つの資格だけで商売できている方が稀なわけで。

複数部門の取得に意味が無いなら、複数資格の取得も無意味という理屈になってしまいますわな。


       

No.21265 RE:技術士という資格の価値 投稿者:らくちん技術士 投稿日:2009/12/26(Sat) 01:22

かまくらさんにひとこと申しあげたくコメントします。
「一人で3〜4部門、それ以上取得する人がいます。中には、複数の総監を取得する人もいます。他の資格にはないことです。」=「資格の価値はないですね。」というのは、
どなたが読まれても意味不明だと思います。

逆に、私は技術士を複数部門や科目を取得するかどうかは別にして、現実の仕事は、かなりボーダレスであるほうが普通で、複数の領域の力量が無ければ、ただひとつの専門の仕事でさえまともにこなせないのではないかという気がしています。それが、そのような関わりの領域も含めて技術士になり、技術士として認められることは客観的に価値のあることだと思います。

「私は、問いたい。あなたの業務に本当に必要なのですか??」
に対して、私は、技術士と実務の出来は別物だと思っていますが、そのうえで、例えば、私は、とある疾病を抱えて仕事をしており、逆風の建設業界で、治療費を稼ぎ続けないといけない境遇にいます。そういう意味でも、速やかに最低限の力量を認めて頂く事は、そのような私が生き延びるうえで必要なことだと考えています。

皆さん同様に事情も思いも、それぞれあるのではないでしょうか。貴方の「こんな資格に価値はない」との発言は、失礼で乱暴に過ぎると思います。

そして、複数の技術士を取得することは、「優越に浸る」ような軽薄なことを目的にして取得できるほど、簡単なものではありません。


       

No.21268 RE:技術士という資格の価値 投稿者:ちゃり 投稿日:2009/12/26(Sat) 07:36

かまくらさんの発言がどのような立場からかわかりませんが
この時期に、この板で議論するにはあまり適切な題ではないように思います

一方で、有意義な問題提起をしてもらったと思う
私のような2部門目の受験生もいます

かまくらさんが受験生なり、資格未取得の技術者であれば
妬みや僻みのように感じられます

技術士であったり、クライアントの立場からの発言であれば
本質的な問題提起ですね?
(であれば、なぜ今、ここで?に戻ります)

結局は技術士が資質向上の責務を果たして
クライアントから満足を得て
ひいては大衆の支持を得られるように努めていくものと思っています

その理想にはまだ遠いかもしれませんが
私は、長い道のりを一歩一歩進めていくことだと思っています


       

No.21269 RE:技術士という資格の価値 投稿者:Bちゃん 投稿日:2009/12/26(Sat) 07:43

こんにちは。
終った(と思ってた)スレですが、まだ続いてましたね。
まあしかし、スレ主さんもかまくらさんもモノスゴク頭が固いですね。
自分の意見を持つのはいいですが、ココまで頭が固いとこれから先の人生、大変では?と心配してしまいます。
もうちょっと、頭を柔らかくした方がいいですよ。
あと、らくちん技術士さんご無沙汰してます。お元気そうで何よりです。


       

No.21270 RE:技術士という資格の価値 投稿者:APEC 投稿日:2009/12/26(Sat) 08:33

私は建設、応用理学、環境と総監を持っていますが、いずれも自分の、あるいは会社の戦略的意味をもって受験しています。
ただしそれが100%ではありませんで、勉強のためにも受験しています。私は怠け者なので何か尻を叩くものがないと勉強しないのです。^^;
特に年齢を重ねてくると、年に1回の受験がすごく大きな刺激になります。そういう意味では技術士に限る必要もないのですが。

では実務に使っているかというと、役職上バリバリとはいえませんが、全部間違いなく使っている自信はあります。
「ど真ん中ストライクの専門」以外の部門・科目を受験するときには、受験を通していっぱい勉強します。
資格を取ると、その分野の仕事をたくさんするようになり、受験のときに勉強したことにどんどん肉付けできます。
そうすると引き出しが増えて、いろんな事例や課題に対応できるようになります。そして守備範囲が広がると、周辺知識も増え、引き出しがどんどん増えていきます。
それはそれで楽しいものですよ。
専門は深く、周辺分野は広いT型人間が一番実務で力を発揮すると思いますしね。


       

No.21273 RE:技術士という資格の価値 投稿者:孟浩然 投稿日:2009/12/26(Sat) 11:30

単なる,たわごとです.

返信の略語ですが,
私は,レスポンスの略で,レスと思っていました.
スレとの記載も見受けられます.

どちらが正解なのでしょうか.


       

No.21274 RE:技術士という資格の価値 投稿者:Bちゃん 投稿日:2009/12/26(Sat) 12:44

返信は「レスポンス」の略で、「レス」というのは正解です。
「スレ」とは「スレッド」の略で、ある話題について集まった投稿(板)のことを言います。
つまり、「スレ主さん」とはこのスレッドではとほほだよさんのことです。


       

No.21275 RE:技術士という資格の価値 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/12/26(Sat) 12:58

かまくら様

貴方が何を思って、どういう背景でおっしゃてるのかは分かりませんが、理解できません。
既技術士や技術士取得を目指している方は、技術士を必要と思っているから受験するものであり、受験の動機というものは人それぞれでしょう。
そして、貴方が技術士資格というものは「価値がない」というのも個人的な考えであり、そう思うのも自由でしょう。

しかし、ああいう勝手な発言にしろ、この時期での発言にしろ、貴方は本当に失礼な人だなと思います。

一次試験の発表直後であり、合格した方は二次試験に向けて気合いが入っているものと思います。残念ながら不合格の方は、やはり悔しいだろうし、来年に向けて頑張ろうと思っている人もいると思います。
そして、二次試験も口頭試験は進行中であり、終わった人も今からの人も、それぞれの思いがあるはずです。また、来年に向けてすでにスタ−トを切っている方もいるのです。

なぜ、そういうことに対しての配慮ができない?
私は、普段は温厚で滅多に怒らないんですが(自称)、こういう書き込みを見ると、非常に腹立たしくなってしまいます。

別に貴方がこういう発言したからといって、受験生のモチベ−ションが下がるとは思いませんが、心情的にはおもしろくないはずです。

かまくらさんが既技術士であるならば、残念だと思いますし、技術士でないなら技術士に関して首をつっこんでほしくないと思いました。


       

No.21278 RE:技術士という資格の価値 投稿者:はじめ 投稿日:2009/12/26(Sat) 14:22

 ちょっとキツイ言い方になりますが、私自身(既技術士)も含まれる問題として書き込みます。

 そもそも、技術士は科学技術の向上と国民経済の発展に資するために設けられている資格です。
 当然、公共の福祉のために技術者ではない国民(公衆)へ社会的貢献をするのが第一義と考えます。
 公衆の抱く科学技術に関する不安や不審をきちんと説明することによって取り除くのも大事な使命です。
 「技術士に価値が無い」という意見があるなら、率直に受け止めるべきだと私は思うのですが?

 こちらの掲示板に集っている技術者の皆さんは高い志(こころざし)と技術研鑽を積まれている素晴らしい方々ばかりで尊敬しております。
 それでも、技術者として独りよがりにならないよう、理解されない自らを戒める必要もあるのではないでしょうか?
 本スレにて皆様がこれまで述べていることと同じ様な意見ですが、「技術士以外の人々への想像力」も持ちたいです。
 
 


       

No.21286 RE:技術士という資格の価値 投稿者:般若 投稿日:2009/12/26(Sat) 20:25

はじめさん

すごい上から目線ですね(笑)
だから一般の方から、・・・。


       

No.21287 RE:技術士という資格の価値 投稿者:はじめ 投稿日:2009/12/26(Sat) 20:47

般若さま
上から目線と思わせるコメントしか出来ない私はまだまだ至らない人間です。
ちなみに般若さま、自分の関与した技術対応でユーザーの生命財産に影響を与えた事がありますか?
あるなら、直接間接の利害関係者の意向を意識するのは当たり前では?
私はそう思うだけですから、他人に強制する意見ではありません。読み流して下さい。


       

No.21288 RE:技術士という資格の価値 投稿者:運河 投稿日:2009/12/26(Sat) 20:51

すいません。口頭試験の最中ではありますが、書き込ませていただきます。

技術士資格の価値について、これだけいろいろな議論になります。

すなわち、資格の価値に疑問を持たれている人は多いのではないでしょうか。


前の投稿にありましたが
・知名度の高い建築士や税理士と比べると、取得してもその価値は非常に低い。

・倫理観や継続研鑽は、技術士に限らず普通の技術者もやっていること。

・技術士資格の認知度が非常に低く、名称独占資格である。

・職場や世間で、「技術士って、何ができるの」と聞かれた時、「継続的な研鑽を図りながら、強い倫理観と責任感を持って業務を遂行し・・・・」なんて、答えられない。どう答えたらいいのか困る。


上記の四点は、ほぼ事実です。

かまくら様と同感です。


       

