最終更新:2026.07.01

技術士第一次試験は、技術士の前段階である「修習技術者」になるための試験です。

  • 受験資格の制限は特にありません。年齢・学歴・経験年数など関係なく、学生・外国人、誰でも受験できます。
  • 試験に合格すると、修習技術者になり、以下のいずれかの課程を経て、第二次試験が受験できるようになります。
    (1) 技術士補登録→指導技術士の下で実務経験4年
    (2) 優れた監督者の指導下で実務修習プログラム4年
    (3) 実務経験7年
  • 試験の内容は、下表のようなものです。
項目内容
出題期間・出願書類配布:例年6月から(技術士会HPからのダウンロードが効率的です)

・出願書類受付:例年6月

2026年度(令和8年度)は6月10日(水)~6月24日(水)です。

(1) 郵送受付 令和8年6月10日(水)から6月24日(水)まで。
  受験申込書類は、公益社団法人日本技術士会宛てに、書留郵便(6月24日(水)までの消印は有効。)で提出すること。

(2)WEB受付 令和8年6月10日(水)9:00から6月23日(火)17:00まで。
  受験申込書類は、公益社団法人日本技術士会ホームページの技術士試験・登録WEB申請窓口により提出すること。
 
試験日11月下旬の日曜日(2021年度から。それ以前は10月の体育の日)
2026年度(令和8年度)は11月22日(日)です。
試験地北海道,岩手,宮城,東京,神奈川,新潟,静岡,石川,愛知,大阪,兵庫,広島,香川,愛媛,福岡,鹿児島,沖縄
試験内容・合格基準科目および内容試験時間配点合格基準
専門科目
選択した技術部門に係る基礎知識及び専門知識に関する問題
10:30~12:30(2時間)2点×25問
=50点満点
50%以上(25点以上)
適性科目
技術士等の義務規定の遵守に関する適性に関する問題
13:30~14:30(1時間)1点×15問
=15点満点
50%以上(8点以上)
基礎科目
科学技術全般にわたる基礎知識に関する問題
15:00~16:00(1時間)1点×15問
=15点満点
50%以上(8点以上)
受験料11,000円
免除規定適性科目免除規定なし
専門科目既技術士(登録部門と同一部門を受験)
基礎科目既技術士
(登録部門と他の部門を受験)
合格発表翌年2月(2021年度から。それ以前は12月20日すぎ)
2026年度の合格発表は令和9年2月下旬です。

 進む国際化の中、技術者資格の国際相互承認のため、また外国企業の市場参入のため、日本の技術士資格と欧米の技術者資格との整合性をとる必要が出てきました。そして、エンジニアリング課程の高等教育・技術者倫理・継続的な技術力の維持向上といった、これまでの技術士資格で担保されていなかった資質を確認することを盛り込んで、2000(平成12)年度に技術士制度が改定されました。
 「エンジニアリング課程の高等教育の担保」とは、技術士をめざしてこれから実務経験を積むにふさわしい基礎知識を有することを保証することです。この方法には、JABEE認定教育プログラム修了と、第一次試験合格の2つの道があります。
 JABEE認定教育プログラムとは、国際的に認定されたエンジニアリング課程の教育プログラムのことで、これを修了することで、修習技術者として必要な基礎知識を有することを確認するものです。
 そして技術士第一次試験は、上記のような国際的に認定された教育プログラムを修了していなくても、これと同等の基礎知識を有することを確認するための試験です。すなわち、大学受験に対する大検のようなイメージになります。

 
大学を受験するためには・・・・
   ①高校過程を卒業する
    そうでない人のために・・・・ ②高校卒業認定試験に合格すれば高校卒業と同程度と認定する
 二次試験を受験するためには・・・・
   ①JABEE過程を修了する
    そうでない人のために・・・・ ②一次試験に合格すればJABEE修了と同程度と認定する


こういったことにより、JABEE認定課程修了者は第一次試験を免除されます。※文部科学大臣の認定手続きを要するので、実際の免除はJABEE認定から1年後になります。


このような試験の性格上、試験問題は、実務経験とは縁の薄い基礎知識を確認するものばかりになります。問題の内容については、過去問題を参考にしてください。