経験論文をもう一度チェックしよう

経験論文(問題Ⅰ)は、あらかじめ答案を作って丸暗記して行き、試験会場ではひたすら入力するだけにしておくのがいいのですが、その答案、試験前にもう一度ぜひ内容を確認してください。

  • 現場を全然知らない人が読んでも現場がイメージできますか
    固有名詞は入っていませんか?そこに行ったことも見たことも聞いたこともない人は、固有名詞では何もイメージできませんよ。
    また、例えば橋梁であれば橋長・径間数・形式など、道路であれば設計延長・種級・車線数・幅員・交通量など、現場がイメージできる情報がちゃんと入っているでしょうか。ご自分は現場を熟知していますから今更そんなことを書く必要すらないでしょうが、現場を知らない人はそういう情報をもらわないと何もイメージできません。もしかすると全然違うイメージを持たれてしまう可能性もあります。
  • 業務の目的はちゃんと業務の目的になっていますか
    業務の目的ではなく業務内容を書く人がいます。例えば「道路詳細設計が目的である」だったら「道路詳細設計を目的に道路詳細設計を行った」になってしまいます。
    また業務の目的ではなく事業の目的を書いてしまう人がいます。例えば交差点改良設計において「道路の安心安全な走行確保が目的である」だったら、業務が終わったら安心安全な走行が確保できていなければなりません。業務目的は業務が終わったら達成できているはずですからね。でもそれは工事が終わらないと実現しないことですね。
    一般に設計業務の目的は最適なスペックの提案です。材料とか構造とか形状とか行ったものの最適案の提案ですね。
  • 「あなたが果たした役割」に業務管理が入っていますか
    RCCMは管理技術者になれる資格ですから、業務管理ができる能力が求められます。したがって専門技術的な担当だけでなく業務管理を担当した経験が求められます。
  • 業務実施上の問題点対応は体系的管理技術力を駆使していますか
    この設問は管理技術力を評価するための設問です。
    (レベル1)業務のスムーズな遂行のための問題点対応であること
    (レベル2)業務管理上の問題点を管理技術力を駆使して解決していること
    (レベル3)その管理技術力は我流のものではなく体系的な管理技術力であること
    最低限レベル1はクリアしていないと合格は望めません。そしてレベル2クリアだと60点以上は望めないと思ってください。

問題Ⅰで不合格になることだけは避けて、できればトータル60点に届くようにここで得点を稼いでください。