No.21289 RE:技術士という資格の価値 投稿者:金杯 投稿日:2009/12/26(Sat) 21:58

かまくらさんの考えは、
「そういう見方もありうるだろうな」という意味では、わかるような気がします。
やっぱり、1人で何部門も持っている人を見ると、1・2部門取ることなんてさして難しいことではないように思え、価値なんてないと感じる人もいるでしょう。
たしかに、希少価値はないですね、間違いなく。
けど、別に、取りたい人は、取りたいから取るってことでいいでしょう。

資格に価値を感じようが感じまいが、取りたければ取ればいいこと。資格が必要であってもなくても、取りたければ取ればいいこと。
必要だから取る、必要でなければ取るべきじゃない、なんておかしいと思う。そういう考えの人がいても構わないけど、それを他人に押しつけてどうする?
車の免許だって、ウン十万円も金かけて取ったのにペーパーになってる人なんて珍しくない。そういう人捕まえて、いちいちケンカふっかけるようなもの。
資格や免許を取るのに、他人からぐだぐだ言われたくないね。


       

No.21290 RE:技術士という資格の価値 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/12/26(Sat) 22:01

確かに、建設関係以外の人には必要性は低いのかもしれませんね。
私は建設コンサルですが、建設コンサルタントは技術士取得に関してはみんな必死なんですよね。
生きるために必死に頑張っても合格出来ない人もいます。
それくらい技術士とは価値がある資格なのです。
だから、余計についむきになってしまうんですよね。
だから、その辺は考慮してもらいたなぁと、勝手ながらのお願いです。


       

No.21293 RE:技術士という資格の価値 投稿者:APEC 投稿日:2009/12/26(Sat) 23:32

そうですね。人それぞれだと思います。

業務独占に!という意見は技術士会の中でも出ているようですが、まさか主任技術者的立場を全部業務独占にしてしまうと人数がとても足りないし、また技術士という資格は他の資格と違って範囲がすごく広いので、分野によって事情がぜんぜん違ったりしますから、一括して扱うこともなかなかできません。
アメリカのPEくらい人数がいればまた違うんでしょうが。

技術士の大多数を占める建設部門など建設分野の、さらに主力である建設コンサルタントでは、技術士はデファクトスタンダード的に業務独占になっています。そのため、「技術士って、何ができるの」は業界内ではあまり考えられない質問になっています。
その一方で、知名度は一般の人にはすごく低いのも事実です。多くの技術士が企業内技術士であり、個人として表に出る(国民と直接相対する)ことが少ないこともあるんじゃないかなと思います。

これは私のまったく個人的な思いですが、「技術士を名乗って国民の目に見えるところで活躍する」ことを意識していろいろな活動に取り組みたいなと思っています。
制度を変えてもらうのも大いに望ましいと思いますが、それをただ待っているのは性に合わないし、価値がないと思ったら最初から受けていないと思うので、やれることといったらそれくらいかなと思うので。
繰り返しになりますがまったく個人的な思いですので念のため。


       

No.21296 RE:技術士という資格の価値 投稿者:積雪 投稿日:2009/12/27(Sun) 09:36

私、地方の機械メーカで会計経理の仕事をしている若輩者です。
当社にも技術士資格の方がいます。

拝見したところ皆さま真剣に議論されており、感心しております。

仕事柄、税理士、会計士の方との接触が多くございますが、最近、NPO関連でしょうか?地元の〜技術士の会の方々との接触機会も多くなりました。

技術士の皆様方には、本当に失礼なお話ですが。
〜地元の技術士の会のリーダ的な方とお話する機会がありました。複数の技術士資格を並べて、誇らしげに自慢されるのです。還暦を過ぎた御方ですが、「次はこの部門を取って差をつけようと・・・」〜〜。
この方の下で会が運営されているのかと思うと、大した資格ではないような気がします。

私のお世話になっております税理士や会計士の方と比べると、かなり落ちます・・・・。


確かに、資格取得は人それぞれです。すべての技術士の方がこうではありません。
中には、社会的に活躍されている方もいらっしやいます。

技術士資格は、APEC様ご指摘のように、業務範囲が非常に広いと思います。
同時に個々人の能力・資質・品位といいますか、レベルも非常にバラツキがあるように感じております。


       

No.21297 RE:技術士という資格の価値 投稿者:ごんぐり 投稿日:2009/12/27(Sun) 09:57

積雪さんの仰るとおり、技術士も色々です。しかしそれはそれとして、技術士の名に恥じないよう、私心私欲を捨て、国民に褒められるような仕事をしていきたいものです。そうすれば、人に認められる資格になるでしょう。人から認めて頂きたかったら、まず人にほどこすことが肝要と考えます。より良いアウトプットを出していきましょう。

       

No.21299 RE:技術士という資格の価値 投稿者:般若 投稿日:2009/12/27(Sun) 12:00

たぶんその私利私欲を捨てようという聖人ぶりや、聖人ぶりをした上でもっと「公衆から話を聞かなければ」との態度が、上から目線に感じてしまう理由なのでしょうね。

誰もそんなこと「本当は」求めていないのにね。

上で紹介のある皆から尊敬されている税理士や会計士は、私利私欲にまみれているわけでしょう。

技術士だって、特に建設部門は資格で仕事をたくさん受注しようという目的もあるわけで。しかも、公共事業というパイが限られた市場では、仕事を受注することが誰かの仕事を奪うことになるわけで。

この仕事は、そういう泥臭い世界での利己的な保障制度として存在していることを、直接的ではなくとも認める態様がなければ、いつまでもタコつぼから脱出できないと思いますがね。

前トピックで、ウィニー問題と倫理のトピックがありましたが、あれをみても今回と同様に皆さんが明らかにずれてるなと感じました。

現実の金子さんという人の存在を無視し、空疎な試験問題を示し、過去に似たような問題があったんですよ〜、なんて思考が試験制度に縛られ現実から乖離しているヤヴぁい実例です。

金子さんがWinney=開発時にどういう行動をとったかは本当のところわからない、確かめようがないにも関らず、金子さんの行為=倫理に問題があると決めつける。最低でした。この掲示板には大手マスメディアと比べ身内以外には影響力がないので、その「倫理的に問題があるんじゃねぇの」的な空気によって金子さんが弾圧されることはないんで、問題とはならないわけですが。

APECさんが現実の行為に対し、試験問題を示したことがやはり象徴的で、試験問題というのは、考える側が神の視点をもって考えられるわけです。言い換えれば、起こったことを100%認識したうえで判断することができる。それはそれで、自分の問題としてそれはやっちゃいかんと倫理的問題として処理してもいいわけです。

しかし、現実世界では誰も神の目などもっておらず、他者の行為を自分の行為として投影させて判断することはできないので、司法判断にゆだねなければならないというが近代国家の原則なのですね。

左様な一般社会に対する基本的な教養もなしに、我々技術士は倫理が〜、とか声高に叫んでる方を現実世界で拝見する、私なら「この人ヤヴぁい人なんだ」と思って、そんだけです。


       

No.21300 RE:技術士という資格の価値 投稿者:はじめ 投稿日:2009/12/27(Sun) 13:54

般若さまへ
貴方のお考えは良くわかりました。
で、具体的にどうすれば良いと貴方はお考えですか?
全然、問題の解決策が示されていないのだが。
申し訳ないが、ただ他者を批判するだけでは一人前の人間とは言えないよ。(技術者以前に)

それと、今の説明を「薬害エイズ問題」や「福知山線脱線事故」の被害者に貴方は出来ますか?

倫理観や哲学に正答なんて無い。人を傷つけるのが犯罪なのに世界は戦争だらけなんだからね。

私自身を戒めるための座右の言葉を君にも送るよ。

利己主義 自分だけ得したいと考える
自己欺瞞 いい訳を信じ込んで自らを偽る
意志薄弱 正義を実行する勇気に欠ける
無 知 知らないために判断を誤る
自分本位 誰もが自分と同じように考えると思う
狭い視野 一面だけを見て他のことを忘れる
権威追従 権威者にすがり自らの判断を放棄する
集団思考 集団への忠誠を第一に考えてしまう

APEC様へ
不適切と判断されたら削除してください。
以後、本スレには参加しません。


       

No.21301 RE:技術士という資格の価値 投稿者:APEC 投稿日:2009/12/27(Sun) 14:30

あまりスレを伸ばしたくはないのですが、般若さんのおっしゃることが理解できないのでもう一度だけ。

おっしゃる内容だと、たとえばWinny問題のように、確定判決が出ていないことについては議論してはいけないことになりませんか?
Winny事件と話のきっかけにして、倫理なら倫理について議論することは無益ではないと思います。
そして倫理にしても技術にしても、「あるべき姿」は確かにあるわけで、それについての認識を議論することは大切だと思います。
その一方で「あるべき論」を現実の世界で振り回すのも問題で、鼻白んでしまうだけです。多くの人は理想と現実の間で生きているのですからね。
でも逆に現実だけを認めて理想を忘れてしまうと、銭金のためにだけ生きる卑しい存在になってしまいます。

そもそも商売なんて、それが役に立つものでなければ成り立たなくなるわけですよね。二次製品なら売れないし、サービスなら誰も利用しないし。
いいモノを作り、またいいサービスをすれば、それが商売として成り立ち、「感謝されてがっつり儲ける」ことができるようになるのは、これまで成長してきた会社などの多くを見ればわかることのはずです。
現実を見ようとしない理想主義では生きてはいけませんが、志のない者もまた社会からは必要とされないと思います。
そもそも生活から遊離したところで資格を必要にしている人などいないでしょう。ですから「生活がかかっている」のは大前提です。
つまりはその道のプロである(あるいはあろうとしている)からこそ、「あるべき姿」を議論するのではないでしょうか。

技術士は、少なくとも現時点において「必要とされていない」資格ではありません。社会ニーズのない資格は廃れていっていますが、受験者数をみてもまだそういう兆候はありません。必要性がないという論理的根拠が見当たりません。
将来性を危惧するのであれば、それはおおいに耳を傾けるべきでしょう。耳を傾ける価値があるかどうかは各自が判断することですが。

少なくとも私は、かりそめにもそれで自分が飯を食っている分野であれば、そこで倫理の面でも技術の面でも理想を語れない人はプロとは言えないと思います。
日ごろがどんなに日々の生活と銭金のためだけに生きているように見えても、です。


       

No.21302 RE:技術士という資格の価値 投稿者:般若 投稿日:2009/12/27(Sun) 14:43

はじめさん

私は技術士の価値としては、価値をどのように定義するかにもよりますが、現状の公共政策で技術力を担保するという目的は達成しているので、別に問題とはならないと考えています。一方で、最高峰の技術が社会を変えることはあるかと思いますが、資格制度はそもそも平均値を規定することしかできませんので、上位資格を設けることは意味をなさないと考えます。

後半部分については、倫理と法理を分離して考えようということですので、一市民として左様に行動されればよろしいかと。

繰返しになりますが、倫理は自分を律するのには有効ですが、他人を倫理で罰することはできません。

薬害エイズについては有罪判決がでていますし、この場合民法上では推定無罪の原則は適用されないはずです。

福知山脱線事故については、私はあまり詳しくないため言及したくないのですが、下記情報によると、脱線の原因は単純転覆脱線と結論付けられましたが、想定される原因は他にもあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/JR%E7%A6%8F%E7%9F%A5%E5%B1%B1%E7%B7%9A%E8%84%B1%E7%B7%9A%E4%BA%8B%E6%95%85

そして、私がこの記事のなかで注目したいのは以下の記事です。
「本件事故を起こした運転士は運転歴11か月で、運転技術や勤務姿勢が未熟だった可能性がある。
この背景には、国鉄分割民営化後の人員削減策で、特にJR西日本においては他のJR各社と比べると長期間にわたって職員の新規採用者を絞り、定年退職者がまとまった数になったのを契機に採用者を増やしたため、運転士の年齢構成に偏ったばらつきが出て、運転技術を教える中堅およびベテラン運転士が少なくなったと言われている。」

これが仮に本当だとすれば、それは個人の倫理の問題というよりも組織のシステムの問題となります。(企業倫理というややこしい言葉がありますが)

私は、このような社会的問題を単純に倫理問題で片付けてしまうのは軽率で問題が解決するとは思いません。

最後に、世界中に戦争が溢れているということですが、これは、「人を殺してはいけない」という倫理よりも「仲間や家族のためならば人を殺してもいい」という倫理の方が、歴史的・世界的にみて自明であるためです。

したがって、倫理的にみると人を殺すことは必ずしも犯罪とならない場合も歴史的・世界的にみてありえましたし、今後もありえるでしょう。

ここまで説明すると倫理と法理に結び付けることは無理であることがわかるかと思います。

私は、これ以後も本スレに参加しますので、ご意見のある方はどうぞ。


       

No.21303 RE:技術士という資格の価値 投稿者:般若 投稿日:2009/12/27(Sun) 14:49

APECさま

>おっしゃる内容だと、たとえばWinny問題のように、確定判決が出ていないことについては議論してはいけないことになりませんか?

仰るとおりで、倫理の側面からは議論してはいけないと思います。したがって口頭試験の問題としても不適当です。

最終的な判決が出ているならば、それを一応の真実として、自分の行為に投影させて倫理問題を論じてもよいと考えます。
私たちの社会は、本当のことは誰にもわからない、しかたがないことを認めつつ法の判決を持ってそれを真実としよう、という価値観のもと運営されているからです。

後半部分の技術士と経済活動の関係に関しては、そのとおりだと思います。特に異論はありません。


       

No.21304 RE:技術士という資格の価値 投稿者:APEC 投稿日:2009/12/27(Sun) 15:53

「最終判決が出ていない事例については倫理に関する議論をすべきでない」とおっしゃる根拠は何でしょう。
それが「もし確定判決で無罪であれば倫理的にも問題がないから」であれば、般若さんもおっしゃるように、倫理=法理ではないので、同意いたしかねます。
また、倫理問題の中には、司法の場に出るに至らない問題も多々あります。
倫理に関する教科書的事例において、反倫理的事例として取り上げられているものが全て法に反しているものばかりではありません。
「法理上問題がなければ倫理的にも問題がない」のであれば、これらも事例として不適当になってしまいます。

そうではなく、まだ真実が十分に明らかになっていないとか、裁判は非常にデリケートなものだから外野が騒ぐべきではないとかいうのなら、ある程度は理解できます。(ただしその場合は、どの時点から議論OKなのか、といった話も出てきますが)
その場合は、個別事例の掘り下げとか被告人非難といった方向に向かわないよう注意しつつ、その事件を題材として倫理に関する理解を深める議論を進めればいいと思います。
倫理に関する議論は、いろいろな文献などでもそうですが、「断罪」したり「非難」したりするためにあるのではありません。それを議論の種として一般化し、理解を深めるためのものだと思います。

Winny問題については、開発行為と倫理・コンプライアンスのトレードオフ的側面があって、「開発」という科学技術を専門職とする者にとって非常に魅力的なことに潜む倫理的問題として注目すべきだと考えています。
つまり、自分が開発するモノなり技術なりシステムなりが、悪用(この「悪」という言葉も単純に捉えられると困るのですが)される可能性に無頓着であるべきではない、という、「マンハッタン計画の後悔」を通して学んだ、技術者倫理の根っこのところにある問題について考える格好の事例だと思うのです。

皆さん霞を食って生きているわけではないし、市民の一人でもあるのですから、一般の方と同じ感覚も持っておられると思いますよ。
ただ、技術者は専門職に関しては公衆にない力を持っているのですから、やはり「あるべき姿」に対するきちんとした認識が必要だと思いますし、そのために倫理について議論をすることは必要だと思います。そしてそのときには「感覚」ではなく、論理的根拠を持って合理的に議論をしないといけないと思います。
その議論において、つまり倫理について理解していく上で、文献や試験問題を引用することもあるでしょう。それは自分自身の意見ではないかもしれませんが、理解していく上での過程であれば別にかまわないと思います。
そういう時は、多少浮世場慣れしたような理想について議論することもあるかもしれませんが、そういう議論をしないと志も醸成されないのではないかなあと思います。

JR西日本の問題については、事故としては「単純転覆脱線」なのかもしれませんが、倫理の問題としてはそのような単純なものではないと考えます。もし単純転覆脱線で終わるのなら、チャレンジャー事故は製品不良でしょうし、コロンビア事故は整備不良か何かになってしまうでしょう。
法理と違って、倫理はどこかの裁判所できっちり結論を出すものではありません。判決がどうだったとか、報告書にどう書いてあったということは、倫理に関する議論の材料を提供することはあっても、議論を無意味化するものではないと考えます。
・・・・が、この話はまたいたずらにスレを長くしそうなのでやめます。

スレがずいぶん長くなってしまったので、できれば別スレをたてていただければありがたく思います。


       

No.21305 RE:技術士という資格の価値 投稿者:般若 投稿日:2009/12/27(Sun) 15:59

APECさま

現実社会の他者の行為を単純に倫理問題として判断できない根拠は、No.21299で述べました。

補足しますと、「法理上問題がなければ倫理的にも問題がない」は、典型的な逆は必ずしも真ならず問題で、法理により社会的な判断を下すことは必要条件であり、それをもって逆命題である「法理上問題がなければ倫理的に問題はない」が真であるとはいえません。

しかしながら、繰返しになりますが、金子さんwinney問題にみるように、他者の行為に対し私達が神の目を持っていないい以上、倫理による社会的判断を下すことはできないわけです。

そうであるならば、結果として、法理に問題があるならば法理を改善することが合理的ということになります。


       

No.21306 RE:技術士という資格の価値 投稿者:APEC 投稿日:2009/12/27(Sun) 16:48

このスレでは最後のレスにします。

>他者の行為に対し私達が神の目を持っていないい以上、倫理による社会的判断を下すことはできないわけです。

それでは倫理に関する議論など何もできなくなってしまいます。
これを「係争中の事案」に限定するのなら、法理=倫理ではないのになぜそうするのか理解できません。
また「社会的判断」とおっしゃいますが、個別事案の社会的判断などというような小さなことを目的に議論しても始まらないでしょう。その事案を種に一般化して議論しなくては意味がないと思います。

>結果として、法理に問題があるならば法理を改善することが合理的

法理に限定した話ならそうでしょうが、法理の改善で倫理問題へも対処できると考えるのは合理的でないと思います。
法理と倫理は連動するときもあればそうでないときもありますが、おおむね「法を倫理で補って世の中が治まる」という位置づけとされていると理解しています。


       

No.21307 RE:技術士という資格の価値 投稿者:般若 投稿日:2009/12/27(Sun) 17:02

APECさま

議論はできます。これも繰返しになりますが、それはAPECさんがwinneyのトピックで技術士一次試験の過去問題を提示したことが象徴的であるということです。

過去問題の中では、神の目をもって事件を実際に起こったこととして取り扱うことが可能です。

なので、その問題を自分の立場に投影して倫理問題として扱うことができます。

でも現実社会では、過去問題の中で提示されている利害関係者全ての行動を把握することは何人にも不可能なため、法理に判断を委ねる社会となっています。

係争中の金子さんについては、法理を無視して自分の問題として倫理問題へ落とし込むことはできませんが、繰返しになりますが、過去の事件で最終判決が下されてものについては、倫理問題へ落とし込むことは可能です。
というより、具体的には、そうした場合にのみ倫理問題へ初めて落とし込むことを容認する社会に私達は住んでいるのです。

この議論を別の側面からみると、昔から存在する高度な倫理問題「なぜ人を殺してはいけないのか」という問題にどう向き合うべきかというスタンスの違いといえます。

APECさんのスタンスは、そんなの殺したらいけないに決まっていると初めから前提条件がそこに存在することから出発しており、私のスタンスは、それは自明ではなく、誰かによってそのようにふるまうよう意図れたからである、と解します。

したがって、倫理とは個人の中に組み込まれたプログラムの問題であり、個々人のプログラムがある条件を与えたときどのようにふるまうことが最適であるとされているか、というプログラムの総体です。

プログラムはあくまでも個人的なものですので、それを容易に他人に適用することはできません。他人の行動が自明であるとされた場合にのみ、自分の中に落とし込んで考えることができます。


       

No.21309 RE:技術士という資格の価値 投稿者:APEC 投稿日:2009/12/27(Sun) 17:45

最後と言いましたが、さらに最後。^^;

般若さんの論だと、裁判に至らなかった事案が倫理上の問題として議論され、解釈を与えられているのは矛盾してしまいます。「係争中の事案だけ禁止」の根拠が合理的だとは思えません。
また「殺してはいけない」の論は、線引き問題でよく取り上げられますが、本当に議論するのなら、そういった倫理学上のテーマとしてしないと、議論になりません。
・・・・と、私も繰り返しになっていますね。これ以上は進展しそうもないのでやめましょう。

なお、般若さんが「上から目線」と指摘されたレスですが、私はそうは思いません。原則論的議論、あるべき論の議論ばかりしていてはいけませんが、それを忘れてしまっては志というものがなくなってしまうと思います。
「一般の感覚」は大事ですが、大所高所から考えてみようということをすることも大事だと思います。

他の方に迷惑ですので、今度こそ最後にします。
申し訳ありませんでした。


       

No.21310 RE:技術士という資格の価値 投稿者:いさ 投稿日:2009/12/27(Sun) 17:46

すみません、議論が理解できません。
これ以上議論を続けられるつもりでしたら
もう一度要点をまとめていただいてから
新しいスレッドでお願いできないでしょうか。
よろしくお願い致します。


       

No.21312 RE:技術士という資格の価値 投稿者:突っ込み 投稿日:2009/12/27(Sun) 18:40

般若さんのほうがよっぽど「上から目線」で「一般の方」とずれていると思うのは私だけ?

       

No.21313 RE:技術士という資格の価値 投稿者:般若 投稿日:2009/12/27(Sun) 18:49

私は上から目線ですよ。こいつら、しょうがないなーみたいな。

一般からずれているかについては議論した覚えはなく、一般からずれていないにも関わらず聖人君主ぶりをしていることが問題じゃないの。そして、それにもかかわらず上から目線ってどうなのよ。ということを問題としました。


       

No.21314 RE:技術士という資格の価値 投稿者:突っ込み 投稿日:2009/12/27(Sun) 19:10

上から目線で

>すごい上から目線ですね(笑)
>だから一般の方から、・・・。

って・・・(笑)

>一般からずれていないにも関わらず聖人君主ぶりをしていることが問題じゃないの

意味ぜんぜんわかんないし。技術士になりたいんならコミュニケーション力をもっと磨かなきゃ。(笑)


       

No.21315 RE:技術士という資格の価値 投稿者:呆れた 投稿日:2009/12/27(Sun) 19:38

般若の言うことを少し真面目に読んでた自分が馬鹿みたい。
倫理を語る前にもう少し人格をどうにかしなさい。
あーあ、馬鹿らしい。


       

No.21316 RE:技術士という資格の価値 投稿者:墓穴? 投稿日:2009/12/27(Sun) 19:50

般若さんへ
私の持論は〜、とか声高に叫んでる貴方をこの掲示板で拝見する、私なら「この人ヤヴぁい人なんだ」と思って、そんだけです。


       

No.21317 RE:技術士という資格の価値 投稿者:あんにゃ 投稿日:2009/12/27(Sun) 19:56

般若さん
追い詰められたのか、あなたの人格がまともに現れちゃいましたね。
あなたこれから先、もう何を言ってもまともに聞いてはもらえなくなったよ。
上から目線って・・・・自分が一番下にいることがわからないんだろうな。


       

No.21319 RE:技術士という資格の価値 投稿者:般若 投稿日:2009/12/27(Sun) 20:11

いやあ、ネタに関しては良く釣れますよね。私のマジなコメントについてももっと意見を出してくれればいいのに。

掲示板で人格がどうこう議論しても仕方がないでしょ。

あなたたちは私の友達かなんかなのかよってことですよ。どうしようもないなあ、ほんとに。

それに、私は人格で人を判断するつもりはありませんね。人格が悪くとも、組織や共同体の未来に対し建設的な提言をされる方がいれば評価します。(こういうこというと、また吹きあがるんでしょ)

しかし、なぜ日本人は人格とか空気とか極めてあいまいな前提をもって、そこから外れたっぽい人を阻害しようとするんですかね。

先の私の発言に対し、待ってましたと言わんばかりにレスポンスが増えたところをみると、ここの住人も2chレヴェルなのだなと哀しくなります。

一応、技術士って技術者の最高峰という位置づけなんですよね。それがこのレベルだと、いやはや日本の将来は明るくないな、とマジで心配します。


       

No.21325 RE:技術士という資格の価値 投稿者:匿名 投稿日:2009/12/27(Sun) 21:56

色々と議論されているみたいですが、

私は、既技術士ではありまんせんが・・・
しかし、今回色々と勉強させていただきました。

技術士倫理の10項目について・・・・。
技術士とは・・・・すばらしい!!と思いました。

このような思いで業務を行っている方が何人いるでしょうか?

私も過去関わった技術士の方々があまりにも・・・だったものことはありましたが・・・・。

特に資格の自慢のためなら取る必要は無いと思います。
ですので、そういう方は取らなけらば(受けなけらば)良いのではないでしょうか?

私の個人的意見ですが、大義無きものに意味はありません。
なぜ、アメリカがイラク戦争で叩かれているか?
・・・大義が無いからです。

見せかけの欺瞞は、直ぐに見破られます。

技術士とは・・・・
その大義を・・定義を!説明出来る資格が幾つ存在するでしょうか?

国家のための資格ですから、それを志さない方には(自分の自衛のためとか)
必要無いでしょう。

ただし、このような国家、国民のためと言い切っている資格に対して
敬意を払うことは、最低限志を持つ者に必要であると思います。

資格の意味を皆さん今一度考えてみては?
と思いました。


       

No.21377 RE:技術士という資格の価値 投稿者:ちらみ 投稿日:2009/12/28(Mon) 22:49

みなさん無駄な労力使わないほうがよろしいかと。
般若さんというかたはとりあえず皆を論破したいだけで相手をするだけ無駄のように思いますが。
とりあえずレスせず気分良くしてあげればよいのでは?


       

No.21396 RE:技術士という資格の価値 投稿者:港町 投稿日:2009/12/30(Wed) 00:01

【結論】
 建設関係:一定の価値がある。
 マイナー部門 :価値はなし。
【複数部門取得に関して】
 建設関係:複数部門取得の価値はある。
 マイナー部門 :これが一番問題〜優越感のかたま         り。資格オタクである。

 ※取得は個人の自由である。
  しかし、私はマイナー部門を複数ぶら下げている  人を信用しない。絶対信用できない。

 ※あるコンサルタント会社では、1部門ごとに資格  手当がでるらしい。
  そのために、複数部門取得する。
  〜なるほど、これが強い倫理観を有する技術士の   行動です。

  以上
  
       
 


       

No.21397 RE:技術士という資格の価値 投稿者:今回は匿名です 投稿日:2009/12/30(Wed) 00:44

港町様
あなたの言うマイナー部門とはどの部門を指すのでしょうか。マイナー部門技術士は資格オタクなどとは暴言じゃないのですか。
それでは、あなたは何部門技術士なのですか。ちなみに、私は建設部門技術士です。


       

No.21399 私の考え 投稿者:お犬様(電気電子) 投稿日:2009/12/30(Wed) 01:46

私は昨年度合格した電気電子部門の新米技術士です。
技術士になったからといって、手当が出る訳でもなく、合格の一時金も出ない会社にいます。資格のメリットがあるかも疑問です、、、
でも、技術士にチャレンジする意義は?と聞かれたら、「自己研鑽の到達点の一つです。」と、答えています。
資格に価値を見出すのは客観的な尺度であって、主観的には到達点でしかないと思っています。
確かに資格を得ることで、生活の糧となる資格もありますし、そうでない資格も沢山あります。
技術士を目指して自己研鑽している方々の動機は何であれ、技術士に求められている要素を考えると、技術士になった今でも次のチャレンジに向けて目標を持ち続けることが大事だと思っています。


       

No.21402 RE:技術士という資格の価値 投稿者:南の国から 投稿日:2009/12/30(Wed) 06:22

技術士についての私見です.

技術士を取得する目的は,人様々.生き方だから,私はあえて批判しません.

技術士取得は,ある意味で労力が必要です.それを取得すること,志を持つことは,価値があると思います.

問題は,世間の評価が低いこと.だから,より高次の技術士ランクを設け,技術,倫理にたけた人を選ぶ.

そして世間の評価を上げる.


       

No.21404 RE:技術士という資格の価値 投稿者:電気電子受験者 投稿日:2009/12/30(Wed) 11:53

>問題は,世間の評価が低いこと.だから,より高次の>技術士ランクを設け,技術,倫理にたけた人を選ぶ.
>そして世間の評価を上げる.
私は今の技術士制度で技術士自身が資格の価値を高める事に努力すべきであって、現段階で高次の技術士ランクを設ける事に対しては賛同出来ません。(二次試験の試験制度が変わったばかりという事もあります。)
まず私を含めて自分達が現在出来うるところまでその価値向上の努力を行っているとは思えないからです。(APEC様、他の諸先輩方に失礼がありましたらお許し願います。)


       

No.21422 RE:技術士という資格の価値 投稿者:価値浮揚 投稿日:2009/12/31(Thu) 11:42

日本国政府(文科省)は技術士を定義し、その合格者はその定義に合致する人物であることを認めている。
科学技術の重要性や理科離れを議論するまでもなく、その証を示せば国民は自ずと注目し、間接的に科学技術が急激に進歩向上するのは間違いない。
例えば、技術士を雇用している事業主には技術士一人あたり毎月1万円、年間12万円を国庫から支給する。
事業主はその半額以上を当該技術士に支給しなければならない、という法律を可決させる。
技術士の登録者は5〜6万人。年間60〜70億の予算で済むのだから効果の割にはたいした額ではない。


       

No.21426 RE:技術士という資格の価値 投稿者:困ったちゃん 投稿日:2009/12/31(Thu) 12:06

価値浮揚 さま

>例えば、技術士を雇用している事業主には技術士一人あたり毎月1万円、年間12万円を国庫から支給する。
>事業主はその半額以上を当該技術士に支給しなければならない、という法律を可決させる。
>技術士の登録者は5〜6万人。年間60〜70億の予算で済むのだから効果の割にはたいした額ではない。

数多ある国家資格の中で、技術士だけ、国が資格手当的なものを払ってまで優遇する意味が分かりません。
価値浮揚を望むのであれば、やはり技術士を業務独占資格的なものにするしかないかと思いますが。


       

No.21427 RE:技術士という資格の価値 投稿者:利根川 投稿日:2009/12/31(Thu) 12:25

そもそも、公共土木工事の管理技術者に施工管理技士免許を要件として求めるなら、コンサルタント業務の管理技術者に技術士を、測量業務の管理技術者に測量士を要件として求めるのは当然だと考えます。
公的免許もない者が管理技術者として公共事業に携わるのは税金を払っている一般国民に失礼だと考えます。


       

No.21490 RE:技術士という資格の価値 投稿者:とほほ 投稿日:2010/01/03(Sun) 01:44

はっきりいって努力しなくても受かる試験です
と同時に努力しても受からない試験です

経験おやじが一日前だけの勉強で受かる試験です
逆にJABEEのような若造はどんなに勉強しても受かりません

技術士はJABEE制度の一時免除を反対してきた経緯があり、文科省に強引に制度化された経緯があるからです

そのときに悔しい思いをした経験オヤジたちが試験官をしているのでJABEEは門前払い

だからJABEEの合格人数は公表しないのです

文句がある人は今回のJABEEの合格人数を公表するように技術士会と文科省と鳩山内閣に訴えるとよいかも

若い人はこんなインチキ資格に惑わされないで確実にポイントを稼げる資格を若いうちにゲットして、年をとってから技術士を受けたほうがいい

年をとれば勉強をしなくても受かる


       

No.21492 RE:技術士という資格の価値 投稿者:理系技術士 投稿日:2010/01/03(Sun) 02:30

>そのときに悔しい思いをした経験オヤジたちが試験官をしているのでJABEEは門前払い

>だからJABEEの合格人数は公表しないのです

>文句がある人は今回のJABEEの合格人数を公表するように技術士会と文科省と鳩山内閣に訴えるとよいかも

公表していますよ・・・。技術士会の月間技術士によると、たしか「筆記2名合格、最終合格1名」だそうです。たぶん間違いはないと思いますが調べてみてください。

何もそんなに「オヤジたち」を悪者に仕立てなくてもいいのではないでしょうか?
もっと、帰納的論理展開をしてみてはどうでしょう?
それには、相応の資料収集が必要になりますが「一呼吸」を入れるにはちょうど良い考察ができますし・・・。


       

No.21494 RE:技術士という資格の価値 投稿者:APEC 投稿日:2010/01/03(Sun) 09:46

>若い人はこんなインチキ資格に惑わされないで確実にポイントを稼げる資格を若いうちにゲットして、年をとってから技術士を受けたほうがいい
>
>年をとれば勉強をしなくても受かる

これはまた古い考え方ですね。
H19以降の新システムどころか、H12の技術士法改定以前の、今の受験生はほとんど知らない時代の価値観ですね。
そんな時代ではないことは誰もが知っています。

20代で口頭試験に進まれた方を何人か模擬面接等させていただきましたが、皆さん本当に優秀な方ばかりです。
こういう人にこれからの技術界を支えてほしいと本気で思いました。


       

No.21535 猫に小判 投稿者:あく 投稿日:2010/01/08(Fri) 19:51

小判に価値がないのか、価値を理解できないのが猫なのか。

そんな猫に小判を与える奴がいかんのか。。。


       

No.21683 RE:技術士という資格の価値 投稿者:匿名 投稿日:2010/01/21(Thu) 06:23

技術士の社会評価が低い点についての私見です.

ある複数のセミナーに参加し,技術士会主催のものと,他の団体主催のものを比較しました.技術士会主催のものは見劣りがします.

理由として,技術士会はOB主体でやっているため迫力がない.若い人がもっと参加し,技術士会を積極的に盛り上げるべきではと思いました.


       

No.21684 RE:技術士という資格の価値 投稿者:介勘 投稿日:2010/01/21(Thu) 07:57

匿名様
技術士会主催だからと言って、全てがそうだとは限りません。現役の企業内技術士が主体となって運営し、若い方が大勢参加される研修会も多くあります。内容的にも、このような研修会は必ずしも見劣りするとは思いませんが・・・。


       

No.21696 RE:技術士という資格の価値 投稿者:匿名 投稿日:2010/01/22(Fri) 13:18

勘介様

昨年より技術士会に入会し、様々な研修会に参加させてもらっている者です。全てそうだとは言いませんが、若い方が少ないように思います。活力の点で、若い方が活躍することが必要だと感じています。そのような風潮にすることが技術士会の課題ではないでしょうか。


       

No.21703 RE:技術士という資格の価値 投稿者:南の国から 投稿日:2010/01/23(Sat) 16:59

最近,ゼネコンの方と一緒に仕事をしました.非技術士ということですが,非常にエネルギーがあり,仕事も私より上でした.

当方,ある技術士ですが,技術士=実力,でないことが分かりました.制度として,技術向上のモチベーションを上げる仕組みが必要と思います.士取得は入り口なんですね.


       

No.21705 RE:技術士という資格の価値 投稿者:ガンダム 投稿日:2010/01/23(Sat) 19:59

技術士は、技術者のリーダーとして活躍を目指すもの、そのスタートラインです。当然、非技術士の方で、技術士よりすばらしい技術者はいらっしゃいます。

逆に、特に秀でた方、コミュニティで名の知られるような優れた方は、資格などの肩書きは不要でしょう。本田宗一郎は、確か、大学の免状なんかくそくらえで、映画の入場券のほうがよっぽどありがたい、なんていっていたようです。(まぁ、これも極論ですが、技術士の名に恥じないよう継続研鑽するということですね)

技術士が名を上げるには、一人ひとりが得手に帆をあげて、好きな仕事に邁進することかなぁという気がします。

また、技術士会は、ネットでたくさんの情報が共有できるようになればよいのではないでしょうか。APECさんのサイトの上をいくような情報(試験情報はできないでしょうが)があったり、日経コンストラクションの上をいくような会報であったり、CPD講座のネット配信があったり、選択科目ごとのナレッジコミュニティがあったり、掲示板、つぶやきブロク・・・いろいろ情報が盛りだくさんなら、会員も増えると思います


 


       

No.21706 RE:技術士という資格の価値 投稿者:APEC 投稿日:2010/01/24(Sun) 00:05

ああ、それいいですねえ。
かしこまった話ばっかじゃなく、技術士や収集技術者が集まってあれこれ相談したりグチったりもできる場所。
余裕のないゼロ・トレランス的社会になって、ちょっと甘えたりグチったりしようものなら上のほうから叱られちゃうみたいな中で、気楽に話せる場所があったらいいですねえ。
素直にそう思いました。


       

No.21709 RE:技術士という資格の価値 投稿者:ユニコーン 投稿日:2010/01/24(Sun) 08:24

 技術士会の会員数が増加しない理由の一つに、「入会するメリットが感じられない」といったことが挙げられます。これは、費用対効果のことを指しているのだと理解しています。
 もしかしたら、年会費が0.5万円程度であったなら、会員数が増加するのかもしれませんね。

 「技術士の地位向上や知名度を上げて欲しい」という希望を持っておられる技術士の皆さんは数多く存在するのだろうと思っています。
 技術士の地位を向上させるために、「技術士自身が日々の業務に対して、その誇りをもって接し、技術士の存在を世間にアピールする」といった内容の投稿も何度か目にした覚えがあります。

 しかし、このような活動を実践できる技術士の方は、ほんの一握りだと思います。ほとんどの方は、日々の業務に忙殺されて、余裕のない状況に陥っているかと思います。

 技術士の地位向上を図るためには、一握りの方の活動とともに、「技術士会の資金力を高める」ことが必要不可欠と思います。技術士会の資金力を高めることは、つまり会員数の増加です。

 年会費2万円は本当に高いのでしょうか?月に換算すると0.17万円になりますので、居酒屋へ行くことを月に一度我慢すると、2〜3カ月程度の月会費を回収できることになります。お酒を飲まない方にとっては、他のこじつけが必要になりますが・・・。

 また、技術士の資格手当を会社から支給されている方も少なくないと思います。私は支給されていませんので、相場については詳しくありませんが、年会費2万円を捻出するには十分な額ではないでしょうか?(これは想像ですので、間違っていればご指摘下さい。)

 技術士の地位向上を図るためには、技術士会の資金力を高める必要があり、それを実現するためにできる個人の活動は、技術士会へ入会することだと思います。メリットが感じられないから入会しないのではなくて、メリットを生み出すために各技術士が一致団結して技術士会へ入会するというものです。

 先ほど、居酒屋について記述しましたが、家庭内財政事情に厳しい方がほとんどでしょうから「何いってんだ?」と思われることでしょう。
 しかし、技術士それぞれが何らか行動を起こさないと、技術士の地位向上は夢のまた夢に終わってしまいます。

 「地理的な制約から技術士会の活動に参画できない会員の方もおられるでしょうが、そういった方々には会を底辺から支えていただきたい。」といった趣旨の発言をなされた技術士会会長の言葉に対して、我々技術士が向上心をもって正面から受け止めなければならないと思います。

 あと2か月ほどで新しい技術士が誕生します。その新技術士に対して「技術士会に入会することが技術士としての活動の第一歩です。ぜひ技術士会に入会しましょう!」という一言により技術士会への入会を勧誘してみませんか?そして、その新技術士が誕生する前に皆さん方も技術士会へ入会しませんか?

技術士会の資金力を高め、我々技術士の存在意義を世間にアピールしませんか。

 長文失礼しました。


       

No.21710 RE:技術士という資格の価値 投稿者:tokumei 投稿日:2010/01/24(Sun) 11:58

↑問題は個々の技術士でなく,技術士会のリーダーシップがなさすぎることと思います.

       

No.21711 RE:技術士という資格の価値 投稿者:介勘 投稿日:2010/01/24(Sun) 17:13

ユニコーンさんのご意見に概ね賛成です。
私は、ここは技術士受験を応援するページの掲示板です。そのため、既技術士の方は自分が行ってきたこと行っていることを基に意見を述べてもらいたい、こうすればいいですよ的な理想論というか単なる意見だけでは、この掲示板を見ているこれから技術士を目指そうとしている方になにも価値を与えないのではないかと、最近特に感じています。色々な意見、考えを拝見させていただくことは貴重な情報には違いないのですが、私が感じていることを書かせていただきました。


       

No.21713 RE:技術士という資格の価値 投稿者:ガンダム 投稿日:2010/01/24(Sun) 19:31

>既技術士の方は自分が行ってきたこと行っていることを基に意見を述べてもらいたい、こうすればいいですよ的な理想論というか単なる意見だけでは、この掲示板を見ているこれから技術士を目指そうとしている方になにも価値を与えないのではないかと、最近特に感じています。


おっしゃるとおりですね。
自身、技術士会に入会していないし、技術士会で行ってきたことはありません。地方人だからメリットも少なく入会していない、というのも単なるいい訳に過ぎません。

しかし、技術士会が活性化して欲しいという気持ちは持っています。技術士全体の利益にもなりますし、公益にも繋がるものと思います。ですから、そもそも他力本願でなく、自ら汗をかけと言われるのももっともな意見です。そういった利他的な考え方は大切だと思います。

・・・・・・・
貧乏人の私ですが、日経コンストラクションは購読しています(3年で3万7千円)。これは、単純に情報がおもしろいし、役立つことも多いからです。ですから、技術士会にメリットがあれば、入会者も増えるし、継続性もあると思います。現状の技術士会メリットであれば、自動車免許更新時の交通安全協会の協力金程度なら払えます・・・・

酎ハイを飲んでいることもあり、ちょっと過激な発言かもしれません


       

No.21714 RE:技術士という資格の価値 投稿者:介勘 投稿日:2010/01/24(Sun) 21:18

ガンダム様
地方の方にいかに価値を与えるか、昔は全くそのようなことはなかったのですが、今は各支部でも色々な企画をしていますし、私たちも支部との連携を模索しています。私も、地方にいたときに準会員として一度は技術士会に入会したのですが、価値がないというかメリットを感じず退会したことがあります。技術士になって再び正会員として入会したのですが、会員として行事に参加することだけでは何の意味もないと想い、ささやかながら会の活動に参加したことがきっかけで、今の自分があると思っています。企業内技術士だから日々の業務に追われて時間がないと言われる方がおりますが、私も現役の企業内技術士で、現場の第一線にいます。どんな些細なことでも結構です、技術士会の活動でなくても、技術士として何かアクションを起こすことが、これまでのこのレスに対する全ての答えになるのではないでしょうか?異論はあるとは思いますが、なんでもいいですから後に続く人のために先輩技術士としてまずは何かしましょう!それが技術士の一つの存在意義だと思います。


       

No.21716 RE:技術士という資格の価値 投稿者:ガンダム 投稿日:2010/01/25(Mon) 00:26

勘助様
技術士(建設部門)として、適正に業務を進めることが大切だと思っています。次に父親部門の取り組みでしょうか。(後進への試験指導程度は行っています)

確かに、社会貢献活動をされることはすばらしいことですが、まだ私にはその強いモチベーションがありません。


       

No.21717 活性化策 投稿者:西部戦線 投稿日:2010/01/25(Mon) 05:55

私論ですが,技術士の活性化について,このスキヤキ塾の中に,活性化ブログを設けてはどうでしょうか.

意見・提案,また気が合えばネット上で何らかの会を自主結成する,などです.


       

No.21720 RE:技術士という資格の価値 投稿者:氷柱 投稿日:2010/01/25(Mon) 09:56

皆さん、いろいろ議論されていますが、技術士の活性化を図り、地位・価値を高めるためには、業務独占を付けるべきでしょう。

以前、別の掲示板で見た記憶があります。
「一般世間で技術士って何ができるの?」と聞かれたとき、「強い倫理観を持って継続研鑽を図りながら業務を遂行し・・」なんて言えない。

その通りだと思います。

建築士のように業務独占が付いて、初めて資格と言えるのではないでしょうか。

失礼な言い方で申し訳ありませんが、建設関係以外は本当に「名ばかりの資格」的になっていると思います。


       

No.21799 RE:技術士という資格の価値 投稿者:発注者U 投稿日:2010/02/04(Thu) 00:23

収束した議論を蒸し返すようで悪いですが・・・
建設コンサルタント関係の部門に限って一言・・・
確かに実質的に業務独占です。
しかしながら、技術士の価値という点で思うことは、これまで発注者の仕事の中で、まともな技術士の方と仕事できたことがありません。
ごくごく稀にはありますが・・・
調査業務、検討業務、設計業務等々ありますが、年々悪化しているように思われます。
あまり多くは書きませんが、業務の目的や内容を理解せず、いや理解しようとしない。現場を知らない、いや現場に行かない、いや現場が嫌い?
技術的な見解を求めても、トンチンカンな事を延々と話す。相手が求めていることを知らない、いや知ろうとしない。いや知りたくない?
報告書をはじめまともな成果品が出てこない。自分で作成していない、いや照査していない。いや見ていない。例を挙げればキリがありません。
資格受験を応援するサイトなので、モチベーションが下がる書き込みは控えるべきことは分かりますが、実態は価値云々以前のレベルではなかろうか?


       

No.21800 RE:技術士という資格の価値 投稿者:般若 投稿日:2010/02/04(Thu) 03:54

では制度設計をする行政という立場でどのようにすればいいとお考えでしょうか?

それは、資格制度を変えることで解決可能でしょうか。技術士でダメなら、それ以上のスクリーニングの方法はないのでは?


       

No.21801 RE:技術士という資格の価値 投稿者:おつ 投稿日:2010/02/04(Thu) 07:57

解決方法の一つが「委託業務等成績評定」というやつなんだろうと思っています。
70点以下を取った場合は,資格剥奪?みたいな形にするといいかもしれませんね。

ただ,このような成績評価と無縁な技術士との整合が取れないのでかなり無理な話でしょうね。

プロポ等で評点が反映されているので,まあまあ機能してる(資格だけでは勝負できない)のかなと思ってましたが,実際のところどうなんでしょう。


       

No.21804 RE:技術士という資格の価値 投稿者:APEC 投稿日:2010/02/04(Thu) 23:14

建設コンサルタント分野では本当にシビアだと思いますよ。
時と場合によっては、技術士などの資格を持っているかどうかよりも、TECRIS点数、つまりこれまでの業務評定とか表彰とか、そういったものの積み重ねで個人個人についた点数のほうが、その技術者の評価尺度として重視されることがあると聞いています。
特に転職とか「究極」の場面で。

この「TECRIS点」は会社を替わろうがずっとついてきますし、積み重ねだけに一つや二つの「いい仕事」ではそう簡単に逆転できなかったりしますし、自分以外の業務担当技術者の仕事ぶりによっても影響を受けます。
なのにけっこう無頓着な人が多いのは、私はちょっと驚きに感じています。


       

No.21807 RE:技術士という資格の価値 投稿者:会社から弾き飛ばされた 投稿日:2010/02/05(Fri) 16:07

APECさんのおっしゃる、「TECRIS点数」に対しては、僕は悔しい思いです。
自分には、全く0ですから。
いい業務(いろんな意味で)を担当できるのは、自分の努力や情熱や知識だけではダメなのでしょう。

技術士になるのも、どんなに努力しても、どんなに熱望しても、独り相撲では到達点が高が知れているように。


       

No.21811 RE:技術士という資格の価値 投稿者:発注者U 投稿日:2010/02/06(Sat) 00:00

建設関係限定の話題で申し訳ないが・・・
本当にテクリスは機能していると思いますか?
総合評価等の入札方式では、若干、評価対象としていますが、実質的には参考程度ですよ。
過去の表彰や業務評定点についても、会社、個人にかかわらず、実質的には参考程度ですよ。
類似業務等の経歴もありますが・・・
仕事を受注するために技術士資格を取得する色合いが濃すぎなのでは?
私が言いたいことは、技術士の顧客に対する生々の対応について問題にしているのです。
管理技術者だろうが、担当技術者だろうが、近年、まともな打合せをしたことがありません。
簡単に言うと、主体性や気概が無いのです。指示待ちでろくな資料も作成しない。何か指摘すると話をそらし言い訳する。自分に酔った提案?をして満足している。報告や連絡が無い。一番問題なのは、現場に行かずできる調査もしない。一寸した作業でも設計変更(増額)を求める。低入札なので業務にかける費用無いと平気で言う。
昔の技術士は、顧客の手の届かない痒い所をさり気なくやり遂げていました。
技術士という価値の前に、技術者として、契約で能力を提供する者として、最低限のことをやるべきです。
こんな有様では、技術士資格の価値は落ちていく一方ですよ。


       

No.21812 RE:技術士という資格の価値 投稿者:APEC 投稿日:2010/02/06(Sat) 01:31

TECRISは大事ですよ。
受注してから後は実力の世界になりますが、受注するまでは「自分の本当の力」を発揮する余地は技術提案とヒアリングしかありません。
そしてTECRISから引っ張ってくる資格や実績、業務評定、表彰暦などで、ヒアリングや技術提案では覆せないほどの差がつくことも珍しくはありません。
受注してからは本当に実力が大事ですが、そもそも受注しなければ土俵にも上がれないのですから。
受注機会拡大は資格取得の大きなインセンティブである(ただ、往々にしてそれは会社にとっての、ですが)のは確かだと思います。
それにばかり傾注して、「試験力」と「業務遂行力」に乖離が出てはいけませんが、その逆の「無冠の帝王」では、「顧客に対する生々の対応」をする機会すらなくなります。


       

No.21813 RE:技術士という資格の価値 投稿者:匿名 投稿日:2010/02/06(Sat) 01:43

発注者Uさんはちょっとした作業は無償奉仕しろ(増額要求するな)というタイプなのですね。そういう傲慢で民間企業の大変さがわからない(利益を出さないと経営がなりたたないことがわからない)ところは典型的役人ですね。契約書に甲乙対等と書いてあります。無償奉仕を求める悪習はやめましょう。

       

No.21814 RE:技術士という資格の価値 投稿者:匿名2 投稿日:2010/02/06(Sat) 09:23

私たちコンサルも人間。
担当官を見て仕事をしますので、勘違いヤローとの業務は金儲けのためにしか仕事しません。
逆に好感がもて、尊敬できる担当官なら、仕事の枠を超え、技術者魂で発注者と一体となってがんばる。

担当官の前にいる建設コンサルタントは、受注でありながら納税者です。最近は無知識で何でもコンサル任せ、責任までコンサル任せ。コンサルの使い方も知らない。そのような担当官に限って、怖い土建屋には甘い。コンサル辞めて市民オンブズマンにでもなろうかと思う時が多々ある。

委託業者を上手に使って、同じ投資で良い物を作り上げる役人もいる。建設に限らず外部委託する公共事業で、委託業者を上手に使えない役人は、納税者として許しがたく、大損失で、大事な国民の税金を任せられない。


       

No.21815 RE:技術士という資格の価値 投稿者:胡椒 投稿日:2010/02/06(Sat) 09:31

>一寸した作業でも設計変更(増額)を求める
私は、そんなことはしていませんが、発注者の方がそう思われている
ことに対しては、哀しみを覚えます。たしかに、いままではぬるま湯
のところもありましたが、いまは価格競争にも耐え、またプロポ経費
が結構かかります。(相対的に余裕がなくなっています。)
設計図書に書かれていること、またはそれに関連することは業務ですが、
その他のことは「設計変更の対象」と考えるのが、本来のあるべき姿だ
と思います。
確かに、昔と比べ設計変更がやりづらい(説明資料が必要)環境にある
ことは理解します。しかし、当初業務以外の作業をやらせて、「一寸
した作業は無償」と思われるのは、できれば変えていただければと考え
ます。お金が欲しいのではないです、「今回の業務外だが、申し訳ないが
やって欲しい」という謙虚な姿勢を望んでいるだけです。

一度、ご考慮ください。


       

No.21816 RE:技術士という資格の価値 投稿者:スミンクマンさん 投稿日:2010/02/06(Sat) 11:53

ちょっと気になったもので・・・

テクリスで業務経歴をチェックできるのでしょうか?
技術士の口答試験の前後でチェックされると言うことはあるのでしょうか?

今まで気に留めたことも無かったので・・・


       

No.21819 RE:技術士という資格の価値 投稿者:夢追い人 投稿日:2010/02/06(Sat) 16:13

テクリスで業務経歴のチェックはできますよ。
有料となりますが。
第三者は多分出来なかったと思います。
発注者と本人(会社)はみれます。
なので、技術士会がチェックはできないと思います。
詳しい方、どうなのでしょうか?

>本当にテクリスは機能していると思いますか?
総合評価等の入札方式では、若干、評価対象としていますが、実質的には参考程度ですよ。
過去の表彰や業務評定点についても、会社、個人にかかわらず、実質的には参考程度ですよ。
類似業務等の経歴もありますが・・・

機能してると思いますが。
類似業務等の実績もテクリスで確認してるということでしたよ。
それに今後は個人の実績として重要な役割になってくると思います。
だから、早く技術士として管理技術者となり、管理技術者としてのテクリス登録を増やしていきたいと思っています。


       

No.21837 RE:技術士という資格の価値 投稿者:発注者U 投稿日:2010/02/09(Tue) 00:27

>受注してから後は実力の世界になりますが、受注するまでは「自分の本当の力」を発揮する余地は技術提案とヒアリングしかありません。
・受注する前から実力の世界です。発注担当者にもよるでしょうが、技術提案とヒアリングで評価しています。あまり好ましくない言い方ですが、ヒアリングで調整できるのが実態です。建前でなく生々の話ですよ。
>そしてTECRISから引っ張ってくる資格や実績、業務評定、表彰暦などで、ヒアリングや技術提案では覆せないほどの差がつくことも珍しくはありません。
・テクリスでは、類似や同種業務の実績のみをチェックします。あまり言えませんが、また行政にもよりますが、評価点の配点割合は少ないです。業務評定や表彰暦もほぼしかりです。そして、資格ではほとんど差がつかないですよ。生々の話、覆せないほどの差がつくことはほとんどありませんよ。ほとんどの場合、技術提案とヒアリングの結果で決まります。言い換えれば、それで決めているのです。
誤解の無いように言いますが、発注者はプロポーザルや総合評価による入札方式を活用するにあたり、表面的な実力(資格、過去実績、過去評定、表彰、CPD)は形式的な扱いをし、実質的には生の実力(提案内容、ヒアリング)を見て判断しているものです。


       

No.21838 RE:技術士という資格の価値 投稿者:発注者U 投稿日:2010/02/09(Tue) 00:43

匿名さんや匿名2さんのような方が、技術士の価値を下げているのです。一寸した作業という単語から突然、論理が妄想してしまっています。はっきり言って、あなた方にはどんな仕事もしてもらいたくありません。仕事を取らないで下さい。発注者が迷惑するだけですから・・・
当初設計に無い追加作業は、当然設計変更の対象とします。そんなあたり前の事も分からず、私の言いたい事が理解できないようでは話になりません。
低入札しときながら、お金が無くロクな仕事ができないなら、はじめから取らないで下さい。


       

No.21840 RE:技術士という資格の価値 投稿者:APEC 投稿日:2010/02/09(Tue) 09:09

まあまあ、感情的にならず。発注者と受注者の利害が一番激突する点でもありますから気持ちはわかりますが、現場では人と人の付き合いの中で互いに気遣い、制度を徐々に改善していくしかないのではないかと思います。
低価格入札はほめられたことではありませんが、経営上仕方なくやっていることもあろうと思いますし、まして現場で担当する技術者は、彼自身が低価格入札の決断をしたわけではないことがほとんどだと思いますから、そこはご理解いただければと思います。

さて、それはそれとして、

>テクリスでは、類似や同種業務の実績のみをチェックします。
>評価点の配点割合は少ないです。
>業務評定や表彰暦もほぼしかりです。
>そして、資格ではほとんど差がつかないですよ。
>ほとんどの場合、技術提案とヒアリングの結果で決まります。

ということですが、私が経験した多くのプロポや総合評価では、あらかじめ配点が公表されています。
それに虚偽がないのであれば、
>評価点の配点割合は少ないです。
>そして、資格ではほとんど差がつかないですよ。
ということにはならないと思います。
たとえば建設コンサルタント入札で、資格が技術士5点、RCCM3点だったとすれば、管理技術者・主任担当者・照査技術者全て技術士なら15点、すべてRCCMなら9点で6点の差がつきます。
また同種業務実績が発注者管内であるのと、管内以外での類似業務実績しかないのとでは10点以上差がつくと思います。表彰の有無でもその程度差がついたりします。
20点以上差がついた場合に、トータル50点満点程度の技術提案やヒアリングでこれを逆転するのは至難の技と思います。
(注:上記点数はあくまで例です。一般化できるとはおもいませんが、極端な例とも思いません)

「行政により違う」とのことでしたので、そのせいかもしれませんが、「評価点の配点割合は少ない」「資格ではほとんど差がつかない」ことは一般的とはいえないのではないかと思います。

なお、上記例のような「技術士が全然割り当てられず、同種業務実績もないような会社」はそもそも論外として議論しておられるのなら、「技術提案とヒアリングの結果で決まります」とおっしゃるのは理解できます。
実際は、資格・実績等では拮抗している会社が最後まで選択肢として残り、そこでは技術提案とヒアリングで勝負が決まりますから、「それが決め手」という印象が残ると思いますが、それであれば「配点に差がない」のではなく、「資格や実績では差がつかない」のだと思います。
私は、この「資格や実績で差がつく」ような会社、つまりは中小企業でがんばっておられる技術者をこそ応援したいと思ってこのサイトやSUKIYAKI塾の活動をやっており、常にそういう発想で考えたり書き込んだりする習慣になってしまっているので議論がすれ違ってしまうのかもしれませんね。


       

No.21841 RE:技術士という資格の価値 投稿者:森のツーさん 投稿日:2010/02/09(Tue) 09:23

発注者U様・匿名様・匿名2様へ
自分も建設工事を施工する側ですので、匿名さんや匿名2さん気持はよく分かります。私が今担当している工事では、担当者と細かな相談もし、追加工事はすべて変更対象としてもらっています。やはりその方とは自分の現場だけではなく、他の現場の発注前の施工方法の検討などやっておりとても良好な関係で業務を進めております。
発注者Uさんも、同じような方だと思います。
ただ、低入札でろくな仕事も出来ないなら取らないで下さいは少し乱暴な言い方ではないでしょうか?
誰も望んで低入札で仕事をしたいと思う業者ないと思います。
私が今、担当している工事も低入札にならないギリギリの価格で業務をしています。
低入札でも、普通の工事同じようにやっている業者もいることを忘れないでほしいと思います。


       

No.21842 RE:技術士という資格の価値 投稿者:胡椒 投稿日:2010/02/09(Tue) 12:39

まあまあ、色々と意見はあるとは思いますが・・・匿名様・匿名2様の思いも解ります。
実際、過去には「?」と思うようなこともサービスでやらざるおえないこともありました。
最近は、発注側でも「コンプライアンスの問題」というと、理不尽なことも無くなって
きてるようです。

まず、「低入札」の件で一言。不定形業務で見積り徴収、その後発件になりました。実績
のため、どうしても取りたかったので、提出見積りの85%で出したらアウト。当社は、
他で実績があったので最初の見積りが安かったようです。こういう場合もあります。
来年度から、見積り案件での総人数の開示も試行するようですが・・・
ただ、「低価格だからできない、または手を抜く」という技術者は、少なくとも当社には
いません。逆に「低価格だから、できるだけ優先してやる」という方針です。もし、本当
に「低価格だからできない」という技術者がいたら、他に理由がないのでしょうか?
業務を進める上で人間関係も重要だと思います。「まともな打合せをしたことがありません」
と思っていると、やはり態度にでるのではないですか?ちょっと思いました。また、文面
から、かなり経験のある方だと思います。その経験で指導するくらいの気持ちを持って
いただければ幸いです。

最近思ったことは、「技術力もそうだが、結局は人間性(技術者としての誇り)」も非常
に重要だと思うようなりました。若いころは、高度の解析や複雑なモデルを全面に出して業
務をやってきましたが、最近は「この事業にとって本当になにが良いのだろうか?」と思う
ようになりました。

ちょっと、話題から離れてしまいましたが・・・


       

No.22438 RE:技術士という資格の価値 投稿者:Kassy 投稿日:2010/03/15(Mon) 18:21

もう終わっているトビに今更ですが、発表終わってほっとしてやっと書けます。

都市計画で今年うかりました。
都市開発の仕事をしてきました。

正直、都市開発の場面で、「難しい都市計画手法」を使うことは、必ずしも良好な都市空間づくりや、上手くいく施設開発に繋がりません。

土地所有者、行政、地域住民にとって、何にもしないことのほうが、一番ハッピー!だったりするのですよ。
(更地の駐車場が一番儲かったりとか)

そうした中で、私にとって、技術士の体験論文にかける業務をつくることは、「チャンスを待つ」ことでした。

都市計画の「技術を使うことが目的」ではない、そこを間違ってはいけない。
その判断もきちんとできることも含めて、技術士にふさわしいか、と私は考えています。

ただ、使わなければ、技術士でなくても良いわけで、そこが、大きな悩みどころですね。